JP2004297429A - 位置検知方法 - Google Patents

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Kenji Kudome
賢治 久留
Masami Kihara
雅巳 木原
Takashi Hasegawa
敬 長谷川
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Abstract

【目的】無線端末の位置を検知するために必要となる基地局の数を低減できる位置検知方法を提供することを目的とする。
【構成】位置検知方法であって、第2の周波数帯における信号を用いて基地局のクロック発生部における時刻と無線端末のクロック発生部における時刻とを同期させ、かつ、第2の周波数帯における信号が基地局から無線端末へまたは無線端末から基地局へ伝達するのに要した時間である信号伝達遅延時間を測定する時刻同期ステップと、第1の周波数帯における信号を用いて基地局からみた無線端末の方向を検出する方向検出ステップと、時刻同期ステップで測定された信号伝達遅延時間と方向検出ステップで検出された前記無線端末の方向とに基づいて無線端末の位置を検知する位置検知ステップと、を有するように構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線端末を用いた経路案内サービスなどに関し、特に、この経路案内サービスなどにおいて無線端末の位置を検知する位置検知方法に関する。
本明細書において、無線端末とは、無線ネットワークに接続された端末をいう。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来の位置検知方法を説明するための図である。
【0003】
図6に示すように、従来の位置検知方法は、基地局1と、基地局2と、基地局3と、端末4と、を用いる。
【0004】
この従来の位置検知方法は、空間に、任意の位置を基準点(0、0)とするX−Y座標(x、y)を設定する。
【0005】
また、従来の位置検知方法は、このX−Y座標(x、y)において、基地局1の位置(x、y)を(X1、Y1)とし、基地局2の位置(x、y)を(X2、Y2)とし、基地局3の位置(x、y)を(X3、Y3)とし、無線端末4の位置(x、y)を(X4、Y4)とする。ただし、基地局1のX−Y座標(X1、Y1)と基地局2のX−Y座標(X2、Y2)と基地局3のX−Y座標(X3、Y3)とは既知であるが、無線端末4のX−Y座標(X4、Y4)は未知である。
【0006】
以下、かかる従来の位置検知方法を用いた無線端末の位置の検知について説明する。
【0007】
まず、基地局1のクロックと基地局2のクロックと基地局3のクロックと無線端末4のクロックとが、時刻同期される(ステップS5−1)。
【0008】
つぎに、信号伝達遅延測定用の基準信号が、基地局1と基地局2と基地局3とから無線端末4へ時刻D0で同時に送信される(ステップS5−2)。
【0009】
つぎに、基地局1から送信された信号伝達遅延測定用の基準信号が無線端末4で時刻D1に受信され、基地局2から送信された信号伝達遅延測定用の基準信号が無線端末4で時刻D2に受信され、基地局3から送信された信号伝達遅延測定用の基準信号が無線端末4で時刻D3に受信される(ステップS5−3)。
【0010】
そして、基地局1、基地局2、基地局3または無線端末4が、無線端末の座標(X4,Y4)を次式を用いて算出する。
【0011】
【数1】
Figure 2004297429
【0012】
ここで、vは、信号伝達遅延測定用の基準信号の速度である。なお、このvは、信号伝達遅延測定用の基準信号として電磁波を用いた場合、光速となる。
【0013】
以上説明した方法によって、従来の位置検知方法は、無線端末の2次元位置を検知していた。
なお、従来の位置検知方法は、無線端末の3次元位置を検知する場合にも、無線端末の2次元位置の場合と同様の原理で検知していた。
【非特許文献1】
「IEEE Communications Magazine」,Apr.1998,pp.30−37
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の位置検知方法では、無線端末の2次元位置を求める場合には少なくとも3つの基地局が必要となり、また、無線端末の3次元位置を求める場合には少なくとも4つの基地局が必要となる。
【0015】
したがって、上記従来の位置検知方法では、その導入や保守管理などのコストが大きくなってしまうという問題があった。
【0016】
そこで、本発明は、かかる事情に鑑み、無線端末の位置を検知するために必要となる基地局の数を低減できる位置検知方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記課題は、次の手段によって解決される。
【0018】
第1の発明は、第1の周波数帯における信号を送信する信号送信部と第2の周波数帯における信号を送受信する信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの基地局と、第1の周波数帯における信号を受信する信号受信部と第2の周波数帯における信号を送受信する信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの無線端末と、を有する位置検知方法における位置検知方法であって、前記基地局の信号送受信部と前記無線端末の信号送受信部とによって送受信される第2の周波数帯における信号を用いて、前記基地局のクロック発生部における時刻と前記無線端末のクロック発生部における時刻とを同期させ、かつ、前記第2の周波数帯における信号が前記基地局から前記無線端末へまたは前記無線端末から前記基地局へ伝達するのに要した時間である信号伝達遅延時間を測定する時刻同期ステップと、前記基地局の信号送信部から送信され前記無線端末の信号受信部で受信される第1の周波数帯における信号を用いて、前記基地局からみた前記無線端末の方向を検出する方向検出ステップと、前記時刻同期ステップで測定された信号伝達遅延時間と前記方向検出ステップで検出された前記無線端末の方向とに基づいて、前記無線端末の位置を検知する位置検知ステップと、を有することを特徴とする位置検知方法である。
【0019】
第2の発明は、第1の周波数帯における信号を送信する信号送信部と第2の周波数帯における信号を送受信する信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの基地局と、第1の周波数帯における信号を受信する信号受信部と第2の周波数帯における信号を送受信する信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの無線端末と、を有する位置検知方法における位置検知方法であって、前記基地局の信号送受信部と前記無線端末の信号送受信部とによって送受信される第2の周波数帯における信号を用いて、前記基地局のクロック発生部における時刻と前記無線端末のクロック発生部における時刻とを同期させる時刻同期ステップと、前記基地局の信号送信部から送信され前記無線端末の信号受信部で受信される第1の周波数帯における信号を用いて、前記基地局からみた前記無線端末の方向を検出する方向検出ステップと、前記基地局の信号送信部から送信され前記無線端末の信号受信部で受信される第1の周波数帯における信号を用いて、前記第1の周波数帯における信号が 前記基地局から前記無線端末へ伝達するのに要した時間である信号伝達遅延時間を測定する遅延時間測定ステップと、前記遅延時間測定ステップで測定された信号伝達遅延時間と前記方向検出ステップで検出された前記無線端末の方向とに基づいて、前記無線端末の位置を検知する位置検知ステップと、を有することを特徴とする位置検知方法である。
【0020】
第3の発明は、信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの基地局と、信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの無線端末と、を有する位置検知方法おける位置検知方法であって、前記基地局の信号送受信部と前記無線端末の信号送受信部とによって送受信される信号を用いて、前記基地局のクロック発生部における時刻と前記無線端末のクロック発生部における時刻とを同期させ、かつ、前記基地局の信号送受信部と前記無線端末の信号送受信部とによって送受信される信号が前記基地局から前記無線端末へまたは前記無線端末から前記基地局へ伝達するのに要した時間である信号伝達遅延時間を測定する時刻同期ステップと、前記基地局の信号送信部と前記無線端末の信号受信部とによって送受信される信号を用いて前記基地局からみた前記無線端末の方向を検出する方向検出部と、前記時刻同期ステップで測定される信号伝達遅延時間と前記方向検出ステップで検出される前記無線端末の方向とに基づいて、前記無線端末の位置を検知する位置検知ステップと、を有することを特徴とする位置検知方法である。
【0021】
第4の発明は、第1の周波数帯における信号を送受信する第1の信号送受信部と第2の周波数帯における信号を送受信する第2の信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの基地局と、第1の周波数帯における信号を送受信する第1の信号送受信部と第2の周波数帯における信号を送受信する第2の信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの無線端末と、を有する位置検知方法における位置検知方法であって、前記基地局の第1の送受信部と前記端末の第1の送受信部とによって送受信される第1の周波数帯における信号、または、前記基地局の第2の送受信部と前記第2送受信部とによって送受信される第2の周波数帯における信号を用いて、前記基地局のクロック発生部における時刻と前記無線端末のクロック発生部における時刻とを同期させ、前記第1の周波数帯における信号または前記第2の周波数帯における信号が前記基地局から前記無線端末へまたは前記無線端末から前記基地局へ伝達するのに要した時間である信号伝達遅延時間を測定する時刻同期ステップと、前記基地局の第1の信号送受信部と前記端末の第1の信号送受信部とによって送受信される前記第1の周波数帯における信号を用いて、前記基地局からみた前記無線端末の方向を検出する方向検出ステップと、前記時刻同期ステップで測定された信号伝達遅延時間と前記方向検出ステップで検出された前記無線端末の方向に基づいて、前記無線端末の位置を検知する位置検知ステップと、を有することを特徴とする位置検知方法である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、添付した図面を参照しつつ、本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明の実施の形態に係る位置検知方法を説明するための図である。
【0024】
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る位置検知方法は、1つの基地局1を用いて1つの無線端末4の2次元位置を検知する。
【0025】
本発明の実施の形態に係る位置検知方法は、空間に、任意の位置を基準点(0、0)とするX−Y座標(x、y)を設定する。
【0026】
また、本発明の実施の形態に係る位置検知方法は、このX−Y座標(x、y)において、基地局1の位置(x、y)を(X1、Y1)とし、このX−Y座標(x、y)における無線端末4の位置(x、y)を(X4、Y4)とする。ただし、基地局1のX−Y座標(X1、Y1)は既知であるが、無線端末4のX−Y座標(X4、Y4)は未知である。
【0027】
また、本発明の実施の形態に係る位置検知方法は、基地局1と無線端末4とを結ぶ直線と、このX−Y座標(x、y)のx軸と、の間の角度をθとする。
【0028】
以下、かかる本発明の実施の形態に係る位置検知方法における無線端末の位置の検知について説明する。
【0029】
まず、基地局1のクロックと無線端末4のクロックとが、時刻同期される(ステップS0−1)。
【0030】
つぎに、信号伝達遅延測定用の基準信号(以下、「タイミングマーカ」という。)が、基地局1から無線端末4へ時刻D0に送信される(ステップS0−2)。
つぎに、基地局1から送信されたタイミングマーカが、無線端末4で時刻D4に受信される(ステップS0−3)。
【0031】
そして、基地局1または無線端末4が、無線端末の座標(X4,Y4)を次式を用いて算出する。
【0032】
【数2】
Figure 2004297429
【0033】
以上説明したように、本発明の実施の形態に係る位置検知方法は、時間と方向とを併用して、無線端末の位置を検知する。すなわち、本発明は、基地局に対する端末の方向θがわかっているとき、信号伝達遅延時間(D4−D0)を測定することによって、無線端末の座標(X4、Y4)を求める。
【0034】
したがって、本発明の実施の形態に係る位置検知方法によれば、単一の基地局によって無線端末の位置を検知することができる。
【0035】
なお、本発明の実施の形態に係る位置検知方法においては、説明を簡単にするために、位置を検知する無線端末の数を1つとしたが、本発明は、無線端末の数を1つに限るものではない。したがって、すくなくとも1つの無線端末の位置を検知する位置検知方法が、本発明に係る位置検知方法に該当する。
【0036】
また、本発明の実施の形態に係る位置検知方法においては、説明を簡単にするために、無線端末の2次元位置を検知する場合について説明したが、本発明は、検知する位置の次元を2次元に限るものではない。本発明に係る位置検知方法は、無線端末の3次元位置についても、上記無線端末の2次元位置の場合と同様の原理で、検知する。
【0037】
なお、本発明の実施の形態に係る位置検知方法においては、基地局1と無線端末4との間における信号伝達の遅延を、基地局1から時刻D0に送信され無線端末4で時刻D4に受信されるタイミングマーカを用いて測定したが、本発明においては、基地局1と無線端末4との間における信号伝達の遅延を、無線端末4から時刻D0に送信され基地局1で時刻D4に受信されるタイミングマーカを用いて測定することもできる。
【0038】
以下、上記本発明の実施の形態に係る位置検知方法の実施例について説明する。
【0039】
なお、以下の実施例においても、説明を簡単にするために、位置を検知する無線端末の数を1つとし、検知する位置の次元を2次元とするが、上記したように、本発明に係る位置検知方法は、位置を検知する無線端末の数を1つとし、また、検知する位置の次元を2次元とする方法に限定されない。
【0040】
【実施例1】
図2は、本発明の実施の形態に係る位置検知方法の実施例1を説明するための図である。
【0041】
図2に示すように、本発明の実施の形態に係る位置検知方法の実施例1は、1つの基地局を用いて1つの無線端末の2次元位置を検知する。
【0042】
まず、基地局のクロック発生部101から出力されたタイミングマーカが、タイミングマーカ多重化部103においてデータ送信部102からのデータと多重化される(ステップS1−1)。
【0043】
つぎに、タイミングマーカ多重化部103の出力信号が、変調部104においてRF信号に変換され、送受切替スイッチ105を介してアンテナ106から無線端末に送信される(ステップS1−2)。
【0044】
つぎに、基地局のアンテナ106から送信されたRF信号が、無線端末のアンテナ206で受信され、送受切替スイッチ205を介して復調部207で復調される(ステップS1−3)。
【0045】
つぎに、復調部207の出力信号が、タイミングマーカ分離部208においてデータとタイミングマーカとに分離され、このうちデータがデータ受信部209によって受信される(ステップS1−4)。
【0046】
つぎに、基地局のタイミングマーカ多重化部103から、アンテナ106から実際にタイミングマーカが送信された時刻に同期するタイミングマーカ(送信タイミングマーカ)が出力される(ステップS1−5)。
【0047】
つぎに、クロック発生部101から出力されたタイミングマーカとタイミングマーカ多重化部103から出力された送信タイミングマーカとの時間差(T1)が時間間隔測定部112で測定される(ステップS1−6)。
【0048】
つぎに、無線端末のクロック発生部201から出力されたタイミングマーカと、タイミングマーカ分離部208で復調部207の出力信号から分離されたタイミングマーカ(受信タイミングマーカ)と、の時間差(T4)が時間間隔測定部213で測定される(ステップS1−7)。
【0049】
つぎに、無線端末のクロック発生部201から出力されたタイミングマーカが、タイミングマーカ多重化部203においてデータ送信部202からのデータと多重化される(ステップS1―8)。
【0050】
つぎに、タイミングマーカ多重化部203の出力信号が、変調部204においてRF信号に変換され、送受切替スイッチ205を介してアンテナ206から基地局に送信される(ステップS1―9)。
【0051】
つぎに、無線端末のアンテナ206から送信されたRF信号が、基地局のアンテナ106で受信され、送受切替スイッチ105を介して復調部107で復調される(ステップS1−10)。
【0052】
つぎに、復調部107の出力信号が、タイミングマーカ分離部108においてデータとタイミングマーカとに分離され、このうちデータがデータ受信部109によって受信される(ステップS111)。
【0053】
つぎに、無線端末のタイミングマーカ多重化部203から、アンテナ206から実際にタイミングマーカが送信された時刻に同期するタイミングマーカ(送信タイミングマーカ)が出力される(ステップS1−12)。
【0054】
つぎに、クロック発生部201から出力されるタイミングマーカと、タイミングマーカ多重化部203から出力される送信タイミングマーカと、の時間差(T3)が時間間隔測定部212で測定される(ステップS1−13)。
【0055】
つぎに、基地局のクロック発生部101から出力されるタイミングマーカと、タイミングマーカ分離部108で復調部107の出力信号から分離された受信タイミングマーカと、の時間差(T2)が時間間隔測定部113で測定される(ステップS1−14)。
【0056】
つぎに、基地局の制御部115が、T1とT2とをデータ送信部102から送信する(ステップS1−15)。
【0057】
つぎに、無線端末の制御部215が、T1とT2とをデータ受信部209で受信する(ステップS1−16)。
【0058】
ここで、基地局のクロック発生部101と無線端末のクロック発生部201との時刻差は、次式で与えられる。
【0059】
【数3】
Figure 2004297429
【0060】
そこで、無線端末の制御部215が、Tが0になるようにクロック発生部201の時刻を制御し、無線端末のクロック発生部201を基地局のクロック発生部101に時刻同期させる(ステップS1−17)。
【0061】
つぎに、光信号が、基地局の光送信部111〜111から方向θ〜θで送信される(ステップS1−18)。ここで、各光信号には、各光送信部を識別するためのヘッダが付与されている。
【0062】
つぎに、基地局の光送信部111〜111から送信された光信号が、無線端末の光受信部211で受信される(ステップS1−19)。
【0063】
つぎに、無線端末のデータ受信部209が、無線端末が基地局のどの光送信部からの光信号を受信しているかを、光信号に付与されているヘッダによって識別する(ステップS1−20)。実施例1においては、図2に示すように、無線端末の光受信部211が基地局の光送信部111からの光信号を受信しているので、基地局に対する無線端末の方向はθとなる。
【0064】
つぎに、無線端末の制御部215が、以上の情報に基づき、その座標(X4,Y4)を、
【0065】
【数4】
Figure 2004297429
【0066】
と計算して、無線端末の表示部216に出力する(ステップS1−21)。
【0067】
【実施例2】
図3は、本発明の実施の形態に係る位置検知方法の実施例2を説明するための図である。
【0068】
図3に示すように、本発明の実施の形態に係る位置検知方法の実施例2は、1つの基地局を用いて1つの無線端末の2次元位置を検知する。
【0069】
まず、基地局のクロック発生部101から出力されたタイミングマーカが、タイミングマーカ多重化部103においてデータ送信部102からのデータと多重化される(ステップS2−1)。
【0070】
つぎに、タイミングマーカ多重化部103の出力信号が、変調部104においてRF信号に変換され、送受切替スイッチ105を介してアンテナ106から無線端末に送信される(ステップS2−2)。
つぎに、基地局のアンテナ106から送信されたRF信号が、無線端末のアンテナ206で受信され、送受切替スイッチ205を介して復調部207で復調される(ステップS2−3)。
【0071】
つぎに、復調部207の出力信号が、タイミングマーカ分離部208においてデータとタイミングマーカとに分離され、このうちデータがデータ受信部209によって受信される(ステップS2−4)。
【0072】
つぎに、基地局のタイミングマーカ多重化部103から、アンテナ106から実際にタイミングマーカが送信された時刻に同期するタイミングマーカ(送信タイミングマーカ)が出力される(ステップS2−5)。
【0073】
つぎに、クロック発生部101から出力されたタイミングマーカと、タイミングマーカ多重化部103から出力された送信タイミングマーカと、の時間差(T1)が時間間隔測定部112で測定される(ステップS2−6)。
【0074】
つぎに、無線端末のクロック発生部201から出力されたタイミングマーカと、タイミングマーカ分離部208で復調部207の出力信号から分離されたタイミングマーカ(受信タイミングマーカ)と、の時間差(T4)が時間間隔測定部213で測定される(ステップS2−7)。
【0075】
つぎに、無線端末のクロック発生部201から出力されたタイミングマーカが、タイミングマーカ多重化部203においてデータ送信部202からのデータと多重化される(ステップS2―8)。
【0076】
つぎに、タイミングマーカ多重化部203の出力信号が、変調部204においてRF信号に変換され、送受切替スイッチ205を介してアンテナ206から無線端末に送信される(ステップS1―9)。
【0077】
つぎに、無線端末のアンテナ206から送信されたRF信号が、基地局のアンテナ106で受信され、送受切替スイッチ105を介して復調部107で復調される(ステップS2−10)。
【0078】
つぎに、復調部107の出力信号が、タイミングマーカ分離部108においてデータとタイミングマーカとに分離され、このうちデータがデータ受信部109によって受信される(ステップS2−11)。
【0079】
つぎに、無線端末のタイミングマーカ多重化部203から、アンテナ206から実際にタイミングマーカが送信された時刻に同期するタイミングマーカ(送信タイミングマーカ)が出力される(ステップS2−12)。
【0080】
つぎに、クロック発生部201から出力されるタイミングマーカと、タイミングマーカ多重化部203から出力される送信タイミングマーカと、の時間差(T3)が時間間隔測定部212で測定される(ステップS2−13)。
【0081】
つぎに、基地局のクロック発生部101から出力されるタイミングマーカと、タイミングマーカ分離部108で復調部107の出力信号から分離された受信タイミングマーカと、の時間差(T2)が時間間隔測定部113で測定される(ステップS2−14)。
【0082】
つぎに、基地局の制御部115が、T1とT2をデータ送信部102から送信する(ステップS2−15)。
【0083】
つぎに、無線端末の制御部が、T1とT2をデータ受信部209で受信する(ステップS2−16)。
【0084】
ここで、基地局のクロック発生部101と無線端末のクロック発生部201との時刻差は、次式で与えられる。
【0085】
【数5】
Figure 2004297429
【0086】
そこで、無線端末の制御部215が、Tが0になるようにクロック発生部201の時刻を制御し、無線端末のクロック発生部201を基地局のクロック発生部101に時刻同期させる(ステップS2−17)。
【0087】
つぎに、基地局のクロック発生部101から出力されたタイミングマーカが、タイミングマーカ多重化部110においてデータ送信部102からのデータと多重化され、基地局の光送信部111〜111から送信される(ステップS2−18)。
【0088】
つぎに、光信号が無線端末の光受信部211で受信され、タイミングマーカ分離部210においてデータとタイミングマーカとに分離され、このうちデータがデータ受信部209によって受信される(ステップS2−19)。
【0089】
ここで、各光送信部からの光信号は基地局から方向θ〜θで送信されており、また、各光信号には各光送信部を識別するためのヘッダが付与されている。
【0090】
つぎに、無線端末のデータ受信部209が、無線端末が基地局のどの光送信部からの光信号を受信しているかを光信号に付与されているヘッダによって識別する(ステップS2−20)。実施例2においては、図3に示すように、無線端末の光受信部211が基地局の光送信部111からの光信号を受信しているので、基地局に対する無線端末の方向はθとなる。
【0091】
つぎに、基地局のタイミングマーカ多重化部110から、アンテナ106から実際にタイミングマーカが送信された時刻に同期するタイミングマーカ(送信タイミングマーカ)が出力される(ステップS2−21)。
【0092】
つぎに、クロック発生部101から出力されるタイミングマーカと、タイミングマーカ多重化部110から出力される送信タイミングマーカと、の時間差(T5)が時間間隔測定部114で測定される(ステップS2−22)。
【0093】
つぎに、無線端末のクロック発生部201から出力されたタイミングマーカと、タイミングマーカ分離部210で復調部207の出力信号から分離されたタイミングマーカ(受信タイミングマーカ)と、の時間差(T8)が、時間間隔測定部214で測定される(ステップS2−23)。
【0094】
つぎに、基地局の制御部115が、T5をデータ送信部102から送信する(ステップS2−24)。
【0095】
つぎに、無線端末の制御部が、T8をデータ受信部209で受信する(ステップS2−25)。
【0096】
つぎに、無線端末の制御部215が、以上の情報に基づき、その座標(X4,Y4)を、
【0097】
【数6】
Figure 2004297429
【0098】
と計算して、無線端末の表示部216に出力する(ステップS2−26)。
【0099】
【実施例3】
図4は、本発明の実施の形態に係る位置検知方法の実施例3を説明するための図である。
【0100】
図4に示すように、本発明の実施の形態に係る位置検知方法の実施例3は、1つの基地局を用いて1つの無線端末の2次元位置を検知する。
【0101】
まず、基地局のクロック発生部101から出力されたタイミングマーカが、タイミングマーカ多重化部110においてデータ送信部102からのデータと多重化される(ステップS3−1)。
【0102】
つぎに、タイミングマーカ多重化部110の出力信号が、基地局の光送信部111〜111から送信される(ステップS3−2)。
【0103】
つぎに、基地局の光送信部111〜111から送信された光信号が、無線端末の光受信部211で受信される(ステップS3−3)。
【0104】
つぎに、無線端末の光受信部211で受信された光信号が、タイミングマーカ分離部210においてデータとタイミングマーカとに分離され、このうちデータがデータ受信部209によって受信される(ステップS3−4)。
【0105】
つぎに、基地局のタイミングマーカ多重化部110から、基地局の光送信部111〜111から実際にタイミングマーカが送信された時刻に同期するタイミングマーカ(送信タイミングマーカ)が出力される(ステップS3−5)。
【0106】
つぎに、クロック発生部101から出力されたタイミングマーカと、タイミングマーカ分離部210から出力された送信タイミングマーカと、の時間差(T5)が時間間隔測定部114で測定される(ステップS3−6)。
【0107】
つぎに、無線端末のクロック発生部201から出力したタイミングマーカと、タイミングマーカ分離部210で無線端末の光受信部211で受信された光信号から分離されたタイミングマーカ(受信タイミングマーカ)と、の時間差(T8)が時間間隔測定部214で測定される(ステップS3−7)。
【0108】
つぎに、無線端末のクロック発生部201から出力されたタイミングマーカが、タイミングマーカ多重化部221においてデータ送信部202からのデータと多重化される(ステップS3−8)。
【0109】
つぎに、タイミングマーカ多重化部221の出力信号が、無線端末の光送信部220から送信される(ステップS3−9)。
【0110】
つぎに、無線端末の光送信部220から送信された光信号が、基地局の光受信部120で受信される(ステップS3−10)。
【0111】
つぎに、基地局の光受信部120で受信された光信号が、タイミングマーカ分離部121においてデータとタイミングマーカとに分離され、このうちデータがデータ受信部109によって受信される(ステップS3−11)。
【0112】
つぎに、無線端末のタイミングマーカ多重化部221から、無線端末の光送信部220から実際にタイミングマーカが送信された時刻に同期するタイミングマーカ(送信タイミングマーカ)が出力される(ステップS3−12)。
【0113】
つぎに、クロック発生部201から出力されるタイミングマーカと、タイミングマーカ多重化部221から出力される送信タイミングマーカと、の時間差(T7)が時間間隔測定部222で測定される(ステップS3−13)。
【0114】
つぎに、基地局のクロック発生部101から出力されるタイミングマーカと、タイミングマーカ分離部121で光受信部120で受信された光信号から分離された受信タイミングマーカと、の時間差(T6)が時間間隔測定部122で測定される(ステップS1−14)。
【0115】
つぎに、基地局の制御部115が、T5とT6とをデータ送信部102から送信する(ステップS1−15)。
【0116】
つぎに、無線端末の制御部215が、T5とT6とをデータ受信部209で受信する(ステップS1−16)。
【0117】
ここで、基地局のクロック発生部101と無線端末のクロック発生部201との時刻差は、次式で与えられる。
【0118】
【数7】
Figure 2004297429
【0119】
そこで、無線端末の制御部215が、Tが0になるようにクロック発生部201の時刻を制御し、無線端末のクロック発生部201を基地局のクロック発生部101に時刻同期させる(ステップS1−17)。
【0120】
つぎに、光信号が、基地局の光送信部111〜111から方向θ〜θで送信される(ステップS3−18)。ここで、各光信号には、各光送信部を識別するためのヘッダが付与されている。
【0121】
つぎに、基地局の光送信部111〜111から送信された光信号が、無線端末の光受信部211で受信される(ステップS3−19)。
【0122】
つぎに、無線端末のデータ受信部209が、無線端末が基地局のどの光送信部からの光信号を受信しているかを、光信号に付与されているヘッダによって識別する(ステップ3−20)。実施例3においては、図4に示すように、無線端末の光受信部211が基地局の光送信部111からの光信号を受信しているので、基地局に対する無線端末の方向はθとなる。
【0123】
つぎに、無線端末の制御部215が、以上の情報に基づき、その座標(X4,Y4)を、
【0124】
【数8】
Figure 2004297429
【0125】
と計算して、無線端末の表示部216に出力する(ステップ3−21)。
【0126】
【実施例4】
図5は、本発明の実施の形態に係る位置検知方法の実施例4を説明するための図である。
【0127】
図5に示すように、本発明の実施の形態に係る位置検知方法の実施例4は、1つの基地局を用いて1つの無線端末の2次元位置を検知する。
【0128】
まず、基地局のクロック発生部101から出力されたタイミングマーカが、タイミングマーカ多重化部103においてデータ送信部102からのデータと多重化される(ステップS4−1)。
【0129】
つぎに、タイミングマーカ多重化部103の出力信号が、変調部104においてRF信号に変換され、送受切替スイッチ105を介してアンテナ106から無線端末に送信される(ステップS4−2)。
【0130】
つぎに、基地局のアンテナ106から送信されたRF信号が、無線端末のアンテナ206で受信され、送受切替スイッチ205を介して復調部207で復調される(ステップS4−3)。
【0131】
つぎに、復調部207の出力信号が、タイミングマーカ分離部208においてデータとタイミングマーカとに分離され、このうちデータが基地局の光送信部111〜111から送信される(ステップS4−4)。
【0132】
つぎに、基地局の光送信部111〜111から送信された光信号が、無線端末の光受信部211で受信される(ステップS4−5)。
【0133】
つぎに、無線端末の光受信部211で受信された光信号が、タイミングマーカ分離部210においてデータとタイミングマーカとに分離され、このうちデータがデータ受信部209によって受信される(ステップS4−6)。
【0134】
つぎに、基地局のタイミングマーカ多重化部103およびタイミングマーカ多重化部110から、光送信部111〜111から実際にタイミングマーカが送信された時刻に同期するタイミングマーカ(送信タイミングマーカ)が出力される(ステップS4−7)。
【0135】
つぎに、クロック発生部101から出力されるタイミングマーカと、タイミングマーカ多重化部103から出力される送信タイミングマーカと、の時間差(T1)が時間間隔測定部112で測定される(ステップS4−8)。
【0136】
つぎに、クロック発生部101から出力されるタイミングマーカと、タイミングマーカ多重化部110から出力される送信タイミングマーカと、の時間差(T5)が時間間隔測定部114で測定される(ステップS4−9)。
【0137】
つぎに、無線端末のクロック発生部201から出力されたタイミングマーカと、タイミングマーカ分離部208で復調部207の出力信号から分離された受信タイミングマーカと、の時間差(T4)が時間間隔測定部213で測定される(ステップS4−10)。
【0138】
つぎに、無線端末のクロック発生部201から出力されたタイミングマーカと、タイミングマーカ分離部210で無線端末の光受信部211で受信された光信号から分離されたタイミングマーカ(受信タイミングマーカ)と、の時間差(T8)が時間間隔測定部214で測定される(ステップS4−11)。
【0139】
つぎに、無線端末のクロック発生部201から出力されたタイミングマーカが、タイミングマーカ多重化部203およびタイミングマーカ多重化部221においてデータ送信部202からのデータと多重化される(ステップS4−12)。
【0140】
つぎに、タイミングマーカ多重部203の出力信号が、変調部204においてRF信号に変換され、送受切替スイッチ205を介してアンテナ206から基地局に送信される(ステップS4−13)。
【0141】
つぎに、無線端末のアンテナ206から送信されたRF信号が、基地局のアンテナ106で受信され、送受切替スイッチ105を介して復調部107で復調される(ステップS4−14)。
【0142】
つぎに、復調部107の出力信号が、タイミングマーカ分離部108においてデータとタイミングマーカとに分離され、このうちデータがデータ受信部109によって受信される(ステップS4−15)。
【0143】
つぎに、タイミングマーカ多重化部221の出力信号が、無線端末の光送信部220から送信される(ステップS4−16)。
【0144】
つぎに、光信号が基地局の光受信部120で受信され、タイミングマーカ分離部121においてデータとタイミングマーカとに分離され、このうちデータがデータ受信部109によって受信される(ステップS4−17)。
【0145】
つぎに、無線端末のタイミングマーカ多重化部203およびタイミングマーカ多重化部221から、実際にタイミングマーカが送信された時刻に同期する送信タイミングマーカが出力される(ステップS4−18)。
【0146】
つぎに、クロック発生部201から出力されるタイミングマーカと、タイミングマーカ多重化部203から出力される送信タイミングマーカと、の時間差(T3)が時間間隔測定部212で測定される(ステップS4−19)。
【0147】
つぎに、クロック発生部201から出力されるタイミングマーカと、タイミングマーカ多重化部221から出力される送信タイミングマーカと、の時間差(T7)が時間間隔測定部222で測定される(ステップS4−20)。
【0148】
つぎに、基地局のクロック発生部101から出力されたタイミングマーカと、タイミングマーカ分離部108で復調部107の出力信号から分離された受信タイミングマーカと、の時間差(T2)が時間間隔測定部113で測定される(ステップS4−21)。
【0149】
つぎに、基地局のクロック発生部101から出力したタイミングマーカと、タイミングマーカ分離部121で基地局の光受信部120で受信した光信号から分離された受信タイミングマーカと、の時間差(T6)が時間間隔測定部122で測定される(ステップS4−22)。
【0150】
つぎに、基地局の制御部115が、T1とT2とT5とT6とをデータ送信部102から光送信部111〜111を介して方向θ〜θで送信する(ステップS4−23)。ここで、各光信号には、各光送信部を識別するためのヘッダが付与されている。
【0151】
つぎに、無線端末の制御部215が、T1とT2とT5とT6とをデータ受信部209で受信する(ステップS4−24)。
【0152】
ここで、基地局のクロック発生部101と無線端末のクロック発生部201との時刻差は、次式で与えられる。
【0153】
【数9】
Figure 2004297429
【0154】
そこで、無線端末の制御部215が、T1、T2が0になるように、クロック発生部201の時刻を制御し、無線端末のクロック発生部201を基地局のクロック発生部101に時刻同期させる(ステップS4−25)。
【0155】
つぎに、無線端末のデータ受信部209が、無線端末が基地局のどの光送信部からの光信号を受信しているかを、光信号に付与されているヘッダによって識別する(ステップS4−26)。
【0156】
実施例4においては、図5に示すように、無線端末の光受信部211が基地局の光送信部111からの光信号を受信しているので、基地局に対する無線端末の方向はθとなる。
【0157】
つぎに、無線端末の制御部215が、以上の情報に基づき、その座標(X4,Y4)を、
【0158】
【数10】
Figure 2004297429
【0159】
と計算して、無線端末の表示部216に出力する(ステップS4−27)。
【0160】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、無線端末の位置を検知するために必要となる基地局の数を低減できる。
よって、本発明によれば、位置検知方法の導入や保守管理などのコストを、小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る位置検知方法を説明するための図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る位置検知方法の実施例1を説明するための図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る位置検知方法の実施例2を説明するための図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る位置検知方法の実施例3を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る位置検知方法の実施例4を説明するための図である。
【図6】従来の位置検知方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 基地局
2 基地局
3 基地局
4 無線端末
101 クロック発生部
102 データ送信部
103 タイミングマーカ多重化部
104 変調部
105 送受切替部
106 アンテナ
107 復調部
108 タイミングマーカ分離部
109 データ受信部
110 タイミングマーカ多重化部
111 光送信部
111 光送信部
111 光送信部
111 光送信部
111 光送信部
111 光送信部
111 光送信部
111 光送信部
112 時間間隔測定部
113 時間間隔測定部
114 時間間隔測定部
115 制御部
120 光受信部
121 タイミングマーカ分離部
122 時間間隔測定部
201 クロック発生部
202 データ送信部
203 タイミングマーカ多重化部
204 変調部
205 送受切替部
206 アンテナ
207 復調部
208 タイミングマーカ分離部
209 データ受信部
210 タイミングマーカ多重化部
211 光受信部
212 時間間隔測定部
213 時間間隔測定部
214 時間間隔測定部
215 制御部
216 表示部
220 光送信部
221 タイミングマーカ多重化部
222 時間間隔測定部

Claims (4)

  1. 第1の周波数帯における信号を送信する信号送信部と第2の周波数帯における信号を送受信する信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの基地局と、第1の周波数帯における信号を受信する信号受信部と第2の周波数帯における信号を送受信する信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの無線端末と、を有する位置検知方法における位置検知方法であって、
    前記基地局の信号送受信部と前記無線端末の信号送受信部とによって送受信される第2の周波数帯における信号を用いて、前記基地局のクロック発生部における時刻と前記無線端末のクロック発生部における時刻とを同期させ、かつ、前記第2の周波数帯における信号が前記基地局から前記無線端末へまたは前記無線端末から前記基地局へ伝達するのに要した時間である信号伝達遅延時間を測定する時刻同期ステップと、
    前記基地局の信号送信部から送信され前記無線端末の信号受信部で受信される第1の周波数帯における信号を用いて、前記基地局からみた前記無線端末の方向を検出する方向検出ステップと、
    前記時刻同期ステップで測定された信号伝達遅延時間と前記方向検出ステップで検出された前記無線端末の方向とに基づいて、前記無線端末の位置を検知する位置検知ステップと、
    を有することを特徴とする位置検知方法。
  2. 第1の周波数帯における信号を送信する信号送信部と第2の周波数帯における信号を送受信する信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの基地局と、第1の周波数帯における信号を受信する信号受信部と第2の周波数帯における信号を送受信する信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの無線端末と、を有する位置検知方法における位置検知方法であって、
    前記基地局の信号送受信部と前記無線端末の信号送受信部とによって送受信される第2の周波数帯における信号を用いて、前記基地局のクロック発生部における時刻と前記無線端末のクロック発生部における時刻とを同期させる時刻同期ステップと、
    前記基地局の信号送信部から送信され前記無線端末の信号受信部で受信される第1の周波数帯における信号を用いて、前記基地局からみた前記無線端末の方向を検出する方向検出ステップと、
    前記基地局の信号送信部から送信され前記無線端末の信号受信部で受信される第1の周波数帯における信号を用いて、前記第1の周波数帯における信号が前記基地局から前記無線端末へ伝達するのに要した時間である信号伝達遅延時間を測定する遅延時間測定ステップと、
    前記遅延時間測定ステップで測定された信号伝達遅延時間と前記方向検出ステップで検出された前記無線端末の方向とに基づいて、前記無線端末の位置を検知する位置検知ステップと、
    を有することを特徴とする位置検知方法。
  3. 信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの基地局と、信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの無線端末と、を有する位置検知方法おける位置検知方法であって、
    前記基地局の信号送受信部と前記無線端末の信号送受信部とによって送受信される信号を用いて、前記基地局のクロック発生部における時刻と前記無線端末のクロック発生部における時刻とを同期させ、かつ、前記基地局の信号送受信部と前記無線端末の信号送受信部とによって送受信される信号が前記基地局から前記無線端末へまたは前記無線端末から前記基地局へ伝達するのに要した時間である信号伝達遅延時間を測定する時刻同期ステップと、
    前記基地局の信号送信部と前記無線端末の信号受信部とによって送受信される信号を用いて前記基地局からみた前記無線端末の方向を検出する方向検出部と、
    前記時刻同期ステップで測定される信号伝達遅延時間と前記方向検出ステップで検出される前記無線端末の方向とに基づいて、前記無線端末の位置を検知する位置検知ステップと、
    を有することを特徴とする位置検知方法。
  4. 第1の周波数帯における信号を送受信する第1の信号送受信部と第2の周波数帯における信号を送受信する第2の信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの基地局と、第1の周波数帯における信号を送受信する第1の信号送受信部と第2の周波数帯における信号を送受信する第2の信号送受信部とクロック発生部とを備える少なくとも1つの無線端末と、を有する位置検知方法における位置検知方法であって、
    前記基地局の第1の送受信部と前記端末の第1の送受信部とによって送受信される第1の周波数帯における信号、または、前記基地局の第2の送受信部と前記第2送受信部とによって送受信される第2の周波数帯における信号を用いて、前記基地局のクロック発生部における時刻と前記無線端末のクロック発生部における時刻とを同期させ、前記第1の周波数帯における信号または前記第2の周波数帯における信号が前記基地局から前記無線端末へまたは前記無線端末から前記基地局へ伝達するのに要した時間である信号伝達遅延時間を測定する時刻同期ステップと、
    前記基地局の第1の信号送受信部と前記端末の第1の信号送受信部とによって送受信される前記第1の周波数帯における信号を用いて、前記基地局からみた前記無線端末の方向を検出する方向検出ステップと、
    前記時刻同期ステップで測定された信号伝達遅延時間と前記方向検出ステップで検出された前記無線端末の方向に基づいて、前記無線端末の位置を検知する位置検知ステップと、
    を有することを特徴とする位置検知方法。
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