JP2004311479A - 変圧器 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転中に変圧器の熱により絶縁油および水分が蒸発し、変圧器上部空間に放出され、タンク蓋内側に凝結した油滴および水を含んだ油滴が巻線に落下するのを防止する。
【解決手段】水滴または油滴が蓋に凝結し成長してコイルの入っている絶縁油の中に落下しないように、水滴または油滴を速やかに吸収する吸湿材を蓋の全部または一部に貼り付けるか、蓋の湾曲を伝って流れる水滴または油滴を受ける返りのついた油滴受けを蓋の平坦部近傍でかつ蓋の全周に設けた変圧器
【選択図】 図1
【解決手段】水滴または油滴が蓋に凝結し成長してコイルの入っている絶縁油の中に落下しないように、水滴または油滴を速やかに吸収する吸湿材を蓋の全部または一部に貼り付けるか、蓋の湾曲を伝って流れる水滴または油滴を受ける返りのついた油滴受けを蓋の平坦部近傍でかつ蓋の全周に設けた変圧器
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、変圧器の蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7および図8に従来技術の一例である変圧器の断面構造図を示し、図5および図6に従来技術の一例である蓋構造の断面図を示す。
図7および図8に示すように、変圧器はタンク3の内部に電線15とレヤ紙16等の絶縁物で構成された巻線5と鉄心10が一体化した中身をタンク3に挿入し、絶縁油2を注入して蓋1をアイボルト12と座11で締め上げた構成となっている。また、蓋1aおよび蓋1bはタンク3の上部と接触する箇所にパッキン4が設けてある。
蓋1aは、蓋1aの中央部に内側から外側に円形状に湾曲した円弧の終端部と平坦部が接する変曲点があり、その変曲点から外側に向けての直線部を経てさらに下部に折り返しのある構造である。また、平坦部のある蓋1bでは、蓋1bの両端が下部に折り返してある。
変圧器を運転すると、巻線5を構成する電線15がジュール熱により温度上昇する。温度上昇した巻線5の熱は、絶縁油2に伝えられる。絶縁油2は、タンク1内を上下に自然循環して、その熱をタンク3外部に放出し、巻線5の温度上昇を抑える。巻線5が温度上昇すると、巻線5を構成する電線被覆やレヤ紙16の絶縁物内に含まれていた水分が絶縁油2に拡散する。絶縁油2が高温となると水分を含んだ油蒸気9が発生して上昇し、蓋1aまたは蓋1bの内面に接触した油蒸気9は、蓋1aまたは蓋1bを介して外部との熱交換を行い冷却され油滴8ができる。
長期間使用状態において絶縁油2の温度上昇に伴い、気中部14の熱膨張により変圧器内部圧力が上昇して、パッキン4により気密が保持できなくなり、パッキン4とタンク3間の隙間から外部に圧力を放出し、内圧が低下するので再び気密が保持される。また、夜間などは負荷率および外気温度の低下などにより、巻線5の温度上昇が低下すると気密部14の内部圧力は低下して、ある限界点を越えると外部から内部へ湿気を含んだ外気を吸収する。このような呼吸をする場合があり、これにより外部から湿気を含んだ外気を吸収し、変圧器内部の水分量が多くなり油蒸気9中の水分量の割合が増加する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
変圧器の運転時には、水分を含んだ油蒸気9が発生し、蓋1aまたは蓋1bの内側に接すると冷却され油滴8が発生する。タンク3内に過度の水分があると油蒸気9内に含有される水分も多量となり、油蒸気9が冷却されて発生した油滴8が次第に大きくなって、円形状になった蓋1aの内側を円弧に沿って両変曲点に流れ落ちる。油滴8内には水分を含んでいるため、絶縁油2の比重である0.9より重いことから、両変曲点に流れ落ちた油滴8は、タンク3の側面に沿ってタンク3の底部に落下する。しかし、蓋1aの湾曲した頂上部や平坦な蓋1bのように流れ落ちない油滴8も発生する。流れ落ちない油滴8は、油蒸気9から供給を受け次第に大きくなって落下し、水分を含んだ油滴8が巻線5の内部に進入してしまう。
運転停止後における内部点検時などに蓋1aまたは蓋1bを傾けて取り外しした場合にも、蓋1aまたは蓋1bに付着した水分を含んだ油滴8がタンク3内に落下して、巻線5の内部に進入してしまう恐れがある。
変圧器の運転を再開したとき、巻線5には高電圧が印加され、油滴8に含まれる水分の影響で巻線5のレヤ間短絡等の事故を引き起こす可能性があった。
また、定期点検時に内部を確認するため蓋1aまたは蓋1bをはずすことがあるが、雨天時や炎天下における作業となってしまう場合にはタンク3内に水滴等が巻線5に落下してしまう恐れがあり、上記同様にレヤ間短絡等の事故を引き起こす恐れがあった。
本発明は、水滴等や油滴8が巻線5への落下防止を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、巻線の上端部より上部に吸湿材を設けたことや蓋の内側から外側に円形状に湾曲した円弧の終端部と平坦部が接する変曲点に、油滴の落下を防止する返りの付いた油滴受けを内側に向けて全周に設けること、蓋の内側のパッキン部を除く全体および一部に吸湿材を設けたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一例を示す湾曲した蓋の付いた変圧器構造の断面図であり、図2、図3、図4は、本発明の実施の形態の一例を示す蓋1aまはた蓋1bの構造の断面図である。
図1では、タンク3の内側に座17を設けて、吸湿材7を乗せる。変圧器の通常運転時における蓋1aおよび蓋1bから多量に落下する油滴8を吸収するとともに、変圧器停止時における内部定期点検などにおいて、点検が雨天時等や炎天下の作業となってしまった場合、蓋1aまたは蓋1bを取り外した際に誤って雨水等などが落下した場合においても座17上に乗った吸湿材7で吸収することができ、水滴等が巻線5内部への落下を防ぐことができる。
図2の中央部が湾曲した蓋1aや図3の蓋1bが平坦な場合で、水分を含んだ油蒸気9が多量に発生する場合に適する。図2の蓋1aの場合には、上部へ湾曲する部位に吸湿材7を取り付け、図3の蓋1bの場合には、パッキン4の貼り付け箇所を除いた部分に吸湿材7を取り付ける。
吸湿材7は、絶縁油2から発生した水分を含んだ油蒸気9を直接吸い取ることにより、油滴8が巻線5への直接落下を抑える。変圧器を長時間運転すると吸湿材7には水分および油を多量に含むので、定期点検時などに蓋1aまたは蓋1bを変圧器から取り外した際に、吸湿材7を交換するなどの処置が必要である。
また、吸湿材7は、合成ゼオライトやアルミナなどの水分を吸収できる材料を使用する。
図4の蓋1aの構造で、油滴8が多量に発生しない場合に適する。蓋1aの内側から外側に円形状に湾曲した円弧の終端部と平坦部が接する変曲点に、油滴8の落下を防止する油滴け6を内側に向けて全周に設ける。また、油滴受け6から落ちて巻線5に落下する可能性があるため、油滴受け6の先端に返り13を設ける。
蓋1aは、円形状をしており油滴受け8を変曲点の全周に設けることにより、蓋1aのどの位置を油滴8が流れ落ちても巻線5に落下することはない。
変圧器を長時間運転すると油滴受け6には油滴8が多く溜まってきてしまうため、油滴受け6に溜まった油滴8は、定期点検時などに蓋1aを変圧器から取り外した際に、油滴8を吸収する部材で除去することができる。
【0006】
【発明の効果】
本発明は、巻線内部へ油滴および雨水の落下防止ができ、レヤ間短絡等の事故防止ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す湾曲した蓋の付いた変圧器構造の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例を示す蓋構造の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例を示す蓋構造の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例を示す蓋構造の断面図である。
【図5】従来技術の一例を示す蓋構造の断面図である。
【図6】従来技術の一例を示す蓋構造の断面図である。
【図7】従来技術の一例を示す湾曲した蓋の付いた変圧器構造の断面図である。
【図8】従来技術の一例を示す平坦な蓋の付いた変圧器構造の断面図である。
【符号の説明】
1a 蓋
1b 蓋
2 絶縁油
3 タンク
4 パッキン
5 巻線
6 油滴受け
7 吸湿材
8 油滴
9 油蒸気
10 鉄心
11 座
12 アイボルト
13 返り
14 気中部
15 電線
16 レヤ紙
17 座
【発明の属する技術分野】
本発明は、変圧器の蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7および図8に従来技術の一例である変圧器の断面構造図を示し、図5および図6に従来技術の一例である蓋構造の断面図を示す。
図7および図8に示すように、変圧器はタンク3の内部に電線15とレヤ紙16等の絶縁物で構成された巻線5と鉄心10が一体化した中身をタンク3に挿入し、絶縁油2を注入して蓋1をアイボルト12と座11で締め上げた構成となっている。また、蓋1aおよび蓋1bはタンク3の上部と接触する箇所にパッキン4が設けてある。
蓋1aは、蓋1aの中央部に内側から外側に円形状に湾曲した円弧の終端部と平坦部が接する変曲点があり、その変曲点から外側に向けての直線部を経てさらに下部に折り返しのある構造である。また、平坦部のある蓋1bでは、蓋1bの両端が下部に折り返してある。
変圧器を運転すると、巻線5を構成する電線15がジュール熱により温度上昇する。温度上昇した巻線5の熱は、絶縁油2に伝えられる。絶縁油2は、タンク1内を上下に自然循環して、その熱をタンク3外部に放出し、巻線5の温度上昇を抑える。巻線5が温度上昇すると、巻線5を構成する電線被覆やレヤ紙16の絶縁物内に含まれていた水分が絶縁油2に拡散する。絶縁油2が高温となると水分を含んだ油蒸気9が発生して上昇し、蓋1aまたは蓋1bの内面に接触した油蒸気9は、蓋1aまたは蓋1bを介して外部との熱交換を行い冷却され油滴8ができる。
長期間使用状態において絶縁油2の温度上昇に伴い、気中部14の熱膨張により変圧器内部圧力が上昇して、パッキン4により気密が保持できなくなり、パッキン4とタンク3間の隙間から外部に圧力を放出し、内圧が低下するので再び気密が保持される。また、夜間などは負荷率および外気温度の低下などにより、巻線5の温度上昇が低下すると気密部14の内部圧力は低下して、ある限界点を越えると外部から内部へ湿気を含んだ外気を吸収する。このような呼吸をする場合があり、これにより外部から湿気を含んだ外気を吸収し、変圧器内部の水分量が多くなり油蒸気9中の水分量の割合が増加する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
変圧器の運転時には、水分を含んだ油蒸気9が発生し、蓋1aまたは蓋1bの内側に接すると冷却され油滴8が発生する。タンク3内に過度の水分があると油蒸気9内に含有される水分も多量となり、油蒸気9が冷却されて発生した油滴8が次第に大きくなって、円形状になった蓋1aの内側を円弧に沿って両変曲点に流れ落ちる。油滴8内には水分を含んでいるため、絶縁油2の比重である0.9より重いことから、両変曲点に流れ落ちた油滴8は、タンク3の側面に沿ってタンク3の底部に落下する。しかし、蓋1aの湾曲した頂上部や平坦な蓋1bのように流れ落ちない油滴8も発生する。流れ落ちない油滴8は、油蒸気9から供給を受け次第に大きくなって落下し、水分を含んだ油滴8が巻線5の内部に進入してしまう。
運転停止後における内部点検時などに蓋1aまたは蓋1bを傾けて取り外しした場合にも、蓋1aまたは蓋1bに付着した水分を含んだ油滴8がタンク3内に落下して、巻線5の内部に進入してしまう恐れがある。
変圧器の運転を再開したとき、巻線5には高電圧が印加され、油滴8に含まれる水分の影響で巻線5のレヤ間短絡等の事故を引き起こす可能性があった。
また、定期点検時に内部を確認するため蓋1aまたは蓋1bをはずすことがあるが、雨天時や炎天下における作業となってしまう場合にはタンク3内に水滴等が巻線5に落下してしまう恐れがあり、上記同様にレヤ間短絡等の事故を引き起こす恐れがあった。
本発明は、水滴等や油滴8が巻線5への落下防止を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、巻線の上端部より上部に吸湿材を設けたことや蓋の内側から外側に円形状に湾曲した円弧の終端部と平坦部が接する変曲点に、油滴の落下を防止する返りの付いた油滴受けを内側に向けて全周に設けること、蓋の内側のパッキン部を除く全体および一部に吸湿材を設けたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一例を示す湾曲した蓋の付いた変圧器構造の断面図であり、図2、図3、図4は、本発明の実施の形態の一例を示す蓋1aまはた蓋1bの構造の断面図である。
図1では、タンク3の内側に座17を設けて、吸湿材7を乗せる。変圧器の通常運転時における蓋1aおよび蓋1bから多量に落下する油滴8を吸収するとともに、変圧器停止時における内部定期点検などにおいて、点検が雨天時等や炎天下の作業となってしまった場合、蓋1aまたは蓋1bを取り外した際に誤って雨水等などが落下した場合においても座17上に乗った吸湿材7で吸収することができ、水滴等が巻線5内部への落下を防ぐことができる。
図2の中央部が湾曲した蓋1aや図3の蓋1bが平坦な場合で、水分を含んだ油蒸気9が多量に発生する場合に適する。図2の蓋1aの場合には、上部へ湾曲する部位に吸湿材7を取り付け、図3の蓋1bの場合には、パッキン4の貼り付け箇所を除いた部分に吸湿材7を取り付ける。
吸湿材7は、絶縁油2から発生した水分を含んだ油蒸気9を直接吸い取ることにより、油滴8が巻線5への直接落下を抑える。変圧器を長時間運転すると吸湿材7には水分および油を多量に含むので、定期点検時などに蓋1aまたは蓋1bを変圧器から取り外した際に、吸湿材7を交換するなどの処置が必要である。
また、吸湿材7は、合成ゼオライトやアルミナなどの水分を吸収できる材料を使用する。
図4の蓋1aの構造で、油滴8が多量に発生しない場合に適する。蓋1aの内側から外側に円形状に湾曲した円弧の終端部と平坦部が接する変曲点に、油滴8の落下を防止する油滴け6を内側に向けて全周に設ける。また、油滴受け6から落ちて巻線5に落下する可能性があるため、油滴受け6の先端に返り13を設ける。
蓋1aは、円形状をしており油滴受け8を変曲点の全周に設けることにより、蓋1aのどの位置を油滴8が流れ落ちても巻線5に落下することはない。
変圧器を長時間運転すると油滴受け6には油滴8が多く溜まってきてしまうため、油滴受け6に溜まった油滴8は、定期点検時などに蓋1aを変圧器から取り外した際に、油滴8を吸収する部材で除去することができる。
【0006】
【発明の効果】
本発明は、巻線内部へ油滴および雨水の落下防止ができ、レヤ間短絡等の事故防止ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す湾曲した蓋の付いた変圧器構造の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例を示す蓋構造の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例を示す蓋構造の断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例を示す蓋構造の断面図である。
【図5】従来技術の一例を示す蓋構造の断面図である。
【図6】従来技術の一例を示す蓋構造の断面図である。
【図7】従来技術の一例を示す湾曲した蓋の付いた変圧器構造の断面図である。
【図8】従来技術の一例を示す平坦な蓋の付いた変圧器構造の断面図である。
【符号の説明】
1a 蓋
1b 蓋
2 絶縁油
3 タンク
4 パッキン
5 巻線
6 油滴受け
7 吸湿材
8 油滴
9 油蒸気
10 鉄心
11 座
12 アイボルト
13 返り
14 気中部
15 電線
16 レヤ紙
17 座
Claims (4)
- 変圧器タンク内部の巻線上端部より上部に吸湿材を設けた変圧器
- 変圧器タンク内部の上部に気中部のある変圧器において、蓋の中央部の内側から外側に円形状に湾曲した円弧の終端部と平坦部が接する変曲点に、油滴の落下を防止する返りの付いた油滴受けを蓋の内側全周に設けた変圧器
- 変圧器タンク内部の上部に気中部のある変圧器において、蓋の中央部の内側から外側に円形状に湾曲した円弧の終端部と平坦部が接する変曲点から内側の円弧を有する蓋の一部または全体に吸湿材を設けた変圧器
- 変圧器タンク内部の上部に気中部のある変圧器において、平坦な蓋の内側の一部または全体に吸湿材を設けた変圧器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003098794A JP2004311479A (ja) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | 変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003098794A JP2004311479A (ja) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | 変圧器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004311479A true JP2004311479A (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=33463425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003098794A Pending JP2004311479A (ja) | 2003-04-02 | 2003-04-02 | 変圧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004311479A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014017213A1 (ja) * | 2012-07-27 | 2014-01-30 | 株式会社日立産機システム | 油入変圧器 |
KR20170140826A (ko) * | 2016-06-13 | 2017-12-22 | 배병주 | 주상변압기용 뚜껑 |
CN111627654A (zh) * | 2020-06-12 | 2020-09-04 | 安徽省品特电子科技有限公司 | 一种具有循环降温功能的变压器箱体结构 |
-
2003
- 2003-04-02 JP JP2003098794A patent/JP2004311479A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014017213A1 (ja) * | 2012-07-27 | 2014-01-30 | 株式会社日立産機システム | 油入変圧器 |
KR20170140826A (ko) * | 2016-06-13 | 2017-12-22 | 배병주 | 주상변압기용 뚜껑 |
KR101870295B1 (ko) | 2016-06-13 | 2018-06-22 | 배병주 | 주상변압기용 뚜껑 |
CN111627654A (zh) * | 2020-06-12 | 2020-09-04 | 安徽省品特电子科技有限公司 | 一种具有循环降温功能的变压器箱体结构 |
CN111627654B (zh) * | 2020-06-12 | 2023-03-21 | 安徽省品特电子科技有限公司 | 一种具有循环降温功能的变压器箱体结构 |
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