JP2004314138A - 半田付け装置 - Google Patents

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soldering
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Akihiro Masuko
昭宏 増子
Takeshi Endo
剛 遠藤
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SPC Electronics Corp
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SPC Electronics Corp
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Abstract

【課題】被半田付け部品を効率よく加熱できる半田付け装置を得る。
【解決手段】位置決め支持板1の板面に熱板5を支持させる。位置決め支持板1には、熱板5上に位置決めした複数の被半田付け部品2,3の重なり箇所を押さえる押さえ治具4を支持させる。熱板5をセラミックヒータで構成し、位置決め支持板1を冷却構造を有する構造とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば半導体基板の如き位置精度を要する半田付けに好適な半田付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、特許出願人は位置精度を要する半田付けに好適な半田付け装置としては、図2に示すような構造のものを作成して使用していた。
【0003】
この半田付け装置は、アルミニウム板の如き位置決め支持板1上に相互に位置決めして被半田付け部品2と被半田付け部品3とを例えばクリーム半田を介して重ね、これら被半田付け部品2,3の重なり箇所を、位置決め支持板1に設けられた押さえ具4で押さえて、被半田付け部品2,3が相互に位置関係がずれないようにしていた。被半田付け部品2としては、例えば鉄系合金(Fe、Ko、Ni)等からなるキャリア用基板やセラミック製パッケージ等がある。被半田付け部品3としては、例えば半導体基板、セラミック基板、ハイブリッドIC等がある。押さえ具4は、位置決め支持板1に立設されたポール4aの上部に横アーム4bを支持させ、この横アーム4bにネジ結合で貫通する押えさ部材4cで被半田付け部品2,3の重なり箇所を押さえる構造であった。
【0004】
かかる状態で、位置決め支持板1を例えばホットプレートの如き熱板5の上に置いて、位置決め支持板1と押さえ具4とで半田付け時の浮きを防止し且つ相互に位置ずれしないようにして、被半田付け部品2,3を位置決め支持板1を介して熱板5で一定温度で加熱し、被半田付け部品2,3の半田付けを行っていた。
【0005】
熱板5は、アルミニウム板やステンレス板の如き金属板の孔にカートリッジヒータを嵌め込み、一定温度にコントロールしていた。この場合、熱板5は、その板表面の温度の均一性を高め、また被半田付け部品2,3を位置決めした位置決め支持板1が載せられた際に温度が急降下しないように、例えば10〜20mm程度の厚みをもたせ、例えば、PID制御等を行う温度制御装置により温度制御していた。
【0006】
半田付け後は、被半田付け部品2,3を支持した位置決め支持板1を熱板5から離して冷却を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来は被半田付け部品2,3を相互に位置決めした状態を崩さないように位置決め支持板1を用い、この位置決め支持板1を熱板5の上に載せて、被半田付け部品2,3を位置決め支持板1を介して熱板5で加熱していたので、被半田付け部品2,3と熱板5との間に熱容量の大きい部材である位置決め支持板1が介在しており、熱板5から被半田付け部品2,3に熱を伝達するのに時間がかかり、安定した加熱を行えない問題点があった。
【0008】
また、半田付け温度(例えば、約250〜300℃程度)に達するまでに時間を要するため、フラックスの活性力が落ちてしまい、半田付けの品質を損ねてしまう問題点があった。具体的には、半田のつや、ぬれ等が劣り、またボイドや半田の引けの発生率が高い問題点があった。
【0009】
さらに、生産性においても、半田付けに要する時間は、例えば予熱が15〜30秒、本加熱が10〜20秒であるのに、従来の半田付け装置では、加熱による時間は数分を要し、作業能率が著しく悪い問題点があった。
【0010】
本発明の目的は、被半田付け部品を効率よく加熱できる半田付け装置を提供することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、被半田付け部品を効率よく冷却することもできる半田付け装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る半田付け装置は、位置決め支持板の板面に熱板が支持され、位置決め支持板には熱板上に位置決めされた複数の被半田付け部品の重なり箇所を押さえる押さえ治具が支持されていることを特徴とする。
【0013】
このような半田付け装置では、熱板上に複数の被半田付け部品を直接重ねるので、被半田付け部品を効率よく短時間に加熱することができる。また、熱板は位置決め支持板の板面上に支持され、位置決め支持板には熱板上の複数の被半田付け部品の重なり箇所を押さえる押さえ治具が支持されているので、複数の被半田付け部品の相互の位置関係を保持でき、且つこれら被半田付け部品の浮きを防止することができる。
【0014】
この場合、熱板をセラミックヒータで構成すると、セラミックヒータは薄く形成でき、効率良く加熱を行うことができ、また冷却も薄いセラミックヒータによれば短時間に行うことができる。
【0015】
また、位置決め支持板が冷却構造を有するものとすると、この冷却構造により熱板を介しての被半田付け部品の冷却も効率良く行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る半田付け装置の実施の形態の一例を示す一部縦断側面図である。なお、前述した図2と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0017】
本例の半田付け装置では、位置決め支持板1の板面の上に熱板5が位置決めされて支持されている。熱板5は、例えば厚みが1mm程度の薄いセラミックヒータで構成されている。セラミックヒータは、PID制御等を行う温度制御装置により温度制御されるようになっている。位置決め支持板1には、熱板5上に位置決めされた複数の被半田付け部品2,3の重なり箇所を押さえる押さえ治具4が支持されている。本例の押さえ治具4も、位置決め支持板1に立設されたポール4aの上部に横アーム4bを支持させ、この横アーム4bにネジ結合で貫通する押えさ部材4cで被半田付け部品2,3の重なり箇所を押さえる構造となっている。位置決め支持板1は、例えばセラミック等の如き耐熱性絶縁板1aの中に冷却通路1bが蛇行して一様に設けられて、この冷却通路1bに例えばN2 ガスの如き不活性ガス等からなる冷却媒体を流して冷却する冷却構造を備えている。
【0018】
このような半田付け装置では、熱板5上に複数の被半田付け部品2,3を直接重ねるので、被半田付け部品2,3を効率よく短時間に加熱することができる。
【0019】
また、熱板5は位置決め支持板1の板面上に支持され、位置決め支持板1には熱板5上の複数の被半田付け部品2,3の重なり箇所を押さえる押さえ治具4が支持されているので、複数の被半田付け部品2,3の相互の位置関係を保持でき、且つこれら被半田付け部品2,3の浮きを防止することができる。
【0020】
この場合、熱板5がセラミックヒータで構成されているので、セラミックヒータは薄く形成でき、効率良く加熱を行うことができ、また冷却も薄いセラミックヒータによれば短時間に行うことができる。
【0021】
また、位置決め支持板1が冷却通路1bを備えた冷却構造を有するので、この冷却構造により熱板5を介しての被半田付け部品2,3の冷却も効率良く行うことができる。
【0022】
従って、温度プロファイルを半田付けに最適な条件(例えば、予熱150℃/30sec、本加熱260℃/10sec、温度勾配10℃/sec等)にセッティングして半田付けすることができる。
【0023】
このように最適な条件で半田付けができると、半田のつや、ぬれ等の改善、またボイドや半田の引けの発生率の低減を図ることができる。
【0024】
なお、位置決め支持板1の冷却通路1bに流す冷却媒体は、不活性ガスに限らず圧縮空気や水等であってもよい。
【0025】
また、被半田付け部品は2つに限らず、3つ以上の被半田付け部品が重なったものであってもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明に係る半田付け装置では、熱板上に複数の被半田付け部品を直接重ねるので、被半田付け部品を効率よく短時間に加熱することができる。また、熱板は位置決め支持板の板面上に支持され、位置決め支持板には熱板上の複数の被半田付け部品の重なり箇所を押さえる押さえ治具が支持されているので、複数の被半田付け部品の相互の位置関係を保持でき、且つこれら被半田付け部品の浮きを防止することができる。
【0027】
この場合、熱板をセラミックヒータで構成すると、セラミックヒータは薄く形成でき、効率良く加熱を行うことができ、また冷却も薄いセラミックヒータによれば短時間に行うことができる。
【0028】
また、位置決め支持板が冷却構造を有するものとすると、この冷却構造により熱板を介しての被半田付け部品の冷却も効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半田付け装置の実施の形態の一例を示す一部縦断側面図である。
【図2】従来の半田付け装置の側面図である。
【符号の説明】
1 位置決め支持板
1a 耐熱性絶縁板
1b 冷却通路
2,3 被半田付け部品
4 押さえ具
4a ポール
4b 横アーム
4c 押えさ部材
5 熱板

Claims (3)

  1. 位置決め支持板の板面に熱板が支持され、前記位置決め支持板には前記熱板上に位置決めされた複数の被半田付け部品の重なり箇所を押さえる押さえ治具が支持されていることを特徴とする半田付け装置。
  2. 前記熱板がセラミックヒータであることを特徴とする請求項1に記載の半田付け装置。
  3. 前記位置決め支持板が冷却構造を有するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の半田付け装置。
JP2003113196A 2003-04-17 2003-04-17 半田付け装置 Pending JP2004314138A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101332324B1 (ko) * 2011-12-14 2013-11-26 충북대학교 산학협력단 세라믹 히터 팁을 이용한 상시 가열방식의 마이크로 용접기 및 이를 이용한 용접방법
CN103894697A (zh) * 2014-04-25 2014-07-02 株洲南车时代电气股份有限公司 一种大功率igbt模块焊接装置

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