JP2004323466A

JP2004323466A - Cosmetic

Info

Publication number: JP2004323466A
Application number: JP2003123368A
Authority: JP
Inventors: Yatsuka Yoshida; 八束吉田
Original assignee: Musashino Research Institute for Immunity Co Ltd
Current assignee: Musashino Research Institute for Immunity Co Ltd
Priority date: 2003-04-28
Filing date: 2003-04-28
Publication date: 2004-11-18
Anticipated expiration: 2023-04-28
Also published as: JP4073358B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a cosmetic highly safe even when used over a long period and producing effects such as prevention of skin roughening and prevention of atopic dermatitis. <P>SOLUTION: This cosmetic comprises a product obtained by reacting at least one kind selected from the group consisting of hydrolases, Kojis and lactic acid bacteria with a plant of the genus Bidens, especially Bidens pilosa alone or a mixture obtained by premixing Zingiber officinale Roscoe therewith. The resultant cosmetic enhances antiinflammatory effects in the atopic dermatitis, ameliorates antipruritic effects and improves an odor and a moist feeling. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は安全性に優れ、しかも有効性の高い化粧品で、特に抗炎症効果に優れた化粧品に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、肌荒れ防止、アトピー性皮膚炎防止等の効果を目的とした化粧品には、種々の作用を有する合成薬剤又は天然植物抽出エキスが使用されているが、これらはいずれも少量添加では十分な効果が得られない。一方、多量の添加では適応部位に不快な刺激感を与え、更に継続して使用した場合には皮膚炎を発生するといった欠点がある。そこで、かねて長期間に亘り使用しても安全性の高い、上記効果の優れた化粧品の開発が望まれていた。
ビデンス・ピローサは昔から身近にあるハーブであり、民間薬草として干した地上部分を煎じ、解熱・解毒・消炎・鎮痛・止瀉・利尿薬として肝炎・腎炎・盲腸炎・糖尿病・膀胱炎・尿道炎・リウマチ性関節炎・気管支炎・腫れ物・胃腸病・下痢・消化不良などに内用し、外用では咽喉の腫れや痛み、打撲傷などに用いられてきた。また、多少の殺菌静菌作用もあるため打撲などの外傷や、腫れた所を洗ったり、局所に塗ったりなど外用薬としても使われてきた。
センダングサ属植物単独の抽出物を含む化粧品について報告した文献がある（特許文献１参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開２００１−２３３７２７号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明は長期間に亘り使用しても安全性が高く、かつ、肌荒れ防止、アトピー性皮膚炎防止等の効果を奏する化粧品を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明者は鋭意検討した結果、センダングサ属植物を酵素類、麹類または乳酸菌類で処理した加工物を使用することにより、上記作用に優れ、しかも長期に亘り安全性が高い化粧品を与えることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、センダングサ属植物に、加水分解酵素類、麹類、及び乳酸菌類からなる群より選ばれた少なくとも１種を作用させることにより得られた生成物を含有することを特徴とする化粧品を提供する。また、本発明は、センダングサ属植物にショウガ科植物を添加し、加水分解酵素類、麹類、及び乳酸菌類からなる群より選ばれた少なくとも１種を作用させることにより得られた生成物を含有することを特徴とする化粧品を提供する。
センダングサ属植物に加水分解酵素類、麹類、乳酸菌類からなる群より選択された少なくとも一種を作用させた生成物は、化粧品として使用した場合に抗炎症作用に優れ、肌荒れ防止、アトピー性皮膚炎防止等の効果を奏する他、センダングサ属植物を単に抽出したものに比べて色やにおいが減少し、安全性も更に向上するため化粧品として好ましい。また、センダングサ属植物にショウガ科植物を加えて上記加水分解酵素類を作用させた生成物は更に経皮吸収が増大し、また抗炎症効果が増すことが認められる。
【０００６】
【発明の実施の形態】
本発明に使用されるセンダングサ属植物は、特開２００１−１７８３９１号公報および特開２００１−２３３７２７号公報に詳述したが、学名ではビデンス（Ｂｉｄｅｎｓ）属と言われる一群の植物である。種類も多岐に亘り互いに交配するので変種も多く、植物学上も混乱が見られ、学名、和名、漢名、の対応も交錯していて同定することは極めて困難であるが、本発明で用いられるセンダングサ属植物は以下に掲げるものを包含する。
ＢｉｄｅｎｓｐｉｌｏｓａＬ．（コセンダングサ、コシロノセンダングサ、咸豊草）
ＢｉｄｅｎｓｐｉｌｏｓａＬ．ｖａｒ．ｍｉｎｏｒ（Ｂｌｕｍｅ）Ｓｈｅｒｆｆ（シロバナセンダングサ、シロノセンダングサ、コシロノセンダングサ、コセンダングサ、咸豊草）
ＢｉｄｅｎｓｐｉｌｏｓａＬ．ｖａｒ．ｂｉｓｅｔｏｓａＯｈｔａｎｉｅｔＳ．Ｓｕｚｕｋｉ（アワユキセンダングサ）
ＢｉｄｅｎｓｐｉｌｏｓａＬ．ｆ．ｄｅｃｕｍｂｅｎｓＳｃｈｅｒｆｆ（ハイアワユキセンダングサ）
ＢｉｄｅｎｓｐｉｌｏｓａＬ．ｖａｒ．ｒａｄｉａｔａＳｃｈｅｒｆｆ（タチアワユキセンダングサ、ハイアワユキセンダングサを含むこともある）
ＢｉｄｅｎｓｐｉｌｏｓａＬ．ｖａｒ．ｒａｄｉａｔａＳｃｈｕｌｔｚＢｉｐｏｎｔｉｎｕｓ（シロノセンダングサ、オオバナノセンダングサ）
ＢｉｄｅｎｓｂｉｔｅｒｎａｔａＬｏｕｒ．ＭｅｒｒｉｌｌｅｔＳｈｅｒｆｆ（センダングサ）
ＢｉｄｅｎｓｂｉｐｉｎｎａｔａＬ．（コバノセンダングサ、センダングサ）
ＢｉｄｅｎｓｃｅｒｎｕａＬ．（ヤナギタウコギ）
ＢｉｄｅｎｓｆｒｎｄｏｓａＬ．（アメリカセンダングサ、セイタカタウコギ）
ＢｉｄｅｎｓｐａｒｖｉｆｌｏｒａＷｉｌｌｄ（ホソバノセンダングサ）
ＢｉｄｅｎｓｒａｄｉａｔａＴｈｕｉｌｌ．ｖａｒ．ｐｉｎｎａｔｉｆｉｄａ（Ｔｕｒｃｚ．）Ｋｉｔａｍｕｒａ（エゾノタウコギ）
ＢｉｄｅｎｓｔｒｉｐａｒｔｉｔａＬ．（タウコギ）
【０００７】
台湾では家庭用民間薬として、日本におけるドクダミやゲンノショウコなどのように野生のものを摘んで使用する人も多い。また中医（漢方医）の使う薬屋では調剤用咸豊草エキス粉末が入手できる。花は黄色もあるが薬用には白色が良いとされている。
【０００８】
上記センダングサ属植物の中で、特にビデンス・ピローサ（Ｂｉｄｅｎｓｐｉｌｏｓａ）類が好ましい。
センダングサ属植物はふつう全草あるいは地上部が用いられる。葉だけ、あるいは茎だけを用いてもよい。花は含めてもよいが花が多く咲いたものはやや効果が劣るように思われる。またセンダングサ属植物を用いるのに、生の植物を用いてもよいが一度天日乾燥あるいは通風乾燥などの方法で乾燥させてもよい。乾燥させる場合には通常、生の植物を熱風（例えば７０〜８０℃）等で乾燥する。また、蒸気で、例えば１時間〜１時間半程度蒸した後、乾燥したものを使用してもよい。
処理する酵素や麹あるいは乳酸菌の特性から処理温度がおよそ４０℃前後以上に上げられない場合は処理中に腐敗が進むことがあるので加熱殺菌するか、あるいは適当な長さに切断して蒸煮し、その後加熱通風乾燥したもの（例えば特開２００１−１７８３９０号公報に記載された加工処理等）を施したものを使用することが望ましい。
【０００９】
次に本発明において使用可能な、麹類、乳酸菌類、及び加水分解酵素類について説明する。
加水分解酵素類は、植物に含まれる種々の糖質や蛋白質のみならず、タンニン、ペクチン、グルカンなど植物に含まれる天然高分子化合物を加水分解できる微生物系の酵素や、各種の麹及び植物由来の酵素などあらゆる加水分解酵素が用いられる。酵素製品として工業用に精製したものでもよいが、むしろ種々の酵素が混在するものを使用することが好ましい。更に高い本発明の効果が奏される場合が見られるからである。実用的には広く市販される工業用酵素、例えば炭水化物を加水分解する酵素と共に蛋白質を加水分解する酵素を混合して用いてもよい。またこれらにタンナーゼ、ペクチナーゼなどを添加して使用することも本発明の効果において好ましい。植物構造自体の分解を助け、酵素類の作用を受けやすい成分等様々な有用物質の抽出が有効に行われるためと考えられる。加水分解酵素の使用量は、酵素の種類、活性等により異なることは当然であるが、例えばセンダングサ属植物１００ｇに対して０．０００１〜２０ｇ使用することができる。
【００１０】
麹類としては、甘酒用麹、酒造用麹、醤油醸造用麹、あるいは味噌製造用麹など発酵工業において使用されるあらゆる麹が使用できる。麹菌の種類としてはＡｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ属、とくにＡｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓｏｒｙｚａｅあるいはＡｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓｎｉｇｅｒが普通に用いられるが、Ｍｕｃｏｒ属、Ｒｈｉｚｏｐｕｓ属なども使用できる。麹の使用量は、麹の種類、活性等により異なることは当然であるが、例えばセンダングサ属植物１００ｇに対して０．０１〜２０ｇ使用することができる。
【００１１】
乳酸菌類はホモ乳酸菌でもヘテロ乳酸菌でもよく、好気性乳酸菌でも嫌気性乳酸菌でもよい。種類としてはＬａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ属、Ｓｐｏｒｏｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ属、Ｂｉｆｉｄｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ属などの乳酸桿菌、あるいはＳｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓ属、Ｐｅｄｉｏｃｏｃｃｕｓ属、Ｌｅｕｃｏｎｏｓｔｏｃ属などの乳酸球菌などが用いられる。乳酸菌の使用量は、乳酸菌の種類、活性等により異なることは当然であるが、例えばセンダングサ属植物１００ｇに対して０．０１〜２０ｇ使用することができる。
【００１２】
本発明において使用可能なショウガ科植物としては、ショウガまたはウコンが挙げられる。ショウガ科植物は、乾燥または粉砕された市販品を用いてもよく、または栽培した植物を乾燥して粉砕、若しくは蒸煮した後乾燥して粉砕したものを用いてもよい。ショウガ科植物の使用部位は少なくとも根を含む部分である。根部分のみを用いてもよく、または根と茎、葉等その他の部分を用いてもよい。本発明の効果の上で特に好ましいのは根の部分である。
ショウガ科植物の使用量は、センダングサ属植物に対してそれぞれ乾燥重量ベースで０．０１〜２０質量％、望ましくは５．０〜１０質量％が適当である。
【００１３】
上述したように、加水分解酵素類、麹類及び乳酸菌類を働かせる場合、先ずセンダングサ属植物を加熱殺菌することが好ましい。加熱殺菌処理の効果を高めるために、殺菌処理に際して予め、生であれば細切して磨砕、あるいは乾燥物であれば粉末化しておくことが望ましい。
センダングサ属植物単独あるいはこれにショウガ科植物を添加したものに、加水分解酵素類、麹類、乳酸菌類からなる群より選択される少なくとも一種を作用させる方法としては、センダングサ属植物および／またはショウガ科植物の混合物の抽出工程と同時に（平行して）行ってもよいが、工程の都合によっては両者を分離して抽出前、または抽出後に、加水分解酵素類、麹類、乳酸菌類からなる群より選択される少なくとも一種を作用させる工程を行っても差支えない。
すなわち、抽出工程と同時に行う場合には、センダングサ属植物および／またはショウガ科植物の混合物に後述する抽出溶媒を加え、さらに加水分解酵素類、麹類、乳酸菌類からなる群より選択される少なくとも一種を添加して作用させる。また、抽出後に行う場合には、抽出後濾過等により、不用物と分離した後、抽出液または抽出液濃縮液等に加水分解酵素類、麹類、乳酸菌類からなる群より選択される少なくとも一種を添加して作用させる。また、抽出前に行う場合には、センダングサ属植物および／またはショウガ科植物の混合物に少量の水を加えて湿らせた後、加水分解酵素類、麹類、乳酸菌類からなる群より選択される少なくとも一種を添加して作用させ、その後、抽出溶媒を添加して生成物を抽出することができる。
【００１４】
加水分解酵素類、麹類、乳酸菌類からなる群より選択される少なくとも一種を作用させる条件（温度、時間、ｐＨ等）としては、作用させる酵素類について従来知られている条件を使用することができ、さらに目的に応じてこれらの条件を最適化することができる。
【００１５】
抽出に用いる溶媒として、水、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、グリセリン等のアルコール類、並びにこれらの混合物を用いてもよく、またアセトン、メチルエチルケトン、クロロホルム、塩化メチレン、酢酸エチル、並びにそれらの含水物や混合物を用いてもよい。抽出と同時に加水分解酵素類、麹類、乳酸菌類を作用させる場合には、水若しくは水とメタノール、エタノール等のアルコールとの混合溶媒を用いることが好ましい。
得られた抽出液は必要に応じて溶媒を留去濃縮し、濃度を調整して後そのまま用いてもよいし、脱色、不用物除去のため活性炭処理、ＨＰ２０等の樹脂処理、低温放置、濾過等の処理を施してから用いてもよい。さらに当該抽出物を適当な分離手段、例えばゲル瀘過法やシリカゲルカラムクロマト法、又は逆相若しくは順相の高速液体クロマト法により活性の高い画分を分画して用いることもできる。また、濾過後、遠心清澄を行って生成物を含む溶液を得ることもできる。
本発明の方法により製造された生成物は得られた後乾燥して使用してもよく、乾燥せずに製造において使用した溶媒中の溶液として使用してもよく、さらに濃縮液として使用してもよい。また、水又は水−低級アルコール等の溶媒に溶解して使用されてもよい。
【００１６】
本発明の化粧品は、特にアトピー性皮膚炎のような肌に炎症を有する場合に、その炎症を軽減することができるアトピー性皮膚炎軽減用化粧品として用いることができる。また、本発明の化粧品は、肌荒れを防止または改善する肌荒れ防止用化粧品として用いることができる。本発明の化粧品は、化粧水、乳液、クリーム、パック等いずれの形態で用いても構わない。
化粧品中に化粧品の全重量に対してセンダングサ属植物由来物質の含有量（原料植物換算として）は０．００１〜１０質量％であることが好ましい。ここで、“原料植物換算”とは、原料に用いたセンダングサ属植物の量に換算した含有量を意味する。すなわち、１ｇのセンダングサ属植物に加水分解酵素等を作用させて得られた生成物全量を含む化粧品の全重量が１０ｇである場合には、センダングサ属植物由来物質の含有量（原料植物換算として）は１０質量％である。
本発明の製造例について以下に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【００１７】
【実施例】
〔製造例１〕
ビデンス・ピローサ全草を乾燥後粉砕機で粉砕し、その５００ｇに水１０Ｌを加えて３０分間沸騰させ、約６０℃まで放冷して市販の甘酒用Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓｏｒｙｚａｅ生麹（大阪屋麹店製）２００ｇを加え、十分に攪拌後５５〜６０℃で２０時間放置して抽出した。これを絞り機で絞り、遠心清澄を繰返して７．８Ｌを得た。遠心は４０００ｒｐｍで１時間程度行った。
【００１８】
〔製造例２〕
製造例１と同様に処理したビデンス・ピローサ５００ｇに水１０Ｌを加え、ｐＨ＝７．２に調整し市販の高温澱粉液化酵素（クライスターゼＬ１、大和化成（株）、Ｂａｃｉｌｌｕｓｓｐ．由来）５０ｇを添加した。その後７０℃まで加温して２０時間保持抽出し、室温に冷却して絞り機で絞り、遠心清澄を繰返して７．２Ｌを得た。
【００１９】
〔製造例３〕
製造例１と同様に処理したビデンス・ピローサ５００ｇに水１０Ｌを加えて３０分間沸騰させ、約５０℃まで放冷し、乳酸菌Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓｂｒｅｖｅの菌末（生菌数２０億／ｇ）２０ｇを添加して４０℃で５０時間放置抽出した。これを絞り機で絞り室温に冷却後、遠心清澄を繰返して７．４Ｌを得た。
【００２０】
〔製造例４〕
製造例１と同様に処理したビデンス・ピローサ５００ｇにショウガ粉末４０ｇを加え、これに水１０Ｌを加えて３０分間沸騰させ、約５０℃まで放冷し、乳酸菌Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓｊｕｇｕｒｔｉの菌末（生菌数８０億／ｇ）２０ｇを添加して４０℃で５０時間放置抽出した。これを絞り機で絞り、遠心清澄を繰返して７．２Ｌを得た。
【００２１】
〔製造例５〕
乳酸菌末としてＬａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓｂｕｌｇａｒｉｃｕｓとＳｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓｔｈｅｒｍｏｐｈｉｌｕｓのほぼ等量混合菌末（合計生菌数８０億／ｇ）２０ｇを用い、製造例４と同様処理して７．１Ｌを得た。
【００２２】
〔製造例６〕
乳酸菌末としてＬａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓｌａｃｔｉｓとＢｉｆｉｄｏｂａｃｔｅｒｉｕｍｂｒｅｖｅのほぼ等量混合菌末（合計生菌数８０億／ｇ）２０ｇを用い、製造例５と同様処理して７．５Ｌを得た。
【００２３】
〔製造例７〕
ビデンス・ピローサ全草を乾燥後粉砕機で粉砕し、その５００ｇに生ショウガ１００ｇと水１０Ｌを加えて３０分間沸騰させ、約５５℃まで放冷して醤油醸造用麹２００ｇとタンナーゼ（三共製品）１０ｇを加え、十分に攪拌後５０〜５５℃で２０時間放置抽出した。これを絞り機で絞り、遠心清澄を繰返して７．６Ｌを得た。
【００２４】
〔試験例〕
表１に示す組成のスキンクリームを調製し、アトピー性皮膚炎を持つ（特に発赤とカユミを伴う発疹を有する）ボランティア被検者２０人に使用してもらい、その使用感及び効果につき下記の評価基準に従って評価を行った。使用方法は、スキンクリームを各被験者の患部に、患部約１００ｃｍ^２あたり０．５ｇ程度を１日２回擦り込むように使用した。また、使用効果がでる期間については個人差や症状により差異があったため、１ヶ月で効果が得られた被験者については１ヶ月で評価を行ったが、１ヶ月で効果が得られなかった場合には、３ヶ月まで使用を継続してもらい、その後評価を行った。その結果は表１に併記して示す。
【００２５】
［評価基準］
消炎効果：
◎＝２０名中１６名以上が炎症が軽減した。
○＝２０名中１１〜１５名が炎症が軽減した。
□＝２０名中６〜１０名が炎症が軽減した。
△＝２０名中２〜５名が炎症が軽減した。
×＝２０名中１名以下が炎症が軽減した。
【００２６】
カユミ止め効果：
◎＝２０名中１６名以上がカユミが軽減した。
○＝２０名中１１〜１５名がカユミが軽減した。
□＝２０名中６〜１０名がカユミが軽減した。
△＝２０名中２〜５名がカユミが軽減した。
×＝２０名中１名以下がカユミが軽減した。
【００２７】
使用感（臭い）：
◎＝２０名中１６名以上が臭いについて問題なしとした。
○＝２０名中１１〜１５名が臭いについて問題なしとした。
□＝２０名中６〜１０名が臭いについて問題なしとした。
△＝２０名中２〜５名が臭いについて問題なしとした。
×＝２０名中１名以下が臭いについて問題なしとした。
【００２８】
使用感（しっとり感）：
◎＝２０名中１６名以上が肌がしっとりしてきた。
○＝２０名中１１〜１５名が肌がしっとりしてきた。
□＝２０名中６〜１０名が肌がしっとりしてきた。
△＝２０名中２〜５名が肌がしっとりしてきた。
×＝２０名中１名以下が肌がしっとりしてきた。
【００２９】
【表１】

【００３０】
［製造方法］
Ａグループ成分を加温溶解して８０℃に保ち油相とする。
Ｂグループ成分に精製水を添加して加温溶解して８０℃に保ち水相とする。
油相に水相を加えて、更に精製水（追加量）を全体量（Ａグループ成分、Ｂグループ成分及び精製水量）が１００質量％となるまで添加しながら乳化し、冷却して製品とする。
なお、表１中の各製造例で得られた溶液及びビデンス・ピローサ対照品溶液の使用量は、各溶液の比重をほぼ１とみなして容量測定して添加したものである。
表１の結果から、本発明の化粧品は比較例の化粧品に比べて、顕著な消炎効果、カユミ止め効果、臭い、しっとり感の改善が認められた。
【００３１】
【発明の効果】
本発明の、センダングサ属植物に加水分解酵素類、麹類または乳酸菌類を作用させた生成物を含む化粧品は、センダングサ属植物を抽出溶媒により抽出したものに比べて色やにおいが減少し、安全性も更に向上し、更に優れた消炎効果、カユミ止め効果及び美肌効果を奏することが認められた。また、センダングサ属植物にショウガ科植物を加えて上記加水分解酵素類を作用させた生成物は更に抗炎症効果及びしっとり感が増すことが認められる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cosmetic product that is excellent in safety and highly effective, and particularly has a superior anti-inflammatory effect.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, synthetic drugs or natural plant extracts having various functions have been used in cosmetics aimed at preventing rough skin and preventing atopic dermatitis. Cannot be obtained. On the other hand, when added in a large amount, there is a disadvantage that an unpleasant sensation is given to the adaptation site, and dermatitis occurs when it is continuously used. Therefore, it has been desired to develop a cosmetic product that is highly safe even after being used for a long period of time and has the above effects.
Bidence Pilosa is a herb that has been around for a long time, decoction of dried ground as a private medicinal herb, hepatitis, nephritis, cecalitis, diabetes, cystitis, urethritis as antipyretic, detoxification, anti-inflammatory, analgesic, antipruritic, diuretic・ It has been used internally for rheumatoid arthritis, bronchitis, swelling, gastrointestinal disease, diarrhea, indigestion, etc., and for external use it has been used for swelling, pain, and bruises in the throat. In addition, since it has some bacteriostatic bacteriostatic action, it has been used as a topical medicine for trauma such as bruises, washing swollen areas, and applying it locally.
There is a literature reporting on cosmetics containing an extract of the plant of the genus Sendunga (see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-233727
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a cosmetic that is highly safe even when used for a long period of time and that has effects such as prevention of rough skin and prevention of atopic dermatitis.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies, the present inventor has found that by using a processed product obtained by treating a plant of the genus Sendangsa with enzymes, moss or lactic acid bacteria, it is possible to provide a cosmetic product that is excellent in the above-described action and highly safe for a long period of time. The headline and the present invention were completed.
That is, the present invention contains a product obtained by reacting at least one selected from the group consisting of hydrolase, moss and lactic acid bacteria on a plant belonging to the genus Sendangusa. I will provide a. Further, the present invention includes a product obtained by adding a ginger family plant to a plant of the genus Sendanga and allowing at least one selected from the group consisting of hydrolases, moss, and lactic acid bacteria to act on the plant Provided is a cosmetic product characterized by
A product produced by allowing at least one member selected from the group consisting of hydrolase, moss and lactic acid bacteria to act on the plant of the genus Sendangusa is superior in anti-inflammatory action when used as a cosmetic, prevents rough skin, and atopic dermatitis In addition to the effects such as prevention, the color and odor are reduced and the safety is further improved as compared with those obtained by simply extracting a plant of the genus Sendangusa, which is preferable as a cosmetic. Moreover, it is recognized that a product obtained by adding a ginger plant to a plant of the genus Sendangsa and causing the above hydrolase to act further increases percutaneous absorption and increases the anti-inflammatory effect.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The Sendangusa plant used in the present invention is described in detail in Japanese Patent Application Laid-Open Nos. 2001-178391 and 2001-233727, but is a group of plants referred to by the genus Bidens in scientific name. There are many varieties because they cross each other in a wide variety, and there is confusion in botany, and it is extremely difficult to identify because the correspondence between scientific names, Japanese names, and Han names is also mixed. The Sendangsa plants used include the following:
Bidens pilosa L. (Kosendangusa, Koshirono Sendangusa, Sakai Toyokusa)
Bidens pilosa L. var. minor (Blume) Shelf (Shirobana Sendangsa, Silono Sendangsa, Koshiro No Sendangsa, Kosen Dangusa, Sakai Toyokusa)
Bidens pilosa L. var. biseosa Ohtani et S .; Suzuki (Awayukisendangusa)
Bidens pilosa L. f. decumbens Scherff
Bidens pilosa L. var. radiata Scherff (Tachiawayukisendangusa, may also include Hiawayukisendangusa)
Bidens pilosa L. var. radiata Schultz Bipontinus (Shirono Sendangusa)
Bidens bitterna Lour. Merrill et Sherff (Sendangsa)
Bidens bipinnata L. (Kobano Sendangsa, Sendangsa)
Bidens cernua L. (Yanagi Taukogi)
Bidens frndosa L. (American Sendangsa, Seitakatakogi)
Bidens parviflora Wild
Bidens radiata Thuill. var. pinnatifida (Turcz.) Kitamura (Ezonotaukougi)
Bidens tripartita L. (Taukogi)
[0007]
In Taiwan, many people pick and use wild foods, such as docami and gennoshouko, as home folk remedies. In addition, you can get 咸咸草 extract powder for dispensing at a drugstore used by a Chinese doctor. Flowers are yellow, but white is considered good for medicinal purposes.
[0008]
Among the above-mentioned plants of the genus Sendangsa, Bidens pillows are particularly preferable.
The whole plant or above-ground part is usually used for the plant of the genus Sendanga. Only leaves or stems may be used. Flowers may be included, but those with many flowers appear to be slightly less effective. In addition, the plant of the genus Sendangsa may be a raw plant, but may be once dried by a method such as sun drying or ventilation drying. When drying, a raw plant is normally dried with hot air (for example, 70-80 degreeC) etc. Moreover, you may use what dried after steaming, for example, about 1 hour-1 hour and a half.
If the treatment temperature cannot be raised above about 40 ° C due to the characteristics of the enzyme, koji, or lactic acid bacterium to be treated, it may rot during the treatment, so heat sterilize, or cut it to an appropriate length and cook it. Then, it is desirable to use a material that has been dried by heating and ventilation (for example, processing described in JP-A-2001-178390).
[0009]
Next, moss, lactic acid bacteria, and hydrolases that can be used in the present invention will be described.
Hydrolytic enzymes are derived not only from various sugars and proteins contained in plants, but also from microbial enzymes that can hydrolyze natural macromolecular compounds contained in plants such as tannin, pectin, and glucan, and from various straws and plants. Any hydrolase such as the above enzyme can be used. Although it may be industrially purified as an enzyme product, it is preferable to use a mixture of various enzymes. This is because even higher effects of the present invention can be seen. In practice, commercially available industrial enzymes such as enzymes that hydrolyze carbohydrates may be mixed with enzymes that hydrolyze proteins. Moreover, it is also preferable in the effect of this invention to add and use tannase, pectinase, etc. to these. This is thought to be due to the effective extraction of various useful substances such as components that help decompose the plant structure itself and are susceptible to the action of enzymes. The amount of hydrolase used is naturally different depending on the type, activity, etc. of the enzyme. For example, 0.0001 to 20 g can be used per 100 g of Sendangsa plant.
[0010]
As the koji, any koji used in the fermentation industry such as koji for amazake, koji for brewing, koji for brewing soy sauce or koji for producing miso can be used. As a type of Aspergillus , Aspergillus genus, in particular Aspergillus oryzae or Aspergillus niger, is commonly used, but Mucor genus, Rhizopus genus and the like can also be used. The amount of cocoon used is naturally different depending on the type and activity of the cocoon, but for example, 0.01 to 20 g can be used for 100 g of Sendangsa plant.
[0011]
Lactic acid bacteria may be homolactic or heterolactic bacteria, and may be aerobic or anaerobic lactic acid bacteria. As the type, lactobacilli such as Lactobacillus genus, Sporolactobacillus genus, Bifidobacterium genus or the like, or lactic acid cocci such as Streptococcus genus, Pediococcus genus, Leuconostoc genus and the like are used. The amount of lactic acid bacteria used is naturally different depending on the type and activity of the lactic acid bacteria, but for example, 0.01-20 g can be used for 100 g of Sendangusa plant.
[0012]
Examples of the ginger family plant that can be used in the present invention include ginger and turmeric. As the ginger plant, a commercially available product that has been dried or pulverized may be used, or a cultivated plant that has been dried and pulverized, or steamed and then dried and pulverized may be used. The use part of the ginger family plant is a part including at least a root. Only the root part may be used, or other parts such as roots and stems and leaves may be used. From the viewpoint of the effect of the present invention, the root portion is particularly preferable.
The amount of ginger plant used is 0.01 to 20% by weight, preferably 5.0 to 10% by weight, based on the dry weight of each plant of the genus Sendangsa.
[0013]
As described above, when hydrolase, moss and lactic acid bacteria are used, it is preferable to first sterilize Sendangsa plants by heating. In order to enhance the effect of the heat sterilization treatment, it is desirable that the raw material is chopped and ground in advance or pulverized in the case of a dry product.
As a method of allowing at least one selected from the group consisting of hydrolase, moss, and lactic acid bacteria to act on the plant of the genus Sendungusa alone or to which Ginger is added, the plant of the genus Sendangusa and / or the family Ginger It may be carried out simultaneously with (in parallel with) the extraction process of the plant mixture, but depending on the convenience of the process, the two may be separated before extraction or after extraction from the group consisting of hydrolases, moss and lactic acid bacteria. There is no problem even if the step of acting at least one selected is performed.
That is, when it is performed simultaneously with the extraction step, an extraction solvent described later is added to the mixture of Sendangsa plant and / or Ginger family plant, and at least one selected from the group consisting of hydrolases, moss, and lactic acid bacteria To act. In addition, when it is performed after extraction, it is separated from waste by filtration after extraction, etc., and then extracted into an extract or extract concentrate, etc., at least one selected from the group consisting of hydrolases, moss, and lactic acid bacteria To act. Further, when it is performed before extraction, it is selected from the group consisting of hydrolases, moss, and lactic acid bacteria after adding a small amount of water to a mixture of Sendangsa plant and / or Ginger family plant and moistening it. At least one kind is added and allowed to act, and then an extraction solvent can be added to extract the product.
[0014]
As conditions (temperature, time, pH, etc.) for acting at least one selected from the group consisting of hydrolases, moss, and lactic acid bacteria, it is possible to use conditions conventionally known for the enzymes to be acted on. In addition, these conditions can be optimized according to the purpose.
[0015]
As a solvent used for extraction, alcohols such as water, methanol, ethanol, propanol, butanol, ethylene glycol, propanediol, butanediol, glycerin, and mixtures thereof may be used, and acetone, methyl ethyl ketone, chloroform, methylene chloride may be used. , Ethyl acetate, and their hydrates and mixtures may be used. When hydrolyzing enzymes, moss and lactic acid bacteria are allowed to act simultaneously with extraction, it is preferable to use water or a mixed solvent of water and alcohol such as methanol or ethanol.
The obtained extract may be concentrated by distilling off the solvent if necessary, and the concentration may be adjusted and then used as it is, or it may be used as it is for decolorization or removal of waste, treatment with resin such as HP20, standing at low temperature, filtration You may use it, after processing such as. Further, the extract can be used by fractionating a highly active fraction by an appropriate separation means such as a gel filtration method, a silica gel column chromatography method, or a reversed phase or normal phase high performance liquid chromatography method. Moreover, the solution containing a product can also be obtained by performing centrifugal clarification after filtration.
The product produced by the method of the present invention may be used after being obtained, may be used as a solution in the solvent used in the production without being dried, and further used as a concentrate. Also good. Further, it may be used by dissolving in a solvent such as water or water-lower alcohol.
[0016]
The cosmetic of the present invention can be used as a cosmetic for reducing atopic dermatitis that can reduce the inflammation, particularly when the skin has inflammation such as atopic dermatitis. Moreover, the cosmetics of this invention can be used as cosmetics for rough skin prevention which prevents or improves rough skin. The cosmetic of the present invention may be used in any form such as lotion, milky lotion, cream or pack.
The content of the Sendangusa plant-derived substance (in terms of raw material plant) is preferably 0.001 to 10% by mass relative to the total weight of the cosmetic in the cosmetic. Here, “raw material plant conversion” means the content converted to the amount of Sendangsa plant used as the raw material. That is, when the total weight of the cosmetic product including the total amount of the product obtained by allowing hydrolase or the like to act on 1 g of the plant belonging to the genus Sendangsa is 10 g, the content of the substance derived from the plant belonging to the genus Sendanga (as the raw material plant) Is 10% by mass.
Although the manufacture example of this invention is demonstrated below, this invention is not limited to these.
[0017]
【Example】
[Production Example 1]
The whole Bidens Pirosa plant is dried and pulverized with a pulverizer, 10 L of water is added to 500 g of the whole plant, boiled for 30 minutes, allowed to cool to about 60 ° C., and then commercially available for Aspergillus oryzae ginger (manufactured by Osaka yasu store) 200 g was added, and after sufficient stirring, the mixture was allowed to stand at 55-60 ° C. for 20 hours for extraction. This was squeezed with a squeezer, and centrifugal clarification was repeated to obtain 7.8 L. Centrifugation was performed at 4000 rpm for about 1 hour.
[0018]
[Production Example 2]
10 g of water was added to 500 g of Bidence Pilosa treated in the same manner as in Production Example 1, adjusted to pH = 7.2, and 50 g of a commercially available high-temperature starch liquefying enzyme (from Christase L1, Daiwa Kasei Co., Ltd., Bacillus sp. ) . Added. Thereafter, the mixture was heated to 70 ° C., held and extracted for 20 hours, cooled to room temperature, squeezed with a squeezer, and centrifugal clarification was repeated to obtain 7.2 L.
[0019]
[Production Example 3]
10 g of water was added to 500 g of Bidence Pilosa treated in the same manner as in Production Example 1, boiled for 30 minutes, allowed to cool to about 50 ° C., and 20 g of lactic acid bacteria Lactobacillus breve bacterial powder (live bacteria count: 2 billion / g) was added. And extracted at 40 ° C. for 50 hours. This was squeezed with a squeezer and cooled to room temperature, and then centrifugal clarification was repeated to obtain 7.4 L.
[0020]
[Production Example 4]
40 g of ginger powder was added to 500 g of Bidence Pilosa treated in the same manner as in Production Example 1, 10 L of water was added thereto, boiled for 30 minutes, allowed to cool to about 50 ° C., and the powder of lactic acid bacteria Lactobacillus jugurti (viable count) (8 billion / g) 20 g was added, and the mixture was left and extracted at 40 ° C. for 50 hours. This was squeezed with a squeezer, and centrifugal clarification was repeated to obtain 7.2 L.
[0021]
[Production Example 5]
Using Lactobacillus bulgaricus and Streptococcus thermophilus 20 g mixed bacterial powder (total viable bacterial count 8 billion / g) as lactic acid bacterial powder, the same treatment as in Production Example 4 was carried out to obtain 7.1 L.
[0022]
[Production Example 6]
Lactobacillus lactis and Bifidobacterium breve 20 g of mixed bacteria powder (total viable cell count 8 billion / g) was used as lactic acid bacteria powder in the same manner as in Production Example 5 to obtain 7.5 L.
[0023]
[Production Example 7]
Whole dried Bidens pirosa is pulverized with a pulverizer, 100 g of fresh ginger and 10 L of water are added to 500 g of the whole plant, boiled for 30 minutes, allowed to cool to about 55 ° C., and 200 g of soy sauce brewing koji and tannase (Sankyo product) 10 g was added, and after sufficient stirring, extraction was allowed to stand at 50 to 55 ° C. for 20 hours. This was squeezed with a squeezer, and centrifugal clarification was repeated to obtain 7.6 L.
[0024]
[Test example]
Skin creams having the composition shown in Table 1 were prepared and used by 20 volunteer subjects with atopic dermatitis (especially with rashes associated with redness and erythema). Evaluation was performed according to the criteria. The skin cream was used so that about 0.5 g per 100 cm ² of the affected area was rubbed into the affected area of each subject twice a day. In addition, since there was a difference depending on individual differences and symptoms in terms of the period of use effect, evaluation was performed in 1 month for subjects who obtained the effect in 1 month, but when the effect was not obtained in 1 month Asked to continue use until 3 months, and then evaluated. The results are also shown in Table 1.
[0025]
[Evaluation criteria]
Anti-inflammatory effect:
◎ = 16 or more out of 20 people had reduced inflammation.
○ = 11-15 out of 20 people had reduced inflammation.
□ = 6-10 out of 20 people had reduced inflammation.
[Delta] = 2-5 of 20 people had reduced inflammation.
X = In 1 or less of 20 people, inflammation was reduced.
[0026]
Kayumi stop effect:
◎ = 16 or more out of 20 people reduced Kayumi.
○ = 11-15 out of 20 people reduced Kayumi.
□ = 6-10 out of 20 people have reduced Kayumi.
Δ = 2-20 out of 20 people reduced Kayumi.
X = Kayumi was reduced in 1 or less of 20 people.
[0027]
Feeling of use (odor):
◎ = 16 out of 20 people said that there was no problem with odor.
○ = 11-15 out of 20 people considered that there was no problem with odor.
□ = 6-10 out of 20 people considered that there was no problem with odor.
[Delta] = 2-5 out of 20 people considered that there was no problem with odor.
× = No more than 20 out of 20 people had no problem with odor.
[0028]
Feeling of use (moist feeling):
◎ = 16 out of 20 people have moistened their skin.
○ = 11-15 out of 20 people have moisturized skin.
□ = 6-10 out of 20 people have moist skin.
[Delta] = 2-5 of 20 people were moistened.
× = 1 or less of 20 people had moist skin.
[0029]
[Table 1]

[0030]
[Production method]
A group component is heated and melt | dissolved, it is kept at 80 degreeC, and it is set as an oil phase.
Purified water is added to Group B ingredients, dissolved by heating, and kept at 80 ° C. to obtain an aqueous phase.
Add the water phase to the oil phase, and further emulsify while adding purified water (additional amount) until the total amount (Group A component, Group B component and amount of purified water) reaches 100% by mass, and cool to make the product. .
In addition, the usage-amount of the solution obtained by each manufacture example in Table 1 and a Bidence-Pirosa reference | standard product solution considers that the specific gravity of each solution is about 1, and added by measuring capacity | capacitance.
From the results shown in Table 1, the cosmetics of the present invention were significantly improved in anti-inflammatory effect, anti-fogging effect, odor, and moist feeling compared to the cosmetics of the comparative examples.
[0031]
【The invention's effect】
The cosmetic of the present invention containing a product obtained by allowing hydrolase, moss or lactic acid bacteria to act on a plant belonging to the genus Sendangsa has a reduced color and odor compared to a product obtained by extracting the plant belonging to the genus Sendangsa with an extraction solvent, and is safe. It was confirmed that the properties were further improved, and an excellent anti-inflammatory effect, anti-fogging effect and skin-beautifying effect were exhibited. Moreover, it is recognized that the product which added the ginger family plant to the plant of the genus Sendangsa and made the said hydrolase act further increases an anti-inflammatory effect and moist feeling.

Claims

A cosmetic product comprising a product obtained by allowing at least one selected from the group consisting of hydrolase, moss, and lactic acid bacteria to act on a plant of the genus Sendangusa.

It contains a product obtained by adding a ginger family plant to the genus Sendangusa and allowing at least one selected from the group consisting of hydrolases, mosses, and lactic acid bacteria to act on it. Cosmetics.

The cosmetic product according to claim 2, wherein the mixed amount of the ginger family plant with respect to the plant of the genus Sendangusa is 0.01 to 20% by mass on a dry weight basis.

The cosmetic product according to any one of claims 1 to 3, wherein the plant belonging to the genus Sendangusa is a bidens pillow.

The cosmetic product according to any one of claims 1 to 4, wherein the content of the substance derived from the plant of the genus Sendangusa (in terms of raw material plant) is 0.01 to 10% by mass.

The cosmetic according to any one of claims 1 to 5, wherein the cosmetic is in a form selected from the group consisting of a lotion, a cream, a milky lotion, and a pack.

The cosmetic according to any one of claims 1 to 6, wherein the cosmetic is a cosmetic for reducing atopic dermatitis or a cosmetic for preventing rough skin.