JP2004300081A - Hair cosmetic - Google Patents

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a hair cosmetic which dries at a suitable speed after applied to the hair and secures good hair-setting effects after drying, giving a soft stretch feeling to the hair, together with a moist feeling and slipperiness, these effects being lasting. <P>SOLUTION: The hair cosmetic contains (A) 0.01-5 mass% cationic surfactant, (B) 0.01-10 mass% betaine-group-containing amphoteric polymer, (C) 5-99.96 mass% lower alcohol, (D) 0.01-10 mass% ester oil, and (E) 0.01-10 mass% silicone compound represented by general formula (1). <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

［式中、Ｒ^１は互いに独立して、脂肪族不飽和を含まない１価の炭化水素基、水酸基またはアルコキシ基、Ｘは一般式：−Ｒ^３−Ｚ（式中、Ｒ^３は直接結合または炭素原子数１〜２０の二価炭化水素基、Ｚはアミノ基含有基またはアンモニウム基含有基を表す）で表される反応性官能基を表し、Ｒ^２は互いに独立して、Ｒ^１またはＸのいずれかを表し、ｎは２〜４の整数であり、ａは少なくとも２以上の整数であり、ｃは少なくとも４以上の整数であり、ｄは少なくとも２以上の整数であり、ｂ×ｄは少なくとも１以上であり、Ｙは炭素−珪素によって隣接珪素原子にそして酸素原子によってポリオキシアルキレンブロックに結合している二価の有機基を表し、各シロキサンブロックの平均分子量は約２５０〜約１，０００，０００であり、各ポリオキシアルキレンブロックの平均分子量は約２００〜約１０，０００であり、シロキサンブロックは共重合体の約２５〜約９５質量％を構成し、そしてブロック共重合体は少なくとも約５，０００の平均分子量を有する］
を含有することを特徴とする毛髪化粧料を提供するものである。
【０００７】
また、本発明は、上記成分（Ｂ）、成分（Ｄ）および成分（Ｅ）の含有質量比（Ｂ）／｛（Ｄ）＋（Ｅ）｝が１／２〜２５／１の範囲にあることを特徴とする上記の毛髪化粧料を提供するものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳述する。本発明に用いられる成分（Ａ）のカチオン性界面活性剤は、その電荷により毛髪への親和性および吸着性が良好であり、毛髪にコンディショニング効果を与える作用を有する成分である。本発明においては仕上がり時の毛髪にしっとり感を付与するはたらきを有する。
【０００９】
本発明に用いられる成分（Ａ）のカチオン性界面活性剤については、通常化粧料等に使用され、毛髪にコンディショニング効果を付与できるカチオン性界面活性剤であれば特に限定されず、例えばモノ長鎖アルキル型の第４級アンモニウム塩、ジ長鎖アルキル型の第４級アンモニウム塩、またはこれらのエチレンオキサイド（Ｅ．Ｏ．）付加物、プロピレンオキサイド（Ｐ．Ｏ．）付加物等を使用することができる。具体的には、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ベヘニルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジベヘニルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ジラウリルジメチルアンモニウム、塩化ジポリオキシエチレン（１５Ｅ．Ｏ．）ヤシ油アルキルメチルアンモニウム、塩化ジポリオキシエチレン（４Ｅ．Ｏ．）ラウリルエーテルジメチルアンモニウム、塩化ポリオキシプロピレン（４０Ｐ．Ｏ．）メチルジエチルアンモニウム等を例示することができる。これらのうち、毛髪にしっとりとした柔らかさを与える効果を得る上で塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム等のモノ長鎖アルキル型の第４級アンモニウム塩がより好ましく、また、毛髪をしっとりさせ、落ち着かせる効果を得る上で塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ジベヘニルジメチルアンモニウム、塩化ジセチルジメチルアンモニウム等のジ長鎖アルキル型の第４級アンモニウム塩がより好ましい。
【００１０】
本発明においてカチオン性界面活性剤は、必要に応じて１種または２種以上を併用して用いることができ、その配合量は全組成中０．０１〜５質量％（以下、単に「％」と記す）であり、より好ましくは０．１〜３％である。０．０１％未満では毛髪に十分なしっとり感を付与することができず、また、５％を超えるとべたつく場合があり、好ましくない。
【００１１】
本発明に用いられる成分（Ｂ）ベタイン基を含有する両性ポリマーは、アニオン性基とカチオン性基の両方を有するベタイン基を有するポリマーであり、毛髪セット効果に加えて帯電防止効果を期待できる毛髪固定用のポリマーである。成分（Ｂ）のベタイン基を含有する両性ポリマーは良好な毛髪セット効果を有する反面、毛髪にごわついた好ましくない感触を残す傾向がある。本発明において成分（Ｂ）のベタイン基を含有する両性ポリマーは、他の必須成分、特に成分（Ａ）カチオン性界面活性剤や後述の成分（Ｄ）エステル油、後述の成分（Ｅ）のシリコーン化合物との併用により、良好な毛髪セット力を長時間持続しながらもごわつかず、仕上がり時の柔らかなハリ感と滑らかさ、しっとり感を有する毛髪にすることができる。
【００１２】
本発明において、成分（Ｂ）ベタイン基を含有する両性ポリマーとしてはベタイン基を主鎖にグラフト化した構造の両性ポリマーが好ましく、例えばＮ−メタクリロイルエチルＮ，Ｎ−ジメチルアンモニウム−α−Ｎ−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体を好適に使用することができる。具体的にはＮ−メタクリロイルエチルＮ，Ｎ−ジメチルアンモニウム−α−Ｎ−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸ブチル共重合体、Ｎ−メタクリロイルエチルＮ，Ｎ−ジメチルアンモニウム−α−Ｎ−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸ステアリル共重合体等を例示することができ、このような化合物としてユカフォーマーＳＭ、ユカフォーマーＲシリーズ（何れも三菱化学（株）製）等の市販品を使用することができる。
【００１３】
本発明において成分（Ｂ）ベタイン基を含有する両性ポリマーは必要に応じて１種または２種以上を併用して用いることができ、その配合量は全組成中０．０１〜１０％であり、より好ましくは０．１〜５％である。０．０１％未満では十分な毛髪セット力が得られず、また、１０％を超えると毛髪が過剰にごわつく場合があり、好ましくない。
【００１４】
成分（Ｃ）低級アルコールは、成分（Ｂ）等のポリマー成分等の溶剤として使用される他に、本発明においてはその揮発性により、本発明の毛髪化粧料が毛髪に付着した直後よりセット効果が発現するまでの時間を調整し、乾きを適度に早くするはたらきを有する。これにより、毛髪セット中は自由にヘアスタイリングができ、セット直後にはセット時のヘアスタイルがそのまま維持できる。本発明において、成分（Ｃ）低級アルコールとしては、炭素数１〜３の１価アルコールが好適であり、エタノール、イソプロパノール等が特に好適な例として挙げられる。
【００１５】
本発明において成分（Ｃ）の低級アルコールは、必要に応じて１種または２種以上を併用して用いることができ、その配合量は全組成中５〜９９．９６％であり、より好ましくは１０〜９０％である。５％未満では乾く速度が遅いためセット直後にセット時のヘアスタイルがそのまま維持されにくい場合があり、好ましくない。
【００１６】
本発明に用いられる成分（Ｄ）エステル油は、毛髪への浸透性が良好な油性成分であり、エモリエント効果を有する。本発明においては、仕上がり時の毛髪にしっとり感と滑らかさを付与するはたらきを有する。本発明において成分（Ｄ）エステル油としては、通常化粧品用に使用されるエステル油であれば特に制限されず、例えばミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸２−エチルヘキシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、２−エチルヘキサン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸２−エチルヘキシル、イソノナン酸イソトリデシル等を好適に使用することができる。
【００１７】
本発明において成分（Ｄ）エステル油は、必要に応じて１種または２種以上を併用して用いることができ、その配合量は全組成中０．０１〜１０％であり、より好ましくは０．１〜５％である。０．０１％未満では毛髪に十分なしっとり感と滑らかさが得られず、また、１０％を超えると毛髪がべたついたり、重く感じる場合があり、好ましくない。
【００１８】
本発明に用いられる成分（Ｅ）のシリコーン化合物は次の一般式（１）で示されるアミノ変性シリコーンまたはアンモニウム変性シリコーンであり、分子中にポリオキシアルキレン鎖を有する。
【００１９】
【化３】

【００２０】
［式中、Ｒ^１は互いに独立して、脂肪族不飽和を含まない１価の炭化水素基、水酸基またはアルコキシ基、Ｘは一般式：−Ｒ^３−Ｚ（式中、Ｒ^３は直接結合または炭素原子数１〜２０の二価炭化水素基、Ｚはアミノ基含有基またはアンモニウム基含有基を表す）で表される反応性官能基を表し、Ｒ^２は互いに独立して、Ｒ^１またはＸのいずれかを表し、ｎは２〜４の整数であり、ａは少なくとも２以上の整数であり、ｃは少なくとも４以上の整数であり、ｄは少なくとも２以上の整数であり、ｂ×ｄは少なくとも１以上であり、Ｙは炭素−珪素によって隣接珪素原子にそして酸素原子によってポリオキシアルキレンブロックに結合している二価の有機基を表し、各シロキサンブロックの平均分子量は約２５０〜約１，０００，０００であり、各ポリオキシアルキレンブロックの平均分子量は約２００〜約１０，０００であり、シロキサンブロックは共重合体の約２５〜約９５質量％を構成し、そしてブロック共重合体は少なくとも約５，０００の平均分子量を有する］
【００２１】
本発明において成分（Ｅ）のシリコーン化合物は、毛髪に滑らかさを付与する効果を有し、成分（Ｂ）ベタイン基を含有する両性ポリマーによる良好な毛髪セット力を維持しながらも仕上がり時の毛髪のごわつきを低減し、柔らかなハリ感と滑らかさを付与してこの効果を長時間持続することができる。成分（Ｅ）としては、例えばＰＥＧ−６０ブチルアモジメチコン等を好適に使用することができ、そのような化合物としては上記一般式に相当する化合物の水性乳濁液であるＳＩＬＳＴＹＬＥ４０１（日本ユニカー社製）等の市販品を使用することができる。
【００２２】
本発明において成分（Ｅ）シリコーン化合物は、必要に応じて１種または２種以上を併用して用いることができ、その配合量は全組成中０．０１〜１０％であり、より好ましくは０．１〜５％である。０．０１％未満では毛髪に十分なハリ感と滑らかさが得られず、ごわつきを押さえにくい。また、１０％を超えて配合しても効果の向上は少なく、逆に毛髪がべたついたり、油感を感じる場合があり、好ましくない。
【００２３】
なお、本発明において成分（Ｂ）、成分（Ｄ）および成分（Ｅ）はその含有質量比（Ｂ）／｛（Ｄ）＋（Ｅ）｝が１／２〜２５／１の範囲内において特に高い併用効果を示し、高い毛髪セット効果を有しながら毛髪の柔らかなハリ感、しっとり感、さらに滑らかさを付与する良好な効果が得られるので好ましい。
【００２４】
本発明の毛髪化粧料は、これらの必須成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲において、アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤等の界面活性剤；高級脂肪酸、炭化水素、高級アルコール、成分（Ｄ）以外の油脂類等の油剤；成分（Ｅ）以外のシリコーン類；多価アルコール、糖類、芳香族アルコール等の水溶性成分；成分（Ｂ）以外の毛髪固定用ポリマー；（メタ）アクリル酸系コポリマー、アクリルアミド系コポリマー、増粘多糖類等の粘度調整剤；アミノ酸、アミノ酸誘導体、ペプチド、ペプチド誘導体、植物エキス等の毛髪用美容成分；エデト酸塩、ホスホン酸塩等のキレート剤；クエン酸、乳酸、リン酸またはこれらの塩等のｐＨ調整剤；亜硫酸水素塩、亜硫酸塩等の安定化剤；液化石油ガス、ジメチルエーテル、窒素ガス、炭酸ガス等のエアゾール噴射剤等の他、香料、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、殺菌剤、色素、顔料、精製水等、毛髪化粧料において汎用である他の成分を配合することができる。
【００２５】
また、本発明の毛髪化粧料は、他の成分との併用や容器の機構により、液状、乳液状、クリーム状、ゲル状、霧状、フォーム（泡）状など、種々の形態にて実施することができ、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアセットローション、ヘアクリーム、ヘアジェル、ダメージケア用ヘアコンディショナー（毛髪保護料）、パーマネントウェーブ剤、ヘアカラー等として用いることができる他、噴射剤とともにエアゾール用容器に充填しヘアスプレー、ヘアフォーム等のエアゾール製品としても用いることも、ミストディスペンサー容器に充填しノンガスタイプのミスト製品とすることもできる。これらの中でも、特に乾いた毛髪に噴霧または塗布するタイプの製品に好適に用いることができ、とりわけローション状に調製した本発明の毛髪化粧料をミストディスペンサー容器に充填し、毛髪に霧状に噴霧するミスト製品の実施形態が好ましい。
【００２６】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明を更に説明する。なお、本発明はこれらにより何ら限定されるものではなく、本発明の技術思想を利用する実施態様はすべて本発明の範囲に含まれる。
【００２７】
実施例１〜７および比較例１〜５ ヘアミスト
表１に示す組成および下記製法にてヘアミストを調製し、得られたヘアミストの各試料について使用時および使用後３時間たった後の毛髪の官能評価を行い、下記方法により評価、判定を行った。
【００２８】
【表１】

【００２９】
（注１）ユカフォーマーＳＭ（三菱化学社製）（Ｎ−メタクリロイルエチルＮ，Ｎ−ジメチルアンモニウム−α−Ｎ−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸ステアリル共重合体の３０％エタノール溶液）組成中の含有量は樹脂純分の値である。
（注２）配合量はＳＩＬＳＴＹＬＥ４０１（日本ユニカー社製）に２１．５％含まれる２−エチルヘキサン酸セチルを含んだ値である。
（注３）ＳＩＬＳＴＹＬＥ４０１（日本ユニカー社製）（ＰＥＧ−６０ブチルアモジメチコンの２１．５％分散液）組成中の含有量はＰＥＧ−６０ブチルアモジメチコン純分の値である。
【００３０】
（製法）
Ａ．成分（５）、（８）および（９）を加熱溶解する。
Ｂ．成分（１２）の一部を加熱する。
Ｃ．ＡにＢを添加して均一に乳化混合し、冷却後に、成分（２）〜（４）、（１１）および（１２）の残部を添加して均一に混合する。
Ｄ．成分（１）、（６）、（７）および（１０）を均一に溶解し、Ｃに添加して均一に混合、可溶化する。
Ｅ．Ｄをミストディスペンサー容器に充填してヘアミストを得た。
【００３１】
（評価項目および評価方法）
＜１＞適度な乾きの早さ：毛髪に噴霧後、ヘアスタイリング中に乾いてしまって固くなったり、ヘアスタイリング後にも乾かずヘアスタイルがくずれることがない。（時間的には１〜３分程度）
＜２＞毛髪セット効果：噴霧後に毛髪が十分にセットされ、ヘアスタイリングした後にヘアスタイルがくずれない。／３時間経過後にもヘアスタイルがくずれない。
＜３＞柔らかなハリ感：噴霧しヘアスタイリングした後／３時間経過後に毛髪を手で触ったとき、ハリ感がありながらもごわつかず、柔軟性を有する。
＜４＞しっとり感：噴霧しヘアスタイリングした後／３時間経過後に毛髪を手で触ったとき、しっとりと濡れた感触を感じる。
＜５＞滑らかさ：噴霧しヘアスタイリングした後／３時間経過後に毛髪を手で触ったとき、すべる感触を感じる。
【００３２】
実施例１〜７および比較例１〜５の各試料を専門評価パネル１５名に使用してもらい、使用時および使用後３時間経過した後の計２回、上記＜１＞〜＜５＞の評価項目について（ａ）絶対評価基準を用いて５段階評価してもらった。その後、各試料の評点の平均値を（ｂ）４段階判定基準を用いて判定した。得られた結果を表２に示す。
【００３３】
（ａ）絶対評価基準
（評点） （評価）
４ ： 非常に良い
３ ： 良い
２ ： 普通
１ ： やや悪い
０ ： 悪い
【００３４】
（ｂ）４段階判定基準
（評点の平均値） （判定）
３．５以上 ：◎
２．５以上、３．５未満：○
１．５以上、２．５未満：△
１．５未満 ：×
【００３５】
【表２】

【００３６】
表２の結果から明らかなように、本発明に係る実施例１〜７のヘアミストは毛髪セット効果、適度な乾きの早さ、柔らかなハリ感、しっとり感および滑らかさの全ての項目において良好な結果を示し、ヘアミストとして優れた効果を有するものであることが実証された。これに対し、比較例１〜５では全ての項目を満足するものは得られなかった。
【００３７】
実施例８ ヘアミスト
下記に示す組成および製法で、ヘアミストを調製した。

【００３８】
（注４）注１と同じ。
（注５）配合量はＳＩＬＳＴＹＬＥ４０１（日本ユニカー社製）に２１．５％含まれる２−エチルヘキサン酸セチルを含んだ値である。
（注６）注３と同じ。
【００３９】
（製法）
Ａ．成分（８）、（１１）および（１２）を加熱溶解する。
Ｂ．成分（１６）の一部を加熱する。
Ｃ．ＡにＢを添加して均一に乳化混合し、冷却後、成分（２）〜（７）、（１３）、（１５）および（１６）の残部を添加して均一に混合する。
Ｄ．成分（１）、（９）、（１０）および（１４）を均一に溶解し、Ｃに添加して均一に混合、可溶化する。
Ｅ．Ｄをミストディスペンサー容器に充填してヘアミストを得た。
【００４０】
以上のようにして得られた実施例８のヘアミストは、毛髪に塗布した後の乾きが適度に早く、乾いた後は時間が経過した後もヘアスタイルが良好にセットされており、毛髪はハリ感をもちながらも柔らか、滑らかでしっとりとした感触を有し、ヘアミストとして優れた効果を有するものであった。
【００４１】
実施例９ ヘアスプレー
下記に示す組成および製法で、ヘアスプレーを調製した。

【００４２】
（注７）配合量はＳＩＬＳＴＹＬＥ４０１（日本ユニカー社製）に２１．５％含まれる２−エチルヘキサン酸セチルを含んだ値である。
（注８）注３と同じ。
（注９）ユカフォーマーＲ２０５（三菱化学社製）（Ｎ−メタクリロイルエチルＮ，Ｎ−ジメチルアンモニウム−α−Ｎ−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸ブチル共重合体の３０％エタノール溶液）組成中の含有量は樹脂純分の値である。
【００４３】
（製法）
Ａ．成分（１）〜（１４）を均一に混合し、原液とする。
Ｂ．Ａ（原液）と噴射剤（液化石油ガス）を原液／噴射剤＝７０／３０の混合比でエアゾール缶に充填し、ヘアスプレーを得た。
【００４４】
実施例９のヘアスプレーは、毛髪に噴霧した後の乾きが早く、乾いた後は時間が経過した後もヘアスタイルが良好にセットされており、毛髪はハリ感をもちながらも柔らか、滑らかでしっとりとした感触を有し、ヘアスプレーとして優れた効果を有するものであった。
【００４５】
実施例１０ ヘアフォーム
下記に示す組成および製法で、ヘアフォームを調製した。

【００４６】
（注１０）配合量はＳＩＬＳＴＹＬＥ４０１（日本ユニカー社製）に２１．５％含まれる２−エチルヘキサン酸セチルを含んだ値である。
（注１１）注３と同じ。
（注１２）注１と同じ。
【００４７】
（製法）
Ａ．成分（３）〜（６）および（７）を加熱溶解する。
Ｂ．成分（１４）の一部を加熱し、Ａを添加して均一に乳化混合し、冷却する。
Ｃ．Ｂに成分（１）、（２）、（８）〜（１３）および（１４）の残りを添加して均一に混合し、原液とする。
Ｄ．Ｃ（原液）と噴射剤（液化石油ガス）を原液／噴射剤＝９５／５の混合比でエアゾール缶に充填し、ヘアフォームを得た。
【００４８】
実施例１０のヘアフォームは、毛髪に塗布した後の乾きが適度に早く、乾いた後は時間が経過した後もヘアスタイルが良好にセットされており、毛髪はハリ感をもちながらも柔らか、滑らかでしっとりとした感触を有し、ヘアフォームとして優れた効果を有するものであった。
【００４９】
【発明の効果】
本発明の毛髪化粧料は、毛髪に塗布した後の乾きが適度に早く、乾いた後は良好な毛髪セット効果を有して毛髪に柔らかなハリ感を付与すると共に、しっとり感と滑らかさを付与することができ、更にこれらの効果が持続するものである。従って、毛髪化粧料として優れた品質を有する。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to hair cosmetics, and more particularly, dries quickly after being applied to hair, and after drying, has a good hair setting effect to impart soft firmness to hair, The present invention relates to a hair cosmetic which has an excellent effect of imparting a moist feeling and smoothness and further maintains these effects.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In the past, polymers for fixing hair have been widely used in hair cosmetics for imparting a hair styling effect and an effect of giving hair firmness and stiffness. In particular, an amphoteric polymer having both an anionic group and a cationic group is a useful polymer that has a setting effect and an antistatic effect as a hair fixing polymer and constitutes a hair styling agent. However, amphoteric polymers alone cannot meet the diversifying needs because their properties are limited, and recently, in order to further improve the properties of hair cosmetics containing amphoteric polymers, amino-modified silicones and specific cationic Attempts have been made to use them in combination with various compounds such as resins.
On the other hand, various polysiloxane polymers have been synthesized with the advancement of silicone polymer technology.In particular, amino-modified silicones have good adsorptivity to hair and have a high effect of imparting gloss and comb to hair. Amino-modified silicones of various structures have been used in combination with polymers for fixing hair. (See, for example, Patent Document 1, Patent Document 2, and Patent Document 3).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-63-275515 [Patent Document 2]
JP-A-8-113517 [Patent Document 3]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-119837
[Problems to be solved by the invention]
However, although hair cosmetics containing an amphoteric polymer have an effect on the hair setting effect, the hair tends to be stiff, lack smoothness and softness, and have an unpleasant unpleasant feel. is there. In order to solve this, even if other components such as amino-modified silicone and cationic resin are further added, the hair setting effect derived from the amphoteric polymer is maintained while eliminating the stiffness of the hair. The effect of imparting a crisp feeling to the hair and imparting a moist feeling and a smooth feel to the hair was not sufficiently obtained. In addition, it was found that in order to maintain the hairstyle and good feel during hair setting as it is, it is necessary to have an appropriate speed of drying immediately after setting and to maintain the above effect. Therefore, hair cosmetics having all the above effects have been desired.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present inventor has conducted intensive studies on the above-mentioned problems, and as a result, the cationic surfactant, an amphoteric polymer containing a betaine group, a lower alcohol, an ester oil and a specific silicone compound, each of which is combined in a specific amount, and the above-mentioned compounding is performed. The inventors have found that the problem is solved, and completed the present invention.
[0006]
That is, the present invention provides the following components (A) to (E):
(A) 0.01 to 5% by mass of a cationic surfactant,
(B) 0.01 to 10% by mass of an amphoteric polymer containing a betaine group,
(C) lower alcohol 5 to 99.96% by mass,
(D) ester oil 0.01 to 10% by mass,
(E) a silicone compound represented by the general formula (1) 0.01 to 10% by mass
Embedded image

[Wherein, R ¹ is independently of each other, a monovalent hydrocarbon group containing no aliphatic unsaturation, a hydroxyl group or an alkoxy group, and X is a general formula: —R ³ —Z (where R ³ is a direct bond) Or a divalent hydrocarbon group having 1 to 20 carbon atoms, Z represents an amino group-containing group or an ammonium group-containing group), and R ² independently of each other, R ¹ or X represents any one of X, n is an integer of 2 to 4, a is an integer of at least 2 or more, c is an integer of at least 4 or more, d is an integer of at least 2 or more, b × d Is at least one; Y represents a divalent organic group bonded to adjacent silicon atoms by carbon-silicon and to the polyoxyalkylene block by oxygen atoms; the average molecular weight of each siloxane block is from about 250 to about 1; It is The average molecular weight of each polyoxyalkylene block is from about 200 to about 10,000, the siloxane block comprises about 25 to about 95% by weight of the copolymer, and the block copolymer has at least about 5,000. With average molecular weight]
The present invention provides a hair cosmetic comprising:
[0007]
Further, in the present invention, the content mass ratio (B) / {(D) + (E)} of the above-mentioned component (B), component (D) and component (E) is in the range of 1/2 to 25/1. The present invention provides the above hair cosmetic.
[0008]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail. The cationic surfactant of the component (A) used in the present invention is a component that has good affinity and adsorbability to hair due to its charge and has an action of giving a conditioning effect to hair. The present invention has a function of imparting a moist feeling to the hair at the time of finishing.
[0009]
The cationic surfactant of the component (A) used in the present invention is not particularly limited as long as it is a cationic surfactant which is generally used for cosmetics and can impart a conditioning effect to hair. Use of an alkyl-type quaternary ammonium salt, a dilong-chain alkyl-type quaternary ammonium salt, or an ethylene oxide (EO) adduct, a propylene oxide (PO) adduct thereof, or the like. Can be. Specifically, stearyl trimethyl ammonium chloride, behenyl trimethyl ammonium chloride, cetyl trimethyl ammonium chloride, stearyl trimethyl ammonium bromide, behenyl trimethyl ammonium bromide, cetyl trimethyl ammonium bromide, distearyl dimethyl ammonium chloride, dibehenyl dimethyl ammonium chloride, Dicetyldimethylammonium chloride, stearyldimethylbenzylammonium chloride, dilauryldimethylammonium chloride, dipolyoxyethylene (15EO) chloride alkylmethylammonium, dipolyoxyethylene (4EO) lauryletherdimethylammonium chloride , Polyoxypropylene chloride (40PO) methyldiethylammonium and the like. Of these, mono-long-chain alkyl-type quaternary ammonium salts such as stearyltrimethylammonium chloride, behenyltrimethylammonium chloride, and cetyltrimethylammonium chloride are more preferable in order to obtain an effect of giving moist and soft hair, and For obtaining the effect of moisturizing and calming the hair, di-long chain alkyl type quaternary ammonium salts such as distearyl dimethyl ammonium chloride, dibehenyl dimethyl ammonium chloride and dicetyl dimethyl ammonium chloride are more preferable.
[0010]
In the present invention, the cationic surfactant may be used alone or in combination of two or more, if necessary, and the compounding amount is 0.01 to 5% by mass in the whole composition (hereinafter simply referred to as “%”). And more preferably 0.1 to 3%. If it is less than 0.01%, it is not possible to impart sufficient moist feeling to the hair, and if it exceeds 5%, it may be sticky, which is not preferable.
[0011]
The component (B) amphoteric polymer containing a betaine group used in the present invention is a polymer having a betaine group having both an anionic group and a cationic group, and is a hair which can be expected to have an antistatic effect in addition to a hair setting effect. It is a fixing polymer. The amphoteric polymer containing a betaine group as the component (B) has a good hair setting effect, but tends to leave a rough and unpleasant feel to the hair. In the present invention, the amphoteric polymer containing a betaine group of the component (B) is used as other essential components, in particular, a component (A) a cationic surfactant, a component (D) ester oil described later, and a silicone component (E) described later. When used in combination with the compound, it is possible to obtain a hair having a soft firmness, a smoothness and a moist feeling at the time of finishing, while maintaining good hair setting power for a long period of time, without being stiff.
[0012]
In the present invention, the component (B) amphoteric polymer containing a betaine group is preferably an amphoteric polymer having a structure in which a betaine group is grafted to the main chain. For example, N-methacryloylethyl N, N-dimethylammonium-α-N-methyl A carboxybetaine-alkyl methacrylate copolymer can be suitably used. Specifically, N-methacryloylethyl N, N-dimethylammonium-α-N-methylcarboxybetaine / butyl methacrylate copolymer, N-methacryloylethyl N, N-dimethylammonium-α-N-methylcarboxybetaine / methacrylic Examples of such compounds include stearyl acid copolymers, and commercially available products such as Yuka Former SM and Yuka Former R Series (all manufactured by Mitsubishi Chemical Corporation) can be used.
[0013]
In the present invention, the component (B) amphoteric polymer containing a betaine group can be used alone or in combination of two or more, if necessary, and the compounding amount is 0.01 to 10% of the whole composition. More preferably, it is 0.1 to 5%. If it is less than 0.01%, sufficient hair setting power cannot be obtained, and if it exceeds 10%, the hair may be excessively stiff, which is not preferable.
[0014]
The component (C) lower alcohol is used not only as a solvent for the polymer component such as the component (B), etc., but also in the present invention, due to its volatility, a setting effect from immediately after the hair cosmetic of the present invention adheres to the hair. Has the function of adjusting the time until the onset of the onset, and making drying quicker. Thereby, the hair styling can be freely performed during the hair setting, and the hair style at the time of the setting can be maintained as it is immediately after the setting. In the present invention, the component (C) lower alcohol is preferably a monohydric alcohol having 1 to 3 carbon atoms, and particularly preferable examples include ethanol and isopropanol.
[0015]
In the present invention, the lower alcohol of the component (C) may be used alone or in combination of two or more, if necessary, and the blending amount is 5 to 99.96% of the whole composition, more preferably 10-90%. If it is less than 5%, the drying speed is low, so that the hairstyle at the time of setting may not be easily maintained immediately after setting, which is not preferable.
[0016]
The component (D) ester oil used in the present invention is an oily component having good permeability to hair and has an emollient effect. The present invention has a function of imparting a moist feeling and smoothness to the hair at the time of finishing. In the present invention, the component (D) ester oil is not particularly limited as long as it is an ester oil usually used for cosmetics, and for example, isopropyl myristate, isopropyl palmitate, 2-ethylhexyl palmitate, octyldodecyl myristate, -Cetyl ethylhexanoate, isononyl isononanoate, 2-ethylhexyl isononanoate, isotridecyl isononanoate and the like can be preferably used.
[0017]
In the present invention, the component (D) ester oil can be used alone or in combination of two or more, if necessary, and the compounding amount is 0.01 to 10% in the whole composition, more preferably 0 to 10%. 0.1 to 5%. If it is less than 0.01%, the hair will not be sufficiently moist and smooth, and if it exceeds 10%, the hair may be sticky or heavy, which is not preferable.
[0018]
The silicone compound of the component (E) used in the present invention is an amino-modified silicone or an ammonium-modified silicone represented by the following general formula (1), and has a polyoxyalkylene chain in the molecule.
[0019]
Embedded image

[0020]
[Wherein, R ¹ is independently of each other, a monovalent hydrocarbon group containing no aliphatic unsaturation, a hydroxyl group or an alkoxy group, and X is a general formula: —R ³ —Z (where R ³ is a direct bond) Or a divalent hydrocarbon group having 1 to 20 carbon atoms, Z represents an amino group-containing group or an ammonium group-containing group), and R ² independently of each other, R ¹ or X represents any one of X, n is an integer of 2 to 4, a is an integer of at least 2 or more, c is an integer of at least 4 or more, d is an integer of at least 2 or more, b × d Is at least one; Y represents a divalent organic group bonded to adjacent silicon atoms by carbon-silicon and to the polyoxyalkylene block by oxygen atoms; the average molecular weight of each siloxane block is from about 250 to about 1; It is The average molecular weight of each polyoxyalkylene block is from about 200 to about 10,000, the siloxane block comprises about 25 to about 95% by weight of the copolymer, and the block copolymer has at least about 5,000. With average molecular weight]
[0021]
In the present invention, the silicone compound of the component (E) has an effect of imparting smoothness to the hair, and the hair at the time of finishing while maintaining good hair setting power by the component (B) amphoteric polymer containing a betaine group. This effect can be maintained for a long time by reducing stiffness and imparting a soft firmness and smoothness. As the component (E), for example, PEG-60 butyl amodimethicone or the like can be suitably used. As such a compound, SILSTYLE 401 (manufactured by Nippon Unicar Co., Ltd.) which is an aqueous emulsion of a compound corresponding to the above general formula is used. ) Can be used.
[0022]
In the present invention, the component (E) silicone compound may be used alone or in combination of two or more, if necessary. The compounding amount is 0.01 to 10% in the total composition, and more preferably 0 to 10%. 0.1 to 5%. If it is less than 0.01%, the hair will not have sufficient firmness and smoothness, and it will be difficult to suppress stiffness. In addition, even if it is more than 10%, the effect is little improved, and the hair may be sticky or oily feeling may be felt, which is not preferable.
[0023]
In the present invention, the component (B), the component (D) and the component (E) have a content ratio (B) / {(D) + (E)} in the range of 1/2 to 25/1. It is preferable because it exhibits a high combined effect, and a good effect of imparting a soft, supple, moist and smoothness to the hair while having a high hair setting effect.
[0024]
The hair cosmetic composition of the present invention may further comprise, in addition to these essential components, an anionic surfactant, an amphoteric surfactant, and a nonionic surfactant in a quantitative and qualitative range that does not impair the effects of the present invention depending on the purpose. Surfactants such as higher fatty acids, hydrocarbons, higher alcohols, oils such as oils and fats other than component (D); silicones other than component (E); water-soluble components such as polyhydric alcohols, saccharides and aromatic alcohols A polymer for fixing hair other than the component (B); a viscosity modifier such as a (meth) acrylic acid-based copolymer, an acrylamide-based copolymer, or a thickening polysaccharide; a hair such as an amino acid, an amino acid derivative, a peptide, a peptide derivative, or a plant extract; Beauty ingredients; Chelating agents such as edetates and phosphonates; pH adjusters such as citric acid, lactic acid, phosphoric acid and salts thereof; Stabilizers such as bisulfite and sulfite In addition to aerosol propellants such as liquefied petroleum gas, dimethyl ether, nitrogen gas, carbon dioxide gas, etc., as well as fragrances, preservatives, ultraviolet absorbers, antioxidants, bactericides, pigments, pigments, purified water, etc. Certain other components can be included.
[0025]
Further, the hair cosmetic of the present invention is implemented in various forms such as liquid, emulsion, cream, gel, mist, foam (foam) depending on the combination with other components and the mechanism of the container. It can be used as a hair rinse, hair treatment, hair pack, hair set lotion, hair cream, hair gel, hair conditioner (hair protection) for damage care, permanent waving agent, hair color, etc., and aerosol with propellant It can be used as an aerosol product such as a hair spray or a hair foam by filling into a container for use, or a non-gas type mist product can be filled into a mist dispenser container. Among them, it can be suitably used particularly for products of the type sprayed or applied to dry hair, and in particular, the hair cosmetic of the present invention prepared in a lotion form is filled in a mist dispenser container, and the hair is sprayed in a mist form. Preferred mist product embodiments are preferred.
[0026]
【Example】
Next, the present invention will be further described with reference to examples. It should be noted that the present invention is not limited in any way by these, and all embodiments utilizing the technical idea of the present invention are included in the scope of the present invention.
[0027]
Examples 1 to 7 and Comparative Examples 1 to 5 Hair mist A hair mist was prepared by the composition shown in Table 1 and the following method, and the obtained hair mist was subjected to sensory evaluation of the hair at the time of use and 3 hours after use. Then, evaluation and judgment were performed by the following methods.
[0028]
[Table 1]

[0029]
(Note 1) The content of Yuka Former SM (manufactured by Mitsubishi Chemical Corporation) (30% ethanol solution of N-methacryloylethyl N, N-dimethylammonium-α-N-methylcarboxybetaine / stearyl methacrylate copolymer) is as follows: This is the value of the resin pure content.
(Note 2) The compounding amount is a value containing 21.5% cetyl 2-ethylhexanoate contained in SILSTYLE 401 (manufactured by Nippon Unicar).
(Note 3) The content of SILTYLE401 (manufactured by Nippon Unicar) (21.5% dispersion of PEG-60 butyl amodimethicone) in the composition is the value of pure PEG-60 butyl amodimethicone.
[0030]
(Production method)
A. Components (5), (8) and (9) are heated and dissolved.
B. Heat a portion of component (12).
C. Add B to A and uniformly emulsify and mix. After cooling, add the rest of components (2) to (4), (11) and (12) and mix uniformly.
D. Ingredients (1), (6), (7) and (10) are uniformly dissolved and added to C to uniformly mix and solubilize.
E. FIG. D was filled in a mist dispenser container to obtain a hair mist.
[0031]
(Evaluation items and evaluation methods)
<1> Moderate drying speed: After spraying on the hair, the hair does not dry out during the hair styling and becomes hard, and does not dry even after the hair styling and the hairstyle is not broken. (About 1-3 minutes in time)
<2> Hair setting effect: Hair is sufficiently set after spraying, and the hairstyle does not break after hair styling. Hairstyle does not break even after 3 hours.
<3> Soft firmness: When the hair is touched by hand after spraying and hair styling / 3 hours later, the hair has firmness but is not firm and has flexibility.
<4> Moist feeling: When hair is touched by hand after spraying and hair styling / 3 hours later, the hair feels moist and wet.
<5> Smoothness: After touching the hair by hand after spraying and hair styling / 3 hours later, the user feels a slippery feel.
[0032]
Each of the samples of Examples 1 to 7 and Comparative Examples 1 to 5 was used by 15 professional evaluation panels, and the above <1> to <5> were used twice in total at the time of use and after 3 hours had passed after use. Evaluation items were evaluated on a 5-point scale using (a) absolute evaluation criteria. Thereafter, the average value of the scores of each sample was determined using the (b) four-step criterion. Table 2 shows the obtained results.
[0033]
(A) Absolute evaluation criteria (score) (Evaluation)
4: very good 3: good 2: normal 1: somewhat bad 0: bad
(B) Four-step criteria (average score) (Judgment)
3.5 or more: ◎
2.5 or more and less than 3.5: ○
1.5 or more and less than 2.5: △
Less than 1.5: ×
[0035]
[Table 2]

[0036]
As is evident from the results in Table 2, the hair mist of Examples 1 to 7 according to the present invention had good hair setting effects, moderate drying speed, soft firmness, moist feeling and smoothness. The results were shown, and it was proved that the hair mist had an excellent effect. On the other hand, Comparative Examples 1 to 5 did not satisfy any of the items.
[0037]
Example 8 Hair mist A hair mist was prepared by the following composition and manufacturing method.

[0038]
(Note 4) Same as Note 1.
(Note 5) The compounding amount is a value including cetyl 2-ethylhexanoate, which is contained in SILTYLE401 (manufactured by Nippon Unicar) at 21.5%.
(Note 6) Same as Note 3.
[0039]
(Production method)
A. The components (8), (11) and (12) are dissolved by heating.
B. Heat a portion of component (16).
C. B is added to A and uniformly emulsified and mixed. After cooling, the remaining components (2) to (7), (13), (15) and (16) are added and uniformly mixed.
D. Ingredients (1), (9), (10) and (14) are uniformly dissolved, added to C and uniformly mixed and solubilized.
E. FIG. D was filled in a mist dispenser container to obtain a hair mist.
[0040]
The hair mist of Example 8 obtained as described above dries moderately quickly after being applied to the hair, and after drying, the hairstyle is set well after a lapse of time. It had a soft but smooth, moist feel while having a feeling, and had an excellent effect as a hair mist.
[0041]
Example 9 Hairspray A hairspray was prepared by the following composition and manufacturing method.

[0042]
(Note 7) The compounding amount is a value containing 21.5% cetyl 2-ethylhexanoate contained in SILSTYLE 401 (manufactured by Nippon Unicar).
(Note 8) Same as Note 3.
(Note 9) The content in Yuka Former R205 (manufactured by Mitsubishi Chemical Corporation) (30% ethanol solution of N-methacryloylethyl N, N-dimethylammonium-α-N-methylcarboxybetaine / butyl methacrylate copolymer) is as follows: This is the value of the resin pure content.
[0043]
(Production method)
A. The components (1) to (14) are uniformly mixed to obtain a stock solution.
B. A (stock solution) and a propellant (liquefied petroleum gas) were filled into an aerosol can at a mixing ratio of stock solution / propellant = 70/30 to obtain a hair spray.
[0044]
The hair spray of Example 9 dries quickly after spraying on the hair, and after drying, the hairstyle is set well even after a lapse of time, and the hair is soft and smooth while having a firm feeling. It had a moist feel and had an excellent effect as a hair spray.
[0045]
Example 10 Hair foam A hair foam was prepared by the following composition and production method.

[0046]
(Note 10) The compounding amount is a value containing 21.5% cetyl 2-ethylhexanoate contained in SILSTYLE 401 (manufactured by Nippon Unicar).
(Note 11) Same as Note 3.
(Note 12) Same as Note 1.
[0047]
(Production method)
A. Components (3) to (6) and (7) are dissolved by heating.
B. Heat a part of component (14), add A, emulsify and mix uniformly, and cool.
C. The remaining components (1), (2), (8) to (13) and (14) are added to B and mixed uniformly to obtain a stock solution.
D. C (stock solution) and a propellant (liquefied petroleum gas) were filled into an aerosol can at a stock solution / propellant mixture ratio of 95/5 to obtain a hair foam.
[0048]
The hair foam of Example 10 dries moderately quickly after being applied to the hair, and after drying, the hairstyle is set well even after a lapse of time, and the hair is soft while having a firm feeling, It had a smooth and moist feel and had an excellent effect as a hair foam.
[0049]
【The invention's effect】
The hair cosmetic composition of the present invention dries moderately quickly after being applied to the hair, has a good hair setting effect after the drying, imparts a soft firmness to the hair, and has a moist feeling and smoothness. And these effects can be maintained. Therefore, it has excellent quality as a hair cosmetic.

Claims (2)

The following components (A) to (E),
(A) 0.01 to 5% by mass of a cationic surfactant,
(B) 0.01 to 10% by mass of an amphoteric polymer containing a betaine group,
(C) lower alcohol 5 to 99.96% by mass,
(D) ester oil 0.01 to 10% by mass,
(E) a silicone compound represented by the general formula (1) 0.01 to 10% by mass

[Wherein, R ¹ is independently of each other, a monovalent hydrocarbon group containing no aliphatic unsaturation, a hydroxyl group or an alkoxy group, and X is a general formula: —R ³ —Z (where R ³ is a direct bond) Or a divalent hydrocarbon group having 1 to 20 carbon atoms, Z represents an amino group-containing group or an ammonium group-containing group), and R ² independently of each other, R ¹ or X represents any one of X, n is an integer of 2 to 4, a is an integer of at least 2 or more, c is an integer of at least 4 or more, d is an integer of at least 2 or more, b × d Is at least one; Y represents a divalent organic group bonded to adjacent silicon atoms by carbon-silicon and to the polyoxyalkylene block by oxygen atoms; the average molecular weight of each siloxane block is from about 250 to about 1; It is The average molecular weight of each polyoxyalkylene block is from about 200 to about 10,000, the siloxane block comprises about 25 to about 95% by weight of the copolymer, and the block copolymer has at least about 5,000. With average molecular weight]
A hair cosmetic comprising: The mass ratio (B) / {(D) + (E)} of the component (B), the component (D) and the component (E) is in the range of 1/2 to 25/1. The hair cosmetic composition according to claim 1.