JP2004304694A - 振動スピーカ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、音発生機能および振動発生機能を備えた振動スピーカに関し、音発生機能と振動発生機能を一体型として薄型化を図ると共に、音質低下、振動量低下を防止することを目的とする。
【解決手段】単一の筐体12内で、ダイナミックスピーカを構成する音用磁気回路部16を囲むように電磁コイル18が巻回されたU字ヨーク17と、当該U字ヨーク17の各先端部分に相対して対峙したマグネット21A,21Bが取り付けられて支持バネ20A,20Bで支持された分銅19とで構成される振動発生手段22を配置し、分銅を筐体12の厚さ方向と異なる水平方向に振動させる構成とする。
【選択図】 図2
【解決手段】単一の筐体12内で、ダイナミックスピーカを構成する音用磁気回路部16を囲むように電磁コイル18が巻回されたU字ヨーク17と、当該U字ヨーク17の各先端部分に相対して対峙したマグネット21A,21Bが取り付けられて支持バネ20A,20Bで支持された分銅19とで構成される振動発生手段22を配置し、分銅を筐体12の厚さ方向と異なる水平方向に振動させる構成とする。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音発生機能および振動発生機能を備えた振動スピーカに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば携帯電話等においては、着信を知らせる場合に振動させる機能を有するものが殆どであり、当該振動させるための機構をスピーカの構成機構と共用させた振動スピーカが使用されている。このような振動発生と音発生を行わせる振動スピーカは、振動機能の向上と音発生機能に対する悪影響の軽減を図ることが必要であり、また、薄型化も望まれている。
【0003】
従来、携帯電話等に使用されている振動スピーカの構成は種々知られているが、以下の特許文献が一例として示される。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−9495号公報
【特許文献2】
特開2003−1191号公報
【0005】
図6に、従来の振動スピーカの説明図を示す。図6(A)に示す振動スピーカは一般的な構成のものとして示している。図6(A)において、振動スピーカ101は、一方が開放された筐体102の側部枠102A内に、可動磁気回路部103が配置され、側部枠102Aの内壁と2つの渦巻状の板バネ104,104により支持される。すなわち、当該可動磁気回路部103は板バネ104,104により浮上状態で支持されている。
【0006】
上記可動磁気回路部103は、凹形状の第1ヨーク111内にマグネット112が固定され、当該マグネット112上(第1ヨークと反対側)に第2ヨーク113が配置される。この場合、第1ヨーク112の開放側の端部と、第2ヨーク113とは所定の磁気ギャップが形成される。そして、ダイヤフラム105に固定されたボイスコイル106の一部が上記可動磁気回路部103の磁気キャップ内に位置されるように、当該ダイヤフラム105が筐体102に密閉状態で固定されるものである。
【0007】
このような振動スピーカ101は、ボイスコイル105に所定周波数の正弦波信号を印加することで、図6(B)および図6(C)を繰り返すように、図面上で上下方向(筐体102の厚さ方向)に可動磁気回路部103が振動するものである。この場合、渦巻状の板バネ104,104の固有振動数を所定周波数に合わせることにより小電力で効率的な振動を得ることができるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図6に示す振動スピーカおよび特許文献1,2に示される振動スピーカは、可動磁気回路部103が上下方向(厚さ方向)に振動することから、筐体102において振動ストロークに必要な分のスペースを確保しなければならず薄型化を図ることが困難であるという問題がある。また、上記振動スピーカが携帯電話で使用されるときに、振動と同時にメロディを発生させる場合があり、振動駆動源をボイスコイル105としていることから振動周波数の整数倍の部分で音が干渉して音質を低下させてしまうという問題がある。さらに、板バネ104,104等の部品精度のバラヅキにより固有振動数にずれを生じて振動量が低下する場合があるという問題がある。
【0009】
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、音発生機構と振動発生機構を一体型として薄型化を図ると共に、音質低下、振動量低下を防止する振動スピーカを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、単一の筐体内で音発生のための機能および振動発生のための機能を有する振動スピーカであって、音用信号が印加されることにより磁気回路を形成して音を発生させる音発生手段と、弾性部材で支持された振動体を備え、振動用信号が印加されることにより当該振動体を前記筐体の厚さ方向と異なる方向に振動させる振動発生手段と、を有することを特徴とする構成とする。
【0011】
請求項2〜5の発明では、「前記振動発生手段は、前記音発生手段と別個に略同一レベルで配置される」構成であり、
「前記振動発生手段は、前記振動体を前記弾性部材の共振周波数で、またはその近傍の周波数で振動させる」構成であり、
「前記弾性部材は、前記振動体を挾持状態で設けられる所定長の平行板バネである」構成であり、
「前記音発生手段は、固定された音用磁気回路部と、当該音用磁気回路部で磁気回路を形成させる音用駆動コイルと、当該音用駆動コイルの振動で音を発生させるダイヤフラムとを備え、前記振動発生手段は、前記音用磁気回路部を囲むように配置されたU字コアと、当該U字コアに巻回された振動用コイルと、当該U字コアの各先端部分と相対してまたはオフセットで対峙した磁性体が取り付けられた前記振動体とを備える」構成である。
【0012】
このように、音の発生を音発生手段で行い、当該音発生手段と別構成の振動発生手段で支持された振動体を筐体の厚さ方向と異なる方向に振動させる。すなわち、振動発生手段の振動体を筐体の厚さ方向と異なる方向に振動させることから当該厚さ方向に振動のためのスペースを必要とさせずに薄型化を図ることが可能となり、音発生と振動発生を別構成で行わせることから互いに干渉が起こらずに音質低下、振動量低下を防止することが可能となるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図により説明する。
図1に本発明に係る振動スピーカの構成図を示すと共に、図2に図1の振動スピーカの斜視説明図を示す。図1(A)は底面からの構成図、図1(B)は図1(A)のA−A断面図、図1(C)は平面からの構成図である。図1(A)〜図1(C)において、振動スピーカ11は、筐体12が、例えば四角形状の側部環状体13に底板14が取り付けられた一方を開放させた状態で用意される。当該側部環状体13は例えば非磁性体の樹脂材により形成され、底板14は例えば非磁性体の金属材により形成される。そして、側部環状体13の一辺には例えば3つの接続端子15が設けられる。当該各接続端子15は後述のボイスコイルおよび電磁コイルに所定の信号を印加するためのもので、一を共通端子したものである。
【0014】
上記筐体12内であって、底板14の略中央部分に音用磁気回路部16が固定配置される。この音用磁気回路部16を囲むようにして強磁性部材で形成されたU字コア17が固定配置され、当該U字コア17には振動用コイルである電磁コイル18が所定数巻回されている。また、上記音用磁気回路部16のもう一方を囲むように振動体である分銅19が配置される。この分銅19は、例えばレジンにタングステン粉末を混ぜて成形して作製されるもので、比重を例えば約12とさせるように大きくすることでコンパクト化が図られる。
【0015】
当該分銅19は、両側に弾性材で形成された支持バネ20A,20Bの一端が取り付けられる。当該支持バネ20A,20Bの他端は上記側部環状体13の内壁に固定される。すなわち、支持バネ20A,20Bにより平行板バネが構成され、当該分銅19を挾持するような状態で設けられる。この支持バネ20A,20Bは耐久性のある素材が選択されることで耐久性を確保することができると共に、長さを設定することによって共振周波数を所望の値に設定することができるというメリットもある。また、上記分銅19であって、上記U字コア17の各先端に対峙する部分には磁性体であるマグネット21A,21Bがそれぞれバックヨークを介して取り付けられる。この各マグネット21A,21BはそれぞれNおよびSの両極を有するものである。上述のU字コア17、電磁コイル18、分銅19、支持バネ20A,20Bおよびマグネット21A,21Bを有して振動発生手段22が構成される。
【0016】
一方、音用磁気回路部16は、凹状の第1ヨーク31上にマグネット32が設けられ、当該マグネット32上に板状の第2ヨーク33が設けられたものである。この場合、第1ヨーク31の凹状先端と、第2ヨーク33のエッジ部分とは磁気ギャップが形成される。当該磁気ギャップには、音用駆動コイルであるボイスコイル23が位置され、当該ボイスコイル23の他端がダイヤフラム24に固定される。そして、ダイヤフラム24を筐体12の側部環状体13に取り付けられることで内部が密閉状態となるものである。上記音用磁気回路部16、ボイスコイル23およびダイヤフラム24により例えばダイナミックスピーカの音発生手段を構成する。
【0017】
ところで、上記振動発生手段22は、音発生手段とはその構成が別個であり、筐体12内で当該音発生手段と略同一レベルで配置される。すなわち、図2(A)に示すように、筐体12には、U字コア17、支持バネ20A,20Bおよび音用磁気回路部16を固定する固定部材41A,41B,42A,42Bが設けられており、振動発生手段22を筐体12内に配置した状態で音用磁気回路部16(音発生手段)の配置構成と略同一となるものである。その配置状態が図2(B)に示され、これに底板14が設けられることで図1(A)〜(C)に示す状態となる。なお、図2(A)は配置状態を説明するためのもので、組み立て工程を示したものではない。
【0018】
このような振動スピーカ11は、所定の接続端子15に音信号がボイスコイル23に印加されることで音用磁気回路部16との間で磁気回路が形成され、当該音信号に応じてボイスコイル23を介してダイヤフラム24が振動することにより、音が発生されるものである。振動発生については図3で説明する。
【0019】
そこで、図3に、本発明に係る振動スピーカの振動状態の説明図を示す。図3(A)において、マグネット21Aは例えば図面に向かって左からS、Nの極配置のものとされ、マグネット21Bは図面に向かって左からN、Sの極配置のものとされて分銅19に設けられているものとする。そこで、電磁コイル18に所定周波数(支持バネ20A,20Bの共振周波数、またはその近傍の周波数)の振動信号(正弦波または矩形波)が印加される場合、当該振動信号に応じてU字コア17の一方端17AにS極が発生し、他方端17BにN極が発生したとする。
【0020】
そのとき、図3(B)に示すように、当該一方端17AのS極にマグネット21AのN極が引き付け合って相対するように、また当該他方端17BのN極にマグネット21BのS極が引き付け合って相対するように分銅19が支持バネ20A,20Bに支持されながら移動(図3(B)の矢印方向)する。
【0021】
また、上記振動信号に応じてU字コア17の一方端17AにN極が発生し、他方端17BにN極が発生すると、図3(B)の状態でU字コア17(17A,17B)の極性が反転し、マグネット21A,21Bとの間で互いに反発するようになり、図3(C)に示すように、当該一方端17AのN極にマグネット21AのS極が引き付け合って相対するように、また当該他方端17BのS極にマグネット21BのN極が引き付け合って相対するように分銅19が支持バネ20A,20Bに支持されながら移動(図3(C)の矢印方向)する。
【0022】
同様に、図3(C)の状態でU字コア17(17A,17B)の極性が反転すると、マグネット21A,21Bとの間で互いに反発するようになり、図3(B)に示すように、当該一方端17AのS極にマグネット21AのN極が引き付け合って相対するように、また当該他方端17BのN極にマグネット21BのS極が相対するように分銅19が支持バネ20A,20Bに支持されながら移動(図3(B)の矢印方向)するものである。
【0023】
このように、図3(B)と図3(C)とが、振動信号の周波数に応じて繰り返すこととなって振動が発生するもので、当該振動は筐体12の厚さ方向と異なる水平方向となる。この場合、分銅19は、支持バネ20A,20Bの共振周波数またはその近傍の周波数で振動され、小電力で効率的な振動を得ることができるものである。これによって、筐体12の厚さ方向に振動のためのスペースを確保する必要がなく、振動スピーカ11全体を薄型化することができ、また音発生と振動発生を別構成で行わせることから互いに干渉せず音発生手段に悪影響を与えることがなく、音質低下、振動量低下を防止することができるものである。
【0024】
次に、図4および図5に、本発明に係る振動スピーカにおける他の実施形態の部分構成図を示す。図4(A)において、分銅19に取り付けられるマグネット21C,21Dは、それぞれ同一極性のもので、例えばそれぞれS極としたものである。そして、当該マグネット21C,21Dに対してU字コア17のそれぞれの端部17A,17Bが内側にオフセットされて対峙させた配置の構成である。
【0025】
そこで、図4(B)に示すように、上記のような振動信号によりU字コア17の一方端17AにS極が発生し、他方端17BにN極が発生したとすると、当該一方端17AのS極にマグネット21AのS極が反発するように、また当該他方端17BのN極にマグネット21BのS極が引き付け合って相対するように分銅19が支持バネ20A,20Bに支持されながら移動(図4(B)の矢印方向)する。
【0026】
また、上記振動信号に応じてU字コア17の一方端17AにN極が発生し、他方端17BにS極が発生すると、図4(B)の状態でU字コア17(17A,17B)の極性が反転し、マグネット21B(S極)との間で反発するようになり、図4(C)に示すように、当該一方端17AのN極にマグネット21AのS極が引き付け合って相対するように分銅19が支持バネ20A,20Bに支持されながら移動(図4(C)の矢印方向)する。
【0027】
このように、図4(B)と図4(C)とが、振動信号の周波数(支持バネ20A,20Bの共振周波数、またはその近傍の周波数)に応じて繰り返すこととなって振動が発生するもので、当該振動は筐体12の厚さ方向と異なる水平方向となる。これによっても、上記同様に、振動スピーカ11全体を薄型化することができ、また音質低下、振動量低下を防止することができるものである。
【0028】
続いて、図5(A)においては、分銅19に取り付けられるマグネット21E,21Fは、それぞれ同一極性(例えばS極)とされ、当該マグネット21E,21Fに対してU字コア17のそれぞれの端部17A,17Bが外側にオフセットされて対峙させた配置の構成である。
【0029】
そこで、図5(B)に示すように、上記のような振動信号によりU字コア17の一方端17AにN極が発生し、他方端17BにS極が発生したとすると、当該一方端17AのN極にマグネット21EのS極が引き付け合って相対するように、また当該他方端17BのS極にマグネット21FのS極が反発するように分銅19が支持バネ20A,20Bに支持されながら移動(図5(B)の矢印方向)する。
【0030】
また、上記振動信号に応じてU字コア17の一方端17AにS極が発生し、他方端17BにN極が発生すると、図5(B)の状態でU字コア17(17A,17B)の極性が反転し、マグネット21E(S極)との間で互いに反発するようになり、図5(C)に示すように、当該他方端17BのN極にマグネット21FのS極が引き付け合って相対するするように分銅19が支持バネ20A,20Bに支持されながら移動(図5(C)の矢印方向)する。
【0031】
このように、図5(B)と図5(C)とが、振動信号の周波数(支持バネ20A,20Bの共振周波数、またはその近傍の周波数)に応じて繰り返すこととなって振動が発生するもので、当該振動は筐体12の厚さ方向と異なる水平方向となる。これによっても、上記同様に、振動スピーカ11全体を薄型化することができ、また音質低下、振動量低下を防止することができるものである。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、音の発生を音発生手段で行い、当該音発生手段と別構成の振動発生手段で支持された振動体を筐体の厚さ方向と異なる方向に振動させる構成とすることにより、音発生機構と振動発生機構を一体型として薄型化を図ることができると共に、音質低下、振動量低下を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振動スピーカの構成図である。
【図2】図1の振動スピーカの斜視説明図である。
【図3】本発明に係る振動スピーカの振動状態の説明図である。
【図4】本発明に係る振動スピーカにおける他の実施形態の部分構成図(1)である。
【図5】本発明に係る振動スピーカにおける他の実施形態の部分構成図(2)である。
【図6】従来の振動スピーカの説明図である。
【符号の説明】
11 振動スピーカ
12 筐体
16 音用磁気回路部
17 U字コア
18 電磁コイル
19 分銅
20 支持バネ
21,32 マグネット
22 振動発生手段
23 ボイスコイル
24 ダイヤフラム
31 第1ヨーク
33 第2ヨーク
【発明の属する技術分野】
本発明は、音発生機能および振動発生機能を備えた振動スピーカに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば携帯電話等においては、着信を知らせる場合に振動させる機能を有するものが殆どであり、当該振動させるための機構をスピーカの構成機構と共用させた振動スピーカが使用されている。このような振動発生と音発生を行わせる振動スピーカは、振動機能の向上と音発生機能に対する悪影響の軽減を図ることが必要であり、また、薄型化も望まれている。
【0003】
従来、携帯電話等に使用されている振動スピーカの構成は種々知られているが、以下の特許文献が一例として示される。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−9495号公報
【特許文献2】
特開2003−1191号公報
【0005】
図6に、従来の振動スピーカの説明図を示す。図6(A)に示す振動スピーカは一般的な構成のものとして示している。図6(A)において、振動スピーカ101は、一方が開放された筐体102の側部枠102A内に、可動磁気回路部103が配置され、側部枠102Aの内壁と2つの渦巻状の板バネ104,104により支持される。すなわち、当該可動磁気回路部103は板バネ104,104により浮上状態で支持されている。
【0006】
上記可動磁気回路部103は、凹形状の第1ヨーク111内にマグネット112が固定され、当該マグネット112上(第1ヨークと反対側)に第2ヨーク113が配置される。この場合、第1ヨーク112の開放側の端部と、第2ヨーク113とは所定の磁気ギャップが形成される。そして、ダイヤフラム105に固定されたボイスコイル106の一部が上記可動磁気回路部103の磁気キャップ内に位置されるように、当該ダイヤフラム105が筐体102に密閉状態で固定されるものである。
【0007】
このような振動スピーカ101は、ボイスコイル105に所定周波数の正弦波信号を印加することで、図6(B)および図6(C)を繰り返すように、図面上で上下方向(筐体102の厚さ方向)に可動磁気回路部103が振動するものである。この場合、渦巻状の板バネ104,104の固有振動数を所定周波数に合わせることにより小電力で効率的な振動を得ることができるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図6に示す振動スピーカおよび特許文献1,2に示される振動スピーカは、可動磁気回路部103が上下方向(厚さ方向)に振動することから、筐体102において振動ストロークに必要な分のスペースを確保しなければならず薄型化を図ることが困難であるという問題がある。また、上記振動スピーカが携帯電話で使用されるときに、振動と同時にメロディを発生させる場合があり、振動駆動源をボイスコイル105としていることから振動周波数の整数倍の部分で音が干渉して音質を低下させてしまうという問題がある。さらに、板バネ104,104等の部品精度のバラヅキにより固有振動数にずれを生じて振動量が低下する場合があるという問題がある。
【0009】
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、音発生機構と振動発生機構を一体型として薄型化を図ると共に、音質低下、振動量低下を防止する振動スピーカを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、単一の筐体内で音発生のための機能および振動発生のための機能を有する振動スピーカであって、音用信号が印加されることにより磁気回路を形成して音を発生させる音発生手段と、弾性部材で支持された振動体を備え、振動用信号が印加されることにより当該振動体を前記筐体の厚さ方向と異なる方向に振動させる振動発生手段と、を有することを特徴とする構成とする。
【0011】
請求項2〜5の発明では、「前記振動発生手段は、前記音発生手段と別個に略同一レベルで配置される」構成であり、
「前記振動発生手段は、前記振動体を前記弾性部材の共振周波数で、またはその近傍の周波数で振動させる」構成であり、
「前記弾性部材は、前記振動体を挾持状態で設けられる所定長の平行板バネである」構成であり、
「前記音発生手段は、固定された音用磁気回路部と、当該音用磁気回路部で磁気回路を形成させる音用駆動コイルと、当該音用駆動コイルの振動で音を発生させるダイヤフラムとを備え、前記振動発生手段は、前記音用磁気回路部を囲むように配置されたU字コアと、当該U字コアに巻回された振動用コイルと、当該U字コアの各先端部分と相対してまたはオフセットで対峙した磁性体が取り付けられた前記振動体とを備える」構成である。
【0012】
このように、音の発生を音発生手段で行い、当該音発生手段と別構成の振動発生手段で支持された振動体を筐体の厚さ方向と異なる方向に振動させる。すなわち、振動発生手段の振動体を筐体の厚さ方向と異なる方向に振動させることから当該厚さ方向に振動のためのスペースを必要とさせずに薄型化を図ることが可能となり、音発生と振動発生を別構成で行わせることから互いに干渉が起こらずに音質低下、振動量低下を防止することが可能となるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図により説明する。
図1に本発明に係る振動スピーカの構成図を示すと共に、図2に図1の振動スピーカの斜視説明図を示す。図1(A)は底面からの構成図、図1(B)は図1(A)のA−A断面図、図1(C)は平面からの構成図である。図1(A)〜図1(C)において、振動スピーカ11は、筐体12が、例えば四角形状の側部環状体13に底板14が取り付けられた一方を開放させた状態で用意される。当該側部環状体13は例えば非磁性体の樹脂材により形成され、底板14は例えば非磁性体の金属材により形成される。そして、側部環状体13の一辺には例えば3つの接続端子15が設けられる。当該各接続端子15は後述のボイスコイルおよび電磁コイルに所定の信号を印加するためのもので、一を共通端子したものである。
【0014】
上記筐体12内であって、底板14の略中央部分に音用磁気回路部16が固定配置される。この音用磁気回路部16を囲むようにして強磁性部材で形成されたU字コア17が固定配置され、当該U字コア17には振動用コイルである電磁コイル18が所定数巻回されている。また、上記音用磁気回路部16のもう一方を囲むように振動体である分銅19が配置される。この分銅19は、例えばレジンにタングステン粉末を混ぜて成形して作製されるもので、比重を例えば約12とさせるように大きくすることでコンパクト化が図られる。
【0015】
当該分銅19は、両側に弾性材で形成された支持バネ20A,20Bの一端が取り付けられる。当該支持バネ20A,20Bの他端は上記側部環状体13の内壁に固定される。すなわち、支持バネ20A,20Bにより平行板バネが構成され、当該分銅19を挾持するような状態で設けられる。この支持バネ20A,20Bは耐久性のある素材が選択されることで耐久性を確保することができると共に、長さを設定することによって共振周波数を所望の値に設定することができるというメリットもある。また、上記分銅19であって、上記U字コア17の各先端に対峙する部分には磁性体であるマグネット21A,21Bがそれぞれバックヨークを介して取り付けられる。この各マグネット21A,21BはそれぞれNおよびSの両極を有するものである。上述のU字コア17、電磁コイル18、分銅19、支持バネ20A,20Bおよびマグネット21A,21Bを有して振動発生手段22が構成される。
【0016】
一方、音用磁気回路部16は、凹状の第1ヨーク31上にマグネット32が設けられ、当該マグネット32上に板状の第2ヨーク33が設けられたものである。この場合、第1ヨーク31の凹状先端と、第2ヨーク33のエッジ部分とは磁気ギャップが形成される。当該磁気ギャップには、音用駆動コイルであるボイスコイル23が位置され、当該ボイスコイル23の他端がダイヤフラム24に固定される。そして、ダイヤフラム24を筐体12の側部環状体13に取り付けられることで内部が密閉状態となるものである。上記音用磁気回路部16、ボイスコイル23およびダイヤフラム24により例えばダイナミックスピーカの音発生手段を構成する。
【0017】
ところで、上記振動発生手段22は、音発生手段とはその構成が別個であり、筐体12内で当該音発生手段と略同一レベルで配置される。すなわち、図2(A)に示すように、筐体12には、U字コア17、支持バネ20A,20Bおよび音用磁気回路部16を固定する固定部材41A,41B,42A,42Bが設けられており、振動発生手段22を筐体12内に配置した状態で音用磁気回路部16(音発生手段)の配置構成と略同一となるものである。その配置状態が図2(B)に示され、これに底板14が設けられることで図1(A)〜(C)に示す状態となる。なお、図2(A)は配置状態を説明するためのもので、組み立て工程を示したものではない。
【0018】
このような振動スピーカ11は、所定の接続端子15に音信号がボイスコイル23に印加されることで音用磁気回路部16との間で磁気回路が形成され、当該音信号に応じてボイスコイル23を介してダイヤフラム24が振動することにより、音が発生されるものである。振動発生については図3で説明する。
【0019】
そこで、図3に、本発明に係る振動スピーカの振動状態の説明図を示す。図3(A)において、マグネット21Aは例えば図面に向かって左からS、Nの極配置のものとされ、マグネット21Bは図面に向かって左からN、Sの極配置のものとされて分銅19に設けられているものとする。そこで、電磁コイル18に所定周波数(支持バネ20A,20Bの共振周波数、またはその近傍の周波数)の振動信号(正弦波または矩形波)が印加される場合、当該振動信号に応じてU字コア17の一方端17AにS極が発生し、他方端17BにN極が発生したとする。
【0020】
そのとき、図3(B)に示すように、当該一方端17AのS極にマグネット21AのN極が引き付け合って相対するように、また当該他方端17BのN極にマグネット21BのS極が引き付け合って相対するように分銅19が支持バネ20A,20Bに支持されながら移動(図3(B)の矢印方向)する。
【0021】
また、上記振動信号に応じてU字コア17の一方端17AにN極が発生し、他方端17BにN極が発生すると、図3(B)の状態でU字コア17(17A,17B)の極性が反転し、マグネット21A,21Bとの間で互いに反発するようになり、図3(C)に示すように、当該一方端17AのN極にマグネット21AのS極が引き付け合って相対するように、また当該他方端17BのS極にマグネット21BのN極が引き付け合って相対するように分銅19が支持バネ20A,20Bに支持されながら移動(図3(C)の矢印方向)する。
【0022】
同様に、図3(C)の状態でU字コア17(17A,17B)の極性が反転すると、マグネット21A,21Bとの間で互いに反発するようになり、図3(B)に示すように、当該一方端17AのS極にマグネット21AのN極が引き付け合って相対するように、また当該他方端17BのN極にマグネット21BのS極が相対するように分銅19が支持バネ20A,20Bに支持されながら移動(図3(B)の矢印方向)するものである。
【0023】
このように、図3(B)と図3(C)とが、振動信号の周波数に応じて繰り返すこととなって振動が発生するもので、当該振動は筐体12の厚さ方向と異なる水平方向となる。この場合、分銅19は、支持バネ20A,20Bの共振周波数またはその近傍の周波数で振動され、小電力で効率的な振動を得ることができるものである。これによって、筐体12の厚さ方向に振動のためのスペースを確保する必要がなく、振動スピーカ11全体を薄型化することができ、また音発生と振動発生を別構成で行わせることから互いに干渉せず音発生手段に悪影響を与えることがなく、音質低下、振動量低下を防止することができるものである。
【0024】
次に、図4および図5に、本発明に係る振動スピーカにおける他の実施形態の部分構成図を示す。図4(A)において、分銅19に取り付けられるマグネット21C,21Dは、それぞれ同一極性のもので、例えばそれぞれS極としたものである。そして、当該マグネット21C,21Dに対してU字コア17のそれぞれの端部17A,17Bが内側にオフセットされて対峙させた配置の構成である。
【0025】
そこで、図4(B)に示すように、上記のような振動信号によりU字コア17の一方端17AにS極が発生し、他方端17BにN極が発生したとすると、当該一方端17AのS極にマグネット21AのS極が反発するように、また当該他方端17BのN極にマグネット21BのS極が引き付け合って相対するように分銅19が支持バネ20A,20Bに支持されながら移動(図4(B)の矢印方向)する。
【0026】
また、上記振動信号に応じてU字コア17の一方端17AにN極が発生し、他方端17BにS極が発生すると、図4(B)の状態でU字コア17(17A,17B)の極性が反転し、マグネット21B(S極)との間で反発するようになり、図4(C)に示すように、当該一方端17AのN極にマグネット21AのS極が引き付け合って相対するように分銅19が支持バネ20A,20Bに支持されながら移動(図4(C)の矢印方向)する。
【0027】
このように、図4(B)と図4(C)とが、振動信号の周波数(支持バネ20A,20Bの共振周波数、またはその近傍の周波数)に応じて繰り返すこととなって振動が発生するもので、当該振動は筐体12の厚さ方向と異なる水平方向となる。これによっても、上記同様に、振動スピーカ11全体を薄型化することができ、また音質低下、振動量低下を防止することができるものである。
【0028】
続いて、図5(A)においては、分銅19に取り付けられるマグネット21E,21Fは、それぞれ同一極性(例えばS極)とされ、当該マグネット21E,21Fに対してU字コア17のそれぞれの端部17A,17Bが外側にオフセットされて対峙させた配置の構成である。
【0029】
そこで、図5(B)に示すように、上記のような振動信号によりU字コア17の一方端17AにN極が発生し、他方端17BにS極が発生したとすると、当該一方端17AのN極にマグネット21EのS極が引き付け合って相対するように、また当該他方端17BのS極にマグネット21FのS極が反発するように分銅19が支持バネ20A,20Bに支持されながら移動(図5(B)の矢印方向)する。
【0030】
また、上記振動信号に応じてU字コア17の一方端17AにS極が発生し、他方端17BにN極が発生すると、図5(B)の状態でU字コア17(17A,17B)の極性が反転し、マグネット21E(S極)との間で互いに反発するようになり、図5(C)に示すように、当該他方端17BのN極にマグネット21FのS極が引き付け合って相対するするように分銅19が支持バネ20A,20Bに支持されながら移動(図5(C)の矢印方向)する。
【0031】
このように、図5(B)と図5(C)とが、振動信号の周波数(支持バネ20A,20Bの共振周波数、またはその近傍の周波数)に応じて繰り返すこととなって振動が発生するもので、当該振動は筐体12の厚さ方向と異なる水平方向となる。これによっても、上記同様に、振動スピーカ11全体を薄型化することができ、また音質低下、振動量低下を防止することができるものである。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、音の発生を音発生手段で行い、当該音発生手段と別構成の振動発生手段で支持された振動体を筐体の厚さ方向と異なる方向に振動させる構成とすることにより、音発生機構と振動発生機構を一体型として薄型化を図ることができると共に、音質低下、振動量低下を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振動スピーカの構成図である。
【図2】図1の振動スピーカの斜視説明図である。
【図3】本発明に係る振動スピーカの振動状態の説明図である。
【図4】本発明に係る振動スピーカにおける他の実施形態の部分構成図(1)である。
【図5】本発明に係る振動スピーカにおける他の実施形態の部分構成図(2)である。
【図6】従来の振動スピーカの説明図である。
【符号の説明】
11 振動スピーカ
12 筐体
16 音用磁気回路部
17 U字コア
18 電磁コイル
19 分銅
20 支持バネ
21,32 マグネット
22 振動発生手段
23 ボイスコイル
24 ダイヤフラム
31 第1ヨーク
33 第2ヨーク
Claims (5)
- 単一の筐体内で音発生のための機能および振動発生のための機能を有する振動スピーカであって、
音用信号が印加されることにより磁気回路を形成して音を発生させる音発生手段と、
弾性部材で支持された振動体を備え、振動用信号が印加されることにより当該振動体を前記筐体の厚さ方向と異なる方向に振動させる振動発生手段と、
を有することを特徴とする振動スピーカ。 - 請求項1記載の振動スピーカであって、前記振動発生手段は、前記音発生手段と別個に略同一レベルで配置されることを特徴とする振動スピーカ。
- 請求項1または2記載の振動スピーカであって、前記振動発生手段は、前記振動体を前記弾性部材の共振周波数で、またはその近傍の周波数で振動させることを特徴とする振動スピーカ。
- 請求項1〜3の少なくとも何れかに記載の振動スピーカであって、前記弾性部材は、前記振動体を挾持状態で設けられる所定長の平行板バネであることを特徴とする振動スピーカ。
- 請求項1〜4の少なくとも何れかに記載の振動スピーカであって、
前記音発生手段は、固定された音用磁気回路部と、当該音用磁気回路部で磁気回路を形成させる音用駆動コイルと、当該音用駆動コイルの振動で音を発生させるダイヤフラムとを備え、
前記振動発生手段は、前記音用磁気回路部を囲むように配置されたU字コアと、当該U字コアに巻回された振動用コイルと、当該U字コアの各先端部分と相対してまたはオフセットで対峙した磁性体が取り付けられた前記振動体とを備えることを特徴とする振動スピーカ。
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- 2004-03-31 KR KR1020040021915A patent/KR100623509B1/ko not_active IP Right Cessation
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