JP2004318445A - ショーケース、商品購入注文受付方法及び商品広告システム - Google Patents

ショーケース、商品購入注文受付方法及び商品広告システム Download PDF

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Abstract

【課題】ITを利用した商品販売の新たなツールやシステムを提供し、購入者の利便性を高め、さらなる商品の売り上げアップを可能にする。
【解決手段】情報出力器2を備えたショーケース10内に商品を配置し、その商品の購入希望者の携帯端末3が情報出力器2に接続された際、その商品の購入注文を受け付けるウェッブサイトのURL情報を情報出力器2が携帯端末3に出力する。購入希望者は、携帯端末3を操作してインターネット4を介して注文情報を送信し、ウェブサーバ5が受信する。情報出力器2は、出力するURL情報に従って携帯端末2に注文受信用のウェッブサイトを表示させるプログラムを備える。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願の発明は、ショーケース及びショーケースを利用した商品販売や商品広告に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、IT(情報技術)の進歩により、ウェッブサイト上での商品販売が非常に盛んになってきている。自社の商品を広告するサイト上で直接商品の注文を受け付けるようにしたり、一つのウェッブサイトに多数の出店を募って仮想ショッピングモールを構成したりすることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなオンラインショッピングでは、商品を直接見ることができないため、購入をためらう面も見られる。著名企業の有名な商品で多くの店頭に並んでいるものやありふれた商品である場合には別であるが、そうではない場合、実際の商品の色柄や大きさ等がイメージ写真から判らないため、購入を躊躇する場合がある。従って、オンラインショッピングは手軽で便利ではあるものの、ある意味限界があるということができる。
本願の発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、ITを利用した商品販売の新たなツールやシステムを提供し、購入者の利便性を高め、さらなる商品の売り上げアップを可能にする技術的意義がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願の請求項1記載の発明は、商品が外から見える状態で収容することが可能な筐体と、筐体に設けられた情報出力器と備えたショーケースであって、
情報出力器は、そのショーケース内の商品の購入を希望する者が携帯する情報端末が接続された際に、当該商品をネットワークを介して購入するための情報である商品購入情報を当該情報端末に出力するものであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項2記載の発明は、前記請求項1の構成において、前記商品購入情報は、当該商品の購入注文を受け付けるインターネット上のウェッブサイトのURLであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項3記載の発明は、前記請求項2の構成において、前記情報出力器は、前記情報端末に、前記URLに従ってウェッブサイトを前記携帯端末に表示させるプログラムを備えているという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項4記載の発明は、前記請求項1、2又は3記載のショーケースを使用した商品購入注文受付方法であって、
ショーケース内の商品の購入を希望する者が携帯する情報端末が接続された際に、当該商品の前記商品購入情報を前記情報出力器が当該情報端末に出力するステップと、
当該情報端末が、当該商品の購入の意志を示す情報である注文情報を、前記商品購入情報に従って前記ネットワークを介して送信するステップと、
当該情報端末から送信された注文情報を、注文受信手段が受信するステップとを含むという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項5記載の発明は、商品が外から見える状態で収容することが可能な筐体と、筐体に設けられた情報出力器とを備えた複数のショーケースと、各ショーケースに備えられた情報出力器から出力させる情報を変更する情報変更手段とから成る商品広告システムであって、
前記情報は、当該商品をネットワークを介して購入するための情報である商品購入情報であり、
前記情報出力器は、商品購入情報を記憶した記憶部を有し、ショーケース内の商品の購入を希望する者が携帯する情報端末が接続された際に商品購入情報を当該情報端末に出力するものであり、
前記情報変更手段は、ショーケース内の商品が変更された際に、前記記憶部に記憶されている商品購入情報をネットワークを介して変更するものであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項6記載の発明は、前記請求項5の構成において、前記商品購入情報は、当該商品の購入注文を受け付けるインターネット上のウェッブサイトのURLであるという構成を有する。
また、上記課題を解決するため、請求項7記載の発明は、前記請求項6の構成において、前記情報出力器は、前記情報端末に、前記URLに従ってウェッブサイトを前記携帯端末に表示させるプログラムを備えているという構成を有する。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態(以下、実施形態)について説明する。
図1は、ショーケースの発明の実施形態の斜視概略図であり、(1)は前から見た図、(2)は後ろから見た図である。図1に示すショーケースは、外から見える状態で内部に商品が収められる筐体1と、筐体1内の商品に関する情報を出力する情報出力器2とを備えている。
【0006】
筐体1は、図1に示すような直方体のボックス状でである。寸法は、人が一人で持ち運べる大きさである。具体的には、幅100mm〜500mm、奥行き100mm〜500mm、高さ100mm〜500mm程度で、例えば300mm×300mm×300mmのものが使用される。
筐体1は、図1に示すように、前板部100が透明な材質から形成されている。具体的には、アクリル樹脂等の透明なプラスチック又はガラスである。筐体1の上板部、両側板部、底板部及び後板部は、非透明な材質(例えば非透明なプラスチック、アルミやステンレス等の金属)である。
開閉扉11は、図1(2)に示すように、後板部に設けられている。開閉扉11は、商品の出し入れの際に開閉されるもので、必要に応じて不図示の鍵が設けられる。
【0007】
情報出力器2は、ショーケース内の商品の購入を希望する者が携帯する情報端末(以下、携帯端末)3が接続された際に、当該商品をネットワークを介して購入するための情報(以下、商品購入情報)を当該情報端末に出力するものである。より具体的に説明すると、携帯端末3としては、本実施携帯では、携帯電話やPDA(Personal Data Assistant)等が想定されている。携帯端末3は、インターネットに接続可能となっており、インターネット上のサイトの画像の閲覧やデータの送受信を行うブラウザを備えている。このような携帯端末3の構成は、現在市販されている携帯電話やPDA等のモバイル機器の殆どが満足する。従って、詳細な説明は省略する。
【0008】
図2は、図1に示す情報出力器2の概略構成を示す図である。図2に示すように、情報出力器2は、出力ポートを含む所定の出力インターフェース21と、携帯端末3が接続された否かを常時モニタするモニタ回路22と、モニタ回路22のモニタ結果に従い起動する送信プログラム及び送信する商品購入情報を記憶したメモリ23と、送信プログラムを実行するプロセッサ24等から構成されている。
【0009】
出力インターフェース21は、PDCインターフェース等、接続される携帯端末3に適合するインターフェースとなっている。また、出力ポートも、PDCコネクタ等、接続される携帯端末3に適合したものとなっている。プロセッサ24は、8ビット程度のものでよく、メモリ23は、数KB(例えば4KB)程度でよい。メモリ内蔵型のプロセッサが使用されることもある。
【0010】
モニタ回路22は、出力インターフェース21のプロトコルに従い、所定のポートをモニタすることで携帯端末3がされたことを検出するようになっている。メモリ23は、SRAM又はROM等である。送信プログラムは、携帯端末3の接続を検出したモニタ回路22からの信号が入力されると、メモリ23から呼び出されて自動実行されるようになっている。
【0011】
また、情報出力器2は、メモリ23に記憶された商品購入情報を書き換えるためのデータ入力部25を備えている。データ入力部25は、採用するインターフェースにより異なる。USBインタフェースであればUSBポートになるし、RS232CインターフェースであればRS232Cポート(シリアルポート)になる。また、LANインターフェースであればLANポート12になる。
【0012】
図3は、送信プログラムの概略を示すフローチャートである。
本実施形態では、出力される商品購入情報は、その商品の購入を受け付けるインターネット上のサイトのURL(購入サイトURL)となっている。図3に示すように、送信プログラムは、情報出力器2の出力ポートに携帯端末3が接続されたことを確認した信号がモニタ回路22から入力されると、携帯端末3にブラウザを起動させる信号を送る。そして、メモリ23から購入サイトURLを読み出し、携帯端末3に送る。購入サイトURLの送信により、送信プログラムは自動的に終了する。尚、携帯端末3は、購入サイトURLに従ってインターネットを介してサイトに接続し、ページを取得して携帯端末3上のディスプレイに表示する。
このような送信プログラムを備えた情報出力器2としては、株式会社ネオテクノ(www.neo.ne.jp)のSite Stick等が市販されているので、これ以上の詳細な説明は省略する。
【0013】
次に、商品購入注文受付方法の発明の実施形態について説明する。
図4は、ショーケース10を使用した商品購入注文受付方法の発明の実施形態の概略を示す図である。図4に示す方法では、携帯端末3からの購入注文を、インターネット4を介して注文受付手段が受け付けるようになっている。注文受付手段は、インターネット4に接続されたウェッブサーバ5で構成されている。ウェッブサーバ5は、サーバソフトウェアがインストールされたコンピュータであり、ウェッブページを提供するhttpd51及び各HTMLファイル52と、受け付けられた購入注文を保存するたデータベースサーバ(DBS)53との間でデータのやりとりをするCGI(Common Gateway Interface)54等を備えている。
【0014】
HTMLファイル52は、ショーケース10で展示された商品の購入を受け付けるサイトを提供するものとなっている。具体的には、商品の内容を確認する画面、色や数量などを入力してもらう画面、注文者の氏名、住所、支払い方法などを入力する画面を提供するものとなっている。入力されたデータは、CGI54を介してDBS53に送られ、注文情報としてデータベース化されて保存されるようになっている。このような購入注文を受け付けるウェッブサーバ5及びDBS53は、通常のオンラインショッピングにおけるものと同様に構成できるので、詳細な説明は省略する。
【0015】
一方、ショーケース10は、駅のコンコースや商店街の街頭など、人通りの多いところに設置されている。図4に示すように、ショーケース10は、上下左右に並べて配置されている。各ショーケース10の情報出力器2の出力ポートが、前面に設けられている。また、図1に示すように、前面には、「展示された商品の購入をご希望の方は、携帯電話のデータ端子を接続して下さい。」との表示がされている。
【0016】
ショーケース10の前を通りがかった人は、ショーケース10内の商品に興味を持ち、購入してみたいと思ったとする。この人(注文者)が、自分の携帯端末3のデータ端子を出力ポートに連結すると、前述したように出力プログラムが実行され、ウェッブサーバ5のURLを携帯端末3に送るとともに携帯端末3のブラウザが起動させてインターネット4を介してウェッブサーバ5に接続させる。ウェッブサーバ5から、購入注文用のHTMLファイル52が送られて携帯端末3上に表示される。注文者は、この状態で、携帯端末3のボタン操作により、氏名、住所、商品の色や数、支払い方法などを入力したり選択したりする。そして、最終的に購入注文を送信すると、これらのデータは、そのウェッブページからCGI54を介してDBS53に送られ、登録される。
【0017】
上記方法において、各ショーケース10の情報出力器2から同じURLが出力される場合と、それぞれ異なったURLが出力される場合とがある。例えば、図4に示すように並べられた各ショーケース10内の商品の購入注文をすべて一つのサイトで受け付けるよう構成する場合がある。この場合、各ショーケース10の情報出力器2からは、すべて同じURLが出力され、同じウェッブページが携帯端末3上に表示される場合がある。この場合は、そのウェッブページ内に各商品毎に購入注文用のデータの入力欄があり、注文者は任意の商品の入力欄を選んでデータを入力する。しかし、これだと面倒であるし、誤った入力欄にデータを入力してしまうと、欲しかった商品でないものを注文することになってしまう。
【0018】
従って、同じサイトであって、商品毎に異なるページとし、各ページが携帯端末3に直接表示されるようにすることが好ましい。例えばhttp://www.show−case−shop.comのようなトップページのURLであったとしても、http://www.show−case−shop.com/goods1.html、http://www.show−case−shop.com/goods2.html、http://www.show−case−shop.com/goods3.html…というように、各ページのURLが情報出力器2から出力されるようにする。つまり、各ショーケース10,10…をショーケース10A,10B…とすると、ショーケース10Aに商品Aが展示されている場合、その商品の購入注文を受け付けるページのHTMLファイル(goods1.html)がダイレクトに携帯端末3に表示されるようにする。また、ショーケース10Bに商品Bが展示されている場合、その商品の購入注文を受け付けるページのHTMLファイル(goods2.html)がダイレクトに携帯端末3に表示されるようにする。ショーケース10C内の商品C、ショーケース10D内の商品D…についても同様である。
【0019】
また、図4に示すように並べられた各ショーケース10の情報出力器2から出力されるURLが、異なるドメイン名による場合もある。これは、あるショーケース10内の商品の販売主とあるショーケース10内の商品の販売主とが異なる場合に生ずる。また、同じ販売主であっても、それぞれ違うサイトで販売しているような場合、異なるドメイン名のURLが出力される場合がある。
【0020】
上記実施形態のショーケース及び商品購入注文受付方法によれば、ショーケース内の商品を見て購入したいと思った時、携帯端末3を情報出力器2に連結するだけで商品購入情報が携帯端末3に出力されるので、その携帯端末3からネットワークを介して購入注文を行うのが容易である。このため、商品の売上アップが期待できる。例えば、ショーケース10内の商品の購入注文受付サイトのURLがそのショーケース10に表示してあるような構成でも良いが、この場合は、注文者は、自分でキーを操作してURLを入力しなければならず、面倒である。この面倒のため、注文をためらうこともあり得る。一方、上記実施形態のように情報出力器2にURLが自動的に出力されるので、注文者が自分でキー入力する必要はない。この上、送信プログラムは、携帯端末3のブラウザを起動させ、出力したURLに従って購入注文受付用のサイトを携帯端末3上に自動的に表示するので、注文者の手間がさらに軽減されている。このため、ショーケース10を見て気に入った商品を簡単に手軽に購入することができ、ショーケース10を利用した極めて効果的な販促ツールとなっている。尚、携帯端末3に氏名や住所、携帯電話番号などの個人情報が記憶されている場合、この個人情報を注文の際に自動的に送信するようプログラミングされる場合もある。このようにすると、注文の際に注文者が個人情報をいちいち入力しなくて済むので、楽である。この際、「個人情報を送信しようとしています」というような確認メッセージを携帯端末3に表示することが好ましい。
【0021】
尚、商品購入情報は、商品をネットワークを介して購入するための情報であれば足り、上記のようなURLに限られるものではない。例えば、商品購入注文を電子メールで行う場合、注文先の電子メールアドレスを商品購入情報として出力する場合もあり得る。この場合、定型のメール文を用意しておき、それも一緒に出力して携帯端末3から送信可能にしておくと、注文者が入力する手間が省けるので好適である。
また、出力プログラムは、ブラウザを起動せずに、単にURLのみを出力するようなものであっても良い。例えば、出力されたURLを携帯電話にBookmarkとして登録することが考えられる。
【0022】
次に、商品広告システムの発明の実施形態について説明する。図5は、商品広告システムの発明の実施形態の概略図である。図5に示すシステムは、上述したショーケース10を利用した商品広告システムである。このシステムは、図4に示す場合と同様、複数のショーケース10を利用することが前提となっており、各ショーケース10に備えられた情報出力器2から出力させる情報を変更する情報変更手段を有している。情報変更手段は、ショーケース10内の商品が変更された際に、そのショーケース10のメモリ23に記憶されている商品購入情報をネットワーク7を介して変更するものである。
【0023】
図4に示す場合と同様に、複数(例えば8つ)のショーケース10は、駅のコンコースのような一つの場所に並べられている。そして、各ショーケース10の情報出力器2は、データ入力部としてUSB−LANポートのようなLANポート12を有しており、LANケーブル13により一つのハブ14につながっている。LANケーブル13やハブ14は、ショーケース10の前の人が通り過ぎる側とは反対側に設けられていて、管理者以外は入って来れないエリア(管理エリア)に設けられている。
【0024】
情報変更手段は、各ショーケース10の情報出力器2につながっているハブ(以下、ケース設置場所ハブ)14に管理用クライアントが接続された際、その管理用クライアントからの要請により必要な商品購入情報を送るサーバ(以下、情報変更用サーバ)6で構成されている。情報変更用サーバ6は、インターネット又は企業内通信網のような閉鎖型のイントラネット等のネットワーク7を介したアクセスを受け付けるものである。情報変更用サーバ6は、ショーケース10内に展示するすべての商品の情報(商品名や販売者の情報等)と、各商品の購入注文を受け付けるURLの情報をデータベース化して記憶したデータベースファイル(BDF)61と、DBF61を管理するデータベースプログラム(DBP)62を有している。また、ネットワーク7を介したアクセスが真正なものかどうかを判断するための認証プログラム63も有している。
【0025】
次に、上記システムの動作について説明する。
上述したように、ショーケース10内に展示されている商品を購入しようと思った者が、携帯端末3のデータ端子を情報出力器2に連結すると、情報出力器2からURLの情報が送られて、その商品の購入注文を受け付けるサイトに自動的に接続される。各ショーケース10における商品の展示と、各情報出力器2からの商品購入情報の出力可能状態とが、一定期間継続される。
【0026】
そして、一定期間が経過したら、ショーケース10内の商品の変更と、情報変用サーバ6による商品購入情報の変更が行われる。具体的には、本システムの管理担当者が、交換して展示する商品と、ノートパソコンのような携帯コンピュータ8とを持参して、ショーケース10の設置場所に出向く。携帯コンピュータ8は、前述した管理用クライアントとして使用するためのものである。管理担当者は、持参した商品を所定のショーケース10内に交換して収容するとともに、携帯コンピュータ8をLANケーブル13でケース設置場所ハブ14につなぐ。管理担当者は、ネットワーク7を介して携帯コンピュータ8を情報変更用サーバ6に接続する。この接続は、携帯電話等の機器を送信端末にしたワイヤレス接続の場合が多いが、ショーケース10設置場所に電話線端子がある場合、電話回線による接続が行われる場合もある。
【0027】
管理担当者は、携帯コンピュータ8のキーボードを操作して、情報変更用サーバ6にIDやパスワード等の情報を送る。情報変更用サーバ6は、認証プログラム63を起動し、送られたデータにより真正な管理担当者による接続かどうかを判断する。真正な管理担当者による接続と判断されると、携帯コンピュータ8からのリクエストに従い、必要な商品購入情報を送信する。即ち、管理担当者は、ショーケース10内に交換して収容した商品を特定する情報(商品名、商品ID等)を送信する。情報変更用サーバ6は、送信されたデータに従ってDBF61を検索し、該当する商品の商品購入情報(URL)を送信する。送信された商品購入情報は、携帯コンピュータ8のメモリにいったん記憶される。
【0028】
管理担当者は、携帯コンピュータ8と各情報出力器2とのネットワーク接続のプロトコルに従い、情報出力器2を特定しながら、商品購入情報を送ってその記憶部に更新して記憶させる。例えば、TCP/IPプロトコルであれば、商品購入情報を更新する情報出力器2のIPアドレスを指定しながら商品購入情報を送って更新する。一度に複数の展示商品の交換が行われた場合、管理担当者は、それぞれのショーケース10の情報出力器2について、同様に商品購入情報の更新作業を行う。
【0029】
上記実施形態によれば、上述したショーケースや商品購入注文受付方法の発明の効果に加え、展示商品を交換した際に行われる情報出力器での情報の変更が、情報変更手段により行われるので、システムの管理が容易であるという効果がある。
尚、情報変更用サーバ6から送信される商品購入情報が、各情報出力器2に直接送信される場合もある。この場合は、管理担当者は、商品を特定する情報とともに、その商品購入情報を更新して記憶させる情報出力器2を特定する情報を情報変更用サーバ6に送信する。情報変更用サーバ6は、送られた情報出力器2を特定する情報に従い、商品購入情報を送信して更新させる。
【0030】
上記実施形態において、管理担当者が持参する携帯コンピュータ8が情報変更手段になることもあり得る。交換して展示する商品の商品購入情報を携帯コンピュータ8のハードディスク等に記憶させておき、ケース設置場所ハブ14につないでデータを転送して情報出力器2のメモリに記憶するようにする。また、情報変更手段の構成は、商品購入情報のタイプが異なれば、それに応じて異なるものとされる。例えば、電子メールアドレスや定型注文メール文が商品購入情報になっていれば、電子メールアドレスや定型注文メール文の情報を携帯コンピュータ8に送信するものとされる。
【0031】
また、情報出力器2としては、前述したPDCコネクタのような携帯電話に接続するための出力ポートを持つものの他、USBケーブルで携帯端末3に接続したり、バーコードリーダーを使用したりするものが採用されることもある。バーコードリーダーを使用する構成としては、ショーケース10に付属した形でバードコードリーダーを設ける。このバーコードリーダーは、PDCコネクタ(又はUSBコネクタ)等のインターフェースを備えており、携帯端末3に接続できるようになっている。ショーケース10には、URL等の商品購入情報がバーコード化されて表示されており、商品を購入したいと思ったものは、バーコードリーダーを携帯端末3に接続し、バーコードを読みとるようにする。この場合は、バーコードリーダーとバーコード表示とが、「情報出力器」を構成している。このようなバーコードリーダーとしては、株式会社アンサー・インターナショナルから入手できる。尚、もし携帯端末3自体にバーコードリーダーが付属している場合、ショーケース10にはバーコードリーダーは不要であり、バーコード表示のみで足りる。この場合は、バーコード表示のみが「情報出力器」を構成することになる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明した通り、本願の各請求項の発明によれば、ショーケース内の商品を見て購入したいと思った時、携帯端末を情報出力器に連結するだけで商品購入情報が携帯端末に出力されるので、その携帯端末からネットワークを介して購入注文を行うのが容易である。このため、商品の売上アップが期待できる。
また、請求項5記載の発明によれば、上記効果に加え、展示商品を交換した際に行われる情報出力器での情報の変更が、情報変更手段により行われるので、システムの管理が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ショーケースの発明の実施形態の斜視概略図であり、(1)は前から見た図、(2)は後ろから見た図である。
【図2】図1に示す情報出力器2の概略構成を示す図である。
【図3】送信プログラムの概略を示すフローチャートである。
【図4】ショーケース10を使用した商品購入注文受付方法の発明の実施形態の概略を示す図である。
【図5】商品広告システムの発明の実施形態の概略図である。
【符号の説明】
1 筐体
10 ショーケース
11 開閉扉
12 LANポート
13 LANケーブル
14 ハブ
2 情報出力器
21 出力インターフェース
22 モニタ回路
23 メモリ
24 プロセッサ
3 携帯端末
4 インターネット
5 ウェッブサーバ
6 情報変更用サーバ
7 ネットワーク
8 携帯コンピュータ

Claims (7)

  1. 商品が外から見える状態で収容することが可能な筐体と、筐体に設けられた情報出力器と備えたショーケースであって、
    情報出力器は、そのショーケース内の商品の購入を希望する者が携帯する情報端末が接続された際に、当該商品をネットワークを介して購入するための情報である商品購入情報を当該情報端末に出力するものであることを特徴とするショーケース。
  2. 前記商品購入情報は、当該商品の購入注文を受け付けるインターネット上のウェッブサイトのURLであることを特徴とする請求項1記載のショーケース。
  3. 前記情報出力器は、前記情報端末に、前記URLに従ってウェッブサイトを前記携帯端末に表示させるプログラムを備えていることを特徴とする請求項2記載のショーケース。
  4. 請求項1、2又は3記載のショーケースを使用した商品購入注文受付方法であって、
    ショーケース内の商品の購入を希望する者が携帯する情報端末が接続された際に、当該商品の前記商品購入情報を前記情報出力器が当該情報端末に出力するステップと、
    当該情報端末が、当該商品の購入の意志を示す情報である注文情報を、前記商品購入情報に従って前記ネットワークを介して送信するステップと、
    当該情報端末から送信された注文情報を、注文受信手段が受信するステップとを含むことを特徴とする商品購入注文受付方法。
  5. 商品が外から見える状態で収容することが可能な筐体と、筐体に設けられた情報出力器とを備えた複数のショーケースと、各ショーケースに備えられた情報出力器から出力させる情報を変更する情報変更手段とから成る商品広告システムであって、
    前記情報は、当該商品をネットワークを介して購入するための情報である商品購入情報であり、
    前記情報出力器は、商品購入情報を記憶した記憶部を有し、ショーケース内の商品の購入を希望する者が携帯する情報端末が接続された際に商品購入情報を当該情報端末に出力するものであり、
    前記情報変更手段は、ショーケース内の商品が変更された際に、前記記憶部に記憶されている商品購入情報をネットワークを介して変更するものであることを特徴とする商品広告システム。
  6. 前記商品購入情報は、当該商品の購入注文を受け付けるインターネット上のウェッブサイトのURLであることを特徴とする請求項5記載の商品広告システム。
  7. 前記情報出力器は、前記情報端末に、前記URLに従ってウェッブサイトを前記携帯端末に表示させるプログラムを備えていることを特徴とする請求項6記載の商品広告システム。
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