JP2004334800A - 購入管理サーバ - Google Patents
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Abstract
【課題】コンテンツの授受における利便性を向上することである。
【解決手段】本発明に係る購入管理サーバ30は、コンテンツサーバ40に接続されている。コンテンツサーバ40は、相互に異なるネットワークN1,N2を経由してコンテンツの送信を行う。購入状況DB33は、ユーザIDと、過去に携帯電話10宛に送信されたコンテンツIDとその版と、を対応付けて格納している。コンテンツ判定部34は、携帯電話10とユーザを同一とするノートPC20から、コンテンツの送信要求を受けると、過去に送信したコンテンツと今回送信するコンテンツとが同様であるかの判定を行う。判定の結果これらが同様である場合には、課金処理部35は、今回の送信に係るコンテンツに関する課金処理を行わない。これにより、料金の支払いや請求の手間が軽減される。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明に係る購入管理サーバ30は、コンテンツサーバ40に接続されている。コンテンツサーバ40は、相互に異なるネットワークN1,N2を経由してコンテンツの送信を行う。購入状況DB33は、ユーザIDと、過去に携帯電話10宛に送信されたコンテンツIDとその版と、を対応付けて格納している。コンテンツ判定部34は、携帯電話10とユーザを同一とするノートPC20から、コンテンツの送信要求を受けると、過去に送信したコンテンツと今回送信するコンテンツとが同様であるかの判定を行う。判定の結果これらが同様である場合には、課金処理部35は、今回の送信に係るコンテンツに関する課金処理を行わない。これにより、料金の支払いや請求の手間が軽減される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異なる複数のネットワークを経由して提供されるコンテンツの購入を管理するサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子商取引技術の発達に伴い、インターネット等のネットワークを経由して、電子化された所望のデータやファイル(以下、「コンテンツ」と記す。)をユーザに有償若しくは無償で提供するシステムが実用化されている。このようなシステムとして、例えば、コンテンツの販売に先立って提供されたアルバムアプリケーションによって、購入されたコンテンツの管理をユーザに行わせるコンテンツ販売方法が開示されている(例えば、特許文献1。)。また、ユーザがコンテンツを購入する際に過去の購入履歴との照合を行い、同一ユーザによる同一コンテンツの重複購入を防止する購入情報管理システムが開示されている(例えば、特許文献2。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−99658号公報
【特許文献2】
特開2002−132979号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記何れの従来技術に関しても、複数のネットワークによる同様のコンテンツの授受を想定したものではないため、以下の様な難点が懸念される。すなわち、ユーザ所望のコンテンツに標準版と拡張版とが存在する場合などに、これらのコンテンツが、同一の配信業者(プロバイダ)から提供され、かつ、その主要部が同一であるにも関わらず、それぞれ別々のコンテンツとして扱われる。
【0005】
例えば、移動機専用の網Aとインターネット網Bとの双方を経由して提供されるコンテンツがある場合において、移動機が網Aを経由して標準版コンテンツを受信すると、その料金は、携帯電話の通信料金と一括して請求され、支払われる。その後、上記移動機とユーザを同一とするPC(Personal Computer)が、網Bを経由して拡張版コンテンツを受信すると、クレジットカード会社からの請求に従って、再度、その料金の引落しがなされる。
【0006】
このように、ユーザは、同様の機能や用途を有するコンテンツの取得に際して、二重の支払いを強いられ、また、二回分の購入手続きを行う必要がある。プロバイダにとっても、二回分の請求手続きを行う必要が生じる。
そこで、本発明の課題は、購入管理サーバがコンテンツの購入状況をユーザ毎に一元管理することにより、コンテンツの授受における利便性を向上することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、本発明に係る購入管理サーバは、異なる複数のネットワークを経由してコンテンツの提供を行うコンテンツサーバに接続された購入管理サーバにおいて、ユーザIDと、該ユーザIDを有するユーザ宛に提供されたコンテンツのID及びその版とを対応付けて格納する格納手段と、ユーザによるコンテンツの送信要求を受信した際に、当該コンテンツが、前記ユーザに対して以前に提供されたコンテンツと同様であるか否かを判定する判定手段と、送信要求されたコンテンツが、同一のユーザに対して以前に提供されたコンテンツと同様であることが前記判定手段により判定された場合に、前記コンテンツ(後に送信要求されたコンテンツ)の提供に伴う課金処理を行わない課金手段とを備える。
【0008】
本発明によれば、購入管理サーバは、コンテンツの購入状況をユーザ毎に一元的に管理すると共に、以前にコンテンツを送信要求したユーザから、再度同様のコンテンツの送信要求を受信した際に、該コンテンツの提供に伴う前記ユーザへの課金処理を禁止する。つまり、一度支払いが為されたコンテンツの送信が複数回以上要求された場合には、二度目以降、そのコンテンツを無償で提供する。これにより、同様のコンテンツに関して、同一ユーザに対する重複の課金処理が行われることがない。したがって、ユーザは、以前取得したコンテンツと同様のコンテンツを取得する場合にまで、コンテンツの料金を支払う必要が無くなり、コンテンツ購入手続きの簡易化が図られる。また、コンテンツの提供側(プロバイダ)においても、同一のユーザ、同様のコンテンツに関して、二回分の請求手続きを行う必要が無くなり、コンテンツ販売手続きの簡易化が図られる。その結果、コンテンツの授受における利便性が向上する。
【0009】
ここで、コンテンツが同様であるとは、主要な機能は同一であるが、版(バージョン、エディション、レベルを含む。)や容量が異なることである。したがって、拡張版コンテンツは、標準版コンテンツや簡易版コンテンツと同様のコンテンツであり、同一のコンテンツIDによって識別される。
【0010】
本発明に係る購入管理サーバにおいて好ましくは、コンテンツの送信要求に際して使用されたネットワークの種別を判別する判別手段と、前記判別手段により判別されたネットワーク種別に基づいて、前記コンテンツサーバが提供するコンテンツの版を決定すると共に、該コンテンツの送信を前記コンテンツサーバに指示する決定手段とを更に備える。
【0011】
本発明によれば、購入管理サーバは、コンテンツの送信要求に際して経由されたネットワークの種別を判別し、該判別結果に基づいて、前記コンテンツサーバが提供するコンテンツの版を決定する。つまり、提供されるコンテンツの内容は、ネットワーク種別に応じて適宜変更可能となる。そして、決定された版のコンテンツをユーザに提供する指示が、コンテンツサーバに出力される。
【0012】
コンテンツの送信要求に使用されたネットワーク(例えば、携帯電話網あるいはインターネット)は、当該コンテンツをユーザに対して提供する際に使用されるネットワークである。したがって、例えば、ネットワーク種別が携帯電話網である場合には、比較的データ容量の小さいコンテンツ(標準版コンテンツ)を提供し、ネットワーク種別がインターネットである場合には、多数の機能を有するコンテンツ(拡張版コンテンツ)を提供する、というように、通信リソースや通信速度に見合ったコンテンツの選択が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態における購入管理サーバについて説明する。
【0014】
まず、図1〜図4を参照して、構成を説明する。
図1は、購入管理サーバ30を含む購入管理システム1の全体構成を概念的に示す図である。購入管理システム1は、購入管理サーバ30とコンテンツサーバ40とを備える。購入管理サーバ30とコンテンツサーバ40とは、携帯電話10との間で、携帯電話網N1及び基地局Bを経由した双方向の通信が可能である。携帯電話網N1は、所定の通信事業者(キャリア)によって管理及び運用される通信網である。同様に、購入管理サーバ30とコンテンツサーバ40とは、ノートPC20との間で、インターネットN2を経由した双方向の通信が可能である。インターネットN2は、不特定多数が接続可能なオープンネットワークである。また、携帯電話10とノートPC20とは、同一のユーザの使用に供される。
【0015】
購入管理サーバ30は、コンテンツの購入をユーザ毎に管理するためのサーバ装置であり、図1に示す様に、機能的には、ネットワーク判別部31(判別手段に対応)とコンテンツ決定部32(決定手段に対応)と購入状況DB(DataBase)33(格納手段に対応)とコンテンツ判定部34(判定手段に対応)と課金処理部35(課金手段に対応)とを少なくとも備える。これら各部は、バスを介して各種信号の送受信が可能な様に接続されている。
【0016】
これら各構成要素の具体的処理内容に関しては、動作説明において詳述するものとし、以下、各構成要素の主要な機能について説明する。
ネットワーク判別部31は、コンテンツの送信要求に含まれる網識別フラグに基づいて、ユーザが使用している端末(携帯電話又はノートPC)が現在接続しているネットワークの種別を判別する。例えば、携帯電話網N1を経由した送信要求には、網識別フラグとして“1”が付与され、インターネットN2を経由した送信要求には“0”が付与される。このため、ネットワーク判別部31は、当該フラグを参照することにより、コンテンツの送信に使用されるネットワークの特定が可能となる。
【0017】
コンテンツ決定部32は、コンテンツの送信要求に含まれるコンテンツIDと、ネットワーク判別部31による判別結果とに基づいて、コンテンツサーバ40がユーザに提供するコンテンツを決定する。コンテンツの決定に際しては、コンテンツリスト321が参照される。
【0018】
コンテンツリスト321は、図2に示す様に、コンテンツID領域321aと網種別領域321bと版数領域321cとを有する。コンテンツID領域321aには、コンテンツを一意に識別可能なデータ(例えば、“C001”,“C002”,“C003”,…)が「コンテンツID」として格納されている。また、網種別領域321bには、各ネットワークN1,N2にそれぞれ割り当てられた識別情報(例えば、“N1”,“N2”)が「網種別」として格納されている。更に、版数領域321cには、対応するコンテンツのバージョンやレベルを示す情報(例えば、“V1”,“V2”,“V3”)が「版数」として格納されている。これにより、コンテンツID及び網種別の特定に伴い、送信すべきコンテンツの版数が決定される。
【0019】
コンテンツリスト321においては、後述のコンテンツDB41の更新に連動して、常時最新のデータ内容が維持される。例えば、図2では、コンテンツID“C002”により識別されるコンテンツの版数はV1のみであるが、機能拡張やバグ修正により別の版数V2がコンテンツDB41に追加された場合には、網種別N1にのみ版数V1を割り当て、網種別N2には版数V2を割り当てることもできる。これにより、容量の小さい標準版(版数V1)のコンテンツの送信には携帯電話網N1を使用し、容量の比較的大きい拡張版(版数V2)のコンテンツの送信にはインターネットN2を使用する、といった峻別が可能となる。
【0020】
購入状況DB33には、コンテンツの送信履歴がユーザID毎に格納される。購入状況DB33におけるデータ格納例を図3に示す。図3に示す様に、購入状況DB33には、コンテンツの提供先の特定に使用される情報として、“ユーザID”、“パスワード”、“電話番号(携帯電話網N1を使用した場合のみ)”が格納される。また、過去に提供されたコンテンツの特定に使用される情報として、“コンテンツID”、“版数”が格納される。更に、網種別領域33fには、コンテンツの提供に際して使用されたネットワークの種別が格納される。
【0021】
購入キー領域33gには、ユーザ認証や購入状況の確認に使用される購入キー(例えば、“K001”,“K002”,…)が格納される。購入キーは、コンテンツが提供されたユーザを一意に識別可能であれば足りるが、例えば、該ユーザのIDや電話番号を組み合わせる、加工する等して作成される。購入キーは、コンテンツを初めて購入したユーザに対して、購入管理サーバ30により発行される。ユーザは、2回目以降のコンテンツ購入にあたり、初回時に発行された購入キーを所定枠内に入力するという簡易な操作で、一度取得したコンテンツと同様のコンテンツや別のコンテンツを取得することができる。
購入日時領域33hには、対応するコンテンツが対応するユーザ宛に送信された日時が記録される。
【0022】
したがって、購入状況DB33を参照し、コンテンツの要求主体としてのユーザのIDと、要求客体としてのコンテンツのIDとを確定させることにより、コンテンツを要求したユーザが、以前に同様のコンテンツ(版のみ異なるコンテンツ)を取得したことがあるか否かの判定が可能となる。
【0023】
コンテンツ判定部34は、受信された購入キーを基に、該購入キーを使用して要求されたコンテンツと同様のコンテンツが、同一のユーザに対して以前に提供されたか否かの判定を行う。判定の結果、今回要求されたコンテンツが、過去に提供されたコンテンツと同様のものであることが判明した場合には、コンテンツ判定部34は、今回要求されたコンテンツの料金をユーザに請求しないために、課金処理部35に対して課金処理の停止を指示する。一方、今回要求されたコンテンツが初めて要求されたコンテンツであることが判明した場合には、コンテンツ判定部34は、課金処理部35に対して課金処理の実行を指示する。
【0024】
課金処理部35は、要求されたコンテンツがユーザ宛に送信されたことを契機として、当該コンテンツの料金をユーザに課金する。但し、コンテンツ判定部34から課金処理の停止が指示された場合には、該ユーザに対する課金処理を実行しない制御を行う。課金処理の具体的な内容に関しては、周知慣用の電子商取引技術であるので詳述は避けるが、一定のセキュリティレベルを確保する観点から、暗号化技術を用いることが望ましい。料金の請求・支払い方法に関しても、クレジットカード等を利用して個別に請求する、通信費用と同時に請求する等、任意である。
【0025】
コンテンツサーバ40は、コンテンツの提供主体たるCP(Contents Provider)によって管理されるサーバ装置であり、コンテンツDB41とコンテンツ送信部42とを少なくとも備える。
コンテンツDB41には、例えば、着信メロディ、待受け画面、ゲーム等のコンテンツが格納されている。
【0026】
コンテンツ送信部42は、コンテンツ決定部32により提供が決定されたコンテンツの通知を受けて、当該コンテンツをユーザ端末宛に送信する。コンテンツ送信部42は、携帯電話網N1及びインターネットN2の何れのネットワークにも接続可能であり、コンテンツの送信は、送信要求の送信に使用されたネットワークを介して行われる。標準的な機能を有する標準版コンテンツの送信には携帯電話網N1が経由され、ブロードバンド用にアップグレードされた拡張版コンテンツの送信には、インターネットN2が経由されることが好適である。
【0027】
ここで、図4を参照して、購入管理サーバ30のハードウェア構成について説明する。図4は、購入管理サーバ30のハードウェア構成を示すブロック図である。図4に示す様に、購入管理サーバ30は、物理的には、制御装置30a、メモリ30b、記憶装置30c、通信装置30d、入力装置30e、及び表示装置30fを備えて構成される。これら各装置は、バス30gを介して相互に各種信号の入出力が可能な様に電気的に接続されている。
【0028】
具体的には、制御装置30aは例えばCPU(Central Processing Unit)であり、メモリ30bはRAM(Random Access Memory)といった揮発性の半導体メモリである。記憶装置30cはHDD(Hard Disc Drive)を始めとする不揮発性の磁気ディスクであり、通信装置30dはLAN(Local Area Network)等の通信制御カード若しくはボードである。入力装置30eは例えばキーボードやマウスであり、表示装置30fはLCD(Liquid Crystal Display)やCRT(cathode ray tube)ディスプレイである。
【0029】
上記ハードウェア構成と機能的構成との対応関係を以下に示す。購入管理サーバ30に関して、購入状況DB33及びコンテンツリスト321の有する機能は、物理的な構成要素としての記憶装置30cにより実現される。ネットワーク判別部31とコンテンツ決定部32とコンテンツ判定部34と課金処理部35とがそれぞれ有する機能は、制御装置30aが所定のプログラムを実行することにより実現される。
【0030】
次に、図5及び図6を参照して、購入管理システム1の動作を説明する。
前提として、本実施の形態では、以下の状況を想定した説明を行う。すなわち、ユーザは、携帯電話10及びノートPC20を所有し、第1に、携帯電話10により携帯電話網N1を経由して標準版コンテンツを取得する。この過程におけるシステムの処理が図5に示す標準版コンテンツ提供処理である。第2に、ユーザは、ノートPC20によりインターネットN2を経由して、上記標準版コンテンツとIDを同一とする拡張版コンテンツを取得する。この過程におけるシステムの処理が図6に示す拡張版コンテンツ提供処理である。
【0031】
まず図5のS1では、携帯電話10から購入管理サーバ30宛に、1回目のコンテンツ送信要求が送信される。このコンテンツ送信要求には、購入管理サーバ30がコンテンツ要求元のユーザを特定するのに必要な情報と、要求されたコンテンツを特定するのに必要な情報とが少なくとも含まれている。前者の情報は、例えば、ユーザID、パスワード、電話番号などであり、後者の情報は、例えば、コンテンツID、コンテンツの名称である。
【0032】
S2では、S1で送信されたコンテンツ送信要求が、基地局B及び携帯電話網N1を経由して、購入管理サーバ30により受信される。その後、ユーザID、パスワードに基づくユーザ認証処理(S3)を経て、ネットワーク判別部31によるネットワーク判別処理が実行される(S4)。上述した様に、ネットワークの判別は、コンテンツ送信要求に含まれる網識別フラグに基づいて行われる。本実施の形態では、コンテンツ送信要求は携帯電話網を経由しているので、ネットワーク種別は“N1”と判別される。
【0033】
S5では、コンテンツ決定部32により、S2で受信されたコンテンツ送信要求に含まれるコンテンツIDと、S4で判別されたネットワーク種別(網種別)とに基づいて、携帯電話10に提供するコンテンツが決定される。コンテンツの決定に際しては、上述したコンテンツリスト321が参照される。例えば、要求されたコンテンツのIDがC001である場合には、ネットワーク種別がN1であることから、ID“C001”、版数“V1”の標準版コンテンツが提供対象として決定される。
【0034】
S6では、S5で決定されたコンテンツの送信指示が、購入管理サーバ30からコンテンツサーバ40に対して送信される。かかる指示の送信を契機として、携帯電話10宛に購入キーが発行される。発行された購入キーは、購入管理サーバ30から携帯電話網N1及び基地局Bを経由して携帯電話10に送信される(S7)。携帯電話10は、購入キーを受信する(S8)。購入キーは、携帯電話10のユーザによる次回以降のコンテンツ送信要求を簡易にする。
【0035】
S7で発行された購入キーは、購入状況DB33内の対応する領域(購入キー領域33a)に、ユーザID、パスワード、コンテンツID等と対応付けて格納される。これにより、以後のコンテンツ提供処理に際しては、購入キーの指定に伴って、コンテンツの提供先が一意に特定される。
【0036】
コンテンツの送信指示がコンテンツサーバ40により受信されると(S9)、S5で提供が決定された標準版コンテンツがコンテンツDB41から取得される(S10)。取得されたコンテンツは、コンテンツサーバ40から携帯電話網N1及び基地局Bを経由して携帯電話10に送信され(S11)、携帯電話10により受信される。受信されたコンテンツは、その機能や用途に応じて、ユーザの閲覧や使用に供される。
【0037】
続いて、図6を参照して、本実施の形態における拡張版コンテンツ提供処理について説明する。本拡張版コンテンツ提供処理は、既述の標準版コンテンツ提供処理(図5参照)と共通するステップを複数含むので、これらのステップに関する説明は省略する。具体的には、図6のT1〜T6は、図5に示したS1〜S6に相当し、図6のT7〜T10は、図5に示したS9〜S12に相当する。
【0038】
但し、拡張版コンテンツ提供処理は、コンテンツ送信要求と共に購入キーが送信される点と、送信されるコンテンツの版数とにおいて、標準版コンテンツ提供処理と相違する。すなわち、拡張版コンテンツ提供処理においては、コンテンツ送信要求の送信元であるノートPC20のユーザは、要求時に既に購入キーを取得しており、購入状況DB33にも該購入キーが格納されているので、購入キーの照合によるユーザ認証が可能である(T1〜T3に相当)。また、拡張版コンテンツ提供処理においては、ユーザは、ノートPC20によるコンテンツの取得を試行しているので、インターネットN2を介した拡張版コンテンツの送受信が可能である(T9,T10に相当)。
【0039】
以下、拡張版コンテンツ提供処理に特有の処理であるT11〜T13について詳述する。
T11では、コンテンツ判定部34により、T6で送信を指示された拡張版コンテンツが、既に同一のユーザ(携帯電話10及びノートPC20のユーザ)に対して送信済であるか否かの判定が行われる。この判定は、T2で受信された購入キーを基に、購入状況DB33の送信履歴を参照して行われる。判定の結果、同一のユーザに対する同様のコンテンツの送信履歴が有れば(T11;YES)、T12に移行し、無ければ(T11;NO)、T13に移行する。
【0040】
T12では、コンテンツ判定部34により、課金処理部35に対して、T9で送信された拡張版コンテンツの料金の課金処理の停止が指示される。なお、この指示は、料金減額の指示であってもよい。
これに対して、T13では、同じくコンテンツ判定部34により、課金処理部35に対して、T9で送信された拡張版コンテンツの料金の課金処理の実行が指示される。
【0041】
図3を参照しながら、より詳細に説明する。例えば、ユーザID“0001”によって識別されるユーザが、コンテンツID“C003”によって識別されるコンテンツのV3を、携帯電話網N1経由で購入した場合を想定する。購入日時は、2003年4月30日 20時25分である。その後、同日の22時15分に、このユーザは、コンテンツID“C003”によって識別されるコンテンツのV1を、インターネットN2経由で取得している。つまり、同一のユーザに同様のコンテンツの送信が行われた場合に該当する。したがって、このコンテンツに関する課金処理は実行されない。
【0042】
一方、このユーザは、翌日の0時15分に、コンテンツID“C002”によって識別されるコンテンツ(V1)を、インターネットN2経由で取得している。この取得は、同一のユーザによるものであるが、コンテンツIDが“C003”とは異なる別のコンテンツを対象としたものである。つまり、同一のユーザに同様のコンテンツの送信が行われた場合には該当しない。したがって、このコンテンツに関する課金処理は実行される。
なお、コンテンツの送信が実行される度に、課金処理の有無を示す情報が、購入状況DB33の対応する領域に履歴的に記録されるものとしてもよい。
【0043】
以上説明した様に、本実施の形態における購入管理システム1によれば、購入管理サーバ30は、ユーザ端末が接続しているネットワークの種別に応じて、提供するコンテンツの版数を適宜変更する。すなわち、ネットワーク種別が携帯電話網である場合には、通信容量や通信速度などを考慮して、比較的データ容量の少ない標準版のコンテンツが提供される様な制御を行う。ネットワーク種別がインターネットである場合には、より多くの機能を有する拡張版のコンテンツが提供される様な制御を行う。これにより、通信負荷の増大を抑えつつ、できる限り高機能なコンテンツをユーザに提供することが可能となる。
【0044】
また、購入管理サーバ30は、同じユーザから二回に渡り同じコンテンツの送信が要求された場合には、例えその版数が異なっていても同一のコンテンツとみなし、二回目の送信コンテンツを無料で提供する様な制御を行う。これにより、同一のコンテンツに対して二重に料金を支払うというユーザの負担が軽減されるのみならず、請求及び支払いの手続きが不要となる。
【0045】
なお、本実施の形態に記載の態様は、本発明に係る購入管理サーバの好適な一例であり、本発明はかかる態様に限定されるものではない。例えば、本実施の形態では、購入管理システムを、2台のサーバ装置(購入管理サーバ、コンテンツサーバ)により構成したが、必要に応じて、サーバ装置の機能を分散又は統合させてもよい。すなわち、上記実施の形態では、購入状況DB33は、データ検索の高速化を図る観点から、購入管理サーバ30に備えるものとしたが、これとは別体のサーバ装置に備えるものとしてもよい。また、課金処理部35の機能を、購入管理サーバ30とは別体に構成されたサーバ装置(課金処理サーバ)により実現させてもよい。反対に、購入管理サーバ30とコンテンツサーバ40とを一台のサーバ装置として構成してもよい。
【0046】
また、ユーザ端末として携帯電話及びノートPCを想定して説明したが、これらに限らず、PDA(Personal Digital Assistance)等、通信機能を備えた情報機器であればよい。更に、ユーザ端末は、端末自体に通信機能をもたないものであってもよく、この場合でも、クレイドル等の拡張機器を介してデータ通信が可能である。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、購入管理サーバがコンテンツの購入状況をユーザ毎に一元管理することにより、コンテンツの授受における利便性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】購入管理サーバの機能的構成を示す図である。
【図2】送信するコンテンツの決定に際して参照されるコンテンツリストのデータ格納例を示す図である。
【図3】課金処理の要否判定に際して参照される購入状況DB内部のデータ格納例を示す図である。
【図4】購入管理サーバのハードウェア構成を示す図である。
【図5】標準版コンテンツ提供処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】拡張版コンテンツ提供処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…購入管理システム、10…携帯電話、20…ノートPC、30…購入管理サーバ、31…ネットワーク判別部、32…コンテンツ決定部、321…コンテンツリスト、33…購入状況DB、34…コンテンツ判定部、35…課金処理部、40…コンテンツサーバ、N1…携帯電話網、N2…インターネット
【発明の属する技術分野】
本発明は、異なる複数のネットワークを経由して提供されるコンテンツの購入を管理するサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子商取引技術の発達に伴い、インターネット等のネットワークを経由して、電子化された所望のデータやファイル(以下、「コンテンツ」と記す。)をユーザに有償若しくは無償で提供するシステムが実用化されている。このようなシステムとして、例えば、コンテンツの販売に先立って提供されたアルバムアプリケーションによって、購入されたコンテンツの管理をユーザに行わせるコンテンツ販売方法が開示されている(例えば、特許文献1。)。また、ユーザがコンテンツを購入する際に過去の購入履歴との照合を行い、同一ユーザによる同一コンテンツの重複購入を防止する購入情報管理システムが開示されている(例えば、特許文献2。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−99658号公報
【特許文献2】
特開2002−132979号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記何れの従来技術に関しても、複数のネットワークによる同様のコンテンツの授受を想定したものではないため、以下の様な難点が懸念される。すなわち、ユーザ所望のコンテンツに標準版と拡張版とが存在する場合などに、これらのコンテンツが、同一の配信業者(プロバイダ)から提供され、かつ、その主要部が同一であるにも関わらず、それぞれ別々のコンテンツとして扱われる。
【0005】
例えば、移動機専用の網Aとインターネット網Bとの双方を経由して提供されるコンテンツがある場合において、移動機が網Aを経由して標準版コンテンツを受信すると、その料金は、携帯電話の通信料金と一括して請求され、支払われる。その後、上記移動機とユーザを同一とするPC(Personal Computer)が、網Bを経由して拡張版コンテンツを受信すると、クレジットカード会社からの請求に従って、再度、その料金の引落しがなされる。
【0006】
このように、ユーザは、同様の機能や用途を有するコンテンツの取得に際して、二重の支払いを強いられ、また、二回分の購入手続きを行う必要がある。プロバイダにとっても、二回分の請求手続きを行う必要が生じる。
そこで、本発明の課題は、購入管理サーバがコンテンツの購入状況をユーザ毎に一元管理することにより、コンテンツの授受における利便性を向上することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決すべく、本発明に係る購入管理サーバは、異なる複数のネットワークを経由してコンテンツの提供を行うコンテンツサーバに接続された購入管理サーバにおいて、ユーザIDと、該ユーザIDを有するユーザ宛に提供されたコンテンツのID及びその版とを対応付けて格納する格納手段と、ユーザによるコンテンツの送信要求を受信した際に、当該コンテンツが、前記ユーザに対して以前に提供されたコンテンツと同様であるか否かを判定する判定手段と、送信要求されたコンテンツが、同一のユーザに対して以前に提供されたコンテンツと同様であることが前記判定手段により判定された場合に、前記コンテンツ(後に送信要求されたコンテンツ)の提供に伴う課金処理を行わない課金手段とを備える。
【0008】
本発明によれば、購入管理サーバは、コンテンツの購入状況をユーザ毎に一元的に管理すると共に、以前にコンテンツを送信要求したユーザから、再度同様のコンテンツの送信要求を受信した際に、該コンテンツの提供に伴う前記ユーザへの課金処理を禁止する。つまり、一度支払いが為されたコンテンツの送信が複数回以上要求された場合には、二度目以降、そのコンテンツを無償で提供する。これにより、同様のコンテンツに関して、同一ユーザに対する重複の課金処理が行われることがない。したがって、ユーザは、以前取得したコンテンツと同様のコンテンツを取得する場合にまで、コンテンツの料金を支払う必要が無くなり、コンテンツ購入手続きの簡易化が図られる。また、コンテンツの提供側(プロバイダ)においても、同一のユーザ、同様のコンテンツに関して、二回分の請求手続きを行う必要が無くなり、コンテンツ販売手続きの簡易化が図られる。その結果、コンテンツの授受における利便性が向上する。
【0009】
ここで、コンテンツが同様であるとは、主要な機能は同一であるが、版(バージョン、エディション、レベルを含む。)や容量が異なることである。したがって、拡張版コンテンツは、標準版コンテンツや簡易版コンテンツと同様のコンテンツであり、同一のコンテンツIDによって識別される。
【0010】
本発明に係る購入管理サーバにおいて好ましくは、コンテンツの送信要求に際して使用されたネットワークの種別を判別する判別手段と、前記判別手段により判別されたネットワーク種別に基づいて、前記コンテンツサーバが提供するコンテンツの版を決定すると共に、該コンテンツの送信を前記コンテンツサーバに指示する決定手段とを更に備える。
【0011】
本発明によれば、購入管理サーバは、コンテンツの送信要求に際して経由されたネットワークの種別を判別し、該判別結果に基づいて、前記コンテンツサーバが提供するコンテンツの版を決定する。つまり、提供されるコンテンツの内容は、ネットワーク種別に応じて適宜変更可能となる。そして、決定された版のコンテンツをユーザに提供する指示が、コンテンツサーバに出力される。
【0012】
コンテンツの送信要求に使用されたネットワーク(例えば、携帯電話網あるいはインターネット)は、当該コンテンツをユーザに対して提供する際に使用されるネットワークである。したがって、例えば、ネットワーク種別が携帯電話網である場合には、比較的データ容量の小さいコンテンツ(標準版コンテンツ)を提供し、ネットワーク種別がインターネットである場合には、多数の機能を有するコンテンツ(拡張版コンテンツ)を提供する、というように、通信リソースや通信速度に見合ったコンテンツの選択が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態における購入管理サーバについて説明する。
【0014】
まず、図1〜図4を参照して、構成を説明する。
図1は、購入管理サーバ30を含む購入管理システム1の全体構成を概念的に示す図である。購入管理システム1は、購入管理サーバ30とコンテンツサーバ40とを備える。購入管理サーバ30とコンテンツサーバ40とは、携帯電話10との間で、携帯電話網N1及び基地局Bを経由した双方向の通信が可能である。携帯電話網N1は、所定の通信事業者(キャリア)によって管理及び運用される通信網である。同様に、購入管理サーバ30とコンテンツサーバ40とは、ノートPC20との間で、インターネットN2を経由した双方向の通信が可能である。インターネットN2は、不特定多数が接続可能なオープンネットワークである。また、携帯電話10とノートPC20とは、同一のユーザの使用に供される。
【0015】
購入管理サーバ30は、コンテンツの購入をユーザ毎に管理するためのサーバ装置であり、図1に示す様に、機能的には、ネットワーク判別部31(判別手段に対応)とコンテンツ決定部32(決定手段に対応)と購入状況DB(DataBase)33(格納手段に対応)とコンテンツ判定部34(判定手段に対応)と課金処理部35(課金手段に対応)とを少なくとも備える。これら各部は、バスを介して各種信号の送受信が可能な様に接続されている。
【0016】
これら各構成要素の具体的処理内容に関しては、動作説明において詳述するものとし、以下、各構成要素の主要な機能について説明する。
ネットワーク判別部31は、コンテンツの送信要求に含まれる網識別フラグに基づいて、ユーザが使用している端末(携帯電話又はノートPC)が現在接続しているネットワークの種別を判別する。例えば、携帯電話網N1を経由した送信要求には、網識別フラグとして“1”が付与され、インターネットN2を経由した送信要求には“0”が付与される。このため、ネットワーク判別部31は、当該フラグを参照することにより、コンテンツの送信に使用されるネットワークの特定が可能となる。
【0017】
コンテンツ決定部32は、コンテンツの送信要求に含まれるコンテンツIDと、ネットワーク判別部31による判別結果とに基づいて、コンテンツサーバ40がユーザに提供するコンテンツを決定する。コンテンツの決定に際しては、コンテンツリスト321が参照される。
【0018】
コンテンツリスト321は、図2に示す様に、コンテンツID領域321aと網種別領域321bと版数領域321cとを有する。コンテンツID領域321aには、コンテンツを一意に識別可能なデータ(例えば、“C001”,“C002”,“C003”,…)が「コンテンツID」として格納されている。また、網種別領域321bには、各ネットワークN1,N2にそれぞれ割り当てられた識別情報(例えば、“N1”,“N2”)が「網種別」として格納されている。更に、版数領域321cには、対応するコンテンツのバージョンやレベルを示す情報(例えば、“V1”,“V2”,“V3”)が「版数」として格納されている。これにより、コンテンツID及び網種別の特定に伴い、送信すべきコンテンツの版数が決定される。
【0019】
コンテンツリスト321においては、後述のコンテンツDB41の更新に連動して、常時最新のデータ内容が維持される。例えば、図2では、コンテンツID“C002”により識別されるコンテンツの版数はV1のみであるが、機能拡張やバグ修正により別の版数V2がコンテンツDB41に追加された場合には、網種別N1にのみ版数V1を割り当て、網種別N2には版数V2を割り当てることもできる。これにより、容量の小さい標準版(版数V1)のコンテンツの送信には携帯電話網N1を使用し、容量の比較的大きい拡張版(版数V2)のコンテンツの送信にはインターネットN2を使用する、といった峻別が可能となる。
【0020】
購入状況DB33には、コンテンツの送信履歴がユーザID毎に格納される。購入状況DB33におけるデータ格納例を図3に示す。図3に示す様に、購入状況DB33には、コンテンツの提供先の特定に使用される情報として、“ユーザID”、“パスワード”、“電話番号(携帯電話網N1を使用した場合のみ)”が格納される。また、過去に提供されたコンテンツの特定に使用される情報として、“コンテンツID”、“版数”が格納される。更に、網種別領域33fには、コンテンツの提供に際して使用されたネットワークの種別が格納される。
【0021】
購入キー領域33gには、ユーザ認証や購入状況の確認に使用される購入キー(例えば、“K001”,“K002”,…)が格納される。購入キーは、コンテンツが提供されたユーザを一意に識別可能であれば足りるが、例えば、該ユーザのIDや電話番号を組み合わせる、加工する等して作成される。購入キーは、コンテンツを初めて購入したユーザに対して、購入管理サーバ30により発行される。ユーザは、2回目以降のコンテンツ購入にあたり、初回時に発行された購入キーを所定枠内に入力するという簡易な操作で、一度取得したコンテンツと同様のコンテンツや別のコンテンツを取得することができる。
購入日時領域33hには、対応するコンテンツが対応するユーザ宛に送信された日時が記録される。
【0022】
したがって、購入状況DB33を参照し、コンテンツの要求主体としてのユーザのIDと、要求客体としてのコンテンツのIDとを確定させることにより、コンテンツを要求したユーザが、以前に同様のコンテンツ(版のみ異なるコンテンツ)を取得したことがあるか否かの判定が可能となる。
【0023】
コンテンツ判定部34は、受信された購入キーを基に、該購入キーを使用して要求されたコンテンツと同様のコンテンツが、同一のユーザに対して以前に提供されたか否かの判定を行う。判定の結果、今回要求されたコンテンツが、過去に提供されたコンテンツと同様のものであることが判明した場合には、コンテンツ判定部34は、今回要求されたコンテンツの料金をユーザに請求しないために、課金処理部35に対して課金処理の停止を指示する。一方、今回要求されたコンテンツが初めて要求されたコンテンツであることが判明した場合には、コンテンツ判定部34は、課金処理部35に対して課金処理の実行を指示する。
【0024】
課金処理部35は、要求されたコンテンツがユーザ宛に送信されたことを契機として、当該コンテンツの料金をユーザに課金する。但し、コンテンツ判定部34から課金処理の停止が指示された場合には、該ユーザに対する課金処理を実行しない制御を行う。課金処理の具体的な内容に関しては、周知慣用の電子商取引技術であるので詳述は避けるが、一定のセキュリティレベルを確保する観点から、暗号化技術を用いることが望ましい。料金の請求・支払い方法に関しても、クレジットカード等を利用して個別に請求する、通信費用と同時に請求する等、任意である。
【0025】
コンテンツサーバ40は、コンテンツの提供主体たるCP(Contents Provider)によって管理されるサーバ装置であり、コンテンツDB41とコンテンツ送信部42とを少なくとも備える。
コンテンツDB41には、例えば、着信メロディ、待受け画面、ゲーム等のコンテンツが格納されている。
【0026】
コンテンツ送信部42は、コンテンツ決定部32により提供が決定されたコンテンツの通知を受けて、当該コンテンツをユーザ端末宛に送信する。コンテンツ送信部42は、携帯電話網N1及びインターネットN2の何れのネットワークにも接続可能であり、コンテンツの送信は、送信要求の送信に使用されたネットワークを介して行われる。標準的な機能を有する標準版コンテンツの送信には携帯電話網N1が経由され、ブロードバンド用にアップグレードされた拡張版コンテンツの送信には、インターネットN2が経由されることが好適である。
【0027】
ここで、図4を参照して、購入管理サーバ30のハードウェア構成について説明する。図4は、購入管理サーバ30のハードウェア構成を示すブロック図である。図4に示す様に、購入管理サーバ30は、物理的には、制御装置30a、メモリ30b、記憶装置30c、通信装置30d、入力装置30e、及び表示装置30fを備えて構成される。これら各装置は、バス30gを介して相互に各種信号の入出力が可能な様に電気的に接続されている。
【0028】
具体的には、制御装置30aは例えばCPU(Central Processing Unit)であり、メモリ30bはRAM(Random Access Memory)といった揮発性の半導体メモリである。記憶装置30cはHDD(Hard Disc Drive)を始めとする不揮発性の磁気ディスクであり、通信装置30dはLAN(Local Area Network)等の通信制御カード若しくはボードである。入力装置30eは例えばキーボードやマウスであり、表示装置30fはLCD(Liquid Crystal Display)やCRT(cathode ray tube)ディスプレイである。
【0029】
上記ハードウェア構成と機能的構成との対応関係を以下に示す。購入管理サーバ30に関して、購入状況DB33及びコンテンツリスト321の有する機能は、物理的な構成要素としての記憶装置30cにより実現される。ネットワーク判別部31とコンテンツ決定部32とコンテンツ判定部34と課金処理部35とがそれぞれ有する機能は、制御装置30aが所定のプログラムを実行することにより実現される。
【0030】
次に、図5及び図6を参照して、購入管理システム1の動作を説明する。
前提として、本実施の形態では、以下の状況を想定した説明を行う。すなわち、ユーザは、携帯電話10及びノートPC20を所有し、第1に、携帯電話10により携帯電話網N1を経由して標準版コンテンツを取得する。この過程におけるシステムの処理が図5に示す標準版コンテンツ提供処理である。第2に、ユーザは、ノートPC20によりインターネットN2を経由して、上記標準版コンテンツとIDを同一とする拡張版コンテンツを取得する。この過程におけるシステムの処理が図6に示す拡張版コンテンツ提供処理である。
【0031】
まず図5のS1では、携帯電話10から購入管理サーバ30宛に、1回目のコンテンツ送信要求が送信される。このコンテンツ送信要求には、購入管理サーバ30がコンテンツ要求元のユーザを特定するのに必要な情報と、要求されたコンテンツを特定するのに必要な情報とが少なくとも含まれている。前者の情報は、例えば、ユーザID、パスワード、電話番号などであり、後者の情報は、例えば、コンテンツID、コンテンツの名称である。
【0032】
S2では、S1で送信されたコンテンツ送信要求が、基地局B及び携帯電話網N1を経由して、購入管理サーバ30により受信される。その後、ユーザID、パスワードに基づくユーザ認証処理(S3)を経て、ネットワーク判別部31によるネットワーク判別処理が実行される(S4)。上述した様に、ネットワークの判別は、コンテンツ送信要求に含まれる網識別フラグに基づいて行われる。本実施の形態では、コンテンツ送信要求は携帯電話網を経由しているので、ネットワーク種別は“N1”と判別される。
【0033】
S5では、コンテンツ決定部32により、S2で受信されたコンテンツ送信要求に含まれるコンテンツIDと、S4で判別されたネットワーク種別(網種別)とに基づいて、携帯電話10に提供するコンテンツが決定される。コンテンツの決定に際しては、上述したコンテンツリスト321が参照される。例えば、要求されたコンテンツのIDがC001である場合には、ネットワーク種別がN1であることから、ID“C001”、版数“V1”の標準版コンテンツが提供対象として決定される。
【0034】
S6では、S5で決定されたコンテンツの送信指示が、購入管理サーバ30からコンテンツサーバ40に対して送信される。かかる指示の送信を契機として、携帯電話10宛に購入キーが発行される。発行された購入キーは、購入管理サーバ30から携帯電話網N1及び基地局Bを経由して携帯電話10に送信される(S7)。携帯電話10は、購入キーを受信する(S8)。購入キーは、携帯電話10のユーザによる次回以降のコンテンツ送信要求を簡易にする。
【0035】
S7で発行された購入キーは、購入状況DB33内の対応する領域(購入キー領域33a)に、ユーザID、パスワード、コンテンツID等と対応付けて格納される。これにより、以後のコンテンツ提供処理に際しては、購入キーの指定に伴って、コンテンツの提供先が一意に特定される。
【0036】
コンテンツの送信指示がコンテンツサーバ40により受信されると(S9)、S5で提供が決定された標準版コンテンツがコンテンツDB41から取得される(S10)。取得されたコンテンツは、コンテンツサーバ40から携帯電話網N1及び基地局Bを経由して携帯電話10に送信され(S11)、携帯電話10により受信される。受信されたコンテンツは、その機能や用途に応じて、ユーザの閲覧や使用に供される。
【0037】
続いて、図6を参照して、本実施の形態における拡張版コンテンツ提供処理について説明する。本拡張版コンテンツ提供処理は、既述の標準版コンテンツ提供処理(図5参照)と共通するステップを複数含むので、これらのステップに関する説明は省略する。具体的には、図6のT1〜T6は、図5に示したS1〜S6に相当し、図6のT7〜T10は、図5に示したS9〜S12に相当する。
【0038】
但し、拡張版コンテンツ提供処理は、コンテンツ送信要求と共に購入キーが送信される点と、送信されるコンテンツの版数とにおいて、標準版コンテンツ提供処理と相違する。すなわち、拡張版コンテンツ提供処理においては、コンテンツ送信要求の送信元であるノートPC20のユーザは、要求時に既に購入キーを取得しており、購入状況DB33にも該購入キーが格納されているので、購入キーの照合によるユーザ認証が可能である(T1〜T3に相当)。また、拡張版コンテンツ提供処理においては、ユーザは、ノートPC20によるコンテンツの取得を試行しているので、インターネットN2を介した拡張版コンテンツの送受信が可能である(T9,T10に相当)。
【0039】
以下、拡張版コンテンツ提供処理に特有の処理であるT11〜T13について詳述する。
T11では、コンテンツ判定部34により、T6で送信を指示された拡張版コンテンツが、既に同一のユーザ(携帯電話10及びノートPC20のユーザ)に対して送信済であるか否かの判定が行われる。この判定は、T2で受信された購入キーを基に、購入状況DB33の送信履歴を参照して行われる。判定の結果、同一のユーザに対する同様のコンテンツの送信履歴が有れば(T11;YES)、T12に移行し、無ければ(T11;NO)、T13に移行する。
【0040】
T12では、コンテンツ判定部34により、課金処理部35に対して、T9で送信された拡張版コンテンツの料金の課金処理の停止が指示される。なお、この指示は、料金減額の指示であってもよい。
これに対して、T13では、同じくコンテンツ判定部34により、課金処理部35に対して、T9で送信された拡張版コンテンツの料金の課金処理の実行が指示される。
【0041】
図3を参照しながら、より詳細に説明する。例えば、ユーザID“0001”によって識別されるユーザが、コンテンツID“C003”によって識別されるコンテンツのV3を、携帯電話網N1経由で購入した場合を想定する。購入日時は、2003年4月30日 20時25分である。その後、同日の22時15分に、このユーザは、コンテンツID“C003”によって識別されるコンテンツのV1を、インターネットN2経由で取得している。つまり、同一のユーザに同様のコンテンツの送信が行われた場合に該当する。したがって、このコンテンツに関する課金処理は実行されない。
【0042】
一方、このユーザは、翌日の0時15分に、コンテンツID“C002”によって識別されるコンテンツ(V1)を、インターネットN2経由で取得している。この取得は、同一のユーザによるものであるが、コンテンツIDが“C003”とは異なる別のコンテンツを対象としたものである。つまり、同一のユーザに同様のコンテンツの送信が行われた場合には該当しない。したがって、このコンテンツに関する課金処理は実行される。
なお、コンテンツの送信が実行される度に、課金処理の有無を示す情報が、購入状況DB33の対応する領域に履歴的に記録されるものとしてもよい。
【0043】
以上説明した様に、本実施の形態における購入管理システム1によれば、購入管理サーバ30は、ユーザ端末が接続しているネットワークの種別に応じて、提供するコンテンツの版数を適宜変更する。すなわち、ネットワーク種別が携帯電話網である場合には、通信容量や通信速度などを考慮して、比較的データ容量の少ない標準版のコンテンツが提供される様な制御を行う。ネットワーク種別がインターネットである場合には、より多くの機能を有する拡張版のコンテンツが提供される様な制御を行う。これにより、通信負荷の増大を抑えつつ、できる限り高機能なコンテンツをユーザに提供することが可能となる。
【0044】
また、購入管理サーバ30は、同じユーザから二回に渡り同じコンテンツの送信が要求された場合には、例えその版数が異なっていても同一のコンテンツとみなし、二回目の送信コンテンツを無料で提供する様な制御を行う。これにより、同一のコンテンツに対して二重に料金を支払うというユーザの負担が軽減されるのみならず、請求及び支払いの手続きが不要となる。
【0045】
なお、本実施の形態に記載の態様は、本発明に係る購入管理サーバの好適な一例であり、本発明はかかる態様に限定されるものではない。例えば、本実施の形態では、購入管理システムを、2台のサーバ装置(購入管理サーバ、コンテンツサーバ)により構成したが、必要に応じて、サーバ装置の機能を分散又は統合させてもよい。すなわち、上記実施の形態では、購入状況DB33は、データ検索の高速化を図る観点から、購入管理サーバ30に備えるものとしたが、これとは別体のサーバ装置に備えるものとしてもよい。また、課金処理部35の機能を、購入管理サーバ30とは別体に構成されたサーバ装置(課金処理サーバ)により実現させてもよい。反対に、購入管理サーバ30とコンテンツサーバ40とを一台のサーバ装置として構成してもよい。
【0046】
また、ユーザ端末として携帯電話及びノートPCを想定して説明したが、これらに限らず、PDA(Personal Digital Assistance)等、通信機能を備えた情報機器であればよい。更に、ユーザ端末は、端末自体に通信機能をもたないものであってもよく、この場合でも、クレイドル等の拡張機器を介してデータ通信が可能である。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、購入管理サーバがコンテンツの購入状況をユーザ毎に一元管理することにより、コンテンツの授受における利便性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】購入管理サーバの機能的構成を示す図である。
【図2】送信するコンテンツの決定に際して参照されるコンテンツリストのデータ格納例を示す図である。
【図3】課金処理の要否判定に際して参照される購入状況DB内部のデータ格納例を示す図である。
【図4】購入管理サーバのハードウェア構成を示す図である。
【図5】標準版コンテンツ提供処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】拡張版コンテンツ提供処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…購入管理システム、10…携帯電話、20…ノートPC、30…購入管理サーバ、31…ネットワーク判別部、32…コンテンツ決定部、321…コンテンツリスト、33…購入状況DB、34…コンテンツ判定部、35…課金処理部、40…コンテンツサーバ、N1…携帯電話網、N2…インターネット
Claims (2)
- 異なる複数のネットワークを経由してコンテンツの提供を行うコンテンツサーバに接続された購入管理サーバにおいて、
ユーザIDと、該ユーザIDを有するユーザ宛に提供されたコンテンツのID及びその版とを対応付けて格納する格納手段と、
ユーザによるコンテンツの送信要求を受信した際に、当該コンテンツが、前記ユーザに対して以前に提供されたコンテンツと同様であるか否かを判定する判定手段と、
送信要求されたコンテンツが、同一のユーザに対して以前に提供されたコンテンツと同様であることが前記判定手段により判定された場合に、前記コンテンツの提供に伴う課金処理を行わない課金手段と
を備えることを特徴とする購入管理サーバ。 - コンテンツの送信要求に際して使用されたネットワークの種別を判別する判別手段と、
前記判別手段により判別されたネットワーク種別に基づいて、前記コンテンツサーバが提供するコンテンツの版を決定すると共に、該コンテンツの送信を前記コンテンツサーバに指示する決定手段と
を更に備えることを特徴とする購入管理サーバ。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007026087A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Olympus Imaging Corp | 音楽配信システム、ユーザ端末装置、曲リスト表示方法 |
-
2003
- 2003-05-12 JP JP2003133608A patent/JP2004334800A/ja active Pending
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