JP2004296645A - Method for curing adhesive and curing jig - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、素子を実装した基板が接合される放熱板と、該放熱板のハウジングとを接着する接着剤の硬化方法及び硬化治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
インバータ用IGBT(insulated gate bipolar transistor)モジュールなどの制御機能を有するパワーモジュールでは、放熱等の問題から、発熱素子を実装した基板が放熱板に接合されている。放熱板には、基板を覆って保護するためのハウジングが、接着材により接着されている。この放熱板とハウジングとを接着するための接着材としては、熱硬化性の接着剤が用いられている。
そして、ハウジングを放熱板に接着する際には、接着材を塗布した放熱板にハウジングを重ね合わせ、その後ホットプレート上に放熱板を載せることで、放熱板を通じて接着剤を加熱して硬化する方法をとっていた。
【0003】
また、放熱板と他の部材とを接着する方法としては、例えば、粘着テープにて接着された放熱板と基板との接着強度を向上させるために、熱硬化性接着剤を基板長手方向端部に塗布し、部分的に加熱して、放熱板の反りを増大させることなく熱硬化性接着剤を硬化させる技術が知られている(特許文献1及び特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7−32629号公報
【特許文献2】
特開平7−40566号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述の如く、放熱板にハウジングを接着する際に、ホットプレート上に放熱板を載せて接着剤を硬化させた場合は、接着剤の塗布領域だけでなく熱容量の大きい放熱板全体が加熱されるので、接着剤が昇温しにくく硬化するまでに長時間を要するという問題があった。
そこで、本発明においては、放熱板とハウジングとを接着する接着剤の硬化時間を短縮し、短時間で硬化可能な接着剤の硬化方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の接着剤の硬化方法及び硬化治具は、以下の特徴を有する。
即ち、請求項1においては、素子を実装した基板が接合される放熱板と、該放熱板のハウジングとを接着する接着方法であって、放熱板又はハウジングに接着剤を塗布した後に、該放熱板とハウジングとを重ね合わせ、接着剤の塗布領域に相当する箇所にヒータを局所配置し、該ヒータにて接着剤を局所加熱して硬化させるものである。
これにより、接着剤の塗布領域の近傍のみをヒータにて加熱することが可能となり、余分な箇所へ逃げてしまうヒータからの熱量を大幅に減少することができる。そして、ヒータからの熱を効率良く接着剤へ伝達することができて、接着剤の硬化時間を短縮することができる。
【0007】
また、請求項2においては、前記ヒータによる接着材の加熱硬化は、重ね合わせた放熱板とハウジングとを、ヒータを備える硬化治具に位置決めしつつセットして行うものである。
これにより、放熱板とハウジングとの相対位置、及びヒータによる加熱範囲を、簡易な構成で正確に位置合わせすることができ、より効率良く接着剤の硬化を行うことができる。
【0008】
また、請求項3においては、前記ヒータを、放熱板若しくはハウジング、又は重ね合わせた放熱板とハウジングとの間における、接着剤の塗布領域近傍へ着脱自在に挿入し、接着剤の硬化後にヒータを抜き取るものである。
これにより、該ヒータにより接着剤を局所的かつ直接的に加熱することができ、ヒータからの熱の逃げを大幅に減少させて効率的な加熱を行うことが可能となる。
また、ヒータを支持したり放熱板を載置したりするための基台を必要としないので、加熱設備の簡素化を図ることもできる。
【0009】
また、請求項4においては、接着剤の硬化治具は、重ね合わせた放熱板及びハウジングがセットされる基台と、セットされる放熱板及びハウジングの基台に対する位置決めを行う、基台から突出した位置決め部材と、放熱板又はハウジングに塗布された接着材の塗布領域に合わせて基台に埋設されるヒータと、ヒータを基台から突出する方向に付勢する付勢部材とを備えるものである。
これにより、加熱時にヒータと放熱板とを密着させることができて、さらに効率良く接着剤への熱の伝達を行うことができ、接着剤の硬化時間短縮を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を添付の図面を用いて説明する。
図1は本発明の接着剤の硬化方法により接着される放熱板及びハウジングと、硬化治具とを示す斜視図、図2は放熱板及びハウジングを硬化治具にセットした状態を示す斜視図、図3は放熱板及びハウジングがセットされた状態の硬化治具を示す側面断面図、図4は接着剤の硬化工程を示す図、図5は第二の実施形態における放熱板及びハウジングとヒータとを示す斜視図、図6は放熱板及びハウジングを重ね合わせてヒータを挿入した状態を示す斜視図、図7は(a)は放熱板の下側ヒータ溝とハウジングの上側ヒータ溝とで形成された孔にヒータが挿入された状態を示す部分拡大斜視図、(b)は放熱板の下側ヒータ溝とハウジングの上側ヒータ溝とで形成された孔からヒータを抜き取った状態を示す部分拡大斜視図、図8はヒータを挿入する孔を形成した放熱板を示す斜視図である。
【0011】
本発明にかかる接着剤の硬化方法は、素子を実装した基板が接合される放熱板と、放熱板に接着されるハウジングとを、重ね合わせた状態で硬化治具にセットし、放熱板又はハウジングに塗布された接着剤を、硬化治具に備えられたヒータにて、局所的に加熱して硬化させるものである。
【0012】
まず、接着剤の硬化方法の第一の実施形態について説明する。
図1に示すように、ハウジング2が接着される放熱板1の上面には、発熱素子4を実装した基板3がはんだ付け等により接合されている。放熱板1は、発熱素子4の動作時に発熱する熱を、効率良く放熱するためのものである。
放熱板1とハウジング2とを接着するための接着剤5は、放熱板1の上面におけるハウジング2との接着領域に対応した箇所に塗布されており、例えば、放熱板1上面の周縁部に、ディスペンサによる塗布やスクリーン印刷による塗布等の公知の塗布方法により塗布されている。
【0013】
硬化治具7は、重ね合わせた状態の放熱板1とハウジング2とがセットされる基台11と、基台11から上方へ突出し、セットされる放熱板1及びハウジング2の基台11に対する位置決めを行う位置決め部材である位置決めピン13・13と、基台11に埋設されるヒータ12と、ヒータ12を基台11から突出する方向に付勢する付勢部材としての押上部材15とを備えている。
【0014】
基台11に埋設されるヒータ12は、図2に示すように、放熱板1及びハウジング2を硬化治具7にセットした状態にて、基板1又はハウジング2に塗布された接着材5の塗布領域に対応する位置に配置されている。
位置決めピン13・13は複数箇所に設けられており、放熱板1及びハウジング2には、位置決めピン13を挿入可能な位置決め孔1a・2aが、位置決めピン13の数量及び配置位置に合わせて、それぞれ形成されている。
【0015】
図3に示すように、硬化治具7の基台11には、ヒータ12を配設する位置に合わせてヒータ埋設穴11aが形成されており、該ヒータ埋設穴11aにはヒータ押上ブロック14が上下摺動自在に嵌装されている。
ヒータ押上ブロック14の上面側にはヒータ埋設用溝14aが形成されており、該ヒータ埋設用溝14aには、断熱材16を介してヒータ12が埋設されている。ヒータ12の上端は、ヒータ12に上方からの力が加わらない自然状態では、ヒータ押上ブロック14の上面よりも上方に位置している。
【0016】
また、ヒータ埋設穴11aの底部には、ヒータ押上ブロック14を上方に付勢して押し上げるための押上部材15が備えられている。押上部材15は、本実施形態では皿ばねを用いているが、圧縮ばねや板ばね等のその他のばね部材や、耐熱性のゴム部材等、ヒータ押上ブロック14を弾性的に上方付勢し得るものであればよい。
ヒータ押上ブロック14は押上部材15により上方に押し上げられ、上方から力が加わらない自然状態では、ヒータ12の上端が基台11の上面よりも上方に位置するように構成されている。
【0017】
このように構成される硬化治具7を用いて、放熱板1とハウジング2とを接着する接着剤5は、以下の方法により硬化される。
まず、放熱板1上面のハウジング2が接着される所定領域に、接着剤5を塗布し、接着剤5を塗布した放熱板1に、上方からハウジング2を重ね合わせる。この際、放熱板1とハウジング2との相対位置を、最終的に接着する位置に位置合わせしておくことが望ましい。
【0018】
重ね合わせた放熱板1とハウジング2の位置決め孔1a・2aを位置決めピン13・13に挿入しつつ、該放熱板1とハウジング2とを硬化治具7上に載置してセットする。
位置決め孔1a・2aを位置決めピン13・13に挿入することで、放熱板1とハウジング2の相対位置、及び塗布された接着剤5とヒータ12との相対位置が正確に位置決めされる。
【0019】
基台11上に載置した放熱板1及びハウジング2に対して、上方から荷重をかける。
この状態では、ヒータ12が放熱板1の下面に圧接するとともに、接着剤5が硬化するのに十分な温度となっており、接着剤は放熱板1を介してヒータ12により加熱・硬化される。
【0020】
この場合、ヒータ12は押上部材15により上方に押し上げられ、放熱板1及びハウジング2は下方への荷重がかけられた状態であるので、該ヒータ12が放熱板1の下面に密着して、ヒータ12からの熱は効率的に接着剤5へ伝達される。
また、ヒータ12は、接着剤5の塗布領域の下方にのみ配置されていて、不要な領域を加熱することがないため、放熱板1の加熱面積を少なくして、効率良く接着剤5へ熱を伝達して昇温させることができ、硬化時間の短縮及び硬化に要するエネルギーを減少することができる。
【0021】
ヒータ12の加熱により接着剤5が硬化硬化すると、放熱板1及びハウジング2にかけていた荷重を解き、該放熱板1及びハウジング2を硬化治具7から取り外す。
【0022】
このように、放熱板1又はハウジング2に接着剤5を塗布した後に、該放熱板1とハウジング2とを重ね合わせ、接着剤4の塗布領域に相当する箇所にヒータ12を局所配置し、該ヒータ12にて接着剤5を加熱硬化させることで、接着剤4の塗布領域の近傍のみをヒータ12にて加熱することが可能となって、余分な箇所へ逃げてしまうヒータ12からの熱を大幅に減少することができる。
これにより、ヒータ12からの熱を効率良く接着剤5へ伝達することができて、接着剤5の硬化時間を短縮することができる。
【0023】
また、前記ヒータ12による接着材5の加熱硬化は、重ね合わせた放熱板1とハウジング2とを、ヒータ12が設けられる硬化治具7に位置決めしつつセットして行うので、放熱板1とハウジング2との相対位置、及びヒータ12による加熱範囲を、簡易な構成で正確に位置合わせすることができ、より効率良く接着剤5の硬化を行うことができる。
【0024】
さらに、硬化治具7は、放熱板1及びハウジング2がセットされる基台11と、放熱板1及びハウジング2の基台11に対する位置決めを行う、基台11から突出した位置決めピン13・13と、放熱板1又はハウジング2に塗布された接着材5の塗布領域に合わせて基台11に埋設されるヒータ12と、ヒータ12を上方へ押し上げる方向に付勢する押上部材15とを備えるので、加熱時にヒータ12と放熱板1とを密着させることができて、さらに効率良く接着剤5への熱の伝達を行うことができ、接着剤5の硬化時間短縮を図ることができる。
【0025】
次に、本実施形態の接着剤の硬化方法を、放熱板1とハウジング2との接着剤硬化工程に適用した例について説明する。
接着剤硬化工程では、まず、図4(a)に示すように、ディスペンサ等により接着剤が所定領域に塗布された放熱板1の上方からハウジング2が供給される。
図4(b)に示すように、ハウジング2は、コンベア21上で放熱板1と重ね合わされ、該コンベア21により硬化治具7の配置位置まで搬送される。
【0026】
硬化治具7はコンベア21の下方に配置されており、硬化治具7の配置位置におけるコンベア21の上方には受け台23が配設されている。硬化治具7はシリンダ22a・22aを介して支持台22に支持されており、該シリンダ22a・22aの伸縮により上下移動可能となっている。
そして、重ね合わされた放熱板1とハウジング2とが硬化治具7の位置まで搬送されると、シリンダ22a・22aを伸長して硬化治具7を上昇させる。
【0027】
図4(c)に示すように、硬化治具7の上昇により、位置決めピン13・13にて放熱板1及びハウジング2とヒータ12との位置合わせが行われるとともに、放熱板1及びハウジング2を硬化治具7と受け台23とで挟み込んで、ヒータ12を放熱板1の下面に密着させることができる。
この状態を、接着剤5が硬化するまでの所定時間保持する。
【0028】
図4(d)に示すように、放熱板1に密着させたヒータ12の加熱により接着剤5が硬化すると、シリンダ22a・22aを縮小して硬化治具7を下降させ、接着された放熱板1とハウジング2とを、コンベア21にて搬出する。
このように、接着剤5の塗布、放熱板1とハウジング2との重ね合わせ、接着剤5の硬化、及び接着剤硬化後の放熱板1とハウジング2との搬出を、自動化・ライン化することができる。
【0029】
次に、接着剤の硬化方法の第二の実施形態について説明する。
図5に示すように、放熱板51の上面中央部には発熱素子4を実装した基板3が接合されている。該放熱板51の上面における周縁部近傍には、各辺に沿って下側ヒータ溝51a・51a・・・が形成されており、各下側ヒータ溝51a・51a・・・の両側には接着剤5が塗布されている。
【0030】
放熱板51に接着されるハウジング52の下面には、放熱板51の下側ヒータ溝51a・51a・・・の位置に合わせて上側ヒータ溝52a・52a・・・が形成されている。
放熱板51とハウジング52とを重ね合わせると、放熱板51の下側ヒータ溝51a・51a・・・及びハウジング52の上側ヒータ溝52a・52a・・・により、ヒータ62を収容可能な断面視略円形状の孔が形成されることとなる。
【0031】
このように形成される放熱板51及びハウジング52を接着する場合には、まず、放熱板51の下側ヒータ溝51a・51a・・・の両側に接着材5を塗布し、各下側ヒータ溝51a・51a・・・にそれぞれヒータ62を置く。
図6に示すように、下側ヒータ溝51a・51a・・・にヒータ62をセットした後、放熱板51にハウジング52を重ね合わせて、上方から荷重をかける。この状態では、ヒータ62は、図7(a)に示すように、下側ヒータ溝51aと上側ヒータ溝52aとで形成された孔に挿入された状態となっている。
【0032】
この孔に挿入された状態でヒータ62を加熱し、加熱状態を接着材5が硬化するまでの間、保持する。
図7(b)に示すように、接着材5の硬化後は、ヒータ62を孔から抜き取って、接着された放熱板51とハウジング52が完成する。
【0033】
このように、重ね合わされる放熱板51とハウジング52との間の、接着材塗布領域近傍に、ヒータ62を挿入して接着材を硬化させることで、該ヒータ62により接着剤5を局所的かつ直接的に加熱することができ、ヒータ62からの熱の逃げを大幅に減少させて効率的な加熱を行うことが可能となる。
また、ヒータ62を支持したり放熱板1を載置したりするための基台を必要としないので、加熱設備の簡素化を図ることもできる。
【0034】
なお、図8に示すように、接着剤5の塗布領域の下方に位置するヒータ挿入孔71a・71a・・・を、放熱板71の側面から形成し、該ヒータ挿入孔71aにヒータ62を挿入して接着剤5を局所的に加熱して硬化することもできる。
同様に、ハウジング52の下面に接着剤5を塗布し、ハウジング62における接着剤5の塗布領域の近傍にヒータ62を挿入するための孔を形成して、接着を行うように構成することもできる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、
ヒータにより接着剤を直接的に加熱して、ヒータからの熱を効率良く接着剤へ伝達することができる。
これにより、ヒータからの熱の逃げを大幅に減少させて効率的な加熱を行うことが可能となって、接着剤の硬化時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接着剤の硬化方法により接着される放熱板及びハウジングと、硬化治具とを示す斜視図である。
【図2】放熱板及びハウジングを硬化治具にセットした状態を示す斜視図である。
【図3】放熱板及びハウジングがセットされた状態の硬化治具を示す側面断面図である。
【図4】接着剤の硬化工程を示す図である。
【図5】第二の実施形態における放熱板及びハウジングとヒータとを示す斜視図である。
【図6】放熱板及びハウジングを重ね合わせてヒータを挿入した状態を示す斜視図である。
【図7】(a)は放熱板の下側ヒータ溝とハウジングの上側ヒータ溝とで形成された孔にヒータが挿入された状態を示す部分拡大斜視図、(b)は放熱板の下側ヒータ溝とハウジングの上側ヒータ溝とで形成された孔からヒータを抜き取った状態を示す部分拡大斜視図である。
【図8】ヒータを挿入する孔を形成した放熱板を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 放熱板
2 ハウジング
3 基板
5 接着剤
7 硬化治具
11 基台
12 ヒータ
13 位置決めピン
15 押上部材[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a curing method and a curing jig for an adhesive for bonding a heat sink to which a substrate on which an element is mounted is bonded and a housing of the heat sink.
[0002]
[Prior art]
In a power module having a control function such as an inverter gate bipolar transistor (IGBT) module for an inverter, a substrate on which a heating element is mounted is joined to a heat radiating plate due to a problem such as heat radiation. A housing for covering and protecting the substrate is bonded to the heat sink with an adhesive. A thermosetting adhesive is used as an adhesive for bonding the heat sink to the housing.
Then, when bonding the housing to the heat sink, a method of heating and curing the adhesive through the heat sink by superimposing the housing on the heat sink coated with the adhesive, and then placing the heat sink on the hot plate. Was taking.
[0003]
Further, as a method of bonding the heat radiating plate and other members, for example, in order to improve the bonding strength between the heat radiating plate and the substrate bonded with an adhesive tape, a thermosetting adhesive is applied to the substrate longitudinal end portion. There is known a technique in which a thermosetting adhesive is cured by applying heat to a portion of a thermosetting adhesive without increasing the warpage of a heat sink (see
[0004]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-32629 [Patent Document 2]
JP-A-7-40566
[Problems to be solved by the invention]
As described above, when bonding the housing to the heat sink, when the heat sink is placed on the hot plate and the adhesive is cured, not only the adhesive application area but also the entire heat sink having a large heat capacity is heated. Therefore, there has been a problem that it is difficult for the adhesive to rise in temperature and it takes a long time to be cured.
In view of the above, the present invention provides a method for curing an adhesive that can be cured in a short time by shortening the curing time of the adhesive for bonding the heat sink and the housing.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
An adhesive curing method and a curing jig of the present invention that solves the above problems have the following features.
That is, in the first aspect, there is provided a bonding method for bonding a heat radiating plate to which a substrate on which an element is mounted is joined and a housing of the heat radiating plate. The plate and the housing are overlapped, a heater is locally disposed at a location corresponding to the adhesive application area, and the adhesive is locally heated and cured by the heater.
As a result, it is possible to heat only the vicinity of the adhesive application region by the heater, and it is possible to greatly reduce the amount of heat from the heater that escapes to an unnecessary portion. Then, heat from the heater can be efficiently transmitted to the adhesive, and the curing time of the adhesive can be reduced.
[0007]
In the second aspect, the heating and curing of the adhesive by the heater are performed by setting the superposed radiator plate and the housing while positioning the radiating plate and the housing on a curing jig provided with the heater.
Thereby, the relative position between the radiator plate and the housing and the heating range by the heater can be accurately aligned with a simple configuration, and the adhesive can be more efficiently cured.
[0008]
According to a third aspect of the present invention, the heater is removably inserted in the vicinity of the adhesive application area between the heat sink or the housing or the stacked heat sink and the housing, and after the adhesive is cured, the heater is turned on. It is a thing to extract.
As a result, the adhesive can be locally and directly heated by the heater, so that the escape of heat from the heater can be greatly reduced, and efficient heating can be performed.
In addition, since a base for supporting the heater or mounting the radiator plate is not required, the heating equipment can be simplified.
[0009]
According to a fourth aspect of the present invention, the adhesive curing jig protrudes from the base for positioning the heat sink and the housing on which the superposed heat sink and the housing are set. A positioning member, a heater embedded in the base in accordance with an application area of the adhesive applied to the heat sink or the housing, and an urging member for urging the heater in a direction protruding from the base. is there.
Thereby, the heater and the heat radiating plate can be brought into close contact with each other at the time of heating, heat can be more efficiently transmitted to the adhesive, and the curing time of the adhesive can be reduced.
[0010]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing a heat radiating plate and a housing and a curing jig bonded by the method of curing an adhesive of the present invention. FIG. 2 is a perspective view showing a state where the heat radiating plate and the housing are set in the curing jig. FIG. 3 is a side sectional view showing a curing jig in a state where a heat sink and a housing are set, FIG. 4 is a view showing a curing step of an adhesive, and FIG. 5 is a heat sink and a housing and a heater in a second embodiment. FIG. 6 is a perspective view showing a state where a heater is inserted with a radiator plate and a housing overlapped. FIG. 7A is formed by a lower heater groove of the radiator plate and an upper heater groove of the housing. FIG. 4B is a partially enlarged perspective view showing a state where a heater is inserted into a hole formed by the heater, and FIG. 4B is a partially enlarged perspective view showing a state where a heater is removed from a hole formed by a lower heater groove of a heat sink and an upper heater groove of a housing. FIG. 8 and FIG. It is a perspective view showing a heat radiating plate formed with holes.
[0011]
The method of curing an adhesive according to the present invention is a method of setting a heat sink to which a substrate having elements mounted thereon and a housing bonded to the heat sink in a superimposed state on a curing jig, and setting the heat sink or the housing. Is locally heated and cured by a heater provided in a curing jig.
[0012]
First, a first embodiment of a method for curing an adhesive will be described.
As shown in FIG. 1, a
The
[0013]
The
[0014]
As shown in FIG. 2, the
The positioning pins 13 are provided at a plurality of positions, and the
[0015]
As shown in FIG. 3, a
A
[0016]
Further, a push-up
The heater push-up
[0017]
Using the curing
First, an adhesive 5 is applied to a predetermined area of the upper surface of the
[0018]
The
By inserting the
[0019]
A load is applied to the
In this state, the
[0020]
In this case, the
Further, since the
[0021]
When the adhesive 5 is hardened and hardened by the heating of the
[0022]
After the adhesive 5 is applied to the
Thereby, the heat from the
[0023]
The heating and curing of the
[0024]
Further, the curing
[0025]
Next, an example in which the adhesive curing method of the present embodiment is applied to an adhesive curing step for the
In the adhesive curing step, first, as shown in FIG. 4A, the
As shown in FIG. 4B, the
[0026]
The curing
When the
[0027]
As shown in FIG. 4C, the positioning of the
This state is maintained for a predetermined time until the adhesive 5 is cured.
[0028]
As shown in FIG. 4D, when the adhesive 5 is hardened by the heating of the
As described above, the application of the adhesive 5, the superposition of the
[0029]
Next, a second embodiment of the method for curing the adhesive will be described.
As shown in FIG. 5, the
[0030]
On the lower surface of the
When the
[0031]
When bonding the
As shown in FIG. 6, after the
[0032]
The
As shown in FIG. 7B, after the adhesive 5 is cured, the
[0033]
As described above, the
In addition, since a base for supporting the
[0034]
As shown in FIG. 8,
Similarly, the adhesive 5 may be applied to the lower surface of the
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention,
The adhesive can be directly heated by the heater, and the heat from the heater can be efficiently transmitted to the adhesive.
This makes it possible to perform efficient heating by greatly reducing the escape of heat from the heater, thereby shortening the curing time of the adhesive.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a heat radiating plate and a housing bonded by a method for curing an adhesive of the present invention, and a curing jig.
FIG. 2 is a perspective view showing a state in which a heat sink and a housing are set on a curing jig.
FIG. 3 is a side sectional view showing a curing jig in a state where a heat radiating plate and a housing are set.
FIG. 4 is a view showing a curing step of an adhesive.
FIG. 5 is a perspective view illustrating a radiator plate, a housing, and a heater according to a second embodiment.
FIG. 6 is a perspective view showing a state in which a heater is inserted with a heat sink and a housing overlapped.
7A is a partially enlarged perspective view showing a state in which a heater is inserted into a hole formed by a lower heater groove of a heat sink and an upper heater groove of a housing, and FIG. FIG. 4 is a partially enlarged perspective view showing a state where a heater is removed from a hole formed by a heater groove and an upper heater groove of a housing.
FIG. 8 is a perspective view showing a radiator plate having a hole into which a heater is inserted.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
放熱板又はハウジングに接着剤を塗布した後に、該放熱板とハウジングとを重ね合わせ、
接着剤の塗布領域に相当する箇所にヒータを局所配置し、該ヒータにて接着剤を局所加熱して硬化させることを特徴とする接着剤の硬化方法。A bonding method for bonding a heat sink and a housing to which a substrate on which elements are mounted is bonded,
After applying the adhesive to the heat sink or the housing, the heat sink and the housing are overlapped,
A method for curing an adhesive, comprising locally disposing a heater at a position corresponding to an adhesive application area, and locally heating and curing the adhesive with the heater.
接着剤の硬化後にヒータを抜き取ることを特徴とする請求項1に記載の接着剤の硬化方法。The heater, the heat sink or the housing, or between the stacked heat sink and the housing, removably inserted near the adhesive application area,
The method for curing an adhesive according to claim 1, wherein the heater is removed after the adhesive is cured.
セットされる放熱板及びハウジングの基台に対する位置決めを行う、基台から突出した位置決め部材と、
放熱板又はハウジングに塗布された接着材の塗布領域に合わせて基台に埋設されるヒータと、
ヒータを基台から突出する方向に付勢する付勢部材とを備えることを特徴とする接着剤の硬化治具。A base on which the superposed heat sink and the housing are set,
A positioning member protruding from the base, which performs positioning with respect to the base of the heat sink and the housing to be set,
A heater buried in the base according to the application area of the adhesive applied to the heat sink or the housing;
And a biasing member for biasing the heater in a direction protruding from the base.
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