JP2004333653A - 位相シフトマスクブランク及び位相シフトフォトマスク - Google Patents

位相シフトマスクブランク及び位相シフトフォトマスク Download PDF

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哲史 塚本
Hiroki Yoshikawa
博樹 吉川
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英雄 金子
Sadaomi Inazuki
判臣 稲月
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Abstract

【課題】基板上に、少なくとも位相シフト膜とメタル含有膜を有する位相シフトマスクブランクであって、該位相シフト膜と該メタル含有膜の密着性を向上した位相シフトマスクブランクを提供する。
【解決手段】位相シフトマスクブランクであって、少なくとも、基板上に、金属シリサイド化合物を主成分とする1層以上の位相シフト膜と、1層以上のメタル含有膜を具備し、前記位相シフト膜とメタル含有膜との界面にSiO層を具備し、前記位相シフト膜と前記SiO層の界面に、膜の組成が連続的に変化した層を有するものであることを特徴とする位相シフトマスクブランク。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、位相シフトマスクブランクに関し、特に、位相シフト膜によって露光波長の光の強度を減衰させることができるハーフトーン型位相シフトマスクブランクに関する。さらに、本発明は、このような位相シフトマスクブランクにパターンを形成した位相シフトフォトマスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
LSI、VLSI等の高密度半導体集積回路、CCD(電荷結合素子)、LCD(液晶表示素子)用のカラーフィルター、磁気ヘッドなどの微細加工には、フォトマスクを使ったフォトリソグラフィー技術が用いられている。このフォトリソグラフィーで使われるフォトマスクは、フォトマスクブランクにパターンを形成することで製造される。
【0003】
フォトマスクブランクとしては、通常、石英ガラス等の透光性基板上にクロム等からなる遮光膜を設けたものが使用されている。
【0004】
しかし、近年、フォトリソグラフィー技術において、さらに微細な加工が求められている。さらなる微細化に応える技術として、フォトリソグラフィーで使われるフォトマスクに位相シフトフォトマスクを用いる位相シフトリソグラフィーが注目を集めている。位相シフトリソグラフィーは、フォトリソグラフィー技術において、解像度を上げてさらに微細な加工を可能とする技術のひとつであり、位相シフトマスクを透過する露光光間に位相差を与えることによる透過光相互の干渉を利用して解像度を飛躍的に向上できるようにしたものである。
【0005】
このような位相シフトフォトマスクには、レベンソン型、補助パターン型、自己整合型などのタイプが知られており、近年開発が活発に行われているが、位相シフトフォトマスクのひとつとして、いわゆるハーフトーン型位相シフトフォトマスクと呼ばれるものがあり、現在最も実用化の可能性が高い位相シフトフォトマスクとなっている。
【0006】
このハーフトーン型位相シフトフォトマスクは、透明基板上に形成するマスクパターンを、実質的に露光に寄与する強度の光を透過させる光透過部と、実質的に露光に寄与しない強度の光を透過させる光半透過部とで構成されており、この光半透過部は露光光を実質的に遮断する遮光機能と、光の位相を通常180度シフトさせる位相シフト機能との二つの機能を併せ持つことを特徴とする。
【0007】
そして、光透過部と光半透過部との境界付近を透過した光は、光透過部を透過した光と光半透過部を透過した光とで互いに位相が180度異なることから打ち消し合うように干渉する。このことで光透過部と光半透過部の境界部の光強度をほぼゼロとし境界部のコントラストすなわち解像度を向上させるのである。
【0008】
このようなハーフトーン型位相シフトフォトマスクに使用される位相シフトマスクブランクとしては、構造が簡単で製造が容易な単層の位相シフト膜を有するものや、透過率、位相差、反射率、屈折率などの光学特性、薬品耐性などの耐久性等を満足させるための複数層の位相シフト膜を有するものがある。単層の位相シフト膜を有するものとしては、例えば、MoSiO、MoSiON等のモリブデンシリコン化合物を主成分として含む位相シフト膜を単層で形成したハーフトーン型位相シフトマスクブランクが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0009】
また、位相シフト膜の上に遮光膜を形成することもできる。位相シフト膜上に形成する遮光膜としては、例えばクロム系の遮光膜が挙げられるが、クロム系の遮光膜は光反射率が大きい。そのため、位相シフトリソグラフィーにおいて、被露光物である半導体基板で反射した光が投影レンズを通って位相シフトフォトマスクで反射し、再び半導体基板に戻るという恐れがある。したがって、これを防止するため、遮光膜の表面(位相シフト膜と反対側)又は裏面(位相シフト膜側)のいずれか片面、又は両面に反射防止膜を通常形成している。
例えば、被露光物である半導体基板で反射した光が位相シフトフォトマスクで再度反射されるのを防止するために、遮光膜の表面に反射防止膜を設けているものを2層構造膜と呼び、遮光膜の裏面にも反射防止膜を設けているものを3層構造膜と呼ぶ。
【0010】
従来、フォトマスクブランクにおいて、遮光膜の裏面の反射防止膜としてクロム炭化物及びクロム窒化物を含有するクロム炭化窒化物膜を、遮光膜としてクロム膜を、遮光膜の表面側の反射防止膜としてクロム酸化物及びクロム窒化物を含有するクロム酸化窒化物膜を順次積層した3層構造膜を有するフォトマスクブランクが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。さらに、反射防止膜としてCrONを用いたもの(例えば、特許文献3、特許文献4参照。)、CrNを用いたもの(例えば、特許文献4、特許文献5参照。)等が提案されている。
一方、遮光膜として窒化クロムを用いた単層膜(例えば、特許文献6参照。)等も提案されている。
【0011】
また、一般的に、位相シフトフォトマスクの製造工程においては、位相シフト膜上に電気伝導性を有する膜を形成し、電子線露光時のチャージアップを防ぐ方法が用いられている。尚、前記遮光膜及び/又は反射防止膜を、電気伝導性を有する材質のものとすることもある。
【0012】
このように、位相シフトマスクブランク及び位相シフトフォトマスクにおいては、基板上に、通常、位相シフト膜の他、例えば遮光膜、反射防止膜、電気伝導性を有する膜といった1層以上のメタル含有膜を具備している。このような位相シフトマスクブランクの一例を図3に示す。この位相シフトマスクブランク30は、基板31の上に、位相シフト膜32が設けられ、さらに位相シフト膜32に直接積層されたメタル含有膜35が設けられている。
しかし、このような従来の位相シフトマスクブランクに微細パターンを形成すると、位相シフト膜とメタル含有膜との界面の密着性が悪いため、位相シフト膜からメタル含有膜がはがれパーティクルの原因となるという問題が多発していた。
【0013】
【特許文献1】
特開平7−140635号公報
【特許文献2】
特公昭62−37385号公報
【特許文献3】
特公昭61−46821号公報
【特許文献4】
特公昭62−27387号公報
【特許文献5】
特公昭62−27386号公報
【特許文献6】
特公平4−1339号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、基板上に、少なくとも位相シフターとして機能する位相シフト膜と、遮光膜、反射防止膜等として機能するメタル含有膜を有する位相シフトマスクブランクであって、前記位相シフト膜と前記メタル含有膜の密着性を向上した位相シフトマスクブランクを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、位相シフトマスクブランクであって、少なくとも、基板上に、金属シリサイド化合物を主成分とする1層以上の位相シフト膜と、1層以上のメタル含有膜を具備し、前記位相シフト膜とメタル含有膜との界面にSiO層を具備し、前記位相シフト膜と前記SiO層の界面に、膜の組成が連続的に変化した層を有するものであることを特徴とする位相シフトマスクブランクを提供する(請求項1)。
【0016】
このように、位相シフト膜とメタル含有膜との界面にSiO層を具備することで、位相シフト膜とメタル含有膜を直接密着させた場合と比較して、膜同士の密着性が向上し、その界面で位相シフト膜からメタル含有膜が剥離する可能性を減じることができる。さらに、前記位相シフト膜と前記SiO層の界面に、膜の組成が連続的に変化した層(以下、連続変化層と言う場合がある。)を有するものであることで、位相シフト膜とSiO層の密着性も向上するため、位相シフト膜からSiO層が剥離する可能性も減じられる。そして、このようなSiO層、連続変化層を介して積層されることで、位相シフト膜とメタル含有膜の密着性がさらに向上する。したがって、位相シフトマスクブランクにより微細なパターンを形成しても、位相シフト膜からメタル含有膜が剥離する可能性がさらに低くなり、剥離した場合に生じるパーティクルの発生やピンホール等の欠陥の発生を防ぐことができる。
【0017】
この場合、前記位相シフト膜中の金属シリサイド化合物が、金属シリサイド、金属シリサイド酸化物、金属シリサイド窒化物、金属シリサイド酸化窒化物、金属シリサイド酸化炭化物、金属シリサイド酸化窒化炭化物から選択される1以上の金属シリサイド化合物を主成分とするものであるものとすることができる(請求項2)。また、前記位相シフト膜中の金属シリサイド化合物の金属が、モリブデン、チタン、タンタル、タングステン、クロム、ジルコニウム、ゲルマニウムから選択される1以上の金属であるものとすることができる(請求項3)。
【0018】
このような位相シフト膜中の金属シリサイド化合物を用い、さらにはこのような位相シフト膜中の金属シリサイド化合物の金属を用いることで、所望の光学特性及び耐久性を有する位相シフト膜とすることができる。
【0019】
さらに、前記SiO層の厚さが、1nm−20nmの範囲であるのが好ましい(請求項4)
【0020】
このように、SiO層の厚さが、1nm−20nmの範囲であれば、位相シフト膜とメタル含有膜を直接密着させる場合と比較して、SiO層の存在により、位相シフト膜とメタル含有膜の界面の密着性を十分に向上させることができる。
【0021】
この場合、前記位相シフト膜は、透過する露光光の位相を180±5度変換するもので、かつ3〜40%の透過率を有するものであるのが好ましい(請求項5)。
【0022】
このように、位相シフト膜は、透過する露光光の位相を180±5度変換するもので、かつ3〜40%の透過率を有するものであれば、この位相シフトマスクブランクにパターンを形成した位相シフトフォトマスクは、位相シフトリソグラフィーにおいて、特に効果的に、光透過部と光半透過部の境界部のコントラストすなわち解像度を向上させることができるハーフトーン型位相シフトフォトマスクとなる。
【0023】
この場合、前記メタル含有膜が、クロムシリサイド膜、クロム膜、クロム酸化膜、クロム炭化膜、クロム窒化膜、クロム酸化窒化膜、クロム酸化窒化炭化膜から選択されるいずれか1以上のメタル含有膜であるものとすることができる(請求項6)。
【0024】
このように、前記メタル含有膜が、クロムシリサイド膜、クロム膜、クロム酸化膜、クロム炭化膜、クロム窒化膜、クロム酸化窒化膜、クロム酸化窒化炭化膜から選択されるいずれか1以上のメタル含有膜であれば、目的に応じて、例えば、遮光膜、反射防止膜、電気伝導性を有する膜といった所望の膜とすることができる。
【0025】
さらに、本発明の位相シフトマスクブランクにパターン形成がされたものであることを特徴とする位相シフトフォトマスクが提供される(請求項7)。
【0026】
本発明の位相シフトマスクブランクにパターンが形成された位相シフトフォトマスクであれば、微細パターンを形成しても位相シフト膜からメタル含有膜が剥離する可能性が低いので、位相シフトリソグラフィーにおいて、微細なパターンを半導体基板に良好に転写することのできる位相シフトフォトマスクとして用いることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明者らは、鋭意研究及び検討を重ねた結果、位相シフト膜とメタル含有膜を直接密着させるのではなく、位相シフト膜とメタル含有膜の界面に、SiO層を設け、さらに、前記位相シフト膜と前記SiO層の界面に、膜の組成が連続的に変化した層(連続変化層)を設けることにより、位相シフト膜とSiO層の密着性、さらには位相シフト膜とメタル含有膜の密着性を向上することができることに想到し、本発明を完成させたものである。
【0028】
すなわち、本発明の位相シフトマスクブランクは、少なくとも、基板上に、金属シリサイド化合物を主成分とする1層以上の位相シフト膜と、1層以上のメタル含有膜を具備し、前記位相シフト膜とメタル含有膜との界面にSiO層を具備し、前記位相シフト膜と前記SiO層の界面に、膜の組成が連続的に変化した層を有するものである。
尚、メタル含有膜は、位相シフト膜の上にあっても良いし、基板と位相シフト膜の間にあっても良い。
【0029】
このような本発明の位相シフトマスクブランクの一例を図1に示す。この位相シフトマスクブランク10は、基板11上に、モリブデンシリサイド酸化窒化物を主成分とする位相シフト膜12と、メタル含有膜15を具備し、位相シフト膜12とメタル含有膜15の界面にSiO層14を具備し、さらに、位相シフト膜12とSiO層14の界面に連続変化層13を有する(図1(a))。連続変化層13は、Mo、Si、窒素、酸素の含有量が連続的に変化したもの、すなわち位相シフト膜12とSiO層14の組成が、連続的に変化したものとなっている(図1(b))。
【0030】
このように、位相シフト膜12とメタル含有膜15との界面にSiO層14を具備することで、位相シフト膜とメタル含有膜を直接密着させた場合と比較して、膜同士の密着性が向上し、その界面で位相シフト膜からメタル含有膜が剥離するのを抑制することができる。さらに、位相シフト膜12とSiO層14の界面に、連続変化層13を有するものであることで、位相シフト膜12とSiO層14の密着性も向上するため、位相シフト膜からSiO層が剥離する可能性も減じられる。そして、このようなSiO層、連続変化層を介して、位相シフト膜とメタル含有膜が積層されていることで密着性がさらに向上する。したがって、この位相シフトマスクブランクに微細なパターンを形成しても、位相シフト膜からメタル含有膜が剥離する可能性がさらに低くなり、剥離した場合に生じるパーティクルの発生やピンホール等の欠陥の発生を防ぐことができる。
【0031】
また、本発明の位相シフトマスクブランクにおいて、位相シフト膜は、金属シリサイド化合物を主成分として含むものであるが、金属シリサイド化合物としては、例えば、金属シリサイド、金属シリサイド酸化物、金属シリサイド窒化物、金属シリサイド酸化窒化物、金属シリサイド酸化炭化物、金属シリサイド酸化窒化炭化物などを主成分とするものを挙げることができ、これらを単一又は複数で含むことができる。
【0032】
さらに、位相シフト膜中の金属シリサイド化合物の金属としては、例えば、モリブデン、チタン、タンタル、タングステン、クロム、ジルコニウム、ゲルマニウムなどを挙げることができ、これらが単一又は複数で含まれて良い。
【0033】
特に、位相シフト膜中の金属シリサイド化合物は、モリブデンシリサイド酸化炭化物(MoSiOC)、モリブデンシリサイド酸化窒化炭化物(MoSiONC)、モリブデンシリサイド酸化窒化物(MoSiON)、モリブデンシリサイド窒化物(MoSiN)のいずれかであることが好ましい。これらのモリブデンシリサイド化合物を主成分とする位相シフト膜をスパッタ成膜するためのモリブデンシリサイドターゲットは、緻密で高純度のものを得易いので、高品質の位相シフト膜を形成することができるからである。
【0034】
また、位相シフト膜とメタル含有膜の界面に設けるSiO層は、厚さを、1nm−20nmの範囲とすることが好ましく、この範囲であれば、位相シフト膜とメタル含有膜を直接密着させる場合と比較して、位相シフト膜とメタル含有膜の界面の密着性を十分に向上させることができる。
【0035】
位相シフトマスクブランクにおける基板としては、位相シフトリソグラフィーにおいて、露光波長に対して透明な基板であれば特に制限されるものではなく、例えば、石英基板、蛍石、低熱膨張ガラスなどが挙げられる。特に、石英基板又は二酸化珪素を主成分とする基板が好ましく用いられる。
【0036】
また、位相シフト膜は、透過する露光光の位相を180±5度変換するもので、かつ数%〜数十%(好ましくは、3〜40%)の透過率を有するものであるのが好ましい。このような光学特性を有する位相シフトマスクブランクにパターンを形成した位相シフトフォトマスクは、位相シフトリソグラフィーにおいて、特に効果的に、光透過部と光半透過部の境界部のコントラストすなわち解像度を向上させることができるハーフトーン型位相シフトフォトマスクとなる。
【0037】
また、本発明の位相シフトマスクブランクにおいて、メタル含有膜は、例えば、クロムシリサイド膜、クロム膜、クロム酸化膜、クロム炭化膜、クロム窒化膜、クロム酸化窒化膜、クロム酸化窒化炭化膜などが挙げられ、これらが単層又は複数層で形成される。これらのメタル含有膜は、例えば遮光膜、反射防止膜、電気伝導性を有する膜などとして、その目的に応じて形成される。
【0038】
このような本発明の位相シフトマスクブランクにパターンが形成された位相シフトフォトマスクであれば、微細パターンを形成しても位相シフト膜からメタル含有膜が剥離する可能性が低いので、パーティクルや欠陥の発生がなく位相シフトリソグラフィーにおいて、微細なパターンを良好に転写することができる位相シフトフォトマスクとして用いることができる。
【0039】
以下、本発明の位相シフトマスクブランクを製造する方法について説明する。基板上に位相シフト膜、メタル含有膜、SiO層等を成膜する方法としては、特に制限されないが、反応性スパッタ法が好ましい。
【0040】
スパッタリング方法としては、直流(DC)電源を用いたものでも、高周波(RF)電源を用いたものでもよく、またマグネトロンスパッタリング方式であっても、コンベンショナル方式、あるいはその他の方式であってもよい。
【0041】
スパッタ装置は、特に制限されないが、同時に多数のターゲットを放電させることのできる多元カソード式ターゲットを用い、各カソードの投入パワー比を変えることで、成膜される膜の組成を自由に変えることが可能となり、より好ましい。
尚、成膜装置は通過型でも枚葉型でも構わない。
【0042】
位相シフト膜を成膜する際のスパッタリングターゲットとしては金属とシリコンを主成分とするものを用いる。この場合、ターゲットは、金属シリサイド、金属とシリコンのみからなるもの、あるいはこれらの組み合わせでも良く、膜の組成を面内で一定に保つために、金属に、酸素、窒素、炭素のいずれか、又はこれらを組み合わせて添加したものでも構わない。また、SiO層を成膜する際のスパッタリングターゲットとしては、シリコンを主成分とするものを用いる。さらに、メタル含有膜を成膜する際のスパッタリングターゲットとしては金属を主成分とするものを用いる。
【0043】
また、基板上に、位相シフト膜、メタル含有膜、SiO層等を成膜する際のスパッタリングガスは、アルゴン等の不活性ガスに、酸素ガスや窒素ガス、各種酸化窒素ガス、各種酸化炭素ガス等の炭素を含むガスなどを、成膜される位相シフト膜、メタル含有膜、SiO層が所望の組成を持つように適宜に添加した組成とすることで、所望の位相シフト膜、メタル含有膜、SiO層をそれぞれ成膜することができる。この場合、炭素を含むガスとして、メタン等の各種炭化水素ガス、一酸化炭素や二酸化炭素の酸化炭素ガス等が挙げられるが、二酸化炭素を用いると炭素源及び酸素源として使用できると共に、反応性が低く安定なガスであることから特に好ましい。
【0044】
成膜される位相シフト膜の透過率を上げたい時には、膜中に酸素及び窒素が多く取り込まれるようにスパッタリングガスに添加する酸素や窒素を含むガスの量を増やす方法、スパッタリングターゲットに予め酸素や窒素を多く添加した金属シリサイドを用いる方法、シリコンターゲットの投入パワー比を上げる方法などにより調整することができる。
【0045】
図1に示される位相シフトマスクブランクを図4に示したような多元カソード式ターゲットのスパッタ装置を用いて製造する方法を例に挙げて説明する。
図4に示すスパッタ装置40は、直流電源を用いるもので、スパッタリングターゲットとして、モリブデンシリサイドターゲット41、シリコンターゲット42、クロムターゲット43を用いるものである。一般的に、成膜速度はターゲットに印加される電力に比例するので、各ターゲットに印加する放電電力の組み合わせを調整することで所望の膜組成が得られる。また、スパッタ装置40は、スパッタリングガス導入口45、ガス排出口46、基板44を載せるステージ47を具備する。
【0046】
先ず、スパッタリングガス導入口45から所定のスパッタリングガスを導入しつつ、モリブデンシリサイドターゲット41、シリコンターゲット42を放電してスパッタリングを行い、それぞれのターゲットから飛散する膜成分を合成しながら基板44上に位相シフト膜を所定の厚さまで成膜する。その後、シリコンターゲット42の投入パワーはそのままで、モリブデンシリサイドターゲット41の投入パワーを徐々に下げてゆき、また導入するスパッタリングガスの組成を徐々に変更していくことで、連続変化層を成膜する。その後、変更後の条件で、SiO層を所定厚さまで成膜する。
次に、所定のスパッタリングガスを導入しつつ、クロムターゲット43を放電してスパッタリングを行い、SiO層の上に、クロム含有膜を所定の厚さまで成膜する。
尚、成膜中、それぞれのターゲットからの成分を均一に混合させることができるように、ステージ47を回転自在として、基板44を回転させておくことが望ましい。
【0047】
次に、本発明の位相シフトマスクブランクを用いて位相シフトフォトマスクを製造する方法について、図2を参照して説明する。
先ず、図2(a)に示す位相シフトマスクブランク20は、基板21上に、位相シフト膜22、メタル含有膜25を有し、位相シフト膜22とメタル含有膜25の界面にはSiO層24を有し、さらに位相シフト膜22とSiO層24の界面に連続変化層23を有する。
そして、この位相シフトマスクブランクのメタル含有膜25の上にレジスト膜26を形成する。
次に、図2(b)に示したように、レジスト膜26に光を照射後、現像することでパターンを形成する。
次に、図2(c)に示したように、パターンを形成したレジスト膜26をマスクとしてメタル含有膜25、SiO層24、連続変化層23、位相シフト膜22をエッチングする。
その後、図2(d)に示したように、レジスト膜26を除去してパターンを形成した位相シフトフォトマスク27とする。
尚、この場合、レジスト膜の塗布、パターン形成(露光、現像)、レジスト膜の除去等は、公知の方法によって行うことができる。
【0048】
【実施例】
以下、本発明を実施例および比較例を挙げて具体的に説明する。
(実施例1)
位相シフト膜及びメタル含有膜の成膜法として、DCマグネトロンスパッタリング法を用いた。スパッタ装置として、多元カソード式ターゲットのスパッタ装置を用いた。スパッタリングターゲットは、位相シフト膜用として、モリブデンシリサイドターゲットとシリコンターゲットを用い、メタル含有膜用として、クロムターゲットを用いた。
【0049】
図1に示す位相シフトマスクブランクを製造するために、先ず、モリブデンシリサイドターゲットとシリコンターゲットに1000Wの放電電力を印加して、6インチ×6インチ(150mm×150mm)の石英基板上に、MoSiONを主成分とする位相シフト膜を約50nmの厚さまで成膜した。この時、スパッタリングガスとしてArを10sccm、反応性スパッタリングガスとしてOを2sccm、Nを100sccmで流し、かつガス圧を0.15Paとした。
【0050】
次に、モリブデンシリサイドターゲットのパワーを1000Wから0Wに徐々に下げると同時に、ガス流量を、Ar10sccm、O2sccm、N100sccmから、それぞれAr20sccm、O10sccm、N0sccmへと徐々に変更していくことで、連続変化層を10nmの厚さまで成膜し、この連続変化層の上に最終的にSiO層を成膜した。
このSiO層は、変更後の条件で5nmの厚さまで成膜した。
【0051】
次に、クロムターゲットに1000Wの放電電力を印加して、SiO層の上に、CrON膜(メタル含有膜)を約59nmの厚さまで成膜した。この時、スパッタリングガスとしてArを30sccm、反応性スパッタリングガスとしてOを3sccm、Nを7sccmで流し、かつガス圧を0.3Paとした。
【0052】
その後、得られた位相シフトマスクブランクのメタル含有膜に対しスクラブ洗浄を60分行った。このブランクの欠陥検査を行ったところ、ピンホールは20個であった。
【0053】
(比較例1)
実施例1と同様の、成膜法、スパッタ装置、スパッタリングターゲットを用いた。
図3に示す位相シフトマスクブランクを製造するために、先ず、モリブデンシリサイドターゲットとシリコンターゲットに1000Wの放電電力を印加し、6インチ×6インチ(150mm×150mm)の石英基板上に、MoSiONを主成分とする位相シフト膜を約70nmの厚さまで成膜した。成膜中、スパッタリングガスとしてArを10sccm、反応性スパッタリングガスとしてOを2sccm、Nを100sccmで流し、かつガス圧を0.15Paとした。
【0054】
この膜上に、クロムターゲットに1000Wの放電電力を印加し、CrON膜(メタル含有膜)を約59nm成膜した。成膜中、スパッタリングガスとしてArを30sccm、反応性スパッタリングガスとしてOを3sccm、Nを7sccmで流し、かつガス圧を0.3Paとした。
【0055】
その後、得られた位相シフトマスクブランクのメタル含有膜に対しスクラブ洗浄を60分行った。このブランクの欠陥検査を行ったところピンホールは62個であった。
【0056】
このように、実施例1の位相シフトマスクブランクは、比較例1と比較して、欠陥が非常に発生しにくいものとなっている。したがって、実施例1の位相シフトマスクブランクは、位相シフト膜とメタル含有膜、位相シフト膜とSiO層の密着性がかなり高いものであることが判る。
【0057】
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0058】
例えば、上記実施例では、成膜法としてDCマグネトロンスパッタリング法を用いたが、これに限定されるものではなく、DCスパッタリング、RFスパッタリング等の方法を用いてもよい。
【0059】
さらに、実施例では金属としてモリブデンを使用したが、この代わりにチタン、タンタル、タングステン、クロム、ジルコニウム、ゲルマニウム等を用いてもよく、また反応性ガスとして酸素及び窒素を用いたが、この他に酸化窒素、亜酸化窒素、炭酸ガス等を用いてもよい。
【0060】
また上記では、位相シフト膜およびメタル含有膜がそれぞれ1層有する場合につき例を挙げて説明したが、これらは2層以上形成されても良い。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、位相シフト膜とメタル含有膜の界面にSiO層を設け、さらに位相シフト膜とSiO層の界面に、膜の組成を連続的に変化させた連続変化層を設けることで、位相シフト膜とSiOx層の密着性を向上し、さらには位相シフト膜とメタル含有膜の密着性を向上することができる。したがって、この位相シフトマスクブランクに微細なパターンを形成しても、そのパターン形成中又は形成後に、位相シフト膜からメタル含有膜が剥離する恐れが少ない位相シフトマスクブランクを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位相シフトマスクブランクの一例を示す図である。
(a)概略断面図、
(b)それぞれの膜、層でのMo、Si、酸素、窒素の含有率を示すグラフである。
【図2】位相シフトフォトマスクの製造方法の一例を示すフロー図である。
【図3】従来の位相シフトマスクブランクの一例を示す概略断面図である。
【図4】スパッタ装置の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
10、20、30…位相シフトマスクブランク、
11、21、31、44…基板、 12、22、32…位相シフト膜、
13、23…連続変化層、 14、24…SiO層、
15、25、35…メタル含有膜、
26…レジスト膜、 27…位相シフトフォトマスク、
40…スパッタ装置、 41…モリブデンシリサイドターゲット、
42…シリコンターゲット、 43…クロムターゲット、
45…スパッタリングガス導入口、 46…ガス排出口、
47…ステージ。

Claims (7)

  1. 位相シフトマスクブランクであって、少なくとも、基板上に、金属シリサイド化合物を主成分とする1層以上の位相シフト膜と、1層以上のメタル含有膜を具備し、前記位相シフト膜とメタル含有膜との界面にSiO層を具備し、前記位相シフト膜と前記SiO層の界面に、膜の組成が連続的に変化した層を有するものであることを特徴とする位相シフトマスクブランク。
  2. 前記位相シフト膜中の金属シリサイド化合物が、金属シリサイド、金属シリサイド酸化物、金属シリサイド窒化物、金属シリサイド酸化窒化物、金属シリサイド酸化炭化物、金属シリサイド酸化窒化炭化物から選択される1以上の金属シリサイド化合物を主成分とするものであることを特徴とする請求項1に記載の位相シフトマスクブランク。
  3. 前記位相シフト膜中の金属シリサイド化合物の金属が、モリブデン、チタン、タンタル、タングステン、クロム、ジルコニウム、ゲルマニウムから選択される1以上の金属であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の位相シフトマスクブランク。
  4. 前記SiO層の厚さが、1nm−20nmの範囲であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の位相シフトマスクブランク。
  5. 前記位相シフト膜は、透過する露光光の位相を180±5度変換するもので、かつ3〜40%の透過率を有するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の位相シフトマスクブランク。
  6. 前記メタル含有膜が、クロムシリサイド膜、クロム膜、クロム酸化膜、クロム炭化膜、クロム窒化膜、クロム酸化窒化膜、クロム酸化窒化炭化膜から選択されるいずれか1以上のメタル含有膜であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の位相シフトマスクブランク。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の位相シフトマスクブランクにパターン形成がされたものであることを特徴とする位相シフトフォトマスク。
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