JP2004297180A - マルチキャスト配送システム及び方法 - Google Patents

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Mitsuru Yokobori
充 横堀
Eiichi Muramoto
衛一 村本
Tetsuya Kawakami
哲也 川上
Yoshihiro Suzuki
良宏 鈴木
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Abstract

【課題】マルチキャスト経路表を削減することができるマルチキャスト配送システム及び方法を提供すること。
【解決手段】本発明のマルチキャスト配送システム100は、送信ノード110と、複数の受信ノード130−1〜130−Nと、送信ノード110と複数の受信ノード130−1〜130−Nとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノード120−1〜120−4と、を具備している。複数の中継ノード120−3、120−4の各々は、送信ノード110にデータの配送を要求する前記受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択して方式選択信号を生成し送信ノード110に送る。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IP(Internet Protocol)ベースにおける一の通信装置対多数の通信装置又は多数の通信装置対多数の通信装置で通信を行うマルチキャスト配送システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在のインターネットは、世界中で情報を自由に交換できるネットワークとして急激な勢いで発展している。現在の主なアプリケーションは、電子メール又はWWW(World Wide Web)など一の通信装置対一の通信装置との通信方式であるユニキャスト通信方式が多く使われている。しかし、インターネットのブロードバンド化を始めとする通信インフラの良質化は、インターネットの世界を新たなステージへと上げつつある。
【0003】
インターネットを使用する場合に、テレビ又はラジオ放送のように音声データ又は画像データを複数の受信装置に配信する放送型のアプリケーション、複数拠点で画像データもしくは音声データを受けるシステム、又は、複数のホワイトボードを使った遠隔会議システムなどを行うことが考えられる。これらの場合には、一対一のユニキャスト通信では効率が悪く、一対多数及び多数対多数のマルチキャスト通信が効率的である。しかし、マルチキャスト技術が提案されてから長い年月を経ているにも拘わらず、マルチキャスト通信方式はそれほど普及していない。これは、現在のマルチキャスト通信方式が多くの問題点を有していることが原因である。
【0004】
現在のマルチキャスト通信方式がインターネット上での実現を困難としている最大の原因は、マルチキャスト経路表を小さくできない点にある。マルチキャストアドレスは、ユニキャストアドレスのような階層的な割り当てを行って経路情報の集約化を行うことができない。
【0005】
これは、ユーザの通信装置がインターネット上の任意の地点に存在することをマルチキャスト通信方式が許しているからである。したがって、マルチキャスト通信方式をサポートするすべてのルータはすべてのマルチキャスト配送木に対する経路情報をもたなくてはならない。今後、マルチキャスト通信方式を利用する機会が増えるにつれて問題の深刻さが増すため、早期解決が求められている。
【0006】
近年、マルチキャスト経路表の問題を回避する技術としてXcast(eXplicit multi cast)が提案されている。この手法は、マルチキャストアドレスを用いない少人数グループ用のマルチキャスト手法であるためマルチキャスト経路表を必要としない。しかし、この手法は、送信パケットがすべての送信先アドレスをリスト状に持つため送信先の数に限度を持って利用範囲に制限を持つため、従来のマルチキャスト通信方式と代替することはできないが、ネットワーク資源の効率的利用というマルチキャスト本来の目的を満たしている。
【0007】
一方で、PIM(Protocol Independent Multicast)−SM(Sparse−Mode)及びSSM(Source Specific Multicast)といったマルチキャスト経路制御時の冗長トラヒックを軽減するマルチキャスト通信方式も提案されている。これらの2つのマルチキャスト通信方式は、マルチキャストアドレスを利用するのでマルチキャスト経路表の増大は間逃れないが、古くからある方式に比べネットワーク資源の利用効率の点で大きく優っている。
【0008】
IPアドレスは、インターネット上の経路制御をクラスフルに行うと仮定した場合に、現在のインターネット利用者数を考慮するとインターネット利用者数をカバーしきれないであろう。
【0009】
このため、IPv4ユニキャストアドレス空間は、CIDR(Classless Inter−Domain Routing)の導入により以下の特徴を得ている。
(1)VLSM(Variable−Length Subnet Masking)によりアドレス空間の効率的利用が可能である。これは有限なアドレス空間の無駄な消費を防ぐ。
(2)一つのRouting Advertisementに複数の経路を集約することが可能である。これは、ルータの経路表の大きさを押さえ、経路検索処理の負荷軽減になっている。
(3)アドレスの階層的管理が可能である。これは、大きなアドレスブロックを持つISP管理下にある経路を「覆いつくせる」という利点がある。
【0010】
ユニキャストアドレスの経路集約が可能な要因は、一度割り振られたユニキャストアドレスがアドレスを解放するまで一意のノードを示している点にある。
【0011】
これに比してマルチキャストアドレスは、マルチキャストグループに関連づけられて割り振られ、又は、利用される。
【0012】
マルチキャストグループに参加しているホストは、ネットワーク上の存在個所を規定されることはない。この結果、ユニキャストの場合とは異なり、マルチキャストでは経路集約が非常に困難である。これは、経路表の増大という問題となって顕在化する。ルータでのメモリ占有処理、及び、パケット毎の検索処理は、ルータに対して多大な高負荷となる。これは、配送木上の多くのノードで起きるので、ネットワーク資源の非効率的な運用である。
【0013】
IPv4クラスDで利用可能なマルチキャストアドレス数は、約2億6千万個である。これだけのグループ数が同時に一地域に集中することは考えにくいが、世界中で利用される事態を想定すれば起り得る数値である。しかし、現実にはルータがこれだけのサイズの経路表を扱うことは不可能であるという問題がある。
【0014】
また、マルチキャスト配送システムとして、特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載のマルチキャスト配送システムは、IPマルチキャスト機能を実行中のルータ(RP)が輻輳又は障害になった時に、マルチキャストの送受信状態に基づいて、当該機能実行を切り替えるべき他のルータを決定する。具体的には、特許文献1に記載のマルチキャスト配送システムは、複数の送信端末装置から送受信の旨の通知を受けて、送受信状況を把握して記憶し、輻輳又は障害時にはルータより通知を受けて、切り替え先の他のルータを決定し、その時の送受信状況を見てトラヒック効率上において最適な地点のルータを選択する。特許文献1に記載のマルチキャスト配送システムにおいては、マルチキャスト伝送障害を回避することを念頭においてあるため、マルチキャスト配送木を安定的に維持することは可能となるであろう。
【0015】
【特許文献1】
特開2002−252630号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載のマルチキャスト配送システムにおいては、マルチキャスト配送木上のノードが持つマルチキャスト経路表のサイズに対する考慮がないため、収容するマルチキャストグループの数が多くなるにつれて配送木上のノードの負荷が著しく大きくなる問題がある。
【0017】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、マルチキャスト経路表を削減することができるマルチキャスト配送システム及び方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係るマルチキャスト配送システムは、送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々が前記送信ノードにデータの配送を要求する前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する構成を採る。
【0019】
この構成によれば、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択するため、マルチキャスト経路表を削減することができる。
【0020】
請求項2に係るマルチキャスト配送システムは、送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の受信ノードが、前記送信ノードにデータの配送を要求するデータ配送要求信号を前記複数の中継ノードのいずれかを介して前記送信ノードに送るデータ配送要求手段を有し、前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々が、前記複数の受信ノードからの前記データ配送要求信号を受けて記憶する配送要求記憶手段と、前記配送要求記憶手段に記憶された前記データ配送要求信号に基づいて前記データの配送を要求する前記受信ノードの数を算出する要求受信ノード数算出手段と、前記要求受信ノード数算出手段により算出された前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する方式選択手段と、を具備する構成を採る。
【0021】
この構成によれば、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択するため、マルチキャスト経路表を削減することができる。
【0022】
請求項3に係るマルチキャスト配送システムは、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記方式選択手段が、前記中継ノードの負荷量に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する手段を具備する構成を採る。
【0023】
この構成によれば、請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、方式選択手段が、受信ノードの負荷量に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択することができる。
【0024】
請求項4に係るマルチキャスト配送方法は、送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備するマルチキャスト配送システムにおけるマルチキャスト配送方法であって、前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々が前記送信ノードにデータの配送を要求する前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択するステップを具備するようにした。
【0025】
この方法によれば、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択するため、マルチキャスト経路表を削減することができる。
【0026】
請求項5に係る中継ノードは、送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備するルチキャスト配送システムにおける前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々であって、前記送信ノードにデータの配送を要求する前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する構成を採る。
【0027】
この構成によれば、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択するため、マルチキャスト経路表を削減することができる。
【0028】
請求項6に係る中継ノードは、送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の受信ノードは、前記送信ノードにデータの配送を要求するデータ配送要求信号を前記複数の中継ノードのいずれかを介して前記送信ノードに送るデータ配送要求手段を有するマルチキャスト配送システムにおける前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々であって、前記複数の受信ノードからの前記データ配送要求信号を受けて記憶する配送要求記憶手段と、前記配送要求記憶手段に記憶された前記データ配送要求信号に基づいて前記データの配送を要求する前記受信ノードの数を算出する要求受信ノード数算出手段と、前記要求受信ノード数算出手段により算出された前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する方式選択手段と、を具備する構成を採る。
【0029】
この構成によれば、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択するため、マルチキャスト経路表を削減することができる。
【0030】
請求項7に係る受信ノードは、送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々が、データ配送要求信号を受けて記憶する配送要求記憶手段と、前記配送要求記憶手段に記憶された前記データ配送要求信号に基づいてデータの配送を要求する前記受信ノードの数を算出する要求受信ノード数算出手段と、前記要求受信ノード数算出手段により算出された前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する方式選択手段と、を具備するマルチキャスト配送システムにおける受信ノードであって、前記送信ノードに前記データの配送を要求する前記データ配送要求信号を前記複数の中継ノードのいずれかを介して前記送信ノードに送るデータ配送要求手段を具備する構成を採る。
【0031】
この構成によれば、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択するため、マルチキャスト経路表を削減することができる。
【0032】
請求項8に係るマルチキャスト配送システムは、送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記送信ノードは、当該送信ノードにデータの配送を要求する前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する構成を採る。
【0033】
この構成によれば、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択するため、マルチキャスト経路表を削減することができる。
【0034】
請求項9に係るマルチキャスト配送システムは、送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の受信ノードが、前記送信ノードにデータの配送を要求するデータ配送要求信号を前記複数の中継ノードのいずれかを介して前記送信ノードに送るデータ配送要求手段を有し、前記送信ノードが、前記複数の受信ノードからの前記データ配送要求信号を受けて記憶する配送要求記憶手段と、前記配送要求記憶手段に記憶された前記データ配送要求信号に基づいて前記データの配送を要求する前記受信ノードの数を算出する要求受信ノード数算出手段と、前記要求受信ノード数算出手段により算出された前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する方式選択手段と、を具備する構成を採る。
【0035】
この構成によれば、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択するため、マルチキャスト経路表を削減することができる。
【0036】
請求項10に係るマルチキャスト配送システムは、送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の受信ノードが、前記送信ノードにデータの配送を要求するデータ配送要求信号を前記複数の中継ノードのいずれかを介して前記送信ノードに送るデータ配送要求手段を有し、前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々が、前記複数の受信ノードからの前記データ配送要求信号を受けて記憶する配送要求記憶手段を有し、前記送信ノードが、前記配送要求記憶手段に記憶された前記データ配送要求信号に基づいて前記データの配送を要求する前記受信ノードの数を算出する要求受信ノード数算出手段と、前記要求受信ノード数算出手段により算出された前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する方式選択手段と、を具備する構成を採る。
【0037】
この構成によれば、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択するため、マルチキャスト経路表を削減することができる。
【0038】
請求項11に係るマルチキャスト配送方法は、送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備するマルチキャスト配送システムにおけるマルチキャスト配送方法であって、前記送信ノードが当該送信ノードにデータの配送を要求する前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択するステップを具備するようにした。
【0039】
この方法によれば、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択するため、マルチキャスト経路表を削減することができる。
【0040】
請求項12に係る送信ノードは、送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備するマルチキャスト配送システムにおける送信ノードであって、前記データの配送を要求する前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する構成を採る。
【0041】
この構成によれば、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択するため、マルチキャスト経路表を削減することができる。
【0042】
請求項13に係る送信ノードは、送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の受信ノードが、前記送信ノードにデータの配送を要求するデータ配送要求信号を前記複数の中継ノードのいずれかを介して前記送信ノードに送るデータ配送要求手段を有するマルチキャスト配送システムにおける送信ノードであって、前記複数の受信ノードからの前記データ配送要求信号を受けて記憶する配送要求記憶手段と、前記配送要求記憶手段に記憶された前記データ配送要求信号に基づいて前記データの配送を要求する前記受信ノードの数を算出する要求受信ノード数算出手段と、前記要求受信ノード数算出手段により算出された前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する方式選択手段と、を具備する構成を採る。
【0043】
この構成によれば、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択するため、マルチキャスト経路表を削減することができる。
【0044】
請求項14に係る送信ノードは、送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の受信ノードが、前記送信ノードにデータの配送を要求するデータ配送要求信号を前記複数の中継ノードのいずれかを介して前記送信ノードに送るデータ配送要求手段を有し、前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々が、前記複数の受信ノードからの前記データ配送要求信号を受けて記憶する配送要求記憶手段を有するマルチキャスト配送システムにおける送信ノードであって、前記配送要求記憶手段に記憶された前記データ配送要求信号に基づいて前記データの配送を要求する前記受信ノードの数を算出する要求受信ノード数算出手段と、前記要求受信ノード数算出手段により算出された前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する方式選択手段と、を具備する構成を採る。
【0045】
この構成によれば、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択するため、マルチキャスト経路表を削減することができる。
【0046】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択することである。
【0047】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0048】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るマルチキャスト配送システムの構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施の形態1に係るマルチキャスト配送システムの中継ノードの構成を示すブロック図である。図3は、本発明の実施の形態1に係るマルチキャスト配送システムの送信ノードの構成を示すブロック図である。図4は、本発明の実施の形態1に係るマルチキャスト配送システムの受信ノードの構成を示すブロック図である。
【0049】
図1に示すように、本発明の実施の形態1に係るマルチキャスト配送システム100は、送信ノード110、複数の中継ノード120−1〜120−4及び複数の受信ノード130−1、130−2〜130−Nを具備している。複数の中継ノード120−1〜120−4は、送信ノード110と複数の受信ノード130−1、130−2〜130−Nとの間でのデータ送受を中継する。複数の中継ノード120−2〜120−4の各々は、PIM−SMにおけるランデブーポイント(RP)であり、予め決められる。
【0050】
図2に示すように、複数の中継ノード120−2〜120−4の各々は、制御メッセージ解析部210及び評価部220を具備している。評価部220は、配送要求記憶部221、要求受信ノード数算出部222及び方式選択部223を具備している。
【0051】
制御メッセージ解析部210は、送信ノード110及び複数の受信ノード130−1〜130−Nからの制御メッセージを受けて、制御メッセージに含まれているデータの配信を要求するデータ配信要求信号を送信している複数の受信ノード130−1〜130−Nを識別するデータ配信要求受信ノード識別子(データ配信要求信号)を抽出して評価部220の配送要求記憶部221に与える。
【0052】
配送要求記憶部221は、制御メッセージ解析部210からのデータ配信要求受信ノード識別子(データ配信要求信号)を受けて記憶する。要求受信ノード数算出部222は、配送要求記憶部221に記憶されたデータ配送要求信号に基づいてデータの配送を要求する受信ノードの数を算出して方式選択部223に与える。
【0053】
方式選択部223は、要求受信ノード数算出部222により算出された受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択する。具体的には、方式選択部223は、要求受信ノード数算出部222により算出された受信ノードの数が閾値以上であるか否かを判断して判断結果を生成する。そして、方式選択部223は、前記判断結果により受信ノードの数が閾値以上であることを示している時に第1の方式選択信号を生成する。この第1の方式選択信号は、マルチキャスト方式であるPIM−SM方式を選択する信号である。方式選択部223は、前記判断結果により受信ノードの数が閾値未満であることを示している時に第2の方式選択信号を生成する。この第2の方式選択信号は、マルチキャスト方式であるXcast(eXplicit Multicast)方式を選択する信号である。また、この方式選択部223は、配送要求記憶部221に記憶されているデータ配信要求受信ノード識別子(データ配信要求信号)を送信ノード110に通知する。
【0054】
そして、方式選択部223は、第1の方式選択信号又は第2の方式選択信号を方式選択信号として送信ノード110及び複数の受信ノード130−1〜130−Nに送る。
【0055】
図3に示すように、送信ノード110は、送信制御部111を具備している。送信制御部111は、方式選択部223からの方式選択信号を受けて方式選択信号が選択しているマルチキャスト方式でデータを送出する。具体的には、送信制御部111は、方式選択部223からの方式選択信号が第1の方式選択信号である時には、PIM−SM方式でデータを送出する。また、送信制御部111は、方式選択部223からの方式選択信号が第2の方式選択信号である時には、Xcast方式でデータを送出する。
【0056】
図4に示すように、複数の受信ノード130−1〜130−Nの各々は、受信制御部131を具備している。受信制御部131は、送信ノード110にデータの配送を要求するデータ配送要求信号を複数の中継ノード130−1〜130−4のいずれかを介して送るデータ配送要求部132を有している。
【0057】
本発明の実施の形態1によれば、データの配送を要求する受信ノードの数が閾値以上であるか否かを判断して判断結果を生成し、前記判断結果により受信ノードの数が閾値以上である時にPIM−SM方式を選択し、前記判断結果により受信ノードの数が閾値未満であることを示している時にXcast方式を選択し、かつ、Xcast方式が選択された時にはマルチキャスト経路表の構築が不要であるため、全体としてマルチキャスト経路表を削減することができる。
【0058】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について、図面を参照して詳細に説明する。図5は、本発明の実施の形態2に係るマルチキャスト配送システムの構成を示すブロック図である。図6は、本発明の実施の形態2に係るマルチキャスト配送システムの送信ノードの構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態2においては、本発明の実施の形態1と同じ構成要素には同じ参照符号が付されて、その説明が省略される。
【0059】
図5に示すように、本発明の実施の形態2に係るマルチキャスト配送システム500は、送信ノード510、複数の中継ノード520−1〜520−4及び複数の受信ノード130−1、130−2〜130−Nを具備している。複数の中継ノード520−1〜520−4は、送信ノード510と複数の受信ノード130−1、130−2〜130−Nとの間でのデータ送受を中継する。
【0060】
図6に示すように、送信ノード510は、評価部220及び送信制御部111を具備している。評価部220は、配送要求記憶部221、要求受信ノード数算出部222及び方式選択部223を具備している。
【0061】
配送要求記憶部221は、受信ノード130−1〜130−Nからのデータ配信要求受信ノード識別子(データ配信要求信号)を受けて記憶する。要求受信ノード数算出部222は、配送要求記憶部221に記憶されたデータ配送要求信号に基づいてデータの配送を要求する受信ノードの数を算出して方式選択部223に与える。
【0062】
方式選択部223は、要求受信ノード数算出部222により算出された受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択する。具体的には、方式選択部223は、要求受信ノード数算出部222により算出された受信ノードの数が閾値以上であるか否かを判断して判断結果を生成する。そして、方式選択部223は、前記判断結果により受信ノードの数が閾値以上であることを示している時に第1の方式選択信号を生成する。この第1の方式選択信号は、マルチキャスト方式であるSSM方式を選択する信号である。方式選択部223は、前記判断結果により受信ノードの数が閾値未満であることを示している時に第2の方式選択信号を生成する。この第2の方式選択信号は、マルチキャスト方式であるXcast方式を選択する信号である。
【0063】
そして、方式選択部223は、第1の方式選択信号又は第2の方式選択信号を方式選択信号として送信制御部111及び複数の受信ノード130−1〜130−Nに送る。
【0064】
送信制御部111は、方式選択部223からの方式選択信号を受けて方式選択信号が選択しているマルチキャスト方式でデータを送出する。具体的には、送信制御部111は、方式選択部223からの方式選択信号が第1の方式選択信号である時には、SSM方式でデータを送出する。また、送信制御部111は、方式選択部223からの方式選択信号が第2の方式選択信号である時には、Xcast方式でデータを送出する。
【0065】
本発明の実施の形態2によれば、データの配送を要求する受信ノードの数が閾値以上であるか否かを判断して判断結果を生成し、前記判断結果により受信ノードの数が閾値以上である時にSSM方式を選択し、前記判断結果により受信ノードの数が閾値未満であることを示している時にXcast方式を選択し、かつ、Xcast方式が選択された時にはマルチキャスト経路表の構築が不要であるため、全体としてマルチキャスト経路表を削減することができる。
【0066】
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について、図面を参照して詳細に説明する。図7は、本発明の実施の形態3に係るマルチキャスト配送システムの構成を示すブロック図である。図8は、本発明の実施の形態3に係るマルチキャスト配送システムの中継ノードの構成を示すブロック図である。図9は、本発明の実施の形態3に係るマルチキャスト配送システムの送信ノードの構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態3においては、本発明の実施の形態1、2と同じ構成要素には同じ参照符号が付されて、その説明が省略される。
【0067】
図7に示すように、本発明の実施の形態3に係るマルチキャスト配送システム700は、送信ノード710、複数の中継ノード720−1〜720−4及び複数の受信ノード130−1、130−2〜130−Nを具備している。複数の中継ノード720−1〜720−4は、送信ノード710と複数の受信ノード130−1、130−2〜130−Nとの間でのデータ送受を中継する。複数の中継ノード720−3、720−4は、SSMにおける指定ルータであり、予め決められる。
【0068】
図8に示すように、複数の中継ノード720−3、720−4の各々は、制御メッセージ解析部210及び受信ノード管理部721を具備している。受信ノード管理部721は、配送要求記憶部221を具備している。
【0069】
制御メッセージ解析部210は、送信ノード710及び複数の受信ノード130−1〜130−Nからの制御メッセージを受けて、制御メッセージに含まれているデータの配信を要求するデータ配信要求信号を送信している複数の受信ノード130−1〜130−Nを識別するデータ配信要求受信ノード識別子(データ配信要求信号)を抽出して受信ノード管理部721の配送要求記憶部221に与える。
【0070】
配送要求記憶部221は、制御メッセージ解析部210からのデータ配信要求受信ノード識別子(データ配信要求信号)を受けて記憶する。
【0071】
図9に示すように、送信ノード710は、評価部910及び送信制御部111を具備している。評価部910は、要求受信ノード数算出部222及び方式選択部223を具備している。
【0072】
要求受信ノード数算出部222は、配送要求記憶部221に記憶されたデータ配送要求信号に基づいてデータの配送を要求する受信ノードの数を算出して方式選択部223に与える。
【0073】
方式選択部223は、要求受信ノード数算出部222により算出された受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択する。具体的には、方式選択部223は、要求受信ノード数算出部222により算出された受信ノードの数が閾値以上であるか否かを判断して判断結果を生成する。そして、方式選択部223は、前記判断結果により受信ノードの数が閾値以上であることを示している時に第1の方式選択信号を生成する。この第1の方式選択信号は、マルチキャスト方式であるSSM方式を選択する信号である。方式選択部223は、前記判断結果により受信ノードの数が閾値未満であることを示している時に第2の方式選択信号を生成する。この第2の方式選択信号は、マルチキャスト方式であるXcast方式を選択する信号である。
【0074】
そして、方式選択部223は、第1の方式選択信号又は第2の方式選択信号を方式選択信号として送信制御部111及び複数の受信ノード130−1〜130−Nに送る。また、方式選択部223は、Xcast方式を選択した時に、中継ノード720−3、720−4の配送要求記憶部221にデータ配信要求受信ノード識別子(データ配信要求信号)の要求信号を送ってデータ配信要求受信ノード識別子(データ配信要求信号)を取得する。
【0075】
送信制御部111は、方式選択部223からの方式選択信号を受けて方式選択信号が選択しているマルチキャスト方式でデータを送出する。具体的には、送信制御部111は、方式選択部223からの方式選択信号が第1の方式選択信号である時には、SSM方式でデータを送出する。また、送信制御部111は、方式選択部223からの方式選択信号が第2の方式選択信号である時には、Xcast方式でデータを送出する。
【0076】
本発明の実施の形態3によれば、データの配送を要求する受信ノードの数が閾値以上であるか否かを判断して判断結果を生成し、前記判断結果により受信ノードの数が閾値以上である時にSSM方式を選択し、前記判断結果により受信ノードの数が閾値未満であることを示している時にXcast方式を選択し、かつ、Xcast方式が選択された時にはマルチキャスト経路表の構築が不要であるため、全体としてマルチキャスト経路表を削減することができる。
【0077】
なお、本発明の実施の形態1〜3において、方式選択部223は、中継ノードの負荷量に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択する装置をさらに具備するようにしてもよい。
【0078】
また、本発明の実施の形態1〜3において、方式選択部223は、要求受信ノード数算出部222により算出された受信ノードの数が第1の閾値及びこの第1の閾値より大きい第2の閾値以上であるか否かを判断して判断結果を生成するように構成してもよい。この場合に、方式選択部223は、前記判断結果により受信ノードの数が第1の閾値を越えた後に第2の閾値以上となったことを示している時に第1の方式選択信号を生成する。また、方式選択部223は、前記判断結果により受信ノードの数が第2の閾値より小さくなった後に第1の閾値未満となったことを示している時に第2の方式選択信号を生成する。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、送信ノードにデータの配送を要求する受信ノードの数に基づいてデータの配送を行うマルチキャスト方式を選択するため、マルチキャスト経路表を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るマルチキャスト配送システムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係るマルチキャスト配送システムの中継ノードの構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態1に係るマルチキャスト配送システムの送信ノードの構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態1に係るマルチキャスト配送システムの受信ノードの構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態2に係るマルチキャスト配送システムの構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態2に係るマルチキャスト配送システムの送信ノードの構成を示すブロック図
【図7】本発明の実施の形態3に係るマルチキャスト配送システムの構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態3に係るマルチキャスト配送システムの中継ノードの構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態3に係るマルチキャスト配送システムの送信ノードの構成を示すブロック図
【符号の説明】
100、500、700 マルチキャスト配送システム
110、510、710 送信ノード
111 送信制御部
120−1〜120−4、520−1〜520−4、720−1〜720−4中継ノード
130−1〜130−N 受信ノード
131 受信制御部
132 データ配送要求部
210 制御メッセージ解析部
220、910 評価部
221 配送要求記憶部
222 要求受信ノード数算出部
223 方式選択部
721 受信ノード管理部

Claims (14)

  1. 送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々は、前記送信ノードにデータの配送を要求する前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択することを特徴とするマルチキャスト配送システム。
  2. 送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の受信ノードは、前記送信ノードにデータの配送を要求するデータ配送要求信号を前記複数の中継ノードのいずれかを介して前記送信ノードに送るデータ配送要求手段を有し、前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々は、前記複数の受信ノードからの前記データ配送要求信号を受けて記憶する配送要求記憶手段と、前記配送要求記憶手段に記憶された前記データ配送要求信号に基づいて前記データの配送を要求する前記受信ノードの数を算出する要求受信ノード数算出手段と、前記要求受信ノード数算出手段により算出された前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する方式選択手段と、を具備することを特徴とするマルチキャスト配送システム。
  3. 前記方式選択手段は、前記中継ノードの負荷量に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する手段を具備することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のマルチキャスト配送システム。
  4. 送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備するマルチキャスト配送システムにおけるマルチキャスト配送方法であって、前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々が前記送信ノードにデータの配送を要求する前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択するステップを具備することを特徴とするマルチキャスト配送方法。
  5. 送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備するルチキャスト配送システムにおける前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々であって、
    前記送信ノードにデータの配送を要求する前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択することを特徴とする中継ノード。
  6. 送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の受信ノードは、前記送信ノードにデータの配送を要求するデータ配送要求信号を前記複数の中継ノードのいずれかを介して前記送信ノードに送るデータ配送要求手段を有するマルチキャスト配送システムにおける前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々であって、
    前記複数の受信ノードからの前記データ配送要求信号を受けて記憶する配送要求記憶手段と、前記配送要求記憶手段に記憶された前記データ配送要求信号に基づいて前記データの配送を要求する前記受信ノードの数を算出する要求受信ノード数算出手段と、前記要求受信ノード数算出手段により算出された前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する方式選択手段と、を具備することを特徴とする中継ノード。
  7. 送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々は、データ配送要求信号を受けて記憶する配送要求記憶手段と、前記配送要求記憶手段に記憶された前記データ配送要求信号に基づいてデータの配送を要求する前記受信ノードの数を算出する要求受信ノード数算出手段と、前記要求受信ノード数算出手段により算出された前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する方式選択手段と、を具備するマルチキャスト配送システムにおける受信ノードであって、
    前記送信ノードに前記データの配送を要求する前記データ配送要求信号を前記複数の中継ノードのいずれかを介して前記送信ノードに送るデータ配送要求手段を具備することを特徴とする受信ノード。
  8. 送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記送信ノードは、当該送信ノードにデータの配送を要求する前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択することを特徴とするマルチキャスト配送システム。
  9. 送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の受信ノードは、前記送信ノードにデータの配送を要求するデータ配送要求信号を前記複数の中継ノードのいずれかを介して前記送信ノードに送るデータ配送要求手段を有し、前記送信ノードは、前記複数の受信ノードからの前記データ配送要求信号を受けて記憶する配送要求記憶手段と、前記配送要求記憶手段に記憶された前記データ配送要求信号に基づいて前記データの配送を要求する前記受信ノードの数を算出する要求受信ノード数算出手段と、前記要求受信ノード数算出手段により算出された前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する方式選択手段と、を具備することを特徴とするマルチキャスト配送システム。
  10. 送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の受信ノードは、前記送信ノードにデータの配送を要求するデータ配送要求信号を前記複数の中継ノードのいずれかを介して前記送信ノードに送るデータ配送要求手段を有し、前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々は、前記複数の受信ノードからの前記データ配送要求信号を受けて記憶する配送要求記憶手段を有し、前記送信ノードは、前記配送要求記憶手段に記憶された前記データ配送要求信号に基づいて前記データの配送を要求する前記受信ノードの数を算出する要求受信ノード数算出手段と、前記要求受信ノード数算出手段により算出された前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する方式選択手段と、を具備することを特徴とするマルチキャスト配送システム。
  11. 送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備するマルチキャスト配送システムにおけるマルチキャスト配送方法であって、前記送信ノードが当該送信ノードにデータの配送を要求する前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択するステップを具備することを特徴とするマルチキャスト配送方法。
  12. 送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備するマルチキャスト配送システムにおける送信ノードであって、データの配送を要求する前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択することを特徴とする送信ノード。
  13. 送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の受信ノードは、前記送信ノードにデータの配送を要求するデータ配送要求信号を前記複数の中継ノードのいずれかを介して前記送信ノードに送るデータ配送要求手段を有するマルチキャスト配送システムにおける送信ノードであって、
    前記複数の受信ノードからの前記データ配送要求信号を受けて記憶する配送要求記憶手段と、前記配送要求記憶手段に記憶された前記データ配送要求信号に基づいて前記データの配送を要求する前記受信ノードの数を算出する要求受信ノード数算出手段と、前記要求受信ノード数算出手段により算出された前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する方式選択手段と、を具備することを特徴とする送信ノード。
  14. 送信ノードと、複数の受信ノードと、前記送信ノードと前記複数の受信ノードとの間でのデータ送受を中継する複数の中継ノードと、を具備し、前記複数の受信ノードは、前記送信ノードにデータの配送を要求するデータ配送要求信号を前記複数の中継ノードのいずれかを介して前記送信ノードに送るデータ配送要求手段を有し、前記複数の中継ノードのうちの予め決められた複数の前記中継ノードの各々は、前記複数の受信ノードからの前記データ配送要求信号を受けて記憶する配送要求記憶手段を有するマルチキャスト配送システムにおける送信ノードであって、
    前記配送要求記憶手段に記憶された前記データ配送要求信号に基づいて前記データの配送を要求する前記受信ノードの数を算出する要求受信ノード数算出手段と、前記要求受信ノード数算出手段により算出された前記受信ノードの数に基づいて前記データの配送を行うマルチキャスト方式を選択する方式選択手段と、を具備することを特徴とする送信ノード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7876756B2 (en) 2006-02-17 2011-01-25 Panasonic Corporation Packet transmitting method, relay node and receiving node

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