JP2004313318A - Washing and drying machine - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は1台で洗濯から乾燥までの工程をこなす洗濯乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、全自動洗濯機と衣類乾燥機の複合機である洗濯乾燥機が注目を集めている。このような洗濯乾燥機の一例を特許文献1に見ることができる。特許文献1に記載された洗濯乾燥機では、略水平方向に回転軸を有する回転ドラムの中に洗濯物を投入して洗濯を行う。洗濯工程、すすぎ工程、脱水工程を経た後、洗濯物を回転ドラムで持ち上げては落下させつつ加熱装置で加熱し、乾燥させる。
【0003】
上記洗濯乾燥機は洗剤を投入する洗剤ケースを備える。洗濯物を加熱乾燥する際、回転ドラムの中で発生した蒸気が洗剤ケースより流出すると、洗濯乾燥機の内部に結露が生じ、錆、腐食、漏電などの問題を引き起こす。そのため、回転ドラムを収容した外槽と洗剤ケースとを連通する連結管に、洗剤ケースから外槽方向へは開き、逆方向へは閉じる逆止弁を設けて蒸気が漏れないようにしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−272277号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1に記載された逆止弁では、弁がその上端を中心として開閉する。弁が当たる弁保持器の端面は上向きに傾斜しており、弁は流水時以外は重力により弁保持器に密着する。この構成では次のような問題が起こり得る。
【0006】
洗剤ケースに投入される洗剤は、現今では液体洗剤の場合が多く、これが水で希釈されて外槽に流入するのであるが、液体洗剤を入れすぎた場合など、洗剤の原液が流れ出して弁と弁保持器の接触面に付着することがある。すぐに水で洗い流されればよいが、洗い流されることなく時間が経過すると、弁と弁保持器の間で洗剤が粘度を増し、あるいは固化し、弁が開きにくくなったり、開かなくなったりする。弁が十分に開かないまま給水が行われると、水が逆流して溢れ、洗濯乾燥機の内部や床を濡らす。
【0007】
洗剤が原液状態でなく水で希釈された状態で弁を通過するとしても、弁と弁保持器の間に滞留した液体中の洗剤成分が時間の経過とともに固化して接着剤の役割を果たし、弁が弁保持器の端面に貼り付いてしまうことが起こり得る。
【0008】
洗剤ケースに洗剤でなく柔軟剤などの仕上剤を入れた場合でも上記と同じ問題が発生する。
【0009】
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、給水経路に洗剤や仕上剤などの投入部及びこの投入部に洗濯槽から蒸気が流入するのを防ぐ逆止弁を設けた洗濯乾燥機において、弁体の正常な動きが洗剤や仕上剤によって妨げられることのないようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では洗濯乾燥機を次のように構成した。
【0011】
(1)本体内に洗濯槽及び洗濯物加熱乾燥用の加熱装置を備えるとともに、前記洗濯槽に水を供給する給水経路に、洗剤や仕上剤などの投入部及びこの投入部に洗濯槽から蒸気が流入するのを防ぐ逆止弁を設けた洗濯乾燥機において、前記逆止弁の弁体に弁座からの離間性を付与した。
【0012】
この構成によれば、逆止弁の弁体は、洗濯槽側より蒸気圧あるいは風圧がかからないかぎり弁座から離れている。そのため、弁体と弁座の接触面に洗剤や仕上剤が滞留せず、これらが弁体と弁座の間で粘度を増したり固化したりすることがない。従って弁体が開きにくくなったり、開かなくなったりすることがなく、弁体が十分に開かないまま給水が行われて水が溢れ、洗濯乾燥機の内部や床を濡らすといった事態は発生しない。
【0013】
(2)上記のような洗濯乾燥機において、重力により、前記弁体に前記弁座からの離間性を生ぜしめた。
【0014】
この構成によれば、弁体に対する弁座からの離間性付与を、機構を複雑化したり、部品を追加したりすることなく、簡単に実現できる。
【0015】
(3)上記のような洗濯乾燥機において、前記弁体を弾性体で形成するとともに、前記弁座を非平面とすることにより、弁体の少なくとも一部に弁座からの離間性を生ぜしめた。
【0016】
この構成によれば、弁体に対する弁座からの離間性付与を、機構を複雑化したり、部品を追加したりすることなく、簡単に実現できる。洗濯乾燥機の構造上、重力によって弁体に弁座からの離間性が働く構成としにくい場合や、あるいは重力による離間性の付与は可能だが弁体が軽いため離間性に力強さを欠く場合など、この構成は特に有効である。
【0017】
(4)上記のような洗濯乾燥機において、前記弁体を弾性体で形成するとともに、この弁体の前記弁座への接触面を非平面とすることにより、弁体の少なくとも一部に弁座からの離間性を生ぜしめた。
【0018】
この構成によれば、弁体に対する弁座からの離間性付与を、機構を複雑化したり、部品を追加したりすることなく、簡単に実現できる。洗濯乾燥機の構造上、重力によって弁体に弁座からの離間性が働く構成としにくい場合や、あるいは重力による離間性の付与は可能だが弁体が軽いため離間性に力強さを欠く場合など、この構成は特に有効である。
【0019】
(5)上記のような洗濯乾燥機において、前記弁体の一端を、弁体支持体に対しヒンジ部で連結した。
【0020】
この構成によれば、弁体の開閉機構を簡単に提供できる。
【0021】
(6)上記のような洗濯乾燥機において、前記ヒンジ部を弾性体で構成した。
【0022】
この構成によれば、ヒンジ部の構造を簡素化できるとともに、ヒンジ部自体の弾性によって弁体に弁座からの離間性を付与することも可能となる。
【0023】
(7)上記のような洗濯乾燥機において、前記弁体と前記弁体支持体とを前記ヒンジ部も含めて弾性体で一体成形した。
【0024】
この構成によれば、弁体まわりの構造を簡素化できるとともに、ヒンジ部自体の弾性によって弁体に弁座からの離間性を付与することが可能となる。
【0025】
(8)上記のような洗濯乾燥機において、前記弁体の下部に前記ヒンジ部を設けた。
【0026】
この構成によれば、開閉の支点となるヒンジ部が下にあり、上部ほど支点からの距離が大きくなっている。洗剤や仕上剤は重力により自然に下に流れ、支点からの距離の大きい弁体上部に残ることは少ないので、弁体の動きが洗剤や仕上剤によって阻害される度合いがそれだけ少ない。
【0027】
(9)上記のような洗濯乾燥機において、前記弁体の上部に前記ヒンジ部を設けた。
【0028】
この構成によれば、水に含まれる固形の異物がヒンジ部に滞留することが少なく、異物によりヒンジ部の開閉動が阻害される度合いがそれだけ少ない。
【0029】
(10)上記のような洗濯乾燥機において、前記弁座から離間する方向に前記弁体を付勢する付勢力を前記ヒンジ部に付与した。
【0030】
この構成によれば、弁体に対する弁座からの離間性付与を、機構を複雑化したり、部品を追加したりすることなく、簡単に実現できる。洗濯乾燥機の構造上、重力によって弁体に弁座からの離間性が働く構成としにくい場合、あるいは重力による離間性の付与は可能だが弁体が軽いため離間性に力強さを欠く場合など、この構成は特に有効である。
【0031】
(11)上記のような洗濯乾燥機において、前記弁体に所望の回動範囲を確保するため、前記給水経路の内面との間に所定の間隔が生じるように前記弁体の輪郭形状を設定した。
【0032】
この構成によれば、弁体が給水経路の内面につかえて止まり、流量が低下するといった事態を招くことがない。
【0033】
(12)上記のような洗濯乾燥機において、前記弁体の前記弁座に対面する側と反対側の面に、前記給水経路の内面に当たって弁体の回動範囲を規制するストッパを形成した。
【0034】
この構成によれば、蒸気や風に対する弁体の仰角が小さくなりすぎることを防ぎ、蒸気や風が到来すれば弁体が確実に閉じるようにすることができる。
【0035】
(13)上記のような洗濯乾燥機において、前記弁座及び/又は弁体に、相手方に接触するシール用のエッジ又はリップを形成した。
【0036】
この構成によれば、弁体のシール力を高めることができる。また弁体と弁座の接触面積を小さくし、両者間に介在する液体の表面張力や粘着力あるいは液体の固化により弁体が開きにくくなるのを抑制できる。
【0037】
【発明の実施の形態】
本発明洗濯乾燥機の第1実施形態を図1〜4に示す。図1は洗濯乾燥機の垂直断面図、図2は洗濯乾燥機の一部断面正面図、図3は洗濯乾燥機の水平断面図である。図4は洗剤や仕上剤などの投入部及び逆止弁の構造を示す垂直断面図である。
【0038】
洗濯乾燥機1は、箱形の本体10の内部に水槽20と横ドラム方式の洗濯槽30を配置している。水槽20も洗濯槽30も円筒形で、それぞれ一方の端面に洗濯物投入口21、31を有する。水槽20と洗濯槽30とは水槽20を外、洗濯槽30を内として同心配置で組み合わせられている。
【0039】
水槽20と洗濯槽30は、水槽20を本体10内に吊り下げるサスペンション機構22により、軸線が略水平になるように支持される。水槽20と洗濯槽30の軸線は水平面に対し傾斜をなし、洗濯物投入口21、31の方がやや持ち上がった形になっている。これは洗濯槽30の内部を見やすくするのと、洗濯物の出し入れを容易にするためである。
【0040】
洗濯物投入口21、31と向かい合うように、本体10の正面側外壁には開口11が設けられる。開口11の前面には横開きのドア12が設けられる。軟質合成樹脂又はゴムよりなるドアパッキン13が開口11と洗濯物投入口21とを連結する。ドアパッキン13は洗濯槽30の中で生じる水の飛沫や濡れた洗濯物を出し入れする際の水のしたたり、あるいは洗濯物投入口21からの溢水等が本体10の内部を濡らすのを防ぐ。
【0041】
ドアパッキン13の内周面には環状のリップ14が形設されていて、これがドア12の内面に設けられた突部15の外周に密着し、ドアパッキン13とドア12の隙間から水が漏れるのを防ぐ。突部15は洗濯槽30の中の洗濯物が洗濯物投入口31からはみ出さないようにする役割を担う。突部15を透明材料で形成し、洗濯槽30の内部を見通せるようにしておいてもよい。
【0042】
洗濯槽30の周壁には多数の小孔32が形設されている。この小孔32を通じ洗濯槽30と水槽20との間を水が行き来する。小孔32は脱水時には脱水孔としても機能する。洗濯槽30の内周面には複数のバッフル33が所定間隔で設けられている。バッフル33は洗濯槽30の回転に伴い洗濯物を引っかけては持ち上げ、上の方から落下させる。
【0043】
洗濯槽30の外面にはバランスウェイト(図示せず)を取り付ける。バランスウェイトは洗濯槽30が高速回転したときに発生する振動を抑制する。
【0044】
水槽20の底部外面にはモータ40が取り付けられている。モータ40はダイレクトドライブ形式のものであり、そのロータに洗濯槽30が連結固定される。
【0045】
51は水道水等の上水を水槽20に注ぐ給水管である。給水管51はドアパッキン13の上部に接続した給水ノズル52に水を送る。給水管51の途中には電磁式の給水弁53が設けられている。給水管51と給水ノズル52の間には洗剤や仕上剤などの投入部100が設けられている。給水管51、給水ノズル52、給水弁53、及び投入部100が給水経路50を構成する。投入部100の構造については後で詳述する。
【0046】
水槽20の中の水は排水ポンプを内蔵した排水部60により排水される。水槽20の最も低くなった箇所と排水部60とを排水管61が連結する。排水部60は排水管61を通じて水槽20の中の水を吸引し、排水管62を通じて機外に排水する。
【0047】
本体10の内部上方には加熱装置70が配置される(図2、3参照)。加熱装置70はモータ71によって駆動される送風機72と、送風機72から吐出された風を内蔵のヒータ74で加熱して温風とし、この温風を水槽20の中に送り込む加熱ハウジング73とを備える。
【0048】
本体10の内部には、正面から見て右側の位置に、熱交換器80が配置される(図2参照)。熱交換器80は洗濯槽30と送風機72を結ぶ循環経路(図示せず)の中に配置される。洗濯物から水分を奪った温風は熱交換器80を通るときに水分を凝縮され、除湿される。
【0049】
本体10の内部には制御部90が設けられる(図1参照)。制御部90にはドア12の開閉状態を検知するドアセンサ、水槽20内の水位を検知する水位センサ、洗濯槽30や加熱装置70に設けた温度センサや湿度センサなどのセンサ類(いずれも図示せず)から信号が伝えられ、また本体10の正面上部に設けられた操作パネル(図示せず)から操作指令が伝えられる。これらの信号や指令を受け、制御部90はモータ40、給水弁53、排水部60、加熱装置70などに動作指令を発する。
【0050】
洗濯乾燥機1の洗濯及び乾燥動作について説明する。ドア12を開け、洗濯槽30の中に洗濯物を入れる。ドア12を閉じ、操作パネルで「電源ON」及び「スタート」の操作を行うと、図示しないドアロック手段がドア12をロックし、「洗い工程」が開始される。
【0051】
「洗い工程」では給水弁53が開弁し、給水が行われる。給水された水は投入部100に入り、投入部100に入れられていた洗剤とともに洗濯槽30内に入る。排水部60は停止している。水槽20の中の水が所定水位に達すると給水弁53が閉弁し、給水が止まる。それからモータ40の駆動が開始される。モータ40は洗濯槽30を設定回転数で回転させる。
【0052】
洗濯槽30の回転により、内部の洗濯物にはバッフル33に引っかかって持ち上げられては落下するという動きが繰り返し生じる。洗濯物の落下と洗濯槽30の回転により水が攪拌され、洗剤が十分に溶け込んだ洗濯液となる。洗濯物は落下する度に洗濯液に浸り、機械的なたたき洗いと、洗剤による汚れ分離作用との相乗作用で洗濯が進む。なお洗濯槽30の回転方向は所定時間毎に逆転する。
【0053】
所定の洗い時間が経過すると「すすぎ工程」に入る。「すすぎ工程」では一旦洗濯槽30を停止させ、排水部60を駆動する。水槽20からすっかり洗濯液を排水した後、排水部60の駆動を止め、給水弁53を開弁する。すると水槽20にすすぎ水が注水される。水槽20の中の水が所定水位に達すると給水弁53が閉弁し、給水が止まる。それからモータ40の駆動が開始される。
【0054】
モータ40は洗濯槽30を設定回転数で回転させる。洗濯物には再びバッフル33で持ち上げられては落下する動きが生じる。落下する先は今度はすすぎ水の中であり、これによりすすぎが行われる。
【0055】
上記は水をためておいてすすぐ「ためすすぎ」の手法である。所定時間経過後、洗濯槽30を停止させ、排水部60を駆動してすすぎ水を排水する。排水後、洗濯槽30を高速回転させて洗剤を遠心力で振り切る。それから新しい水を注いですすぎを再開する。このサイクルを設定回数繰り返す。
【0056】
所定のすすぎ時間が経過すると「脱水工程」に入る。「脱水工程」では排水部60が駆動され、水槽20からすすぎ水が排水される。続いて洗濯槽30が高速回転せしめられ、洗濯物が遠心脱水される。脱水された水は排水部60が排水する。
【0057】
所定の脱水時間が経過すると「乾燥工程」に入る。「乾燥工程」では加熱装置70が駆動され、水槽20に温風が送り込まれる。温風は回転する洗濯槽30の中に入り込み、洗濯物から水分を奪う。その後、温風は熱交換器80に入り、熱交換器80の内部を下から上へと移動する。熱交換器80には給水弁53から少量の水が供給されており、この水に温風が直接接触することにより、温風に含まれる水分は凝縮し、その結果温風は除湿される。上から滴る水は下から吹き上げる温風により噴霧状になり、熱交換が効率良く行われる。
【0058】
温風の水分を取り込んだ水は排水部60より排水される。除湿された温風は加熱装置70に戻り、温度を高められた後、水槽20に入る。そして再び洗濯物から水分を奪う。このようにして温風を循環させつつ洗濯物の乾燥が進められて行く。
【0059】
温風中の湿度が設定値以下に低下したことを図示しない湿度センサが検知すると「乾燥工程」の終了となる。加熱装置70の駆動が止まり、洗濯槽30も停止する。洗濯乾燥機1は電源OFFの状態となり、ドア12のロックは解除される。使用者はドア12を開け、乾燥した洗濯物を取り出すことができる。
【0060】
続いて図4に基づき投入部100の構造を説明する。図4は投入部100を正面側より見たものである。投入部100はハウジング110とその中に挿入される引き出し部120とを備える。引き出し部120の内部は左右に区画されており、左側の区画が洗剤室121、右側の区画が仕上剤室122となる。洗剤室121にはハウジング110の中に水を流出させる流出口(図示せず)が設けられている。仕上剤室122にはサイホン部123が設けられている。
【0061】
サイホン部123は仕上剤室122の底面から垂直に立ち上がる内管123aと、内管123aにかぶせられるキャップ状の外管123bとからなる。内管123aと外管123bの間には水の通る隙間が形成されている。内管123aの底部はハウジング110の内部に向かって開口する。外管123bの下端は仕上剤室122の底面と所定の隙間を保ち、ここが水の入口になる。内管123aの上端を超えるレベルまで仕上剤室122に水が注ぎ込まれるとサイホンの作用が起こり、水はサイホン部123を通って仕上剤室122から吸い出され、ハウジング110の底部へと落下する。
【0062】
ハウジング110の天井部には、洗剤室121に対向する注水部111aと、仕上剤室122に対向する注水部111bが設けられている。注水部111aは底面に多数の散水口112を有し、水をシャワー状にして洗剤室121に注ぐ。注水部111bは底面に1個の注水口113を有する。
【0063】
給水弁53から延びる給水管51は、図3に示すように、注水部111aに接続するメイン給水管51aと、注水部111bに接続するサブ給水管51bとに分かれている。給水弁53は制御部90の指令に従いメイン給水管51aとサブ給水管51bに所定流量の水を流す。
【0064】
洗濯工程における給水時、給水弁53はメイン給水管51aを通じて注水部111aに水を供給する。注水部111aに入った水はシャワー状になって洗剤室121に降り注ぐ。洗剤室121に洗剤が入っていれば、洗剤は水とともにハウジング110の流出口114から流出し、給水ノズル52を経て水槽20に入る。
【0065】
すすぎ工程時、給水弁53は所定のタイミングでサブ給水管51bを通じて注水部111bに水を供給する。注水部111bに入った水は注水口113から仕上剤室122に注がれる。仕上剤室122に仕上剤が入っていれば、仕上剤はサイホン部123から水と共に吸い上げられてハウジング110の底面に流下し、流出口114及び給水ノズル52を経て水槽20に入る。仕上剤室122の中の水位が所定高さに達してはじめてサイホン効果が生じるので、時期が来て水が仕上剤室122に注入されるまで、液体の仕上剤を仕上剤室122に保持しておくことができる。
【0066】
乾燥工程が始まると、洗濯物から蒸気が立ち昇る。送風機72による風圧もあり、蒸気は給水ノズル52から投入部100に流入しようとする。引き出し部120を備えた投入部100は密閉構造ではないので、蒸気が入り込むとその蒸気は本体10の内部へと漏れ出す。漏れ出した蒸気は本体10の内部で結露し、錆、腐食、漏電などの原因となる。そこで、投入部100に蒸気が流入しないよう、給水ノズル52とハウジング110との間に逆止弁130が配置される。
【0067】
逆止弁130の主たる構成要素はスリーブ131と弁体132である。弁体132は弁体支持体133を介してスリーブ131に結合される。弁体132の下端と弁体支持体133とはヒンジ部134により連結されている。弁体132、弁体支持体133、及びヒンジ部134は弾性体、すなわちゴム又は軟質合成樹脂により一体成形される。スリーブ131は硬質の合成樹脂により成形される。スリーブ131の下流側の端面が弁座135として構成され、ここに弁体132が密着する。
【0068】
スリーブ131の上流側の端に設けたフランジ部が給水ノズル52の端面に当たるところまで、弁体132を先頭にしてスリーブ131を給水ノズル52に挿入する。その後、ゴム又は軟質の合成樹脂よりなる連結管115で給水ノズル52とハウジング110の流出口114を連結すれば、逆止弁130の取付が完成する。なお、スリーブ131と給水ノズル52の間には、スリーブ131の角度を決めるための係合部が設けられている。
【0069】
図4に示す取付状態において、弁座135は垂直面に対し下向きの傾斜をなしている。すなわち上部が下流側に張り出すとともに、下部が上流側に引っ込む形になっている。このため弁体132には、重力により、弁座135からの離間性が生じており、洗濯槽30の側より蒸気圧あるいは風圧がかからないかぎり、弁座135から離れている。
【0070】
弁体132が、弁座135からの離間性でなく、弁座135への密着性を有しているものとすれば、洗剤や仕上剤が弁体132と弁座135の間で固化し、弁体132が開かなくなってしまうことがあり得る。引き出し部120に洗剤や仕上剤を入れ過ぎて洗剤や仕上剤がハウジング110の底面にこぼれ落ちた場合や、引き出し部120を勢い良く押し込んだため仕上剤室122の気圧が高まり、サイホン部123から仕上剤が押し出された場合などのように、洗剤や仕上剤の原液が逆止弁130に流れた場合には、固化の率が特に高い。
【0071】
弁体132と弁座135の間で洗剤や仕上剤が固化し、弁体132の自由な動きを妨げてしまうと、投入部100に供給された水が水槽20の方に流れて行かずに溢れ出し、本体10の内部や床を濡らすといった事態が発生する。これに対し、弁体132が通常は弁座135から離間するようにしておけば、洗剤や仕上剤の固化によって弁体132が弁座135に貼り付いてしまうということがなく、上記のような溢水の問題は発生しない。
【0072】
ヒンジ部134を利用して、弁体132に弁座135からの離間性を付与することもできる。すなわち弁座135から離間する方向に弁体132を付勢する付勢力をヒンジ部134に付与するのである。例えば、弁体132、ヒンジ部134、弁体支持体133の3者を弾性体で一体成形する際、これらが直線状をなすように成形すれば、ヒンジ部134が上記のような付勢力を持つことになる。あるいは、ヒンジ部134にバネを組み合わせてもよい。弾性体からなるヒンジ部134でなく、軸のまわりを弁体132が回動する、通常のヒンジ構造を用い、このヒンジ構造にバネを組み込んでもよい。
【0073】
図5に本発明の第2実施形態を示す。図5は図4と同様、洗剤や仕上剤などの投入部及び逆止弁の構造を示す垂直断面図である。第2実施形態において、第1実施形態と共通する構成要素には第1実施形態の説明で使用したのと同じ符号を付し、説明は省略する。同じ原則を第3実施形態以降の実施形態にも適用し、既出の構成要素には前と同じ符号を付したうえ、支障のないかぎり説明を省略するものとする。
【0074】
第2実施形態は弁座135の形状が第1実施形態と異なる。第2実施形態の弁座135は、下半分は第1実施形態の弁座135と同じく下向きの傾斜をなすが、上半分は角度θだけ向きが変わり、ほぼ垂直面となっている。これにより弁座135は、下流側に凸となった屈折面、すなわち非平面となっている。弁体132は第1実施形態と同様弾性体からなる。
【0075】
弁座135が上記の形状であるため、弁体132が弁座135に密着したとしても、弁体132の上半分は、下流から蒸気圧あるいは風圧がかからないかぎり弁体自身の弾性によって弁座135から離間している。そのため、洗剤や仕上剤の固化によって弁体132が弁座135に貼り付いてしまうということがない。この作用は重力と無関係に生じるので、重力によって弁体132に弁座135からの離間性が働く構成としにくい場合や、あるいは重力による離間性の付与は可能だが弁体132が軽いため離間性に力強さを欠く場合など、特に有用である。
【0076】
図6に本発明の第3実施形態を示す。図6は図4と同様、洗剤や仕上剤などの投入部及び逆止弁の構造を示す垂直断面図である。
【0077】
第3実施形態は第2実施形態と同じく弁座135が非平面である。ただしその非平面の形状は、下流側に向かい凸ではなく下流側に向かい凹であり、また屈折面ではなく湾曲面となっている。
【0078】
弁座135が上記の形状であるため、重力による離間性やヒンジ部134の付勢力による離間性が働かなくて弁体132が弁座135に密着したとしても、弁体132の中央部は、下流から蒸気圧あるいは風圧がかからないかぎり、弁座135から離間している。そのため、洗剤や仕上剤の固化によって弁体132が弁座135に貼り付いてしまうということがない。
【0079】
第2実施形態及び第3実施形態では弁座135を非平面とした。これと逆に、弁体132の弁座135への接触面を非平面として、弁体132の少なくとも一部に弁座135からの離間性を生ぜしめることもできる。この構成でも第2実施形態及び第3実施形態と同じ作用効果が得られる。
【0080】
弁体132側の非平面形状は、「弁座135に向かい凸」でもよく、「弁座135に向かい凹」でもよい。これを受ける弁座135も平面である必要はない。弁体132が弁座135に向かい凸となっている場合、弁座135も弁体132に向かい凸とすることができるし、弁体132が弁座135に向かい凹となっている場合、弁座135も弁体132に向かい凹とすることができる。
【0081】
「弁体132が凸、弁座135が凹」又は「弁体132が凹、弁座135が凸」の組み合わせであっても、凸と凹の曲率の違いにより、弁体132と弁座135の間に隙間が生じるようになっているのであれば、問題はない。
【0082】
図7に本発明の第4実施形態を示す。図7は図4と同様、洗剤や仕上剤などの投入部及び逆止弁の構造を示す垂直断面図である。
【0083】
第4実施形態は第1実施形態と同じく下向きに傾斜した弁座135を備える。但し今度は弁体支持体133の位置を上下反転し、弁体132の上部にヒンジ部134を配置した。この構成においても、弁体132には重力により弁座135からの離間性が生じており、洗濯槽30の側より蒸気圧あるいは風圧がかからないかぎり、弁座135から離れている。
【0084】
図8、9に本発明の第5実施形態を示す。図8は逆止弁の垂直断面図、図9は図8のA−A線に沿って切断した垂直断面図である。
【0085】
第5実施形態は第1実施形態と同じく下向きに傾斜した弁座135を備える。ヒンジ部134も下側にある。第5実施形態の特徴とするところは、弁体132の弁座135に対面する側と反対側の面に突起状のストッパ136を形設した点にある。ストッパ136はヒンジ部134に近い位置に設けられ、弁体132の開きが大きくなると給水ノズル52の内面に当たり(図8の仮想線参照)、それ以上弁体132が回動しないようにする。
【0086】
上記のように弁体132の回動範囲が規制されているので、蒸気や風に対する弁体132の仰角が小さくなりすぎることがなく、蒸気や風が到来すれば弁体132は確実に起き上がって弁座135に密着する。
【0087】
図9には弁体132の正面形状が示されている。給水ノズル52の断面形状が円形であるのに対し、弁体132は両側が削り込まれ、上下に細長い略楕円形になっている。弁体132の形状が給水ノズル52の内径よりもやや小さいだけの円形であると、ヒンジ部134を中心として弁体132を回動させた場合、十分開ききらないうちに、弁体132の水平方向における最も幅広の部分が給水ノズル52の内面につかえてしまう。そのため、逆止弁132を幅の狭い輪郭形状として給水ノズル52との間に所定の間隔を生ぜしめ、逆止弁132が給水ノズル52の底面と平行に近い角度まで大きく回動できるようにしたものである。これにより、弁体132が給水ノズル52の内面につかえて止まり、流量が低下するといった事態を招くことがない。この弁体132の形状は他の実施形態にも適用される。
【0088】
弁体132の正面形状は楕円形に限定されない。長円形であっても、長方形であってもよい。給水ノズル52の断面形状を横長形状とし、これに円形の弁体132を組み合わせるといった構成も可能である。要は、給水ノズル52の内面と弁体132との間に所定の間隔が生じ、弁体132に所期の回動範囲が確保されていればよい。
【0089】
図10、11に本発明の第6実施形態を示す。図10は逆止弁の垂直断面図、図11は逆止弁の弁座の正面図である。
【0090】
第6実施形態は第2実施形態と同じく下流側に凸となった非平面の弁座135を備える。弁座135には、スリーブ131の開口部分の縁に沿い、断面山形のエッジ137が環状に形成されている。
【0091】
弁座135と弁体132とはエッジ137の頂点で接触するので、弁体132のシール力を一層高めることができる。また弁体132と弁座135の接触面積を小さくし、両者間に介在する液体の表面張力や粘着力あるいは液体の固化により弁体132が開きにくくなるのを抑制できる。
【0092】
エッジ137は弁体132の方に設けることもできる。弁座135と弁体132の両方に設けることもできる。
【0093】
図12に本発明の第7実施形態を示す。図12は逆止弁の垂直断面図である。
【0094】
第7実施形態では、弁体132の弁座135に対面する側の面に薄肉で柔軟な環状のリップ138を形成し、このリップ138を弁座135に接触させるようにした。これにより、弁体132のシール力を一層高めることができる。また弁体132と弁座135の接触面積を小さくし、両者間に介在する液体の表面張力や粘着力あるいは液体の固化により弁体132が開きにくくなるのを抑制できる。
【0095】
リップ138は弁体132の方に設けることもできる。弁座135と弁体132の両方に設けることもできる。
【0096】
以上本発明の各実施形態につき説明したが、この他、発明の主旨を逸脱しない範囲で更に種々の変更を加えて実施することができる。そして各実施形態の構成は、下流側に凸となった弁座形状と下流側に凹となった弁座形状、また下にヒンジ部を設けた構成と上にヒンジ部を設けた構成のように、互いに相反もしくは矛盾する構成を除き、組み合わせて実施することができる。
【0097】
さらに本発明は、横ドラム方式の洗濯乾燥機に対象が限定されるものではない。縦軸の洗濯槽とパルセータを備えた洗濯乾燥機にも適用可能である。要は、洗剤や仕上剤の投入部と、これに蒸気が流入するのを防ぐ逆止弁を備えたものでありさえすれば、どのような型式の洗濯乾燥機にも適用可能である。
【0098】
【発明の効果】
本発明によれば、給水経路に洗剤や仕上剤などの投入部及びこの投入部に洗濯槽から蒸気が流入するのを防ぐ逆止弁を設けた洗濯乾燥機において、逆止弁の弁体が、洗濯槽側より蒸気圧あるいは風圧がかからないかぎり弁座から離れているものとしたから、弁体と弁座の接触面に洗剤や仕上剤が滞留せず、これらが弁体と弁座の間で粘度を増したり固化したりすることがない。従って弁体が開きにくくなったり、開かなくなったりすることがなく、弁体が十分に開かないまま給水が行われて水が溢れ、洗濯乾燥機の内部や床を濡らすといった事態は発生しない。また、弁体の弁座に対面する側と反対側の面に、給水経路の内面に当たって弁体の回動範囲を規制するストッパを形成したから、蒸気や風に対する弁体の仰角が小さくなりすぎることを防ぎ、蒸気や風が到来すれば弁体が確実に閉じるようにすることができる。さらに、弁座及び/又は弁体に、相手方に接触するシール用のエッジ又はリップを形成したから、弁体のシール力を高めることができるとともに、弁体と弁座の接触面積を小さくし、両者間に介在する液体の表面張力や粘着力あるいは液体の固化により弁体が開きにくくなるのを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗濯乾燥機の垂直断面図
【図2】洗濯乾燥機の一部断面正面図
【図3】洗濯乾燥機の水平断面図
【図4】洗剤や仕上剤などの投入部及び逆止弁の構造を示す垂直断面図
【図5】本発明の第2実施形態に係る逆止弁の構造を示す垂直断面図
【図6】本発明の第3実施形態に係る逆止弁の構造を示す垂直断面図
【図7】本発明の第4実施形態に係る逆止弁の構造を示す垂直断面図
【図8】本発明の第5実施形態に係る逆止弁の構造を示す垂直断面図
【図9】図8のA−A線に沿って切断した垂直断面図
【図10】本発明の第6実施形態に係る逆止弁の垂直断面図
【図11】第6実施形態に係る逆止弁の弁座の正面図
【図12】本発明の第7実施形態に係る逆止弁の垂直断面図
【符号の説明】
1 洗濯乾燥機
10 本体
20 水槽
30 洗濯槽
40 モータ
50 給水経路
51 給水管
52 給水ノズル
53 給水弁
60 排水部
70 加熱装置
100 投入部
130 逆止弁
131 スリーブ
132 弁体
133 弁体支持部
134 ヒンジ部
135 弁座
136 ストッパ
137 エッジ
138 リップ[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a washing / drying machine that performs processes from washing to drying by one unit.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In recent years, a washing and drying machine, which is a combined machine of a fully automatic washing machine and a clothes dryer, has attracted attention. An example of such a washer / dryer can be found in Patent Document 1. In the washing and drying machine described in Patent Literature 1, washing is performed by putting laundry into a rotating drum having a rotating shaft in a substantially horizontal direction. After a washing step, a rinsing step, and a dehydrating step, the laundry is heated by a heating device while being lifted and dropped by a rotating drum, and dried.
[0003]
The washing / drying machine includes a detergent case into which a detergent is charged. When the laundry is heated and dried, steam generated in the rotating drum flows out of the detergent case, and dew forms inside the washing and drying machine, causing problems such as rust, corrosion, and electric leakage. Therefore, a check valve that opens in the direction from the detergent case to the outer tub and closes in the opposite direction is provided in a connecting pipe that connects the outer tub containing the rotating drum and the detergent case to prevent steam from leaking.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-10-272277
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the check valve described in Patent Document 1, the valve opens and closes around its upper end. The end face of the valve holder against which the valve contacts is inclined upward, and the valve comes into close contact with the valve holder due to gravity except during flowing water. In this configuration, the following problem may occur.
[0006]
At present, most detergents put into detergent cases are liquid detergents, which are diluted with water and flow into the outer tub.However, when too much liquid detergent is added, the detergent undiluted solution flows out and the valve May adhere to the contact surface of the valve retainer. It is sufficient to wash off with water immediately, but if time passes without being washed out, the viscosity of the detergent between the valve and the valve holder increases or solidifies, and the valve becomes difficult to open or cannot open. If water is supplied without the valve being fully opened, the water will flow back and overflow, and will wet the inside and floor of the washer / dryer.
[0007]
Even if the detergent passes through the valve in a state of being diluted with water instead of the undiluted solution, the detergent component in the liquid retained between the valve and the valve retainer solidifies with the passage of time to serve as an adhesive, It can happen that the valve sticks to the end face of the valve holder.
[0008]
The same problem as described above occurs even when a finishing agent such as a softener is put in the detergent case instead of the detergent.
[0009]
The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to supply a detergent or a finishing agent into a water supply path and a check valve for preventing steam from flowing into the supply section from a washing tub. It is an object of the present invention to prevent a normal operation of a valve body from being hindered by a detergent or a finishing agent in a washing / drying machine provided with a washing machine.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the present invention, a washing / drying machine is configured as follows.
[0011]
(1) A washing tub and a heating device for heating and drying the laundry are provided in the main body, and a water supply path for supplying water to the washing tub is provided with an introduction portion for detergents and finishing agents, and steam from the washing tub to the introduction portion. In a washing and drying machine provided with a check valve for preventing the inflow of the check valve, the valve body of the check valve is provided with releasability from a valve seat.
[0012]
According to this configuration, the valve body of the check valve is farther from the valve seat unless steam pressure or wind pressure is applied from the washing tub side. Therefore, the detergent and the finishing agent do not stay on the contact surface between the valve body and the valve seat, and they do not increase in viscosity or solidify between the valve body and the valve seat. Therefore, the valve body does not become difficult to open or cannot be opened, and water is supplied without the valve body opening sufficiently and water overflows, so that the inside of the washing and drying machine and the floor do not get wet.
[0013]
(2) In the washing / drying machine as described above, the valve body is separated from the valve seat by gravity.
[0014]
According to this configuration, the separation of the valve body from the valve seat can be easily achieved without complicating the mechanism or adding components.
[0015]
(3) In the washing and drying machine as described above, the valve body is formed of an elastic body and the valve seat is made non-planar, so that at least a part of the valve body is separated from the valve seat. Was.
[0016]
According to this configuration, the separation of the valve body from the valve seat can be easily achieved without complicating the mechanism or adding components. Due to the structure of the washer / dryer, when it is difficult for the valve to be separated from the valve seat by gravity, or when separation is possible due to gravity but the valve is light and lacks strong separation. This configuration is particularly effective.
[0017]
(4) In the washing / drying machine as described above, the valve body is formed of an elastic body, and the contact surface of the valve body with the valve seat is non-planar, so that the valve is provided on at least a part of the valve body. It caused separation from the seat.
[0018]
According to this configuration, the separation of the valve body from the valve seat can be easily achieved without complicating the mechanism or adding components. Due to the structure of the washer / dryer, when it is difficult for the valve to be separated from the valve seat by gravity, or when separation is possible due to gravity but the valve is light and lacks strong separation. This configuration is particularly effective.
[0019]
(5) In the washing and drying machine as described above, one end of the valve body is connected to the valve body support by a hinge.
[0020]
According to this configuration, an opening / closing mechanism for the valve element can be easily provided.
[0021]
(6) In the washing and drying machine as described above, the hinge portion is formed of an elastic body.
[0022]
According to this configuration, the structure of the hinge portion can be simplified, and the elasticity of the hinge portion itself allows the valve body to be separated from the valve seat.
[0023]
(7) In the washing and drying machine as described above, the valve body and the valve body support are integrally formed of an elastic body including the hinge portion.
[0024]
According to this configuration, the structure around the valve body can be simplified, and the elasticity of the hinge part itself allows the valve body to be separated from the valve seat.
[0025]
(8) In the washing and drying machine as described above, the hinge portion is provided below the valve body.
[0026]
According to this configuration, the hinge portion serving as a fulcrum for opening and closing is at the bottom, and the distance from the fulcrum is greater at the upper portion. Since the detergent and the finish flow naturally downward due to gravity and rarely remain at the upper part of the valve body at a large distance from the fulcrum, the degree to which the movement of the valve body is hindered by the detergent and the finish is less.
[0027]
(9) In the washing and drying machine as described above, the hinge portion is provided above the valve body.
[0028]
According to this configuration, solid foreign matter contained in water is less likely to stay in the hinge portion, and the degree of obstruction of the opening and closing movement of the hinge portion by the foreign matter is reduced accordingly.
[0029]
(10) In the washing and drying machine as described above, an urging force for urging the valve body in a direction away from the valve seat is applied to the hinge portion.
[0030]
According to this configuration, the separation of the valve body from the valve seat can be easily achieved without complicating the mechanism or adding components. Due to the structure of the washer / dryer, if it is difficult to make the valve body separate from the valve seat due to gravity, or if the valve body is light but the valve body is light and lacks strong separation, etc. This configuration is particularly effective.
[0031]
(11) In the washing and drying machine as described above, in order to secure a desired rotation range of the valve body, the contour shape of the valve body is set such that a predetermined space is formed between the valve body and the inner surface of the water supply path. did.
[0032]
According to this configuration, there is no possibility that the valve body is stopped by being held by the inner surface of the water supply path and the flow rate is reduced.
[0033]
(12) In the washing / drying machine as described above, a stopper is formed on the surface of the valve body opposite to the side facing the valve seat to restrict the rotation range of the valve body by contacting the inner surface of the water supply path.
[0034]
According to this configuration, it is possible to prevent the elevation angle of the valve body with respect to steam or wind from becoming too small, and to reliably close the valve body when steam or wind arrives.
[0035]
(13) In the washing / drying machine as described above, a sealing edge or a lip that is in contact with a counterpart is formed on the valve seat and / or the valve body.
[0036]
According to this configuration, the sealing force of the valve body can be increased. In addition, the contact area between the valve element and the valve seat can be reduced, and it is possible to prevent the valve element from becoming difficult to open due to the surface tension or adhesive force of the liquid interposed between the two or the solidification of the liquid.
[0037]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
A first embodiment of the washing and drying machine of the present invention is shown in FIGS. 1 is a vertical sectional view of the washing and drying machine, FIG. 2 is a partial sectional front view of the washing and drying machine, and FIG. 3 is a horizontal sectional view of the washing and drying machine. FIG. 4 is a vertical sectional view showing the structure of a charging portion for a detergent or a finishing agent and a check valve.
[0038]
The washing and drying machine 1 has a
[0039]
The
[0040]
An
[0041]
An
[0042]
A number of
[0043]
A balance weight (not shown) is attached to the outer surface of the
[0044]
A
[0045]
[0046]
The water in the
[0047]
A
[0048]
A
[0049]
A
[0050]
The washing and drying operations of the washing and drying machine 1 will be described. The
[0051]
In the “washing process”, the
[0052]
The rotation of the
[0053]
When a predetermined washing time has elapsed, the process enters a “rinsing process”. In the “rinsing step”, the
[0054]
The
[0055]
The above is the “rinse” technique of storing and rinsing water. After a predetermined time has elapsed, the
[0056]
When a predetermined rinsing time elapses, a “dehydration step” starts. In the “dehydration step”, the
[0057]
After a lapse of a predetermined dehydration time, a "drying step" is started. In the “drying step”, the
[0058]
The water that has taken in the moisture of the warm air is drained from the
[0059]
When the humidity sensor (not shown) detects that the humidity in the warm air has dropped below the set value, the “drying process” ends. The driving of the
[0060]
Next, the structure of the charging
[0061]
The siphon
[0062]
On the ceiling of the
[0063]
As shown in FIG. 3, the
[0064]
When supplying water in the washing process, the
[0065]
During the rinsing step, the
[0066]
When the drying process starts, steam rises from the laundry. There is also wind pressure from the
[0067]
The main components of the
[0068]
The
[0069]
In the mounting state shown in FIG. 4, the
[0070]
Assuming that the
[0071]
If the detergent or the finishing agent is solidified between the
[0072]
By utilizing the
[0073]
FIG. 5 shows a second embodiment of the present invention. FIG. 5 is a vertical cross-sectional view showing the structure of a charging portion for a detergent or a finishing agent and a check valve, similarly to FIG. In the second embodiment, components common to the first embodiment are denoted by the same reference numerals as used in the description of the first embodiment, and the description is omitted. The same principle is applied to the third and subsequent embodiments, the same reference numerals are given to the components already described, and the description will be omitted unless there is a problem.
[0074]
The second embodiment differs from the first embodiment in the shape of the
[0075]
Since the
[0076]
FIG. 6 shows a third embodiment of the present invention. FIG. 6 is a vertical cross-sectional view showing the structure of a charging portion and a check valve for a detergent, a finishing agent, and the like, similarly to FIG.
[0077]
In the third embodiment, the
[0078]
Since the
[0079]
In the second and third embodiments, the
[0080]
The non-planar shape on the
[0081]
Even when the combination of “the
[0082]
FIG. 7 shows a fourth embodiment of the present invention. FIG. 7 is a vertical cross-sectional view showing the structure of a charging portion for a detergent or a finishing agent and a check valve, similarly to FIG.
[0083]
The fourth embodiment includes a
[0084]
8 and 9 show a fifth embodiment of the present invention. FIG. 8 is a vertical sectional view of the check valve, and FIG. 9 is a vertical sectional view taken along line AA of FIG.
[0085]
The fifth embodiment includes a
[0086]
Since the rotation range of the
[0087]
FIG. 9 shows the front shape of the
[0088]
The front shape of the
[0089]
10 and 11 show a sixth embodiment of the present invention. FIG. 10 is a vertical sectional view of the check valve, and FIG. 11 is a front view of a valve seat of the check valve.
[0090]
The sixth embodiment includes a
[0091]
Since the
[0092]
The
[0093]
FIG. 12 shows a seventh embodiment of the present invention. FIG. 12 is a vertical sectional view of the check valve.
[0094]
In the seventh embodiment, a thin and flexible
[0095]
The
[0096]
Although the embodiments of the present invention have been described above, other various modifications can be made without departing from the gist of the present invention. The configuration of each embodiment is such that the valve seat shape is convex on the downstream side and the valve seat shape is concave on the downstream side, and the configuration in which the hinge portion is provided below and the configuration in which the hinge portion is provided above. However, the present invention can be implemented in combination except for configurations that conflict with or contradict each other.
[0097]
Further, the present invention is not limited to a horizontal drum type washing and drying machine. The present invention is also applicable to a washing / drying machine having a washing tub and a pulsator on the vertical axis. In short, the present invention can be applied to any type of washing and drying machine as long as it is provided with a detergent or finishing agent charging section and a check valve for preventing steam from flowing into the section.
[0098]
【The invention's effect】
According to the present invention, in a washing / drying machine provided with an inlet for supplying a detergent or a finishing agent to a water supply path and a check valve for preventing steam from flowing into the inlet from a washing tub, the valve body of the check valve is provided. As long as steam pressure or wind pressure is not applied from the washing tub side, the detergent and finishing agent do not stay on the contact surface between the valve body and the valve seat, and these are located between the valve body and the valve seat. No increase in viscosity or solidification. Therefore, the valve body does not become difficult to open or cannot be opened, and water is supplied without the valve body opening sufficiently and water overflows, so that the inside of the washing and drying machine and the floor do not get wet. In addition, since the stopper that restricts the rotation range of the valve body by contacting the inner surface of the water supply path is formed on the surface of the valve body opposite to the side facing the valve seat, the elevation angle of the valve body with respect to steam and wind becomes too small. This prevents the valve body from closing when steam or wind arrives. Further, since a sealing edge or lip is formed on the valve seat and / or the valve body to be in contact with a counterpart, the sealing force of the valve body can be increased, and the contact area between the valve body and the valve seat is reduced. It is possible to prevent the valve body from becoming difficult to open due to the surface tension or adhesive force of the liquid interposed between the two or solidification of the liquid.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a vertical sectional view of a washing / drying machine.
FIG. 2 is a partial sectional front view of a washing / drying machine.
FIG. 3 is a horizontal sectional view of a washing / drying machine.
FIG. 4 is a vertical sectional view showing a structure of a charging portion and a check valve of a detergent, a finishing agent, and the like.
FIG. 5 is a vertical sectional view showing the structure of a check valve according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a vertical sectional view showing the structure of a check valve according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a vertical sectional view showing the structure of a check valve according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a vertical sectional view showing the structure of a check valve according to a fifth embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a vertical sectional view taken along the line AA of FIG. 8;
FIG. 10 is a vertical sectional view of a check valve according to a sixth embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a front view of a valve seat of a check valve according to a sixth embodiment.
FIG. 12 is a vertical sectional view of a check valve according to a seventh embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 washing dryer
10 body
20 aquarium
30 washing tub
40 motor
50 Water supply route
51 Water pipe
52 water supply nozzle
53 Water valve
60 drainage section
70 Heating device
100 Input section
130 Check valve
131 sleeve
132 valve
133 Valve support
134 Hinge
135 valve seat
136 Stopper
137 Edge
138 lip
Claims (13)
前記逆止弁の弁体に弁座からの離間性を付与したことを特徴とする洗濯乾燥機。A washing tub and a heating device for heating and drying the laundry are provided in the main body, and an inlet for a detergent or a finishing agent or the like and steam flows into the inlet from a washing tub into a water supply path for supplying water to the washing tub. In a washer / dryer equipped with a check valve to prevent
A washing and drying machine wherein the valve body of the check valve is provided with a separation property from a valve seat.
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