JP2004302947A - 口座取引方法、口座取引プログラムおよび口座取引システム - Google Patents

口座取引方法、口座取引プログラムおよび口座取引システム Download PDF

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Abstract

【課題】金融機関の利用者が現金自動取引装置を用いて口座取引を行う際、キャッシュカードを保持していなくとも、安全性を維持しつつ手軽に口座取引をすることが可能な口座取引システムを提供すること。
【解決手段】事前に仮情報管理サーバに顧客の顧客口座情報を登録することにより、顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、その仮情報管理サーバから顧客の携帯電話機等の携帯端末装置に仮情報を送信し、ホストコンピュータ側にも同様に仮情報と顧客口座情報を通知する。顧客は携帯端末装置の画面上に表示した仮情報を読取ることができる機能を持つ現金自動取引装置において、本仮情報を現金自動取引装置へ入力することにより、本仮情報がホストコンピュータ側に通知される。ホストコンピュータに事前に通知されている仮情報と顧客口座情報を結びつけることにより、当該顧客口座情報での口座取引を可能にする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種金融機関おける口座取引方法、口座取引プログラムおよび口座取引システムに関し、特に、カードレスでも携帯端末装置を利用して現金自動取引装置(ATM:Auto Teller Machine)において口座取引することが可能な、口座取引方法、口座取引プログラムおよび口座取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、銀行等の金融機関における口座取引等の自動化、無人化、あるいはネットワーク化が進み、利用者と機械とがインタフェースをとる機会が多くなっている。
【0003】
例えば、現金自動取引装置を用いた口座取引においては、利用者が保持しているキャッシュカードやクレジットカード等、顧客口座情報を保持しているカード(磁気カード/ICカード等)を用いていることが多い。具体的には、預金者(利用者)が自分の保有する口座から現金を引き出す場合には、カードから読み取った顧客口座情報をホストコンピュータに送信し、口座取引を行っている
【0004】
【特許文献1】
特開2001−243391号公報
【特許文献2】
特開2002−74227号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の現金自動取引装置を用いた口座取引においては、カードの初期発行時、紛失時等に発行や再発行に時間がかかるため、その間現金自動取引装置を使った口座取引を行うことができず顧客利便性を損なっていた。またカードを忘れた場合などにも現金自動取引装置による口座取引を行うことができないという問題点があった。
【0006】
また、カードの初期発行時、紛失時等には仮カードを発行する等の対応もとられているが、本カードの発行コストがかさむという問題点もあった。さらに仮発行できる窓口もしくは端末のある場所にまで行く必要があるため、必要なときすぐに利用することが困難であるという問題点もあった。
【0007】
また、携帯電話等の携帯端末装置をカード代わりにして口座取引を行う実験も行われているが、この方法では携帯端末装置内に顧客口座情報のデータを長時間保管しておくため、携帯端末装置や現金自動取引装置側のセキュリティを高めなくてはいけないという問題点もある。さらにこの方法では、携帯端末装置の盗難や紛失による不正利用等の、第3者による不正利用に非常に弱いという弱点もある。加えてセキュリティ等の要件から携帯端末装置の機種や形態に依存する要素が多分にあるため、多くの顧客に対して同じサービスを提供できないこととなる。
【0008】
本発明は、上述のような問題点に鑑みてなされたもので、金融機関の利用者が現金自動取引装置を用いて口座取引を行う際、キャッシュカードを保持していなくとも、携帯電話等の携帯端末装置を利用することにより、安全性を維持しつつ手軽に口座取引をすることが可能な、口座取引方法、口座取引プログラムおよび口座取引システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、下記のような構成を採用した。
すなわち、本発明の一態様によれば、本発明の口座取引方法は、現金自動取引装置と仮情報管理サーバとホストコンピュータとが、ネットワークを介して互いに接続された口座取引システムにおいて実行される口座取引方法であって、上記仮情報管理サーバが、外部の携帯端末装置からの要求に応じて、あらかじめ格納された顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、上記携帯端末装置に対し上記生成した仮情報を送信するとともに、上記ホストコンピュータに対し上記仮情報と上記仮情報に対応させた顧客口座情報を送信し、上記現金自動取引装置が、上記携帯端末装置が受信して出力した上記仮情報を入力し、上記ホストコンピュータに対し上記入力した上記仮情報を送信し、上記ホストコンピュータが、上記仮情報管理サーバから送信された上記仮情報と、上記現金自動取引装置から送信された上記仮情報とを比較し、上記比較した結果、2つの上記仮情報が一致した場合に、上記仮情報と対応する顧客口座情報に基づく口座取引を可能とすることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の一態様によれば、本発明の口座取引方法は、現金自動取引装置と仮情報管理サーバとホストコンピュータとが、ネットワークを介して互いに接続された口座取引システムにおいて実行される口座取引方法であって、上記仮情報管理サーバが、外部の携帯端末装置からの要求に応じて、あらかじめ格納された顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、上記携帯端末装置に対し上記生成した仮情報を送信し、上記現金自動取引装置が、上記携帯端末装置が受信して出力した上記仮情報を入力し、上記仮情報管理サーバに対し上記入力した上記仮情報を送信し、上記仮情報管理サーバが、上記受信した上記携帯端末装置からの仮情報に基づいて、上記仮情報に対応する顧客口座情報を上記ホストコンピュータへ送信し、上記ホストコンピュータが、上記仮情報管理サーバから受信した顧客口座情報に基づく口座取引を可能とすることを特徴とする。
【0011】
また、本発明の一態様によれば、本発明の口座取引方法は、現金自動取引装置と仮情報管理サーバとホストコンピュータとが、ネットワークを介して互いに接続された口座取引システムにおいて実行される口座取引方法であって、上記仮情報管理サーバが、外部の携帯端末装置からの要求に応じて、あらかじめ格納された顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、上記携帯端末装置に対し上記生成した仮情報を送信し、上記現金自動取引装置が、上記携帯端末装置が受信して出力した上記仮情報を入力し、上記仮情報管理サーバに対し上記入力した上記仮情報を送信することにより、上記仮情報に対応する上記顧客口座情報を要求し、上記仮情報管理サーバが、上記受信した上記現金自動取引装置からの要求に基づいて、上記仮情報に対応する顧客口座情報を受信し、上記ホストコンピュータに対し上記受信した顧客口座情報を送信し、上記ホストコンピュータが、上記仮情報管理サーバから受信した顧客口座情報に基づく口座取引を可能とすることを特徴とする。
【0012】
また、本発明の一態様によれば、本発明の口座取引方法は、現金自動取引装置と仮情報管理サーバとホストコンピュータとが、ネットワークを介して互いに接続された口座取引システムにおいて実行される口座取引方法であって、上記仮情報管理サーバが、外部の携帯端末装置からの要求に応じて、あらかじめ格納された顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、上記携帯端末装置に対して上記生成した仮情報を送信し、上記現金自動取引装置が、上記携帯端末装置が受信して出力した上記仮情報を入力し、上記仮情報管理サーバからあらかじめ取得し格納した顧客口座情報と仮情報との対応関係に基づいて、上記入力した仮情報に対応する顧客口座情報を上記ホストコンピュータへ送信し、上記ホストコンピュータが、上記仮情報管理サーバから受信した顧客口座情報に基づく口座取引を可能とすることを特徴とする。
【0013】
また、本発明の口座取引方法は、上記現金自動取引装置が、上記携帯端末装置が表示した上記仮情報を読み取ることにより、上記仮情報を入力することが可能であることが望ましい。
【0014】
このように、本発明では、事前に仮情報管理サーバに顧客口座情報を登録しておくことにより、顧客口座情報とは異なる仮の情報を用いて、携帯端末装置を保持する大多数の顧客に対して、キャッシュカードを必要としない口座取引を行うことを目的としている。そして、携帯端末装置には口座取引に必要な重要な情報を長時間保持せず、必要なときに仮情報管理サーバに顧客口座情報に関連付けられた仮情報の発行依頼を行うことを想定している。
【0015】
また、本発明では、仮情報は一目で認識できる情報とはせず、盗み見等の対策のため、相応の長さを持ったデータとし、現金自動取引装置で読み取ることにより、利用可能な値になるものとするのが望ましい。
【0016】
また、携帯端末装置には現在かなりの普及率を持つ携帯電話等を使用できるので、顧客利便性の大幅な向上、仮カードの再発行処理費用削減等の効果が得られる。
【0017】
また、仮情報を仮情報管理サーバで集中管理することにより、個々の携帯端末装置や現金自動取引装置のセキュリティシステムに依存することなく、本発明を容易に実現できるメリットもある。加えて携帯端末装置の形態にも依存性が少ない。
【0018】
さらに、本発明は、仮情報に有効時間や取引制限を設け、第3者による不正利用を防ぐことも可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図1乃至図12を参照しながら詳細に説明する。
【0020】
図1は、本発明を適用した口座取引システムを含む機能ブロック図である。
図1において、口座取引システム1は、金融機関内部に設置されたネットワーク40を介して互いに接続された、現金自動取引装置10と仮情報管理サーバ20とホストコンピュータ30とを備えている。
【0021】
上記現金自動取引装置10は、顧客が現金自動取引装置10を操作するための顧客操作部102と、顧客の保有する携帯電話等の携帯端末装置50が出力する情報を読み取るための携帯端末情報読取部100と携帯端末装置50との間で情報伝達のための通信を行う携帯端末情報通信部101の何れか一方あるいは双方と、ネットワーク40を介して仮情報管理サーバ20またはホストコンピュータ30との間でホスト通信するATM側第1通信部105と、仮情報管理サーバ20が生成する仮情報と顧客の口座情報とを保管する対応情報データ保管部104と、対応情報データ保管部104が保管している仮情報と携帯端末情報読取部100が読み取ったあるいは携帯端末情報通信部101が受信した仮情報とを比較する情報比較部103と、外部ネットワーク60を介して仮情報管理サーバ20と通信するATM側第2通信部106とを備えている。
【0022】
上記仮情報管理サーバ20は、事前に登録された顧客口座情報等のデータを保管するためのサーバ側データ保管部200と、顧客口座情報と対応付けられた仮情報を生成するための仮情報生成ロジック部202と、携帯端末装置50から送信されてきた顧客情報とサーバ側データ保管部に格納されている顧客情報とを照合するサーバ側顧客情報照合部201と、ネットワーク40を介して現金自動取引装置10またはホストコンピュータ30と通信を行うサーバ側第1通信部204と、外部ネットワーク60を介して現金自動取引装置10や携帯端末装置50や端末装置70と通信を行うサーバ側第2通信部203とを備えている。
【0023】
そして、上記ホストコンピュータ30は、ネットワーク40を介して現金自動取引装置との間で通信を行うためのホスト側通信部301と、仮情報管理サーバ20が生成した仮情報と顧客口座情報を結びつけるためのホスト側顧客情報照合部300と、仮情報管理サーバ20が生成した仮情報を保管しておくためのホスト側データ保管部302とを備えている。
【0024】
さらに、現金自動取引装置10および仮情報管理サーバ20は、インターネット等の外部ネットワーク60を介して、顧客の保有する携帯電話等の携帯端末装置50、パーソナルコンピュータ等の端末装置70と接続されている。
【0025】
上記携帯端末装置50は、テキスト文字や画像情報等のさまざまな情報を表示する情報表示部500とこれらの情報を外部へ伝達のための情報通信部501の何れか一方あるいは双方と、外部ネットワーク60を介して仮情報生成サーバ20にアクセスするための携帯端末側通信部502とを備えている。
【0026】
また、顧客が所有する上記端末装置70は、上記仮情報生成サーバ20に対して顧客口座情報データを事前に登録するために情報を入力する情報入力部700と、外部ネットワーク60を介して仮情報管理サーバ20と通信する端末側通信部701とを備えている。
【0027】
次に、上述のように構成された口座取引システム1を用いて実行される第1乃至第4の実施の形態について説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態は、以下のようなシステムである。
【0028】
すなわち、事前に仮情報管理サーバ20に顧客の顧客口座情報を登録することにより、顧客の要求によって顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、その仮情報管理サーバ20から顧客の携帯電話機等の携帯端末装置50に仮情報を送信し、ホストコンピュータ30側にも同様に仮情報と顧客口座情報を通知する。顧客は携帯端末装置50の画面上に表示した仮情報を読取ることができる機能を持つ現金自動取引装置10において、本仮情報を現金自動取引装置10へ入力することにより、本仮情報がホストコンピュータ30側に通知される。ホストコンピュータ30に事前に通知されている仮情報と顧客口座情報を結びつけることにより、当該顧客口座情報での口座取引を可能にするというものである。
【0029】
図2は、本発明の第1の実施の形態の概略を示す図である。
まず、顧客が携帯端末装置50から仮情報管理サーバ20に対して、カードレス取引を行うために仮情報取得を依頼する。
【0030】
依頼を受けた仮情報管理サーバ20は、顧客情報を確認し仮情報を生成し、生成した仮情報を上記携帯端末装置50に通知するとともに、生成した仮情報と口座情報をホストコンピュータ30へ通知する。
【0031】
次に、顧客が携帯端末装置50を用いて、通知された仮情報を現金自動取引装置10へ入力する。
すると、現金自動取引装置10は、入力された仮情報をホストコンピュータ30へ通知する。
【0032】
そして、ホストコンピュータ30は、通知された仮情報を口座情報へ変換し、口座取引を行う。
図3は、本発明の第1の実施の形態の詳細な流れを説明するためのフローチャートである。
【0033】
仮情報管理サーバ20には、顧客の顧客口座情報が登録されている必要があるため、その流れを説明する。
まず、ステップS301において、口座情報登録の処理が開始されると、現金自動取引装置10は、ステップS302において、キャッシュカードから顧客の顧客口座情報を取得し、ステップS303において、暗証番号の入力を受け付け、これらの情報をホストコンピュータ30に送信する。
【0034】
ホストコンピュータ30は、ステップS304において、受信した顧客口座情報および暗証番号に基づいて、当該口座が本人のものであるか否かを確認し、その結果(OKであるかNGであるか)を現金自動取引装置10へ通知する。
【0035】
すると、現金自動取引装置10は、ステップS305において、ホストコンピュータ30から受信した確認結果がOKであるか否かを判断し、OKであれば、ステップS306において、IDおよびパスワードを設定するとともに、これらと顧客口座情報とを仮情報管理サーバ20へ送信する。
【0036】
そして、仮情報管理サーバ20は、ステップS307において、受信した顧客口座情報を登録する。
次に、仮情報の生成および口座取引までの流れを説明する。
【0037】
まず、顧客はカードレス取引を行うために携帯端末装置50より携帯端末側通信部502を通じて仮情報管理サーバ20に仮情報発行の要求を行う(ステップS308)。その際、IDおよびパスワードを入力する(ステップS309)。
【0038】
すると、仮情報管理サーバ20は、サーバ側第2通信部203を通じて本要求を取得し、サーバ側データ保管部200にあらかじめ登録済みの情報からサーバ側顧客情報照合部201で顧客情報を確認し(ステップS310)、仮情報生成ロジック部202で仮情報を生成する(ステップS311)。顧客情報の確認には、後述するような携帯端末IDやパスワード等の認証を用いても良い。
【0039】
そして、生成した仮情報は、サーバ側第2通信部203を通じて、携帯端末装置50に通知され(ステップS311)、携帯端末装置50では、携帯端末側通信部502で受信したデータを情報表示部500もしくは情報通信部501より出力する(ステップS312)。
【0040】
仮情報の出力例として、情報表示部500への表示は2次元バーコード等であり、情報通信部501のインターフェースはBluetooth等を用いることもできる。
【0041】
図4は、仮情報の出力例を示す図である。
一方、仮情報管理サーバ20で生成した仮情報及び顧客口座情報は、サーバ側第1通信部204を通じて、ホストコンピュータ30に通知され(ステップS313)、ホスト側データ保管部302に保管される(ステップS314)。
【0042】
そして、口座取引を行う際には、口座取引の内容を入力するとともに、上述したように携帯端末装置50において情報表示部500もしくは情報通信部501より出力された仮情報が、現金自動取引装置10の携帯端末情報読取部100または携帯端末情報通信部101において入力される(ステップS315)。
【0043】
さらに、入力された仮情報は、口座取引の内容とともに現金自動取引装置10のATM側第1通信部105からホストコンピュータ30へ通知される(ステップS316)。
【0044】
ホストコンピュータ30に通知された仮情報データは、ホスト側データ保管部302に保管されていた仮情報とホスト側顧客情報照合部300で照合し(ステップS317)、対応する顧客口座情報へ変換する(ステップS318)ことにより、口座取引処理を行う(ステップS319)。
【0045】
その後、取引を終了する(ステップS320)とともに、仮情報を削除する(ステップS321)。
もちろんホストコンピュータ30においては、事前に仮情報データと顧客口座情報の対応を検証し、ホスト側データ保管部302に保管しておいても構わない。
【0046】
以上が、本発明の第1の実施の形態である。従来のシステムではホストコンピュータ側に大幅な改造が必要となるが、本第1の実施の形態のようにすることにより、現金自動取引装置とホストコンピュータ間の電文変更は最小限で済む。
【0047】
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。本発明の第2の実施の形態は、以下のようなシステムである。
すなわち、事前に仮情報管理サーバ20に顧客の顧客口座情報を登録することにより、顧客の要求によって顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、その仮情報管理サーバ20から顧客の携帯電話機等の携帯端末装置50に仮情報を送信する。顧客は携帯端末装置50の画面上に表示した仮情報を読取ることができる機能を持つ現金自動取引装置10において、本仮情報を現金自動取引装置10へ入力し、現金自動取引装置10は、本仮情報を仮情報管理サーバ20に送信する。そして、仮情報管理サーバ20で本仮情報を当該顧客口座情報に読み替えホストコンピュータ30に通知することにより、当該顧客口座情報での口座取引を可能にするというものである。
【0048】
図5は、本発明の第2の実施の形態の概略を示す図である。
まず、顧客が携帯端末装置50から仮情報管理サーバ20に対して、カードレス取引を行うために仮情報取得を依頼する。
【0049】
依頼を受けた仮情報管理サーバ20は、顧客情報を確認し仮情報を生成し、生成した仮情報を上記携帯端末装置50に通知する。
次に、顧客が携帯端末装置50を用いて、通知された仮情報を現金自動取引装置10へ入力する。
【0050】
すると、現金自動取引装置10は、入力された仮情報を仮情報管理サーバ20へ通知する。
仮情報管理サーバ20は、通知された仮情報を口座情報へ変換し、変換した口座情報をホストコンピュータ30へ通知する。
【0051】
そして、口座取引を行う。
図6は、本発明の第2の実施の形態の詳細な流れを説明するためのフローチャートである。
【0052】
まず、顧客はカードレス取引を行うために携帯端末装置50より携帯端末側通信部502を通じて仮情報管理サーバ20に仮情報発行の要求を行う(ステップS601)。その際、IDおよびパスワードを入力する(ステップS602)。
【0053】
すると、仮情報管理サーバ20は、サーバ側第2通信部203を通じて本要求を取得し、サーバ側データ保管部200にあらかじめ登録済みの情報からサーバ側顧客情報照合部201で顧客情報を確認し(ステップS603)、仮情報生成ロジック部202で仮情報を生成する(ステップS604)。
【0054】
そして、生成した仮情報は、サーバ側第2通信部203を通じて、携帯端末装置50に通知され(ステップS604)、携帯端末装置50では、携帯端末側通信部502で受信したデータを情報表示部500もしくは情報通信部501より出力する(ステップS605)。
【0055】
ここまでの流れは、図3を用いて説明した第1の実施の形態と同様である。
次に、口座取引を行う際には、口座取引の内容を入力するとともに、上述したように携帯端末装置50において情報表示部500もしくは情報通信部501より出力された仮情報が、現金自動取引装置10の携帯端末情報読取部100または携帯端末情報通信部101において入力される(ステップS606)。
【0056】
さらに、入力された仮情報は、口座取引の内容とともに現金自動取引装置10のATM側第2通信部106から仮情報管理サーバ20へ通知される(ステップS607)。
【0057】
サーバ側第2通信部203を通じて仮情報管理サーバ20へ通知された仮情報は、サーバ側顧客情報照合部201にてサーバ側データ保管部200に保管されている顧客口座情報と照合され(ステップS608)、仮情報が口座情報へ変換される(ステップS609)。
【0058】
そして、本顧客口座情報は、サーバ側第1通信部204を通じてホストコンピュータ30に通知され(ステップS610)、口座取引処理を行う(ステップS611)。
【0059】
その後、取引を終了する(ステップS612)とともに、仮情報を削除する(ステップS613)。
以上が、本発明の第2の実施の形態である。本発明の実施の形態を従来のシステムに適用する場合には、ホストコンピュータへの通信経路の変更が必要となるが、ホストコンピュータ側の改造は最小限ですむ。
【0060】
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。本発明の第3の実施の形態は、以下のようなシステムである。
すなわち、事前に仮情報管理サーバ20に顧客の顧客口座情報を登録することにより、顧客の要求によって顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、その仮情報管理サーバ20から顧客の携帯電話機等の携帯端末装置50に仮情報を送信する。顧客は携帯端末装置50の画面上に表示した仮情報を読取ることができる機能を持つ現金自動取引装置10において、本仮情報を現金自動取引装置10へ入力し、現金自動取引装置10は、本仮情報を仮情報管理サーバ20に問い合わせ、顧客口座情報を得る。そして、当該顧客口座情報を現金自動取引装置10よりホストコンピュータ30に通知することにより、当該顧客口座情報での口座取引を可能にするというものである。
【0061】
図7は、本発明の第3の実施の形態の概略を示す図である。
まず、顧客が携帯端末装置50から仮情報管理サーバ20に対して、カードレス取引を行うために仮情報取得を依頼する。
【0062】
依頼を受けた仮情報管理サーバ20は、顧客情報を確認し仮情報を生成し、生成した仮情報を上記携帯端末装置50に通知する。
次に、顧客が携帯端末装置50を用いて、通知された仮情報を現金自動取引装置10へ入力する。
【0063】
すると、現金自動取引装置10は、入力された仮情報を仮情報管理サーバ20へ通知する。
仮情報管理サーバ20は、通知された仮情報を口座情報へ変換し、変換した口座情報を現金自動取引装置10へ通知する。
【0064】
そして、現金自動取引装置10から口座情報がホストコンピュータ30へ通知され、口座取引が行われる。
図8は、本発明の第3の実施の形態の詳細な流れを説明するためのフローチャートである。
【0065】
携帯端末装置50が仮情報管理サーバ20に対して仮情報の生成を依頼し、仮情報が発行されるまでの流れである、ステップS801からステップS805までは、上述の第1の実施の形態のステップS308からステップS312、あるいは第2の実施の形態のステップS601からステップS605と同様であるので、説明を省略し、口座取引の処理について以下に説明する。
【0066】
口座取引を行う際には、上述したように携帯端末装置50において情報表示部500もしくは情報通信部501より出力された仮情報が、現金自動取引装置10の携帯端末情報読取部100または携帯端末情報通信部101において入力される(ステップS806)。なお、ここで口座取引の内容を入力しないのは、上述の第1乃至第2の実施の形態と異なる。
【0067】
さらに、入力された仮情報は、現金自動取引装置10のATM側第2通信部106から仮情報管理サーバ20へ通知される(ステップS807)。
サーバ側第2通信部203を通じて仮情報管理サーバ20へ通知された仮情報は、サーバ側顧客情報照合部201にてサーバ側データ保管部200に保管されている顧客口座情報と照合され(ステップS808)、仮情報が口座情報へ変換される(ステップS809)。
【0068】
次に、本顧客口座情報は、サーバ側第2通信部203を通じて現金自動取引装置10に通知され(ステップS810)、仮情報を削除する(ステップS811)。
【0069】
そして、現金自動取引装置10は、ATM側第2通信部106で受信した仮情報を、入力される口座取引の内容とともに、ATM側第1通信部105よりホストコンピュータ30に送信する(ステップS812)ことにより、口座取引処理を行う(ステップS813)。
【0070】
その後、取引を終了する(ステップS814)。
以上が、本発明の第3の実施の形態である。本発明の実施の形態を従来のシステムに適用する場合には、現金自動取引装置への通信が増加するが、ホストコンピュータでの処理を変更することなく実現することができる。
【0071】
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。本発明の第4の実施の形態は、以下のようなシステムである。
すなわち、事前に仮情報管理サーバ20に顧客の顧客口座情報を登録することにより、顧客の要求によって顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、その仮情報管理サーバ20から顧客の携帯電話機等の携帯端末装置50に仮情報を送信する。顧客は携帯端末装置50の画面上に表示した仮情報を読取ることができる機能を持つ現金自動取引装置10において、本仮情報を現金自動取引装置10へ入力する。現金自動取引装置10は、事前に仮情報管理サーバ20から顧客口座情報と仮情報の対応情報を得ておき、本対応情報から顧客口座情報を得る。そして、当該顧客口座情報を現金自動取引装置10よりホストコンピュータ30に通知することにより、当該顧客口座情報での口座取引を可能にするというものである。
【0072】
図9は、本発明の第4の実施の形態の概略を示す図である。
まず、顧客が携帯端末装置50から仮情報管理サーバ20に対して、カードレス取引を行うために仮情報取得を依頼する。
【0073】
依頼を受けた仮情報管理サーバ20は、顧客情報を確認し仮情報を生成し、生成した仮情報を上記携帯端末装置50に通知する。また、この通知とは別に、仮情報管理サーバ20は、仮情報と顧客情報とをその対応関係とともに現金自動取引装置10に通知する。
【0074】
次に、顧客が携帯端末装置50を用いて、通知された仮情報を現金自動取引装置10へ入力する。
すると、現金自動取引装置10は、入力された仮情報を口座情報へ変換し、変換した口座情報をホストコンピュータ30へ通知する。
【0075】
そして、ホストコンピュータ30は、通知された口座情報で口座取引を行う。
図10は、本発明の第4の実施の形態の詳細な流れを説明するためのフローチャートである。
【0076】
まず、顧客はカードレス取引を行うために携帯端末装置50より携帯端末側通信部502を通じて仮情報管理サーバ20に仮情報発行の要求を行う(ステップS1001)。その際、IDおよびパスワードを入力する(ステップS1002)。
【0077】
すると、仮情報管理サーバ20は、サーバ側第2通信部203を通じて本要求を取得し、サーバ側データ保管部200にあらかじめ登録済みの情報からサーバ側顧客情報照合部201で顧客情報を確認し(ステップS1003)、仮情報生成ロジック部202で仮情報を生成する(ステップS1004)。
【0078】
そして、生成した仮情報は、サーバ側第2通信部203を通じて、携帯端末装置50に通知され(ステップS1004)、携帯端末装置50では、携帯端末側通信部502で受信したデータを情報表示部500もしくは情報通信部501より出力する(ステップS1005)。
【0079】
一方、仮情報管理サーバ20で生成した仮情報及び顧客口座情報は、サーバ側第2通信部203を通じて、現金自動取引装置10に通知され(ステップS1006)、ATM側第2通信部106を通じて対応情報データ保管部104で保管される(ステップS1007)。
【0080】
次に、口座取引を行う際には、上述したように携帯端末装置50において情報表示部500もしくは情報通信部501より出力された仮情報が、現金自動取引装置10の携帯端末情報読取部100または携帯端末情報通信部101において入力される(ステップS1008)。なお、ここで口座取引の内容を入力しないのは、上述の第3の実施の形態と同様であり、上述の第1乃至第2の実施の形態と異なる。
【0081】
そして、入力された仮情報は現金自動取引装置10の対応情報データ保管部104に保管してある仮情報と顧客口座情報のセットと情報比較部103で比較され、顧客口座情報を入手し(ステップS1009)、仮情報が口座情報へ変換される(ステップS1010)。
【0082】
次に、本顧客口座情報は、入力される口座取引の内容とともに、ATM側第1通信部105よりホストコンピュータ30に送信する(ステップS1011)ことにより、口座取引処理を行う(ステップS1012)。
【0083】
その後、取引は終了し(ステップS1013)、使用した仮情報は削除される(ステップS1014)。
以上が、本発明の第4の実施の形態である。本発明の実施の形態を従来のシステムに適用する場合には、第3の実施の形態同様、現金自動取引装置への通信が増加するが、ホストコンピュータでの処理を変更することなく実現することができる。
【0084】
また、上述の各実施の形態を実施する際には、以下のようにすることも可能である。
すなわち、顧客が所有している端末装置70で情報入力部700より顧客口座情報を入力し、端末側通信部701より仮情報管理サーバ20に送信する。仮情報管理サーバ20は当該データをサーバ側データ保管部200に保管する。顧客入力は顧客口座情報を特定するデータのみとし、顧客口座情報はホストコンピュータ30から取得しても良い。登録時には通常取引に使用するカードを使用しても良い。
【0085】
これにより、仮情報管理サーバ20への情報登録を顧客保有の端末装置70から行えるため、登録処理の利便性向上を図ることができる。
また、現金自動取引装置10で顧客操作部102より顧客口座情報を入力し、ATM側第2通信部106より仮情報管理サーバ20に送信する。仮情報管理サーバ20は当該データをサーバ側データ保管部200に保管する。顧客入力は顧客口座情報を特定するデータのみとし、顧客口座情報はホストコンピュータ30から取得しても良い。登録時には通常取引に使用するカードを使用しても良い。
【0086】
これにより、仮情報管理サーバ20への情報登録を現金自動取引装置10から行えるため、登録処理の自動化を図ることができる。
また、仮情報使用の有効期限と有効回数を設けることも可能である。
【0087】
これにより、仮情報に有効期限と有効回数を設けることにより、第3者等による不正利用防止のセキュリティを向上させることができる。
また、顧客本人を特定する情報として、事前に仮情報管理サーバ20に仮情報生成用のユーザIDやパスワード等を設定することも可能である。また別の方法としてバイオメトリクスによる認証等も可能である。また顧客情報の使用端末を特定するために、事前に仮情報管理サーバ20に仮情報申請用の端末識別フラグ(例えば携帯の端末ID)を設定しておき、仮情報を要求してきた端末が正当なものであるかの確認を行うことができる。また同様に端末内のICチップ等に個人認証用の証明書を準備しておき、仮情報の要求に証明書を付加し正当な端末であるかの確認を行うことも可能である。この際、例えば、PKI(公開鍵基盤:Public Key Infrastructure)の認証技術を用いる。
【0088】
これにより、仮情報の送信前に顧客の本人確認を行うことにより、第3者等による不正利用防止のセキュリティを向上させることができる。
また、表示させた仮情報を読み取らせる代わりに、顧客は携帯端末等のデータ送信機能を用いて仮情報を読取ることができる機能を持つ現金自動取引装置において、顧客の携帯端末等から現金自動取引装置に仮情報を入力することも可能である。
【0089】
これにより、仮情報の送信情報を表示できる画面を持たない携帯端末装置でも本処理の実施を可能とし、より一層顧客利便性を向上させることができる。
また、上述の各実施の形態を実施する際には、セキュリティを考慮し、全ての通信を暗号化しても良い。さらに、顧客口座情報は口座を特定できる情報であれば良い。
【0090】
上述のように、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明してきたが、本発明が適用される口座取引システムは、その機能が実行されるのであれば、上述の実施の形態に限定されることなく、単体の装置であっても、複数の装置からなるシステムあるいは統合装置であっても、LAN、WAN等のネットワークを介して処理が行なわれるシステムであってもよいことは言うまでもない。
【0091】
また、図11に示しように、バス1108に接続されたCPU1101、ROMやRAMのメモリ1102、入力装置1103、出力装置1104、外部記録装置1105、媒体駆動装置1106、可搬記録媒体1109、ネットワーク接続装置1107で構成されるシステムでも実現できる。すなわち、前述してきた実施の形態のシステムを実現するソフトェアのプログラムコードを記録したROMやRAMのメモリ1102、外部記録装置1105、可搬記録媒体1109を、口座取引システムに供給し、その口座取引システムのコンピュータがプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0092】
この場合、可搬記録媒体1109等から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した可搬記録媒体1109等は本発明を構成することになる。
【0093】
プログラムコードを供給するための可搬記録媒体1109としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROMカード、電子メールやパソコン通信等のネットワーク接続装置1107(言い換えれば、通信回線)を介して記録した種々の記録媒体などを用いることができる。
【0094】
また、図12に示すように、情報処理装置1201がメモリ上に読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、情報処理装置1201上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現される。
【0095】
さらに、可搬型記録媒体から読み出されたプログラム(データ)1203やプログラム(データ)提供者1202から提供されたプログラム(データ)1204が、情報処理装置1201に挿入された機能拡張ボードや情報処理装置1201に接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
【0096】
すなわち、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形状を取ることができる。
ここで、上述した実施の形態の特徴を列挙すると、以下の通りである。
【0097】
(付記1) 現金自動取引装置と、仮情報管理サーバと、ホストコンピュータとが、ネットワークを介して互いに接続された口座取引システムにおいて実行される口座取引方法であって、
前記仮情報管理サーバは、
外部の携帯端末装置からの要求に応じて、あらかじめ格納された顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、
前記携帯端末装置に対し前記生成した仮情報を送信するとともに、前記ホストコンピュータに対し前記仮情報と前記仮情報に対応させた顧客口座情報を送信し、
前記現金自動取引装置は、
前記携帯端末装置が受信して出力した前記仮情報を入力し、
前記ホストコンピュータに対し前記入力した前記仮情報を送信し、
前記ホストコンピュータは、
前記仮情報管理サーバから送信された前記仮情報と、前記現金自動取引装置から送信された前記仮情報とを比較し、
前記比較した結果、2つの前記仮情報が一致した場合に、前記仮情報と対応する顧客口座情報に基づく口座取引を可能とすることを特徴とする口座取引方法。
【0098】
(付記2) 現金自動取引装置と、仮情報管理サーバと、ホストコンピュータとが、ネットワークを介して互いに接続された口座取引システムにおいて実行される口座取引方法であって、
前記仮情報管理サーバは、
外部の携帯端末装置からの要求に応じて、あらかじめ格納された顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、
前記携帯端末装置に対し前記生成した仮情報を送信し、
前記現金自動取引装置は、
前記携帯端末装置が受信して出力した前記仮情報を入力し、
前記仮情報管理サーバに対し前記入力した前記仮情報を送信し、
前記仮情報管理サーバは、
前記受信した前記携帯端末装置からの仮情報に基づいて、前記仮情報に対応する顧客口座情報を前記ホストコンピュータへ送信し、
前記ホストコンピュータは、
前記仮情報管理サーバから受信した顧客口座情報に基づく口座取引を可能とすることを特徴とする口座取引方法。
【0099】
(付記3) 現金自動取引装置と、仮情報管理サーバと、ホストコンピュータとが、ネットワークを介して互いに接続された口座取引システムにおいて実行される口座取引方法であって、
前記仮情報管理サーバは、
外部の携帯端末装置からの要求に応じて、あらかじめ格納された顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、
前記携帯端末装置に対し前記生成した仮情報を送信し、
前記現金自動取引装置は、
前記携帯端末装置が受信して出力した前記仮情報を入力し、
前記仮情報管理サーバに対し前記入力した前記仮情報を送信することにより、前記仮情報に対応する前記顧客口座情報を要求し、
前記仮情報管理サーバは、
前記受信した前記現金自動取引装置からの要求に基づいて、前記仮情報に対応する顧客口座情報を受信し、
前記ホストコンピュータに対し前記受信した顧客口座情報を送信し、
前記ホストコンピュータは、
前記仮情報管理サーバから受信した顧客口座情報に基づく口座取引を可能とすることを特徴とする口座取引方法。
【0100】
(付記4) 現金自動取引装置と、仮情報管理サーバと、ホストコンピュータとが、ネットワークを介して互いに接続された口座取引システムにおいて実行される口座取引方法であって、
前記仮情報管理サーバは、
外部の携帯端末装置からの要求に応じて、あらかじめ格納された顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、
前記携帯端末装置に対して前記生成した仮情報を送信し、
前記現金自動取引装置は、
前記携帯端末装置が受信して出力した前記仮情報を入力し、
前記仮情報管理サーバからあらかじめ取得し格納した顧客口座情報と仮情報との対応関係に基づいて、前記入力した仮情報に対応する顧客口座情報を前記ホストコンピュータへ送信し、
前記ホストコンピュータは、
前記仮情報管理サーバから受信した顧客口座情報に基づく口座取引を可能とすることを特徴とする口座取引方法。
【0101】
(付記5) 前記現金自動取引装置は、前記携帯端末装置が表示した前記仮情報を読み取ることにより、前記仮情報を入力することが可能な付記1乃至4の何れか1項に記載の口座取引方法。
【0102】
(付記6) 前記仮情報管理サーバは、外部の端末装置から前記顧客口座情報を登録することを特徴とする付記1乃至5の何れか1項に記載の口座取引方法。
(付記7) 現金自動取引装置と、仮情報管理サーバと、ホストコンピュータとが、ネットワークを介して互いに接続された口座取引システムにおいて実行される口座取引プログラムであって、
前記仮情報管理サーバは、
外部の携帯端末装置からの要求に応じて、あらかじめ格納された顧客口座情報に対応する仮情報を生成する手順と、
前記携帯端末装置に対し前記生成した仮情報を送信するとともに、前記ホストコンピュータに対し前記仮情報と前記仮情報に対応させた顧客口座情報を送信する手順とを実現させ、
前記現金自動取引装置は、
前記携帯端末装置が受信して出力した前記仮情報を入力する手順と、
前記ホストコンピュータに対し前記入力した前記仮情報を送信する手順とを実現させ、
前記ホストコンピュータは、
前記仮情報管理サーバから送信された前記仮情報と、前記現金自動取引装置から送信された前記仮情報とを比較する手順と、
前記比較した結果、2つの前記仮情報が一致した場合に、前記仮情報と対応する顧客口座情報に基づく口座取引を可能とする手順とを実現させるための口座取引プログラム。
【0103】
(付記8) 現金自動取引装置と、仮情報管理サーバと、ホストコンピュータとが、ネットワークを介して互いに接続された口座取引システムであって、
前記仮情報管理サーバは、
外部の携帯端末装置からの要求に応じて、あらかじめ格納された顧客口座情報に対応する仮情報を生成する手段と、
前記携帯端末装置に対し前記生成した仮情報を送信するとともに、前記ホストコンピュータに対し前記仮情報と前記仮情報に対応させた顧客口座情報を送信する手段とを備え、
前記現金自動取引装置は、
前記携帯端末装置が受信して出力した前記仮情報を入力する手段と、
前記ホストコンピュータに対し前記入力した前記仮情報を送信する手段とを備え、
前記ホストコンピュータは、
前記仮情報管理サーバから送信された前記仮情報と、前記現金自動取引装置から送信された前記仮情報とを比較する手段と、
前記比較した結果、2つの前記仮情報が一致した場合に、前記仮情報と対応する顧客口座情報に基づく口座取引を可能とする手段とを備えることを特徴とする口座取引システム。
【0104】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、事前に仮情報管理サーバに顧客口座情報を登録しておくことにより、携帯端末装置を保持する大多数の顧客に対して、顧客口座情報ではない仮の情報を用いて、安全にカードを必要としない口座取引を行うことを目的としている。これによって顧客利便性の大幅な向上、仮カードの再発行処理費用削減等の効果が得られる。
【0105】
また情報を仮情報管理サーバで集中管理することにより、個々の携帯端末装置のセキュリティに依存することなく、容易に本発明を適用したシステムを実現できるメリットもある。加えて携帯端末装置の形態にも依存性が少ない。
【0106】
さらに仮情報に有効時間や取引制限を設けることによって、第3者による不正利用を防ぐことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した口座取引システムを含む機能ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の概略を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の詳細な流れを説明するためのフローチャートである。
【図4】仮情報の出力例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の概略を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の詳細な流れを説明するためのフローチャートである。
【図7】本発明の第3の実施の形態の概略を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の詳細な流れを説明するためのフローチャートである。
【図9】本発明の第4の実施の形態の概略を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態の詳細な流れを説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明を実現するシステムのハードウェア構成図である。
【図12】ソフトウェアのローディングを説明するための図である。
【符号の説明】
1 口座取引システム
10 現金自動取引装置
20 仮情報管理サーバ
30 ホストコンピュータ
40 ネットワーク
50 携帯端末装置
60 外部ネットワーク
70 端末装置
100 携帯端末情報読取部
101 携帯端末情報通信部
102 顧客操作部
103 情報比較部
104 対応情報データ保管部
105 ATM側第1通信部
106 ATM側第2通信部
200 サーバ側データ保管部
201 サーバ側情報照合部
202 仮情報生成ロジック部
203 サーバ側第2通信部
204 サーバ側第1通信部
300 ホスト側顧客情報照合部
301 ホスト側通信部
302 ホスト側データ管理部
500 情報表示部
501 情報通信部
502 携帯端末側通信部
700 情報入力部
701 端末側通信部
1101 CPU
1102 メモリ
1103 入力装置
1104 出力装置
1105 外部記録装置
1106 媒体駆動装置
1107 ネットワーク接続装置
1108 バス
1109 可搬記録媒体
1201 情報処理装置
1202 情報提供者
1203、1204 プログラム(データ)

Claims (5)

  1. 現金自動取引装置と、仮情報管理サーバと、ホストコンピュータとが、ネットワークを介して互いに接続された口座取引システムにおいて実行される口座取引方法であって、
    前記仮情報管理サーバは、
    外部の携帯端末装置からの要求に応じて、あらかじめ格納された顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、
    前記携帯端末装置に対し前記生成した仮情報を送信するとともに、前記ホストコンピュータに対し前記仮情報と前記仮情報に対応させた顧客口座情報を送信し、
    前記現金自動取引装置は、
    前記携帯端末装置が受信して出力した前記仮情報を入力し、
    前記ホストコンピュータに対し前記入力した前記仮情報を送信し、
    前記ホストコンピュータは、
    前記仮情報管理サーバから送信された前記仮情報と、前記現金自動取引装置から送信された前記仮情報とを比較し、
    前記比較した結果、2つの前記仮情報が一致した場合に、前記仮情報と対応する顧客口座情報に基づく口座取引を可能とすることを特徴とする口座取引方法。
  2. 現金自動取引装置と、仮情報管理サーバと、ホストコンピュータとが、ネットワークを介して互いに接続された口座取引システムにおいて実行される口座取引方法であって、
    前記仮情報管理サーバは、
    外部の携帯端末装置からの要求に応じて、あらかじめ格納された顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、
    前記携帯端末装置に対し前記生成した仮情報を送信し、
    前記現金自動取引装置は、
    前記携帯端末装置が受信して出力した前記仮情報を入力し、
    前記仮情報管理サーバに対し前記入力した前記仮情報を送信し、
    前記仮情報管理サーバは、
    前記受信した前記携帯端末装置からの仮情報に基づいて、前記仮情報に対応する顧客口座情報を前記ホストコンピュータへ送信し、
    前記ホストコンピュータは、
    前記仮情報管理サーバから受信した顧客口座情報に基づく口座取引を可能とすることを特徴とする口座取引方法。
  3. 現金自動取引装置と、仮情報管理サーバと、ホストコンピュータとが、ネットワークを介して互いに接続された口座取引システムにおいて実行される口座取引方法であって、
    前記仮情報管理サーバは、
    外部の携帯端末装置からの要求に応じて、あらかじめ格納された顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、
    前記携帯端末装置に対し前記生成した仮情報を送信し、
    前記現金自動取引装置は、
    前記携帯端末装置が受信して出力した前記仮情報を入力し、
    前記仮情報管理サーバに対し前記入力した前記仮情報を送信することにより、前記仮情報に対応する前記顧客口座情報を要求し、
    前記仮情報管理サーバは、
    前記受信した前記現金自動取引装置からの要求に基づいて、前記仮情報に対応する顧客口座情報を受信し、
    前記ホストコンピュータに対し前記受信した顧客口座情報を送信し、
    前記ホストコンピュータは、
    前記仮情報管理サーバから受信した顧客口座情報に基づく口座取引を可能とすることを特徴とする口座取引方法。
  4. 現金自動取引装置と、仮情報管理サーバと、ホストコンピュータとが、ネットワークを介して互いに接続された口座取引システムにおいて実行される口座取引方法であって、
    前記仮情報管理サーバは、
    外部の携帯端末装置からの要求に応じて、あらかじめ格納された顧客口座情報に対応する仮情報を生成し、
    前記携帯端末装置に対して前記生成した仮情報を送信し、
    前記現金自動取引装置は、
    前記携帯端末装置が受信して出力した前記仮情報を入力し、
    前記仮情報管理サーバからあらかじめ取得し格納した顧客口座情報と仮情報との対応関係に基づいて、前記入力した仮情報に対応する顧客口座情報を前記ホストコンピュータへ送信し、
    前記ホストコンピュータは、
    前記仮情報管理サーバから受信した顧客口座情報に基づく口座取引を可能とすることを特徴とする口座取引方法。
  5. 前記現金自動取引装置は、前記携帯端末装置が表示した前記仮情報を読み取ることにより、前記仮情報を入力することが可能な請求項1乃至4の何れか1項に記載の口座取引方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017156864A (ja) * 2016-02-29 2017-09-07 株式会社野村総合研究所 サーバ、プログラム及び現金引出システム
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