JP2004310211A - プリンタ検証システム、その方法及びそのプログラム - Google Patents

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信久 高林
Mikiya Shimada
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Abstract

【課題】プリンタの稼働状態が不適切になったことを容易に把握する。
【解決手段】プリントサーバ20は、クレジットカウンタ44により印刷動作回数を計数可能なプリンタ40の稼働状態を検証するにあたり、所定時間内にプリントサーバ20からプリンタ40へ出力された印刷指令に含まれる印刷枚数の総数と所定時間内にプリンタ40から印刷動作回数との比率を求め、その比率が許容範囲内のときにはプリンタ40の稼働状態は適正であると判定し、許容範囲を超えときにはプリンタ40の稼働状態は不適正であると判定する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ検証システム、その方法及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、プリントシステムとしては、プリンタの使用状況を管理する管理サーバへプリンタの使用状況をネットワークを通じて送信すると共にクライアントコンピュータから印刷ジョブを受信するプリントサーバと、このプリントサーバに接続され該プリントサーバによって印刷ジョブの処理が割り当てられる2台のプリンタとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このプリントシステムは、複数のフォトスタジオに設置されるものであり、管理サーバは、各フォトスタジオに対してそのフォトスタジオに設置されたプリントシステムのプリントサーバからプリンタの使用状況を受信しその使用状況に応じて課金額を設定し請求する。
【0003】
【特許文献1】
特開2003−44255号公報(図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、こうしたプリントシステムでは、プリントサーバが管理サーバへプリンタの使用状況の一つとして印刷ジョブを送信する。すると、管理サーバは、その印刷ジョブに含まれる印刷枚数に基づいて課金額を設定する。このため、何らかの事情により印刷ジョブに含まれる印刷枚数に比べて実際にプリンタで印刷される枚数の方が格段に多くなってしまった場合には、管理サーバは実際に使用された枚数分の課金ができず、不利益を被ることになる。したがって、その場合には、印刷ジョブに含まれる印刷枚数に比べて実際にプリンタで印刷される枚数の方が格段に多くなっているという状況をできるだけ早く把握して対策を講じることが好ましい。
【0005】
本発明のプリンタ検証システム、その方法及びそのプログラムは、このような課題に鑑みなされたものであり、プリンタの稼働状態が不適切になったことを容易に把握することを目的の一つとする。また、プリンタの稼働状態を大まかに知るのに有用なことを目的の一つとする。更に、別のコンピュータからプリンタへ印刷指令が出力されたか否かを知るのに有用なことを目的の一つとする。更にまた、印刷指令ごとにプリンタが適切に印刷動作をしているか否かを知るのに有用なことを目的の一つとする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
本発明のプリンタ検証システム、その方法及びそのプログラムは、上述の目的の少なくとも一つを達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明は、印刷動作回数を計数可能なプリンタの稼働状態を検証するプリンタ検証システムであって、
前記プリンタへ印刷指令を出力する印刷指令出力手段と、
前記プリンタにより計数された印刷動作回数を前記プリンタから入力する動作回数入力手段と、
所定時間内に前記印刷指令出力手段によって前記プリンタへ出力された印刷指令に含まれる印刷枚数の総数と前記所定時間内に前記動作回数入力手段によって入力された印刷動作回数とを比較し該比較結果に基づいて前記プリンタの稼働状態を検証する検証手段と
を備えたものである。
【0008】
このプリンタ検証システムでは、印刷動作回数を計数可能なプリンタの稼働状態を検証するにあたり、所定時間内に印刷指令出力手段によってプリンタへ出力された印刷指令に含まれる印刷枚数の総数と所定時間内に動作回数入力手段によって入力された印刷動作回数とを比較し、その比較結果に基づいてプリンタの稼働状態を検証する。こうすれば、プリンタの稼働状態を検証するまでに所定時間を要するものの、プリンタの稼働状態が不適切になったことを容易に把握することができる。特に、所定時間内でのプリンタの稼働状態を大まかに知るうえで有用である。
【0009】
この態様を採用した本発明のプリンタ検証システムにおいて、前記検証手段は、前記所定時間内に前記印刷指令出力手段によって前記プリンタへ出力した印刷指令に含まれる印刷枚数の総数と前記所定時間内に前記動作回数入力手段によって入力された印刷動作回数との差又は比率が許容範囲内か否かによって前記プリンタの稼働状態が適正か否かを検証してもよい。こうすれば、プリンタの稼働状態を容易に検証することができる。ここで、「許容範囲」は、実際にプリンタで印刷するにあたっては印刷ミスや紙詰まりやテスト印刷等により無駄に印刷動作回数が増えることがあるためそれを考慮して経験的に定められた範囲をいう(以下同じ)。
【0010】
本発明は、印刷動作回数をシリアルに累算可能なプリンタの稼働状態を検証するプリンタ検証システムであって、
前記プリンタへ印刷指令を出力する印刷指令出力手段と、
前記プリンタが前記印刷指令の処理を開始した時の印刷動作回数の累算値と前記印刷指令の処理を終了したときの印刷動作回数の累算値とを前記プリンタから入力する累算値入力手段と、
時系列的に連続する前記印刷指令につき先の印刷指令の処理を終了したときの累算値と後の印刷指令の処理を開始したときの累算値とを比較し該比較結果に基づいて前記プリンタの稼働状態を検証する検証手段と
を備えたものとしてもよい。
【0011】
このプリンタ検証システムでは、印刷動作回数をシリアルに累算可能なプリンタの稼働状態を検証するにあたり、時系列的に連続する印刷指令につき先の印刷指令の処理を終了したときの印刷動作回数の累算値と後の印刷指令の処理を開始したときの印刷動作回数の累算値とを比較し、その比較結果に基づいてプリンタの稼働状態を検証する。こうすれば、少なくとも時系列的に2つの印刷指令が出力される必要はあるものの、プリンタの稼働状態が不適切になったことを容易に把握することができる。特に、先の印刷指令と後の印刷指令との間にプリンタが印刷動作を行ったか否かを検証することができるため、別のコンピュータからプリンタへ印刷指令を出力したか否かを検証するうえで有用である。
【0012】
この態様を採用した本発明のプリンタ検証システムにおいて、前記検証手段は、時系列的に連続する前記印刷指令につき先の印刷指令の処理を終了したときの累算値と後の印刷指令の処理を開始したときの累算値との差又は比率が許容範囲内か否かによって前記プリンタの稼働状態が適正か否かを検証してもよい。こうすれば、プリンタの稼働状態を容易に検証することができる。
【0013】
本発明は、印刷動作回数を計数可能なプリンタの稼働状態を検証するプリンタ検証システムであって、
前記プリンタへ印刷指令を出力する印刷指令出力手段と、
各印刷指令に対応して計数された計数値を前記プリンタから入力する計数値入力手段と、
各印刷指令に含まれる印刷枚数と各印刷指令に対応して計数された計数値とを比較し該比較結果に基づいて前記プリンタの稼働状態を検証する検証手段と
を備えたものとしてもよい。
【0014】
このプリンタ検証システムでは、印刷動作回数を計数可能なプリンタの稼働状態を検証するにあたり、各印刷指令に含まれる印刷枚数と各印刷指令に対応して計数された計数値とを比較し、その比較結果に基づいてプリンタの稼働状態を検証する。こうすれば、プリンタの稼働状態が不適切になったことを容易に把握することができる。特に、印刷指令ごとにプリンタが適切に印刷動作をしているか否かを検証するうえで有用である。
【0015】
この態様を採用した本発明のプリンタ検証システムにおいて、前記検証手段は、各印刷指令に含まれる印刷枚数と各印刷指令に対応して計数された計数値との差又は比率が許容範囲内か否かによって前記プリンタの稼働状態が適正か否かを検証してもよい。こうすれば、プリンタの稼働状態を容易に検証することができる。
【0016】
本発明のプリンタ検証システムは、前記プリンタの使用状況を管理する管理サーバへ該プリンタの使用状況を電気通信回線を通じて送信するプリントサーバにより構成されていてもよい。こうすれば、プリンタの検証結果をプリンタの使用状況に含めてプリントサーバから管理サーバへ送信することができる。また、プリントサーバは管理サーバへプリンタの使用状況を送信する前にプリンタの稼働状態を検証することも可能となり、ひいては正確なプリンタの使用状況を管理サーバへ送信するのに役立つ。
【0017】
本発明のプリンタ検証システムは、前記プリンタの使用状況を管理する管理サーバと、該管理サーバへ該プリンタの使用状況を電気通信回線を通じて送信するプリントサーバとにより構成され、前記管理サーバは少なくとも前記検証手段を備え、前記プリントサーバは少なくとも前記印刷指令出力手段を備えていてもよい。こうすれば、管理サーバの運営者はプリンタの稼働状態を検証することができ、ひいてはプリンタの使用状況を正確に把握することが可能となる。
【0018】
本発明は、プリンタの稼働状態を検証するプリンタ検証方法であって、
(a)前記プリンタへ印刷指令を出力する印刷指令出力ステップと、
(b)前記プリンタが印刷動作回数を計数する計数ステップと、
(c)所定時間内に前記印刷指令出力ステップで前記プリンタへ出力した印刷指令に含まれる印刷枚数の総数と前記所定時間内に前記計数ステップで前記プリンタが計数した印刷動作回数とを比較し該比較結果に基づいて前記プリンタの稼働状態を検証する検証ステップと
を含むものとしてもよい。
【0019】
このプリンタ検証方法によれば、、プリンタの稼働状態を検証するまでに所定時間を要するものの、プリンタの稼働状態が不適切になったことを容易に把握することができる。特に、所定時間内でのプリンタの稼働状態を大まかに知るうえで有用である。
【0020】
本発明は、プリンタの稼働状態を検証するプリンタ検証方法であって、
(a)前記プリンタへ印刷指令を出力する印刷指令出力ステップと、
(b)前記プリンタが印刷動作を行うごとにシリアルに印刷動作回数を累算する累算ステップと、
(c)前記プリンタが前記印刷指令の処理を開始した時の印刷動作回数の累算値と前記印刷指令の処理を終了したときの印刷動作回数の累算値とを入力する累算値入力ステップと、
(d)時系列的に連続する前記印刷指令につき先の印刷指令の処理を終了したときの累算値と後の印刷指令の処理を開始したときの累算値とを比較し該比較結果に基づいて前記プリンタの稼働状態を検証する検証ステップと
を含むものとしてもよい。
【0021】
このプリンタ検証方法によれば、少なくとも時系列的に2つの印刷指令が出力される必要はあるものの、プリンタの稼働状態が不適切になったことを容易に把握することができる。特に、先の印刷指令と後の印刷指令との間にプリンタが印刷動作を行ったか否かを検証することができるため、別のコンピュータからプリンタへ印刷指令を出力したか否かを検証するうえで有用である。
【0022】
本発明は、プリンタの稼働状態を検証するプリンタ検証方法であって、
(a)前記プリンタへ印刷指令を出力する印刷指令出力ステップと、
(b)前記プリンタが印刷動作回数を計数する計数ステップと、
(c)各印刷指令に対応して前記計数ステップで計数された計数値を前記プリンタから入力する計数値入力ステップと、
(d)各印刷指令に含まれる印刷枚数と各印刷指令に対応して前記計数値入力ステップで入力した計数値とを比較し該比較結果に基づいて前記プリンタの稼働状態を検証する検証ステップと
を含むものとしてもよい。
【0023】
このプリンタ検証方法によれば、プリンタの稼働状態が不適切になったことを容易に把握することができる。特に、印刷指令ごとにプリンタが適切に印刷動作をしているか否かを検証するうえで有用である。
【0024】
また、本発明は、上述したプリンタ検証方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実現させるためのプログラムであってもよい。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。このプログラムを一つのコンピュータに実行させるか又は複数のコンピュータに各ステップを分担して実行させれば、上述したプリンタ検証方法と同様の効果が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態であるフォトスタジオシステム10の構成の概略を示す構成図である。本実施形態のフォトスタジオシステム10は、図1に示すように、電気通信回線であるインターネット80を通じて管理サーバ70と通信が可能なプリントサーバ20と、このプリントサーバ20へ印刷ジョブを出力するクライアントPC60と、プリントサーバ20によって印刷ジョブの処理が割り当てられる2台のプリンタ40,50とを備えている。ここで、2台のプリンタ40,50は、プリントサーバ20と同じ筐体の中に収納されており、プリンタ40が上段に設置され、プリンタ50が下段に設置されている。このため、以下にはアッパプリンタ40,ロアプリンタ50と称することもある。なお、「PC」はパーソナルコンピュータの略である。
【0026】
プリントサーバ20は、各種の演算処理を実行するCPU21と、ハードウェアの設定等を行うプログラム群が記録されたROM22と、CPU21が各種の演算処理を実行する際に一時的にデータを記録するRAM23と、動作クロックを発生するクロックジェネレータ24と、ディスプレイ27が接続されるディスプレイコネクタを備えたビデオボード25と、LANを構築するためのLANケーブル16が接続されるLANボード26と、各種機器との接続・制御を行うための入出力コントローラ31とがバス29を介して接続されている。このプリントサーバ20は、入出力コントローラ31を介して、ハードディスク28が接続されると共に2台のプリンタ40,50がそれぞれUSB端子を介して接続されている。また、プリントサーバ20は、LANボード26に接続されたLANケーブル16を介してクライアントPC60及びルータ14に接続されており、ルータ14からインターネット80を通じて管理サーバ70に接続される。
【0027】
プリントサーバ20のハードディスク28は、クライアントPC60からの印刷指令に含まれる各種データを印刷ジョブとして格納するジョブフォルダ28aと、プリンタ40,50のステータスの履歴や印刷ジョブの履歴をプリンタ使用状況としてデータベース化して格納するプリンタ使用状況データベース28bと、各種プログラムを格納するプログラムフォルダ28cと、アッパプリンタ40に関し印刷実行中の印刷ジョブと次回印刷予定の印刷ジョブの2つをスプールとして保持するアッパスプーラ28dと、ロアプリンタ50に関し印刷実行中の印刷ジョブと次回印刷予定の印刷ジョブの2つをスプールとして保持するロアスプーラ28eとを備えている。このうち、ジョブフォルダ28aには、印刷指令に含まれる各種データ、即ちプリンタ指定や用紙種類等を含むジョブスクリプトや、印刷レイアウトを決めるのに必要な事項を含むレイアウトスクリプトや、レイアウトの写真枠にはめ込まれた画像データや、画像データに添付されたICCプロファイルなどが印刷ジョブとして格納されている。また、プリンタ使用状況データベース28bには、インクジェットヘッド45cの往復回数等の稼働状態や紙詰まり発生等のエラー発生状態やインクカートリッジ45bのインク残量等の消耗品状態やクレジットカウンタ44の値などのアッパプリンタ40に関するステータス(使用状況)の履歴と、ロアプリンタ50に関する同様のステータスの履歴と、ジョブフォルダ28aに格納される印刷ジョブの履歴とがデータベース化して記憶されている。更に、プログラムフォルダ28cには、アッパプリンタ40を制御するプリンタドライバや、ロアプリンタ50を制御するプリンタドライバや、使用するプリンタのICCプロファイルと画像データに添付されてきたICCプロファイルとから色補正テーブルを生成して画像データの色補正を行うカラーコンバータや、印刷指令の実行を制御する印刷制御実行プログラムや、管理サーバ70へログをアップロードするログアップロードプログラムや、各種情報を閲覧するウェブブラウザなどが含まれている。
【0028】
アッパプリンタ40とロアプリンタ50は、いずれも顔料系インクを用いる同機種のインクジェット式プリンタであり、高画質で耐光性の非常に高い印刷物を出力する性能を有している。また、アッパプリンタ40とロアプリンタ50とは、いずれも同じ構成であるため、以下にはアッパプリンタ40の構成について説明し、ロアプリンタ50の説明は省略する。アッパプリンタ40は、各種の演算処理を実行するCPU41と、ハードウェアの設定等を行うプログラム群が記録されたROM42と、CPU41が各種の演算処理を実行する際に一時的にデータを記録するRAM43と、工場出荷時に初期値に設定され印刷動作を1回行うごとに1ダウンカウントされるクレジットカウンタ44と、カラー印刷を実行するプリンタエンジン45とがバス46を介して接続されている。このうち、プリンタエンジン45は、水平方向に移動するキャリッジ45aに搭載されたインクカートリッジ45b、このインクカートリッジ45bの下方に設けられ用紙Mにインクを吐出するインクジェットヘッド45c、回転することにより用紙Mをインクジェットヘッド45cの印字位置に送り込むローラ45dなどを備えている。本実施形態のインクカートリッジ45bは、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の顔料インクを各色ごとに収納したカラー印刷用のカートリッジである。なお、図1には便宜上、ロアプリンタ50のブロックにはクレジットカウンタ54のみ示したが、勿論CPU等も備えている。
【0029】
クライアントPC60は、LANケーブル16を介してプリントサーバ20及びルータ14に接続されており、ルータ14からインターネット80を通じて管理サーバ70に接続される。このクライアントPC60は、USB端子を介してデジタルスチルカメラ(DSC)62と接続可能であり、DSC62で撮影された画像データやレタッチ等が施された画像データを印刷するための印刷ジョブをLANケーブル16を通じてプリントサーバ20へ送信する。また、クライアントPC60は、ウェブブラウザを介して管理サーバ70へログインしてこのフォトスタジオシステム10における各種情報をそのウェブブラウザに提供してもらう機能を有している。
【0030】
管理サーバ70は、多数のフォトスタジオに設置されているフォトスタジオシステム10の稼働状態を集中的に管理する役割を果たすものであり、フォトスタジオとは異なる場所に設置されている。この管理サーバ70は、各フォトスタジオシステム10のプリントサーバ20及びクライアントPC60とインターネット80を介して通信可能に接続され、内部構成としては各種の演算処理を実行するCPU、ハードウェアの設定等を行うプログラム群が記録されたROM、CPUが各種の演算処理を実行する際に一時的にデータを記録するRAM、各種データベースが記憶されたハードディスクなどを備えている。また、管理サーバ70は、各フォトスタジオシステム10のプリントサーバ20から各種情報を収集し、それを管理サーバ70のデータベースに保存し管理する機能を有している。具体的には、管理サーバ70は、各フォトスタジオの各種情報に基づいて、そのフォトスタジオでの用紙やインク等の消耗品の消費量を計算して、各フォトスタジオへの消耗品の配給手配や料金請求などを行う機能も有している。更に、管理サーバ70は、各フォトスタジオのクライアントPC60からウェブブラウザを通じてログインされたとき、管理サーバ70のデータベースに保管してあるそのフォトスタジオの各種情報をそのウェブブラウザに提供する機能を有している。
【0031】
次に、こうして構成された本実施形態のフォトスタジオシステム10において画像データを印刷する一例について説明する。カメラマンは、DSC62を使用して所望の撮影対象を撮影した後、DSC62をクライアントPC60にUSB接続し、そのDSC62に内蔵された画像記録媒体から所望の画像データをクライアントPC60のハードディスクに移動又はコピーする。この結果、クライアントPC60のハードディスクには、各種画像データが格納される。また、カメラマンは、クライアントPC60においてフォトレタッチソフトの機能を利用して画像データのレタッチを行ったりレイアウト編集機能を利用して画像データの用紙へのレイアウトを決定したりしたあと印刷ボタンをオンする。すると、クライアントPC60からプリントサーバ20へ印刷指令が出力される。プリントサーバ20は、クライアントPC60から出力される印刷指令に含まれる各データを印刷待ち状態の印刷ジョブとしてジョブフォルダ28aに格納する。印刷ジョブには、図2に示すようにそれぞれ固有のジョブIDが付与され、各ジョブIDにはページ番号とコピー部数とが対応付けられている。例えば、図2でジョブID「00100」では第1ページ及び第2ページが2部ずつつまり合計4枚印刷され、ジョブID「00101」では第1ページ及び第2ページが1部ずつつまり合計2枚印刷され、ジョブID「00102」では第1ページが3部つまり3枚印刷される。また、プリントサーバ20のCPU21は、プログラムフォルダ28cから図3に示す印刷指令出力処理ルーチンを読み出してこれを実行する。このルーチンが開始されると、CPU21は、まずアッパスプーラ28dとロアスプーラ28eの空き状況に応じてジョブフォルダ28aに格納されている印刷待ち状態の印刷ジョブを読み込み、アッパスプーラ28dかロアスプーラ28eのいずれに割り当てるかを決定する(ステップS100)。この割り当て後、その印刷ジョブに含まれる画像データをカラーコンバータにより色補正し(ステップS110)、色補正後の画像データにつき、今回使用するプリンタのプリンタドライバによりCMYK色データへの変換やハーフトーン処理等を行い、プリンタが解釈可能なRAWデータを作成し(ステップS120)、作成したRAWデータを今回使用するプリンタのスプーラにスプールとして格納し(ステップS130)、そのRAWデータを今回使用するプリンタへ出力し(ステップS140)、このルーチンを終了する。この結果、プリンタ40,50において印刷ジョブに基づいて所定の用紙に所定の画像データが所定のレイアウトで印刷される。なお、後述するようにプリンタ40,50は印刷ジョブの処理を終えるごとにプリントサーバ20へステータスを送信してくるため(図4のステップS250参照)、プリントサーバ20はこのステータスの受信タイミングに応じて印刷指令実行処理ルーチンを実行する。
【0032】
次に、本実施形態のフォトスタジオシステム10におけるアッパプリンタ40の動作、特にアッパプリンタ40の印刷動作監視処理とクレジットリセット処理について説明する。なお、ロアプリンタ50の動作については説明を省略するが、アッパプリンタ40と同様の動作をする。
【0033】
図4は、アッパプリンタ40のCPU41により実行される印刷動作監視ルーチンのフローチャートである。このルーチンは、ROM42に記憶され、CPU41により所定時間ごと(例えば数msecごと)に読み出され繰り返し実行される。この印刷動作監視ルーチンが実行されると、アッパプリンタ40のCPU41は、まずRAM43の所定領域に設けられた印刷動作フラグのオンオフを判定する(ステップS200)。この印刷動作フラグは、アッパプリンタ40が印刷動作中のときにオンにセットされ、アッパプリンタ40が印刷動作中でないときにオフにセットされるフラグである。ここで、印刷動作とは、1枚の用紙の紙送りを開始してから排出が完了するまでの動作をいい、実際に印刷を実行しているか否かは問わない。
【0034】
さて、ステップS200で印刷動作フラグがオンのときには、実行中の印刷動作が完了したか否かを判定し(ステップS210)、印刷動作が完了していないときには、そのままこのルーチンを終了する。一方、ステップS210で印刷動作が完了したときには、印刷動作フラグをオフにセットすると共に(ステップS220)、クレジットカウンタ44の値を1ディクリメントし(ステップS230)、今回の印刷ジョブの処理が終了したか否かを判定し(ステップS240)、今回の印刷ジョブの処理が終了していないときにはそのままステップS252へ進み、今回の印刷ジョブの処理が終了したときにはアッパプリンタ40のステータスをプリントサーバ20へ送信し(ステップS250)、その後ステップS252へ進む。このステータスには、クレジットカウンタ44につき印刷ジョブの処理開始時の値と同印刷ジョブの処理終了時の値とが含まれる。そして、ステップS252では、クレジットカウンタ44の値がゼロになったか否かを判定する。ここで、クレジットカウンタ44は、工場出荷時には初期値にセットされ、印刷動作が行われるごとに1ディクリメントされるカウンタである。このクレジットカウンタ44はダウンカウンタのため、初期値から現在の値を引いた値が印刷動作回数の計数値つまり印刷動作回数の実測値に相当する。さて、ステップS252でクレジットカウンタ44の値がゼロでないときには、そのままこのルーチンを終了し、クレジットカウンタ44の値がゼロのときには、クレジット切れフラグをオンにセットし(ステップS254)、このルーチンを終了する。ここで、クレジット切れフラグは、クレジットカウンタ44の値がゼロのときにオンにセットされ、それ以外のときにはオフにセットされるフラグである。
【0035】
一方、ステップS200で印刷動作フラグがオフのときつまり印刷動作中でないときには、新たな印刷動作の開始時期か否かを判定し(ステップS260)、新たな印刷動作の開始時期のときにはクレジット切れフラグがオンか否かを判定する(ステップS270)。このステップS270でクレジット切れフラグがオフのときには、クレジットカウンタ44の値が1以上のため、新たな印刷動作を開始することを許可して印刷動作フラグをオンにセットし(ステップS280)、このルーチンを終了する。一方、ステップS270でクレジット切れフラグがオンのときには、クレジットカウンタ44の値がゼロのため、新たな印刷動作を開始することを禁止して印刷エラーをプリントサーバ20やクライアントPC60へ出力し(ステップS290)、このルーチンを終了する。この印刷エラーを入力したプリントサーバ20やクライアントPC60は、印刷エラーのメッセージと共にプリントサーバ20を管理サーバ70と接続するように促す旨のメッセージを表示出力するか音声出力する。これを機にユーザは、プリントサーバ20がインターネット80を通じて管理サーバ70と接続するように入力操作することが多い。
【0036】
図5は、アッパプリンタ40のCPU41により実行されるクレジットリセット処理ルーチンのフローチャートである。このルーチンは、ROM42に記憶され、CPU41により所定時間ごとに(例えば数msecごと)に読み出され繰り返し実行される。このクレジットリセット処理ルーチンが実行されると、アッパプリンタ40のCPU41は、まずプリントサーバ20からクレジットリセット指令を受信したか否かを判定する(ステップS300)。このクレジットリセット指令は、プリントサーバ20が管理サーバ70との接続に成功したときにプリントサーバ20から送信されてくる指令である(後述する図6のステップS430参照)。ステップS300でクレジットリセット指令を受信したときにはクレジットカウンタ44の値を初期値に戻すと共に(ステップS310)、RAM43の所定領域に設けられたクレジット切れフラグをオフにする(ステップS320)。そして、ステップS300でクレジットリセット指令を受信していないとき又はステップS320でクレジット切れフラグをオフにしたあと、このルーチンを終了する。
【0037】
ここで、クレジットカウンタ44の初期値は、プリントサーバ20のログアップロードタイミングに基づいて設定されている。具体的には、プリントサーバ20が管理サーバ70へログ情報をアップロードしてから次にログ情報をアップロードするまでの時間間隔は所定のインターバル時間(本実施形態では12時間)であり、この時間間隔でアッパプリンタ40が物理的に印刷可能な最大枚数を求める。例えば、A4サイズで標準的な画像データを印刷するのに要する時間を算出し、その時間で所定のインターバル時間を割ることにより最大枚数を求める。そして、実際にはA4サイズより小さなサイズに印刷したり標準的な画像データより少ない画像データを印刷したりするため、これらを考慮した余裕枚数を最大枚数に加算することにより初期値が設定されている。したがって、アッパプリンタ40ではクレジットカウンタ44に初期値が設定されると、その後その初期値の回数だけ印刷動作が実行可能となる。
【0038】
次に、本実施形態のフォトスタジオシステム10におけるプリントサーバ20の動作、特にプリンタ40,50の使用状況を表すログを管理サーバ70へアップロードする動作について説明する。図6は、プリントサーバ20のCPU21により実行されるログ送信処理ルーチンのフローチャートである。このルーチンは、プログラムフォルダ28cに記憶され、CPU21により所定時間ごと(例えば数msecごと)に読み出されて繰り返し実行される。このログ送信処理ルーチンが実行されると、プリントサーバ20のCPU21は、まず現在時刻がログ送信タイミングか否かを判定する(ステップS400)。ここで、ログ送信タイミングとは、プリントサーバ20の起動時かその起動後所定のインターバル時間が経過した時である。本実施形態では上述したようにインターバル時間は12時間に設定されている。
【0039】
ステップS400で現在時刻がログ送信タイミングのときには、後述するプリンタ検証ルーチンを実行した後(ステップS405)、インターネット80を通じて管理サーバ70との接続を試みる(ステップS410)。続いて、管理サーバ70との接続に成功したか否かを判定し(ステップS420)、管理サーバ70との接続に成功したときには、クレジットカウンタ44,54の値を初期値に戻すためのクレジットリセット指令をプリンタ40,50へ送信する(ステップS430)。この結果、プリンタ40は前述したクレジットリセット処理ルーチンのステップ310においてクレジットカウンタ44の値を初期値に戻す。プリンタ50も同様である。続いて、プリントサーバ20のCPU21は、プリンタ使用状況データベース28bに格納されているプリンタ40,50のステータスの履歴や印刷ジョブの履歴をログ情報として管理サーバ70へ送信し(ステップS440)、送信終了後に管理サーバ70との接続を切断する(ステップS450)。但し、ステップS440では管理サーバ70へ未送信の内容のみログ情報として送信する。このログ情報を受信した管理サーバ70は、ログ情報に基づいてそのフォトスタジオでの用紙やインク等の消耗品の消費量を計算して、そのフォトスタジオへの消耗品の配給手配や料金請求などを行う。一方、ステップS420で管理サーバ70との接続に成功しなかったときには、予め定められた回数(m回)だけ連続して接続に成功しなかったか否かを判定し(ステップS460)、連続して接続に成功しなかった回数がm回未満のときには再びステップS410へ戻って管理サーバ70との接続を試み、一方、連続して接続に成功しなかった回数がm回に達したときにはLANケーブル16の断線やルータ14の停止等の不具合が考えられることから、管理サーバ70と接続できない旨をディスプレイ27に表示させる(ステップS470)。そして、ステップS400で現在時刻がログ送信タイミングでなかったときや、ステップS450で管理サーバ70との接続を切断したあとや、ステップS470でディスプレイ27に表示させたあと、このルーチンを終了する。なお、プリントサーバ20は、プリンタ40,50が印刷ジョブの処理を終了するごとにそのプリンタからステータスを取得し(図4のステップS250参照)、そのステータスをプリンタ使用状況データベース28bに格納する。また、ユーザは、任意のタイミングでプリントサーバ20を管理サーバ70と接続するよう試行することができる。
【0040】
以上の図4〜図6の3つのフローチャートが実行されることにより、フォトスタジオシステム10では、次のようにして画像データの印刷が行われる。即ち、プリンタ40のクレジットカウンタ44は、工場出荷時に初期値に設定されている。プリンタ40が画像データの印刷に伴い印刷動作監視処理ルーチンを実行すると、クレジットカウンタ44の値は印刷動作が完了するごとに1ディクリメントされていくため印刷済みの用紙が増えるにしたがいゼロに近づいていく。一方、プリントサーバ20は、ログ送信処理ルーチンを実行し、ログ送信タイミングになり管理サーバ70との接続に成功すると、クレジットリセット指令をプリンタ40へ出力する。すると、プリンタ40は、クレジットリセット処理を実行し、クレジットカウンタ44の値を初期値に戻す。このように、プリンタ40は、プリントサーバ20がログ送信タイミングで管理サーバ70との接続に成功する限りクレジットカウンタ44の値が初期値に戻されるため、印刷動作監視ルーチンを何度実行したとしてもクレジットカウンタ44の値がゼロになることはなく、印刷動作を実行し続けることができる。これに対して、プリンタ40は、プリントサーバ20がログ送信タイミングで管理サーバ70との接続に失敗するとクレジットカウンタ44の値を初期値に戻すことはないため、印刷動作監視ルーチンを実行していくうちにクレジットカウンタ44の値がゼロになり、クレジット切れフラグがオンされる。この結果、次回印刷動作監視ルーチンを実行する際にプリンタ40は印刷動作を開始しなくなる。但し、クレジット切れフラグがオンになったあとでも、プリントサーバ20が管理サーバ70との接続に成功すると、クレジットリセット指令がプリンタ40に出力され、クレジットカウンタ44の値が初期値に戻ると共にクレジット切れフラグがオフになるので、プリンタ40は印刷動作を再開する。なお、プリンタ50もこれと同様に動作する。
【0041】
次に、前出のステップS405のプリンタ検証ルーチンについて図7のフローチャートに基づいて説明する。このルーチンが開始されると、プリントサーバ20のCPU21は、前回から今回までの間に行われた印刷動作回数を求める(ステップS510)。具体的には、クレジットカウンタ44の値は、前回プリントサーバ20が管理サーバ70との接続に成功したときに初期値に設定され、その後印刷動作が行われるごとに1ディクリメントされた値となるため、初期値から現在のクレジットカウンタ44の値を引いた値が、所定のインターバル時間内でのプリンタ40の印刷動作回数の実測値となる。続いて、前回プリントサーバ20が管理サーバ70へログを送信してから現在までの間にプリンタ使用状況データベース28bに保存された各印刷ジョブからコピー部数を読み出し、それらを合算してプリンタ40の印刷枚数の総数とする(ステップS520)。そして、プリンタ40の印刷動作回数と印刷枚数の総数とを比較するために両者の比率を求め(ステップS530)、その比率が許容範囲内か否かを判定する(ステップS540)。ここで、許容範囲は、実際に印刷する場合には印刷ミスや紙詰まりなどのように正しく印刷できないことがあるから、印刷動作回数の実測値の方が印刷枚数の総数よりもある程度大きくなることを見込んで設定されている。そして、ステップS540で、両者の比率が許容範囲内のときにはプリンタ40の稼働状態は適正だと判定し(ステップS550)、両者の比率が許容範囲を超えているときにはプリンタ40の稼働状態は不適正だと判定し(ステップS560)、ステップS550及びS560のあとこのプリンタ40の検証結果つまり適正か不適正かをログ情報に加え(ステップS570)、このルーチンを終了する。この結果、ログ送信処理ルーチンのステップS440でプリンタ稼働状態もログ情報に加えられて管理サーバ70へ送信される。なお、プリンタ40について説明したが、プリンタ50についてもこれと同様である。
【0042】
図8は、プリンタ40の稼働状態が適正な場合と不適正な場合の一例を表す説明図である。いずれも所定インターバル時間内でジョブID「00100」、「00101」、「00102」の3つの印刷ジョブを処理したものとし、各ジョブIDのコピー部数は4部、2部、3部であり、所定インターナル時間内のコピー部数総数は「9」だったとする。また、許容範囲は、コピー部数総数の100%から150%までとする。図8(a)では、プリンタ検証ルーチンの実行時におけるクレジットカウンタ44の値は「240」、初期値は「250」のため、所定インターバル時間内の印刷動作回数は250−240=10(回)となり、これはコピー部数総数の約110%であるためプリンタ40の稼働状態は適正と検証される。一方、図8(b)では、プリンタ検証ルーチンの実行時におけるクレジットカウンタ44の値は「187」、初期値は「250」のため、所定インターバル時間内の印刷動作回数は250−187=63(回)となり、これはコピー部数総数の約700%であるためプリンタ40の稼働状態は不適正と検証される。
【0043】
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のプリントサーバ20のCPU21が、本発明の印刷指令出力手段(ステップS140参照)、動作回数入力手段(ステップS250参照)及び検証手段(プリンタ検証ルーチン参照)に相当する。なお、本実施形態では、フォトスタジオシステム10の動作を説明することにより本発明のプリンタ検証方法の一例も明らかにしている。
【0044】
以上詳述した本実施形態のフォトスタジオシステム10によれば、プリンタ40の稼働状態を検証するにあたり、所定のインターバル時間内にプリンタ40へ出力された印刷指令に含まれる印刷枚数の総数と同じく所定のインターバル時間内にプリンタ40でカウントされた印刷動作回数とを比較し、その比較結果に基づいてプリンタ40の稼働状態を検証するため、プリンタの稼働状態を検証するまでに所定のインターバル時間を要するものの、プリンタの稼働状態が不適切になったことを容易に把握することができる。特に、所定時間内でのプリンタの稼働状態を大まかに知るうえで有用である。また、プリントサーバ20は管理サーバ70へプリンタ40のログ情報を送信する前にプリンタ40の稼働状態を知ることができるので、プリンタ40の稼働状態が適正なときだけ管理サーバ70へ接続するようにしてもよく、こうすれば不正確なログ情報を管理サーバ70へ送信しないようにすることができ、しかもクレジットリセット指令が出力されないのでプリンタ40は印刷動作が制限されることになる。なお、プリンタ40について本実施形態の効果を説明したが、プリンタ50についても同様である。
【0045】
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
【0046】
例えば、上述した実施形態では、印刷動作とは、1枚の用紙の紙送りを開始してから排出が完了するまでの動作をいい実際に印刷を実行しているか否かは問わないと定義したが、1枚の用紙の紙送りを開始してから排出が完了するまでの動作であって実際に印刷を実行したときの動作と定義してもよい。
【0047】
また、上述した実施形態ではプリンタ検証ルーチンを図6のログ送信処理ルーチンで行ったが、これに代えてに、プリントサーバ20がプリンタ40からステータスを受信したときに図9に示すプリンタ検証ルーチンを行うようにしてもよい。ここで、アッパプリンタ40は印刷動作ごとに1ディクリメントしていくカウンタであるから、印刷動作回数をシリアルに累算するカウンタといえる。さて、図9のプリンタ検証ルーチンが開始されると、プリントサーバ20のCPU21は、まず、今回受信したステータスをプリンタ使用状況データベース28bに保存し(ステップS600)、続いて今回受信したステータスの中からクレジットカウンタ44の印刷ジョブ開始時の値を読み出し(ステップS610)、前回受信したステータスの中からクレジットカウンタ44の印刷ジョブ終了時の値を読み出す(ステップS620)。そして、両者の差を求め(ステップS630)、その差が許容範囲内か否かを判定する(ステップS640)。ここで、許容範囲は、実際に印刷する場合には印刷ジョブの処理終了後次回の印刷ジョブの処理開始前にテスト印刷などを行うことがあるから、それを見込んで設定されている。そして、ステップS640で、両者の差が許容範囲内のときにはプリンタ40の稼働状態は適正だと判定し(ステップS650)、両者の差が許容範囲を超えているときにはプリンタ40の稼働状態は不適正だと判定し(ステップS660)、ステップS650及びS660のあとこのプリンタ40の検証結果つまり適正か不適正かをプリンタ使用状況データベース28bのステータスに加え(ステップS670)、このルーチンを終了する。この結果、ログ送信処理ルーチンのステップS440でプリンタ稼働状態もログ情報に加えられて管理サーバ70へ送信される。なお、以上はプリンタ40について説明したが、プリンタ50についてもこれと同様である。
【0048】
図10は、図9のプリンタ検証ルーチンを採用したときにプリンタ40の稼働状態が適正とされる場合と不適正とされる場合の一例を表す説明図である。ここでは今回処理した印刷ジョブのジョブIDを「00102」、前回処理した印刷ジョブのジョブIDを「00101」とし、各ジョブIDのコピー部数を3部、2部とする。また、許容範囲は0以上3以下とする。図10(a)では、今回の印刷ジョブ開始時のクレジットカウンタ44の値は「243」、前回の印刷ジョブ終了時のクレジットカウンタ44の値は「243」のため、両者の差は243−243=0となり、プリンタ40の稼働状態は適正と判定される。一方、図10(b)では、今回の印刷ジョブ開始時のクレジットカウンタ44の値は「190」、前回の印刷ジョブ終了時のクレジットカウンタ44の値は「228」のため、両者の差は228−190=38となり、プリンタ40の稼働状態は不適正と判定される。このように、図9のプリンタ検証ルーチンを採用した場合でも、プリンタの稼働状態が不適切になったことを容易に把握することができる。この場合、特に、前回の印刷ジョブの処理と今回の印刷ジョブの処理との間にプリンタ40がプリントサーバ20とは別のコンピュータから印刷指令を受けて印刷したか否かを検証するうえで有用である。
【0049】
あるいは、プリントサーバ20がプリンタ40からステータスを受信したときに図11に示すプリンタ検証ルーチンを行うようにしてもよい。図11のプリンタ検証ルーチンが開始されると、プリントサーバ20のCPU21は、まず、今回受信したステータスをプリンタ使用状況データベース28bに保存し(ステップS710)、続いて今回受信したステータスの中からクレジットカウンタ44の印刷ジョブ開始時の値と印刷ジョブ終了時の値を読み出し両者の差を今回の印刷ジョブに対応した印刷動作回数とする(ステップS720)と共に、今回の印刷ジョブに含まれるコピー部数つまり印刷枚数を読み出す(ステップS730)。そして、両者の比率を求め(ステップS740)、その比率が許容範囲内か否かを判定する(ステップS750)。ここで、許容範囲は、実際に印刷する場合には印刷ミスや紙詰まりなどのように正しく印刷できないことがあるから、印刷動作回数の方が印刷ジョブの印刷枚数よりもある程度大きくなることを見込んで設定されている。そして、ステップS750で、両者の比率が許容範囲内のときにはプリンタ40の稼働状態は適正だと判定し(ステップS760)、両者の比率が許容範囲を超えているときにはプリンタ40の稼働状態は不適正だと判定し(ステップS770)、ステップS760及びS770のあとこのプリンタ40の検証結果つまり適正か不適正かをログ情報に加え(ステップS780)、このルーチンを終了する。この結果、ログ送信処理ルーチンのステップS440でプリンタ稼働状態もログ情報に加えられて管理サーバ70へ送信される。なお、以上はプリンタ40について説明したが、プリンタ50についてもこれと同様である。
【0050】
図12は、図11のプリンタ検証ルーチンを採用したときにプリンタ40の稼働状態が適正とされる場合と不適正とされる場合の一例を表す説明図である。ここでは今回処理した印刷ジョブのジョブIDを「00102」とし、このジョブIDのコピー部数を3部とする。また、許容範囲は印刷枚数の100%から150%までとする。図12(a)では、今回の印刷ジョブのクレジットカウンタ44は開始時の値が「243」、終了時の値が「240」のため、今回の印刷ジョブに対応する印刷動作回数は243−240=3となる。また、今回の印刷ジョブに含まれる印刷枚数は「3」である。よって、両者の比率は100%となり、プリンタ40の稼働状態は適正と判定される。一方、図12(b)では、今回の印刷ジョブのクレジットカウンタ44は開始時の値が「190」、終了時の値が「157」のため、今回の印刷ジョブに対応する印刷動作回数は190−157=33で、両者の比率は33/3=11で1100%となり、プリンタ40の稼働状態は不適正と判定される。このように、図11のプリンタ検証ルーチンを採用した場合でも、プリンタの稼働状態が不適切になったことを容易に把握することができる。この場合、特に、印刷ジョブごとにプリンタ40が適切に印刷動作をしているか否かを検証するうえで有用である。
【0051】
更に、上述した実施形態では、クレジットカウンタ44,54としてダウンカウンタを採用したが、印刷動作回数を計数するごとに1インクリメントされるアップカウンタを採用してもよい。この場合、クレジットリセット処理ルーチンのステップS310でアップカウンタの値をゼロに設定し、印刷動作監視ルーチンのステップS252でアップカウンタの値が所定値(上述した実施形態における初期値)に達したときにクレジット切れフラグをオンにしてもよい。なお、ダウンカウンタでは初期値(所定値)からカウンタの値を引いた値が印刷動作回数の計数値となるが、アップカウンタではカウンタの値がそのまま印刷動作回数の計数値となる。
【0052】
更にまた、上述した実施形態では、プリントサーバ20がプリンタ検証ルーチンを行ったが、管理サーバ70がプリンタ検証ルーチンを行ってもよい。管理サーバ70には、プリントサーバ20からログ情報が送信されるが、このログ情報には印刷ジョブの履歴のほかステータスの履歴としてクレジットカウンタ44,54に関する情報が含まれるため、プリントサーバ20と同様にしてプリンタ検証ルーチンを行うことができる。こうすれば、管理サーバ70の運営者はプリンタ40,50の稼働状態を検証することができ、ひいてはプリンタ40,50の使用状況を正確に把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フォトスタジオシステム10の構成の概略を示す構成図。
【図2】印刷ジョブの内容の一部を表す説明図。
【図3】印刷指令出力処理ルーチンのフローチャート。
【図4】印刷動作監視ルーチンのフローチャート。
【図5】クレジットリセット処理ルーチンのフローチャート。
【図6】ログ送信処理ルーチンのフローチャート。
【図7】プリンタ検証ルーチンのフローチャート。
【図8】プリンタの稼働状態の一例を表す説明図。
【図9】プリンタ検証ルーチンのフローチャート。
【図10】プリンタの稼働状態の一例を表す説明図。
【図11】プリンタ検証ルーチンのフローチャート。
【図12】プリンタの稼働状態の一例を表す説明図。
【符号の説明】
10 フォトスタジオシステム、14 ルータ、16 LANケーブル、18 インターネット、20 プリントサーバ、21 CPU、22 ROM、23 RAM、24 クロックジェネレータ、25 ビデオボード、26 LANボード、27 ディスプレイ、28 ハードディスク、28a ジョブフォルダ、28b プリンタ使用状況データベース、29 バス、31 入出力コントローラ、40 アッパプリンタ、41 CPU、42 ROM、43 RAM、44 クレジットカウンタ、45 プリンタエンジン、46 バス、50 ロアプリンタ、54 クレジットカウンタ、60 クライアントPC、70 管理サーバ。

Claims (12)

  1. 印刷動作回数を計数可能なプリンタの稼働状態を検証するプリンタ検証システムであって、
    前記プリンタへ印刷指令を出力する印刷指令出力手段と、
    前記プリンタにより計数された印刷動作回数を前記プリンタから入力する動作回数入力手段と、
    所定時間内に前記印刷指令出力手段によって前記プリンタへ出力された印刷指令に含まれる印刷枚数の総数と前記所定時間内に前記動作回数入力手段によって入力された印刷動作回数とを比較し該比較結果に基づいて前記プリンタの稼働状態を検証する検証手段と
    を備えたプリンタ検証システム。
  2. 前記検証手段は、前記所定時間内に前記印刷指令出力手段によって前記プリンタへ出力した印刷指令に含まれる印刷枚数の総数と前記所定時間内に前記動作回数入力手段によって入力された印刷動作回数との差又は比率が許容範囲内か否かによって前記プリンタの稼働状態が適正か否かを検証する
    請求項1に記載のプリンタ検証システム。
  3. 印刷動作回数をシリアルに累算可能なプリンタの稼働状態を検証するプリンタ検証システムであって、
    前記プリンタへ印刷指令を出力する印刷指令出力手段と、
    前記プリンタが前記印刷指令の処理を開始した時の印刷動作回数の累算値と前記印刷指令の処理を終了したときの印刷動作回数の累算値とを前記プリンタから入力する累算値入力手段と、
    時系列的に連続する前記印刷指令につき先の印刷指令の処理を終了したときの累算値と後の印刷指令の処理を開始したときの累算値とを比較し該比較結果に基づいて前記プリンタの稼働状態を検証する検証手段と
    を備えたプリンタ検証システム。
  4. 前記検証手段は、時系列的に連続する前記印刷指令につき先の印刷指令の処理を終了したときの累算値と後の印刷指令の処理を開始したときの累算値との差又は比率が許容範囲内か否かによって前記プリンタの稼働状態が適正か否かを検証する
    請求項3に記載のプリンタ検証システム。
  5. 印刷動作回数を計数可能なプリンタの稼働状態を検証するプリンタ検証システムであって、
    前記プリンタへ印刷指令を出力する印刷指令出力手段と、
    各印刷指令に対応して計数された計数値を前記プリンタから入力する計数値入力手段と、
    各印刷指令に含まれる印刷枚数と各印刷指令に対応して計数された計数値とを比較し該比較結果に基づいて前記プリンタの稼働状態を検証する検証手段と
    を備えたプリンタ検証システム。
  6. 前記検証手段は、各印刷指令に含まれる印刷枚数と各印刷指令に対応して計数された計数値との差又は比率が許容範囲内か否かによって前記プリンタの稼働状態が適正か否かを検証する
    請求項5に記載のプリンタ検証システム。
  7. 前記プリンタ検証システムは、前記プリンタの使用状況を管理する管理サーバへ該プリンタの使用状況を電気通信回線を通じて送信するプリントサーバにより構成される
    請求項1〜6のいずれかに記載のプリンタ検証システム。
  8. 前記プリンタ検証システムは、前記プリンタの使用状況を管理する管理サーバと、該管理サーバへ該プリンタの使用状況を電気通信回線を通じて送信するプリントサーバとにより構成され、前記管理サーバは少なくとも前記検証手段を備え、前記プリントサーバは少なくとも前記印刷指令出力手段を備える
    請求項1〜6のいずれかに記載のプリンタ検証システム。
  9. プリンタの稼働状態を検証するプリンタ検証方法であって、
    (a)前記プリンタへ印刷指令を出力する印刷指令出力ステップと、
    (b)前記プリンタが印刷動作回数を計数する計数ステップと、
    (c)所定時間内に前記印刷指令出力ステップで前記プリンタへ出力した印刷指令に含まれる印刷枚数の総数と前記所定時間内に前記計数ステップで前記プリンタが計数した印刷動作回数とを比較し該比較結果に基づいて前記プリンタの稼働状態を検証する検証ステップと
    を含むプリンタ検証方法。
  10. プリンタの稼働状態を検証するプリンタ検証方法であって、
    (a)前記プリンタへ印刷指令を出力する印刷指令出力ステップと、
    (b)前記プリンタが印刷動作を行うごとにシリアルに印刷動作回数を累算する累算ステップと、
    (c)前記プリンタが前記印刷指令の処理を開始した時の印刷動作回数の累算値と前記印刷指令の処理を終了したときの印刷動作回数の累算値とを入力する累算値入力ステップと、
    (d)時系列的に連続する前記印刷指令につき先の印刷指令の処理を終了したときの累算値と後の印刷指令の処理を開始したときの累算値とを比較し該比較結果に基づいて前記プリンタの稼働状態を検証する検証ステップと
    を含むプリンタ検証方法。
  11. プリンタの稼働状態を検証するプリンタ検証方法であって、
    (a)前記プリンタへ印刷指令を出力する印刷指令出力ステップと、
    (b)前記プリンタが印刷動作回数を計数する計数ステップと、
    (c)各印刷指令に対応して前記計数ステップで計数された計数値を前記プリンタから入力する計数値入力ステップと、
    (d)各印刷指令に含まれる印刷枚数と各印刷指令に対応して前記計数値入力ステップで入力した計数値とを比較し該比較結果に基づいて前記プリンタの稼働状態を検証する検証ステップと
    を含むプリンタ検証方法。
  12. 請求項9〜11のいずれかに記載のプリンタ検証方法の各ステップを1又は複数のコンピュータに実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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