JP2004308803A - Metal seal assembling structure and its assembling method - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属シール組付構造及びその組付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
流体を密封する環状のシール材として、断面が角張った略S字状のシールが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシールの機器内における組付姿勢としては、環状のシール(を含む平面)を水平方向として使用する場合のみならず、鉛直方向として使用する場合も多々ある。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−324021公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
環状のシール(を含む平面)を鉛直方向となる姿勢にて使用する場合───フランジ合わせ面が鉛直方向となる場合───組付けの際にシールを落下させてしまうおそれがあり、また、シールを適切な位置に配置しにくいという問題点がある。 つまり、図6の要部拡大断面図に示すように、シールSの取り付け・取り外しを行う際において、シールSを収容する収容凹部40(シール溝)が形成された本体部材41と蓋部材42とが離れた状態であってシールSが弾性変形していない自由状態(収容凹部40に装着されたシールSと蓋部材42とが離れた状態)であると、矢印aに示すように、シールSがシール収容凹部40から脱落(位置ずれ)してしまう。
また、このシールSは、組付完了状態で拡径方向に僅かに弾性変形し使用状態とされるため、組付けに際し、シールSの外周縁部43と収容凹部40の内周面44との間に隙間を設けておく必要がある。しかし、収容凹部40の内周面44との間に全周において隙間を確保してシールSを装着する作業は困難であり、また、本体部材41に対するセンターの位置決めが非常に行いにくい。そして、シールSの外周縁部43が内周面44に接触した状態となって組付けされてしまうと、内周面44によりシールSの拡径が妨げられ、シールSは全周において均一な面圧が得られず密封力(シール性)にムラが生じ、その結果、特に高圧流体を密封する場合に密封力が弱い部位から流体が漏れ出るおそれがある。さらに、シールSの外周縁部43の一部が内周面44に接触した状態であると、シールSは内周面44と接触していない側へ変形するため、シール面(接触部)の移動が大きくシール面に傷を付ける可能性がある。
【0005】
そこで本発明は、金属シールの組付け向きに左右されることなく容易に所定位置にシールを組付けることができ、かつ密封性能を十分に発揮させることができる金属シール組付構造及びその組付方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る金属シール組付構造は、第一平坦面を有する収容凹部に装着され該第一平坦面と該第一平坦面に平行な第二平坦面との間に介装される全体が環状である金属シールの組付構造であって、上記金属シールは上記第一平坦面に当接する外周寄りの断面凸型第一接触部と上記第二平坦面に当接する内周寄りの断面凸型第二接触部とを有し、上記収容凹部に該金属シールを装着させた際に該金属シールに当接し該金属シールが該収容凹部から脱落するのを防止する脱落防止部材を備えるものである。
また、上記脱落防止部材は、上記金属シールの外周縁部が上記収容凹部の内周面から所定間隔を有するよう該金属シールを保持するものである。
また、上記脱落防止部材は、上記金属シールの外周縁部に当接する勾配面を有するものである。
【0007】
また、上述の目的を達成するために、本発明に係る金属シール組付方法は、第一平坦面を有する収容凹部に装着され該第一平坦面と該第一平坦面に平行な第二平坦面との間に介装される全体が環状である金属シールの組付方法であって、上記第一平坦面に当接する外周寄りの断面凸型第一接触部と上記第二平坦面に当接する内周寄りの断面凸型第二接触部とを有する上記金属シールを上記収容凹部に装着し、該金属シールに当接する該収容凹部に配設した脱落防止部材により該金属シールが該収容凹部から脱落するのを防止し、上記第一平坦面と上記第二平坦面とを接近させ、上記金属シールの上記第一接触部が上記第一平坦面に押し付けられ、上記第二接触部が上記第二平坦面に押し付けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図示の実施の形態に基づき、本発明を詳説する。
【0009】
図1は組付けされる金属シールの一例を示す正面断面図であり、図2と図3は本発明に係る金属シールの組付構造を説明する要部拡大断面図である。なお、図2は金属シールSが自由状態(変形前)である組付途中状態であり、図3は金属シールSが使用状態となる組付完了状態である。
【0010】
この図1〜図3に於て、Sは本発明において組付けされる金属シール(メタルシール)を示し、ばね用鋼やステンレス鋼やその他の金属から成り、薄板材からプレス加工(塑性加工)により形成するのが、製作の容易性とコスト面から好ましい。なお、切削や研削等にて作成することも可能である。また、本シールSの表面に、銀,金,銅,すず等のメッキ被覆や、PTFE,FEP等の各種樹脂皮膜や、各種ゴム材料の皮膜を被覆することも好ましい場合がある。
【0011】
そして、この金属シールSは、第一平坦面1を有する収容凹部6(シール溝)に装着され、第一平坦面1と第一平坦面1に平行な第二平坦面2との間に介装されるシール材で、全体が環状である。さらに、この金属シールSは、組付け完了状態で、上記第一平坦面1に当接する外周寄りの断面凸型第一接触部11と、上記第二平坦面2に当接する内周寄りの断面凸型第二接触部12と、この第二接触部12から第一接触部11へしだいに拡径テーパ状に連続する圧縮弾性変形可能な中間壁部14と、を有しており、この第一接触部11と中間壁部14と第二接触部12が、緩やかに湾曲した断面略S字状である。なお、本発明で、S字状とは、反転S字状───Z字状───をも含むものと定義する。
【0012】
この金属シールSは、第一接触部11及び第二接触部12とが、夫々一面側及び他面側に環状に形成されかつ半径方向で外径寄りと内径寄りに位置ずれしており、緩やかな湾曲面にて構成された略円錐台形皿バネ状であるということができる。このようにして、第二接触部12の存在する内周縁にて孔部15が形成されている。
【0013】
第一平坦面1を有する収容凹部6が形成される部材は、例えば半導体製造装置や超精密機器等の本体側である本体部材4であり、第二平坦面2が形成されるのはその本体部材4の合わせ面9に対応する蓋部材(板フランジ)5等としている。この場合、金属シールSの組付けは、シールSを本体部材4の収容凹部6にまず装着し、その後、蓋部材5を本体部材4に接近させシールSを締めつける。
収容凹部6は、第二平坦面2と接近状態乃至当接する本体部材4の合わせ面(フランジ面)9に形成された環状の凹溝(凹部)であり、図2及び図3では、内径側及び上方側(第二平坦面2側)が開口する凹溝としている。そして、第一平坦面1はこの収容凹部6の底面を持って構成され、収容凹部6の外径側面が内周面7といえる。
【0014】
そして、本発明の組付構造は、収容凹部6に金属シールSを装着させた際に金属シールSに当接し金属シールSが収容凹部6から脱落(位置ずれ)するのを防止する脱落防止部材3を収容凹部6に備えている。図2では、金属シールSの外周縁部13に当接し金属シールSが収容凹部6から脱落するのを防止している。
具体的に説明すると、脱落防止部材3は周方向同一断面の環状部材であり、その内径寸法は、自由状態の金属シールSの外径寸法より小さく設定されている。従って、図2に示すように、第一平坦面1と第二平坦面2とが離れた状態として金属シールSを収容凹部6に装着させると、金属シールSの外周縁部13が脱落防止部材3の内周縁部10に当接し、金属シールSの外周縁部13が脱落防止部材3と第一平坦面1との間に挟まれ、金属シールSは位置保持される。
または、脱落防止部材3は、金属シールSの外周縁部13に当接する以外にも、外周縁部13よりも内周側であって中間壁部14の第二平坦面2側となる中間当接部位に当接するようしてもよい。そして、この場合、組付後においては、弾性変形した金属シールSの上記中間当接部位と脱落防止部材3とは離れてもよい。
【0015】
さらに、脱落防止部材3は、金属シールSの外周縁部13(外周面)が収容凹部6の内周面7から所定間隔を有するよう金属シールSを保持する。つまり、金属シールSは、その外周縁部13が収容凹部6の内周面7に全周にわたって非接触状態として収容凹部6に、脱落防止部材3を介在させて、装着される。即ち、この脱落防止部材3は、金属シールSの脱落・落下を防止するのみならず、収容凹部6の内周面7と所定の間隔を保たせるよう所定の位置に金属シールSを保持するスペーサ部材として作用する。これにより、第一接触部11及び第二接触部12の第一平坦面1及び第二平坦面2における移動が局部的に偏って大きくならず、シール面に傷を付けるおそれがない。
【0016】
脱落防止部材3の材質としては、例えば、ゴム、樹脂、紙、金属、又は、これらによる複合材料等でもよく、使用状態にある金属シールSに対してできるだけ負荷を掛けないものとする。つまり、金属シールSの収容凹部6への装着及び第一平坦面1と第二平坦面2との接近、押圧による変形に伴って、脱落防止部材3の内周縁部10が第二平坦面2側(上方開口側)へ逃げるよう構成されている。従って、脱落防止部材3は第二平坦面2に当接しない状態で収容凹部6に配設する必要があるといえる。
【0017】
具体的に説明すると、金属シールSを脱落防止部材3に当接させて装着した状態では脱落防止部材3が僅かに変形し、また、第一平坦面1と第二平坦面2との接近により金属シールSが弾性変形する際にも脱落防止部材3はさらに変形し、さらに、金属シールSが組付けされた使用状態において金属シールSに内圧が作用しても脱落防止部材3が金属シールSを拘束しないよう構成している。さらには、この脱落防止部材3は金属シールSと共に組み込まれるため、クリープしやすい材料として金属シールSの荷重特性に影響を与えにくいものとしている。
【0018】
脱落防止部材3の外径側は、外径寸法が収容凹部6の内周面7の内径寸法と(略)同一とし、脱落防止部材3が内周面7に密嵌状態となるよう収容凹部6に取着されている。または、内周面7に密嵌状態としかつ接着剤等にて固定してもよい。または、図示省略するが、脱落防止部材3の外径側は収容凹部6の内周面7の凹部に一部挿入状として固定してもよい。
【0019】
また、図4及び図5は他の実施の形態であり、これらの要部拡大断面図に示すように、脱落防止部材3は、第一平坦面1に対して傾斜状に対向(対面)するよう形成されて金属シールSの外周縁部13に当接する勾配面8を有している。つまり、この環状の脱落防止部材3の内周面はテーパ状となり、金属シールSの外周縁部13のうち第一接触部11と反対面側(第二接触部12側)の外周角部16が勾配面8と接触し、脱落防止部材3が金属シールSを保持している。
【0020】
図3と図4に示す脱落防止部材3は、金属シールSの厚さ(板厚)より薄い環状薄板部材としているが、図5の脱落防止部材3は、金属シールSの厚さより厚い環状部材であり、その内周面全面を勾配面8とし、脱落防止部材3の幅狭面側である軸方向一端面を第一平坦面1に当接状として収容凹部6に配設されている。これにより、脱落防止部材3の収容凹部6における配設位置の調整が不要となってその取付けが容易となり、かつ、確実に勾配面8に金属シールSの外周縁部13(外周角部16)を当接させることができる。
さらに、金属シールSの拡径方向への変形に対しても、勾配面8と金属シールSの外周角部16とが滑りながら脱落防止部材3の内周縁部10が第二平坦面2方向へ逃げ、金属シールSを拘束することなく所定位置に位置確保させる。
【0021】
次に、金属シールSの組付方法について説明すると、この組付方法は、第一平坦面1を有する収容凹部6に装着され第一平坦面1と第一平坦面1に平行な第二平坦面2との間に介装される金属シールSを組付ける方法である。金属シールSは上述したように、全体が環状であり、第一平坦面1に当接する外周寄りの断面凸型第一接触部11と第二平坦面2に当接する内周寄りの断面凸型第二接触部12とを有するものである。
組付方法は、金属シールSを収容凹部6に装着し、金属シールSの外周縁部13と当接する収容凹部6に配設した脱落防止部材3により金属シールSが収容凹部6から脱落するのを防止する。なお、脱落防止部材3は、上記説明したものと同様である。
【0022】
そして、しだいに第一平坦面1と第二平坦面2とを接近させて、両者の間隔(寸法)を狭めてゆく───金属シールSを押圧してゆく───と、金属シールSは全体が徐々に弾性変形し、金属シールSの第一接触部11が第一平坦面1に押し付けられ、第二接触部12が第二平坦面2に押し付けられ、第一平坦面1を有する収容凹部6が形成される本体部材4の合わせ面9と、第二平坦面2を有する蓋部材5の合わせ面(第二平坦面2)とが閉じられ、締めつけられ組付けが完了し、金属シールSは、その内周側の(高圧)流体を密封することとなる。
【0023】
【発明の効果】
本発明は上述の構成により次のような効果を奏する。
【0024】
(請求項1によれば)金属シールSの組付けに際し、取付け面が水平でない状態でも、金属シールSを落下・位置ずれさせることなく容易に収容凹部6の所定位置に組み込ませることができる。つまり金属シールSの組付け向きに左右されずに正確に金属シールSを収容凹部6に装着できる。従って、相互に平行な第一平坦面1と第二平坦面2とを接近させると、金属シールSは全周にわたって均一に弾性変形し、第一接触部11及び第二接触部12共において均一な面圧が確保され、密封性能を確実に発揮させることができる。
【0025】
(請求項2によれば)金属シールSを収容凹部6の内周面7に接触させないため、金属シールSの拡径方向の変形が拘束されず、金属シールSを周方向均一に弾性変形させることができる。
(請求項3によれば)勾配面8と金属シールSの外周縁部13とが当接することで、収容凹部6において簡単に環状の金属シールSの軸心の芯合わせ(センターリング)ができる。つまり、組付けに際し、芯合わせの作業が極めて容易となり、組付け精度を向上・安定させることができる。また、金属シールSの第一接触部11の浮き上がりを抑制することができ、特に内方側の密封流体が高圧であっても密封性能を維持させることができる。
【0026】
(請求項4によれば)取付け面が水平でない状態でも、金属シールSを落下・位置ずれさせることなく容易に収容凹部6の所定位置に組み込ませることができ、作業性が極めて良い。つまり金属シールSの組付け向きに左右されずに正確に金属シールSを収容凹部6に装着できる。従って、相互に平行な第一平坦面1と第二平坦面2とを接近させ、金属シールSを全周にわたって均一に弾性変形させ、第一接触部11及び第二接触部12共において均一な面圧が確保でき、密封性能を確実に発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】組付けされる金属シールの一例を示す正面断面図である。
【図2】本発明の組付構造を説明する要部拡大断面図である。
【図3】組付完了状態にある組付構造を説明する要部拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す要部拡大断面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態を示す要部拡大断面図である。
【図6】従来の組付構造を説明する要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 第一平坦面
2 第二平坦面
3 脱落防止部材
6 収容凹部
7 内周面
8 勾配面
11 第一接触部
12 第二接触部
13 外周縁部
S 金属シール[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a metal seal assembling structure and an assembling method thereof.
[0002]
[Prior art]
A substantially S-shaped seal having a square cross section has been known as an annular seal material for sealing a fluid (for example, see Patent Document 1). Regarding the assembling posture of the seal in the device, not only the case where the annular seal (including a plane) is used in the horizontal direction, but also the case where the seal is used in the vertical direction.
[0003]
[Patent Document 1]
JP 2001-324221 A
[Problems to be solved by the invention]
When an annular seal (including a plane) is used in a vertical position. When the flange mating surface is in a vertical direction. The seal may drop during assembly. However, there is a problem that it is difficult to arrange the seal at an appropriate position. That is, as shown in the main part enlarged cross-sectional view of FIG. 6, when attaching and detaching the seal S, the
In addition, since the seal S is slightly elastically deformed in the diameter-expanding direction when the assembly is completed, and is in a used state, the outer
[0005]
Therefore, the present invention provides a metal seal assembling structure capable of easily assembling a seal at a predetermined position without being influenced by an assembling direction of a metal seal, and having sufficient sealing performance, and an assembling method thereof. The aim is to provide a method.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a metal seal assembly structure according to the present invention is provided with a first flat surface and a second flat surface parallel to the first flat surface, which are mounted in an accommodation recess having a first flat surface. The metal seal is an assembly structure of an annular metal seal interposed between the first flat surface and the first flat surface. And a second contact portion having a convex section in the vicinity of the inner periphery that abuts the metal seal, and when the metal seal is attached to the accommodation recess, the metal seal comes into contact with the metal seal and the metal seal falls off from the accommodation recess. It is provided with a falling-off prevention member for prevention.
Further, the falling-off preventing member holds the metal seal such that an outer peripheral edge of the metal seal has a predetermined distance from an inner peripheral surface of the housing recess.
Further, the falling-off preventing member has a sloped surface that comes into contact with the outer peripheral edge of the metal seal.
[0007]
Further, in order to achieve the above-mentioned object, a method for assembling a metal seal according to the present invention includes the steps of: mounting a first flat surface and a second flat surface parallel to the first flat surface; A method of assembling an annular metal seal interposed between the first flat surface and the first flat surface, wherein the first flat flat surface has a cross-sectional convex first contact portion and the second flat surface. The metal seal having the second contact portion having a convex section in contact with the inner periphery is mounted in the housing recess, and the metal seal is attached to the housing recess by a drop-off preventing member disposed in the housing recess in contact with the metal seal. To prevent the first flat surface and the second flat surface from approaching, the first contact portion of the metal seal is pressed against the first flat surface, and the second contact portion is Pressed against the second flat surface.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail based on the illustrated embodiments.
[0009]
FIG. 1 is a front cross-sectional view showing an example of a metal seal to be mounted, and FIGS. 2 and 3 are enlarged cross-sectional views of a main part illustrating a mounting structure of the metal seal according to the present invention. 2 shows a state in which the metal seal S is in the free state (before the deformation) and is in the middle of assembling, and FIG.
[0010]
In FIGS. 1 to 3, S indicates a metal seal (metal seal) assembled in the present invention, which is made of steel for spring, stainless steel, or other metal, and is pressed from a thin plate (plastic processing). It is preferable to form them from the viewpoint of ease of production and cost. In addition, it can also be created by cutting, grinding, or the like. It may also be preferable to coat the surface of the seal S with a plating coating of silver, gold, copper, tin, or the like, a coating of various resin such as PTFE or FEP, or a coating of various rubber materials.
[0011]
Then, the metal seal S is mounted on the accommodation recess 6 (seal groove) having the first
[0012]
In this metal seal S, the
[0013]
The member in which the accommodation recess 6 having the first
The accommodation
[0014]
The mounting structure according to the present invention is a drop-off preventing member that abuts against the metal seal S when the metal seal S is mounted on the
More specifically, the falling-off preventing
Alternatively, the falling-off preventing
[0015]
Further, the falling-off preventing
[0016]
The material of the falling-off preventing
[0017]
More specifically, in a state in which the metal seal S is attached to the falling-off preventing
[0018]
The outer diameter side of the
[0019]
FIGS. 4 and 5 show other embodiments. As shown in the enlarged sectional views of these main parts, the falling-off preventing
[0020]
3 and 4 is an annular thin plate member that is thinner than the thickness (plate thickness) of the metal seal S, but the
Furthermore, even when the metal seal S is deformed in the radially expanding direction, the inner
[0021]
Next, a method of assembling the metal seal S will be described. This assembling method is performed by mounting the first
The assembling method is such that the metal seal S is attached to the
[0022]
Then, the first
[0023]
【The invention's effect】
The present invention has the following effects by the above configuration.
[0024]
According to the first aspect, when the metal seal S is assembled, even when the mounting surface is not horizontal, the metal seal S can be easily incorporated into a predetermined position of the
[0025]
(According to claim 2) Since the metal seal S is not brought into contact with the inner
(According to claim 3) By the contact between the
[0026]
(Embodiment 4) Even when the mounting surface is not horizontal, the metal seal S can be easily incorporated into the predetermined position of the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front sectional view showing an example of a metal seal to be assembled.
FIG. 2 is an enlarged sectional view of a main part for explaining an assembly structure of the present invention.
FIG. 3 is an enlarged sectional view of a main part for explaining an assembly structure in an assembly completed state.
FIG. 4 is an enlarged sectional view of a main part showing another embodiment of the present invention.
FIG. 5 is an enlarged sectional view of a main part showing still another embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an enlarged sectional view of a main part for explaining a conventional assembling structure.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
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