JP2004334144A - ブランドの識別方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】被服に施された刺繍または、織ネームにより、正規ブランドを明確に認識することにより、正規ブランドと偽造ブランドとを容易に識別することができるブランドの識別方法を提供すること。
【解決手段】正規ブランドの被服の一部に、磁気インクを染み込ませた糸または、不織布を使用し、刺繍を施す。又、織ネームの裏面に磁気インクの印刷を施す。磁気インクの加工箇所に磁気インクセンサーをあて、磁気インクセンサーを反応させることにより正規ブランドと偽造ブランドとを識別するブランドの識別方法。
【解決手段】正規ブランドの被服の一部に、磁気インクを染み込ませた糸または、不織布を使用し、刺繍を施す。又、織ネームの裏面に磁気インクの印刷を施す。磁気インクの加工箇所に磁気インクセンサーをあて、磁気インクセンサーを反応させることにより正規ブランドと偽造ブランドとを識別するブランドの識別方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣服やバッグ、靴等についている商標、販売店名、製造店名等を表示した刺繍ブランドネーム・マーク又は、織ネームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、刺繍ネーム・マーク又は、織ネームに表示された商標等の偽造を防止するため、刺繍糸の振幅を変化させたり、特別な色の糸を使用したり、書体を変化させたりしていた。また、織ネームに関しては織り組織を変化させたり、刺繍同様、特別な糸を使用したり、書体を変化させたりして偽造防止に取り組んできた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、商標等の識別標識は、刺繍でのブランドネーム、ブランドマーク又は、織ネーム、プリントネーム、ラベルで表示していたのであるが、何れも偽造が容易で、見本さえあれば、見分けのつきにくい物を簡単に作ることができた。そして、偽造された商標等を付した商品が粗悪品であれば、返品も余儀なくされ、販売店や製造店等の信用を著しく害するだけでなく、製造物責任を破る結果となるのである。又、本物か偽物かの区別がつかないために税関において長期間にわたり商品を止められ、販売時期を逃すことによる機会損失が発生していた。そこで、従来は商標等の偽造を防止するため、刺繍糸の振幅を変化させたり、特別な色の糸を使用したり、書体を変化させたりしていた。また、織ネームに関しては織り組織を変化させたり、刺繍同様、特別な糸を使用したり、書体を変化させたりしていたが、何れも、組織や成分を分解すれば製法がわかり、容易に真似され、偽物の発見、本物と偽物との明確な区別が困難であった。
【0004】上記の点から本発明は、外観上似せても特殊な加工を施すことにより、偽物を容易に発見することができる偽造防止刺繍又は、偽造防止織ネームを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため本発明での偽造防止刺繍又は、織ネームは、磁気インクを染み込ませた糸又は、不織布等を使用し、ブランドネーム・文字・図形・記号等の刺繍を施したり、織ネームに磁気インクの印刷を施し、磁気インクセンサーにより、正規ブランドと偽造ブランドとを識別する事を特徴とするものである。
【0006】そのため、予め磁気インクを染み込ませた糸又は、不織布を使用し刺繍を施した箇所に磁気センサーをあてると、磁気センサーが反応し、正規ブランドであることが明確に確認でき、偽造ブランドとの識別を容易に行うことができる。
【0007】また、織ネームの裏に磁気インクで印刷することにより、同様の効果が得られる。
【0008】
【発明の実地の形態】本発明のブランドの識別方法を図面に基ずいて説明する。
【0009】本発明の偽造防止刺繍は図1に示すように表面に出る上糸2と裏面に出る下糸3により基布1に刺繍が縫い付けられている。その刺繍の裏に出る下糸3に磁気インクを染み込ませ使用する。したがって表面に見える上糸2の部分には、従来の刺繍糸を使用するため、見た目は従来の刺繍と何ら変わらない。その刺繍部分に磁気センサー5をあてると磁気センサー5が反応し正規ブランドが確認できる。
【0010】又、タオルやハンカチなど商品の形状上、下糸3が見えてしまう商品には図2に示すように、基布1の裏面に磁気インクを染み込ませた不織布4を貼り刺繍を施す。刺繍2・3と基布1の間に不織布4を縫い込むことにより同様の効果が得られる。
【0011】又、織ネームに加工する場合は、図3に示すように、織ネームaの裏面に磁気インクbを印刷する。そして、その織ネームaに磁気センサー5をあてると磁気センサー5が反応し正規ブランドが確認できる。磁気インクの付着方法としては、特に限定されたものではないが、吸水性及び緩衝性を有する部材に磁気インクbを吸収させスタンプ状に軽く押圧させて付着させることが好ましい。
【0012】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のブランド識別方法は、上記の構成とすることで以下に示す効果を奏するものである。
【0013】正規ブランドの被服の一部に、磁気インクを染み込ませた糸または、不織布を使用し、刺繍を施す。又、織ネームの裏面に磁気インクの印刷を施す。磁気インクの加工箇所に磁気インクセンサーをあて、磁気インクセンサーを反応させて識別を行う方法のため、正規ブランドと偽造ブランドとの識別を容易に、且つ明確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基布に磁気インクを染み込ませた下糸で刺繍を施した拡大断面図である。
【図2】基布裏に磁気インクを染み込ませた不織布を貼り刺繍を施した拡大断面図である。
【図3】織ネームの裏面に磁気インクの印刷を施した正面図である。
【符号の説明】
1・・・基布
2・・・刺繍の表面に出る上糸
3・・・刺繍の裏面に出る下糸
4・・・不織布
5・・・磁気インクセンサー
a・・・織ネーム
b・・・磁気インクによる印刷
【産業上の利用分野】本発明は、衣服やバッグ、靴等についている商標、販売店名、製造店名等を表示した刺繍ブランドネーム・マーク又は、織ネームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、刺繍ネーム・マーク又は、織ネームに表示された商標等の偽造を防止するため、刺繍糸の振幅を変化させたり、特別な色の糸を使用したり、書体を変化させたりしていた。また、織ネームに関しては織り組織を変化させたり、刺繍同様、特別な糸を使用したり、書体を変化させたりして偽造防止に取り組んできた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、商標等の識別標識は、刺繍でのブランドネーム、ブランドマーク又は、織ネーム、プリントネーム、ラベルで表示していたのであるが、何れも偽造が容易で、見本さえあれば、見分けのつきにくい物を簡単に作ることができた。そして、偽造された商標等を付した商品が粗悪品であれば、返品も余儀なくされ、販売店や製造店等の信用を著しく害するだけでなく、製造物責任を破る結果となるのである。又、本物か偽物かの区別がつかないために税関において長期間にわたり商品を止められ、販売時期を逃すことによる機会損失が発生していた。そこで、従来は商標等の偽造を防止するため、刺繍糸の振幅を変化させたり、特別な色の糸を使用したり、書体を変化させたりしていた。また、織ネームに関しては織り組織を変化させたり、刺繍同様、特別な糸を使用したり、書体を変化させたりしていたが、何れも、組織や成分を分解すれば製法がわかり、容易に真似され、偽物の発見、本物と偽物との明確な区別が困難であった。
【0004】上記の点から本発明は、外観上似せても特殊な加工を施すことにより、偽物を容易に発見することができる偽造防止刺繍又は、偽造防止織ネームを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため本発明での偽造防止刺繍又は、織ネームは、磁気インクを染み込ませた糸又は、不織布等を使用し、ブランドネーム・文字・図形・記号等の刺繍を施したり、織ネームに磁気インクの印刷を施し、磁気インクセンサーにより、正規ブランドと偽造ブランドとを識別する事を特徴とするものである。
【0006】そのため、予め磁気インクを染み込ませた糸又は、不織布を使用し刺繍を施した箇所に磁気センサーをあてると、磁気センサーが反応し、正規ブランドであることが明確に確認でき、偽造ブランドとの識別を容易に行うことができる。
【0007】また、織ネームの裏に磁気インクで印刷することにより、同様の効果が得られる。
【0008】
【発明の実地の形態】本発明のブランドの識別方法を図面に基ずいて説明する。
【0009】本発明の偽造防止刺繍は図1に示すように表面に出る上糸2と裏面に出る下糸3により基布1に刺繍が縫い付けられている。その刺繍の裏に出る下糸3に磁気インクを染み込ませ使用する。したがって表面に見える上糸2の部分には、従来の刺繍糸を使用するため、見た目は従来の刺繍と何ら変わらない。その刺繍部分に磁気センサー5をあてると磁気センサー5が反応し正規ブランドが確認できる。
【0010】又、タオルやハンカチなど商品の形状上、下糸3が見えてしまう商品には図2に示すように、基布1の裏面に磁気インクを染み込ませた不織布4を貼り刺繍を施す。刺繍2・3と基布1の間に不織布4を縫い込むことにより同様の効果が得られる。
【0011】又、織ネームに加工する場合は、図3に示すように、織ネームaの裏面に磁気インクbを印刷する。そして、その織ネームaに磁気センサー5をあてると磁気センサー5が反応し正規ブランドが確認できる。磁気インクの付着方法としては、特に限定されたものではないが、吸水性及び緩衝性を有する部材に磁気インクbを吸収させスタンプ状に軽く押圧させて付着させることが好ましい。
【0012】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のブランド識別方法は、上記の構成とすることで以下に示す効果を奏するものである。
【0013】正規ブランドの被服の一部に、磁気インクを染み込ませた糸または、不織布を使用し、刺繍を施す。又、織ネームの裏面に磁気インクの印刷を施す。磁気インクの加工箇所に磁気インクセンサーをあて、磁気インクセンサーを反応させて識別を行う方法のため、正規ブランドと偽造ブランドとの識別を容易に、且つ明確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基布に磁気インクを染み込ませた下糸で刺繍を施した拡大断面図である。
【図2】基布裏に磁気インクを染み込ませた不織布を貼り刺繍を施した拡大断面図である。
【図3】織ネームの裏面に磁気インクの印刷を施した正面図である。
【符号の説明】
1・・・基布
2・・・刺繍の表面に出る上糸
3・・・刺繍の裏面に出る下糸
4・・・不織布
5・・・磁気インクセンサー
a・・・織ネーム
b・・・磁気インクによる印刷
Claims (1)
- 磁気インクを使用し、文字・図形・記号等のブランドネーム・マークで刺繍、又は織ネームを応用し正規ブランドと偽造ブランドとの識別を行うことを特徴としたブランドの識別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003165764A JP2004334144A (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | ブランドの識別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003165764A JP2004334144A (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | ブランドの識別方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004334144A true JP2004334144A (ja) | 2004-11-25 |
Family
ID=33508862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003165764A Pending JP2004334144A (ja) | 2003-05-08 | 2003-05-08 | ブランドの識別方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004334144A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009079328A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Sanyo Co Ltd | Idを内包する、刺繍あるいはプリント |
WO2010105190A1 (en) | 2009-03-13 | 2010-09-16 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Printed matter providing optically readable information |
CN113825535A (zh) * | 2019-04-02 | 2021-12-21 | 贝克顿·迪金森公司 | 用于注射器组件的检测系统 |
-
2003
- 2003-05-08 JP JP2003165764A patent/JP2004334144A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009079328A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Sanyo Co Ltd | Idを内包する、刺繍あるいはプリント |
WO2010105190A1 (en) | 2009-03-13 | 2010-09-16 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Printed matter providing optically readable information |
CN113825535A (zh) * | 2019-04-02 | 2021-12-21 | 贝克顿·迪金森公司 | 用于注射器组件的检测系统 |
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