JP2004325041A

JP2004325041A - Exhaust device

Info

Publication number: JP2004325041A
Application number: JP2003124215A
Authority: JP
Inventors: Akihiro Tanaka; 章裕田中
Original assignee: Tokyo Gas Co Ltd
Current assignee: Tokyo Gas Co Ltd
Priority date: 2003-04-28
Filing date: 2003-04-28
Publication date: 2004-11-18
Anticipated expiration: 2023-04-28
Also published as: JP4157417B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an exhaust device realizing efficient exhaust and reverse flow prevention without causing enlargement of a duct fan by sharing ducts. <P>SOLUTION: The exhaust device 2 carries out ventilation of a toilet 8, moisture exhaust of clothes dryer 10, and ventilation of bathroom 4. It is provided with a ventilation means (an intermediate duct fan 22) provided with an outlet 24 and at least first and second inlets 26 and 28 for exhausting sucked air from the inlets to the outlet by fan rotation, a moisture exhaust duct 16 guiding exhaust moisture from the clothes dryer to the outside air, a moisture exhaust fan 12 carrying out moisture exhaust through the moisture exhaust duct, an exhaust duct 34 connected between the outlet 24 of the ventilation means and a first branching part 32 to guide exhaust of the ventilation means to the moisture exhaust duct, an exhaust duct 40 connected to the first inlet of the ventilation means to carry out ventilation of the toilet, and a bypass exhaust duct 44 connected between the second outlet and a second branching part 42 and providing a ventilation means in the moisture exhaust duct. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衣類乾燥機、浴室の排湿及びトイレの換気を共用化し、配管構成を簡略化した排気装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、浴室、トイレ、衣類乾燥機等に個別にダクトを設け、浴室の排湿、トイレの換気、衣類乾燥機の排湿には各種の配管形態が用いられており、排気筒数の削減や屋外風圧による換気量の変化を抑制する等の対策が採られている。
【０００３】
このような排気や排湿に用いる排気ダクトの単純化に関する先行特許文献には次のようなものがある。
【０００４】
【特許文献１】
特開平５−１６８７９７号公報
【０００５】
この特許文献１には、浴室、トイレ及び衣類乾燥機の排気ダクトを単一化した構成が開示されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、浴室、トイレ、衣類乾燥機等に個別にダクトを設け、浴室の排湿、トイレの換気、衣類乾燥機の排湿には、例えば、図９に示すように、排湿ダクト１００と排気ダクト１０２とを併設し、排湿ダクト１００には衣類乾燥機１０４が接続され、排気ダクト１０２には中間ダクトファン１０６を介在させて浴室１０８の排気ダクト１１０、トイレ１１２の排気ダクト１１４、衣類乾燥機１０４が設置されている脱衣室１１６の排気ダクト１１８が接続されている。この場合、衣類乾燥機１０４には排湿ファン１２０が内蔵されており、衣類乾燥機１０４の排湿が排湿ファン１２０により排湿ダクト１００を通じて強制的に行われる。排湿ダクト１００には逆止弁１２２が設けられている。また、浴室１０８からの排湿、脱衣室１１６の排気、トイレ１１２の排気は中間ダクトファン１０６により排気ダクト１０２を通じて行われる。この場合、中間ダクトファン１０６には逆止弁１２４が内蔵されている。このような構成では、トイレ１１２の排気が衣類乾燥機１０４側へ逆流することがないが、屋外風圧によってトイレ１１２等の換気量が変化するおそれがあり、また、排湿ダクト１００と排気ダクト１０２とを併設しているため、２本の排気筒が必要となる。
【０００７】
このようなダクト構成に対し、例えば、図１０に示すように、浴室１０８、脱衣室１１６及びトイレ１１２に個別に排気ダクト１１０、１１４、１１８とともに排気ファン１２６、１２８、１３０を設置してもよいが、このような構成では、トイレ１１２の排気が衣類乾燥機１０４側へ逆流することがないが、屋外風圧によってトイレ１１２等の換気量が変化するおそれがあり、また、排湿ダクト１００と排気ダクト１１０、１１４、１１８とを併設しているため、４本の排気筒が必要となる。
【０００８】
また、例えば、図１１に示すように、浴室暖房乾燥機１３２に併設された中間ダクトファン１０６が排気ダクト１１０に設置され、この中間ダクトファン１０６を通じて浴室１０８、脱衣室１１６及びトイレ１１２の排気を衣類乾燥機１０４とは別に行う構成としたものがある。この場合、設定風量に中間ダクトファン１０６の排気制御を行うことができるので、屋外風圧によってはトイレ１１２の換気量の変化を抑制でき、換気が乱されるという不都合はないが、この場合も２本の排気筒が必要となる。
【０００９】
また、例えば、図１２及び図１３に示すように、排湿ダクト１００と排気ダクト１０２とを集合させて二重管路１３６によって排気筒を外観上単一化させている。このような形態では、配管工事を簡略化でき、家屋の壁部の開口を単一化することができる。この場合、二重管路１３６には、例えば、図１４の（Ａ）に示す２管路管１３８や、図１４の（Ｂ）に示す二重管１４０が用いられる。２管路管１３８では、円筒管の中に仕切り１４２を設けて２管路が構成され、二重管１４０では、例えば、φ１５０の径大管１４４の中にφ１００の径小管１４６を設けて構成されている。
【００１０】
二重管１４０や２管路管１３８では管外形が大きくなり、設置スペースを取る必要があり、また、二重管１４０や２管路管１３８では、排気ダクトの径が大きく、設置場所の制約や工事費用が増加する。また、これらの管を使用しない場合には、各機器からの排気逆流や各機器同時使用時のそれぞれの排気風量が計画されていた風量を確保できないおそれがある。
【００１１】
また、配管形態としては、例えば、図１５に示すように、排湿ダクト１００に排気ダクト１０２を合体させて共通化し、具体的には、中間ダクトファン１０６に接続されている排気ダクト１０２を排湿ダクト１００に連結したものである。このような配管形態とすれば、１本の排気筒で構成することができるが、トイレ１１２側の排気が衣類乾燥機１０４側に流れ込み、臭気が問題となる。また、屋外風圧によってトイレ１１２等の換気量が変化し、また、換気と衣類乾燥機１０４側の排湿とを同時に行う場合には、排湿ダクト１００側の排湿容量が少ないため、トイレ換気に必要量を確保することができないおそがある。この場合、例えば、図１６に示すように、外気側の排湿ダクト１００に径大な排気筒を用いれば、排気容量を増大することは可能であるが、衣類乾燥機１０４側にトイレ排気の逆流を皆無にすることはできない。
【００１２】
そこで、例えば、図１７に示すように、単一の排湿ダクト１４８に中間ダクトファン１０６が設置され、この中間ダクトファン１０６を通じて衣類乾燥機１０４、浴室１０８、脱衣室１１６及びトイレ１１２の排気を行えば、１本の排気筒で構成でき、排気の逆流も抑制できるが、中間ダクトファン１０６には大容量のファンが必要であり、マンション等の集合住宅では、設置空間の確保が困難であり、ファンの回転騒音も無視できない。
【００１３】
このように、従来の配管構成では、衣類乾燥機１０４を経由して浴室１０８、脱衣室１１６やトイレ１１２等の換気を行うため、衣類乾燥機１０４の構造が複雑になったり、トイレ１１２の空気が衣類乾燥機１０４側に流れて衣類に接触する欠点があるが、衣類乾燥機１０４側への逆流を皆無にするためには、図１７に示すように、大型の中間ダクトファンを設置しなければならないという不都合があり、また、例えば、図１６に示すようなダクト構成では、異なる特性を持ったファンで押し出された排気が１本の排湿ダクト１００で送り出されるため、どちらかの排気が不十分となり、場合によっては片方の排気が逆流するおそれがある。
【００１４】
このような逆流による不都合に鑑み、衣類乾燥機の排湿ダクトと換気扇（浴室換気乾燥機も含む）の排気ダクトには排気の逆流を防止するため、専用のダクトが使用されているが、マンション等の集合住宅では、各戸に専用ダクトの設置は設備費の増加を来たし、天井裏に十分な設置スペースが確保できない等の問題も指摘されている。
【００１５】
そこで、本発明では、ダクトの共用化により、ダクトファンの大型化を来すことなく、効率的な排気と逆流防止を実現した排気装置を提供することを目的とする。
【００１６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の排気装置は、排気口２４と少なくとも第１及び第２の吸気口２６、２８を備え、ファン回転により前記第１及び第２の吸気口からの吸気を前記排気口に排気させる換気手段（中間ダクトファン２２）と、衣類乾燥機１０から排湿を外気に導く排湿ダクト１６と、この排湿ダクト又は前記衣類乾燥機に設置されて前記排湿ダクトを通して前記排湿を行う排湿ファン１２と、前記換気手段の前記排気口２４と前記排湿ダクトに設けられた第１の分岐部３２との間に接続されて前記換気手段の排気を前記排湿ダクトに導く排気ダクト３４と、トイレ８の換気口３８と前記換気手段の前記第１の吸気口との間に接続されて前記トイレの換気を行う排気ダクト４０と、前記換気手段の前記第２の吸気口と前記排湿ダクトに設けられた第２の分岐部４２との間に接続され、前記排湿ダクトに前記換気手段を介在させて形成されるバイパス排気ダクト４４とを備えた構成としている。
【００１７】
係る構成によれば、バイパス排気ダクトを通じて換気手段側に排気を行うことができ、この排気により、トイレ側の排気を外気に逃がすことができ、トイレ側の排気の衣類乾燥機側への漏れが防止される。
【００１８】
上記目的を達成するためには、前記換気手段及び前記排湿ファンを制御する制御手段（制御部５８）を備え、前記排湿ファンと前記換気手段とが同時に動作するとき、前記換気手段の排気能力を前記排湿ファンの排気能力を超えないように制御する構成としてもよい。係る構成によれば、換気手段の排気で排湿ファンの排気能力が損なわれるのを抑制でき、トイレ側の排気の漏れ等を防止できる。
【００１９】
上記目的を達成するためには、前記換気手段及び前記排湿ファンを制御する制御手段（制御部５８）を備え、前記排湿ファンと前記換気手段とが同時に動作するとき、前記排湿ファンの排気能力を高める構成としてもよい。係る構成によれば、換気手段の排気による排湿ファンの排気能力の低下を補うことができ、トイレ側の排気の漏れ等が抑制される。
【００２０】
上記目的を達成するためには、前記バイパス排気ダクトは、その分岐部４８に前記衣類乾燥機を設置する室（脱衣室６）の換気口５０を接続し、前記衣類乾燥機の排湿又は前記室の換気又はこれら双方を前記換気手段に吸気させる構成としてもよい。
【００２１】
上記目的を達成するためには、前記換気手段は、浴室暖房機（浴室暖房乾燥機２０）に併設された構成としてもよい。
【００２２】
上記目的を達成するためには、前記排湿ダクトの前記第２の分岐部に接続された前記バイパス排気ダクトを開閉する開閉手段（逆止弁４６）を備え、前記衣類乾燥機側の前記排湿ファンの動作時、前記バイパス排気ダクトを閉じて排湿を阻止する構成としてもよい。
【００２３】
上記目的を達成するためには、前記衣類乾燥機側の前記排湿ファンに連動して前記換気手段を動作させる構成としてもよい。
【００２４】
【発明の実施の形態】
本発明の第１の実施形態を図１及び図２を参照して説明する。図１及び図２は第１の実施形態に係る排気装置を示している。
【００２５】
この排気装置２は、例えば、浴室４、脱衣室６及びトイレ８の排湿又は排気を行う構成である。脱衣室６には衣類乾燥機１０が設置され、この衣類乾燥機１０には排湿ファン１２が設けられているとともに逆止弁１４が設置され、排湿ファン１２は衣類乾燥機１０と別個に設置してもよい。衣類乾燥機１０は、温水式衣類乾燥機、その他のものでもよい。この衣類乾燥機１０に接続された排湿ダクト１６は、家屋の外壁１８から外気に開放されている。
【００２６】
浴室２の天井部には浴室暖房乾燥機２０が設置され、この浴室暖房乾燥機２０には共通の駆動系統を備えた換気手段として中間ダクトファン２２が設置されている。この実施形態の中間ダクトファン２２は、単一の排気口２４と、第１、第２、第３の吸気口２６、２８、３０とを備え、これら吸気口２６、２８、３０からの吸気を排気口２４から排出する構成である。
【００２７】
この中間ダクトファン２２の排気口２４と排湿ダクト１６の第１の分岐部３２との間に排気ダクト３４が接続され、この排気ダクト３４には逆止弁３６が設置されている。また、中間ダクトファン２２の吸気口２６とトイレ８の換気口３８との間には排気ダクト４０が接続され、中間ダクトファン２２の吸気口２８と排湿ダクト１６の第２の分岐部４２との間にバイパス排気ダクト４４が接続されている。分岐部４２には排湿ダクト１６又はバイパス排気ダクト４４を選択的に閉止する開閉手段として逆止弁４６が設置されている。バイパス排気ダクト４４の分岐部４８と脱衣室６の換気口５０との間には排気ダクト５２が接続され、また、中間ダクトファン２２の吸気口３０と浴室４の換気口５４との間には排湿ダクト５６が接続されている。バイパス排気ダクト４４の分岐部４８は例えば、チーズによって構成される。
【００２８】
この実施形態では、排湿ダクト１６、排気ダクト４０、バイパス排気ダクト４４、排気ダクト５２及び排湿ダクト５６は、同径の排気筒として例えば、φ１００の円筒管で構成されている。
【００２９】
次に、衣類乾燥機１０側の排湿ファン１２及び中間ダクトファン２２の制御部５８について、図３を参照して説明する。図３は衣類乾燥機１０側の排湿ファン１２及び中間ダクトファン２２の制御部５８の構成を示している。
【００３０】
衣類乾燥機１０には、運転スイッチ６０、コントローラ６２、ファンモータ６４及びファン６６等が設けられ、また、中間ダクトファン２２側には、運転スイッチ６８、コントローラ７０、ファンモータ７２及びファン７４等が設置されている。衣類乾燥機１０では、運転スイッチ６０の操作により給電されるモータ６４が運転状態となり、排湿が行われる。また、中間ダクトファン２２では、運転スイッチ６８の操作により給電されるモータ７２が運転状態となり、排気が行われる。このような衣類乾燥機１０及び中間ダクトファン２２において、コントローラ６２、７０を制御ライン７６により連係させる。そこで、例えば、衣類乾燥機１０を運転させるとき、中間ダクトファン２２を運転する構成とし、例えば、衣類乾燥機１０が動作を開始するとき、中間ダクトファン２２が動作している場合には、中間ダクトファン２２の排気能力が衣類乾燥機１０の排気能力を超えないように回転数の制御を行うことができる。
【００３１】
この排気装置において、動作説明に先立って逆止弁１４、４６の切換動作を説明すると、図４の（Ａ）は衣類乾燥機１０の動作時の逆止弁１４、４６の開閉状態を示しており、この場合、逆止弁４６によってバイパス排気ダクト４４側が閉じられ、排湿ダクト１６側の逆止弁１４が開放状態になる。また、図４の（Ｂ）は浴室暖房乾燥機２０の動作時の逆止弁１４、４６の開閉状態を示しており、この場合、逆止弁１４、４６によって排湿ダクト１６側が閉じられ、バイパス排気ダクト４４側が開放状態になる。
【００３２】
そこで、浴室４、脱衣室６又はトイレ８の何れか又は２以上の排気又は排湿は、中間ダクトファン２２を動作させることにより行うことができる。この場合、逆止弁３６が開かれ、排気ダクト３４から排湿ダクト１６を通して外気に放出される。このとき、排湿ダクト１６の分岐部４２の逆止弁４６は、図４の（Ａ）に示すように、バイパス排気ダクト４４側に閉じられ、例えば、脱衣室６からの排気が行われる。
【００３３】
また、衣類乾燥機１０を動作させると、図４の（Ａ）に示すように、逆止弁１４が開放されるとともに、逆止弁４６がバイパス排気ダクト４４側に閉じられ、衣類乾燥機１０からの排湿が排湿ダクト１６から外気に放出される。
【００３４】
このとき、中間ダクトファン２２を動作させるので、中間ダクトファン２２を通じて排気ダクト４０、バイパス排気ダクト４４、排湿ダクト５６から吸気が行われ、排気ダクト３４を通じて排湿ダクト１６側に排気するので、衣類乾燥機１０側の排湿と相俟って中間ダクトファン２２側からの排気及び排湿が行われることになる。この結果、排湿ダクト１６を単一の排気筒で構成できるとともに、衣類乾燥機１０側の排湿がトイレ８側に流れ込むことがなく、また、トイレ８の排気が衣類乾燥機１０側に逆流することもない。
【００３５】
この場合、制御部５８の制御により設定風量を達成する排気制御としてモータ６４、７２の回転制御を行えば、屋外風圧によってトイレ８等の換気量が変化することもなく、効率的な排気及び排湿が可能である。
【００３６】
次に、この排気装置２において、図５を参照して中間ダクトファン２２の排気能力の制御を説明する。図５は、中間ダクトファン２２の排気能力の切換制御を示すフローチャートである。
【００３７】
コントローラ６２、７０では、互いに衣類乾燥機１０及び中間ダクトファン２２の運転を監視し、衣類乾燥機１０が動作したか否かを検出し（ステップＳ１）、次に、中間ダクトファン２２が動作中であるか否かを検出する（ステップＳ２）。これらの検出には、衣類乾燥機１０及び中間ダクトファン２２に対するスイッチ入力、駆動出力、実際の回転検出又はモータ電流等を利用することができる。
【００３８】
衣類乾燥機１０が動作していないときには、その動作が生じるまで、切換動作を待機させる。そして、衣類乾燥機１０の動作開始の後、中間ダクトファン２２が動作中でない場合には、ステップＳ１に戻る。
【００３９】
また、衣類乾燥機１０の動作開始の後、中間ダクトファン２２が動作中である場合には、即ち、衣類乾燥機１０と中間ダクトファン２２が同時に動作する場合には、中間ダクトファン２２の排気能力と排湿ファン１２の排気能力との大小関係を判定し（ステップＳ３）、衣類乾燥機１０の排湿ファン１２の排気能力が中間ダクトファン２２の排気能力を超えている場合には、現状の回転数を維持する（ステップＳ４）。排気能力の大小関係は、各ファン６６、７４の大きさや回転数により予め検出し、その検出値や定格値をコントローラ６２、７０の記憶手段に格納しておき、それを参照値として比較すればよい。
【００４０】
そして、中間ダクトファン２２の排気能力が衣類乾燥機１０の排湿ファン１２の排気能力を超えている場合には、中間ダクトファン２２側のファンモータ７２の回転数を減少させ（ステップＳ５）、中間ダクトファン２２の排気能力が衣類乾燥機１０の排湿ファン１２の排気能力を超えないように制御する。
【００４１】
このように、衣類乾燥機１０側の排湿ファン１２の排気能力と、中間ダクトファン２２の排気能力について、衣類乾燥機１０側の排気能力＞中間ダクトファン２２の排気能力の関係になるように、中間ダクトファン２２のコントローラ７０でファンモータ７２の回転制御を行うので、中間ダクトファン２２側が衣類乾燥機１０側に打ち勝ってトイレ８側の臭気が衣類乾燥機１０側等に漏れ込むおそれは全くない。この結果、中間ダクトファン２２の動作で衣類乾燥機１０側の排湿能力が損なわれるのを防止でき、排湿低下やトイレ８側の排気が衣類乾燥機１０側に漏れるのを防止でき、効果的な排気が可能になる。
【００４２】
次に、この排気装置２において、図６を参照して衣類乾燥機１０側の排湿ファン１２の排気能力の制御を説明する。図６は、衣類乾燥機１０側の排湿ファン１２の排気能力の切換制御を示すフローチャートである。
【００４３】
コントローラ６２、７０では、互いに衣類乾燥機１０及び中間ダクトファン２２の運転を監視し、衣類乾燥機１０が動作したか否かを検出し（ステップＳ２１）、次に、中間ダクトファン２２が動作中であるか否かを検出する（ステップＳ２２）。これらの検出には、衣類乾燥機１０及び中間ダクトファン２２に対するスイッチ入力、駆動出力、実際の回転検出又はモータ電流等を利用することができる。
【００４４】
衣類乾燥機１０が動作していないときには、その動作が生じるまで、切換動作を待機させる。そして、衣類乾燥機１０の動作開始の後、中間ダクトファン２２が動作中でない場合には、即ち、衣類乾燥機１０のみが単独動作の場合には、衣類乾燥機１０の排湿ファン１２の回転数Ｎは通常回転数Ｎ_１（例えば、最低回転数）に制御し、排湿を行う。
【００４５】
また、衣類乾燥機１０の動作開始の後、中間ダクトファン２２が動作中である場合には、即ち、衣類乾燥機１０と中間ダクトファン２２が同時に動作する場合には、衣類乾燥機１０の排湿ファン１２の回転数Ｎは回転数Ｎ_２に増加させ、排湿を行う。この場合、回転数Ｎ_１、Ｎ_２は、Ｎ_２＞Ｎ_１である。
【００４６】
この結果、中間ダクトファン２２の動作で衣類乾燥機１０側の排湿能力が低下するのを防止でき、排湿低下やトイレ８側の排気が衣類乾燥機１０側に漏れるのを防止でき、効果的な排気が可能になる。
【００４７】
そして、この場合、衣類乾燥機１０側の排湿ファン１２の排気能力と、中間ダクトファン２２の排気能力について、衣類乾燥機１０側の排気能力＞中間ダクトファン２２の排気能力の関係になるように、衣類乾燥機１０側のコントローラ６２でファンモータ６４の回転制御を行うようにすれば、中間ダクトファン２２側が衣類乾燥機１０側に打ち勝ってトイレ８側の臭気が衣類乾燥機１０側等に漏れ込むおそれは全くない。この場合、コントローラ６２、７０の双方により、衣類乾燥機１０の排湿ファン１２及び中間ダクトファン２２の回転制御を行い、衣類乾燥機１０側の排気能力＞中間ダクトファン２２の排気能力の関係になるように制御してもよい。
【００４８】
次に、本発明の第２の実施形態を図７を参照して説明する。図７は、第２の実施形態に係る排気装置を示している。第１の実施形態では、バイパス排気ダクト４４を分岐して脱衣室６の排気を行うように構成したが、この実施形態では、中間ダクトファン２２の吸気口２８と排湿ダクト１６の分岐部４２との間にバイパス排気ダクト４４を設置するとともに、中間ダクトファン２２に増設された吸気口７７と脱衣室６の換気口５０との間に排気ダクト７８を接続したものである。その他の構成は第１の実施形態（図１）と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
【００４９】
このような構成としても、逆止弁１４、４６の切換えは図４に示した通りであり、衣類乾燥機１０の排湿と脱衣室６の排気を行うことができ、第１の実施形態と同様の効果が得られる。
【００５０】
次に、本発明の第３の実施形態を図８を参照して説明する。図８は、第３の実施形態に係る排気装置の制御部の構成を示している。第１の実施形態では衣類乾燥機１０及び中間ダクトファン２２を個別のコントローラ６２、７０で制御部５８を構成したが、この実施形態では、制御部５８としてコントローラ８０が設置され、このコントローラ８０を中間ダクトファン２２及び衣類乾燥機１０側の排湿ファン１２の共通の制御手段として駆動制御を行う構成としたものである。この実施形態では、衣類乾燥機１０を動作させるとき、中間ダクトファン２２を動作させる構成とし、更に、衣類乾燥機１０が動作を開始するとき、中間ダクトファン２２が動作している場合には、衣類乾燥機１０側の排湿ファン１２の排湿能力を高めるため、その回転数を増加させる制御を行う。
【００５１】
なお、各実施形態では、浴室暖房乾燥機２０と一体に構成された中間ダクトファン２２を換気手段として設置したが、換気手段としては、浴室暖房乾燥機２０とは別の中間ダクトファンを設置する構成としてもよい。
【００５２】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次の効果が得られる。
ａダクトの共用化により、ダクトファンの大型化を来すことなく、効率的な排気と逆流防止を実現することができ、快適な排気が得られる。
ｂ外気に排気や排湿を行う排気ダクトの構成を簡略化することができ、例えば、排気筒を単一化することができ、施工工事の簡略化、材料や施工コストの低減を図ることができる。
ｃトイレの臭気が衣類乾燥機側に漏れることがなく、また、衣類乾燥機や浴室の湿気がトイレ側や脱衣室に漏れることがなく、快適な排湿や排気を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施形態に係る排気装置を示す図である。
【図２】第１の実施形態に係る排気装置の構成を示す図である。
【図３】第１の実施形態に係る排気装置の制御部の構成を示すブロック図である。
【図４】第１の実施形態に係る逆止弁の切換動作を示す図である。
【図５】排気能力の切換制御を示すフローチャートである。
【図６】排気能力の他の切換制御を示すフローチャートである。
【図７】本発明の第２の実施形態に係る排気装置を示す図である。
【図８】本発明の第３の実施形態に係る排気装置を示す図である。
【図９】従来の排気装置を示す図である。
【図１０】従来の他の排気装置を示す図である。
【図１１】従来の他の排気装置を示す図である。
【図１２】従来の他の排気装置を示す図である。
【図１３】従来の他の排気装置を示す図である。
【図１４】排気ダクトに用いられる排気管を示す図である。
【図１５】従来の他の排気装置を示す図である。
【図１６】従来の他の排気装置を示す図である。
【図１７】従来の他の排気装置を示す図である。
【符号の説明】
２排気装置
４浴室
６脱衣室
８トイレ
１０衣類乾燥機
１２排湿ファン
１６排湿ダクト
２２中間ダクトファン（換気手段）
２４排気口
２６第１の吸気口
２８第２の吸気口
３２第１の分岐部
３４、４０排気ダクト
３８、５０換気口
４２第２の分岐部
４４バイパス排気ダクト
４６逆止弁（開閉手段）
４８分岐部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an exhaust device in which a clothes dryer, bathroom dehumidification and toilet ventilation are shared, and a piping configuration is simplified.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, separate ducts are provided for bathrooms, toilets, clothes dryers, etc., and various piping forms have been used for dehumidifying bathrooms, ventilating toilets, and dehumidifying clothes dryers. Measures have been taken to suppress changes in ventilation volume due to outdoor wind pressure.
[0003]
Prior patent documents relating to the simplification of the exhaust duct used for such exhaust and dehumidification include the following.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-5-168797 [0005]
Patent Literature 1 discloses a configuration in which an exhaust duct of a bathroom, a toilet, and a clothes dryer is unified.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, separate ducts are provided in bathrooms, toilets, clothes dryers, and the like. For dehumidification of bathrooms, ventilation of toilets, and moisture removal of clothes dryers, for example, as shown in FIG. A clothes dryer 104 is connected to the moisture discharge duct 100, and an exhaust duct 102 is provided with an intermediate duct fan 106, an exhaust duct 110 for a bathroom 108, an exhaust duct 114 for a toilet 112, and a clothes dryer. The exhaust duct 118 of the dressing room 116 where the machine 104 is installed is connected. In this case, the clothes dryer 104 has a built-in moisture exhaust fan 120, and the clothes dryer 104 is forcibly exhausted by the moisture exhaust fan 120 through the moisture exhaust duct 100. The exhaust duct 100 is provided with a check valve 122. In addition, the dehumidification from the bathroom 108, the exhaust from the dressing room 116, and the exhaust from the toilet 112 are performed by the intermediate duct fan 106 through the exhaust duct 102. In this case, a check valve 124 is built in the intermediate duct fan 106. In such a configuration, the exhaust air from the toilet 112 does not flow back to the clothes dryer 104 side, but the ventilation volume of the toilet 112 and the like may change due to the outdoor wind pressure, and the moisture exhaust duct 100 and the exhaust duct 102 And two exhaust cylinders are required.
[0007]
For such a duct configuration, for example, as shown in FIG. 10, exhaust fans 126, 128, and 130 may be installed together with exhaust ducts 110, 114, and 118 in a bathroom 108, a dressing room 116, and a toilet 112, respectively. However, in such a configuration, although the exhaust air from the toilet 112 does not flow backward to the clothes dryer 104, the ventilation volume of the toilet 112 and the like may change due to the outdoor wind pressure. Since the ducts 110, 114, and 118 are provided side by side, four exhaust pipes are required.
[0008]
Also, for example, as shown in FIG. 11, an intermediate duct fan 106 attached to the bathroom heater / dryer 132 is installed in the exhaust duct 110, and the exhaust of the bathroom 108, the dressing room 116, and the toilet 112 is performed through the intermediate duct fan 106. There is a configuration that is performed separately from the clothes dryer 104. In this case, since the exhaust control of the intermediate duct fan 106 can be performed at the set air volume, the change in the ventilation volume of the toilet 112 can be suppressed depending on the outdoor wind pressure, and there is no inconvenience that the ventilation is disturbed. Two exhaust stacks are required.
[0009]
For example, as shown in FIGS. 12 and 13, the exhaust duct 100 and the exhaust duct 102 are assembled, and the exhaust pipe is unified by the double conduit 136 in appearance. In such a form, the plumbing work can be simplified and the opening in the wall of the house can be unified. In this case, as the double pipe 136, for example, a two pipe pipe 138 shown in FIG. 14A or a double pipe 140 shown in FIG. 14B is used. In the two-pipe pipe 138, a partition 142 is provided in a cylindrical pipe to form a two-pipe. In the double pipe 140, for example, a small-diameter pipe 146 of φ100 is provided in a large-diameter pipe 144 of φ150. Have been.
[0010]
In the case of the double pipe 140 or the two-pipe pipe 138, the outer shape of the pipe becomes large, and it is necessary to take up an installation space. In the case of the double pipe 140 or the two-pipe pipe 138, the diameter of the exhaust duct is large, and the installation place is restricted. And construction costs increase. If these pipes are not used, there is a possibility that the exhaust airflow from each device or the exhaust airflow at the time of simultaneous use of each device cannot secure the planned airflow.
[0011]
Further, as a piping form, for example, as shown in FIG. 15, the exhaust duct 102 is combined with the moisture exhaust duct 100 to be common, and specifically, the exhaust duct 102 connected to the intermediate duct fan 106 is exhausted. It is connected to the wet duct 100. With such a piping configuration, it is possible to configure the exhaust pipe from a single exhaust pipe, but exhaust gas from the toilet 112 flows into the clothes dryer 104, and odor becomes a problem. In addition, when the ventilation volume of the toilet 112 and the like changes due to the outdoor wind pressure, and when the ventilation and the moisture drying on the clothes dryer 104 side are performed at the same time, the ventilation capacity on the moisture discharging duct 100 side is small. There is a possibility that the necessary amount cannot be secured. In this case, for example, as shown in FIG. 16, if a large-diameter exhaust pipe is used for the outside air-side moisture drainage duct 100, the exhaust capacity can be increased. There can be no backflow.
[0012]
Therefore, for example, as shown in FIG. 17, an intermediate duct fan 106 is installed in a single moisture exhaust duct 148, and exhaust air from the clothes dryer 104, the bathroom 108, the undressing room 116, and the toilet 112 is passed through the intermediate duct fan 106. If it is carried out, it can be constituted by one exhaust pipe, and the backflow of exhaust can be suppressed. However, a large capacity fan is required for the intermediate duct fan 106, and it is difficult to secure the installation space in an apartment house such as an apartment. However, fan rotation noise cannot be ignored.
[0013]
As described above, in the conventional piping configuration, since the ventilation of the bathroom 108, the undressing room 116, the toilet 112, and the like is performed via the clothes dryer 104, the structure of the clothes dryer 104 becomes complicated, However, in order to eliminate the backflow to the clothes dryer 104, a large intermediate duct fan must be installed as shown in FIG. In addition, for example, in a duct configuration as shown in FIG. 16, since the exhaust air pushed out by fans having different characteristics is sent out by one moisture exhaust duct 100, either exhaust air This may be insufficient, and in some cases, one of the exhaust gases may flow backward.
[0014]
In consideration of the inconvenience caused by such backflow, dedicated ducts are used for the moisture exhaust duct of the clothes dryer and the exhaust duct of the ventilation fan (including bathroom ventilation dryer) to prevent the backflow of exhaust air. In such multi-family housing, installation of a dedicated duct in each house has increased equipment costs, and it has been pointed out that there is a problem that a sufficient installation space cannot be secured above the ceiling.
[0015]
Therefore, an object of the present invention is to provide an exhaust device that achieves efficient exhaust and prevention of backflow without increasing the size of a duct fan by sharing a duct.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, an exhaust device of the present invention includes an exhaust port 24 and at least first and second intake ports 26 and 28, and inhales intake air from the first and second intake ports by rotation of a fan. A ventilating means (intermediate duct fan 22) for exhausting air to an exhaust port, a moisture exhaust duct 16 for guiding moisture from the clothes dryer 10 to the outside air, and the moisture exhaust duct or the moisture dryer duct installed in the clothes dryer and passing through the moisture exhaust duct. The dehumidification fan 12 that performs the dehumidification, and is connected between the exhaust port 24 of the ventilation means and a first branch portion 32 provided in the dehumidification duct, and discharges the exhaust of the ventilation means to the dehumidification. An exhaust duct 34 leading to the duct, an exhaust duct 40 connected between the ventilation port 38 of the toilet 8 and the first intake port of the ventilation means for ventilating the toilet, and the second duct of the ventilation means. Air inlet and the dehumidifying duct To be connected between the second branch portion 42 provided, it has a configuration that includes a bypass exhaust duct 44 which is formed by interposing the ventilating means to the exhaust humidity duct.
[0017]
According to such a configuration, it is possible to exhaust air to the ventilation means side through the bypass exhaust duct, and by this exhaust air, the exhaust air on the toilet side can be released to the outside air, and the exhaust air on the toilet side leaks to the clothes dryer side. Is prevented.
[0018]
In order to achieve the above object, a control unit (control unit 58) for controlling the ventilation unit and the exhaust fan is provided, and when the exhaust fan and the ventilation unit operate simultaneously, the exhaust of the ventilation unit is performed. A configuration may be adopted in which the capacity is controlled so as not to exceed the exhaust capacity of the exhaust fan. According to such a configuration, it is possible to prevent the exhaust capability of the dehumidifying fan from being impaired by the exhaust of the ventilation means, and it is possible to prevent leakage of exhaust from the toilet.
[0019]
In order to achieve the above object, a control unit (control unit 58) for controlling the ventilation unit and the dehumidification fan is provided, and when the dehumidification fan and the ventilation unit operate simultaneously, the control unit controls the ventilation unit and the ventilation unit. The exhaust capacity may be increased. According to such a configuration, it is possible to compensate for a decrease in the exhaust capacity of the dehumidifying fan due to the exhaust of the ventilation means, and to suppress the leakage of the exhaust on the toilet side.
[0020]
In order to achieve the above object, the bypass exhaust duct is connected to a ventilation port 50 of a room (the undressing room 6) in which the clothes dryer is installed at a branch portion 48 thereof, so that the clothes dryer can be evacuated or discharged. The ventilation of the room or both of them may be taken in by the ventilation means.
[0021]
In order to achieve the above object, the ventilation means may be provided in a bathroom heater (bathroom heater / dryer 20).
[0022]
In order to achieve the above object, an opening / closing means (a check valve 46) for opening and closing the bypass exhaust duct connected to the second branch portion of the moisture exhaust duct is provided, and the drain on the clothes dryer side is provided. When the wet fan is operated, the bypass exhaust duct may be closed to prevent the exhaust of moisture.
[0023]
In order to achieve the above object, a configuration may be adopted in which the ventilation means is operated in conjunction with the moisture exhaust fan on the clothes dryer side.
[0024]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 and 2 show an exhaust device according to the first embodiment.
[0025]
The exhaust device 2 is configured to, for example, drain or exhaust the bathroom 4, the undressing room 6, and the toilet 8. A clothes dryer 10 is installed in the undressing room 6. The clothes dryer 10 is provided with a dehumidifying fan 12 and a check valve 14. The dehumidifying fan 12 is provided separately from the clothes dryer 10. May be installed. The clothes dryer 10 may be a warm water-type clothes dryer or another type. The moisture exhaust duct 16 connected to the clothes dryer 10 is open to the outside from an outer wall 18 of the house.
[0026]
A bathroom heater / dryer 20 is installed on the ceiling of the bathroom 2, and an intermediate duct fan 22 is installed in the bathroom heater / dryer 20 as a ventilation unit having a common drive system. The intermediate duct fan 22 of this embodiment includes a single exhaust port 24, and first, second, and third intake ports 26, 28, and 30, and intakes air from these intake ports 26, 28, and 30. It is configured to discharge from the exhaust port 24.
[0027]
An exhaust duct 34 is connected between the exhaust port 24 of the intermediate duct fan 22 and the first branch 32 of the moisture exhaust duct 16, and a check valve 36 is installed in the exhaust duct 34. An exhaust duct 40 is connected between the intake port 26 of the intermediate duct fan 22 and the ventilation port 38 of the toilet 8, and is connected to the intake port 28 of the intermediate duct fan 22 and the second branch portion 42 of the moisture exhaust duct 16. , A bypass exhaust duct 44 is connected. A check valve 46 is installed in the branch section 42 as an opening / closing means for selectively closing the moisture exhaust duct 16 or the bypass exhaust duct 44. An exhaust duct 52 is connected between the branch portion 48 of the bypass exhaust duct 44 and the ventilation port 50 of the dressing room 6, and between the intake port 30 of the intermediate duct fan 22 and the ventilation port 54 of the bathroom 4. The moisture exhaust duct 56 is connected. The branch portion 48 of the bypass exhaust duct 44 is made of, for example, cheese.
[0028]
In this embodiment, the exhaust duct 16, the exhaust duct 40, the bypass exhaust duct 44, the exhaust duct 52, and the exhaust duct 56 are configured as, for example, φ100 cylindrical tubes as exhaust tubes having the same diameter.
[0029]
Next, the control unit 58 of the moisture exhaust fan 12 and the intermediate duct fan 22 on the clothes dryer 10 side will be described with reference to FIG. FIG. 3 shows the configuration of the control unit 58 of the moisture exhaust fan 12 and the intermediate duct fan 22 on the clothes dryer 10 side.
[0030]
The clothes dryer 10 is provided with an operation switch 60, a controller 62, a fan motor 64, a fan 66, and the like. On the intermediate duct fan 22 side, an operation switch 68, a controller 70, a fan motor 72, a fan 74, and the like are provided. is set up. In the clothes dryer 10, the motor 64 to which power is supplied by operating the operation switch 60 is in an operation state, and moisture is removed. Further, in the intermediate duct fan 22, the motor 72 to which power is supplied by operating the operation switch 68 is in an operating state, and the exhaust is performed. In such a clothes dryer 10 and the intermediate duct fan 22, the controllers 62 and 70 are linked by a control line 76. Therefore, for example, when the clothes dryer 10 is operated, the intermediate duct fan 22 is operated. For example, when the clothes dryer 10 starts operating, when the intermediate duct fan 22 is operating, the intermediate duct fan 22 is operated. The rotation speed can be controlled so that the exhaust capacity of the duct fan 22 does not exceed the exhaust capacity of the clothes dryer 10.
[0031]
In this exhaust device, the switching operation of the check valves 14 and 46 will be described prior to the operation description. FIG. 4A shows the open / close state of the check valves 14 and 46 when the clothes dryer 10 is operating. In this case, the check valve 46 closes the bypass exhaust duct 44 side, and the check valve 14 on the moisture discharge duct 16 side is opened. FIG. 4B shows the open / closed state of the check valves 14 and 46 when the bathroom heating / drying machine 20 operates. In this case, the check valves 14 and 46 close the moisture discharge duct 16 side. The bypass exhaust duct 44 is opened.
[0032]
Therefore, exhausting or dehumidifying any or two or more of the bathroom 4, the dressing room 6, and the toilet 8 can be performed by operating the intermediate duct fan 22. In this case, the check valve 36 is opened, and is discharged from the exhaust duct 34 to the outside air through the moisture exhaust duct 16. At this time, the check valve 46 of the branch portion 42 of the moisture discharge duct 16 is closed to the bypass exhaust duct 44 side as shown in FIG. 4A, and the exhaust from the dressing room 6 is performed, for example.
[0033]
When the clothes dryer 10 is operated, the check valve 14 is opened and the check valve 46 is closed to the bypass exhaust duct 44 side, as shown in FIG. Is discharged from the moisture discharge duct 16 to the outside air.
[0034]
At this time, since the intermediate duct fan 22 is operated, air is taken from the exhaust duct 40, the bypass exhaust duct 44, and the moisture exhaust duct 56 through the intermediate duct fan 22, and is exhausted to the moisture exhaust duct 16 side through the exhaust duct 34. Exhaust and moisture are discharged from the intermediate duct fan 22 side in combination with the moisture discharge on the clothes dryer 10 side. As a result, the moisture exhaust duct 16 can be constituted by a single exhaust pipe, and the moisture on the clothes dryer 10 side does not flow into the toilet 8 side, and the exhaust gas from the toilet 8 flows back to the clothes dryer 10 side. Nothing to do.
[0035]
In this case, if the rotation control of the motors 64 and 72 is performed as the exhaust control for achieving the set air volume under the control of the control unit 58, the efficient exhaust and exhaust can be performed without the ventilation volume of the toilet 8 or the like being changed by the outdoor wind pressure. Wetness is possible.
[0036]
Next, control of the exhaust capacity of the intermediate duct fan 22 in the exhaust device 2 will be described with reference to FIG. FIG. 5 is a flowchart showing switching control of the exhaust capacity of the intermediate duct fan 22.
[0037]
The controllers 62 and 70 mutually monitor the operation of the clothes dryer 10 and the intermediate duct fan 22 to detect whether or not the clothes dryer 10 has been operated (step S1). Is detected (step S2). For these detections, switch input, drive output, actual rotation detection, motor current, or the like for the clothes dryer 10 and the intermediate duct fan 22 can be used.
[0038]
When the clothes dryer 10 is not operating, the switching operation is waited until the operation occurs. Then, after the operation of the clothes dryer 10 starts, if the intermediate duct fan 22 is not operating, the process returns to step S1.
[0039]
Also, if the intermediate duct fan 22 is operating after the operation of the clothes dryer 10 starts, that is, if the clothes dryer 10 and the intermediate duct fan 22 operate simultaneously, the exhaust of the intermediate duct fan 22 is performed. The magnitude relationship between the capacity and the exhaust capacity of the moisture exhaust fan 12 is determined (step S3). If the exhaust capacity of the moisture exhaust fan 12 of the clothes dryer 10 exceeds the exhaust capacity of the intermediate duct fan 22, the current state is determined. Is maintained (step S4). The magnitude relationship between the exhausting capacities is detected in advance based on the size and the number of revolutions of each of the fans 66 and 74, and the detected values and rated values are stored in the storage means of the controllers 62 and 70, and are compared as reference values. Good.
[0040]
If the exhaust capacity of the intermediate duct fan 22 exceeds the exhaust capacity of the moisture exhaust fan 12 of the clothes dryer 10, the rotation speed of the fan motor 72 on the intermediate duct fan 22 side is reduced (step S5). The exhaust capacity of the intermediate duct fan 22 is controlled so as not to exceed the exhaust capacity of the moisture exhaust fan 12 of the clothes dryer 10.
[0041]
As described above, the exhaust capacity of the moisture exhaust fan 12 on the clothes dryer 10 side and the exhaust capacity of the intermediate duct fan 22 are set so that the relationship of the exhaust capacity on the clothes dryer 10 side> the exhaust capacity of the intermediate duct fan 22 is satisfied. Since the rotation of the fan motor 72 is controlled by the controller 70 of the intermediate duct fan 22, there is no possibility that the intermediate duct fan 22 will overcome the clothes dryer 10 and the odor of the toilet 8 will leak to the clothes dryer 10 or the like. Absent. As a result, it is possible to prevent the operation of the intermediate duct fan 22 from impairing the moisture discharging ability of the clothes dryer 10, and to prevent the reduction of the moisture discharging and the leakage of the exhaust gas from the toilet 8 to the clothes dryer 10. Exhaust is possible.
[0042]
Next, control of the exhaust capacity of the moisture exhaust fan 12 on the clothes dryer 10 side in the exhaust device 2 will be described with reference to FIG. FIG. 6 is a flowchart showing switching control of the exhaust capacity of the moisture exhaust fan 12 on the clothes dryer 10 side.
[0043]
The controllers 62 and 70 mutually monitor the operation of the clothes dryer 10 and the intermediate duct fan 22 to detect whether or not the clothes dryer 10 has been operated (step S21). Next, the intermediate duct fan 22 is operating. Is detected (step S22). For these detections, switch input, drive output, actual rotation detection, motor current, or the like for the clothes dryer 10 and the intermediate duct fan 22 can be used.
[0044]
When the clothes dryer 10 is not operating, the switching operation is waited until the operation occurs. Then, after the operation of the clothes dryer 10 starts, if the intermediate duct fan 22 is not operating, that is, if only the clothes dryer 10 is operating alone, the rotation of the moisture exhaust fan 12 of the clothes dryer 10 is rotated. The number N is controlled to the normal rotation speed N ₁ (for example, the minimum rotation speed) to perform dehumidification.
[0045]
Also, after the operation of the clothes dryer 10 starts, if the intermediate duct fan 22 is operating, that is, if the clothes dryer 10 and the intermediate duct fan 22 operate simultaneously, the drainage of the clothes dryer 10 is performed. humidity rotational speed N of the fan 12 increases the rotational speed N _2, to discharge moisture. In this case, the rotation speeds N ₁ and N ₂ satisfy N ₂ > N ₁ .
[0046]
As a result, the operation of the intermediate duct fan 22 can prevent a decrease in the moisture drainage capacity of the clothes dryer 10, and can prevent a decrease in moisture exhaustion and leakage of the exhaust air from the toilet 8 to the clothes dryer 10, which is effective. Exhaust is possible.
[0047]
In this case, the exhaust capacity of the moisture exhaust fan 12 on the clothes dryer 10 side and the exhaust capacity of the intermediate duct fan 22 are such that the relationship of the exhaust capacity on the clothes dryer 10 side> the exhaust capacity of the intermediate duct fan 22 is satisfied. If the controller 62 of the clothes dryer 10 controls the rotation of the fan motor 64, the intermediate duct fan 22 can overcome the clothes dryer 10 and the odor of the toilet 8 can be reduced to the clothes dryer 10 and the like. There is no risk of leakage. In this case, both the controllers 62 and 70 control the rotation of the moisture exhaust fan 12 and the intermediate duct fan 22 of the clothes dryer 10, and determine the relationship between the exhaust capacity of the clothes dryer 10> the exhaust capacity of the intermediate duct fan 22. May be controlled so that
[0048]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 7 shows an exhaust device according to the second embodiment. In the first embodiment, the bypass exhaust duct 44 is branched to exhaust the undressing room 6. However, in this embodiment, the intake port 28 of the intermediate duct fan 22 and the branch portion 42 of the moisture exhaust duct 16 are formed. And an exhaust duct 78 is connected between an intake port 77 added to the intermediate duct fan 22 and a ventilation port 50 of the undressing room 6. Other configurations are the same as those of the first embodiment (FIG. 1), and thus the same reference numerals are given and the description is omitted.
[0049]
Even in such a configuration, the switching of the check valves 14 and 46 is as shown in FIG. 4, and the moisture can be exhausted from the clothes dryer 10 and the evacuation of the undressing room 6 can be performed. Similar effects can be obtained.
[0050]
Next, a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 8 shows a configuration of a control unit of the exhaust device according to the third embodiment. In the first embodiment, the controller 58 is constituted by the separate controllers 62 and 70 for the clothes dryer 10 and the intermediate duct fan 22. However, in this embodiment, a controller 80 is provided as the controller 58, and the controller 80 is Drive control is performed as common control means for the intermediate duct fan 22 and the moisture exhaust fan 12 on the clothes dryer 10 side. In this embodiment, when the clothes dryer 10 is operated, the intermediate duct fan 22 is operated. Further, when the clothes dryer 10 starts operating, when the intermediate duct fan 22 is operating, In order to increase the moisture removal capability of the moisture removal fan 12 on the clothes dryer 10 side, control is performed to increase the rotation speed.
[0051]
In each embodiment, the intermediate duct fan 22 integrally formed with the bathroom heating / drying machine 20 is installed as a ventilation unit. However, as the ventilation unit, an intermediate duct fan different from the bathroom heating / drying unit 20 is installed. It may be configured.
[0052]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the following effects can be obtained.
a By using a common duct, efficient exhaust and backflow prevention can be realized without increasing the size of the duct fan, and comfortable exhaust can be obtained.
b It is possible to simplify the configuration of the exhaust duct that exhausts and dehumidifies the outside air. For example, it is possible to use a single exhaust pipe, thereby simplifying construction work and reducing materials and construction costs. it can.
c The odor of the toilet does not leak to the clothes dryer, and the humidity of the clothes dryer and the bathroom does not leak to the toilet and the undressing room, so that comfortable dehumidification and exhaust can be realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view showing an exhaust device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration of an exhaust device according to the first embodiment.
FIG. 3 is a block diagram illustrating a configuration of a control unit of the exhaust device according to the first embodiment.
FIG. 4 is a view showing a switching operation of a check valve according to the first embodiment.
FIG. 5 is a flowchart showing switching control of the exhaust capacity.
FIG. 6 is a flowchart showing another switching control of the exhaust capacity.
FIG. 7 is a view showing an exhaust device according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a view showing an exhaust device according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a view showing a conventional exhaust device.
FIG. 10 is a view showing another conventional exhaust device.
FIG. 11 is a view showing another conventional exhaust device.
FIG. 12 is a view showing another conventional exhaust device.
FIG. 13 is a view showing another conventional exhaust device.
FIG. 14 is a view showing an exhaust pipe used for an exhaust duct.
FIG. 15 is a diagram showing another conventional exhaust device.
FIG. 16 is a view showing another conventional exhaust device.
FIG. 17 is a view showing another conventional exhaust device.
[Explanation of symbols]
2 Exhaust device 4 Bathroom 6 Dressing room 8 Toilet 10 Clothes dryer 12 Moisture exhaust fan 16 Moisture exhaust duct 22 Intermediate duct fan (ventilation means)
24 Exhaust port 26 First intake port 28 Second intake port 32 First branch section 34, 40 Exhaust duct 38, 50 Vent port 42 Second branch section 44 Bypass exhaust duct 46 Check valve (opening / closing means)
48 Branch

Claims

A ventilator comprising an exhaust port and at least first and second intake ports, and ventilation means for exhausting intake air from the first and second intake ports to the exhaust port by rotation of a fan;
A moisture exhaust duct that guides moisture from the clothes dryer to the outside air,
A moisture exhaust fan installed in the moisture exhaust duct or the clothes dryer and performing the moisture exhaust through the moisture exhaust duct;
An exhaust duct connected between the exhaust port of the ventilator and a first branch provided in the moisture exhaust duct to guide exhaust of the ventilator to the moisture exhaust duct;
An exhaust duct connected between the ventilation port of the toilet and the first intake port of the ventilation means for ventilating the toilet;
A bypass exhaust duct connected between the second intake port of the ventilation unit and a second branch provided in the moisture drainage duct and formed with the ventilation unit interposed in the moisture exhaust duct; ,
An exhaust device comprising:

Control means for controlling the ventilation means and the dehumidification fan, so that when the dehumidification fan and the ventilation means operate simultaneously, the exhaust capacity of the ventilation means does not exceed the exhaust capacity of the dehumidification fan. The exhaust device according to claim 1, wherein the exhaust device is controlled.

The apparatus according to claim 1, further comprising control means for controlling the ventilation means and the exhaust fan, wherein the exhaust capacity of the exhaust fan is enhanced when the exhaust fan and the ventilation means operate simultaneously. 2. The exhaust device according to 1.

The bypass exhaust duct is connected to a ventilation port of a room in which the clothes dryer is installed at a branch portion thereof, and the ventilation means is configured to draw moisture from the clothes dryer or ventilate the room or both of them. The exhaust device according to claim 1, wherein:

2. The exhaust device according to claim 1, wherein the ventilation unit is configured to be provided in a bathroom heater.

Opening / closing means for opening / closing the bypass exhaust duct connected to the second branch portion of the moisture exhaust duct, wherein when the moisture exhaust fan on the clothes dryer operates, the bypass exhaust duct is closed to exhaust moisture. The exhaust device according to claim 1, wherein the exhaust device is configured to prevent the exhaust gas.

The exhaust device according to claim 1, wherein the ventilation unit is operated in conjunction with the moisture exhaust fan on the clothes dryer side.