JP2004295519A - 文書校正方法および文書校正装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】文書から出現する語句を順次抽出するステップと、抽出された語句が予め設定された対象語句あるいは当該対象語句に関連づけられた関連語句か否か判別するステップと、判別結果をもとにエラーとするか否かを決定するステップとを有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、文書の校正を行う文書校正方法および文書校正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、製品の説明書やカタログなどの文書の査読は、人の判断に依存しており、どうしても見落しが発生していた。
【0003】
また、入力検索語と関連語を対応づけたテーブルを参照し、対象文書内の該当検索語および関連語を強調表示する技術がある(特開平8−255163号公報)。
【0004】
また、誤認識された単語または文字が原稿中のどの位置にあるかを即座に知ることができる作業性の優れた文字認識装置がある。
【0005】
【特許文献1】
特開平08−255163号公報の〔0016〕、〔0017〕および図4のフローチャートとその説明参照。
【特許文献2】
特開平07−182441号公報の〔0008〕、〔0009〕など参照。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このため、文書の査読ついてコンピュータによる査読チェックを自動的に行なうことが望まれている。
【0007】
また、前述の特許文献1の技術では、文書内の該当検索語および関連度を強調表示できるが、ドキュメントの査読を行なうことができないという問題がある。
【0008】
また、前述の特許文献2の技術では、誤認識された単語または文字が原稿中のどの位置にあるかを即座に知ることはできるが、文書の査読を行なうことができないという問題がある。
【0009】
本発明は、これらの問題を解決するため、文書中に出現する語句についてルールなどに従い出現順番などをチェックすると共に非出現の語句の提示を行ない、説明書やカタログなどの文書の査読をコンピュータシステムを用いて自動的に行なうことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
図1を参照して課題を解決するための手段を説明する。
【0011】
図1において、サーバ1は、プログラムに従い各種処理を実行するものであって、ここでは、ルール適用手段3、エラー表示手段4などから構成されるものである。
【0012】
ルール適用手段3は、文書中から語句を抽出し、ルールを適用するものである。
【0013】
エラー表示手段4は、文書中に出現した語句についてエラー表示するものである。
【0014】
次に、動作を説明する。
ルール適用手段3は、文書から出現する語句を順次抽出し、抽出された語句が予め設定された対象語句あるいは当該対象語句に関連づけられた関連語句か否か判別し、判別結果をもとにエラーとするか否かを決定し、エラー表示手段4がエラーと決定された場合に、エラー表示するようにしている。
【0015】
この際、対象語句および関連語句とが予め階層構造に設定し、語句が文書中に出現していないのに、下位の語句が出現したときにエラーとするようにしている。
【0016】
また、対象語句および関連語句とが予め階層構造に設定し、上位の語句が文書中に出現したときに、それ以降で下位の語句が単独で出現したときにエラーとするようにしている。
【0017】
また、対象語句あるいは関連語句の出現範囲を指定するようにしている。
従って、文書中に出現する語句についてルールなどに従い出現順番などをチェックすると共に非出現の語句の提示を行なうことにより、説明書やカタログなどの文書の査読をコンピュータシステムを用いて自動的に行なうことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、図1から図9を用いて本発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、サーバ1は、プログラムに従い各種処理を実行するものであって、テーブル作成手段2、ルール適用手段3、エラー表示手段4、作業部品表5、ドキュメント(文書)DB6、部品表DB7、チェックルール・テーブル8、エラーメッセージ・ファイル9などから構成されるものである。
【0020】
テーブル作成手段2は、作業用の作業部品表5などを作成するものである。
【0021】
ルール適用手段3は、ドキュメント(文書)中から語句を抽出し、チェックルールを適用してエラーか決定したりなどするものである(図2から図9を用いて後述する)。
【0022】
エラー表示手段4は、ルール適用手段3によって文書中に出現した語句の順番エラーのときなどに、当該エラー表示を行なうものである。
【0023】
作業部品表5は、メモリ上に作成した作業部品表である(図2のS3、図6の(c)参照)。
ドキュメント(文書)DB6は、校正対象のドキュメント(文書)を格納したものである(図4参照)。
【0024】
部品表DB7は、ドキュメント中で記述される部品表を登録したものである(図6、図9など参照)。
【0025】
チェックルール・テーブル8は、ドキュメント中に出現する語句の順番などをチェックするルール(チェックルール)を格納したものである(図5、図8など参照)。
【0026】
エラーメッセージ・ファイル9は、ドキュメント中に出現する語句の順番にエラーなどが検出されたときに出力するエラーメッセージを格納したものである(図7参照)。
【0027】
ネットワーク10は、サーバ1と、複数の端末(査読者)11とを接続するネットワーク、例えばインターネットである。
【0028】
端末(査読者)11は、ドキュメントを査読して校正する差読者が操作し、ドキュメントの校正を行う端末(例えばパソコン)である。
【0029】
次に、図2および図3のフローチャートの順番に従い、図1の構成の全体の動作を詳細に説明する。
【0030】
図2および図3は、本発明の動作説明フローチャートを示す。
図2において、S1は、文書を指定する。これは、図1の端末(査読者)11がサーバ1に接続し、査読する文書を文書一覧中から指定、例えば後述する図4のレビュー対象のドキュメントを指定する。
【0031】
S2は、文書のチェックルール定義部を読み込む。これは、図4のドキュメントの記述中の、ここでは、例えばhREF=”CHECK.xml”の部分(チェックルール定義部)を読み込み、当該文書をチェックするためのチェックルールが”CHECK.xml”(図8参照)に記述されていることを認識する。
【0032】
S3は、当該文書に必要な部品表とチェックルール・テーブルを読み込み、作業部品表を作成する。これは、S2で読み込んだ例えば図8のチェックルールをもとに、当該チェックルールで使用する部品表(例えば図9の(a))を展開し、図6(c)に示す作業部品表5を作成する。ここでは、既出フラグ、チェックルールR1、構成部品名と出現フラグを設定した作業部品表5を作成する。
【0033】
S4は、文書の本文より名詞を抽出する。ここでは、例えば図4のドキュメント記述の本文(タグ<main−doc>と</main−doc>で挟まれた本文)中から名詞(例えば”DP260”,”オプション部品”・・・)を抽出する。
【0034】
S5は、本文終了か判別する。YESの場合には、図3の▲3▼へ進む。一方、NOの場合には、S6に進む。
【0035】
S6は、抽出した名詞が作業部品表に存在するか判別する。これは、S5で文書の本文から抽出した名詞(語句)、例えば”DP260”が、S3で作成した図6の(e)の作業部品表5中に存在、ここでは当該”DP260”は構成部品名の先頭(親)に存在するので、YESとなり、S7に進む。NOの場合には、構成部品表5の構成部品名中に登録されていないので、対象となる名詞(区分)ではないと判明したので、S4に戻り、本文より次の名詞を抽出し、S6を繰り返す。
【0036】
S7は、S6のYESで抽出した名詞が作業部品表5中に存在すると判明したので、更に、チェックルールがR1か判別する。これは、S6のYESで例えば抽出した名詞”DP260”は図6の(c)の作業部品表5中に存在したので、当該存在した作業部品表5のチェックルール、ここでは、”R1”か判別する。YESの場合には、図3の▲2▼のS11に進む。NOの場合には、S8に進む。
【0037】
図3のS11は、既出フラグを1にする。これは、例えば図6の(c)の作業部品表5の既出フラグ0を1にし、文書の本文中に出現したことを記憶し、S12に進む。
【0038】
S12は、構成部品表の出現フラグを1にする。同様に、これは、例えば図6の(c)の作業部品表5の該当構成部品の出現フラグ0を1にし、文書の本文中に当該構成部品が出現したことを記憶し、S13に進む。
【0039】
S13は、名詞が親部品か判別する。これは、文書の本文中から抽出した名詞が図6の(a)の作業部品表5の構成部品名の先頭(親)であったか判別する。YESの場合には、「図2の▲1▼のS4に戻り、本文より次の名詞を抽出し、S5以降を繰り返す。一方、NOの場合には、親部品でないと判明したので、S14に進む。
【0040】
S14は、親部品名が既に使われている(本文中に出現している)か判別する。YESの場合には、抽出された名詞は子部品と判明したので、図2の▲1▼のS4に戻り繰り返す。一方、NOの場合には、親部品が使われていない(出現していない)子部品と判明したので、S15に進む。
【0041】
S15は、「親部品名”○○○”が使用される前に子部品名”構成部品名”を使用」とエラー表示し、エラーメッセージ・ファイル9に保存する。そして、図2の▲1▼のS4に戻り繰り返す。
【0042】
以上によって、指定された文書のチェックルール定義を読み込んで例えば図6の(c)の作業部品表5を作成し、指定された文書の本文から名詞を抽出して当該作業部品表5の構成部品名欄に存在すれば,チェック対象の名詞(語句)と判明したで、更に、チェックルールR1(ここでは、先頭のチェックルール)の場合には、S11からS15により、作業部品表5の既出フラグを1、構成部品名の出現フラグを1にすると共に、抽出した名詞が親部品のときは、あるいは抽出した名詞が子部品であって当該子部品の親部品の出現フラグが1で既に出現していたときは図2の▲1▼のS4に戻り繰り返し、一方、抽出した名詞が子部品であって当該子部品の親部品の出現フラグが0で出現していなかったときはS15でエラーメッセージを表示およびエラーメッセージ・ファイル9に保存することが可能となる。これにより、文書の本文中に親部品が出現していない状態で、子部品が出現した場合には、エラーメッセージを表示(図3のS15)して校正することが可能となる。
【0043】
図2のS8は、S7のNOでチェックルールがR1でないと判明したので、次のチェックルール2に進み、抽出された名詞が親部品名か判別する。YESの場合には、S4に戻り繰り返す。NOの場合には、子部品と判明したので、S9で「親ではない部品名”×××”を使用」とエラー表示し、エラーメッセージ・ファイル9に保存する。
【0044】
以上のS7のNO,S8,S9により、文書の本文中から抽出された名詞がチェックルール1のものでないと判明(ここでは、チェックルール2のものと判明)した場合には、更に抽出された名詞が親部品のときはS4に戻り繰り返し、一方、抽出された名詞が親部品でなく子部品のときはS9で親でない子部品名というエラー表示およびエラーメッセージファイル9に保存することが可能となる。
【0045】
図3のS21は、図2のS5の本文が終了と判明したので、図6の(c)の作業部品表5を順番に見る。
【0046】
S22は、既出フラグが1か判別する。YESの場合には文書の本文中に出現したと判明したので、S23に進む。NOの場合には、S27に進む。
【0047】
S23は、構成部品名を順番に見る。
S24は、「部品”親部品名”を構成する”構成部品名”が未使用」とエラーを出し、エラーメッセージ・ファイルに保存する。これは、図6の(c)の作業部品表5の構成部品名の出現フラグを順番に見て、0の未使用(未出現)の構成部品名をエラー表示およびエラーメッセージ・ファイル9に保存する。
【0048】
S26は、1つの作業部品終了か判別する。YESの場合には、S27に進む。NOの場合には、S23で次の構成部品名を見てS24を繰り返す。
【0049】
S27は、全作業部品表が終了か判別する。YESの場合には、終了する。NOの場合には、S23に戻り、次の作業部品表5について繰り返す。
【0050】
以上によって、図6の(c)の全作業部品表5の既出フラグが1で構成部品名の出現フラグが0(未出現、未使用)の構成部品名をエラー表示すると共にエラーメッセージ・ファイル9に保存することが可能となる。
【0051】
図4は、本発明の ドキュメントDB例を示す。ドキュメントDB6中のドキュメント(文書)のファイル名は、図示の”DOCUMENT.xml”(XML言語で記述したドキュメント)であって、XML言語以外の言語(通常の文書)でもよい。ここで、
・▲1▼の行のタグ中の”hREF=”CHECK.xml”の”CHECK.xml”がチェックルール定義部(ここでは、ファイル名)である(図8)
・タグ<main−doc>と</main−doc>で挟まれた間が文書の本文であって、校正対象の文書の本文である。
【0052】
図5は、本発明のチェックルール例を示す。
図5の(a)は、チェックルール1の例を示す。チェックルール1は、ここでは、図示の下記である。
【0053】
「親部品名が子部品名より先に使用され、かつ全ての構成部品名を使用すること。」
これは、親部品名より先に子部品名が説明されたり、説明されていない部品があったら困るのでそのときはエラー表示するものである。
【0054】
図5の(a−1)は、例として、プリンタDP260のオプション部品が図示の下記の階層構造で表現されるとする。
【0055】
図5の(a−2)は、正しい使用例を示す。ここでは、図示の下記の正しい使用例を示す。
【0056】
DP260のオプション部品には、カセットフィーダ、増設RAMモジュール、増設ハードディスクであり、・・・
ここで、下線は、既述した文書の本文から抽出した名詞かつ上記階層構造(既述した図6の(c)の作業部品表5に相当)に登録されている構成部品名が親(DP260)から順に子(カセットフィーダ、増設ハードディスク、増設RAMもジュール)が出現し、かつ全ての構成部品名が出現したので、チェックルール1を満たし、正しい文書と決定されたものである。
【0057】
図5の(a−3)は、間違った使用例を示す。ここでは、図示の下記の間違った使用例を示す。
【0058】
DP260のオプション部品には、増設RAMモジュール、増設ハードディスクであり、・・・
ここで、下線は、既述した文書の本文から抽出した名詞かつ上記階層構造(既述した図6の(c)の作業部品表5に相当)に登録されている構成部品名が親(DP260)から順に子(増設ハードディスク、増設RAMモジュール)が出現しているが、構成部品名の子の”カセットフィーダ”が出現していなく、チェックルール1に違反し、エラー表示されたものである。
【0059】
図5の(b)は、チェックルール2の例を示す。チェックルール2は、ここでは、図示の下記である。
【0060】
「親の部品名のみ使用できる。」
図5の(b−1)は、例として、部品Z01(親)が図示の下記の階層構造で表現されるとする。
【0061】
これは、例えば機械や電気製品の部品のように、複数の小さな部品を組合わせたものを1つの部品として名前を付け、交換する際にはその親の部品で手配する場合に使用されるものであり、これに反する場合にエラー表示するものである。
【0062】
図5の(b−2)は、正しい使用例を示す。ここでは、図示の下記の正しい使用例を示す。
【0063】
・・・EOFセンサの出力値が異常の場合は、Z01を交換する。
ここで、下線は、既述した文書の本文から抽出した名詞かつ上記階層構造に登録されている構成部品名が親(Z01)が出現し、チェックルール2を満たし、子部品が出現しないので正しい文書と決定されたものである。
【0064】
図5の(b−3)は、間違った使用例を示す。ここでは、図示の下記の間違った使用例を示す。
【0065】
・・・EOFセンサの出力値が異常の場合は、D01とQ02を交換する。
ここで、下線は、既述した文書の本文から抽出した名詞かつ上記階層構造に登録されている構成部品名が親(Z01)が出現しなく、子部品(D01,Q01)が出現したので、チェックルール2に違反し、エラー表示されたものである。
【0066】
図6および図7は、本発明の説明図を示す。
図6の(a)は、部品表DB例を示す。部品表DB7は、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
【0067】
ここで、親部品名は親の部品名であって、1つあるいは複数の子部品名から構成されている。仕様は、親部品あるいは子部品の仕様書の番号を表す。子部品名は親部品を構成する子部品名であって、ここでは、上から下に向って順番があるとする。
【0068】
以上のように、親部品および当該親部品を構成する1つあるいは複数の子部品を定義することにより、既述したチェックルール1、2などをもとに文書中に出現(使用)する部品の順番(チェックルール1の場合)や、親部品のみ出現する(チェックルール2の場合)などのように、文書中に出現する親部品、子部品、更にその出現順番などをチェックルールに従い自動的にチェックすることがが可能となる。
【0069】
図6の(b)は、チェックルール・テーブルの例を示す。チェックルール・テーブル8は、図示の下記を対応づけて予め登録したものである。
【0070】
・チェックルール:
・親部品名:
・その他:
ここで、チェックルールは、R1(親部品名優先、かつ全ての構成部品を使う)、R2(親部品名のみを使う)などのルールである(図5参照)。親部品名は、チェックルールで使う部品名を登録したものである。
【0071】
以上のように、チェックルール・テーブル8を登録することにより、文書毎に指定された該当チェックルール・テーブル8を使用し、文書中の名詞(語句)の出現、順番などを自動的にチェックすることが可能となる。
【0072】
図6の(c)は、作業部品表の例を示す。作業部品表5は、既述した図3で説明したように、図示の下記の情報を対応づけて登録(展開して登録)したものである。
【0073】
・既出フラグ:
・チェックルール:
・構成部品名:
・出現フラグ:
・その他:
ここで、既出フラグはチェックルールが文書の名詞(語句)に適用されたときにに0から1に設定するものである。チェックルールは文書中の名詞(語句)に適用するチェックルールである。構成部品名はチェックルールでチェックされる構成部品名を順番(先頭が親部品)に登録(図6の(a)の部品表DB7を展開して登録)したものである。出現フラグは、構成部品名が文書中に出現(使用)したときに0から1に設定し、未出現の構成部品名を抽出するためのものである。
【0074】
図7の(d)は、エラーメッセージ・ファイル例を示す。エラーメッセージ・ファイル9は、エラー表示のときの情報を保存したものであって、ここでは、図示の下記のような情報を保存したものである。
【0075】
・座標:
・エラーメッセージ:
・その他:
ここで、座標は、エラー検出された文書中の座標であって、例えば「”ページ”+”行”+”列”」で表現したものである。エラーメッセージは、例えば図示の「部品”○○○”を構成する”△△△”が未使用」というものである。
【0076】
以上のように、既述した図2のS8、図3のS15、S25のエラー表示時の座標、エラーメッセージをエラーメッセージ・ファイル9に保存することにより、スクロールして任意のエラーメッセージを容易に表示することが可能となる。
【0077】
図8は、本発明のチェックルール・テーブル例を示す。チェックルール・テーブル8は、既述した図4のドキュメントDB6中のドキュメント”DOCUMENT.xml”中で定義された▲1▼の行のタグ中の”CHECK>xml”で指定されたものであって、ここでは、
・▲2▼:部品を格納したファイル名”DP260.xml”(図9の(a))
・▲3▼:部品を格納したファイル名”Z01.xml”(図9の(b))
により、使用する部品表を指定し、
・▲4▼:rule−1 ルール”R1”
・▲5▼:rule−2 ルール”R2”
により、使用するチェックルールを指定している。
【0078】
図9は、本発明の部品表DB例(XML)を示す。
図9の(a)はDP260.xmlの例を示し、図9の(b)のZ01.xmlの例を示す。これらは、図8の▲2▼、▲3▼で指定されたものであって、階層構造で表現すると、既述した図6の(a)と同一である。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、文書中に出現する語句(名詞など)についてルールに従い出現順番などをチェックすると共に非出現の語句の提示を行なう構成を採用しているため、説明書やカタログなどの文書の査読をコンピュータシステムを用いて自動的に行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャート(その1)である。
【図3】本発明の動作説明フローチャート(その2)である。
【図4】本発明のドキュメントDB例である。
【図5】本発明のチェックルール例である。
【図6】本発明の説明図(その1)である。
【図7】本発明の説明図(その2)である。
【図8】本発明のチェックルール・テーブル例(XML)である。
【図9】本発明の部品表DB例(XML)である。
【符号の説明】
1:サーバ(ドキュメントレビュー装置)
2:テーブル作成手段
3:ルール適用手段
4:エラー表示手段
5:作業部品表
6:ドキュメント(文書)DB
7:部品表DB
8:チェックルール・テーブル
9:エラーメッセージ・ファイル
10:ネットワーク
11:端末
Claims (5)
- 文書の校正を行う文書校正方法において、
文書から出現する語句を順次抽出するステップと、
前記抽出された語句が予め設定された対象語句あるいは当該対象語句に関連づけられた関連語句か否か判別するステップと、
前記判別結果をもとにエラーとするか否かを決定するステップと
を有する文書校正方法。 - 前記対象語句および関連語句とが予め階層構造に設定されており、上位の語句が文書中に出現していないのに、下位の語句が出現したときにエラーとすることを特徴とする請求項1記載の文書構成方法。
- 前記対象語句および関連語句とが予め階層構造に設定されおり、上位の語句が文書中に出現したときに、それ以降で下位の語句が単独で出現したときにエラーとすることを特徴とする請求項1記載の文書校正方法。
- 前記対象語句あるいは関連語句の出現範囲を指定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の文書校正方法。
- 文書の校正を行う文書校正装置において、
文書から出現する語句を順次抽出する手段と、
前記抽出された語句が予め設定された対象語句あるいは当該対象語句に関連づけられた関連語句か否か判別する手段と、
前記判別結果をもとにエラーとするか否かを決定する手段と
を有する文書校正装置。
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