JP2004344603A - ウオッシュレットポータブルトイレ付きリクライニング車椅子 - Google Patents

ウオッシュレットポータブルトイレ付きリクライニング車椅子 Download PDF

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Ritsuko Akutsu
立子 阿久津
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Abstract

【課題】おむつを嫌がる老人等が座ったまま用が足せて、装置が簡便で安全であり、使用者自身も着脱でき、且つ、軽い睡眠がとれる機能を備えた車椅子を提供する。
【解決手段】従来の車椅子の座部に便座を設け、その裏側に着脱式のポリエチレン袋製汚物入れを装着し、1、2回の使用毎に取り外し可燃ごみとして処分する。その際、ウオッシュレット用ストロー付きプラスチック製蛇腹式小瓶に温湯を入れ洗浄することが出来る。軽い睡眠時は背当て部を後方に倒して引き伸ばし、又、脚部のカバー部を引き上げ足を伸ばし、くつろげる。便座不使用時はカバー代わりとクッションを兼ねてフラットタイプ大人用おむつ2枚を付き合わせて被せる。これも適宜取り外し処分出来る。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩行困難な老人等が車椅子として座ったまま用が足せて、衛生が保たれ、汚物の処理が簡便であり、且つ、軽い睡眠がとれる多機能を備えた介護福祉機器である。
【0002】
【従来の技術】
従来においては、車椅子は歩行を補助する機構を備えたそのものであり、ポータブルトイレは排泄を身近かに行えるそのものであり、ウオッシュレット機構は電源を要し移動が得がたく、ベッドは可動性に乏しい。それらはそれぞれの分野に独立して役目を果たしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
高齢者等においては生きて行く根本である排泄に関わる事が最大の懸念事項である。介護福祉事業が行き届きつつあるとは言え自分のことは自分で行うということは痴呆を防ぐ意味からも必要なことである。おむつを嫌がる老人等が座ったまま用が足せて、装置が簡便で安全であり、使用者自身も着脱でき、且つ、軽い睡眠がとれる機能を備えた車椅子を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、車椅子の座部に洋式トイレの便座を設ける。その裏側にポリエチレン袋製汚物入れを装着するための止め金具クリップ(0.1m)を2箇所接着する。この止め金具クリップは後述の金具リングが入り易く出し易いように端と中を丸くし、カーブをつけておく。勿論金具リング装着中は安定している。
【0005】
金具リング(直径0.3m)は汚物を受け入れるポリエチレン袋を内側から巻き付けプラスチックストッパー4個で押さえる。プラスチックストッパーの代わりにガムテープで張り付けても可能である。金具リングは装着し易いように弾力あるもので作る。汚物を受け入れるポリエチレン袋は特製とは限らずスーパーのポリエチレン製レジ袋で間に合う。ポリエチレン製は焼却しても塩化水素等の有毒ガスは発生しないので使用後は可燃性ごみとして捨てられる。なお、念のためにポリエチレン袋は2枚使うと安全である。便座の裏側にポリエチレン袋製汚物入れを装着するために介護者は車椅子の後ろから、使用者は車椅子の前から装着できる。ポリエチレン袋製汚物入れの中に臭気止めとしておがくずにアケビ又は人参のすり下ろし又はそれ用の薬品を混ぜておき、使用後良く縛り、見えないように紙袋に入れて工夫して可燃ごみとして捨てる。
【0006】
ウオッシュレット用硬質ストロー付きビニール製蛇腹瓶は、石油ストーブ用給油ポンプを改造した形で、上部より温湯を注ぎ、下に取り付けた硬質ストロー(内径0、005m)で車椅子の座部の前方に空けた穴より裏を通して温湯を送り使用者が握力で目的に向けて噴水する。これは両側2個を車椅子の前脚に取り外し式として装着する。噴水後そのまま送風に用いて乾燥に供する。
【0007】
リクライニング部背当てを構築するために、車椅子背当て上部を引き伸ばせるように背当てパイプの中に2重構造で上部のパイプをバネで押し込めておく。車椅子背当て上部を引き伸ばして後ろに90度倒してリクライニングとする。床に安定できるように背当ての後ろの先端に折り畳み脚を左右に装置する。
【0008】
車椅子の前方脚部の面を90度引き上げリクライニング脚部とする。このリクライニング脚部を安定させ支えるために車椅子足乗せを兼用する。リクライニング脚部を引き上げない時はポリエチレン袋製汚物入れを隠す役も兼ねる。使用者が車椅子の前からポリエチレン袋製汚物入れを装着する時このリクライニング脚部は妨げとなるため、布部は取り外せて、はめ込み式とする。
【0009】
車椅子のリクライニング部背当てとリクライニング脚部は強力折り畳み金具で90度開閉する。これは全体重が掛かり、且つ、頻度も多いので良質強力金具を用いる。
【0010】
便座不使用時の蓋として大人用紙おむつ(フラットタイプ)2枚をガムテープで両先端を繋ぎ被せる。これはカバー代わりとクッションを兼ねる。通常は両先端をそれぞれ背当ての下、及び脚部の上の隙間に挟む。便座使用の場合は真ん中を開くか取り除く。使い捨てとして使う。
【0011】
ポリエチレン袋製汚物入れを後ろから隠すために車椅子背当ての後ろ下部に巻き上げ式軽量カーテンを設置する。前から隠すためには前述の前方脚部の面を兼ねる。両サイドを隠すためには前以て後輪の内側に軽量のステンレス板を張っておく。
【0012】
車椅子のリクライニング部背当てとリクライニング脚部は木綿厚地布(テント地布)を用いる。これに依って、吸湿性及び保温性を保つ。又、強力ホックを多用して留め、必要に応じて取り外せる。これに依って、洗濯が可能となり、使用者の健康と衛生に効果がある。
【実施例】
【0013】
実施例として図面を参照して説明する。
図1は、ウオシュレットポータブルトイレ付きリクライニング車椅子の立体図による前面である。便座は衛生と安全ために軽量のステンレス板に従来の便座を取り付け前面角部分にウオシュレット用硬質ストローが通る穴を2箇所設ける。椅子の前脚にウオッシュレット用硬質ストロー付きビニール製蛇腹瓶のストロー部分が取り外し式として装着できるようプラスチックストッパーを取り付ける。脚部の面はリクライニングにする時は90度開く。汚物入れをこの前面より取り付ける時は脚部の面は外れる様に構造する。
【0014】
図2は、便座の裏の構造である。端を丸くしてカーブを付けたクリップ2個を取り付ける。これは中奥も丸くして金具リングが入り易く取り出し易くする。勿論金具リング装着中は安定していて外れない。
【0015】
図3は、ウオッシュレット用硬質ストローが前面角部分から中を通り目的に温湯を送るための構造である。ストローの端は便座の円周から外れないことも衛生上必要なことである。
便座不使用の時は大人用おむつ2枚の端をガムテープで止め、蓋あるいはカバーとして作用する。便座として使用する時は真ん中を開くか取り除いて用を足す。長いので両端を背当てと座部、脚部と座部の隙間に挟む。
【0016】
図4は、ポリエチレン袋製汚物入れを金具リングに巻き付け硬質プラスチックストッパーで止め、車椅子後ろ背当ての下から装着するところである。汚物入れを外から隠すために巻き上げ式軽量カーテンを装置する。
折り畳み脚を介助者ブレーキの上の左右に装置する。リクライニング頭部が床に安定できるための装置である。
【0017】
図5は、椅子がリクライニングされている状態である。背当て部と脚部は強力折り畳み金具で90度開かれ支えられている。脚部は車椅子の足乗せ台でも支えられている。頭部の背当ても支え折り畳み脚が立てられ安定している。便座はおむつ2枚で覆われている。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように構成されているので次のような効果を奏する。
【0019】
通常は従来どおりの車椅子としての役目を果たすがウオッシュレト機能、ポータブルトイレ機能、リクライニング機能を取り付けたことによって歩行困難や力の弱った高齢者等の排泄が簡便に半自立的に行うことが出来る。
【0020】
各機能においては特別な動力や電力等を使用せず既成の機器等を応用することによって軽量で簡便で安全に作られている。そのため、使用者もたやすく操作することが出来る。
【0021】
排泄をそこに座ったまま行えるため、おむつを嫌がる老人等の痴呆防止の役目も担うことが出来る。
【0022】
排泄物をその都度簡便に取り除くことが出来、衛生的である。
【0023】
昼夜を問わずうたた寝等の軽い睡眠が安心してとることが出来る。尚、座部の温暖をとるためには携帯用カイロを座部ステンレスに接着出来る。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】ウオシュレットポータブルトイレ付きリクライニング車椅子の立体図
【図2】便座の裏の構造
【図3】ウオッシュレット用硬質ストロー装着のための構造と、便座不使用時の蓋としての役目を持つ2枚の大人用おむつを繋いだ物。
【図4】金具リングに巻き付けたポリエチレン袋製汚物入れと車椅子後ろ側の巻き上げ式軽量カーテン及び折り畳み脚
【図5】リクライニングされた椅子の立体図
【符号の説明】
1 ウオシュレット用ビニール蛇腹の瓶 左右2個。
2 ポリエチレン袋製汚物入れを入れる時は退かせる。リクライニングの時は90度上げる。
3 2重構造で上部のパイプがバネで押し込められる。
4 クリップは挟む部分を丸め込んでおり金具が入り易く出し易い。便座に合わせてカーブしている。
5 便器不使用時は大人用おむつ2枚をガムテープで繋ぎ蓋とする。
6 繋いだおむつの上下はそれぞれ便座の端に挟む。
7 金具リングの内側からポリエチレン袋製汚物入れを巻き付け、ストッパー又はガムテープで止め、椅子の前、又は後ろから装着する。
8 後ろは巻き上げ式軽量カーテンで汚物入れを隠す(前は脚部で隠れる)
9 頭部、背当て、脚部は厚地木綿布(テント地)を用い吸湿保温に役立てる。
10 布は強力ホックで止め、取り外しして洗濯が出来る。

Claims (10)

  1. 車椅子の座部に洋式トイレの便座を設ける。その裏側にポリエチレン袋製汚物入れを装着するための止め金具クリップを2箇所接着する。
  2. ポリエチレン袋製汚物入れを内側より巻き付けるための弾力ある金具リングを別に作る。金具リングに巻き付けたポリエチレン袋製汚物入れが使用中外れないように硬質プラスチック製のストッパー4個で押さえる。
  3. ポリエチレン袋製汚物入れの中に臭気止めとしておがくずにアケビ又は人参のすり下ろし又はそれ用の薬品を混ぜた物を入れておき使用後可燃ごみとして捨てられる。
  4. ウオッシュレット用硬質ストロー付きビニール製蛇腹瓶2個を車椅子の前脚に取り外し式として装着する。これを車椅子の座部の前方に空けた穴より裏を通して温湯をおくり噴水する。噴水後そのまま送風に用いる。
  5. 車椅子背当て上部を引き伸ばすために背当てパイプの中に2重構造で上部のパイプがバネで押し込められる。車椅子背当て上部を引き伸ばして車椅子頭部を設けリクライニング部背当てとして後ろに90度倒す。リクライニング部背当てを倒して床に安定できるように背当ての後ろの先端に折り畳み脚を左右に装置する。
  6. 車椅子の前方脚部の面を90度引き上げリクライニング脚部とする。このリクライニング脚部を安定させ支えるために車椅子足乗せを兼用する。リクライニング脚部を引き上げない時はポリエチレン袋製汚物入れを隠す役も兼ねる。使用者が車椅子の前からポリエチレン袋製汚物入れを装着する時このリクライニング脚部の布部は取り外せる。
  7. 車椅子のリクライニング部背当てとリクライニング脚部は強力折り畳み金具で90度開閉する。
  8. 便座不使用時の蓋として大人用紙おむつ2枚をガムテープで両先端を繋ぎ被せる。両先端をそれぞれ背当ての下、及び脚部の上の隙間に挟む。
  9. ポリエチレン袋製汚物入れを後ろから隠すために車椅子背当ての後ろ下部に巻き上げ式軽量カーテンを装置する。
  10. 車椅子のリクライニング部背当てとリクライニング脚部は木綿厚地布(テント地布)を用い、強力ホックを多用して留め、必要に応じて取り外し洗濯に供す。布は予め防縮を施しておく。
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