JP2004303499A - Ion implanter and ion implantation method - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イオン注入装置およびイオン注入方法に係り、特に基板(ウエハ)に各種イオンを打込むイオン注入装置およびSiMOX用のイオン注入方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
SiMOX用のイオン注入方法にあっては、シリコン基板の所定の深さに酸素イオンを注入し、その後アニール処理を行うことにより、シリコン基板中にSiO2の層を形成している。このSiO2層を絶縁基板とすることにより、従来のようにSiO2の基板上にシリコン層を形成するものに比べて高応答の基板を実現できる。
【0003】
特許文献1には、最適なイオンビーム角でイオンビームを基板に注入可能なイオン注入装置および最適な深さに酸素イオンを注入し得るSiMOX用イオン注入方法が記載されている。
【0004】
特許文献2にはイオン源から引出したイオンビームが注入される真空容器の内部に、回転ディスクを設け、該回転ディスク上に少なくとも一個以上ウエハホルダを配置し、該ウエハホルダ上に導電性のウエハ保持部を備えるイオン注入装置が記載される。
【0005】
特許文献3には、放射投影ビームを供給するための放射線システム、マスクを保持するためのマスクホルダを備えるマスクテーブル、基板を保持するための基板ホルダを備える基板テーブル、前記マスクの非照射部分を前記基板の目標部分上に結像するための投影システムを含み、前記基板ホルダが前記基板を支持するための支持面を有する投影装置において、前記支持面を少なくとも部分的に導電性材料の層で被覆したリソグラフィー投影装置が記載されている。
【0006】
特許文献4には、イオンビームを発生するイオン源と、イオン注入対象を収納する処理室と、この処理室内に配置されて回転する回転体と、この回転体に固定された前記イオン注入対象のイオン注入領域との間に間隙を保った状態で前記イオン注入対象を保持する保持手段と、前記イオン源からのイオンビームを前記処理室内のイオン注入対象に向けて照射するイオンビーム照射手段と、前記処理室内のイオン注入対象を加熱する加熱手段とを備え、前記保持手段は、前記イオン注入対象外周側の一部の領域と接触した状態で前記イオン注入対象を保持して前記イオン注入対象が遠心力の作用する方向に移動するのを阻止しかつ前記遠心力の作用する方向とは異なる方向に移動するのを許容してなるイオン注入装置が記載されている(図3、図4参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平8‐329879号公報
【特許文献2】
特開2002−184345号公報
【特許文献3】
特開2001−28333号公報
【特許文献4】
特開2000−183139号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
SiMOX基板製作用イオン注入装置は、そのビーム電流が50mAから100mA、注入電圧が150kVから250kVと基板への照射エネルギーが大きいため、基板を高速で回転させ、ビームが基板のある部分に連続的に照射されないようにすることが必要である。そうしないと基板の一部が部分的に温度が上昇し、熱応力で基板が割れるなど場合によっては部分的に溶損するなどの問題が発生する。
そのため、基板を同時に複数枚放射状の位置に装着し、それらを回転させながら順次ビームを照射することで1枚の基板に連続的にビームが照射されることを避け、かつ大電流ビームを効率よく利用して多枚数を同時にバッチ処理することで生産性の高い装置を提供できる。
【0009】
基板を高速回転されると遠心力で基板は外周方向に大きな力を受けると同時に基板がホルダから浮上しないようにホルダ面に押し付けるような力を付与するため、基板は数度傾斜をもって保持されており、遠心力の分力でホルダに押し付けるように保持されている。
基板の遠心力はそれぞれのホルダの回転遠心力方向に設けたストッパで受ける。ストッパは2箇所にして力を分散し、基板が回転方向に動かないようにするのが好ましいが、2箇所で支持した場合、ビーム照射の際に基板温度が部分的に上昇するため、微小ではあるが支持部2点間で基板の熱膨張、収縮が繰り返し発生する。この際、ストッパと基板の間で摩擦が発生することになり、0.2ミクロン程度の非常に微細な粒子(パーティクル)が発生し、基板上に飛散する。基板温度上昇が大きなケースには基板の破損にいたるケースもある。
【0010】
基板の支持は、ストッパと基板裏面のピン(2箇所から6箇所)によっている。遠心力はストッパで受け、遠心力の分力としてホルダに押し付ける力はピンで受けている。しかし、基板温度が上昇し、また温度分布が発生するとごくわずかではあるが基板が変形(反りが発生)する。この時、基板裏面で支えているピンと基板が接触したり離れたりするため、基板裏面に傷が発生する。特に、注入時間が長くなると傷の深さが深くなり、傷の一部が盛り上がる現象にも進展するケースがある。
【0011】
本発明は、基板温度が上昇し、また温度分布が発生して基板が変形するようなことがあった場合にも変形による動きを充分に許容しながら保持し、従来発生していたパーティクルの発生あるいは基板面への傷の発生を防止するに有効なイオン注入装置およびイオン注入方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、イオン源から取り出されたイオンビームを基板に打込むイオン注入装置および方法において、イオン源から取り出されたイオンビームを基板に打込むイオン注入装置において、前記イオンビームに実質的に直交する、もしくは傾斜する平面上に配置され、前記基板をテーパの付いた受け面で片側自由状態にして保持する保持部を有する一つのストッパと二つのサイドピンとが保持部材に設けられ、かつ該ストッパは前記基板に作用する遠心力を受ける受け部が前記保持部と一体形成されて、前記基板は前記一つのストッパと二つのサイドピンで支持されるイオン注入装置および方法を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例であるSiMOX用イオン注入装置の全体構成を示す。
図において、イオン源1から放出されたイオンビーム2は、矢印のように進み、質量分離器3に導入される。イオンビームは、質量分離器3によって所定の質量を有するイオンとしてイオン注入に用いられる。例えば、酸素イオンが分離され、取り出される。質量分離器3によって取り出されたイオンビームX15は、処理室4の入射口5から処理室4内に入射する。イオン源1、試料分離器3および処理室4は、気密連結されており、それらの内部は真空に保たれている。
【0014】
複数の基板、例えば13枚の基板10が基板ホルダ6上に後述するようにして非接触で載置される。基板ホルダ6(保持部材でもある)は回転ディスク7の円周上に等ピッチで配置され、回転ディスクの任意の基板位置にイオンビームX15が照射される。
【0015】
回転ディスク7はその中央に位置する円形部8と、円形部8から90°の等間隔で十字形に延在する4本のアーム9(9a、9b、9c、9d)と、このアーム9の外周に位置するリング部(図示せず)とから構成される。13個の基板ホルダ6は、このリング部に取り付けられている。中央の円形部8の後ろには、図示しないが、内部にモータを有するインナーチャンバが取り付けられ、モータの回転力が回転ディスク7に伝えられ、回転ディスク7を円周方向に回転させる。これに伴って矢印11に示す方向に各基板に遠心力が作用する。
リング部はスキャン方向に揺動させられ、これに伴って中央の円形部8を含めて基板10は矢印11で示す方法に揺動する。
【0016】
図2は、基板支持体21の全体構成を示す。基板支持体21は、アーム9と、このアーム9の外周に位置するリング部(図示せず)と、該リング部に取り付けた基板ホルダ6からなり、基板ホルダ6には一つのストッパ22と二つのサイドピン23、24が設けられている。基板10は、一つのストッパ22と二つのサイドピン23、24によってその端部が支持される。これによって前述したように、基板10は基板ホルダ6上に端部の数箇所を除いて非接触で載置される。
【0017】
イオンビームX15は、基板10に打込まれるが、イオンビームX15に実質的に直交する平面上に、もしくは傾斜する平面上に、そしてアーム9からHの高さに設定されて一つのストッパ22と二つのサイドピン23、24が、すなわちそれらの保持部の保持面が設定されて、配設される。イオンビームX15に対する平面の傾斜は、0°、7°、10°、14°等が設定可能である。
図2において矢印11は揺動方向を、そして矢印12は回転方向を示す。
【0018】
図3は、一つのストッパ22と二つのサイドピン23、24とで基板10を支持する構成の1つを示す。基板10は、一つのストッパ22と二つのサイドピン23、24とによって裏面端部が三点支持され、基板裏面のそれ以外はまったく支持されることがない。すなわち、端部の三点以外の裏面25は、非接触裏面とされ、この状態でイオン注入がなされることになる。
【0019】
図3に示す例の場合、サイドピン23、24は二つの皿状部51、52がX状配置とされた構成とされ、基板は両皿状部材51、52間のくぼみに配設されて支持部材53によって支持され、接触部材54を介して、基板ホルダ6に支持される。図4に接触部材54の詳細を示す。接触部材54は、T字材55と支持部材56からなり、T字材55の一方の端部から上方に伸びる支持材57に支持部材56は支持され、他端部はバネ75によって引張られる。支持部材56を中心として接触部材54は回転可動可能であり、サイドピン23、24が矢印60のように回動して、基板10を基板端面押さえ部72によって押さえることになる。図3において、基板面に対して0度から45度程度の滑らかな擬似半円径のテーパの付いた面が下側配置の皿状部52に形成されて各サイドピン23、24は構成されており、テーパのついた面58で基板の端部(エッジ)59に接触し、基板10を保持する。尚、Rが0°のとき、直線状となる。
【0020】
図5に基板10の基板端部径状を示す。基板裏面端部を滑らかな擬似半円径(R)のテーパ面71となし、R>rとしてストッパ22およびサイドピン23、24の保持部32、33のテーパ面58で、基板10の下方端部72をテーパ面71を受け、この状態でイオン注入を行う。テーパ面71は、テーパのついた受け面となり、該受け面は片側で指示される片側自由状態にして基板10を保持する。すなわち、基板10を上下両側から保持するようにはしておらず、基板変形によるテーパ面上の動きを充分に許容することができる。
【0021】
以上の構成によれば、機能的に見ると、イオン源1から取り出されたイオンビームX15を基板10に打込む注入装置は、イオンビームX15に実質的に直交する平面上に配置され、基板10を少なくとも3箇所で基板端部を、他の手段の保持を受けることなく、すなわち基板裏面の端部を除く全面を非接触状態として、保持する保持手段と、基板10に作用する遠心力を遠心力作用方向で受ける受け手段を有することになる。そして、このような配置を形成した状態でイオン注入方法が実施されることになる。尚、保持手段は、四点以上の保持手段としてもよいが、基板10との接触面積を少なくするために上述のように3箇所保持とすることが望ましい。
また、各保持手段は、中心に向かって下方に傾斜するテーパ面を形成しておくことが基板10との接触面積を少なくする点で望ましいが、平面状あるいはスポット面のものとしても端部保持機能とするならば採用可能である。
【0022】
ストッパ22は、保持部33(クランプ)と遠心力の受け部34とが一体となって構成される。保持部33にはサイドピン23、24と同様に、基板面に対して0度から45度程度のテーパの付いた面が形成されており、基板10は、このテーパのついた面によって保持される。そして、受け部34は、基板10に遠心力が働いたときに基板10の端面に接触して動きを阻止する面を有する。
【0023】
保持部(保持手段)33と受け部(受け手段)34との働きによって基板10は保持され、かつ遠心力が受けられる。この場合に重要なことは、前述のように基板10は、その裏面端部を保持部32、保持部33によって保持され、裏面の中央部を含むその大部分について他の部材によって支持されていないということである。すなわち、基板10はその重量のすべてが3箇所に設けた保持部32、33によって支持される。
本実施例のように端部を除いて裏面費接触保持方法を採用することによって傷の発生がなく、更にはパーティクルの発生が防止されて、正確なリソグラフィー工程の実施ができるようになる。
【0024】
図6は、図3に示す例の他の例を示す。図3に示す例に示す構成と同一の構成には同一の番号を付し、説明を重複させない。この例にあっても先の例と同様に、テーパの付いた受け面で片側自由状態(ソフト支持でもある)にして基板10を保持する構成が採用される。テーパの付いた受け面を71で、基板の接続部を72で示す。
この例の場合、サイドピン23、24はテーパ面を有する保持部32からなる。サイドピン23、24は直接的に基板ホルダ6に支持される。
【0025】
図7は、ストッパ22の1つの具体例を示す。前述したように、ストッパ22は保持部33と受け部34とが一体として構成される。この例の場合、保持部33は階段状とされ、受け面58は下方に傾斜する。そして、受け部34は、基板10に対して図に示すように垂直する面とθの角度をなして、前方に突出する面を有して構成される。これらの2の面をすべて垂直面としてもよい。
【0026】
保持部33と受け部34とには基板10に接触する部分を含めて一部にカーボン(C)層41が形成される。全面に形成されてもよい。受け部34側にのみカーボン層41を形成してもよい。また、ストッパ22全体をカーボンで構成してもよい。ここではこれらを包含してカーボン部と称する。
【0027】
図8は、図7に示す例の他の例を示す。図7に示す例に示す構成と同一の構成には同一の番号、符号を付し、説明を重複させない。
この例の場合、保持部33と受け部34の基板側の内面の全面にグラッシーカーボン層42を形成している。一部の面に形成してもよい。また、ストッパ22全体をグラッシーカーボンで構成してもよい。
サイドピンの材質としては、シリコン基板と接触して金属不純物が基板に付着、基板内に拡散しないものに限定される。Si、SiC、SiO2、C、Taなどが可能である。
【0028】
Si、SiO2は材質としてまったく問題ないが、発生パーティクルの数で問題になる可能性が高い。同一材質どうしの接触が最もパーティクルが接触しやすい。特にSiO2、Cの両者ともに固さの面ではシリコン基板より硬いので、発生するパーティクルはSiにほぼ限定される。接触時の摩擦を減少させるためCとしてはグラッシー化したものあるいは表面だけをグラッシー化したものを使うのがパーティクル発生の観点から有利である。
【0029】
Taはパーティクル発生の点からは非常に優れた材料であり、デバイス製造工程に銅配線を導入するプロセスでは、銅の基板への拡散を防止する拡散ストッパ層としてTaを利用することが考えられ、その際はTaをストッパ22およびサイドピン23、24の材料に使うことが有効である。
【0030】
Cは材質として熱伝導に優れているため、基板との接触部で基板温度が局所的に低下する。注入中に基板温度が低下するとアニール後のSOI層(Silicon On Insulation;すなわち内部に形成されたSiO2層を覆うシリコン層のこと)厚さが厚くなる傾向を示すので、基板温度は極力均一化することが求められる。そこでストッパ22およびサイドピン23、24の材質として基板に接触する部分はCあるいはグラッシーカーボンとして、基板ホルダ6と接触する部分はSiO2のように熱伝導の悪い材料にする。これによって、材質としてCを使用しても局所的温度低下を避けることができる。
【0031】
以上のように、イオン源1から取り出されたイオンビーム2を基板(ウエハ)に打込むイオン注入装置において、前記イオンビーム2に実質的に直交する平面上に配置され、それぞれが基板10を基板端部で保持する保持部32、33を有する一つのストッパ22と二つのサイドピン23、24とが基板ホルダ6である保持部材に設けられ、かつストッパ22は基板10に作用する遠心力を受ける受け部34が前記保持部33と一体形成されて、基板10は一つのストッパ22と二つのサイドピン23、24で支持されるイオン注入装置が構成される。保持部32、33は、前述のように、テーパの付いた受け面を油脂、この受け面で基板を片側のみで自由状態にして受ける。
【0032】
ストッパ22もしくはサイドピン23、24は、保持部32、33が基板面に対して0度から45度のテーパの付いた受け面を有するように構成される。
また、ストッパ22もしくはサイドピン23、24の材質としては、Si、SiO2、C、Taのうちのいずれかにしてイオン注入装置を構成することができる。
ストッパ22は、保持部33と受け部34とは基板10に対して鋭角形状または垂直形状とされ、両部33、34にまたがって基板10との接触表面にカーボン層41が設けられるようにしてイオン注入装置を構成することができる。
ストッパ22は、保持部33と受け部34とは基板10に対して鋭角形状とまたは垂直形状とされ、両部33、34にまたがって基板10との接触表面にはグラッシーカーボン層42が設けられるようにしてイオン注入装置を構成することができる。
ストッパ22もしくはサイドピン23、24の保持部32、33の材質は、ホルダに接触する部分はSiO2とされたイオン注入装置を構成することができる。
【0033】
また、イオン源1から取り出されたイオンビーム2を基板10に打込むイオン注入方法において、基板10を、基板10に作用する遠心力を一つのストッパ22の受け部34で受け、これに一体とされた保持部33で保持し、かつ二つのサイドピン23、24のテーパのついた受け面の形成され保持部32で受け、ストッパ22とサイドピン23、24をイオンビームXに実質的に直交する、または傾斜する平面上に配置して、基板の裏面部は裏面部の端部を保持するようにした一つのストッパ22と二つのサイドピン23、24で支持し、他の裏面部を非接触部(ノンコンタクト)としてイオン注入を行い、ストッパ22あるいはサイドピン23、24の材質として基板10に接触する部分はカーボン層41あるいはグラッシーカーボン層42として熱伝導の良い状態でイオン注入を行うイオン注入方法が提供される。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、基板は端部という一部で、しかも片側自由状態にしてテーパ面で支持され、裏面のほぼ全面は非接触部とされるので、基板裏面に傷が発生することがなく、またパーティクルの発生を防止することができる。
本発明によれば基板裏面に傷が発生することもなく、パーティクルの発生が防止されるので、正確なリソグラフィー工程の実施ができることになる。
また、本発明によれば、裏面の一部を支持するだけであるので、熱伝達による基板温度の低下を小さくすることができ、かつ温度上昇があっても熱変形分を容易に逃がすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるSiMOX用イオン注入装置の全体構成図。
【図2】本発明の実施例である基板支持体の全体構成図。
【図3】基板支持方法の詳細を示す1つの事例図。
【図4】接触部材の構造図。
【図5】基板の端部形状を示す図。
【図6】基板支持方法の詳細を示す他の事例図。
【図7】ストッパの詳細を示す1つの事例図。
【図8】ストッパの詳細を示す他の事例図。
【符号の説明】
1…イオン源、2…イオンビーム、3…質量分離器、4…処理室、5入射口、6…基板ホルダ(保持部材)、7…回転ディスク、8…円形部、9…アーム、10…基板(ウエハ)、22…ストッパ、23、24…サイドピン、25…非接触面、33…保持部(保持手段)、34…受け部(受け手段)、41…カーボン層、42…グラッシーカーボン層。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an ion implantation apparatus and an ion implantation method, and more particularly to an ion implantation apparatus for implanting various ions into a substrate (wafer) and an ion implantation method for SiMOX.
[0002]
[Prior art]
In the ion implantation method for SiMOX, oxygen ions are implanted into a silicon substrate at a predetermined depth, and then an annealing process is performed to form a SiO 2 layer in the silicon substrate. By using this SiO 2 layer as an insulating substrate, a substrate having a higher response can be realized as compared with a conventional substrate in which a silicon layer is formed on a SiO 2 substrate.
[0003]
[0004]
[0005]
[0006]
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-8-329879 [Patent Document 2]
JP 2002-184345 A [Patent Document 3]
JP 2001-28333 A [Patent Document 4]
JP 2000-183139 A
[Problems to be solved by the invention]
Since the beam current is 50 mA to 100 mA and the implantation voltage is 150 kV to 250 kV, the irradiation energy to the substrate is large, the substrate is rotated at high speed, and the beam is continuously applied to a portion of the substrate. It is necessary to prevent irradiation. Otherwise, the temperature of a part of the substrate may be partially increased, and the substrate may be broken due to thermal stress, and in some cases, a problem such as partial melting may occur.
Therefore, by simultaneously mounting a plurality of substrates at radial positions and sequentially irradiating the beams while rotating them, it is possible to avoid continuously irradiating one substrate with a beam and efficiently generate a large current beam. A high productivity device can be provided by simultaneously batch processing a large number of sheets.
[0009]
When the substrate is rotated at high speed, the substrate receives a large force in the outer peripheral direction due to the centrifugal force and at the same time, applies a force that presses the substrate against the holder surface so that the substrate does not float from the holder. And is held so as to be pressed against the holder by the component force of the centrifugal force.
The centrifugal force of the substrate is received by stoppers provided in the direction of the rotational centrifugal force of each holder. It is preferable to disperse the force at two locations to prevent the substrate from moving in the rotation direction. However, if the substrate is supported at two locations, the substrate temperature will rise partially during beam irradiation. However, thermal expansion and contraction of the substrate occur repeatedly between the two support portions. At this time, friction occurs between the stopper and the substrate, and very fine particles (particles) of about 0.2 μm are generated and scattered on the substrate. In some cases, the temperature rise of the substrate is large, resulting in breakage of the substrate.
[0010]
The substrate is supported by stoppers and pins (2 to 6 locations) on the back surface of the substrate. The centrifugal force is received by the stopper, and the force pressing the holder as a component of the centrifugal force is received by the pin. However, when the substrate temperature rises and a temperature distribution occurs, the substrate is deformed (warped) to a very small extent. At this time, the pins supported by the back surface of the substrate come into contact with or separate from the substrate, so that the back surface of the substrate is damaged. In particular, as the injection time becomes longer, the depth of the flaw becomes deeper, and the phenomenon that a part of the flaw rises sometimes progresses.
[0011]
According to the present invention, even when the substrate temperature rises and a temperature distribution occurs and the substrate is deformed, the movement due to the deformation is maintained while sufficiently allowing the substrate to be deformed. Alternatively, an object of the present invention is to provide an ion implantation apparatus and an ion implantation method that are effective for preventing generation of a scratch on a substrate surface.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The present invention relates to an ion implanter and a method for implanting an ion beam extracted from an ion source into a substrate, wherein the ion beam is implanted into the substrate and substantially orthogonal to the ion beam. A stopper having a holding portion and two side pins, which are disposed on a plane that is inclined or inclined, and has a holding portion that holds the substrate in a free state on one side with a tapered receiving surface, and the stopper is provided on the holding member; The present invention provides an ion implantation apparatus and method in which a receiving portion receiving a centrifugal force acting on the substrate is formed integrally with the holding portion, and the substrate is supported by the one stopper and the two side pins.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows an overall configuration of an ion implantation apparatus for SiMOX according to an embodiment of the present invention.
In the figure, an
[0014]
A plurality of substrates, for example, thirteen
[0015]
The rotating disk 7 has a circular portion 8 located at the center thereof, four arms 9 (9a, 9b, 9c, 9d) extending in a cross shape at equal intervals of 90 ° from the circular portion 8; And a ring portion (not shown) located on the outer periphery. Thirteen
The ring portion is swung in the scanning direction, and accordingly, the
[0016]
FIG. 2 shows the overall configuration of the
[0017]
The ion beam X15 is implanted into the
In FIG. 2,
[0018]
FIG. 3 shows one configuration in which the
[0019]
In the case of the example shown in FIG. 3, the side pins 23 and 24 have a configuration in which the two dish-shaped
[0020]
FIG. 5 shows the substrate end portion diameter of the
[0021]
According to the above configuration, functionally, the implanter for implanting the ion beam X15 extracted from the
It is desirable that each holding means be formed with a tapered surface that is inclined downward toward the center in order to reduce the contact area with the
[0022]
The
[0023]
The
By employing the back contact cost holding method except for the end portion as in the present embodiment, no scratch is generated, and further, generation of particles is prevented, so that an accurate lithography process can be performed.
[0024]
FIG. 6 shows another example of the example shown in FIG. The same components as those shown in the example shown in FIG. 3 are denoted by the same reference numerals, and description thereof will not be repeated. In this example, as in the previous example, a configuration is employed in which the
In the case of this example, the side pins 23 and 24 are formed of a holding
[0025]
FIG. 7 shows one specific example of the
[0026]
A carbon (C)
[0027]
FIG. 8 shows another example of the example shown in FIG. The same components as those shown in the example shown in FIG. 7 are denoted by the same reference numerals and symbols, and description thereof will not be repeated.
In this example, a
The material of the side pins is limited to a material in which metal impurities are attached to the silicon substrate and do not diffuse into the substrate in contact with the silicon substrate. Si, SiC, SiO 2 , C, Ta and the like are possible.
[0028]
Although there is no problem with Si and SiO 2 as materials, there is a high possibility that a problem will occur depending on the number of generated particles. Particles are most likely to come into contact when they are made of the same material. In particular, since both SiO 2 and C are harder than the silicon substrate in terms of hardness, generated particles are substantially limited to Si. In order to reduce the friction at the time of contact, it is advantageous from the viewpoint of particle generation to use a glassy material or a glassy material only on the surface as C.
[0029]
Ta is a very excellent material from the viewpoint of particle generation, and in a process of introducing copper wiring in a device manufacturing process, it is conceivable to use Ta as a diffusion stopper layer for preventing copper from diffusing into a substrate. In that case, it is effective to use Ta for the material of the
[0030]
Since C is excellent in heat conduction as a material, the temperature of the substrate is locally lowered at a contact portion with the substrate. When the substrate temperature decreases during the implantation, the thickness of the annealed SOI layer (Silicon On Insulation; that is, the silicon layer covering the SiO 2 layer formed inside) tends to increase, so that the substrate temperature is made as uniform as possible. Is required. Therefore, the material of the
[0031]
As described above, in the ion implantation apparatus for implanting the
[0032]
The
The ion implantation apparatus can be configured by using any of Si, SiO 2 , C, and Ta as the material of the
The
In the
The material of the
[0033]
Further, in the ion implantation method in which the
[0034]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the substrate is supported by the tapered surface in a part of the end portion and in one side free state, and almost the entire back surface is a non-contact portion, so that the back surface of the substrate is damaged. And generation of particles can be prevented.
According to the present invention, the generation of particles is prevented without generating a scratch on the back surface of the substrate, so that an accurate lithography step can be performed.
Further, according to the present invention, since only a part of the back surface is supported, it is possible to reduce a decrease in the substrate temperature due to heat transfer, and to easily release the thermal deformation even if the temperature rises. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a SiMOX ion implantation apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an overall configuration diagram of a substrate support according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a case diagram showing details of a substrate supporting method.
FIG. 4 is a structural view of a contact member.
FIG. 5 is a diagram showing an end shape of a substrate.
FIG. 6 is another case diagram showing details of the substrate supporting method.
FIG. 7 is a case diagram showing details of a stopper.
FIG. 8 is another case diagram showing details of the stopper.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記イオンビームに実質的に直交する、もしくは傾斜する平面上に配置され、前記基板をテーパの付いた受け面で片側自由状態にして保持する保持部を有する一つのストッパと二つのサイドピンとが保持部材に設けられ、かつ該ストッパは前記基板に作用する遠心力を受ける受け部が前記保持部と一体形成されて、前記基板は前記一つのストッパと二つのサイドピンで支持されること
を特徴とするイオン注入装置。In an ion implantation apparatus for implanting an ion beam extracted from an ion source into a substrate,
One stopper and two side pins, which are arranged on a plane substantially orthogonal to or inclined to the ion beam and have a holding portion for holding the substrate in a free state on one side with a tapered receiving surface, are held. The stopper is provided on a member, and a receiving portion for receiving the centrifugal force acting on the substrate is formed integrally with the holding portion, and the substrate is supported by the one stopper and two side pins. Ion implanter.
前記基板の基板端部を、該基板に作用する遠心力を少なくとも一つもしくは二つのストッパの受け部で受け、保持部で保持し、かつテーパの付いた受け面で片側自由状態にした一つもしくは二つのサイドピンの保持部で受け、しかも保持部は3つ以上となし、前記ストッパとサイドピンを前記イオンビームに実質的に直交する、もしくは傾斜する平面上に配置して、前記基板の裏面部は裏面部の端部を保持するようにした前記ストッパとサイドピンで支持し、他の裏面部を基板端部を除いて非接触状態としてイオン注入を行うこと
を特徴とするイオン注入方法。In an ion implantation method for implanting an ion beam extracted from an ion source into a substrate,
One in which the substrate end of the substrate is subjected to a centrifugal force acting on the substrate by receiving portions of at least one or two stoppers, held by a holding portion, and in a free state on one side with a tapered receiving surface. Alternatively, it is received by a holding portion of two side pins, and the number of holding portions is three or more, and the stopper and the side pin are arranged on a plane substantially orthogonal to or inclined to the ion beam, and An ion implantation method, wherein the back surface is supported by the stopper and side pins adapted to hold the end of the back surface, and the other back surface is ion-implanted in a non-contact state except for the end of the substrate. .
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