JP2004310195A - 会計処理システム - Google Patents

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Daisuke Nakahara
大輔 中原
Toshihiro Takahashi
智弘 高橋
Masahiro Honda
昌裕 本田
Hidemi Ishihata
日出美 石畑
Kiyohiko Sasahara
清彦 笹原
Shigeru Mukushiro
茂 椋代
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Honda Motor Co Ltd
Honda Motorcycle Japan Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
Honda Motorcycle Japan Co Ltd
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Abstract

【課題】仕訳のためのユーザの負担を軽減しながら、会計処理を実行し得るシステムを提供する。
【解決手段】まず、因子認識ユニット14及び取引金額認識ユニット15により、第1端末21とのネットワーク通信により、第1端末21において入力された「因子」及び「取引金額」がそれぞれ認識される。次に第1記憶装置12により記憶されている「仕訳規則」に従い仕訳処理ユニット16により当該「因子」に基づき「勘定科目」が決定される。さらに当該勘定科目について第2記憶装置13により記憶されている金額が、勘定処理ユニット17により当該「取引金額」に基づき増減される。そして第2記憶装置13により記憶されている勘定科目の金額に関する情報は、情報提供ユニット18により外部に提供される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末とのネットワーク通信に基づいて会計処理を実行するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ユーザ端末に入力された会計に関連する情報を、所定のアプリケーションソフトウェアにより処理し、当該情報処理の結果をデータベースに保管し、伝票、決算書等の会計書類を当該ユーザ端末等に出力するシステムが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0003】
従来の会計処理システムによれば、会計処理の実行に際して取引内容に応じたユーザによる仕訳作業、すなわち(簿記上の)取引を借方と貸方とに区別し、この取引に適当する勘定科目(又はこれに応じたコード)を決定する作業が必要とされている。このため、ユーザが所定の勘定科目表等により取引内容に応じた借方及び貸方の区分や、勘定科目等を確認する必要がある。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−306012号公報
【特許文献2】
特開2001−325419号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、取引内容及び勘定科目が非常に多岐にわたり、取引内容に応じた勘定科目等の確認作業が非常に煩雑な作業となる。このため、ユーザにより勘定科目等における勘定科目等が誤認され、当該誤った勘定科目等が入力される場合がある。この場合、会計処理情報の事後的修正が必要となる等、煩雑な作業が必要となる。煩雑な作業に伴い人的資源が無駄に費やされてしまい、このような弊害は、特に会計情報処理量が膨大となる大企業等において顕著となる。
【0006】
そこで、本発明は、仕訳のためのユーザの負担を軽減しながら、会計処理を実行し得るシステムを提供することを解決課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の第1態様の会計処理システムは、取引内容を特定する因子に基づき、該取引に適当する勘定科目を借方及び貸方の区別を含めて決定する仕訳規則を記憶する第1記憶手段と、勘定科目の金額を記憶する第2記憶手段と、取引内容を特定する因子と取引金額との入力操作機能を有する第1端末とのネットワーク通信により、第1端末において入力された因子及び取引金額を認識する因子認識手段及び取引金額認識手段と、第1記憶手段により記憶されている仕訳規則に従い、因子認識手段により認識された因子に基づき勘定科目を決定する仕訳処理手段と、仕訳処理手段により決定された勘定科目について第2記憶手段により記憶されている金額を、取引金額認識手段により認識された取引金額に基づき増減させる勘定処理手段と、第2記憶手段により記憶されている勘定科目の金額に関する情報を提供する情報提供手段とを備えていることを特徴とする。
【0008】
本発明の第1態様の会計処理システムによれば、ユーザにより第1端末を通じて入力された「(取引内容を特定する)因子」に基づき、第1記憶手段により記憶されている「仕訳規則」に従って仕訳処理手段により借方及び貸方の区別を含めて勘定科目が決定される。またユーザにより第1端末を通じて入力された「取引金額」に基づき、第2記憶手段により記憶されている当該勘定科目の金額が勘定処理手段により増減される。そして、勘定処理手段により増減された勘定科目の金額に関する情報が情報提供手段により所定のユーザに対して提供される。
【0009】
前記のようにユーザによる第1端末への因子入力に応じて勘定科目が決定されるので、仕訳作業に要するユーザの負担が軽減される。また、前記のようにユーザによる第1端末への取引金額入力に応じ、当該勘定科目について第2記憶手段により記憶されている金額が自動的に増減される。従って、本発明によれば、仕訳のためのユーザの負担を軽減しながら、会計処理が実行され得る。
【0010】
また、本発明の第1態様の会計処理システムは、仕訳規則の設定操作機能を有する第2端末とのネットワーク通信により、第1記憶手段により記憶される仕訳規則を認識する仕訳規則認識手段を備えていることを特徴とする。
【0011】
本発明によれば、本システムの運営者等における諸事情に応じ、第2端末を通じて仕訳規則、すなわち会計処理の態様が容易に変更され得る。
【0012】
前記課題を解決するための本発明の第2態様の会計処理システムは、仕訳規則に従って仕訳処理を実行するためのプログラムを管理するプログラム管理手段と、勘定科目の金額を記憶する記憶手段と、第1端末に対してプログラム管理手段により管理されているプログラムをネットワークを介して提供することで、取引内容を特定する因子の入力操作機能により入力された因子に基づき借方及び貸方の区別を含めて勘定科目を決定する機能を第1端末に付与する仕訳処理機能付与手段と、勘定科目決定機能により決定された勘定科目、及び取引金額入力操作機能により入力された取引金額を、第1端末とのネットワーク通信により認識する勘定科目認識手段及び取引金額認識手段と、勘定科目認識手段により認識された勘定科目について記憶手段により記憶されている金額を、取引金額認識手段により認識された取引金額に基づき増減する勘定処理手段と、記憶手段により記憶されている勘定科目の金額に関する情報を提供する情報提供手段とを備えていることを特徴とする。
【0013】
本発明の第2態様の会計処理システムによれば、仕訳処理機能付与手段により仕訳処理機能が付与された第1端末を通じてユーザにより入力された「(取引内容を特定する)因子」に基づき、「仕訳規則」に従って借方及び貸方の区別を含めて「勘定科目」が決定される。またユーザにより第1端末を通じて入力された「取引金額」に基づき、記憶手段により記憶されている当該勘定科目の金額が勘定処理手段により増減される。そして、勘定処理手段により増減された勘定科目の金額に関する情報が情報提供手段により所定のユーザに対して提供される。
【0014】
前記のようにユーザによる第1端末への因子入力に応じて勘定科目が決定されるので、仕訳作業に要するユーザの負担が軽減される。また、前記のようにユーザによる第1端末への取引金額入力に応じ、当該勘定科目について記憶手段により記憶されている金額が自動的に増減される。従って、本発明によれば、仕訳のためのユーザの負担を軽減しながら、会計処理が実行され得る。
【0015】
また、本発明の第2態様の会計処理システムは、仕訳規則の設定操作機能を有する第2端末とのネットワーク通信により、プログラム管理手段により管理されるプログラムにより実行される仕訳処理が従う仕訳規則を認識する仕訳規則認識手段を備えていることを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、本システムの運営者等における諸事情に応じ、第2端末を通じて仕訳規則、すなわち会計処理の態様が容易に変更され得る。
【0017】
本発明の第1又は第2態様の会計処理システムは、前記仕訳規則には、因子に基づき複数段階にわたる勘定科目の分類を逐次決定していくことで、最終的に勘定科目を決定する仕訳規則が含まれていることを特徴とする。
【0018】
本発明の第1態様の会計処理システムによれば、因子認識手段により認識された因子に基づき、仕訳処理手段により前記仕訳規則に従って複数段階にわたる勘定科目の分類が逐次決定され、これにより最終的に勘定科目が決定される。
【0019】
また本発明の第2態様の会計処理システムによれば、仕訳処理機能付与手段によって前記プログラムが提供された第1端末において入力された因子に基づき、当該第1端末により前記仕訳規則に従って複数段階にわたる勘定科目の分類が逐次決定され、これにより最終的に勘定科目が決定される。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の会計処理端末及び会計処理システムの実施形態について図面を用いて説明する。
【0021】
図1は本発明の第1実施形態における会計処理システムの構成説明図であり、図2は本発明の第1実施形態における会計処理システムの構成説明図であり、図3は本発明の第2実施形態における会計処理システムの構成説明図であり、図4は本発明の第2実施形態における会計処理システムの構成説明図である。
【0022】
まず本発明の第1実施形態における会計処理システムの構成について図1を用いて説明する。
【0023】
第1実施形態の会計処理システムは、複数の第1端末21及び第2端末22とネットワークを介して通信可能なサーバ10により構成されている。
【0024】
第1端末21はキーボードやマウス、光学読取・入力装置等の操作装置(図示略)を備え、当該操作装置を通じた取引内容を特定する「因子」及び「取引金額」の入力操作機能を有する。
【0025】
第2端末22はキーボードやマウス等の操作装置(図示略)を備え、当該操作装置を通じた「仕訳規則」の設定操作機能を有する。
【0026】
第1実施形態における会計処理システムは、仕訳規則認識ユニット11と、第1記憶装置12と、第2記憶装置13と、因子認識ユニット14と、取引金額認識ユニット15と、仕訳処理ユニット16と、勘定処理ユニット17と、情報提供ユニット18とを備えている。
【0027】
仕訳規則認識ユニット11は取引内容を特定する「因子」と「ID」とを対応付けて管理する第1DB(データベース)111と、「ID」と「勘定科目」とを対応付けて管理する第2DB112とを備えている。
【0028】
仕訳規則認識ユニット11は第2端末22とのネットワーク通信により因子とIDとの対応関係を認識した上で、この対応関係に従って因子とIDとを対応付けて第1DB111に管理させる。また、仕訳規則ユニット11は因子に対応付けられて第1DB111により管理されているIDを認識し、このIDに対応付けられて第2DB112により管理されている勘定科目を認識することで、「因子」に応じて取引を借方と貸方とに区別し、当該取引に適当する勘定科目を決定する「仕訳規則」を認識する。
【0029】
第1記憶装置12は仕訳規則認識ユニット11により認識された「仕訳規則」を記憶する。
【0030】
第2記憶装置13は勘定科目の「金額」を記憶する。
【0031】
因子認識ユニット14は第1端末21とのネットワーク通信により、当該第1端末21において入力された「取引内容を特定する因子」を認識する。
【0032】
取引金額認識ユニット15は第1端末21とのネットワーク通信により、当該第1端末21において入力された「取引金額」を認識する。
【0033】
仕訳処理ユニット16は第1記憶装置12により記憶されている「仕訳規則」に従い、因子認識ユニット14により認識された「因子」に基づき借方及び貸方の区別を含めて「勘定科目」を決定する。
【0034】
勘定処理ユニット17は仕訳処理ユニット16により決定された勘定科目について第2記憶装置13により記憶されている金額を、取引金額認識ユニット15により認識された取引金額に基づき増減させる。
【0035】
情報提供ユニット18は第2記憶装置13により記憶されている勘定科目の金額に関する情報を、第2端末22等、外部の端末にネットワークを介して提供する。また、情報提供ユニット18は画像表示装置(図示略)を通じて当該情報を提供し得る。
【0036】
続いて、本発明の第1実施形態における前記構成の会計処理システムの機能について図2を用いて説明する。
【0037】
まず第2端末22において、取引内容を特定する因子とIDとの対応関係が設定され(s21)、この対応関係が第2端末22からサーバ10にアップロードされる(矢印▲1▼)。
【0038】
このとき、仕訳規則認識ユニット11によりこの対応関係に従って因子とIDとが対応付けられて第1DB111に管理される。また、仕訳規則認識ユニット11により「因子」に対応付けられて第1DB111により管理されている「ID」が認識され、この「ID」に対応付けられて第2DB112により管理されている「勘定科目」が認識される。これにより仕訳規則認識ユニット11により「因子」に応じて取引を借方と貸方とに区別し、当該取引に適当する勘定科目を決定する「仕訳規則」が認識される(s11)。
【0039】
仕訳規則認識ユニット11により認識された仕訳規則が第1記憶装置12により記憶・保存される(s12)。後述のように仕訳規則により、取引商品の種類、取引の態様、取引金額の変動態様等の因子x,y,‥に基づき勘定科目f(x,y,‥),g(x,y,‥),‥が決定される等の対応関係が特定される。
【0040】
なお、第1記憶装置12により仕訳規則が既に記憶されている場合、当該既存の仕訳規則に替わって、仕訳規則認識ユニット11により認識された新規の仕訳規則が第1記憶装置12により記憶・保存される。
【0041】
ユーザにより第1端末21の操作を通じて取引内容を特定する「因子」が入力されたとき(s22)、この因子が第1端末21からサーバ10にアップロードされる(矢印▲2▼)。このとき因子認識ユニット14により「因子」が認識される(s13)。「因子」には取引商品の種類、取引の態様、取引金額の変動態様等が含まれる。例えば「ボールペンを現金で購入」等の取引内容は、ボールペン(取引商品の種類)、購入(取引態様)、現金支払(取引金額の変動態様)‥等の因子により特定される。
【0042】
続いて仕訳処理ユニット16が第1記憶装置12により記憶されている「仕訳規則」を読み取った上で、この「仕訳規則」に従い、因子認識ユニット14により認識された因子に基づき、貸方及び借方の区別を含めて「勘定科目」を決定する(s14)。
【0043】
仕訳規則により、商品種類、処置、支払方法、‥等の因子(x,y,‥)に応じ、勘定科目f(x,y,‥),g(x,y,‥),‥(i=1,2,‥)が決定される。例えば「ボールペンを現金で購入」という取引内容を特定する因子「ボールペン(取引商品の種類)」「購入(取引態様)」及び「現金(取引金額の変動態様)」に基づき、勘定科目「借方/備品」及び「貸方/現金」が決定される。
【0044】
さらにユーザにより第1端末21の操作を通じて「取引金額」が入力されたとき(s23)、この取引金額が第1端末21からサーバ10にアップロードされる(矢印▲3▼)。このとき取引金額認識ユニット15により「取引金額」が認識される(s15)。
【0045】
次に勘定処理ユニット17が、仕訳処理ユニット16により決定された勘定科目について第2記憶装置13により記憶されている金額を、取引金額認識ユニット15により認識された取引金額(矢印▲3▼)に基づき増減させる(s16)。
【0046】
例えば「ボールペンを現金で購入」という取引内容に応じ、仕訳処理ユニット16により決定された勘定科目「借方/備品」及び「貸方/現金」について第2記憶装置13により記憶されている金額が、勘定処理ユニット17によりそれぞれ例えば500円ずつ増加される。
【0047】
そして、第2記憶装置13により記憶されている勘定科目の金額に関する情報が、情報提供ユニット18によりサーバ10から第2端末22等の外部端末にダウンロードされる(矢印▲4▼)。
【0048】
前記機能を発揮する本発明の第1実施形態における会計処理システムによれば、第2端末22における設定操作(図2s21参照)を通じて第1記憶装置12により記憶される「仕訳規則」が変更され得る(図2s11,s12参照)。従って、本システムの運営者等における諸事情に応じ、本システムにより実行される会計処理の態様が容易に変更され得る。
【0049】
また、第1端末21を通じてユーザにより入力された因子(図2s22参照)に応じ、勘定科目が決定される(図2s14参照)。このため、仕訳作業に要するユーザの負担が軽減される。また、第1端末21を通じてユーザにより入力された取引金額(図2s23参照)に基づき、当該勘定科目について第2記憶装置13により記憶されている金額が自動的に増減される(図2s16参照)。
【0050】
従って、本システムによれば、仕訳のためのユーザの負担を軽減しながら、会計処理が実行され得る。
【0051】
次に本発明の第2実施形態における会計処理システムの構成について図3を用いて説明する。
【0052】
第2実施形態の会計処理システムは、複数の第1端末41及び第2端末42とネットワークを介して通信可能なサーバ30により構成されている。
【0053】
第1端末41はキーボードやマウス、光学読取・入力装置等の操作装置(図示略)を備え、当該操作装置を通じた種々の情報の入力操作機能を有する。
【0054】
第2端末42はキーボードやマウス等の操作装置(図示略)を備え、当該操作装置を通じた「仕訳規則」の設定操作機能を有する。
【0055】
第2実施形態における会計処理システムは仕訳規則認識ユニット31と、プログラム管理ユニット32と、記憶装置33と、仕訳処理機能付与ユニット34と、勘定科目認識ユニット35と、取引金額認識ユニット36と、勘定処理ユニット37と、情報提供ユニット38とを備えている。
【0056】
仕訳規則認識ユニット31は取引内容を特定する「因子」と「ID」とを対応付けて管理する第1DB(データベース)311と、「ID」と「勘定科目」とを対応付けて管理する第2DB312とを備えている。
【0057】
仕訳規則認識ユニット31は第2端末42とのネットワーク通信により因子とIDとの対応関係を認識した上で、この対応関係に従って因子とIDとを対応付けて第1DB311に管理させる。また、仕訳規則ユニット11は因子に対応付けられて第1DB311により管理されているIDを認識し、このIDに対応付けられて第2DB312により管理されている勘定科目を認識することで、「因子」に応じて取引を借方と貸方とに区別し、当該取引に適当する勘定科目を決定する「仕訳規則」を認識する。
【0058】
プログラム管理ユニット32は仕訳規則認識ユニット31により認識された仕訳規則に従って仕訳処理を実行するためのプログラムを作成・管理する。
【0059】
記憶装置33は勘定科目の「金額」を記憶する。
【0060】
仕訳処理機能付与ユニット34はプログラム管理ユニット32により管理されているプログラムを第1端末41に対してネットワークを介して提供することで、当該第1端末41に仕訳処理機能を付与する。
【0061】
勘定科目認識ユニット35は第1端末41とのネットワーク通信により、当該第1端末41により決定された「勘定科目」を認識する。
【0062】
取引金額認識ユニット36は第1端末41とのネットワーク通信により、当該第1端末41において入力された「取引金額」を認識する。
【0063】
勘定処理ユニット37は勘定科目認識ユニット35により決定された勘定科目について記憶装置33により記憶されている金額を、取引金額認識ユニット36により認識された取引金額に基づき増減させる。
【0064】
情報提供ユニット38は記憶装置33により記憶されている勘定科目の金額に関する情報を、第2端末42等、外部の端末にネットワークを介して提供する。また、情報提供ユニット38は画像表示装置(図示略)を通じて当該情報を提供し得る。
【0065】
続いて、本発明の第2実施形態における前記構成の会計処理システムの機能について図4を用いて説明する。
【0066】
まず第2端末42において、取引内容を特定する因子とIDとの対応関係が設定され(s41)、この対応関係が第2端末42からサーバ30にアップロードされる(矢印▲1▼’)。
【0067】
このとき、仕訳規則認識ユニット31によりこの対応関係に従って因子とIDとが対応付けられて第1DB311に管理される。また、仕訳規則認識ユニット31により「因子」に対応付けられて第1DB311により管理されている「ID」が認識され、この「ID」に対応付けられて第2DB312により管理されている「勘定科目」が認識される。これにより仕訳規則認識ユニット31により「因子」に応じて取引を借方と貸方とに区別し、当該取引に適当する勘定科目を決定する「仕訳規則」が認識される(s31)。
【0068】
また仕訳規則認識ユニット31により認識された仕訳規則に従って仕訳処理を実行するための「プログラム」がプログラム管理ユニット32により作成・管理される(s32)。
【0069】
ユーザによる第1端末41の所定操作があったとき等、所定のタイミングでプログラム管理ユニット32により管理されているプログラムが、仕訳処理機能付与ユニット34によりサーバ30から第1端末41にダウンロードされる(矢印▲2▼’)。これにより、取引内容を特定する因子の入力に応じ、当該因子に基づいて借方及び貸方の区別を含めて勘定科目を決定する機能が第1端末41に付与される。
【0070】
その後ユーザにより第1端末41に取引内容を特定する「因子」が入力されたとき(s42)、第1端末41により当該因子に基づき借方及び貸方の区別を含めて勘定科目が決定される(s43)。また第1端末41により決定された「勘定科目」が当該第1端末41からサーバ30にアップロードされ(矢印▲3▼’)、勘定科目認識ユニット35によりこの「勘定科目」が認識される(s33)。
【0071】
さらにユーザにより第1端末41の操作を通じて「取引金額」が入力されたとき(s44)、この取引金額が第1端末41からサーバ30にアップロードされる(矢印▲4▼’)、取引金額認識ユニット15によりこの「取引金額」が認識される(s34)。
【0072】
次に勘定処理ユニット37が、勘定科目認識ユニット35により認識された勘定科目(矢印▲3▼’)について記憶装置33により記憶されている金額を、取引金額認識ユニット36により認識された取引金額(矢印▲4▼’)に基づき増減させる(s35)。
【0073】
そして、記憶装置33により記憶されている勘定科目の金額に関する情報が、情報提供ユニット38によりサーバ30から第2端末42等の外部端末にダウンロードされる(矢印▲5▼’)。
【0074】
前記機能を発揮する本発明の第2実施形態における会計処理システムによれば、第2端末42における設定操作(図4s41参照)を通じてプログラム管理ユニット32により作成されるプログラム、ひいては第1端末41による仕訳処理が従う「仕訳規則」が変更され得る(図4s32,s43参照)。従って、本システムの運営者等における諸事情に応じ、本システムにより実行される会計処理の態様が容易に変更され得る。
【0075】
また、第1端末41を通じてユーザにより入力された因子(図4s42参照)に応じ、当該第1端末41により勘定科目が決定される(図2s43参照)。このため、仕訳作業に要するユーザの負担が軽減される。また、第1端末41を通じてユーザにより入力された取引金額(図4s44参照)に基づき、当該勘定科目について記憶装置33により記憶されている金額が自動的に増減される(図4s35参照)。
【0076】
従って、本システムによれば、仕訳のためのユーザの負担を軽減しながら、会計処理が実行され得る。
【0077】
なお、前記第1又は第2実施形態において、取引内容を特定する「因子」として「取引金額」が含まれていてもよい。当該実施形態によれば、「取引金額」の高低に基づいて当該取引に適当する勘定科目が決定され得る。従って、本システムの運営者の意向や、会計関連の法規則等のため、取引金額が‥以上の場合は勘定科目が‥に決定される必要がある等の場合、因子としての取引金額に基づき、適当な勘定科目が決定され得る。
【0078】
また「仕訳規則」には、因子に基づき複数段階にわたる勘定科目の分類を逐次決定していくことで、最終的に勘定科目を決定する仕訳規則が含まれていてもよい。例えば、複数の勘定科目f(i=2,3,‥)が勘定科目の分類Fに含まれ、勘定科目の分類F,G,H,‥が上位の分類Xに含まれている場合、第nの因子(n=1,2,‥)により分類Xが決定され、第(n+1)の因子により分類Xの下位の分類Fが決定され、第(n+2)の因子により分類Fに含まれる勘定科目f(k=1,2,‥)が最終的に決定されてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における会計処理システムの構成説明図
【図2】本発明の第1実施形態における会計処理システムの機能説明図
【図3】本発明の第2実施形態における会計処理システムの構成説明図
【図4】本発明の第2実施形態における会計処理システムの機能説明図
【符号の説明】
10‥サーバ(会計処理システム)、11‥仕訳規則認識ユニット、12‥第1記憶装置、13‥第2記憶装置、14‥因子認識ユニット、15‥取引金額認識ユニット、16‥仕訳処理ユニット、17‥勘定処理ユニット、18‥情報提供ユニット、21‥第1端末、22‥第2端末、30‥サーバ(会計処理システム)、31‥仕訳規則認識ユニット、32‥プログラム管理ユニット、33‥記憶装置、34‥仕訳処理機能付与ユニット、35‥勘定科目認識ユニット、36‥取引金額認識ユニット、37‥勘定処理ユニット、38‥情報提供ユニット、41‥第1端末、42‥第2端末

Claims (5)

  1. 端末とのネットワーク通信に基づき会計処理を実行するシステムであって、
    取引内容を特定する因子に基づき、該取引に適当する勘定科目を借方及び貸方の区別を含めて決定する仕訳規則を記憶する第1記憶手段と、
    勘定科目の金額を記憶する第2記憶手段と、
    取引内容を特定する因子と取引金額との入力操作機能を有する第1端末とのネットワーク通信により、第1端末において入力された因子及び取引金額を認識する因子認識手段及び取引金額認識手段と、
    第1記憶手段により記憶されている仕訳規則に従い、因子認識手段により認識された因子に基づき勘定科目を決定する仕訳処理手段と、
    仕訳処理手段により決定された勘定科目について第2記憶手段により記憶されている金額を、取引金額認識手段により認識された取引金額に基づき増減させる勘定処理手段と、
    第2記憶手段により記憶されている勘定科目の金額に関する情報を提供する情報提供手段とを備えていることを特徴とする会計処理システム。
  2. 仕訳規則の設定操作機能を有する第2端末とのネットワーク通信により、第1記憶手段により記憶される仕訳規則を認識する仕訳規則認識手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の会計処理システム。
  3. 端末とのネットワーク通信に基づき会計処理を実行するシステムであって、
    仕訳規則に従って仕訳処理を実行するためのプログラムを管理するプログラム管理手段と、
    勘定科目の金額を記憶する記憶手段と、
    第1端末に対してプログラム管理手段により管理されているプログラムをネットワークを介して提供することで、取引内容を特定する因子の入力操作機能により入力された因子に基づき借方及び貸方の区別を含めて勘定科目を決定する機能を第1端末に付与する仕訳処理機能付与手段と、
    勘定科目決定機能により決定された勘定科目、及び取引金額入力操作機能により入力された取引金額を、第1端末とのネットワーク通信により認識する勘定科目認識手段及び取引金額認識手段と、
    勘定科目認識手段により認識された勘定科目について記憶手段により記憶されている金額を、取引金額認識手段により認識された取引金額に基づき増減する勘定処理手段と、
    記憶手段により記憶されている勘定科目の金額に関する情報を提供する情報提供手段とを備えていることを特徴とする会計処理システム。
  4. 仕訳規則の設定操作機能を有する第2端末とのネットワーク通信により、プログラム管理手段により管理されるプログラムにより実行される仕訳処理が従う仕訳規則を認識する仕訳規則認識手段を備えていることを特徴とする請求項3記載の会計処理システム。
  5. 前記仕訳規則には、因子に基づき複数段階にわたる勘定科目の分類を逐次決定していくことで、最終的に勘定科目を決定する仕訳規則が含まれていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の会計処理システム。
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