JP2004344770A - フィルタエレメント抜取ジグ - Google Patents

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Abstract

【課題】濾過装置のハウジングから使用済みのフィルタエレメントを抜き取る作業を容易にし、かつ汚染を防止したフィルタエレメント抜取ジグを提供することを課題にしている。
【解決手段】実質的に棒状の部材と実質的に管状の部材と、これらの両部材を組み立てたときこれら互いに摺動する両部材を離間させる付勢部材とからなり、これら棒状の部材又は管状の部材のうち一方の部材の一端に把持部を一方又は他方の部材の他端に膨径部又は拡径部を設けた構成によるフィルタエレメント抜取ジグ。
【効果】使用済みの汚れているフィルタエレメントであっても、またハウジングとのスペースが狭くとも、周囲を汚染することなく容易かつ確実にフィルタエレメントを抜き取ることができる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、濾過機に利用されるフィルタエレメントの抜取ジグに関し、特に交換型のフィルタエレメントにおいてハウジングからフィルタエレメントを抜き取るためのジグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フィルタカートリッジは、一般的には内部通路を有する円筒状のフィルタエレメントを収納した容器である気密ハウジングとこれに一体に結合した気密ヘッドとにより構成されており、このうち使い捨て型の場合にはハウジングとヘッドは一体的に結合されて全体として1つのフィルタカートリッジを構成している。すなわち、交換型の場合ヘッドは、シール手段を有する締着手段によりハウジングに着脱自在に結合され、収納されるフィルタエレメントは濾過寿命により適宜に交換して使用している。
【0003】
フィルタエレメントは、通常巻き型とプリーツ型が存在しているが、プリーツ型の方が濾過面積を大きくとれることから主流となっている。そのため、以下の説明では、プリーツ型のもので開示してあるが、巻き型のものに採用しても何ら差し支えない。
【0004】
図1の(b)に図示されたプリーツ型フィルタエレメント10は、熱可塑性樹脂製フィルタ膜の両面に通常1対の多孔支持材シートを添わせてラミネートした後に、プリーツ状に折りたたみ両端部を互いに重ねて封着したほぼ円筒状の濾過材22と、円筒状の濾過材の内外両面から支持し網目状の貫通多孔24(図示せず)を有する内筒21及び網目状の貫通多孔25を有する外筒23と、濾過材22の上下端に溶着されて濾過材を気密封止する上蓋部27及び下蓋部28とから構成されている。
【0005】
図1の(a)及び(b)に図示されたように、ハウジング12に濾過材となるフィルタエレメント10を収納してヘッド11を装着してなる濾過装置において、処理液導入口は通常ハウジングの下部又はヘッドに設けられ、濾過液出口は通常ハウジングの下部又はヘッドに設けられ、さらに場合により処理液又は濾過液中に溶存したガスから生じる気泡を抜くためのガスベント口15がヘッドに設けられることもある。
【0006】
図1(b)又は図3(a)おいて、処理液は、ヘッド11に設けた処理液導入口13からフィルタエレメント10とハウジング12の間に導入され、多孔外筒23から濾過材22を透過するが、このとき異物又は固形粒子が濾過材22の外面にトラップされ、濾過材22を透過した濾過液は多孔内筒21の内部通路から濾過液出口25を経てヘッド11に設けた濾過液吐出口14へ流出する。
なお、濾過液出口25の出口近傍には抜き取りの際の引掛けとなる段部26が形成されている。
【0007】
カートリッジを使用するタイプのフィルタには、使用するカートリッジがハウジング部分と一体のタイプと、カートリッジが交換できるタイプとがある。
この発明は、交換型カートリッジフィルタにおけるフィルタエレメントの交換用ジグを提供するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
交換型カートリッジフィルタにおけるフィルタエレメントの交換には、通常例えば図3(a)のようにハウジング12のヘッド部分11を外して、エレメントの外部にある濾過液出口25の周辺の突出部や出口内の突起を手で直接又は手袋を介して持ってフィルタエレメント10を上に引き出す。しかし突起部等がないか小型のもので引掛りが不十分なものでは扱い難く、さらに濾過液中から除去された不純物や汚れ等の体積物がエレメントの外周部に密着したものにあっては扱いがたいへん難しく、そのフィルタエレメントの荷重が1kgから数kgに及ぶ場合も多いので、この抜き取り作業は容易でなかった。
【0009】
そして、抜き取り作業が容易に行えないため、フィルタエレメントの部分だけでなく、ハウジングの部分にも指で触れる可能性もあり、超精密濾過が必要な場合や薬剤を取り扱う場合には手で触れるために生じる汚染が濾過液の汚染や手指のかぶれを生じる可能性があった。
【0010】
そこで、従来は特開平8−309112号明細書に記載のフィルタケース内から使用済みフィルタを取出す方法が発明されている。この発明によるフィルタケース内から使用済みのフィルタを取出す方法として、外装皮膜(上記の例では多孔外筒)の上縁部に少なくとも2以上の引出用の取手を取付け、ケース内からフィルタの取出に際し、同取手を引上げることを特徴とするフィルタケース内から使用済みフィルタを取出す方法を提案している。
【0011】
しかしながら、この方法によるフィルタカートリッジの外筒部分に「2以上の引出用の取手を取付け」ることは、組立やハウジングに挿入し難く邪魔になり、組立の妨げになることが多かった。そして、抜取りに際しては、引き出し方向の力のバランスが悪くなり、特にハウジング内のエレメントと流路の狭いものや、さらに濾過ごの汚れ等の堆積物が多いものにあっては、抜取が困難であった。
【0012】
この発明は、フィルタエレメントの抜取りを確実かつ容易に実施することができ、汚染のおそれもないフィルタエレメント抜取ジグを提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明は、実質的に棒状の部材と実質的に管状の部材と両部材を組み立てたときこれらの部材を離間させる付勢部材とからなり、これら棒状又は管状の部材の一方の部材の一端に把持部を一方又は他方の部材の他端に膨径部又は拡径部を設けた構成によるフィルタエレメント抜取ジグを提供する。
この構成の抜取ジグは使い捨てタイプのカートリッジの交換に適している。したがって、固形物で汚染されたフィルタエレメントは再使用されないで廃棄されることから、抜取ジグがプラスチック等の安価な材料で製作されている場合には一緒に捨てる又は再処理に回すこともできる。
【0014】
また、この発明は、実質的に棒状の部材と実質的に管状の部材と、両部材を組み立てたときこれらの部材を離間させる付勢部材とからなり、これら棒状又は管状の部材の一方の部材の一端に把持部を一方又は他方の部材の他端に膨径部又は拡径部を設けた構成によるフィルタエレメント抜取ジグにより、課題を解決するものである。
【0015】
ここで、さらに詳細に説明する。
この発明のジグは、一方の部材として実質的に棒状な部材と、他方の部材として実質的に管状な部材としたとき、棒状の部材の一端には把持部を設け他端には膨径部を設け、管状の部材の他端には拡径部を設け、両部材を組み立てすなわち一方の部材を他方の部材に挿入するとき、これらの部材を離間させる付勢部材を同時に組み込み摺動可能にして、前記棒状又は管状の部材の一方の部材の一端に設けた前記把持部の操作により他端に設けた膨径部を摺動して、他方の部材の他端に設けた拡径部を拡径する構成である。
【0016】
好ましい形態としては、上記のように一方の部材として実質的に棒状な部材、他方の部材として実質的に管状な部材としたときであるが、これらの組合わせを逆にして一方の部材として実質的に管状な部材を、他方の部材として実質的に棒状な部材としても全く同様に使用することもできる。
この発明は、さらにこの発明のジグをプラスチック袋に把持部側が開放端となるようにして収納したジグとプラスチック袋の組み合わせを提供する。
【0017】
【作用】
フィルタエレメントの抜き取り操作を図3にしたがって、説明する。
フィルタエレメントを抜き取る際には、図3(a)に図示されたように、この発明により構成された抜取ジグの棒状部材30の一端に形成された把持部31を持ち、その把持部と反対側の先端(他端)に形成した膨径部32を、付勢部材であるバネ40の復元力に抗して、管状部材50の拡径部51から外方向に突出させる。このまま膨径部32をハウジング12に収容されたフィルタエレメント20の濾過液出口25に押し込む。すなわち、このとき拡径部は、膨径部の外部突出により縮径しているので、そして、このときの膨径部及び拡径部の外径は濾過液出口の内径を通過する寸法になっているので濾過液出口に挿入できる(図3(b)参照)。この状態で手を離すと上記のバネ40の復元力により、膨径部32は拡径部51内に摺動し嵌入する。したがって、管状部材の拡径部は、その径が広がり上記の濾過液出口25の径より大きくなり、濾過液出口の吐出口の壁面及び段部26に押圧されて通過できなくなる(図3(c)参照)。
すなわち、拡径部は出口の段部26に係合し、膨径部32が拡径部51に挿入されている限り、フィルタエレメント20に対する捕捉状態となっている。次いで把持部を直接又は指掛け開口34にて上方に引上げるとフィルタエレメント20はハウジングから引き出せ(図3(d)参照)、ハウジングから脱出させることができる。(一例として、図4(d)参照)
最終的に又は必要に応じて把持部を上記と同様にバネの付勢力に抗して操作すると、棒状部材の膨径部は、管状部材の拡径部から脱出してフィルタエレメントの吐出口の段部との係合が外れて、抜取ジグとを分離することができる。(一例として、図4(d)参照)
【0018】
なお、交換時期のフィルタエレメントに汚泥状の除去物が多量に付着しているときや、処理液が薬液の場合に手に薬液が付着するのを防ぐ目的のためにポリエチレン袋のような薄手のプラスチックの袋を抜取ジグに被せてから上記操作を行う。抜取ジグを外す前にプラスチック袋を抜取ジグの周りから引き離してフィルタエレメントの周りにかぶせることにより、処理液や濾過液に全く触れることなく使用済みフィルタエレメントにプラスチック袋を被せることができる。この点でも、この発明の抜取ジグは有益である。また、抜き取り時は新しいカートリッジとの交換のときでもあるので、その交換用の新品のカートリッジが包装されていた袋をそのまま上記目的に使用すれば、全く無駄を生じないことになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図2はこの発明の実施例によるフィルタエレメント抜取ジグの詳細を示し、図2(a)は本発明ジグの先端を突出させた図、図1(b)は同先端を埋没させた図である。
【0020】
フィルタエレメント抜取ジグ1は実質的に棒状又は管状のある程度の弾性を有する材料からなっており、たとえばポリエチレン、ポリカーボネート等の容易に入手できるプラスチック材料あるいはバネ性のある金属材料により構成される。抜取ジグ1は把持部31を有する。把持部31は抜き取り作業に必要な形状を有するように棒状部材30の一端に設けられている。把持部31の反対側、すなわち前記棒状部材の他端部(図2では下端)は、組立前は棒状のままであり、組立後には膨径部32を棒状部材の他端部を溶解する又は他の部材を接着する等して形成する。これら把持部と膨径部の中間には第1の受部33を一体的に設ける。
【0021】
他方上記の管状部材50は、一端は開口しており他端は管の軸線方向に沿って複数の切込み(スリ割)が形成されている。この切込みの本数は材料とその弾性により2〜6本くらいに適宜設定する。その拡径部である切込み部の弾性は、ジグ1をフィルタエレメントの濾過液出口25に挿入する際に、膨径部の外方への脱出により縮径して容易に挿入可能であり、膨径部の切込み部への嵌入により拡径を容易にする程度に定める。この管状部材の開口を有する一端と拡径部を有する他端との間に第2の受部52を設ける。
【0022】
さて、組立に当たり棒状部材の他端側から、バネ部材40を挿入して第1の受部33に当接させる。この状態で管状部材を棒状部材の他端側から、挿入して第2の受部52に前記バネ部材を当接する。ここで、棒状部材の他端部に膨径部32を、棒状部材の他端部を溶解する又は他の部材を挿入溶着する等して形成する。好ましくは、棒状部材もその材料を細管にして、球体又は楔状の小片をその細管の他端部に挿入して固着し膨径部とするのがよい。その形状と大きさは、ジグ1の膨径部をフィルタエレメントの濾過液出口25に挿入する際に、拡径部より脱出して容易に出口25に挿入可能であり、挿入後には膨径部を拡径部に戻すことにより容易に拡径して、これにより段部26とが係合するロック状態になるように定める。その膨径部の大きさは、膨径部を設けた後で棒状部材と管状部材とが容易に分離し、バラバラにならない程度に決定する。
【0023】
棒状部材の把持部31は、広めのハンドル部として形成することができ、また持ちやすいよう(指を入れて引き出しやすいよう)に指掛け開口34を設けることができる。いずれにしても、形状は要求に応じて適宜変更が可能である。成形等によれば、大量に製造することができる。
【0024】
図5は他の実施例によるカートリッジ交換タイプフィルタエレメントの抜取ジグを示している。この実施例では図2の実施例とは棒状部材と管状部材とが逆になった構成になっている。図2と共通の部分があるが混乱を避けるため、改めて参照符号を付けているが図示だけで理解できる部分は詳細な説明を省いている。すなわち、管状部材60の一端に把持部61を設けて他端部には拡径部が設けてある。この把持部61と拡径部62との間に第1の受部63があることは第1実施例と同様である。他方、棒状部材70の一端部は切り放しの構造であり、他端部には膨径部71が設けてある。ただし、この実施例の場合には膨径部71は成形等により初めから設けることができる。しかし、棒状部材の切り放しの一端部の近傍には、挿入口を設ける必要がある。この挿入口は、前記実施例と同様に組み立てたときに、小棒体72を挿入嵌合して第2の受部とすると同時に管状部材60から棒状部材が抜け出すことを防止するストッパの役もさせている。したがって、このとき管状部材のこの小棒体72の挿入口は軸線に沿った長孔または窓にする必要がある。この長孔により管状部材60と棒状部材70とは、容易に摺動することが可能となり、第1実施例と同様に動作させることができる。すなわち、基本的な動作は第1実施例と全く同じである。
【0025】
この発明のフィルタエレメント抜取ジグのプラスチック袋と共に使用する方法を次に説明する。
図3と同様に、先ず図4に図示されたようにフィルタエレメント10を収容したハウジング12のヘッド11を取り外しているものとする。同じ状態にあるフィルタエレメント10を図3(a)に示している。抜取ジグ1を手で保持した状態でプラスチック袋B(図4に想像線で示してある。)を抜取ジグに被せる。図4(a)のように、矢印で示した方向に抜取ジグ1の膨径部32を上記のプラスチック袋と共にフィルタエレメントの濾過液出口25に挿入する(図4(b)参照)。この状態で、手を離すと膨径部32は拡径部51に引き込まれ拡径部は拡げられる。このとき抜取ジグ1の把持部31を引き上げると他端の膨径部が抜ける方向に移動して拡径部をさらに拡げて吐出口25の段部26(段部26はこの実施例では環状に設けられている。)に完全に係合してロックする。この状態から抜取ジグを引き上げるとフィルタエレメント10は、ハウジング12からフィルタエレメント抜取ジグの移動にしたがって抜き出される(図4(c)参照)。
【0026】
この抜取ジグを手で保持したままで図4(c)のようにプラスチック袋Bを裏返して又はそのままプラスチック袋Bをフィルタエレメントの周りに引き被せ、次いでジグ1の把持部31と第二の受部52をバネ40に抗して近づける方向に引き上げれば、フィルタエレメントと引抜ジグは分離して、フィルタエレメントはプラスチック袋に入る。このようにすれば、汚れたフィルタエレメントは難なく袋の中に収納することができる。
【0027】
図5に示したタイプのジグにあっても、図2のタイプのジグと全く同じ機能をする。その操作手順も図2の操作説明及び図面の比較から容易に理解できるので省略する。
また、上記の例では第1の受部33又は第2の受部52を設けたが、いずれもバネ40を受けるものであるので、これらを無くして、たとえば、第1の受部の代わりの把持部の下面と、第2の受部の代わりの管状部材の上面(一端部)との間にバネを入れても全く同様な作用をする。この場合、構造も組立もより簡単にすることができる。
【0028】
【発明の効果】
このように、この発明の抜取ジグは、手で濾過装置に触れることなく簡単な操作でフィルタエレメントをハウジングから取り出すことが可能であり、たとえハウジングとフィルタエレメントの間が狭い状態であっても容易に取り出すことができる。又プラスチック袋を併用することによりさらに濾過装置の手による汚染からの防止、逆に薬液等の処理液により手が汚染されるおそれから手を保護する等の作用効果が得られる。これにより濾過装置の取り付け場所等を汚すことなく、極めて簡単かつ快適に交換作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の抜取ジグを使用するフィルタエレメントの全体図を示し、(a)は平面図、(b)はA−A線断面図である。
【図2】この発明の抜取ジグの組立図及びその操作状態図を示し、(a)はバネを圧縮したときの状態図、(b)は手を離した無操作のときの状態図である。
【図3】この発明の抜取ジグの使用時における操作説明図である。
【図4】プラスチック袋と共に使用した時における、この発明の抜取ジグとの関係を示す操作説明図である。
【図5】この発明の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 フィルタエレメント抜取ジグ
10 フィルタエレメント
11 ヘッド
12 ハウジング
15 プラスチック袋
21 多孔内筒
22 濾過材
23 多孔外筒
25 濾過部出口
26 段部
30 棒状部材
31 把持部
32 膨径部
33 第1の受部
34 指掛け開口
40 バネ部
50 管状部材
51 拡径部
52 第2の受部

Claims (10)

  1. 実質的に棒状の部材と実質的に管状の部材と、両部材を組み立てたときこれらの部材を離間させる付勢部材とからなり、これら棒状又は管状の部材の一方の部材の一端に把持部を一方又は他方の部材の他端に膨径部又は拡径部を設けた構成によるフィルタエレメント抜取ジグ。
  2. 前記管状部材の他端に設けた拡径部は、管部分を拡径可能とするスリ割である請求項1記載のフィルタエレメント抜取ジグ。
  3. 実質的に棒状で一端に把持部を他端に膨径部を設けた部材であって、これら把持部と膨径部との間に第一の受部を設けた一方の部材と、実質的に管状で他端に管部分を拡径する拡径部を設け一端との間に第二の受部を設けた他方の部材と、前記第一の受部と前記第二の受部とを離間させる付勢部材とからなるフィルタエレメント抜取ジグ。
  4. 一方の部材に設けた第一の受部は、棒状をなす一方の部材に対しほぼ垂直に設けてある請求項3記載のフィルタエレメント抜取ジグ。
  5. 他方の部材に設けた第二の受部は、管状をなす他方の部材にほぼ垂直に設けてある請求項3及び4記載のフィルタエレメント抜取ジグ。
  6. 前記第一の受部と前記第二の受部との間にこれらの両受部を離間させる方向に付勢する部材が発条である請求項3乃至5記載のフィルタエレメント抜取ジグ。
  7. 実質的に棒状な部材であって一端に把持部を設け、この把持部と他端との間に第一の受部を設けた一方の部材と、実質的に管状な部材であって一端に管部分を拡径する拡径部を設け他端との間に第二の受部を設けた他方の部材と、前記棒状の部材を前記管状の部材に組み付ける際に、前記第一の受部と前記第二の受部とを離間させる付勢部材を挿入した後、前記一方の部材の他端に膨径部を設けるフィルタエレメント抜取ジグ。
  8. 前記膨径部は、前記一方の部材の他端部自体を溶解軟化して形成するか又は別体により形成する請求項1〜7のいずれかのフィルタエレメント抜取ジグ。
  9. 棒状又は管状の部材であって一端に把持部を設け、この把持部と他端との間に第一の受部を設けた一方の部材と、管状又は棒状の部材であって一端に管部分を拡径する拡径部を設け他端との間に第二の受部を設けた他方の部材と、前記一方の部材と前記他方の部材の一方を他方に挿入することにより全体として摺動可能に係合させ、前記第一の受部と前記第二の受部とを離間又は近接させる付勢部材を挿入した後、前記一方の部材又は前記他方の部材の他端に前記一方の部材と前記他方の部材の前記係合を維持するための抜け止め又は膨径部を設けたフィルタエレメント抜取ジグ。
  10. 請求項1〜9のいずれかのフィルタエレメント抜取ジグと、前記把持部の上端部側が開放するように前記抜取ジグを収納したプラスチック袋とよりなる組み合わせ。
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