【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生ゴミ処理用の入れ物、生ゴミの処理方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、生ゴミのリサイクル方法として、生ゴミを市販の発酵処理器（コンポスト）や生ゴミ処理機に入れて、微生物分解処理し、堆肥等に使用することが行われている。この方法は家庭、レストラン等において生ゴミを収集することなく、発生する現場で処理することができる利点がある。
また、このような方法の他、例えば特許文献１に開示されているような、分解性プラスチックの容器を利用する方法が知られている。この方法では、密閉可能な分解性プラスチックに入れられた生ゴミを、コンポストや生ゴミ処理機等で容器ごと発酵処理することができる。
【０００３】
【特許文献１】特開２００２−１８６９４７号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献１の方法では、密閉可能な容器を用いることから、生ゴミに付着している水分が切れないために、コンポストや生ゴミ処理機内が水分過多になり、微生物による生ゴミの分解が、好気的分解から水分過多による嫌気的分解になり、悪臭を発したり、生ゴミの分解に時間がかかる、等の問題が生じる。
【０００５】
そこで、本発明は、上記課題を解決し、生ゴミに付着した水分を水切して、コンポストや生ゴミ処理機等内の水分過多を事前に防止することができ、生ゴミの分解効率の向上を図ることが可能となる生ゴミ処理用の入れ物及び生ゴミの処理方法を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のように構成した生ゴミ処理用の入れ物及び生ゴミの処理方法を提供するものである。
すなわち、本発明の生ゴミ処理用の入れ物は、生分解性プラスチックで形成され、通水性を有し前記入れ物に収容された生ゴミに付着している水分を水切りできるように構成されている。
また、本発明の生ゴミ処理用の入れ物は、前記生分解性プラスチックを、植物から得られるポリ乳酸を原料として構成することができる。
また、本発明の生ゴミ処理用の入れ物は、開口を備えた袋状の水切り袋で形成することができる。その際、この水切り袋は、ネットまたは不織布により形成することができる。
また、本発明の生ゴミの処理方法は、上記したいずれかの生ゴミ処理用の入れ物を用い、該入れ物内に生ゴミを入れ、該入れ物ごと微生物分解処理することを特徴とする。
本発明によれば、生ゴミを上記した生ゴミ処理用の入れ物で収集することで、事前に生ゴミに付着した水分を切ることができ、コンポスト内や生ゴミ処理機内の水分過多を防止することができ、生ゴミの分解を効率よく進行させることができる。
また、生ゴミを生分解性プラスチックの生ゴミ処理用の入れ物（水切り袋）に入れて簡単にコンポストや生ゴミ処理機に入れることができるので、生ゴミが飛び散ることを防止でき、また生ゴミは生分解性プラスチックの生ゴミ処理用の入れ物（水切り袋）に入れられた状態で、コンポストや生ゴミ処理機に投入されるので、生ゴミの運搬容器への生ゴミの付着がなくなり、悪臭の発生を防止することができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態における生ゴミ処理用の入れ物について、図を参照して説明する。
図１は本発明の実施形態における生ゴミ処理用の入れ物を、水切り袋とした構成例の正面図である。図１において、水切り袋は符号１で示されており、この水切り袋１は図２に示すような、通水性の角型袋によって形成することができ、開口２を備えるようにする。その外形寸法は、例えば、縦２５０ｍｍ、横２２０ｍｍ程度とされる。
上記水切り袋１は通水性を備えているだけでなく、内部に収容する生ゴミを外部に逃がさず、水や汚汁等の水分だけを外部へ排出させるように形成されている。具体的には、植物から得られるポリ乳酸を原料とする生分解性プラスチックを用い、ネットからなる袋や不織布等に加工する。これは、生ゴミ処理機等の内部で発酵処理するに際して、微生物により水と二酸化炭素に分解される特性を有している。また、開口２は水切り袋１の一端に設けられている。
【０００８】
本発明の実施形態における生ゴミ処理用の入れ物は、生ゴミを収納することができるものであれば、図２に示すような角型の水切り袋でなくてもよく、その形状等は特に限定されないが、水切り袋の量を少なくし、水切り袋自体の分解を促進するために袋状のものが好ましい。
水切り袋の厚さは特に限定されないが、微生物分解処理により分解されやすいようになるべく薄いものが好ましい。例えば０．３〜０．０１ｍｍのものを使用することができる。水切り袋の口は閉じずコンポストに投入する際に手で口を絞ってそのまま水切り袋ごとコンポストに投入することができる。
また、水切り袋の網目寸法Ａは３ｍｍ×３ｍｍ以下であることが、残飯等が通過できない大きさであることから好適であるが、不織布のような通水性のある構成であっても良い。
【０００９】
なお、本発明の処理方法に用いられる生ゴミは、微生物分解処理が可能なものであって、例えば野菜、肉、魚、穀類等食料品から発生する生ゴミが好適であるが、生分解性プラスチックの水切り袋の外形寸法を大きくすることで、更に飼料から発生する生ゴミや、あるいは家畜の糞等にも適用することができ、その種類には限定されない。少量であれば微生物分解処理できないゴミが混入しても問題無い。
【００１０】
また、生分解性プラスチックとは、毎年再生産可能な天然資源であるトウモロコシやサトウダイコン等の植物から得られるデンプンや糖類を、発酵して製造されるポリ乳酸を原料とする熱可塑性樹脂であり、微生物による分解機能を有し最終的に水と二酸化炭素などの無機物に分解されるプラスチックである。
生分解性プラスチックの原料には、ポリ乳酸の他にポリブチレンサクシネート系やポリビニルアルコール系、でんぷん系、キトサン系などが、工業化レベルで実用化されている。ポリ乳酸の生分解性を他の材料と比較すると、通常の使用条件下では安定で、一般の樹脂と同様に実用上問題ない。一方、活発な堆肥化が進行している生ゴミ処理機内では、他の生分解性プラスチックよりも早く微生物の力で分解し、二酸化炭素と水になるから生ゴミの水切り袋には好適である。ポリ乳酸以外の生分解性プラスチック原料を使用しても水切り袋を構成することは可能である。
【００１１】
ここで、微生物分解処理とは、微生物を用いて生ゴミを生ゴミ処理用の入れ物（水切り袋）ごと微生物分解させることをいう。微生物分解処理にはコンポストや生ゴミ処理機を用いることができる。
生ゴミ処理用の入れ物（水切り袋）の中に入れられた生ゴミは、生ゴミ処理用の入れ物（水切り袋）が生分解性プラスチックであるため微生物、熱、水等により微生物分解処理され、生ゴミも微生物分解処理される。生ゴミは生ゴミ処理用の入れ物（水切り袋）に収容して、生ゴミ処理機に入れることができるので生ゴミ処理機内で飛び散ることがない。
また、生ゴミの運搬容器内にこびりつくこともないので、運搬容器内にこびりついた生ゴミから悪臭がでることもないうえ、運搬容器の水洗いをする手間も少なくなり、衛生的である。
【００１２】
また、生ゴミ処理用の入れ物（水切り袋）は水切りできるように構成されていることから生ゴミに付着した水分は、生ゴミ処理機に投入する前に水切りされ、コンポスト内や生ゴミ処理機内の水分過多を防止することができるので、微生物分解に適した条件を保つことができ、生ゴミの分解を効率よく進行させることができる。
微生物分解処理を、微生物の微生物分解に適した条件を保つことにより、数時間あるいは２４時間から２〜３日程度で生ゴミは生ゴミ処理用の入れ物（水切り袋）ごと微生物分解処理される。
【００１３】
微生物分解処理されたものは、堆肥として有効に活用することができる。また、生ゴミ処理機は市販の発酵処理機（コンポスト）をそのまま用いることができる。生ゴミ中に微生物分解処理できないものが少量入っていた場合でも、それら以外は微生物分解処理され、細かな堆肥になっているので篩い分けによって容易に分離することができる。
【００１４】
本発明は外食産業、企業の社員食堂、病院・公共施設の給食センター、学校の給食センター、レジャーランド、スーパーマーケット、コンビニエンスストアや一般家庭等で発生する生ゴミに適用することができる。
本発明によれば、従来のように生ゴミをゴミ収集のための容器や袋に移しかえる作業を不要にし、生ゴミから分解処理できないものを取り除く作業を軽減する。そして生ゴミを堆肥、肥料として活用することができる。
【００１５】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明する。
［実施例１］
図３に、本発明の実施例１における水切り袋の使用例を示す。
本実施例においては、まず、水切り袋１を、流し台８の排水口７に抜き差し自在な、円筒形状で網を備えた金属製の生ゴミ受け９に配置する（図３の（ａ）、（ｂ））。
水切り袋１が配置された生ゴミ受け９に生ゴミを溜め、生ゴミが満タンとなり生ゴミを捨てようとする時には、水切り袋１は通水性があることから、水分は切れている（図３の（ｃ））。
つぎに、生ゴミ処理機１１内に、生ゴミが入った水切り袋１ごと入れる（図３の（ｄ））。
生ゴミ処理機１１内では、生ゴミに付着した水分は、生ゴミ処理機１１内に投入する前に水切りされていることから、生ゴミ処理機内の水分過多が防止され、微生物分解に適した条件のもとで、生ゴミの分解が効率よく進行し、水切り袋１ごと微生物分解処理される。
【００１６】
［実施例２］
図４に、本発明の実施例２における水切り袋の使用例を示す。
本実施例においては、まず、水切り袋１を、三角コーナー容器１０に配置する（図４の（ａ）、（ｂ））。
水切り袋１が配置された三角コーナー容器１０に生ゴミを溜め、生ゴミが満タンとなり生ゴミを捨てようとする時には、水切り袋１は通水性があることから、水分は切れている（図４の（ｃ））。
つぎに、生ゴミ処理機１１内に、生ゴミが入った水切り袋１ごと入れる（図４の（ｄ））。
これにより、前述した実施例１と同様な処理方法で、生ゴミの処理をすることができる。
【００１７】
【発明の効果】
本発明によれば、生ゴミに付着した水分をコンポストや生ゴミ処理機等内に投入する前に水切することができ、これらのコンポストや生ゴミ処理機等内の水分過多を事前に防止して、生ゴミの分解効率の向上を図ることが可能となる。
また、衛生的に生ゴミを処理することができるだけでなく、生ゴミ処理用の入れ物ごと微生物分解処理されるので、処理物から未分解の生ゴミ処理用の入れ物を取り除く手間を要することなく、処理物を堆肥等として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態における水切り袋の構成例を示す正面図。
【図２】本発明の実施の形態における拡開させた状態の水切り袋の斜視図。
【図３】本発明の実施例１を説明するための図。
【図４】本発明の実施例２を説明するための図。
【符号の説明】
１：水切り袋
２：開口部
７：排水口
８：流し台
９：生ゴミ受け
１０：三角コーナー容器
１１：生ゴミ処理機
Ａ：網目寸法[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a container for processing garbage and a method for processing garbage.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a method of recycling garbage, garbage is put into a commercially available fermentation processor (compost) or garbage disposal machine, subjected to microbial decomposition treatment, and used for compost or the like. This method has the advantage that it can be processed at the site where the garbage is generated without collecting garbage at home, in a restaurant or the like.
In addition to such a method, a method using a decomposable plastic container as disclosed in Patent Document 1, for example, is known. In this method, garbage put in a sealable degradable plastic can be fermented with a compost, a garbage disposal machine, or the like.
[0003]
[Patent Document 1] Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-186947
[Problems to be solved by the invention]
However, in the method of Patent Document 1, since a container that can be closed is used, moisture adhering to the garbage does not run out. Decomposition is changed from aerobic decomposition to anaerobic decomposition due to excess water, causing problems such as generating a bad smell and taking a long time to decompose garbage.
[0005]
Therefore, the present invention solves the above-mentioned problems, drains water attached to garbage, can prevent excess water in a compost, a garbage disposal machine, and the like in advance, and improves the garbage decomposition efficiency. It is an object of the present invention to provide a garbage disposal container and a garbage disposal method capable of achieving the following.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention provides a container for processing garbage and a method for processing garbage configured as follows.
That is, the container for treating garbage of the present invention is formed of biodegradable plastic, has water permeability, and is configured to drain water attached to the garbage stored in the container.
In the container for treating garbage of the present invention, the biodegradable plastic can be constituted by using polylactic acid obtained from a plant as a raw material.
Further, the container for garbage disposal of the present invention can be formed by a bag-shaped draining bag having an opening. At this time, the drain bag can be formed of a net or a nonwoven fabric.
Further, a method of treating garbage of the present invention is characterized in that garbage is put into the container using any of the containers for garbage treatment described above, and the container is subjected to a microbial decomposition treatment.
According to the present invention, by collecting garbage in the above-described garbage disposal container, moisture attached to the garbage can be cut off in advance, and excessive moisture in the compost and the garbage disposal machine is prevented. And the decomposition of the garbage can proceed efficiently.
In addition, garbage can be easily put into compost and garbage disposal machines by putting it in a container (drain bag) for garbage disposal of biodegradable plastic, preventing garbage from scattering, and Is put in a compost or garbage disposer in a biodegradable plastic garbage disposal container (drainer bag), so that garbage does not adhere to the garbage transport container, resulting in a bad smell. Can be prevented from occurring.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a container for garbage disposal according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a front view of a configuration example in which a container for treating garbage in the embodiment of the present invention is a drain bag. In FIG. 1, a drain bag is denoted by reference numeral 1, and the drain bag 1 can be formed by a water-permeable square bag as shown in FIG. The external dimensions are, for example, about 250 mm long and 220 mm wide.
The draining bag 1 is formed not only to have water permeability but also to discharge the garbage contained therein to the outside and to discharge only water such as water and sewage to the outside. Specifically, a biodegradable plastic using polylactic acid obtained from a plant as a raw material is used to process into a net bag or a nonwoven fabric. This has the property of being decomposed into water and carbon dioxide by microorganisms during fermentation inside a garbage disposer or the like. The opening 2 is provided at one end of the drain bag 1.
[0008]
The container for garbage disposal in the embodiment of the present invention may not be a square drain bag as shown in FIG. 2 as long as it can store garbage, and its shape is not particularly limited. However, a bag-shaped bag is preferable in order to reduce the amount of the drain bag and promote the decomposition of the drain bag itself.
The thickness of the draining bag is not particularly limited, but is preferably as thin as possible so as to be easily decomposed by the microbial decomposition treatment. For example, those having a thickness of 0.3 to 0.01 mm can be used. The mouth of the draining bag is not closed and the mouth can be squeezed by hand when put into the compost, and the draining bag can be put into the compost as it is.
Further, the mesh size A of the draining bag is preferably 3 mm × 3 mm or less, since it is a size through which leftovers and the like cannot pass, but a configuration having water permeability such as a nonwoven fabric may be used.
[0009]
The garbage used in the treatment method of the present invention is a garbage that can be subjected to microbial decomposition treatment. For example, garbage generated from food products such as vegetables, meat, fish, and cereals is suitable. By increasing the outer dimensions of the plastic drain bag, it can be further applied to garbage generated from feed or feces of livestock, and the type is not limited. If the amount is small, there is no problem even if refuse that cannot be treated by microbial decomposition is mixed.
[0010]
Biodegradable plastics are thermoplastic resins made from polylactic acid, which is produced by fermenting starch and sugars obtained from plants such as corn and sugar beet, which are natural resources that can be reproduced every year. It is a plastic that has a function of decomposing by microorganisms and is finally decomposed into inorganic substances such as water and carbon dioxide.
As raw materials for biodegradable plastics, in addition to polylactic acid, polybutylene succinate, polyvinyl alcohol, starch, chitosan, and the like have been put to practical use at the industrial level. When the biodegradability of polylactic acid is compared with other materials, it is stable under ordinary use conditions and has no practical problem similarly to general resins. On the other hand, in the garbage processing machine where active composting is progressing, it is decomposed by the power of microorganisms faster than other biodegradable plastics, and it is suitable for draining bags of garbage because it becomes carbon dioxide and water. . Even if a biodegradable plastic raw material other than polylactic acid is used, it is possible to form a drain bag.
[0011]
Here, the term "microbial decomposition treatment" refers to decomposing garbage using microorganisms together with a garbage disposal container (drain bag). A compost or garbage processing machine can be used for the microbial decomposition treatment.
The garbage placed in the garbage disposal container (drain bag) is biodegradable by microorganisms, heat, water, etc. because the garbage disposal container (drain bag) is a biodegradable plastic. Garbage is also subjected to microbial decomposition. The garbage can be stored in a garbage disposal container (drain bag) and put in the garbage disposal machine, so that it does not scatter in the garbage disposal machine.
Further, since there is no sticking in the garbage transport container, the garbage stuck in the transport container does not produce a bad smell, and the labor for washing the transport container with water is reduced, which is sanitary.
[0012]
In addition, the container (garbage bag) for garbage disposal is configured to be drainable, so that moisture adhering to the garbage is drained before being put into the garbage disposer, and is discharged into the compost and the garbage disposer. Can prevent excessive water content, so that conditions suitable for microbial decomposition can be maintained, and the decomposition of garbage can proceed efficiently.
By keeping the conditions suitable for the microbial decomposition of the microorganisms in the microbial decomposition treatment, the garbage is subjected to the microbial decomposition treatment together with the garbage disposal container (drain bag) in a few hours or 24 hours to about 2 to 3 days.
[0013]
Those that have been subjected to microbial decomposition can be effectively used as compost. In addition, a commercially available fermentation treatment machine (compost) can be used as it is as the garbage disposal machine. Even if a small amount of food waste that cannot be microbial-decomposed is microbial-decomposed and finely composted, it can be easily separated by sieving.
[0014]
INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be applied to garbage generated in the restaurant industry, company cafeterias, hospital / public facility lunch centers, school lunch centers, leisure lands, supermarkets, convenience stores, and general households.
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the operation | work which transfers a garbage to the container or bag for garbage collection unlike the former is unnecessary, and the operation | work which removes what cannot be decomposed | disassembled from garbage is reduced. And raw garbage can be used as compost and fertilizer.
[0015]
【Example】
Hereinafter, examples of the present invention will be described.
[Example 1]
FIG. 3 shows a usage example of the drain bag in the first embodiment of the present invention.
In the present embodiment, first, the drainer bag 1 is placed in a metal-made garbage container 9 having a cylindrical net and freely detachable from the drain port 7 of the sink 8 (FIGS. 3A and 3B). b)).
When garbage is collected in the garbage container 9 where the draining bag 1 is disposed and the garbage is full and the garbage is to be discarded, the draining bag 1 is water-permeable, so the moisture is drained (see FIG. 3 (c)).
Next, the drainage bag 1 containing the garbage is put into the garbage disposal machine 11 ((d) in FIG. 3).
In the garbage disposer 11, since the water adhering to the garbage is drained before being put into the garbage disposer 11, excessive moisture in the garbage disposer is prevented, which is suitable for microbial decomposition. Under the conditions, the decomposition of the garbage proceeds efficiently, and the drainage bag 1 is subjected to the microbial decomposition treatment.
[0016]
[Example 2]
FIG. 4 shows an example of using a drain bag in the second embodiment of the present invention.
In this embodiment, first, the draining bag 1 is arranged in the triangular corner container 10 ((a) and (b) in FIG. 4).
When garbage is collected in the triangular corner container 10 in which the drainer bag 1 is disposed, and the garbage is full and the garbage is to be discarded, the drainer bag 1 has water permeability, and thus the moisture has run out (see FIG. 4 (c)).
Next, the drainage bag 1 containing the garbage is put into the garbage disposal machine 11 ((d) in FIG. 4).
Thus, the garbage can be processed by the same processing method as in the first embodiment.
[0017]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the water which adhered to the garbage can be drained before throwing in a compost, a garbage disposal machine, etc., and prevent the excessive moisture in these composts, a garbage disposal machine, etc. in advance. Thus, it is possible to improve the decomposition efficiency of garbage.
In addition, not only can garbage be treated hygienically, but also the garbage disposal container is microbial-degraded, so that there is no need to remove the undegraded garbage disposal container from the processed material. The processed material can be used as compost or the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing a configuration example of a drain bag according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of the draining bag in an expanded state according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram for explaining the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram for explaining a second embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1: Drain bag 2: Opening 7: Drain port 8: Sink 9: Garbage bin 10: Triangle corner container 11: Garbage disposal machine A: Mesh size
