JP2004341863A - 端末装置とデバイスの対応付け方法及びシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の端末装置からデバイスを共有して使用するシステムが、オペレータが予め特定のデバイスを占有し、端末装置より操作を行う方式である場合、デバイスからの入力データによる業務処理の開始が不可能であった。
【解決手段】複数の端末装置と、記憶媒体からの読み取り手段を有し、オペレータを介して情報を入力されるデバイスと、端末装置やデバイス、オペレータに関する情報の管理及び照合を行うサーバが、ネットワークで接続されるシステムにおいて、端末装置からの情報と、デバイスからの情報を照合することにより、デバイス上でオペレータを介して入力された情報を必要とする端末装置を特定し、前記端末装置を特定したときは、前記デバイスを占有し、前記デバイスから、前記端末装置宛てに、前記デバイス上でオペレータを介して入力された情報を送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】複数の端末装置と、記憶媒体からの読み取り手段を有し、オペレータを介して情報を入力されるデバイスと、端末装置やデバイス、オペレータに関する情報の管理及び照合を行うサーバが、ネットワークで接続されるシステムにおいて、端末装置からの情報と、デバイスからの情報を照合することにより、デバイス上でオペレータを介して入力された情報を必要とする端末装置を特定し、前記端末装置を特定したときは、前記デバイスを占有し、前記デバイスから、前記端末装置宛てに、前記デバイス上でオペレータを介して入力された情報を送信する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の端末装置からデバイスを共有するシステムにおける端末装置とデバイスの対応付け方法に関し、例えば、金融機関の窓口業務において、通帳プリンタや現金処理機など特殊なデバイスに用いて好適な端末装置とデバイスの対応付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
1台のデバイスを、複数の端末装置が共有して使用するときに、デバイスが、特定の処理を同時に複数行うことが出来ない場合、デバイスを占有してから特定の処理を行うことが必要になる。複数の端末装置からデバイスを占有する方法としては、例えば、1台の現金処理機を複数の端末装置から使用する方法がある(特許文献1参照)。この技術では、ある端末装置が現金処理機に対して占有の依頼を通知すると、現金処理機は、占有可能か否かを判断し、占有可能な場合は、占有依頼を通知した端末装置からの処理内容に従って処理を行う。現金処理機は占有中に、他の端末装置から占有依頼の通知を受け取ると、その端末装置宛てに、現金処理機の占有をできない旨のメッセージを送信する。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−339522号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法においては、次のような問題がある。従来技術は、デバイスへの占有依頼を端末装置から行うため、占有を依頼されたデバイスは、占有依頼を行った端末装置を、デバイス上で行われる処理の結果の送信先として特定することが可能である。しかし、この技術では、デバイスが占有されていない状態において、デバイス上の操作により行われた処理の結果を使用して、端末装置上で処理を行う場合、デバイス上で行われた処理の結果を必要とする端末装置を、複数の端末装置の中から特定することはできない。
【0005】
例えば、金融機関の窓口業務で使用される端末装置と1対1で接続された通帳プリンタでは、オペレータにより通帳プリンタへ通帳が挿入された後、通帳プリンタは、通帳プリンタと接続された端末装置宛てに、前記通帳から取得したデータを送信し、端末装置は、通帳プリンタから受信した前記データを使用した処理を行う。しかし、通帳プリンタがネットワーク上で複数の端末装置と接続し、通帳プリンタが複数の端末装置から共有して使用される場合では、通帳プリンタがどの端末装置からも占有されていないときに、オペレータにより前記通帳プリンタへ通帳が挿入された場合、前記通帳から取得したデータの送信先となる端末装置を特定できないため、通帳プリンタへの通帳の挿入をきっかけとした端末装置上の処理を行うことができない。
【0006】
本発明の目的は、デバイス上でオペレータを介して入力された情報を必要とする端末装置を特定する方法及びシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では、デバイスと端末装置、サーバがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、磁気カードやICカードなどの記憶媒体や、端末装置、デバイスから取得した情報と、端末装置とデバイス、オペレータに関する情報である管理情報をサーバが照合して、デバイス上でオペレータを介して入力された情報を必要とする端末装置を特定することを特徴とする。
【0008】
端末装置は、端末装置を識別する値である端末装置IDと、端末装置上でオペレータから入力された、オペレータを識別する値であるオペレータIDとパスワードをサーバ宛てに送信する。サーバは、オペレータIDとパスワードを管理情報中のオペレータIDとパスワードと照合し、照合の結果が正しい場合は、管理情報にオペレータIDを端末装置IDと対応付けて登録する。
【0009】
次に、デバイスは、オペレータを識別する情報であるオペレータ識別情報を保持している記憶媒体から、オペレータ識別情報を取得し、オペレータ識別情報と、デバイスを識別する値であるデバイスIDをサーバ宛てに送信する。
【0010】
サーバは、デバイスから送信されたオペレータ識別情報を、管理情報中のオペレータ識別情報とオペレータIDとの対応関係と照合し、オペレータ識別情報と対応するオペレータIDを取得する。また、サーバは、取得したオペレータIDを、管理情報中のオペレータIDと端末装置IDとの対応関係と照合し、オペレータIDと対応する端末装置IDを取得する。以上の処理により、デバイス上でオペレータを介して入力された情報を必要とする端末装置を特定できる。また、サーバは取得した端末装置IDをデバイス宛てに送信する。
【0011】
デバイスは、デバイス上でオペレータを介して入力された情報を、サーバから送信された端末装置IDをもつ端末装置宛てに送信する。
【0012】
尚、デバイス上でオペレータを介して入力された情報を、デバイスがサーバへ送信し、サーバが端末装置へ送信してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示すブロック図である。
【0015】
本実施の形態におけるシステムは、デバイス1と端末装置2、サーバ3がネットワークを介して接続されて構成される。
【0016】
デバイス1は、例えば、通帳プリンタなどの特殊な周辺装置を指し、通帳の磁気データの読み込みや、オペレータを識別する情報の読み取りや、デバイス1を使用するオペレータへの情報の表示や、端末装置2およびサーバ3とのメッセージの送受信を行う。また、磁気カードやICカードなどの記憶媒体5が保持する情報を読み取りする手段、もしくは、オペレータを識別するIDや指紋などのオペレータを識別する情報をオペレータが直接入力する手段をもつ。また、デバイス1は、例えば、通帳からのデータ読み取りなど、同時に複数行うことができない特定の処理を行い、特定の処理が実行される前にデバイス1の占有が必要であるとする。また、デバイス1が占有可能かどうかをオペレータに対して示す手段として、例えば、点灯ランプやモニタなどをもつ。また、システム内でデバイス1を一意に識別する値であるデバイスIDをもつ。デバイスIDは、例えばIPアドレスのようなネットワーク上で、通信相手を特定するための値であり、システム内では通信時にデバイスIDを指定することにより、特定のデバイスと通信を行うことができるとする。
【0017】
端末装置2は、例えば、モニタを備えたPCであり、オペレータが端末装置2上で入力した値の取得や、デバイス1およびサーバ3とのメッセージの送受信、オペレータへの情報の提示を行う。また、システム内で端末装置2を一意に識別する値である端末装置IDをもつ。端末装置IDは、例えばIPアドレスのようなネットワーク上で、通信相手を特定するための値であり、システム内では通信時に、端末装置IDを指定することにより、特定の端末装置2と通信を行うことができるとする。
【0018】
サーバ3は、システム内のデバイス1や端末装置2、オペレータに関する情報である管理情報4の管理や、オペレータがシステム内のデバイス1および端末装置2を使用した処理を行う権限の認証、デバイス1および端末装置2とのメッセージの送受信を行う。オペレータの権限の認証は、例えば、オペレータを識別する値であるIDとパスワードがオペレータに与えられている場合、入力されたIDとパスワードを、管理情報4中のIDとパスワードを照合することにより行う。以下、オペレータがシステム内のデバイス1または端末装置2を使用して処理を行う権限を認証された状態になることを、ログインを許可されたといい、その権限を解除された状態になることを、ログアウトを行うというとする。また、オペレータは1つの端末装置2からログインを行った後、他の端末装置2を使用する場合は、使用中の端末装置2からログアウトを行ってから、他の端末装置2からログインを行うとする。
【0019】
管理情報4は、オペレータID管理表20や端末装置使用者管理表30、オペレータ識別情報管理表40、デバイスステータス管理表50から構成される。前記各管理表については図2、図3、図4、図5で詳細を述べる。
【0020】
記憶媒体5は、情報を保持する手段をもち、例えば、磁気カードやICカードである。
【0021】
図2は、オペレータID管理表20である。オペレータID管理表20は、システム内のデバイス1または端末装置2を使用して処理を行う権限をもつオペレータの一覧を表し、オペレータを一意に識別する値であるオペレータID21と、パスワード22から構成される。
【0022】
図3は、端末装置使用者管理表30である。端末装置使用者管理表30は、システム内の端末装置2の一覧および、システム内の各端末装置2を使用中であるオペレータの一覧を表し、端末装置ID31と、オペレータID32から構成される。
【0023】
図4は、オペレータ識別情報管理表40である。オペレータを一意に識別する情報であり、かつ、磁気カードやICカードなどの情報を保持する記憶媒体5に保持される情報であるオペレータ識別情報とオペレータIDとの対応関係の一覧を、オペレータ識別情報管理表40は表す。また、オペレータ識別情報管理表40は、オペレータID41とオペレータ識別情報42から構成される。
【0024】
図5は、デバイスステータス管理表50である。デバイスステータス管理表50は、システム内のデバイスの一覧および、システム内の各デバイスの状態を表し、デバイスID51と、デバイスの状態を表すデバイスステータス52から構成される。デバイスステータスの値が“占有中”の場合、デバイスが占有されていることを表し、デバイスステータスの値が、“占有なし”の場合、デバイスが占有されていないことを表す。
【0025】
図6は、オペレータが、システム内の端末装置2およびデバイス1を使用した処理を行う権限を認証されるまでの処理の過程を示す図である。ステップ端末装置2上で、オペレータIDとパスワードが入力された後、端末装置2は入力されたオペレータIDとパスワード、および端末装置IDをサーバ3に送信する。サーバ3は、端末装置2を使用するオペレータが、システム内の端末装置2およびデバイス1を使用した処理を行う権限をもつオペレータとして管理表4に登録されているかどうか判定する。オペレータが管理表4に登録されていない場合は、サーバ3は、オペレータがシステム内の端末装置2およびデバイス1を使用した処理を行う権限をもつとみなし、管理表4を参照して、そのオペレータがシステム内の他の端末装置2からログイン済みかどうかを判定する。オペレータが他の端末装置2からログイン済みでない場合、サーバ3は管理表4中の、端末装置2を使用中のオペレータの情報の更新を行い、端末装置2にオペレータのログインが許可されたことを示すメッセージを送信する。サーバ3は、オペレータが管理表4に登録されていない場合か、またはオペレータが他の端末装置2からログイン済みの場合には、端末装置2宛てにオペレータのログインが拒否されたことを示すメッセージを送信する。
【0026】
ステップ100では、端末装置2は、端末装置2上にオペレータIDとパスワードが入力されたかどうか検知し、入力されたことを検知した場合はステップ105へ遷移する。入力されたことを検知していない場合はステップ100へ遷移する。ステップ105では、端末装置2は、端末装置2がもつ端末装置IDと、ステップ100で入力されたことを検知したオペレータIDとパスワードをサーバ3宛てに送信する。以下、前記端末装置IDと、前記オペレータID、前記パスワードをサーバ3宛てに送信した端末装置2を端末装置Aとする。
【0027】
サーバ3は、ステップ105において端末装置Aから送信されたオペレータIDとパスワード、端末装置IDを受信した後、ステップ110では、オペレータID管理表20中のオペレータIDとパスワードの組の一覧から、受信したオペレータIDとパスワードのそれぞれの値が一致する組を検索する。ステップ115では、値が一致するオペレータIDとパスワードの組が存在しない場合、ステップ120に遷移する。値が一致するオペレータIDとパスワードの組が存在する場合、ステップ125に遷移する。
【0028】
ステップ120では、サーバ3は、端末装置A宛てに、ログインが拒否されたことを示すメッセージを送信し、処理を終了する。ステップ125では、サーバ3は、端末装置使用者管理表30中のオペレータID32において、端末装置Aから受信したオペレータIDの値と一致する値をもつオペレータIDを検索する。
【0029】
ステップ130では、値が一致するオペレータIDが存在する場合、ステップ135に遷移する。値が一致するオペレータIDが存在しない場合、ステップ140に遷移する。ステップ135では、サーバ3は、端末装置A宛てに、ログインが拒否されたことを示すメッセージを送信し、処理を終了する。
【0030】
ステップ140では、サーバ3は、端末装置使用者管理表30中の端末装置ID31から、端末装置Aから受信した端末装置IDの値と一致する値をもつ端末装置IDを検索し、求めた端末装置IDと組になるオペレータIDの値として、端末装置Aから受信したオペレータIDの値を、端末装置使用者管理表30中のオペレータID32に登録する。ステップ145では、サーバ3は、端末装置A宛てに、ログインが許可されたことを示すメッセージを送信し、処理を終了する。
【0031】
端末装置Aは、サーバ3からメッセージを受信した後、ステップ150では、ログインが拒否されたことを示すメッセージの場合、処理を終了し、ログインが許可されたことを示すメッセージの場合、端末装置Aをオペレータが使用できる状態にする。なお、オペレータが端末装置Aからログアウトを行った場合は、端末装置使用者管理表30中のオペレータID32から、端末装置Aがもつ端末装置IDと値が一致する端末装置IDと組になっているオペレータIDの値が削除されるとする。
【0032】
図7、図8、図9はデバイス1の占有が行われる場合、デバイス1上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置2を特定する処理の過程を示す。前提として、記憶媒体5は、オペレータ識別情報を保持しており、オペレータは記憶媒体5を所有しているとする。但し、記憶媒体5を用いず、直接にオペレータからオペレータ識別情報の入力を受けてもよい。また、ステップ100からステップ150までの処理に従い、オペレータは端末装置2からログイン済みであるとする。
【0033】
ステップ200では、デバイス1は、オペレータからデバイス1に対して提示された記憶媒体5から、オペレータ識別情報を取得したことを検知した場合、もしくは、オペレータからデバイス1に対して直接入力されたオペレータ識別情報を取得したことを検知した場合、ステップ205へ遷移する。ステップ205では、デバイス1はステップ200において取得したことを検知したオペレータ識別情報と、デバイス1がもつデバイスIDをサーバ3宛てに送信する。以下、前記オペレータ識別情報と前記デバイスIDをサーバ3宛てに送信したデバイス3をデバイスBとする。尚、オペレータ識別情報の代わりに、オペレータIDを用いてもよい。
【0034】
サーバ3は、ステップ205においてデバイスBから送信されたオペレータ識別情報と、デバイスIDを受信した後、ステップ210では、デバイスステータス管理表50中のデバイスID51から、受信したデバイスIDと値が一致するデバイスIDを検索する。なお、システム内の全てのデバイスがもつデバイスIDはデバイスステータス管理表50に登録されているという前提のため、値が一致するデバイスIDが求まる。また、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52から、求めたデバイスIDと組になっているデバイスステータスを求める。
【0035】
ステップ215では、ステップ210で求めたデバイスステータスの値が“占有中”の場合、ステップ220へ遷移し、値が“占有なし”の場合、ステップ225に遷移する。
【0036】
ステップ220では、サーバ3は、デバイスB宛てに、デバイスBの占有を行うことができないことを示すメッセージを送信し,処理を終了する。ステップ225では、サーバ3は、デバイスB宛てに、デバイスBの占有を行うことが可能であることを示すメッセージを送信する。また、サーバ3は、デバイスB宛てへのメッセージの送信を確認できた場合は、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52において、ステップ210で求めたデバイスステータスの値を、“占有中”に変更する。
【0037】
ステップ230からステップ265までは、デバイスBから送信されたオペレータ識別情報や管理情報4から、デバイスB上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置2の端末装置IDを取得する処理である。
【0038】
ステップ230では、サーバ3は、オペレータ識別情報管理表40中のオペレータ識別情報42から、デバイスBから受信したオペレータ識別情報と値が一致するオペレータ識別情報を検索する。ステップ235では、値が一致するオペレータ識別情報が存在しない場合、ステップ240に遷移する。値が一致するオペレータ識別情報が存在する場合、ステップ245に遷移する。
【0039】
ステップ240では、サーバ3は、デバイスB宛てに、デバイスB上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置2を特定できないことを示すメッセージを送信し、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52において、ステップ210で求めたデバイスステータスの値を、“占有なし”に変更し、処理を終了する。ステップ245では、サーバ3は、オペレータ識別情報管理表40中のオペレータID41から、ステップ230で求めたオペレータ識別情報と組になっているオペレータIDを取得する。
【0040】
ステップ250では、サーバ3は、端末装置使用者管理表30中のオペレータID32から、ステップ245で取得したオペレータIDと値が一致するオペレータIDを検索する。ステップ255では、値が一致するオペレータIDが存在しない場合、ステップ260に遷移する。値が一致するオペレータIDが存在する場合、ステップ265に遷移する。
【0041】
ステップ260では、サーバ3は、デバイスB宛てに、デバイスB上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置2を特定できないことを示すメッセージを送信し、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52において、ステップ210で求めたデバイスステータスの値を、“占有なし”に変更し、処理を終了する。ステップ265では、サーバ3は、端末装置使用者管理表30中の端末装置ID31から、ステップ250で求めたオペレータIDと組になっている端末装置IDを取得する。ステップ270では、サーバ3は、デバイスB宛てに、デバイスB上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置2を特定したことを示すメッセージと、ステップ265で取得した端末装置IDを送信する。
【0042】
デバイスBは、サーバ3からメッセージを受信した後、ステップ275では、受信したメッセージの内容から、デバイスBが占有可能かどうかの判定、および、デバイスB上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置2を特定したかどうかの判定を行う。具体的には、サーバ3から、デバイスBが占有可能であるということを示すメッセージと、デバイスB上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置2を特定したことを示し、かつ、前記端末装置2がもつ端末装置IDを含むメッセージを受信した場合は、ステップ285に遷移する。デバイスBがサーバ3から受信したメッセージの内容が上記の条件を満たさなかった場合は、ステップ280に遷移する。ステップ280では、デバイスBは、デバイスB上に、オペレータがデバイスBを使用できない旨を示し、処理を終了する。ステップ285では、デバイスBは、デバイスB上に、オペレータがデバイスBを使用可能である旨を示す。ステップ290では、デバイスBは、デバイスB上でオペレータからの情報の入力を受け付け、ステップ295では、デバイスBは、サーバ3から受信した端末装置IDをもつ端末装置2宛てに、ステップ290でオペレータを介して入力された情報を送信し、処理を終了する。
【0043】
図10は、本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示すブロック図であり、本実施の形態におけるシステムは、デバイス61と端末装置62、サーバ63、読み取りデバイス66がネットワークを介して接続されて構成される。なお、端末装置62とサーバ63、記憶媒体65の機能は、それぞれ図1の端末装置2、サーバ3、記憶媒体5と同一である。
【0044】
デバイス61は、例えば、通帳プリンタなどの特殊な周辺装置を指し、通帳の磁気データの読み込みや、端末装置62およびサーバ63とのメッセージの送受信を行う。また、デバイス61は、例えば、通帳からのデータ読み取りなど、同時に行うことができない特定の処理を行うとし、特定の処理が実行される前にデバイス61の占有が必要であるとする。また、システム内でデバイス61を一意に識別する値であるデバイスIDをもつ。
【0045】
読み取りデバイス66は、オペレータを識別する情報の取得や、読み取りデバイス66を使用するオペレータへの情報の表示や、サーバ63とのメッセージの送受信を行う。また、記憶媒体65が保持する情報を読み取りする手段、もしくは、オペレータを識別するIDや指紋などオペレータを識別する情報をオペレータが直接入力する手段をもつ。また、オペレータが情報を入力可能なデバイス61をオペレータに対して示す手段として、例えば、点灯ランプやモニタをもつとする。また、システム内で読み取りデバイス66を一意に識別する値である読み取りデバイスIDをもつ。読み取りデバイスIDは、例えばIPアドレスのようなネットワーク上で、通信相手を特定するための値であり、システム内では通信時に読み取りデバイスIDを指定することにより、特定の読み取りデバイス61と通信を行うことができるとする。
【0046】
管理情報64は、オペレータID管理表20や端末装置使用者管理表30、オペレータ識別情報管理表40、デバイスステータス管理表50、読み取りデバイス対応関係管理表70から構成される。読み取りデバイス対応関係表70については図11で詳細を述べる。
【0047】
図11は、読み取りデバイス対応関係管理表70である。読み取りデバイス対応関係管理表70は、システム内の読み取りデバイス66の一覧と、読み取りデバイス66と対応する複数のデバイス61を表し、読み取りデバイスID71と、複数のデバイスID72から構成される。
【0048】
図12、図13、図14は、デバイス61上で占有が行われる場合、デバイス61上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62を特定する処理の過程を示す。前提として、ステップ100からステップ150までの処理に従い、オペレータは端末装置62からログイン済みであるとする。また、オペレータは、デバイス61を直接、操作して、デバイス61に情報を入力する場合は、デバイス61を操作する前に、情報を入力するデバイス61に対応する読み取りデバイス66を使用するとする。また、記憶媒体65は、オペレータ識別情報を保持しており、オペレータは記憶媒体65を保持しているとする。但し、記憶媒体65を用いず、直接にオペレータからオペレータ識別情報の入力を受けてもよい。
【0049】
ステップ400からステップ440までは、まず、読み取りデバイス66は、オペレータ識別情報と読み取りデバイスIDをサーバ63宛てに送信する。次に、サーバ63は、前記読み取りデバイス66に対応するデバイス61のうち、占有可能なデバイス61が存在するかどうか判定し、占有可能なデバイスが存在する場合は、管理情報64中のデバイス61の状態を“占有中”に変更し、前記読み取りデバイス66宛てに、占有可能なデバイス61が存在することを示すメッセージを送信する。
【0050】
ステップ400では、読み取りデバイス66は、オペレータから読み取りデバイス66に対して提示された記憶媒体5から、オペレータ識別情報を取得したことを検知した場合、もしくは、オペレータから読み取りデバイス66に対して直接入力されたオペレータ識別情報を取得したことを検知した場合ステップ405へ遷移する。ステップ405では、読み取りデバイス66は、ステップ400において取得したことを検知したオペレータ識別情報と、読み取りデバイス66がもつ読み取りデバイスIDをサーバ63宛てに送信する。以下、前記オペレータ識別情報と前記読み取りデバイスIDをサーバ63宛てに送信した読み取りデバイス66を、読み取りデバイスCとする。
【0051】
サーバ63は、ステップ405において読み取りデバイスCから送信されたオペレータ識別情報と、読み取りデバイスIDを受信した後、ステップ410では、読み取りデバイス対応関係管理表70中の読み取りデバイスID71から、受信した読み取りデバイスIDと値が一致する読み取りデバイスIDを検索する。なお、システム内の全ての読み取りデバイスがもつ読み取りデバイスIDは、読み取りデバイス対応関係管理表70に登録されているという前提のため、値が一致する読み取りデバイスIDが求まる。また、読み取りデバイス対応関係管理表70中のデバイスID72から、求めた読み取りデバイスIDと組になっているデバイスIDの一覧を取得する。
【0052】
ステップ415では、サーバ63は、ステップ410で取得したデバイスIDの一覧から、デバイスIDを1つ取得する。
【0053】
ステップ420では、サーバ63は、デバイスステータス管理表50中のデバイスID51から、ステップ415で取得したデバイスIDと値が一致するデバイスIDを検索する。なお、システム内の全てのデバイスがもつデバイスIDはデバイスステータス管理表50に登録されているという前提のため、値が一致するデバイスIDが求まる。また、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52から、求めたデバイスIDと組になっているデバイスステータスを求める。
【0054】
ステップ425では、サーバ63は、ステップ420で求めたデバイスステータスの値が“占有中”の場合、ステップ430へ遷移し、値が“占有なし”の場合、ステップ440に遷移する。以下、値が“占有なし”であると判定された前記デバイスステータスと対応するデバイスIDをもつデバイス61をデバイスCとする。
【0055】
ステップ430では、サーバ63は、ステップ410で求めた全てのデバイスIDに対して、各デバイスIDに対応するステップ420で求めたデバイスステータスの値が、“占有中”であった場合、ステップ435に遷移し、ステップ410で求めた全てのデバイスIDに対して、各デバイスIDに対応するデバイスステータスの値を取得できていない場合は、ステップ415へ遷移する。
【0056】
ステップ435では、サーバ63は、読み取りデバイスC宛てに、占有可能なデバイス61が存在しないことを示すメッセージを送信し,処理を終了する。ステップ440では、サーバ63は、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52において、ステップ415で求めたデバイスIDと組になっているデバイスステータスの値を、“占有中”に変更し、読み取りデバイスC宛てに、占有可能なデバイス61が存在することを示すメッセージを送信する。
【0057】
ステップ445からステップ480までは、読み取りデバイスCから送信されたオペレータ識別情報や管理情報64から、デバイスC上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62の端末装置IDを取得する処理である。
【0058】
ステップ445では、サーバ63は、オペレータ識別情報管理表40中のオペレータ識別情報42から、読み取りデバイスCから受信したオペレータ識別情報と値が一致するオペレータ識別情報を検索する。ステップ450では、値が一致するオペレータ識別情報が存在しない場合、ステップ455に遷移する。値が一致するオペレータ識別情報が存在する場合、ステップ460に遷移する。
【0059】
ステップ455では、サーバ63は、読み取りデバイスC宛てに、デバイスC上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62を特定できないことを示すメッセージを送信し、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52において、ステップ420で求めたデバイスステータスの値を、“占有なし”に変更し、処理を終了する。ステップ460では、サーバ63は、オペレータ識別情報管理表40中のオペレータID41から、ステップ445で求めたオペレータ識別情報と組になっているオペレータIDを取得する。
【0060】
ステップ465では、サーバ63は、端末装置使用者管理表30中のオペレータID32から、ステップ460で取得したオペレータIDと、値が一致するオペレータIDを検索する。ステップ470では、値が一致するオペレータIDが存在しない場合、ステップ475に遷移する。値が一致するオペレータIDが存在する場合、ステップ480に遷移する。
【0061】
ステップ475では、サーバ63は、読み取りデバイスC宛てに、デバイスC上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62を特定できないことを示すメッセージを送信し、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52において、ステップ420で求めたデバイスステータスの値を、“占有なし”に変更し、処理を終了する。ステップ480では、サーバ63は、端末装置使用者管理表30中の端末装置ID31から、ステップ460で求めたオペレータIDと組になっている端末装置IDを取得する。
【0062】
ステップ485では、サーバ63は、読み取りデバイスC宛てに、デバイスC上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62を特定したことを示すメッセージと、ステップ415で取得したデバイスCのデバイスIDをオペレータが読み取りデバイス上でデバイスを識別することが可能な情報に変換した情報であるデバイス識別情報を送信する。
【0063】
ステップ490では、サーバ63は、デバイスC宛てに、デバイスC上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62を特定したことを示すメッセージと、ステップ480で取得した端末装置IDを送信する。
【0064】
読み取りデバイスCは、サーバ63からメッセージを受信した後、ステップ495では、受信したメッセージの内容から、デバイスCが占有可能かどうかの判定、および、デバイスC上でオペレータを介して入力される情報となる端末装置62を特定したかどうかの判定を行う。具体的には、サーバ63から、デバイスCが占有可能であるということを示すメッセージと、デバイスC上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62を特定したことを示し、かつ、前記端末装置がもつ端末装置IDを含むメッセージを受信した場合は、ステップ505に遷移する。読み取りデバイスCがサーバ63から受信したメッセージの内容が、上記の条件を満たさなかった場合は、ステップ500に遷移する。ステップ500では、読み取りデバイスCは、読み取りデバイスC上に、オペレータが使用可能なデバイス61が存在しない旨を示し、処理を終了する。ステップ505では、読み取りデバイスCは、サーバ63から送信されたデバイス識別情報から、読み取りデバイスC上に、オペレータが使用可能なデバイス61を識別する情報を示す。
【0065】
ステップ510では,ステップ490において、サーバ63からデバイスC上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62を特定したことを示すメッセージと、端末装置IDを送信されたデバイスCは、オペレータからの情報の入力を受け付け、ステップ515では、デバイスCは、サーバ63から受信した端末装置IDをもつ端末装置62宛てに、ステップ510でオペレータを介して入力された情報を送信し、処理を終了する。
【0066】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の端末装置によるデバイスの共有化が可能になる。また、磁気カードやICカードなどの記憶媒体からの情報の読み取り手段をもたないデバイスに対して、複数の端末装置による共有化を行っても、読み取りデバイスをシステムに追加することにより、デバイスが業務に対応可能になる。また、使用されていないデバイスに順次、処理を割り当てるため、少数のデバイスでも効率的に利用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】システム内の端末装置およびデバイスを使用した処理を行う権限をもつオペレータの情報を表す表形式の管理表の書式である。
【図3】システム内の端末装置と、端末装置を使用中のオペレータとの対応関係を表す表形式の管理表の書式である。
【図4】システム内の端末装置およびデバイスを使用した処理を行う権限をもつオペレータの情報を表す表形式の管理表の書式である。
【図5】システム内のデバイスの情報を表す表形式の管理表の書式である。
【図6】オペレータが、システム内の端末装置およびデバイスを使用した処理を行う権限を認証されるまでの処理手順を示すフローチャートである。
【図7】デバイス上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置を特定する処理手順を示すフローチャートである。
【図8】デバイス上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置を特定する処理手順を示すフローチャートである。
【図9】デバイス上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置を特定する処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施形態におけるシステムの構成を示すブロック図である。
【図11】システム内の読み取りデバイスとデバイスとの対応関係を表す表形式の管理表の書式である。
【図12】デバイス上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置を特定する処理手順を示すフローチャートである。
【図13】デバイス上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置を特定する処理手順を示すフローチャートである。
【図14】デバイス上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置を特定する処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…デバイス、2…端末装置、3…サーバ、4…管理情報、5…記憶媒体、20…オペレータID管理情報、30…端末装置使用者管理表、40…オペレータ識別情報管理表、50…デバイスステータス管理表、61…デバイス、62…端末装置、63…サーバ、64…管理情報、65…記憶媒体、66…読み取りデバイス、70…読み取りデバイス対応関係管理表。
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の端末装置からデバイスを共有するシステムにおける端末装置とデバイスの対応付け方法に関し、例えば、金融機関の窓口業務において、通帳プリンタや現金処理機など特殊なデバイスに用いて好適な端末装置とデバイスの対応付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
1台のデバイスを、複数の端末装置が共有して使用するときに、デバイスが、特定の処理を同時に複数行うことが出来ない場合、デバイスを占有してから特定の処理を行うことが必要になる。複数の端末装置からデバイスを占有する方法としては、例えば、1台の現金処理機を複数の端末装置から使用する方法がある(特許文献1参照)。この技術では、ある端末装置が現金処理機に対して占有の依頼を通知すると、現金処理機は、占有可能か否かを判断し、占有可能な場合は、占有依頼を通知した端末装置からの処理内容に従って処理を行う。現金処理機は占有中に、他の端末装置から占有依頼の通知を受け取ると、その端末装置宛てに、現金処理機の占有をできない旨のメッセージを送信する。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−339522号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法においては、次のような問題がある。従来技術は、デバイスへの占有依頼を端末装置から行うため、占有を依頼されたデバイスは、占有依頼を行った端末装置を、デバイス上で行われる処理の結果の送信先として特定することが可能である。しかし、この技術では、デバイスが占有されていない状態において、デバイス上の操作により行われた処理の結果を使用して、端末装置上で処理を行う場合、デバイス上で行われた処理の結果を必要とする端末装置を、複数の端末装置の中から特定することはできない。
【0005】
例えば、金融機関の窓口業務で使用される端末装置と1対1で接続された通帳プリンタでは、オペレータにより通帳プリンタへ通帳が挿入された後、通帳プリンタは、通帳プリンタと接続された端末装置宛てに、前記通帳から取得したデータを送信し、端末装置は、通帳プリンタから受信した前記データを使用した処理を行う。しかし、通帳プリンタがネットワーク上で複数の端末装置と接続し、通帳プリンタが複数の端末装置から共有して使用される場合では、通帳プリンタがどの端末装置からも占有されていないときに、オペレータにより前記通帳プリンタへ通帳が挿入された場合、前記通帳から取得したデータの送信先となる端末装置を特定できないため、通帳プリンタへの通帳の挿入をきっかけとした端末装置上の処理を行うことができない。
【0006】
本発明の目的は、デバイス上でオペレータを介して入力された情報を必要とする端末装置を特定する方法及びシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明では、デバイスと端末装置、サーバがネットワークを介して接続されたシステムにおいて、磁気カードやICカードなどの記憶媒体や、端末装置、デバイスから取得した情報と、端末装置とデバイス、オペレータに関する情報である管理情報をサーバが照合して、デバイス上でオペレータを介して入力された情報を必要とする端末装置を特定することを特徴とする。
【0008】
端末装置は、端末装置を識別する値である端末装置IDと、端末装置上でオペレータから入力された、オペレータを識別する値であるオペレータIDとパスワードをサーバ宛てに送信する。サーバは、オペレータIDとパスワードを管理情報中のオペレータIDとパスワードと照合し、照合の結果が正しい場合は、管理情報にオペレータIDを端末装置IDと対応付けて登録する。
【0009】
次に、デバイスは、オペレータを識別する情報であるオペレータ識別情報を保持している記憶媒体から、オペレータ識別情報を取得し、オペレータ識別情報と、デバイスを識別する値であるデバイスIDをサーバ宛てに送信する。
【0010】
サーバは、デバイスから送信されたオペレータ識別情報を、管理情報中のオペレータ識別情報とオペレータIDとの対応関係と照合し、オペレータ識別情報と対応するオペレータIDを取得する。また、サーバは、取得したオペレータIDを、管理情報中のオペレータIDと端末装置IDとの対応関係と照合し、オペレータIDと対応する端末装置IDを取得する。以上の処理により、デバイス上でオペレータを介して入力された情報を必要とする端末装置を特定できる。また、サーバは取得した端末装置IDをデバイス宛てに送信する。
【0011】
デバイスは、デバイス上でオペレータを介して入力された情報を、サーバから送信された端末装置IDをもつ端末装置宛てに送信する。
【0012】
尚、デバイス上でオペレータを介して入力された情報を、デバイスがサーバへ送信し、サーバが端末装置へ送信してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示すブロック図である。
【0015】
本実施の形態におけるシステムは、デバイス1と端末装置2、サーバ3がネットワークを介して接続されて構成される。
【0016】
デバイス1は、例えば、通帳プリンタなどの特殊な周辺装置を指し、通帳の磁気データの読み込みや、オペレータを識別する情報の読み取りや、デバイス1を使用するオペレータへの情報の表示や、端末装置2およびサーバ3とのメッセージの送受信を行う。また、磁気カードやICカードなどの記憶媒体5が保持する情報を読み取りする手段、もしくは、オペレータを識別するIDや指紋などのオペレータを識別する情報をオペレータが直接入力する手段をもつ。また、デバイス1は、例えば、通帳からのデータ読み取りなど、同時に複数行うことができない特定の処理を行い、特定の処理が実行される前にデバイス1の占有が必要であるとする。また、デバイス1が占有可能かどうかをオペレータに対して示す手段として、例えば、点灯ランプやモニタなどをもつ。また、システム内でデバイス1を一意に識別する値であるデバイスIDをもつ。デバイスIDは、例えばIPアドレスのようなネットワーク上で、通信相手を特定するための値であり、システム内では通信時にデバイスIDを指定することにより、特定のデバイスと通信を行うことができるとする。
【0017】
端末装置2は、例えば、モニタを備えたPCであり、オペレータが端末装置2上で入力した値の取得や、デバイス1およびサーバ3とのメッセージの送受信、オペレータへの情報の提示を行う。また、システム内で端末装置2を一意に識別する値である端末装置IDをもつ。端末装置IDは、例えばIPアドレスのようなネットワーク上で、通信相手を特定するための値であり、システム内では通信時に、端末装置IDを指定することにより、特定の端末装置2と通信を行うことができるとする。
【0018】
サーバ3は、システム内のデバイス1や端末装置2、オペレータに関する情報である管理情報4の管理や、オペレータがシステム内のデバイス1および端末装置2を使用した処理を行う権限の認証、デバイス1および端末装置2とのメッセージの送受信を行う。オペレータの権限の認証は、例えば、オペレータを識別する値であるIDとパスワードがオペレータに与えられている場合、入力されたIDとパスワードを、管理情報4中のIDとパスワードを照合することにより行う。以下、オペレータがシステム内のデバイス1または端末装置2を使用して処理を行う権限を認証された状態になることを、ログインを許可されたといい、その権限を解除された状態になることを、ログアウトを行うというとする。また、オペレータは1つの端末装置2からログインを行った後、他の端末装置2を使用する場合は、使用中の端末装置2からログアウトを行ってから、他の端末装置2からログインを行うとする。
【0019】
管理情報4は、オペレータID管理表20や端末装置使用者管理表30、オペレータ識別情報管理表40、デバイスステータス管理表50から構成される。前記各管理表については図2、図3、図4、図5で詳細を述べる。
【0020】
記憶媒体5は、情報を保持する手段をもち、例えば、磁気カードやICカードである。
【0021】
図2は、オペレータID管理表20である。オペレータID管理表20は、システム内のデバイス1または端末装置2を使用して処理を行う権限をもつオペレータの一覧を表し、オペレータを一意に識別する値であるオペレータID21と、パスワード22から構成される。
【0022】
図3は、端末装置使用者管理表30である。端末装置使用者管理表30は、システム内の端末装置2の一覧および、システム内の各端末装置2を使用中であるオペレータの一覧を表し、端末装置ID31と、オペレータID32から構成される。
【0023】
図4は、オペレータ識別情報管理表40である。オペレータを一意に識別する情報であり、かつ、磁気カードやICカードなどの情報を保持する記憶媒体5に保持される情報であるオペレータ識別情報とオペレータIDとの対応関係の一覧を、オペレータ識別情報管理表40は表す。また、オペレータ識別情報管理表40は、オペレータID41とオペレータ識別情報42から構成される。
【0024】
図5は、デバイスステータス管理表50である。デバイスステータス管理表50は、システム内のデバイスの一覧および、システム内の各デバイスの状態を表し、デバイスID51と、デバイスの状態を表すデバイスステータス52から構成される。デバイスステータスの値が“占有中”の場合、デバイスが占有されていることを表し、デバイスステータスの値が、“占有なし”の場合、デバイスが占有されていないことを表す。
【0025】
図6は、オペレータが、システム内の端末装置2およびデバイス1を使用した処理を行う権限を認証されるまでの処理の過程を示す図である。ステップ端末装置2上で、オペレータIDとパスワードが入力された後、端末装置2は入力されたオペレータIDとパスワード、および端末装置IDをサーバ3に送信する。サーバ3は、端末装置2を使用するオペレータが、システム内の端末装置2およびデバイス1を使用した処理を行う権限をもつオペレータとして管理表4に登録されているかどうか判定する。オペレータが管理表4に登録されていない場合は、サーバ3は、オペレータがシステム内の端末装置2およびデバイス1を使用した処理を行う権限をもつとみなし、管理表4を参照して、そのオペレータがシステム内の他の端末装置2からログイン済みかどうかを判定する。オペレータが他の端末装置2からログイン済みでない場合、サーバ3は管理表4中の、端末装置2を使用中のオペレータの情報の更新を行い、端末装置2にオペレータのログインが許可されたことを示すメッセージを送信する。サーバ3は、オペレータが管理表4に登録されていない場合か、またはオペレータが他の端末装置2からログイン済みの場合には、端末装置2宛てにオペレータのログインが拒否されたことを示すメッセージを送信する。
【0026】
ステップ100では、端末装置2は、端末装置2上にオペレータIDとパスワードが入力されたかどうか検知し、入力されたことを検知した場合はステップ105へ遷移する。入力されたことを検知していない場合はステップ100へ遷移する。ステップ105では、端末装置2は、端末装置2がもつ端末装置IDと、ステップ100で入力されたことを検知したオペレータIDとパスワードをサーバ3宛てに送信する。以下、前記端末装置IDと、前記オペレータID、前記パスワードをサーバ3宛てに送信した端末装置2を端末装置Aとする。
【0027】
サーバ3は、ステップ105において端末装置Aから送信されたオペレータIDとパスワード、端末装置IDを受信した後、ステップ110では、オペレータID管理表20中のオペレータIDとパスワードの組の一覧から、受信したオペレータIDとパスワードのそれぞれの値が一致する組を検索する。ステップ115では、値が一致するオペレータIDとパスワードの組が存在しない場合、ステップ120に遷移する。値が一致するオペレータIDとパスワードの組が存在する場合、ステップ125に遷移する。
【0028】
ステップ120では、サーバ3は、端末装置A宛てに、ログインが拒否されたことを示すメッセージを送信し、処理を終了する。ステップ125では、サーバ3は、端末装置使用者管理表30中のオペレータID32において、端末装置Aから受信したオペレータIDの値と一致する値をもつオペレータIDを検索する。
【0029】
ステップ130では、値が一致するオペレータIDが存在する場合、ステップ135に遷移する。値が一致するオペレータIDが存在しない場合、ステップ140に遷移する。ステップ135では、サーバ3は、端末装置A宛てに、ログインが拒否されたことを示すメッセージを送信し、処理を終了する。
【0030】
ステップ140では、サーバ3は、端末装置使用者管理表30中の端末装置ID31から、端末装置Aから受信した端末装置IDの値と一致する値をもつ端末装置IDを検索し、求めた端末装置IDと組になるオペレータIDの値として、端末装置Aから受信したオペレータIDの値を、端末装置使用者管理表30中のオペレータID32に登録する。ステップ145では、サーバ3は、端末装置A宛てに、ログインが許可されたことを示すメッセージを送信し、処理を終了する。
【0031】
端末装置Aは、サーバ3からメッセージを受信した後、ステップ150では、ログインが拒否されたことを示すメッセージの場合、処理を終了し、ログインが許可されたことを示すメッセージの場合、端末装置Aをオペレータが使用できる状態にする。なお、オペレータが端末装置Aからログアウトを行った場合は、端末装置使用者管理表30中のオペレータID32から、端末装置Aがもつ端末装置IDと値が一致する端末装置IDと組になっているオペレータIDの値が削除されるとする。
【0032】
図7、図8、図9はデバイス1の占有が行われる場合、デバイス1上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置2を特定する処理の過程を示す。前提として、記憶媒体5は、オペレータ識別情報を保持しており、オペレータは記憶媒体5を所有しているとする。但し、記憶媒体5を用いず、直接にオペレータからオペレータ識別情報の入力を受けてもよい。また、ステップ100からステップ150までの処理に従い、オペレータは端末装置2からログイン済みであるとする。
【0033】
ステップ200では、デバイス1は、オペレータからデバイス1に対して提示された記憶媒体5から、オペレータ識別情報を取得したことを検知した場合、もしくは、オペレータからデバイス1に対して直接入力されたオペレータ識別情報を取得したことを検知した場合、ステップ205へ遷移する。ステップ205では、デバイス1はステップ200において取得したことを検知したオペレータ識別情報と、デバイス1がもつデバイスIDをサーバ3宛てに送信する。以下、前記オペレータ識別情報と前記デバイスIDをサーバ3宛てに送信したデバイス3をデバイスBとする。尚、オペレータ識別情報の代わりに、オペレータIDを用いてもよい。
【0034】
サーバ3は、ステップ205においてデバイスBから送信されたオペレータ識別情報と、デバイスIDを受信した後、ステップ210では、デバイスステータス管理表50中のデバイスID51から、受信したデバイスIDと値が一致するデバイスIDを検索する。なお、システム内の全てのデバイスがもつデバイスIDはデバイスステータス管理表50に登録されているという前提のため、値が一致するデバイスIDが求まる。また、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52から、求めたデバイスIDと組になっているデバイスステータスを求める。
【0035】
ステップ215では、ステップ210で求めたデバイスステータスの値が“占有中”の場合、ステップ220へ遷移し、値が“占有なし”の場合、ステップ225に遷移する。
【0036】
ステップ220では、サーバ3は、デバイスB宛てに、デバイスBの占有を行うことができないことを示すメッセージを送信し,処理を終了する。ステップ225では、サーバ3は、デバイスB宛てに、デバイスBの占有を行うことが可能であることを示すメッセージを送信する。また、サーバ3は、デバイスB宛てへのメッセージの送信を確認できた場合は、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52において、ステップ210で求めたデバイスステータスの値を、“占有中”に変更する。
【0037】
ステップ230からステップ265までは、デバイスBから送信されたオペレータ識別情報や管理情報4から、デバイスB上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置2の端末装置IDを取得する処理である。
【0038】
ステップ230では、サーバ3は、オペレータ識別情報管理表40中のオペレータ識別情報42から、デバイスBから受信したオペレータ識別情報と値が一致するオペレータ識別情報を検索する。ステップ235では、値が一致するオペレータ識別情報が存在しない場合、ステップ240に遷移する。値が一致するオペレータ識別情報が存在する場合、ステップ245に遷移する。
【0039】
ステップ240では、サーバ3は、デバイスB宛てに、デバイスB上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置2を特定できないことを示すメッセージを送信し、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52において、ステップ210で求めたデバイスステータスの値を、“占有なし”に変更し、処理を終了する。ステップ245では、サーバ3は、オペレータ識別情報管理表40中のオペレータID41から、ステップ230で求めたオペレータ識別情報と組になっているオペレータIDを取得する。
【0040】
ステップ250では、サーバ3は、端末装置使用者管理表30中のオペレータID32から、ステップ245で取得したオペレータIDと値が一致するオペレータIDを検索する。ステップ255では、値が一致するオペレータIDが存在しない場合、ステップ260に遷移する。値が一致するオペレータIDが存在する場合、ステップ265に遷移する。
【0041】
ステップ260では、サーバ3は、デバイスB宛てに、デバイスB上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置2を特定できないことを示すメッセージを送信し、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52において、ステップ210で求めたデバイスステータスの値を、“占有なし”に変更し、処理を終了する。ステップ265では、サーバ3は、端末装置使用者管理表30中の端末装置ID31から、ステップ250で求めたオペレータIDと組になっている端末装置IDを取得する。ステップ270では、サーバ3は、デバイスB宛てに、デバイスB上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置2を特定したことを示すメッセージと、ステップ265で取得した端末装置IDを送信する。
【0042】
デバイスBは、サーバ3からメッセージを受信した後、ステップ275では、受信したメッセージの内容から、デバイスBが占有可能かどうかの判定、および、デバイスB上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置2を特定したかどうかの判定を行う。具体的には、サーバ3から、デバイスBが占有可能であるということを示すメッセージと、デバイスB上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置2を特定したことを示し、かつ、前記端末装置2がもつ端末装置IDを含むメッセージを受信した場合は、ステップ285に遷移する。デバイスBがサーバ3から受信したメッセージの内容が上記の条件を満たさなかった場合は、ステップ280に遷移する。ステップ280では、デバイスBは、デバイスB上に、オペレータがデバイスBを使用できない旨を示し、処理を終了する。ステップ285では、デバイスBは、デバイスB上に、オペレータがデバイスBを使用可能である旨を示す。ステップ290では、デバイスBは、デバイスB上でオペレータからの情報の入力を受け付け、ステップ295では、デバイスBは、サーバ3から受信した端末装置IDをもつ端末装置2宛てに、ステップ290でオペレータを介して入力された情報を送信し、処理を終了する。
【0043】
図10は、本発明の一実施形態に係るシステムの構成を示すブロック図であり、本実施の形態におけるシステムは、デバイス61と端末装置62、サーバ63、読み取りデバイス66がネットワークを介して接続されて構成される。なお、端末装置62とサーバ63、記憶媒体65の機能は、それぞれ図1の端末装置2、サーバ3、記憶媒体5と同一である。
【0044】
デバイス61は、例えば、通帳プリンタなどの特殊な周辺装置を指し、通帳の磁気データの読み込みや、端末装置62およびサーバ63とのメッセージの送受信を行う。また、デバイス61は、例えば、通帳からのデータ読み取りなど、同時に行うことができない特定の処理を行うとし、特定の処理が実行される前にデバイス61の占有が必要であるとする。また、システム内でデバイス61を一意に識別する値であるデバイスIDをもつ。
【0045】
読み取りデバイス66は、オペレータを識別する情報の取得や、読み取りデバイス66を使用するオペレータへの情報の表示や、サーバ63とのメッセージの送受信を行う。また、記憶媒体65が保持する情報を読み取りする手段、もしくは、オペレータを識別するIDや指紋などオペレータを識別する情報をオペレータが直接入力する手段をもつ。また、オペレータが情報を入力可能なデバイス61をオペレータに対して示す手段として、例えば、点灯ランプやモニタをもつとする。また、システム内で読み取りデバイス66を一意に識別する値である読み取りデバイスIDをもつ。読み取りデバイスIDは、例えばIPアドレスのようなネットワーク上で、通信相手を特定するための値であり、システム内では通信時に読み取りデバイスIDを指定することにより、特定の読み取りデバイス61と通信を行うことができるとする。
【0046】
管理情報64は、オペレータID管理表20や端末装置使用者管理表30、オペレータ識別情報管理表40、デバイスステータス管理表50、読み取りデバイス対応関係管理表70から構成される。読み取りデバイス対応関係表70については図11で詳細を述べる。
【0047】
図11は、読み取りデバイス対応関係管理表70である。読み取りデバイス対応関係管理表70は、システム内の読み取りデバイス66の一覧と、読み取りデバイス66と対応する複数のデバイス61を表し、読み取りデバイスID71と、複数のデバイスID72から構成される。
【0048】
図12、図13、図14は、デバイス61上で占有が行われる場合、デバイス61上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62を特定する処理の過程を示す。前提として、ステップ100からステップ150までの処理に従い、オペレータは端末装置62からログイン済みであるとする。また、オペレータは、デバイス61を直接、操作して、デバイス61に情報を入力する場合は、デバイス61を操作する前に、情報を入力するデバイス61に対応する読み取りデバイス66を使用するとする。また、記憶媒体65は、オペレータ識別情報を保持しており、オペレータは記憶媒体65を保持しているとする。但し、記憶媒体65を用いず、直接にオペレータからオペレータ識別情報の入力を受けてもよい。
【0049】
ステップ400からステップ440までは、まず、読み取りデバイス66は、オペレータ識別情報と読み取りデバイスIDをサーバ63宛てに送信する。次に、サーバ63は、前記読み取りデバイス66に対応するデバイス61のうち、占有可能なデバイス61が存在するかどうか判定し、占有可能なデバイスが存在する場合は、管理情報64中のデバイス61の状態を“占有中”に変更し、前記読み取りデバイス66宛てに、占有可能なデバイス61が存在することを示すメッセージを送信する。
【0050】
ステップ400では、読み取りデバイス66は、オペレータから読み取りデバイス66に対して提示された記憶媒体5から、オペレータ識別情報を取得したことを検知した場合、もしくは、オペレータから読み取りデバイス66に対して直接入力されたオペレータ識別情報を取得したことを検知した場合ステップ405へ遷移する。ステップ405では、読み取りデバイス66は、ステップ400において取得したことを検知したオペレータ識別情報と、読み取りデバイス66がもつ読み取りデバイスIDをサーバ63宛てに送信する。以下、前記オペレータ識別情報と前記読み取りデバイスIDをサーバ63宛てに送信した読み取りデバイス66を、読み取りデバイスCとする。
【0051】
サーバ63は、ステップ405において読み取りデバイスCから送信されたオペレータ識別情報と、読み取りデバイスIDを受信した後、ステップ410では、読み取りデバイス対応関係管理表70中の読み取りデバイスID71から、受信した読み取りデバイスIDと値が一致する読み取りデバイスIDを検索する。なお、システム内の全ての読み取りデバイスがもつ読み取りデバイスIDは、読み取りデバイス対応関係管理表70に登録されているという前提のため、値が一致する読み取りデバイスIDが求まる。また、読み取りデバイス対応関係管理表70中のデバイスID72から、求めた読み取りデバイスIDと組になっているデバイスIDの一覧を取得する。
【0052】
ステップ415では、サーバ63は、ステップ410で取得したデバイスIDの一覧から、デバイスIDを1つ取得する。
【0053】
ステップ420では、サーバ63は、デバイスステータス管理表50中のデバイスID51から、ステップ415で取得したデバイスIDと値が一致するデバイスIDを検索する。なお、システム内の全てのデバイスがもつデバイスIDはデバイスステータス管理表50に登録されているという前提のため、値が一致するデバイスIDが求まる。また、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52から、求めたデバイスIDと組になっているデバイスステータスを求める。
【0054】
ステップ425では、サーバ63は、ステップ420で求めたデバイスステータスの値が“占有中”の場合、ステップ430へ遷移し、値が“占有なし”の場合、ステップ440に遷移する。以下、値が“占有なし”であると判定された前記デバイスステータスと対応するデバイスIDをもつデバイス61をデバイスCとする。
【0055】
ステップ430では、サーバ63は、ステップ410で求めた全てのデバイスIDに対して、各デバイスIDに対応するステップ420で求めたデバイスステータスの値が、“占有中”であった場合、ステップ435に遷移し、ステップ410で求めた全てのデバイスIDに対して、各デバイスIDに対応するデバイスステータスの値を取得できていない場合は、ステップ415へ遷移する。
【0056】
ステップ435では、サーバ63は、読み取りデバイスC宛てに、占有可能なデバイス61が存在しないことを示すメッセージを送信し,処理を終了する。ステップ440では、サーバ63は、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52において、ステップ415で求めたデバイスIDと組になっているデバイスステータスの値を、“占有中”に変更し、読み取りデバイスC宛てに、占有可能なデバイス61が存在することを示すメッセージを送信する。
【0057】
ステップ445からステップ480までは、読み取りデバイスCから送信されたオペレータ識別情報や管理情報64から、デバイスC上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62の端末装置IDを取得する処理である。
【0058】
ステップ445では、サーバ63は、オペレータ識別情報管理表40中のオペレータ識別情報42から、読み取りデバイスCから受信したオペレータ識別情報と値が一致するオペレータ識別情報を検索する。ステップ450では、値が一致するオペレータ識別情報が存在しない場合、ステップ455に遷移する。値が一致するオペレータ識別情報が存在する場合、ステップ460に遷移する。
【0059】
ステップ455では、サーバ63は、読み取りデバイスC宛てに、デバイスC上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62を特定できないことを示すメッセージを送信し、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52において、ステップ420で求めたデバイスステータスの値を、“占有なし”に変更し、処理を終了する。ステップ460では、サーバ63は、オペレータ識別情報管理表40中のオペレータID41から、ステップ445で求めたオペレータ識別情報と組になっているオペレータIDを取得する。
【0060】
ステップ465では、サーバ63は、端末装置使用者管理表30中のオペレータID32から、ステップ460で取得したオペレータIDと、値が一致するオペレータIDを検索する。ステップ470では、値が一致するオペレータIDが存在しない場合、ステップ475に遷移する。値が一致するオペレータIDが存在する場合、ステップ480に遷移する。
【0061】
ステップ475では、サーバ63は、読み取りデバイスC宛てに、デバイスC上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62を特定できないことを示すメッセージを送信し、デバイスステータス管理表50中のデバイスステータス52において、ステップ420で求めたデバイスステータスの値を、“占有なし”に変更し、処理を終了する。ステップ480では、サーバ63は、端末装置使用者管理表30中の端末装置ID31から、ステップ460で求めたオペレータIDと組になっている端末装置IDを取得する。
【0062】
ステップ485では、サーバ63は、読み取りデバイスC宛てに、デバイスC上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62を特定したことを示すメッセージと、ステップ415で取得したデバイスCのデバイスIDをオペレータが読み取りデバイス上でデバイスを識別することが可能な情報に変換した情報であるデバイス識別情報を送信する。
【0063】
ステップ490では、サーバ63は、デバイスC宛てに、デバイスC上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62を特定したことを示すメッセージと、ステップ480で取得した端末装置IDを送信する。
【0064】
読み取りデバイスCは、サーバ63からメッセージを受信した後、ステップ495では、受信したメッセージの内容から、デバイスCが占有可能かどうかの判定、および、デバイスC上でオペレータを介して入力される情報となる端末装置62を特定したかどうかの判定を行う。具体的には、サーバ63から、デバイスCが占有可能であるということを示すメッセージと、デバイスC上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62を特定したことを示し、かつ、前記端末装置がもつ端末装置IDを含むメッセージを受信した場合は、ステップ505に遷移する。読み取りデバイスCがサーバ63から受信したメッセージの内容が、上記の条件を満たさなかった場合は、ステップ500に遷移する。ステップ500では、読み取りデバイスCは、読み取りデバイスC上に、オペレータが使用可能なデバイス61が存在しない旨を示し、処理を終了する。ステップ505では、読み取りデバイスCは、サーバ63から送信されたデバイス識別情報から、読み取りデバイスC上に、オペレータが使用可能なデバイス61を識別する情報を示す。
【0065】
ステップ510では,ステップ490において、サーバ63からデバイスC上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置62を特定したことを示すメッセージと、端末装置IDを送信されたデバイスCは、オペレータからの情報の入力を受け付け、ステップ515では、デバイスCは、サーバ63から受信した端末装置IDをもつ端末装置62宛てに、ステップ510でオペレータを介して入力された情報を送信し、処理を終了する。
【0066】
【発明の効果】
本発明によれば、複数の端末装置によるデバイスの共有化が可能になる。また、磁気カードやICカードなどの記憶媒体からの情報の読み取り手段をもたないデバイスに対して、複数の端末装置による共有化を行っても、読み取りデバイスをシステムに追加することにより、デバイスが業務に対応可能になる。また、使用されていないデバイスに順次、処理を割り当てるため、少数のデバイスでも効率的に利用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】システム内の端末装置およびデバイスを使用した処理を行う権限をもつオペレータの情報を表す表形式の管理表の書式である。
【図3】システム内の端末装置と、端末装置を使用中のオペレータとの対応関係を表す表形式の管理表の書式である。
【図4】システム内の端末装置およびデバイスを使用した処理を行う権限をもつオペレータの情報を表す表形式の管理表の書式である。
【図5】システム内のデバイスの情報を表す表形式の管理表の書式である。
【図6】オペレータが、システム内の端末装置およびデバイスを使用した処理を行う権限を認証されるまでの処理手順を示すフローチャートである。
【図7】デバイス上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置を特定する処理手順を示すフローチャートである。
【図8】デバイス上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置を特定する処理手順を示すフローチャートである。
【図9】デバイス上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置を特定する処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施形態におけるシステムの構成を示すブロック図である。
【図11】システム内の読み取りデバイスとデバイスとの対応関係を表す表形式の管理表の書式である。
【図12】デバイス上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置を特定する処理手順を示すフローチャートである。
【図13】デバイス上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置を特定する処理手順を示すフローチャートである。
【図14】デバイス上でオペレータを介して入力される情報の送信先となる端末装置を特定する処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…デバイス、2…端末装置、3…サーバ、4…管理情報、5…記憶媒体、20…オペレータID管理情報、30…端末装置使用者管理表、40…オペレータ識別情報管理表、50…デバイスステータス管理表、61…デバイス、62…端末装置、63…サーバ、64…管理情報、65…記憶媒体、66…読み取りデバイス、70…読み取りデバイス対応関係管理表。
Claims (11)
- 複数の端末装置と、記憶媒体からの読み取り手段を有し、オペレータを介して情報を入力されるデバイスと、端末装置やデバイス、オペレータに関する情報の管理及び照合を行うサーバが、ネットワークを介して接続されるシステムにおいて、端末装置からの情報と、デバイスからの情報を照合することにより、デバイス上でオペレータを介して入力された情報を必要とする端末装置を特定し、
前記端末装置を特定したときは、前記デバイスを占有し、
前記デバイスから、前記端末装置宛てに、前記デバイス上の処理結果を送信することを特徴とする端末装置とデバイスの対応付け方法。 - 前記端末装置から、前記端末装置を使用するオペレータを識別する情報と、前記端末装置を識別する情報を取得し、
前記デバイスから、前記デバイス上で情報の入力を行うオペレータを識別する情報と、前記デバイスを識別する情報を取得し、
前記端末装置から取得した情報と、前記デバイスから取得した情報を照合することにより、前記デバイス上で、オペレータを識別する情報以外の、オペレータを介して入力される情報を必要とする端末装置を識別する情報を取得することを特徴とする請求項1記載の端末装置とデバイスの対応付け方法。 - 前記デバイス上で、オペレータを識別する情報以外の、オペレータを介して入力される情報を必要とする前記端末装置を特定した後、前記端末装置に対する前記デバイスの占有を開始することを特徴とする請求項1記載の端末装置とデバイスの対応付け方法。
- 前記デバイスが、前記デバイス上で、オペレータを識別する情報以外の、オペレータを介して入力される情報を必要とする端末装置を識別する情報を取得し、端末装置を識別する前記情報に対応する端末装置宛てに、オペレータを識別する情報以外の、前記デバイス上でオペレータを介して入力された情報を送信することを特徴とする請求項1記載の端末装置とデバイスの対応付け方法。
- 複数の端末装置と、記憶媒体からの読み取り手段を有する読み取りデバイスと、オペレータを介して情報を入力される通帳プリンタと、端末装置や読み取りデバイス、デバイス、オペレータに関する情報の管理及び照合を行うサーバが、ネットワークを介して接続されるシステムにおいて、読み取りデバイスからの情報と、読み取りデバイスとデバイスに関する情報を照合し、オペレータを介して情報を入力されるデバイスを、複数のデバイスの中から決定し、
前記デバイスを決定したときは、前記デバイスを占有し、
前記端末装置の情報と、前記読み取りデバイスからの情報を照合することにより、デバイス上で、オペレータを介して入力された情報を必要とする端末装置を特定し、
前記デバイスから、前記端末装置宛てに、前記デバイス上でオペレータを介して入力された情報を送信することを特徴とする端末装置とデバイスの対応付け方法。 - 前記読み取りデバイスから、前記読み取りデバイスを識別する情報を取得し、
前記読み取りデバイスを識別する前記情報と、前記読み取りデバイスと複数のデバイスとの対応関係を表す情報とを照合することにより、前記読み取りデバイスに対応する前記デバイスの一覧を取得し、
前記デバイスの状態を表す情報を参照し、占有可能な状態にある前記デバイスを、オペレータを介して情報が入力されるデバイスとして決定することを特徴とする請求項5記載の端末装置とデバイスの対応付け方法。 - 前記端末装置から、前記端末装置を使用するオペレータを識別する情報と、前記端末装置を識別する情報を取得し、
前記読み取りデバイスから、前記デバイス上で情報の入力を行うオペレータを識別する情報と、前記読み取りデバイスを識別する情報を取得し、
前記読み取りデバイスから取得した情報と、前記端末装置から取得した情報を照合することにより、前記読み取りデバイスと対応する端末装置を特定し、
前記端末装置と前記読み取りデバイスとの対応関係を表す情報と、請求項6で決定した、オペレータを介して情報が入力されるデバイスと、前記読み取りデバイスとの対応関係を表す情報を照合することにより、前記デバイス上でオペレータを介して入力される情報を必要とする端末装置を識別する情報を取得することを特徴とする請求項6記載の端末装置とデバイスの対応付け方法。 - オペレータを介して情報を入力されるデバイスを決定した後、前記デバイス上でオペレータを介して入力される情報を必要とする端末装置に対する前記デバイスの占有を開始することを特徴とする請求項5記載の端末装置とデバイスの対応付け方法。
- 特定の処理を行うためのデバイスと、前記デバイスへ前記特定の処理を依頼するための複数の端末装置と、前記デバイス及び前記複数の端末装置を管理するサーバとを備えたシステムにおいて、
前記端末装置は、前記端末装置を操作するオペレータから第1のオペレータIDの入力を受け、当該端末装置の端末装置IDと前記第1のオペレータIDを、前記サーバへ送信し、
前記サーバは、前記端末装置IDに対応して前記第1のオペレータIDを記憶し、
前記デバイスは、前記デバイスを操作するオペレータから第2のオペレータID又は前記第2のオペレータIDを特定するためのオペレータ識別情報の入力を受け、当該デバイスのデバイスIDと前記第2のオペレータID又は前記オペレータ識別情報を前記サーバへ送信し、
前記サーバは、前記第2のオペレータID又は前記オペレータ識別情報によって特定された前記第2のオペレータIDに合致する前記第1のオペレータIDに対応する前記端末装置IDを抽出し、抽出された前記端末装置IDを前記デバイスへ送信し、
前記デバイスは、前記オペレータからの入力に応答して前記特定の処理を実行し、前記特定の処理結果を前記端末装置IDによって特定された端末装置へ送信することを特徴とするシステム。 - 前記サーバは、前記オペレータが前記端末装置へログインした場合に前記端末装置IDに対応して前記第1のオペレータIDを記憶し、前記オペレータが前記端末装置からログアウトした場合に前記端末装置IDに対応した前記第1のオペレータIDを削除することを特徴とする請求項9記載のシステム。
- 特定の処理を行うためのデバイスと、前記デバイスへ前記特定の処理を依頼するための複数の端末装置と、前記デバイス及び前記複数の端末装置を管理するサーバとを備えたシステムにおいて、
前記端末装置は、前記端末装置を操作するオペレータから第1のオペレータIDの入力を受け、当該端末装置の端末装置IDと前記第1のオペレータIDを、前記サーバへ送信し、
前記サーバは、前記端末装置IDに対応して前記第1のオペレータIDを記憶し、
前記デバイスは、前記オペレータからの入力に応答して前記特定の処理を実行すると共に、前記デバイスを操作するオペレータから第2のオペレータID又は前記第2のオペレータIDを特定するためのオペレータ識別情報の入力を受け、当該デバイスのデバイスIDと前記第2のオペレータID又は前記オペレータ識別情報を前記特定の処理結果と共に前記サーバへ送信し、
前記サーバは、前記第2のオペレータID又は前記オペレータ識別情報によって特定された前記第2のオペレータIDに合致する前記第1のオペレータIDに対応する前記端末装置IDを抽出し、抽出された前記端末装置IDによって特定された端末装置へ前記特定の処理結果を送信することを特徴とするシステム。
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2003
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