JP2004296511A - 電力増幅器の冷却構造 - Google Patents

電力増幅器の冷却構造 Download PDF

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Makoto Senjiiwa
誠 千地岩
Osamu Otsusaka
修 乙坂
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Abstract

【課題】電力増幅器の冷却構造を空冷および水冷いずれの冷却手法でもより共通化された構造とし、製作に掛かるコストを低減する。
【解決手段】2面を備える板状のベース部と、ベース部の一面に接してまたは近接して配置されると共に電力増幅により発熱する発熱部品とを有し、発熱部品の熱をベース部を介して、空冷時にはベース部の他面に放熱器を取り付けて、その放熱器により放熱すると共に、水冷時には水冷パイプを取り付けてその水冷パイプにより放熱する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は発熱回路の冷却構造に係わり、特に、大電力増幅器を用いる放送機の、その電力増幅器の冷却構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、アナログ放送機の電力増幅器(以下、PAとも示す)は、自然空冷または強制空冷の手法により冷却されることが多く、そのため、PA本体内に放熱器を配し、その放熱器の上に発熱部品を有する基板を実装、特に、その発熱部品が放熱器に接しまたは近接するように実装して、発熱部品で発せられた熱をその放熱器に熱伝導させて、その放熱器が空気中に放熱するようにした冷却方法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、需要が増加しているデジタル放送機は、上述のアナログ放送機と比較して、その出力電力に対する発熱量が約10倍になってきている。また、装置の省スペース化のため、発熱部品1個当たりの発熱量も大幅に増加してきている。そのため強制空冷のみならず水冷による冷却方法が用いられるようになってきている。
【0004】
そのため、PAとして、その冷却構造を空冷、水冷いずれの冷却手法でも対応可能な構造とし、その構造をできるだけ共通化することで、製作に掛かるコストを低減することが求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の課題を解決するために、2面を備える板状のベース部と、前記ベース部の一面に接してまたは近接して配置されると共に電力増幅により発熱する発熱部品とを有し、前記発熱部品の熱を前記ベース部を介して、空冷時には前記ベース部の他面に放熱器を取り付けて、該取り付けられた放熱器により放熱すると共に、水冷時には前記他面に水冷パイプを取り付けて該取り付けられた水冷パイプにより放熱するようにしたものである。
【0006】
具体的には、PAの中央部にベース板(ベース部)を設け、回路部、発熱部品はベース板の同一面上に実装する。そして、ベース板を介して冷却装置に熱伝導するものであり、その冷却装置として、空冷用放熱器と水冷パイプの内の一方が、ベース板の他面に取り付く様にしている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施例について図面を用いて説明する。図1は、本発明の冷却構造に関わる電力増幅器の構成を示す図である。ここで、図1の(a)は電力増幅器の回路基板、電源部などの配置例を示しており、図1の(b)は電力増幅器における板状のベース部の配置を表すための、電力増幅器を側面から見た断面図を示している。この図において、1は熱伝導を介するベース部、2は各回路基板に電源を供給するための電源部、3は励振回路基板、4は増幅回路基板である。これら電源部2、励振回路基板3、および増幅回路基板4は、ベース部1に接するようにして、例えば、ベース部1のa面側に接して配置されている。
【0008】
励振回路基板3、増幅回路基板4には発熱部品であるトランジスタ9があり、電力増幅器の動作中は、そのトランジスタ9が発熱して、その熱がベース部1に熱伝導される。
【0009】
図2は、本発明の冷却構造に関わる電力増幅器の構成を模式的に示す図である。ここで、図2の(a)は、電力増幅器本体10におけるベース部1のa面側に実装された電源部2、励振回路基板3、および増幅回路基板4の配置の様子を表している。また、図2の(b)は、強制空冷による冷却方法が用いられる場合の、ベース部1のb面側に接して実装される放熱器5の配置例を示している。また、図2の(c)は、水冷による冷却方法が用いられる場合の、ベース部1のb面側に接して実装される水冷パイプ部6の配置例を示している。
【0010】
以上のように放熱器5を配置することで、強制空冷時には、ベース部1のb面側に取り付けられた放熱器5が、ベース部1を介してa面側に取り付けられた発熱部品で発せられた熱を放熱する。この時、発熱量のより大きい増幅回路基板4の実装された側の電力増幅器本体10の側面から、他面へ送風して冷却するとしてもよく、そうすることで、冷却効率がより向上する。
【0011】
また、放熱器5の代わりに、水冷パイプ部6を配置することで、水冷時には、ベース部1のb面側に取り付けられた水冷パイプ部6内を流れる流水が、ベース部1を介してa面側に取り付けられた発熱部品で発せられた熱を吸熱し、かつ、電力増幅器本体10の外部に放熱する。この時、発熱量のより大きい増幅回路基板4の実装された側により近く配置された水冷パイプ部6のパイプ口から流水を流入するようにしてもよく、そうすることで、冷却効率がより向上する。なお、上述の流水は、冷却冷媒であればよく、水とは限らなくてもよい。
【0012】
図3は、ベース部1のトランジスタ取り付け位置の周辺に、放熱器5を取り付けるためのタップ8と水冷パイプ部6を取り付けるためのタップ7との配置例を示した図である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却構造に関わる電力増幅器の構成を示す図。
【図2】本発明の冷却構造に関わる電力増幅器の構成を模式的に示す図。
【図3】ベース部1のタップの配置例を示した図。
【符号の説明】
1:ベース部、2:電源部、3:励振回路基板、4:増幅回路基板、5:放熱器、6:水冷パイプ部、7:水冷パイプ取り付けタップ、8:放熱器取り付けタップ、9:トランジスタ、10:電力増幅器本体。

Claims (1)

  1. 2面を備える板状のベース部と、前記ベース部の一面に接してまたは近接して配置されると共に電力増幅により発熱する発熱部品とを有し、前記発熱部品の熱を前記ベース部を介して、空冷時には前記ベース部の他面に放熱器を取り付けて、該取り付けられた放熱器により放熱すると共に、水冷時には前記他面に水冷パイプを取り付けて該取り付けられた水冷パイプにより放熱するようにしたことを特徴とする電力増幅器の冷却構造。
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