JP2004338198A - Image processing device, unit control method, computer readable storage medium and program - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定の機能処理を実行する複数のオプションユニット中から選択されるいずれかのオプションユニットをエンジン部に接続可能な画像処理装置を制御する画像処理装置と接続されるオプションユニットとからなる画像処理システムにおける画像処理装置およびユニット制御方法およびコンピュータが読取り可能な記憶媒体およびプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ネットワークに接続可能な様々な画像処理システムが提案されている。これらは、設計時点であらかじめシステム全体がどのような構成が可能かを定め、それにしたがってPage Description Language(ページ記述言語)に基づくPDLデータを処理する画像処理装置を設計することにより、白黒専用のPDL装置ときめて設計したり、あるいはソータ装置とフィニッシャ装置を選択して接続される場合を想定し、あらかじめソータ装置が接続されたときの動作手順と、フィニッシャ装置が接続されたときの動作手順を合わせてPDLコントローラ装置の設計時に組み込み、実際にソータ装置が接続されているときは、ソータ制御のソフトを用い、フィニッシャが接続されているときにはフィニッシャ制御のソフトを選択して動作させたりすることにより、どちらの排紙装置が接続されても動作が可能なように設計していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のオプション接続機器による制御方法では、PDL装置の中には、あらかじめ全てのシステムの組み合わせに対応したソフトを組み込む必要があり、そのために、当初想定しない新しい排紙装置(フィニッシャやスタッカなど)が作成された場合は、PDLコントローラのソフトを作り直す必要があった。
【0004】
また、対応する必要のある装置の組み合わせが非常に多いために、ソフトに必要なメモリ容量が大きくなり、コスト高になるなどの問題があった。
【0005】
また、クライアント側のソフトであるプリンタドライバも、とり得る全ての構成に対応したプリンタドライバを設計する必要があり、非常に手間がかかっていた。
【0006】
こうした問題をいくぶんか回避するために、システムの構成毎に異なるプリンタドライバソフトを作成するのを止めるために、システム全体のコントロール可能な情報をPPDファイルとして、システム構成毎に定義ファイルを作成することで、1つのプリンタドライバで様々なシステムで利用可能とする試みもなされた。なお、PPDファイルとは、Adobe社が開発した、汎用プリンタドライバをさまざまなシステムで利用するためのファイル名の総称である。
【0007】
しかしながら、システムをコントロールするPDLは、あらかじめシステムのとり得る構成すべてに対応するように設計する必要があり、また、PPDファイルもとり得る構成をすべて考慮して、それぞれに対応したPPDファイルをあらかじめ作成しておき、ユーザは出力を行いたい画像形成システムにマッチしたPPDファイルを自ら選択して指定する必要があるが、PDLや、PPDファイルの設計では、すべての構成を想定して設計する必要があるため非常に開発に時間がかかっていた。
【0008】
また、設計当初予想していない、システムの組み合わせに対応するためには、PDLのソフトの設計をやりなおし、新しいシステム構成にあったPPDファイルを作成する必要があった。
【0009】
PPDファイルの作成方法としては、すべてのシステム構成の組み合わせに対応したPPDファイルを作成し、これをプリンタドライバに組み込むことで、ユーザが、ユーザの使用するシステムのシステム構成をドライバの設定画面から選択し設定することで、システム構成に一致したプリントのオプション機能を選択可能にする実装方法も提案され、使われているが、いずれにしても、PDLや、PPDの設計の際には、すべてのシステム組み合わせに関する構成情報をあらかじめ決めて、設計する必要があった。
【0010】
こうした提案としては、特許文献としてUSP6219659B1(EFI社のConfiguration Description Language system)などがある。
【0011】
以上のような問題があったため、これまでは、一旦設計したコントローラを元々想定していない様々な構成のエンジン、排紙オプションのシステムと組み合わせて、使用することは従来はできず、結果として汎用的なOpenIFコントローラを作成することができないという問題点があった。
【0012】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、PDL制御手段がエンジン部を介して接続されるオプションユニットとから合成される合成機器記述情報を収集し、該収集される合成機器記述情報と保持される自機の機器制御記述情報とによりシステム全体としての機器制御記述情報を作成して、入力されるPDLデータに対してオプションユニットを使用する画像処理制御を行うための制御情報をエンジン部,オプションユニットに伝達制御することにより、あらたに設計開発されるオプションユニットがエンジン部に接続される事態が生じても、PDL制御手段の構成を変更することなく、既存のメモリ資源内で新規なオプションユニットを利用する画像処理を確実に行える汎用性に優れた画像処理システム環境を安価に構築することができる画像処理装置およびユニット制御方法およびコンピュータが読取り可能な記憶媒体およびプログラムを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は以下に示す構成を備える。
【0014】
本発明は、所定の機能処理を実行する複数のオプションユニット中から選択されるいずれかのオプションユニットをエンジン部に接続可能な画像処理装置を制御する画像処理装置であって、データ処理装置から入力されるPDLデータを解析して前記エンジン部が出力可能な画像データを生成するPDL制御手段(例えば図2に示すコントローラ部221に相当)を備え、前記PDL制御手段は、前記エンジン部により前記オプションユニットより取得される第1の機器制御記述情報と前記エンジン部が保持している第2の機器制御記述情報とから合成される第1の合成機器制御情報と、前記PDL制御手段が保持する第3の機器制御記述情報とから単一システムとして機能するシステム機器制御記述情報を生成する記述情報管理手段(例えば図2に示すPDL部205)と、前記記述情報管理手段に管理されるシステム機器制御記述情報に基づき、前記データ処理装置に対して有効なユーザインタフェースを提示する提示手段(例えば図2に示すPDL部205)と、前記提示手段によりユーザインタフェースを介して前記データ処理装置で指示される画像処理要求に基づいて、生成される画像データに対して前記システム機器制御記述情報に従う制御情報を付加して前記エンジン部,前記オプションユニットに伝達する伝達手段(例えば図2に示すPDL部205)とを有することを特徴とする。
【0015】
また、本発明は、データ処理装置から入力されるPDLデータを解析してエンジン部が出力可能な画像データを生成するPDL制御手段を備え、所定の機能処理を実行する複数のオプションユニット中から選択されるいずれかのオプションユニットをエンジン部に接続可能な画像処理装置を制御する画像処理装置におけるユニット制御方法であって、前記エンジン部により前記オプションユニットより取得されるオプション制御記述情報と前記エンジン部が保持しているエンジン制御記述情報とから合成される合成機器制御情報と、前記PDL制御手段が保持するPDL制御記述情報とから単一システムとして機能するシステム制御記述情報を生成して管理する記述情報管理ステップ(図28に示すステップ(3003),図30に示すステップ(3103),図32に示すステップ(3203))と、前記記述情報管理ステップに管理されるシステム機器制御記述情報に基づき、前記データ処理装置に対して有効なユーザインタフェースを提示する提示ステップ(図示しない)と、前記ユーザインタフェースを介して前記データ処理装置で指示される画像処理要求に基づいて、入力されるPDLデータより生成される画像データに対して前記システム制御記述情報に従う制御情報を付加して前記エンジン部,前記オプションユニットに伝達する伝達ステップ(図28に示すステップ(3005),図30に示すステップ(3105),図32に示すステップ(3205))とを有することを特徴とするユニット制御方法。
【0016】
また、本発明は、上記ユニット制御方法を実現するプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶憶媒に記憶したことを特徴とする。
【0017】
さらに、本発明は、上記ユニット制御方法を実現するプログラムであることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像処理システムの構成を説明する概略図であり、ネットワーク101を介して複数の画像処理装置とコンピュータ等が通信可能な画像処理システムに対応する。
【0019】
図1において、ネットワーク101に接続されたコンピュータ102,103は、それぞれサーバとクライアントの役割を果たしており、実際には、クライアント103は複数台あり、図1では103a,103bで示してあるが、以後代表して103とのみ表記する。
【0020】
一方では、MFP(Multi Function Peripheral)と呼ばれる多目的なネットワーク機器104、105がネットワーク101に接続されており、104はフルカラーでスキャン、プリントなどが可能なカラーMFPであり、105はモノクロでスキャン、プリントなどを行う白黒MFPである。
【0021】
他方では、ネットワーク101に単一機能で動作するネットワーク機器も接続されており、スキャナ106やプリンタ107などが存在するが、動作的には前述のMFPとほとんど等価であるため、以後これらのデバイスもまとめてMFPにて表記する。
【0022】
また、108はネットワークに接続されたデータ格納のためのメモリ装置であり、ネットワーク101を経由して送られてきた各種データを一時的に保存して管理可能に構成されている。
【0023】
更に、このネットワーク101上には図示していないが、クライアントや各種サーバ及び、上記以外のMFPを初め、スキャナ、プリンタあるいは、FAXなどその他の機器も接続されている。
【0024】
ここで、コンピュータ102またはコンピュータ103上では、いわゆるDTP(Desk Top Publishing)のアプリケーションソフトウェアを動作させ、各種文書または図形またはこれらの組合せが作成されて編集される。
【0025】
コンピュータ102またはコンピュータ103は作成された文書または図形あるいはこれらの組合せをPDL言語(Page Description Language=ページ記述言語)に変換し、コンピュータ102またはコンピュータ103上からプリンタドライバと呼ばれる起動ソフトウエアによって指示することにより、ネットワーク101を経由してMFP104,105または、プリンタ107に送られて出力される。
【0026】
また、スキャナ106または、MFP104,105のスキャナ部に置かれた原稿は、コンピュータ102またはコンピュータ103上からスキャナドライバと呼ばれる起動ソフトウエアによって指示することにより、ネットワーク101へ画像データとして送られ、メモリ装置108に保存されたり、コンピュータ102またはコンピュータ103のディスプレイに表示したり、MFP104,105または、プリンタ107に送られて出力されることが可能である。
【0027】
次に、MFP104,105はそれぞれ、コンピュータ102またはコンピュータ103側とネットワーク101を介して情報交換できる通信手段を有しており、MFP104,105の設定情報や装置状態がコンピュータ102またはコンピュータ103側に逐次知らせる仕組みとなっている。
【0028】
更に、コンピュータ102またはコンピュータ103側では、その情報を受けて動作するユーティリティソフトウェアを持っており、MFPなどのデバイスは、このコンピュータ102またはコンピュータ103の元で一元管理されている。
【0029】
図2は、図1に示したMFP104,105の構成を説明するブロック図である。なお、MFP104とMFP105との構成上の差異はフルカラーとモノクロの差であり、色処理以外の部分ではフルカラー機器がモノクロ機器の構成を包含することが多いため、ここではフルカラー機器に絞って説明し、必要に応じて、随時モノクロ部分の説明を加えることとする。
【0030】
図2において、201は画像読み取りを行うスキャナ部で、読み取られる画像データがRGB−IP部202で画像処理される。203はFAX部で、ファクシミリなどに代表される電話回線を利用した画像の送受信を行う。
【0031】
204はNIC(Network Interface Card)部で、ネットワークを利用して画像データや装置情報をやりとりする。205はPDL部で、コンピュータ側から送られてきたページ記述言語(PDL)を画像信号に展開する。212はアドオン部で、通常はスルーであるが、アドオン情報の付加と解除を行う際には有効になる。206はコア部で、MFP104,105の使い方に応じて入力される画像信号を一時保存したり、出力デバイスに対する出力経路を決定する。
【0032】
次に、コア部206から出力された画像データは、CMYK−IP部207を経由して、PWM部208に送られた後、画像形成を行うプリンタ部209に送られ、用紙の出力仕上げの処理を行うフィニッシャ部210によりプリントアウトされる。
【0033】
また、ディスプレイ部211は、入力された画像データをプリントせずに済ませたり、プリント状態の可否を判断するためのプレビュー機能として使用する。
【0034】
フィニッシャ部210は、スキャナ部201,RGB−IP部202,FAX部203,コア部206,CMYK−IP部207,PWM部208,プリンタ部209,ディスプレイ部211からなるエンジン部220から脱着可能である。また、フィニッシャ部210またはソータ部213をエンジン部220にオプション接続可能に構成されている。
【0035】
また、NIC部204とPDL部205はコントローラ部221を構成し、コントローラ部221も同様に、エンジン部220から脱着可能である。
【0036】
また、エンジン部220は、プリントシステムとして、エンジン部220としては、図10に示すカラーのエンジンまたは図11に示す白黒のエンジンのいずれかを使用可能であり、さらにフィニッシャ部210またはソータ部213とを組み合わせても動作が可能である。
【0037】
また、本実施形態に示す画像処理装置の特徴として、各ユニット毎すなわち、フィニッシャ部210、ソータ部213、エンジン部220、コントローラ部221には、それぞれのユニットを使って出力する際に、出力モードとして選択可能なモード情報および、選択したモードを実行するためのコマンド情報、エラー時のメッセージ情報をなど保持している。
【0038】
そして、電源ON時または接続の構成が変更された際、フィニッシャ部210または、ソータ部213は、それらの情報をエンジン部220に伝達し、エンジン部220は、そのデータをそのまままたは、エンジンの持つモード情報および、選択したモードを実行するためのコマンド情報、エラー時のメッセージ情報などと合成し、コントローラ部221に伝達する。
【0039】
コントローラ部221は、伝達された情報を、合成してシステム全体で選択し動作可能な情報にまとめ直し、システム全体をコントロールする。
【0040】
各ユニットの持つ情報としては、上記情報に限定されるだけでなく、ユーザIF上に表示する画像情報なども含まれてもよい。
【0041】
〔スキャナ部201の構成〕
図3は、図2に示したスキャナ部201の構成を説明する概略断面図である。
【0042】
図3において、301は原稿台ガラスであり、読み取られるべき原稿302が載置される。原稿302は照明ランプ303により照射され、その反射光はミラー304、305、306を経て、レンズ307によりCCDセンサ(以下、単にCCDという)308上に結像される。ミラー304、照明ランプ303を含む第1ミラーユニット310は速度Vで移動し、ミラー305、306を含む第2ミラーユニット311は速度1/2Vで移動することにより、原稿302の全面を走査する。第1ミラーユニット310及び第2ミラーユニット311はモータ309により駆動される。
【0043】
〔RGBIP部202の構成〕
図4は、図2に示したRGB−IP部202の構成を説明するブロック図である。
【0044】
図4において、入力された光学的信号は、CCD308により電気信号に変換される。このCCD308はRGB3ラインのカラーセンサであり、RGBそれぞれの画像信号としてA/D変換部401に入力される。ここでゲイン調整、オフセット調整をされた後、A/D変換部401で、各色信号毎に8bitのデジタル画像信号R0,G0,B0に変換される。その後、シェーディング補正部402により色ごとに、基準白色板の読み取り信号を用いた、公知のシェーディング補正が施される。
【0045】
更に、CCD308の各色ラインセンサは、相互に所定の距離を隔てて配置されているため、ラインディレイ調整回路(ライン補間部)403において、副走査方向の空間的ずれが補正される。
【0046】
次に、入力マスキング部404は、CCD308のR,G,Bフィルタの分光特性で決まる読取色空間を、NTSCの標準色空間に変換する部分であり、CCD308の感度特性/照明ランプのスペクトル特性等の諸特性を考慮した装置固有の定数を用いた3×3のマトリックス演算を行い、入力された(R0,G0,B0)信号を標準的な(R,G,B)信号に変換する。
【0047】
更に、輝度/濃度変換部(LOG変換部)405はルックアップテーブル(LUT)RAMにより構成され、RGBの輝度信号がC1,M1,Y1の濃度信号になるように変換される。
【0048】
MFP105によりモノクロの画像処理を行う場合には、単色の1ラインセンサを用いて、A/D変換部401により単色でA/D変換、シェーディング補正部402によりシェーディングを行ったのち、入出力マスキング、ガンマ変換、空間フィルタの順でそれぞれの処理をしても構わない。
【0049】
〔FAX部203の構成〕
図5は、図2に示したFAX部203の構成を説明するブロック図である。
【0050】
図5において、受信時には、電話回線から来たデータをNCU部501で受け取り電圧の変換を行い、モデム部502の中の復調部504でA/D変換及び復調操作を行った後、伸長部506でラスタデータに展開する。
【0051】
一般にFAXでの圧縮伸長にはランレングス法などが用いられる。ラスタデータに変換された画像は、メモリ部507に一時保管され、画像データに転送エラーがないことを確認後、コア部206へ送られる。
【0052】
次に、送信時には、コア部206よりやってきたラスタイメージの画像信号に対して、圧縮部505でランレングス法などの圧縮を施し、モデム部502内の変調部503にてD/A変換及び変調操作を行った後、NCU部501を介して電話回線へと送られる。
【0053】
〔NIC部204の構成〕
図6は、図2に示したNIC部204の構成を説明するブロック図であり、パブリックネットワーク101に対してのインタフェースの機能を持つのが、このNIC部204であり、例えば10base−T/100base−TXなどのEthernet(登録商標)ケーブルなどを利用して外部からの情報を入手し、外部へ情報を流す役割を果たす。
【0054】
図6において、外部より情報を入手する場合は、まず、トランス部601で電圧変換され、LANコントローラ部602に送られる。LANコントローラ部602は、その内部に第1バッファメモリ(不図示)を持っており、その情報が必要な情報か否かを判断した上で、第2バッファメモリ(不図示)に送った後、PDL部205に信号を流す。
【0055】
次に、外部に情報を提供する場合には、PDL部205より送られてきたデータは、LANコントローラ部602で必要な情報を付加して、トランス部601を経由してネットワークに接続される。
【0056】
〔PDL部205の構成〕
次に、図6を用いてPDL部205の説明をする。
【0057】
コンピュータ上で動作するアプリケーションソフトウェアによって作成された画像データは、文書、図形、写真などから構成されており、それぞれは、文字コード、図形コード及び、ラスタ画像データなどによる画像記述の要素の組み合わせから成っている。
【0058】
これが、いわゆるPDL(Page Description Language=ページ記述言語)であり、Adobe社のPostScript(登録商標)言語に代表されるものである。
【0059】
さて、図6は、上記PDLデータからラスタ画像データへの変換処理を表わす部分であり、NIC部204から送られてきたPDLデータは、CPU部603を経由して一度ハードディスク(HDD)のような大容量メモリ604に格納され、ここで各ジョブ毎に管理、保存される。
【0060】
次に、必要に応じて、CPU部603は、RIP(Raster ImageProcessing)と呼ばれるラスタ化画像処理を行って、PDLデータをラスタイメージに展開する。展開されたラスタイメージデータは、CMYKの色成分毎にDRAMなどの高速アクセス可能なメモリ605にジョブ毎にページ単位で格納され、プリンタ部209の状況に合わせて、再びCPU部603を介して、コア部206へ送られる。
【0061】
PDL部205は、NIC部204、アドオン部212ともに、電気的にはコア部206より、メカニカル的には、プリンタ部209と脱着可能であり、図10に示すカラープリンタと接続したり、図11に示す白黒プリンタと接続することが可能である。
【0062】
NIC部204とPDL部205は、コントローラ部221を構成し、PDL部205は、コントローラ部221として選択制御可能な、モード情報、選択されたモードを実行するためのコマンド情報、エラーハンドリングをおこなうエラー情報などを持つ。これらの情報をPCD(ペリフェラルコントロールディスクリプション)情報と呼び、コントローラ部221のPCDファイルの情報を後述する図22に一例として示す。
【0063】
エンジンと排紙オプションのPCD情報は、エンジン内のコア部206でマージされ、電源ON時または、コントローラと接続されたときに、コントローラに伝達される。このPCD情報はさらに、PDLのPCD情報とマージされる。この コントローラ、エンジン、排紙オプションのPCD情報がマージされた例として、PCDファイルの情報の例を後述する図23に示す。
【0064】
コントローラでマージされたシステム全体のPCD情報は、クライアントPCが接続された際、クライアントPCに伝達され、プリンタドライバにて、ユーザが選択可能な機能の選択枝を表示し、同時に、ユーザがその選択枝を選んで、ジョブを印刷した際にドライバから発行されるPDL言語には、PCD情報で記載されているその選択子に対応した、PDLコマンドが、印刷する画像データとともに発行される。
【0065】
〔コア部206の構成〕
図7は、図2に示したコア部206の構成を説明するブロック図であり、コア部206のバスセレクタ部701は、MFP104,105の利用における、いわば交通整理の役割を担っている。すなわち、スタンドアローンとしての複写機能、ネットワークスキャン、ネットワークプリント、ファクシミリ送信/受信、あるいは、ディスプレイ表示などMFP104,105における各種機能に応じてバスの切り替えを行うところである。
【0066】
細かく説明するならば、そのデータのフローは、以下のような機能1〜6が考えられる。
【0067】
機能1
スタンダローン複写機:スキャナ部201→コア部206→プリンタ部209
機能2
ネットワークスキャン:スキャナ部201→コア部206→NIC部204
機能3
ネットワークプリント:NIC部204→コア部206→プリンタ部209
機能4
ファクシミリ送信機能:スキャナ部201→コア部206→FAX部203
機能5
ファクシミリ受信機能:FAX部203→コア2部06→プリンタ部209
機能6
ディスプレイ表示機能:スキャナ部201→コア部206→ディスプレイ部211
但し、ディスプレイ表示機能の入力元はFAX部203やNIC部204でも構わない。
【0068】
次に、バスセレクタ部701を出た画像データは、圧縮部702、ハードディスク(HDD)などの大容量メモリからなるメモリ部703及び、伸長部704を通ってプリンタ部209または、ディスプレイ部211へ送られる。
【0069】
ここで用いられる圧縮方式は、JPEG,JBIG,ZIPなど一般的なものを用いればよい。
【0070】
次に、圧縮された画像データは、ジョブ毎に管理され、ファイル名、作成者、作成日時、ファイルサイズなどの付加データと一緒に格納される。
【0071】
更に、ジョブの番号とパスワードを設けて、それらも一緒に格納すれば、パーソナルボックス機能をサポートすることができる。これは、データの一時保存や特定の人にしかプリントアウト(HDDからの読み出し)ができない親展機能である。
【0072】
格納されているそれぞれのジョブに対しては、ジョブを指定して呼び出しが行われた場合には、パスワードの認証を行った後、HDDより呼び出し、画像伸長を行ってラスタイメージに戻してプリンタ部209に送られる。
【0073】
コア部206は、エンジン部220全体の情報をコントロールし、エンジンそのものをクライアントからコントロールするのに必要なCPD情報を保持する。この情報はエンジンの特性により異なり、例えば、図10に示すカラーエンジンと、図11に示す白黒エンジンでは当然構成する情報は異なる。
【0074】
カラーエンジンの場合の構成情報であるPCDファイルの情報の一例を図23に示す。
【0075】
コア部206は、フィニッシャ部210または、ソータ部213がなどの排紙オプションが装着された場合、排紙オプションの持つPCD情報(選択制御可能な、モード情報、選択されたモードを実行するためのコマンド情報、エラーハンドリングをおこなうエラー情報などの情報)をエンジンに伝送し、エンジンの持つ、エンジンの選択制御可能な、モード情報、選択されたモードを実行するためのコマンド情報、エラーハンドリングをおこなうエラー情報などのPCD情報とマージして保持する。そして、その情報をPDL部205に伝送する。
【0076】
エンジンと排紙オプションのPCD情報は、コア部206でマージされるが、このマージされたPCD情報の例として、フィニッシャ部210のPCDファイルの情報を図21と、エンジンのPCD情報をマージしたPCDファイルの情報を図22に示す。
【0077】
〔CMYK−IP部207の構成〕
図7は、図2に示したCMYK−IP部207の構成を説明するブロック図である。
【0078】
図7において、コア部206より渡されたデータは、出力マスキング/UCR回路部(出力マスキング部)706に入り、前述のRGB−IP部202にて説明したLOG変換(405)後のC1,M1,Y1信号を画像形成装置のトナー色であるY,M,C,K信号にマトリクス演算を用いて変換する部分であり、CCDセンサ308で読み込まれたRGB信号に基づいたC1,M1,Y1,K1信号をトナーの分光分布特性に基づいたY,M,C,K信号に補正して出力する。
【0079】
次に、ガンマ補正部707にて、トナーの色味諸特性を考慮したルックアップテーブル(LUT)RAMを使って画像出力のためのY,M,C,Kデータに変換されて、空間フィルタ708では、シャープネスまたは、スムージングが施された後、画像信号はPWM部208へと送られる。
【0080】
〔PWM部208の構成〕
図8は、図2に示したPWM部208の構成を説明するブロック図であり、図9は、図8に示したPWM部208の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0081】
図8において、CMYK−IP部207を出たイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に色分解された画像データはそれぞれのPWM部208を通ってそれぞれ画像形成される。なお、MFP105の場合は、単色となる。
【0082】
801は三角波発生部、802は入力されるデジタル画像信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ(D/A変換部)である。三角波発生部801からの信号(図9に示す信号2a)及びD/Aコンバータ802からの信号(図9に示す信号2b)は、コンパレータ803で大小比較されて、図9に示す信号2cとなってレーザ駆動部804に送られ、それぞれがY,M,C,Kそれぞれの半導体レーザ805で各レーザビームに変換される。
【0083】
そして、ポリゴンスキャナ913で、それぞれのレーザビームを走査して、それぞれの感光ドラム917,921,925,929に照射される。
【0084】
〔プリンタ部209の構成(カラー系のMFP104の場合)〕
図10は、図1に示したMFP104の構成を説明する概略断面図である。
【0085】
図10において、913はポリゴンミラーであり、4つの半導体レーザより発光された4本のレーザ光を受ける。その内の1本はミラー914、915、916を経て感光ドラム917を走査し、次の1本はミラー918、919、920を経て感光ドラム921を走査し、次の1本はミラー922、923、924を経て感光ドラム925を走査し、次の1本はミラー926、927、928を経て感光ドラム929を走査する。
【0086】
一方、930はイエロー(Y)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム917上にイエローのトナー像を形成し、931はマゼンタ(M)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム921上にマゼンタのトナー像を形成し、932はシアン(C)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム925上にシアンのトナー像を形成し、933はブラック(K)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム929上にブラックのトナー像を形成する。以上4色(Y,M,C,K)のトナー像がシートに転写され、フルカラーの出力画像を得ることができる。
【0087】
シートカセット934、935、および手差しトレイ936のいずれかより給紙されたシートは、レジストローラ937を経て、転写ベルト938上に吸着され、搬送される。給紙のタイミングと同期がとられて、予め感光ドラム917、921、925、929には各色のトナーが現像されており、シートの搬送とともに、トナーがシートに転写される。各色のトナーが転写されたシートは、分離され、搬送ベルト939により搬送され、定着器940によって、トナーがシートに定着される。
【0088】
そして、定着器940を抜けたシートはフラッパ950により一旦下方向へ導かれてシートの後端がフラッパ950を抜けた後、スイッチバックさせて排出する。これによりフェイスダウン状態で排出され、先頭頁から順にプリントしたときに正しいページ順となる。
【0089】
なお、4つの感光ドラム917、921、925、929は、距離dをおいて、等間隔に配置されており、搬送ベルト939により、シートは一定速度vで搬送されており、このタイミングで同期がなされて、4つの半導体レーザは駆動される。
【0090】
〔プリンタ部209の構成(モノクロMFPで構成される場合)〕
図11は、図1に示したモノクロMFP105の構成を説明する概略断面図である。
【0091】
図11において、1013はポリゴンミラーであり、4つの半導体レーザより発光されたレーザ光を受ける。レーザ光はミラー1014、1015、1016を経て感光ドラム1017を走査する。
【0092】
1030は黒色のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム1017上にトナー像を形成し、トナー像がシートに転写され、出力画像を得ることができる。
【0093】
シートカセット1034、1035、および手差しトレイ1036のいずれかより給紙されたシートは、レジストローラ1037を経て、転写ベルト1038上に吸着され、搬送される。給紙のタイミングと同期がとられて、予め感光ドラム1017にはトナーが現像されており、シートの搬送とともに、トナーがシートに転写される。トナーが転写されたシートは、分離され、定着器1040によって、トナーがシートに定着され、カラー画像同様に排出される。1050はフラッパである。
【0094】
〔ディスプレイ部211の構成〕
図12は、図2に示したディスプレイ部211の構成を説明する図である。
【0095】
図12において、コア部206より出された画像データは、CMYデータであるため、逆LOG変換部1101でRGBデータに変換する必要がある。次に、出力されるCRTなどのディスプレイ装置1104の色の特性に合わせるためにガンマ変換部1102でルックアップテーブルを使用して出力変換を行う。変換された画像データは、一度メモリ部1103に格納されて、CRTなどのディスプレイ装置1104によって表示される。
【0096】
ここで、ディスプレイ部211を使用するのは、出力画像を予め確認するプレビュー機能や、出力する画像が意図したものと間違いないか検証するプルーフ機能、あるいは、プリントの必要がない画像を確認する場合にプリント用紙の無駄を省くためである。
【0097】
〔フィニッシャ部210の構成〕
図13は、図2に示したフィニッシャ部210の構成を説明する概略断面図である。
【0098】
図13において、プリンタ部209の定着部940(または、1040)を出たシートは、フィニッシャ部210に入る。フィニッシャ部210には、サンプルトレイ1001及びスタックトレイ1002があり、ジョブの種類や排出されるシートの枚数に応じて切り替えて排出される。
【0099】
ソート方式には2通りあり、複数のビンを有して各ビンに振り分けるビンソート方式と、後述の電子ソート機能とビン(または、トレイ)を奥手前方向にシフトしてジョブ毎に出力シートを振り分けるシフトソート方式とがあり、両ソート方式によりソーティングを行うことができる。
【0100】
なお、電子ソート機能は、コレートと呼ばれ、前述のコア部で説明した大容量メモリを持っていれば、このバッファメモリを利用して、バッファリングしたページ順と排出順を変更する、いわゆるコレート機能を用いることで電子ソーティングの機能もサポートできる。次にグループ機能は、ソーティングがジョブ毎に振り分けるのに対し、ページ毎に仕分けする機能である。
【0101】
更に、スタックトレイ1002に排出する場合には、シートが排出される前のシートをジョブ毎に蓄えておき、排出する直前にステープラ1005にてバインドすることも可能である。
【0102】
そのほか、上記2つのトレイに至るまでに、紙をZ字状に折るためのZ折り機1004、ファイル用の2つ(または3つ)の穴開けを行うパンチャ1006があり、ジョブの種類に応じてそれぞれの処理を行う。
【0103】
更に、サドルステッチャ1007は、シートの中央部分を2ヶ所バインドした後に、シートの中央部分をローラに噛ませることによりシートを半折りし、週刊誌やパンフレットのようなブックレットを作成する処理を行う。サドルステッチャ1007で製本されたシートは、ブックレットトレイ1008に排出される。
【0104】
そのほか、図には記載されていないが、製本のためのグルー(糊付け)によるバインドや、あるいはバインド後にバインド側と反対側の端面を揃えるためのトリム(裁断)などを加えることも可能である。
【0105】
また、インサータ1003はトレイ1001にセットされたシートをプリンタへ通さずにトレイ1001、1002、1008のいずれかに送るためのものである。これによってフィニッシャ210に送り込まれるシートとシートの間にインサータ1003にセットされたシートをインサート(中差し)することができる。
【0106】
インサータ1003のトレイ1001にはユーザによりフェイスアップの状態でセットされるものとし、ピックアップローラにより最上部のシートから順に給送する。従って、インサータ1003からのシートはそのままトレイ1001、1002へ搬送することによりフェイスダウン状態で排出される。サドルステッチャ1007へ送るときには、一度パンチャ1006側へ送り込んだ後スイッチバックさせて送り込むことによりフェースの向きを合わせる。
【0107】
〔ソータ部213の構成〕
図14は、図2に示したソータ部213の構成を説明する概略断面図であり、図2に示したフィニッシャ部210に置き換えてコア部206および本体に接続可能に構成されている。
【0108】
図14において、プリンタ部209の定着部940(定着部1040)を出た用紙は、ソータ部210に入る。
【0109】
ソータ部210には、可動式のトレイ1801及びスタックトレイ1805があり、コアからの指示にしたがい、ソート出力や、指定トレイへの出力が可能である。
【0110】
ソート方式として、1部毎に仕分けを行うソートモードと、ページ毎に仕分けを行うグループモードによる仕分けを行うことができる。なお、可動式トレイ1801〜1805は、上下に移動させ仕分けが行われる。
【0111】
なお、ソータ部213,フィニッシャ部210ともに、CPU、メモリ、センサ、モータからなる公知の制御回路を持ち、コア部との通信により、指定されたモードで動作を行う。
【0112】
また、フィニッシャ部210は本体から脱着可能で、後述のソータ部213に接続をかえてソータを利用することも可能である。
【0113】
さらに、フィニッシャ部210,ソータ部213もそれぞれ選択制御可能な、モード情報、選択されたモードを実行するためのコマンドの名称および、実際のコマンドに関する情報、エラーハンドリングをおこなうエラー情報、ユーザIF上に表示する画像情報、組み合わせ不可能な機能組み合わせに関する情報、などをPCD情報として持っており、ソータ部213のPCDファイルの情報の例を、例えば図20に示し、フィニッシャ部210のPCDファイルの情報を、例えば図21に示す。
【0114】
また、ソータ部213,フィニッシャ部210ともに、電源ON時または、エンジンと接続された場合には、自ら持つPCD情報をエンジンに伝達する。
【0115】
〔ネットワーク101の構成〕
図15は、図1に示したネットワーク101の構成を説明するブロック図である。
【0116】
図15に示すように、ネットワーク101は、前述の図1のような構成がルータと呼ばれるネットワークを相互に接続する装置により接続され、LAN(Local Area Network)と呼ばれる更なるネットワークを構成する。
【0117】
図15において、LAN1306は、内部のルータ1301を介して、専用回線1308を通して、別のLAN1307内部のルータ1305に接続され、これらのネットワーク網は幾重にも張り巡らされて、広大な接続形態を構築している。
【0118】
次に、その中を流れるデータについて図16を参照して説明する。
【0119】
図16は、図15に示したネットワーク101上のデータの流れを説明する図である。
【0120】
図16において、送信元のデバイスA(デバイス1400a)に存在するデータ1401があり、そのデータは画像データでも、PDLデータでも、プログラムであっても構わない。これがパブリックネットワーク101を介して受信先のデバイスB(デバイス1400b)に転送する場合、データ1401を細分化しイメージ的にデータ1402のように分割する。この分割されたデータ1403,1404,1406などに対して、ヘッダ1405と呼ばれる送り先アドレス(TCP/IPプロトコルを利用した場合には、送り先のIPアドレス)などを付加し、パケット1407として順次パブリックネットワーク101上にパケットを送って行く。デバイスBのアドレスとパケット1410のヘッダ1411が一致するとデータ1412は分離され、デバイスAにあったデータの状態に再生される。
【0121】
本実施形態では、ユーザは、クライアントPC上のプリンタドライバにて、ジョブを送付するプリントシステムで選択可能な機能に関し、UI上で、機能を選択すると、プリンタドライバは選択した項目に応じて必要なコマンドを、描画データ(PDLまたは画像)とともに、プリントシステムに送付するため、画像データの先頭に、選択された機能に対応したコマンドをつけて送付する。
【0122】
〔スキャナドライバ〕
次に、スキャナドライバについて説明する。
【0123】
図17は、図1に示したコンピュータ102またはコンピュータ103上にて、スキャン動作を指示するためのスキャナドライバのGUI(Graphic User Interface)の一例を示す図であり、該設定画面上で各項目に指示することでユーザは所望の設定パラメータを指示して、所望の画像イメージをデータ化する事が可能となる。
【0124】
図17において、1501はスキャナドライバのウィンドウであり、その中の設定項目としての選択カラムである。1502はターゲットとなる送信元を選択するソースデバイス選択カラムである。一般的には前述のスキャナ部201のようなものであるが、メモリ108から画像を持ってきたり、あるいは、デジタルカメラのようなものからでも構わない。
【0125】
1503は選択されたソースデバイスに関する詳細設定を行うためのものプロパティボタンで、このボタンをクリックすると、別画面にてそのデバイス固有の設定情報を入力し、特殊な画像処理(例えば、文字モード/写真モード)を選択して、それに合った処理モードで画像入力が可能となる。
【0126】
1504はイメージサイズカラムで、イメージサイズを決める選択をする。1505は解像度カラムで、解像度が入力される。1506はカラーモードカラムで、カラーモードを選択する。また、1507〜1509は画像エリアのサイズを決める部分であり、それぞれ単位と縦横の長さを入力する。これらの指定を行った後、プリスキャンキー1512を押すと、コンピュータ102またはコンピュータ103より、ソースデバイス選択カラム1502で選択されたデバイスに指示がなされ、画像入力を開始する。
【0127】
ここでは、プリスキャンであるため実際の解像度より粗く画像読み取りが行われ、得られた画像はプレビュー画像1511に表示される。表示に当たっては、先ほどの画像エリアの単位1507に従ってスケール1510に表示される。
【0128】
ここで、プレビュー画像でOKと判断した場合には、スキャンキー1513をクリックすることにより、今度は設定された解像度にて行う。プレビュー画像がNGの場合には、再度プリスキャンを行って確かめ、キャンセルの場合には、キャンセルキー1514をクリックする。
【0129】
〔プリンタドライバ〕
次に、図18を用いて、コンピュータ102またはコンピュータ103からプリンタドライバにより画像データをプリンタに送信する行程について説明する。
【0130】
図18は、図1に示したドキュメントサーバ102またはクライアントコンピュータ103に接続される表示装置に表示されるプリンタ操作画面の一例を示す図であり、プリンタドライバは、プリント動作を指示するためのGUIであり、これで指示することによりユーザは所望の設定パラメータを指示して、所望の画像イメージをプリンタなどの送信先に送る事が可能となる。
【0131】
図18において、1601はプリンタドライバのウィンドウであり、その中の設定項目として、1602はターゲットとなる出力先を選択する送信先選択カラムである。一般的には前述のMFP104,105あるいは、プリンタ107のようなものであるが、保存の目的でメモリ108に画像を転送しても構わない。
【0132】
MFP104やMFP105、プリンタ107を選択すると、選択されたデバイスのコントローラは、そのコントローラに接続されている全ユニットのPCD情報を合成し、プリンタドライバに送付すると、プリンタドライバは、標準で設定するカラム1603、1602、ボタン(キー)1605,1606、1607とともに、接続先のコントローラから受け取ったPCD情報にしたがって、画面上に選択項目を表示する。
【0133】
特に、図18に示す画面例では、図25に示すPCDファイルの情報を受け取った際の表示の例であり、1610は解像度を示すカラムで、RESOLUTIONの選択項目で、例えば300DPIが選択されている状態に対応する。
【0134】
1611はフィニッシャに指示するFINISHINGモードで、NO−STAPLEが選択されている状態に対応する。1612は、カラーかグレイスケール印刷かを選択するCOLORモードで、COLORが選択されている状態に対応する。
【0135】
1613は給紙カセットを選択するPAPER−SOURCEモードで、CASSETTE1が給紙カセットとして選択されている状態に対応する。1614はエンジンに指定するCOLOR−MODEで、MODE1が選択されている状態に対応する。
【0136】
1615は両面モード(DUPLEXモード)で、LONG、すなわちLONG EDGE BIND両面が指示されている状態に対応する。1616はPAPER SIZEで、例えばA4が選択されている状態に対応する。
【0137】
ここで選択する項目は以上に限定されたものではなく、エンジンのPCD情報として、例えば、CMYK−IP部207内のガンマ変換部707や空間フィルタ部708のパラメータを変更するコマンドを付け加えることで、それらを最適に選択することにより、より細かい色再現やシャープネス調整を画面上で行うことが可能となる。
【0138】
1603はジョブの中から出力ページを選択するページ設定カラムであり、ドキュメントサーバ102またはクライアントコンピュータ103上で動作するアプリケーションソフトで作成された画像イメージのどのページを出力するかを決定する。
【0139】
1607は前記送信先選択カラム1602にて選択された送信先デバイスに関する詳細設定を行うためのプロパティキーであり、プロパティキー1607をクリックすると別画面にてドライバ固有の設定情報を入力し、特殊な画像処理を設定できる。
【0140】
このようにして、上記のような所望の設定が済めば、OKキー1605により印刷を開始する。取り消す場合には、キャンセルキー1606により印刷を取りやめる。
【0141】
OKキーがおされると、モード設定を行う上記1610〜1616で設定されたモードにしたがって、ジョブ設定のコマンドが決定され、このコマンドとともに、画像データがドライバからコントローラに送付される。このときの説明は、図26にて後述する。
【0142】
〔ネットワークユーティリティソフトウェアの説明〕
再び、図1に戻って、ドキュメントサーバ102またはクライアントコンピュータ103上にて動作するユーティリティソフトウェアについて説明する。
【0143】
MFP104,105内のネットワークインターフェース部分(NIC部204+PDL部205)にはMIB(Management Information Base)と呼ばれる標準化されたデータベースが構築されており、SNMP(Simple Network Management Protocol)というネットワーク管理プロトコルを介してネットワーク上のコンピュータと通信し、MFP104,105をはじめとして、ネットワーク上につながれたスキャナ、プリンタあるいは、FAXなどの管理が可能になっている。
【0144】
一方、ドキュメントサーバ102またはクライアントコンピュータ103には、ユーティリティと呼ばれるソフトウェアプログラムが動作しており、ネットワークを介して、上記SNMPの利用によりMIBを使って必要な情報交換が可能となる。
【0145】
例えば、MFP104,105の装備情報としてフィニッシャ部210が接続されているか否かを検知したり、ステータス情報として現在プリントが出来るか否かを検知したり、あるいは、MFP104,105の名前や設置場所などを記入したり変更したり確認したりといった具合に、MIBを使うことにより、それぞれのユーザが情報のリードライト、あるいはドキュメントサーバ102とクライアントコンピュータ103を区別してリードライトに制限を持たせることも可能である。
【0146】
従って、この機能を使うことにより、MFP104,105の装備情報、装置の状態、ネットワークの設定、ジョブの経緯、使用状況の管理、制御などあらゆる静的情報を入手することが可能となる。
【0147】
〔GUIの説明〕
次に、GUI(Graphic User Interface)と呼ばれるコンピュータ102(または、103)上で動作するユーティリティソフトウェアの画面について図19を使って説明する。
【0148】
図19は、図1に示したドキュメントサーバ102またはクライアントコンピュータ103上でユーティリティソフトウェアに基づくユーザインタフェースの一例を示す図である。なお、本ユーザインタフェースは、ドキュメントサーバ102またはクライアントコンピュータ103上でユーティリティソフトウェアを起動させると、図19のような画面が表示される。
【0149】
図19において、1701はウィンドウ、1720がカーソルで、マウスを使ってクリックすると別のウィンドウが開いたり、次の状態に遷移する。1702はタイトルバーと呼ばれ、現在のウィンドウの階層やタイトルを表示するのに用いられる。
【0150】
1703〜1707はそれぞれタブと呼ばれ、それぞれの分類ごと整理されており、必要な情報を見たり、必要な情報を選択したりすることができる。
【0151】
ここでは、1703はデバイスタブと呼ばれ、デバイスの存在とその概要を知ることができる。デバイスタブ1703には、1708,1709のようなMFP104と105を示すビットマップ画像があり、1710,1711のメッセージによりこれらMFPがどんな状態かが表示される。装置状態の詳細はステータスタブ1704を見ればわかる仕組みになっている。
【0152】
次に、1705はキュータブで、それぞれの装置内にキューイングされているジョブの様子やデバイスの混み具合を伺い知ることができる。
【0153】
次に、コンフィグタブ1706は、どんな機能を持つフィニッシャが装着されているかなど装備情報を知ることができる。例えば、MFP105にはフィニッシャが装着されており、そのフィニッシャが有する機能は、ステープラ、サドルステッチャ、折り機、パンチ機、インサータがあるとか、5000枚まで収納可能なレターサイズのペーパーデッキが装着されているとか、その用紙残量がどのくらいであるとか、あるいは両面処理を行うユニットが装着されているといった具合である。
【0154】
最後に、1707はセットアップタブで、装置のネットワーク設定情報を入手したり、変更したりすることができる。
【0155】
図20〜図25は、本発明に係る画像処理装置におけるPCDファイルの一例を示す図であり、図20に示すPCDファイルはソータ部213のPCDファイル例であり、図21に示すPCDファイルはフィニッシャ部210のPCDファイル例であり、図22に示すPCDファイルはコントローラ部221のPCDファイル例であり、図23に示すPCDファイルはエンジン部220のPCDファイル例であり、図24に示すPCDファイルはエンジン部220+フィニッシャ部210のPCDファイル例であり、図25に示すPCDファイルはエンジン部220+フィニッシャ部210+コントローラ部221のPCDファイル例である。
【0156】
図20に示すソータ部213のPCDファイルにおいて、START SELECT OUTPUT−BINからENDまでの記述は機能名で、OUTPUT−BINは、つまり排紙ビン選択に関する情報で、図20では、START SELECTからENDまでで囲まれた、BIN1、BIN2、BIN3、BIN4、BIN5のいずれかが、ユーザが選択可能な選択枝の名称を示し、それに続く記載がその選択子をユーザが選んだ際に、PDLコマンドとして発行が必要な、コマンドを示している。
【0157】
例えばBIN1が選択されたときに、PDLのコマンドとして発行が必要なコマンドはBIN1に続き記載されている。JB%SORTER%SELECT−BIN1である。なお、PDLのコマンドは、JBで始まるコマンドとした例で示している。
【0158】
また、2段目のSTART SELECT FINISHING〜ENDまでの記述は機能名FINISINGで選択可能な機能で、NON,SINGLE,DOUBLEの選択子を示し、それぞれ「NON−STAPLE」,「SINGLE−STAPLE」,「DOUBLE−STAPLE」を示している。
【0159】
ここで、例えばユーザが「NON」を選択した場合は、ステイプルをしないコマンドJB%SORTER%NON−STAPLEを発行する。
【0160】
また、「DOUBLE」,「SINGLE」が選択された場合も同様に、ユーザが選択した場合にPDLに含まれて発行されるコマンドを示す。
【0161】
さらに、3段目のSTART SELECT SORT−MODE〜ENDまでの記述は、機能名SORT−MODEに関する記述で、ここでは、選択子として、NON−SORT,SORT,GROUPの3種類があり、いずれかがユーザにより選択されたとき、それぞれに対応した、「JB%SORTER%NON−SORT」,「JB%SORTER%SORT」,「JB%SORTER%GROUP」のコマンドのいずれかが、実際のPDLのデータに含まれて送られることとなる。
【0162】
また、4段目のSTART SELECT PAPER−SIZE〜ENDまでの記述は、印刷ジョブで用いる用紙サイズの選択子で、図20に示す例では、A3,A4,A5,B4,B5,LTR,11x17等のいずれかを選択可能な様子を示している。
【0163】
さらに、5段目のCONSTRAINTSからCONSTRAINTS〜ENDまでの記述は、同時に選択不可能な機能に関する記述で、図20に示す例では、「JB%SORTER%PAPERSIZE−A5」のコマンドと、「JB%SORTER%SINGLE−STAPLE」のコマンドが同時に選択不可能で、それらを選択した場合のエラーメッセージとして、“A5 size could not staiple”が定義されている。
【0164】
また、「JB%SORTER%PAPERSIZE−A5とJB%SORTER%DOUBLE−STAPLE」のコマンドも同時に選択ができず、それらを同時に選択した場合は、“A5 size could not staiple”というエラーメッセージを表示するように定義されている事を示している。
【0165】
なお、図21,図22に示すPCDファイルであるが、記載フォーマットはソータのPCDとほぼ同様であり詳細な説明は省略する。
【0166】
また、図23に示すPCDファイルには、第6段目に示すPICTURE〜PICTURE ENDで囲まれた、画像データの記述があり、この記述は、ユーザIF上に表示するエンジンの外観図のビットマップ画面であり、このデータをもとに、ドライバのユーザIFにエンジンの外観図が表示される。
【0167】
さらに、図24は、図23に示したカラーエンジンのPCDファイルと、図21に示したフィニッシャのPCDファイルをマージしたPCDファイル例を示している。
【0168】
ここで、図24の差段の第6段目に示すSTART SELECT PAPER−SIZE〜ENDに囲まれた部分を例に、図23に示したPCDデータと図21に示したPCDデータがマージされている様子を説明する。
【0169】
例えばA3を例にとるとJB%ENGINE%PAPERSIZE−A3とJB%FINISHER%PAPERSIZE−A3のコマンドの記述がある。
【0170】
これは、クライアントPCのプリンタドライバで、用紙サイズの選択子として、A3を選択した場合は、この2つのコマンドをPDLデータ内に記述して、印刷データをクライアントからコントローラへ送付することを示している。
【0171】
この様に、同じ選択項目、選択子で発行が必要なコマンドはマージされ、図23、図21で独立した選択項目は単純にマージされる。
【0172】
また、図25に示すPCDファイル例は、フィニッシャ、カラーエンジン、カラーコントローラのPCDファイルを、コントローラ内でマージした結果の一例である。
【0173】
図26,図27は、図1に示したクライアントPC103におけるデータ処理状態を説明する模式図であり、例えばユーザがデータ出力の際のモードを選択した場合のデータの流れに対応する。
【0174】
図26において、2701はコマンドで、ユーザがプリンタドライバで選択した項目に従って、ドライバが発行したコマンドであり、図25に示したPCDファイルをドライバが読み込み、ドライバが図18で示した画面を表示し、ユーザが図18に示す符号1610,1611,1612,1613,1614,1615,1616の選択項目を選んだ際に、画像データとともにドライバが発行する。
【0175】
2702はクライアントPC103からコントローラ部221に送付される画像データを示している。コマンド2701と画像データ2702は、ネットワークを通じて、矢印2703,2713のように伝達されて、コントローラ部221に対してコマンド2711,画像データ2712として入力される。
【0176】
コマンド2701とコマンド2711、および画像データ2702と画像データ2712は同じものでる。
【0177】
次に、コントローラ部221内で、画像データ2712はラスタ変換されてラスタデータ2722となり、この際、コマンド2711で指定されたモードに従う画像データに変換される。
【0178】
そして、コントローラ部が使うコマンドをコマンド2711から取り除いてコマンド2721に変換し、エンジン部220に画像データととももに矢印2723を経由して伝送される。
【0179】
ここで、コントローラ部221が使うコマンドは、JB%CONTROLER%で始まるコマンドである。
【0180】
次に、図27を参照して、コントローラ部221から送られてきたコマンド2801、画像データ2802がエンジン部220内で処理され、用紙上に画像形成し、フィニッシャ210に送付される様子を説明する。
【0181】
図27において、2801は前記コントローラ部221から、エンジン部220に送付されたコマンドであり、もともとはユーザが選択した出力モードに対応したコマンドである。このデータは、エンジン部220が利用するコマンドを取り除いてコマンド2811に変換される。
【0182】
エンジン部220は利用するコマンドに従い、画像データを変換し、用紙上に画像を形成する。そして、形成された用紙2812と、その用紙を出力する際のコマンド2811をフィニッシャ部210に送る。
【0183】
ここで、エンジン部220に指定されているコマンドは、COLORで、CASSETTE1から給紙、モード設定はCOLOR−MODE1,PAPERSIZEはA4という指示で画像を用紙上に形成する。
【0184】
フィニッシャ部210は、受け取った用紙をコマンド2831に従って処理し、排紙する。
【0185】
ここではステイプル無し、A4サイズという指示で出力を行っている例を示す。
【0186】
図28は、本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図2に示したフィニッシャ部210のデータ処理手順に対応する。なお、(3001)〜(3005)は各ステップを示す。
【0187】
まず、図2に示したフィニッシャ部210における図示しないCPUは、ステップ(3001)で本処理を開始して、ステップ(3002)で、新規にエンジンと接続されたかを判断して、新規にエンジン部220と接続されたものではないと判断した場合は、ステップ(3004)へ進む。
【0188】
一方、ステップ(3002)で、新規にエンジン部220と接続されたものであると判断した場合は、フィニッシャ部210の持つPCDファイルの情報、例えば図21に示すPCDファイルに基づく情報をエンジン部220に送付する(3003)。
【0189】
なお、フィニッシャ部210の電源または、新規にエンジン部220の電源がONになった場合もその時点で、新しい接続がされたとみなされ、ステップ(3003)に移る。
【0190】
次に、ステップ(3004)で、エンジン部220から、用紙出力の要請がきたかどうかを判断し、要請がないと判断した場合は、ステップ(3002)に戻る。
【0191】
一方、ステップ(3004)で、用紙出力の要請があったと判断した場合は、ステップ3005で、エンジン部220からの出力モードの指定コマンド、例えば図29に示す形式のコマンドを受け取り、そのコマンドに従って用紙を受け取った後に、指定の出力モードで用紙を排出して、ステップ(3002)へ戻る。
【0192】
なお、ステップ(3004),(3005)でのデータと、画像形成された用紙のやりとりの様子は、図27にて説明したとおりである。
【0193】
図29は、図27に示したエンジン部220からフィニッシャ部210に転送される制御コマンドの一例を示す図である。
【0194】
また、フィニッシャ部210への指示コマンドは、もともとフィニッシャ部210自身の持つPCDファイルの情報(図21参照)から作成されたシステム全体のPCDファイルの情報(図25参照)をプリンタドライバが解釈し、ユーザの選択した機能に対応した制御コマンドを編集発行したもののうちのフィニッシャ向けのコマンドであり、フィニッシャが解釈可能なコマンドである。
【0195】
図30は、本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、(3101)〜(3105)は各ステップを示す。なお、本処理は、エンジン部220の図示しないCPUにより実行されるものとする。
【0196】
まず、ステップ(3101)から処理を開始し、ステップ(3102)にて、新規にコントローラまたは排紙オプションと接続されたかを判定して、新規に接続されたと判定した場合は、ステップ(3103)に進み、そうでないと判定した場合は、ステップ(3104)に進む。
【0197】
そして、ステップ(3103)では、排紙オプションからPCD情報、例えば、図21に示したPCDファイルの情報を受け取り、エンジン部220の持つCPDファイル情報、例えば図23に示したPCDファイルの情報と合成(マージ)し、図24に示す例のようにPCDファイルの情報を合成し、コントローラ部221に送付する。
【0198】
ここで、各モードに対応したコマンドは、エンジン部220に対するコマンドは、JB%ENGINE%で開始する記述になっており、フィニッシャ部210にて処理するコマンドはJB%FINISHER%で開始する記述になっており、容易に区別しやすい特徴がある。
【0199】
また、同一の選択項目に関して、フィニッシャ部210に対するコマンド、エンジンに対するコマンドがある場合は、それらをひとまとめのくくりに変換している。
【0200】
次に、ステップ(3104)に処理を移すと、コントローラ部221から画像出力の要請が来たか否かを判定し、きていないと判定した場合は、ステップ(3102)に制御を移し、きていると判定した場合は、ステップ(3105)にて、コントローラ部221からの制御コマンドと、画像データを受け取り、エンジン部220に対する制御コマンドにしたがい、画像データを変換し、用紙上に画像を形成し、エンジン部への指示以外のコマンドすなわち、フィニッシャに対する指示のコマンドをフィニッシャ部210に画像形成した用紙とともに送付し、ステップ(3102)に戻る。
【0201】
コントローラ部221からの制御コマンド(制御データ)は、例えば図31に示すような形式のデータである。
【0202】
図31は、図26に示したコントローラ部221からエンジン部220に転送される制御コマンドの一例を示す図である。
【0203】
なお、ステップ(3104),(3105)で受け取ったデータのやりとりの様子は、図26にて説明した通りである。
【0204】
ここで、エンジン部220に対する指示コマンドは、JB%ENGINE%で始まるコマンドであり、これらのコマンドのみ、エンジン部220で解釈し、コマンド指示に従い画像データから、用紙上に画像を形成する。
【0205】
また、エンジン部220への指示コマンドは、もともとエンジン自身の持つPCD情報をプリンタドライバが解釈し、ユーザの選択した機能に対応した制御コマンドを編集発行したものであり、エンジン部220が解釈可能なコマンドである。
【0206】
また、エンジン部220への指示コマンドは、もともとエンジン部220自身の持つPCD情報から作成されたシステム全体のPCDファイルの情報(図25参照)をプリンタドライバが解釈しユーザの選択した機能に対応した、制御コマンドを編集発行したもののうちのエンジン向けのコマンドであり、エンジン部220が解釈可能なコマンドである。
【0207】
図32は、本発明に係る画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、例えば図2に示したコントローラ部221におけるデータ処理手順に対応する。なお、(3201)〜(3205)は各ステップを示す。
【0208】
ステップ(3201)で処理が開始されると、ステップ(3202)で、新規にエンジン部220からPCDファイルの情報が送られてきたか否かを監視し、あるいは、コンピュータ102,クライアント103a,103bなどのプリンタドライバに、新規に自分自身が選択されたか否かを判断して、どちらかが成立したと判断した場合は、ステップ(3203)へ進み、どちらも成立していないと判断した場合は、ステップ(3204)に移る。
【0209】
そして、ステップ(3203)で、エンジン部220から、図24に例示するPCDファイルの情報を受け取り、図22に例示するコントローラ部221のPCDファイルの情報と合成し、図25に例示するシステム全体のPCDファイルの情報を作成し、コントローラ部221を選択しているデバイスにPCDファイルの情報を送る。
【0210】
次に、ステップ(3204)で、プリンタドライバから画像出力の要求ジョブがきたか否かを判断し、画像出力の要求ジョブが来たと判断した場合は、ステップ(3205)へ進み、画像出力の要求ジョブが来ていないと判断した場合は、ステップ(3202)に戻る。
【0211】
そして、ステップ(3205)では、ドライバから、例えば図33に示す形式の制御コマンド(制御データ)と描画データを受け取る。
【0212】
図33は、図26に示したクライアントからコントローラ部に転送される制御コマンドの一例を示す図である。
【0213】
次に、受け取った制御データ中のコントローラ部221自身への指示に従い、描画データをラスタデータに変換し、コントローラ部221への指示データを取り除き、コントローラ部221以外への指示データとともに、ラスタデータをエンジン部220に送付し、ステップ(3202)に戻る。
【0214】
なお、ステップ(3204),(3205)でのデータ送付の様子は、図26で説明した通りである。
【0215】
ここで、コントローラ部221に対する指示コマンドは、JB%CONTROLER%で始まるコマンドであり、これらのコマンドのみ、コントローラ部221で解釈し、コマンド指示に従い描画データからラスタデータを形成する。
【0216】
また、コントローラ部221への指示コマンドは、もともとコントローラ部221自身の持つPCDファイルの情報(図22参照)から作成されたシステム全体のPCDファイルの情報(図25参照)をプリンタドライバが解釈し、ユーザの選択した機能に対応した制御コマンドを編集発行したもののうちのコントローラ部221向けのコマンドであり、コントローラ部221が解釈可能なコマンドである。
【0217】
以下、図34に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0218】
図34は、本発明に係る画像処理装置で読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0219】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0220】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0221】
本実施形態における図28,図30,図32に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0222】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0223】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0224】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0225】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0226】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0227】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0228】
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。以下、その実施態様1〜11について説明する。
【0229】
〔実施態様1〕
データ処理装置から入力されるPDLデータを解析して前記エンジン部が出力可能な画像データを生成するPDL制御手段(例えば図2に示すコントローラ部221に相当)を備え、前記PDL制御手段は、前記エンジン部に接続される前記オプションユニットより取得される第1の機器制御記述情報(図20,図21参照)と前記エンジン部が保持している第1の機器制御記述情報(図23参照)とから合成される合成機器制御情報(図24参照)と、前記PDL制御手段が保持する第3の機器制御記述情報(図22参照)とから単一システムとして機能するシステム制御記述情報(図25参照)を生成して管理する記述情報管理手段(例えば図2に示すPDL部205)と、前記記述情報管理手段に管理されるシステム制御記述情報に基づき、前記データ処理装置に対して有効なユーザインタフェースを提示する提示手段(例えば図2に示すPDL部205)と、前記ユーザインタフェースを介して前記データ処理装置で指示される画像処理要求に基づいて、入力されるPDLデータより生成される画像データに対して前記システム制御記述情報に従う制御情報(図29,図31参照)を付加して前記エンジン部,前記オプションユニットに伝達する伝達手段(例えば図2に示すPDL部205)とを有することを特徴とする画像処理装置。
【0230】
〔実施態様2〕
前記PDL制御手段は、所定のPDLデータを解析する論理ユニットを含むことを特徴とする実施態様1記載の画像処理装置。
【0231】
〔実施態様3〕
前記提示手段は、前記データ処理装置に対して有効な選択モード情報を含むユーザインタフェースをプリンタドライバを介して提示可能とすることを特徴とする実施態様1記載の画像処理装置。
【0232】
〔実施態様4〕
前記有効な選択モード情報は、少なくてもデバイスの外観を示す視覚的情報、デバイスを制御する際の選択可能な機能の名称、各選択可能な機能の選択子の名称、各機能の選択子を実行する際の指示コマンド、組み合わせ不可能なコマンドに関する情報、エラー時の表示情報を含むことを特徴とする実施態様3記載の画像処理装置。
【0233】
〔実施態様5〕
前記オプションユニットは、前記エンジン部に新規に接続される場合、あるいは、電源ON時に初期化される場合に、前記エンジン部に対して第1の機器制御記述情報を伝達することを特徴とする実施態様1記載の画像処理装置。
【0234】
〔実施態様6〕
前記エンジン部は、前記エンジン部に新規に接続される場合、あるいは、電源ON時に初期化される場合に、前記オプションユニットより取得される第1の機器制御記述情報と前記エンジン部が保持している第2の機器制御記述情報とから合成される合成機器制御情報を前記PDL制御手段に伝達することを特徴とする実施態様1記載の画像処理装置。
【0235】
〔実施態様7〕
前記PDL制御手段は、前記エンジン部に対して画像データと前記選択モード情報に従う指示コマンドを含む制御情報を伝達することを特徴とする実施態様1記載の画像処理装置。
【0236】
〔実施態様8〕
前記エンジン部は、前記PDL制御手段から伝達される制御情報中から接続されるオプションユニットに指示すべき指示コマンドを含む制御情報を前記オプションユニットに伝達することを特徴とする実施態様1記載の画像処理装置。
【0237】
〔実施態様9〕
データ処理装置から入力されるPDLデータを解析してエンジン部が出力可能な画像データを生成するPDL制御手段を備え、所定の機能処理を実行する複数のオプションユニット中から選択されるいずれかのオプションユニットをエンジン部に接続可能な画像処理装置を制御する画像処理装置におけるユニット制御方法であって、前記エンジン部に接続される前記オプションユニットより取得される第1の機器制御記述情報と前記エンジン部が保持している第2の機器制御記述情報とから合成される合成機器制御情報と、前記PDL制御手段が保持する第3の機器制御記述情報とから単一システムとして機能するシステム制御記述情報を生成して管理する記述情報管理ステップ(図28に示すステップ(3003),図30に示すステップ(3103),図32に示すステップ(3203))と、前記記述情報管理ステップに管理されるシステム制御記述情報に基づき、前記データ処理装置に対して有効なユーザインタフェースを提示する提示ステップ(図示しない)と、前記ユーザインタフェースを介して前記データ処理装置で指示される画像処理要求に基づいて、入力されるPDLデータより生成される画像データに対して前記システム制御記述情報に従う制御情報を付加して前記エンジン部,前記オプションユニットに伝達する伝達ステップ(図28に示すステップ(3005),図30に示すステップ(3105),図32に示すステップ(3205))とを有することを特徴とするユニット制御方法。
【0238】
〔実施態様10〕
実施態様9記載のユニット制御方法を実現するプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
【0239】
〔実施態様11〕
実施態様9記載のユニット制御方法を実現することを特徴とするプログラム。
【0240】
上記実施形態および実施態様によれば、各部分に、それぞれを制御するための手順、制御方法、エラーハンドリング情報をもたせ、システム接続時に、それらの情報をPDL部(PDL制御手段(例えば図2に示すコントローラ部221)に集めることで、コントローラ部221に接続されたシステム構成で可能な機能と、その機能が選択された場合の制御手順をダイナミックに伝達することで、あらかじめ想定したことの無い、システムの組み合わせに対して利用が可能なOPENIFの制御システムを自在に構築することができる。従って、様々な機能を選択し実現可能な画像処理装置を作成することが可能であり、コントローラ設計後に、新しい排紙オプションの対応をする場合にも、コントローラのファームウエアを変更することなく、新しいオプションユニットに適応して自在に対応することが可能であるメリットがある。
【0241】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、エンジン部により前記オプションユニットより取得される第1の機器制御記述情報と前記エンジン部が保持している第2の機器制御記述情報とから合成される第1の合成機器制御情報と、PDL制御手段が保持する第3の機器制御記述情報とから単一システムとして機能するシステム制御記述情報を生成し、該生成されるシステム制御記述情報に基づき、データ処理装置に対して有効なユーザインタフェースを提示するとともに、該ユーザインタフェースを介して前記データ処理装置で指示される画像処理要求に基づいて、生成される画像データに対して前記システム制御記述情報に従う制御情報を付加して前記エンジン部,前記オプションユニットに伝達制御するので、あらたに設計開発されるオプションユニットがエンジン部に接続されて画像処理システムが構築されても、新規なオプションユニットを利用する画像処理システムで、既存のPDL制御手段により新規なオプションユニットを利用する画像処理を確実に行える汎用性に優れた画像処理環境を安価に構築することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像処理システムの構成を説明する概略図である。
【図2】図1に示したMFPの構成を説明するブロック図である。
【図3】図2に示したスキャナ部の構成を説明する概略断面図である。
【図4】図2に示したRGB−IP部の構成を説明するブロック図である。
【図5】図2に示したFAX部の構成を説明するブロック図である。
【図6】図2に示したNIC部の構成を説明するブロック図である。
【図7】図2に示したコア部の構成を説明するブロック図である。
【図8】図2に示したPWM部の構成を説明するブロック図である。
【図9】図8に示したPWM部の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図10】図1に示したMFPの構成を説明する概略断面図である。
【図11】図1に示したモノクロMFPの構成を説明する概略断面図である。
【図12】図2に示したディスプレイ部の構成を説明する図である。
【図13】図2に示したフィニッシャ部の構成を説明する概略断面図である。
【図14】図2に示したソータ部の構成を説明する概略断面図である。
【図15】図1に示したネットワークの構成を説明するブロック図である。
【図16】図15に示したネットワーク上のデータの流れを説明する図である。
【図17】図1に示したコンピュータまたはコンピュータ上にてスキャン動作を指示するためのスキャナドライバのGUIの一例を示す図であである。
【図18】図1に示したコンピュータ上にてスキャン動作を指示するためのスキャナドライバのGUIの一例を示す図である。
【図19】図1にドキュメントサーバまたはクライアントコンピュータに接続される表示装置に表示されるプリンタ操作画面の一例を示す図である。
【図20】本発明に係る画像処理装置におけるPCDファイルの一例を示す図である。
【図21】本発明に係る画像処理装置におけるPCDファイルの一例を示す図である。
【図22】本発明に係る画像処理装置におけるPCDファイルの一例を示す図である。
【図23】本発明に係る画像処理装置におけるPCDファイルの一例を示す図である。
【図24】本発明に係る画像処理装置におけるPCDファイルの一例を示す図である。
【図25】本発明に係る画像処理装置におけるPCDファイルの一例を示す図である。
【図26】図1に示したクライアントPCにおけるデータ処理状態を説明する模式図である。
【図27】図1に示したクライアントPCにおけるデータ処理状態を説明する模式図である。
【図28】本発明に係る画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図29】図27に示したエンジン部からフィニッシャ部に転送される制御コマンドの一例を示す図である。
【図30】本発明に係る画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図31】図26に示したコントローラ部からエンジン部に転送される制御コマンドの一例を示す図である。
【図32】本発明に係る画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図33】図26に示したクライアントコンピュータからコントローラ部に転送される制御コマンドの一例を示す図である。
【図34】本発明に係る画像処理システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
101 ネットワーク
102 コンピュータ
103 クライアントコンピュータ
104 カラーMFP
105 白黒MFP[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention includes an optional unit connected to an image processing apparatus that controls an image processing apparatus that can connect any one of a plurality of optional units that execute predetermined function processing to an engine unit. The present invention relates to an image processing apparatus and a unit control method in an image processing system, a computer-readable storage medium, and a program.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various image processing systems connectable to a network have been proposed. These are defined in advance at the time of designing what kind of configuration is possible for the entire system, and by designing an image processing apparatus for processing PDL data based on Page Description Language (page description language), a PDL dedicated to black and white is designed. Assuming a case in which a device is designed and connected, or a sorter device and a finisher device are selected and connected, the operation procedure when the sorter device is connected in advance and the operation procedure when the finisher device is connected are described below. It is also incorporated in the design of the PDL controller device, using sorter control software when the sorter device is actually connected, and selecting and operating the finisher control software when the finisher is connected. , Which paper output device is connected Operation was designed to be.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described control method using the optional connection device, it is necessary to previously incorporate software corresponding to all combinations of systems into the PDL device. Therefore, a new paper ejection device (such as a finisher or a stacker) that is not initially supposed to be used. ) Was created, it was necessary to recreate the software of the PDL controller.
[0004]
In addition, since the number of combinations of devices that need to be handled is extremely large, there is a problem that a memory capacity required for software is increased and a cost is increased.
[0005]
In addition, the printer driver which is software on the client side also needs to design a printer driver corresponding to all possible configurations, which is very troublesome.
[0006]
To avoid some of these problems, create a definition file for each system configuration with the controllable information of the entire system as a PPD file in order to stop creating different printer driver software for each system configuration. Attempts have been made to use a single printer driver in various systems. Note that the PPD file is a generic name of a file name developed by Adobe Inc. for using a general-purpose printer driver in various systems.
[0007]
However, the PDL for controlling the system needs to be designed in advance so as to correspond to all possible configurations of the system. In consideration of all possible configurations of the PPD file, a PPD file corresponding to each of them must be created in advance. In advance, the user needs to select and specify a PPD file that matches the image forming system that he / she wants to output. However, in the design of the PDL and the PPD file, it is necessary to assume all configurations. It took a long time to develop.
[0008]
Further, in order to cope with a combination of systems not expected at the beginning of the design, it was necessary to redesign the software of the PDL and create a PPD file suitable for a new system configuration.
[0009]
As a method of creating a PPD file, a user selects a system configuration of a system used by a user from a driver setting screen by creating a PPD file corresponding to all combinations of system configurations and incorporating the PPD file in a printer driver. In addition, there is also proposed and used an implementation method that enables selection of optional print functions that match the system configuration, but in any case, when designing a PDL or PPD, It was necessary to predetermine and design the configuration information related to the system combination.
[0010]
As such a proposal, there is a patent document US Pat. No. 6,196,559 B1 (Configuration Description Language system of EFI) and the like.
[0011]
Due to the above problems, it has not been possible to use a controller that has been designed in the past in combination with various configurations of engines and paper ejection options that were not originally designed. There is a problem that a typical OpenIF controller cannot be created.
[0012]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above problems, and an object of the present invention is to provide a PDL control unit that collects combined device description information synthesized from an option unit connected via an engine unit. Image processing using an optional unit for input PDL data by creating device control description information of the entire system from the collected synthesized device description information and the held device control description information of the own device. By transmitting control information for performing control to the engine unit and the option unit, the configuration of the PDL control means can be changed even if a new design unit is connected to the engine unit. Versatile image processing system that can reliably perform image processing using new optional units within existing memory resources It is to provide an image processing apparatus and unit control method, and a computer readable storage medium and a program which can be constructed inexpensively bordering.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
The image processing apparatus of the present invention that achieves the above object has the following configuration.
[0014]
The present invention relates to an image processing apparatus for controlling an image processing apparatus capable of connecting any one of an option unit selected from a plurality of option units for executing predetermined function processing to an engine unit, wherein the image processing apparatus receives an input from a data processing apparatus. PDL control means (e.g., corresponding to the controller section 221 shown in FIG. 2) for analyzing the PDL data to be generated and generating image data that can be output by the engine section, wherein the PDL control section First combined device control information synthesized from the first device control description information acquired from the unit and the second device control description information held by the engine unit, and the first combined device control information held by the PDL control unit. Description information management means for generating system device control description information functioning as a single system from the third device control description information (for example,
[0015]
Further, the present invention includes PDL control means for analyzing PDL data input from the data processing device and generating image data which can be output by the engine unit, and selects from a plurality of optional units for executing predetermined function processing. A unit control method in an image processing apparatus for controlling an image processing apparatus capable of connecting any of the optional units to an engine unit, wherein option control description information obtained from the option unit by the engine unit and the engine unit A description that generates and manages system control description information that functions as a single system from combined device control information that is synthesized from the engine control description information that is stored by the PDL control description information and the PDL control description information that is stored by the PDL control means. Information management step (step (3003) shown in FIG. 28) and step shown in FIG. (3103), a step (3203) shown in FIG. 32), and a presentation step of presenting an effective user interface to the data processing device based on the system device control description information managed in the description information management step ( (Not shown) and adding control information according to the system control description information to image data generated from input PDL data based on an image processing request instructed by the data processing device via the user interface. And a transmission step (step (3005) shown in FIG. 28, step (3105) shown in FIG. 30, and step (3205) shown in FIG. 32) for transmitting to the engine unit and the option unit. Unit control method.
[0016]
Further, the invention is characterized in that a program for realizing the unit control method is stored in a computer-readable storage medium.
[0017]
Furthermore, the present invention is characterized in that it is a program for realizing the above unit control method.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is a schematic diagram illustrating a configuration of an image processing system according to a first embodiment of the present invention, and corresponds to an image processing system in which a plurality of image processing apparatuses can communicate with a computer or the like via a
[0019]
In FIG. 1,
[0020]
On the other hand,
[0021]
On the other hand, a network device that operates with a single function is also connected to the
[0022]
[0023]
Further, although not shown on the
[0024]
Here, on the
[0025]
The
[0026]
A document placed on the
[0027]
Next, each of the
[0028]
Further, the
[0029]
FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration of
[0030]
In FIG. 2,
[0031]
[0032]
Next, the image data output from the
[0033]
The
[0034]
The
[0035]
The
[0036]
The engine unit 220 can be a print system. As the engine unit 220, either the color engine shown in FIG. 10 or the black-and-white engine shown in FIG. 11 can be used. Further, the
[0037]
A feature of the image processing apparatus according to the present embodiment is that each unit, that is, the
[0038]
Then, when the power is turned on or when the connection configuration is changed, the
[0039]
The controller unit 221 combines the transmitted information, regroups it into information that can be selected and operated in the entire system, and controls the entire system.
[0040]
The information possessed by each unit is not limited to the above information, but may also include image information displayed on the user IF.
[0041]
[Configuration of Scanner Unit 201]
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view illustrating the configuration of the
[0042]
In FIG. 3,
[0043]
[Configuration of RGBIP unit 202]
FIG. 4 is a block diagram illustrating a configuration of the RGB-
[0044]
In FIG. 4, the input optical signal is converted into an electric signal by the
[0045]
Further, since the respective color line sensors of the
[0046]
Next, an
[0047]
Further, a luminance / density conversion unit (LOG conversion unit) 405 is configured by a look-up table (LUT) RAM, and converts the RGB luminance signals into C1, M1, and Y1 density signals.
[0048]
When monochrome image processing is performed by the
[0049]
[Configuration of FAX Unit 203]
FIG. 5 is a block diagram illustrating the configuration of
[0050]
In FIG. 5, at the time of reception, data coming from the telephone line is received by the
[0051]
In general, a run length method or the like is used for compression and decompression by FAX. The image converted into the raster data is temporarily stored in the
[0052]
Next, at the time of transmission, the
[0053]
[Configuration of NIC unit 204]
FIG. 6 is a block diagram for explaining the configuration of the
[0054]
In FIG. 6, when information is obtained from the outside, first, the voltage is converted by the
[0055]
Next, when information is provided to the outside, the data sent from the
[0056]
[Configuration of PDL Unit 205]
Next, the
[0057]
Image data created by application software running on a computer is composed of documents, figures, photographs, etc., each of which consists of a combination of character codes, figure codes, and image description elements such as raster image data. ing.
[0058]
This is so-called PDL (Page Description Language = Page Description Language), which is represented by PostScript (registered trademark) language of Adobe.
[0059]
FIG. 6 is a diagram showing a process of converting the PDL data into raster image data. The PDL data sent from the
[0060]
Next, as necessary, the
[0061]
Both the
[0062]
The
[0063]
The PCD information of the engine and the paper discharge option are merged by the
[0064]
The PCD information of the entire system merged by the controller is transmitted to the client PC when the client PC is connected, and the printer driver displays selection options of functions that can be selected by the user, and at the same time, the user selects the function. In the PDL language issued from the driver when a branch is selected and a job is printed, a PDL command corresponding to the selector described in the PCD information is issued together with the image data to be printed.
[0065]
[Configuration of Core Unit 206]
FIG. 7 is a block diagram illustrating the configuration of the
[0066]
More specifically, the data flow may have the following
[0067]
Stand-alone copying machine:
Network scan:
Function 3
Network print:
Facsimile transmission function:
Function 5
Facsimile reception function: FAX 203 →
Function 6
Display display function:
However, the input source of the display function may be the
[0068]
Next, the image data output from the
[0069]
As a compression method used here, a general method such as JPEG, JBIG, or ZIP may be used.
[0070]
Next, the compressed image data is managed for each job and stored together with additional data such as a file name, a creator, a creation date and time, and a file size.
[0071]
Further, if a job number and a password are provided and stored together, the personal box function can be supported. This is a confidential function in which data can be temporarily stored or printed out (read from the HDD) only by a specific person.
[0072]
For each of the stored jobs, when a job is specified and called, the password is authenticated, then called from the HDD, the image is decompressed and returned to a raster image, and the 209.
[0073]
The
[0074]
FIG. 23 shows an example of information of a PCD file which is configuration information in the case of a color engine.
[0075]
When a discharge option such as the
[0076]
The PCD information of the engine and the paper discharge option are merged by the
[0077]
[Configuration of CMYK-IP Unit 207]
FIG. 7 is a block diagram illustrating a configuration of CMYK-
[0078]
In FIG. 7, data passed from the
[0079]
Next, a
[0080]
[Configuration of PWM Unit 208]
FIG. 8 is a block diagram illustrating the configuration of the
[0081]
In FIG. 8, image data that has been separated into four colors of yellow (Y), magenta (M), cyan (C), and black (K) exiting the CMYK-
[0082]
[0083]
Then, each laser beam is scanned by a
[0084]
[Configuration of Printer Unit 209 (for Color MFP 104)]
FIG. 10 is a schematic sectional view illustrating the configuration of
[0085]
In FIG. 10,
[0086]
On the other hand,
[0087]
Sheets fed from any of the
[0088]
Then, the sheet that has passed through the fixing
[0089]
The four
[0090]
[Configuration of the printer unit 209 (when configured with a monochrome MFP)]
FIG. 11 is a schematic sectional view illustrating the configuration of
[0091]
In FIG. 11,
[0092]
[0093]
The sheet fed from any of the
[0094]
[Configuration of Display Unit 211]
FIG. 12 is a diagram illustrating a configuration of the
[0095]
In FIG. 12, since the image data output from the
[0096]
Here, the
[0097]
[Configuration of Finisher 210]
FIG. 13 is a schematic sectional view illustrating the configuration of the
[0098]
In FIG. 13, the sheet exiting the fixing unit 940 (or 1040) of the
[0099]
There are two sort methods, a bin sort method having a plurality of bins and distributing the bins to each bin, and an electronic sort function described later and distributing output sheets for each job by shifting the bins (or trays) toward the back. There is a shift sort method, and sorting can be performed by both sort methods.
[0100]
The electronic sort function is called a collate, and if the large-capacity memory described in the above-described core unit is provided, the buffer memory is used to change the order of buffered pages and the order of discharge. By using the function, the function of electronic sorting can be supported. Next, the group function is a function for sorting pages, while sorting sorts the jobs for each job.
[0101]
Further, when the sheets are discharged to the
[0102]
In addition, before reaching the two trays, there are a Z-folding
[0103]
Further, the
[0104]
In addition, although not shown in the drawing, it is also possible to add a binding by gluing (glue) for bookbinding, or a trim (cutting) for aligning the end face opposite to the binding side after the binding.
[0105]
An
[0106]
The
[0107]
[Configuration of Sorter Unit 213]
FIG. 14 is a schematic cross-sectional view for explaining the configuration of the
[0108]
In FIG. 14, the sheet exiting from the fixing unit 940 (fixing unit 1040) of the
[0109]
The
[0110]
As a sorting method, a sorting mode in which sorting is performed for each copy and a group mode in which sorting is performed for each page can be performed. The
[0111]
Each of the
[0112]
Further, the
[0113]
Further, the
[0114]
When the power is turned on or when the
[0115]
[Configuration of Network 101]
FIG. 15 is a block diagram illustrating the configuration of the
[0116]
As illustrated in FIG. 15, the
[0117]
In FIG. 15, a
[0118]
Next, data flowing therethrough will be described with reference to FIG.
[0119]
FIG. 16 is a diagram illustrating the flow of data on the
[0120]
In FIG. 16, there is
[0121]
In the present embodiment, when the user selects a function on the UI with a printer driver on the client PC regarding a function that can be selected in the print system that sends a job, the printer driver determines necessary functions according to the selected item. In order to send the command to the print system together with the drawing data (PDL or image), the command corresponding to the selected function is added to the head of the image data and sent.
[0122]
[Scanner driver]
Next, the scanner driver will be described.
[0123]
FIG. 17 is a diagram illustrating an example of a GUI (Graphic User Interface) of a scanner driver for instructing a scan operation on the
[0124]
In FIG. 17,
[0125]
[0126]
An
[0127]
Here, since the pre-scanning is performed, image reading is performed at a coarser resolution than the actual resolution, and the obtained image is displayed on the
[0128]
If it is determined that the preview image is OK, the user clicks the scan key 1513 to perform the resolution at the set resolution. If the preview image is NG, the pre-scan is performed again to check it. If the preview image is canceled, the cancel key 1514 is clicked.
[0129]
[Printer driver]
Next, a process of transmitting image data to a printer from the
[0130]
FIG. 18 is a view showing an example of a printer operation screen displayed on a display device connected to the
[0131]
In FIG. 18,
[0132]
When the
[0133]
In particular, the screen example shown in FIG. 18 is an example of a display when the information of the PCD file shown in FIG. 25 is received.
[0134]
[0135]
[0136]
[0137]
The items to be selected here are not limited to the above. For example, by adding a command for changing parameters of the
[0138]
[0139]
[0140]
After the desired settings as described above are completed, printing is started using the
[0141]
When the OK key is pressed, a job setting command is determined according to the mode set in 1610 to 1616 for performing mode setting, and image data is sent from the driver to the controller together with this command. The description at this time will be described later with reference to FIG.
[0142]
[Description of network utility software]
Returning to FIG. 1 again, utility software operating on the
[0143]
A standardized database called MIB (Management Information Base) is built in the network interface portion (
[0144]
On the other hand, a software program called a utility operates in the
[0145]
For example, it is detected whether or not the
[0146]
Therefore, by using this function, it is possible to obtain all kinds of static information such as equipment information of the
[0147]
[Description of GUI]
Next, a screen of utility software called a GUI (Graphic User Interface) that operates on the computer 102 (or 103) will be described with reference to FIG.
[0148]
FIG. 19 is a diagram showing an example of a user interface based on utility software on the
[0149]
In FIG. 19,
[0150]
[0151]
Here, 1703 is called a device tab, and it is possible to know the existence of the device and its outline. The
[0152]
Next, a
[0153]
Next, the
[0154]
Finally, a
[0155]
20 to 25 are diagrams illustrating an example of a PCD file in the image processing apparatus according to the present invention. The PCD file illustrated in FIG. 20 is an example of a PCD file of the
[0156]
In the PCD file of the
[0157]
For example, commands that need to be issued as PDL commands when BIN1 is selected are described following BIN1. JB% SORTER% SELECT-BIN1. The PDL command is shown as an example in which the command starts with JB.
[0158]
The descriptions of START SELECT FINISHING to END in the second row are the functions that can be selected by the function name FINISHING, and indicate the selectors of NON, SINGLE, and DOUBLE, and are respectively “NON-STAPLE”, “SINGLE-STAPLE”, “ DOUBLE-STAPLE ".
[0159]
Here, for example, when the user selects “NON”, a command JB% SORTER% NON-STAPLE that does not perform stapling is issued.
[0160]
Similarly, when “DOUBLE” or “SINGLE” is selected, the command included in the PDL and issued when the user selects it is also shown.
[0161]
Further, the descriptions of the START SELECT SORT-MODE to END in the third row are descriptions relating to the function name SORT-MODE. In this case, there are three types of selectors: NON-SORT, SORT, and GROUP. When selected by the user, any of the corresponding commands of “JB% SORTER% NON-SORT”, “JB% SORTER% SORT”, and “JB% SORTER% GROUP” is added to the actual PDL data. It will be included and sent.
[0162]
Further, the descriptions of START SELECT PAPER-SIZE to END in the fourth row are paper size selectors used in the print job. In the example shown in FIG. 20, A3, A4, A5, B4, B5, LTR, 11 × 17, etc. It is possible to select any one of the above.
[0163]
Furthermore, the descriptions from CONSTRAINTS to CONSTRAINTS to END in the fifth row are descriptions relating to functions that cannot be selected at the same time. In the example shown in FIG. 20, a command “JB% SORTER% PAPERSIZE-A5” and a command “JB% SORTER The command “% SINGLE-STAPLE” cannot be selected at the same time, and “A5 size not not stipple” is defined as an error message when they are selected.
[0164]
Also, the commands “JB% SORTER% PAPERSIZE-A5” and “JB% SORTER% DOUBLE-STAPLE” cannot be selected at the same time, and if they are selected at the same time, an error message “A5 size cold not stipple” is displayed. Indicates that it is defined in
[0165]
The PCD file shown in FIG. 21 and FIG. 22 is described in substantially the same format as the PCD of the sorter, and detailed description is omitted.
[0166]
The PCD file shown in FIG. 23 has a description of image data surrounded by PICTURE to PICTURE END shown in the sixth row, and this description is a bit map of an external view of the engine displayed on the user IF. This is a screen, and an external view of the engine is displayed on the driver's user IF based on this data.
[0167]
FIG. 24 shows an example of a PCD file obtained by merging the PCD file of the color engine shown in FIG. 23 and the PCD file of the finisher shown in FIG.
[0168]
Here, the PCD data shown in FIG. 23 and the PCD data shown in FIG. 21 are merged by taking, as an example, a portion surrounded by START SELECT PAPER-SIZE to END shown in the sixth stage of the difference shown in FIG. Explain how you are.
[0169]
For example, if A3 is taken as an example, there are descriptions of commands of JB% ENGINE% PAPERSIZE-A3 and JB% FINISHER% PAPERSIZE-A3.
[0170]
This indicates that when the printer driver of the client PC selects A3 as a paper size selector, these two commands are described in the PDL data, and the print data is transmitted from the client to the controller. I have.
[0171]
In this way, commands that need to be issued with the same selection item and selector are merged, and the independent selection items in FIGS. 23 and 21 are simply merged.
[0172]
The PCD file example shown in FIG. 25 is an example of the result of merging the PCD files of the finisher, the color engine, and the color controller in the controller.
[0173]
FIGS. 26 and 27 are schematic diagrams for explaining the data processing state in the
[0174]
In FIG. 26,
[0175]
[0176]
The
[0177]
Next, in the controller unit 221, the
[0178]
Then, the command used by the controller unit is removed from the
[0179]
Here, the command used by the controller unit 221 is a command that starts with JB% CONTROLLER%.
[0180]
Next, with reference to FIG. 27, a description will be given of how the
[0181]
In FIG. 27,
[0182]
The engine unit 220 converts image data according to a command to be used, and forms an image on a sheet. Then, the formed
[0183]
Here, the command specified to the engine unit 220 is COLOR, paper is fed from CASSETTE1, the mode setting is COLOR-MODE1, and the PAPERSIZE is A4, and an image is formed on the paper.
[0184]
The
[0185]
Here, an example is shown in which output is performed according to an instruction of no staple and A4 size.
[0186]
FIG. 28 is a flowchart illustrating an example of a first data processing procedure in the image processing apparatus according to the present invention, and corresponds to the data processing procedure of the
[0187]
First, the CPU (not shown) in the
[0188]
On the other hand, if it is determined in step (3002) that the PCD file is newly connected to the engine unit 220, information on the PCD file of the
[0189]
Even when the power of the
[0190]
Next, in step (3004), it is determined whether a request for paper output has been received from the engine unit 220, and if it is determined that there is no request, the process returns to step (3002).
[0191]
On the other hand, if it is determined in step (3004) that there is a request for paper output, in
[0192]
The exchange of the data in the steps (3004) and (3005) and the sheet on which the image is formed is as described with reference to FIG.
[0193]
FIG. 29 is a diagram illustrating an example of a control command transferred from the engine unit 220 illustrated in FIG. 27 to the
[0194]
Further, the instruction command to the
[0195]
FIG. 30 is a flowchart illustrating an example of a second data processing procedure in the image processing apparatus according to the present invention. Note that (3101) to (3105) indicate each step. This processing is executed by a CPU (not shown) of the engine unit 220.
[0196]
First, the process is started from step (3101). In step (3102), it is determined whether or not a new connection is established with the controller or the paper ejection option. If it is determined that the connection is newly established, the process proceeds to step (3103). Proceed, otherwise proceed to step (3104).
[0197]
In step (3103), PCD information, for example, information on the PCD file shown in FIG. 21 is received from the paper discharge option, and is combined with CPD file information of the engine unit 220, for example, information on the PCD file shown in FIG. (Merge), synthesizes the information of the PCD file as in the example shown in FIG.
[0198]
Here, the command corresponding to each mode has a description that the command for the engine unit 220 starts with JB% ENGINE%, and the command processed by the
[0199]
If there is a command for the
[0200]
Next, the process proceeds to step (3104), where it is determined whether or not an image output request has been received from the controller unit 221. If it is determined that no image output has been received, control is transferred to step (3102). If it is determined that there is, in step (3105), the control command from the controller unit 221 and the image data are received, the image data is converted according to the control command for the engine unit 220, and an image is formed on a sheet. Then, a command other than the instruction to the engine unit, that is, the instruction command to the finisher is sent to the
[0201]
The control command (control data) from the controller unit 221 is, for example, data in a format as shown in FIG.
[0202]
FIG. 31 is a diagram illustrating an example of a control command transferred from the controller unit 221 illustrated in FIG. 26 to the engine unit 220.
[0203]
The state of the exchange of the data received in steps (3104) and (3105) is as described with reference to FIG.
[0204]
Here, the instruction command to the engine unit 220 is a command starting with JB% ENGINE%. Only these commands are interpreted by the engine unit 220, and an image is formed on a sheet from image data according to the command instruction.
[0205]
The instruction command to the engine unit 220 is a command in which the printer driver originally interprets the PCD information of the engine itself and edits and issues a control command corresponding to the function selected by the user. Command.
[0206]
The instruction command to the engine unit 220 corresponds to the function selected by the user by interpreting the information of the PCD file of the entire system originally created from the PCD information of the engine unit 220 itself (see FIG. 25) by the printer driver. , Which are commands issued for editing the control command and directed to the engine, and which can be interpreted by the engine unit 220.
[0207]
FIG. 32 is a flowchart illustrating an example of a third data processing procedure in the image processing apparatus according to the present invention, and corresponds to, for example, the data processing procedure in the controller unit 221 illustrated in FIG. Note that (3201) to (3205) indicate each step.
[0208]
When the processing is started in step (3201), in step (3202), it is monitored whether or not the information of the PCD file is newly sent from the engine unit 220, or the
[0209]
Then, in step (3203), the information of the PCD file illustrated in FIG. 24 is received from the engine unit 220, combined with the information of the PCD file of the controller unit 221 illustrated in FIG. 22, and the entire system illustrated in FIG. The PCD file information is created, and the PCD file information is sent to the device for which the controller unit 221 is selected.
[0210]
Next, in step (3204), it is determined whether or not an image output request job has come from the printer driver. If it is determined that an image output request job has come, the process proceeds to step (3205) to request image output. If it is determined that no job has come, the process returns to step (3202).
[0211]
Then, in step (3205), for example, a control command (control data) and drawing data in the format shown in FIG. 33 are received from the driver.
[0212]
FIG. 33 is a diagram illustrating an example of a control command transferred from the client illustrated in FIG. 26 to the controller unit.
[0213]
Next, in accordance with the instruction to the controller unit 221 in the received control data, the drawing data is converted into raster data, the instruction data to the controller unit 221 is removed, and the raster data is transferred together with the instruction data to other than the controller unit 221. This is sent to the engine unit 220, and the process returns to step (3202).
[0214]
The state of data transmission in steps (3204) and (3205) is as described with reference to FIG.
[0215]
Here, the instruction command to the controller unit 221 is a command starting with JB% CONTROLLER%. Only these commands are interpreted by the controller unit 221, and raster data is formed from drawing data according to the command instruction.
[0216]
Also, the instruction command to the controller unit 221 is such that the printer driver interprets the information of the PCD file of the entire system (see FIG. 25) created from the information of the PCD file originally owned by the controller unit 221 (see FIG. 22), Among the commands issued by editing and issuing the control command corresponding to the function selected by the user, the command is directed to the controller unit 221 and is a command that can be interpreted by the controller unit 221.
[0219]
Hereinafter, the configuration of a data processing program readable by the image processing apparatus according to the present invention will be described with reference to a memory map shown in FIG.
[0218]
FIG. 34 is a diagram illustrating a memory map of a storage medium that stores various data processing programs that can be read by the image processing apparatus according to the present invention.
[0219]
Although not shown, information for managing a group of programs stored in the storage medium, for example, version information, a creator, and the like are also stored, and information dependent on the OS or the like on the program reading side, for example, a program is identified and displayed. Icons and the like may also be stored.
[0220]
Further, data dependent on various programs is also managed in the directory. In addition, a program for installing various programs on a computer or a program for decompressing a program to be installed when the program to be installed is compressed may be stored.
[0221]
The functions shown in FIG. 28, FIG. 30, and FIG. 32 in the present embodiment may be performed by a host computer by a program installed from the outside. In this case, the present invention is applied even when a group of information including a program is supplied to the output device from a storage medium such as a CD-ROM, a flash memory, or an FD, or from an external storage medium via a network. Things.
[0222]
As described above, the storage medium storing the program codes of the software for realizing the functions of the above-described embodiments is supplied to the system or the apparatus, and the computer (or CPU or MPU) of the system or the apparatus stores the storage medium in the storage medium. It goes without saying that the object of the present invention is also achieved by reading and executing the program code thus obtained.
[0223]
In this case, the program code itself read from the storage medium implements the novel function of the present invention, and the storage medium storing the program code constitutes the present invention.
[0224]
As a storage medium for supplying the program code, for example, a flexible disk, hard disk, optical disk, magneto-optical disk, CD-ROM, CD-R, magnetic tape, nonvolatile memory card, ROM, EEPROM, or the like may be used. it can.
[0225]
When the computer executes the readout program code, not only the functions of the above-described embodiments are realized, but also an OS (Operating System) running on the computer based on the instruction of the program code. It goes without saying that a part or all of the actual processing is performed and the functions of the above-described embodiments are realized by the processing.
[0226]
Further, after the program code read from the storage medium is written into a memory provided on a function expansion board inserted into the computer or a function expansion unit connected to the computer, the function expansion is performed based on the instruction of the program code. It goes without saying that a CPU or the like provided in the board or the function expansion unit performs part or all of the actual processing, and the processing realizes the functions of the above-described embodiments.
[0227]
The present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications (including organic combinations of the embodiments) are possible based on the spirit of the present invention, and those are excluded from the scope of the present invention. is not.
[0228]
Although various examples and embodiments of the present invention have been shown and described, those skilled in the art will recognize that the spirit and scope of the present invention is not limited to the specific description herein, but rather includes the following embodiments. Needless to say, this is also included. Hereinafter,
[0229]
[Embodiment 1]
A PDL control unit (e.g., corresponding to the controller unit 221 shown in FIG. 2) for analyzing PDL data input from the data processing device and generating image data that can be output by the engine unit; First device control description information (see FIGS. 20 and 21) obtained from the option unit connected to the engine unit, and first device control description information (see FIG. 23) held by the engine unit. The system control description information (see FIG. 25) that functions as a single system from the combined device control information (see FIG. 24) synthesized from the ) And a description information management unit (for example, a
[0230]
[Embodiment 2]
The image processing apparatus according to
[0231]
[Embodiment 3]
The image processing apparatus according to
[0232]
[Embodiment 4]
The valid selection mode information includes at least visual information indicating the appearance of the device, names of selectable functions when controlling the device, names of selectors for each selectable function, and selectors for each function. The image processing apparatus according to the third embodiment, which includes an instruction command to be executed, information on a command that cannot be combined, and display information at the time of error.
[0233]
[Embodiment 5]
The option unit transmits first device control description information to the engine unit when the option unit is newly connected to the engine unit or initialized when the power is turned on. An image processing apparatus according to
[0234]
[Embodiment 6]
The engine unit holds the first device control description information obtained from the option unit and the engine unit when newly connected to the engine unit or when initialized when the power is turned on. The image processing apparatus according to
[0235]
[Embodiment 7]
The image processing apparatus according to
[0236]
[Embodiment 8]
The image according to the first embodiment, wherein the engine unit transmits control information including an instruction command to be directed to an optional unit connected from the control information transmitted from the PDL control unit to the optional unit. Processing equipment.
[0237]
[Embodiment 9]
An option unit that analyzes PDL data input from the data processing device and generates PDL control unit that generates image data that can be output by the engine unit; A unit control method in an image processing apparatus that controls an image processing apparatus capable of connecting a unit to an engine unit, wherein the first device control description information acquired from the option unit connected to the engine unit and the engine unit The system control description information functioning as a single system is obtained from the combined device control information synthesized from the second device control description information held by the device and the third device control description information held by the PDL control means. Description information management step for generating and managing (step (3003) shown in FIG. 28, step shown in FIG. 30) 3103), a step (3203) shown in FIG. 32, and a presentation step (not shown) of presenting an effective user interface to the data processing device based on the system control description information managed in the description information management step. And adding control information according to the system control description information to image data generated from input PDL data based on an image processing request instructed by the data processing device via the user interface. A unit control method comprising: a transmission step (step (3005) shown in FIG. 28, a step (3105) shown in FIG. 30, and a step (3205) shown in FIG. 32) for transmitting to the engine unit and the option unit. .
[0238]
[Embodiment 10]
A computer-readable storage medium storing a program for implementing the unit control method according to the ninth embodiment.
[0239]
[Embodiment 11]
A program for implementing the unit control method according to the ninth embodiment.
[0240]
According to the above embodiment and implementation, each part is provided with a procedure for controlling each part, a control method, and error handling information, and when the system is connected, the information is transmitted to the PDL unit (PDL control means (for example, FIG. Shown in the controller unit 221), the functions that can be performed by the system configuration connected to the controller unit 221 and the control procedure when the function is selected are dynamically transmitted, so that it is not assumed in advance. It is possible to freely construct an OPENIF control system that can be used for a combination of systems, so that it is possible to create an image processing apparatus that can implement various functions by selecting various functions. Do not change the firmware of the controller when supporting a new paper output option. , There is an advantage it is possible to respond freely to adapt to the new option unit.
[0241]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the first device control description information acquired from the option unit by the engine unit and the second device control description information held by the engine unit are synthesized. System control description information that functions as a single system is generated from the first combined device control information and the third device control description information held by the PDL control means, and data is generated based on the generated system control description information. A control unit that presents an effective user interface to the processing device and controls the generated image data based on the system control description information based on an image processing request instructed by the data processing device via the user interface. Since information is added and transmitted to the engine unit and the option unit, the options newly designed and developed are Even if an image processing system is constructed by connecting an option unit to the engine unit, the versatility that the image processing system that uses the new option unit can reliably perform the image processing that uses the new option unit by the existing PDL control means. This makes it possible to construct an excellent image processing environment at a low cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic diagram illustrating a configuration of an image processing system according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration of the MFP shown in FIG.
FIG. 3 is a schematic sectional view illustrating a configuration of a scanner unit shown in FIG.
FIG. 4 is a block diagram illustrating a configuration of an RGB-IP unit illustrated in FIG.
FIG. 5 is a block diagram illustrating a configuration of a facsimile unit shown in FIG.
FIG. 6 is a block diagram illustrating a configuration of an NIC unit illustrated in FIG. 2;
FIG. 7 is a block diagram illustrating a configuration of a core unit illustrated in FIG. 2;
FIG. 8 is a block diagram illustrating a configuration of a PWM unit illustrated in FIG. 2;
9 is a timing chart for explaining the operation of the PWM unit shown in FIG.
FIG. 10 is a schematic sectional view illustrating the configuration of the MFP shown in FIG.
FIG. 11 is a schematic cross-sectional view illustrating a configuration of the monochrome MFP shown in FIG.
FIG. 12 is a diagram illustrating a configuration of a display unit illustrated in FIG.
FIG. 13 is a schematic sectional view illustrating a configuration of a finisher unit shown in FIG.
FIG. 14 is a schematic sectional view illustrating a configuration of a sorter unit shown in FIG.
FIG. 15 is a block diagram illustrating a configuration of the network illustrated in FIG. 1;
FIG. 16 is a diagram illustrating the flow of data on the network shown in FIG.
17 is a diagram showing an example of a GUI of a computer shown in FIG. 1 or a scanner driver for instructing a scan operation on the computer.
18 is a view showing an example of a GUI of a scanner driver for instructing a scan operation on the computer shown in FIG. 1;
FIG. 19 is a diagram illustrating an example of a printer operation screen displayed on a display device connected to the document server or the client computer in FIG.
FIG. 20 is a diagram showing an example of a PCD file in the image processing device according to the present invention.
FIG. 21 is a diagram showing an example of a PCD file in the image processing device according to the present invention.
FIG. 22 is a diagram showing an example of a PCD file in the image processing device according to the present invention.
FIG. 23 is a diagram showing an example of a PCD file in the image processing device according to the present invention.
FIG. 24 is a diagram showing an example of a PCD file in the image processing device according to the present invention.
FIG. 25 is a diagram showing an example of a PCD file in the image processing device according to the present invention.
FIG. 26 is a schematic diagram illustrating a data processing state in the client PC illustrated in FIG. 1;
FIG. 27 is a schematic diagram illustrating a data processing state in the client PC shown in FIG.
FIG. 28 is a flowchart illustrating an example of a first data processing procedure in the image processing apparatus according to the present invention.
FIG. 29 is a diagram showing an example of a control command transferred from the engine unit shown in FIG. 27 to the finisher unit.
FIG. 30 is a flowchart illustrating an example of a second data processing procedure in the image processing apparatus according to the present invention.
FIG. 31 is a diagram showing an example of a control command transferred from the controller unit shown in FIG. 26 to the engine unit.
FIG. 32 is a flowchart illustrating an example of a third data processing procedure in the image processing apparatus according to the present invention.
FIG. 33 is a diagram showing an example of a control command transferred from the client computer shown in FIG. 26 to the controller unit.
FIG. 34 is a diagram illustrating a memory map of a storage medium that stores various data processing programs that can be read by the image processing system according to the present invention.
[Explanation of symbols]
101 Network
102 Computer
103 Client computer
104 color MFP
105 Black and White MFP
Claims (11)
データ処理装置から入力されるPDLデータを解析して前記エンジン部が出力可能な画像データを生成するPDL制御手段を備え、
前記PDL制御手段は、前記エンジン部に接続される前記オプションユニットより取得される第1の機器制御記述情報と前記エンジン部が保持している第2の機器制御記述情報とから合成される合成機器制御情報と、前記PDL制御手段が保持する第3制御記述情報とから単一システムとして機能するシステム制御記述情報を生成して管理する記述情報管理手段と、
前記記述情報管理手段に管理されるシステム制御記述情報に基づき、前記データ処理装置に対して有効なユーザインタフェースを提示する提示手段と、
前記ユーザインタフェースを介して前記データ処理装置で指示される画像処理要求に基づいて、入力されるPDLデータより生成される画像データに対して前記システム制御記述情報に従う制御情報を付加して前記エンジン部,前記オプションユニットに伝達する伝達手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。An image processing apparatus capable of connecting any one of the optional units selected from a plurality of optional units that execute predetermined function processing to an engine unit,
PDL control means for analyzing PDL data input from a data processing device and generating image data that can be output by the engine unit,
The PDL control unit is a combined device that is combined from first device control description information obtained from the option unit connected to the engine unit and second device control description information held by the engine unit. Description information management means for generating and managing system control description information functioning as a single system from control information and third control description information held by the PDL control means;
Presentation means for presenting an effective user interface to the data processing device based on system control description information managed by the description information management means;
The engine unit adds control information according to the system control description information to image data generated from input PDL data based on an image processing request instructed by the data processing device via the user interface. Transmission means for transmitting to the optional unit;
An image processing apparatus comprising:
前記エンジン部により前記オプションユニットより取得される第1の機器制御記述情報と前記エンジン部が保持している第2の機器制御記述情報とから合成される合成機器制御情報と、前記PDL制御手段が保持する第3の機器制御記述情報とから単一システムとして機能するシステム制御記述情報を生成して管理する記述情報管理ステップと、
前記記述情報管理ステップに管理されるシステム制御記述情報に基づき、前記データ処理装置に対して有効なユーザインタフェースを提示する提示ステップと、
前記ユーザインタフェースを介して前記データ処理装置で指示される画像処理要求に基づいて、入力されるPDLデータより生成される画像データに対して前記システム制御記述情報に従う制御情報を付加して前記エンジン部,前記オプションユニットに伝達する伝達ステップとを有することを特徴とするユニット制御方法。An option unit that analyzes PDL data input from the data processing device and generates PDL control unit that generates image data that can be output by the engine unit; A unit control method in an image processing apparatus that controls an image processing apparatus capable of connecting a unit to an engine unit,
The PDL control means includes: synthesized device control information synthesized from first device control description information obtained from the option unit by the engine unit and second device control description information held by the engine unit. A description information management step of generating and managing system control description information functioning as a single system from the held third device control description information;
A presentation step of presenting an effective user interface to the data processing device based on system control description information managed in the description information management step;
The engine unit adds control information according to the system control description information to image data generated from input PDL data based on an image processing request instructed by the data processing device via the user interface. And transmitting the signal to the option unit.
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