JP2004334761A - 自由意見分析システム - Google Patents

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Abstract

【課題】機械的な自動分析結果に対し、人間の知見を利用して編集し、より精度が高い自由意見分析を行うことができる自由意見分析システムを得る。
【解決手段】自由記述文からのデータを入力するデータ入力部1、データ入力部1からのデータを格納するデータテーブル部2、データ入力部1からのデータを分類するデータ処理部3、データ処理部3で処理されたデータを各種集計・統計解析するデータマイニング部4、データマイニング部4により得られた分析結果に対して人間による再編集する機能を有する編集部5、各部の内容を表示する出力部8、データ処理部3、データマイニング部4、編集部5による処理結果に対して目印、コメント、文字編集を行なうアイディア発想支援部6を備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自由記述文(以下、自由意見という)を処理するシステムに関わり、例えばアンケート調査他で得られた自由意見から顧客ニーズを抽出し、更にはその意見からアイディアを発想するために用いられる自由意見分析システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自由意見分析システムとして、アンケートの回答が自然文で行われたとき、これをアンケートの結果として分析する文書処理装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−140465号公報(第3−8頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の文書処理装置は、得られた自由意見を、単純に使用されている単語を利用して、つまりキーワードマッチングなどにより該当する単語を集計・表示する、または自由意見内容からその肯定・否定の意味を判定処理して、その評価毎に集計・表示するものである。しかしながら、現状のテキストマイニングの技術レベルでは、機械的自動解析の分類精度は人間による分類精度(曖昧な概念に対する融通性)よりも低く、機械的自動解析では人と同等レベルの精度で分類することは困難であり、分類結果をそのまま活用することができないという問題点があった。例えばエアコンに対するアンケートで、「足元が寒い」と「暖房運転で、足の先が不満だった」を、機械的自動解析により同一カテゴリーに分類することは困難であり、また、従来の文書処理装置により得られる結果は、単語レベルの集計結果、例えば「足元:98件」、「寒い:120件」であるため、表面的な結果しかわからず、今後の製品開発に役立つ、背景情報を得ることが困難である。
【0005】
また、人間は外界からの刺激情報に対して、知覚―認知―動作の過程を通して、その刺激情報を頭の中にある知識と有機させ、発想・アイディアを想起する高度な情報処理機機能を有し、そのことによって、システム全体として、入力データ以上のアウトプットを得ることができるが、従来の文書処理装置では、あくまでも元々の入力データを利用しているだけであり、得られる結果はその範囲を超えるものではなく、機械的な自動解析結果をもとに人間によるアイディア発想を支援するように、対応されていないという問題点があった。
【0006】
さらに、従来の文書処理装置等では、複数の作業者による協調作業を考慮した構成になっておらず、例えば自由意見をもとに新製品開発をするような場合、顧客の声である自由意見を製品開発に携わる関係者間で同時に共有して、開発方針のベクトルを合わせることができず、開発に携わる異なる立場の関係者(例:設計、品証、営業他)の様々な知見を活用して顧客ニーズを分析したり、製品開発・販売促進のためのアイディア想起することができないという問題点や、また、製品開発サイクルが短期化している現状で、作業性(速度)の視点からも、同時平行作業による効率的処理ができないという問題点があった。
【0007】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、機械的な自動分析結果に対し、人間の知見を利用して編集し、より精度が高い自由意見分析を行うことができ、また、機械的自動分析結果および人間による編集結果に対してアイディア発想を支援でき、さらに、複数の分析者間で顧客意見を共有し、協調作業によってアイディア発想・展開を効果的かつ効率的に実施できる自由意見分析システムを得るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る自由意見分析システムにおいては、自由記述文からのデータを入力するデータ入力部と、このデータ入力部から入力されたデータを格納するデータテーブル部と、前記データ入力部から入力されたデータを分類するデータ処理部と、このデータ処理部により得られた結果に対して人間による再編集する機能を有する編集部と、各部の内容を表示する出力部と、を備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムの全体構成図、図2はこの自由意見分析システムのデータテーブルに格納されるデータの具体例を示す図、図3はこの自由意見分析システムのデータテーブルの内容を模式化した図、図4はこの自由意見分析システムのデータの分類結果を示す図、図5はこの自由意見分析システムのデータ処理部の構成と処理結果のデータテーブルを示す図、図6はこの自由意見分析システムのデータマイニング部の構成を示す図、図7はこの自由意見分析システムのデータマイニング部の処理結果を示す図である。
【0010】
図8はこの自由意見分析システムのデータマイニング部の別の処理結果を示す図、図9はこの自由意見分析システムの編集部の構成を示す図、図10はこの自由意見分析システムの編集作業によるデータテーブルの更新を示す図、図11はこの自由意見分析システムの編集画面を示す図、図12はこの自由意見分析システムのアイディア発想支援部の構成を示す図、図13はこの自由意見分析システムのアイディア発想支援部による編集結果を示す図、図14はこの自由意見分析システムのアイディア発想支援部によるデータテーブルの更新を示す図、図15はこの自由意見分析システムのレポーティング部の構成を示す図、図16〜図19はそれぞれこの自由意見分析システムのレポーティング部からの出力例を示す図である。
【0011】
図において、1はアンケート調査他などで得られた自由意見を直接入力するキーボードの物理手段やweb調査などで得られたファイルが入力される入力部等からなるデータ入力部、2は入力されたデータを格納するデータテーブル、3は格納された自由意見などのデータをその意味などにより検索・分類するデータ処理部、4は算術計算、統計解析、多変量解析他、各種データを分析するデータマイニング部、5はデータ処理部3、データマイニング部4によって得られた処理結果を人間が修正・編集するための編集部である。
【0012】
6は処理結果または分析者による修正・編集した結果を用いて分析者がアイディア発想をするの支援するためのアイディア発想支援部、7はデータ処理結果、分析者が修正・編集した結果、アイディア発想した結果をレポート形式に処理するレポーティング部、8はデータテーブル2の内容、データ処理部3・データマイニング部4・編集部5・アイディア発想支援部6・レポーティング部7の内容を表示するためのディスプレイなどの出力部である。
【0013】
次に、動作について説明する。
まず、データ入力部1によってデータまたはファイルが入力され、データテーブル2に格納される。データテーブル2に格納されたデータの具体例を図2に示す。ここでは入力されるデータとして、自由意見以外に、選択肢形式のカテゴリデータ、年齢などの数字データ、順位を表す順位データ、複数選択のマルチアンサーデータ、絵や写真などのグラフィカルデータ他、データとなりうる全てのデータ形式を対象としている。この様に、個々の自由意見は、ナンバリングされて保存される。
【0014】
図3にデータテーブル2の内容を模式化したのものを示す。入力されたデータは、「ナンバリング」、「自由意見」、自由意見以外のデータは「属性データ」としてワンレコード毎(横一行)に格納される。
データテーブル2にデータが格納されると、データ処理部3により自由意見の内容に基づいて分類される。図4は分類結果を階層的に表示した例である。また、階層化した場合には、図5に示すようにデータテーブル2にその階層番号が追加される。この例では、自由意見:“よく冷える。”は、階層Noの“112”に相当し、その意味は、第1階層“1”(冷房性能)、第2階層“1”(冷房○)に含まれ、第3階層“2”に位置することを示している。
【0015】
データマイニング部4は、図6に示すように算術計算、統計解析、多変量解析他、各種データ分析機能と、それを表、グラフ、ダイアグラムなどに表示するための出力形式作成部から構成され、例えば図7はデータマイニング部4によって自由意見の中に使われている単語に注目してその出現頻度を算出し、その結果を横棒グラフによりランキング表示したものであり、図8はある単語、ここでは図7のランキング表示で出現頻度が比較的多かった「室外機」に注目し、「室外機」という言葉が含まれる文章中で同時に使われている単語を頻度別にランキングしたもの(クロス分析)である。ここでは、同時に使用される単語を表示することで、室外機がどのように評価されているかを大まかに把握することができる。このように、データテーブル2に格納されたデータは、データ処理部3によって検索・分類され、データマイニング部4により集計され、分析の目的に応じて、表形式、グラフ形式、ダイアグラム形式など、様々な形で表示することができる。
なお、これまでに得られた解析結果はデータ処理部3およびデータマイニング部4によって、あくまでも自動的に処理された結果である。
【0016】
そこで、本システムでは、分析者の知見を利用し、より精度の高い自由意見分析を可能にするシステムを提供するために編集部5、機械的自動分析結果および分析者による編集結果に対し、アイディア発想を支援することを可能にするためにアイディア発想支援部6を具備する。
まず、編集部5の構成を説明する。
編集部5は図9に示すように機械的分類結果を再編集するために、ドラッグ&ドロップ(並列上、並列下、親階層、子階層)、コピー&ペースト(コピー、切り取り、貼り付け、挿入、削除)の各機能を有しており、自由意見が分類された階層構造間を任意に移動・編集し、KJ法的に意見をまとめ・分割することが可能である。なお、この操作はメニュー選択およびコントロールキーを利用したショートカットでも可能である。
【0017】
次に、編集部5の操作について説明する。
まず、図11は編集前の編集画面であり、ここでは“冷房能力、除湿能力バツグン”が“冷房”と“除湿”の2つの意味を有しているため、分析者はこの意見を2つに分割し、“除湿能力バツグン”を≪除湿≫≪除湿○≫のカテゴリーに移動させる。この編集作業の実施により、データテーブル2の内容は、図10に示すように、階層Noが更新される。また、自由意見自身が変更されると“自由意見new”という属性が新たに追加される。
このように、編集部5により、元々の自由意見の内容を保持しつつ新たに修正した自由意見内容も記録し、さらにその階層構造も保持することが可能となる。
【0018】
次に、アイディア発想支援部6について説明する。
分析者は処理部3やデータマイニング部4によって処理された結果を見たり、編集部5によるKJ法的な編集作業を通じて、気になる意見を発見したり、新しいアイディアを想起するが、アイディア発想支援部6ではこれを容易にするために、図12に示すように、気になった意見に目印(★、☆、○、×、△他)をつけるための記号Data Base(以下、D.B.という)、想起されたアイディアを入力するためのコメントタイトルD.B.、更にはフォント、サイズ、色、スタイル他を設定するための文字編集機能を有する。なお、これらの入力・設定操作は、メニュー選択およびコントロールキーを利用したショートカットでも操作することができる。
【0019】
次に、アイディア発想支援部6の編集結果例として、図13に、例えば記号D.B.により目印を付加したもの、コメントタイトルD.B.より “keyword” を選択しコメント入力したもの、コメントタイトルD.B.より“要望”“Idea展開”を選択しコメントを入力したものを示す。
この場合、アイディア発想作業に伴いデータテーブルの内容は、図14に示す様に、新たな属性として、“記号”、“keyword”、“要望”“Idea展開”がそれぞれ追加される。
【0020】
以上の工程により、データ処理結果が得られ、分析者による編集作業やアイディア発想作業により様々な分析が加えられているものができるが、この結果をレポートにするには、通常、再度作りなおしが必要となり二度手間になってしまう。そこで、本システムでは、一連の作業の中で得られたデータおよび分析結果をレポート化するためのレポーティング部7を具備する。
【0021】
レポーティング部7は、図15に示すようにレポーティング形式選択部と、そのレイアウト・文字設定情報を設定・記録するレイアウト設定テーブルを有する。そこで、分析者がレポーティング形式を選択すると、データテーブル2の内容からレポートに必要な情報が引き出され、図16〜図19に示すような、そのレポーティング形式に対応した様々なレイアウトのレポートを得ることができる。図16〜18は、先に示したデータおよび解析結果をそのままレポート形式にした例、図19は分類結果を集計したグラフ表示とともに、コメントを追加しレポート化したものの例である。
【0022】
実施の形態2.
図20はこの発明の実施の形態2を示す自由意見分析システムの全体構成図、図21はこの自由意見分析システムによる協調作業の具体的な実施シーンを示す図、図22はこの自由意見分析システムの協調作業によるデータテーブルの更新を示す図である。
【0023】
図において、実施の形態1と同一または相当部分には同一符号を付け、説明を省略する。11は協調作業用入力インターフェース(インターフェースは以下I/Fという)であり、ポインティングディバイス、マウス、キーボードなど複数の入力用I/Fを示す。81は協調作業用出力I/Fであり、ディスプレイやプロジェクターなど複数の出力用I/Fを示す。
【0024】
次に、動作について説明する。
図21では協調作業の一例として会議の例を挙げている。ここでは、協調作業用出力I/F11として大画面プロジェクターを一つ具備し、大画面プロジェクター上に、編集画面、編集結果、レポート等を表示させ、分析者全員の視点を大画面プロジェクターに向けて一致させることにより、分析内容の知識の共有を図るとともに、協調作業用入力I/F81として会議の司会者はポインティングディバイス、その他分析者はマウスおよびキーボードを用いて、各表示内容の検討・編集を行うことにより、効率的な協調作業を実現する。
【0025】
また、図22に示すように、協調作業用I/Fによって編集・入力された情報は、そのデバイス毎に予め分析者名を登録しておくことにより、入力者を判別し自動的に“分析者”の属性としてデータテーブルに格納される。なお、レポーティング部7で出力されるレポートにもこの“分析者”の属性として情報を付加することが可能になることは言うまでもない。
【0026】
実施の形態3.
図23はこの発明の実施の形態3を示す自由意見分析システムの全体構成図、図24はこの自由意見分析システムの協調作業用出力I/Fを示す図である。図において、実施の形態1、2と同一または相当部分には同一符号を付け、説明を省略する。9はネットワークなどを利用した遠隔地協調作業用I/Fであり、例えばインターネットへの接続環境を示す。
【0027】
次に、動作について説明する。
分析者がそれぞれ離れた場所にいたとしても遠隔地協調作業用I/F9を利用して、図24に示すように各分析者のディスプレイにマルチウインドウ画面を表示させる。このメインウインドウは分析者全員共通の画面であり、各作業ウインドウはそれぞれの分析者が制御することのできる画面である。そこで、各分析者はマウスおよびキーボード等を用いて、各表示内容の検討・編集を行うことにより、効率的な協調作業を実現する。
【0028】
上記実施の形態1〜3の自由意見分析システムでは、編集部5およびアイディア発想支援部6を備えたものを示したが、編集部5またはアイディア発想支援部6のいずれか1つだけを備えてもよい。
【0029】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0030】
自由記述文からのデータを入力するデータ入力部と、このデータ入力部から入力されたデータを格納するデータテーブル部と、前記データ入力部から入力されたデータを分類するデータ処理部と、このデータ処理部により得られた結果に対して人間による再編集する機能を有する編集部と、各部の内容を表示する出力部と、を備えたので、データ処理部により自動的に解析された処理結果を、編集部によって分析者の視点を加えて修正・編集をすることが可能となり、より精度の高い分類結果が得られるとともに、意見分類・分割を繰り返すKJ法的な作業を通じて新たな知見を発見することが可能となる。
【0031】
また、自由記述文からのデータを入力するデータ入力部と、このデータ入力部から入力されたデータを格納するデータテーブル部と、前記データ入力部から入力されたデータを分類するデータ処理部と、前記データ処理部による処理結果に対して目印またはコメントまたは文字編集を行なう機能を有するアイディア発想支援部と、各部の内容を表示する出力部と、を備えたので、処理結果をもとに分析者が気になった自由意見や、ひらめいたアイディア・視点を記録し、アイディア発想を容易にすることが可能となる。
【0032】
さらに、自由記述文からのデータを入力するデータ入力部と、このデータ入力部から入力されたデータを格納するデータテーブル部と、前記データ入力部から入力されたデータを分類するデータ処理部と、このデータ処理部により得られた結果に対して人間による再編集する機能を有する編集部と、前記データ処理部または前記編集部による処理結果に対して目印またはコメントまたは文字編集を行なう機能を有するアイディア発想支援部と、各部の内容を表示する出力部と、を備えたので、データ処理部により自動的に解析された処理結果を、編集部によって分析者の視点を加えて修正・編集をすることが可能となり、より精度の高い分類結果が得られるとともに、意見分類・分割を繰り返すKJ法的な作業を通じて新たな知見を発見することが可能となり、また、処理結果をもとに分析者が気になった自由意見や、ひらめいたアイディア・視点を記録し、アイディア発想を容易にすることが可能となる。
【0033】
また、前記出力部による表示を複数の人間で共有する協調作業用出力インタフェースと、を備えたので、分析者が問題点を共有しつつ、複数の分析者がそれぞれ異なった視点からの気づきや、意見、アイディアを発想し、また、発想されたアイディアをもとに、更にアイディア展開するという、相乗効果により、単独作業では得られない莫大な知見を得ることができるとともに、製品開発を行う場合は開発当事者間で開発の方向性(ベクトル)を合わせることができる。
【0034】
また、前記データ入力部へのデータを入力を複数の人間で行う協調作業用入力インタフェースと、を備えたので、複数の分析者がそれぞれ異なった視点からの気づきや、意見、アイディアを発想し、また、発想されたアイディアをもとに、更にアイディア展開するという、相乗効果により、単独作業では得られない莫大な知見を得ることができる。
【0035】
また、前記データ入力部および前記出力部に遠隔地間の複数の人間で同時に協調作業する遠隔地協調作業インタフェースと、を備えたので、通常の会議のように一つの場所に集まらなくても、一つの場所に集まった場合と同様の効果を得ることが可能となる。
【0036】
また、各部の内容をレポート形式で出力するレポーティング部と、を備えたので、分析過程で得られたコメントなどを含めた分析結果を自動的にレポート化することが可能となる。
【0037】
また、データ処理部で処理されたデータを各種集計・統計解析するデータマイニング部と、を備えたので、算術計算、統計解析、多変量解析他、各種データ分析および、それを表、グラフ、ダイアグラムなどに表示し、様々な角度から分析することが可能となる。
【0038】
また、前記データテーブル部が取り扱うデータは、自由意見データ、選択肢形式のカテゴリデータ、年齢などの数値データ、順位を表わす順位データ、複数選択のマルチアンサーデータ、絵や写真などのグラフィカルデータのいずれかからなるので、各種データテーブルを有することができ、これらの様々なデータを用いてクロス分析を行うことができ、また、分析過程で追加される階層No、コメント他の属性データを格納し、属性データも含めた形でアイデア発想を行え、さらにレポーディングも行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムの全体構成図である。
【図2】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのデータテーブルに格納されるデータの具体例を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのデータテーブルの内容を模式化した図である。
【図4】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのデータの分類結果を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのデータ処理部の構成と処理結果のデータテーブルを示す図である。
【図6】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのデータマイニング部の構成図である。
【図7】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのデータマイニング部の処理結果を示す図である。
【図8】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのデータマイニング部の別の処理結果を示す図である。
【図9】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムの編集部の構成図である。
【図10】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムの編集作業によるデータテーブルの更新を示す図である。
【図11】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムの編集画面を示す図である。
【図12】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのアイディア発想支援部の構成図である。
【図13】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのアイディア発想支援部による編集結果を示す図である。
【図14】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのアイディア発想支援部によるデータテーブルの更新を示す図である。
【図15】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのレポーティング部の構成図である。
【図16】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのレポーティング部からの出力例を示す図である。
【図17】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのレポーティング部からの出力例を示す図である。
【図18】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのレポーティング部からの出力例を示す図である。
【図19】この発明の実施の形態1を示す自由意見分析システムのレポーティング部からの出力例を示す図である。
【図20】この発明の実施の形態2を示す自由意見分析システムの全体構成図である。
【図21】この発明の実施の形態2を示す自由意見分析システムの協調作業の具体的な実施シーンを示す図である。
【図22】この発明の実施の形態2を示す自由意見分析システムの協調作業によるデータテーブルの更新を示す図である。
【図23】この発明の実施の形態3を示す自由意見分析システムの全体構成図である。
【図24】この発明の実施の形態3を示す自由意見分析システムの協調作業用出力I/Fを示す図である。
【符号の説明】
1 データ入力部、 2 データテーブル、 3 データ処理部、 4 データマイニング部、 5 編集部、 6 アイディア発想支援部、 7 レポーティング部、 8 出力部、 9 遠隔地協調作業用I/F、 11 協調作業用入力I/F、 81 協調作業用出力I/F。

Claims (9)

  1. 自由記述文からのデータを入力するデータ入力部と、このデータ入力部から入力されたデータを格納するデータテーブル部と、前記データ入力部から入力されたデータを分類するデータ処理部と、このデータ処理部により得られた結果に対して人間による再編集する機能を有する編集部と、各部の内容を表示する出力部と、を備えたことを特徴とする自由意見分析システム。
  2. 自由記述文からのデータを入力するデータ入力部と、このデータ入力部から入力されたデータを格納するデータテーブル部と、前記データ入力部から入力されたデータを分類するデータ処理部と、前記データ処理部による処理結果に対して目印またはコメントまたは文字編集を行なう機能を有するアイディア発想支援部と、各部の内容を表示する出力部と、を備えたことを特徴とする自由意見分析システム。
  3. 自由記述文からのデータを入力するデータ入力部と、このデータ入力部から入力されたデータを格納するデータテーブル部と、前記データ入力部から入力されたデータを分類するデータ処理部と、このデータ処理部により得られた結果に対して人間による再編集する機能を有する編集部と、前記データ処理部または前記編集部による処理結果に対して目印またはコメントまたは文字編集を行なう機能を有するアイディア発想支援部と、各部の内容を表示する出力部と、を備えたことを特徴とする自由意見分析システム。
  4. 前記出力部による表示を複数の人間で共有する協調作業用出力インタフェースと、を備えたことを特徴とする請求項1〜3記載の自由意見分析システム。
  5. 前記データ入力部へのデータ入力を複数の人間で行う協調作業用入力インタフェースと、を備えたことを特徴とする請求項1〜4記載の自由意見分析システム。
  6. 前記データ入力部および前記出力部に遠隔地間の複数の人間で同時に協調作業する遠隔地協調作業インタフェースと、を備えたことを特徴とする請求項1〜5記載の自由意見分析システム。
  7. 各部の内容をレポート形式で出力するレポーティング部と、を備えたことを特徴とする請求項1〜6記載の自由意見分析システム。
  8. 前記データ処理部で処理されたデータを各種集計・統計解析するデータマイニング部と、を備えたことを特徴とする請求項1〜7記載の自由意見分析システム。
  9. 前記データテーブル部が取り扱うデータは、自由意見データ、選択肢形式のカテゴリデータ、年齢などの数値データ、順位を表わす順位データ、複数選択のマルチアンサーデータ、絵や写真などのグラフィカルデータのいずれかからなることを特徴とする請求項1〜8記載の自由意見分析システム。
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