JP2004345245A - 捺印装置 - Google Patents

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JP2004345245A JP2003145368A JP2003145368A JP2004345245A JP 2004345245 A JP2004345245 A JP 2004345245A JP 2003145368 A JP2003145368 A JP 2003145368A JP 2003145368 A JP2003145368 A JP 2003145368A JP 2004345245 A JP2004345245 A JP 2004345245A
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Akinori Yamagishi
昭徳 山岸
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Shibuya Corp
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】捺印装置へのインクの供給を自動的に行い、しかも、正確な量を供給できるようにする。
【解決手段】含浸ローラ2、第1転写ローラ6、第2転写ローラ10および印字ホルダ14が、それぞれ直立した回転軸4、8、12、26に取り付けられて回転する。前記各ローラ2、6、10、14が順次接触して回転しており、含浸ローラ2に供給されたインクが第1転写ローラ6に移され、第1転写ローラ6のインクが第2転写ローラ10に移される。さらに、このインクは印字ホルダ14の凸面(活字16の表面)に供給され、容器に貼り付けられる前のラベルに捺印される。前記含浸ローラ2に向かってインキを噴射する吐出ガン38が設けられている。この吐出ガン38は、含浸ローラ2の、第1転写ローラ6に接触する位置Aの直前の位置Bで、前記印字ホルダ14の凸面(活字)16とほぼ同じ高さ、またはそのやや上方にインクを吹き付ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、捺印装置に係り、特に、ラベラやケーサ等のような物品を搬送しつつ処理を行う装置に設けられた捺印装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、ラベラ(ラベル貼機)に設けられた印刷装置が記載されている。このラベラの印刷装置は、印刷用の活字を保持する印刷マットを有する印刷胴と、この印刷マットにインキをつけるインキロールを備えている。インキロールは、垂直軸の上端に調整可能に取り付けられており、使用するインキを含浸させた合成材料製の多孔性ロールから前記印刷マットにインキを付けるようになっている。
【0003】
前記特許文献1に記載されたラベラの印刷装置は、インクを含浸させたインクロールのインクが切れた場合には、その都度インクロールを交換するか、あるいは、人手により、所定時間毎にはけ等によってインクロールにインクを塗布しなければならなかった。
【0004】
前述のようにインクロールを交換したり、人手によってインクを塗布することによりインクを補給することは、煩雑で時間がかかるため、自動的に一定量のインクを供給するようにした装置もすでに提案されている(例えば、特許文献2および特許文献3参照)。特許文献2に記載されたインク供給装置は、インク収容装置内に入れたインクを、ニードル弁の開放により定量供給を行い、このインクを、流通路を通して水平軸の内部に送り、水平軸の回動とともにノズルから周囲にインクを噴出してつる巻バネに乗り移らせ、つる巻きバネの接触によりフェルトローラに塗りつけることにより補給している。
【0005】
また、特許文献3には、ゴム印にインクを供給するインク付けローラが、回転軸(水平な回転軸)に支持された多孔質のローラ本体と、ローラ本体の表面に設けられた溶剤浸透性固形染料の層を備えており、溶剤が溶剤槽からパイプを経てローラ本体内に滴下され、ローラ本体の多孔質部分を透過し、固形染料層に浸透し表面まで浸出する構成のインク付けローラが記載されている。
【0006】
【特許文献1】
特公昭59−44252号公報(第7−9頁、図2)
【特許文献2】
実公昭50−33206号公報(第1−2頁、図1)
【特許文献3】
特公昭52−24886号公報(第1頁、図2)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献2および特許文献3に記載された構成では、自動的にインクを供給することができるようになっているが、これらの構成は、インクロールが直立した軸に設けられている場合には適用できないという問題があった。また、例えば、インクローラの上面にインクを落下させる構成にした場合には、捺印部に到達するまでに時間がかかる上、貯留量の変化によって供給量が変わってしまうので、吐出インク量の正確な調整ができないという問題もあった。
【0008】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、直立した回転軸に支持されているインク含浸ローラにインクを供給する場合でも、自動的にしかも確実に正確な量のインクを供給することが可能な捺印装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した発明にかかる捺印装置は、インクの吸収体を有するインク含浸ローラと、物品に捺印する凸面を有する印字ホルダと、前記インク含浸ローラからインクを受け取って印字ホルダの前記凸面に供給する転写ローラとを、それぞれ直立した回転軸に支持させ、前記含浸ローラが吸収したインクを転写ローラを介して印字ホルダの凸面に受け渡して物品に捺印するものであって、さらに、所定量のインクを噴射可能な吐出ガンを設け、前記含浸ローラの、印字ホルダに設けられた凸面の高さに相当する位置またはそれよりやや高い位置に、前記吐出ガンによりインクを供給するようにしたものである。
【0010】
この発明にかかる捺印装置では、インク含浸ローラから転写ローラにインクを移し、さらにこの転写ローラから印字ホルダに保持されている活字等の凸部にインクを供給して、容器等の物品に捺印する。インク含浸ローラには、吐出ガンからインクを噴射して補充するが、印字ホルダの凸部とほぼ同じ高さかそのやや上方の位置にインクを噴射するので、必要量のインクが確実に印字ホルダに供給され、無駄になることもない。
【0011】
また、請求項2に記載の発明に係る捺印装置は、前記吐出ガンが、含浸ローラと転写ローラとが互いに内側に向かって回転していく接触部の近くにインクを付着させることを特徴とするものである。
【0012】
この発明では、含浸ローラの、インクが噴射されて付着した位置が、その後すぐに転写ローラとの間に挟み込まれるので、流れ落ちたりすることなく直ちに含浸ローラに吸収される。
【0013】
さらに、請求項3に記載の発明に係る捺印装置は、前記吐出ガンの吐出タイミングを、吐出ごとにずらすことを特徴とするものである。
【0014】
この発明に係る捺印装置では、吐出ガンから噴射されるインクが、一回ごとにタイミングをずらしているので、インクを含浸ローラの全周面にむら無く吸収させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係る捺印装置の縦断面図、図2はその要部の平面図である。この実施の形態の捺印装置は、ラベラに設けられており、容器等の物品に貼り付けられるラベルに捺印を行う。
【0016】
図において、2は直立した回転軸4に取り付けられて回転するインク含浸ローラであり、周囲にインクの吸収体を有している。このインク含浸ローラ2は、物品に捺印するインクの色種が変更されたときには交換される。
【0017】
インク含浸ローラ2に隣接して第1の転写ローラ6が配置されている。この第1転写ローラ6も、直立した回転軸8に取り付けられて回転する。第1転写ローラ6は、例えばアルミ等の素材からなり、その外周面が前記インク含浸ローラ2のインク吸収体の外面に接触した状態で回転する。インク含浸ローラ2と第1転写ローラ6とが互いに接触して回転することにより、含浸ローラ2のインク吸収体の吸収しているインクが第1転写ローラ6の外周面に移される。
【0018】
前記第1転写ローラ6に隣接して第2転写ローラ10が配置されている。この第2転写ローラ10も、前記含浸ローラ2および第1転写ローラ6と同様に直立した回転軸12に取り付けられて回転する。第2転写ローラ10もアルミ等の素材からなり、その外周面が前記第1転写ローラ6の外周面に接触した状態で回転する。この第2転写ローラ10は、後に説明する印字ホルダ14に保持されている活字16の高さとほぼ同じ高さの部分10aが外周に突出しており、この突出部10aが前記第1転写ローラ6に接触する。前記第1転写ローラ6とこの第2転写ローラ10の突出部10aとが互いに接触して回転することにより、第1転写ローラ6がインク含浸ローラ2から受け取ったインクを第2転写ローラ10に引き渡す。
【0019】
前記第2転写ローラ10の回転軸12は、下方まで延長されており、その中間部12aおよび下部12bがそれぞれボールベアリング18、20に支持されている。この第2転写ローラ10の回転軸12は駆動軸になっており、図示しない駆動源に接続されて回転駆動される。第2転写ローラ10の回転軸12の中間部12aよりもやや上方にギヤ22が固定されており、前記第1転写ローラ6の回転軸8に固定されているギヤ24に噛み合って回転を伝達する。
【0020】
前記第2転写ローラ10に隣接して印字ホルダ14が配置されている。この印字ホルダ14も前記各回転軸4、8、12と平行な直立した回転軸26に取り付けられている。印字ホルダ14の回転軸26も、下部26aがボールベアリング28によって回転自在に支持されており、その中間部の外周面に固定されたギヤ29が、前記第2転写ローラ10の回転軸12に固定されたギヤ22に噛み合っている。
【0021】
印字ホルダ14は、ゴム製の活字16を保持しており、この活字16が印字ホルダ14の外面上に突出した凸面を形成している。この活字16は、前記第2転写ローラ10の突出部10aに接触しつつ回転することにより、前記含浸ローラ2および第1転写ローラ6から順次受け渡されてきたインクが供給される。第2転写ローラ10からインクが供給された活字16が、ラベルに押しつけられることにより、このラベルに捺印される。
【0022】
前記インク含浸ローラ2には、所定量のインクが自動的に供給されるようになっており、そのインクを供給する機構について説明する。インクを入れたインク容器30が、密封された加圧タンク32内に収容されている。この加圧タンク32は、内部が見えるように透明な素材からなるケース32aと、その上面を覆う蓋32bからなっており、これらケース32aと蓋32bとが図示しないガスケットを介在させてクランプにより締結されている。加圧タンク32の内部は、エアチューブ34を介して図示しない圧力エア源に接続されており、このエアチューブ34から、レギュレータにより調圧されたエアが導入されて、所定の圧力に保持されている。
【0023】
インク容器30はインクが凝固することを防止するために口30aが狭くなっており、この口30aから内部にインクチューブ36が挿入されている。インクチューブ36の外部側は、前記インク含浸ローラ2の方向を向けて配置されたインク吐出用のガン38に接続されており、レギュレータにより調圧されたインクが、インクチューブ36を介してこの吐出ガン38に供給される。
【0024】
吐出ガン38は、ガン本体40内に摺動可能に嵌合したニードル弁42と、このニードル弁42を押圧する復帰用スプリング44とを備えている。ガン本体40の先端面にはインキ吐出口(ノズル)40aが形成されており、ニードル弁42の非作動時には、スプリング44に押されたニードル弁42の先端42aがこの吐出口40aに嵌合して封止している。
【0025】
ガン本体40内の、ニードル弁42の先端部42a寄りの外周側に、吐出圧室46が形成されており、前記インク供給用のチューブ36は、ガン本体40に形成された供給ポート40bを介してこの吐出圧室46に接続されて、この吐出圧室46内にインクを供給している。前記ガン本体40の吐出圧室46よりも後方側にニードル弁42駆動用のパイロットエアが導入されるようになっており、ガン本体40に設けられたパイロットポート40cからニードル弁42の外周面に形成された環状溝(パイロット圧室)42bにパイロットエアが導入される。この環状溝42bに導入されるパイロットエアによりニードル弁42が後退すると、前記吐出口40aが開き、吐出圧室46から所定量のインクがビード状(図1中の符号B参照)に吐出される。なお、復帰用スプリング44が収容された室48は、ポート40dを介して大気に開放されている。
【0026】
前記吐出ガン38は、図2に示すように、インク含浸ローラ2が回転に伴って第1転写ローラ6と接触を開始する位置Aの直前の位置Bにインクを噴射するようになっている。この位置Bに吹き付けることにより、インクはすぐに第1転写ローラ6との間に挟み込まれて含浸ローラ2の吸収体に吸収される。また、この吐出ガン38の吐出口40aは、含浸ローラ2のインクが噴射される位置Bに接近させて配置する。なお、この実施の形態では、インクをビード状にして一定量ずつ飛ばすようになっているが、噴霧することもできる。このように霧状にして噴射する場合には、含浸ローラ2に付着する前に飛散しないように、できるだけ含浸ローラ2に接近した位置から噴射することが好ましい。
【0027】
さらに、前記インクを付着させる高さは、印字ホルダ14に保持されている活字16の高さとほぼ同じ高さ、またはややその上方に位置している。この吐出ガン38は、その設置高さを変えることにより、含浸ローラ2へインクを吹き付ける位置を調節できるようになっている。また、吐出ガン38の噴射方向(上下方向および左右方向の角度)を調整できるようにしても良い。
【0028】
この実施の形態では、インク含浸ローラ2の直径が、転写ローラ6、10および印字ホルダ14よりも小さくなっている。これは、吐出ガン38から噴射されるインクの付着位置を徐々にずらしてインク吸収むらを低減するためである。なお、インクの付着位置を徐々にずらすためには、吐出ガン38の吐出タイミングを制御するようにしても良い。
【0029】
以上の構成に係る捺印装置の作動について説明する。加圧タンク32内に収容されているインク容器30には、インクチューブ36が挿入されており、加圧タンク32内の圧力によって、インク容器30内のインクがインクチューブ36を通ってインク吐出用のガン38に送られている。この吐出ガン38は、吐出口40aの背後に吐出圧室46が形成されており、調圧された所定の圧力でこの吐出圧室46にインクが供給されている。
【0030】
また、ニードル弁42の後部に形成された環状溝42b内にパイロット圧が導入されるようになっており、圧縮エアをこの環状溝42bに導入すると、ニードル弁42がスプリング44を撓めて後退し、ガン本体40の吐出口40aが開放されてインクが吐出される。
【0031】
一方、それぞれ直立した平行な回転軸4、8、12、26に取り付けられているインク含浸ローラ2、第1転写ローラ6、第2転写ローラ10および印字ホルダ14が順次接触しながら回転しており、前記吐出ガン38から吐出されたインクは、含浸ローラ2の第1転写ローラ6と接触する位置Aの直前の位置Bに吹き付けられる。回転方向では、このように含浸ローラ2が回転に伴って第1転写ローラ6に接触を開始する位置Aの直前の位置Bにインクが吹き付けられるので、このインクは、含浸ローラ2に付着した直後に、第1転写ローラ6との間に挟み込まれて含浸ローラ2の吸収体に吸収される。また、吐出ガン38の吐出口40aは、高さ方向としては、前記活字ホルダ14に保持されている活字16の高さと同じ高さ、または、活字16の高さよりもやや上方に向けられており、インクは含浸ローラ2の前記高さに吹き付けられる。
【0032】
含浸ローラ2と第1転写ローラ6は互いに接触して回転しており、含浸ローラ2の吸収体に吸収されているインクは、第1転写ローラ6の表面に移される。さらに、この第1転写ローラ6は第2転写ローラ10と互いに接触して回転しており、この第1転写ローラ6の表面のインクは、第2転写ローラ10の表面に移される。
【0033】
第2転写ローラ10は、活字16を保持している印字ホルダ14の凸面、つまり活字部分と接触する突出部10aを有しており、第1転写ローラ6からこの突出部10aに受け渡されたインクを、印字ホルダ14の活字16に転写する。この実施の形態に係る捺印装置は、容器にラベルを貼り付けるラベラに設けられており、容器に貼り付けられる前のラベルの表面に、前記印字ホルダ14の保持している活字16を押しつけて捺印する。
【0034】
前記インク供給機構では、吐出ガン38から所定量ずつのインクをビード状にして、所定の間隔で吐出させ、常に一定の濃度で捺印できるようになっているが、種々の条件により捺印結果にむらがでるおそれがあるので、前記印字ホルダ14による捺印位置の下流側に検査用のカメラを設置し、このカメラによって捺印状態を検査するようにしても良い。このカメラによって捺印の濃度を検査し、濃い場合には吐出のタイミングを遅らせ、薄い場合にはタイミングを早めるようにすることにより、最適な印字を行うことができる。
【0035】
この捺印装置で使用するインクの色を変える場合には、インクを入れた容器30と含浸ローラ2のインク吸収体を交換する。また、インクチューブ36は各色ごとに複数本設置してあり、適宜使用するようになっている。
【0036】
また、前記実施の形態の構成では、吐出ガン38の高さ方向の位置を調整できるようになっており、その調整機構について、前記図2および図3、図4により説明する。固定プレート50が直立して設置され、この固定プレート50の両側部に幅の狭い押さえプレート52がスペーサ54を介して固定されている。これらスペーサ54(図2参照)は円筒状をしており、その中空部にボルト56を挿通して前記押さえプレート52を固定している。固定プレート50と二枚の押さえプレート52との間の空間に、上端に吐出ガン38を取り付けた可動プレート58をスライド可能に嵌合させている。この可動プレート58の下端部寄りに、インデックスプランジャー60が取り付けられており、その先端部60aが固定プレート50に設けた複数の位置決め孔50aの一つに挿入されている。
【0037】
吐出ガン38の高さを調整する場合には、このインデックスプランジャー60のつまみ60bを引っ張って、その先端部60aを前記位置決め孔50aから抜き出し、上下に移動して吐出ガン38を所定の高さにした後つまみ60bを離すと、先端部60aが別の位置決め孔50aに嵌合して吐出ガン38の高さ調整が完了する。なお、可動プレート58の上部には、ストッパ62が設けられており、可動プレート58の下降限を規制している。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、インクの吸収体を有するインク含浸ローラと、物品に捺印する凸面を有する印字ホルダと、前記インク含浸ローラからインクを受け取って印字ホルダの前記凸面に供給する転写ローラとを、それぞれ直立した回転軸に支持させ、前記含浸ローラが吸収したインクを転写ローラを介して印字ホルダの凸面に受け渡して物品に捺印する捺印装置において、所定量のインクを噴射可能な吐出ガンを設け、前記含浸ローラの、印字ホルダに設けられた凸面の高さに相当する位置またはそれよりやや高い位置に、前記吐出ガンによりインクを供給するようにしたので、直立した回転軸に取り付けられているインク含浸ローラであっても、自動的にインクを供給することができ、しかも、確実に正確な量のインクを供給することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る捺印装置の全体の構成を示す縦断面図である。
【図2】前記捺印装置の要部の平面図である。
【図3】吐出ガンの位置を調整する機構を示す側面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【符号の説明】
2 インク含浸ローラ
4 インク含浸ローラの回転軸
6 転写ローラ(第1転写ローラ)
8 第1転写ローラの回転軸
10 転写ローラ(第2転写ローラ)
12 第2転写ローラの回転軸
14 印字ホルダ
16 印字ホルダの凸面(活字)
26 印字ホルダの回転軸
38 吐出ガン

Claims (3)

  1. インクの吸収体を有するインク含浸ローラと、物品に捺印する凸面を有する印字ホルダと、前記インク含浸ローラからインクを受け取って印字ホルダの前記凸面に供給する転写ローラとを、それぞれ直立した回転軸に支持させ、前記含浸ローラが吸収したインクを転写ローラを介して印字ホルダの凸面に受け渡して物品に捺印する捺印装置において、
    所定量のインクを噴射可能な吐出ガンを設け、前記含浸ローラの、印字ホルダに設けられた凸面の高さに相当する位置またはそれよりやや高い位置に、前記吐出ガンによりインクを供給することを特徴とする捺印装置。
  2. 前記吐出ガンは、含浸ローラと転写ローラとが互いに内側に向かって回転していく接触部の近くにインクを付着させることを特徴とする請求項1に記載の捺印装置。
  3. 前記吐出ガンの吐出タイミングを、吐出ごとにずらすことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の捺印装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8995130B2 (en) 2011-08-01 2015-03-31 Denso Corporation Power supply unit using housing in which printed circuit board is housed

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