JP2004295675A - Processing method of image forming system - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークを介して接続された情報処理装置と複数の画像形成装置とから構成される画像形成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワークにカラープリンタや白黒プリンタが接続されたシステムにおいて、クライアントコンピュータのユーザがカラープリンタや白黒プリンタを含む複数のプリンタから1つを選択してプリントさせることは知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、1つのジョブ内にカラー或いは白黒の原稿が混在しているような場合でも、カラープリンタ又は白黒プリンタの何れかを選択し、選択したプリンタでプリントを行っていた。カラープリンタはフルカラーでプリントすることができるが、スピード、コスト面などでは白黒プリンタの方が優れている。
【0004】
従って、白黒画像のみのページは白黒プリンタにプリントさせるのが望ましいが、従来の画像形成システムではユーザが各ページをカラープリンタでプリントさせるか白黒プリンタでプリントさせるかを判断し、ユーザがページ毎にページ印刷指定を行う必要があった。そして、その都度カラープリンタか白黒プリンタかを選択する作業をしなければならず、わずらわしいものであった。
【0005】
また、カラープリンタ或いは白黒プリンタでそれぞれプリントされたシートをページ順に並べ替える作業もユーザが行わなければならず、わずらわしいものであった。特に、大量のプリントを行う場合には、その処理時間やコストが顕著に現れるが、ユーザの手作業に要する時間も相当なものとなり、この点の省力化が望まれている。
【0006】
また、カラーページと白黒ページが混在するジョブの各ページに関し、カラーページか白黒ページかを判定し、その判定結果に応じて、カラーページはカラー画像形成装置により形成させ、白黒ページは白黒画像形成装置により画像形成させ、分割して画像形成された各シートをジョブの予め決められたページ順に戻すべく混交する混交作業を行う際に、画像形成装置でジャム等の印刷物が破損するような状況で欠ページが生じた場合、再び欠ページを印刷する作業が必要になる。また、再印刷を行った物を混交しなおす作業が生じる。この場合、混交作業がジャム等により途中で中止された場合、その状態から復帰する手段が必要であり、作業が容易にできることが必要である。また、混交が正しく行われたか否かをユーザがジョブのページ順と照らし合わせて確認する作業は煩雑な作業であった。そこで、ジョブのページ数と混交後の排出ページ数が一致しているか否かなど最低限の確認ができる仕組みが必要である。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、複数の画像形成装置により分割されて画像形成されたジョブを混交する際に、混交が異常終了した場合、ジョブを復帰することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、ネットワークを介して接続された情報処理装置と複数の画像形成装置とから構成される画像形成システムの処理方法であって、前記情報処理装置から出力されたジョブを所定の分割規則に従ってページ単位に分割し、分割された各ページを前記複数の画像形成装置により画像形成させる画像形成工程と、前記複数の画像形成装置でそれぞれ画像形成された各ページをジョブの順番に従って混交する混交工程と、前記混交工程で混交が異常終了した場合、そのジョブを復帰させる復帰工程とを有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
[システムの概要]
図1は、本実施形態における画像形成システムの構成を示す図である。図1において、101はネットワークであり、ローカルエリアネットワーク(LAN)や不図示のルータやゲートウェイなどの通信機器を介してインターネットに接続されても良い。102、103a及び103bはパーソナルコンピュータなどの情報処理装置であり、ネットワーク101を介して接続され、本実施形態では、サーバ102、クライアント103a及び103bとする。尚、不図示であるが、クライアントはこれらの他にも多数接続されていても良い。以下の説明では、クライアントを代表して103と称す。
【0011】
104、105はMFP(Multi Function peripheral:多機能周辺機器)であり、ネットワーク101に接続されている。本実施形態では、MFP104はフルカラーでスキャン、プリントなどが可能なカラーMFPであり、またMFP105はモノクロでスキャン、プリントなどを行う白黒MFPである。
【0012】
尚、不図示であるが、ネットワーク101上にはMFP104、105だけでなく、スキャナ、プリンタ、或いはファクシミリ装置などのその他の機器が接続されていても良い。
【0013】
ここで、クライアント103では、いわゆるDTP(Desk Top Publishing:デスクトップパブリッシング)を実行するアプリケーションソフトウェアが動作し、各種文書/図形を作成/編集できる。また、クライアント103は作成した文書/図形をPDL(Page Description Language:ページ記述言語)データに変換し、ネットワーク101を介してMFP104、105に送出することでプリントアウトを実行する。
【0014】
MFP104、105はそれぞれサーバ102、クライアント103とネットワーク101を介して情報交換できる通信手段を備え、MFP104、105の情報や状態をサーバ102、クライアント103側に逐次知らせる仕組みとなっている。更に、サーバ102、クライアント103は、その情報を受けて動作するユーティリティソフトウェアを有し、MFP104、105はサーバ102、クライアント103により管理できる。
【0015】
[MFP104、105]
次に、図2乃至図12を用いてMFP104、105の構成について説明する。但し、MFP104、105の差はフルカラーとモノクロの差であり、色処理以外の部分ではフルカラー機器がモノクロ機器の構成を包含することが多いため、ここではフルカラー機器に絞って説明し、必要に応じて、随時モノクロ機器の説明を加えることとする。
【0016】
図2は、本実施形態におけるMFPの構成例を示すブロック図である。図2に示すように、MFP104、105は、画像読み取りを行うスキャナ部201、読み取られた画像データを画像処理するIP(Image Processing:画像処理)部202、ファクシミリなどに代表される電話回線を利用した画像の送受信を行うFAX(ファクシミリ)部203、ネットワークを利用して画像データや装置情報を授受するNIC(Network Interface Card:ネットワークインターフェースカード)部204、クライアント103から送られてきたPDLコードを画像信号に展開するPDL部205を有する。そして、MFP104、105の使い方に応じてコア部06が画像信号を一時保存をしたり経路を決定する。
【0017】
次に、コア部206から出力された画像データは、画像形成を行うプリンタ部208に送られる。そしてプリンタ部208からプリントアウトされたシートがフィニッシャ部209へ送り込まれ、シートの仕分け処理やシートの仕上げ処理が行われる。
【0018】
また、ディスプレイ部210は、画像をプリントせずに画像の内容を確認するため、或いはプリントする前に画像の様子を確認(プレビュー表示)するために用いられる。
【0019】
[スキャナ部201]
図3は、図2に示すスキャナ部201の構成を示す図である。図3において、301は原稿台ガラスであり、読み取られるべき原稿302が置かれる。ここで、原稿302は照明ランプ303により照射され、その反射光がミラー304、305、306を経てレンズ307によりCCD308上に結像される。そして、ミラー304、照明ランプ303を含む第1ミラーユニット310が速度vで移動し、ミラー305、306を含む第2ミラーユニット311が速度1/2vで移動することにより、原稿302の全面を走査する。尚、第1ミラーユニット310及び第2ミラーユニット311はモータ309によって駆動される。
【0020】
[IP(画像処理)部202]
図4は、図2に示すIP(画像処理)部202の構成を示す図である。まず、入力された光学的信号は、CCDセンサ308によって電気信号に変換される。CCDセンサ308はRGB3ラインのカラーセンサであり、RGBそれぞれの画像信号がA/D変換部401により各色信号毎に8bitのデジタル画像信号R0,G0,B0に変換される。その後、402のシェーディング補正で色毎に、基準白色版の読み取り信号を用いた、公知のシェーディング補正が施される。更に、CCDセンサ308の各色のラインセンサは、相互に所定の距離を隔てて配置されているため、ラインディレイ調整回路(ライン補間部)403において、副走査方向の空間的ずれが補正される。
【0021】
次に、入力マスキング部404はCCDセンサ308のR,G,Bフィルタの分光特性で決まる読取色空間を、NTSCの標準色空間に変換する部分であり、CCDセンサ308の感度特性/照明ランプのスペクトル特性等の諸特性を考慮した装置固有の定数を用いた3×3のマトリックス演算を行い、入力された信号(R0,G0,B0)を標準的な信号(R,G,B)に変換する。
【0022】
輝度/濃度変換部(LOG変換部)405はルックアップテーブル(LUT)RAMにより構成され、RGBの輝度信号がC1,M1,Y1の濃度信号になるように変換される。
【0023】
406は出力マスキング/UCR(下色除去)回路であり、C1,M1,Y1信号を画像形成装置のトナー色であるC,M,Y,K信号に補正して出力する。そして、ガンマ補正部407にて、トナーの色味諸特性を考慮したルックアップテーブル(LUT)RAMを使って画像出力のためのC,M,Y,Kのデータに変換され、空間フィルタ408で、シャープネス又は、スムージングが施された後、画像信号としてコア部206へ送出される。
【0024】
尚、MFP105によりモノクロの画像処理を行う場合には、単色の1ラインCCDセンサを用いて、単色A/D変換、シューディングを行った後に、入出力マスキング、ガンマ変換、空間フィルタの順で処理してもかまわない。
【0025】
[FAX部203]
図5は、図2に示すFAX部203の構成を示す図である。まず、受信時には、電話回線から来たデータをNCU501で受け取り電圧の変換を行い、モデム部502内の復調部504でA/D変換及び復調操作を行った後、伸張部506でラスタデータに展開する。一般に、FAXでの圧縮伸張にはランレングス法などが用いられる。ラスタデータに変換された画像は、メモリ部507に一時保管され、画像データに転送エラーがないことを確認後、コア部206へ送られる。
【0026】
次に、送信時には、コア部206から送られてきたラスタイメージの画像信号に対して圧縮部505でランレングス法などの圧縮を施し、モデム部502内の変調部503でD/A変換及び変調操作を行った後、NCU501を介して電話回線へ送出する。
【0027】
[NIC部204及びPDL部205]
図6は、図2に示すNIC部204及びPDL部205の構成を示す図である。NIC部204はネットワーク101と接続するためのインターフェース機能を有する。例えば、Basa−T/100Base−TXなどのEthernet(登録商標)ケーブルなどを利用して外部からの情報を入手したり、外部へ情報を流す役割を果たす。
【0028】
NIC部204がネットワーク101を介して外部より情報を入手する場合、まずトランス部601で電圧変換され、LANコントローラ部602に送られる。LANコントローラ部602は、その内部に第1バッファメモリ(不図示)を持っており、その情報が必要な情報か否かを判断した上で、第2バッファメモリ(不図示)に送った後、PDL部205に信号を流す。
【0029】
また、外部に情報を提供する場合、PDL部205より送られてきたデータにLANコントローラ部602で必要な情報を付加し、トランス部601を経由してネットワーク101に接続される。
【0030】
次に、上述のNIC部204に接続されるPDL部205について説明する。尚、本実施形態では、クライアント103上で動作するアプリケーションソフトウェアによって作成された画像データは文書、図形、写真等から構成され、それぞれは、文字コード、図形コード及び、ラスタ画像データなどによる画像記述の要素の組み合わせから成っているものとする。これが、いわゆる、PDL(Page Description Language:ページ記述言語)であり、Adobe社のPostScript(登録商標)言語に代表されるものである。
【0031】
PDL部205では、上述のPDLデータからラスタ画像データへの変換処理を行う。まずNIC部204から送られてきたPDLデータは、CPU部603を介して一度ハードディスク(HDD)のような大容量メモリ605に格納され、ここで各ジョブ毎に管理、保存される。次に、必要に応じて、CPU部603は、RIP(Raster Image Processing)と呼ばれるラスタ化画像処理を行い、PDLデータをラスタイメージに展開する。展開されたラスタイメージデータは、CMYKの色成分毎にDRAMなどの高速アクセス可能なメモリ604にジョブ毎にページ単位で格納され、プリンタ部208の状況に合わせて、再びCPU部603からコア部206へ送られる。
【0032】
[コア部206]
図7は、図2に示すコア部206の構成を示す図である。まず、コア部206のバスセレクタ部701は、MFP104、105の利用における、いわば交通整理の役割を担っている。即ち、複写(コピー)機能、ネットワークスキャン、ネットワークプリンタ、ファクシミリ送信/受信、或いはディスプレイ表示などMFP104、105における各種機能に応じてバスの切り替えを行うところである。
【0033】
以下に各機能を実行するためのバスの切り替えのパターンを示す。
・複写機能:スキャナ部201→コア部206→プリンタ部208
・ネットワークスキャン:スキャナ部201→コア部206→NIC部204
・ネットワークプリンタ:NIC部204→コア部206→プリンタ部208
・ファクシミリ送信機能:スキャナ部201→コア部206→FAX部203
・ファクシミリ受信機能:FAX部203→コア部206→プリンタ部208
・ディスプレイ表示機能:スキャナ部201、FAX部203、NIC部204の何れか→コア部206→ディスプレイ部210
ここで、バスセレクタ部701から出力された画像データは、圧縮部702、ハードディスク(HDD)などの大容量メモリからなるメモリ部703、伸張部704を介してプリンタ部208(PWM部207)又はディスプレイ部210へ送られる。この圧縮部702で用いる圧縮方式としては、JPEG、JBIG、ZIPなど一般的なもので良い。また、圧縮された画像データは、ジョブ毎に管理され、ファイル名、作成者、作成日時、ファイルサイズなどの付加データと一緒に格納される。
【0034】
更に、ジョブの番号とパスワードとを設け、それらも一緒に格納しておけば、パーソナルボックスの機能をサポートすることができる。この機能は、データの一時保存や特定の人にしかプリントアウト(HDDからの読み出し)ができないようにするための機能である。ここで、所望のジョブをプリントアウトする指示が行われると、パスワードによる認証を行った後、メモリ部703から圧縮された画像データを呼び出し、伸張処理を行ってラスタイメージに戻してプリンタ部208へ送出する。
【0035】
[PWM(パルス幅変調)部207]
図8は、図2に示すPWM部207の構成及び信号を示す図である。ここで、コア部206から出力されたイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に色分解された画像データ(MFP105の場合は単色)はそれぞれのPWM部207を通ってそれぞれ画像形成される。PWM部207の構成はYMCKそれぞれ同じであるため、図8に示す(A)では一色について示している。
【0036】
図8に示す(A)において、801は三角波発生部であり、図8に示す(B)の1画素周期の三角波信号810を発生する。802は入力されたデジタル画像信号を図8に示す(B)のアナログ信号811に変換するD/A変換部(コンバータ)である。803はコンパレータであり、上述した三角波信号810とアナログ信号811とを比較し、図8に示す(B)の信号812を出力する。804はレーザ駆動部804であり、コンパレータ803から出力された信号812に基づき半導体レーザ805を駆動する。そして、CMYKそれぞれが、CMYKそれぞれの半導体レーザ805でレーザビームに変換される。
【0037】
また、913はポリゴンスキャナであり、それぞれのレーザビームを走査してそれぞれの感光ドラム917、921、925、929に照射される。
【0038】
[プリンタ部208(カラーMFP104の場合)]
図9は、カラープリンタの構造を示す側断面図である。図9において、913はポリゴンミラーであり、上述の4つの半導体レーザ805より発光された4本のレーザ光を受ける。その内の1本はミラー914、915、916を経て感光ドラム917を走査し、次の1本はミラー918、919、920を経て感光ドラム921を走査し、次の1本はミラー922、923、924を経て感光ドラム925を走査し、次の1本はミラー926、927、928を経て感光ドラム929を走査する。
【0039】
一方、930はイエロー(Y)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム917上にイエローのトナー像を形成する。931はマゼンタ(M)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム921上にマゼンタのトナー像を形成する。932はシアン(C)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム925上にシアンのトナー像を形成する。933はブラック(K)のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム929上にマゼンタのトナー像を形成する。以上、YMCKの4色のトナー像がシートに転写され、フルカラーの出力画像を得ることができる。
【0040】
シートカセット934、935、手差しトレイ936の何れかより供給されたシートは、レジストローラ937へ搬送される。予め感光ドラム917、921、925、929には各色のトナーが現像されており、給紙のタイミングと同期が取られて搬送され、転写ベルト938上に吸着されたシートに各色のトナーが転写される。各色のトナーが転写されたシートは分離され、搬送ベルト939に搬送され、定着器940によってトナーがシートに定着される。定着器940を抜けたシートはフラッパ950によって一旦下方向へ導かれ、シートの後端がフラッパ950を抜けた後、スイッチバックさせて排出する。これにより、シートはフェイスダウン状態で排出され、先頭ページから順にプリントしたときに正しい順となる。
【0041】
尚、4つの感光ドラム917、921、925、929は、距離dをおいて、等間隔に配置されており、搬送ベルト939により、シートは一定速度vで搬送されており、このタイミングと同期が取られて4つの半導体レーザ805は駆動される。
【0042】
[プリンタ部208(モノクロMFP105の場合)]
図10は、モノクロプリンタの構造を示す側断面図である。図10において、1013はポリゴンミラーであり、半導体レーザ805より発光されたレーザ光を受ける。レーザ光は、ミラー1014、1015、1016を経て感光ドラム1017を走査する。一方、1030は黒色のトナーを供給する現像器であり、レーザ光に従い、感光ドラム1017上にトナー像を形成し、トナー像がシートに転写され、出力画像を得ることができる。
【0043】
シートカセット1034、1035、手差しトレイ1036の何れかより給紙されたシートは、レジストローラ1037を経て転写ベルト1038上に吸着されて搬送される。給紙のタイミングと同期が取られ、予め感光ドラム1017にはトナーが現像されており、シートの搬送と共にトナーがシートに転写される。トナーが転写されたシートは分離され、定着器1040によりトナーがシートに定着される。定着器1040を抜けたシートはフラッパ1050によって一旦下方向へ導かれ、シートの後端がフラッパ1050を抜けた後、スイッチバックさせて搬出する。これにより、シートはフェイスダウン状態で排出され、先頭ページから順にプリントしたときに正しいページ順となる。
【0044】
[ディスプレイ部210]
図11は、図2に示すディスプレイ部210の構成を示す図である。図11に示すように、コア部206より出された画像データは、CMYKデータであるため、逆LOG変換部1101でRGBデータに変換する必要がある。次に、出力されるCRTなどのディスプレイ装置1104の色特性に合わせるためにガンマ変換部1102でルックアップテーブルを使用して出力変換を行う。変換された画像データは、一度メモリ部1103に格納されてディスプレイ装置1104によって表示させる。
【0045】
ここで、ディスプレイ部210を使用するのは、出力画像を予め確認するプレビュー機能や出力する画像が意図したものと間違いないか検証するグループ機能或いはプリントの必要がないか否かを確認するなどの場合に、プリントシートの無駄を省くためである。
【0046】
[フィニッシャ部209]
図12は、フィニッシャ部の構造を示す側断面図である。上述したプリンタ部208の定着部940(又は1040)を出たシートは、フィニッシャ部209に入力される。このフィニッシャ部209には、サンプルトレイ1202があり、ジョブの種類や排出されるシートの枚数に応じて切り替えて排出される。
【0047】
ここで、ソート方式には2通りあり、複数のビンを有して各ビンに振り分けるビンソート方式と、詳細は後述する電子ソート機能とビン(又はトレイ)を置く手前方向にシフトさせてジョブ毎に主力シートを振り分けるシフトソート方式によりソーティングを行うことができる。電子ソート機能は、コレートと呼ばれ、上述したコア部206が大容量のバッファメモリを持っていれば、そのバッファメモリを利用してバッファリングしたページ順と排出順を変更する、いわゆる、コレート機能を用いることで電子ソーティングの機能もサポートできる。次に、グループ機能は、ソーティングがジョブ毎に振り分けるのに対して、ページ毎に仕分けする機能である。
【0048】
更に、スタックトレイ1202に排出する場合には、シートが排出される前のシートをジョブ毎に蓄えておき、排出する直前にステープラ1205でバインドすることも可能である。
【0049】
そのほか、上述の2つのトレイに至るまでに、紙をZ字状に折るためのZ折り器1204、ファイル用の2つ(又は3つ)の穴開けを行うパンチャ1206があり、ジョブの種類に応じてそれぞれの処理を行う。
【0050】
更に、サドルステッチャ1207は、シートの中央部分を2ヶ所バインドした後、シートの中央部分をローラにかませることによりシートを半折にし、週刊誌やパンフレットのようなブックレットを作成する処理を行う。サドルステッチャ1207で作成されたシートは、ブックレットトレイ1208に排出される。
【0051】
そのほか、不図示であるが、製本のためのグルー(糊付け)によるバインドやバインド後にバインド側と反対側の端面を揃えるためのカッティングなどを加えることも可能である。
【0052】
また、インサータ1203はトレイ1210にセットされたシートをプリンタを通さずに、トレイ1201、1202、1208の何れかに送るためのものである。これにより、フィニッシャ部209に送り込まれるシートとシートとの間にインサータ1203にセットされたシートをインサート(中差し)することができる。インサート1203のトレイ1210にはユーザによりフェイスアップの状態でセットされるものとし、ピックアップローラ1211によって最上部のシートから順に給送する。従って、インサータ1203からのシートはそのままトレイ1201、1202へ排出することによりフェイスダウン状態で排出される。また、サドルステッチャ1207へ送るときには、一度パンチャ1206側へ送り込んだ後、スイッチバックさせて送り込むことにより、フェースの向きを合わせる。
【0053】
[ジョブの分割]
次に、カラー画像と白黒画像とが混在しているジョブをカラー画像と白黒画像のジョブに分割するジョブ分割について説明する。
【0054】
クライアント103、サーバ102から1つのジョブ内にカラーページと白黒ページとが混在しているジョブをプリントする場合、まず図13に示すような、サーバ102、クライアント103上で動作するソフトウェアであるドライバを用いてカラーMFP104にジョブを転送する。ここで1301はサーバ102、クライアント103の画面上に表示されるドライバのウィンドウであり、その中の設定項目として、1302はカラープリンタ(カラーMFP104)の選択を行うカラープリンタ選択カラム、1303は白黒プリンタ(白黒MFP105)の選択を行う白黒プリンタ選択カラム、1304はジョブの中から出力ページを選択するページ設定カラム、1305は部数を指定する部数設定カラム、1306はカラー/白黒ジョブ混在に対してカラー/白黒画像の分割を支持するジョブカラーモードカラム、1307は印刷を開始するOKキー、1308は印刷を取りやめるキャンセルキー、1309は更なる詳細設定を行うプロパティキーである。
【0055】
ここで、ジョブカラーモードカラム1306は自動分割(Auto Separation)、手動分割(Manual Separation)、全ページカラー、全ページ白黒の中から1つのモードを選択することが可能であり、手動分割の場合にはユーザがそれぞれのページに対してどちらのMFPから出力するかを選択することができる。
【0056】
[ジョブの自動分割とカラー/白黒判定]
次に、図13に示したジョブカラーモードカラム1306でジョブの自動分割が選択されている場合、カラーMFP104が混在しているカラーページと白黒ページのページ番号を判定する処理に関して図14に示すフローチャートを参照して説明する。
【0057】
上述したドライバウィンドウ1301において、OKキー1307が押されると、クライアント103上のドライバはサーバ102を介してカラーページ及び白黒ページが混在しているジョブであることを示す情報とプリントジョブをカラーMFP104及び白黒MFP105へそれぞれ送る。尚、自動分割の場合は、この時点ではどのページが白黒ページであるか判定できていないので、全ページのジョブ内容をカラーMFP104及び白黒MFP105へそれぞれ送る。また、カラーページと白黒ページを送る順序はカラーMFP、白黒MFPの順で時間をずらして送っても良いし、2つのMFPに同時に送っても構わない。
【0058】
ここで、カラーページ及び白黒ページが混在しているジョブであることを示す情報を受けた白黒MFPは即座にプリントを開始せずに、後術するカラーページのセットを待機する。
【0059】
まず、ジョブが自動分割に設定されていれば(ステップS1401のYES)、サンプリング周期の設定内容をカラーMFP104へ送る(ステップS1402)。但し、サンプリング周期の設定はプロパティキー1309により表示される詳細設定のためのウィンドウで事前に行われている。サンプリング周期に関し、100画素×100ラインに1ポイントの割合でサンプリングすれば、サンプリング時間は1/10000で済むし、400dpiの画像ならばinch(=6.35mm)周期の格子単位でサンプリングすると、レターサイズ(11×8.5inch)のシートで1500ポイント近くならば、カラー/白黒の何れであるかはある程度判定できる。それでも判定が困難な画像の場合には、更にサンプリング周期を細かく設定するか、ジョブカラーモードカラム1306を手動分割に設定し、詳細設定ウィンドウにて各ページがカラーであるか白黒であるかを予め手動設定しておく。
【0060】
一方、ジョブ及びサンプリング周期を受け取ったカラーMFP104のPDL部205は、ジョブ内のページを先頭ページから順に順次ラスタライズ展開処理(RIP)し、RIP後の画像をページ単位に、色成分(CMYK)毎に半導体メモリ604に格納する。そして、CPU603は格納した画像がカラーか白黒かを判定する(ステップS1403)。この判定処理は、半導体メモリ604に格納された各サンプルに黒(K)以外の成分(CMY成分)があるか否かを検出する処理である(ステップS1404,S1405)。このとき、スピードを速めるためにページ内のサンプリングポイントの中に1ポイントでもカラー(CMY)成分があれば(ステップS1405のNO)、そのページはカラー画像であると判定する。そして、その時点でそのページにおけるカラー/白黒判定を中止し、そのページをカラーページとしてカラーMFP104内部で処理する。このとき、このジョブに対して再度プリントをすることが考えられるため、そのページのページ番号情報をカラーページであることを示す情報と共にネットワーク101を介してサーバ102へ通知する(ステップS1409)。そして、そのページはカラーMFP104がカラープリントする(ステップS1410)。
【0061】
また、上述のカラー/白黒判定において、ページ内のサンプリングポイントに1ポイントもカラー(CMY)成分が存在しない場合は(ステップS1405のYESからステップS1406のYES)、そのページは白黒ページとして白黒MFP105が処理するため、そのページのページ番号情報を白黒ページであることを示す情報と共にネットワーク101を介してサーバ102及び白黒MFP105に通知する(ステップS1411)。この通知を受けた白黒MFP105では、カラーMFP104がプリントしたカラーページがフィニッシャ209のインサータ1203にセットされるまでプリントの開始を待機する。
【0062】
そして、ステップS1403〜S1406、S1409〜S1411はジョブキャンセルの割り込みが入らない限り、最終ページまで繰り返され(ステップS1412)、カラーMFP104でのジョブを終了する。
【0063】
また、自動分割の設定がなされていない、即ち手動分割が設定されている場合には(ステップS1401のNO)、サーバ102が、ドライバから各ページがカラーであるか白黒であるかを示す情報を受け取り、それに応じてカラーページはカラーMFP104へプリント指示し、白黒ページは白黒MFP105へプリント指示をする(ステップS1407)。そして、カラーMFP104はカラーページのカラープリントを開始し、白黒MFP105はカラーMFP104がプリントしたカラーページがフィニッシャ部209のインサータ1203にセットされるまでプリントの開始を待機する。
【0064】
尚、本実施形態では、ラスタライズはページ毎に順次行うように説明したが、ジョブ全部を一旦大容量メモリ(HDD)605にRIP展開した後、順次半導体メモリ604にページ毎或いは、複数ページ分を読み出して判定処理を行っても構わない。
【0065】
このようにして、カラーページ及び白黒ページが混在したジョブをカラーページはカラーMFP104でプリントさせ、白黒ページは白黒MFP105でプリントさせることができる。
【0066】
[ジョブの自動混交]
次に、カラーページ及び白黒ページがそれぞれ別々に出力されたジョブを合体させる作業について説明する。ここで、この作業を「混交」と称する。
【0067】
上述のように、カラーMFP104でカラー/白黒判定が行われたため、白黒MFP105では再度判定する必要はなくなる。そのため、白黒MFP105は図14に示すステップS1411で通知されたページ番号のページのみをRIP展開してプリントする。
【0068】
ここで、図15に示すように、ユーザがカラーMFP104でプリンタされたカラーページの束1501を白黒MFP105に装着されたインサータ1203にセットする。このとき、インサータ1203にセットされたカラーページの束1501は、図14に示すステップS1409において通知されたページ番号に対応している。
【0069】
図16は、白黒MFP105における自動混交処理のフローチャートである。まず、白黒MFP105ではカラーページの束1501がインサータ1203にセットされるまで待機する。その後、カラーページの束1501がセットされると(ステップS1601のYES)、カラーMFP104から通知された情報に基づき、先頭ページから順に白黒ページであるか否かを判断する。ここで、白黒ページであれば(ステップS1604のYES)、RIP展開処理(ステップS1605)及び白黒ページのプリント処理(ステップS1606)を行い、白黒ページをトレイへフェイスダウン状態で排出する。
【0070】
一方、白黒ページと判断した場合、即ちカラーページである場合は(ステップS1604のNO)、インサータ1203上のカラーページの束1501の最上部から一枚給紙し(ステップS1603)、トレイへフェイスダウン状態で排紙する。この処理を最終ページまで行う(ステップS1607)ことによりトレイに排出されたジョブ束1503がカラーページと白黒ページが混交されたものになる。
【0071】
[ネットワークユーティリティソフトウェア]
次に、サーバ102、クライアント103上で動作するユーティリティソフトウェアについて説明する。上述したカラーMFP104及び白黒MFP105内のネットワークインターフェース部分(NIP部204+PDL部205)にはMIB(Management Information Base)と呼ばれる標準化されたデータベースが構築されており、SNMP(Simple Network Protocol)というネットワーク管理プロトコルを介してネットワーク上のコンピュータと通信し、MFP104、MFP105を始めとして、ネットワーク上に接続されたスキャナ、プリンタ或いは、FAXなどを管理することが可能である。
【0072】
一方、サーバ102、クライアント103上では、ユーティリティと呼ばれるソフトウェアプログラムが動作しており、ネットワーク101を介してSNMPの利用によりMIBを使って必要な情報交換が可能となる。
【0073】
例えば、MFP104、MFP105の装備情報をとしてフィニッシャ部209が接続されているか否かを探知したり、ステータス情報をして現在プリントが出きるか否かを探知したり、或いは、MFP104、MFP105の名前や設置場所などを記入したり変更したり確認したりといった具合に、MIBを使うことによりユーザはネットワークに接続されたMFP104、MFP105の情報をサーバ102、クライアント103上で確認することができる。また、これらの情報はサーバ102とクライアント103を区別してリードライトに制限を持たせることも可能である。
【0074】
従って、上述の機能を使うことにより、ユーザはMFP104、105の装備情報、装置の状態、ネットワークの設定、ジョブの経緯、使用状況の管理、制御などあらゆる情報をサーバ102、クライアント103上で入手することが可能となる。
【0075】
[ユーティリティソフトウェア(GUI)]
次に、図17を参照してGUI(Graphic User Interface)と呼ばれるサーバ102、クライアント103上で動作するユーティリティソフトウェアの画面について説明する。
【0076】
サーバ102、クライアント103上でユーティリティソフトウェアを起動さると、図17に示すような画面が表示される。ここで、1701はウィンドウ、1720はカーソルで、マウスを使ってクリックすると別のウィンドウが開いたり、次の状態に遷移する。1702はタイトルバーと呼ばれ、現在のウィンドウの階層やタイトルを表示するのに用いられる。1703〜1707はそれぞれタブと呼ばれ、それぞれの分類毎に整理されており、必要な情報を見たり、必要な情報を選択したりすることができる。
【0077】
ここでは、1703はデバイスタブと呼ばれデバイスの存在とその概要を知ることができる。このデバイスタブ1703には、1708、1709に示すようなMFP104、105を示すビットマップ画像があり、1710、1712のメッセージによりMFP104、105がどんな状態かが表示される。尚、装置状態の詳細はステータスタブ1704を見れば分かる仕組みになっている。
【0078】
次に、1705はキュータブで、それぞれの装置内にキューイングされているジョブの様子やデバイスの混み具合を知ることができる。次に、1706はコンフィグタブで、どんな機能を持つフィニッシャが装着されているかなど装置情報を知ることができる。例えば、MFP105にはフィニッシャが装着されており、そのフィニッシャには、ステープラ、サドルステッチャ、折り機、パンチ機、インサータが含まれるとか、5000枚まで収納可能なレターサイズのペーパーデッキが装着されているとか、そのシート残量がどのくらいであるとか、或いは両面処理を行うユニットが装着されているといった具合である。
【0079】
そして、1707はセットアップタブであり、装置のネットワーク設定情報を知ることができる。
【0080】
[複数部数の作成]
次に、上述した方法により複数部数の出力を生成する場合について説明する。まず、カラーMFP104のPDL部205は、RIP展開後の全カラーページを大容量メモリ605に保持しておき、例えば1ページから10ページのジョブ中に1、3、5、7、8ページがカラーページで、これらを3部作成する場合、コア部206、PWM部207を介してプリンタ部208へ、1、3、5、7、8、1、3、5、7、8、1、3、5、7、8、の順序で信号を送り、この順序でカラープリントの束1501を作成する。そして、ユーザがこの束1501を白黒MFP105のインサータ1203にセットする。
【0081】
次に、白黒MFP105のPDL部205にてプリントする際に、白黒ページの2、4、6、9、10ページをRIP展開し、上述したカラーMFP104と同様に、このページの展開データを大容量メモリ605に保持しておき、2、4、6、9、10、2、4、6、9、10、2、4、6、9、10の順序で展開してプリントし、カラーページのタイミングでインサータ1203にセットされた束1501から一枚ずつ給紙していくことにより1〜10ページの束が3セットでき上がる。この順序で出力することにより、フィニッシャ部209でそれぞれのセットに対してステープルやサドルステッチなどのバインド処理を施すことができる。
【0082】
また、本実施形態では、カラーMFP104において、カラー/白黒のページ判定を行い、白黒MFP105に接続されたインサータを利用してページ混交を行ったが、これらは逆でも構わない。即ち、白黒MFP105においてカラー/白黒のページ判定を行い、カラーMFP104に接続されたインサータを利用してページ混交を行う構成でも同じ結果を得ることができる。
【0083】
[コレータによる混交]
次に、白黒MFP105或いはカラーMFP104に接続されたフィニッシャ部209により混交を行う構成に加えて、何れのMFPにも接続されていない、詳細は後述する「コレータ」により、それぞれカラーMFP104、白黒MFP105でプリントされたシート束を混交する構成について説明する。この構成によれば、カラーMFP104と白黒MFP105を同時に動作させることが可能となり、1つのジョブがMFPを占有する時間を短くすることができる。
【0084】
図18は、コレータを含む画像形成システムの構成を示す図である。図18において、1807、1808はコレータであり、1801はコレータを制御するコンピュータ1801であり、それぞれネットワーク101に接続されている。ここで、サーバ102がクライアント103からカラーページ及び白黒ページが混交したジョブを受けた場合、上述したようにカラーMFP104及び白黒MFP105へジョブを送る。そして、カラーMFP104はカラーページをプリントすると共に、コンピュータ1801へカラーページのページ番号を示す情報を送る。また、白黒MFP105は白黒ページをプリントすると共に、コンピュータ1801へ白黒ページのページ番号を示す情報を送る。
【0085】
一方、コンピュータ1801では、カラーMFP104及び白黒MFP105から送られてきた情報に基づいてコレータ1807及び1808にそれぞれどちらのMFPでプリントしたシートをセットするのかを決定し、画面に表示する。そして、ユーザはその画面に従って出力されたプリントをコレータのそれぞれのインサータにセットする。図18に示す例では、コンピュータ1801がカラーMFP104から出力されたシートをコレータ1807のインサータ1809にセットし、白黒MFP105から出力されたシートをコレータ1807のインサータ1810にセットするよう決定した時の様子である。
【0086】
コンピュータ1801はそれぞれのMFPから受け取ったカラーページであるか白黒のページであるかの情報に基づいたタイミングでそれぞれのインサータから給紙させる。その結果、出力ビン1806には、混交されたシート1805が排出される。
【0087】
また、インサータも複数段のものを用意しておき、スカッタ内のどのジョブをどのインサータの段にセットするかという指示をコンピュータ1801が行えば、拡張性は更に広がる。
【0088】
図19は、コレータの構造を示す図である。図19に示すコレータ1900はカラーMFP104及び白黒MFP105から排出されたシート束をセットする入力ビン1901、1902と、入力ビン1901、1902から給送したシートを丁合するフィニッシング部1903と、丁合したシート束をジョブ毎に仕分けするソートビン部1905からなる。
【0089】
図20は、フィニッシング部1903を説明するための図である。フィニッシング部1903では、ソートビン部1905へシートを排出する前に、シートをジョブ毎に蓄えておき、排出する直前にステープラ2005にてバインドすることが可能である。その他、紙をZ字状に折るためのZ折り機2004、ファイル用の2つ(又は3つ)の穴あけを行うパンチャー2006があり、ジョブの種類に応じてそれぞれの処理を行う。
【0090】
また、図には示していないが、製本のためのグルー(糊付け)によるバインドや、或いはバインド後にバインド側と反対側の端面を揃えるためのカッティングなどを加えることも可能である。
【0091】
[混交ジョブ]
次に、コンピュータ1801の制御によりコレータ1900のフィニッシング部1903が入力ビン1901、1902のカラー原稿(カラーページの束)と白黒原稿(白黒ページの束)とを混交してソートビン部1905へ排出する処理について説明する。尚、入力ビン1901には白黒ページの束1908がセットされ、また入力ビン1902にはカラーページの束1907がセットされるものとする。
【0092】
図21は、カラー原稿及び白黒原稿を混交する場合のフローチャートである。まず、カラーページの束1907と白黒ページの束1908がそれぞれ入力ビン1902及び1901にセットされるまで待機する。その後、セットされると、入力ビン1902及び1901にセットされた原稿の状態を判断する(ステップS2101)。ここで、入力ビンに原稿が正常に載っていない場合は(ステップS2101のNO)、入力ビンへのセットが不備であると判断し、コンピュータ1801に警告メッセージを送り、混交を中断する(ステップS2103)。
【0093】
また、入力ビンに原稿が正常に載っており、混交が可能であると判断した場合は(ステップS2101のYES)、ジョブのページ順に従って次に給紙すべきページがセットされている入力ビンを選択する。つまり、白黒ページの場合は(ステップS2102のNO)、白黒ページのセットされている入力ビン1901より給紙を行い(ステップS2104)、またカラーページの場合は(ステップS2102のYES)、カラーページのセットされている入力ビン1902より給紙を行う(ステップS2105)。
【0094】
次に、各入力ビンより給紙並びにページ順に排紙ビンに排紙する際に、正常に排紙が終了したか否かを判断する(ステップS2106)。ここで、ジャムなどが発生し、正常に終了しないと判断した場合は(ステップS2106のNO)、ジョブのページ順より正常に排出できなかったページを各々のページをプリントしたプリンタへ通知し、再プリントを指示する(ステップS2107)。また、次ページ以降は欠ページが容易にわかるようにずらして排紙を行う(ステップS2108)。
【0095】
尚、各プリンタへの通知は、図18に示すネットワーク101の有線の他に、図示しない無線による通知によっても可能である。
【0096】
上述の処理が終了すると、ジョブの総ページ数と排紙した総枚数とを比較する(ステップS2109)。そして、比較結果が一致するまでステップS2101〜ステップS2109を繰り返し行う。
【0097】
以上の処理を終了まで行うことにより排出ビンに排出されたジョブ束はカラーページと白黒ページとが混交されたものとなる。
【0098】
以上説明したように、本実施形態によれば、カラーページと白黒ページを分散させて画像形成した後、コレータ及びフィニッシャにて混交する際に、ユーザが陥る可能性のあるエラー状態からの回復手段を提供できる。
【0099】
通常、混交ページ枚数が多くなればなるほど、混交が正しく行われたか否かを判断することは多くの作業を要する。仮に正しく混交が行われなかった場合は、作業が大変煩雑なものとなってしまう。つまり、混交の途中でジャム等のために欠ページが発生した場合は、自動的に白黒MFP又はカラーMFPへ通知を行い、再プリントを行うと共に、次ページ以降はずらして排紙することで、再挿入のページ位置を容易に判断することができる。また、入力ビンにセットするページ束が、例えばページ枚数が足らない等の不備があった時に、混交ミスを認識することができる。従って、混交作業の効率を高めることができる。
【0100】
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
【0101】
また、本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0102】
この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0103】
このプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
【0104】
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0105】
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0106】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の画像形成装置により分割されて画像形成されたジョブを混交する際に、混交が異常終了した場合、ジョブを復帰することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における画像形成システムの構成を示す図である。
【図2】本実施形態におけるMFPの構成例を示すブロック図である。
【図3】図2に示すスキャナ部201の構成を示す図である。
【図4】図2に示すIP部(画像処理部)202の構成を示す図である。
【図5】図2に示すFAX部203の構成を示す図である。
【図6】図2に示すNIC部204及びPDL部205の構成を示す図である。
【図7】図2に示すコア部206の構成を示す図である。
【図8】図2に示すPWM部207の構成及び信号を示す図である。
【図9】カラープリンタの構造を示す側断面図である。
【図10】モノクロプリンタの構造を示す側断面図である。
【図11】図2に示すディスプレイ部210の構成を示す図である。
【図12】フィニッシャ部209の構造を示す側断面図である。
【図13】コンピュータ上で動作するドライバの画面を示す図である。
【図14】ジョブの自動分割とカラー/白黒判定処理を示すフローチャートである。
【図15】ユーザがカラーMFP104でプリンタされたカラーページの束1501を白黒MFP105に装着されたインサータ1203にセットする様子を示す図である。
【図16】白黒MFP105における自動混交処理のフローチャートである。
【図17】コンピュータ上で動作するユーティリティソフトウェアの画面を示す図である。
【図18】コレータを含む画像形成システムの構成を示す図である。
【図19】コレータの構造を示す図である。
【図20】フィニッシング部1903を説明するための図である。
【図21】カラー原稿及び白黒原稿を混交する場合のフローチャートである。
【符号の説明】
101 ネットワーク
102 サーバ
103 クライアント
104 カラーMFP(多機能周辺機器)
105 白黒MFP(多機能周辺機器)
201 スキャナ部
202 IP(画像処理)部
203 FAX(ファクシミリ)部
204 NIC(ネットワークインターフェースカード)部
205 PDL(ページ記述言語)部
206 コア部
207 PWM(パルス幅変調)部
208 プリンタ部
209 フィニッシャ部
210 ディスプレイ部[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an image forming system including an information processing apparatus connected via a network and a plurality of image forming apparatuses.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in a system in which a color printer or a monochrome printer is connected to a network, it is known that a user of a client computer selects one of a plurality of printers including a color printer and a monochrome printer to print.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-mentioned conventional example, even when a color or black-and-white document is mixed in one job, either a color printer or a black-and-white printer is selected and printing is performed by the selected printer. A color printer can print in full color, but a black-and-white printer is superior in terms of speed and cost.
[0004]
Therefore, it is desirable to print a page containing only a black-and-white image on a black-and-white printer. It was necessary to specify page printing. Each time, a user must select a color printer or a black-and-white printer, which is troublesome.
[0005]
In addition, the user has to perform the operation of rearranging the sheets printed by the color printer or the black-and-white printer in page order, which is troublesome. In particular, when a large amount of printing is performed, the processing time and cost are remarkable, but the time required for the manual operation of the user is also considerable, and labor saving in this respect is desired.
[0006]
Also, for each page of a job in which color pages and monochrome pages are mixed, it is determined whether the page is a color page or a monochrome page, and in accordance with the determination result, the color page is formed by the color image forming apparatus, and the monochrome page is formed. When performing an intermingling operation in which the images are formed by the apparatus and each of the divided and image-formed sheets is mixed in order to return to a predetermined page order of the job, in a situation in which the printed matter such as a jam is damaged in the image forming apparatus. When a missing page occurs, it is necessary to print the missing page again. In addition, the operation of remixing the reprinted materials occurs. In this case, if the mixing operation is interrupted halfway due to a jam or the like, a means for returning from the state is required, and it is necessary that the operation can be easily performed. In addition, the operation of confirming whether or not the mixing has been performed correctly by checking the page order of the job is a complicated operation. Therefore, there is a need for a mechanism capable of performing minimum confirmation such as whether or not the number of pages of a job matches the number of discharged pages after mixing.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to return a job when mixing is abnormally terminated when mixing jobs formed by a plurality of image forming apparatuses and forming images. And
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a processing method of an image forming system including an information processing device and a plurality of image forming devices connected via a network, Dividing the divided job into pages in accordance with a predetermined division rule, forming an image on each of the divided pages by the plurality of image forming apparatuses, and It is characterized by comprising a mixing step of mixing according to the order of jobs, and a return step of returning the job when the mixing ends abnormally in the mixing step.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0010]
[System Overview]
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of an image forming system according to the present embodiment. In FIG. 1,
[0011]
[0012]
Although not shown, not only the
[0013]
Here, in the
[0014]
Each of the
[0015]
[MFPs 104 and 105]
Next, the configuration of the
[0016]
FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration example of the MFP according to the present embodiment. As shown in FIG. 2, the
[0017]
Next, the image data output from the
[0018]
The
[0019]
[Scanner unit 201]
FIG. 3 is a diagram showing a configuration of the
[0020]
[IP (Image Processing) Unit 202]
FIG. 4 is a diagram showing a configuration of the IP (image processing)
[0021]
Next, an
[0022]
A luminance / density conversion unit (LOG conversion unit) 405 is configured by a look-up table (LUT) RAM, and converts the RGB luminance signals into C1, M1, and Y1 density signals.
[0023]
An output masking / UCR (under color removal)
[0024]
When monochrome image processing is performed by the
[0025]
[FAX 203]
FIG. 5 is a diagram showing a configuration of the
[0026]
Next, at the time of transmission, the
[0027]
[
FIG. 6 is a diagram showing a configuration of the
[0028]
When the
[0029]
When providing information to the outside, the
[0030]
Next, the
[0031]
The
[0032]
[Core unit 206]
FIG. 7 is a diagram showing a configuration of the
[0033]
A bus switching pattern for executing each function is shown below.
Copy function:
Network scan:
Network printer:
Facsimile transmission function:
Facsimile reception function:
Display display function: one of the
Here, the image data output from the
[0034]
Furthermore, if a job number and a password are provided and stored together, the function of the personal box can be supported. This function is a function for temporarily storing data and making it possible to print out (read from the HDD) only to a specific person. Here, when an instruction to print out a desired job is issued, after performing authentication using a password, the compressed image data is called from the
[0035]
[PWM (Pulse Width Modulation) Unit 207]
FIG. 8 is a diagram showing a configuration and signals of the
[0036]
In FIG. 8A,
[0037]
A
[0038]
[Printer Unit 208 (for Color MFP 104)]
FIG. 9 is a side sectional view showing the structure of the color printer. In FIG. 9,
[0039]
On the other hand, a developing
[0040]
The sheet supplied from any of the
[0041]
The four
[0042]
[Printer unit 208 (for monochrome MFP 105)]
FIG. 10 is a side sectional view showing the structure of the monochrome printer. In FIG. 10,
[0043]
Sheets fed from any of the
[0044]
[Display unit 210]
FIG. 11 is a diagram showing a configuration of the
[0045]
Here, the
[0046]
[Finisher 209]
FIG. 12 is a side sectional view showing the structure of the finisher unit. The sheet exiting the fixing unit 940 (or 1040) of the
[0047]
Here, there are two types of sorting methods, a bin sorting method in which a plurality of bins are assigned to each bin, and an electronic sorting function which will be described later in detail, and a bin (or tray) is shifted in a direction before placing the bins, and the bins are sorted for each job. Sorting can be performed by a shift sort method in which main sheets are sorted. The electronic sort function is called a collate function. If the above-described
[0048]
Further, when the sheets are discharged to the
[0049]
In addition, there are a Z-
[0050]
Further, the
[0051]
In addition, although not shown, it is also possible to add binding by glue (glue) for bookbinding, cutting after binding, and the like for aligning the end face opposite to the binding side.
[0052]
An
[0053]
[Job division]
Next, job division for dividing a job in which a color image and a monochrome image are mixed into a job of a color image and a monochrome image will be described.
[0054]
When printing a job in which color pages and black-and-white pages are mixed in one job from the
[0055]
Here, the job
[0056]
[Automatic job division and color / black and white judgment]
Next, when the automatic division of the job is selected in the job
[0057]
When an
[0058]
Here, the monochrome MFP that has received the information indicating that the job is a mixture of color pages and monochrome pages does not immediately start printing, but waits for a color page set to be performed later.
[0059]
First, if the job is set to automatic division (YES in step S1401), the setting content of the sampling cycle is sent to the color MFP 104 (step S1402). However, the setting of the sampling period is performed in advance in a window for detailed setting displayed by the
[0060]
On the other hand, the
[0061]
In the above-described color / monochrome determination, when no color (CMY) component exists at any one of the sampling points in the page (YES in step S1405 to YES in step S1406), the
[0062]
Steps S1403 to S1406 and S1409 to S1411 are repeated until the last page unless a job cancel interrupt is input (step S1412), and the job in the
[0063]
If automatic division has not been set, that is, if manual division has been set (NO in step S1401), the
[0064]
In the present embodiment, the rasterization is described to be performed sequentially for each page. However, after the entire job is once RIP-developed in the large-capacity memory (HDD) 605, the pages are sequentially stored in the
[0065]
In this manner, a color page and a monochrome page can be printed by the
[0066]
[Automatic mixing of jobs]
Next, an operation of combining jobs in which color pages and black-and-white pages are separately output will be described. Here, this operation is referred to as “mixing”.
[0067]
As described above, since the color / monochrome determination is performed by the
[0068]
Here, as shown in FIG. 15, the user sets a
[0069]
FIG. 16 is a flowchart of the automatic mixing process in the
[0070]
On the other hand, if it is determined that the page is a monochrome page, that is, if it is a color page (NO in step S1604), one sheet is fed from the top of the
[0071]
[Network Utility Software]
Next, utility software operating on the
[0072]
On the other hand, a software program called a utility runs on the
[0073]
For example, using the equipment information of the
[0074]
Therefore, by using the above-described functions, the user obtains all information on the
[0075]
[Utility software (GUI)]
Next, a screen of utility software called GUI (Graphic User Interface) that runs on the
[0076]
When the utility software is started on the
[0077]
Here,
[0078]
Next, a
[0079]
[0080]
[Create multiple copies]
Next, a case where a plurality of copies of output are generated by the above-described method will be described. First, the
[0081]
Next, when printing is performed by the
[0082]
Further, in the present embodiment, the
[0083]
[Mixing by collator]
Next, in addition to the configuration in which mixing is performed by the
[0084]
FIG. 18 is a diagram illustrating a configuration of an image forming system including a collator. In FIG. 18,
[0085]
On the other hand, the
[0086]
The
[0087]
In addition, if a plurality of inserters are prepared and the
[0088]
FIG. 19 is a diagram showing the structure of the collator. A
[0089]
FIG. 20 is a diagram for explaining the
[0090]
Although not shown in the drawing, it is also possible to add binding by glue (glue) for bookbinding, or cutting to align the end face opposite to the binding side after binding.
[0091]
[Mixed job]
Next, under the control of the
[0092]
FIG. 21 is a flowchart in the case where a color original and a black and white original are mixed. First, the process waits until the
[0093]
If it is determined that a document is normally placed in the input bin and that mixing is possible (YES in step S2101), the input bin in which the page to be fed next is set according to the page order of the job. select. That is, in the case of a monochrome page (NO in step S2102), paper is fed from the
[0094]
Next, when paper is discharged from each input bin to the paper discharge bin in the order of paper supply and page, it is determined whether or not the paper discharge has been normally completed (step S2106). Here, if it is determined that a jam or the like has occurred and the job does not end normally (NO in step S2106), the page that could not be ejected normally from the page order of the job is notified to the printer that has printed each page, and re-printed. A print instruction is issued (step S2107). Further, after the next page, the sheet is discharged while being shifted so that the missing page can be easily recognized (step S2108).
[0095]
Note that the notification to each printer can be made by a wireless notification (not shown) in addition to the wired connection of the
[0096]
When the above processing is completed, the total number of pages of the job is compared with the total number of discharged sheets (step S2109). Steps S2101 to S2109 are repeated until the comparison results match.
[0097]
By performing the above processing until the end, the job bundle discharged to the discharge bin is a mixture of color pages and black and white pages.
[0098]
As described above, according to the present embodiment, after an image is formed by dispersing a color page and a black and white page, when mixed by a collator and a finisher, a user may recover from an error state that may fall into the error state. Can be provided.
[0099]
Usually, the larger the number of mixed pages, the more work is required to determine whether or not mixing has been performed correctly. If the mixing is not performed correctly, the operation becomes very complicated. That is, if a missing page occurs due to a jam or the like in the middle of the confusion, a notification is automatically sent to the monochrome MFP or the color MFP, and reprinting is performed. The reinserted page position can be easily determined. Further, when there is a defect such as a shortage of pages in the bundle of pages set in the input bin, it is possible to recognize a mixing error. Therefore, the efficiency of the mixing operation can be improved.
[0100]
Even if the present invention is applied to a system including a plurality of devices (for example, a host computer, an interface device, a reader, a printer, etc.), the present invention can be applied to an apparatus (for example, a copying machine, a facsimile device, etc.) including one device. May be applied.
[0101]
Further, an object of the present invention is to supply a recording medium in which a program code of software for realizing the functions of the above-described embodiments is recorded to a system or an apparatus, and a computer (CPU or MPU) of the system or apparatus stores the recording medium in the recording medium. Needless to say, this can also be achieved by reading and executing the program code thus read.
[0102]
In this case, the program code itself read from the recording medium realizes the functions of the above-described embodiment, and the recording medium storing the program code constitutes the present invention.
[0103]
As a recording medium for supplying the program code, for example, a floppy (registered trademark) disk, hard disk, optical disk, magneto-optical disk, CD-ROM, CD-R, magnetic tape, nonvolatile memory card, ROM, or the like is used. be able to.
[0104]
When the computer executes the readout program code, not only the functions of the above-described embodiments are realized, but also an OS (Operating System) running on the computer based on the instruction of the program code. It goes without saying that a case where some or all of the actual processing is performed and the functions of the above-described embodiments are realized by the processing is also included.
[0105]
Further, after the program code read from the recording medium is written into a memory provided in a function expansion board inserted into the computer or a function expansion unit connected to the computer, the function expansion is performed based on the instruction of the program code. It goes without saying that a CPU or the like provided in the board or the function expansion unit performs part or all of the actual processing, and the processing realizes the functions of the above-described embodiments.
[0106]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, when a job in which a plurality of images are divided and formed by a plurality of image forming apparatuses is mixed, if the mixing is abnormally terminated, the job can be returned.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of an image forming system according to an embodiment.
FIG. 2 is a block diagram illustrating a configuration example of an MFP according to the embodiment.
FIG. 3 is a diagram showing a configuration of a
FIG. 4 is a diagram showing a configuration of an IP unit (image processing unit) 202 shown in FIG.
FIG. 5 is a diagram showing a configuration of a
FIG. 6 is a diagram illustrating a configuration of a
FIG. 7 is a diagram showing a configuration of a
8 is a diagram showing a configuration and signals of a
FIG. 9 is a side sectional view showing the structure of the color printer.
FIG. 10 is a side sectional view showing the structure of the monochrome printer.
11 is a diagram showing a configuration of a
FIG. 12 is a side sectional view showing the structure of the
FIG. 13 is a diagram illustrating a screen of a driver operating on a computer.
FIG. 14 is a flowchart showing automatic job division and color / monochrome determination processing.
FIG. 15 is a diagram illustrating a state in which a user sets a
FIG. 16 is a flowchart of an automatic mixing process in the
FIG. 17 is a diagram showing a screen of utility software operating on a computer.
FIG. 18 is a diagram illustrating a configuration of an image forming system including a collator.
FIG. 19 is a diagram showing a structure of a collator.
FIG. 20 is a diagram illustrating a
FIG. 21 is a flowchart in a case where a color original and a black and white original are mixed.
[Explanation of symbols]
101 Network
102 server
103 Client
104 color MFP (multifunctional peripheral device)
105 Black and White MFP (Multifunctional Peripheral Equipment)
201 Scanner unit
202 IP (Image Processing) Unit
203 FAX (Facsimile)
204 NIC (Network Interface Card)
205 PDL (Page Description Language) Part
206 core
207 PWM (pulse width modulation) unit
208 Printer section
209 Finisher section
210 Display section
Claims (1)
前記情報処理装置から出力されたジョブを所定の分割規則に従ってページ単位に分割し、分割された各ページを前記複数の画像形成装置により画像形成させる画像形成工程と、
前記複数の画像形成装置でそれぞれ画像形成された各ページをジョブの順番に従って混交する混交工程と、
前記混交工程で混交が異常終了した場合、そのジョブを復帰させる復帰工程とを有することを特徴とする画像形成システムの処理方法。A processing method of an image forming system including an information processing apparatus and a plurality of image forming apparatuses connected via a network,
An image forming step of dividing the job output from the information processing apparatus into pages in accordance with a predetermined division rule, and causing each of the divided pages to form an image by the plurality of image forming apparatuses;
A mixing step of mixing the respective pages on which images are formed by the plurality of image forming apparatuses in accordance with the order of jobs;
And a return step of returning the job when the mixing is abnormally terminated in the mixing step.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003089133A JP2004295675A (en) | 2003-03-27 | 2003-03-27 | Processing method of image forming system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008047105A (en) * | 2006-07-28 | 2008-02-28 | Xerox Corp | Verification system for various printed products |
-
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- 2003-03-27 JP JP2003089133A patent/JP2004295675A/en not_active Withdrawn
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