JP2004321618A - Mounting structure of supply gutter - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ球を球払出装置に導く供給樋等の裏機構部品の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機は、周知のように、裏面側に球タンク等の裏機構部品が数多く設けられている。そして、該球タンクのパチンコ球を供給樋を介して球払出装置に導くように隣接して設けている。従来、前記供給樋は機構板の裏面に専らビスにより固着していた。このため、取付けに手間が掛かって作業能率を著しく低下させていた。そこで、本出願人により、そのビス止め作業をなくした出願がされている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−308441号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記出願はビスをなくす効果はあるものの、誤って係止片が解除されると供給樋が一気に外れてしまうことがあり、再度供給樋を位置決めして取付けなければならなかった。
【0005】
そこで本発明は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、供給樋が誤って外れることのない取付構造を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決しようとするもので、請求項1記載の発明は、パチンコ球を球払出装置に導く供給樋を基板に取付ける取付構造であって、前記供給樋を前記基板の表面に当接させ所定方向に摺動することにより係合する係合手段と、前記摺動に伴って前記供給樋を仮止状態と位置決め固定状態とで係止させ前記係合手段による係合状態が解離される方向への該供給樋の摺動を阻止する逆行阻止手段とを設けたことを特徴とする。ここでいう「摺動」とは、上下・左右・前後・斜め等のすべての方向の直線的移動の他に、一端又は中間部を支点として円弧状に移動することをも含む。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記係合手段は、前記供給樋又は基板のいずれか一方に設けられる係合片と、他方に設けられ供給樋を摺動することにより前記係合片が係合する係合部とで構成されることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記逆行阻止手段は、前記供給樋又は基板のいずれか一方に設けられる弾性係止片と、他方に設けられ前記弾性係止片が弾発力によって解離可能に係止される係止部とで構成されることを特徴とする。弾性付与手段として材質自体により弾性を付与するようにしても、別途スプリング,ばね等の弾性部材を介して係止方向への付勢を付与するようにしてもよい。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記供給樋を仮止位置で前記係止部に係止させる第一係合部と、前記供給樋を位置決め固定する位置で前記係止部に係止させる第二係合部とを前記弾性係止片に設けたことを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記係止部は、前記供給樋を仮止位置で係止させる第一係止部と、前記供給樋を位置決め固定させる位置で係止する第二係止部とからなることを特徴とする。
【0011】
上記発明によれば、供給樋を所定方向に摺動させ係合手段を係合させるだけで、ビスを使用することなく供給樋をワンタッチで簡単に、しかも確実に取付けることができ誤って外れることがない。
【0012】
前記供給樋の下流端に隣接して設けられる球払出装置が装着された状態において、該球払出装置が前記供給樋によって取外しができないように構成するのが好ましい。例えば、前記球払出装置は下方に摺動することによって取付けられ、前記供給樋を球払出装置が外れる方向(上方)への移動を阻止するように取付けることによって、球払出装置の外れる方向への移動が阻止されて取外すことができなくなり、供給樋が球払出装置の取外阻止手段となる。また、前記供給樋を固着した状態で球払出装置の取外し方向への移動を阻止する取外阻止片等を別途設けるようにしてもよい。そして、好ましくは前記供給樋の仮止状態で球払出装置が取外し可能となるようにするのがよい。
【0013】
また、供給樋を複数に分割形成して、分割した一つの供給樋を装着した状態において、先に装着した供給樋が隣設する供給樋によって取外しできないようにしてもよい。
【0014】
また、球払出装置等の裏機構部品を基板に取付ける取付構造であって、前記裏機構部品を前記基板の表面に当接させ所定方向に摺動することにより係合する係合手段と、前記摺動に伴って前記裏機構部品を仮止状態と位置決め固定状態とで係止させ前記係合手段による係合状態が解離される方向への該裏機構部品の摺動を阻止する逆行阻止手段とを設けた。また、裏機構部品が隣接する取付構造であって、一方の裏機構部品を前記取付構造で固着した際に、該裏機構部品に他方の裏機構部品が外れる方向への移動を阻止する取外阻止手段を設けるのが好ましい。ここでいう「裏機構部品」とは、球タンク,供給樋,球払出装置等パチンコ機の裏面側に着脱自在に設けられるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。図1はパチンコ遊技機の裏面図である。図において、1はパチンコ遊技機の外枠、2は外枠1の前面に開閉自在に装着される前面枠であり、該前面枠2の裏面側に遊技盤取付枠3が一体に設けられている。4は遊技盤取付枠3に着脱自在に取着された遊技盤である。
【0016】
前記前面枠2の裏面には、前記遊技盤4の後面を覆うようにその略中央に開口窓6が開設され、多くの裏機構部品を取付ける基板としての機構板5が配設されている。裏機構部品として前記開口窓6の上方に球タンク7が固着されており、該球タンク7の下方には、該球タンク7に貯留されたパチンコ球を整列して後述する球払出装置11に導く供給樋8が設けられている。該供給樋8は、前記開口窓6の上方に位置する傾斜樋9と開口窓6の側方に位置する屈曲樋10とで構成される。そして、その屈曲樋10の下端には球払出装置11が設けられ、その下方には、球払出装置11から払出されたパチンコ球を図示しない前面枠2の前面の打球供給皿に導く排出通路12と、打球供給皿の余剰球を図示しない下部球皿に導く余剰球通路13と、球抜き通路17とが形成され、その上面に払出制御基板14が取着されている。一方、前記開口窓6の下方には入賞球集合樋15が設けられ、その裏面に遊技内容を制御する制御主基板が内部に装着された基盤ボックス16が設けられている。
【0017】
前記球タンク7は、図2及び図3に示すように底部20及び前後左右の四側壁18,19,23,24により上面が開口する平面略長方形の箱状に形成され、底部20が一側壁(図上左側壁23)に向って緩やかに下傾しており、その下流部であり前記傾斜樋9の上流始端部分に位置して、複数のパチンコ球が同時に流出し得る大径の導出口21が開設され、該導出口21の一側方(後面壁19側)にパチンコ球の球心を支持する程度の球崩し部22を形成している。該球崩し部22の上面は前記導出口21に向って緩やかに傾斜している。また、左右両側壁23,24の外面に、取付片25,26を一体に設けており、一方(図上右側)の取付片26には透孔27が穿設され、他方(図上左側)の取付片25は球タンク7のほぼ前端に位置して設けられ、係合孔28が形成されている。29a及び29bは底部20下面に設けられ、傾斜樋9の側壁32及び前面壁18を押える押え片である。
【0018】
前記傾斜樋9は、図2及び図4に示すように前後側壁30,31及び左側壁32,底壁33とにより樋状に形成され、始端部を前記導出口21からのパチンコ球を受ける球受部とし、該始端部から次第に断面凹溝状となる主流路34が形成され、その側方に該主流路34の途中で合流する副流路35が、主流路46の傾斜より緩い傾斜によって形成される段差を介して該主流路34の底壁33より高い位置が支持面となるように拡幅状に並設され、合流部でほぼパチンコ球1個の段差を有している。該副流路35の終端コーナー部には図4に示すように段状の棚部36a,36bによって球逃し部37が設けられている。該球逃し部36のそれぞれの棚部36a,36bの段差はパチンコ球の球心を支持する約6mmとしており、下段の棚部36aは円弧状面によりパチンコ球が支持されない幅員として、上段の棚部36bは緩やかに副流路35側に下傾している。なお、最下段の棚部36aの始点を角部とすることでも副流路35の流速を抑制することができる。前記主流路34は、始端部を約20mmとしてパチンコ球がジグザグ状にランダムに流下し得る通路幅とし、下流側を徐々に絞って約12mmの通路幅としている。さらに、該狭窄部は図5に示すように折れ点を介して底部が内面緩やかな円弧状に形成され、該円弧状通路部は上流側の勾配を下流側の勾配よりも大きく設定され、パチンコ球の流下速度を瞬間速めて球詰りを防止するようにしている。そして、パチンコ球は円弧状通路部の終端から後述する屈曲樋10の供給通路10aに放出するように流下する。40は傾斜樋9の終端に固設される球均し蓋であり、41はパチンコ球の有無を検知する検知センサである。また、傾斜樋9の上流端に取着片42が設けられ、該取着片42に係合孔43が開設されている。また、前記副流路35の下流端壁に該傾斜樋9の撓みを防止する係止部材45が係止する鉤状の突起46が形成されている。
【0019】
一方、前記機構板5の裏面上部には、図3に示すように球タンク7の取付部50が凹状に形成されている。この取付部50は、球タンク7を機構板5に装着する際に球タンク7の後半部分を嵌合して位置決めすると共に、両側23,24及び底部20の一部と後面壁19の上端を支える機能を有する。また、前記取付部50の側方に位置して球タンク7の取付固定部51,52を突出形成している。一方(図上右方)の取付固定部52は、一側が開放した袋状に設けられると共に前面に前記透孔27に合致する貫通孔53を開設している。他方の取付固定部51は、傾斜樋7の取付部を兼用して、球タンク7及び傾斜樋9の撓みを防止するように、別体に形成した取付部材55によって機構板5の板状部から5cm程突出して設けられている。前記取付部材55は、図6に示すように取付部材55の本体部の後面に、取付固定部51に形成されている係止部56に係止する下向きL型の鉤片57が設けられ、下部に取付固定部51の下端に係止する湾曲状の弾性係止片58が形成されている。そして、取付部材55には、球タンク7の取付片25及び傾斜樋9の取着片42が受けられる凹部59,59が形成されると共に該凹部59に前記係合孔28,43が係止する外向きL字状の係止片60を設けている。該取付部材55は、取付固定部51の開口51aから鉤片57を臨ませ該取付固定部51の前面に衝止させると、前記弾性係止片58が撓み、この状態で該取付部材55を下方に押し下げると、前記鉤片57が係止部56に係止すると共に前記弾性係止片58が弾性復帰して取付固定部51の下面に係止し、取付部材55が取付固定部51に固着される。なお、図上取付部材55の本体部から腕部の下面がほぼ90°になるように延設して該腕部に鉤片57を垂設するようにしたが、腕部を下面が取付部材55の本体部から下向き鋭角となるように設けて、鉤片57を鉛直方向に設けるのがよく、取付部材55に掛かる荷重に対して外れ難くすることができる。また、取付固定部51及び取付部材55の上面は、万一パチンコ球が載っても滞留しないように後面側(図6上右方向)に下傾させるのがよく、さらに好ましくは、取付固定部51及び取付部材55の上面を球タンク7側に下傾させて、前記パチンコ球が球タンク7内に入るようにするのがよい。より確実に球タンク7に導くために、取付固定部51又は取付部材55から球タンク7に臨むように誘導片を延設するようにしてもよい。
【0020】
また、図4に示すように傾斜樋9の下流側に位置させて、該傾斜樋9の後面壁31端部に設けられた差込片62が挿通係止する開口63を設けている。また、前記袋状の取付固定部52の近傍に、傾斜樋9の撓みを防止する係止部材45の一端が係止する係合孔64が設けられている。前記係止部材45は、図2及び図7に示すように基部65を前記取付固定部52に嵌る形状とすると共に前記透孔27に貫挿する挿通片66が設けられ、先端に前記鉤状突起46に係合するコ字状の掛止部67が形成され、他端に前記係合孔64に係止する鉤片68が形成される。
【0021】
なお、前記取付部材55を設けることなく、機構板5に所定高さの取付固定部51を立設するようにしてもよいが、実施の形態に示すように高さがあるため、機構板5の成形及び保管上別途形成するのが好ましい。また、取付部材55に球タンク7及び傾斜樋9を係止する係止片60を設けることにより、万一該係止片60が損傷しても取付部材55のみを交換すればよく、機構板5全体を交換することがなく無駄をなくすことができる。
【0022】
上記構成の球タンク7及び傾斜樋9の取付けは、次の如く行われる。先ず、傾斜樋9の取着片42の係合孔43に取付固定部51の係止片60を臨ませると共に、差込片62を開口63に臨ませて機構板5に当接させる。そして、この状態から傾斜樋9を下流側へスライドさせると、図4に示すように下流側の差込片62が前記開口63端に係止すると共に前記係止片60が係合孔43に係合する。次に、図3鎖線に示すように球タンク7の取付片25の係合孔28を取付固定部51の係止片60に臨ませて、該球タンク7を取付部50に収納する。そして、この状態で右方へスライドさせると、取付片26が袋状の取付固定部52に受入れられると共に、係止片60が係合孔28に係合する。このとき、押え片29aで傾斜樋9の側壁32を押えて該傾斜樋9の抜脱方向への移動を阻止すると共に押え片29bで傾斜樋9の前面側への撓みを防止する。この状態で、前記係止部材45の鉤片68を係合孔64に係合させると共に基部65を取付固定部52に被せ、挿通片66を前記貫通孔53を介して取付片26の透孔27に貫挿させ、先端の掛止部67を前記鉤状突起46に係合させる。これにより、球タンク7及び傾斜樋9の外れる方向への移動が阻止され、ビス着することなく球タンク7及び傾斜樋9を取付けることができると共に傾斜樋9の撓みを防止することができる。このとき、球タンク7の取付方向と前記取付部材55の取付方向が左右方向に対して上下方向と双方異なっているため、常態では当然取付部材55の取付方向に負荷が掛かり外れることはなく、機構板5の運搬時に球タンク7を持って該球タンク7が上方に持ち上げられたとしても、該球タンク7が凹状の取付部50に嵌って後面壁19により上方への規制がなされるため、取付部材55が上向き方向に外れる構造であっても上方に持ち上げらることがないため、取付部材55が抜脱することがなく、球タンク7が確固と保持される。
【0023】
前記屈曲樋10は、図8乃至図10に示すように上流側を緩やかな湾曲状に形成し直線状部を介して下流側を連続して屈曲させている。そして、コ字状に一側を開放した供給通路10aを一体に形成した裏枠体89に、該開放側を表枠体90で閉塞することで構成され、裏枠体89に表枠体90を被せることで表枠体90の係止孔90aが裏枠体89の係止爪89aに係止して組み付けられる。前記係止孔90a部は周縁にスリットを設けることにより弾性を付与している。また屈曲樋10は、上流から下流にかけて通路幅を約20mmから徐々に逓減して12mmとしている。そして、供給通路10aの内側壁に沿って設けられる溝部91に薄肉の鉄板92を沿設して、パチンコ球の流下による摩耗を防止すると共に静電気除去の役割を果たしている。また、前記表枠体90にゴミ落しを兼ねて前記鉄板92の嵌り具合を調整確認する開孔93が設けられ、裏枠体89のフランジ部には該屈曲樋10の取着用の係合手段としての係合片94が複数設けられ、下流側はフランジ部自体を係合片94aとしている。該屈曲樋10の上面に位置する係合片94は、後述する係合部95が貫挿する開口96を介して設けられている。なお、係合片94は長さを違えて係合部95との係合のタイミングをずらすようにしている。また、前記係合手段が一部係合する仮止位置と、さらに係合手段が係合し位置決め固定される位置とで係止して、該屈曲樋10の抜脱方向への移動を阻止する逆行阻止手段が設けられている。前記逆行阻止手段として、屈曲樋10には該屈曲樋10を機構板5に仮止め位置で係止する第一係止手段と、機構板5に位置決め固着する位置で係止する第二係止手段が設けられている。前記第一係止手段として、前記裏枠体89に、機構板5に対して交差する前後方向に弾性を付与した仮止係止片97が設けられている。該仮止係止片97は、裏面に上向き傾斜状の係止爪97aを有し、先端を湾曲して指掛用の操作部97bが設けられている。また、第二係止手段として、前記表枠体90に機構板5の板面に沿って撓んで係止するように先端を係止部98aとして、下方を湾曲させて弾性を付与した略し字状の固定係止片98を設けている。そして、前記仮止係止片97及び固定係止片98はそれぞれ規制片99により撓み量を規制しており、撓み過ぎにより仮止係止片97及び固定係止片98の弾性が無くなることを防止するようにしている。なお、この実施の形態において、前記仮止係止片97及び固定係止片98の弾性付与方向を異ならせるようにしたが、弾性付与方向を同一方向としてもよい。
【0024】
一方、屈曲樋10の取着部S1には、前記係合片94を上方から受入れ係合する係合部として上方が開放した袋状の係合受部95が設けられ、前記係合片94aが係合する断面L字状の係合部100が設けられている。また、前記仮止係止片97及び固定係止片98が係止する被係止部として、爪状の仮止係止部101及び段状の固定係止部102が設けられている。該固定係止部102は、固定係止片98の係止部98aが段部に係止した際に、固定係止片98本体を規制支持するリブ壁102aが固定係止片98本体に沿うように設けられる。なお、屈曲樋10の取着部S1には、該屈曲樋10の外周縁に当接し得るように突設され、該屈曲樋10の係合方向を規制するガイドリブ103が設けられている。
【0025】
次に、図8及び図11を参照して球払出装置11の構成について説明する。球払出装置11は、箱枠状のケース体70に前記屈曲樋10の供給通路10aと連通する球通路71と、該球通路71に臨み最先のパチンコ球を制御支持しパチンコ球の荷重により回転する払出回転体72と、前記払出回転体72の回転を制御する制御手段73とを備え構成している。前記ケース体70の一側には、該球払出装置11を機構板5に取着するための取着片73が突設されると共に規制リブ74が形成されている。前記取着片73は、コ字状として強固なものとしている。また、機構板5側の側壁に切溝状の係止溝61が上下に位置して形成されている。
【0026】
前記球通路71は、図11に示すように前記屈曲樋10の供給通路10aと連通する流入通路部71aと、パチンコ球が払出回転体72に支持されて移送する移送通路部71bと、前記払出回転体72の支持から外れて払出される排出通路部71cと球抜通路部71dとで構成されている。前記流入通路部71aは、前記払出回転体72に回転力を付与するように緩やかに湾曲させている。
【0027】
75は前記排出通路部71cに払出されたパチンコ球を検出するセンサであり、該センサ75は発光部と受光部とからなる光学式センサで、しかも排出通路部71cの中心線からずれた位置でその光軸が交差するように配置される。そして前記払出回転体72による拘束から解放されたパチンコ球が光軸を遮ることで該パチンコ球を検知し得るように配置される。
【0028】
前記払出回転体72は、図11に示すように外周に凹凸部としての凹凸歯76,77を複数(本実施の形態において5個)設けたスプロケットタイプで、前記球通路71内でパチンコ球を凹歯76で受入れて、該パチンコ球の重量が該払出回転体72に回転トルクを及ぼすように軸支78して、パチンコ球を凹凸歯76,77で支持しパチンコ球を自重で流下させることにより、順方向に従動回転するようにしている。前記凸歯77の頂点から背面にわたり、払出回転体72の回転中心78からの距離が漸次減少する巴形状として、凸歯77で支持されたパチンコ球を凹歯76に素早く受入れるようにしている。このため、高速回転による払出しに対応することができる。
【0029】
前記制御手段73は、図11に示すように前記払出回転体72の軸方向側方に位置して前記凹凸歯76,77と同ピッチで放射状に突出して設けられる制御用突出体としての立壁79と、電気的駆動源としてのソレノイド80の作動によって前記立壁79,79間に進退動し払出回転体72の回転停止制御を行う作動体81とを備えている。前記作動体81には前記立壁79の後面に接触して前記払出回転体72を定位置に規制する帯状の規制部81aが形成されている。
【0030】
また、前記球払出装置11には球抜き装置82が設けられている。該球抜き装置82は、排出通路部71cと球抜通路部71dとを切替える切替弁83と該切替弁83を作動させる作動部材84とで構成され、該作動部材84には前記ソレノイド80のプランジャ80aを強制的に作動させる操作部85を有している。前記切替弁83は、払出回転体72の下方に位置して排出通路部71cと球抜き通路部71dとを切替えるように回動自在に軸支され、該切替弁83の一端に形成された軸ピン83aを前記作動部材84に形成された長孔84aに遊嵌し、作動部材84をスライドさせることで切替弁83が回動するようにしている。86a,86bは作動部材84の常態位置と球抜き位置とを規制する位置決め突起である。抜き操作は、図11鎖線に示すように前記作動部材84を操作して上動させると、前記長孔84a及び軸ピン83aとの連繋により、切替弁83が回動すると共に操作部85が上動し、該操作部85が前記ソレノイド80のプランジャ80aを強制的に上動して、作動体81を作動させて立壁79との係合を解除し、払出回転体72をフリー状態として球荷重により回転させてパチンコ球を排出通路部71cに排出し、切替弁83により切替えられた球抜通路部71dに該パチンコ球を導き球抜きする。このとき、作動部材84は前記位置決め突起86bにより位置決めされ球抜き状態を維持している。このように、作動部材84を操作すると切替弁83を切替えると共にソレノイド80のプランジャ80aを強制的に上動させることができるので、球抜きを手動で行うことができ、球抜き時にわざわざソレノイド80に通電して励磁させる必要がない。
【0031】
一方、前記機構板5に設けられた球払出装置11の取着部S2には、該球払出装置11を挟持するように立設する保持片88がほぼ対向するように設けられ、一方(図上右側)の保持片88に前記取付片73が上方から嵌合する係合凹部87が形成されている。そして、前記規制リブ74は該保持片88の端部で支持される。また、他側(図上左側)の保持片88近傍に前記係止溝61に係止する鉤状の係止片69が設けられている。
【0032】
次に、上記屈曲樋10及び球払出装置11の取付けについて説明する。先ず、球払出装置11の取付けは、図12に示すように機構板5の係合部87の上方に前記取付片73を臨ませると共に前記係止溝69を係止片69の上方に位置するようにケース体70の側面を取着部S1に当接させ、この状態で下方にスライドさせる。すると、図11及び図13に示すように前記係止片69が係止溝61に係合すると共に、前記取付片73が係合部87に係合し保持片88によりケース体70が保持され、球払出装置11は前記係合を解除する上方への移動以外は規制阻止され取着部S1に取付けられる。
【0033】
次に、屈曲樋10を取付けるには、図13に示すように屈曲樋10を前記係合片94,94aを係合受部95及び係合部100の上方に位置して臨ませる。このとき、図14(イ)に示すように前記第一係止手段の仮止係止片97が仮止係止部101に衝止して押圧され弾性により撓んだ状態となる。この状態で屈曲樋10を前記ガイドリブ103に沿わせながら下方に摺動させると、図13及び図15(イ)に示すようにて前記係合片94の一部が係合受部95に嵌り込むと、図14(ロ)に示すように前記仮止係止片97が仮止係止部101の押圧から開放され、仮止係止片97が弾性復帰して係止爪97aが仮止係止部101に係止し屈曲樋10の上動を阻止し、屈曲樋10が無用に外れない仮止め状態となる。このとき、前記固定係止片98は、図13に示すように固定係止部102との接触により撓んだ状態となっている。そして、さらに屈曲樋10を下方に摺動すると、図15(ロ)に示すように前記係合片94が係合受部95に完全に受入れられて係合する。同時に、前記第二係止手段の固定係止片98は、固定係止部102に接触して撓みながら下動して該固定係止部102の段部に弾発係合し、これにより屈曲樋10は上動を阻止され所定位置に位置決め固定される。そして、屈曲樋10はビス着することなく取付位置の精度が保たれ、ガタつきや位置ずれを起すことなく取着される。同時に前記球払出装置11は屈曲樋10によって上方への移動が阻止されて、取外すことができなくなる。なお、係止手段を弾性係止片97,98及び係止部101,102により構成することにより、弾性係止片97,98が係止部101,102に弾発係止する際に係止音が発生し係止状態を聴覚(耳)により確認することができる。
【0034】
上記のように取着した球払出装置11を機構板5から取外すには、先ず屈曲樋10の第二係止手段の固定係止片98を弾性に抗して操作して、固定係止部102との係合を解除し、この状態で屈曲樋10をガイドリブ103に沿わせて上動させると、図14(ロ)に示すように第一係止手段の仮止係止片97が仮止係止部101に衝止して上動が阻止される。このとき、図15(イ)に示すように係合片94がまだ係合受部95に受入れられた仮止め状態にあり、該屈曲樋10は外れることはなく機構板5から取外すことはできない。また、球払出装置11の上動を阻止していた屈曲樋10が上動したことにより、該球払出装置11の上端と屈曲樋10の下端との間に、球払出装置11の係止位置から解除位置までの移動距離を有する隙間が生じる。そして、球払出装置11の上動がフリーとなった該球払出装置11を前記隙間内で上方に押し上げると、取付片73と係合部87との係合が解除されると共に、係止片69が係止溝61から外れ、該球払出装置11を機構板5から簡単に取外すことができる。
【0035】
次に、屈曲樋10を取外すには、図13に示す前記第二係止手段98,102の係合を解除した状態で、第一係止手段の仮止係止片97を付勢力に抗して操作し、仮止係止部101との係合を解除すると共に屈曲樋10を上動させて、図15(イ)鎖線に示すように係合片94と係合受部95との係合を解除することで取外すことができる。なお、当然のことながら必要に応じて球払出装置11を取外すことなく、屈曲樋10のみを取外すことができる。
【0036】
このように、屈曲樋10は第一係止手段が係止する仮止め状態があるので、第二係止手段の係合を解除した状態で屈曲樋10を勢いよく上動させても第一係止手段が係止するので不用意に外れることがなく、取付けなおす手間が掛からない。特に、位置決め固定状態を解除する第二係止手段と仮止め状態を解除する第一係止手段が、別々の箇所に位置を違えて設けられているため、誤って仮止め状態を解除することはない。
【0037】
なお、実施の形態において、前記屈曲樋10を仮止め状態として球払出装置11を取外す際に、供給通路10aのパチンコ球が球零れしないようにする球止手段を設けるのが好ましい。例えば、屈曲樋10下端に供給通路10a内に突入する球止弁を設けたり、機構板5に屈曲樋10を仮止め状態に移動したときに自重又は弾性により該屈曲樋10の下端に臨む球止め片又は球止部材を設けたりする等考えられる。また、屈曲樋10と傾斜樋9間の球止めは、屈曲樋10の上流端部で行うことができる。
【0038】
また、逆行阻止手段を第一係止手段と第二係止手段と複数箇所に設けた際には、どちらの係止手段が仮止め解除か固定解除かが判別し得るように、その設置箇所に対応して、機構板5又は供給樋10の表面に操作順序を示す番号或いは文字を表示し、誤操作しないようにするのが好ましい。
【0039】
前記実施の形態において、屈曲樋10の取付けを上下方向の摺動により取着するようにしたが、その方向性は限定されるものではなく、左右又は斜め,前後方向であっても、一端を支点として円弧状に摺動するようにしてもよい。例えば、図16に示すように球払出装置11の取付を左右の摺動による取付として、屈曲樋10をほぼ中心を支点として回動状に摺動させて取付けるようにしている。具体的には、屈曲樋10の背面中央に中空軸筒部105を形成し、下流端に球払出装置11の取外しを阻止する阻止手段としての押え片106を、該球払出装置11の取外し方向である側方を押えるように設けている。一方、屈曲樋10の取着部S1には前記中空軸筒部105に対応位置して筒状軸部107を設け、屈曲樋10の前面及び側面を保持する係合手段としての逆L字状の位置決め保持片108が設けられる。そして、機構板5の取着部S1にスリットを開設することにより弾性を備え、仮止め状態に係止する仮止係止部109及び屈曲樋10を位置決め固定する固定係止部110が設けられる。前記仮止係止部109及び固定係止部110は、常に機構板5の表面から先端爪部109a,110aが突出しており、これが屈曲樋10の押圧から開放されると弾性復帰して屈曲樋10の側壁に係止する。前記位置決め保持片108は、屈曲樋10を組付ける係止孔90aに対応位置して設けるのが好ましく、位置決め保持片108により組付け解除方向への撓みを防止することができ、屈曲樋10の組付けがより強固なものとなる。
【0040】
なお、この実施の形態の球払出装置11の取付けは、球払出装置11を横摺動して取付片73を係合部87に係合して取付けられる。次に、上記屈曲樋10の取付けは、位置決め保持片108を避けて図16(イ)鎖線位置で前記仮止係止部109を押圧するように、屈曲樋10の中空軸筒部105を前記筒状軸部107に貫挿して位置決めし、同図矢印に示すように図上反時計回り方向に回動するように摺動する。すると、図16(イ)実線に示すように屈曲樋10の前面一部が前記位置決め保持片108の下面に入り込むように係止して前面側への移動を阻止され、前記仮止係止部109が屈曲樋10の押圧から開放されて先端爪部109aが弾性復帰し、屈曲樋10の復動が阻止され仮止め状態となる。そして、さらに屈曲樋10を、前記固定係止部110を押圧しながら図16(ロ)実線位置に摺動させると、前記固定係止部110が屈曲樋10の押圧から開放されて先端爪部110aが弾性復帰し、屈曲樋10の側部に係止すると共に保持片108で完全に保持され位置決め固定される。このとき、押え片106で前記球払出装置11の側方を押え、該球払出装置11の取外し方向への移動を阻止する。なお、屈曲樋10の軸支位置は任意に変更可能であり、上流端であってもよく、回動方向も特に限定されるものではない。また、球払出装置11の取付方向は限定されるものでなく、前後方向であってもよく、このとき屈曲樋10に前後方向への移動を阻止する取外阻止手段を設けるようにすればよい。また、この実施の形態において設ける球止手段としては、屈曲樋10が図16(ロ)実線位置から図16(イ)実線位置の仮止め状態に移動する際に、該屈曲樋10の下端に位置して供給通路10aのパチンコ球を支持して球止めする球止壁を機構板5に立設すればよい。このとき、当然前記押え片106と球止壁とは干渉しない高さが選ばれる。なお、屈曲樋10と傾斜樋9間の球止めは、図16(イ)実線に示すように屈曲樋10の上流端部で行うことができる。
【0041】
図17及び図18は他の実施の形態を示し、前記実施の形態と異なる点は屈曲樋10の取付けによって、傾斜樋9の取外しができないように取外阻止手段を設けた点であり、同じ構成要素には同一符号を付して説明する。この実施の形態では、取外阻止手段として屈曲樋10の傾斜樋9との接続部に傾斜樋9の前面壁30を押える押圧片111が設けられ、傾斜樋9の前面壁30端部に屈曲樋10の摺動方向の係止リブ112が設けられる。該押圧片111は、裏面に前記係止リブ112に掛止めするコ字状の係止溝113が形成され、図17(イ)に示す屈曲樋10の仮止め状態では傾斜樋9と干渉することはない。さらに、屈曲樋10を摺動させて、図17(ロ)に示す第二係止手段が係止した状態で傾斜樋9の前面壁30を押圧するように臨み、図18に示すように係止溝113が係止リブ112に係止して、傾斜樋9の取外し方向(図上左方向)への抜脱を確実に阻止すると共に該傾斜樋9の撓みを防止する。なお、前記押圧片111に係止リブを設けて、傾斜樋9の前面壁30端部に係止溝113を形成するようにしても、同様の効果を奏する。また、この実施の形態において、傾斜樋9を左方への取外しとしたが、前方であってもよく、また上方への取外しの際には、傾斜樋9の上方への移動を阻止する阻止片を設けるようにすればよい。好ましくは屈曲樋10と傾斜樋9の取外し方向を異ならせるのがよく、より確実な阻止能力を有することになる。
【0042】
また、前記係合手段を屈曲樋10に設けた係合片と機構板5に設けた係合受部としたが、実施の形態に限定されるものではなく、互いに逆に設けるようにして下向き開口した係合受部を上向きの係合片に係合させるようにしてもよい。さらに、係合手段は頭部を有した突部と掛止孔であってもよく、摺動して係合する種々な方法が考えられる。
【0043】
なお、前記逆行阻止手段として、第一係止手段及び第二係止手段を弾性を付与した係止片として供給樋8側に設けたが、機構板5にスリット等を設けることにより係止部に弾性を付与するようにしてもよい。また、逆行阻止手段として係合する係止部及び被係止部のいずれか一方に材質自体の弾性により係止方向への付勢を付与するようにしたが、弾性付与手段として、別途スプリング,ばね等の弾性部材を介して係止方向への付勢を付与するようにしてもよい。このとき別部材を回動又はスライド自在に設けて、弾性部材を介して係止方向に付勢させるようにしてもよい。また、逆行阻止手段の一方を係止する方向に重心を位置させて回動自在に設けて、自重により係止するようにしてもよい。
【0044】
また、逆行阻止手段として、仮止め位置を係止する第一係止手段と固定位置を係止する第二係止手段とを別々の箇所に設けるようにしたが、1箇所に逆行阻止手段を設けるようにすることも可能であり、図19及び図20に示すように一方に複数の係合部又は係止部を設けるようにすればよい。図19は、基板5側に設けられた係止部115に屈曲樋10の仮止め位置で係止する第一係合部116aと固定位置で係止する第二係合部116bを弾性係止片117に設けている。そして、図19(イ)に示すように屈曲樋10を摺動することにより、第一係合部116aが係止部115に係止し、屈曲樋10の抜脱方向への逆行を阻止して仮止状態を保持し、さらに、屈曲樋10を摺動することにより、図19(ロ)に示すように第二係合部116bが係止部115に係止し位置決め固定される。屈曲樋10の固定解除は、弾性係止片117を付勢に抗して撓ませて第二係合部116bと係止部115との係合を解除して上動させると、第一係合部116aが係止部115に衝止して図19(イ)に示す仮止め状態となり、一気に外れることはない。また、図20は、基板5側に設ける係止部を仮止め位置で係止する第一係止部115aと位置決め固定させる位置で係止する第二係止部115bとで構成して下向き階段状に設け、弾性係止片117が係止して屈曲樋10の抜脱方向への移動を阻止するようにしている。そして、図20(イ)に示すように屈曲樋10を摺動することにより、弾性係止片117の係合部116が第一係止部115aに係止し、屈曲樋10の抜脱方向への逆行を阻止して仮止状態を保持し、さらに、屈曲樋10を摺動することにより、図20(ロ)に示すように弾性係止片117の係合部116が第二係止部115bに係止し位置決め固定される。屈曲樋10の固定解除は、弾性係止片117を付勢に抗して撓ませて係合部116と第二係止部115bとの係合を解除して上動させると、係合部116が第一係止部115aに衝止して図20(イ)に示す仮止め状態となり、一気に外れることはない。
【0045】
なお、実施の形態において、裏機構部品の供給樋8として屈曲樋10の取付構造について説明したが、当然のことながら傾斜樋9の取付構造としてもよい。また、本発明は供給樋8に限ることなく、球払出装置11等の裏機構部品の取付構造としてもよい。このとき、本発明の裏機構部品の取付構造により取付けた際に、隣接する裏機構部品の取外しが阻止される阻止手段の機能を付加するのが好ましい。
【0046】
また、実施の形態において基板を機構板5として該機構板5に屈曲樋10を取付けるようにしたが、例えば屈曲樋10と球払出装置11とで払出ユニットを構成して、該払出ユニットのベース板を屈曲樋10を取付ける基板として上記要領にて屈曲樋10を取付けるようにしてもよい。また、基板を前面枠2として、球タンク7及び供給樋8等を直接設けるようにしてもよい。
【0047】
なお、実施の形態において供給樋を1条のものとしたが、複条設けられた供給樋としてもよいのはいうまでもない。
【0048】
また、前記球払出装置11は実施の形態に限定されるものではなく、例えば払出回転体72に替えて先端を嘴状に尖らせて最先のパチンコ球を支持する回動体を球通路71に進退自在に設けたものであってもよい。この球払出装置は前記回動体の上方に位置して鉛直面内で球荷重により回動する回転規制体を回動自在に設けるのが好ましく、球通路71の流速を制御すると共に所定間隔をもって回動体に導くようにするのがよい。前記球通路71は、前記回転規制体の回転を促す方向に屈曲して形成するのが好ましく、前記回動体の直上位置は前記回転規制体が球荷重により巻き込むように送り込むパチンコ球が噛まないように回転方向に僅かながら傾斜して設けるのがよい。
【0049】
【発明の効果】
このように本発明の供給樋の取付構造では、供給樋を摺動して取付ける係合手段の他に、供給樋の仮止め状態と位置決め固定状態とで係止する係止手段を設けるようにしたので、供給樋を機構板にワンタッチで確実に取付けることができ、しかも無用に外れることがない。また、従来のビス止めのようなビスの閉め忘れや締め加減不良等による不良品発生のおそれはなく、組立コストが軽減され品質も向上するなど有益な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機の裏面図である。
【図2】球タンク部分の正面断面図である。
【図3】球タンク部分の平面断面図である。
【図4】傾斜樋部分の平面断面図である。
【図5】傾斜樋の要部正面断面図である。
【図6】取付固定部の側断面図である。
【図7】取付固定部の側断面図である。
【図8】機構板から屈曲樋及び球払出装置を外した分解斜視図である。
【図9】屈曲樋部分の正面図である。
【図10】屈曲樋の要部断面図である。
【図11】球払出装置部分の縦断面図である。
【図12】球払出装置の取付を示す正面図である。
【図13】屈曲樋の取付を示す正面図である。
【図14】(イ),(ロ)は要部取付構造を示す作用図である。
【図15】(イ),(ロ)は要部取付構造を示す作用図である。
【図16】(イ),(ロ)は屈曲樋の他の取付構造を示す作用図である。
【図17】(イ),(ロ)は他の実施の形態の取付構造を示す作用図である。
【図18】図17の要部断面図である。
【図19】(イ),(ロ)は屈曲樋の他の取付構造を示す作用図である。
【図20】(イ),(ロ)は屈曲樋の他の取付構造を示す作用図である。
【符号の説明】
5 機構板(基板)
7 球タンク
8 供給樋
9 傾斜樋(供給樋)
10 屈曲樋(供給樋)
11 球払出装置
94 係合片(係合手段)
97 仮止係止片(弾性係止片,逆行阻止手段)
98 固定係止片(弾性係止片,逆行阻止手段)
100 係合受部(係合部,係合手段)
101 仮止係止部(係止部,逆行阻止手段)
102 固定係止部(係止部,逆行阻止手段)
108 保持片(係合部,係合手段)
109 仮止係止部(係止部,逆行阻止手段)
110 固定係止部(係止部,逆行阻止手段)
115 係止部(逆行阻止手段)
115a 第一係止部(逆行阻止手段)
115b 第二係止部(逆行阻止手段)
116 係合部(逆行阻止手段)
116a 第一係合部(逆行阻止手段)
116b 第二係合部(逆行阻止手段)
117 弾性係止片[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a mounting structure of a back mechanism component such as a supply gutter for guiding a pachinko ball to a ball dispensing device.
[0002]
[Prior art]
As is well known, a pachinko machine is provided with a number of back mechanism components such as a ball tank on the back side. And, the pachinko balls of the ball tank are provided adjacent to each other so as to be guided to a ball payout device via a supply gutter. Conventionally, the supply gutter has been fixed to the rear surface of the mechanism plate exclusively with screws. For this reason, installation is troublesome and the work efficiency is remarkably reduced. Therefore, the applicant has filed an application in which the screw fixing operation is eliminated (for example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-7-308441
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, although the above-mentioned application has the effect of eliminating the screw, if the locking piece is released by mistake, the supply gutter may come off at a stretch, and the supply gutter must be positioned and mounted again.
[0005]
Therefore, the present invention has been made in view of such problems of the related art, and an object of the present invention is to provide a mounting structure in which a supply gutter does not accidentally come off.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is to solve the above problem, and the invention according to
[0007]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect, the engaging means slides on an engaging piece provided on one of the supply gutter or the substrate and a supply gutter provided on the other. And an engaging portion with which the engaging piece engages.
[0008]
According to a third aspect of the present invention, in the first or second aspect of the present invention, the reverse blocking means is provided with an elastic locking piece provided on one of the supply gutter or the substrate and the elastic locking piece provided on the other. The piece is constituted by a locking portion that is releasably locked by an elastic force. The elasticity may be imparted by the material itself as the elasticity imparting means, or a bias in the locking direction may be imparted via an elastic member such as a spring or a spring.
[0009]
According to a fourth aspect of the present invention, in the third aspect of the present invention, the first engaging portion for locking the supply gutter to the locking portion at the temporary fixing position, and the engaging portion at a position for positioning and fixing the supply gutter. The elastic engagement piece is provided with a second engagement portion that is engaged with the stop portion.
[0010]
According to a fifth aspect of the present invention, in the third aspect of the present invention, the locking portion engages with a first locking portion for locking the supply gutter at a temporary fixing position and a position for positioning and fixing the supply gutter. And a second locking portion for stopping.
[0011]
According to the above invention, the supply gutter can be easily and securely attached with one touch without using a screw, by simply sliding the supply gutter in the predetermined direction and engaging the engagement means, and the erroneous removal can be achieved. There is no.
[0012]
In a state in which a ball discharging device provided adjacent to the downstream end of the supply gutter is mounted, it is preferable that the ball discharging device is not detachable by the supply gutter. For example, the ball dispensing device is attached by sliding downward, and the supply gutter is attached so as to prevent the ball dispensing device from moving in the direction in which the ball dispensing device is disengaged (upward). The movement is blocked and cannot be removed, and the supply gutter serves as a removal preventing means of the ball discharging device. Further, a detachment preventing piece or the like for preventing the ball dispensing device from moving in the detaching direction with the supply gutter fixed may be separately provided. It is preferable that the ball dispensing device can be detached in a state where the supply gutter is temporarily stopped.
[0013]
Alternatively, the supply gutter may be divided into a plurality of parts, and in a state where one of the divided supply gutters is mounted, the supply gutter previously mounted may not be detached by an adjacent supply gutter.
[0014]
Further, an attachment structure for attaching a back mechanism component such as a ball dispensing device to a substrate, wherein the engagement mechanism engages by abutting the back mechanism component on a surface of the substrate and sliding in a predetermined direction; Reverse movement preventing means for locking the back mechanism component in a temporary fixing state and a positioning and fixing state with sliding to prevent sliding of the back mechanism component in a direction in which the engagement state by the engaging means is disengaged. And provided. Also, a detachment mechanism in which the back mechanism parts are adjacent to each other, and when one of the back mechanism parts is fixed by the attachment structure, the back mechanism parts are prevented from moving in the direction in which the other back mechanism parts come off. Preferably, blocking means are provided. The “back mechanism component” here is a component such as a ball tank, a supply gutter, or a ball dispensing device that is detachably provided on the back side of a pachinko machine.
[0015]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a rear view of the pachinko gaming machine. In the figure,
[0016]
On the back surface of the
[0017]
2 and 3, the
[0018]
The
[0019]
On the other hand, the mounting
[0020]
Further, as shown in FIG. 4, an
[0021]
The mounting and fixing
[0022]
The mounting of the
[0023]
As shown in FIGS. 8 to 10, the
[0024]
On the other hand, the attachment portion S1 of the
[0025]
Next, the configuration of the
[0026]
As shown in FIG. 11, the
[0027]
[0028]
As shown in FIG. 11, the
[0029]
As shown in FIG. 11, the control means 73 is provided on an
[0030]
The
[0031]
On the other hand, the mounting portion S2 of the
[0032]
Next, attachment of the
[0033]
Next, in order to mount the
[0034]
In order to remove the
[0035]
Next, in order to remove the
[0036]
As described above, since the
[0037]
In the embodiment, it is preferable to provide ball stopping means for preventing the pachinko balls in the
[0038]
Further, when the reverse locking means is provided at the first locking means and the second locking means at a plurality of locations, the installation location is determined so that it is possible to determine which of the locking means is temporarily released or released. In response to the above, it is preferable to display a number or a letter indicating the operation order on the surface of the
[0039]
In the above-described embodiment, the
[0040]
The
[0041]
FIGS. 17 and 18 show another embodiment. The difference from the above embodiment is that a detachment preventing means is provided so that the
[0042]
Further, the engaging means is an engaging piece provided on the
[0043]
Although the first locking means and the second locking means are provided on the
[0044]
Further, as the reverse movement preventing means, the first locking means for locking the temporary fixing position and the second locking means for locking the fixed position are provided at different places. It is also possible to provide a plurality of engaging portions or locking portions on one side as shown in FIGS. 19 and 20. FIG. 19 shows an elastic locking of a first engaging portion 116a that locks at a temporary fixing position of the
[0045]
In the embodiment, the mounting structure of the
[0046]
Further, in the embodiment, the
[0047]
In the embodiment, the supply gutter is a single supply gutter, but it goes without saying that a supply gutter provided with multiple supply gutters may be used.
[0048]
Further, the
[0049]
【The invention's effect】
As described above, in the supply gutter mounting structure of the present invention, in addition to the engagement means for slidingly attaching the supply gutter, the locking means for locking the supply gutter in the temporarily fixed state and the positioning fixed state is provided. Therefore, the supply gutter can be securely attached to the mechanism plate with a single touch, and the supply gutter does not come off unnecessarily. Further, there is no danger of defective products due to forgetting to close screws or improper tightening or tightening, unlike conventional screwing, and has a beneficial effect such as a reduction in assembly cost and an improvement in quality.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a rear view of a pachinko machine according to the present invention.
FIG. 2 is a front sectional view of a ball tank portion.
FIG. 3 is a plan sectional view of a ball tank portion.
FIG. 4 is a plan sectional view of an inclined gutter portion.
FIG. 5 is a front sectional view of a main part of an inclined gutter.
FIG. 6 is a side sectional view of an attachment fixing portion.
FIG. 7 is a side cross-sectional view of an attachment fixing portion.
FIG. 8 is an exploded perspective view in which a bending gutter and a ball dispensing device are removed from a mechanism plate.
FIG. 9 is a front view of a bent gutter portion.
FIG. 10 is a sectional view of a main part of a bent gutter.
FIG. 11 is a longitudinal sectional view of a ball payout device portion.
FIG. 12 is a front view showing the mounting of the ball payout device.
FIG. 13 is a front view showing attachment of a bent gutter.
FIGS. 14A and 14B are action diagrams showing a main part mounting structure.
FIGS. 15A and 15B are action diagrams showing a main part mounting structure.
16 (a) and (b) are action diagrams showing another mounting structure of a bent gutter.
FIGS. 17A and 17B are action diagrams showing a mounting structure according to another embodiment.
18 is a sectional view of a main part of FIG.
FIGS. 19 (a) and 19 (b) are action diagrams showing another mounting structure of the bent gutter.
20 (a) and (b) are action diagrams showing another mounting structure of the bent gutter.
[Explanation of symbols]
5 Mechanism plate (substrate)
7 ball tank
8 Supply gutter
9 Inclined gutter (supply gutter)
10 Curved gutter (supply gutter)
11 Ball dispensing device
94 engaging pieces (engaging means)
97 Temporary locking piece (elastic locking piece, reverse blocking means)
98 Fixed locking piece (elastic locking piece, reverse blocking means)
100 engagement receiving portion (engaging portion, engaging means)
101 Temporary locking part (locking part, reverse blocking means)
102 Fixed locking part (locking part, reverse movement prevention means)
108 Holding piece (engaging part, engaging means)
109 Temporary locking section (locking section, reverse blocking means)
110 Fixed locking part (locking part, reverse blocking means)
115 Locking part (reverse blocking means)
115a First locking portion (reverse blocking means)
115b Second locking portion (reverse blocking means)
116 engaging part (reverse blocking means)
116a First engagement portion (reverse blocking means)
116b Second engaging portion (reverse blocking means)
117 Elastic locking piece
Claims (5)
前記供給樋を前記基板の表面に当接させ所定方向に摺動することにより係合する係合手段と、前記摺動に伴って前記供給樋を仮止状態と位置決め固定状態とで係止させ前記係合手段による係合状態が解離される方向への該供給樋の摺動を阻止する逆行阻止手段とを設けたことを特徴とする供給樋の取付構造。A mounting structure for mounting a supply gutter for guiding a pachinko ball to a ball dispensing device to a substrate,
Engaging means for bringing the supply gutter into contact with the surface of the substrate and sliding the slide in a predetermined direction, and locking the supply gutter in a temporary fixing state and a positioning fixed state with the sliding; A feed gutter mounting structure, comprising: a reverse gutter for preventing sliding of the supply gutter in a direction in which the engagement by the engagement means is disengaged.
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