JP2004311695A - Silicon carbide semiconductor device and its manufacturing method - Google Patents

Silicon carbide semiconductor device and its manufacturing method Download PDF

Info

Publication number
JP2004311695A
JP2004311695A JP2003102831A JP2003102831A JP2004311695A JP 2004311695 A JP2004311695 A JP 2004311695A JP 2003102831 A JP2003102831 A JP 2003102831A JP 2003102831 A JP2003102831 A JP 2003102831A JP 2004311695 A JP2004311695 A JP 2004311695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trench
layer
conductivity type
forming
silicon carbide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003102831A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP4206803B2 (en
Inventor
Yuichi Takeuchi
有一 竹内
Mitsuhiro Kataoka
光浩 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2003102831A priority Critical patent/JP4206803B2/en
Publication of JP2004311695A publication Critical patent/JP2004311695A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4206803B2 publication Critical patent/JP4206803B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a silicon carbide semiconductor device equipped with a J-FET wherein the leakage is suppressed between a source region and a second gate layer, and to provide its manufacturing method. <P>SOLUTION: The silicon carbide semiconductor device comprises a semiconductor substrate 5 which consists of an n<SP>-</SP>-type drift layer 2, a p<SP>+</SP>-type first gate layer 3, and an n<SP>+</SP>-type source region 4 formed on an SiC off substrate 1 in this order; an n<SP>-</SP>-type channel layer 7 which is formed by epitaxial growth on the inner wall of a trench 6 formed in the semiconductor substrate 5; and the p<SP>+</SP>-type second gate layer 8 formed on the n<SP>-</SP>-type channel layer 7. When manufacturing this device, either of the following methods is conducted: (1) The n<SP>+</SP>-type source region 4 is formed by ion implantation in a region different from a facet plane growth region 10. (2) After forming the n<SP>-</SP>-type channel layer 7, the facet plane growth region 10 is removed by polishing or the like. (3) The n<SP>-</SP>-type channel layer 7 is formed only on the inner wall of the trench 6 by selective epitaxial growth. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、炭化珪素半導体装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8に本発明者が検討した構造の炭化珪素半導体装置を示す。図8(a)は平面図であり、図8(b)、(c)はそれぞれA−A’線断面図、B−B’線断面図である。なお、図8(a)では、ソース領域4、トレンチ6の平面パターンを示しており、基板表面上のN型チャネル層7、P型第2ゲート層8を省略している。
【0003】
図8に示す構造のJ−FETは、本出願人が先に出願したJ−FETと同様の構造である(特願2001−260216参照)。これは、例えば次のようにして製造される。
【0004】
図8(c)に示すように、N型基板1の上に、N型ドリフト層2、P型第1ゲート層3、N型層4を順にエピタキシャル成長法により形成した半導体基板5を用意する。そして、N型層4及びP型第1ゲート層3を貫通して、N型ドリフト層2に到達する深さのトレンチ6を形成する。トレンチ6の内壁上にN型チャネル層7及びP型第2ゲート層8をエピタキシャル成長法により順に形成することで図8に示すJ−FETが製造される。
【0005】
このJ−FETでは、N型層4によってソース領域が構成されている。第1、第2ゲート層3、8は、図示しないが、それぞれ第1ゲート電極および第2ゲート電極と電気的に接続されている。また、N型層4、N型基板1はそれぞれソース電極、ドレイン電極と電気的に接続されている。
【0006】
このように構成されたJ−FETにおいては、N型チャネル層7の不純物濃度を高く設定することで、このJ−FETをノーマリーオンで作動させることができ、また、低く設定することで、ノーマリーオフで作動させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
型基板1として、例えば、SiC(0001)面オフ基板を用い、トレンチ6の平面パターンを、図8(a)に示すように、開口形状が長方形であるトレンチ6をオフ方向に平行なストライプ状に配置したパターンとした場合、図8(b)に示すように、N型チャネル層7及びP型第2ゲート層8のうち、トレンチ6の上部コーナ部に(0001)ファセット面成長領域10が発生することが本発明者の調査によりわかった。
【0008】
ファセット面成長領域10は、トレンチ6の平面パターンにおいて、オフ方向に垂直な二辺6a、6bのうち、一方の辺(図8(a)中右側の辺)6a側に発生する。ファセット面とは結晶成長の際、オフ角に起因して選択的に現れる結晶面であり、この場合(0001)ジャスト面がファセット面である。なお、図8(b)中の面10aと平行な面がファセット面である。
【0009】
このファセット面では結晶成長が遅いため、トレンチ6の内壁上から半導体基板5の表面にかけてN型チャネル層7を形成したとき、N型チャネル層7がトレンチ6の形状に沿って形成されず、ファセット面が生じてしまう。すなわち、トレンチ6の上部コーナ部近傍ではトレンチ6の内壁及び半導体基板5表面に垂直な方向に結晶成長せず、ファセット面に垂直な方向に結晶成長が起きる。このようにファセット面方向に結晶成長が起きている領域がファセット面成長領域10である。
【0010】
型チャネル層7を形成したとき、ファセット面成長領域10では他の領域と比較して結晶欠陥が生じやすく、不純物濃度が高くなる。このため、N型ソース領域4とP型第2ゲート層8との間でリークが発生する。
【0011】
本発明は上記点に鑑みて、J−FETを備える炭化珪素半導体装置において、ソース領域と第2ゲート層との間でのリークを抑制することができる装置及びその製造方法を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ソース領域(4)がチャネル層(7)に存在するファセット面成長領域(10)と異なる領域に配置されていることを特徴としている。
【0013】
このようにソース領域が配置された領域にファセット面成長領域が存在しないようにすることで、ソース領域とゲート層との間でのリークを抑制することができる。
【0014】
なお、トレンチの平面パターンは開口形状が多角形であるトレンチが複数配置されたパターンや、請求項2に示すように、オフ方向に平行なストライプ状のパターンとすることもできる。ストライプ状の場合のトレンチの開口形状は長方形や六角形とすることができ、他の形状とすることもできる。
【0015】
また、請求項3に示すように、1つのトレンチ(6)の開口形状をオフ方向に平行な二辺を持ち、全ての内角が120°の六角形とすることもできる。
【0016】
トレンチの開口形状をこのような六角形形状とした場合、ファセット面はオフ方向にて対向して配置された角にのみ発生する。トレンチの開口形状が四角形のときでは、ファセット面はオフ方向に垂直な辺に発生することから、本発明によれば、トレンチの開口形状が四角形のときと比較して、ファセット面成長領域を少なくすることができる。このため、ソース領域を大きくでき、チャネルの有効面積を大きくすることができるので、オン抵抗の低減が可能となる。
【0017】
さらに、全ての内角をそれぞれ120°とすることで、トレンチ内壁を全て結晶学的に等価な結晶面とすることができる。これにより、トレンチの内壁上にエピタキシャル成長法により形成したチャネル層の面方位を一致できるため、チャネル層の膜厚及び不純物濃度を均一にすることができる。この結果、トレンチの内壁が異なる結晶面にて構成されている場合と比較して、デバイス特性を向上させることができる。
【0018】
請求項4に記載の発明では、チャネル層(7)にはファセット面成長領域(10)が存在しないことを特徴としている。
【0019】
トレンチの内壁上にエピタキシャル成長法により形成したチャネル層に、ファセット面成長領域が存在しないことから、チャネル層中に結晶欠陥が存在し、また、不純物濃度が大きな領域が存在しない。これにより、ソース領域とゲート層との間のリークを抑制することができる。
【0020】
請求項5に記載の発明では、チャネル層(7)のうち、トレンチ(6)の上部コーナ部に存在するファセット面成長領域(10)を完全に除去する工程有することを特徴としている。
【0021】
このようにファセット面成長領域を完全に除去することから、チャネル層中には結晶欠陥が存在し、また、不純物濃度が大きな領域が存在しない。これにより、ゲート領域とソース層との間のリークを抑制することができる。
【0022】
なお、ファセット面成長領域を完全に除去する方法としては、請求項6に示すように研磨を行う方法や、請求項7に示すように反応性イオンエッチングを行う方法を用いることができる。
【0023】
請求項6に示す発明によれば、他の方法と比較して、デバイス完成時の表面凹凸を小さくすることができる。
【0024】
請求項7に示す発明によれば、基板面内での除去量を一定に保つことができるため、他の方法と比較して、特性ばらつきを抑制できる。また、反応性イオンエッチングでは、基板表面が汚染する恐れがなく、研磨の際に基板表面が受ける研磨ダメージも無いため、他の方法と比較して、電気特性の安定したデバイスを製造することができる。
【0025】
ファセット面成長領域を完全に除去する方法は、請求項8に示すように、ソース領域(4)をエピタキシャル成長法により形成する場合に特に有用である。これは、この場合、請求項1ないし3の発明のように、ソース領域をファセット面成長領域と重ならないように配置することができないからである。
【0026】
請求項9に記載の発明では、半導体基板(5)を形成する工程と、トレンチ(6)を形成する工程と、半導体基板(5)の表面上にマスク(31)を形成する工程と、半導体基板(5)の表面上にマスク(31)を残したままの状態にて、エピタキシャル成長法により、トレンチ(6)の内壁上にのみ第1導電型のチャネル層(7)を形成する工程と、チャネル層(7)の上に第2導電型の第2ゲート層(8)を形成する工程とを有することを特徴としている。
【0027】
トレンチの内壁上から基板表面上にかけてエピタキシャル成長法により、チャネル層を形成するとき、トレンチ上部部コーナ部にファセット面成長領域が発生する。したがって、このように基板表面上を除くトレンチの内壁上にのみエピタキシャル成長によりチャネル層を形成することで、ファセット面成長領域の発生を抑制することができる。これにより、チャネル層中には結晶欠陥が存在し、また、不純物濃度が大きな領域が存在しないため、ソース領域とゲート層との間のリークを抑制することができる。
【0028】
なお、マスクを形成する工程では、トレンチを形成した後に、半導体基板表面のうち、トレンチを除く領域にマスクを形成することができる。また、請求項10に示すように、トレンチ形成用のマスクをそのまま用いて、チャネル層を形成することもできる。
【0029】
請求項10に示す発明によれば、トレンチ形成のためのマスクと、トレンチの内壁上にのみチャネル層を形成する際に用いるマスクとを別々に形成した際に発生するマスクずれによる、トレンチと、チャネル層の形成予定領域との位置ずれの発生を防ぐことができる。これにより、チャネル層を基板表面上に形成することなく、良好にトレンチの内壁上にのみ形成することができる。
【0030】
また、請求項11に示すように、マスクを形成する工程では、カーボンにより構成されたマスク(31)を形成することができる。
【0031】
なお、カーボンは例えば、基板表面上に形成したフォトレジストを不活性ガス雰囲気下で熱処理することで形成することができる。カーボンはSiC原材料の1つであるため、エピタキシャル成長法により形成する半導体層にて意図しない不純物準位の形成を防止することができる。
【0032】
また、第2ゲート層(8)を形成する工程の後にカーボンにより構成されたマスクの除去を行うが、このマスク除去方法としては、例えば、熱酸化法を用いることができる。
【0033】
他のマスク除去方法としては、請求項12に示すように、酸素プラズマ雰囲気でのプラズマエッチングによりマスク(31)を除去する方法を用いることができる。この場合、酸素プラズマ雰囲気で処理するため、基板加熱が必要なく、熱酸化に比べ短時間でマスクを除去することができる。
【0034】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0035】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1に本発明の第1実施形態におけるJ−FETを備える炭化珪素半導体装置を示す。図1(a)は平面図であり、図1(b)はA−A’線断面図である。なお、図8と同様の構成部には同一の符号を付している。
【0036】
本実施形態のJ−FETは、図8に示すJ−FETにおけるN型ソース領域4の平面パターンを変更したものであり、その他の構造は図8に示すJ−FETと同様である。
【0037】
具体的には、図8に示すJ−FETと同様に、N型基板1の上にN型ドリフト層2、P型層3、N型ソース領域4が順に形成された半導体基板5にトレンチ6が形成されている。トレンチ6の内壁上から半導体基板5の表面上にかけて、N型チャネル層7が形成されている。さらに、N型チャネル層7の上であって、トレンチ6の内部を完全に埋め込むように、かつ、基板表面上にかけてP型第2ゲート層8が形成されている。
【0038】
トレンチ6は、図8(a)と同様に、開口形状が長方形であり、長方形のうち、一組の対向する二辺6c、6dはオフ方向に平行であり、他の一組の対向する二辺6a、6bはオフ方向に垂直である。また、オフ方向に平行な一組の二辺6c、6dは他の一組の二辺6a、6bよりも長い。このような開口形状である複数のトレンチ6がストライプ状に配置されている。
【0039】
本実施形態では、N型基板1として、例えばオフ角が8°であり、オフ方向が〈11−20〉結晶軸方向と平行である(0001)面オフ基板を用いている。このオフ基板はSi面SiC基板である。
【0040】
したがって、図1(a)において、長方形の辺のうち、オフ方向に垂直な二辺6a、6bにおけるトレンチ6の側壁は(11−20)面となっている。オフ方向は例えば〈1−100〉結晶軸方向に平行とすることもでき、この場合では、オフ方向に垂直な二辺6a、6bにおけるトレンチ6の側壁は(1−100)面となる。なお、本明細書では、結晶学的面方位を示す場合、本来ならば所望の数字の上にバー(−)を付すべきであるが、表現の制約上、所望の数字の前にバーを付している。
【0041】
また、本実施形態では、図1(a)に示すように、トレンチ6の平面パターンにおけるオフ方向に垂直な二辺6a、6bと重ならないように、オフ方向に垂直な二辺6a、6bよりも中心側にN型ソース領域4を配置している。
【0042】
言い換えると、図8に示すJ−FETでは、N型ソース領域4の領域内にトレンチ6が形成された平面レイアウトとなっていた。これに対して、本実施形態のJ−FETでは、図1(a)に示すように、N型ソース領域4の領域からトレンチ6の両端6a、6bがオフ方向と平行な方向に突出した平面レイアウトとなっている。
【0043】
このようにN型ソース領域4は、N型チャネル層7に存在する(0001)ファセット面成長領域10と異なる領域に配置されている。
【0044】
次にこのような構造のJ−FETの製造方法を説明する。
【0045】
上記従来技術の欄にて説明した方法と異なる点は、N型ソース領域4をイオン注入により形成する点と、開口形状が長方形であるトレンチ6を形成したときのオフ方向に垂直な二辺6a、6bの予定位置よりも中心側にN型ソース領域4を配置する点である。
【0046】
本実施形態では、このようにN型チャネル層7を形成したときに発生する(0001)ファセット面成長領域10の発生予定領域と異なる領域に、N型ソース領域4を配置する。すなわち、ファセット面成長領域10とN型ソース領域4とが重ならないように配置している。これにより、N型ソース領域4が配置された領域では、N型チャネル層7中にファセット面成長領域10が存在しないので、N型ソース領域4とP型第2ゲート層8との間でのリークを抑制することができる。
【0047】
なお、P型第2ゲート層8はエピタキシャル成長法でなく、イオン注入法により形成することもできる。この場合、N型チャネル層7を形成するとき、トレンチ6の内部を完全に埋め込むようにN型チャネル層7を形成する。すなわち、P型第2ゲート層8の形成予定領域までN型チャネル層7を形成する。その後、N型チャネル層7の表層に対してイオン注入を行うことで、P型ゲート層8を形成する。
【0048】
(第2実施形態)
図2、図3に本実施形態の第1の例、第2の例におけるJ−FETを備える炭化珪素半導体装置の平面図を示す。なお、図1と同様の構成部には同一の符号を付している。
【0049】
第1の例は第1実施形態のN型ソース領域4の平面パターンを変更したものである。第1実施形態では、図1に示すように、トレンチ6のうち、オフ方向に垂直な二辺6a、6bよりも中心側にN型ソース領域4を配置していた。すなわち、N型ソース領域4の領域からトレンチ6の両端6a、6bがオフ方向と平行な方向に突出した平面レイアウトとなっていた。
【0050】
これに対して、第1の例のJ−FETは、図2に示すように、N型ソース領域4を図中左方向に拡張し、オフ方向に垂直な辺6bと重なるようにN型ソース領域4を配置している。すなわち、トレンチ6の両端6a、6bのうち、ファセット面成長領域10が発生する側の一端6aがN型ソース領域4の領域からオフ方向と平行な方向にて突出し、他端6bがN型ソース領域4の領域内に位置する平面レイアウトとなっている。
【0051】
これにより、第1実施形態と同様の効果を有し、さらに、第1実施形態と比較して、N型ソース領域4を拡張しているため、有効チャネル幅を増加させることができる。これにより、第1実施形態と比較して、オン抵抗を低減することができる。
【0052】
第2の例におけるJ−FETは、第1の例における1つのトレンチ6の開口形状を、オフ方向に平行な一組の二辺6c、6dをそのままにして、長方形から六角形に変更したものである。
【0053】
具体的には、図3に示すように、トレンチ6の一組の対向する二辺6c、6dは図2と同様にオフ方向に平行であり、図2におけるオフ方向に垂直な二辺6a、6bのうち、図中右側の辺6aが六角形の辺6e、6fに代わり、図中左側の辺6bが辺6g、6hに代わっている。そして、辺6eと辺6fの間と、辺6gと6hの間には、それぞれ、角6i、6jとが位置している。この角6iと角6jとはオフ方向にて対向している。
【0054】
また、六角形の全ての内角はそれぞれ120°となっている。このため、オフ方向が〈11−20〉結晶軸方向に平行であるときでは、トレンチ6の側壁は全て(1−100)面と結晶学的に等価な面となっている。なお、オフ方向を例えば〈1−100〉結晶軸方向に平行とすることもでき、この場合では、トレンチ6の側壁は全て(11−20)面と結晶学的に等価な面となる。
【0055】
このように、第2の例におけるJ−FETでは、トレンチ6の開口形状を六角形とすることで、図3に示すように、ファセット面成長領域10が発生している領域を角6iの近傍のみとすることができる。この場合、ファセット面成長領域10が角6iにてオフ方向に平行な線状に発生している。
【0056】
これにより、第1の例のように、トレンチ6の開口形状が長方形である場合と比較して、ファセット面成長領域10を少なくすることができる。この結果、N型ソース領域4を第1の例よりも拡張することができ、すなわち、チャネルの有効面積を大きくすることができるので、第1の例と比較して、オン抵抗の低減が可能となる。
【0057】
また、トレンチ6の側壁の面方位がそれぞれ異なる場合、N型チャネル層7をエピタキシャル成長法により形成したとき、トレンチ6の側壁の面方位により結晶の成長レートが異なる。したがって、トレンチ6の側壁の面方位がそれぞれ異なる場合、N型チャネル層7の膜厚や不純物濃度が面方位によって異なってしまう。
【0058】
これに対して、第2の例におけるJ−FETでは、トレンチ6の開口形状が全ての内角が120°である六角形であることから、トレンチ6の側壁は全て結晶学的に等価な面となっている。このため、トレンチ6の内壁上にエピタキシャル成長法により形成したN型チャネル層7の面方位を一致できるため、N型チャネル層7の膜厚及び不純物濃度を均一にすることができる。この結果、トレンチ6の側壁が異なる結晶面にて構成されている場合と比較して、デバイス特性を向上させることができる。
【0059】
なお、第2の例では、上記したように、トレンチ6の開口形状が六角形の場合を説明したが、ファセット面成長領域10を少なくするという観点では、六角形に限らず、他の角数である多角形とすることもできる。これは、トレンチ6の平面構造において、オフ方向に垂直な辺が存在しなければ、ファセット面成長領域10は多角形の1つの角の近辺にのみ発生するからである。
【0060】
(第3実施形態)
図4に第3実施形態におけるJ−FETを備える炭化珪素半導体装置を示す。図4(a)は平面図であり、図4(b)、(c)はそれぞれ図4(a)中のA−A’線断面図、B−B’線断面図である。なお、図1と同様の構成部には同一の符号を付している。
【0061】
本実施形態のJ−FETは、J−FETの完成時に、N型チャネル層7のファセット面成長領域10を残さないようにすることで、N型ソース領域4とP型第2ゲート層8とのリークを抑制した構造となっている。
【0062】
具体的には、図4に示すように、半導体基板5の表面上にはN型チャネル層7及びP型第2ゲート層8が形成されておらず、トレンチ6の内壁上にのみN型チャネル層7及びP型第2ゲート層8が形成されている。そして、N型チャネル層7にファセット面成長領域10が存在していない構造となっている。
【0063】
本実施形態におけるJ−FETの製造方法を説明する。図5に本実施形態におけるJ−FETの製造工程の一部を示す。図5(a)は図8(a)中のA−A’線断面図、B−B’線断面図に相当する。
【0064】
本実施形態では、上記従来技術の欄にて説明したJ−FETの製造工程と同様に、N型チャネル層7及びP型第2ゲート層8を形成した後に、ファセット面成長領域10を除去する工程を行う。
【0065】
具体的には、図8に示すように、トレンチ6の内壁上から半導体基板5の表面上にかけてエピタキシャル成長法によりN型チャネル層7を形成し、さらにN型チャネル層7の上にP型第2ゲート層8を形成する。その後、CMP法等により基板表面からP型第2ゲート層8及びN型チャネル層7を研磨する。このとき、研磨は少なくとも図5(a)、(b)中に示している研磨ライン21まで行う。なお、この研磨ライン21はファセット面成長領域10のうち、最も低い(図の下側)位置を示しており、研磨ライン21の基板表面からの深さは、オフ角とN型チャネル層7の膜厚とにより算出することができる。
【0066】
なお、半導体装置を製造する工程では、半導体基板5の表面を研磨することで平坦化することが一般的に行われる。したがって、図8に示す構造のJ−FETの製造工程において、図8(b)、(c)に示す状態の半導体基板5に対して研磨することが考えられる。しかしながら、単に半導体基板5の表面を平坦化する目的の場合、基板表面の位置を基準に研磨するため、ファセット面成長領域10が残ってしまう恐れがある。
【0067】
そこで、少なくとも図5(a)、(b)に示す研磨ライン21まで研磨することで、ファセット面成長領域10を完全に除去することができる。これにより、N型チャネル層7中には結晶欠陥が存在せず、かつ、不純物濃度が大きな領域も存在しないので、P型第2ゲート層8とN型ソース領域4との間のリークを抑制することができる。
【0068】
本実施形態の製造方法は、N型ソース層4をエピタキシャル成長法により形成するときに特に有用である。これは、N型ソース領域4をエピタキシャル成長法により形成した場合、第1、第2実施形態のように、N型ソース領域4をファセット面成長領域10と重ならないように配置することができないからである。なお、第1、第2実施形態のように、N型ソース領域4をイオン注入により形成した場合においても、本実施形態を適用することができる。
【0069】
また、本実施形態では、研磨によりファセット面成長領域10を除去する場合を説明したが、研磨の代わりに反応性イオンエッチングを行うことができる。
【0070】
なお、どちらの場合においてもそれぞれ利点があり、研磨を行う場合では、デバイス完成時の表面凹凸を小さくすることができるという利点がある。また、反応性イオンエッチングの場合では、基板面内での除去量を一定に保つことができるため、研磨等他の方法と比較して、特性ばらつきを抑制できるという利点がある。さらに、反応性イオンエッチングの場合では、基板表面が汚染する恐れがなく、研磨の際に基板表面が受ける研磨ダメージも無いため、研磨等他の方法と比較して、電気特性の安定したデバイスを製造することができるという利点がある。
【0071】
(第4実施形態)
図6に本実施形態におけるJ−FETを備える炭化珪素半導体装置を示す。図6(a)は平面図であり、図6(b)、(c)はそれぞれ図6(a)中のA−A’線断面図、B−B’線断面図である。なお、図6では、本実施形態の説明のために便宜上、N型チャネル層7を形成する際に使用する選択マスク31も示している。また、図1と同様の構成部には同一の符号を付している。
【0072】
本実施形態のJ−FETも、第3実施形態と同様に、J−FETの完成時に、N型チャネル層7のファセット面成長領域10を残さないようにすることで、N型ソース領域4とP型第2ゲート層8とのリークを抑制した構造となっている。
【0073】
具体的には、図6に示すように、半導体基板5の表面上にはN型チャネル層7及びP型第2ゲート層8が形成されておらず、トレンチ6の内壁上にのみN型チャネル層7及びP型第2ゲート層8が形成されている。そして、N型チャネル層7にファセット面成長領域10が存在していない構造となっている。ただし、以下に説明するように、本実施形態のJ−FETは選択マスク31を用いて形成された点が第3実施形態と異なる。
【0074】
次に本実施形態におけるJ−FETの製造方法を説明する。図7(a)〜(f)に本実施形態におけるJ−FETの製造工程を示す。図7(a)〜(f)は図6(b)に示すA−A’線断面図に相当する。
【0075】
まず、図7(a)に示す工程にて、半導体基板5を形成する。この工程では、第1実施形態と同様に、N型基板1の上にN型ドリフト層2及びP型層3を順にエピタキシャル成長法により形成するが、本実施形態では、N型ソース領域4もエピタキシャル成長法によりP型層3上に形成する。なお、N型ソース領域4をイオン注入法により形成することもできる。
【0076】
続いて、図7(b)に示す工程にて、半導体基板5の表面上に選択マスク31を形成する。この選択マスク31は、後に説明するが、トレンチ6をエッチングにより形成する際に用い、かつ、選択エピタキシャル成長を行う際に用いるためのマスクである。選択マスク31としては、例えば、カーボンにより構成されたマスクを用いることができる。
【0077】
具体的には、半導体基板5の表面上にフォトレジストを形成し、フォトリソグラフィにより、トレンチ6の形成予定領域に対向する部分を除去する。その後、不活性ガス雰囲気下で熱処理する。これにより、カーボンにより構成された選択マスク31を形成する。なお、他の方法により、選択マスク31を形成しても良い。
【0078】
次に、図7(c)に示す工程にて、選択マスク31を用いたエッチングを行う。これにより、半導体基板5の表層にN型ソース領域4及びP型層3を貫通してN型ドリフト層2に到達する深さのトレンチ6を形成する。このとき、トレンチ6が形成される領域は、図8に示すJ−FETと同様に、N型ソース領域4が形成されている領域内である。
【0079】
そして、図7(d)に示す工程にて、エピタキシャル成長法により、トレンチ6の内壁上に、トレンチ6の凹みを残すようにN型チャネル層7を形成する。このとき、基板表面上には、選択マスク31が形成されているため、N型チャネル層7は形成されない。
【0080】
続いて、図7(e)に示す工程にて、エピタキシャル成長法によりN型チャネル層7の上にP型第2ゲート層8を形成する。これにより、トレンチ6の内部を完全に埋め込む。
【0081】
その後、図7(f)に示す工程にて、選択マスク31を除去する。例えば、熱酸化を行うことで、選択マスク31を除去する。このようにして、図6に示すJ−FETを製造することができる。
【0082】
本実施形態では、図7(d)に示す工程にて、選択マスク31を用いたエピタキシャル成長法により、N型チャネル層7を形成している。
【0083】
本発明者らの実験結果より、N型チャネル層7をエピタキシャル成長法により形成したとき、トレンチ6の上部コーナ部にてファセット面成長領域10が発生するのは、特にトレンチ6の内壁上から半導体基板5の表面上にかけてN型チャネル層7をエピタキシャル成長にて形成するときであることがわかっている。
【0084】
したがって、本実施形態のように、選択エピタキシャル成長法により、半導体基板5の表面上での結晶成長を防止し、トレンチ6の内壁上にのみN型チャネル層7を形成することで、ファセット面成長領域10の発生を抑制することができる。これにより、N型チャネル層7中に結晶欠陥が存在せず、かつ、不純物濃度が大きな領域も存在しないため、N型ソース領域4とP型第2ゲート層8との間のリークを抑制することができる。
【0085】
また、本実施形態では、図7(d)に示す工程にて、トレンチ6を形成する際に用いたマスクをそのまま用いて、N型チャネル層7を形成している。これは、以下の理由による。
【0086】
トレンチ6の形成用のマスクと、選択エピタキシャル成長用のマスクとを別々に形成することもできる。この場合、図7(c)に示す工程にて、トレンチ6を形成した後、トレンチ形成用マスクを除去する。その後、トレンチを除くトレンチ6の表面上に選択マスク31を形成する。
【0087】
しかし、この場合では、選択マスク31を形成するとき、トレンチ6の位置に対してマスクずれが発生する恐れがある。マスクずれが発生した場合、N型チャネル層7をエピタキシャル成長により形成したとき、半導体基板5の表面上に結晶成長が起きるのを良好に防止することができない。
【0088】
これに対して、本実施形態のように、トレンチ形成用のマスクと選択エピタキシャル成長用のマスクとを兼用させることで、トレンチ6と、N型チャネル層7の形成予定領域との位置ずれの発生を防ぐことができる。これにより、N型チャネル層7を基板表面上に形成することなく、良好にトレンチ6の内壁上にのみ形成することができる。
【0089】
また、本実施形態では、選択マスク31としてカーボンにより構成されたマスクを用いている。カーボンはSiC原材料の1つであるため、本実施形態によれば、エピタキシャル成長法により形成する半導体層にて意図しない不純物準位の形成を防止することができる。
【0090】
また、本実施形態では、図7(f)に示す工程にて、熱酸化法により、選択マスク31を除去している。カーボンは雰囲気中の酸素と反応し、COとしてガス排出される。このため、本実施形態によれば、マスク材の残留物の発生を防ぎつつ、また、基板表面の凹凸の増加もなく、選択マスク31を除去することができる。
【0091】
なお、選択マスク31の除去はプラズマエッチングでも可能である。この場合、酸素プラズマ雰囲気下でエッチングを行う。この場合では、基板加熱が必要なく、熱酸化法に比べ短時間でマスクを除去することができる。
【0092】
(他の実施形態)
なお、上記した各実施形態では、トレンチ6の平面パターンをストライプとした場合を例として説明したが、トレンチ6の平面パターンをストライプに限らず、開口形状が多角形であるトレンチが複数配置されたパターンその他の平面パターンとすることもできる。
【0093】
また、上記各実施形態では、N型チャネル層7というN型不純物層がチャネルとなるJ−FETを備えた炭化珪素半導体装置について説明したが、炭化珪素半導体装置の各構成要素の導電型が反転させたP型不純物層がチャネルとなるJ−FETを備えた炭化珪素半導体装置についても本発明を適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における炭化珪素半導体装置を示す図である。(a)は平面図であり、(b)は(a)中のA−A’線断面図である。
【図2】第2実施形態の第1の例における炭化珪素半導体装置を示す平面図である。
【図3】第2実施形態の第2の例における炭化珪素半導体装置を示す平面図である。
【図4】第3実施形態における炭化珪素半導体装置を示す図である。(a)は平面図であり、(b)、(c)はそれぞれ(a)中のA−A’線断面図、B−B’線断面図である。
【図5】図4に示す炭化珪素半導体装置の製造工程の一部を示す断面図である。
【図6】第4実施形態における炭化珪素半導体装置を示す図である。(a)は平面図であり、(b)、(c)はそれぞれ(a)中のA−A’線断面図、B−B’線断面図である。
【図7】図6に示す炭化珪素半導体装置の製造工程を示す断面図である。
【図8】本発明者が検討した構造の炭化珪素半導体装置を示す図である。(a)は平面図であり、(b)、(c)はそれぞれ(a)中のA−A’線断面図、B−B’線断面図である。
【符号の説明】
1…N型基板、2…N型ドリフト層、3…P型層、
4…N型ソース領域、5…半導体基板、6…トレンチ、
7…N型チャネル層、8…P型第2ゲート層、
10…ファセット面成長領域、21…研磨ライン、31…選択マスク。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a silicon carbide semiconductor device and a method for manufacturing the same.
[0002]
[Prior art]
FIG. 8 shows a silicon carbide semiconductor device having a structure studied by the present inventors. FIG. 8A is a plan view, and FIGS. 8B and 8C are a cross-sectional view taken along the line AA ′ and a line BB ′, respectively. FIG. 8A shows a plane pattern of the source region 4 and the trench 6, and shows the N region on the substrate surface. Type channel layer 7, P + The mold second gate layer 8 is omitted.
[0003]
The J-FET having the structure shown in FIG. 8 has the same structure as the J-FET previously filed by the present applicant (see Japanese Patent Application No. 2001-260216). This is manufactured, for example, as follows.
[0004]
As shown in FIG. + On the mold substrate 1, N Type drift layer 2, P + Type first gate layer 3, N + A semiconductor substrate 5 on which a mold layer 4 is formed in order by an epitaxial growth method is prepared. And N + Mold layer 4 and P + N through the first gate layer 3 A trench 6 having a depth reaching the mold drift layer 2 is formed. N on the inner wall of trench 6 Type channel layer 7 and P + The J-FET shown in FIG. 8 is manufactured by sequentially forming the mold type second gate layer 8 by the epitaxial growth method.
[0005]
In this J-FET, N + The source region is constituted by the mold layer 4. Although not shown, the first and second gate layers 3 and 8 are electrically connected to the first gate electrode and the second gate electrode, respectively. Also, N + Mold layer 4, N + The mold substrate 1 is electrically connected to a source electrode and a drain electrode, respectively.
[0006]
In the J-FET thus configured, N The J-FET can be operated normally on by setting the impurity concentration of the mold channel layer 7 high, and can be operated normally off by setting the impurity concentration low.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
N + As the mold substrate 1, for example, an SiC (0001) plane off substrate is used, and the planar pattern of the trench 6 is formed by forming the trench 6 having a rectangular opening shape into a stripe shape parallel to the off direction as shown in FIG. In the case where the pattern is arranged at N, as shown in FIG. Type channel layer 7 and P + The present inventor has found that the (0001) facet growth region 10 is formed in the upper corner portion of the trench 6 in the mold second gate layer 8.
[0008]
The facet growth region 10 is generated on one side (the right side in FIG. 8A) 6a side of the two sides 6a and 6b perpendicular to the off direction in the planar pattern of the trench 6. The facet plane is a crystal plane that appears selectively due to the off-angle during crystal growth, and in this case, the (0001) just plane is a facet plane. Note that a face parallel to the face 10a in FIG. 8B is a facet face.
[0009]
Since the crystal growth is slow on this facet surface, N from the inner wall of trench 6 to the surface of semiconductor substrate 5 When the mold channel layer 7 is formed, N The mold channel layer 7 is not formed along the shape of the trench 6, and a facet surface occurs. That is, near the upper corner portion of the trench 6, the crystal does not grow in the direction perpendicular to the inner wall of the trench 6 and the surface of the semiconductor substrate 5, but the crystal grows in the direction perpendicular to the facet surface. The area where crystal growth occurs in the facet plane direction is the facet plane growth area 10.
[0010]
N When the type channel layer 7 is formed, crystal defects are more likely to occur in the facet surface growth region 10 than in other regions, and the impurity concentration becomes higher. Therefore, N + Mold source region 4 and P + Leak occurs between the second gate layer 8 and the mold.
[0011]
In view of the above, the present invention provides a device and a method for manufacturing the same in a silicon carbide semiconductor device provided with a J-FET that can suppress leakage between a source region and a second gate layer.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 is characterized in that the source region (4) is arranged in a region different from the facet growth region (10) existing in the channel layer (7). .
[0013]
By preventing the facet surface growth region from being present in the region where the source region is arranged, leakage between the source region and the gate layer can be suppressed.
[0014]
The planar pattern of the trench may be a pattern in which a plurality of trenches each having a polygonal opening shape are arranged, or a stripe pattern parallel to the off-direction as described in claim 2. In the case of the stripe shape, the opening shape of the trench can be rectangular or hexagonal, and can be another shape.
[0015]
Further, as described in claim 3, the opening shape of one trench (6) may be a hexagon having two sides parallel to the off-direction and all interior angles being 120 °.
[0016]
When the opening shape of the trench is such a hexagonal shape, the facet surface is generated only at corners arranged to face each other in the off direction. When the opening shape of the trench is rectangular, the facet surface is generated on the side perpendicular to the off direction. can do. For this reason, the source region can be enlarged and the effective area of the channel can be increased, so that the on-resistance can be reduced.
[0017]
Further, by setting all the inner angles to 120 °, all the inner walls of the trench can be crystallographically equivalent crystal planes. Thereby, the plane orientation of the channel layer formed on the inner wall of the trench by the epitaxial growth method can be matched, so that the thickness and the impurity concentration of the channel layer can be made uniform. As a result, device characteristics can be improved as compared with the case where the inner wall of the trench is formed of a different crystal plane.
[0018]
The invention according to claim 4 is characterized in that the channel layer (7) has no facet surface growth region (10).
[0019]
Since there is no facet growth region in the channel layer formed on the inner wall of the trench by the epitaxial growth method, crystal defects are present in the channel layer and there is no region having a high impurity concentration. Thus, leakage between the source region and the gate layer can be suppressed.
[0020]
The invention according to claim 5 is characterized in that a step of completely removing the facet surface growth region (10) existing in the upper corner portion of the trench (6) in the channel layer (7) is provided.
[0021]
Since the facet surface growth region is completely removed as described above, a crystal defect exists in the channel layer, and a region having a high impurity concentration does not exist. Thus, leakage between the gate region and the source layer can be suppressed.
[0022]
As a method for completely removing the facet surface growth region, a method for performing polishing as described in claim 6 or a method for performing reactive ion etching as described in claim 7 can be used.
[0023]
According to the invention as set forth in claim 6, the surface irregularities at the time of device completion can be reduced as compared with other methods.
[0024]
According to the seventh aspect of the present invention, since the removal amount in the substrate surface can be kept constant, the characteristic variation can be suppressed as compared with other methods. In addition, in the reactive ion etching, there is no risk of contaminating the substrate surface and there is no polishing damage to the substrate surface during polishing, so that it is possible to manufacture a device having stable electric characteristics as compared with other methods. it can.
[0025]
The method of completely removing the facet surface growth region is particularly useful when the source region (4) is formed by an epitaxial growth method. This is because, in this case, the source region cannot be arranged so as not to overlap with the facet surface growth region as in the first to third aspects of the present invention.
[0026]
According to the ninth aspect, a step of forming a semiconductor substrate (5), a step of forming a trench (6), a step of forming a mask (31) on a surface of the semiconductor substrate (5), Forming a first conductivity type channel layer (7) only on the inner wall of the trench (6) by epitaxial growth while leaving the mask (31) on the surface of the substrate (5); Forming a second gate layer (8) of the second conductivity type on the channel layer (7).
[0027]
When the channel layer is formed from the inner wall of the trench to the surface of the substrate by the epitaxial growth method, a facet surface growth region is generated in a corner portion at an upper portion of the trench. Therefore, by forming the channel layer by epitaxial growth only on the inner wall of the trench except on the substrate surface, it is possible to suppress the generation of the facet surface growth region. Thus, since a crystal defect exists in the channel layer and a region having a high impurity concentration does not exist, leakage between the source region and the gate layer can be suppressed.
[0028]
In the step of forming the mask, after forming the trench, the mask can be formed in a region other than the trench on the surface of the semiconductor substrate. Further, as described in claim 10, the channel layer can be formed using the trench forming mask as it is.
[0029]
According to the invention as set forth in claim 10, a trench caused by a mask shift generated when a mask for forming a trench and a mask used for forming a channel layer only on the inner wall of the trench are separately formed; It is possible to prevent the occurrence of displacement from the region where the channel layer is to be formed. Thereby, the channel layer can be favorably formed only on the inner wall of the trench without being formed on the substrate surface.
[0030]
Further, in the step of forming a mask, a mask (31) made of carbon can be formed.
[0031]
Note that carbon can be formed, for example, by subjecting a photoresist formed on a substrate surface to a heat treatment in an inert gas atmosphere. Since carbon is one of SiC raw materials, it is possible to prevent the formation of unintended impurity levels in a semiconductor layer formed by an epitaxial growth method.
[0032]
After the step of forming the second gate layer (8), the mask made of carbon is removed. As a method of removing the mask, for example, a thermal oxidation method can be used.
[0033]
As another mask removing method, a method of removing the mask (31) by plasma etching in an oxygen plasma atmosphere can be used. In this case, since the treatment is performed in an oxygen plasma atmosphere, substrate heating is not required, and the mask can be removed in a shorter time than thermal oxidation.
[0034]
In addition, the code | symbol in the parenthesis of each said means shows the correspondence with the concrete means described in embodiment mentioned later.
[0035]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(1st Embodiment)
FIG. 1 shows a silicon carbide semiconductor device including a J-FET according to the first embodiment of the present invention. FIG. 1A is a plan view, and FIG. 1B is a sectional view taken along line AA ′. The same components as those in FIG. 8 are denoted by the same reference numerals.
[0036]
The J-FET of the present embodiment is the same as the J-FET shown in FIG. + This is a modification of the planar pattern of the mold source region 4, and the other structure is the same as that of the J-FET shown in FIG.
[0037]
Specifically, similarly to the J-FET shown in FIG. + N on the mold substrate 1 Type drift layer 2, P + Mold layer 3, N + A trench 6 is formed in a semiconductor substrate 5 on which a mold source region 4 is sequentially formed. From the inner wall of the trench 6 to the surface of the semiconductor substrate 5, N A mold channel layer 7 is formed. Furthermore, N P is formed on the mold channel layer 7 so as to completely fill the inside of the trench 6 and over the substrate surface. + A mold second gate layer 8 is formed.
[0038]
As in FIG. 8A, the trench 6 has a rectangular opening shape, and a pair of opposed two sides 6c and 6d of the rectangle are parallel to the off direction, and the other pair of opposed two The sides 6a and 6b are perpendicular to the off direction. Further, one pair of two sides 6c and 6d parallel to the off direction is longer than the other pair of two sides 6a and 6b. A plurality of trenches 6 having such an opening shape are arranged in a stripe shape.
[0039]
In the present embodiment, N + As the mold substrate 1, for example, a (0001) plane off substrate having an off angle of 8 ° and an off direction parallel to the <11-20> crystal axis direction is used. This off-substrate is a Si-face SiC substrate.
[0040]
Therefore, in FIG. 1A, of the rectangular sides, the side walls of the trench 6 at the two sides 6a and 6b perpendicular to the off direction are (11-20) planes. The off direction can be, for example, parallel to the <1-100> crystal axis direction. In this case, the side walls of the trench 6 on the two sides 6a and 6b perpendicular to the off direction are (1-100) planes. In this specification, when indicating a crystallographic plane orientation, a bar (-) should normally be added above a desired number, but a bar is added before the desired number due to restrictions on expression. are doing.
[0041]
In the present embodiment, as shown in FIG. 1A, the two sides 6a and 6b perpendicular to the off direction do not overlap with the two sides 6a and 6b perpendicular to the off direction in the planar pattern of the trench 6. Also N on the center side + The mold source region 4 is arranged.
[0042]
In other words, in the J-FET shown in FIG. + The planar layout has a trench 6 formed in the region of the mold source region 4. On the other hand, in the J-FET of the present embodiment, as shown in FIG. + The planar layout is such that both ends 6a and 6b of the trench 6 project from the region of the mold source region 4 in a direction parallel to the off direction.
[0043]
Thus N + The mold source region 4 is N It is arranged in a region different from the (0001) facet growth region 10 existing in the mold channel layer 7.
[0044]
Next, a method of manufacturing the J-FET having such a structure will be described.
[0045]
The difference from the method described in the section of the prior art is that + The point at which the mold source region 4 is formed by ion implantation, and the point N closer to the center than the expected positions of the two sides 6a and 6b perpendicular to the off direction when the trench 6 having a rectangular opening is formed. + The point is that the mold source region 4 is arranged.
[0046]
In the present embodiment, N In a region different from the region where the (0001) facet plane growth region 10 is to be generated when the mold channel layer 7 is + The mold source region 4 is arranged. That is, the facet growth region 10 and N + The mold source region 4 is arranged so as not to overlap. This gives N + In the region where the mold source region 4 is arranged, N Since the facet surface growth region 10 does not exist in the + Mold source region 4 and P + Leakage with the mold second gate layer 8 can be suppressed.
[0047]
Note that P + The second gate layer 8 can be formed by an ion implantation method instead of the epitaxial growth method. In this case, N When forming the channel layer 7, N is formed so as to completely bury the inside of the trench 6. A mold channel layer 7 is formed. That is, P + N to the region where the second gate layer 8 is to be formed A mold channel layer 7 is formed. Then N By performing ion implantation on the surface layer of the channel layer 7, P + A mold gate layer 8 is formed.
[0048]
(2nd Embodiment)
2 and 3 are plan views of a silicon carbide semiconductor device including a J-FET according to the first and second examples of the present embodiment. The same components as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals.
[0049]
The first example is N in the first embodiment. + The plan pattern of the mold source region 4 is changed. In the first embodiment, as shown in FIG. 1, N of the trench 6 is closer to the center than two sides 6 a and 6 b perpendicular to the off direction. + The mold source region 4 was arranged. That is, N + The planar layout is such that both ends 6a and 6b of the trench 6 project from the region of the mold source region 4 in a direction parallel to the off direction.
[0050]
On the other hand, as shown in FIG. + The mold source region 4 is extended in the left direction in the drawing, and N is overlapped with a side 6b perpendicular to the off direction. + The mold source region 4 is arranged. That is, of the two ends 6a and 6b of the trench 6, one end 6a on the side where the facet surface growth region 10 is generated is N + Projecting from the region of the mold source region 4 in a direction parallel to the off direction, and the other end 6b is N + The planar layout is located in the region of the mold source region 4.
[0051]
This has the same effect as that of the first embodiment, and furthermore, N + Since the mold source region 4 is expanded, the effective channel width can be increased. Thereby, the on-resistance can be reduced as compared with the first embodiment.
[0052]
The J-FET in the second example is obtained by changing the opening shape of one trench 6 in the first example from a rectangle to a hexagon while keeping a pair of two sides 6c and 6d parallel to the off direction. It is.
[0053]
Specifically, as shown in FIG. 3, a pair of opposed two sides 6c, 6d of the trench 6 are parallel to the off direction as in FIG. 2, and two sides 6a, perpendicular to the off direction in FIG. 6b, the right side 6a in the figure is replaced by hexagonal sides 6e and 6f, and the left side 6b in the figure is replaced by sides 6g and 6h. Corners 6i and 6j are located between sides 6e and 6f and between sides 6g and 6h, respectively. The corners 6i and 6j face each other in the off direction.
[0054]
In addition, all internal angles of the hexagon are each 120 °. Therefore, when the off direction is parallel to the <11-20> crystal axis direction, all the side walls of the trench 6 are crystallographically equivalent to the (1-100) plane. The off direction may be, for example, parallel to the <1-100> crystal axis direction. In this case, all the side walls of the trench 6 are crystallographically equivalent to the (11-20) plane.
[0055]
As described above, in the J-FET according to the second example, the opening shape of the trench 6 is hexagonal, so that the region where the facet surface growth region 10 occurs is located near the corner 6i as shown in FIG. It can only be. In this case, the facet surface growth region 10 is generated in a line parallel to the off direction at the corner 6i.
[0056]
Thereby, the facet surface growth region 10 can be reduced as compared with the case where the opening shape of the trench 6 is rectangular as in the first example. As a result, N + Since the mold source region 4 can be expanded as compared with the first example, that is, the effective area of the channel can be increased, so that the on-resistance can be reduced as compared with the first example.
[0057]
If the plane orientation of the side wall of the trench 6 is different, N When the type channel layer 7 is formed by the epitaxial growth method, the crystal growth rate differs depending on the plane orientation of the side wall of the trench 6. Therefore, when the plane directions of the side walls of the trench 6 are different, N The thickness and impurity concentration of the mold channel layer 7 vary depending on the plane orientation.
[0058]
On the other hand, in the J-FET of the second example, since the opening shape of the trench 6 is a hexagon in which all the internal angles are 120 °, all the side walls of the trench 6 are crystallographically equivalent surfaces. Has become. Therefore, N formed on the inner wall of the trench 6 by the epitaxial growth method Since the plane orientation of the channel layer 7 can be matched, N The thickness and impurity concentration of the mold channel layer 7 can be made uniform. As a result, device characteristics can be improved as compared with the case where the side walls of trench 6 are formed of different crystal planes.
[0059]
In the second example, as described above, the case where the opening shape of the trench 6 is a hexagon has been described. May be used as a polygon. This is because if there is no side perpendicular to the off-direction in the planar structure of the trench 6, the facet surface growth region 10 is generated only near one corner of the polygon.
[0060]
(Third embodiment)
FIG. 4 shows a silicon carbide semiconductor device including a J-FET according to the third embodiment. FIG. 4A is a plan view, and FIGS. 4B and 4C are cross-sectional views taken along line AA ′ and line BB ′ in FIG. 4A, respectively. The same components as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals.
[0061]
When the J-FET of the present embodiment is completed, By not leaving the facet surface growth region 10 of the type channel layer 7, N + Mold source region 4 and P + The structure is such that leakage with the mold second gate layer 8 is suppressed.
[0062]
Specifically, as shown in FIG. Type channel layer 7 and P + Mold second gate layer 8 is not formed and only on the inner wall of trench 6 is N Type channel layer 7 and P + A mold second gate layer 8 is formed. And N The structure is such that the facet surface growth region 10 does not exist in the mold channel layer 7.
[0063]
A method for manufacturing a J-FET according to the present embodiment will be described. FIG. 5 shows a part of the manufacturing process of the J-FET according to the present embodiment. FIG. 5A corresponds to a sectional view taken along line AA ′ and a sectional view taken along line BB ′ in FIG.
[0064]
In the present embodiment, as in the manufacturing process of the J-FET described in the section of the related art, N Type channel layer 7 and P + After forming the mold second gate layer 8, a step of removing the facet surface growth region 10 is performed.
[0065]
Specifically, as shown in FIG. 8, N is formed from the inner wall of trench 6 to the surface of semiconductor substrate 5 by an epitaxial growth method. Forming a channel layer 7 and further adding N P on the type channel layer 7 + A mold second gate layer 8 is formed. Thereafter, P is applied from the substrate surface by a CMP method or the like. + Type second gate layer 8 and N The mold channel layer 7 is polished. At this time, polishing is performed at least up to the polishing line 21 shown in FIGS. 5 (a) and 5 (b). The polishing line 21 indicates the lowest (lower side) position in the facet surface growth region 10, and the depth of the polishing line 21 from the substrate surface is determined by the off angle and the N It can be calculated from the thickness of the mold channel layer 7.
[0066]
In the process of manufacturing the semiconductor device, the surface of the semiconductor substrate 5 is generally planarized by polishing. Therefore, in the manufacturing process of the J-FET having the structure shown in FIG. 8, polishing of the semiconductor substrate 5 in the state shown in FIGS. 8B and 8C may be considered. However, in the case of simply planarizing the surface of the semiconductor substrate 5, since the polishing is performed based on the position of the substrate surface, the facet surface growth region 10 may remain.
[0067]
Therefore, by polishing at least to the polishing line 21 shown in FIGS. 5A and 5B, the facet surface growth region 10 can be completely removed. This gives N Since there is no crystal defect in the type channel layer 7 and no region with a high impurity concentration, + Type second gate layer 8 and N + Leakage with the mold source region 4 can be suppressed.
[0068]
The manufacturing method according to the present embodiment uses N + This is particularly useful when forming the mold source layer 4 by an epitaxial growth method. This is N + When the mold source region 4 is formed by the epitaxial growth method, as in the first and second embodiments, N + This is because the mold source region 4 cannot be arranged so as not to overlap the facet surface growth region 10. Note that, as in the first and second embodiments, N + This embodiment can be applied to the case where the mold source region 4 is formed by ion implantation.
[0069]
In this embodiment, the case where the facet surface growth region 10 is removed by polishing has been described. However, reactive ion etching can be performed instead of polishing.
[0070]
In each case, there is an advantage, and in the case of performing polishing, there is an advantage that surface irregularities at the time of device completion can be reduced. In addition, in the case of reactive ion etching, the amount of removal in the substrate surface can be kept constant, and thus there is an advantage that characteristic variations can be suppressed as compared with other methods such as polishing. Furthermore, in the case of reactive ion etching, there is no risk of contaminating the substrate surface, and there is no polishing damage to the substrate surface during polishing. There is an advantage that it can be manufactured.
[0071]
(Fourth embodiment)
FIG. 6 shows a silicon carbide semiconductor device including a J-FET according to the present embodiment. FIG. 6A is a plan view, and FIGS. 6B and 6C are cross-sectional views taken along line AA ′ and line BB ′ in FIG. 6A, respectively. In FIG. 6, for convenience of explanation of this embodiment, N Also shown is a selection mask 31 used when forming the mold channel layer 7. The same components as those in FIG. 1 are denoted by the same reference numerals.
[0072]
Similarly to the third embodiment, when the J-FET of the present embodiment is completed, N By not leaving the facet surface growth region 10 of the type channel layer 7, N + Mold source region 4 and P + The structure is such that leakage with the mold second gate layer 8 is suppressed.
[0073]
Specifically, as shown in FIG. Type channel layer 7 and P + Mold second gate layer 8 is not formed and only on the inner wall of trench 6 is N Type channel layer 7 and P + A mold second gate layer 8 is formed. And N The structure is such that the facet surface growth region 10 does not exist in the mold channel layer 7. However, as described below, the J-FET of the present embodiment is different from the third embodiment in that the J-FET is formed using the selection mask 31.
[0074]
Next, a method of manufacturing the J-FET according to the present embodiment will be described. 7A to 7F show a manufacturing process of the J-FET according to the present embodiment. FIGS. 7A to 7F correspond to cross-sectional views taken along the line AA ′ shown in FIG. 6B.
[0075]
First, the semiconductor substrate 5 is formed in the step shown in FIG. In this step, as in the first embodiment, N + N on the mold substrate 1 Type drift layer 2 and P + The mold layer 3 is sequentially formed by an epitaxial growth method. + Type source region 4 is also formed by epitaxial growth. + It is formed on the mold layer 3. Note that N + The mold source region 4 can also be formed by an ion implantation method.
[0076]
Subsequently, in a step shown in FIG. 7B, a selection mask 31 is formed on the surface of the semiconductor substrate 5. As will be described later, the selection mask 31 is a mask used when forming the trench 6 by etching and used when performing selective epitaxial growth. As the selection mask 31, for example, a mask made of carbon can be used.
[0077]
Specifically, a photoresist is formed on the surface of the semiconductor substrate 5, and a portion facing the region where the trench 6 is to be formed is removed by photolithography. Thereafter, heat treatment is performed in an inert gas atmosphere. Thus, a selection mask 31 made of carbon is formed. Note that the selection mask 31 may be formed by another method.
[0078]
Next, in the step shown in FIG. 7C, etching using the selection mask 31 is performed. As a result, the surface layer of the semiconductor substrate 5 becomes N + Mold source region 4 and P + N through the mold layer 3 A trench 6 having a depth reaching the mold drift layer 2 is formed. At this time, the region where the trench 6 is formed is N, like the J-FET shown in FIG. + This is in the region where the mold source region 4 is formed.
[0079]
Then, in the step shown in FIG. 7D, N is formed on the inner wall of the trench 6 by an epitaxial growth method so that the recess of the trench 6 is left. A mold channel layer 7 is formed. At this time, since the selection mask 31 is formed on the substrate surface, N The mold channel layer 7 is not formed.
[0080]
Subsequently, in the step shown in FIG. P on the type channel layer 7 + A mold second gate layer 8 is formed. Thereby, the inside of the trench 6 is completely buried.
[0081]
Thereafter, in the step shown in FIG. 7F, the selection mask 31 is removed. For example, the selective mask 31 is removed by performing thermal oxidation. Thus, the J-FET shown in FIG. 6 can be manufactured.
[0082]
In this embodiment, in the step shown in FIG. 7D, N epitaxial growth is performed using the selection mask 31. A mold channel layer 7 is formed.
[0083]
From the experimental results of the present inventors, N When the type channel layer 7 is formed by the epitaxial growth method, the facet surface growth region 10 is generated at the upper corner portion of the trench 6, particularly, from the inner wall of the trench 6 to the surface of the semiconductor substrate 5. It is known that the time is when the mold channel layer 7 is formed by epitaxial growth.
[0084]
Therefore, as in the present embodiment, the crystal growth on the surface of the semiconductor substrate 5 is prevented by the selective epitaxial growth method, and N is formed only on the inner wall of the trench 6. The formation of the facet surface growth region 10 can be suppressed by forming the mold channel layer 7. This gives N Since there is no crystal defect in the type channel layer 7 and no region with a high impurity concentration, + Mold source region 4 and P + Leakage with the mold second gate layer 8 can be suppressed.
[0085]
Further, in the present embodiment, in the step shown in FIG. 7D, N A mold channel layer 7 is formed. This is for the following reason.
[0086]
A mask for forming the trench 6 and a mask for selective epitaxial growth can be formed separately. In this case, in the step shown in FIG. 7C, after the trench 6 is formed, the trench forming mask is removed. Thereafter, a selection mask 31 is formed on the surface of the trench 6 excluding the trench.
[0087]
However, in this case, when the selection mask 31 is formed, a mask shift may occur with respect to the position of the trench 6. If a mask shift occurs, N When the type channel layer 7 is formed by epitaxial growth, crystal growth on the surface of the semiconductor substrate 5 cannot be satisfactorily prevented.
[0088]
In contrast, as in the present embodiment, the trench 6 and the N It is possible to prevent the occurrence of displacement from the region where the mold channel layer 7 is to be formed. This gives N The mold channel layer 7 can be favorably formed only on the inner wall of the trench 6 without being formed on the substrate surface.
[0089]
In the present embodiment, a mask made of carbon is used as the selection mask 31. Since carbon is one of SiC raw materials, according to the present embodiment, formation of unintended impurity levels in a semiconductor layer formed by an epitaxial growth method can be prevented.
[0090]
Further, in the present embodiment, in the step shown in FIG. 7F, the selection mask 31 is removed by a thermal oxidation method. Carbon reacts with oxygen in the atmosphere to produce CO2 2 As gas. Therefore, according to the present embodiment, the selection mask 31 can be removed while preventing the generation of the residue of the mask material and without increasing the unevenness of the substrate surface.
[0091]
The selection mask 31 can be removed by plasma etching. In this case, etching is performed in an oxygen plasma atmosphere. In this case, it is not necessary to heat the substrate, and the mask can be removed in a shorter time than in the thermal oxidation method.
[0092]
(Other embodiments)
In each of the above embodiments, the case where the planar pattern of the trench 6 is a stripe is described as an example. However, the planar pattern of the trench 6 is not limited to the stripe, and a plurality of trenches having a polygonal opening shape are arranged. Patterns and other planar patterns can also be used.
[0093]
In each of the above embodiments, N A silicon carbide semiconductor device provided with a J-FET in which an n-type impurity layer called a channel layer 7 serves as a channel, but a p-type impurity layer in which the conductivity type of each component of the silicon carbide semiconductor device is inverted is referred to as a channel. The present invention can also be applied to a silicon carbide semiconductor device having a J-FET.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a silicon carbide semiconductor device according to a first embodiment of the present invention. (A) is a plan view, and (b) is a cross-sectional view taken along line AA 'in (a).
FIG. 2 is a plan view showing a silicon carbide semiconductor device according to a first example of the second embodiment.
FIG. 3 is a plan view showing a silicon carbide semiconductor device according to a second example of the second embodiment.
FIG. 4 is a diagram showing a silicon carbide semiconductor device according to a third embodiment. (A) is a plan view, and (b) and (c) are cross-sectional views taken along line AA ′ and line BB ′ in (a), respectively.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a part of the manufacturing process of the silicon carbide semiconductor device shown in FIG.
FIG. 6 is a diagram showing a silicon carbide semiconductor device according to a fourth embodiment. (A) is a plan view, and (b) and (c) are cross-sectional views taken along line AA ′ and line BB ′ in (a), respectively.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing a manufacturing step of the silicon carbide semiconductor device shown in FIG.
FIG. 8 is a diagram showing a silicon carbide semiconductor device having a structure studied by the present inventors. (A) is a plan view, and (b) and (c) are cross-sectional views taken along line AA ′ and line BB ′ in (a), respectively.
[Explanation of symbols]
1 ... N + Mold substrate, 2 ... N Type drift layer, 3 ... P + Mold layer,
4 ... N + Mold source region, 5 ... semiconductor substrate, 6 ... trench,
7 ... N Type channel layer, 8 ... P + Second gate layer,
10: facet surface growth region, 21: polishing line, 31: selective mask.

Claims (12)

炭化珪素からなる第1導電型のオフ基板(1)と、
前記オフ基板(1)上にエピタキシャル成長法によって形成された第1導電型のドリフト層(2)と、前記ドリフト層(2)上にエピタキシャル成長法によって形成された第2導電型の第1ゲート層(3)と、前記第1ゲート層(3)上にイオン注入により形成された第1導電型のソース領域(4)とを有する半導体基板(5)と、
前記ソース領域(4)及び第1ゲート層(3)を貫通して前記ドリフト層(2)まで達するトレンチ(6)と、
前記トレンチ(6)の内壁上にエピタキシャル成長法によって形成された第1導電型のチャネル層(7)と、
前記チャネル層(7)の上に形成された第2導電型の第2ゲート層(8)とを備える炭化珪素半導体装置であって、
前記ソース領域(4)は、前記チャネル層(7)に存在するファセット面成長領域(10)と異なる領域に配置されていることを特徴とする炭化珪素半導体装置。
A first conductivity type off-substrate (1) made of silicon carbide;
A first conductivity type drift layer (2) formed on the off-substrate (1) by an epitaxial growth method, and a second conductivity type first gate layer (2) formed on the drift layer (2) by an epitaxial growth method. 3) a semiconductor substrate (5) having a first conductivity type source region (4) formed by ion implantation on the first gate layer (3);
A trench (6) penetrating through the source region (4) and the first gate layer (3) and reaching the drift layer (2);
A first conductivity type channel layer (7) formed on the inner wall of the trench (6) by an epitaxial growth method;
A silicon carbide semiconductor device comprising: a second conductivity type second gate layer (8) formed on the channel layer (7);
The silicon carbide semiconductor device according to claim 1, wherein the source region (4) is arranged in a region different from a facet growth region (10) existing in the channel layer (7).
前記トレンチ(6)の平面パターンはオフ方向に平行なストライプであることを特徴とする請求項1に記載の炭化珪素半導体装置。The silicon carbide semiconductor device according to claim 1, wherein the planar pattern of the trench (6) is a stripe parallel to an off direction. 1つの前記トレンチ(6)の開口形状が、オフ方向に平行な二辺を持ち、全ての内角が120°の六角形であることを特徴とする請求項1又は2に記載の炭化珪素半導体装置。3. The silicon carbide semiconductor device according to claim 1, wherein an opening shape of one of the trenches has two sides parallel to an off direction, and all internal angles are hexagons with 120 °. 4. . 炭化珪素からなる第1導電型のオフ基板(1)と、
前記オフ基板(1)上にエピタキシャル成長法によって形成された第1導電型のドリフト層(2)と、前記ドリフト層(2)上にエピタキシャル成長法によって形成された第2導電型の第1ゲート層(3)と、前記第1ゲート層(3)上に形成された第1導電型のソース領域(4)とを有する半導体基板(5)と、
前記ソース領域、第1ゲート層(3)を貫通して前記ドリフト層(2)まで達するトレンチ(6)と、
前記トレンチ(6)の内壁上にエピタキシャル成長法によって形成された第1導電型のチャネル層(7)と、
前記チャネル層(7)の上に形成された第2導電型の第2ゲート層(8)とを備える炭化珪素半導体装置であって、
前記チャネル層(7)にはファセット面成長領域(10)が存在しないことを特徴とする炭化珪素半導体装置。
A first conductivity type off-substrate (1) made of silicon carbide;
A first conductivity type drift layer (2) formed on the off-substrate (1) by an epitaxial growth method, and a second conductivity type first gate layer (2) formed on the drift layer (2) by an epitaxial growth method. (3) a semiconductor substrate (5) having a first conductivity type source region (4) formed on the first gate layer (3);
A trench (6) penetrating the source region and the first gate layer (3) and reaching the drift layer (2);
A first conductivity type channel layer (7) formed on the inner wall of the trench (6) by an epitaxial growth method;
A silicon carbide semiconductor device comprising: a second conductivity type second gate layer (8) formed on the channel layer (7);
A silicon carbide semiconductor device, wherein a facet growth region (10) does not exist in the channel layer (7).
炭化珪素からなる第1導電型のオフ基板(1)上にエピタキシャル成長法によって第1導電型のドリフト層(2)及び第2導電型の第1ゲート層(3)を順に形成し、前記第1ゲート層(3)の上に第1導電型のソース領域(4)を形成することで、前記基板(1)、前記ドリフト層(2)、前記第1ゲート層(3)、及び前記ソース領域(4)を備える半導体基板(5)を形成する工程と、
前記ソース領域(4)及び前記第1ゲート層(3)を貫通して前記ドリフト層(2)まで達するように前記半導体基板(5)にトレンチ(6)を形成する工程と、
前記トレンチ(6)の内壁上にエピタキシャル成長法により第1導電型のチャネル層(7)を形成する工程と、
前記チャネル層(7)の上に第2導電型の第2ゲート層(8)を形成する工程と、
前記チャネル層(7)のうち、前記トレンチ(6)の上部コーナ部に存在するファセット面成長領域(10)を完全に除去する工程とを有することを特徴とする炭化珪素半導体装置の製造方法。
A first conductivity type drift layer (2) and a second conductivity type first gate layer (3) are sequentially formed on a first conductivity type off substrate (1) made of silicon carbide by an epitaxial growth method. By forming a first conductivity type source region (4) on the gate layer (3), the substrate (1), the drift layer (2), the first gate layer (3), and the source region Forming a semiconductor substrate (5) comprising (4);
Forming a trench (6) in the semiconductor substrate (5) so as to penetrate the source region (4) and the first gate layer (3) and reach the drift layer (2);
Forming a first conductivity type channel layer (7) on the inner wall of the trench (6) by an epitaxial growth method;
Forming a second conductivity type second gate layer (8) on the channel layer (7);
Completely removing a facet surface growth region (10) existing in an upper corner portion of the trench (6) in the channel layer (7).
前記ファセット面成長領域(10)を完全に除去する工程では、前記半導体基板(5)の表面を研磨することで、前記ファセット面成長領域(10)を完全に除去することを特徴とする請求項5に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。The step of completely removing the facet surface growth region (10) includes completely removing the facet surface growth region (10) by polishing a surface of the semiconductor substrate (5). 6. The method for manufacturing a silicon carbide semiconductor device according to item 5. 前記ファセット面成長領域(10)を完全に除去する工程では、前記半導体基板(5)の表面に対して反応性イオンエッチングを行うことで、前記ファセット面成長領域(10)を完全に除去することを特徴とする請求項5に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。In the step of completely removing the facet surface growth region (10), the facet surface growth region (10) is completely removed by performing reactive ion etching on the surface of the semiconductor substrate (5). The method for manufacturing a silicon carbide semiconductor device according to claim 5, wherein: 前記半導体基板(5)を形成する工程では、前記ソース領域(4)をエピタキシャル成長法により形成することを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。The method of manufacturing a silicon carbide semiconductor device according to any one of claims 5 to 7, wherein in the step of forming the semiconductor substrate (5), the source region (4) is formed by an epitaxial growth method. 炭化珪素からなる第1導電型のオフ基板(1)上にエピタキシャル成長法によって第1導電型のドリフト層(2)及び第2導電型の第1ゲート層(3)を順に形成し、前記第1ゲート層(3)の上に第1導電型のソース領域(4)を形成することで、前記基板(1)、前記ドリフト層(2)、前記第1ゲート層(3)、及び前記ソース領域(4)を備える半導体基板(5)を形成する工程と、
前記ソース領域(4)及び前記第1ゲート層(3)を貫通して前記ドリフト層(2)まで達するようにトレンチ(6)を形成する工程と、
前記半導体基板(5)の表面上にマスク(31)を形成する工程と、
前記半導体基板(5)の表面上に前記マスク(31)を残したままの状態にて、エピタキシャル成長法により、前記トレンチ(6)の内壁上にのみ第1導電型のチャネル層(7)を形成する工程と、
前記チャネル層(7)の上に第2導電型の第2ゲート層(8)を形成する工程とを有することを特徴とする炭化珪素半導体装置の製造方法。
A first conductivity type drift layer (2) and a second conductivity type first gate layer (3) are sequentially formed on a first conductivity type off substrate (1) made of silicon carbide by an epitaxial growth method. By forming a first conductivity type source region (4) on the gate layer (3), the substrate (1), the drift layer (2), the first gate layer (3), and the source region Forming a semiconductor substrate (5) comprising (4);
Forming a trench (6) so as to penetrate the source region (4) and the first gate layer (3) and reach the drift layer (2);
Forming a mask (31) on the surface of the semiconductor substrate (5);
With the mask (31) remaining on the surface of the semiconductor substrate (5), a channel layer (7) of the first conductivity type is formed only on the inner wall of the trench (6) by an epitaxial growth method. The process of
Forming a second gate layer (8) of the second conductivity type on the channel layer (7).
前記マスクを形成する工程は、前記半導体基板(5)を形成する工程と、前記トレンチ(6)を形成する工程との間にあり、
前記マスク(31)を形成する工程では、前記トレンチ(6)の形成の際に用いるマスクとしても機能する前記マスク(31)を形成し、
前記トレンチ(6)を形成する工程では前記マスク(31)を用いて前記トレンチ(6)を形成することを特徴とする請求項9に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。
The step of forming the mask is between the step of forming the semiconductor substrate (5) and the step of forming the trench (6);
In the step of forming the mask (31), the mask (31), which also functions as a mask used when forming the trench (6), is formed.
The method for manufacturing a silicon carbide semiconductor device according to claim 9, wherein in the step of forming the trench (6), the trench (6) is formed using the mask (31).
前記マスク(31)を形成する工程では、カーボンにより構成されたマスク(31)を形成することを特徴とする請求項9又は10に記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。The method of manufacturing a silicon carbide semiconductor device according to claim 9, wherein, in the step of forming the mask, a mask made of carbon is formed. 前記第2ゲート層(8)を形成する工程の後に酸素プラズマ雰囲気でのプラズマエッチングにより前記マスク(31)を除去する工程を有することを特徴とする請求項9ないし11のいずれか1つに記載の炭化珪素半導体装置の製造方法。12. The method according to claim 9, further comprising, after the step of forming the second gate layer, removing the mask by plasma etching in an oxygen plasma atmosphere. Of manufacturing a silicon carbide semiconductor device.
JP2003102831A 2003-04-07 2003-04-07 Silicon carbide semiconductor device and manufacturing method thereof Expired - Fee Related JP4206803B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003102831A JP4206803B2 (en) 2003-04-07 2003-04-07 Silicon carbide semiconductor device and manufacturing method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003102831A JP4206803B2 (en) 2003-04-07 2003-04-07 Silicon carbide semiconductor device and manufacturing method thereof

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004311695A true JP2004311695A (en) 2004-11-04
JP4206803B2 JP4206803B2 (en) 2009-01-14

Family

ID=33466151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003102831A Expired - Fee Related JP4206803B2 (en) 2003-04-07 2003-04-07 Silicon carbide semiconductor device and manufacturing method thereof

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4206803B2 (en)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006135150A (en) * 2004-11-08 2006-05-25 Denso Corp Silicon carbide semiconductor device and its manufacturing mehtod
JP2011134970A (en) * 2009-12-25 2011-07-07 Denso Corp Silicon carbide semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2012151484A (en) * 2012-03-09 2012-08-09 Denso Corp Silicon carbide semiconductor device and method of manufacturing same
WO2013157225A1 (en) * 2012-04-17 2013-10-24 株式会社デンソー Method for manufacturing silicon carbide semiconductor device

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006135150A (en) * 2004-11-08 2006-05-25 Denso Corp Silicon carbide semiconductor device and its manufacturing mehtod
JP2011134970A (en) * 2009-12-25 2011-07-07 Denso Corp Silicon carbide semiconductor device and method of manufacturing the same
US8575648B2 (en) 2009-12-25 2013-11-05 Denso Corporation Silicon carbide semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2012151484A (en) * 2012-03-09 2012-08-09 Denso Corp Silicon carbide semiconductor device and method of manufacturing same
WO2013157225A1 (en) * 2012-04-17 2013-10-24 株式会社デンソー Method for manufacturing silicon carbide semiconductor device
US9450068B2 (en) 2012-04-17 2016-09-20 Denso Corporation Method for manufacturing silicon carbide semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
JP4206803B2 (en) 2009-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5017823B2 (en) Manufacturing method of semiconductor device
JP6409681B2 (en) Semiconductor device and manufacturing method thereof
JP5209152B1 (en) Silicon carbide semiconductor device and manufacturing method thereof
CN102971853B (en) Semiconductor device and manufacture method thereof
JP3743395B2 (en) Semiconductor device manufacturing method and semiconductor device
JP4487656B2 (en) Manufacturing method of semiconductor device
JP4487655B2 (en) Manufacturing method of semiconductor device
JP5699878B2 (en) Silicon carbide semiconductor device and manufacturing method thereof
JP2004047967A (en) Semiconductor device and method for manufacturing same
JP5806600B2 (en) Method for manufacturing silicon carbide semiconductor device
JP2004079577A (en) Silicon carbide semiconductor device
JP2007158275A (en) Insulated gate-type semiconductor device and manufacturing method therefor
WO2013038862A1 (en) Method for manufacturing silicon carbide semiconductor device
WO2013046924A1 (en) Silicon carbide semiconductor device
JP2013110238A5 (en)
JP6357869B2 (en) Method for manufacturing silicon carbide semiconductor device
JP4539052B2 (en) Manufacturing method of semiconductor substrate
JP6056292B2 (en) Method for manufacturing silicon carbide semiconductor device
JP2003229569A (en) Manufacturing method for superjunction semiconductor element
JP6183224B2 (en) Method for manufacturing silicon carbide semiconductor device
JP4206803B2 (en) Silicon carbide semiconductor device and manufacturing method thereof
JP6098474B2 (en) Silicon carbide semiconductor device and manufacturing method thereof
JP5397253B2 (en) Manufacturing method of semiconductor substrate
JP2015220408A (en) Silicon carbide semiconductor device and manufacturing method of the same
JP2004253576A (en) Method of manufacturing semiconductor device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080924

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees