JP2004304903A - コンバータ及びその組立方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ケースを大型化することなく容易な組立作業性を実現することのできるコンバータを提供する。
【解決手段】作業用開口部80に直交して隣接する壁部に直流端子83が立設されたコンバータケース51と、収容時にコンバータ出力端子86が作業用開口部80に臨まされるコンバータ本体26と、内部で直流端子83とコンバータ出力端子86とを連結するバスバー87とを備えたDC−DCコンバータ22であって、バスバー87を、基部が直流端子83に回動自在に軸着するアーム部87aと、アーム部87aの自由端側でコンバータ本体26に対向してコンバータ出力端子86に接続する端子接続部87bとを有して構成する。アーム部87aの回動により、端子接続部87bがコンバータケース51内でコンバータ本体26から回避する位置まで移動可能な構成とし、組立時にこれらの相互干渉を防止する。
【選択図】 図6
【解決手段】作業用開口部80に直交して隣接する壁部に直流端子83が立設されたコンバータケース51と、収容時にコンバータ出力端子86が作業用開口部80に臨まされるコンバータ本体26と、内部で直流端子83とコンバータ出力端子86とを連結するバスバー87とを備えたDC−DCコンバータ22であって、バスバー87を、基部が直流端子83に回動自在に軸着するアーム部87aと、アーム部87aの自由端側でコンバータ本体26に対向してコンバータ出力端子86に接続する端子接続部87bとを有して構成する。アーム部87aの回動により、端子接続部87bがコンバータケース51内でコンバータ本体26から回避する位置まで移動可能な構成とし、組立時にこれらの相互干渉を防止する。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバータ本体の端子がケース内部でバスバーを介して外部接続端子に接続されるコンバータ及びその組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両においては、モータジェネレータを用いた簡易ハイブリッドシステム、電動4輪駆動システム、電磁駆動弁、電動パワーステアリング、電動カーエアコン、電動ブレーキ、電動シャーシコントロール、フロントガラスの急速霜取り装置、シートヒータ等の各装備を高いクオリティで実現することを目的として、車載補機類の定格電圧を14Vから42Vへと昇圧化させることが検討されており、これに伴い、車載のバッテリ電圧を12Vから36Vへと昇圧化させることが検討されている。
【0003】
このような補機類の昇圧化への移行期間には、補機類の変更に伴うコストの高騰を抑制するため、補機類の昇圧化は、当該昇圧化によってより多くのメリットを享受可能なものから段階的に導入されることが望ましい。この場合、補機類の昇圧化によって見込まれる最も大きなメリットの1つとして、高出力なモータジェネレータを用いて簡易ハイブリッドシステムを構築することで燃費向上等を実現することが考えられる。そこで、近年では、36Vバッテリと12Vバッテリとをともに搭載し、例えばモータジェネレータ、電磁クラッチ、及びオートマチックトランスミッション用の電動オイルポンプ等を36Vバッテリで駆動するとともに、その他の補機類を12Vバッテリで駆動する技術が提案され実用化されている。
【0004】
ところで、上述のように36Vバッテリと12Vバッテリとを備えた車両においては、両バッテリを狭隘なエンジンルーム内に同時に搭載することが困難となる。また、車両にモータジェネレータを採用した場合には、インバータ装置を新たに搭載する必要がある。さらに、モータジェネレータによる発電電圧を降圧させて12Vバッテリ等にも給電するためには、DC−DCコンバータ等の補機類を新たに搭載する必要がある。
【0005】
これらに対処し、例えば非特許文献1には、36Vバッテリ及び12Vバッテリをラゲージルーム内に配設するとともに、各バッテリをラゲージルーム内に配設することでエンジンルーム内に確保されたスペースに、インバータ装置の下部にDC−DCコンバータが一体的に併設されたパワーコントロールユニットを配設する技術が開示されている。
【0006】
ところで、この種のパワーコントロールユニットは、一般に、インバータ装置やDC−DCコンバータを構成するインバータ本体やコンバータ本体等をケース内に一体的に収容して要部が構成される。
【0007】
また、この種のパワーコントロールユニット等において、ケースに対するコンバータ本体の組立方法としては、例えば、ケースに開口する作業用開口部から当該作業用開口部に入出力端子が臨まされるようコンバータ本体を収容し、作業用開口部を通じた作業によって、インバータ装置側から延出する電力線等をコンバータ本体の入力端子に接続するとともに、ケースの壁部に立設された外部接続端子をバスバーを介してコンバータ本体の出力端子に接続した後、ケースカバーによって作業用開口部を閉塞する方法が広く一般に知られている。
【0008】
【非特許文献1】
トヨタ自動車株式会社編集「クラウン、クラウンマジェスタ、クラウンエステート新型車解説書」2001年8月20日発行、P0−2、P1−2〜1−7、P1−12〜1−21
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようにコンバータ本体の出力端子と外部接続端子とをバスバーを介して接続する構成においては、作業用開口部に臨まされるコンバータ本体の面上に、比較的高い硬度を有するバスバーの端子接続部を対向させる必要があるため、ケースに対するコンバータ本体やバスバーの組付時にこれらが相互干渉される。従って、このような相互干渉を回避して組立作業性を向上するためには、ケース内に余分な作業用スペースを確保する必要があり、その分ケースの大型化等を招く虞がある。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ケースを大型化することなく容易な組立作業性を実現することのできるコンバータ及びその組立方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、作業用開口部に直交して隣接する壁部に外部接続端子が立設されたケースと、上記ケース内への収容時に端子が上記作業用開口部に臨まされるコンバータ本体と、上記ケース内部で上記外部接続端子と上記端子とを連結するバスバーとを備えたコンバータであって、上記バスバーは、基部が上記外部接続端子に回動自在に軸着されるアーム部と、上記アーム部の自由端側で上記コンバータ本体に対向されて上記端子に接続する端子接続部とを有し、上記端子接続部は、上記アーム部の回動によって、上記ケース内に配設された上記コンバータ本体から回避する位置まで移動可能であることを特徴とする。
【0012】
また、請求項2記載の発明は、作業用開口部に直交して隣接する壁部に外部接続端子が立設されたケースと、上記ケース内への収容時に端子が上記作業用開口部に臨まされるコンバータ本体と、上記ケース内部で上記外部接続端子と上記端子とを連結するバスバーとを備えたコンバータの組立方法であって、上記バスバーを構成するアーム部の基部が回動自在に軸着された上記外部接続端子を上記ケースに装着する手順と、上記アーム部の自由端側で上記コンバータ本体に対向されて上記端子に接続する上記バスバーの端子接続部を、上記アーム部の回動によって、上記ケース内に設定された上記コンバータ本体の取付位置から回避させる手順と、上記コンバータ本体を上記ケース内に組み付ける手順と、上記バスバーの上記端子接続部を、上記アーム部の回動によって上記コンバータ本体の上記端子に対向させて接続する手順とを備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図面は本発明の実施の一形態に係わり、図1はエンジンルーム内の要部を示す平面図、図2はエンジン及びパワーコントロールユニットを示す正面図、図3は車載の電気回路の概略構成図、図4はパワーコントロールユニットの斜視図、図5はパワーコントロールユニットの要部を示す正面図、図6はコンバータケースの正面図、図7はパワーコントロールユニットの要部を一部破断して示す右側面図、図8はバスバーの動作説明図である。
【0014】
図1において符号1は自動車等の車体を示す。本実施の形態において、車体1には、定格電圧が例えば42Vに設定されたモータジェネレータ10(後述する)や電動オイルポンプ(図示せず)等の各種42V負荷と、定格電圧が例えば14Vに設定されたランプバルブ(図示せず)やオーディオ機器(図示せず)等の各種14V負荷とが搭載されている。そして、モータジェネレータ10等の42V負荷を搭載することにより、車体1にはアイドルストップ機能等を高いクオリティで実現可能な簡易ハイブリッドシステムが構築されている。
【0015】
また、定格電圧の異なる各電気負荷にそれぞれ対応して給電を行うため、車体1には、図示しないラゲージルーム内に、36Vバッテリ5と、12Vバッテリ6とが搭載されている(図3参照)。
【0016】
図1,2に示すように、モータジェネレータ10は車体1前部のエンジンルーム2内でエンジン3に併設されており、モータジェネレータ10のプーリ11は、エアコン用コンプレッサ12のプーリ13等とともに、図示しないベルトを介してエンジン3のクランクプーリ3aに連結されている。ここで、本実施の形態において、エンジン3は車体1に対して縦置き配置される水平対向エンジンであり、モータジェネレータ10及びコンプレッサ12は、インテークマニホルド3bの前方で、エンジン3の上部に固設されている。
【0017】
また、エンジンルーム2内において、モータジェネレータ10の側方(図1の例では、左側方)には、パワーコントロールユニット20が配設されている。
【0018】
図3に示すように、パワーコントロールユニット20は、インバータ装置21と、このインバータ装置21に一体的に併設するDC−DCコンバータ22とを有して構成されている。
【0019】
インバータ装置21は、インテリジェントパワーモジュール23と、励磁回路24と、モータコントローラ25とを有し、これらがインバータケース50(後で詳述する)内に一体的に収容されて要部が構成されている。
【0020】
インテリジェントパワーモジュール23は、モータジェネレータ10内に配設されたステータコイル15のU相、V相、及びW相に大容量のパワーケーブル(電源ケーブル)27a〜27cを介して外部接続されているとともに、36Vバッテリ5に電力線31a,31bを介して外部接続され、モータジェネレータ10と36Vバッテリ5との間の交流/直流変換等を行うようになっている。
【0021】
また、励磁回路24は、モータジェネレータ10内に配設されたロータコイル16に電力線28を介して外部接続され、ロータコイル16に励磁電流を供給するようになっている。
【0022】
また、モータコントローラ25は、モータジェネレータ10内に配設された回転センサ17や温度センサ18等にハーネス29を介して接続されているとともに、図示しないアイドルストップ制御装置等にハーネス30(図4参照)を介して外部接続され、各種入力信号に基づいて、インテリジェントパワーモジュール23の位相制御や励磁回路24の励磁電流制御等を行うようになっている。
【0023】
DC−DCコンバータ22は、コンバータ本体26を有し、このコンバータ本体26が、インバータケース50に一体的に併設するコンバータケース51(後で詳述する)内に収容されて要部が構成されている。
【0024】
コンバータ本体26は、36Vの直流電圧を12Vの直流電圧に降圧するためのもので、インバータケース50の内部でインテリジェントパワーモジュール23に接続されているとともに、電力線32を介して12Vバッテリ6に外部接続されている。
【0025】
そして、このような構成によるパワーコントロールユニット20は、アイドルストップ制御装置等からの信号に基づく制御を行うことで、モータジェネレータ10を発電機或いはモータとして選択的に機能させる。すなわち、走行時等において、インバータ装置21は、スイッチング制御等による充電圧及び発電量の調整を行うことでモータジェネレータ10を発電機として機能させ、36Vバッテリ5に対して電気エネルギーの充電を行う。また、インバータ装置21は、DC−DCコンバータ22を介して、12Vバッテリ6に対しても電気エネルギーの充電を行う。その一方で、エンジン3のアイドルストップからの再始動時等において、インバータ装置21は、36Vバッテリ5からの給電制御を行うことでモータジェネレータ10をモータとして機能させる。
【0026】
次に、本実施の形態におけるパワーコントロールユニット20の詳細な構造について説明する。
【0027】
図1,4,5に示すように、インバータケース50は、車幅方向に沿った偏平な略直方体形状をなす金属ケースで構成されている。このインバータケース50の後側面には、上述のインテリジェントパワーモジュール23、励磁回路24、及びモータコントローラ25等を内部に組み付けるための作業用開口部(図示せず)が開口されており、この作業用開口部はインバータケースカバー55(図1参照)によって閉塞されている。
【0028】
また、インバータケース50の上面は各種外部接続端子を外部に露呈するための端子面として構成され、この端子面上には、三相の交流端子56a〜56cと、直流端子57a,57bとが配設されている。各交流端子56a〜56cは、インバータケース50内部でインテリジェントパワーモジュール23に接続されており、インバータケース50外部で各パワーケーブル27a〜27cを介してモータジェネレータ10に接続されるようになっている。一方、各直流端子57a,57bは、インバータケース50内部でインテリジェントパワーモジュール23に接続されており、インバータケース50外部で各電力線31a,31bを介して36Vバッテリ5に接続されるようになっている。さらに、インバータケース50の端子面上には、インバータケース50内部で励磁回路24に接続する電力線28やモータコントローラ25に接続するハーネス29,30を外部に延出するためのガイド部材58が設けられている。
【0029】
図1,4,5に示すように、コンバータケース51はインバータケース50の前側面に接合されるもので、コンバータケース51は、車幅方向に沿った偏平な略直方体形状をなす金属ケースで構成されている。なお、本実施の形態においては、偏平なインバータケース50の側面(前側面)に偏平なコンバータケース51を接合することにより、パワーコントロールユニット20の外観形状を略直方体形状とすることができ、例えば12Vバッテリのみを搭載する既存車両のバッテリトレイに載置可能な大きさに形成することができる。
【0030】
図6に示すように、コンバータケース51の前側面には、上述のコンバータ本体26を内部に組み付けるための作業用開口部80が開口されており、この作業用開口部80は、例えば、内面に絶縁シート82(図7参照)が貼付された板金製のコンバータケースカバー81(図4,5参照)によって閉塞されている。
【0031】
また、コンバータケース51の上面は外部接続端子を外部に露呈するための端子面として構成され、この端子面上には、各交流端子56a〜56cに近接する位置に、直流端子83が立設されている。すなわち、本実施の形態において、直流端子83は、コンバータケース51の作業用開口部80に直交して隣接する壁部に立設されている。直流端子83は、コンバータケース51内部でコンバータ本体に接続されており、コンバータケース51外部で電力線32を介して12Vバッテリ6に接続されるようになっている。
【0032】
次に、コンバータケース51内部の更なる具体的な構成について説明する。図6,7に示すように、コンバータ本体26は樹脂製の扁平な略箱型形状の筐体85内に図示しない各構成部材が一体的に収容されて構成されるもので、筐体85の前面85a上(すなわち、コンバータケース51の作業用開口部80に臨まされる面上)の上方寄りには、コンバータ出力端子86が配設されている。このコンバータ出力端子86は、直流端子83に対し、車幅方向(作業用開口部80の縁辺部に沿う方向)に所定距離離間した位置に配設されており、これらコンバータ出力端子86と直流端子83とはバスバー87を介して接続されている。バスバー87は、コンバータケース51とコンバータ本体26との間隙に沿って配設されるアーム部87aを有して構成され、このアーム部87aの基部は、直流端子83に対して回動自在に軸着されている。また、アーム部87aの自由端側には筐体85の前面85aに対向する端子接続部87bが折曲形成によって設けられており、この端子接続部87bがボルト締結によってコンバータ出力端子86に固設されることにより、直流端子83とコンバータ出力端子86とが接続されている。
【0033】
また、図6,7に示すように、筐体85の前面85a上の下方寄りにはコンバータ入力端子88が配設されており、このコンバータ入力端子88には、インバータケース50内部から連通口89を介して延設された電力線90の端子接続部90aがボルト締結によって接続されている。
【0034】
ここで、上述のようにコンバータ出力端子86を直流端子83に対してオフセットさせることでアーム部87aを比較的長尺に構成し、このように長尺なアーム部87aを直流端子83を支点として回動自在に構成することにより、図6,8中に鎖線で示すように、バスバー87は、アーム部87aの回動によって、端子接続部87bを、コンバータ本体26の前面85aから回避する位置まで移動可能な構成となっている。
【0035】
そして、このようにバスバー87の回動時に端子接続部87bとコンバータ本体26との相互干渉を防止可能とする構成により、コンバータケース51とコンバータ本体26との間に広大な作業用スペースを設けることなく、コンバータ本体26の簡易な装脱作業が実現される。例えばコンバータ本体26の装着時においては、以下の手順により、コンバータ本体26の装着作業を効率的に行うことができる。すなわち、先ず、バスバー87が一体に軸着された直流端子83を、作業用開口部80を通じて、コンバータケース51の内側から装着する。次に、バスバー87の端子接続部87bをコンバータ本体26の取り付け位置からの回避させた状態で、コンバータケース51にコンバータ本体26を組み付ける。その後、アーム部87aを回動させることにより、コンバータ本体26のコンバータ出力端子86にバスバー87の端子接続部87bを対向させ、ボルト締結によってこれらを接続する。さらに、電力線90の端子接続部90aを、ボルト締結によって、コンバータ本体26のコンバータ入力端子88に接続する。なお、上述の手順と逆の手順により、DC−DCコンバータ22のメンテナンス時等におけるコンバータ本体26の取り外し作業も容易に行うことができる。
【0036】
ここで、図示のように、コンバータ本体26を構成する筐体85の前面85aには、コンバータ出力端子86及びコンバータ入力端子88の周部に、複数の突起部91が立設されている。そして、これら突起部91によって、車両衝突等に、万が一コンバータケースカバー81が変形された際にも、コンバータ入力端子88とコンバータ出力端子86とがコンバータケースカバー81を介して短絡されることが防止される。また、コンバータ入力端子88側の突起部91は、コンバータ入力端子88と端子接続部90aとの接続時等に、端子接続部90aの回転規制部材として機能する。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ケースを大型化することなく容易な組立作業性を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンルーム内の要部を示す平面図
【図2】エンジン及びパワーコントロールユニットを示す正面図
【図3】車載の電気回路の概略構成図
【図4】パワーコントロールユニットの斜視図
【図5】パワーコントロールユニットの要部を示す正面図
【図6】コンバータケースの背面図
【図7】パワーコントロールユニットの要部を一部破断して示す右側面図
【図8】バスバーの動作説明図
【符号の説明】
22 … DC−DCコンバータ(コンバータ)
26 … コンバータ本体
51 … コンバータケース(ケース)
80 … 作業用開口部
83 … 直流端子(外部接続端子)
86 … コンバータ出力端子(端子)
87 … バスバー
87a … アーム部
87b … 端子接続部
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバータ本体の端子がケース内部でバスバーを介して外部接続端子に接続されるコンバータ及びその組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両においては、モータジェネレータを用いた簡易ハイブリッドシステム、電動4輪駆動システム、電磁駆動弁、電動パワーステアリング、電動カーエアコン、電動ブレーキ、電動シャーシコントロール、フロントガラスの急速霜取り装置、シートヒータ等の各装備を高いクオリティで実現することを目的として、車載補機類の定格電圧を14Vから42Vへと昇圧化させることが検討されており、これに伴い、車載のバッテリ電圧を12Vから36Vへと昇圧化させることが検討されている。
【0003】
このような補機類の昇圧化への移行期間には、補機類の変更に伴うコストの高騰を抑制するため、補機類の昇圧化は、当該昇圧化によってより多くのメリットを享受可能なものから段階的に導入されることが望ましい。この場合、補機類の昇圧化によって見込まれる最も大きなメリットの1つとして、高出力なモータジェネレータを用いて簡易ハイブリッドシステムを構築することで燃費向上等を実現することが考えられる。そこで、近年では、36Vバッテリと12Vバッテリとをともに搭載し、例えばモータジェネレータ、電磁クラッチ、及びオートマチックトランスミッション用の電動オイルポンプ等を36Vバッテリで駆動するとともに、その他の補機類を12Vバッテリで駆動する技術が提案され実用化されている。
【0004】
ところで、上述のように36Vバッテリと12Vバッテリとを備えた車両においては、両バッテリを狭隘なエンジンルーム内に同時に搭載することが困難となる。また、車両にモータジェネレータを採用した場合には、インバータ装置を新たに搭載する必要がある。さらに、モータジェネレータによる発電電圧を降圧させて12Vバッテリ等にも給電するためには、DC−DCコンバータ等の補機類を新たに搭載する必要がある。
【0005】
これらに対処し、例えば非特許文献1には、36Vバッテリ及び12Vバッテリをラゲージルーム内に配設するとともに、各バッテリをラゲージルーム内に配設することでエンジンルーム内に確保されたスペースに、インバータ装置の下部にDC−DCコンバータが一体的に併設されたパワーコントロールユニットを配設する技術が開示されている。
【0006】
ところで、この種のパワーコントロールユニットは、一般に、インバータ装置やDC−DCコンバータを構成するインバータ本体やコンバータ本体等をケース内に一体的に収容して要部が構成される。
【0007】
また、この種のパワーコントロールユニット等において、ケースに対するコンバータ本体の組立方法としては、例えば、ケースに開口する作業用開口部から当該作業用開口部に入出力端子が臨まされるようコンバータ本体を収容し、作業用開口部を通じた作業によって、インバータ装置側から延出する電力線等をコンバータ本体の入力端子に接続するとともに、ケースの壁部に立設された外部接続端子をバスバーを介してコンバータ本体の出力端子に接続した後、ケースカバーによって作業用開口部を閉塞する方法が広く一般に知られている。
【0008】
【非特許文献1】
トヨタ自動車株式会社編集「クラウン、クラウンマジェスタ、クラウンエステート新型車解説書」2001年8月20日発行、P0−2、P1−2〜1−7、P1−12〜1−21
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようにコンバータ本体の出力端子と外部接続端子とをバスバーを介して接続する構成においては、作業用開口部に臨まされるコンバータ本体の面上に、比較的高い硬度を有するバスバーの端子接続部を対向させる必要があるため、ケースに対するコンバータ本体やバスバーの組付時にこれらが相互干渉される。従って、このような相互干渉を回避して組立作業性を向上するためには、ケース内に余分な作業用スペースを確保する必要があり、その分ケースの大型化等を招く虞がある。
【0010】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ケースを大型化することなく容易な組立作業性を実現することのできるコンバータ及びその組立方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、作業用開口部に直交して隣接する壁部に外部接続端子が立設されたケースと、上記ケース内への収容時に端子が上記作業用開口部に臨まされるコンバータ本体と、上記ケース内部で上記外部接続端子と上記端子とを連結するバスバーとを備えたコンバータであって、上記バスバーは、基部が上記外部接続端子に回動自在に軸着されるアーム部と、上記アーム部の自由端側で上記コンバータ本体に対向されて上記端子に接続する端子接続部とを有し、上記端子接続部は、上記アーム部の回動によって、上記ケース内に配設された上記コンバータ本体から回避する位置まで移動可能であることを特徴とする。
【0012】
また、請求項2記載の発明は、作業用開口部に直交して隣接する壁部に外部接続端子が立設されたケースと、上記ケース内への収容時に端子が上記作業用開口部に臨まされるコンバータ本体と、上記ケース内部で上記外部接続端子と上記端子とを連結するバスバーとを備えたコンバータの組立方法であって、上記バスバーを構成するアーム部の基部が回動自在に軸着された上記外部接続端子を上記ケースに装着する手順と、上記アーム部の自由端側で上記コンバータ本体に対向されて上記端子に接続する上記バスバーの端子接続部を、上記アーム部の回動によって、上記ケース内に設定された上記コンバータ本体の取付位置から回避させる手順と、上記コンバータ本体を上記ケース内に組み付ける手順と、上記バスバーの上記端子接続部を、上記アーム部の回動によって上記コンバータ本体の上記端子に対向させて接続する手順とを備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図面は本発明の実施の一形態に係わり、図1はエンジンルーム内の要部を示す平面図、図2はエンジン及びパワーコントロールユニットを示す正面図、図3は車載の電気回路の概略構成図、図4はパワーコントロールユニットの斜視図、図5はパワーコントロールユニットの要部を示す正面図、図6はコンバータケースの正面図、図7はパワーコントロールユニットの要部を一部破断して示す右側面図、図8はバスバーの動作説明図である。
【0014】
図1において符号1は自動車等の車体を示す。本実施の形態において、車体1には、定格電圧が例えば42Vに設定されたモータジェネレータ10(後述する)や電動オイルポンプ(図示せず)等の各種42V負荷と、定格電圧が例えば14Vに設定されたランプバルブ(図示せず)やオーディオ機器(図示せず)等の各種14V負荷とが搭載されている。そして、モータジェネレータ10等の42V負荷を搭載することにより、車体1にはアイドルストップ機能等を高いクオリティで実現可能な簡易ハイブリッドシステムが構築されている。
【0015】
また、定格電圧の異なる各電気負荷にそれぞれ対応して給電を行うため、車体1には、図示しないラゲージルーム内に、36Vバッテリ5と、12Vバッテリ6とが搭載されている(図3参照)。
【0016】
図1,2に示すように、モータジェネレータ10は車体1前部のエンジンルーム2内でエンジン3に併設されており、モータジェネレータ10のプーリ11は、エアコン用コンプレッサ12のプーリ13等とともに、図示しないベルトを介してエンジン3のクランクプーリ3aに連結されている。ここで、本実施の形態において、エンジン3は車体1に対して縦置き配置される水平対向エンジンであり、モータジェネレータ10及びコンプレッサ12は、インテークマニホルド3bの前方で、エンジン3の上部に固設されている。
【0017】
また、エンジンルーム2内において、モータジェネレータ10の側方(図1の例では、左側方)には、パワーコントロールユニット20が配設されている。
【0018】
図3に示すように、パワーコントロールユニット20は、インバータ装置21と、このインバータ装置21に一体的に併設するDC−DCコンバータ22とを有して構成されている。
【0019】
インバータ装置21は、インテリジェントパワーモジュール23と、励磁回路24と、モータコントローラ25とを有し、これらがインバータケース50(後で詳述する)内に一体的に収容されて要部が構成されている。
【0020】
インテリジェントパワーモジュール23は、モータジェネレータ10内に配設されたステータコイル15のU相、V相、及びW相に大容量のパワーケーブル(電源ケーブル)27a〜27cを介して外部接続されているとともに、36Vバッテリ5に電力線31a,31bを介して外部接続され、モータジェネレータ10と36Vバッテリ5との間の交流/直流変換等を行うようになっている。
【0021】
また、励磁回路24は、モータジェネレータ10内に配設されたロータコイル16に電力線28を介して外部接続され、ロータコイル16に励磁電流を供給するようになっている。
【0022】
また、モータコントローラ25は、モータジェネレータ10内に配設された回転センサ17や温度センサ18等にハーネス29を介して接続されているとともに、図示しないアイドルストップ制御装置等にハーネス30(図4参照)を介して外部接続され、各種入力信号に基づいて、インテリジェントパワーモジュール23の位相制御や励磁回路24の励磁電流制御等を行うようになっている。
【0023】
DC−DCコンバータ22は、コンバータ本体26を有し、このコンバータ本体26が、インバータケース50に一体的に併設するコンバータケース51(後で詳述する)内に収容されて要部が構成されている。
【0024】
コンバータ本体26は、36Vの直流電圧を12Vの直流電圧に降圧するためのもので、インバータケース50の内部でインテリジェントパワーモジュール23に接続されているとともに、電力線32を介して12Vバッテリ6に外部接続されている。
【0025】
そして、このような構成によるパワーコントロールユニット20は、アイドルストップ制御装置等からの信号に基づく制御を行うことで、モータジェネレータ10を発電機或いはモータとして選択的に機能させる。すなわち、走行時等において、インバータ装置21は、スイッチング制御等による充電圧及び発電量の調整を行うことでモータジェネレータ10を発電機として機能させ、36Vバッテリ5に対して電気エネルギーの充電を行う。また、インバータ装置21は、DC−DCコンバータ22を介して、12Vバッテリ6に対しても電気エネルギーの充電を行う。その一方で、エンジン3のアイドルストップからの再始動時等において、インバータ装置21は、36Vバッテリ5からの給電制御を行うことでモータジェネレータ10をモータとして機能させる。
【0026】
次に、本実施の形態におけるパワーコントロールユニット20の詳細な構造について説明する。
【0027】
図1,4,5に示すように、インバータケース50は、車幅方向に沿った偏平な略直方体形状をなす金属ケースで構成されている。このインバータケース50の後側面には、上述のインテリジェントパワーモジュール23、励磁回路24、及びモータコントローラ25等を内部に組み付けるための作業用開口部(図示せず)が開口されており、この作業用開口部はインバータケースカバー55(図1参照)によって閉塞されている。
【0028】
また、インバータケース50の上面は各種外部接続端子を外部に露呈するための端子面として構成され、この端子面上には、三相の交流端子56a〜56cと、直流端子57a,57bとが配設されている。各交流端子56a〜56cは、インバータケース50内部でインテリジェントパワーモジュール23に接続されており、インバータケース50外部で各パワーケーブル27a〜27cを介してモータジェネレータ10に接続されるようになっている。一方、各直流端子57a,57bは、インバータケース50内部でインテリジェントパワーモジュール23に接続されており、インバータケース50外部で各電力線31a,31bを介して36Vバッテリ5に接続されるようになっている。さらに、インバータケース50の端子面上には、インバータケース50内部で励磁回路24に接続する電力線28やモータコントローラ25に接続するハーネス29,30を外部に延出するためのガイド部材58が設けられている。
【0029】
図1,4,5に示すように、コンバータケース51はインバータケース50の前側面に接合されるもので、コンバータケース51は、車幅方向に沿った偏平な略直方体形状をなす金属ケースで構成されている。なお、本実施の形態においては、偏平なインバータケース50の側面(前側面)に偏平なコンバータケース51を接合することにより、パワーコントロールユニット20の外観形状を略直方体形状とすることができ、例えば12Vバッテリのみを搭載する既存車両のバッテリトレイに載置可能な大きさに形成することができる。
【0030】
図6に示すように、コンバータケース51の前側面には、上述のコンバータ本体26を内部に組み付けるための作業用開口部80が開口されており、この作業用開口部80は、例えば、内面に絶縁シート82(図7参照)が貼付された板金製のコンバータケースカバー81(図4,5参照)によって閉塞されている。
【0031】
また、コンバータケース51の上面は外部接続端子を外部に露呈するための端子面として構成され、この端子面上には、各交流端子56a〜56cに近接する位置に、直流端子83が立設されている。すなわち、本実施の形態において、直流端子83は、コンバータケース51の作業用開口部80に直交して隣接する壁部に立設されている。直流端子83は、コンバータケース51内部でコンバータ本体に接続されており、コンバータケース51外部で電力線32を介して12Vバッテリ6に接続されるようになっている。
【0032】
次に、コンバータケース51内部の更なる具体的な構成について説明する。図6,7に示すように、コンバータ本体26は樹脂製の扁平な略箱型形状の筐体85内に図示しない各構成部材が一体的に収容されて構成されるもので、筐体85の前面85a上(すなわち、コンバータケース51の作業用開口部80に臨まされる面上)の上方寄りには、コンバータ出力端子86が配設されている。このコンバータ出力端子86は、直流端子83に対し、車幅方向(作業用開口部80の縁辺部に沿う方向)に所定距離離間した位置に配設されており、これらコンバータ出力端子86と直流端子83とはバスバー87を介して接続されている。バスバー87は、コンバータケース51とコンバータ本体26との間隙に沿って配設されるアーム部87aを有して構成され、このアーム部87aの基部は、直流端子83に対して回動自在に軸着されている。また、アーム部87aの自由端側には筐体85の前面85aに対向する端子接続部87bが折曲形成によって設けられており、この端子接続部87bがボルト締結によってコンバータ出力端子86に固設されることにより、直流端子83とコンバータ出力端子86とが接続されている。
【0033】
また、図6,7に示すように、筐体85の前面85a上の下方寄りにはコンバータ入力端子88が配設されており、このコンバータ入力端子88には、インバータケース50内部から連通口89を介して延設された電力線90の端子接続部90aがボルト締結によって接続されている。
【0034】
ここで、上述のようにコンバータ出力端子86を直流端子83に対してオフセットさせることでアーム部87aを比較的長尺に構成し、このように長尺なアーム部87aを直流端子83を支点として回動自在に構成することにより、図6,8中に鎖線で示すように、バスバー87は、アーム部87aの回動によって、端子接続部87bを、コンバータ本体26の前面85aから回避する位置まで移動可能な構成となっている。
【0035】
そして、このようにバスバー87の回動時に端子接続部87bとコンバータ本体26との相互干渉を防止可能とする構成により、コンバータケース51とコンバータ本体26との間に広大な作業用スペースを設けることなく、コンバータ本体26の簡易な装脱作業が実現される。例えばコンバータ本体26の装着時においては、以下の手順により、コンバータ本体26の装着作業を効率的に行うことができる。すなわち、先ず、バスバー87が一体に軸着された直流端子83を、作業用開口部80を通じて、コンバータケース51の内側から装着する。次に、バスバー87の端子接続部87bをコンバータ本体26の取り付け位置からの回避させた状態で、コンバータケース51にコンバータ本体26を組み付ける。その後、アーム部87aを回動させることにより、コンバータ本体26のコンバータ出力端子86にバスバー87の端子接続部87bを対向させ、ボルト締結によってこれらを接続する。さらに、電力線90の端子接続部90aを、ボルト締結によって、コンバータ本体26のコンバータ入力端子88に接続する。なお、上述の手順と逆の手順により、DC−DCコンバータ22のメンテナンス時等におけるコンバータ本体26の取り外し作業も容易に行うことができる。
【0036】
ここで、図示のように、コンバータ本体26を構成する筐体85の前面85aには、コンバータ出力端子86及びコンバータ入力端子88の周部に、複数の突起部91が立設されている。そして、これら突起部91によって、車両衝突等に、万が一コンバータケースカバー81が変形された際にも、コンバータ入力端子88とコンバータ出力端子86とがコンバータケースカバー81を介して短絡されることが防止される。また、コンバータ入力端子88側の突起部91は、コンバータ入力端子88と端子接続部90aとの接続時等に、端子接続部90aの回転規制部材として機能する。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ケースを大型化することなく容易な組立作業性を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンルーム内の要部を示す平面図
【図2】エンジン及びパワーコントロールユニットを示す正面図
【図3】車載の電気回路の概略構成図
【図4】パワーコントロールユニットの斜視図
【図5】パワーコントロールユニットの要部を示す正面図
【図6】コンバータケースの背面図
【図7】パワーコントロールユニットの要部を一部破断して示す右側面図
【図8】バスバーの動作説明図
【符号の説明】
22 … DC−DCコンバータ(コンバータ)
26 … コンバータ本体
51 … コンバータケース(ケース)
80 … 作業用開口部
83 … 直流端子(外部接続端子)
86 … コンバータ出力端子(端子)
87 … バスバー
87a … アーム部
87b … 端子接続部
Claims (2)
- 作業用開口部に直交して隣接する壁部に外部接続端子が立設されたケースと、上記ケース内への収容時に端子が上記作業用開口部に臨まされるコンバータ本体と、上記ケース内部で上記外部接続端子と上記端子とを連結するバスバーとを備えたコンバータであって、
上記バスバーは、基部が上記外部接続端子に回動自在に軸着されるアーム部と、
上記アーム部の自由端側で上記コンバータ本体に対向されて上記端子に接続する端子接続部とを有し、
上記端子接続部は、上記アーム部の回動によって、上記ケース内に配設された上記コンバータ本体から回避する位置まで移動可能であることを特徴とするコンバータ。 - 作業用開口部に直交して隣接する壁部に外部接続端子が立設されたケースと、上記ケース内への収容時に端子が上記作業用開口部に臨まされるコンバータ本体と、上記ケース内部で上記外部接続端子と上記端子とを連結するバスバーとを備えたコンバータの組立方法であって、
上記バスバーを構成するアーム部の基部が回動自在に軸着された上記外部接続端子を上記ケースに装着する手順と、
上記アーム部の自由端側で上記コンバータ本体に対向されて上記端子に接続する上記バスバーの端子接続部を、上記アーム部の回動によって、上記ケース内に設定された上記コンバータ本体の取付位置から回避させる手順と、
上記コンバータ本体を上記ケース内に組み付ける手順と、
上記バスバーの上記端子接続部を、上記アーム部の回動によって上記コンバータ本体の上記端子に対向させて接続する手順とを備えたことを特徴とするコンバータの組立方法。
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