JP2004326304A - 端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワーク上で接続された機器の場合、認証の手続きは、起動毎に行われていたが、家庭用機器のように厳格なセキュリティー性を必要とせず、起動回数が頻繁になるような場合は、起動に時間がかかり、利便性に欠けていた。
【解決手段】一度認証が行われた後は、一定期間認証手続きを省略することで、起動時間を短縮し、利便性を高める。一定期間が経過後は、再度認証を行うことでセキュリティーの担保を図る。もし、認証に失敗した場合は、出力画面に制限画面を重畳させて、ある程度視聴を制限する。
【選択図】 図1
【解決手段】一度認証が行われた後は、一定期間認証手続きを省略することで、起動時間を短縮し、利便性を高める。一定期間が経過後は、再度認証を行うことでセキュリティーの担保を図る。もし、認証に失敗した場合は、出力画面に制限画面を重畳させて、ある程度視聴を制限する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はBS、地上波等の放送を受信するTV、STB(セット・トップ・ボックス)などの端末装置(国際特許分類 H04B 1/16,1/18)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から機器同士を通信手段で結合し、互いの情報をやり取りすることで、パフォーマンスを向上させる技術が知られている。接続される機器の数が増えれば、ネットワークを形成し、機器単体を集めただけの状態とは比較にならないほどの効果を発揮する。
【0003】
一方で、機器と機器との接続においては、情報の交換が容易かつ高速で行われるため、利用者やシステム提供者が意図しない情報の交換が行われる可能性がある。従って、接続された機器同士での認証手続きが提案されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、予め形成されたネットワークに新たに機器が接続される場合に、通信手段の約束されたプロトコルの中で定義された、いくつかの識別情報(以下「ID情報」と記す。)を利用して接続された機器の適格性を確認する手段が開示されている(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−84283号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来行われている認証手続きは、接続された時ばかりでなく、電源投入時や、システムのバスリセットといったタイミングでも行われる。これは、認証手続きが、いわばセキュリティの向上を目指すために、必要なことである。なぜなら、電源投入時やバスリセットのタイミングで認証が行われないとすると、そのような状態を故意に作り出すことで容易に未認証での接続が可能になるからである。
【0007】
ところで、この認証手続きはお互いのID情報や鍵のやり取りといった作業を伴うため、時間がかかる。認証手続きのためにかかる時間は、実質的にほとんど電源を切ることのないような大きなシステムでは、あまり問題にはならない。しかし、電源の投入遮断が頻繁に行われる家庭用もしくは個人用電気製品の使用者にとっては、利便性の低下として、見過ごすことのできない問題となる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の問題を解決するためのものである。本発明は、高い秘守・秘匿性を必要としない場合においては、認証手続きの厳密性を低くし利便性を高めた方が、使用者にとっては有用であるという考えに立脚している。すなわち、本発明では、一度認証手続きが完了した後は、一定の間認証手続きを省略して、接続状態を維持する端末装置を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1に本発明の端末装置の構成を示す。本実施の形態では、端末装置として受信装置を想定している。受信装置100は、フロントエンド部110、デコーダー120、制限画像生成部130、映像出力部140、メモリ部150、制御部160、入力部170、I/F部180を含む。
【0010】
また受信装置100は、表示装置200に接続することができる。表示装置200は、I/F部210、表示画面220、入力端子部230を含む。
【0011】
受信装置100は、受信した信号を統合映像信号TAVsとして出力する。表示装置200は、映像通信手段310を介して、受信装置100からの統合映像信号TAVsを受け、表示画面220上に表示する。
【0012】
受信装置100と表示装置200は、統合映像信号TAVsを伝送する映像通信手段310以外に、データ通信手段320を有する。データ通信手段320は、接続された機器同士の制御信号や各種データを伝送する。受信装置100と表示装置200の間の認証手続きは、このデータ通信手段320を用いて行われる。この各種データには映像信号や音声信号が含まれていてもよい。
【0013】
次に受信装置100について説明を行う。受信装置100には、図示しない受信手段からの受信波RFが入力される。受信手段は、無線もしくは有線を含み特に限定するものではない。フロントエンド部110は受信波RFを受信し復調する。フロントエンド部110は復調信号STを出力する。
【0014】
デコーダー120には復調信号STが入力される。デコーダー120は復調信号STを映像信号AVsへ変換し出力する。なお、映像信号AVsには音声も含まれるとする。また、映像信号AVsはデジタル信号であってもよいしアナログ信号であってもよい。
【0015】
制限画像生成部130は、視聴を制限するための制限映像信号LVを生成する。制限画像とは、受信装置100が表示装置200から認証を得られなかったときに、映像信号AVsによる画像に重畳させ、視聴を妨げるための画像である。
【0016】
映像出力部140は、映像信号AVsと制限映像信号LVを、加え合わせ、若しくは映像信号AVsだけを選択して統合映像信号TAVsとして出力する。いずれの動作を行うかは、制御部160からの指示Csによる。なお、制限映像信号LVは予め受信装置100に組み込まれている。しかし、受信信号からのダウンロード、データ通信手段による転送、脱着可能な記録媒体を介したアップロードによって更新してもよい。
【0017】
入力部170は、使用者からの指示を電気信号に変換して制御部160へ伝える。入力部170は、リモコンの受信部、受信装置100の前面パネルのスイッチなどを含む。
【0018】
メモリ部150は、制御部160からのデータなどを記憶する。メモリ部150は、有効期間テーブル152、機器リスト154、認証記録テーブル156をさらに含む。
【0019】
有効期間テーブル152は、一度認証手続きに成功した後、認証手続きを省略する期間を管理するデータが記録される。
【0020】
機器リスト154には、受信装置100が接続を許可する相手機器の識別番号が記録されている。この識別番号は1つの機器に対して1つである必要は無く、複数あってもよい。例えば、メーカー、製品分類、製造番号などである。なお、この機器リストは受信装置100が予め保有しているものであるが、受信信号からのダウンロード、データ通信手段による転送、脱着可能な記録媒体を介したアップロードによって更新してもよい。
【0021】
認証記録テーブル156は、過去に認証が行われたか否かを記録しておくテーブルである。
【0022】
I/F部180は、外部との通信を行う。I/F部180は双方向での通信が可能であり、また受信装置100に関するID情報を有している。ID情報は1種類である必要はなく、複数種類の識別番号を持つことができる。また、I/F部180は、複数の接続端子を有してもよい。
【0023】
制御部160は、I/F部180から接続された機器のID情報を受け取り、認証手続きを行う。制御部160は、この認証手続きの結果に基づいて、映像出力部140を制御し、制限画像を重畳した又はしない統合映像信号TAVsを出力させる。
【0024】
また、制御部160は、入力部170からの使用者の指示に基づいて、フロントエンド部110を制御し選局を行う。制御部160は、I/F部180からの表示装置200の指示に基づいても選局を行うことができる。このようなケースとしては、使用者が表示装置200に対して選局指示を行い、表示装置200がその指示を受信装置100に伝え、その指示に基づいて選局を行う場合などが該当する。
【0025】
また制御部160は、メモリ部150にアクセスし、各種データを読み取ったり更新したりする。
【0026】
また、制御部160は、入力部170からの使用者の指示に基づき、受信予約を受け付け実行することができる。
【0027】
以上のように構成される受信装置100の動作について、図1および図2を使って説明する。以後、例えば「Step210」は「S210」等と略す。
【0028】
受信装置100が起動されると認証記録テーブル156にアクセスし、認証が過去に行われたか否かを確認する(S210、S212)。
【0029】
もし、認証が終了していなければ(S212のNの分岐)、認証手続きを行う。例えば初めて表示装置200に接続した場合などがこれにあたる。なお、ここでいう起動(S210)とは、実際に電源をONにした場合ばかりでなく、リセットスイッチなどによって受信装置100にリセットがかかった後に再起動する場合、データ通信手段320によって外部機器から制御を受けた場合、タイマによって自ら電源をONにする場合も含む。
【0030】
認証手続きを行う前にI/F部180が接続状態になっているか否かを確認する(S218)。接続状態になっている場合(S218のYの分岐)は、認証手続き(S220)へ移る。
【0031】
接続状態になっていない場合(S218のNの分岐)は、そのまま制限動作(S222以降)へ移る。
【0032】
認証手続きはI/F部180を通じて、接続されている機器にID情報を問い合わせ、また場合によってはこちらの識別番号を通知することも含む。ここでは、表示装置200のID情報IDaを得るものとする。表示装置200のID情報IDaは、制御部160へ通知される。
【0033】
具体的な例としては、データ通信手段315としてIEEE1394インターフェイスを使うことが可能である。そして、機器固有の識別番号としてVender_ID若しくはProduct_IDといった情報を利用することができる。
【0034】
若しくは、同じくIEEE1394インターフェイスで決められている、configuration ROMのテーブルのbus informationblock中の040c〜0413に規定されるEUI64を利用してもよい。
【0035】
すなわち、EUI64内のchip_ID_hiの部分に機種を示す機種コードを配置して、同じくEUI64内に配置されているnode_vender_IDと共に取得して、メーカーと機種を認証する。
【0036】
制御部160は、機器リスト154から接続を許可できる機器のID情報を読出し、表示装置200のID情報IDaと比較する(S220)。IDaが機器リスト154に無い場合は、表示装置200は、接続されるべき機器ではないと判断し(S220のNの分岐)、認証記録を削除し、I/F部180からの制御を禁止する(S222)。このステップにより、表示装置200は、データ通信手段320を介して、受信装置100を制御できなくなる。
【0037】
S222の制御を禁止する具体的な例としては、IEEE1394インターフェイスからのAV/C(Audio/Video Control)チューナーコマンドによる選局制御に対し、応答せずに拒否することでできる。
【0038】
制御部160は、映像出力部140に対して制限映像信号LVを映像信号AVsに重畳する指示Csを送る(S224)。すなわち、統合映像信号TAVsは、画面に制限がかけられた映像信号となり出力される。視聴者は、この統合映像信号TAVsを画面に表示しても、良好な視聴は得られない。
【0039】
すなわち、使用者は表示装置200を介して受信装置100を制御できず、受信装置100を直接制御しても制限画面なしの画像を視聴できない。
【0040】
図3に制限画面の例を示す。(a)は制限画面のない通常の画面である。(b)は制限画面が重畳された場合を示す。(c)は固定メッセージが制限画面として重畳された場合を示す。(b)及び(c)のメッセージは制限画像生成部130が生成する。制限画面としては、これらの例に限定されるものではなく、例えば固定メッセージと動画メッセージの組み合わせでもよい。また、重畳させる部分も限定されるものでないし、重畳させる部分は時間的に変化してもよい。
【0041】
また、接続状態を確認したS218で、接続が確認されなかった場合は、メッセージの内容に、「機器の接続がない」旨のメッセージが含まれることが望ましい。接続状態が確認できている場合は、メッセージの内容に、「正しい機器を接続せよ」といった意味がわかる内容が含まれることが望ましい。ここで「正しい機器」とは、受信機100の機器リスト154に含まれる種類の表示機器を指す。
【0042】
上記のような制限画面付映像信号を出力した後は、受信装置100は待機状態になる(S226のNの分岐)。ここでは、リモコンの決定キーの入力待ちの状態を示している。図3(d)はこのような画面を例示する。待機状態からの脱出は、特に決定キーに限る必要は無く、他のキー入力やアクションであっても構わない。
【0043】
リモコンによる決定キーの入力があった場合(S226のYの分岐)は、接続状態を確認するS218に戻る。
【0044】
S220で接続された機器のID情報が機器リストにあった場合(S220のYの分岐)は、接続された機器は認証される。接続された機器が認証された場合は、有効期間Epを有効期間テーブル152に設定し、認証記録テーブルに認証が行われた旨の記録を行う(S228)。
【0045】
また、制限画面の重畳をやめ、I/F部180からの制御を許可する(S230)。
【0046】
有効期間Epは、今後Epの期間において受信装置100は認証手続きを行わない期間を意味する。従ってこのEpの期間はI/F部180からの制御を禁止せず、また制限画面も重畳しない。
【0047】
S232の「通常動作」とは、受信装置100と表示装置200が接続された状態での正常な操作が可能な状態を意味する。ここでは、表示装置200からデータ通信手段320を介して受信装置100の選局動作を制御することができる。もちろん受信装置100に対して直接選局を指示し、選局された映像信号を表示装置200の表示画面に表示することもできる。
【0048】
さて、図2のS212に戻る。受信装置100が起動された際に、制御部160が、認証記録テーブル156から、過去に認証があったことがわかった場合(S212のYの分岐)は、制御部160は、有効期間内か否かを判断する(S216)。
【0049】
有効期間内であった場合(S216のYの分岐)は、S232へ移行し、通常動作のルーチンに入る。すなわち、認証が行われた後、一定期間は受信装置100が起動されても認証手続きは省略される。
【0050】
有効期間内でなければ、再度承認を行うためS218へ制御が移る。
【0051】
図4に認証手続きと有効期間Epの関係を示す。上記のような動作を行う受信装置100は、Aの時点で認証手続きを完了すると、有効期間Epの間は、起動があっても、認証手続きを行わない。従ってその期間は、本来接続を許可されない表示装置が接続されたても、正常な受信動作および制限画面なしの映像出力を行う。しかしながら、この期間は起動毎の認証手続きが省略されるため、視聴者は起動時に待たされる時間が少なくて済むという効果を得ることができる。
【0052】
(実施の形態2)
図5を用いて本実施の形態を説明する。本発明の受信装置100に対して記録装置500が接続されている。本実施の形態では、受信装置100が受信予約された場合の動作について説明する。
【0053】
実施の形態1で説明したように、本発明の受信装置100は、接続される機器との間で認証が完了した場合は、一定期間認証手続きを行わない。そして一定期間経過後、再度認証手続きを行う。しかし、もし一定期間経過後、再度認証手続きを行った際に相手側の機器との間で認証に失敗すると、制限画面が重畳された統括映像信号TAVsが出力される。記録装置500が接続された場合において、特に予約録画が行われ、予約実行の時点が有効期間を過ぎていると、上記のような場合、制限画面が重畳された画像が記録されることになり、使用者は実質的に録画に失敗することになる。
【0054】
図5において、図1と同じ構成については、同じ番号を振り、説明は省略する。記録装置500には、受信装置100や表示装置200と同じように、I/F部510と入力端子部530を有している。そして、受信装置100は、映像通信手段315で統合映像信号TAVsを、データ通信手段325でデータ等の情報を記録装置500に通信する。
【0055】
以上のように構成された受信装置100の予約動作について図5および図6ので説明する。
【0056】
視聴者は受信装置100に対してでも、記録装置500に対してでも予約を行うことができる。ここでは、受信装置100に対して予約操作を行う場合について説明する。
【0057】
使用者が予約を開始し、予約開始日時、予約終了日時、予約チャンネルなどのデータを入力する(S610、S612)。次に制御部160は、入力された予約開始日時と有効期間テーブル152に記録されている有効期間とを比較する(S614)。予約開始日時が有効期間の終了日時よりも先であって場合(S614のYの分岐)は、有効期間Epを予約開始日時の先に再設定する(S616)。そして、予約動作を終了する(S618)。
【0058】
予約開始日時が有効期間の終了日時よりも手前であった場合(S614のNの分岐)は、もともと認証を必要とすることなく、動作する期間であるので、そのまま予約設定を終了する(S618)。
【0059】
次に予約の日時が来た場合について説明を行う。受信装置100の制御部160は、自己が有するタイマによって、予約日時が来たことを知る。この時、上記の動作により、必ず有効期間内の起動になるため、認証は行わず、制限画面を重畳した映像を出力することはない。制御部160は、I/F部180を介して予約を行った機器(ここでは記録装置500)に対して、電源ONと記録開始の通知を行う。
【0060】
この後受信装置100は、予約されたチャンネルを選局するようフロントエンド110に指示を出す。
【0061】
ここでは、受信装置100に対して予約受信を行う場合を示したが、記録装置500に対して予約が行われた場合も同じような手続きが行われる。すなわち、記録装置500に対して予約の日時、チャンネルなどの情報が入力されると、記録装置500はその情報を受信装置100へ、データ通信手段325を介して連絡する。この情報が図6のS612に示す予約条件入力として扱われる。その後の受信装置100の動作は上記と同じでよい。あるいは、記録装置500に対して予約が行われた場合に記録装置500に対して予約の日時を受信装置100へ、データ通信手段325を介して連絡する。この情報が図6のS612に示す予約条件入力として扱われる。その後に記録装置500は自己が有するタイマによって、予約日時が来たことを知る。予約日時に記録装置500は、I/F部180を介して電源ON制御と予約チャンネルの選局制御を受信装置100へ行なう。この時、上記の動作により、必ず有効期間内の起動になるため、認証は行わず、制限画面を重畳した映像を出力することや、I/F部180を介した受信装置100の選局制御が拒否されることはない。
【0062】
以上のように認証手続きを予約開始日時より先にすることで、もし録画する予定の時間に、データ通信手段325を介して認証手続きが行えない状態であっても、受信装置100は、予定通りの映像信号を出力することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように本発明は一度認証を行った後は、一定期間認証を省略する機能を端末装置に備えたので、その間の起動時間を短くできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末装置の構成を示す図
【図2】本発明の端末装置の動作を説明するフローを示す図
【図3】(a)制限画面のない表示状態を示す図
(b)制限画面がある状態での表示状態の例を示す図
(c)制限画面にコメントが出される場合の表示状態の例を示す図
(d)制限画面にコメントが出される場合の表示状態の例を示す図
【図4】有効期間を説明するための図
【図5】実施の形態2における本発明の端末装置の構成を説明するための図
【図6】本発明の端末装置の予約時の動作を説明フローを示す図
【符号の説明】
100 受信装置
110 フロントエンド
120 デコーダー
130 制限画像生成部
140 映像出力部
150 メモリ
160 制御部
170 入力部
180 I/F部
【発明の属する技術分野】
本発明はBS、地上波等の放送を受信するTV、STB(セット・トップ・ボックス)などの端末装置(国際特許分類 H04B 1/16,1/18)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から機器同士を通信手段で結合し、互いの情報をやり取りすることで、パフォーマンスを向上させる技術が知られている。接続される機器の数が増えれば、ネットワークを形成し、機器単体を集めただけの状態とは比較にならないほどの効果を発揮する。
【0003】
一方で、機器と機器との接続においては、情報の交換が容易かつ高速で行われるため、利用者やシステム提供者が意図しない情報の交換が行われる可能性がある。従って、接続された機器同士での認証手続きが提案されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、予め形成されたネットワークに新たに機器が接続される場合に、通信手段の約束されたプロトコルの中で定義された、いくつかの識別情報(以下「ID情報」と記す。)を利用して接続された機器の適格性を確認する手段が開示されている(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−84283号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来行われている認証手続きは、接続された時ばかりでなく、電源投入時や、システムのバスリセットといったタイミングでも行われる。これは、認証手続きが、いわばセキュリティの向上を目指すために、必要なことである。なぜなら、電源投入時やバスリセットのタイミングで認証が行われないとすると、そのような状態を故意に作り出すことで容易に未認証での接続が可能になるからである。
【0007】
ところで、この認証手続きはお互いのID情報や鍵のやり取りといった作業を伴うため、時間がかかる。認証手続きのためにかかる時間は、実質的にほとんど電源を切ることのないような大きなシステムでは、あまり問題にはならない。しかし、電源の投入遮断が頻繁に行われる家庭用もしくは個人用電気製品の使用者にとっては、利便性の低下として、見過ごすことのできない問題となる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の問題を解決するためのものである。本発明は、高い秘守・秘匿性を必要としない場合においては、認証手続きの厳密性を低くし利便性を高めた方が、使用者にとっては有用であるという考えに立脚している。すなわち、本発明では、一度認証手続きが完了した後は、一定の間認証手続きを省略して、接続状態を維持する端末装置を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1に本発明の端末装置の構成を示す。本実施の形態では、端末装置として受信装置を想定している。受信装置100は、フロントエンド部110、デコーダー120、制限画像生成部130、映像出力部140、メモリ部150、制御部160、入力部170、I/F部180を含む。
【0010】
また受信装置100は、表示装置200に接続することができる。表示装置200は、I/F部210、表示画面220、入力端子部230を含む。
【0011】
受信装置100は、受信した信号を統合映像信号TAVsとして出力する。表示装置200は、映像通信手段310を介して、受信装置100からの統合映像信号TAVsを受け、表示画面220上に表示する。
【0012】
受信装置100と表示装置200は、統合映像信号TAVsを伝送する映像通信手段310以外に、データ通信手段320を有する。データ通信手段320は、接続された機器同士の制御信号や各種データを伝送する。受信装置100と表示装置200の間の認証手続きは、このデータ通信手段320を用いて行われる。この各種データには映像信号や音声信号が含まれていてもよい。
【0013】
次に受信装置100について説明を行う。受信装置100には、図示しない受信手段からの受信波RFが入力される。受信手段は、無線もしくは有線を含み特に限定するものではない。フロントエンド部110は受信波RFを受信し復調する。フロントエンド部110は復調信号STを出力する。
【0014】
デコーダー120には復調信号STが入力される。デコーダー120は復調信号STを映像信号AVsへ変換し出力する。なお、映像信号AVsには音声も含まれるとする。また、映像信号AVsはデジタル信号であってもよいしアナログ信号であってもよい。
【0015】
制限画像生成部130は、視聴を制限するための制限映像信号LVを生成する。制限画像とは、受信装置100が表示装置200から認証を得られなかったときに、映像信号AVsによる画像に重畳させ、視聴を妨げるための画像である。
【0016】
映像出力部140は、映像信号AVsと制限映像信号LVを、加え合わせ、若しくは映像信号AVsだけを選択して統合映像信号TAVsとして出力する。いずれの動作を行うかは、制御部160からの指示Csによる。なお、制限映像信号LVは予め受信装置100に組み込まれている。しかし、受信信号からのダウンロード、データ通信手段による転送、脱着可能な記録媒体を介したアップロードによって更新してもよい。
【0017】
入力部170は、使用者からの指示を電気信号に変換して制御部160へ伝える。入力部170は、リモコンの受信部、受信装置100の前面パネルのスイッチなどを含む。
【0018】
メモリ部150は、制御部160からのデータなどを記憶する。メモリ部150は、有効期間テーブル152、機器リスト154、認証記録テーブル156をさらに含む。
【0019】
有効期間テーブル152は、一度認証手続きに成功した後、認証手続きを省略する期間を管理するデータが記録される。
【0020】
機器リスト154には、受信装置100が接続を許可する相手機器の識別番号が記録されている。この識別番号は1つの機器に対して1つである必要は無く、複数あってもよい。例えば、メーカー、製品分類、製造番号などである。なお、この機器リストは受信装置100が予め保有しているものであるが、受信信号からのダウンロード、データ通信手段による転送、脱着可能な記録媒体を介したアップロードによって更新してもよい。
【0021】
認証記録テーブル156は、過去に認証が行われたか否かを記録しておくテーブルである。
【0022】
I/F部180は、外部との通信を行う。I/F部180は双方向での通信が可能であり、また受信装置100に関するID情報を有している。ID情報は1種類である必要はなく、複数種類の識別番号を持つことができる。また、I/F部180は、複数の接続端子を有してもよい。
【0023】
制御部160は、I/F部180から接続された機器のID情報を受け取り、認証手続きを行う。制御部160は、この認証手続きの結果に基づいて、映像出力部140を制御し、制限画像を重畳した又はしない統合映像信号TAVsを出力させる。
【0024】
また、制御部160は、入力部170からの使用者の指示に基づいて、フロントエンド部110を制御し選局を行う。制御部160は、I/F部180からの表示装置200の指示に基づいても選局を行うことができる。このようなケースとしては、使用者が表示装置200に対して選局指示を行い、表示装置200がその指示を受信装置100に伝え、その指示に基づいて選局を行う場合などが該当する。
【0025】
また制御部160は、メモリ部150にアクセスし、各種データを読み取ったり更新したりする。
【0026】
また、制御部160は、入力部170からの使用者の指示に基づき、受信予約を受け付け実行することができる。
【0027】
以上のように構成される受信装置100の動作について、図1および図2を使って説明する。以後、例えば「Step210」は「S210」等と略す。
【0028】
受信装置100が起動されると認証記録テーブル156にアクセスし、認証が過去に行われたか否かを確認する(S210、S212)。
【0029】
もし、認証が終了していなければ(S212のNの分岐)、認証手続きを行う。例えば初めて表示装置200に接続した場合などがこれにあたる。なお、ここでいう起動(S210)とは、実際に電源をONにした場合ばかりでなく、リセットスイッチなどによって受信装置100にリセットがかかった後に再起動する場合、データ通信手段320によって外部機器から制御を受けた場合、タイマによって自ら電源をONにする場合も含む。
【0030】
認証手続きを行う前にI/F部180が接続状態になっているか否かを確認する(S218)。接続状態になっている場合(S218のYの分岐)は、認証手続き(S220)へ移る。
【0031】
接続状態になっていない場合(S218のNの分岐)は、そのまま制限動作(S222以降)へ移る。
【0032】
認証手続きはI/F部180を通じて、接続されている機器にID情報を問い合わせ、また場合によってはこちらの識別番号を通知することも含む。ここでは、表示装置200のID情報IDaを得るものとする。表示装置200のID情報IDaは、制御部160へ通知される。
【0033】
具体的な例としては、データ通信手段315としてIEEE1394インターフェイスを使うことが可能である。そして、機器固有の識別番号としてVender_ID若しくはProduct_IDといった情報を利用することができる。
【0034】
若しくは、同じくIEEE1394インターフェイスで決められている、configuration ROMのテーブルのbus informationblock中の040c〜0413に規定されるEUI64を利用してもよい。
【0035】
すなわち、EUI64内のchip_ID_hiの部分に機種を示す機種コードを配置して、同じくEUI64内に配置されているnode_vender_IDと共に取得して、メーカーと機種を認証する。
【0036】
制御部160は、機器リスト154から接続を許可できる機器のID情報を読出し、表示装置200のID情報IDaと比較する(S220)。IDaが機器リスト154に無い場合は、表示装置200は、接続されるべき機器ではないと判断し(S220のNの分岐)、認証記録を削除し、I/F部180からの制御を禁止する(S222)。このステップにより、表示装置200は、データ通信手段320を介して、受信装置100を制御できなくなる。
【0037】
S222の制御を禁止する具体的な例としては、IEEE1394インターフェイスからのAV/C(Audio/Video Control)チューナーコマンドによる選局制御に対し、応答せずに拒否することでできる。
【0038】
制御部160は、映像出力部140に対して制限映像信号LVを映像信号AVsに重畳する指示Csを送る(S224)。すなわち、統合映像信号TAVsは、画面に制限がかけられた映像信号となり出力される。視聴者は、この統合映像信号TAVsを画面に表示しても、良好な視聴は得られない。
【0039】
すなわち、使用者は表示装置200を介して受信装置100を制御できず、受信装置100を直接制御しても制限画面なしの画像を視聴できない。
【0040】
図3に制限画面の例を示す。(a)は制限画面のない通常の画面である。(b)は制限画面が重畳された場合を示す。(c)は固定メッセージが制限画面として重畳された場合を示す。(b)及び(c)のメッセージは制限画像生成部130が生成する。制限画面としては、これらの例に限定されるものではなく、例えば固定メッセージと動画メッセージの組み合わせでもよい。また、重畳させる部分も限定されるものでないし、重畳させる部分は時間的に変化してもよい。
【0041】
また、接続状態を確認したS218で、接続が確認されなかった場合は、メッセージの内容に、「機器の接続がない」旨のメッセージが含まれることが望ましい。接続状態が確認できている場合は、メッセージの内容に、「正しい機器を接続せよ」といった意味がわかる内容が含まれることが望ましい。ここで「正しい機器」とは、受信機100の機器リスト154に含まれる種類の表示機器を指す。
【0042】
上記のような制限画面付映像信号を出力した後は、受信装置100は待機状態になる(S226のNの分岐)。ここでは、リモコンの決定キーの入力待ちの状態を示している。図3(d)はこのような画面を例示する。待機状態からの脱出は、特に決定キーに限る必要は無く、他のキー入力やアクションであっても構わない。
【0043】
リモコンによる決定キーの入力があった場合(S226のYの分岐)は、接続状態を確認するS218に戻る。
【0044】
S220で接続された機器のID情報が機器リストにあった場合(S220のYの分岐)は、接続された機器は認証される。接続された機器が認証された場合は、有効期間Epを有効期間テーブル152に設定し、認証記録テーブルに認証が行われた旨の記録を行う(S228)。
【0045】
また、制限画面の重畳をやめ、I/F部180からの制御を許可する(S230)。
【0046】
有効期間Epは、今後Epの期間において受信装置100は認証手続きを行わない期間を意味する。従ってこのEpの期間はI/F部180からの制御を禁止せず、また制限画面も重畳しない。
【0047】
S232の「通常動作」とは、受信装置100と表示装置200が接続された状態での正常な操作が可能な状態を意味する。ここでは、表示装置200からデータ通信手段320を介して受信装置100の選局動作を制御することができる。もちろん受信装置100に対して直接選局を指示し、選局された映像信号を表示装置200の表示画面に表示することもできる。
【0048】
さて、図2のS212に戻る。受信装置100が起動された際に、制御部160が、認証記録テーブル156から、過去に認証があったことがわかった場合(S212のYの分岐)は、制御部160は、有効期間内か否かを判断する(S216)。
【0049】
有効期間内であった場合(S216のYの分岐)は、S232へ移行し、通常動作のルーチンに入る。すなわち、認証が行われた後、一定期間は受信装置100が起動されても認証手続きは省略される。
【0050】
有効期間内でなければ、再度承認を行うためS218へ制御が移る。
【0051】
図4に認証手続きと有効期間Epの関係を示す。上記のような動作を行う受信装置100は、Aの時点で認証手続きを完了すると、有効期間Epの間は、起動があっても、認証手続きを行わない。従ってその期間は、本来接続を許可されない表示装置が接続されたても、正常な受信動作および制限画面なしの映像出力を行う。しかしながら、この期間は起動毎の認証手続きが省略されるため、視聴者は起動時に待たされる時間が少なくて済むという効果を得ることができる。
【0052】
(実施の形態2)
図5を用いて本実施の形態を説明する。本発明の受信装置100に対して記録装置500が接続されている。本実施の形態では、受信装置100が受信予約された場合の動作について説明する。
【0053】
実施の形態1で説明したように、本発明の受信装置100は、接続される機器との間で認証が完了した場合は、一定期間認証手続きを行わない。そして一定期間経過後、再度認証手続きを行う。しかし、もし一定期間経過後、再度認証手続きを行った際に相手側の機器との間で認証に失敗すると、制限画面が重畳された統括映像信号TAVsが出力される。記録装置500が接続された場合において、特に予約録画が行われ、予約実行の時点が有効期間を過ぎていると、上記のような場合、制限画面が重畳された画像が記録されることになり、使用者は実質的に録画に失敗することになる。
【0054】
図5において、図1と同じ構成については、同じ番号を振り、説明は省略する。記録装置500には、受信装置100や表示装置200と同じように、I/F部510と入力端子部530を有している。そして、受信装置100は、映像通信手段315で統合映像信号TAVsを、データ通信手段325でデータ等の情報を記録装置500に通信する。
【0055】
以上のように構成された受信装置100の予約動作について図5および図6ので説明する。
【0056】
視聴者は受信装置100に対してでも、記録装置500に対してでも予約を行うことができる。ここでは、受信装置100に対して予約操作を行う場合について説明する。
【0057】
使用者が予約を開始し、予約開始日時、予約終了日時、予約チャンネルなどのデータを入力する(S610、S612)。次に制御部160は、入力された予約開始日時と有効期間テーブル152に記録されている有効期間とを比較する(S614)。予約開始日時が有効期間の終了日時よりも先であって場合(S614のYの分岐)は、有効期間Epを予約開始日時の先に再設定する(S616)。そして、予約動作を終了する(S618)。
【0058】
予約開始日時が有効期間の終了日時よりも手前であった場合(S614のNの分岐)は、もともと認証を必要とすることなく、動作する期間であるので、そのまま予約設定を終了する(S618)。
【0059】
次に予約の日時が来た場合について説明を行う。受信装置100の制御部160は、自己が有するタイマによって、予約日時が来たことを知る。この時、上記の動作により、必ず有効期間内の起動になるため、認証は行わず、制限画面を重畳した映像を出力することはない。制御部160は、I/F部180を介して予約を行った機器(ここでは記録装置500)に対して、電源ONと記録開始の通知を行う。
【0060】
この後受信装置100は、予約されたチャンネルを選局するようフロントエンド110に指示を出す。
【0061】
ここでは、受信装置100に対して予約受信を行う場合を示したが、記録装置500に対して予約が行われた場合も同じような手続きが行われる。すなわち、記録装置500に対して予約の日時、チャンネルなどの情報が入力されると、記録装置500はその情報を受信装置100へ、データ通信手段325を介して連絡する。この情報が図6のS612に示す予約条件入力として扱われる。その後の受信装置100の動作は上記と同じでよい。あるいは、記録装置500に対して予約が行われた場合に記録装置500に対して予約の日時を受信装置100へ、データ通信手段325を介して連絡する。この情報が図6のS612に示す予約条件入力として扱われる。その後に記録装置500は自己が有するタイマによって、予約日時が来たことを知る。予約日時に記録装置500は、I/F部180を介して電源ON制御と予約チャンネルの選局制御を受信装置100へ行なう。この時、上記の動作により、必ず有効期間内の起動になるため、認証は行わず、制限画面を重畳した映像を出力することや、I/F部180を介した受信装置100の選局制御が拒否されることはない。
【0062】
以上のように認証手続きを予約開始日時より先にすることで、もし録画する予定の時間に、データ通信手段325を介して認証手続きが行えない状態であっても、受信装置100は、予定通りの映像信号を出力することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上のように本発明は一度認証を行った後は、一定期間認証を省略する機能を端末装置に備えたので、その間の起動時間を短くできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端末装置の構成を示す図
【図2】本発明の端末装置の動作を説明するフローを示す図
【図3】(a)制限画面のない表示状態を示す図
(b)制限画面がある状態での表示状態の例を示す図
(c)制限画面にコメントが出される場合の表示状態の例を示す図
(d)制限画面にコメントが出される場合の表示状態の例を示す図
【図4】有効期間を説明するための図
【図5】実施の形態2における本発明の端末装置の構成を説明するための図
【図6】本発明の端末装置の予約時の動作を説明フローを示す図
【符号の説明】
100 受信装置
110 フロントエンド
120 デコーダー
130 制限画像生成部
140 映像出力部
150 メモリ
160 制御部
170 入力部
180 I/F部
Claims (6)
- 少なくとも1つのネットワークインターフェイスを有する端末装置において、接続された機器を認証する認証手段と、最後に認証が行われてから所定期間を設定する有効期間設定手段と、装置の起動時に前記所定期間内であった場合は前記認証手段を省略する認証省略手段とを有することを特徴とする端末装置。
- 前記認証手段が接続された機器との間の認証に失敗した場合に前記端末装置の機能を制限する機能制限手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
- 前記機能制限手段は、当該端末装置からの映像出力に制限画面を重畳させることを特徴とする請求項1または2のいずれか記載の端末装置。
- 動作予約が設定された場合に、予約実行時が前記有効期間内でない場合は、前記予約実行時を含む時点まで前記有効期間を延長する有効期間延長手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の端末装置。
- 前記認証手段はIEEE1394インターフェイスで決められている、機器固有のVender_ID若しくはProduct_IDのいずれか一方を少なくとも利用することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の端末装置。
- 前記機能制限手段とは、IEEE1394インターフェイスで決められている、コマンドに対し拒否することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか記載の端末装置。
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JP2009528582A (ja) * | 2005-12-13 | 2009-08-06 | マイクロソフト コーポレーション | 無線認証 |
JP2009175911A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Casio Comput Co Ltd | 情報処理装置、情報処理制御プログラム及び情報処理制御方法 |
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-
2003
- 2003-04-23 JP JP2003118283A patent/JP2004326304A/ja active Pending
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