JP2004318584A - 任意時間指定性の受動型チャットサービスシステム - Google Patents
任意時間指定性の受動型チャットサービスシステム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】インターネットで好きな時間に受動的に会話したい最適の相手をサーバーが選択して接続してくれる用にして誰でも簡単にチャットサービスを受けられる用にする。
【解決手段】不特定多数の通話会話者と携帯電話含むインターネット通信網とサーバーコンピュータとシステム運営者とで構成されるチャットシステムに置いて、個人情報登録をシステム運営者が入手した情報に基づいてシステム運営者が作成し、当該個人情報を当該個人が承認する事で個人がわざわざ煩雑な個人情報を登録しなくてよいようにする。前記個人情報に基づいてサーバーコンピュータは最適なチャット相手同志を接続する。
【選択図】 図1
【解決手段】不特定多数の通話会話者と携帯電話含むインターネット通信網とサーバーコンピュータとシステム運営者とで構成されるチャットシステムに置いて、個人情報登録をシステム運営者が入手した情報に基づいてシステム運営者が作成し、当該個人情報を当該個人が承認する事で個人がわざわざ煩雑な個人情報を登録しなくてよいようにする。前記個人情報に基づいてサーバーコンピュータは最適なチャット相手同志を接続する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般公衆電話回線や携帯電話網や、インターネット網などの一般の情報通信網を経由して、種々の情報を加入者および情報提供者側がある特定のグループに対して提供するサービスに関するものである。その中でも、特に、前記情報通信網に加入している一般の不特定多数の個人に、当該個人の任意指定時間内において、当該個人が望むであろうと推察される情報を、情報提供者側が情報を能動的に提供するサービスである。さらに、詳しくは、不特定多数の個人のそれぞれの日常の生活や習慣などの当該個人に対するデータを蓄積し、この個人のひとりひとりに適応した情報を提供することで、さらには、消極的なタイプの個人でも簡単に参加できて、個人個人に満足感を与えることを目的とするチャットサービスシステムである。
【0002】
【従来の技術】
インターネットにおいて、複数の個人が互いに情報交換を本人名もしくは、別名で行なう情報提供サービス形態が、インターネットによる掲示板的情報交換サービス提供である。この方法は、通称チャットと呼ばれ、インターネットに加入している個人が、個人の登録名を持ち、この登録名もしくは、本人名でインターネットの掲示板と呼ばれる情報提供の場(サイト)に、情報を提供したり、または、情報を提供されたりするものである。このような技術は、日本国公開特許公報H10−257189やH11−184786、2000−115153などに紹介されている。しかしながら、ここでも、個人が積極的にアプローチしない限りにおいて、このグループの仲間には加われない。
【0003】
このような情報提供と受信の場は、一般の携帯電話によるメールサイトやiモードサイトにおいても可能である。
【0004】
そもそも、このチャットというサービスは、加入者が暇な時間に時間潰しの意味で参加する場合が多く、且つ、個人が別名であるということから、容易に種々の自由気ままな意見を述べやすいものである。従って、より楽しく、自由に、意見や情報交換を行なって楽しめるものである。
【0005】
しかし、個人が積極的にアプローチしない限りにおいて、インターネットや携帯電話などの便利な情報通信機器を用いても、気軽に会話を楽しもうと思っても、なかなか不特定多数の相手とは会話するのもおっくうなものであり、初心者や無精者においてはなかなか参加できないものである。
【0006】
また、相手先を知り合いのみに限定して、情報交換を行なうのも、折角の不特定多数の見知らぬ相手と情報交換が可能であるというインターネットや携帯電話メールの機能を著しく損逸させるものである。
【0007】
以上述べたように、不特定多数の中の不明な相手先とは、気軽にインターネットや携帯電話を用いてもなかなか無精者や初心者やおっくうがり屋にとっては、気軽に参加して、会話や情報交換を楽しむことが出来ないものである。
【0008】
また、相手先を知り合いのみに限定して、情報交換を行なうのも、折角の不特定多数の見知らぬ相手と情報交換が可能であるというインターネットや携帯電話メールの機能を著しく損逸させるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
おっくうがり屋や無精者や初心者や消極的な性格を持つ個人で、且つ、会話や情報交換をしたい個人が、不特定多数の見知らぬ相手と、楽しく会話や情報交換を可能ならしめることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
▲1▼自由に個人が会話したい時にのみ、会話や情報交換を行えるようにするために、会話や情報交換したい時間帯を前記個人が自由に選択して設定可能とする第一段階を設定する。つまり、ネットワーク(インターネット網)に接続し、そこ接続しているサーバーコンピュータに、気軽なチャットタイムを設定するものである。
【0011】
▲2▼サーバーコンピュータは、この接続してきた個人の個人蓄積データ(趣味、趣向、年齢、性別、習慣、癖、その他知りえる全ての個人データ)を基礎データとして、この個人と合致するような会話相手を探索する。当然ながら、この探索対象は、今現在、前記個人と同じように、チャットタイムを登録して来た別の個人郡である。この段階で、会話や情報交換のメンバーは全て、気軽に会話や情報交換を楽しむ群類の個人となる。当然、所定時間が来れば、その所定時間が来た個人はこのメンバーから除外されていくものである。
【0012】
また、個人登録をするのも面倒というおっくうがり屋や無精者に対しては、ネットワークを経由して買い物の決済などにより、得られた行動履歴より、サーバーコンピュータが自動的に個人蓄積データ(趣味、趣向、年齢、性別、習慣、癖、その他知りえる全ての個人データ)を基礎データとして個人情報の登録を行ない、これを当該個人に承認させるという手段を取ることで、何事にも消極的な個人も参加可能なシステムとなる。
【0013】
▲3▼その時点で最も適した相手先が決定したら、サーバーコンピュータはその双方の回線を接続し、双方に電話コールもしくは、送信があることを伝える。この段階で、両方ともに、受動的に会話や情報交換が開始される。あくまでも、個人の双方、もしくは、どちらからか積極的に電話コールや情報発信をする訳ではなく、サーバーコンピュータが接続する。
【0014】
【発明の実施の形態】
(具体的な例の説明−1)
本発明の一例に掛かる好適な事例を図1、図2を以って説明する。
【0015】
図1、図2に示すように、加入者1は、インターネットや携帯電話回線網などの通信網2を経由して(Step21)、本発明のシステム100を運営するサイト3(サービス窓口)に接続し、サービスを受ける時間帯Tを設定する(Step23)。途中で、この時間帯Tは変更(延長や解除など)可能であるものである。
【0016】
加入者1は、図3のフローチャートに示すように、事前に本システム100の運営者(法人)101に対して、住所、氏名、電話番号、メールアドレス、勤務先、その他の個人情報KDを提供し登録しておく(Step41〜53)。個人的におっくうがり屋で無精者である消極的な個人に対しては、通常の日常生活の中でのカード決済などのネットワークを利用した決済などからの行動履歴より推察される個人情報KDをシステム運営者101が作成提示(Step43)し、これを前記性格の加入申し込みの個人1が承認する(Step44)形式を採用することで、個人情報KDの登録が可能となる。さらに、加入者1が設定したい別名の人物像の個人情報KBDを可能ならば登録しておく(Step47、48)。このような設定(Step47)は前記消極的な加入者個人1に対しては多いに有効である。加入者1は、本システム100および運営者101と、契約書Cを取り交わし、約定しておく(Step51)。
【0017】
次に、所定の時間帯域になった場合、サーバーコンピュータ4は最も適した加入者1同志を接続し、会話や情報交換を開始させる(Step28、29)。電話であれば、その双方に電話コールを送り、接続させる。インターネットや携帯メールであれば、その双方にこのサーバーコンピュータ4の中で設定される新たなメールアドレスを与えて、情報交換が可能なように設定する。もしくは、登録されている別名の個人情報KBDに基づくメールアドレス(別名メールアドレス)を送信する。
【0018】
条件に合致した対象者1′が見つからない場合は、見つかるまで、待機の状態である。さらに、ある特定の時間ΔSが経過しても、対象者1′が見つからない場合は、加入者1に条件の変更やもしくは、条件の削除を連絡しても良い(Step26)。
【0019】
このような環境の中で行なわれる会話や情報交換は、全て、サーバーコンピュータ4のデータ記録部5に保存記録される(Step29)。この保存記録部は、ハードディスクや光磁気メモリやDVDメモリや磁気テープであっても良い。
【0020】
加入者1同志の会話や情報交換が終了した段階で、このサービスは自動的に停止される。さらに、まだ、加入者1が指定時間帯域Tの中にあれば、サーバーコンピュータ4は、次の新しい最も適した会話や情報交換の対象者1′を探す(Step26)。
【0021】
もし、加入者1および1′の両方が同じ指定時間帯域であれば、この双方に上記のような指定時間帯域Tの終わりが差し迫っていることの連絡が行なわれる(Step31、32、33)。
【0022】
上記の会話や情報交換は、加入者個人1とこの相手の対象者1′ばかりでなく、加入者1および1′がグループ会話であり共通の情報交換の場を持っていれば、同様な参加の個人1″をさらに、対象者1″として増やすことも可能である。
【0023】
ここでいう最適な相手とは、グループの中で最も会話や情報交換の回数の多い対象者か、会話や情報交換の時間やデータ量が多い対象者であるか、もしくは、個人情報より自動的に設定される趣味や趣向、年齢、習慣が似ている対象者である。また、対象者を、個人1が具体的に指定しても良く、指定した場合は、その指定が最優先される。例えば、具体的には個人氏名、アドレス、電話番号、趣味、性別、年齢などである。しかしながら、何事にもおっくうな無精者にとっては、この条件指定さえ、面倒である場合が多く、このような時にこそ、本発明のような自動的に、最適な相手を選定するシステムが有効に働く機会(Step26)である。
【0024】
(具体的な例の説明−2)
本システムを利用することで、無精者で何事にも消極的な個人でも、ネットワークを利用した行動履歴を用いることで、あるいは、本発明の関係者が技術提示した特許出願2000−365835を利用することで、おおよその個人情報自動的に作成することが可能となるために、いちいち趣味や趣向、性格、好きなもの、嫌いなものなどの詳細な個人情報をインプット登録する手間を省略することが可能となる(Step43,47をYes選択で通過)。自動個人情報登録が無いフローチャート図5では、個人1がおおよそすべての個人情報をインプットしたり、別名の個人情報KBDをインプットしなくてはならないので面倒である。特許出願2000−365835の広域自動個人認識方法を用いた個人情報KDALLの使用による個人情報KDALLの登録のフローチャートを図4に示す。
【0025】
図4に示すように、加入希望者個人1は、システム100へ加入の登録を申請する。そうすると、個人1の個人情報KDの登録インプットが必要となるが、無精者でおっくうがり屋で面倒くさがりな性格を持つ個人1は、もしくは、良好に個人情報KDのインプット登録が不可能な老人や幼少な個人1は、Step43,47を全てYesの選択をするという簡単な方法で、自動個人情報登録することで、システム運営者101やシステム100が自動的に作成する個人情報KDALLを承認する(Step44)だけか、もしくは、変更点を変更する(Step45)だけで済むようになる。
【0026】
これにより、個人情報KDの登録が容易且つ省力化される。この時に、当該個人1の十分な情報を得ることが、個人の趣味や傾向や趣向や性格を知る上で重要となる。そこで、前述したように本発明の関係者が技術提示した特許出願2000−365835号公報の広域不特定多数の個人認識技術を利用すれば良い。この広域不特定多数の個人認識技術は、他拠点に設置された撮像カメラより、個人の顔などを用いて個人認識を行ない、個人の行動を常時把握し、個人情報KDALLを自動的に作成して行くものである。
【0027】
また、カード決済などのネットワーク決済によるデータで個人の行動履歴を把握することも可能である。この技術は、日本国公開特許公報2000−293506号公報や同293540号公報に技術公開されている。この技術は、ネットワー接続機器を使用した場所、何に使用したか(例えば、何を購入したか、どんな店で食事をしたか、どこのどのクラスのホテルに宿泊したかなどのデータ)の事例データを蓄積して個人の能動的な行動情報の一面を個人情報データとして蓄積するものである。これを用いたフローチャート図が図3の場合である。
【0028】
このような個人情報KDALLなどを基に、無精者でおっくうがり屋で面倒くさがりな性格を持つ個人1でも簡単に個人情報の登録が可能である。さらには、この個人情報により、本人がサーバーコンピュータ(別な第三者)より、どのように認識されているのかということも、認識できるという特徴がある。この個人情報KDALLを好まない場合は、別のデータをインプットして変更するか、普段の生活を個人1が希望するタイプの個人になるように変更しても良い。
【0029】
【発明の効果】
本システムを利用することで、無精者で何事にも消極的な個人でも、ネットワークを利用した行動履歴を用いることで、あるいは、本発明の関係者が技術提示した広域個人情報を利用することで、おおよその個人情報を自動的に作成することが可能となるために、いちいち趣味や趣向、性格、好きなもの、嫌いなものなどの詳細な個人情報をインプット登録する手間を省略することが可能となり、容易に気ままに好き勝手に会話や情報交換をすることが可能となる。
【0030】
さらには、会話や情報交換の時間帯域を設定できるので、自分からアプローチしなくとも、サーバーコンピュータ側から自動的に接続してくれるし、時間がくれば自動的に切断してくれるので、時間の管理が無精者でも容易になる。
【0031】
このように、自由に設定した時間帯域中で自由勝手に、発言や意見や非難などを行なえるので、大きな満足感を得ることができて、ストレス解消という副次的な効果も発揮でき、日々の生活を充実したものとすることが可能となる。
【0032】
また、会話や情報交換の記録データが全て、ある期間にわたって保存されているので、これをプリントアウトして、確認することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一例の構成を示す概略構成図である。
【図2】加入者個人1が本システムを利用する場合のフローチャート図である。
【図3】個人1が、システムへの加入申請と個人情報登録する場合の自動個人情報登録方法を使用した場合のフローチャート図である。
【図4】個人1が、システムへの加入申請と個人情報登録をするにあたって、システムの運営者が広域不特定個人認識方法を用いた場合のフローチャート図である。
【図5】自動個人情報登録を用いず、個人情報を個人1がインプットする場合のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 個人(加入者、加入者個人、会話発信者など)
1′ 相手加入者(1と会話や情報交換を行なう相手加入者、もしくは、複数の相手加入者群)
1′n システムへの加入登録者群
2 ネットワーク通信網
3 本発明のシステム全体
4 サーバーコンピュータ
21 有線(電話線、光ファイバー線など)のネットワーク通信線
22 無線(携帯電話回線など)のネットワーク通信線
200、200n 携帯電話
100 本システム
101 システムの運営者もしくは運営法人
KD 正規の個人情報
KBD 別名の個人情報
KDALL 広域不特定個人認識方法により入手したシステム運営者が保有する個人情報
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般公衆電話回線や携帯電話網や、インターネット網などの一般の情報通信網を経由して、種々の情報を加入者および情報提供者側がある特定のグループに対して提供するサービスに関するものである。その中でも、特に、前記情報通信網に加入している一般の不特定多数の個人に、当該個人の任意指定時間内において、当該個人が望むであろうと推察される情報を、情報提供者側が情報を能動的に提供するサービスである。さらに、詳しくは、不特定多数の個人のそれぞれの日常の生活や習慣などの当該個人に対するデータを蓄積し、この個人のひとりひとりに適応した情報を提供することで、さらには、消極的なタイプの個人でも簡単に参加できて、個人個人に満足感を与えることを目的とするチャットサービスシステムである。
【0002】
【従来の技術】
インターネットにおいて、複数の個人が互いに情報交換を本人名もしくは、別名で行なう情報提供サービス形態が、インターネットによる掲示板的情報交換サービス提供である。この方法は、通称チャットと呼ばれ、インターネットに加入している個人が、個人の登録名を持ち、この登録名もしくは、本人名でインターネットの掲示板と呼ばれる情報提供の場(サイト)に、情報を提供したり、または、情報を提供されたりするものである。このような技術は、日本国公開特許公報H10−257189やH11−184786、2000−115153などに紹介されている。しかしながら、ここでも、個人が積極的にアプローチしない限りにおいて、このグループの仲間には加われない。
【0003】
このような情報提供と受信の場は、一般の携帯電話によるメールサイトやiモードサイトにおいても可能である。
【0004】
そもそも、このチャットというサービスは、加入者が暇な時間に時間潰しの意味で参加する場合が多く、且つ、個人が別名であるということから、容易に種々の自由気ままな意見を述べやすいものである。従って、より楽しく、自由に、意見や情報交換を行なって楽しめるものである。
【0005】
しかし、個人が積極的にアプローチしない限りにおいて、インターネットや携帯電話などの便利な情報通信機器を用いても、気軽に会話を楽しもうと思っても、なかなか不特定多数の相手とは会話するのもおっくうなものであり、初心者や無精者においてはなかなか参加できないものである。
【0006】
また、相手先を知り合いのみに限定して、情報交換を行なうのも、折角の不特定多数の見知らぬ相手と情報交換が可能であるというインターネットや携帯電話メールの機能を著しく損逸させるものである。
【0007】
以上述べたように、不特定多数の中の不明な相手先とは、気軽にインターネットや携帯電話を用いてもなかなか無精者や初心者やおっくうがり屋にとっては、気軽に参加して、会話や情報交換を楽しむことが出来ないものである。
【0008】
また、相手先を知り合いのみに限定して、情報交換を行なうのも、折角の不特定多数の見知らぬ相手と情報交換が可能であるというインターネットや携帯電話メールの機能を著しく損逸させるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
おっくうがり屋や無精者や初心者や消極的な性格を持つ個人で、且つ、会話や情報交換をしたい個人が、不特定多数の見知らぬ相手と、楽しく会話や情報交換を可能ならしめることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
▲1▼自由に個人が会話したい時にのみ、会話や情報交換を行えるようにするために、会話や情報交換したい時間帯を前記個人が自由に選択して設定可能とする第一段階を設定する。つまり、ネットワーク(インターネット網)に接続し、そこ接続しているサーバーコンピュータに、気軽なチャットタイムを設定するものである。
【0011】
▲2▼サーバーコンピュータは、この接続してきた個人の個人蓄積データ(趣味、趣向、年齢、性別、習慣、癖、その他知りえる全ての個人データ)を基礎データとして、この個人と合致するような会話相手を探索する。当然ながら、この探索対象は、今現在、前記個人と同じように、チャットタイムを登録して来た別の個人郡である。この段階で、会話や情報交換のメンバーは全て、気軽に会話や情報交換を楽しむ群類の個人となる。当然、所定時間が来れば、その所定時間が来た個人はこのメンバーから除外されていくものである。
【0012】
また、個人登録をするのも面倒というおっくうがり屋や無精者に対しては、ネットワークを経由して買い物の決済などにより、得られた行動履歴より、サーバーコンピュータが自動的に個人蓄積データ(趣味、趣向、年齢、性別、習慣、癖、その他知りえる全ての個人データ)を基礎データとして個人情報の登録を行ない、これを当該個人に承認させるという手段を取ることで、何事にも消極的な個人も参加可能なシステムとなる。
【0013】
▲3▼その時点で最も適した相手先が決定したら、サーバーコンピュータはその双方の回線を接続し、双方に電話コールもしくは、送信があることを伝える。この段階で、両方ともに、受動的に会話や情報交換が開始される。あくまでも、個人の双方、もしくは、どちらからか積極的に電話コールや情報発信をする訳ではなく、サーバーコンピュータが接続する。
【0014】
【発明の実施の形態】
(具体的な例の説明−1)
本発明の一例に掛かる好適な事例を図1、図2を以って説明する。
【0015】
図1、図2に示すように、加入者1は、インターネットや携帯電話回線網などの通信網2を経由して(Step21)、本発明のシステム100を運営するサイト3(サービス窓口)に接続し、サービスを受ける時間帯Tを設定する(Step23)。途中で、この時間帯Tは変更(延長や解除など)可能であるものである。
【0016】
加入者1は、図3のフローチャートに示すように、事前に本システム100の運営者(法人)101に対して、住所、氏名、電話番号、メールアドレス、勤務先、その他の個人情報KDを提供し登録しておく(Step41〜53)。個人的におっくうがり屋で無精者である消極的な個人に対しては、通常の日常生活の中でのカード決済などのネットワークを利用した決済などからの行動履歴より推察される個人情報KDをシステム運営者101が作成提示(Step43)し、これを前記性格の加入申し込みの個人1が承認する(Step44)形式を採用することで、個人情報KDの登録が可能となる。さらに、加入者1が設定したい別名の人物像の個人情報KBDを可能ならば登録しておく(Step47、48)。このような設定(Step47)は前記消極的な加入者個人1に対しては多いに有効である。加入者1は、本システム100および運営者101と、契約書Cを取り交わし、約定しておく(Step51)。
【0017】
次に、所定の時間帯域になった場合、サーバーコンピュータ4は最も適した加入者1同志を接続し、会話や情報交換を開始させる(Step28、29)。電話であれば、その双方に電話コールを送り、接続させる。インターネットや携帯メールであれば、その双方にこのサーバーコンピュータ4の中で設定される新たなメールアドレスを与えて、情報交換が可能なように設定する。もしくは、登録されている別名の個人情報KBDに基づくメールアドレス(別名メールアドレス)を送信する。
【0018】
条件に合致した対象者1′が見つからない場合は、見つかるまで、待機の状態である。さらに、ある特定の時間ΔSが経過しても、対象者1′が見つからない場合は、加入者1に条件の変更やもしくは、条件の削除を連絡しても良い(Step26)。
【0019】
このような環境の中で行なわれる会話や情報交換は、全て、サーバーコンピュータ4のデータ記録部5に保存記録される(Step29)。この保存記録部は、ハードディスクや光磁気メモリやDVDメモリや磁気テープであっても良い。
【0020】
加入者1同志の会話や情報交換が終了した段階で、このサービスは自動的に停止される。さらに、まだ、加入者1が指定時間帯域Tの中にあれば、サーバーコンピュータ4は、次の新しい最も適した会話や情報交換の対象者1′を探す(Step26)。
【0021】
もし、加入者1および1′の両方が同じ指定時間帯域であれば、この双方に上記のような指定時間帯域Tの終わりが差し迫っていることの連絡が行なわれる(Step31、32、33)。
【0022】
上記の会話や情報交換は、加入者個人1とこの相手の対象者1′ばかりでなく、加入者1および1′がグループ会話であり共通の情報交換の場を持っていれば、同様な参加の個人1″をさらに、対象者1″として増やすことも可能である。
【0023】
ここでいう最適な相手とは、グループの中で最も会話や情報交換の回数の多い対象者か、会話や情報交換の時間やデータ量が多い対象者であるか、もしくは、個人情報より自動的に設定される趣味や趣向、年齢、習慣が似ている対象者である。また、対象者を、個人1が具体的に指定しても良く、指定した場合は、その指定が最優先される。例えば、具体的には個人氏名、アドレス、電話番号、趣味、性別、年齢などである。しかしながら、何事にもおっくうな無精者にとっては、この条件指定さえ、面倒である場合が多く、このような時にこそ、本発明のような自動的に、最適な相手を選定するシステムが有効に働く機会(Step26)である。
【0024】
(具体的な例の説明−2)
本システムを利用することで、無精者で何事にも消極的な個人でも、ネットワークを利用した行動履歴を用いることで、あるいは、本発明の関係者が技術提示した特許出願2000−365835を利用することで、おおよその個人情報自動的に作成することが可能となるために、いちいち趣味や趣向、性格、好きなもの、嫌いなものなどの詳細な個人情報をインプット登録する手間を省略することが可能となる(Step43,47をYes選択で通過)。自動個人情報登録が無いフローチャート図5では、個人1がおおよそすべての個人情報をインプットしたり、別名の個人情報KBDをインプットしなくてはならないので面倒である。特許出願2000−365835の広域自動個人認識方法を用いた個人情報KDALLの使用による個人情報KDALLの登録のフローチャートを図4に示す。
【0025】
図4に示すように、加入希望者個人1は、システム100へ加入の登録を申請する。そうすると、個人1の個人情報KDの登録インプットが必要となるが、無精者でおっくうがり屋で面倒くさがりな性格を持つ個人1は、もしくは、良好に個人情報KDのインプット登録が不可能な老人や幼少な個人1は、Step43,47を全てYesの選択をするという簡単な方法で、自動個人情報登録することで、システム運営者101やシステム100が自動的に作成する個人情報KDALLを承認する(Step44)だけか、もしくは、変更点を変更する(Step45)だけで済むようになる。
【0026】
これにより、個人情報KDの登録が容易且つ省力化される。この時に、当該個人1の十分な情報を得ることが、個人の趣味や傾向や趣向や性格を知る上で重要となる。そこで、前述したように本発明の関係者が技術提示した特許出願2000−365835号公報の広域不特定多数の個人認識技術を利用すれば良い。この広域不特定多数の個人認識技術は、他拠点に設置された撮像カメラより、個人の顔などを用いて個人認識を行ない、個人の行動を常時把握し、個人情報KDALLを自動的に作成して行くものである。
【0027】
また、カード決済などのネットワーク決済によるデータで個人の行動履歴を把握することも可能である。この技術は、日本国公開特許公報2000−293506号公報や同293540号公報に技術公開されている。この技術は、ネットワー接続機器を使用した場所、何に使用したか(例えば、何を購入したか、どんな店で食事をしたか、どこのどのクラスのホテルに宿泊したかなどのデータ)の事例データを蓄積して個人の能動的な行動情報の一面を個人情報データとして蓄積するものである。これを用いたフローチャート図が図3の場合である。
【0028】
このような個人情報KDALLなどを基に、無精者でおっくうがり屋で面倒くさがりな性格を持つ個人1でも簡単に個人情報の登録が可能である。さらには、この個人情報により、本人がサーバーコンピュータ(別な第三者)より、どのように認識されているのかということも、認識できるという特徴がある。この個人情報KDALLを好まない場合は、別のデータをインプットして変更するか、普段の生活を個人1が希望するタイプの個人になるように変更しても良い。
【0029】
【発明の効果】
本システムを利用することで、無精者で何事にも消極的な個人でも、ネットワークを利用した行動履歴を用いることで、あるいは、本発明の関係者が技術提示した広域個人情報を利用することで、おおよその個人情報を自動的に作成することが可能となるために、いちいち趣味や趣向、性格、好きなもの、嫌いなものなどの詳細な個人情報をインプット登録する手間を省略することが可能となり、容易に気ままに好き勝手に会話や情報交換をすることが可能となる。
【0030】
さらには、会話や情報交換の時間帯域を設定できるので、自分からアプローチしなくとも、サーバーコンピュータ側から自動的に接続してくれるし、時間がくれば自動的に切断してくれるので、時間の管理が無精者でも容易になる。
【0031】
このように、自由に設定した時間帯域中で自由勝手に、発言や意見や非難などを行なえるので、大きな満足感を得ることができて、ストレス解消という副次的な効果も発揮でき、日々の生活を充実したものとすることが可能となる。
【0032】
また、会話や情報交換の記録データが全て、ある期間にわたって保存されているので、これをプリントアウトして、確認することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一例の構成を示す概略構成図である。
【図2】加入者個人1が本システムを利用する場合のフローチャート図である。
【図3】個人1が、システムへの加入申請と個人情報登録する場合の自動個人情報登録方法を使用した場合のフローチャート図である。
【図4】個人1が、システムへの加入申請と個人情報登録をするにあたって、システムの運営者が広域不特定個人認識方法を用いた場合のフローチャート図である。
【図5】自動個人情報登録を用いず、個人情報を個人1がインプットする場合のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 個人(加入者、加入者個人、会話発信者など)
1′ 相手加入者(1と会話や情報交換を行なう相手加入者、もしくは、複数の相手加入者群)
1′n システムへの加入登録者群
2 ネットワーク通信網
3 本発明のシステム全体
4 サーバーコンピュータ
21 有線(電話線、光ファイバー線など)のネットワーク通信線
22 無線(携帯電話回線など)のネットワーク通信線
200、200n 携帯電話
100 本システム
101 システムの運営者もしくは運営法人
KD 正規の個人情報
KBD 別名の個人情報
KDALL 広域不特定個人認識方法により入手したシステム運営者が保有する個人情報
Claims (9)
- 不特定多数の個人と当該個人が所有するネットワーク接続機器(携帯電話やパソコンなど)と、不特定多数の個人間で通信可能なネットワーク網と、登録された個人情報同志を特定のグループへ編集し、ネットワーク接続する機能のあるサーバーコンピュータと、当該サーバーコンピュータを運営管理する運営者とで構成されるネットワークシステムにおいて、前記ネットワーク通信網を経由して当該利用者の個人が事前に登録している登録者内の同志間の会話や情報交換を行なうサービスシステムであって、
前記グループ内の加入者同志の適正度を判断して接続することを特徴とする任意時間指定性の受動型チャットサービスシステム。 - 前記システムは、登録された個人情報がネットワーク決済などのデータを基に前記システム運営者が作成し、前記個人が承認する工程を有することを特徴とする第1項記載の任意時間指定性の受動型チャットサービスシステム。
- 前記個人情報は、当該個人により部分的に削除もしくは、変更されることを特徴とする第2項任意時間指定性の受動型チャットサービスシステム。
- 前記個人情報の登録には、広域不特定多数の個人情報を参照し、その正誤性を確認することを特徴とする第3項記載の任意時間指定性の受動型チャットサービスシステム。
- 前記個人は、利用したい時間帯域を設定もしくは変更可能とし、この時間帯域において、前記サーバーコンピュータが主体的に、最も適した会話者や情報交換者を設定することを特徴とする特徴とする第4項記載の任意時間指定性の受動型チャットサービスシステム。
- 前記会話や情報交換の最適な相手を設定する際に、グループ内の接続回数もしくは接続時間、もしくは、情報交換データ数の多可を判定データとすることを特徴とする第5項記載の任意時間指定性の受動型チャットサービスシステム。
- 前記会話や情報交換の内容は全てを所定の期間に渡って、記録保存し、当該個人が関与する部分だけを後日当該個人の希望によりテキストや音声や画像データや印刷プリント物として入手可能であることを特徴とする第6項記載の任意時間指定性の受動型チャットサービスシステム。
- 前記システムは、会話や情報交換を行なうシステムであり、且つ、登録された個人以外はこの情報を利用することができないことを特徴とする第7項記載の任意時間指定性の受動型チャットサービスシステム。
- 前記システムは、当該個人が相手と対話しながら、さらに、別の登録者と接続できることを特徴とする第8項記載の任意時間指定性の受動型チャットサービスシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003112882A JP2004318584A (ja) | 2003-04-17 | 2003-04-17 | 任意時間指定性の受動型チャットサービスシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003112882A JP2004318584A (ja) | 2003-04-17 | 2003-04-17 | 任意時間指定性の受動型チャットサービスシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004318584A true JP2004318584A (ja) | 2004-11-11 |
Family
ID=33472973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003112882A Withdrawn JP2004318584A (ja) | 2003-04-17 | 2003-04-17 | 任意時間指定性の受動型チャットサービスシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004318584A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100726637B1 (ko) | 2005-06-17 | 2007-06-11 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신단말기 및 그 메신저방법, 기지국의 폰북리스트교환방법 |
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2003
- 2003-04-17 JP JP2003112882A patent/JP2004318584A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100726637B1 (ko) | 2005-06-17 | 2007-06-11 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신단말기 및 그 메신저방법, 기지국의 폰북리스트교환방법 |
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