JP2004313066A - 茶園管理システム - Google Patents

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JP2004313066A
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tea
tea garden
garden management
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management system
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JP2003110929A
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Shogo Miyazaki
省吾 宮崎
Manabu Sugiyama
学 杉山
Naotoshi Akiyama
尚寿 秋山
Junichi Rachi
淳一 良知
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Terada Seisakusho Co Ltd
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Terada Seisakusho Co Ltd
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Abstract

【課題】製茶工場へ持ち込む前の茶葉の栽培等に関する情報が重要となってきており、茶葉の栽培過程についても正確な作業記録を残す必要性が考えられる。本発明は、作業の標準化をして、誰でも簡単に茶園管理情報を利用することができるシステムを提供することを課題としている。
【解決手段】茶園管理情報を入力、データベース化して茶園管理情報データベースとし、必要に応じて、茶園管理情報を検索する。
【選択図】 図16

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、茶葉に関する情報、主に茶園での情報を管理するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
茶園の管理は、生産者の長年の経験とカンを頼りにしており、バラツキがあり、本人以外はどのような管理が行なわれているかわからなかった。最近では、茶葉の栽培に使用する農薬や肥料などの種類、効能、安全使用基準などが増えてきており、農薬散布後の摘採禁止期間内に摘採してしまう危険性なども考えられてきている。また、良質の茶を生産するための茶園の管理が必要とされてきている。
【0003】
近年では、食品の安全性が追求されてきており、製茶工場では対応する準備がすすめられてきている(例えば特許文献1)。そこで、製茶工場へ持ち込む前の茶葉の栽培等に関する情報が重要となってきており、茶葉の栽培過程についても正確な作業記録を残す必要性が考えられるため、生産者は茶園管理情報を紙面上で記録し始めている。
【0004】
【特許文献1】
特願2002−310188号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の紙面上による茶園管理情報の記録は、記録を続けるだけとなり、記録内容の見直しをすることはなかった。また、このまま紙面上での記録を続けていった場合の記録紙そのものの管理や、茶園管理情報が多くなったときの検索など、手間の掛かることが多かった。また、データにより分析をするためには、紙面上では分析しにくかった。本発明は、作業の標準化をして、誰でも簡単に茶園管理情報を利用することができるシステムを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明茶園管理システムの第1手段は、茶園管理情報を入力、データベース化して茶園管理情報データベースとし、必要に応じて、茶園管理情報を検索する。第2手段は、第1手段の茶園管理情報は防除、施肥、除草、摘採、整枝のうちの少なくとも一以上に関するものであって、日付、作業内容、作業者、作業時間、茶園の場所、作業面積のうちの少なくとも一以上の項目とする。第3手段は、防除、施肥または除草等に用いる資材の在庫を管理する。第4手段は、資材の安全使用基準に基づいて、作業を管理する。第5手段は、茶工場での茶葉の加工条件に関する茶加工情報データベースとリンクさせ、必要に応じて、相互情報を検索する。第6手段は、加工した茶の流通に関する物流情報データベースとリンクさせ、必要に応じて、相互情報を検索する。
【0007】
【発明の実施の形態】
茶園で作業を行なった時に、図1の作業日誌画面で、日付、作業内容(作業区分、その作業で使った資材の種類、使用量)、作業をした茶園、その面積、作業者、作業時間等を入力し、登録をする。
【0008】
本実施例では、あらかじめ必要なマスターデータ、例えば、作業区分マスターデータ(防除、施肥、除草、摘採、整枝、一般作業等)、農薬種類マスターデータ(殺虫剤、殺菌剤、展着剤等)、農薬マスターデータ(防除を行なう時の資材)、肥料マスターデータ(施肥を行なう時の資材)、除草剤マスターデータ(除草を行なう時の資材)、摘採マスターデータ(摘採時期)、整枝マスターデータ(茶園の整枝方法、例えば、裾切り、ナラシ、浅刈り、深刈更新等)、一般作業マスターデータ(防除、施肥、除草、摘採、整枝以外の作業であり、例えば、被覆、草取り、耕起、改植など)、期間マスターデータ(作業内容の集計期間であり、例えば、一茶前は1月1日〜4月10日)、茶園マスターデータ(所有している茶園)、品種マスターデータ(茶の品種)、摘み方マスターデータ(手摘み、ハサミ摘み等)、天気マスターデータ(晴れ、曇り、雨等)、作業者マスターデータ(作業者の名前)等をあらかじめ、作成し、登録をしておく。
【0009】
上記のマスターデータによって、作業区分は該当する数字を入力すれば済み、作業区分を指定すれば、資材を入力するときにその作業に使用する資材が表示され、選択することが出来る。例えば、図2のように作業区分が防除であれば、農薬マスターデータにあらかじめ登録されている農薬の種類が表示され、その中から使用した農薬を選択する。農薬マスターデータに該当する農薬がない場合は、農薬マスターデータにその農薬を追加登録することで、次回には選択することが出来るようにする。農薬、除草剤等は稀釈倍率がそれぞれ決まっているため、図3のように、資材を選択すると稀釈倍率を自動的に表示し、使用量を入力すると、総散布量、単位面積当たりの散布量も自動的に表示する。また、選択した農薬、除草剤が効く病害虫の種類を表示する。作業した茶園の面積、作業者の時間を入力する。茶園や作業者はあらかじめ茶園マスターデータや作業者マスターデータに登録してあるため、該当するところへ数値を入力するだけでよい。図4は、作業が施肥の場合のデータ入力例である。
【0010】
上記のようにデータを入力すると、図5のようにカレンダーで表示することができ、前後の日の状況が一目でわかる。図5は資材を表示しているが、図6のように茶園、図7のように作業者を表示することも可能である。また、図8のように作業内容を作業記録毎に一覧で表示したり、図9のように作業データを一覧で表示したり、図10のように作業履歴を表示したりすることも可能である。様々な項目で集計し、分析することができる。この図10では、資材の安全使用基準により、防除や除草をした場合の摘採禁止期間を表示する。これは、あらかじめ農薬マスターデータに摘採禁止日数を登録しておくことにより、自動的に計算し、何日後に摘採が可能になるかを表示する。
【0011】
茶葉は自然の中で栽培されるため、気象の影響が大きく、気象情報を記録しておくことも重要となる。図11のように天気(この場合は、天気に該当する番号)、最低気温、最高気温を入力し、登録しておくと、生育状況等の分析に利用できる。
【0012】
防除、施肥、除草に関しては、使用した資材の使用量をもとに、在庫の差し引きを行ない、資材の在庫管理が可能となる。資材の在庫管理について、図12、13を参照して説明する。資材を入庫するときには、在庫区分、日付、作業区分を入力する。その後資材を入力すれば、図2と同様に候補となる資材が表示され、選択することができ、数量、個数、単価を入力し、登録を選択すると、入庫が完了する。通常、資材を使用した場合の出庫については、図1の作業日誌画面へ作業内容を登録すれば、自動的に出庫が登録される。資材の入庫、出庫を登録することで、入出庫の一覧表(図示しない)を表示したり、資材使用量履歴(図13)を表示したりすることができる。資材の在庫管理をすることで、資材の計画的な購入や、作業計画を立てることができ、更には、防除、施肥、除草の作業の確認調査をすることができる。
【0013】
図14、15に、予定の入力の例を示す。予定入力画面(図14)で、予定を入力すると、図15のように表示することができ、スケジューラーとしても利用することができる。また、茶園での作業だけでなく、それ以外の予定と組合わせて、作業計画を立てることができる。
【0014】
導入後、これらの茶園管理情報をもとに作業計画を立てることが可能になり、これを継続することで作業の標準化が可能となる。
【0015】
図16に示すように、茶園について入力された茶園管理情報を、摘採した茶葉を製茶工場へ持っていき、製茶工場での茶葉の加工条件に関する茶加工情報データベースとリンクさせることで、持っていった茶葉がどのように加工されたか、どのように出荷されたかを調査することができる。また、製茶工場よりフィードバックされた情報により、茶園の管理を改善し、品質向上をすることができる。
【0016】
図17に示すように、更に加工した茶の流通に関する流通情報データベースとリンクさせると、生産者が栽培、摘採した茶葉がどのような流通経路を通って、消費者の元へ届いているかを調査することができる。また、その逆も可能で、茶の購入者が茶の履歴を知りたい時に、どのような栽培が行なわれたかを調査することも可能となる。
【0017】
【発明の効果】
茶園管理情報をデータベース化し、作業の標準化と効率化、品質の向上を図ることができる。また、荒茶の製造、茶の流通と連携し、茶業界全体の品質改善及び品質の底上げと情報開示による信頼性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】作業日誌画面を示した図(未入力)。
【図2】作業日誌画面を示した図。
【図3】作業日誌画面を示した図(入力済み)。
【図4】作業日誌画面を示した図(入力済み)。
【図5】カレンダー表示画面を示した図(資材)。
【図6】カレンダー表示画面を示した図(茶園)。
【図7】カレンダー表示画面を示した図(作業者)。
【図8】作業内容一覧画面を示した図。
【図9】作業データ一覧画面を示した図。
【図10】作業履歴画面を示した図。
【図11】天気入力画面を示した図。
【図12】資材入出庫管理画面を示した図。
【図13】資材使用量履歴画面を示した図。
【図14】予定入力画面を示した図。
【図15】カレンダー表示画面を示した一部詳細図(予定)。
【図16】製茶工場との情報の連携を示した概念図。
【図17】製茶工場、流通経路との情報の連携を示した概念図。
【符号の説明】
1 茶園管理データベース
2 茶栽培管理情報データベース
3 茶葉荷受け情報データベース
4 荒茶製造管理情報データベース
5 荒茶販売管理情報データベース
6 茶園栽培記録データベース
7 リムーバブルメディア
8 通信手段
10 茶情報追跡データベース
11 茶園管理ソフトウェア
12 茶栽培管理ソフトウェア
13 茶葉荷受けソフトウェア
14 荒茶製造管理ソフトウェア
15 荒茶販売管理ソフトウェア
16 茶園栽培記録ソフトウェア
20 茶情報追跡ソフトウェア

Claims (6)

  1. 茶園管理情報を入力、データベース化して茶園管理情報データベースとし、必要に応じて、茶園管理情報を検索することを特徴とする茶園管理システム。
  2. 茶園管理情報は防除、施肥、除草、摘採、整枝のうちの少なくとも一以上に関するものであって、日付、作業内容、作業者、作業時間、茶園の場所、作業面積のうちの少なくとも一以上の項目とすることを特徴とする請求項1記載の茶園管理システム。
  3. 防除、施肥または除草等に用いる資材の在庫を管理することを特徴とする請求項2記載の茶園管理システム。
  4. 資材の安全使用基準に基づいて、作業を管理することを特徴とする請求項2または3記載の茶園管理システム。
  5. 茶工場での茶葉の加工条件に関する茶加工情報データベースとリンクさせ、必要に応じて、相互情報を検索することを特徴とする請求項1、2、3または4記載の茶園管理システム。
  6. 加工した茶の流通に関する物流情報データベースとリンクさせ、必要に応じて、相互情報を検索することを特徴とする請求項5記載の茶園管理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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