JP2004297624A - 基地局装置および端末装置ならびにそれらを利用した通信システム - Google Patents
基地局装置および端末装置ならびにそれらを利用した通信システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004297624A JP2004297624A JP2003089373A JP2003089373A JP2004297624A JP 2004297624 A JP2004297624 A JP 2004297624A JP 2003089373 A JP2003089373 A JP 2003089373A JP 2003089373 A JP2003089373 A JP 2003089373A JP 2004297624 A JP2004297624 A JP 2004297624A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- time slots
- station device
- signal
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】公衆用基地局装置12は、複数の第1タイムスロットに割当てた信号を公衆用に規定された周波数で送信あるいは受信する。自営用基地局装置14は、公衆用基地局装置12からの信号を受信し、受信した信号から複数の第1タイムスロットにそれぞれ同期した複数の第2タイムスロットを生成し、複数の第2タイムスロットに割当てた信号を自営用に規定された周波数で送信あるいは受信する。端末装置10は、公衆用基地局装置12または自営用基地局装置14からの信号を受信し、受信した信号から第3タイムスロットを生成し、公衆用基地局装置12と自営用基地局装置14からの制御チャネルを受信し、公衆用基地局装置12と自営用基地局装置14に対して待ち受け状態を確立する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は基地局装置および端末装置ならびにそれらを利用した通信システムに関する。特に、複数の基地局装置からの通信処理を可能にする基地局装置および端末装置ならびにそれらを利用した通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電話機は家庭内ではコードレス電話が、また屋外では携帯通信端末装置がそれぞれ利便性のために使用されている。特に簡易型携帯電話システムは、家庭・事業所・公衆の共用を考慮してシステム設計がなされており、公衆用基地局装置の他に家庭用コードレス電話の親機等の自営用基地局装置にも接続可能である。このような機能を備えた端末装置では、一般に受信するタイムスロットの切替えによって、公衆用基地局装置と自営用基地局装置に対する制御チャネルを交互に受信して、両方の基地局装置に対して同時に待ち受け処理する。
【0003】
公衆用基地局装置と自営用基地局装置に対して待ち受け処理を同時に行う端末装置では、一方の基地局装置を介した通信が開始されると、他方の基地局装置からの制御チャネルを受信できない。従って、同時にふたつの基地局装置を介して同時に通信できない。そのため、例えば、公衆用基地局装置を介した通信中に自営用基地局装置からの重要な用件の着信があっても、対応できなかった(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−298952号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
端末装置が、同時にふたつの基地局装置を介した通信を可能にする技術の一例として、端末装置内に変復調処理する無線部をふたつ設け、さらにふたつの無線部のタイムスロットを独立して制御可能な制御部も設けている。この構成によれば、一方の無線部が通信中であっても、他方の無線部によって制御チャネルの待ち受け処理ができるため、他方の無線部において着信を検出でき、さらに一方の通信を維持した状態で新たな通信を他方の無線部を使用して起動できる。しかし、ふたつの無線部が回路規模の増大につながる。
【0006】
本発明者はこうした状況を認識して、本発明をなしたものであり、その目的は、ひとつの端末装置が同時に複数の基地局装置に対して通話可能な基地局装置および端末装置ならびにそれらを利用した通信システムを提供することである。また、複数の基地局装置と同時に通話可能な端末装置の回路規模の増加を抑制した基地局装置および端末装置ならびにそれらを利用した通信システムを提供することである。また、ひとつのタイムスロットで複数の信号を処理可能な基地局装置および端末装置ならびにそれらを利用した通信システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、基地局装置である。この装置は、複数のタイムスロットのいずれかに割当てられた信号を所定の基地局装置から受信する受信部と、受信した信号における複数のタイムスロットにそれぞれ同期した複数のタイムスロットを生成するタイムスロット生成部と、受信した信号における複数のタイムスロットのうち、所定の基地局装置が制御チャネルを割当てたタイムスロット以外のタイムスロットに対応した生成したタイムスロットに、制御チャネルを割当てるチャネル割当部と、生成したタイムスロットに割当てられた制御チャネルを含んだ信号を送信する送信部とを含む。
「所定の基地局装置」は、ひとつでなく複数であってもよい。
【0008】
受信部は、送信部から信号を送信している間も所定の基地局装置から信号を引き続き受信し、タイムスロット生成部は、引き続き受信した信号における複数のタイムスロットにそれぞれ同期した複数のタイムスロットを生成してもよい。また、受信部は、タイムスロット生成部において複数のタイムスロットが生成できなくなった場合に、対象となる基地局装置を探して、当該基地局装置から信号を新たに受信し、タイムスロット生成部は、新たに受信した信号における複数のタイムスロットにそれぞれ同期した複数のタイムスロットを生成してもよい。
「複数のタイムスロットが生成できなくなった場合」には、複数のタイムスロットは生成できるが、その精度が劣化している場合を含んでもよいものとする。
【0009】
また、受信部は、所定の基地局装置として複数の基地局装置からの信号を受信し、タイムスロット生成部は、複数の基地局装置のうち最も受信電力の大きい基地局装置を選択し、さらに選択した基地局装置から受信した信号における複数のタイムスロットにそれぞれ同期した複数のタイムスロットを生成してもよい。また、チャネル割当部は、複数の基地局装置がそれぞれ制御チャネルを割当てたタイムスロット以外のタイムスロットに対応した生成したタイムスロットに、制御チャネルを割当ててもよい。
【0010】
以上の装置により、所定の複数のタイムスロットに同期した複数のタイムスロットをそれぞれ生成して、当該生成したタイムスロットにもとづいて信号を送信するため、1種類のタイムスロットで制御可能である。
【0011】
本発明の別の態様は、端末装置である。この装置は、所定の基地局装置から、複数のタイムスロットのいずれかに割当てられた信号を受信する第1の受信部と、受信した信号における複数のタイムスロットにそれぞれ同期した複数のタイムスロットを生成するタイムスロット生成部と、所定の基地局装置とは別の基地局装置からの信号を前記生成した複数のタイムスロットのいずれかで受信する第2の受信部と、所定の基地局装置と別の基地局装置から受信した信号にもとづいて、通信処理を実行する通信処理部を含む。この装置において、通信処理部は、所定の基地局装置と別の基地局装置のいずれかと通信処理を実行している間も、生成した複数のタイムスロットのいずれかで他方の基地局装置からの信号に含まれた制御チャネルを処理することによって、他方の基地局装置に対する通信処理も実行可能にしてもよい。
【0012】
以上の装置により、受信した信号から1種類の複数のタイムスロットを生成して、当該生成したタイムスロットをもとにして複数の基地局装置装置からの制御チャネルを処理するため、複数の基地局装置装置と同時に通信可能である。
【0013】
本発明のさらに別の態様は、通信システムである。このシステムは、複数の第1タイムスロットのいずれかに割当てられた信号を送信する第1の基地局装置と、第1の基地局装置の複数の第1タイムスロットにそれぞれ同期した複数の第2タイムスロットを生成し、生成した複数の第2タイムスロットのいずれかに割当てられた信号を送信する第2の基地局装置と、複数の第1タイムスロットと複数の第2のタイムスロットのいずれかに同期した複数の端末用タイムスロットを生成し、生成した複数の端末用タイムスロットによって、第1の基地局装置と第2の基地局装置と通信可能な端末装置とを含む。このシステムにおいて、端末装置は、所定の基地局装置と別の基地局装置のいずれかと通信処理を実行している間も、生成した複数の端末用タイムスロットのいずれかで他方の基地局装置からの信号に含まれた制御チャネルを処理することによって、他方の基地局装置に対する通信処理も実行可能にしてもよい。
【0014】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
実施の形態1は、簡易型携帯電話システムにおいて、少なくともふたつの基地局装置からの信号を受信可能な位置に存在する端末装置に関する。特に、少なくともふたつの基地局装置のうちのひとつが個人ユーザ所有の自営用基地局装置であり、残りが通信事業者所有の公衆用基地局装置であって、自営用基地局装置が公衆用基地局装置からの信号を受信可能な位置に存在する場合を想定する。公衆用基地局装置は、従来どおりに所定の複数のタイムスロット(以下、「第1タイムスロット」という)に信号をそれぞれ割当て、送信あるいは受信している。本実施の形態における自営用基地局装置は、公衆用基地局装置から送信された信号を受信し、受信した信号から公衆用基地局装置における複数の第1タイムスロットにそれぞれ同期した複数のタイムスロット(以下、「第2タイムスロット」という)を生成する。さらに、自営用基地局装置は、複数の第2タイムスロットに信号をそれぞれ割当て、送信あるいは受信する。
【0016】
また、本実施の形態における端末装置は、互いに複数のタイムスロットが同期した公衆用基地局装置と自営用基地局装置からの信号のいずれかを受信し、受信した信号から複数の第1タイムスロットあるいは第2タイムスロットにそれぞれ同期した複数のタイムスロット(以下、「第3タイムスロット」という」)を生成する。複数の第3タイムスロットは、複数の第1タイムスロットと第2タイムスロットに同期しているため、端末装置は、複数の第3タイムスロットのいずれかにおいて、公衆用基地局装置と自営用基地局装置から送信された制御チャネルを受信可能であり、両方の基地局装置に対して待ち受け状態を確立できる。また、両方の基地局装置の一方と通信状態になった場合においても、他方の基地局装置からの制御チャネルを複数の第3タイムスロットのいずれかで受信可能なため、待ち受け状態を維持できる。さらに、一方の基地局装置との通信状態を維持しながら、他方の基地局装置との通話状態を確立できる。
【0017】
図1は、実施の形態1に係る簡易型携帯電話システム100を示す。簡易型携帯電話システム100は、端末装置10、公衆用基地局装置12、自営用基地局装置14、公衆回線16、自営回線18を含む。
公衆用基地局装置12は、複数の第1タイムスロットに割当てた信号を公衆用に規定された周波数で送信あるいは受信する。また、公衆用基地局装置12は公衆回線16にアクセス可能である。
【0018】
自営用基地局装置14は、公衆用基地局装置12からの信号を受信し、受信した信号から複数の第1タイムスロットにそれぞれ同期した複数の第2タイムスロットを生成し、複数の第2タイムスロットに割当てた信号を自営用に規定された周波数で送信あるいは受信する。また、自営用基地局装置14は自営回線18にアクセス可能である。
【0019】
端末装置10は、公衆用基地局装置12または自営用基地局装置14からの信号を受信し、受信した信号から複数の第1タイムスロットあるいは第2タイムスロットに同期した第3タイムスロットを生成する。第3タイムスロットにおいて、公衆用基地局装置12と自営用基地局装置14からの制御チャネルを受信し、公衆用基地局装置12と自営用基地局装置14に対して待ち受け状態を確立する。さらに、公衆用基地局装置12と自営用基地局装置14の一方と通話状態を確立した場合においても、他方の制御チャネルを受信し続けるため、他方とも通信状態の確率が可能になる。
【0020】
図2は、フレームフォーマットを示す。ひとつのフレームは8個のタイムスロットを含み、下り信号としての4個のタイムスロットと上り信号としての4個のタイムスロットのいずれかに信号が割当てられる。
【0021】
図3は、自営用基地局装置14の構成を示す。自営用基地局装置14は、基地局用アンテナ20、RF部22、受信部24、送信部26、信号処理部28、チャネル割当部30、タイムスロット生成部32、制御チャネル生成部34、制御部36を含む。また、タイムスロット生成部32は、電力測定部38、判定部40、同期部42を含む。
【0022】
RF部22は、ベースバンドの信号と無線周波数の信号間の周波数変換処理、増幅処理、ADまたはDA変換処理等を行う。また、基地局用アンテナ20を接続する。また、異なる無線周波数の信号を同時に処理可能である。
受信部24は、受信した信号を復調処理する。ここでは、簡易型携帯電話システム100を想定しているため、一般に変調方式π/4シフトQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)で変調された受信信号に対して、遅延検波処理する。
【0023】
電力測定部38は、受信した信号の電力値を測定する。自営用基地局装置14が信号を受信可能な公衆用基地局装置12が複数存在する場合、それらの中からひとつの公衆用基地局装置12を選択するために、それぞれの受信電力を測定し、最も受信電力の大きい公衆用基地局装置12を選択する。なお、受信電力の測定方法および測定期間は任意でよい。
【0024】
判定部40は、電力測定部38で測定した受信電力値を比較し、最大の受信電力値を選択する。さらに、選択した受信電力値に対応した公衆用基地局装置12からの受信信号を取得する。
【0025】
同期部42は、判定部40で取得した受信信号から複数の第1タイムスロットを抽出し、抽出した複数の第1タイムスロットから複数の第2タイムスロットをそれぞれ生成する。第2タイムスロットを生成した後も、受信信号から複数の第1タイムスロットを抽出し続け、さらに抽出した複数の第1タイムスロットから複数の第2タイムスロットを生成し続ける。また、複数の第2タイムスロットが生成できなくなった場合に、同期部42は、電力測定部38と判定部40に前述の処理を再び実行させ、新たに複数の第2タイムスロットを生成する。
【0026】
制御チャネル生成部34は、端末装置10に対する制御チャネルを生成する。チャネル割当部30は、制御チャネル生成部34で生成した制御チャネルを複数の第2タイムスロットのいずれかに割当てる。ここでは、公衆用基地局装置12の制御チャネルが割当てられた第1タイムスロットに相当する第2タイムスロット以外の第2タイムスロットを選択する。複数の公衆用基地局装置12が存在する場合は、それらの制御チャネルを避けるようにして、制御チャネルを割当てる第2タイムスロットを選択する。
【0027】
信号処理部28は、受信部24で復調した信号に対して所定の処理を実行する。
送信部26は、複数の第2タイムスロットに割当てられた信号を変調処理する。
制御部36は、自営用基地局装置14のタイミング制御等を実行する。
【0028】
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリのロードされた予約管理機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
【0029】
図4は、端末装置10の構成を示す。端末装置10は、RF部50、送信部52、受信部54、信号処理部56、インターフェース部58、制御チャネル処理部60、制御部62、タイムスロット生成部64を含む。また、インターフェース部58は、スピーカ部66、マイク部68、LCD部70、キー操作部72を含む。
【0030】
RF部50は、ベースバンドの信号と無線周波数の信号間の周波数変換処理、増幅処理、ADまたはDA変換処理等を行う。また、異なる無線周波数の信号を同時に処理可能である。
受信部54は、受信した信号を復調処理する。ここでは、簡易型携帯電話システム100を想定しているため、一般に変調方式π/4シフトQPSKで変調された受信信号に対して、遅延検波処理する。
【0031】
タイムスロット生成部64は、受信した信号から複数の第1タイムスロットあるいは第2タイムスロットを抽出し、抽出した複数のタイムスロットにそれぞれ同期した複数の第3タイムスロットを生成する。端末装置10における受信処理および送信処理は複数の第3タイムスロットにもとづく。
【0032】
制御チャネル処理部60は、タイムスロット生成部64で生成した複数の第3タイムスロットにもとづいて、受信部54で復調した信号から公衆用基地局装置12と自営用基地局装置14の制御チャネルをそれぞれ抽出し、抽出したそれぞれの制御チャネルを処理する。
【0033】
信号処理部56は、タイムスロット生成部64で生成した複数の第3タイムスロットにもとづいて、かつ制御チャネル処理部60で処理した公衆用基地局装置12と自営用基地局装置14の制御チャネルに従って、受信部54で復調した信号に対して所定の処理を実行する。
送信部52は、タイムスロット生成部64で生成した複数の第3タイムスロットにもとづいて、信号を変調処理する。
【0034】
インターフェース部58は、ユーザとのインターフェース機能を備え、着信処理、発信処理、通話処理等を実行する。例えば、スピーカ部66が着信音を出力し、LCD部70が所定の情報を表示する。その他に入力のためにマイク部68、キー操作部72を備える。
制御部62は、端末装置10のタイミング制御等を実行する。
【0035】
図5は、通信手順を示すシーケンス図である。公衆用基地局装置12は、複数の第1タイムスロットのいずれかに制御チャネルを割当て送信する(S10)。端末装置10は、受信した信号から複数の第3タイムスロットを生成する(S12)。自営用基地局装置14は、複数の第1タイムスロットにそれぞれ同期した複数の第2タイムスロットのいずれかに制御チャネルを割当てて送信する(S14)。
【0036】
端末装置10は、第3タイムスロットにおいて、公衆用基地局装置12と自営用基地局装置14からの制御チャネルをそれぞれ受信して、公衆用基地局装置12と待ち受け状態(S16)、自営用基地局装置14と待ち受け状態(S18)になる。端末装置10は公衆用基地局装置12に対して発呼する(S20)。その結果、端末装置10と公衆用基地局装置12が通信状態になり(S22)、端末装置10と自営用基地局装置14が待ち受け状態になる(S24)。端末装置10は自営用基地局装置14から着呼を受ける(S26)。端末装置10は着呼に対して応答操作をし(S28)、公衆用基地局装置12に対して保留状態(S30)になり、自営用基地局装置14に対して通信状態(S32)になる。
【0037】
図6は、制御チャネルの送信手順を示すフローチャートである。ここで、制御チャネルは、ひとつのフレームに含まれた8個のタイムスロットのいずれかで送信されるものとする。自営用基地局装置14は、複数の公衆用基地局装置12からの信号を受信する(S40)。電力測定部38と判定部40が最も受信電力の大きい自営用基地局装置14に対応した第1タイムスロットと制御チャネルを選択する(S42)。同期部42が複数の第1タイムスロットにそれぞれ同期した第2タイムスロットを生成する(S44)。また、制御部36が使用する周波数チャネルを選択する(S46)。複数の第2のタイムスロットのうち、タイムスロットの順番を示す番号iを1に設定する(S48)。iに公衆用基地局装置12の制御チャネルが存在すれば(S50のY)、iが8でなければ(S52のN)、iに1を加算して(S54)、処理を繰り返す。iが8ならば(S52のY)、最も制御チャネルの受信電力の小さいタイムスロットをiに選択する(S56)。また、iに公衆用基地局装置12の制御チャネルが存在しなければ(S50のN)、iで制御チャネルを送信する(S58)。
【0038】
図7(a)−(c)は、制御チャネルを割当てるタイムスロットを示す。図7(a)は、自営用基地局装置14が受信する信号である。ここではふたつの公衆用基地局装置12を想定し、それぞれの制御信号が「A」と「B」として受信されている。さらに、電力測定部38と判定部40の処理の結果、制御信号Aを送信した公衆用基地局装置12の受信信号から複数の第1タイムスロットを抽出するものとする。図7(b)は、同期部42で生成した複数の第2タイムスロットである。図7(c)の上段は自営用基地局装置14から送信する信号を、図7(c)の下段は自営用基地局装置14が受信する信号を示す。図中における「C」は、自営用基地局装置14の制御チャネルとし、「C」は「A」と「B」と異なったタイムスロットを使用して送信する。
【0039】
図8は、通信処理の手順を示すフローチャートである。端末装置10は、公衆用基地局装置12からの信号を受信する(S60)。タイムスロット生成部64は、公衆用基地局装置12に対する受信信号から複数の第3タイムスロットを生成する(S62)。制御チャネル処理部60は、自営用基地局装置14からの信号に含まれた制御チャネルを複数の第3タイムスロットのいずれかで受信する(S64)。発呼または着呼のために、公衆用基地局装置12との間で通信チャネルを設定する(S66)。
【0040】
制御チャネル処理部60は、自営用基地局装置14との間で通信要求がなければ(S68のN)、自営用基地局装置14に対する制御チャネルを受信する(S70)。一方制御チャネル処理部60は、自営用基地局装置14との間で通信要求があり(S68のY)、自営用基地局装置14と公衆用基地局装置12の通信チャネルに衝突があれば(S72のN)、公衆用基地局装置12あるいは自営用基地局装置14に通信チャネルの再設定を要求するが(S74)、自営用基地局装置14と公衆用基地局装置12の通信チャネルに衝突がなければ(S72のY)、そのまま自営用基地局装置14との間とも通信チャネルを設定する(S76)。
【0041】
図9(a)−(c)は、受信用の信号が割当てられたタイムスロットを示す。図9(a)は、端末装置10が受信する信号であり、ここで公衆用基地局装置12の制御チャネルを「C1」とし、自営用基地局装置14の制御チャネルを「C2」とする。図9(b)は、タイムスロット生成部64が生成した複数の第3タイムスロットであり、所定の位置で「C1」と「C2」をそれぞれ受信している。図9(c)の上段は端末装置10から送信する信号を、図9(c)の下段は端末装置10が受信する信号を示す。ここで、「T1U」は、公衆用基地局装置12に対する上り回線の通信チャネルを、「T1D」は、公衆用基地局装置12に対する下り回線の通信チャネルを、「T2U」は、自営用基地局装置14に対する上り回線の通信チャネルを、「T2D」は、自営用基地局装置14に対する下り回線の通信チャネルをそれぞれ示す。
【0042】
以上の構成による簡易型携帯電話システム100の動作を説明する。公衆用基地局装置12が複数の第1タイムスロットのいずれかに制御チャネルを割当てた信号を送信する。自営用基地局装置14は、公衆用基地局装置12からの信号を受信して、同期部42が複数の第1タイムスロットにそれぞれ同期した複数の第2タイムスロットを生成する。チャネル割当部30は、複数の第2タイムスロットのいずれかに制御チャネルを割当てた信号を送信する。端末装置10は、公衆用基地局装置12からの信号を受信し、受信した信号からタイムスロット生成部64が複数の第3タイムスロットを生成する。また、制御チャネル処理部60は複数の第3タイムスロットのいずれかで公衆用基地局装置12と自営用基地局装置14からの制御チャネルを受信し、受信した制御チャネルを処理する。端末装置10が公衆用基地局装置12と通信状態になった場合、制御チャネル処理部60は、自営用基地局装置14からの制御チャネルを処理する。
【0043】
本実施の形態によれば、ひとつの基地局装置が、他の基地局装置の複数のタイムスロットにそれぞれ同期した複数のタイムスロットを生成し、生成した複数のタイムスロットにもとづいた信号を送信するため、端末装置で処理する信号の複数のタイムスロットが1種類となり、1種類のタイムスロットのみを生成して信号を処理する端末装置においても、一方の基地局装置と通信処理をしながら、他方の基地局装置とも通信処理できる。
【0044】
(実施の形態2)
実施の形態2は、実施の形態1と同様に、簡易型携帯電話システムにおいて、少なくともふたつの基地局装置からの信号を受信可能な位置に存在する端末装置に関する。実施の形態1における自営用基地局装置は、公衆用基地局装置における複数の第1タイムスロットにそれぞれ同期した複数の第2タイムスロットを生成している。特に、簡易型携帯電話システムを想定しているため、ひとつのフレームは4個の下り回線用のタイムスロットと4個の上り回線用のタイムスロットを含む。一方、自営用基地局装置は複数の第2タイムスロットのいずれかで公衆用基地局装置が送信した制御チャネルを受信するため、両方の基地局装置におけるタイムスロットの下り回線と上り回線のタイミングは、ひとつのフレームあたり2個のタイムスロットで一致しない。
【0045】
端末装置は、複数の第3のタイムスロットで、信号を送信または受信しているので、両方の基地局装置における下り回線と上り回線のタイミングがずれた2個のタイムスロットを使用できず、伝送効率に損失が生じる。本実施の形態における自営用基地局装置は、ひとつのフレームを3個の下り回線用のタイムスロットと5個の上り回線用のタイムスロットに変更し、公衆用基地局装置が送信した制御チャネルを受信するためのタイムスロット以外は、公衆用基地局装置におけるタイムスロットの下り回線と上り回線のタイミングと一致させる。
【0046】
実施の形態2における簡易型携帯電話システム100として図1に示されるものが、自営用基地局装置14として図3に示されるものが、端末装置10として図4に示されるものがそれぞれ有効である。
【0047】
図10(a)−(c)は、実施の形態2に係る比較対象のフレームを構成するタイムスロットを示す。図10(a)の上段は、公衆用基地局装置12における送信信号の複数の第1タイムスロットを示す。図中の「P1」は、制御チャネルを示す。図10(a)の下段は、公衆用基地局装置12における受信信号の複数の第1タイムスロットを示す。図10(b)の下段は、自営用基地局装置14における受信信号の複数の第2タイムスロットを示す。図中の「P1」において、公衆用基地局装置12から送信された制御チャネルを受信する。図10(b)の上段は、自営用基地局装置14における送信信号の複数の第2タイムスロットを示す。図中の「P2」は、自営用基地局装置14の制御チャネルを示し、公衆用基地局装置12の制御チャネルとは別のタイムスロットに割当てられる。図10(c)の下段は、端末装置10における受信信号の複数の第3タイムスロットを示す。図中の「P1」と「P2」において、それぞれ公衆用基地局装置12と自営用基地局装置14からの制御チャネルを受信する。
【0048】
ここで、公衆用基地局装置12と端末装置10のそれぞれのタイムスロットにおいて、上り回線と下り回線のタイミングが一致している。すなわち、公衆用基地局装置12の送信するタイムスロットに端末装置10の受信するタイムスロットが対応し、端末装置10の送信するタイムスロットに公衆用基地局装置12の受信するタイムスロットが対応する。一方、自営用基地局装置14と端末装置10のそれぞれのタイムスロットにおいて、上り回線と下り回線のタイミングの一致しない部分がある。すなわち、図10(b)の上段における「P5」と図10(c)の上段における「P6」がいずれも送信するタイムスロットに割当てられているために、当該タイムスロットにおいて通信が成立しない。
【0049】
図11(a)−(c)は、実施の形態2に係るフレームを構成するタイムスロットを示す。図11(a)の上段は、公衆用基地局装置12における送信信号の複数の第1タイムスロットを示す。図中の「P1」は、制御チャネルを示す。図11(a)の下段は、公衆用基地局装置12における受信信号の複数の第1タイムスロットを示す。図10(b)の下段は、自営用基地局装置14における受信信号の複数の第2タイムスロットを示す。図中の「P1」において、公衆用基地局装置12から送信された制御チャネルを示す。
【0050】
図10(b)の上段は、自営用基地局装置14における送信信号の複数の第2タイムスロットを示す。図中の「P2」は、自営用基地局装置14の制御チャネルを示し、公衆用基地局装置12の制御チャネルとは別のタイムスロットに割当てられる。ここで、自営用基地局装置14におけるひとつのフレームは下り回線に3個のタイムスロットを配置し、上り回線に5個のタイムスロットを配置する。図11(c)の下段は、端末装置10における受信信号の複数の第3タイムスロットを示す。図中の「P1」と「P2」において、それぞれ公衆用基地局装置12と自営用基地局装置14からの制御チャネルを受信する。
【0051】
ここで、自営用基地局装置14と端末装置10のそれぞれのタイムスロットにおいても、「P1」に対応したタイムスロットを除いて上り回線と下り回線のタイミングが一致する。すなわち、図11(b)の下段における「P7」と図11(c)の上段における「P8」がそれぞれ受信するタイムスロットと送信するタイムスロットに割当てられているために、当該タイムスロットにおいても通信が成立する。
【0052】
以上の構成による簡易型携帯電話システム100の動作を説明する。公衆用基地局装置12が複数の第1タイムスロットのいずれかに制御チャネルを割当てた信号を送信する。自営用基地局装置14は、公衆用基地局装置12からの信号を受信して、同期部42が複数の第1タイムスロットにそれぞれ同期した複数の第2タイムスロットを生成する。チャネル割当部30は、複数の第2タイムスロットのいずれかに制御チャネルを割当てた信号を送信する。その際、ひとつのフレームに含まれる8個のタイムスロットのうち、3個のタイムスロットを送信信号に割当てる。
【0053】
端末装置10は、公衆用基地局装置12からの信号を受信し、受信した信号からタイムスロット生成部64が複数の第3タイムスロットを生成する。また、制御チャネル処理部60は複数の第3タイムスロットのいずれかで公衆用基地局装置12と自営用基地局装置14からの制御チャネルを受信し、受信した制御チャネルを処理する。端末装置10が公衆用基地局装置12と通信状態になった場合、制御チャネル処理部60は、自営用基地局装置14からの制御チャネルを処理する。
【0054】
本実施の形態によれば、ひとつの基地局装置が、他の基地局装置の複数のタイムスロットにそれぞれ同期した複数のタイムスロットを生成し、生成した複数のタイムスロットにもとづいた信号を送信する場合において、ひとつのフレームのうち、送信と受信に割当てるタイムスロット数を非対称にするため、端末装置との間で通信に使用できないタイムスロット数を削減できる。
【0055】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0056】
実施の形態1および2において、簡易型携帯電話システム100を対象とし、さらに基地局装置として公衆用基地局装置12と自営用基地局装置14を想定している。しかしこれに限らず例えば、携帯電話システムであってもよく、またふたつの基地局装置を共に公衆用基地局装置12としてもよい。本変形例によれば、本発明を広く適用できる。つまり、ふたつの基地局装置におけるタイムスロット長が同一あるいは一方のタイムスロット長が他方の整数倍であればよい。
【0057】
実施の形態1において、端末装置10がふたつの基地局装置と通信状態にある場合に、一方と通信していれば、他方を保留している。しかしこれに限らず例えば、両方とも同時に通信してもよい。また適宜、通信と保留を交換してもよい。つまり、ふたつの基地局装置からの通信に対応できればよい。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、ひとつの端末装置が同時にふたつの基地局装置に対して通話できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る簡易型携帯電話システムを示す構成図である。
【図2】図1のフレームフォーマットを示す図である。
【図3】図1の自営用基地局装置の構成を示す図である。
【図4】図1の端末装置の構成を示す図である。
【図5】図1の通信手順を示すシーケンス図である。
【図6】図3の制御チャネルの送信手順を示すフローチャートである。
【図7】図7(a)−(c)は、図3の制御チャネルを割当てるタイムスロットを示す図である。
【図8】図4の通信処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】図9(a)−(c)は、図4の受信用の信号が割当てられたタイムスロットを示す図である。
【図10】図10(a)−(c)は、実施の形態2に係る比較対象のフレームを構成するタイムスロットを示す図である。
【図11】図11(a)−(c)は、実施の形態2に係るフレームを構成するタイムスロットを示す図である。
【符号の説明】
10 端末装置、 12 公衆用基地局装置、 14 自営用基地局装置、 16 公衆回線、 18 自営回線、 20 基地局用アンテナ、 22 RF部、 24 受信部、 26 送信部、 28 信号処理部、 30 チャネル割当部、 32 タイムスロット生成部、 34 制御チャネル生成部、 36制御部、 38 電力測定部、 40 判定部、 42 同期部、 50 RF部、 52 送信部、 54 受信部、 56 信号処理部、 58 インターフェース部、 60 制御チャネル処理部、 62 制御部、 64 タイムスロット生成部、 66 スピーカ部、 68 マイク部、 70 LCD部、72 キー操作部、 100 簡易型携帯電話システム。
Claims (7)
- 複数のタイムスロットのいずれかに割当てられた信号を所定の基地局装置から受信する受信部と、
前記受信した信号における複数のタイムスロットにそれぞれ同期した複数のタイムスロットを生成するタイムスロット生成部と、
前記受信した信号における複数のタイムスロットのうち、前記所定の基地局装置が制御チャネルを割当てたタイムスロット以外のタイムスロットに対応した前記生成したタイムスロットに、制御チャネルを割当てるチャネル割当部と、
前記生成したタイムスロットに割当てられた制御チャネルを含んだ信号を送信する送信部と、
を含むことを特徴とする基地局装置。 - 前記受信部は、前記送信部から前記信号を送信している間も前記所定の基地局装置から信号を引き続き受信し、
前記タイムスロット生成部は、前記引き続き受信した信号における複数のタイムスロットにそれぞれ同期した複数のタイムスロットを生成することを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。 - 前記受信部は、前記タイムスロット生成部において前記複数のタイムスロットが生成できなくなった場合に、対象となる基地局装置を探して、当該基地局装置から信号を新たに受信し、
前記タイムスロット生成部は、前記新たに受信した信号における複数のタイムスロットにそれぞれ同期した複数のタイムスロットを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の基地局装置。 - 前記受信部は、前記所定の基地局装置として複数の基地局装置からの信号を受信し、
前記タイムスロット生成部は、前記複数の基地局装置のうち最も受信電力の大きい基地局装置を選択し、さらに前記選択した基地局装置から受信した信号における複数のタイムスロットにそれぞれ同期した複数のタイムスロットを生成することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の基地局装置。 - 前記チャネル割当部は、前記複数の基地局装置がそれぞれ制御チャネルを割当てたタイムスロット以外のタイムスロットに対応した前記生成したタイムスロットに、制御チャネルを割当てることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の基地局装置。
- 所定の基地局装置から、複数のタイムスロットのいずれかに割当てられた信号を受信する第1の受信部と、
前記受信した信号における複数のタイムスロットに それぞれ同期した複数のタイムスロットを生成するタイムスロット生成部と、
前記所定の基地局装置とは別の基地局装置からの信号を前記生成した複数のタイムスロットのいずれかで受信する第2の受信部と、
前記所定の基地局装置と前記別の基地局装置から受信した信号にもとづいて、通信処理を実行する通信処理部を含み、
前記通信処理部は、前記所定の基地局装置と前記別の基地局装置のいずれかと通信処理を実行している間も、前記生成した複数のタイムスロットのいずれかで他方の基地局装置からの信号に含まれた制御チャネルを処理することによって、前記他方の基地局装置に対する通信処理も実行可能にすることを特徴とする端末装置。 - 複数の第1タイムスロットのいずれかに割当てられた信号を送信する第1の基地局装置と、
前記第1の基地局装置の複数の第1タイムスロットにそれぞれ同期した複数の第2タイムスロットを生成し、前記生成した複数の第2タイムスロットのいずれかに割当てられた信号を送信する第2の基地局装置と、
前記複数の第1タイムスロットと前記複数の第2のタイムスロットのいずれかに同期した複数の端末用タイムスロットを生成し、前記生成した複数の端末用タイムスロットによって、前記第1の基地局装置と前記第2の基地局装置と通信可能な端末装置とを含み、
前記端末装置は、前記所定の基地局装置と前記別の基地局装置のいずれかと通信処理を実行している間も、前記生成した複数の端末用タイムスロットのいずれかで他方の基地局装置からの信号に含まれた制御チャネルを処理することによって、前記他方の基地局装置に対する通信処理も実行可能にすることを特徴とする通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003089373A JP4190927B2 (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 基地局装置および端末装置ならびにそれらを利用した通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003089373A JP4190927B2 (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 基地局装置および端末装置ならびにそれらを利用した通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004297624A true JP2004297624A (ja) | 2004-10-21 |
JP4190927B2 JP4190927B2 (ja) | 2008-12-03 |
Family
ID=33403230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003089373A Expired - Fee Related JP4190927B2 (ja) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | 基地局装置および端末装置ならびにそれらを利用した通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4190927B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009522882A (ja) * | 2006-01-09 | 2009-06-11 | ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司 | 共存的基地局の共存的タイムスロットの割当方法および共存的基地局 |
-
2003
- 2003-03-27 JP JP2003089373A patent/JP4190927B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009522882A (ja) * | 2006-01-09 | 2009-06-11 | ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司 | 共存的基地局の共存的タイムスロットの割当方法および共存的基地局 |
JP4809442B2 (ja) * | 2006-01-09 | 2011-11-09 | ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司 | 共存的基地局の共存的タイムスロットの割当方法および共存的基地局 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4190927B2 (ja) | 2008-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10992437B2 (en) | Method and apparatus for receiving reference signals in support of flexible radio communication | |
AU722252B2 (en) | Radio communications systems and methods for jittered beacon transmission | |
TW492262B (en) | Utilization of plural multiple access types for mobile telecommunications | |
CN101371612B (zh) | 用于借助信标信号来传送优先级信息的通信方法和装置 | |
US8027324B2 (en) | Self-configuring, self-optimizing wireless local area network system | |
US20150223241A1 (en) | Scanning Secondary Cells in Cellular Communications System | |
CN108282859A (zh) | 一种通信方法和装置 | |
CN107710791A (zh) | 用于邻近区域感知网络内的无线发现定位以及测距的方法和装置 | |
CN101860941B (zh) | 无线通信设备、无线通信系统和无线通信方法 | |
JP2010533424A (ja) | 周波数スペクトルを共有するネットワーク間の干渉管理のための方法および装置 | |
WO1997047096A2 (en) | Method and arrangement for synchronization of radio tranceivers in a cellular system | |
CN103582069A (zh) | 设备到设备d2d设备的发现方法及装置 | |
JP2007300421A (ja) | 無線局、無線通信システム及び無線通信方法 | |
JP4289854B2 (ja) | 無線基地装置、移動端末装置、参照信号制御方法および参照信号制御プログラム | |
US10609665B2 (en) | Method and apparatus for establishing a set of plurality of synchronization signal sequences to be used with one or more communication targets | |
JP6485638B2 (ja) | コードレス電話装置 | |
JP4190927B2 (ja) | 基地局装置および端末装置ならびにそれらを利用した通信システム | |
WO2008050559A1 (fr) | Terminal de communication radio et procédé de sélection de station de base | |
TW202241174A (zh) | 用於探測參考訊號之部分探測方法及其使用者設備 | |
EP2519070B1 (en) | Wireless communication system, and interference preventing method | |
JP2005217590A (ja) | 無線通信装置、無線通信システム及びアンテナ切替え方法 | |
US20240022887A1 (en) | Exchange of ranging data | |
CN113366896B (zh) | 参考信号接收与发送方法、装置及系统 | |
WO2021087979A1 (en) | Wireless communication method for random access procedure | |
JP3996920B2 (ja) | 通信システムにおけるビーコンスケジューリングシステムおよびその方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050909 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070725 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070814 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071009 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080212 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080402 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080909 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080917 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |