JP2004317179A - 精製用容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気で試料を押し込むだけで容易に精製することができるようにする。
【解決手段】第2容器6に試料溶液20を入れ、第2溶液6の上部から空気を吹き込むことにより、試料溶液20が上部から空気圧で押され、素材10で濾過され、透過した溶液21が穴12から第1容器2の空間3に落ち、その空間3から空気抜き穴14を経て外部へ空気が抜ける。素材10を通って第1容器2の空間3に保持された試料成分又は素材10に保持された試料成分をインキュベーションするときや保存時には、乾燥防止のために第1容器2の開口を栓16で閉じる。
【選択図】 図1
【解決手段】第2容器6に試料溶液20を入れ、第2溶液6の上部から空気を吹き込むことにより、試料溶液20が上部から空気圧で押され、素材10で濾過され、透過した溶液21が穴12から第1容器2の空間3に落ち、その空間3から空気抜き穴14を経て外部へ空気が抜ける。素材10を通って第1容器2の空間3に保持された試料成分又は素材10に保持された試料成分をインキュベーションするときや保存時には、乾燥防止のために第1容器2の開口を栓16で閉じる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化学、工業、臨床、バイオサイエンスなどの分野において、試料溶液を濾過又は精製するための容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばバイオサイエンスの分野において、ゲノム解析やプロテオーム解析の前処理として、核酸やタンパク質の生体関連試料の調製を行なう反応系からマイクロチップ電気泳動装置などの分析系への移送過程において試料の精製操作を行なう必要がある。核酸試料としてはサンガー法で調製した核酸試料やPCR(Polymerase chain Reaction)法で調製した核酸試料など、核酸と、塩や未反応のプライマーなどの夾雑物が混合する核酸試料を挙げることができ、これらの核酸試料を精製する従来技術としては、スピンカラム法、エタノール沈殿法、マグネットビーズ法などがある。
【0003】
また、両端が開口した管内にゲル濾過充填剤を充填した精製カラムを使用し、その一端に精製前の核酸試料を収容した細管を接続して精製前の核酸試料を精製カラム内に導入して精製カラムの他端から吐出させることにより核酸試料を精製する方法も提案されている(特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−272462号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
スピンカラム法やエタノール沈殿法は、遠心装置が必要であるだけでなく、遠心操作を行なうためには試料をいったん遠心器に収容しなければならず、精製操作の工程が多いという問題もある。
【0006】
マグネットビーズ法は、マグネットによるB/F分離(結合物と遊離の物との分離、この場合は核酸と夾雑物との分離)、溶出などの工程が必要であり、また設備も大きくなるという問題もある。さらに、各工程で試料を何度も新しい容器に移し替える必要があり、精製操作の工程が多いという問題もある。
【0007】
精製カラムを使用する方法は、精製カラムの他端を分析系に接続すれば、精製後の核酸試料を別途容器に回収せずに、精製後の核酸試料を分析系に導入することができ、また、遠心処理などの工程が不要となるので自動化が容易になるなどの利点を備えている。しかし、そのための特別なカラムが必要である。
【0008】
そこで本発明は遠心操作や容器を移し替える操作を不要にして容易に精製することができるようにすることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる精製用容器は、底をもち上部が開口した筒状の第1容器と、第1容器内の下方に液体試料を収容する空間を形成するように第1容器内の上部に装着された第2容器とを備え、第2容器は上部が開口し、底面に濾過のための素材を備えており、第1容器と第2容器との間には前記空間から外部に通じる空気抜き穴が設けられていることを特徴とするものである。
【0010】
精製しようとする試料を第2容器の開口から注入することにより、試料を濾過することができる。第1容器と第2容器の間には外部に通じる空気抜き穴が設けられているので、素材を通って溶液が第1容器に落下するとき、第1容器の空間から外部へ空気が抜けるので、濾過に支障をきたさない。
【0011】
【発明の実施の形態】
第2容器に設けられた濾過のための素材は、第2容器に一体的に設けられていてもよく、第2容器に対し交換可能に設けられていてもよい。濾過のための素材が交換可能になっておれば、試料ごとにその素材を交換することにより、第1容器と第2容器を洗浄して繰り返し使用することができる。第2容器で濾過のための素材を交換可能にするには、パッキンなどのシール材を介して第2容器に濾過のための素材を取り付ければよい。
【0012】
この精製用容器は使い捨て可能にすることもできる。その場合には試料ごとにこの精製用容器を交換することにより、洗浄の必要がなくなり、試料間の汚染の可能性もなくなる。
【0013】
濾過のための素材は生体関連物質を濾過して精製するための素材である。そのような素材としては生体分子の大きさに応じて機械的に分離するフィルターのほか、透析膜、半透膜、限外濾過膜、限外濾過バリア、ゲル濾過のための担体、担体を保持している素材、化学的生物的に目的物質を捉えることのできる材質など、種々のものを用いることができる。
【0014】
化学的生物的に目的物質を捉えることのできる材質の例としては、担体の外表面がたんぱく質に対して不活性になる処理が施され、孔内面に微小な化合物を捕捉するような化学修飾がなされた充填材を挙げることができる。充填材の外表面をタンパク質に対して不活性になるように処理する方法としては、シリカゲルの外表面をタンパク質に対して不活性なポリマーでコーティングしたり、シリカゲルの外表面をアルブミンなどのタンパク質で予めコーティングして新たなタンパク質が吸着しないようにすることなどが挙げられる。充填材の孔内面を化学修飾する方法としては、オクタデシル基やイオン交換基で化学修飾することなどを挙げることができる。
【0015】
第1容器と第2容器は接着により分離不能に組み合わされたものであってもよく、互いに分離可能に組み合わされたものであってもよい。
第1容器内に第2容器を装着した状態で第1容器の開口を閉じることのできる着脱可能な栓をさらに備えていてもよい。
【0016】
【実施例】
次に、図面を参照して一実施例を詳細に説明する。
図1は第1の実施例を示す垂直断面図である。2は第1容器であり、底4をもつ円筒状の容器として形成されている。上部は開口し、その開口内に第2容器6が装着されている。第1容器2は上部が下部よりも内径が広くなった段差をもつ円筒状であり、第2容器6はその段差部分に装着されている。第1容器と第2容器は互いに分離可能になっていてもよく、接着されて一体化されていてもよい。
【0017】
図2は第2容器6の外形を示したものであり、上部が円筒状で、下部につば部8が設けられており、そのつば部8が第1容器2内の段差部に装着される。
第2容器6内には、円筒部分の下面を覆う濾過のための素材10が設けられている。素材10としてはフィルタその他目的に応じて試料を精製するための素材が使用される。第2容器6の下端には出口穴12が開けられており、素材10を透過してきた試料成分がその穴12から第1容器の空間3に落ちて保持される。
【0018】
第2容器6のつば部8の一部には垂直方向に延びる空気抜きのための穴14が設けられている。第2容器6を2内に装着した状態で、その穴14を通して2の空間3と上部空間とが連通する。
【0019】
第1容器2の開口には、第2容器6を装着した状態で内部を密閉できる栓16が取り外し可能に設けられている。栓16は素材10を通って第1容器2の空間3に保持された試料成分又は素材10に保持された試料成分をインキュベーションするときや保存時において、乾燥防止の役目を果たすものである。
【0020】
図3はこの実施例において試料を濾過するときの動作を示したものである。第2容器6に試料溶液20を入れ、第2溶液6の上部から空気を吹き込むことにより、試料溶液20が上部から空気圧で押され、素材10で濾過され、透過した溶液21が穴12から第1容器2の空間3に落ち、その空間3から空気抜き穴14を経て外部へ空気が抜ける。
【0021】
図4は第2の実施例における第2容器を示したものである。この実施例では素材10はOリングなどのシール材22を介して円筒状の容器6aによりつば部材6bに装着され、交換可能になっている。円筒状部材6aを取り外すことにより素材10を交換することができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明の精製用容器は、底をもち上部が開口した筒状の第1容器と、第1容器内の下方に液体試料を収容する空間を形成するように第1容器内の上部に装着された第2容器とを備え、第2容器は上部が開口し、底面に濾過のための素材を備えており、第1容器と第2容器との間には前記空間から外部に通じる空気抜き穴が設けられているので、精製しようとする試料を第2容器の開口から注入することにより、遠心操作も必要なく、容器を交換することも必要なく、試料を容易に濾過して精製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の精製用容器を示す垂直断面図である。
【図2】同実施例における第2容器を示す斜視図である。
【図3】同実施例の動作を示す垂直断面図である。
【図4】他の実施例における第2容器を示す垂直断面図である。
【符号の説明】
2 第1容器
4 底
6 第2容器
8 つば部
10 濾過のための素材
12 出口穴
14 空気抜きのための穴
22 シール材
【発明の属する技術分野】
本発明は、化学、工業、臨床、バイオサイエンスなどの分野において、試料溶液を濾過又は精製するための容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えばバイオサイエンスの分野において、ゲノム解析やプロテオーム解析の前処理として、核酸やタンパク質の生体関連試料の調製を行なう反応系からマイクロチップ電気泳動装置などの分析系への移送過程において試料の精製操作を行なう必要がある。核酸試料としてはサンガー法で調製した核酸試料やPCR(Polymerase chain Reaction)法で調製した核酸試料など、核酸と、塩や未反応のプライマーなどの夾雑物が混合する核酸試料を挙げることができ、これらの核酸試料を精製する従来技術としては、スピンカラム法、エタノール沈殿法、マグネットビーズ法などがある。
【0003】
また、両端が開口した管内にゲル濾過充填剤を充填した精製カラムを使用し、その一端に精製前の核酸試料を収容した細管を接続して精製前の核酸試料を精製カラム内に導入して精製カラムの他端から吐出させることにより核酸試料を精製する方法も提案されている(特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−272462号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
スピンカラム法やエタノール沈殿法は、遠心装置が必要であるだけでなく、遠心操作を行なうためには試料をいったん遠心器に収容しなければならず、精製操作の工程が多いという問題もある。
【0006】
マグネットビーズ法は、マグネットによるB/F分離(結合物と遊離の物との分離、この場合は核酸と夾雑物との分離)、溶出などの工程が必要であり、また設備も大きくなるという問題もある。さらに、各工程で試料を何度も新しい容器に移し替える必要があり、精製操作の工程が多いという問題もある。
【0007】
精製カラムを使用する方法は、精製カラムの他端を分析系に接続すれば、精製後の核酸試料を別途容器に回収せずに、精製後の核酸試料を分析系に導入することができ、また、遠心処理などの工程が不要となるので自動化が容易になるなどの利点を備えている。しかし、そのための特別なカラムが必要である。
【0008】
そこで本発明は遠心操作や容器を移し替える操作を不要にして容易に精製することができるようにすることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる精製用容器は、底をもち上部が開口した筒状の第1容器と、第1容器内の下方に液体試料を収容する空間を形成するように第1容器内の上部に装着された第2容器とを備え、第2容器は上部が開口し、底面に濾過のための素材を備えており、第1容器と第2容器との間には前記空間から外部に通じる空気抜き穴が設けられていることを特徴とするものである。
【0010】
精製しようとする試料を第2容器の開口から注入することにより、試料を濾過することができる。第1容器と第2容器の間には外部に通じる空気抜き穴が設けられているので、素材を通って溶液が第1容器に落下するとき、第1容器の空間から外部へ空気が抜けるので、濾過に支障をきたさない。
【0011】
【発明の実施の形態】
第2容器に設けられた濾過のための素材は、第2容器に一体的に設けられていてもよく、第2容器に対し交換可能に設けられていてもよい。濾過のための素材が交換可能になっておれば、試料ごとにその素材を交換することにより、第1容器と第2容器を洗浄して繰り返し使用することができる。第2容器で濾過のための素材を交換可能にするには、パッキンなどのシール材を介して第2容器に濾過のための素材を取り付ければよい。
【0012】
この精製用容器は使い捨て可能にすることもできる。その場合には試料ごとにこの精製用容器を交換することにより、洗浄の必要がなくなり、試料間の汚染の可能性もなくなる。
【0013】
濾過のための素材は生体関連物質を濾過して精製するための素材である。そのような素材としては生体分子の大きさに応じて機械的に分離するフィルターのほか、透析膜、半透膜、限外濾過膜、限外濾過バリア、ゲル濾過のための担体、担体を保持している素材、化学的生物的に目的物質を捉えることのできる材質など、種々のものを用いることができる。
【0014】
化学的生物的に目的物質を捉えることのできる材質の例としては、担体の外表面がたんぱく質に対して不活性になる処理が施され、孔内面に微小な化合物を捕捉するような化学修飾がなされた充填材を挙げることができる。充填材の外表面をタンパク質に対して不活性になるように処理する方法としては、シリカゲルの外表面をタンパク質に対して不活性なポリマーでコーティングしたり、シリカゲルの外表面をアルブミンなどのタンパク質で予めコーティングして新たなタンパク質が吸着しないようにすることなどが挙げられる。充填材の孔内面を化学修飾する方法としては、オクタデシル基やイオン交換基で化学修飾することなどを挙げることができる。
【0015】
第1容器と第2容器は接着により分離不能に組み合わされたものであってもよく、互いに分離可能に組み合わされたものであってもよい。
第1容器内に第2容器を装着した状態で第1容器の開口を閉じることのできる着脱可能な栓をさらに備えていてもよい。
【0016】
【実施例】
次に、図面を参照して一実施例を詳細に説明する。
図1は第1の実施例を示す垂直断面図である。2は第1容器であり、底4をもつ円筒状の容器として形成されている。上部は開口し、その開口内に第2容器6が装着されている。第1容器2は上部が下部よりも内径が広くなった段差をもつ円筒状であり、第2容器6はその段差部分に装着されている。第1容器と第2容器は互いに分離可能になっていてもよく、接着されて一体化されていてもよい。
【0017】
図2は第2容器6の外形を示したものであり、上部が円筒状で、下部につば部8が設けられており、そのつば部8が第1容器2内の段差部に装着される。
第2容器6内には、円筒部分の下面を覆う濾過のための素材10が設けられている。素材10としてはフィルタその他目的に応じて試料を精製するための素材が使用される。第2容器6の下端には出口穴12が開けられており、素材10を透過してきた試料成分がその穴12から第1容器の空間3に落ちて保持される。
【0018】
第2容器6のつば部8の一部には垂直方向に延びる空気抜きのための穴14が設けられている。第2容器6を2内に装着した状態で、その穴14を通して2の空間3と上部空間とが連通する。
【0019】
第1容器2の開口には、第2容器6を装着した状態で内部を密閉できる栓16が取り外し可能に設けられている。栓16は素材10を通って第1容器2の空間3に保持された試料成分又は素材10に保持された試料成分をインキュベーションするときや保存時において、乾燥防止の役目を果たすものである。
【0020】
図3はこの実施例において試料を濾過するときの動作を示したものである。第2容器6に試料溶液20を入れ、第2溶液6の上部から空気を吹き込むことにより、試料溶液20が上部から空気圧で押され、素材10で濾過され、透過した溶液21が穴12から第1容器2の空間3に落ち、その空間3から空気抜き穴14を経て外部へ空気が抜ける。
【0021】
図4は第2の実施例における第2容器を示したものである。この実施例では素材10はOリングなどのシール材22を介して円筒状の容器6aによりつば部材6bに装着され、交換可能になっている。円筒状部材6aを取り外すことにより素材10を交換することができる。
【0022】
【発明の効果】
本発明の精製用容器は、底をもち上部が開口した筒状の第1容器と、第1容器内の下方に液体試料を収容する空間を形成するように第1容器内の上部に装着された第2容器とを備え、第2容器は上部が開口し、底面に濾過のための素材を備えており、第1容器と第2容器との間には前記空間から外部に通じる空気抜き穴が設けられているので、精製しようとする試料を第2容器の開口から注入することにより、遠心操作も必要なく、容器を交換することも必要なく、試料を容易に濾過して精製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の精製用容器を示す垂直断面図である。
【図2】同実施例における第2容器を示す斜視図である。
【図3】同実施例の動作を示す垂直断面図である。
【図4】他の実施例における第2容器を示す垂直断面図である。
【符号の説明】
2 第1容器
4 底
6 第2容器
8 つば部
10 濾過のための素材
12 出口穴
14 空気抜きのための穴
22 シール材
Claims (6)
- 底をもち上部が開口した筒状の第1容器と、前記第1容器内の下方に液体試料を収容する空間を形成するように第1容器内の上部に装着された第2容器とを備え、
前記第2容器は上部が開口し、底面に濾過のための素材を備えており、
前記第1容器と第2容器との間には前記空間から外部に通じる空気抜き穴が設けられていることを特徴とする精製用容器。 - 前記第2容器は濾過のための素材を交換可能に備えている請求項1に記載の精製用容器。
- この精製用容器は使い捨て可能である請求項1に記載の精製用容器。
- 前記濾過のための素材は生体関連物質を濾過して精製するための素材である請求項1から3のいずれかに記載の精製用容器。
- 前記濾過のための素材はフィルター、透析膜、半透膜、限外濾過膜、限外濾過バリア、ゲル濾過のための担体、担体を保持している素材、及び化学的生物的に目的物質を捉えることのできる材質のうちのいずれかである請求項4に記載の精製用容器。
- 第1容器内に第2容器を装着した状態で第1容器の開口を閉じることのできる着脱可能な栓をさらに備えている請求項1から5のいずれかに記載の精製用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003108459A JP2004317179A (ja) | 2003-04-11 | 2003-04-11 | 精製用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003108459A JP2004317179A (ja) | 2003-04-11 | 2003-04-11 | 精製用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004317179A true JP2004317179A (ja) | 2004-11-11 |
Family
ID=33469924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003108459A Pending JP2004317179A (ja) | 2003-04-11 | 2003-04-11 | 精製用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004317179A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011509407A (ja) * | 2008-01-09 | 2011-03-24 | スクリーンセル | 生きた細胞をフィルタ上で分離して培養するまたはその細胞の遺伝子材料を抽出するための装置と方法 |
JP2012239441A (ja) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Seiko Epson Corp | 反応容器 |
WO2014002729A1 (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | フィルタリング部材及びフィルタリング方法 |
JP2017225448A (ja) * | 2017-07-13 | 2017-12-28 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | フィルタリング部材 |
WO2019181106A1 (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社村田製作所 | 濾過装置 |
WO2020009099A1 (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-09 | 株式会社村田製作所 | 濾過回収装置及び濾過回収方法 |
-
2003
- 2003-04-11 JP JP2003108459A patent/JP2004317179A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011509407A (ja) * | 2008-01-09 | 2011-03-24 | スクリーンセル | 生きた細胞をフィルタ上で分離して培養するまたはその細胞の遺伝子材料を抽出するための装置と方法 |
JP2012239441A (ja) * | 2011-05-23 | 2012-12-10 | Seiko Epson Corp | 反応容器 |
WO2014002729A1 (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | フィルタリング部材及びフィルタリング方法 |
JP2014007998A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Hitachi High-Technologies Corp | フィルタリング部材及びフィルタリング方法 |
US9360404B2 (en) | 2012-06-29 | 2016-06-07 | Hitachi High-Technologies Corporation | Filtering member and filtering method |
JP2017225448A (ja) * | 2017-07-13 | 2017-12-28 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | フィルタリング部材 |
JPWO2019181106A1 (ja) * | 2018-03-19 | 2020-12-03 | 株式会社村田製作所 | 濾過装置 |
WO2019181106A1 (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社村田製作所 | 濾過装置 |
US11389752B2 (en) | 2018-03-19 | 2022-07-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Filtration device |
WO2020009099A1 (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-09 | 株式会社村田製作所 | 濾過回収装置及び濾過回収方法 |
CN112469810A (zh) * | 2018-07-03 | 2021-03-09 | 株式会社村田制作所 | 过滤回收装置以及过滤回收方法 |
JPWO2020009099A1 (ja) * | 2018-07-03 | 2021-04-30 | 株式会社村田製作所 | 濾過回収装置及び濾過回収方法 |
JP7001160B2 (ja) | 2018-07-03 | 2022-02-04 | 株式会社村田製作所 | 濾過回収装置及び濾過回収方法 |
JP2022033176A (ja) * | 2018-07-03 | 2022-02-28 | 株式会社村田製作所 | 濾過回収装置及び濾過回収方法 |
JP7248093B2 (ja) | 2018-07-03 | 2023-03-29 | 株式会社村田製作所 | 濾過回収装置及び濾過回収方法 |
US12030002B2 (en) | 2018-07-03 | 2024-07-09 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Filtration recovery device and filtration recovery method |
CN112469810B (zh) * | 2018-07-03 | 2024-10-11 | 株式会社村田制作所 | 过滤回收装置以及过滤回收方法 |
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