JP2004342252A - データ記録装置、およびデータ記録方法 - Google Patents

データ記録装置、およびデータ記録方法 Download PDF

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Daisuke Hayashi
大介 林
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Abstract

【課題】AV素材の管理規格の一つであるUMIDを用いて映像データを記録する方法では、映像データの全フレームにUMIDを付加する必要があり、データ量が増えてしまう。また、UMID内のメタデータをもとに検索を行う際、各フレームに付加されているUMIDを参照するため検索に時間がかかってしまう。
【解決手段】方位検出センサ104、位置検出センサ107および時刻検出センサ110から得られた各情報を記録媒体122に記録する際、撮影中に得られた方位、位置、時刻の各種情報の相対値を必要な時のみ映像データ内部またはファイルの特定の位置にまとめて記録する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声、映像データとともにメタデータを記録する音声と映像のデータ記録装置およびデータ記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、映像データを記録する際、撮影位置、撮影時刻などの付加情報をAVデータと共に記録する特許文献が各種公開されている(例えば特許文献1参照)。また、それら以外にも、AV素材の管理規格の一つであるUMID(Unique Material Identifier:SMPTE 330M−2000)を用いる方法がある。
【0003】
ここでは従来例として図4を用い、MXF(Material Exchange Format)データ構造を用い、UMIDによりファイルを識別する形式を説明する。ここでMXFとは、マルチメディア情報をファイルとして交換するためのマテリアル交換用フォーマットである。
【0004】
図4に示すように、MXFデータ構造では、ファイルはFile Header601、File Body602、File Footer603に分かれている。File Header601の中にはHeader Metadata401という領域が確保されている。一方、File Body602の中にはボディ映像データ404、ボディ音声データ405およびボディメタデータ406が記録されている。また、各ボディ映像データ404、ボディ音声データ405およびボディメタデータ406毎にそのデータの種類を示すKey402、データの長さを示すLength403が付加されている。1フレームはボディ音声データ405、ボディ映像データ404、ボディメタデータ406の三つのデータおよびそれぞれのKey402、Length403から構成されている。
【0005】
UMID421は図4に示すように、Basic UMID422とSource Pack423に分けられる。ただし、このように分けられるのは拡張UMIDを用いた場合であり、基本UMIDを用いた場合はBasic UMID422のみである。なおBasic UMID422およびSource Pack423の大きさはそれぞれ32Byteである。Basic UMID422内にはユニバーサルラベルや素材番号など、他の素材と識別するための情報が格納されている。Source Pack423は撮影時刻を格納するData/Time424(8Byte)、撮影場所を格納するAlt/Lat/Long425(12Byte)および撮影者の情報を格納するUser Info426(12Byte)から構成されている。撮影開始時および撮影中に得られる撮影時刻、撮影場所の各情報はそれぞれData/Time424、Alt/Lat/Long425に記録する。
【0006】
ここで従来の方法では図4に示すように、撮影開始時の各情報の格納されたUMID421をHeader Metadata401内に記録し、撮影中の各情報の格納されたUMID421は各フレーム毎のボディメタデータ406内に記録している。この時、撮影開始時および撮影中の各情報の格納されたUMID421内に記録されている位置情報および時刻情報はそれぞれ前記絶対位置、前記絶対時刻である。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−292411号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記方法では、全フレームにUMIDを付加する必要があり、データ量が増えてしまう。また、UMID内のメタデータをもとに検索を行う際、各フレームに付加されているUMIDを参照するため検索に時間がかかってしまう。また、従来のUMIDの情報のみでは撮影方向を認識することができない。
【0009】
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、映像ファイルのデータ量を少なくし、よりよい検索性を実現するデータ記録方法および記録装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の記録装置は、映像情報を入力して映像データを出力する映像情報入力部と、音声情報を入力して音声データを出力する音声情報入力部と、方位を検出して方位情報を出力する方位検出センサと、位置を検出して位置情報を出力する位置検出センサと、時刻を検出して時刻情報を出力する時刻検出センサと、前記方位検出センサが出力する方位情報と前記位置検出センサが出力する位置情報と前記時刻検出センサが出力する時刻情報とを検出して絶対方位データと絶対位置データと絶対時刻データとを出力する絶対値検出手段と、前記絶対値検出手段が出力する絶対方位データと絶対位置データと絶対時刻データとに基づいて基準方位と基準位置と基準時刻より相対方位データと相対位置データと相対時刻データとを算出して出力する相対値算出手段と、前記絶対値検出手段が出力する絶対方位データと絶対位置データと絶対時刻データを設定する絶対値設定手段と、前記相対値算出手段が出力する相対方位データと相対位置データと相対時刻データを設定する相対値設定手段と、前記映像情報入力部が出力する映像データと、前記音声情報入力部が出力する音声データと、前記絶対値設定手段が設定する絶対方位データと絶対位置データと絶対時刻データと、前記相対値設定手段が設定する相対方位データと相対位置データと相対時刻データとを記録媒体に記録する記録部とを有している。
【0011】
この構成によって撮影ファイルのデータ量を少なくし、より優れた検索性を実現する記録方法および記録装置を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。
【0013】
(実施の形態1)
図1は本発明の記録装置の構成図である。
【0014】
101は映像情報入力部であり、撮像素子や再生装置等からの映像情報を入力して映像データを出力する。映像情報を取り入れることができればその手段を問わない。102は音声情報入力部であり、マイクや再生装置等からの音声情報を入力して音声データを出力する。音声情報を取り入れることができればその手段を問わない。104は方位検出センサであり、方位情報を検出するためのものである。前記方位情報は3次元ベクトル(図2の201)で表し、方位を検出するには例えば地磁気センサを用いる。図2に示すように水平平面上で垂直に交わる方向にx軸、y軸をとり、鉛直方向にz軸をとる。x軸、y軸方向のベクトル(水平方向)は地磁気センサで認識する。z軸方向のベクトル(鉛直方向)を得るには、例えば図3に示すような装置を用いる。
【0015】
図3の301は球体であり、常に鉛直方法を認識するための構造となっている。例えば、球体301の底部におもりを付け、上部は空洞とするという簡単な構造などが考えられる。302は球状のケースであり、球体301がある程度余裕をもってすっぽりと入るような構造にする。球体301を球状のケース302の中に入れ、球体301と球状のケース302との摩擦を極力少なくするための液体303を球状のケース302の中に満たす。この時、液体303は球体301の平均密度と等しい密度のものを用いる。この構成により、図3の320のように球状のケース302を傾けても、球体301の最上部は常に鉛直上向き、最下部は鉛直下向きを維持することができ、z軸方向のベクトルを得ることができる。
【0016】
107は位置検出センサ、110は時刻検出センサであり、それぞれ、位置情報、時刻情報を検出するためのものである。位置検出センサ107および時刻検出センサ110として、例えば公知のGPS(Global Positioning System:衛星測位システム)を用いる。このGPSは自動車のナビゲーションシステムなどにおいて用いられているものと同様のものであり、高度、経度、緯度、時刻を検出することができる。前記位置情報としては高度、経度、緯度で表す。
【0017】
141は絶対値検出手段であり、前記方位検出センサ104、前記位置検出センサ107、前記時刻検出センサ110によって得られた前記方位情報、前記位置情報、前記時刻情報を検出して前記絶対方位データ、前記絶対位置データ、前記絶対時刻データを出力するものである。142は相対値算出手段であり、前記絶対値検出手段141が出力した前記方位データ、前記位置データ、前記時刻データを、撮影開始時の前記絶対方位データ、前記絶対位置データ、前記絶対時刻データとの相対値として、前記相対方位データ、前記相対位置データ、前記相対時刻データを算出するものである。143はタイムコード検出手段であり、タイムコードを検出するためのものである。131は絶対値設定手段であり、撮影開始時に得られた前記絶対方位データ、前記絶対位置データ、前記絶対時刻データを設定するための手段である。132は相対値設定手段であり、撮影中に得られた前記相対方位データ、前記相対位置データ、前記相対時刻データを設定するための手段である。
【0018】
121は記録部であり、映像情報入力部101で得られた映像データ、音声情報入力部102で得られた音声データ、絶対値設定手段131が設定する前記絶対方位データと前記絶対位置データと前記絶対時刻データ、および相対値設定手段132が設定する前記相対方位データと前記相対位置データと前記相対時刻データを記録媒体122に記録する。
【0019】
122は記録媒体であり、映像、音声データおよび位置情報等の各種データを記録する媒体である。前記記録媒体としては例えば光ディスクなどが考えられる。
【0020】
図5に示すように、撮影開始時に得られるUMID421、撮影開始時に得られる前記絶対方位411を前記Header Metadata401内に記録する。撮影中は、前記相対値算出手段により、フレーム毎に前記相対方位414、前記相対位置415、前記相対時刻416を算出する。撮影中に得られる前記相対方位414、前記相対位置415および前記相対時刻416を前記ボディメタデータ406内に直接記録する。この時、記録する各データのデータサイズは、前記絶対方位411および前記相対方位414をそれぞれ3Byte、前記相対位置415を12Byte、前記相対時刻416を8Byteとして記録する。これにより、図4の従来の方法では得ることのできなかった前記方位情報を得ることができると共に、前記ボディメタデータ406のデータサイズが小さくなる。
【0021】
なお、本実施の形態ではz軸方向のベクトルを得るために、球体301、球状のケース302、液体303を用いたが、フーコー振り子の原理を応用したジャイロスコープを用いてもよい。
【0022】
また、記録媒体122として光ディスクを例に用いたが、磁気ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、半導体メモリでもよい。
【0023】
また、前記絶対方位411および前記相対方位414のデータサイズを3Byte、前記相対位置415のデータサイズを12Byte、前記相対時刻416のデータサイズを8Byteとしたが、それぞれの値は違う値でもよい。
【0024】
また、前記絶対方位411を前記Header Metadata401内に記録したが、絶対方位411を固定の値とすることにより、前記絶対方位411は前記Header Metadata401内に記録しなくてもよい。その場合は前記Header Metadata401内にはUMIDのみ記録することになる。
【0025】
(実施の形態2)
実施の形態1では、撮影中に得られる前記相対方位414、前記相対位置415および前記相対時刻416を前記ボディメタデータ406内に直接記録したが、本実施の形態では図6に示すように、撮影中に得られる前記相対方位414、前記相対位置415および前記相対時刻416を前記File Header601内にまとめて記録する。
【0026】
この記録方法により、撮影方向、撮影位置、撮影時刻などをキーとした検索を行う際、映像データ部全体をシークする必要がなくなるため、より短時間で所定の映像データを取り出すことが可能となる。
【0027】
また、図6に示すように前記File Body602内には前記ボディメタデータ406が必ずしも必要ではなくなり、前記File Body602内の1フレームのデータとしては前記ボディ音声データ405、前記ボディ映像データ404の2つにすることもできる。
【0028】
なお、本実形態では、撮影中に得られる各相対値をFile Header601に記録したが、図7に示すように、File Footer603に記録してもよい。
【0029】
(実施の形態3)
実施の形態1および実施の形態2では、撮影中に得られる前記相対方位414、前記相対位置415および前記相対時刻416を全てのフレーム毎に記録していたが、本実施の形態では全てのフレーム毎には記録しない。
【0030】
前記相対値算出手段142によって算出された前記相対方位414、または前記相対位置415が前回の算出値とは異なった場合、その異なったパラメータのみの相対値および前記相対時刻416を記録する。
【0031】
例えば図8に示すように、まず、撮影開始時にはHeader Metadata401に前記絶対方位411、UMID421を記録する。図8において、P1で示される部分をメタデータ記録ポイントP1、P2で示される部分をメタデータ記録ポイントP2、P3で示される部分をメタデータ記録ポイントP3、P4で示される部分をメタデータ記録ポイントP4とする。撮影中において前記メタデータ記録ポイントP1では撮影開始時から方位、位置ともに変化がなかったとする。この時は、前記相対方位414、前記相対位置415は記録せずに、前記相対時刻416のみを記録する。次に、前記メタデータ記録ポイントP2でも前記相対方位414と前記相対位置415が共に変化がなかったとする。この時も同様に前記相対時刻416のみを記録する。次に前記メタデータ記録ポイントP3では位置は変化せず方位のみが変化したとする。この時は前記相対方位414と前記相対時刻416を記録する。次に前記メタデータ記録ポイントP4では、位置のみが変化したとする。この時は前記相対位置415と前記相対時刻416を記録する。
【0032】
ここで、撮影開始時に得られる前記絶対方位411を基準方位、前記絶対位置を基準位置、前記絶対時刻を基準時刻とする。再生時に各フレーム毎の方位情報を求めるには、最後に記録した前記相対方位414に前記基準方位を加えることにより求めることができる。また、再生時に各フレーム毎の位置を求めるには、最後に記録した前記相対位置415に前記基準位置を加えることにより求めることができる。
【0033】
以上のような方法により、前記相対方位414、前記相対位置415は、検出した値と異なる時のみ記録することになり、記録するデータ量を減らすことができる。
【0034】
(実施の形態4)
実施の形態3では撮影中に、全フレーム毎に前記相対時刻416を記録していたが、本実施の形態では前記相対時刻416をタイムコード420が不連続な場合のみ記録する。
【0035】
撮影開始時には前記UMID421、前記絶対方位411および前記タイムコード420を記録し、撮影中には前記タイムコード420が連続な場合は前記相対時刻416および前記タイムコード420は記録せず、前記タイムコード420が不連続な場合には前記相対時刻416および前記タイムコード420を記録する。すなわち、前記相対時刻416および前記タイムコード420を前記相対方位414および前記相対位置415と同じテーブルとする。
【0036】
実施の形態3の図8の例を用いると、本実施の形態では図9に示すように、前記メタデータ記録ポイントP1および前記メタデータ記録ポイントP2では前記相対方位414、前記相対位置415、前記相対時刻416、前記タイムコード420は記録せず、前記メタデータ記録ポイントP3では前記相対方位414のみ記録し、前記メタデータ記録ポイントP4では前記相対位置415のみ記録する。ただし、前記メタデータ記録ポイントP1、前記メタデータ記録ポイントP2、前記メタデータ記録ポイントP3および前記メタデータ記録ポイントP4では前記タイムコード420は連続であったとする。
【0037】
ここで図9のP5で示される部分をメタデータ記録ポイントP5とし、前記メタデータ記録ポイントP5では前記相対方位414、前記相対位置415は変化がなく、前記タイムコード420が不連続であったとする。このような時は図9で示すように前記メタデータ記録ポイントP5では前記相対時刻416および前記タイムコード420を記録する。
【0038】
以上のような方法により、記録するデータ量を減らすことができる。
【0039】
再生時に各フレーム毎の時刻情報を求めるには、求めたい時点での前記タイムコード420に最後に記録した前記タイムコード420の値を加えたものから撮影開始時の前記タイムコード420の値を引き、撮影開始時の前記絶対時刻を加えればよい。
【0040】
また、実施の形態4では撮影開始時に得られる前記UMID421、前記絶対時刻、前記タイムコード420、撮影中に得られる前記相対方位414、前記相対位置415、前記相対時刻416および前記タイムコード420を前記File Header601に記録していたが、図10に示すように、別ファイルに記録してもよい。
【0041】
撮影時に作成するデータファイルを図10のように映像・音声データファイル801とメタデータファイル802に分ける。前記映像・音声データファイル801は前記MXF構造とし、前記File Header601および前記File Body602内には、撮影開始時に得られる前記UMID421、前記絶対時刻、前記タイムコード420、撮影中に得られる前記相対方位414、前記相対位置415、前記相対時刻416および前記タイムコード420を記録しない。一方、前記メタデータファイル802に、撮影開始時に得られる前記UMID421、前記絶対時刻、前記タイムコード420、撮影中に得られる前記相対方位414、前記相対位置415、前記相対時刻416および前記タイムコード420を記録する。
【0042】
(実施の形態5)
実施の形態3および実施の形態4では、撮影中に前記相対値算出手段142によって算出された前記相対方位414、または前記相対位置415が前回の算出値とは異なった場合、その異なったパラメータのみの相対値を記録し、前記タイムコード420が不連続な場合には、前記相対時刻416および前記タイムコード420を記録していたが、本実施形態では、撮影中に前記相対値算出手段142によって算出された前記相対方位414、または前記相対位置415が前回の算出値とは異なった場合および前記タイムコード420が不連続な場合には、全てのパラメータ(前記相対方位414、前記相対位置415、前記相対時刻416、前記タイムコード420)を記録する。
【0043】
実施の形態4の図9の例を用いると、図11に示すように、前記メタデータ記録ポイントP1および前記メタデータ記録ポイントP2では前記相対方位414、前記相対位置415、前記相対時刻416、前記タイムコード420は記録せず、前記メタデータ記録ポイントP3、前記メタデータ記録ポイントP4および前記メタデータ記録ポイントP5では全てのパラメータを記録する。
【0044】
以上のような方法により、方位、位置等の情報のデータ構造が簡易となり、再生や検索の処理が比較的楽に行うことができる。
【0045】
なお、図5、図6、図7、図8、図9、図10、図11の例において、方位、位置、時刻の記録順は、前記相対方位、前記相対位置、前記相対時刻としたが、その順番は問わない。
【0046】
【発明の効果】
以上のように本発明の実施の形態1においては、撮像装置の方位、位置、撮影時刻等の必要な情報のみを記録するので、従来全フレーム毎に64Byteの前記UMID421を付加していたのに対し、23Byteの方位、位置等の情報を付加するだけでよくなり、データサイズが小さくなる。
【0047】
また、本発明の実施の形態2においては、方位、位置等の情報をFile Header601にまとめて記録することにより、所定の位置の映像データを取り出す場合などのアクセス時間が減る。
【0048】
また、本発明の実施の形態3および実施の形態4においては、撮像装置の方位、位置においては変化のあった場合のみ、また、時刻、タイムコードにおいてはタイムコードの不連続な場合のみ記録するので、従来全フレーム毎に64Byteの前記UMID421を付加していたのに対し、0〜23Byteの範囲内での記録でよくなり、方位、位置がさほど変動しない場合を想定した場合は特にデータサイズが小さくなる。
【0049】
また、本発明の実施の形態5においては、方位、位置等のデータ構造が簡易となり、再生や検索の処理が比較的楽に行うことができる。
【0050】
また、撮像装置の方位、位置、撮影時刻を相対値で記録しているのでCG合成などの動き演算が楽にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の構成図
【図2】方位情報の方向ベクトルを説明するための図
【図3】鉛直方向を検出する装置を説明するための図
【図4】従来の実施例を説明するための図
【図5】本発明の実施の形態1のデータ記録装置を説明するための図
【図6】本発明の実施の形態2のデータ記録装置を説明するための図
【図7】本発明の実施の形態2のデータ記録装置を説明するための図
【図8】本発明の実施の形態3のデータ記録装置を説明するための図
【図9】本発明の実施の形態4のデータ記録装置を説明するための図
【図10】本発明の実施の形態4のデータ記録装置を説明するための図
【図11】本発明の実施の形態5のデータ記録装置を説明するための図
【符号の説明】
101 映像情報入力部
102 音声情報入力部
104 方位検出センサ
107 位置検出センサ
110 時刻検出センサ
121 記録部
122 記録媒体
131 絶対値設定手段
132 相対値設定手段
141 絶対値検出手段
142 相対値算出手段
143 タイムコード検出手段
201 方向ベクトル
301 球体
302 球状のケース
303 液体
310 傾けていない時の図
320 傾けた時の図
401 Header Metadata
402 Key
403 Length
404 ボディ映像データ
405 ボディ音声データ
406 ボディメタデータ
411 絶対方位
414 相対方位
415 相対位置
416 相対時刻
420 タイムコード
421 UMID
422 Basic UMID
423 Source Pack
424 Date/Time
425 Alt/Lat/Long
426 User Info
601 File Header
602 File Body
603 File Footer
801 映像・音声データファイル
802 メタデータファイル

Claims (10)

  1. 映像情報を入力して映像データを出力する映像情報入力部と、
    音声情報を入力して音声データを出力する音声情報入力部と、
    方位を検出して方位情報を出力する方位検出センサと、
    位置を検出して位置情報を出力する位置検出センサと、
    時刻を検出して時刻情報を出力する時刻検出センサと、
    前記方位検出センサが出力する方位情報と前記位置検出センサが出力する位置情報と前記時刻検出センサが出力する時刻情報とを検出して絶対方位データと絶対位置データと絶対時刻データとを出力する絶対値検出手段と、
    前記絶対値検出手段が出力する絶対方位データと絶対位置データと絶対時刻データとに基づいて基準方位と基準位置と基準時刻より相対方位データと相対位置データと相対時刻データとを算出して出力する相対値算出手段と、
    前記絶対値検出手段が出力する絶対方位データと絶対位置データと絶対時刻データを設定する絶対値設定手段と、
    前記相対値算出手段が出力する相対方位データと相対位置データと相対時刻データを設定する相対値設定手段と、
    前記映像情報入力部が出力する映像データと、前記音声情報入力部が出力する音声データと、前記絶対値設定手段が設定する絶対方位データと絶対位置データと絶対時刻データと、前記相対値設定手段が設定する相対方位データと相対位置データと相対時刻データとを記録媒体に記録する記録部とを有することを特徴とするデータ記録装置。
  2. 前記記録部は、前記絶対方位データおよび前記絶対位置データをUMID(Unique Material Identifier)内の拡張UMID領域のSource Pack部に記録することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 前記相対値算出手段は撮影中に所定の時間間隔で前記相対方位データと前記相対位置データを算出し、前記相対値設定手段は前記相対方位データと前記相対位置データが前回値と異なるデータのみ前記記録部に設定することを特徴とする請求項2記載の記録装置。
  4. タイムコードを検出するためのタイムコード検出手段を有し、
    前記絶対値設定手段は、撮影開始時に前記タイムコード検出手段が検出したタイムコード、前記絶対方位データ、前記絶対位置データ、および前記絶対時刻データを設定し、
    前記相対値設定手段は、タイムコードが連続の場合はタイムコードおよび前記相対時刻データを設定せず、タイムコードが不連続の場合はタイムコードおよび前記相対時刻データを設定することを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  5. 前記相対値算出手段は、所定の時間間隔で前記相対方位データと前記相対位置データを算出しており、前記相対値設定手段は前記相対方位データと前記相対位置データが前回値と異なる場合にその時点での前記相対方位データ、前記相対位置データ、前記相対時刻データおよび前記タイムコードを前記記録部に設定することを特徴とする請求項4記載の記録装置。
  6. 前記記録部は映像データを含むファイルを作成し、撮影開始時に得られる前記絶対方位データ、前記絶対位置データ、および前記絶対時刻データを前記ファイルのヘッダ部に記録し、撮影中に得られる前記相対方位データ、前記相対位置データ、前記相対時刻データを同一の時刻の映像、音声データと共に前記ファイルのボディ部に記録することを特徴とする請求項5記載の記録装置。
  7. 前記絶対方位データ、前記絶対位置データ、前記絶対時刻データ、前記相対方位データ、前記相対位置データ、および前記相対時刻データを、前記ファイルのヘッダ部にまとめて記録することを特徴とする請求項5記載の記録装置。
  8. 撮影開始時に得られる前記絶対方位データ、前記絶対位置データ、および前記絶対時刻データを前記ファイルのヘッダ部に記録し、撮影中に得られる前記相対方位データ、前記相対位置データ、および前記相対時刻データを前記ファイルのフッタ部に記録することを特徴とする請求項5記載の記録装置。
  9. 撮影開始時に得られる前記絶対方位データ、前記絶対位置データ、および前記絶対時刻データを前記ファイルのヘッダ部に記録し、撮影中に得られる前記相対方位データ、前記相対位置データ、および前記相対時刻データを前記ファイルとは別のファイルに記録することを特徴とする請求項5記載の記録装置。
  10. 方位検出センサが出力する方位情報と位置検出センサが出力する位置情報と時刻検出センサが出力する時刻情報とを検出して絶対方位データと絶対位置データと絶対時刻データとを出力する絶対値検出ステップと、
    前記絶対値検出ステップが出力する絶対方位データと絶対位置データと絶対時刻データとに基づいて基準方位と基準位置と基準時刻より相対方位データと相対位置データと相対時刻データとを算出して出力する相対値算出ステップと、
    前記絶対値検出ステップが出力する絶対方位データと絶対位置データと絶対時刻データを設定する絶対値設定ステップと、
    前記相対値算出ステップが出力する相対方位データと相対位置データと相対時刻データを設定する相対値設定ステップと、
    入力された映像データと、入力された音声データと、前記絶対値設定ステップで設定する絶対方位データと絶対位置データと絶対時刻データと、前記相対値設定ステップで設定する相対方位データと相対位置データと相対時刻データとを記録媒体に記録する記録ステップとを有することを特徴とするデータ記録方法。
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