【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、助手席でブレーキを操作することができる自動車の補助ブレーキ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
本発明者は、先に、助手席に補助ブレーキペダルを有する補助ブレーキ機構をセットし、補助ブレーキペダルの踏込み動作を操作ケーブルを用いて運転席に設けられるブレーキ作動機構に伝えて本来のブレーキを効かす自動車の補助ブレーキ装置を特許第２８０９３８７号として提案している。この補助ブレーキ装置は、取外し可能に取り付けできるものであるから、運転者が運転しようとする車に直接取り付けることができる。従って、新たに運転技術を習得しようとする者は勿論、再習得しようとするペーパードライバー等にとって好適なものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
この場合の操作ケーブルとしては、インナワイヤとアウタケーブルとからなる二重ケーブルを用いており、インナワイヤは補助ブレーキペダルとブレーキ奥方の固定点に連結し、アウタケーブルは補助ブレーキ機構の固定点とブレーキペダルに連結している。そして、補助ブレーキペダルの踏込み操作でアウタケーブルを動かしてブレーキペダルを押し込むようにしている。従って、インナワイヤをブレーキ奥方で固定点として保持する保持具にもっとも大きな力がかかり、これを強固に固定する必要がある。しかし、この個所は窮屈な上に適当な被取付部材等も存在しないから、その固定には非常に苦慮する。
【０００４】
本発明は、この課題を解決したものであり、保持具をいずれも二部材で保持することで強力な保持力を出せるようにしたものである。保持具を支える部材としては、一つはシート等に連繋されるステーであり、他の一つは、ハンドルガードに連繋するハンガーである。ところが、車種によってはハンドルガードが露出しておらず、これを利用できないことがある。その場合は、保持具を支える部材の他の一つとして、補助ブレーキ機構に連繋する連結フレームを用いるようにしている。
【０００５】
しかし、先の特許のものは、補助ブレーキ機構とブレーキ作動機構とを連結する連結フレームの取付け姿勢が固定化されていたから、この連結フレームを適用する自動車の種類、形式に応じたものにする必要があった。即ち、連結フレームは、搭乗者の邪魔にならないように設ける必要があり、それには、前面のインストルメントパネルの、それもできるだけ邪魔にならない個所に沿って横延させる必要がある。しかし、インストルメントパネルまでの高さや距離は自動車によって様々であるから、車種によっては、それに合った連結フレームを特別に製作する必要もあった。
【０００６】
勿論、従来の連結フレームも、高さ及び左右方向に伸縮可能にして位置調節ができるようにしていたが、補助ブレーキ機構との連結姿勢は固定されていたから、この位置調整構造だけでは十分にカバーしきれなかった。このため、本発明者は、補助ブレーキ機構と連結フレームとの連結姿勢を屈曲可能にできる案件を提案し（特願２０００−１２９３６６）、相応の効果を上げてきた。しかし、その後の研究により、連結フレームを従来のように二分割していたのでは、各々のものが長すぎて、取付け、収納、持ち運びに不便なことが判明した。
【０００７】
又、自動車の運転席廻りの構造、形状、寸法は、メーカーや車種によって種々のものがあるから、その多くのものに取り付けられ、しかも、運転時の各種の操作や視界に支障がないものにするには、上記した構成だけでは不十分なことも判明した。本発明は、このような課題に対処するものであって、要するに、連結フレームを使用する場合であっても、その形状・構造を工夫することで、補助ブレーキ装置をあらゆる自動車に極力邪魔にならないように、しかも簡単に取り付けることができるようにしたものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
以上の課題の下、本発明は、請求項１に記載した、助手席のフロアに置かれる補助ブレーキ機構の所定のブレーキ動作を操作ケーブルを介して運転席に設けられるブレーキペダルにブレーキ動作として伝える自動車の補助ブレーキ装置において、操作ケーブルをブレーキペダル奥方で保持する保持具を、幅方向と上下方向に調整可能なものにするとともに、この保持具を、シートを止めるシートボルト等との間に介在するステーと、ハンドルガードとの間に介在するハンガーとで支えたことを特徴とする自動車の補助ブレーキ装置を提供したものである。
【０００９】
請求項１の発明は、操作ケーブルをブレーキペダル奥方で保持する保持具を幅方向と上下方向及び前後方向に調整可能にしたものであるから、ブレーキペダル奥方の奥行や高さが車種によって違っていても、それに対応できる。又、保持具をステーとハンガーとの二部材で保持したものであるから、保持力が強固である。特に、ステーはできるだけ運転等の邪魔にならないようにセンターコンソール側に寄せることになり、これとブレーキペダルとの幅も車種によって違うから、保持具の幅方向の調整ができることは、大きな意味を有する。
【００１０】
又、本発明は、請求項２に記載した、助手席のフロアに置かれる補助ブレーキ機構の所定のブレーキ動作を操作ケーブルを介して運転席に設けられるブレーキペダルにブレーキ動作として伝える自動車の補助ブレーキ装置において、操作ケーブルをブレーキペダル奥方で保持する保持具を、幅方向と上下方向及び前後方向に調整可能なものにするとともに、この保持具を、シートを止めるシートボルト等との間に介在するステーと、センターコンソールを越えて補助ブレーキ機構側に連結する連結フレームとで支えたことを特徴とする自動車の補助ブレーキ装置を提供したものである。
【００１１】
請求項２の発明は、ブラケットに代えて補助ブレーキ機構に連結する連結フレームによったものである。車種によってはハンドルガードが露出していないものもあるから、これに対処したものである。この場合も、保持具はステーと連結フレームを介して助手席のフロア上に固定される補助ブレーキ機構の二部材で保持されるから、十分な保持力が出せる。
【００１２】
この連結フレームとしては、請求項３に記載した、幅が調整できてセンターコンソールの両側面に沿うコの字形をした中央フレームと、中央フレームの一端に伸縮可能に接続されて保持具に角度変更可能に連繋されるブレーキ用フレームと、中央フレームの他端に伸縮可能に接続されて補助ブレーキ機構に角度変更可能に連繋する補助ブレーキ用フレームとで構成することが考えられる。
【００１３】
これによると、連結フレームは三分割されるから、個々のフレームはあまり大きくならず、取扱、収納、運搬が便利である。加えて、中央フレームは、幅が調整できてセンターコンソールの両側面に沿うコの字形をしたものであるから、センターコンソール越えは、この中央フレームで行なえばよく、機器の邪魔にならない任意の場所を通すことができる。更に、両方のフレームは、これに伸縮可能に接続され、かつ角度調整も可能に連結されるものであるから、自動車の種類よるフロアの奥行の違いにも対応でき、所定の場所まで延ばすことができる。尚、以上は、ハンドルが進行方向の右側にある、所謂右ハンドルについてのものであるが、左ハンドルについても同様である。この場合は、補助ブレーキ機構とブレーキ作動機構が左右入れ替わるだけである。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。本発明に係る自動車の補助ブレーキ装置は、助手席に設けられる補助ブレーキ機構Ａと、運転席のブレーキペダルに作用するよう設けられるブレーキ作動機構Ｂと、両者を連結する操作ケーブル１とからなる。
【００１５】
図１はブレーキ作動機構Ｂを構成する保持具の斜視図、図２は補助ブレーキ機構Ａの側面図であるが、補助ブレーキ機構Ａは、フロアの上に置かれるフレーム２と、フレーム２に対して回動可能に設けられる補助ブレーキペダル３等からなるものである。補助ブレーキペダル３は、前後二股になったアーム体であり、その頂部がフレーム２の起立部２ａに設けられた水平軸４に回転可能に取り付けられており、後方のアーム体の後端にはペダル３ａが、又、前方のアーム体の下端には操作ケーブル１のインナワイヤ１ａを止めるホルダー３ｂが枢着されている。
【００１６】
ホルダー３ｂの後方には、アウタケーブル１ｂを止めるブロック５がフレーム２に設けられている。フレーム２の起立部２ａは運転席側に屈曲して横伸部２ｂとして延びており、その端部にはプレート６が取り付けられている。この場合のフレーム２は、裏面に滑り止めが付されたマットに固定されるようにしておけば、位置固定が強固になって好ましい。
【００１７】
図３はブレーキ作動機構Ｂの側面図、図４はその要部の側面図、図５は図４のＡーＡ断面図であるが、操作ケーブル１は、運転席のブレーキ作動機構Ｂまで延びており、そのインナワイヤ１ａは、ブレーキ作動機構Ｂを構成する保持具７によってプレーキペダル８の奥方で保持され、アウタケーブル１ｂは、ブレーキペダル８のアーム部８ａに連結されている。
【００１８】
図６は保持具７の斜視図であるが、この保持具７は、助手席側に位置するプレート９と、プレート９から窓側に延設された第１部材１０と、第１部材１０に伸縮可能に嵌挿される第２部材１１とからなる。このとき、第１部材１０の端にはハンドルで締緩操作できる締緩具１２が設けられており、これによって第２部材１１は第１部材１０に対して伸縮量が調整されて固定できるようになっている。勿論、第２部材１１は、嵌挿部で第１部材１０に対して回転させることができるから、第２部材１１は、第１部材１０に対して角度を変えることもできる。ブレーキペダル８のアーム部８ａの長さが違ったものにも対処できるようにするためである。
【００１９】
第２部材１１は、途中から略９０°折曲して前方に伸延しており、この部分の外面に前後に複数のタップ孔１３ａが形成された板材１３が固設されている。板材１３の外面には、同じく複数の孔１４ａが形成されたインナワイヤ１ａを固定するための固定プレート１４が上記したタップ孔１３ａを利用してビス等で止め付けられている。従って、各々の孔１３ａ、１４ａの位置を変えることで、固定プレート１４の前後位置は調整できるものになっている。アーム部８ａに対するインナワイヤ１ａの固定点を調整できるようにしたものである。更に、第１部材１０には下方に延びる下方部材１５も設けられている。
【００２０】
固定プレート１４の前端にはインナワイヤ１ａの端に設けられたネジ棒１６が取り付けられる。このネジ棒１６は、助手席側に突出するネジ部１７ａを有するワイヤホルダー１７に通されており、ネジ部１７ａは、固定プレート１４の先端に形成された孔１４ｂに挿入されて蝶ナット１８で締め付けられている。このワイヤホルダー１７は、固定プレート１４に対して回動可能になっている。又、ワイヤホルダー１７に対するネジ棒１６の位置を変えることもでき、これによってインナワイヤ１ａの張り具合が調整することができる。
【００２１】
アウタケーブル１ｂは、ブレーキペダル８のアーム部８ａに連結される。具体的には、アウタケーブル１ｂの端を保持するケーブルホルダー１９を下端に蝶ネジ２０で取り付けた回動プレート２１と、アーム部８ａの上部に取り付けられる取付金具２２に接続されて上延する取付プレート２３との上部をピン２４で枢着している。このとき、ケーブルホルダー１９は、回動プレート２１に対して回動できるようになっている。
【００２２】
取付金具２２は、アーム部８ａを抱持するようにあてがわれて前後と左右を蝶ネジ２５で締め付けられて固定されるものであり、取付プレート２３から前延するネジ部２３ａを取付金具２２の裏面（助手席側）に螺合して両者を一体化している。従って、取付プレート２３の取付金具２２に対する前後位置は調整できるものになっている。回動プレート２１は、ピン２４を中心に回動できることになるが、取付プレート２３に設けられるストッパ部２３ｂが回動プレート２１の前縁に当たっており、回動プレート２１は後方には回動できても前方には回動できないようになっている。
【００２３】
ペーパドライバーの指導等に際して助手席に座っている指導者が危険を感じたりして補助ブレーキ機構Ａのペダル３ａを踏み込むと、インナワイヤ１ａはアウタケーブル１ｂから引き出される（ペダル３ａから足を離すとフレーム２との間で張られているスプリング３ｃで元に戻るようになっている）。このとき、ブレーキ作動機構Ｂのインナワイヤ１ａは保持具７に止め付けられているから、アウタケーブル１ｂが前方に押し出される。すると、その力はケーブルホルダー１９を介して回動プレート２１に伝えられ、回動プレート２１はストッパ部２３ｂを押して取付プレート２３を押し込み、通常のブレーキ動作を起こさせる。
【００２４】
一方、運転者がブレーキペダル８を踏み込むと、プレーキペダル８は取付金具２２と取付プレート２３だけで押し込まれ、回動プレート２１や操作ケーブル１には影響を与えない。このとき、回動プレート２１のピン２４の位置を上方に配置してケーブルホルダー１９との距離を十分に確保していることから、プレーキペダル８の踏込み時にもケーブルホルダー１９の高さが変わることはない。但し、多少は上昇するが、ケーブルホルダー１９は回動プレート２１に対して回動可能であり、ワイヤホルダー１７は固定プレート１４に対して回動可能であるから、このときのインナワイヤ１ａの屈曲を極力抑え、踏込み抵抗の増大を抑制する。
【００２５】
更に、取付金具２２はアーム部８ａの上部に取り付けられていることから、踏込み時に足がこれに当たって邪魔になったりしない。尚、取付金具２２がアーム部８ａから外れたり、ずり落ちたりしては具合が悪いから、剣先ネジ２６で強く締め付けている。以上において、取付けのためのネジ類としては、すべて蝶ネジを用いている。工具等を使用すると車両の改造になるからであり、それを避けたものである（既製のボルト等の締緩には工具を使用することはかまわない）。
【００２６】
以上の保持具７は、操作ケーブル１の操作時に強い力を受けるから、強固に保持しておかなければならない。本発明では、これを二部材で保持するようにしており、一つは、シート２７を取り付けるためのシートボルト２８を利用したステー２９であり、他の一つは、ハンドル３０がステアリング部に至る途中をガードするハンドルガード３１を利用したハンガー３２によっている。
【００２７】
このうち、ステー２９は、フロア上を這うＬ字形部材であり、前方には上記した下方部材１５が嵌挿され、後方にはシートボルト２８に連結した取付部材３３が嵌挿されるものである。このとき、嵌挿部には上記した締緩具１２が設けられており、上下、前後の長さが調整できるようになってシート２７の位置や車種による違いに対応できるようになっている。このステー２９は、運転等の邪魔にならないように、センターコンソール３４に接近させて設置するが、固定プレート１４等の左右位置はブレーキペダル８との関係でその位置が決まっているから、第１部材１０と第２部材１１の伸縮量を調整して位置を合わせることになる。
【００２８】
ハンガー３２は、ハンドルガード３１に締め付けられる半割状の締付具３５とこの締付具３５に連結されるブラケット３６とからなるもので、ブラケット３６を上記した固定プレート１４に固定する。このときも、種々の車種にも対応できるようにするため、ブラケット３６は、締付具３５に対して左右に調整でき、固定プレート１４に対しては上下に調整できるようになっている。調整は長孔３６ａ等によるものであるが、このときの締付けネジも極力蝶ネジ２５等を使用するようにしている。
【００２９】
以上は、ハンドルガード３１が露出して利用できる場合であるが、利用できないときには、ハンガー３２に代えて補助ブレーキ機構Ａとの間を連結する連結フレーム３５を用いる。図７は連結フレーム３７の斜視図であるが、要するに、保持具７に係る荷重を連結フレーム３７を介して補助ブレーキ機構Ａに担わせるのであり、この意味から、連結フレーム３７は補助ブレーキ機構Ａに連結される限りどのようなものであってもよい。しかし、より好ましいのは、連結フレーム３７を、三分割する方法であり、本例では、中央フレーム３７ａと、中央フレーム３７ａと補助ブレーキ機構Ａを連繋する助手席側の補助ブレーキ用フレーム３７ｂと、中央フレーム３７ａとブレーキ作動機構Ｂを連結する運転席側のブレーキ用フレーム３７ｃとからなる。
【００３０】
このうち、中央フレーム３７ａはコの字形をしており、他のフレーム３７ｂ、３７ｃは直線状をしている。いずれのフレーム３７ａ〜３７ｃともパイプで構成されており、内外嵌挿して接続されるようになっている。このときの嵌挿代（伸縮量）は調整できるようになっており、両フレーム３７ｂ、３７ｃは中央フレーム３７ａに対して出し入れができるようになっている。
【００３１】
このときの出し入れ量を調整して固定するために、中央フレーム３７ａの両端部には上記した締緩具１２が設けられている。中央フレーム３７ａの幅はセンターコンソール３４の幅よりは大きいことが条件であり、この幅が車種等で違っていても対応できるように、左右に二分割してその接続部に上記した締緩具１２を有する内外嵌挿構造を採用して幅方向に調整できるようにしている。このときの中央フレーム３７ａは、センターコンソール３４の側面に沿うようできるだけ狭めるのが邪魔になる度合いが少なくて好ましい。
【００３２】
ブレーキ用フレーム３７ｃの先端（下端）は、上記した保持具７のプレート９にボルト３８で止め付けられる。このとき、ブレーキ用フレーム３７ｃはプレート９に対して角度が変えられ、かつ中央フレーム３７ａに対して上下位置が変えられるから、中央フレーム３７ａを邪魔にならない位置に通すことができる。多くの場合、ハンドル３０の下方でインストルメントパネル３９に沿ったラインを通すことになる。又、最近のワゴン車や小型ワゴン車では、シフトレバー４０がハンドル３０の側方の高い位置にあってその下方にコラムが形成されているから、このコラムの後縁に沿ったラインを通すことになる。
【００３３】
次に、補助ブレーキ用フレーム３７ｂであるが、これは、補助ブレーキ機構Ａのフレーム２の横伸部２ｂの端に設けられたプレート６にボルト４１で固定すればよい。このときも、補助ブレーキ用フレーム３７ｂの中央フレーム３７ａに対する出し入れ量とプレート６との角度調整で中央フレーム３７ａの位置や角度に対応したものにできる。
【００３４】
連結フレーム３７をこのように三分割することにより、センターコンソール３４を越えるのは中央フレーム３７ａのみにし、補助ブレーキ用フレーム３７ｂやブレーキ用フレーム３７ｃはインストルメントパネル３９の下方空間に押し込んでおくことができる。従って、ダッシュポットの前面を通らせる必要がなく、これを開閉することができる。又、中央フレーム３７ａは補助ブレーキ用フレーム３７ｂやブレーキ用フレーム３７ｃに対して角度や高さが変更可能であるから、ハンドル３０やシフトレバー４０を避けてもっとも邪魔にならない位置を通すことができる。更に、三分割することにより、組立てに際しての車内への持込みが容易になるし、保管、収納、持ち運びも便利になる。
【００３５】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、操作ケーブルをブレーキペダル奥方で保持する保持具を幅方向と上下方向及び前後方向に調整可能にしたものであるから、ブレーキペダル奥方の奥行や高さが車種によって違っていても、それに対応できる。又、保持具をステーとハンガー又は連結フレームの二部材で保持したものであるから、保持力が強固であり、操作ケーブルから派生する荷重に耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る保持具をハンガーで保持する状態を示す斜視図である。
【図２】本発明に係る補助ブレーキ機構の側面図である。
【図３】本発明に係るブレーキ作動機構の側面図である。
【図４】本発明に係るブレーキ作動機構の要部の側面図である。
【図５】本発明に係るブレーキ作動機構を示す図４のＡーＡ断面図である。
【図６】本発明に係る保持具の斜視図である。
【図７】本発明に係る保持具を連結フレームで保持する状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
Ａ 補助ブレーキ機構
Ｂ ブレーキ作動機構
１ 操作ケーブル
７ 保持具
１２ ブレーキペダル
２７ シート
２８ シートボルト
２９ ステー
３１ ハンドルガード
３２ ハンガー
３７ 連結フレーム
３７ａ 中央フレーム
３７ｂ 補助ブレーキ用フレーム
３７ｃ ブレーキ用フレーム[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to an auxiliary brake device for an automobile that can operate a brake in a passenger seat.
[0002]
[Prior art]
The inventor previously sets an auxiliary brake mechanism having an auxiliary brake pedal in the passenger seat, and transmits the depression operation of the auxiliary brake pedal to a brake operation mechanism provided in the driver's seat using an operation cable to control the original brake. An auxiliary brake device for an automobile that works is proposed in Japanese Patent No. 2880987. Since this auxiliary brake device can be detachably mounted, it can be directly mounted on a vehicle to be driven by a driver. Therefore, it is suitable for a paper driver or the like who wants to re-learn the course, as well as a person who wants to learn a new driving technique.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In this case, a double cable consisting of an inner wire and an outer cable is used as the operation cable, the inner wire is connected to the auxiliary brake pedal and a fixed point at the back of the brake, and the outer cable is connected to the fixed point of the auxiliary brake mechanism and the brake pedal. It is connected to. The outer cable is moved by depressing the auxiliary brake pedal to depress the brake pedal. Therefore, the greatest force is applied to the holder that holds the inner wire as a fixed point behind the brake, and it is necessary to firmly fix the inner wire. However, since this portion is cramped and there is no suitable attached member, it is very difficult to fix it.
[0004]
The present invention has been made to solve this problem, and a strong holding force can be obtained by holding both holders with two members. One of the members for supporting the holder is a stay connected to a seat or the like, and the other is a hanger connected to the handle guard. However, depending on the type of vehicle, the steering wheel guard is not exposed and may not be used. In that case, a connecting frame linked to the auxiliary brake mechanism is used as another member supporting the holder.
[0005]
However, in the above-mentioned patent, the mounting posture of the connecting frame that connects the auxiliary brake mechanism and the brake operating mechanism is fixed, so it is necessary to make the connecting frame applicable to the type and type of the vehicle to which the connecting frame is applied. there were. That is, the connecting frame must be provided so as not to obstruct the occupant, and it is necessary to extend the connecting frame along a portion of the front instrument panel which also obstructs as little as possible. However, since the height and distance to the instrument panel vary depending on the vehicle, it was necessary to specially manufacture a connecting frame suitable for the vehicle type.
[0006]
Of course, the conventional connection frame was also designed to be adjustable in height and in the left-right direction so that the position could be adjusted.However, since the connection posture with the auxiliary brake mechanism was fixed, this position adjustment structure alone could cover enough. I couldn't finish. For this reason, the present inventor has proposed a case in which the connection posture between the auxiliary brake mechanism and the connection frame can be bent (Japanese Patent Application No. 2000-129366), and has achieved a corresponding effect. However, subsequent research has shown that if the connecting frame were divided into two parts as in the prior art, each one would be too long and would be inconvenient to install, store, and carry.
[0007]
Also, the structure, shape and dimensions of the driver's seat around the driver vary depending on the manufacturer and the type of vehicle, so they can be attached to many of them and have no hindrance to the various operations and visibility during driving. It was also found that the above-described configuration alone was not sufficient to achieve this. The present invention addresses such a problem. In short, even when a connecting frame is used, by devising its shape and structure, the auxiliary brake device does not hinder any automobile as much as possible. Thus, it can be easily mounted.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above problems, the present invention transmits a predetermined brake operation of an auxiliary brake mechanism placed on a floor of a passenger seat as a brake operation to a brake pedal provided in a driver seat via an operation cable. In an auxiliary brake device for an automobile, a holding device that holds an operation cable behind a brake pedal is adjustable in a width direction and a vertical direction, and the holding device is interposed between a seat bolt and the like that stops a seat. The present invention provides an auxiliary brake device for an automobile, wherein the auxiliary brake device is supported by a stay which is provided and a hanger interposed between a handle guard.
[0009]
According to the first aspect of the present invention, since the holder for holding the operation cable in the depth direction of the brake pedal is adjustable in the width direction, the vertical direction, and the front-back direction, the depth and height of the depth of the brake pedal differ depending on the vehicle type. But we can handle it. In addition, since the holder is held by the stay and the hanger, the holding force is strong. In particular, the stay will be moved to the center console side as much as possible without disturbing driving etc. Since the width of this and the brake pedal also differs depending on the vehicle type, it is important to be able to adjust the width direction of the holding tool. .
[0010]
According to a second aspect of the present invention, there is provided an auxiliary brake for an automobile which transmits a predetermined brake operation of an auxiliary brake mechanism placed on a floor of a passenger seat as a brake operation to a brake pedal provided in a driver seat via an operation cable. In the device, the holding device for holding the operation cable in the back of the brake pedal is adjustable in the width direction, the vertical direction, and the front-back direction, and the holding device is interposed between a seat bolt and the like for stopping the seat. An auxiliary brake device for an automobile is provided which is supported by a stay and a connection frame connected to an auxiliary brake mechanism side beyond a center console.
[0011]
The invention according to claim 2 is based on a connecting frame connected to an auxiliary brake mechanism instead of the bracket. In some models, the handlebar guards are not exposed, so this was addressed. Also in this case, since the holding tool is held by the two members of the auxiliary brake mechanism fixed on the floor of the passenger seat via the stay and the connection frame, a sufficient holding force can be obtained.
[0012]
The connecting frame has a U-shaped central frame having an adjustable width and a U-shape along both side surfaces of the center console. It is conceivable that the brake frame is constituted by a brake frame which is connected as possible as possible and an auxiliary brake frame which is connected to the other end of the central frame so as to be extendable and contractable and is connected to the auxiliary brake mechanism so as to be able to change its angle.
[0013]
According to this, since the connecting frame is divided into three, the individual frames are not so large, and handling, storage, and transportation are convenient. In addition, since the center frame has a U-shape that can be adjusted in width and runs along both sides of the center console, the center frame can be passed over this center frame, and can be placed anywhere that does not interfere with the equipment. Can be passed through. Further, since both frames are connected to the frame so as to be able to expand and contract and can also be adjusted in angle, it can cope with the difference in the depth of the floor depending on the type of car, and can be extended to a predetermined place. it can. The above description is for the so-called right handle, in which the handle is on the right side in the traveling direction, but the same applies to the left handle. In this case, the auxiliary brake mechanism and the brake actuating mechanism are merely interchanged.
[0014]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. The auxiliary brake device for an automobile according to the present invention includes an auxiliary brake mechanism A provided in a passenger seat, a brake operating mechanism B provided to act on a brake pedal in a driver seat, and an operation cable 1 connecting the both.
[0015]
FIG. 1 is a perspective view of a holder constituting a brake operation mechanism B, and FIG. 2 is a side view of an auxiliary brake mechanism A. The auxiliary brake mechanism A has a frame 2 placed on a floor and a frame 2. The auxiliary brake pedal 3 is provided rotatably. The auxiliary brake pedal 3 is a forked bifurcated arm body, the top of which is rotatably mounted on a horizontal shaft 4 provided on an upright portion 2a of the frame 2, and a rear end of a rear arm body. A pedal 3a and a holder 3b for stopping the inner wire 1a of the operation cable 1 are pivotally mounted at the lower end of the front arm body.
[0016]
A block 5 for stopping the outer cable 1b is provided on the frame 2 behind the holder 3b. The upright portion 2a of the frame 2 is bent toward the driver's seat and extends as a laterally extended portion 2b, and a plate 6 is attached to an end thereof. In this case, it is preferable that the frame 2 be fixed to a mat having a non-slip surface on the back side, so that the position can be firmly fixed.
[0017]
3 is a side view of the brake operating mechanism B, FIG. 4 is a side view of a main part thereof, and FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line AA in FIG. 4. The operation cable 1 extends to the brake operating mechanism B in the driver's seat. The inner wire 1a is held at the back of the brake pedal 8 by a holder 7 constituting a brake operating mechanism B, and the outer cable 1b is connected to the arm 8a of the brake pedal 8.
[0018]
FIG. 6 is a perspective view of the holder 7. The holder 7 includes a plate 9 located on the passenger seat side, a first member 10 extending from the plate 9 to the window side, and a telescopic member. And a second member 11 to be inserted as much as possible. At this time, a tightening / releasing tool 12 that can be operated by a handle is provided at an end of the first member 10, so that the second member 11 can be fixed to the first member 10 by adjusting the amount of expansion and contraction with respect to the first member 10. It has become. Of course, since the second member 11 can be rotated with respect to the first member 10 by the insertion portion, the angle of the second member 11 with respect to the first member 10 can also be changed. This is to make it possible to deal with a case where the length of the arm portion 8a of the brake pedal 8 is different.
[0019]
The second member 11 is bent approximately 90 ° from the middle and extends forward, and a plate member 13 having a plurality of tapped holes 13a formed in front and rear is fixedly provided on an outer surface of this portion. A fixing plate 14 for fixing the inner wire 1a, also having a plurality of holes 14a, is fixed to the outer surface of the plate 13 with screws or the like using the above-described tap holes 13a. Therefore, by changing the positions of the holes 13a and 14a, the front and rear positions of the fixing plate 14 can be adjusted. The fixing point of the inner wire 1a to the arm 8a can be adjusted. Further, the first member 10 is also provided with a lower member 15 extending downward.
[0020]
A screw rod 16 provided at the end of the inner wire 1a is attached to the front end of the fixing plate 14. The threaded rod 16 is passed through a wire holder 17 having a threaded portion 17 a protruding toward the passenger seat. The threaded portion 17 a is inserted into a hole 14 b formed at the tip of the fixing plate 14 and is connected to a wing nut 18. It is tightened. This wire holder 17 is rotatable with respect to the fixed plate 14. In addition, the position of the screw rod 16 with respect to the wire holder 17 can be changed, whereby the tension of the inner wire 1a can be adjusted.
[0021]
The outer cable 1b is connected to the arm 8a of the brake pedal 8. Specifically, a cable holder 19 holding an end of the outer cable 1b is attached to a lower end thereof with a thumbscrew 20 and a rotating plate 21 attached to a mounting bracket 22 attached to an upper portion of the arm 8a. The upper part of the plate 23 is pivotally connected to the plate 23 by pins 24. At this time, the cable holder 19 can rotate with respect to the rotation plate 21.
[0022]
The mounting bracket 22 is applied so as to hold the arm portion 8a, and is fixed by being fastened front and rear and right and left with a thumbscrew 25. The mounting bracket 22 has a screw portion 23a extending forward from the mounting plate 23. Are screwed to the back surface (passenger seat side) of the vehicle. Therefore, the front-back position of the mounting plate 23 with respect to the mounting bracket 22 can be adjusted. The rotation plate 21 can rotate around the pin 24, but the stopper 23b provided on the mounting plate 23 contacts the front edge of the rotation plate 21, and the rotation plate 21 can rotate rearward. Cannot rotate forward.
[0023]
When the instructor sitting in the front passenger seat feels danger when instructing the paper driver or the like and depresses the pedal 3a of the auxiliary brake mechanism A, the inner wire 1a is pulled out from the outer cable 1b. 2 is returned by a spring 3c stretched between them. At this time, since the inner wire 1a of the brake operating mechanism B is fixed to the holder 7, the outer cable 1b is pushed forward. Then, the force is transmitted to the rotating plate 21 via the cable holder 19, and the rotating plate 21 pushes the stopper 23b to push the mounting plate 23, thereby causing a normal braking operation.
[0024]
On the other hand, when the driver depresses the brake pedal 8, the brake pedal 8 is pushed by only the mounting bracket 22 and the mounting plate 23, and does not affect the rotating plate 21 or the operation cable 1. At this time, since the position of the pin 24 of the rotating plate 21 is arranged upward to secure a sufficient distance from the cable holder 19, the height of the cable holder 19 changes even when the brake pedal 8 is depressed. There is no. However, the cable holder 19 is rotatable with respect to the rotation plate 21 and the wire holder 17 is rotatable with respect to the fixed plate 14, although slightly elevated, so that the inner wire 1 a is bent at this time. It is suppressed as much as possible, and the increase in stepping resistance is suppressed.
[0025]
Furthermore, since the mounting bracket 22 is mounted on the upper part of the arm portion 8a, the foot does not hit the foot when stepping on and is not in the way. If the mounting bracket 22 comes off or slips off from the arm 8a, it is inconvenient. In the above description, thumb screws are all used as screws for mounting. This is because using a tool or the like results in a modification of the vehicle, which is avoided (a tool can be used for tightening and loosening a ready-made bolt or the like).
[0026]
Since the above-mentioned holder 7 receives a strong force when operating the operation cable 1, it must be held firmly. In the present invention, this is held by two members, one is a stay 29 using a seat bolt 28 for attaching the seat 27, and the other is a handle 30 reaching the steering portion. The hanger 32 uses a handle guard 31 for guarding the way.
[0027]
The stay 29 is an L-shaped member crawling on the floor. The lower member 15 described above is fitted in the front, and the mounting member 33 connected to the seat bolt 28 is fitted in the rear. At this time, the above-mentioned tightening and loosening tool 12 is provided in the fitting / inserting portion, so that the length of the seat 27 can be adjusted up and down, and front and rear, so that it can cope with differences depending on the position of the seat 27 and the type of vehicle. The stay 29 is installed close to the center console 34 so as not to hinder driving or the like. However, since the left and right positions of the fixed plate 14 and the like are determined in relation to the brake pedal 8, the first stay The position is adjusted by adjusting the amount of expansion and contraction of the member 10 and the second member 11.
[0028]
The hanger 32 includes a half-shaped fastening tool 35 fastened to the handle guard 31 and a bracket 36 connected to the fastening tool 35, and fixes the bracket 36 to the above-described fixing plate 14. At this time, the bracket 36 can be adjusted to the left and right with respect to the fastener 35 and can be adjusted to be up and down with respect to the fixing plate 14 in order to cope with various types of vehicles. The adjustment is performed by the long hole 36a or the like, and the tightening screw at this time uses the thumb screw 25 or the like as much as possible.
[0029]
The above is a case where the handle guard 31 is exposed and can be used. When the handle guard 31 cannot be used, the connecting frame 35 for connecting with the auxiliary brake mechanism A is used instead of the hanger 32. FIG. 7 is a perspective view of the connection frame 37. In short, the load on the holder 7 is carried by the auxiliary brake mechanism A via the connection frame 37. In this sense, the connection frame 37 is connected to the auxiliary brake mechanism A. Any structure may be used as long as it is connected to. However, a more preferable method is to divide the connection frame 37 into three parts. In this example, the center frame 37a, and the auxiliary brake frame 37b on the front passenger seat that connects the center frame 37a and the auxiliary brake mechanism A, It is composed of a center frame 37a and a driver-side brake frame 37c for connecting the brake operating mechanism B.
[0030]
Among them, the central frame 37a has a U-shape, and the other frames 37b and 37c have a linear shape. Each of the frames 37a to 37c is formed of a pipe, and is fitted and connected inside and outside. At this time, the insertion allowance (the amount of expansion and contraction) can be adjusted, and both frames 37b and 37c can be moved in and out of the center frame 37a.
[0031]
At this time, the above-mentioned tightening and loosening tools 12 are provided at both ends of the central frame 37a in order to adjust and fix the amount of insertion and removal. The width of the center frame 37a is required to be larger than the width of the center console 34. Even if the width differs depending on the type of the vehicle, the width of the center frame 37a is divided into two right and left parts, and the above-mentioned fasteners are provided at the connection parts. An inner / outer fitting structure having 12 is adopted to enable adjustment in the width direction. At this time, it is preferable that the center frame 37a be narrowed as much as possible along the side surface of the center console 34 because the degree of hindrance is small.
[0032]
The front end (lower end) of the brake frame 37c is fixed to the plate 9 of the holder 7 with a bolt 38. At this time, the angle of the brake frame 37c with respect to the plate 9 is changed, and the vertical position of the brake frame 37c is changed with respect to the center frame 37a. Therefore, the center frame 37a can be passed through a position that does not interfere. In many cases, a line along the instrument panel 39 will be passed below the handle 30. In recent wagons and small wagons, since the shift lever 40 is located at a high position beside the handle 30 and a column is formed below the shift lever 40, it is necessary to pass a line along the rear edge of the column. become.
[0033]
Next, the auxiliary brake frame 37b may be fixed to the plate 6 provided at the end of the laterally extending portion 2b of the frame 2 of the auxiliary brake mechanism A with a bolt 41. Also at this time, the position and angle of the central frame 37a can be adjusted by adjusting the amount of the auxiliary brake frame 37b with respect to the central frame 37a and the angle between the plate 6 and the central frame 37a.
[0034]
By dividing the connecting frame 37 into three parts in this manner, only the center frame 37a passes over the center console 34, and the auxiliary brake frame 37b and the brake frame 37c are pushed into the space below the instrument panel 39. it can. Therefore, it is not necessary to pass through the front of the dash pot, and it can be opened and closed. Further, since the angle and height of the center frame 37a can be changed with respect to the auxiliary brake frame 37b and the brake frame 37c, the center frame 37a can pass through the position that is least obstructive, avoiding the handle 30 and the shift lever 40. Further, by dividing into three parts, it is easy to bring the vehicle into the vehicle at the time of assembling, and storage, storage, and carrying are also convenient.
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the holding member that holds the operation cable in the depth direction of the brake pedal is adjustable in the width direction, the up-down direction, and the front-rear direction, the depth and height in the depth direction of the brake pedal differ depending on the vehicle model. Even if it is, it can respond to it. Further, since the holding tool is held by the stay and the hanger or the connecting frame, the holding force is strong, and it can withstand the load derived from the operation cable.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a state in which a holder according to the present invention is held by a hanger.
FIG. 2 is a side view of an auxiliary brake mechanism according to the present invention.
FIG. 3 is a side view of the brake operating mechanism according to the present invention.
FIG. 4 is a side view of a main part of the brake operating mechanism according to the present invention.
FIG. 5 is a sectional view taken along the line AA of FIG. 4 showing the brake operating mechanism according to the present invention.
FIG. 6 is a perspective view of a holder according to the present invention.
FIG. 7 is a perspective view showing a state in which the holding tool according to the present invention is held by the connecting frame.
[Explanation of symbols]
A Auxiliary brake mechanism B Brake operating mechanism 1 Operation cable 7 Holder 12 Brake pedal 27 Seat 28 Seat bolt 29 Stay 31 Handle guard 32 Hanger 37 Connecting frame 37a Central frame 37b Auxiliary brake frame 37c Brake frame
