JP2004312441A - ストリーム変換装置 - Google Patents

ストリーム変換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004312441A
JP2004312441A JP2003104244A JP2003104244A JP2004312441A JP 2004312441 A JP2004312441 A JP 2004312441A JP 2003104244 A JP2003104244 A JP 2003104244A JP 2003104244 A JP2003104244 A JP 2003104244A JP 2004312441 A JP2004312441 A JP 2004312441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pack
scr
data
mpeg transport
transport stream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003104244A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Yamauchi
賢一郎 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2003104244A priority Critical patent/JP2004312441A/ja
Publication of JP2004312441A publication Critical patent/JP2004312441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】MPEGトランスポートストリームの映像、音声信号をDVDフォーマットの映像、音声信号に復号化装置を使用せずに、デジタル変換を行う場合に、発生頻度の低いPCRを、発生頻度の高いSCRに高精度に変換するストリーム変換装置を提供する。
【解決手段】入力MPEGトランスポートストリーム1aのPCRからISO/IEC13818−1で規定されたシステムクロックを生成し、このシステムクロックを、DVD−Video Format又はDVD−Video Recording FormatのSCRに変換する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、MPEGトランスポートストリームで構成されるデジタル放送を蓄積し、再生する装置に関し、蓄積された複数のMPEGトランスポートストリームの中から任意の画像・音声を取り出し、新たなMPEGトランスポートストリームを再構成するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、BSデジタル放送や地上波デジタル放送等が拡大していく中で、デジタル放送のデータを蓄積する為の機器が広く普及するようになってきた。デジタル放送データは、ISO/IEC13818−1で規定されたMPEGトランスポートストリームで転送されている。図7にMPEGトランスポートストリームの構造を示す。
【0003】
MPEGトランスポートストリームは、188バイトのトランスポートパケット(TSパケット)が複数集まることで構成される。TSパケットは、図7(a)に示すように、固定長のTS_headerと、可変長のadaptation_field、及びpayload領域に分類される。
【0004】
TS_headerのデータ構造は、図7(b)のようになる(ここでは階層的に示している)。
このTS_headerに含まれるPID(パケット識別情報)は13ビットの長さを持ち、パケットの種類を識別するものである。映像、音声、PSI(プログラム固有情報)のパケットの種類は、このPIDを参照することにより識別される。例えば、当該パケットが映像のPIDを持っている場合、そのパケットのpayloadには映像信号が格納されている。
【0005】
また、TS_headerに含まれるadaptation_field_controlは、continunity_counter以降のデータ構成、つまり、当該パケットのadaptation_fieldの有無、及びpayloadの有無を示すものである。
【0006】
adaptation_field_controlを構成する2ビットが2’b11の場合、図7(c)に示すように、continunity_counterの後には、adaptation_field_length、adaptation_fieldと続き、その後ろにPayloadが続く。このPayloadには、PSI(プログラム固有情報)又はPESデータが格納されている。なお、PESデータは、ISO/IEC13818−1で規定されたプログラムストリームに準拠している。
【0007】
adaptation_field_controlを構成する2ビットが2’b10の場合、図7(d)に示すように、continunity_counterの後には、adaptation_field_lengthで始まり、adaptation_fieldと続く。Payloadは持たない。
adaptation_field_controlを構成する2ビットが2’b01の場合、図7(e)に示すように、continunity_counterの後には、Payloadが続く。
【0008】
次に、adaptation_fieldの構成を図8に示す。
adaptation_fieldは、図8(a)に示すように、adaptation_field_lengthという、adaptation_fieldの長さを示すデータが8ビットで示され、後ろにadaptation_field中に含まれるデータの種類を示すフラグが8ビット続き、さらに、図8(b)に示すOptional_field_dataが続く。
【0009】
ここで、前記フラグ中のPCR_flagはフラグの上位から4ビット目に存在し、このフラグが1の場合、図8(c)に示すように、Optional_field_data中にPCR(Program_Clock_Reference)が存在する。このPCRは、PCRを含むMPEGトランスポートストリームのパケットの最後のビットがMPEGトランスポートストリーム復号化器に到達する時間を示しており、9ビットのProgram_clock_reference_extentionと、Program_clock_reference_baseで構成される。
【0010】
Program_clock_reference_extentionは、0から299までを27MHzでカウントするカウンタの値を示しており、カウンタ値が299を超えると、0にカウントアップされる。また、Program_clock_reference_baseは、Program_clock_reference_extentionが299を超えた時点で1カウントアップされる。PCRはMPEGトランスポートストリーム復号化器の基準クロック(以下、STC)の周波数を生成する時に使用される。
【0011】
また、adaptation_fieldのOPCR_flagが1の場合、図8(b)のoptional_field_areaには、OPCR(original_program_clock_reference)の値が含まれる。OPCRとは、あるMPEGトランスポートストリームを使って別のMPEGトランスポートストリームを構成する場合に、元のPCRをコピーしておく領域である。
【0012】
次に、PESデータの構造を図9に示す。
PESデータは、24’h000001で始まるPacket_start_code_prefixで始まり、Stream_idと続き、Optional_field_data中に含まれるデータの中身を示すフラグ信号が2バイト続き、PES_headerの長さを示すPES_header_data_length、Optional_field_data、PES_packet_data_byteと続く。
【0013】
PTS_DTS_flagsが2’b11の場合、Optional_field_data中にはPTS(Presentation Time Stamp)と、DTS(Decoding Time Stamp)が設定されている。PTSは、復号化された映像や音声が再生出力される時間を示しており、STCがPTSに一致すると、そのPTSを含む画像や音声が出力される。DTSは、MPEGビデオのIピクチャやPピクチャのように復号化する時間と再生する時間が異なる場合に、復号化を制御する為の時間情報になっている。PTSとDTSは33ビットの長さで示され、90KHz単位で示される。
PTS_DTS_flagsが、2’b10の場合、Optional_field_data中にはPTSのみが設定されている。
【0014】
このようにデジタル放送では、MPEGトランスポートストリームのフォーマットを使うことにより、複数の映像、音声、EPG等の番組情報などを多重化することが可能になる。また、映像や音声等の識別にはPID情報が用いられ、映像と音声の組み合わせ方は、PSI情報(Program Association Table, Program Map Table)に記載されている。
【0015】
一方、デジタル放送と同様に、蓄積媒体として光ディスクの普及が急速に進んでいる。光ディスクにおいて最も代表的なのは、DVDと呼ばれる光ディスクである。DVDに書き込まれるストリームの論理フォーマットとして、DVD−Video Formatと、DVD−Video Recording Formatがある。DVD−Video Format、DVD−Video Recording Formatのいずれの場合においても、パックという2048バイトの固定長のパケットが基本になる。
【0016】
図10にパックデータの構造を示す。
パックデータの先頭の4バイトは、スタートコードで、17’h000001baである。続くSCR(System Clock Reference)値は、MPEGトランスポートストリームのPCRと同じく、システムにおけるクロックカウンタ値を示している。このSCRの長さは33ビットで、下位9ビットは0から299までを27MHzでカウントするカウンタの値を示しており、カウンタ値が299を超えると、0にカウントアップされ、上位のカウンタビットに1が加算される。SCRはPCRと同じく復号化器におけるSTCの生成に使用される。
【0017】
SCRの後ろには、program_mux_rate、pack_stuffing_length、packetsが続く。Paketsには、映像データ、音声データ、サブ画像データ、Real−time Data Informationが格納されている。映像、音声のpacketsはPESと同じく、ISO/IEC13818−1で規定されたプログラムストリームに準拠している。
【0018】
しかし、パック中のpacketsは、MPEGトランスポートストリーム中のPESデータと異なり、ヘッダ中にPTS、DTS、PES_private_data、P−STD_buffer、PES_extension、P−STD_buffer_size、stuffingしか持たない。更に、stuffingバイトは、DVD−Video Recording Formatでは8バイト以上の長さを持つことは出来ない。
【0019】
このような構成のパックデータは複数個集まることで、VOBUという単位を形成する。VOBUは、DVD−Video Formatの場合は復号化後の再生時間が0.4秒以上1.2秒未満の長さ、DVD−Video Recording Formatの場合は復号化後の再生時間が0.4秒以上1.0秒未満の長さでなければならない。
さらに、VOBUは複数個集まることで、VOBという単位を形成する。DVD−Video Recording FormatのSCRは、VOBU単位で0にリセットされる。
【0020】
以上のように、デジタル放送や光ディスクの普及につれ、デジタル放送で配信、又は蓄積されたMPEGトランスポートストリームコンテンツを、DVDに蓄積するニーズが高まってきた。その為には、MPEGトランスポートストリームをDVDフォーマットに変換する必要がある。
【0021】
このストリーム変換方法として、MPEGトランスポートストリームをDVDフォーマットに変換する際、MPEGトランスポートストリームを一度復号化し、映像データと音声データに変換した後、再度DVDフォーマットに符号化する手法が開示されている(非特許文献1参照)。
【0022】
図11は、従来のストリーム変換装置の構成を示す図である。
従来のストリーム変換装置は、MPEGトランスポートストリーム復号化装置101と、DVD符号化装置102とを備えたものである。
【0023】
このように構成されたストリーム変換装置の動作について説明する。
MPEGトランスポートストリーム100aは、MPEGトランスポートストリーム復号化装置101にて復号化され、映像・音声データ100bとしてDVD符号化装置102に出力される。
【0024】
そして、復号化された映像・音声データ100bは、DVD符号化器102にてDVD−Video Format又はDVD−Video Recording FormatのDVDストリーム100cに再度符号化される。
【0025】
【非特許文献1】
「東芝レビュー−MPEGトランスコード技術−」、2002年、VOL.57、No.6、p.18−21
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
しかし従来例では、デジタル圧縮映像、音声を、アナログ信号に復号化してから、再度デジタル圧縮を行う為、変換時に、映像、音声が劣化するという問題が発生する。
【0027】
その為、MPEGトランスポートストリームを復号化することなく、DVDフォーマットに変換する事が必要である。その際、問題となるのは、PCR信号をSCR信号に変換を行う動作である。なぜなら、MPEGトランスポートストリームのPCRは最大100ms間隔でしか出現しないが、DVDフォーマットのSCRは、パック毎に更新を行う必要があるからである。
【0028】
このように、MPEGトランスポートストリームの映像、音声信号をDVDフォーマットの映像、音声信号に復号化装置を使用せずに、デジタル変換を行う場合、発生頻度の低いPCRを、発生頻度の高いSCRに高精度に変換しなければならないという問題があった。
【0029】
本発明は、前記問題点を解消するためになされたものであり、MPEGトランスポートストリームの映像、音声信号をDVDフォーマットの映像、音声信号に復号化装置を使用せずにデジタル変換を行う場合に、発生頻度の低いPCRを、発生頻度の高いSCRに高精度に変換することができるストリーム変換装置を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の請求項1にかかるストリーム変換装置は、入力されたMPEGトランスポートストリーム中のPCRからISO/IEC13818−1で規定されたシステムクロックを生成し、パックデータの先頭データが含まれるMPEGトランスポートストリームが入力された時のシステムクロックをSystem Clock Reference(SCR)に変換し出力するSCR生成手段と、前記入力されたMPEGトランスポートストリームを所定のフォーマットに変換し、前記SCR生成手段により出力されたSCRを付与して第1のパックデータを生成する、少なくとも1つのパック生成手段と、入力される第1のパックデータの再生時間を監視し、前記パック生成手段により出力された第1のパックデータがDVD−Video FormatまたはDVD−Video Recording Formatとなるように前記SCR生成手段から出力されたSCRを用いて第2のパックデータを生成し、前記第1のパックデータと多重化して出力するパック合成手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0031】
また、本発明の請求項2にかかるストリーム変換装置は、請求項1に記載のストリーム変換装置において、前記パック生成手段は、前記入力されたMPEGトランスポートストリームから映像、又は音声のPIDを持つパケットを抽出し出力するPIDフィルタと、前記PIDフィルタにより出力されたMPEGトランスポートストリームパケットからPESデータを抽出するPES抽出手段と、前記PES抽出手段により抽出されたPESデータをDVD−Video Format、又はDVD−Video Recording Formatに適合するよう加工するPES加工手段と、前記SCR値を加工してDVD−Video Format、又はDVD−Video Recording Formatのパックヘッダを生成し、該パックヘッダを前記PES加工手段により加工されたPESデータに付与し、前記第1のパックデータとして出力するパックフォーマット生成手段と、を備えたものであることを特徴とするものである。
【0032】
また、本発明の請求項3にかかるストリーム変換装置は、請求項1に記載のストリーム変換装置において、前記SCR生成手段は、各パックの先頭データが含まれるMPEGトランスポートストリームのパケットの入力時間に基づいて前記SCRを生成することを特徴とするものである。
【0033】
また、本発明の請求項4にかかるストリーム変換装置は、MPEGトランスポートストリームと、その入力時間をISO/IEC13818−1で規定されたシステムクロックで記述した時間情報とを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段から読み出された前記時間情報をSystem Clock Reference(SCR)に変換するSCR生成手段と、前記蓄積手段からの読出された前記MPEGトランスポートストリームを所定のフォーマットに変換し、前記SCR生成手段により出力されたSCRを付与して第1のパックデータを生成する、少なくとも1つのパック生成手段と、入力される第1のパックデータの再生時間を監視し、前記パック生成手段により出力された第1のパックデータがDVD−Video FormatまたはDVD−Video Recording Formatとなるように前記SCR生成手段から出力されたSCRを用いて第2のパックデータを生成し、前記第1のパックデータと多重化して出力するパック合成手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0034】
また、本発明の請求項5にかかるストリーム変換装置は、請求項4に記載のストリーム変換装置において、前記SCR生成手段は、各パックの先頭データが含まれるMPEGトランスポートストリームのパケットの入力時間に基づいて生成したSCRを、前記パック生成装置に出力し、パックの先頭データが含まれるMPEGトランスポートストリームのパケットの入力時間と、前のパックの最終データが含まれるMPEGトランスポートストリームの入力時間との中間値に基づいて生成したSCRを、前記パック合成手段に出力することを特徴とするものである。
【0035】
また、本発明の請求項6にかかるストリーム変換装置は、請求項4に記載のストリーム変換装置において、前記MPEGトランスポートストリームと、その入力時間をISO/IEC13818−1で規定されたシステムクロックで記述した時間情報を生成するATS生成手段と、前記MPEGトランスポートストリームと前記ATSとを多重化し、前記蓄積手段に出力するATS多重化手段と、をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0036】
また、本発明の請求項7にかかるストリーム変換装置は、請求項6に記載のストリーム変換装置において、前記ATS多重化手段は、30ビットの入力時間情報と、それに続く188バイトのMPEGトランスポートストリームをパケット毎に多重化して記録することを特徴とするものである。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施の形態はあくまでも一例であって、必ずしもこの実施の形態に限定されるものではない。
【0038】
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施の形態1にかかるストリーム変換装置について図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本実施の形態1によるストリーム変換装置の構成を示す図である。
【0039】
図1において、11はSCR生成装置、12はPIDフィルタ、13はPES抽出装置、14はPES加工装置、15はパックフォーマット生成装置、16は映像パック生成装置、17は音声パック生成装置、18はパック合成装置である。
【0040】
SCR生成装置11は、MPEGトランスポートストリーム1a中のPCRからISO/IEC13818−1で規定されたシステムクロック(STC)を生成し、パックデータの先頭データが含まれるMPEGトランスポートストリームが入力されたときのSTCをSCRに変換し、映像パック生成装置16、音声パック生成装置17、及びパック合成装置18に出力する。
【0041】
映像パック生成装置16は、PIDフィルタ12、PES抽出装置13、パックフォーマット生成装置15で構成され、MPEGトランスポートストリーム1aを所定のフォーマットに変換し、SCR1bを付与して映像パック1fを生成する。
【0042】
PIDフィルタ12は、MPEGトランスポートストリーム1aから、映像のPIDを持つ映像パケット1cを抜き出す。
PES抽出装置13は、映像パケット1cから映像PESデータ1dを抽出する。
【0043】
PES加工装置14は、映像PESデータ1dを解析し、NAVIパックやRDIパックの生成に必要な情報1jをパック合成装置18に送出する。また、VOB加工情報1iが入力されると、映像PESデータ1dをDVDに適した映像プログラムストリーム1eに加工する。
【0044】
パックフォーマット生成装置15は、前記SCR値1bを加工してDVD−Video Format、又はDVD−Video Recording Formatのパックヘッダを生成し、該パックヘッダを前記映像プログラムストリーム1eに付与し、パック合成装置18に出力する。
【0045】
音声パック生成装置17は、前記映像パック生成装置16と同一の構成であり、MPEGトランスポートストリーム1aから音声パック1gを生成する。
【0046】
パック合成装置18は、入力される映像パック1f、音声パック1gの再生時間を監視し、入力された映像パック1f、音声パック1gがDVD−Video FormatまたはDVD−Video Recording Formatとなるように前記SCR1bからパックデータを生成し、前記パックデータ1f、1gと合成することによりDVDストリーム1hを生成する。なお、上記映像パック1f、音声パック1gの再生時間の監視は、PTSの差分をモニタすることにより行う。また、VOBUデータの構成が完了すると、VOB加工情報1iを生成し、映像パック生成装置16、及び音声パック生成装置17に送出する。
【0047】
図2は、SCR生成装置11の構成を示す図である。
図2において、SCR生成装置11は、入力MPEGトランスポートストリーム1aから該MPEGトランスポートストリームに含まれるPCR値11aを抽出し、システムクロックレジスタ112にセットするPCR抽出装置111と、システムクロック11bをSCR変換装置114と加算器113に送出するシステムクロックレジスタ112と、PCRのカウントシーケンスにしたがって、27MHz±30ppmの精度のクロック毎にシステムクロックを1ずつ加算し、該加算したシステムクロック11cをシステムクロックレジスタ112にセットする加算器113と、システムクロック11bの値の下位33ビットを切り出し、SCR値1bとして出力するSCR変換装置114とを備えたものである。
【0048】
なお、システムクロックレジスタ112のレジスタ長は、PCRと同じ42ビットである。また、加算器113は、PCR値11aと加算されたシステムクロック11cの位相がずれないように、27MHz±30ppmの範囲で、自身のクロックの周波数を変化させる。
【0049】
以上のように構成されたストリーム変換装置の動作について説明する。
入力MPEGトランスポートストリーム1aは、SCR生成装置11、音声パック生成装置17、映像パック生成装置16中のPIDフィルタ12に入力される。
SCR生成装置11では、入力MPEGトランスポートストリーム1aからPCRを抽出してSTCを生成し、該STCを元にSCR1bに変換する。
【0050】
映像パック生成装置16では、入力MPEGトランスポートストリーム1aをPIDフィルタ12に入力し、該MPEGトランスポートストリーム1aから映像のPIDを持つ映像MPEGトランスポートストリーム1cを抜き出してPES抽出装置13に送出する。さらに、PES抽出装置13にて、前記映像MPEGトランスポートストリーム1cから映像PES1dを抜き出し、PES加工装置14に出力する。
【0051】
PES加工装置14では、前記映像PES1dを解析し、NAVIパックやRDIパックの生成に必要な情報、例えば、GOP構造、ピクチャタイプ、再生時間、映像、音声などの位置情報1jをパック合成装置18に送出する。また、PES加工装置14では、パック合成装置18からVOB加工情報1iを受け取ると、映像PES1dをDVDに適した映像プログラムストリーム1eに変換し、パックフォーマット生成装置15に送出する。具体的には、VOBUの先頭に位置するPESヘッダに対して、PTS、DTSの付与を行ったり、DVDのパックでは許されないPESヘッダ(DSM_trick_modeなど)を削除した後のデータを、2034バイト単位でまとめて、映像プログラムストリーム1eをパックフォーマット生成装置15に送出する。
【0052】
パックフォーマット生成装置15では、映像プログラムストリーム1eにDVDのヘッダを付与し、さらに、パックの先頭のMPEGトランスポートストリーム1aが入力されたときのSCR値1bをDVDヘッダに適するようにフォーマット変換して付与することにより映像パック1fを生成する。なお、DVD−Video Format時は、VOB加工情報1iに基づいてVOBUの先頭位置を取り出し、VOBの先頭パックのSCRが0となるようにSCRの再加工も行う。
【0053】
一方、音声パック生成装置17では、前記映像パック生成装置16と同様の動作でMPEGトランスポートストリーム1aから音声パック1gを生成する。
以上のようにして生成された映像パック1f、音声パック1gはパック合成装置18に入力される。
【0054】
パック合成装置18では、入力された映像パック1f、音声パック1gに対し、NAVIパックやRDIパック等の、映像、音声以外のパックデータを付与し、生成DVDストリーム1hを出力する。この際、映像パック1fのデータが出力するまでは、音声パック1gのデータは棄却する。
【0055】
DVD−Video Format時は、情報1jからNAVIパックの生成に必要な情報を取り出してNAVIパックを生成し、出力時のSCR1bを付与する。また、データやVOBの先頭などに各々VMG(Video Manager)、VTSI(Video Title Set Information)を付与する。さらに、パックデータの再生時間を情報1jから抽出し、VOBUの復号化後の再生時間が0.4〜1.2秒の間になるようにVOBUデータを構成する。
【0056】
DVD−Video Recording Format時は、情報1jからRDIパックに必要な情報を取り出し、RDIパックを生成し、出力時のSCR1bを付与する。またデータの先頭にRTR−VMGを付与する。さらにパックデータの再生時間を情報1jから抽出し、VOBUの復号化後の再生時間が0.4〜1.0秒の間になるようにVOBUデータを構成する。
【0057】
このような実施の形態1に記載のストリーム変換装置は、MPEGトランスポートストリーム1aに含まれるPCRからシステムクロックを生成してDVDフォーマットのSCRに変換し、このSCRを用いてMPEGトランスポートストリーム1aをDVDストリーム1hに変換するようにしたので、出現頻度の低いMPEGトランスポートストリームの時間情報から、出現頻度の高いDVD−Video Format又はDVD−Video Recording FormatのSCRを精度良く生成することが可能になる。
なお、本実施の形態1では、映像パック生成装置16、音声パック生成装置17は各々1個であったが、各々複数個存在してもよい。
【0058】
(実施の形態2)
以下に、本発明の実施の形態2にかかるストリーム変換装置について図3、図4を用いて説明する。
なお、前記実施の形態1によるストリーム変換装置は、MPEGトランスポートストリームからDVDフォーマットへの変換を行う度に、PCRからシステムクロックを生成しなければならないので、システムクロックの生成には記録されたコンテンツの再生時間と同じ時間を要する。しかし、本実施の形態2によるストリーム変換装置は、一度、ATSを多重化してMPEGトランスポートストリームを蓄積しておくことで、2回目以降は、再度システムクロックを生成する必要がなくなり、高速にMPEGトランスポートストリームからDVDフォーマットへの変換を行うことができるようにしたものである。
【0059】
図3は、本実施の形態2によるストリーム変換装置の構成を示す図である。図3において、図1と同一、または相当する構成要素については同じ符号を用い、その説明を省略する。
図3において、21はATS生成装置、22はATS多重装置、23は蓄積装置、24はSCR変換装置である。
【0060】
ATS生成装置21は、MPEGトランスポートストリームが入力された時間からATS(Arrived Time Stamp)として表したATS値2aを生成する。
ATS多重装置22は、入力MPEGトランスポートストリーム1aとATS値2aとを多重化する。
【0061】
蓄積装置23は、多重化されたMPEGトランスポートストリーム2bを蓄積するものであり、蓄積している多重化MPEGトランスポートストリーム2bのMPEGトランスポートストリーム部2cを、SCR変換装置24、映像パック生成装置16、音声パック生成装置17に出力し、また、ATS部2dをSCR変換装置24に出力する。
【0062】
SCR変換装置24は、ATS部2dから、パックの先頭データが含まれるMPEGトランスポートストリームのATS値を取り出し、該ATS値をSCR値に変換し、各パックの先頭データが含まれるMPEGトランスポートストリームのパケット入力時間を変換したものであるパックSCR値3aをパックフォーマット生成装置15に送出し、NAVIパックやRDIパック等の付加パックに用いられる付加SCR値3bをパック合成装置18に送出する。
【0063】
図4は、ATS生成装置21の構成を示す。
ATS生成装置21は、入力MPEGトランスポートストリーム1aから該MPEGトランスポートストリームに含まれるPCR値11aを抽出し、システムクロックレジスタ212にセットするPCR抽出装置211と、システムクロック21bをATS変換装置214と加算器213に送出するシステムクロックレジスタ212と、PCRのカウントシーケンスにしたがって、27MHz±30ppmの精度のクロック毎にシステムクロックを1ずつ加算し、該加算したシステムクロック21cをシステムクロックレジスタ212にセットする加算器213と、入力MPEGトランスポートストリーム1aの到着した時間にシステム入力されたシステムクロック21cを、下位9ビットが0〜299までのカウント値から0〜511までのカウント値になるように値を変換した後、下位30ビットを切り出してATS値2aを出力するATS変換装置214とを備えたものである。
【0064】
なお、システムクロックレジスタ212のレジスタ長は、PCRと同じ42ビットである。また、加算器213は、PCR値21aと加算されたシステムクロック21cの位相がずれないように、27MHz±30ppmの範囲で、自身のクロックの周波数を変化させる。
【0065】
図5は、SCR変換装置24の構成を示す。SCR変換装置24には、各MPEGトランスポートストリーム毎にATS部2dが入力される、
SCR変換装置24は、各パックの先頭のデータを含むMPEGトランスポートストリームのATS値2dが入力されると、そのATS値2dをSCR値に変換して蓄積する先頭SCR変換部241と、各パックの最終データを含むMPEGトランスポートストリームのATS値2dが入力されると、そのATS値2dをSCR値3cに変換して蓄積する終端SCR変換部242と、先頭SCR変換部241にSCRがセットされた時点で、先頭SCR変換部241の出力(パックSCR値)3aと終端SCR変換部242の出力値3cとの中間にある任意の値を計算し、計算結果を付加SCR値3bとして出力する付加SCR計算装置243とを備えたものである。
【0066】
なお、先頭SCR変換部241と終端SCR変換部242におけるATSからSCRへの変換は、まず下位9ビットの上限値が299となるように値を変換した後、上位ビットを0で拡張することにより行われる。
【0067】
以上のように構成されたストリーム変換装置の動作について説明する。
入力MPEGトランスポートストリーム1aは、ATS生成装置21、ATS多重化装置22に入力される。
【0068】
ATS生成装置21では、入力MPEGトランスポートストリーム1aの入力時間からATS値2aを生成し、ATS多重化装置22に出力し、ATS多重装置22にて、入力MPEGトランスポートストリーム1aとATS値2aとを多重化する。
ここで、ATS多重装置22により多重化された、ATS値2a、及び入力MPEGトランスポートストリーム1aの多重化例を図6に示す。
【0069】
先頭の2ビットにCPIと呼ばれるコンテンツのコピーを制御する為の信号をセットし、続いて30ビットのATS値をLSBから格納する。そして、最後に188バイトのMPEGトランスポートストリーム1aを格納する。なお、この多重化処理は、MPEGトランスポートストリームのパケット毎に行われる。
【0070】
このようにして多重化されたMPEGトランスポートストリーム2bは、蓄積装置23に蓄積される。なお、蓄積装置23には、複数の多重化トランスポートストリームが蓄積される。
【0071】
蓄積装置23から読み出された任意の多重化MPEGトランスポートストリームのMPEGトランスポートストリーム部2cは、SCR変換装置24、映像パック生成装置16、及び音声パック生成装置17に送信され、また、前記蓄積手段から読み出されたATS部2dは、SCR変換装置24に出力される。なお、MPEGトランスポートストリーム部2cは、映像パック生成装置16及び音声パック生成装置17において、前記実施の形態1と同様の処理が施されるため、ここではその説明を省略する。
【0072】
SCR変換装置24では、入力されたATS部2dから、パックの先頭データが含まれるMPEGトランスポートストリームのATS値を取り出し、SCR値を生成し、パックSCR値3aをパックフォーマット生成装置15に送出し、NAVIパックやRDIパック等の付加パックに用いられる付加SCR値3bをパック合成装置18に送出する。
なお、パックSCR値3aと付加SCR値3bは、前記実施の形態1におけるSCR値1bと同様に取り扱われる。
【0073】
このような実施の形態2によるストリーム変換装置は、MPEGトランスポートストリーム1aが入力された時間をPCRから生成されたシステムクロックを変換して作成されたATSを、前記MPEGトランスポートストリームに多重化して蓄積装置23に蓄積しておき、蓄積装置23から読み出したATS2dをSCRに変換し、該SCRを用いて蓄積装置23から読み出したMPEGトランスポートストリーム2cをDVDストリーム1hに変換するようにしたので、前記実施の形態1のようなシステムクロックを生成する時間を省略することができるので、MPEGトランスポートストリームからDVDフォーマットへの変換時間を高速にすることができる。
【0074】
なお、本実施の形態2では、MPEGトランスポートストリームの入力時間の記述にATSを使用したが、27MHz±30ppmのシステムクロックで記述された時間であれば、任意に使用することができる。
【0075】
【発明の効果】
以上のように、本発明にかかるストリーム変換装置によれば、入力されたMPEGトランスポートストリーム中のPCRからISO/IEC13818−1で規定されたシステムクロックを生成し、パックデータの先頭データが含まれるMPEGトランスポートストリームが入力された時のシステムクロックをSystem Clock Reference(SCR)に変換し出力するSCR生成手段と、前記入力されたMPEGトランスポートストリームを所定のフォーマットに変換し、前記SCR生成手段により出力されたSCRを付与して第1のパックデータを生成する、少なくとも1つのパック生成手段と、入力される第1のパックデータの再生時間を監視し、前記パック生成手段により出力された第1のパックデータがDVD−Video FormatまたはDVD−Video Recording Formatとなるように前記SCR生成手段から出力されたSCRを用いて第2のパックデータを生成し、前記第1のパックデータと多重化して出力するパック合成手段と、を具備することより、出現頻度の低いMPEGトランスポートストリームの時間情報から、出現頻度の高いDVDーVideo Format又はDVD−Video Recording FormatのSCRを精度良く生成可能なストリーム変換装置を実現可能である。
【0076】
また、本発明にかかるストリーム変換装置によれば、MPEGトランスポートストリームと、その入力時間をISO/IEC13818−1で規定されたシステムクロックで記述した時間情報とを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段から読み出された前記時間情報をSystem Clock Reference(SCR)に変換するSCR生成手段と、前記蓄積手段からの読出された前記MPEGトランスポートストリームを所定のフォーマットに変換し、前記SCR生成手段により出力されたSCRを付与して第1のパックデータを生成する、少なくとも1つのパック生成手段と、入力される第1のパックデータの再生時間を監視し、前記パック生成手段により出力された第1のパックデータがDVD−Video FormatまたはDVD−Video Recording Formatとなるように前記SCR生成手段から出力されたSCRを用いて第2のパックデータを生成し、前記第1のパックデータと多重化して出力するパック合成手段と、を具備するようにしたので、システムクロックを生成することなくSCRを生成することができ、MPEGトランスポートストリームからDVDフォーマットへの変換時間を高速にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるストリーム変換装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1によるSCR生成装置の構成を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態2によるストリーム変換装置の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態2によるATS生成装置の構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2によるSCR変換装置の構成を示す図である。
【図6】ATS部とMPEGトランスポートストリーム部の多重化例を示す図である。
【図7】MPEGトランスポートストリームの構成を示す図である。
【図8】adaptation_fieldの構成を示す図である。
【図9】PESの構成を示す図である。
【図10】パックデータの構造を示す図である。
【図11】従来のストリーム変換装置を示す図である。
【符号の説明】
11 SCR生成装置
111 PCR抽出装置
112 システムクロックレジスタ
113 加算器
114 SCR変換装置
11a PCR値
11b システムクロック
11c 加算されたシステムクロック
12 PIDフィルタ
13 PES抽出装置
14 PES加工装置
15 パックフォーマット生成装置
16 映像パック生成装置
17 音声パック生成装置
18 パック合成装置
1a MPEGトランスポートストリーム
1b SCR値
1c 映像MPEGトランスポートストリーム
1d 映像PESデータ
1e 映像プログラムストリーム
1f 映像パック
1g 音声パック
1h 生成DVDストリーム
1i VOB加工情報
1j NAVIパックやRDIパックの生成に必要な情報
21 ATS生成装置
211 PCR抽出装置
212 システムロジックレジスタ
213 加算器
214 ATS変換装置
21a PCR値
21b システムクロック
21c 加算されたシステムクロック
22 ATS多重装置
23 蓄積装置
24 SCR変換装置
241 先頭SCR変換部
242 終端SCR変換部
243 付加SCR計算装置
2a ATS値
2b 多重化されたMPEGトランスポートストリーム
2c MPEGトランスポートストリーム部
2d ATS部
3a パックSCR値
3b 付加SCR値
3c 終端SCR変換部の出力値
101 MPEGトランスポートストリーム復号化装置
102 DVD符号化装置
100a MPEGトランスポートストリーム
100b 復号化された映像、音声
100c DVDストリーム

Claims (7)

  1. 入力されたMPEGトランスポートストリーム中のPCRからISO/IEC13818−1で規定されたシステムクロックを生成し、パックデータの先頭データが含まれるMPEGトランスポートストリームが入力された時のシステムクロックをSystem Clock Reference(SCR)に変換し出力するSCR生成手段と、
    前記入力されたMPEGトランスポートストリームを所定のフォーマットに変換し、前記SCR生成手段により出力されたSCRを付与して第1のパックデータを生成する、少なくとも1つのパック生成手段と、
    入力される第1のパックデータの再生時間を監視し、前記パック生成手段により出力された第1のパックデータがDVD−Video FormatまたはDVD−Video Recording Formatとなるように前記SCR生成手段から出力されたSCRを用いて第2のパックデータを生成し、前記第1のパックデータと多重化して出力するパック合成手段と、を具備する、
    ことを特徴とするストリーム変換装置。
  2. 請求項1に記載のストリーム変換装置において、
    前記パック生成手段は、
    前記入力されたMPEGトランスポートストリームから映像、又は音声のPIDを持つパケットを抽出し出力するPIDフィルタと、
    前記PIDフィルタにより出力されたMPEGトランスポートストリームパケットからPESデータを抽出するPES抽出手段と、
    前記PES抽出手段により抽出されたPESデータをDVD−Video Format、又はDVD−Video Recording Formatに適合するよう加工するPES加工手段と、
    前記SCR値を加工してDVD−Video Format、又はDVD−Video Recording Formatのパックヘッダを生成し、該パックヘッダを前記PES加工手段により加工されたPESデータに付与し、前記第1のパックデータとして出力するパックフォーマット生成手段と、を備えたものである、
    ことを特徴とするストリーム変換装置。
  3. 請求項1に記載のストリーム変換装置において、
    前記SCR生成手段は、各パックの先頭データが含まれるMPEGトランスポートストリームのパケットの入力時間に基づいて前記SCRを生成する、
    ことを特徴とするストリーム変換装置。
  4. MPEGトランスポートストリームと、その入力時間をISO/IEC13818−1で規定されたシステムクロックで記述した時間情報とを蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段から読み出された前記時間情報をSystem Clock Reference(SCR)に変換するSCR生成手段と、
    前記蓄積手段からの読出された前記MPEGトランスポートストリームを所定のフォーマットに変換し、前記SCR生成手段により出力されたSCRを付与して第1のパックデータを生成する、少なくとも1つのパック生成手段と、
    入力される第1のパックデータの再生時間を監視し、前記パック生成手段により出力された第1のパックデータがDVD−Video FormatまたはDVD−Video Recording Formatとなるように前記SCR生成手段から出力されたSCRを用いて第2のパックデータを生成し、前記第1のパックデータと多重化して出力するパック合成手段と、を具備する、
    ことを特徴とするストリーム変換装置。
  5. 請求項4に記載のストリーム変換装置において、
    前記SCR生成手段は、
    各パックの先頭データが含まれるMPEGトランスポートストリームのパケットの入力時間に基づいて生成したSCRを、前記パック生成装置に出力し、
    パックの先頭データが含まれるMPEGトランスポートストリームのパケットの入力時間と、前のパックの最終データが含まれるMPEGトランスポートストリームの入力時間との中間値に基づいて生成したSCRを、前記パック合成手段に出力する、
    ことを特徴とするストリーム変換装置。
  6. 請求項4に記載のストリーム変換装置において、
    前記MPEGトランスポートストリームと、その入力時間をISO/IEC13818−1で規定されたシステムクロックで記述した時間情報を生成するATS生成手段と、
    前記MPEGトランスポートストリームと前記ATSとを多重化し、前記蓄積手段に出力するATS多重化手段と、をさらに備えた、
    ことを特徴とするストリーム変換装置。
  7. 請求項6に記載のストリーム変換装置において、
    前記ATS多重化手段は、30ビットの入力時間情報と、それに続く188バイトのMPEGトランスポートストリームをパケット毎に多重化して記録する、
    ことを特徴とするストリーム変換装置。
JP2003104244A 2003-04-08 2003-04-08 ストリーム変換装置 Pending JP2004312441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003104244A JP2004312441A (ja) 2003-04-08 2003-04-08 ストリーム変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003104244A JP2004312441A (ja) 2003-04-08 2003-04-08 ストリーム変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004312441A true JP2004312441A (ja) 2004-11-04

Family

ID=33467125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003104244A Pending JP2004312441A (ja) 2003-04-08 2003-04-08 ストリーム変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004312441A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100391249C (zh) * 2005-09-28 2008-05-28 西安通视数据有限责任公司 一种数字视频广播转换方法及其装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100391249C (zh) * 2005-09-28 2008-05-28 西安通视数据有限责任公司 一种数字视频广播转换方法及其装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI342711B (en) Information storage medium having recorded thereon text subtitle data synchronized with av data, and reproducing apparatus
TWI327028B (en) Systems and methods for stream format conversion
US7881584B2 (en) Reproducing apparatus and method, and recording medium
US8831405B2 (en) Transmission controller, reception controller, transmission control method, reception control method and transmission control program
JP2009224024A (ja) 番組録画装置および番組録画方法
US20040184778A1 (en) Information storage medium storing still picture, reproducing apparatus and method therefor
JP2008123693A (ja) 再生装置、再生方法及びその記録媒体
WO2018088220A1 (ja) 情報処理装置、情報記録媒体、および情報処理方法、並びにプログラム
JP2004312441A (ja) ストリーム変換装置
JP2000324163A (ja) データ送信装置とデータ受信装置
JP6982829B2 (ja) 記録装置、記録方法および記録媒体
JP2008176918A (ja) 再生装置、再生方法及びその記録媒体
JP4254007B2 (ja) 再生装置および方法、並びに記録媒体
JP3986147B2 (ja) 音響信号処理装置及びオーディオ高速再生方法
KR100376578B1 (ko) 디지털 데이터 스트림 기록방법 및 그에 따른 표현제어정보 제공방법
WO2005062617A1 (ja) 動画配信システム
JP4284574B2 (ja) 記録装置および方法、並びに記録媒体
JP7034926B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2008153955A (ja) 映像記録再生装置、その特殊再生方法
KR100900449B1 (ko) 디지털 방송 데이터 기록/재생장치 및 방법
JP4169002B2 (ja) 音声フォーマット変換装置及び符号化装置
JP2003274337A (ja) データ記録装置、データ再生装置、データ記録再生装置及びデータ記録方法
JP2007066511A (ja) 記録再生装置、記録装置、再生装置および記録再生方法
JP2005094153A (ja) 記録再生装置
JP2011103687A (ja) デジタル信号記録再生装置および方法、デジタル信号再生装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080325

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080715