JP2004334534A - クラスタシステム管理装置、クラスタシステム管理方法、クラスタシステム管理プログラム、クラスタシステム - Google Patents
クラスタシステム管理装置、クラスタシステム管理方法、クラスタシステム管理プログラム、クラスタシステム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】完全にオペレータの手作業によるノードの設定変更を排除しつつ、管理者による適宜自在な設定変更を可能とし、個別の設定変更が生じた場合であっても容易かつ確実な設定処理を行う。
【解決手段】クラスタ構成を成す複数のノード10の各々に搭載され、該当するノード10を管理するエージェント100に管理要求を出力するとともに、その管理要求に応じてエージェント100により管理される管理情報を取得するマネージャ200と、マネージャ200により取得された管理情報を表示するとともに、該管理情報の表示に応じて外部から入力された操作に基づいてマネージャ200を動作させる管理情報提供手段21とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】クラスタ構成を成す複数のノード10の各々に搭載され、該当するノード10を管理するエージェント100に管理要求を出力するとともに、その管理要求に応じてエージェント100により管理される管理情報を取得するマネージャ200と、マネージャ200により取得された管理情報を表示するとともに、該管理情報の表示に応じて外部から入力された操作に基づいてマネージャ200を動作させる管理情報提供手段21とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して接続され、クラスタ構成を成す複数のノードの設定及び変更状態を管理するクラスタシステム管理装置、クラスタシステム管理方法、クラスタシステム管理プログラム及びクラスタシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、24時間365日稼動するシステムにおいては、サービスのダウンタイムを少なくするため、可用性の高いシステムが求められている。
このような高可用システムとして、従来から、複数のコンピュータ(クラスタシステムにおいては、各コンピュータは「ノード」と称される。)をネットワークで接続し、これらのコンピュータが協調して動作することにより処理能力の向上等を図ったクラスタシステムが開発されている。
【0003】
従来の一般的なクラスタシステムでは、予め複数のノードを用意してクライアントからのサービス要求を処理しているが、需要の変化に応じて新たなノードを追加又は削除させる必要があった。
しかし、このようなノードの追加又は削除には、熟練したオペレータによる煩雑な作業が必要であり、判断ミスや作業ミス等の人為的エラーを完全に排除し得ないという不都合がある。
【0004】
そこで、従来は上記不都合を解決すべく、負荷分散装置により各クライアントからのサービス要求を、クラスタ構成を成す複数ノードのいずれかのノードに振り分け、構成管理端末は、所定の閾値にアクセス量が達したことを検出することによりアクセス量が増減したことをアクセス監視部により認識するとクラスタ構成の変更を指示し、複数ノードへの新たなノードの追加、又は複数ノードからの既存のノードの削除等を自動的に行わせていた(例えば、特許文献1参照。)。なお、複数ノードの構成変更は、構成管理端末により負荷分散装置のアクセス振り分け先リストに反映されている。
以上のような従来のクラスタシステムによれば、熟練オペレータによる煩雑な手作業を介さずに、ノードへの需要変動に応じて速やかにクラスタ構成を自動的に変更することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−163241号公報(第4−6頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような従来のクラスタシステムでは、アクセス監視部に予め設定された閾値によって各サービスへの需要の変化を自動検出することでクラスタ構成を成す複数ノードの構成変更を行っているため、需要変動があれば自動変更することは可能であるが、管理者による任意の設定変更が自在に行うことができないといった問題があった。
したがって、例えば、任意のノードにおける個別の設定変更を行う必要が生じた場合には、即座に対応することが困難であり、結局は、オペレータによる煩雑な作業によってノードの設定変更を行う必要があるといった問題があった。
【0007】
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、完全にオペレータの手作業によるノードの設定変更を排除しつつ、管理者による適宜自在な設定変更を可能とし、個別の設定変更が生じた場合であっても容易かつ確実な設定処理が行えるクラスタシステム管理装置、クラスタシステム管理方法、クラスタシステム管理プログラム及びクラスタシステムの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載のクラスタシステム管理装置は、クラスタ構成を成す複数のノードの各々に搭載され、該当するノードを管理するエージェントに管理要求を出力するとともに、その管理要求に応じてエージェントにより管理される管理情報を取得するマネージャと、マネージャにより取得された管理情報を表示するとともに、該管理情報の表示に応じて外部から入力された操作に基づいてマネージャを動作させる管理情報提供手段とを備える構成としてある。
【0009】
クラスタシステム管理装置をこのような構成にすれば、マネージャは、各ノードに搭載されたエージェントに管理要求を出力することにより、各ノードの管理情報を取得することができる。また、管理情報提供手段は、マネージャがエージェントから取得した管理情報を表示するので、この表示をもとに外部からの入力操作によってマネージャを動作させることができる。
このため、完全にオペレータの手作業によるノードの設定処理を排除しつつ、管理者による適宜自在な各ノードの設定変更を可能とし、個別の設定変更が生じた場合であっても管理情報提供手段からの入力操作によってマネージャを動作させて容易かつ確実に設定処理を行うことができる。
【0010】
また、本発明の請求項2に記載のクラスタシステム管理装置は、請求項1に記載のクラスタシステム管理装置において、管理情報提供手段は、管理情報を選択可能に表示するとともに、外部から入力された選択操作に応じてマネージャを動作させる構成としてある。
クラスタシステム管理装置をこのような構成にすれば、管理情報提供手段は、管理情報を選択可能に表示するので、外部からの選択操作によってマネージャを動作させることができる。
このため、管理情報提供手段による簡単な選択操作を行うだけで適宜自在な各ノードの設定変更が可能となり、操作性良く設定処理を行うことができる。
【0011】
また、本発明の請求項3に記載のクラスタシステム管理装置は、請求項1又は2に記載のクラスタシステム管理装置において、マネージャが、取得した管理情報から障害を検出した場合に、管理情報提供手段は、障害の検出されたノードを代用する他のノードを指定可能に表示し、マネージャは、管理情報提供手段で指定されたノードに、障害の検出されたノードを代用させる構成としてある。
クラスタシステム管理装置をこのような構成にすれば、複数のノードのいずれかに障害が生じた場合であっても、管理情報提供手段により選択的に障害のあったノードを代用するノードを指定できる。
このため、特に迅速な対応が要求される障害発生時においても、管理情報提供手段によって適宜自在な各ノードの設定処理を操作性良く行うことができ、容易かつスムーズに障害に対応することができる。
【0012】
また、本発明の請求項4に記載のクラスタシステム管理方法は、マネージャが、クラスタ構成を成す複数のノードの各々に搭載され、該当するノードを管理するエージェントに管理要求を出力する管理要求出力ステップと、その管理要求に応じてエージェントにより管理される管理情報を取得する管理情報取得ステップとを含み、管理情報提供手段が、マネージャにより取得された管理情報を表示する表示ステップと、管理情報の表示に応じて外部からの入力された操作に基づいてマネージャを動作させる動作指示ステップとを含む管理方法としてある。
【0013】
クラスタシステム管理方法をこのような管理方法にすれば、マネージャは、各ノードに搭載されたエージェントに管理要求を出力することにより、各ノードの管理情報を取得する。その後、管理情報提供手段は、マネージャがエージェントから取得した管理情報を表示するので、この表示をもとに外部からの入力操作によってマネージャを動作させることができる。
このため、完全にオペレータの手作業によるノードの設定処理を排除しつつ、管理者による適宜自在な各ノードの設定変更を可能とし、個別の設定変更が生じた場合であっても管理情報提供手段からの入力操作によってマネージャを動作させて容易かつ確実に設定処理を行うことができる。
【0014】
また、本発明の請求項5に記載のクラスタシステム管理プログラムは、クラスタ構成を成す複数のノードの各々に搭載され、該当するノードを管理するエージェントに管理要求を出力する管理要求出力ステップと、その管理要求に応じてエージェントにより管理される管理情報を取得する管理情報取得ステップとをマネージャに実行させ、マネージャにより取得された管理情報を表示する表示ステップと、管理情報の表示に応じて外部からの入力された操作に基づいてマネージャを動作させる動作指示ステップとを管理情報提供手段に実行させる管理プログラムとしてある。
【0015】
クラスタシステム管理プログラムをこのような管理プログラムにすれば、マネージャにより、各ノードに搭載されたエージェントに管理要求を出力させ、各ノードの管理情報を取得させ、管理情報提供手段により、マネージャがエージェントから取得した管理情報を表示させる。したがって、この表示をもとに外部からの入力操作によりマネージャを動作させることができる。
このため、例えば、管理プログラムを記憶させた記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませることにより、管理者による適宜自在な各ノードの設定変更を可能とし、個別の設定変更が生じた場合であっても管理情報提供手段からの入力操作によってマネージャを動作させて容易かつ確実な設定処理を提供できる。
【0016】
また、本発明の請求項6に記載のクラスタシステムは、システム管理を行うマネージャを搭載したクラスタシステム管理装置と、クラスタシステム管理装置とネットワークを介して接続され、マネージャの管理対象であるクラスタ構成を成す複数のノードと、各ノードに搭載され、マネージャからの管理要求に基づいて各ノードを管理するとともに、その管理情報をマネージャに通知するエージェントとを有するクラスタシステムにおいて、クラスタシステム管理装置は、マネージャにより取得された管理情報を表示するとともに、該管理情報の表示に応じて外部から入力された操作に基づいてマネージャを動作させる管理情報提供手段を備える構成としてある。
【0017】
クラスタシステムをこのような構成にすれば、クラスタシステム管理装置は、管理情報提供手段によりマネージャが取得した管理情報を表示するとともに、この管理情報の表示に応じて外部から入力された操作に基づいてマネージャを動作させる。複数のノードに搭載されたエージェントは、マネージャの動作に応じて該当するノードの設定変更などの処理を実行する。
このため、完全にオペレータの手作業によるノードの設定処理を排除しつつ、管理者による適宜自在な各ノードの設定変更を可能とし、個別の設定変更が生じた場合であっても管理情報提供手段からの入力操作によってマネージャを動作させて容易かつ確実にエージェントによる各ノードの設定処理を行うことができる。
【0018】
また、本発明の請求項7に記載のクラスタシステムは、請求項6に記載のクラスタシステムにおいて、複数のノードに、エージェントを搭載した新たなノードが追加された場合に、新たなノードに搭載されたエージェントは、マネージャに管理情報を通知する構成としてある。
クラスタシステムをこのような構成にすれば、複数のノードに、エージェントを搭載した新たなノードが追加された場合にも、この新たなノードに搭載されたエージェントがマネージャに管理情報を通知するため、マネージャは自動的に新たなノードを管理対象として把握することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係るクラスタシステムついて図1を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るクラスタシステムの全体構成図である。
図1に示すように、クラスタシステムは、複数のノード10(10a,10b,10c,10d)、クラスタシステム管理装置20、これらを相互に接続するネットワーク30を有している。
【0020】
各ノード10は、実行サーバ(NX7000)からなり、相互にネットワーク30を介して接続されたクラスタを構成している。図1に示すように、この実行サーバを動作させるオペレーティングシステム(HP−UX11.00以降)、ノードをクラスタ構成にするためのミドルウェア(MC/ServiceGuard)、種々のハードウェアリソースの死活監視を行うモニタ(HA/Monitor,HW/Monitor)、オペレーティングシステムにより実行されているプロセスの死活監視を行うミドルウェア(HA/ProccessSrever)、モニタから得られる詳細情報に応じて各ノードを高可用システムに組み込むために、より柔軟な設定を行うミドルウェア(HA/Resource Srever)を搭載している。
【0021】
また、各ノード10は、外部から予めインストールされたエージェント100によって管理されている。図3に示すように、このエージェント100は、後述するマネージャ200からの管理要求に応じて該当するノード10の構成の管理、又は設定変更を行うとともに、この管理状態及び設定変更後の管理状態(管理情報)をマネージャ200に通知する。
【0022】
クラスタシステム管理装置20には、マネージャ200が設定されており、ネットワーク30を介して各ノード10と接続されている。また、クラスタシステム管理装置20は、管理画面(管理情報提供手段)21を有している。
マネージャ200は、クラスタ構成を成す複数のノード10の各々に搭載され、ノード10を管理するエージェント100に管理要求を出力する。また、この管理要求に応じてエージェント100から通知される管理情報を取得する。
管理画面21は、図2に示すように、マネージャ200により取得された管理情報を選択可能に表示するとともに、管理情報の表示に応じて管理者により外部から入力された選択操作に基づいてマネージャ200を動作させる。
したがって、管理者は、管理画面21に選択可能に表示された、例えば、アイコンを、マウスによりクリックすることなどにより所定ノード10の状態の確認、又は、設定変更を自在に行うことができる。
【0023】
また、例えば、複数のノード10のいずれかのノード10aに障害が生じた場合には、その障害の発生をノード10aに搭載されているエージェント100aが検知し、障害情報を自動的にネットワーク30を介してクラスタシステム管理装置20のマネージャ200に通知する。マネージャ200により障害情報が読み取られると、管理画面21はマネージャ200の指示に基づいて画面上に障害の検出されたノード10aを代用する他のノード10b,10c,10dを選択可能に表示する。
管理者により管理画面21に外部からの入力により代用するノード10bが指定されると、マネージャ200はその代用ノード10bを管理するエージェント100にノード10aで実行されていた処理を代用させる指示を出力する。
したがって、管理者は管理画面21により選択可能に表示された、例えば、アイコンをマウスによりクリックすることなどにより、容易かつスムーズに障害のあったノードを代用するノードを指定することができる。
【0024】
ここで、管理画面21における表示内容について図2を用いて説明する。
なお、この管理画面21により得られる情報は、クラスタ設定の状態、各ノード10におけるディスクの状態、CPUの状態、メモリの状態、監視プロセスの状態など、高可用基盤ミドルウェア製品(MC/Service Guard、HA/Monitor、HW/Monitor、HA/Process Saver、HA/Resource Saver)で提供される設定項目及び機能である。
【0025】
図2は、本発明の実施形態に係るクラスタシステムにおける複数ノードから任意のノードを選択的に表示した管理画面である。
図2において、管理画面左側は、クラスタシステムの構成をツリー構造で表示し、管理画面右側は、管理画面左側で選択されたツリーの詳細情報を表示している。すなわち、管理者が、マウスを用いて左側にある検索したい情報のツリーをクリックすると、その詳細情報が画面右側に表示される仕組みになっている。
また、より詳細な情報を表示させたい場合には、ツリー構造のより下位のツリーをクリックすればその情報を画面右側に表示させることができる。
【0026】
次に、本実施形態のクラスタシステムの動作について、図3及び4を参照して説明する。
図3は、本発明の実施形態に係るクラスタシステムにおけるマネージャとエージェントの関係の模式図であり、図4は、本発明の実施形態に係るクラスタシステムにおける各構成の動作を示したラダー図である。
以下は、図3に示す如く、ノード10cに対して新たなディスク11を追加する設定変更について説明する。
【0027】
はじめに、管理者は、クラスタシステム管理装置20の管理画面21上で、マウスを用いて取得したい情報を選択する(図4▲1▼)。
情報取得の指示を受けたマネージャ200は、例えば、ノード10a,10cの管理情報を得るためエージェント100a,100cに情報の送付指示を出力する(管理要求出力ステップ(図4▲2▼))。
エージェント100a,100cは、情報送付指示に応じて自己の管理するノード10a,10cの管理情報をマネージャ200へ通知する(図4▲3▼)。
そして、マネージャ200は、管理情報を受け取ると(管理情報取得ステップ)、この管理情報を管理画面21に表示させる表示指示を与える(図4▲4▼)。
以上のようにして、管理画面21は、取得した各ノードの管理情報を管理者の要求応じて、画面上に表示させる(表示ステップ)。
【0028】
管理情報を参照した管理者は、ノード10cに対してディスク11を追加することを決定すると、その構成変更の指示を管理画面21から表示されている画面上でマウスを用いて選択入力する(図4▲5▼)。
マネージャ200は、選択入力された構成変更指示をエージェント100cに出力し、ディスク11をノード10cに追加する指示を与える(動作指示ステップ(図4▲6▼))。
エージェント10cは、設定変更が終了すると、変更後の管理情報(構成変更完了通知情報)をマネージャ200へ通知する。
そして、マネージャ200は、管理情報を受け取ると(管理情報取得ステップ)、この管理情報を管理画面21に表示させる表示指示を与える(図4▲8▼)。
【0029】
以上のように、本実施形態に係るクラスタシステムによれば、マネージャ200は、エージェント100に対して管理要求を出力し、それに応じて管理を行うエージェント100から管理情報を取得し、管理画面21は、マネージャ200により取得された管理情報を表示するとともに、入力された操作に基づいてマネージャ200を動作させることができる。
このため、個別の設定変更が生じた場合であっても、完全にオペレータの手作業によるノード10の設定変更を排除し、管理者により適宜自在に管理画面21により設定変更を行うことができる。
【0030】
以上、本発明のクラスタシステムについて、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係るクラスタシステムは、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、図5に示す如く、上記実施形態で述べた複数ノードにより構成されるクラスタを複数個300a〜300d設け、この複数のクラスタ構成をネットワークを介して単一のクラスタシステム管理装置20により一元管理することも可能である。
【0031】
また、上記実施形態に係るクラスタシステム管理装置20は、クラスタシステム管理プログラムで制御されるコンピュータにより実行することもできる。クラスタシステム管理装置20の管理プログラムは、例えば、記録媒体により提供される。記録媒体としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ、その他コンピュータで読み取り可能な任意の手段を使用することができる。
また、記録媒体に記録されたクラスタシステム管理装置20の管理プログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませることができ、また、通信回線を介してコンピュータに読み込ませるようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、完全にオペレータの手作業によるノードの設定変更を排除しつつ、管理者による適宜自在な設定変更を可能とし、個別の設定変更が生じた場合であっても容易かつ確実な設定処理が行えるクラスタシステム管理装置、クラスタシステム管理方法、クラスタシステム管理プログラム及びクラスタシステムの提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るクラスタシステムの全体構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係るクラスタシステムにおける複数ノードから任意のノードを選択的に表示した管理画面である。
【図3】本発明の実施形態に係るクラスタシステムにおけるマネージャとエージェントの関係の模式図である。
【図4】本発明の実施形態に係るクラスタシステムにおける各構成の動作を示したラダー図である。
【図5】本発明の実施形態に係るクラスタ構成を複数備えたクラスタシステムの全体構成図である。
【符号の説明】
10 ノード
11 ディスク
20 クラスタ構成管理装置
21 管理画面(管理情報提供手段)
30 ネットワーク
100 エージェント
200 マネージャ
300 クラスタ
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して接続され、クラスタ構成を成す複数のノードの設定及び変更状態を管理するクラスタシステム管理装置、クラスタシステム管理方法、クラスタシステム管理プログラム及びクラスタシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、24時間365日稼動するシステムにおいては、サービスのダウンタイムを少なくするため、可用性の高いシステムが求められている。
このような高可用システムとして、従来から、複数のコンピュータ(クラスタシステムにおいては、各コンピュータは「ノード」と称される。)をネットワークで接続し、これらのコンピュータが協調して動作することにより処理能力の向上等を図ったクラスタシステムが開発されている。
【0003】
従来の一般的なクラスタシステムでは、予め複数のノードを用意してクライアントからのサービス要求を処理しているが、需要の変化に応じて新たなノードを追加又は削除させる必要があった。
しかし、このようなノードの追加又は削除には、熟練したオペレータによる煩雑な作業が必要であり、判断ミスや作業ミス等の人為的エラーを完全に排除し得ないという不都合がある。
【0004】
そこで、従来は上記不都合を解決すべく、負荷分散装置により各クライアントからのサービス要求を、クラスタ構成を成す複数ノードのいずれかのノードに振り分け、構成管理端末は、所定の閾値にアクセス量が達したことを検出することによりアクセス量が増減したことをアクセス監視部により認識するとクラスタ構成の変更を指示し、複数ノードへの新たなノードの追加、又は複数ノードからの既存のノードの削除等を自動的に行わせていた(例えば、特許文献1参照。)。なお、複数ノードの構成変更は、構成管理端末により負荷分散装置のアクセス振り分け先リストに反映されている。
以上のような従来のクラスタシステムによれば、熟練オペレータによる煩雑な手作業を介さずに、ノードへの需要変動に応じて速やかにクラスタ構成を自動的に変更することができる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−163241号公報(第4−6頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、以上のような従来のクラスタシステムでは、アクセス監視部に予め設定された閾値によって各サービスへの需要の変化を自動検出することでクラスタ構成を成す複数ノードの構成変更を行っているため、需要変動があれば自動変更することは可能であるが、管理者による任意の設定変更が自在に行うことができないといった問題があった。
したがって、例えば、任意のノードにおける個別の設定変更を行う必要が生じた場合には、即座に対応することが困難であり、結局は、オペレータによる煩雑な作業によってノードの設定変更を行う必要があるといった問題があった。
【0007】
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、完全にオペレータの手作業によるノードの設定変更を排除しつつ、管理者による適宜自在な設定変更を可能とし、個別の設定変更が生じた場合であっても容易かつ確実な設定処理が行えるクラスタシステム管理装置、クラスタシステム管理方法、クラスタシステム管理プログラム及びクラスタシステムの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載のクラスタシステム管理装置は、クラスタ構成を成す複数のノードの各々に搭載され、該当するノードを管理するエージェントに管理要求を出力するとともに、その管理要求に応じてエージェントにより管理される管理情報を取得するマネージャと、マネージャにより取得された管理情報を表示するとともに、該管理情報の表示に応じて外部から入力された操作に基づいてマネージャを動作させる管理情報提供手段とを備える構成としてある。
【0009】
クラスタシステム管理装置をこのような構成にすれば、マネージャは、各ノードに搭載されたエージェントに管理要求を出力することにより、各ノードの管理情報を取得することができる。また、管理情報提供手段は、マネージャがエージェントから取得した管理情報を表示するので、この表示をもとに外部からの入力操作によってマネージャを動作させることができる。
このため、完全にオペレータの手作業によるノードの設定処理を排除しつつ、管理者による適宜自在な各ノードの設定変更を可能とし、個別の設定変更が生じた場合であっても管理情報提供手段からの入力操作によってマネージャを動作させて容易かつ確実に設定処理を行うことができる。
【0010】
また、本発明の請求項2に記載のクラスタシステム管理装置は、請求項1に記載のクラスタシステム管理装置において、管理情報提供手段は、管理情報を選択可能に表示するとともに、外部から入力された選択操作に応じてマネージャを動作させる構成としてある。
クラスタシステム管理装置をこのような構成にすれば、管理情報提供手段は、管理情報を選択可能に表示するので、外部からの選択操作によってマネージャを動作させることができる。
このため、管理情報提供手段による簡単な選択操作を行うだけで適宜自在な各ノードの設定変更が可能となり、操作性良く設定処理を行うことができる。
【0011】
また、本発明の請求項3に記載のクラスタシステム管理装置は、請求項1又は2に記載のクラスタシステム管理装置において、マネージャが、取得した管理情報から障害を検出した場合に、管理情報提供手段は、障害の検出されたノードを代用する他のノードを指定可能に表示し、マネージャは、管理情報提供手段で指定されたノードに、障害の検出されたノードを代用させる構成としてある。
クラスタシステム管理装置をこのような構成にすれば、複数のノードのいずれかに障害が生じた場合であっても、管理情報提供手段により選択的に障害のあったノードを代用するノードを指定できる。
このため、特に迅速な対応が要求される障害発生時においても、管理情報提供手段によって適宜自在な各ノードの設定処理を操作性良く行うことができ、容易かつスムーズに障害に対応することができる。
【0012】
また、本発明の請求項4に記載のクラスタシステム管理方法は、マネージャが、クラスタ構成を成す複数のノードの各々に搭載され、該当するノードを管理するエージェントに管理要求を出力する管理要求出力ステップと、その管理要求に応じてエージェントにより管理される管理情報を取得する管理情報取得ステップとを含み、管理情報提供手段が、マネージャにより取得された管理情報を表示する表示ステップと、管理情報の表示に応じて外部からの入力された操作に基づいてマネージャを動作させる動作指示ステップとを含む管理方法としてある。
【0013】
クラスタシステム管理方法をこのような管理方法にすれば、マネージャは、各ノードに搭載されたエージェントに管理要求を出力することにより、各ノードの管理情報を取得する。その後、管理情報提供手段は、マネージャがエージェントから取得した管理情報を表示するので、この表示をもとに外部からの入力操作によってマネージャを動作させることができる。
このため、完全にオペレータの手作業によるノードの設定処理を排除しつつ、管理者による適宜自在な各ノードの設定変更を可能とし、個別の設定変更が生じた場合であっても管理情報提供手段からの入力操作によってマネージャを動作させて容易かつ確実に設定処理を行うことができる。
【0014】
また、本発明の請求項5に記載のクラスタシステム管理プログラムは、クラスタ構成を成す複数のノードの各々に搭載され、該当するノードを管理するエージェントに管理要求を出力する管理要求出力ステップと、その管理要求に応じてエージェントにより管理される管理情報を取得する管理情報取得ステップとをマネージャに実行させ、マネージャにより取得された管理情報を表示する表示ステップと、管理情報の表示に応じて外部からの入力された操作に基づいてマネージャを動作させる動作指示ステップとを管理情報提供手段に実行させる管理プログラムとしてある。
【0015】
クラスタシステム管理プログラムをこのような管理プログラムにすれば、マネージャにより、各ノードに搭載されたエージェントに管理要求を出力させ、各ノードの管理情報を取得させ、管理情報提供手段により、マネージャがエージェントから取得した管理情報を表示させる。したがって、この表示をもとに外部からの入力操作によりマネージャを動作させることができる。
このため、例えば、管理プログラムを記憶させた記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませることにより、管理者による適宜自在な各ノードの設定変更を可能とし、個別の設定変更が生じた場合であっても管理情報提供手段からの入力操作によってマネージャを動作させて容易かつ確実な設定処理を提供できる。
【0016】
また、本発明の請求項6に記載のクラスタシステムは、システム管理を行うマネージャを搭載したクラスタシステム管理装置と、クラスタシステム管理装置とネットワークを介して接続され、マネージャの管理対象であるクラスタ構成を成す複数のノードと、各ノードに搭載され、マネージャからの管理要求に基づいて各ノードを管理するとともに、その管理情報をマネージャに通知するエージェントとを有するクラスタシステムにおいて、クラスタシステム管理装置は、マネージャにより取得された管理情報を表示するとともに、該管理情報の表示に応じて外部から入力された操作に基づいてマネージャを動作させる管理情報提供手段を備える構成としてある。
【0017】
クラスタシステムをこのような構成にすれば、クラスタシステム管理装置は、管理情報提供手段によりマネージャが取得した管理情報を表示するとともに、この管理情報の表示に応じて外部から入力された操作に基づいてマネージャを動作させる。複数のノードに搭載されたエージェントは、マネージャの動作に応じて該当するノードの設定変更などの処理を実行する。
このため、完全にオペレータの手作業によるノードの設定処理を排除しつつ、管理者による適宜自在な各ノードの設定変更を可能とし、個別の設定変更が生じた場合であっても管理情報提供手段からの入力操作によってマネージャを動作させて容易かつ確実にエージェントによる各ノードの設定処理を行うことができる。
【0018】
また、本発明の請求項7に記載のクラスタシステムは、請求項6に記載のクラスタシステムにおいて、複数のノードに、エージェントを搭載した新たなノードが追加された場合に、新たなノードに搭載されたエージェントは、マネージャに管理情報を通知する構成としてある。
クラスタシステムをこのような構成にすれば、複数のノードに、エージェントを搭載した新たなノードが追加された場合にも、この新たなノードに搭載されたエージェントがマネージャに管理情報を通知するため、マネージャは自動的に新たなノードを管理対象として把握することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係るクラスタシステムついて図1を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るクラスタシステムの全体構成図である。
図1に示すように、クラスタシステムは、複数のノード10(10a,10b,10c,10d)、クラスタシステム管理装置20、これらを相互に接続するネットワーク30を有している。
【0020】
各ノード10は、実行サーバ(NX7000)からなり、相互にネットワーク30を介して接続されたクラスタを構成している。図1に示すように、この実行サーバを動作させるオペレーティングシステム(HP−UX11.00以降)、ノードをクラスタ構成にするためのミドルウェア(MC/ServiceGuard)、種々のハードウェアリソースの死活監視を行うモニタ(HA/Monitor,HW/Monitor)、オペレーティングシステムにより実行されているプロセスの死活監視を行うミドルウェア(HA/ProccessSrever)、モニタから得られる詳細情報に応じて各ノードを高可用システムに組み込むために、より柔軟な設定を行うミドルウェア(HA/Resource Srever)を搭載している。
【0021】
また、各ノード10は、外部から予めインストールされたエージェント100によって管理されている。図3に示すように、このエージェント100は、後述するマネージャ200からの管理要求に応じて該当するノード10の構成の管理、又は設定変更を行うとともに、この管理状態及び設定変更後の管理状態(管理情報)をマネージャ200に通知する。
【0022】
クラスタシステム管理装置20には、マネージャ200が設定されており、ネットワーク30を介して各ノード10と接続されている。また、クラスタシステム管理装置20は、管理画面(管理情報提供手段)21を有している。
マネージャ200は、クラスタ構成を成す複数のノード10の各々に搭載され、ノード10を管理するエージェント100に管理要求を出力する。また、この管理要求に応じてエージェント100から通知される管理情報を取得する。
管理画面21は、図2に示すように、マネージャ200により取得された管理情報を選択可能に表示するとともに、管理情報の表示に応じて管理者により外部から入力された選択操作に基づいてマネージャ200を動作させる。
したがって、管理者は、管理画面21に選択可能に表示された、例えば、アイコンを、マウスによりクリックすることなどにより所定ノード10の状態の確認、又は、設定変更を自在に行うことができる。
【0023】
また、例えば、複数のノード10のいずれかのノード10aに障害が生じた場合には、その障害の発生をノード10aに搭載されているエージェント100aが検知し、障害情報を自動的にネットワーク30を介してクラスタシステム管理装置20のマネージャ200に通知する。マネージャ200により障害情報が読み取られると、管理画面21はマネージャ200の指示に基づいて画面上に障害の検出されたノード10aを代用する他のノード10b,10c,10dを選択可能に表示する。
管理者により管理画面21に外部からの入力により代用するノード10bが指定されると、マネージャ200はその代用ノード10bを管理するエージェント100にノード10aで実行されていた処理を代用させる指示を出力する。
したがって、管理者は管理画面21により選択可能に表示された、例えば、アイコンをマウスによりクリックすることなどにより、容易かつスムーズに障害のあったノードを代用するノードを指定することができる。
【0024】
ここで、管理画面21における表示内容について図2を用いて説明する。
なお、この管理画面21により得られる情報は、クラスタ設定の状態、各ノード10におけるディスクの状態、CPUの状態、メモリの状態、監視プロセスの状態など、高可用基盤ミドルウェア製品(MC/Service Guard、HA/Monitor、HW/Monitor、HA/Process Saver、HA/Resource Saver)で提供される設定項目及び機能である。
【0025】
図2は、本発明の実施形態に係るクラスタシステムにおける複数ノードから任意のノードを選択的に表示した管理画面である。
図2において、管理画面左側は、クラスタシステムの構成をツリー構造で表示し、管理画面右側は、管理画面左側で選択されたツリーの詳細情報を表示している。すなわち、管理者が、マウスを用いて左側にある検索したい情報のツリーをクリックすると、その詳細情報が画面右側に表示される仕組みになっている。
また、より詳細な情報を表示させたい場合には、ツリー構造のより下位のツリーをクリックすればその情報を画面右側に表示させることができる。
【0026】
次に、本実施形態のクラスタシステムの動作について、図3及び4を参照して説明する。
図3は、本発明の実施形態に係るクラスタシステムにおけるマネージャとエージェントの関係の模式図であり、図4は、本発明の実施形態に係るクラスタシステムにおける各構成の動作を示したラダー図である。
以下は、図3に示す如く、ノード10cに対して新たなディスク11を追加する設定変更について説明する。
【0027】
はじめに、管理者は、クラスタシステム管理装置20の管理画面21上で、マウスを用いて取得したい情報を選択する(図4▲1▼)。
情報取得の指示を受けたマネージャ200は、例えば、ノード10a,10cの管理情報を得るためエージェント100a,100cに情報の送付指示を出力する(管理要求出力ステップ(図4▲2▼))。
エージェント100a,100cは、情報送付指示に応じて自己の管理するノード10a,10cの管理情報をマネージャ200へ通知する(図4▲3▼)。
そして、マネージャ200は、管理情報を受け取ると(管理情報取得ステップ)、この管理情報を管理画面21に表示させる表示指示を与える(図4▲4▼)。
以上のようにして、管理画面21は、取得した各ノードの管理情報を管理者の要求応じて、画面上に表示させる(表示ステップ)。
【0028】
管理情報を参照した管理者は、ノード10cに対してディスク11を追加することを決定すると、その構成変更の指示を管理画面21から表示されている画面上でマウスを用いて選択入力する(図4▲5▼)。
マネージャ200は、選択入力された構成変更指示をエージェント100cに出力し、ディスク11をノード10cに追加する指示を与える(動作指示ステップ(図4▲6▼))。
エージェント10cは、設定変更が終了すると、変更後の管理情報(構成変更完了通知情報)をマネージャ200へ通知する。
そして、マネージャ200は、管理情報を受け取ると(管理情報取得ステップ)、この管理情報を管理画面21に表示させる表示指示を与える(図4▲8▼)。
【0029】
以上のように、本実施形態に係るクラスタシステムによれば、マネージャ200は、エージェント100に対して管理要求を出力し、それに応じて管理を行うエージェント100から管理情報を取得し、管理画面21は、マネージャ200により取得された管理情報を表示するとともに、入力された操作に基づいてマネージャ200を動作させることができる。
このため、個別の設定変更が生じた場合であっても、完全にオペレータの手作業によるノード10の設定変更を排除し、管理者により適宜自在に管理画面21により設定変更を行うことができる。
【0030】
以上、本発明のクラスタシステムについて、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係るクラスタシステムは、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、図5に示す如く、上記実施形態で述べた複数ノードにより構成されるクラスタを複数個300a〜300d設け、この複数のクラスタ構成をネットワークを介して単一のクラスタシステム管理装置20により一元管理することも可能である。
【0031】
また、上記実施形態に係るクラスタシステム管理装置20は、クラスタシステム管理プログラムで制御されるコンピュータにより実行することもできる。クラスタシステム管理装置20の管理プログラムは、例えば、記録媒体により提供される。記録媒体としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ、その他コンピュータで読み取り可能な任意の手段を使用することができる。
また、記録媒体に記録されたクラスタシステム管理装置20の管理プログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませることができ、また、通信回線を介してコンピュータに読み込ませるようにしても良い。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、完全にオペレータの手作業によるノードの設定変更を排除しつつ、管理者による適宜自在な設定変更を可能とし、個別の設定変更が生じた場合であっても容易かつ確実な設定処理が行えるクラスタシステム管理装置、クラスタシステム管理方法、クラスタシステム管理プログラム及びクラスタシステムの提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るクラスタシステムの全体構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係るクラスタシステムにおける複数ノードから任意のノードを選択的に表示した管理画面である。
【図3】本発明の実施形態に係るクラスタシステムにおけるマネージャとエージェントの関係の模式図である。
【図4】本発明の実施形態に係るクラスタシステムにおける各構成の動作を示したラダー図である。
【図5】本発明の実施形態に係るクラスタ構成を複数備えたクラスタシステムの全体構成図である。
【符号の説明】
10 ノード
11 ディスク
20 クラスタ構成管理装置
21 管理画面(管理情報提供手段)
30 ネットワーク
100 エージェント
200 マネージャ
300 クラスタ
Claims (7)
- クラスタ構成を成す複数のノードの各々に搭載され、該当するノードを管理するエージェントに管理要求を出力するとともに、その管理要求に応じて前記エージェントにより管理される管理情報を取得するマネージャと、
前記マネージャにより取得された管理情報を表示するとともに、該管理情報の表示に応じて外部から入力された操作に基づいて前記マネージャを動作させる管理情報提供手段と
を備えるクラスタシステム管理装置。 - 請求項1に記載のクラスタシステム管理装置において、
前記管理情報提供手段は、前記管理情報を選択可能に表示するとともに、外部から入力された選択操作に応じて前記マネージャを動作させる
ことを特徴とするクラスタシステム管理装置。 - 請求項1又は2に記載のクラスタシステム管理装置において、
前記マネージャが、取得した前記管理情報から障害を検出した場合に、
前記管理情報提供手段は、前記障害の検出されたノードを代用する他のノードを指定可能に表示し、
前記マネージャは、前記管理情報提供手段で指定されたノードに、前記障害の検出されたノードを代用させる
ことを特徴とするクラスタシステム管理装置。 - マネージャが、
クラスタ構成を成す複数のノードの各々に搭載され、該当するノードを管理するエージェントに管理要求を出力する管理要求出力ステップと、
その管理要求に応じて前記エージェントにより管理される管理情報を取得する管理情報取得ステップとを含み、
管理情報提供手段が、
前記マネージャにより取得された管理情報を表示する表示ステップと、
前記管理情報の表示に応じて外部からの入力された操作に基づいて前記マネージャを動作させる動作指示ステップと
を含むクラスタシステム管理方法。 - クラスタ構成を成す複数のノードの各々に搭載され、該当するノードを管理するエージェントに管理要求を出力する管理要求出力ステップと、
その管理要求に応じて前記エージェントにより管理される管理情報を取得する管理情報取得ステップと
をマネージャに実行させ、
前記マネージャにより取得された管理情報を表示する表示ステップと、
前記管理情報の表示に応じて外部からの入力された操作に基づいて前記マネージャを動作させる動作指示ステップと
を管理情報提供手段に実行させるクラスタシステム管理プログラム。 - システム管理を行うマネージャを搭載したクラスタシステム管理装置と、
前記クラスタシステム管理装置とネットワークを介して接続され、前記マネージャの管理対象であるクラスタ構成を成す複数のノードと、
前記各ノードに搭載され、前記マネージャからの管理要求に基づいて各ノードを管理するとともに、その管理情報を前記マネージャに通知するエージェントと
を有するクラスタシステムにおいて、
前記クラスタシステム管理装置は、前記マネージャにより取得された管理情報を表示するとともに、該管理情報の表示に応じて外部から入力された操作に基づいて前記マネージャを動作させる管理情報提供手段を備える
ことを特徴とするクラスタシステム。 - 請求項6に記載のクラスタシステムにおいて、
前記複数のノードに、前記エージェントを搭載した新たなノードが追加された場合に、前記新たなノードに搭載されたエージェントは、前記マネージャに管理情報を通知する
ことを特徴とするクラスタシステム。
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JP2003129521A JP2004334534A (ja) | 2003-05-07 | 2003-05-07 | クラスタシステム管理装置、クラスタシステム管理方法、クラスタシステム管理プログラム、クラスタシステム |
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-
2003
- 2003-05-07 JP JP2003129521A patent/JP2004334534A/ja active Pending
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