JP2004325124A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別な解析装置を用いずに不具合の発生しているフリップフロップの場所特定を行うことができる半導体装置を提供する。
【解決手段】フリップフロップにより構成されたスキャンチェーンを有するテスト対象回路102と、任意のクロックタイミングでスキャンチェーンのノーマル動作からスキャンテストのシフトモードに切り替えるモード制御回路103とを備えている。同期化設計された半導体装置の動作モードを任意の時刻で、フリップフロップの論理状態を保持しつつ、ノーマルモードからスキャンモードに切り替えて、フリップフロップの論理状態を調べ、正常動作品と異常動作品の比較をすることで不具合フリップフロップを特定する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキャンテスト回路を有する半導体装置の不具合発生の解析が可能な半導体装置に関し、詳しくは、特別な解析装置を用いずに不具合の発生しているフリップフロップの場所特定を行うことができるテスト回路を有する半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体の微細化が進み回路規模が飛躍的に増大してきており、半導体装置の不良解析や設計マージン不足の場所特定が困難になって来ている。図11は従来の一般的なロジック回路の解析フローを示す。1101はLSIテスタによるテスト項目がスキャンテストかノーマル動作(半導体装置を組み込んだ電子機器での実動作をLSIテスタに反映した動作)かの判断、1102はテスト結果のFAIL端子、FAIL時刻から故障箇所を特定可能な故障診断ツール、1103はFAIL端子、FAIL時刻から故障箇所を特定可能なフォルトシミュレーション手法、1104は推定縮退故障リスト、1105は回路や半導体装置内の配置情報の確認である。
【0003】
LSIテスタで半導体装置をテストし、FAILしたテスト項目がスキャンテストの場合故障診断1102を用いて解析を行い被疑故障リスト1104が得られる。FAILしたテスト項目がノーマル動作の場合フォルトシミュレーション手法1103を用いて被疑故障リスト1104が得られる。被疑故障リスト1104は各々半導体装置の回路や配置場所を特定する。被疑故障箇所の回路上の等価性などを考慮して場所特定を行う。フォルトシミュレーション手法1103は、回路情報のネットリスト、テストパターン、ライブラリ情報を元にダイナミックシミュレーションが実施される。テストパターンはLSIテスタでFAILした端子と時刻のみ出力端子に期待値を与える必要がある。
【0004】
【特許文献1】
フォルトシミュレーションを用いた解析 特開昭61−241672号「IC試験装置」
【特許文献2】
集積回路の実機動作中に内部信号をモニタ 特開2001−1188079の「半導体集積回路」
【特許文献3】
バウンダリスキャンを用いてテスト 特開2001−13189「ICチップ内モジュールテスト制御方式」
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
デバイスの誤動作は故障の場合、縮退故障と遅延故障があり、設計上の問題の場合、論理設計ミスやマージン不足が上げられる。この内、遅延故障と設計マージン不足はフリップフロップのデータとクロックの動作タイミングの問題であり、クロックに対するデータのホールドもしくはセットアップ関係によって決まる。不具合現象としては、電源電圧依存や温度依存、動作周波数依存として現れる。
【0006】
従来、半導体装置の不具合特定には、EBテスタによるバックトレース解析やLSIテスタによるテスト結果のFAIL情報を元にフォルトシミュレーションを実施し、縮退故障扱いとして被疑故障個所を抽出する方法が採られてきた。
【0007】
しかし、半導体プロセスの微細化が進み搭載される回路規模の増大と多層配線化により、EBテスタでは観測ポイントやテスタパターンが増加し、極端なスループットの低下が生じ、またフォルトシミュレーションにおいては回路規模とテストパターンステップ数の増加から扱うデータ量が大きくなり、処理時間が非現実的なものとなって来ている。また、LSIテスタで半導体装置のすべての動作をテストする困難さから、半導体装置を組み込んだ製品の不具合現象がLSIテスタで再現できない状況も発生している。
【0008】
したがって、本発明の目的は、特別な解析装置を用いずに不具合の発生しているフリップフロップの場所特定を行うことができる半導体装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために本発明は、同期設計された半導体回路がクロック信号によって動作し、不具合の有無がフリップフロップの状態に依存する、すなわち動作の各時刻においてフリップフロップに論理状態が記録されている事に着目し、またスキャンテストがフリップフロップの情報を読み出す事が可能なことから、不具合の発生した時刻のフリップフロップの情報をスキャンテスト回路を使って読み出すことを特徴としている。
【0010】
請求項1記載の半導体装置は、フリップフロップにより構成されたスキャンチェーンと、任意のクロックタイミングでスキャンチェーンのノーマル動作からスキャンテストのシフトモードに切り替えるモード制御回路とを備えたものである。
【0011】
請求項1記載の半導体装置によれば、スキャンテスト回路を有する半導体装置の不具合発生回路の解析において、任意のクロックタイミングでフリップフロップの論理状態を保持しつつ、モード制御回路により、ノーマル動作からスキャンテストのシフトモードに切り替え、正常動作時と異常動作時のスキャンチェーンの出力を比較する事により、不具合発生を生じているフリップフロップを特定する。これにより、通常動作からスキャンテスト回路への切り替えを回路で実現して、LSIテストパターンの変更をすることなく、任意の時刻のフリップフロップの状態を知ることができる。また、半導体装置を組み込んだ製品においてもスキャンテストモードへの切り替えが可能であり、LSIテスタで再現しない不具合の解析が可能である。
【0012】
請求項2記載の半導体装置は、請求項1において、正常動作を示す電源電圧と異常動作を示す電源電圧とを切り替え可能な電源電圧発生器を内付けまたは外付けする半導体装置であって、モード制御回路はノーマル動作からシフトモードに切り替える際の一定期間、正常動作を示す電源電圧から異常動作を示す電源電圧に切り替える電源電圧制御信号を、電源電圧発生器に出力するものである。
【0013】
請求項2記載の半導体装置によれば、半導体装置の正常動作と異常動作が電源電圧に依存して生じる場合、制御信号により電源電圧を切り替え可能な電源電圧発生器に接続された半導体装置のモード制御回路に、切り替え直前の例えばクロック1イベント区間に電源電圧を異常動作を示す状態にし、その他の区間は正常動作を示す電源電圧になる様、電源電圧制御信号を出力する機能を付加しているので、電源電圧に依存した動作不具合のフリップフロップの発生場所を特定する事が可能である。
【0014】
請求項3記載の半導体装置は、請求項1において、正常動作を示すクロック間隔と異常動作を示すクロック間隔を切り替えるクロック間隔制御手段を有し、モード制御回路はノーマル動作からシフトモードに切り替える際の一定期間、正常動作を示すクロック間隔と異常動作を示すクロック間隔に切り替える制御信号を、クロック間隔制御手段に出力するものである。
【0015】
請求項3記載の半導体装置によれば、半導体装置の正常動作と異常動作が周波数に依存して生じる場合、モード切替回路に、例えば切り替え直前のクロック1イベント区間のみ異常状態を示す様クロック間隔を小さくし、その他の区間は正常動作を示すクロック間隔になる様、クロック間隔制御機能を付加したため、動作不具合のフリップフロップの発生場所を特定することが可能である。
【0016】
請求項4記載の半導体装置は、請求項3において、クロック間隔制御手段が異常動作を示すクロック間隔が可変な遅延バッファ選択回路である。
【0017】
請求項4記載の半導体装置によれば、請求項3と同様な効果のほか、クロック間隔が可変となるよう遅延バッファ選択回路を有するため、フリップフロップの動作タイミングの定量的なマージン解析が可能である。
【0018】
請求項5記載の半導体装置は、請求項2において、DRAMを有し、モード制御回路は電源電圧切り替え時およびノーマル動作からスキャンテストのシフトモードへのモード切替時の安定化時間に、DRAMのリフレッシュ信号を発生する機能を有するものである。
【0019】
請求項5記載の半導体装置によれば、請求項2において、半導体装置がDRAMを搭載した半導体装置で、電源電圧切り替え時およびノーマルからスキャンテストのモード切替時に、リフレッシュ信号を発生する機能をモード制御回路に付加したため、DRAM混載のLSIの場合、テストモードの切り替え時にもリフレッシュ動作を行うため、電源電圧変更時一定期間クロックを停止させても、DRAM動作が安定し、ロジック回路の状態に影響を与えない。
【0020】
請求項6記載の半導体装置は、正常動作を示す電源電圧と異常動作を示す電源電圧とを切り替え可能な電源電圧発生器を内付けまたは外付けする半導体装置であって、フリップフロップにより構成されたスキャンチェーンと、任意のクロックタイミングで一定期間電源電圧発生器を正常動作を示す電源電圧から異常動作を示す電源電圧に切り替える制御手段とを備えたものである。
【0021】
請求項6記載の半導体装置によれば、スキャンテスト回路を有する半導体装置が正常動作と異常動作が電源電圧に依存して生じる場合において、制御信号により電源電圧を切り替え可能な電源電圧発生器に接続された半導体装置で、任意のクロックタイミングでフリップフロップの論理状態を保持しつつ、クロック1イベント区間に電源電圧を異常動作を示す状態にし、その他の区間は正常動作を示す電源電圧になる様、クロック制御と電圧制御を行う回路を有するため、フリップフロップの動作不具合の発生時刻を知るのに有効であり、請求項2の構成と組み合わせることで、不具合発生フリップフロップを特定可能になる。
【0022】
請求項7記載の半導体装置は、請求項6において、DRAMを有し、制御手段はDRAMのリフレッシュ信号を発生する機能を有するものである。
【0023】
請求項7記載の半導体装置によれば、DRAMを搭載した半導体装置で、リフレッシュ信号を発生する機能を、例えばクロック制御と電圧制御を行う回路に付加したため、DRAM混載のLSIの場合、テストモードの切り替え時にリフレッシュ動作を行うので、電源電圧変更時の一定期間クロックを停止させても、DRAM動作が安定し、ロジック回路の状態に影響を与えない。
【0024】
請求項8記載の半導体装置は、フリップフロップにより構成されたスキャンチェーンと、任意のクロックタイミングで一定期間正常動作を示すクロック間隔から異常動作を示すクロック間隔に切り替えるクロック間隔制御手段とを備えたものである。
【0025】
請求項8記載の半導体装置によれば、スキャンテスト回路を有する半導体装置が周波数に依存して生じる場合において、任意のクロックタイミングで例えばクロック1イベント区間のみ異常状態を示す様クロック間隔を小さくし、その他の区間は正常動作を示すクロック間隔になる様、クロック間隔制御機能を有するため、周波数特性に依存した不具合発生時刻を特定でき、不具合発生フリップフロップの特定に利用することができる。
【0026】
請求項9は スキャンテスト回路を有する半導体装置が正常動作と異常動作が温度に依存して生じる場合において、半導体デバイスの表面にレーザ光照射を照射して、ノーマル動作からスキャンテストモードに切り替えてデバイス内部のFFの状態を知ることで、温度特性に依存した不具合発生場所を特定する。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は本発明の原理を示す回路構成と動作波形である。
【0028】
図1(a)で101は被測定デバイスの半導体装置、102はテスト対象回路、103はテストモード制御回路、104はクロックカウンタ、105は切り替え時刻セット回路、106はカウント値比較器、107はノーマル動作とスキャンテストのモード切替回路、108はクロック入力端子、109は切り替え時刻入力端子、110はテストモード端子、111はテスト信号入力端子、112はテスト出力端子である。
【0029】
クロック入力端子108(CLK)はカウンタ104とモード切替回路107に接続され、モード切替回路107を通じてテスト対象回路102のTEST_CLK端子に接続されている。テストモード端子110はモード切替回路107に接続され、切り替え時刻設定端子109は切り替え時刻セット回路105に接続される。モード切替回路107はテスト対象回路102のスキャンテストモード設定端子SCAN_MODEとSCAN_NT端子に接続されている。カウント比較器106はカウンタ104とセット回路109の値を比較し、一致した場合に比較結果113に出力される。
【0030】
次に、本発明のノーマル動作からスキャンテストモードへの切り替えについて、図1(b)で波形を用いて説明する。図1(a)の切り替え時刻設定を有効にするためにテストモードを1にする。テストモードが0の場合、CLK108より入力されたCLK信号は直接テスト対象回路102のTEST_CLK端子へ入力される。予めテストモードを1に設定し、テスト対象回路102がノーマル動作からスキャンテストモードに切り替える時刻、nを設定する。テスト信号入力端子111(TEST_IN)とCLK108が入力されてテストを開始し、クロックのカウント値が設定値nに達すると、時刻T11に比較結果が0から1に変化し、遅延d11で後SCAN_MODEが論理0から1に、さらに遅延d12でSCAN_NT信号が論理1から0に変化する。設定値nに達するまでテスト対象回路102にTEST_CLK信号が入力される。更に、遅延d13後テスト対象回路102へのTEST_CLK信号の入力が再開され、テスト出力信号端子112(TEST OUT)にスキャンのシフトアウト信号が、スキャンチェーンのフリップフロップの段数分、出力される。SCAN_MODEは論理0でノーマル動作、1でスキャンテストモード、SCAN_NTは論理1でフリップフロップがノーマル動作、論理0でスキャンシフトモードとする。遅延d11、d12、d13は設定値nでのCLK108のイベント時、デバイス内部の状態が安定するまでの時間であり、CLK108を単位時間とする。
【0031】
次に、図2を用いてテスト対象回路102に存するスキャンテスト回路のシフトアウトの比較結果例を説明する。図2(a)はスキャンテストのシフト回路を示す。201はスキャンフリップフロップ、202はクロック入力信号CLK IN、203はスキャンアウト信号である。(b)にスキャンテストのシフトアウト波形を示す。出力状態AおよびBはデバイスの動作条件が電源電圧や周囲温度などで異なった2つのスキャンのシフトアウト信号である。出力状態Aがデバイスの正常動作、出力状態Bが異常状態と仮定する。図1の動作説明で述べたノーマル動作からスキャンシフト動作が時刻tで再開され、TEST_CLK5回目でシフトアウトが完了する。2つの状態を比較し、シフトアウト3段目で出力論理の差があると仮定される場合、図2(a)の後ろから3段目のフリップフロップFF3が誤動作をしていると特定する。不具合を受けているフリップフロップが特定された後、(1)設計不具合の場合、セットアップやホールドの動作タイミングを見直して不具合の設計要因を調べる、(2)フリップフロップを基点にEBテスタ等で経路追跡を行い不良発生場所を特定する、などの解析を行って流れを得る。出力状態の比較は、正常動作の期待値テストパターンを作成するか、テストの期待値を全てLowまたは全てHighに設定し、各出力端子の各出力時刻を各々論理比較して行うことも可能である。図2(c)に半導体装置の電源電圧と周波数の動作特性を示す。半導体装置の動作周波数限界が、正常動作がf0に対し異常動作がf1、 電源電圧の動作限界が正常動作のv0に対し、異常動作がv1とする。出力状態Aが正常状態領域、出力状態Bが異常状態領域の条件におけるそれぞれのデバイスの出力であると仮定すると、図2(b)で求めた不具合発生フリップフロップ、すなわち図2(a)のFF3が半導体装置に動作限界を与えていると究明される。正常動作と異常動作はそれぞれ、製造上の場合良品と不良品、設計上の場合、動作マージンの有り、無しと考える。また、スキャンテストで未検出な故障箇所の特定も可能である。
【0032】
本発明の第2の実施の形態について図3により説明する。これは、電源電圧に依存して正常動作と異常動作を示す半導体装置の場合である。図3(a)に本発明の回路構成を示す。301は被測定デバイスの半導体装置、302はテスト対象回路、303はテストモード制御回路、304はクロックカウンタ、305は切り替え時刻セット回路、306はカウント値比較器、307はノーマル動作とスキャンテストのモード切替回路、308はクロック入力端子、309は切り替え時刻入力端子、310はテストモード端子、311はテスト信号入力端子、312はテスト出力端子、314は電源電圧制御信号出力端子、315は電源、316は電源端子である。クロック入力端子308はカウンタ304とモード切替回路307に接続され、モード切替回路307を通じてテスト対象回路302のTEST_CLK端子に接続している。テストモード端子310はモード切替回路307に接続され、切り替え時刻設定端子309は切り替え時刻セット回路305に接続される。モード切替回路307はテスト対象回路302のスキャンテストモード設定端子SCAN_MODEとSCAN_NT端子に接続されている。カウント比較器306はカウンタ304とセット回路309の値を比較し、一致した場合に比較結果313に出力される。また、モード着替え回路307の出力が電源電圧制御信号出力端子314から電源315の制御端子であるctrl端子に接続され、電源VOUTが被測定デバイス301の電源端子VDDに接続されている。
【0033】
次に、本発明の電源電圧依存ノーマル動作からスキャンテストモードへの切り替えについて、図3(b)の動作波形を用いて説明する。予めテストモードを1に設定し、電圧変更開始時刻nを設定する。テスト信号入力端子(TEST_IN)311とクロック入力端子(CLK)308が入力されてテストを開始し、クロックのカウント値が設定値nに達すると比較結果313が0から1に変化し、遅延d31後電源電圧制御信号出力端子314の制御信号が論理0から1に変化し、電圧制御電源315のctrl端子に入力される。電圧制御電源315のctrl端子に1が入力されると出力電圧VOUTはVDD1からVDD0に変化する。VDD1は被測定デバイス301が正常動作を示す電圧、VDD0は時刻nのクロックイベントで異常動作が発生している電源電圧である。電源電圧制御信号(314)の1への変化後、遅延d32後の時刻T32からクロックのイベントを2回発生させ、2回目のクロックイベント時刻T33から遅延d33で、電源電圧制御信号を1から0にし電源電圧をVDD0からVDD1に戻す。電源電圧制御信号が0に変化後遅延d34でSCAN_MODEが論理0から1に、更に遅延d35でSCAN_NT信号が論理1から0に変化する。SCAN_NTが論理0に変化の後、遅延d36でTEST_CLKが再開される。遅延d31、d33、d35、d36はそれぞれの動作でデバイス内部の状態が安定するまでの時間であり、d32、d34は電源電圧の安定時間である。時刻T34のクロックイベント以降スキャン回路のシフトアウト動作が行われる。この場合、図2で示したと同様の方法で、スキャン回路のシフトアウトから不具合発生フリップフロップが特定される。
【0034】
このように、電源電圧を変えてクロックイベントを2回発生させることで、T32−T33間の電源電圧に顕著なセットアップマージンの問題箇所を特定可能であり、特定の時刻のみ電源電圧を変更するため、第1の実施の形態で示した方法に比べ、不具合発生時刻が複数ある場合に有効である。
【0035】
本発明の第3の実施の形態について説明する。これは、半導体装置が動作周波数に依存して正常動作と異常動作を示す場合である。回路構成は発明の第1の実施の形態と同じで、図1(a)のモード切替回路107の動作について、図4を用いて説明する。予めテストモードを1に設定し、クロック幅変更時刻nを設定する。TEST_IN111とCLK108が入力されてテストを開始し、クロックのカウント値が設定値nに達すると、時刻T41で比較結果113が0から1に変化し、時刻T41から時間Pw2後、時刻T42でクロックのイベントが発生される。クロックイベント時刻T42後、遅延d41でSCAN_MODEが論理0から1に変化し、更に遅延d42でSCAN_NT信号が論理1から0に変化する。そしてSCAN_NTの変化後、遅延d43の時刻T43でTEST_CLKが再開される。遅延d41、d42、d43はそれぞれの動作でデバイス内部の状態が安定するまでの時間である。
【0036】
次に、上記のクロック間隔制御手段すなわちクロック幅を可変するクロック間隔幅可変手段(クロック間隔調整回路)の実施の形態について、図5を用いて説明する。図5(a)に回路構成を、(b)でその動作を説明する。501は遅延素子、502はインバータ、503はセレクタである。制御信号S51が0のときCLK5_INを選択し、1のとき信号B51を選択するとする。信号B51はCLK5_INに対し、d51遅れて変化させ、クロック幅を変化させる目的で時刻T51とT52の間でS51を1に変化させる。S51が1の区間でセレクタ503の出力CLK5_OUTはB51の信号を選択し、クロック幅Pw2が得られる。その他のクロック幅はPw1である。遅延d51は遅延素子501とバッファ502の素子遅延となる。実際の半導体装置は配線遅延も考慮される。このクロック幅可変手段は例えばモード切替回路107のTEST−CLKへの出力部に付加され、出力CLK5_OUTがTEST−CLKとなる。
【0037】
これにより、周波数に依存して異常動作する場合の動作不具合のフリップフロップの発生場所を特定可能となる。
【0038】
本発明の第4の実施の形態を図6により説明する。すなわち、クロック間隔制御手段をクロック幅を可変する遅延バッファ選択回路により構成している。図6(a)は回路構成、(b)はその動作波形である。601、602、603は遅延素子、604、605、606はトライステート素子で、遅延値を遅延素子601がd61、602がd62、603がd63とし、トライステート素子604、605、606がdt6とする。S61とS62は遅延値の選択端子で正常動作のクロック信号であるクロック入力端子CLKにつながるのD6_INに対し、入力S61とS62がそれぞれ、0と0でd61+dt6、1と0でd62+dt6、1と1でd63+dt6の遅延差を得る。なお実際の半導体装置は配線遅延も考慮される。入力S61とS62の信号は予め選択してモード切り替え回路のシフトモード切り替え時にモード切り替え回路より発生させる。D6−OUTがTEST−CLKとなる。
【0039】
本発明の第5の実施の形態について図7により説明する。すなわち、半導体装置がDRAMを搭載した場合であり、 図7(a)に本発明の回路構成を示す。701は被測定デバイスの半導体装置、702はテスト対象回路、703はDRAMコア、704はテストモード制御回路、705はクロックカウンタ、706は切り替え時刻セット回路、707はカウント値比較器、708はノーマル動作とスキャンテストのモード切替回路、709はクロック入力端子(CLK)、710は切り替え時刻入力端子、711はテストモード端子、712はテスト信号入力端子(TEST IN)、713はテスト出力端子、714はカウント比較器の出力(比較結果)、715は電源電圧制御信号出力端子、716はモード切替回路の出力、717は電源、718は電源端子である。
【0040】
クロック入力端子709はカウンタ705とモード切替回路708に接続され、モード切替回路708を通じてテスト対象回路702のTEST_CLK端子に接続される。テストモード端子711はモード切替回路708に接続され、切り替え時刻設定端子710は切り替え時刻セット回路706に接続される。モード切替回路708はテスト対象回路702のスキャンテストモード設定端子SCAN_MODEとSCAN_NT端子とOR回路719を介してDRAMコアのオートリフレッシュ(外部からの信号によってDRAMのリフレッシュ動作が行われる)端子R_CLKに接続されている。カウント比較器707はカウンタ705とセット回路710の値を比較し、一致した場合に比較結果714に出力される。また、モード着替え回路708の出力が電源電圧制御信号出力端子715から電源717のctrl端子に接続され、電源VOUTが被測定デバイス701の電源端子VDDに接続されている。
【0041】
次に、本発明の電源電圧依存ノーマル動作からスキャンテストモードへの切り替えについて、図7(b)の動作波形を用いて説明する。予めテストモードを1に設定し、モード切替時刻nを設定する。TEST_IN712とCLK709が入力されてテストを開始し、クロックのカウント値が設定値nに達すると比較結果714が0から1に変化し、遅延d71後電源電圧制御信号出力端子715の制御信号が論理0から1に変化し、電圧制御電源717のctrl端子に入力される。電圧制御電源717のctrl端子に1が入力されると出力電圧VOUTはVDD1からVDD0に変化する。VDD1は被測定デバイス701が正常動作を示す電圧、VDD0は時刻nのクロックイベントで異常動作が発生している電源電圧である。電源電圧制御信号の1への変化後、時刻T72からクロックのイベントを2回発生させ、2回目のクロックイベント時刻T73から遅延d73で、電源電圧制御信号を1から0にし電源電圧をVDD0からVDD1に戻す。電源電圧制御信号が0に変化後遅延d74でSCAN_MODEが論理0から1に、更に遅延d75でSCAN_NT信号が論理1から0に変化する。SCAN_NTが論理0に変化の後、遅延d76でTEST_CLKが再開される。遅延d71、d73、d75、d76はそれぞれの動作でデバイス内部の状態が安定するまでの時間であり、d72、d74は電源電圧の安定時間である。時刻T74のクロックイベント以降スキャン回路のシフトアウト動作が行われる。T71−T72、T73−T74間は電源電圧が変化するための安定化時間で、数m秒必要であるがDRAMのリフレッシュ動作間隔は数μ秒であり、DRAMのデータ保持の為に安定化時間の間もリフレッシュ信号が必要で、モード切替回路708のR_OUTから信号P1が複数発出力される。なおR_CLK0はテスト対象回路702で発生されるリフレッシュ信号であり、通常内部クロック信号(本実施の形態の場合はTEST_CLK)より生成される。
【0042】
本発明の第6の実施の形態を図8により説明する。上記の第1の実施の形態から第5の実施の形態までは、不具合フリップフロップの特定方法について説明してきたが、第6の実施の形態は、ノーマル動作時に不具合発生時刻をもとめる方法について説明する。図8(a)に本発明の回路構成を示す。回路の基本的構成は、発明の第2の実施の形態の図3(a)と同様であるが、図3(a)の307がモード切替回路であるのに対し、807はクロック制御回路であり、クロック制御回路807の出力がテスト対象回路802のクロック端子TEST_CLKに接続されて、スキャンテスト回路の動作モードは行わない点が異なっている。なお、図3の300番台の符号を800番台に代えて表している。
【0043】
次に、図8(b)の波形を用いて簡単に動作を説明する。CLKのT81〜T84はT31〜T34に相当する。予めテストモードを1に設定し、電圧変更開始時刻nを設定する。TEST_IN811とCLK808が入力されてテストを開始し、クロックのカウント値が設定値nに達すると比較結果813が0から1に変化し、電圧制御電源815のctrl端子が1になり、出力電圧VOUTはVDD1からVDD0に変化する。VDD1は被測定デバイス801が正常動作を示す電圧、VDD0は異常動作現象を示す電源電圧である。電源電圧制御信号の1への変化後、クロックのイベントを2回発生させ、その後、電源電圧をVDD0からVDD1に戻した後、TEST_CLKへのクロック入力が再開され、出力端子812の出力であるTEST_OUTがLSIテスタなどにより期待値と比較される。電源電圧変更時刻nを順次切り替えながら、都度テスト対象回路802の出力TEST_OUTの期待値を比較する事により、図2(c)で示すようなデバイス特性の発生時刻を調べる。
【0044】
本実施の形態を上記他の実施の形態と組み合わせることで、不具合発生フリップフロップを特定可能になる。
【0045】
本発明の第7の実施の形態について図9により説明する。これは、DRAM搭載半導体装置のノーマル動作時に不具合発生時刻をもとめる方法を示す。図9(a)に本発明の回路構成を示す。基本的構成は、発明の第6の実施の形態と同様であり、図9(a)のDRAMのオートリフレッシュ部は図7(a)と同様であり、クロック制御回路908の出力(R−OUT)916がDRAMコア903のR_CLK端子に接続されている。なお図9の符号は図7の符号の700番台を900番台に代えて表している。
【0046】
次に、図9(b)の波形を用いて簡単に動作を説明する。T91〜T94はT81〜T84に相当する。予めテストモードを1に設定し、電圧変更開始時刻nを設定する。TEST_IN912とCLK909が入力されてテストを開始し、クロックのカウント値が設定値nに達すると比較結果914が0から1に変化し、電圧制御電源315のctrl端子が1になり、出力電圧VOUTはVDD1からVDD0に変化する。VDD1は被測定デバイス901が正常動作を示す電圧、VDD0は異常動作現象を示す電源電圧である。電源電圧制御信号の1への変化後、クロックのイベントを2回発生させ、その後、電源電圧をVDD0からVDD1に戻した後、TEST_CLKへのクロック入力が再開され、出力端子913の出力であるTEST_OUTがLSIテスタなどにより期待値と比較される。電源電圧変更時刻nを順次切り替えながら、その都度テスト対象回路902の出力TEST_OUTの期待値を比較する事により、図2(c)で示すようなデバイス特性の発生時刻を調べる。T91−T92とT93−T94の安定化時間にR_OUTの信号P1が複数発出力され、DRAMコア903のリフレッシュ動作が行われる。
【0047】
本発明の第8の実施の形態について図10により説明する。これは、半導体装置が動作周波数に依存して正常動作と異常動作を示す場合の不具合発生時刻をもとめる方法を示す。図10(a)に本発明の回路構成を示す。基本的構成は、発明の第3の実施の形態に用いる図1(a)と同様であるが、図1(a)の107がモード切替回路であるのに対し、1007はクロック制御回路であり、クロック制御回路1007の出力がテスト対象回路1002のクロック端子TEST_CLKに接続されて、スキャンテスト回路の動作モードは行わない。この点の構成および動作は図8に示す第6の実施の形態と共通する。なお図10(a)の符号は図1(a)の符号の100番台を1000番台に代えて現している。
【0048】
次に、図10(b)の波形を用いて簡単に動作を説明する。予めテストモードを1に設定し、クロック幅変更時刻nを設定する。TEST_INとCLKが入力されてテストを開始し、クロックのカウント値が設定値nに達すると時刻T101で、比較結果1013が0から1に変化し、クロック幅可変信号が時刻T101の遅延d101後、論理0から1に変化し、nの次のクロックイベントは、クロック幅が通常のPw1より短いPw2となる。クロック幅を制御する手段は第3および第4の実施の形態と同じ構成である。
【0049】
そして、クロック幅が通常のPw1に戻った後、TEST_CLKへのクロック入力が再開され、出力端子1012の出力であるTEST_OUTがLSIテスタなどにより期待値と比較される。時刻nを順次切り替えながら、その都度テスト対象回路1002の出力TEST_OUTの期待値を比較する事により、デバイス特性の発生時刻を調べる。
【0050】
この実施の形態によれば、周波数特性に依存した不具合発生時刻を特定でき、上記他の実施の形態と組み合わせることによって、不具合発生フリップフロップの特定に利用することができる。
以上述べたように、本発明によれば、半導体装置のテストモードを任意時刻でノーマル動作からスキャンテスト回路のシフト動作に切り替え、スキャンテスト回路の全フリップフロップの論理状態を調べることで、ノーマル動作時のセットアップやボールドマージンの最も厳しい回路を特定することが可能であり、不良解析や半導体装置の特性改善に有効である。また、電源電圧やクロック幅を初期設定により任意時刻で可変する事で、半導体装置を組み込んだ電子機器上での解析も可能であり、LSIテスタで非再現の動作不具合も可能とする、従来にない優れた発明である。
【0051】
なお、実施の形態において、電源電圧発生器すなわち電圧制御電源315、717、815、917等は、半導体装置内に配置する内付けまたは半導体装置外に配置する外付けが可能であり、どらちでも良い。
【0052】
【発明の効果】
請求項1記載の半導体装置によれば、スキャンテスト回路を有する半導体装置の不具合発生回路の解析において、任意のクロックタイミングでフリップフロップの論理状態を保持しつつ、モード制御回路により、ノーマル動作からスキャンテストのシフトモードに切り替え、正常動作時と異常動作時のスキャンチェーンの出力を比較する事により、不具合発生を生じているフリップフロップを特定する。これにより、通常動作からスキャンテスト回路への切り替えを回路で実現して、LSIテストパターンの変更をすることなく、任意の時刻のフリップフロップの状態を知ることができる。また、半導体装置を組み込んだ製品においてもスキャンテストモードへの切り替えが可能であり、LSIテスタで再現しない不具合の解析が可能である。
【0053】
請求項2記載の半導体装置によれば、半導体装置の正常動作と異常動作が電源電圧に依存して生じる場合、制御信号により電源電圧を切り替え可能な電源電圧発生器に接続された半導体装置のモード制御回路に、切り替え直前の例えばクロック1イベント区間に電源電圧を異常動作を示す状態にし、その他の区間は正常動作を示す電源電圧になる様、電源電圧制御信号を出力する機能を付加しているので、電源電圧に依存した動作不具合のフリップフロップの発生場所を特定する事が可能である。
【0054】
請求項3記載の半導体装置によれば、半導体装置の正常動作と異常動作が周波数に依存して生じる場合、モード切替回路に、例えば切り替え直前のクロック1イベント区間のみ異常状態を示す様クロック間隔を小さくし、その他の区間は正常動作を示すクロック間隔になる様、クロック間隔制御機能を付加したため、動作不具合のフリップフロップの発生場所を特定することが可能である。
【0055】
請求項4記載の半導体装置によれば、請求項3と同様な効果のほか、クロック間隔が可変となるよう遅延バッファ選択回路を有するため、フリップフロップの動作タイミングの定量的なマージン解析が可能である。
【0056】
請求項5記載の半導体装置によれば、請求項2において、半導体装置がDRAMを搭載した半導体装置で、電源電圧切り替え時およびノーマルからスキャンテストのモード切替時に、リフレッシュ信号を発生する機能をモード制御回路に付加したため、DRAM混載のLSIの場合、テストモードの切り替え時にもリフレッシュ動作を行うため、電源電圧変更時一定期間クロックを停止させても、DRAM動作が安定し、ロジック回路の状態に影響を与えない。
【0057】
請求項6記載の半導体装置によれば、スキャンテスト回路を有する半導体装置が正常動作と異常動作が電源電圧に依存して生じる場合において、制御信号により電源電圧を切り替え可能な電源電圧発生器に接続された半導体装置で、任意のクロックタイミングでフリップフロップの論理状態を保持しつつ、クロック1イベント区間に電源電圧を異常動作を示す状態にし、その他の区間は正常動作を示す電源電圧になる様、クロック制御と電圧制御を行う回路を有するため、フリップフロップの動作不具合の発生時刻を知るのに有効であり、請求項2の構成と組み合わせることで、不具合発生フリップフロップを特定可能になる。
【0058】
請求項7記載の半導体装置によれば、DRAMを搭載した半導体装置で、リフレッシュ信号を発生する機能を、例えばクロック制御と電圧制御を行う回路に付加したため、DRAM混載のLSIの場合、テストモードの切り替え時にリフレッシュ動作を行うので、電源電圧変更時の一定期間クロックを停止させても、DRAM動作が安定し、ロジック回路の状態に影響を与えない。
【0059】
請求項8記載の半導体装置によれば、スキャンテスト回路を有する半導体装置が周波数に依存して生じる場合において、任意のクロックタイミングで例えばクロック1イベント区間のみ異常状態を示す様クロック間隔を小さくし、その他の区間は正常動作を示すクロック間隔になる様、クロック間隔制御機能を有するため、周波数特性に依存した不具合発生時刻を特定でき、不具合発生フリップフロップの特定に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図、(b)はその各部の動作波形の説明図である。
【図2】(a)はフリップフロップで構成されたスキャンチェーンの回路図、(b)および(c)はその不具合フリップフロップの特定方法の説明図である。
【図3】(a)は本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図、(b)はその各部の動作波形図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の動作波形図である。
【図5】(a)は第3の実施の形態におけるクロック間隔制御手段の回路図、(b)はその各部の動作波形の説明図である。
【図6】(a)は本発明の第4の実施の形態におけるクロック間隔制御手段の回路図、(b)はその各部の動作波形図である。
【図7】(a)は本発明の第5の実施の形態の構成を示すブロック図、(b)はその各部の動作波形図である。
【図8】(a)は本発明の第6の実施の形態の構成を示すブロック図、(b)はその各部の動作波形図である。
【図9】(a)は本発明の第7の実施の形態の構成を示すブロック図、(b)はその各部の動作波形図である。
【図10】(a)は本発明の第8の実施の形態の構成を示すブロック図、(b)はその各部の動作波形図である。
【図11】従来の不具合解析フローの説明図である。
【符号の説明】
101・・・半導体装置
102・・・テスト対象回路
103・・・テストモード制御回路
104・・・カウンタ
105・・・比較値セット回路
106・・・比較器
107・・・モード切替回路
201・・・半導体装置内のフリップフロップ
301・・・半導体装置
302・・・テスト対象回路
303・・・テストモード制御回路
304・・・カウンタ
305・・・比較値セット回路
306・・・比較器
307・・・モード切替回路
315・・・電圧制御電源
501・・・遅延素子
503・・・セレクタ
601、602、603・・・遅延素子
604、605、606・・・トライステート素子
701・・・半導体装置
702・・・テスト対象回路
703・・・DRAMコア
704・・・テストモード制御回路
705・・・カウンタ
706・・・比較値セット回路
707・・・比較器
708・・・モード切替回路
717・・・電圧制御電源
801・・・半導体装置
802・・・テスト対象回路
803・・・テストモード制御回路
804・・・カウンタ
805・・・比較値セット回路
806・・・比較器
807・・・クロック制御回路
815・・・電圧制御電源
901・・・半導体装置
902・・・テスト対象回路
903・・・DRAMコア
904・・・テストモード制御回路
905・・・カウンタ
906・・・比較値セット回路
907・・・比較器
908・・・クロック制御回路
917・・・電圧制御電源
1001・・・半導体装置
1002・・・テスト対象回路
1003・・・テストモード制御回路
1004・・・カウンタ
1005・・・比較値セット回路
1006・・・比較器
1007・・・クロック制御回路

Claims (8)

  1. フリップフロップにより構成されたスキャンチェーンと、任意のクロックタイミングで前記スキャンチェーンのノーマル動作からスキャンテストのシフトモードに切り替えるモード制御回路とを備えた半導体装置。
  2. 正常動作を示す電源電圧と異常動作を示す電源電圧とを切り替え可能な電源電圧発生器を内付けまたは外付けする半導体装置であって、モード制御回路はノーマル動作からシフトモードに切り替える際の一定期間、前記正常動作を示す電源電圧から前記異常動作を示す電源電圧に切り替える電源電圧制御信号を、前記電源電圧発生器に出力する請求項1記載の半導体装置。
  3. 正常動作を示すクロック間隔と異常動作を示すクロック間隔を切り替えるクロック間隔制御手段を有し、モード制御回路はノーマル動作からシフトモードに切り替える際の一定期間、前記正常動作を示すクロック間隔と異常動作を示すクロック間隔に切り替える制御信号を、前記クロック間隔制御手段に出力する請求項1記載の半導体装置。
  4. クロック間隔制御手段は異常動作を示すクロック間隔が可変な遅延バッファ選択回路である請求項3記載の半導体装置。
  5. DRAMを有し、モード制御回路は電源電圧切り替え時およびノーマル動作からスキャンテストのシフトモードへのモード切替時の安定化時間に、前記DRAMのリフレッシュ信号を発生する機能を有する請求項2記載の半導体装置。
  6. 正常動作を示す電源電圧と異常動作を示す電源電圧とを切り替え可能な電源電圧発生器を内付けまたは外付けする半導体装置であって、フリップフロップにより構成されたスキャンチェーンと、任意のクロックタイミングで一定期間前記電源電圧発生器を前記正常動作を示す電源電圧から前記異常動作を示す電源電圧に切り替える制御手段とを備えた半導体装置。
  7. DRAMを有し、前記制御手段は前記DRAMのリフレッシュ信号を発生する機能を有する請求項6記載の半導体装置。
  8. フリップフロップにより構成されたスキャンチェーンと、任意のクロックタイミングで一定期間正常動作を示すクロック間隔から異常動作を示すクロック間隔に切り替えるクロック間隔制御手段とを備えた半導体装置。
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