JP2004309188A - 半導体加速度センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】パッケージサイズを大きくすることなく、センサに発生する残留応力を低減できる半導体加速度センサ、この半導体加速度センサに用いるセンサチップ及びパッケージを提供する。
【解決手段】本発明に係る半導体加速度センサは、センサチップ2と、凹部8を有したパッケージ3とを備え、パッケージ3の凹部8にセンサチップ2を収容した半導体加速度センサであって、センサチップ2の側部は、第1電極72を備えたフランジ部7を有し、パッケージ3に設けた凹部8の側部は、第2電極31を備えた段部9を有し、フランジ部7を段部9に載置するとともに、第1電極71と第2電極31との間の電気的接続を行う。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アミューズメント用製品や家電製品等の民生機器から車載機器にいたるまで、広い分野で用いられる半導体加速度センサ、この半導体加速度センサに用いるセンサチップ及びパッケージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の半導体加速度センサに用いるセンサチップとしては、例えば、半導体基板から形成されたフレーム部と、フレーム部から延設された薄肉のビームである可撓部と、可撓部により支持され揺動自在である錘部とを備えたものを挙げることができる(特許文献1参照)。
【0003】
また、半導体加速度センサに用いるセンサチップには、錘部が自在に揺動する揺動領域が形成されているが、例えば、この揺動領域下部に段差箇所(錘部の揺動箇所下部が凹部になる)を備えたガラスの台座を陽極接合にて接合するような構成もある(特許文献2参照)。
【0004】
なお、上述のセンサチップを搭載するためのパッケージは、センサチップを格納する凹部と、電極部が形成された段部とを備えており、パッケージの材料としては、セラミックLCC等が挙げられる。
【0005】
ここで、例えば、センサチップは、パッケージの凹部にシリコン系ダイボンド材、エポキシ系ダイボンド材等の接着剤を用いて固定され、センサチップに設けた電極部とパッケージの段部に設けた電極部間をワイヤボンディング接続した後、封止用蓋で封止して、半導体加速度センサが形成される。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−335674号公報
【0007】
【特許文献2】
特開平11−133054号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような半導体加速度センサにおいては、例えば、ガラスの台座の接合工程や、ワイヤボンディング工程や、ダイボンド工程等、種々の製造工程にて、熱履歴が半導体加速度センサに加わる可能性があり、熱履歴による残留応力が半導体加速度センサ発生する可能性があった。
【0009】
本発明は上記問題点を改善するためになされたものであり、パッケージサイズを大きくすることなく、センサに発生する残留応力を低減できる半導体加速度センサ、この半導体加速度センサに用いるセンサチップ及びパッケージを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る半導体加速度センサは、センサチップと、凹部を有したパッケージとを備え、該パッケージの凹部に前記センサチップを収容した半導体加速度センサであって、前記センサチップの側部は、第1電極を備えたフランジ部を有し、前記パッケージに設けた前記凹部の側部は、第2電極を備えた段部を有し、前記フランジ部を前記段部に載置するとともに、前記第1電極と前記第2電極との間の電気的接続を行う。
【0011】
このような構成の半導体加速度センサは、パッケージサイズを大きくすることなく、また、コストを高くすることなく、センサに発生する残留応力を低減できる。
【0012】
また、本発明の請求項2に係る半導体加速度センサは、請求項1に記載の半導体加速度センサにおいて、前記フランジ部は、切り込み部を備え、前記段部は、クシ歯形状となる分離部を備え、該分離部と前記切り込み部とを嵌合している。
【0013】
このような構成の半導体加速度センサは、前記センサチップのアライメント性が向上する。
【0014】
また、本発明の請求項3に係る半導体加速度センサは、請求項2に記載の半導体加速度センサにおいて、前記分離部にテーパを形成している。
【0015】
このような構成の半導体加速度センサは、前記センサチップのアライメント性が更に向上する。
【0016】
また、本発明の請求項4に係る半導体加速度センサは、請求項2又は請求項3に記載の半導体加速度センサにおいて、前記切り込み部で分離されたフランジ部の各片は、各々個別の第1電極を備えている。
【0017】
このような構成の半導体加速度センサは、前記切り込み部で分離された前記フランジ部の各片の前記第1電極間での短絡を防止することができる。
【0018】
また、本発明の請求項5に係る半導体加速度センサは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の半導体加速度センサにおいて、前記フランジ部は、前記センサチップの対向辺から延設されている。
【0019】
このような構成の半導体加速度センサは、前記パッケージの前記段部で前記フランジ部を支持することが可能となり、前記センサチップの水平性が向上する。
【0020】
また、本発明の請求項6に係る半導体加速度センサは、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の半導体加速度センサにおいて、前記第1電極と前記第2電極との間の電気的接続は、導電性ペーストにて行う。
【0021】
このような構成の半導体加速度センサは、熱履歴による前記センサチップに発生する残留応力の発生がなくなる。
【0022】
また、本発明の請求項7に係る半導体加速度センサは、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の半導体加速度センサにおいて、前記第1電極は、前記パッケージとの対向面に形成され、前記第2電極は、前記フランジ部の対向面に形成され、前記第1電極と前記第2電極と間の電気的接続は、バンプ接続にて行う。
【0023】
このような構成の半導体加速度センサは、前記センサチップと前記パッケージとの間の電気的接続時や、前記両者の固定時に、前記センサチップの加速度信号を検出する部位を固着させて自由度をなくす可能性を低くする。
【0024】
また、本発明の請求項8に係るセンサチップ及び本発明の請求項9に係るパッケージは、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の半導体加速度センサに用いる。
【0025】
このような構成のセンサチップ及びパッケージは、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の半導体加速度センサを提供することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図1乃至図4に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係るセンサチップ2の製造プロセスを示す概略断面図(後述の図2におけるA−A破断線における 断面図)であり、図2は、センサチップ2を示す斜視図及び概略断面図であり、図3は、パッケージ3を示す斜視図である。また、図4(a)は、センサチップ2をパッケージ3に搭載した状態を示す斜視図(封止用蓋100は取り除いた状態の斜視図)であり、(b)は、B−B断面における概略断面図である。なお、A−A破断線は、図2に示すように、フランジ部7を通過し、更にビーム6、錘部5を通過し、また、図4に示すように、B−B断面は、相対向する分離部10を通過する。
【0027】
本実施形態においては、図2、図4に示すように、半導体加速度センサ1は、センサチップ2と、センサチップ2を搭載し収容するパッケージ3と、パッケージ3の封止用の封止用蓋100とを備えた構成であり、両持ち梁型構造の3軸の加速度を検出するための多軸のセンサチップである。
【0028】
ここで、センサチップ2は、図2に示すように、半導体基板からなるフレーム部4と、フレーム部4内に配置された錘部5と、錘部5をフレーム部4に吊り下げるように連結、例えば両持ち支持する例えば4本の可撓部であるビーム6と、フレーム部4の側部に対応するように形成されたフランジ部7とを備えた構成である。なお、本実施形態においては、ビーム6は、加速度により生じた応力により歪みを検出するピエゾ抵抗等のゲージ抵抗Rを備えている。
【0029】
また、パッケージ3は、一面を開放面とし、センサチップ2を搭載する領域である凹部8と、凹部8の側部にはセンサチップ2のフランジ部7を載置する段部9とを備えて構成されている。
【0030】
なお、半導体加速度センサ1、センサチップ2及びパッケージ3の上下方向は、実際の使用状態での方位性に依存するため一義的に規定できないが、本実施形態の記述では説明の便宜上、図1、図2、図4に示すように、センサチップ2にてビーム6が形成されている側を上面側、その反対側を下面側というように上下方向を規定するものとする。
【0031】
以下に、センサチップ2の製造工程について図1、図2に基づいて説明する。例えば、上面側であるSi活性層41と、中間酸化膜層であるSiO層42と、下面層であるSi支持基板43から構成されているn型のSOI(Silicon On Insulator)基板12の両表面(Si活性層41、Si支持基板43の各表面)に、酸化膜44を形成し、通常のフォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術により所定の形状にパターニングした後、図1(a)に示すように、例えばボロンのようなp型不純物45をイオン注入する。
【0032】
次に、図1(a)に示したSOI基板12に対して、高温雰囲気で活性化処理い、歪みゲージとして利用するゲージ抵抗Rと、配線として利用する拡散抵抗46を形成する。なお、本実施形態においては、ゲージ抵抗Rと拡散抵抗46とを同時に形成しているが、酸化膜形成とフォトレジストによるパターニング、エッチングの工程を繰り返して、ゲージ抵抗R、拡散抵抗46各々を別々に形成するようにしてもよい。そして、次に、SOI基板12の上面、下面の各酸化膜44に窒化膜47を形成し、下面の窒化膜47にフォトレジストFによりパターニングを行う(図1(b)参照)。
【0033】
次に、酸化膜44と窒化膜47をエッチングした後、ICP(インダクティブリ カップルド プラズマ)等のドライエッチング技術にて垂直方向のエッチングを行い、錘部5、後述するフランジ部7が形成される箇所に相当するフランジ部相当箇所48を形成する。また、この時、同時にゲージ抵抗Rを含む梁状のビーム6を形成する(図1(c)参照)。
【0034】
なお、錘部5の形成工程と同様にして、フランジ部相当箇所48からフランジ部7(切り込み部71を入れる前の)を形成し、表面の所定の位置にフォトレジストにてパターニングを行い、ドライエッチングにより錘部5をフレーム部4から切離し、フランジ部相当箇所48に切り込み箇所である切り込み部71(図2(a)参照)を貫通させ、後述の図2(a)参照のようなフランジ部7を形成する。
【0035】
また、表面の所定の位置に、フォトレジストによりパターニングを行い、酸化膜と窒化膜をドライエッチングにより除去し、SOI基板12とのコンタクトを形成し、スパッタリング法もしくは蒸着法によりアルミ膜を形成した後、所定の位置にフォトレジストによるパターニングを行い、上面側にアルミパッドや配線等の第1電極72を形成する(図2(b)参照)。次に、センサチップの個別化を行う。
【0036】
ここで、切り込み部71で分離されたフランジ部7の各片は、図2(a)に示すように、個別の第1電極72を備えており、また、フランジ部7の各片は、センサチップ2の対向辺から延設されている。
【0037】
また、以下に、パッケージ3の構成について図3(a)に基づいて説明する。パッケージ3は、例えば研削又はセラミック積層により形成されるセラミックQFN(クワッド・フラット・リードレス・パッケージ)(セラミックLCCとも称する。)であり、図3(a)に示すように、センサチップ2を格納する凹部8と、センサチップ2と電気的接続を行うとともにセンサチップ2を固定するための段部9と、段部9の上に形成されセンサチップと電気的接続を行う第2電極31と、段部9上に所定の間隔で設けたクシ歯形状の分離部10とを備えた構成である。
【0038】
ここで、段部9の上面からパッケージ3の凹部8の底面までの高さは、センサチップ2をパッケージ3内に搭載するために、センサチップ2のフランジ部7の下面からセンサチップ2下部(下面)の厚みLよりも長くする必要がある。なお、パッケージ3としては、セラミックQFNの他、ガラス・エポキシ樹脂のプリント基板を基材としたプラスチックQFNであっても勿論よい。
【0039】
また段部9に形成されている分離部10は、図3(a)に示すように、段部9と一体の構成であり、センサチップ2の搭載を簡易に行う、つまり、センサチップ2のアライメント性を向上させるため、根元から先端に向うにつれて、例えば10度のテーパを備えているが、このテーパ角度は、勿論10度に限ったものではない。また、段部9と分離部10とは、一体形成しても、各部別々に形成して後、両者を一体化するようにしてもよい。
【0040】
最後に、パッケージ3にセンサチップ2を搭載して半導体加速度センサを構成する手順について、図4を用いて説明する。図4(a)に示すように、センサチップ2のフランジ部7は、パッケージ3の段部9の上に載せられ、その後、例えば銀ペーストといった導電性ペースト11を用いて、凹部8内に固定されるとともに、センサチップ2のフランジ部7の上面に設けた第1電極72と、パッケージ3の段部9上に設けた第2電極31とが電気的に接続させる。そして、封止用蓋100がパッケージ3の上面に設けられ、パッケージ封止がなされ、半導体加速度センサ1が構成される。
【0041】
かかる半導体加速度センサにおいては、センサチップ2の側部にフランジ部7を設け、パッケージ3に設けた凹部8の側部に段部9を設け、フランジ部7を段部9の上に載置するとともに、センサチップ2とパッケージ3との間の電気的接続を行うことで、パッケージサイズを大きくすることなく、また、コストを高くすることなく、センサに発生する残留応力を低減できる。
【0042】
また、フランジ部7が切り込み部71を備え、段部9がクシ歯形状となる分離部10を備え、分離部10と切り込み部71とを嵌合することで、センサチップ2のアライメント性が向上した半導体加速度センサを提供することができる。なお、分離部10にテーパを形成することで、センサチップ2のアライメント性が更に向上する。
【0043】
また、切り込み部71で分離されたフランジ部7の各片が個別の第1電極72を備えることで、各電極72間での短絡を防止することができる。
【0044】
また、フランジ部7がセンサチップ2の対向辺から延設されることで、パッケージ3の段部9でフランジ部7を支持することが可能となり、センサチップ2の水平性が向上する。
【0045】
また、センサチップ2のフランジ部7に設けた第1電極72とパッケージ3の段部9に設けた第2電極31との間の電気的接続を導電性ペースト11にて行うことで、半導体加速度センサの製造工程においてワイヤボンディング工程等を使用する必要がないので、ワイヤボンディング工程等を用いた際に生じるような熱履歴によるセンサチップ2に発生する残留応力の発生がなくなる。
【0046】
なお、本実施形態の図3(a)に示した分離部10の変形例として、図3(b)に示すように、パッケージ3は、例えば、段部9に所定の間隔で分離部10である凹部を備えた構成にしてもよい。なお、この場合、段部9の上面にはセンサチップ2と電気的接続を行う第2電極31を備えている。
【0047】
ここで、本実施形態においては、図2、図4に示すように、フランジ部7の片は、4本設けており(つまり、切り込み部71が3箇所)、パッケージ3の段部9に設けた分離部10は、このフランジ部7の片の数に対応するように3ヶ所設けているが、切り込み部71の数と、分離部10の形成箇所数とが同一であり、分離部10に切り込み部71が嵌合し、パッケージ3にセンサチップ2が搭載可能な位置関係にあれば、フランジ部7の片の数や分離部10の形成箇所数は、各々前述の数に限ったものではない。
【0048】
また、図1、図2に示すセンサチップ2の各部の寸法及び図3に示すパッケージ3の各部の寸法は、図4に示すように、センサチップ2のフランジ部7をパッケージ3の段部9の上に載置することができるサイズであれば特に限定されることはない。
【0049】
なお、フランジ部7に形成する第1電極72は、図2においては、フランジ部7の上面側に設けているが、この他、例えばフランジ部7の、段部9に面する側に形成してもよい。この場合、段部9の上面に設けた第2電極31とフランジ部7の下面側に設けた第2電極(図示せず)との電気的接続は、例えばバンプ(図示せず)にて接続する。この場合、センサチップ2とパッケージ3との間の電気的接続時や両者(センサチップ2とパッケージ3)の固定時に、可撓部であるビーム6や錘部5等といったセンサチップ2の中でも可撓、揺動に関わり、加速度信号を検出する部位を固着させて自由度をなくす可能性を低くする。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1に係る半導体加速度センサは、パッケージサイズを大きくすることなく、また、コストを高くすることなく、センサに発生する残留応力を低減できる。
【0051】
また、本発明の請求項2に係る半導体加速度センサは、請求項1に記載の半導体加速度センサの効果に加えて、センサチップのアライメント性が向上する。
【0052】
また、本発明の請求項3に係る半導体加速度センサは、請求項2に記載の半導体加速度センサの効果に加えて、センサチップのアライメント性が更に向上する。
【0053】
また、本発明の請求項4に係る半導体加速度センサは、請求項2又は請求項3に記載の半導体加速度センサの効果に加えて、切り込み部で分離されたフランジ部の各片の第1電極間での短絡を防止することができる。
【0054】
また、本発明の請求項5に係る半導体加速度センサは、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の半導体加速度センサの効果に加えて、パッケージの段部でフランジ部を支持することが可能となり、センサチップの水平性が向上する。
【0055】
また、本発明の請求項6に係る半導体加速度センサは、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の半導体加速度センサの効果に加えて、熱履歴によるセンサチップに発生する残留応力の発生がなくなる。
【0056】
また、本発明の請求項7に係る半導体加速度センサは、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の半導体加速度センサの効果に加えて、センサチップとパッケージとの間の電気的接続時や、これら両者の固定時に、センサチップの加速度信号を検出する部位を固着させて自由度をなくす可能性を低くする。
【0057】
また、本発明の請求項8に係るセンサチップ及び本発明の請求項9に係るパッケージは、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の半導体加速度センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るセンサチップの製造プロセスを示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るセンサチップを示す斜視図、概略断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るパッケージを示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態に係る半導体加速度センサを示す斜視図、概略断面図である。
【符号の説明】
1 半導体加速度センサ
2 センサチップ
3 パッケージ
4 フレーム部
5 錘部
6 ビーム
7 フランジ部
8 凹部
9 段部
10 分離部
11 導電性ペースト
31、72 電極
71 切り込み部
100 封止用蓋

Claims (9)

  1. センサチップと、凹部を有したパッケージとを備え、該パッケージの凹部に前記センサチップを収容した半導体加速度センサであって、
    前記センサチップの側部は、第1電極を備えたフランジ部を有し、
    前記パッケージに設けた前記凹部の側部は、第2電極を備えた段部を有し、
    前記フランジ部を前記段部に載置するとともに、前記第1電極と前記第2電極との間の電気的接続を行うことを特徴とする半導体加速度センサ。
  2. 前記フランジ部は、切り込み部を備え、
    前記段部は、クシ歯形状となる分離部を備え、
    該分離部と前記切り込み部とを嵌合した請求項1に記載の半導体加速度センサ。
  3. 前記分離部にテーパを形成した請求項2に記載の半導体加速度センサ。
  4. 前記切り込み部で分離されたフランジ部の各片は、各々個別の第1電極を備えた請求項2又は請求項3に記載の半導体加速度センサ。
  5. 前記フランジ部は、前記センサチップの対向辺から延設された請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の半導体加速度センサ。
  6. 前記第1電極と前記第2電極との間の電気的接続は、導電性ペーストにて行う請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の半導体加速度センサ。
  7. 前記第1電極は、前記パッケージとの対向面に形成され、前記第2電極は、前記フランジ部の対向面に形成され、前記第1電極と前記第2電極と間の電気的接続は、バンプ接続にて行う請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の半導体加速度センサ。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の半導体加速度センサに用いるセンサチップ。
  9. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の半導体加速度センサに用いるパッケージ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007218902A (ja) * 2006-01-06 2007-08-30 Honeywell Internatl Inc 分離応力アイソレータ
US7540190B2 (en) 2005-09-29 2009-06-02 Oki Semiconductor Co., Ltd. Semiconductor device with acceleration sensor

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