JP2004295411A - Various meter inspection reception system - Google Patents
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Abstract
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、都市ガス、ＬＰガス、商用電力、水道等のユーティリティの各メータ検針値を、ユーティリティ事業者に代って一括して受け付けて処理する多種検針受付システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、都市ガス、ＬＰガス、商用電力、水道等のユーティリティの供給に対する使用料金の課金は、各ユーティリティ事業者が個別に検針員を用いて、例えば毎月、ユーティリティの使用者（需要家）各戸に設けてあるユーティリティ使用量を計測するための検針用メータの検針を行わせ、その検針値に基づいて、月々のユーティリティ使用量を求め、その使用量に対する所定の使用料金を需要家に対して請求していた。
【０００３】
ここで、現在一般的に行われている検針員による検針方法は、各検針員が検針用のハンディーターミナル（携帯型の小型情報処理端末）に、検針日当日に検針を割り当てられたユーティリティ使用者に関する必要データ（使用者名、住所、管理番号、検針予定日、前月指針値、前月使用量、前年同月使用量、メータ番号、等）を入力しておき、ハンディーターミナルに入力された使用者各戸に出向き、メータ指針値を目視で読み取り、そのメータ指針値を入力キーの操作によりハンディーターミナルに入力し、各戸のメータ指針値を収集するというものである。ここで、検針員がメータ指針値を入力する際に、誤入力を防止するために、前月指針値、前月使用量、前年同月使用量を用いて、入力指針値の異常検出を行っている。
【０００４】
尚、かかる検針員による検針方法は、検針に掛かる手間や時間が膨大なものとなり、人件費を含めた検針コストが大きいという問題がある。かかる問題を解消するものとして、各検針用メータと検針センタのコンピュータ間を所定の無線回線や公衆電話回線等の通信回線で接続し、各戸の検針用メータの検針を自動で行い、該通信回線を通して検針値の収集を行う自動検針システムがある。
【０００５】
この自動検針システムでは、各戸の検針用メータを、自動検針に適合した自動検針機能や通信機能を具備した専用の自動検針用メータに取り替えるか、或いは、既存の検針用メータに当該自動検針機能や通信機能を後付けするなどの処置を、使用者毎に行わなければならず、自動検針システム構築に多大な初期費用や維持費がかかるという問題がある。また、全ての使用者に対し必要となる通信回線が利用可能な状態になっているとは限らず、当該自動検針システムを全てのユーティリティ使用者に普及させるには、費用的、技術的な問題を解決しなければならない。
【０００６】
一方、近年のインターネットや携帯電話の急速な普及や通信技術の進歩により、使用者自身が使用者宅に設置された検針用メータの検針を行い、使用者の所有するパソコンや携帯電話を用いて、メータ指針値の入力を行い、インターネットや携帯電話回線網を通じて当該入力指針値の検針センタへの送信を行い、検針センタ側で、各使用者が送信してくるメータ指針値に基づいて、月々のユーティリティ使用量を算出し、その使用量に対して所定の使用料金を請求するという使用者検針システム（需要家検針システムともいう）も検討されている。
【０００７】
かかる使用者検針システムは、使用者自身がメータ検針を行い、その検針値を自己申告するので、検針員による検針に比べて誤検針、誤入力の可能性が高く、また、使用者の検針忘れや、使用者の一時的な不在による検針不能な事態も起こり得る。更には、使用者の中には故意に虚偽の申告を行う者も想定され、検針費用の削減効果は期待できるものの、解決すべき課題は多い。
【０００８】
尚、本願出願人は、上記使用者検針システムの有する一部の課題の解決を目的として、「使用者検針システム」に関する特許出願（未公開）を行っている（特願２００２−０８７４８４、及び、特願２００２−０８７４８６の各明細書参照）。
【０００９】
また、従来の検針員による検針方法ではあるが、都市ガス、商用電力、水道等の複数のユーティリティで、同様の検針方法が取られているので、これらを一括して請け負って検針員が使用者宅の複数の検針用メータを同時に共同検針することにより、検針コストの削減を目的とする多種検針受付システムが提案されている。例えば、特許文献１に開示されている共同検針システムがある。
【００１０】
【特許文献１】
特開２００２−４９９８３号公報
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】
上記使用者検針システムは、ユーティリティ使用者側としては、通常、都市ガス、商用電力、水道等の複数のユーティリティを同時に使用しているので、使用者検針を行うとすれば、一つのユーティリティのみに対して行うのでなく、一度に全てのユーティリティのメータ検針を行うのが効率的である。しかしながら、従来の使用者検針システムは、ユーティリティ事業者の事情により、事業者別の対応となっていたので、ユーティリティ使用者に対し、複数のユーティリティに対して同時に使用者検針が行えるシステムは提供されていなかった。
【００１２】
また、ユーティリティの供給は各ユーティリティ事業者別に独立して行われており、その顧客管理や、課金方法等も各別に異なっている。例えば、メータ検針日は、各事業者の事情によって、使用者毎に例えば地理的属性（住所）等によって異なる検針日が割り当てられて、検針に掛かる事業者側の負荷の平準化がなされているため、同じ使用者であっても、ユーティリティ別に検針日が異なる事態が発生する。従って、ユーティリティ使用者が検針する検針日と、ユーティリティ事業者の設定する検針日が一致しないケースが必然的に生じるという問題もある。
【００１３】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、上記問題点を解消し、事業者別に異なる検針日に対応可能な多種検針受付システムを提供することにある。更に、使用者検針システムに対応可能な多種検針受付システムを提供することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための本発明に係る多種検針受付システムの第一の特徴構成は、一または複数のユーティリティを使用する使用者における、前記ユーティリティのユーティリティ種別、メータ指針値、検針日、前記使用者を識別可能な管理番号を含む検針データを受け付ける検針データ受付手段と、前記検針データ受付手段が受信した前記検針データに基づいて、前記ユーティリティの各事業者が前記検針データに係る前記使用者に対して予定している検針予定日における推定メータ指針値を算出する指針値推定手段と、前記指針値推定手段が算出した前記使用者及び前記ユーティリティ別の前記推定メータ指針値と前記管理番号を含む補正検針データを、前記各事業者が指定するタイミングに合わせて前記各事業者の事業者端末に、所定の通信ネットワークを介して送信する検針データ送信手段と、を備えてなる点にある。
【００１５】
上記多種検針受付システムの第一の特徴構成によれば、同じ検針日に検針された同じ使用者の複数のユーティリティに対する各メータ検針値に対して、ユーティリティ毎に各事業者の設定した検針予定日が異なる場合においても、指針値推定手段が、検針データ受付手段が受信した検針データに基づいて、検針予定日における推定メータ指針値を算出し、検針データ送信手段が補正検針データとして当該推定メータ指針値を各事業者の事業者端末に送信するように構成されているので、各事業者は各自設定した検針予定日における推定指針値が得られ、その推定指針値を用いることにより、検針日の異なる実測データを使用する場合に比べて、検針予定日における実指針値を使用した場合のユーティリティ使用量に近い使用量が得られ、より正確な課金が行える。また、実検針日と検針予定日の差による使用量の差の方が、同じ検針予定日における推定指針値と実指針値との差より大きくなる可能性が大きいため、誤差の精算を定期的に行うとした場合の精算金額を小さくできるという利点もある。
【００１６】
本第一の特徴構成は、特に複数のユーティリティを使用する使用者において上記の作用効果を奏するものであるが、一つのユーティリティを使用する使用者であっても、実検針日と検針予定日が異なる場合には、本発明に係る多種検針受付システムを応用することで、同様の効果を奏することができる。
【００１７】
尚、本第一の特徴構成の場合、検針方法は、従来の検針員による検針方法、自動検針システムによる自動検針、或いは、使用者検針システムによる使用者検針の何れに対しても適用可能である。
【００１８】
同第二の特徴構成は、前記検針データ受付手段が受け付ける前記検針データの全部または一部が、前記使用者の使用者端末から所定の通信ネットワークを介して発信される検針データである点にある。
【００１９】
上記多種検針受付システムの第二の特徴構成によれば、事業者別に異なる検針日に対応可能で、且つ、使用者検針システムに対応可能な多種検針受付システムを提供することができる。
【００２０】
同第三の特徴構成は、使用者自らによって一または複数のユーティリティのメータ検針を行うことを登録した使用者の属性データ、前記使用者の使用するユーティリティの事業者及びユーティリティ別の個別管理番号を備えてなる使用者検針登録者データベースと、前記使用者の実施したメータ検針に係る前記ユーティリティ別のメータ指針値、検針日、使用者を識別可能な管理番号を含む検針データを保存する検針データベースと、前記使用者検針登録者データベースに登録された前記使用者の使用者端末に対して、所定の通信ネットワークを介して、前記使用者端末上に画面表示させ前記検針データをその表示画面上で入力可能な検針データ入力用画面データを送信するとともに、前記表示画面上で入力された前記検針データを受信し、受信した前記検針データを前記検針データベースに保存する検針データ受付手段と、を備えてなる点にある。
【００２１】
上記多種検針受付システムの第三の特徴構成によれば、ユーティリティ使用者は、本特徴構成の多種検針受付システムに対し、使用者検針を行いたいユーティリティを一または複数登録しておくことで、登録した使用者検針を行うユーティリティの検針を同時に行い、それらの検針値を、検針データ受付手段から使用者端末に送信された検針データ入力用画面から入力し、検針データとして検針データ受付手段に送信することができ、検針データ受付手段は受信した検針データを検針データベースに保存することで、複数のユーティリティに対して使用者検針を希望する使用者に対応可能な多種検針受付システムを提供できる。
【００２２】
同第四の特徴構成は、前記検針データ入力用画面データは、前記使用者端末上で表示実行すると、前記複数のユーティリティの全メータ指針値が入力可能な入力画面が表示される点にある。
【００２３】
上記多種検針受付システムの第四の特徴構成によれば、使用者は一つの入力画面上で複数のユーティリティの全メータ指針値が入力可能であるので、入力作業の効率化が図れる。
【００２４】
同第五の特徴構成は、前記検針データ入力用画面データは、前記使用者端末上で表示実行すると、前記複数のユーティリティのメータ指針値が各別に入力可能な入力画面が表示される点にある。
【００２５】
上記多種検針受付システムの第五の特徴構成によれば、使用者毎に使用者検針を登録したユーティリティの種別が異なる場合において、不要なユーティリティの入力を誤って行うことがなく、誤入力が防止できる。また、使用者検針対象に複数のユーティリティを登録している場合であっても、使用者による検針日が夫々異なり、ユーティリティ毎の検針値の入力日もそれに応じて異なる場合もあるため、当該ケースにおいて、誤入力が防止でき、入力作業の効率化が図れる。
【００２６】
同第六の特徴構成は、前記検針データ入力用画面データに、前記検針データの入力値の誤りを検出するのに用いる誤入力検出用データが含まれている点にある。
【００２７】
上記多種検針受付システムの第六の特徴構成によれば、例えば、前月指針値等の誤入力検出用データを、検針データ入力用画面上の当月指針値の入力枠の横に並べて表示することで、指針値の読み取りミスや入力ミスを事前に発見することができる。また、例えば、誤入力検出用データに入力値である当月指針値と前月指針値とを比較して、当月指針値が前月指針値より小さい場合は、メータが一周回って回帰している場合を除き、明らかに指針値の読み取りミスや入力ミスの可能性が高いため、これを検出して誤入力の可能性の通知を入力画面上で行う誤入力検出用プログラムを誤入力検出用データに含めておき、使用者端末上でそのプログラムを実行することにより、より高度に誤入力の防止を図ることも可能である。
【００２８】
同第七の特徴構成は、前記使用者端末に対し、前記メータ検針の実施及び前記検針データの送信を促すメッセージを送信する検針催促手段を備えている点にある。
【００２９】
上記多種検針受付システムの第七の特徴構成によれば、使用者による検針忘れの軽減を図ることができる。特に、ユーティリティによって検針間隔が異なる場合、例えば、都市ガスと商用電気は毎月検針であるのに対し、水道は隔月検針である場合等に有効である。
【００３０】
同第八の特徴構成は、前記検針データ受付手段が受信した前記検針データに基づいて、前記ユーティリティの各事業者が前記検針データに係る前記使用者に対して予定している検針予定日における推定メータ指針値を算出する指針値推定手段と、前記指針値推定手段が算出した前記使用者及び前記ユーティリティ別の前記推定メータ指針値と前記管理番号を含む補正検針データを、前記各事業者が指定するタイミングに合わせて前記各事業者の事業者端末に、所定の通信ネットワークを介して送信する検針データ送信手段と、を備えている点にある。
【００３１】
上記多種検針受付システムの第八の特徴構成によれば、同じ検針日に検針された同じ使用者の複数のユーティリティに対する各メータ検針値に対して、ユーティリティ毎に各事業者の設定した検針予定日がことなる場合においても、指針値推定手段が、検針データ受付手段が受信した検針データに基づいて、検針予定日における推定メータ指針値を算出し、検針データ送信手段が補正検針データとして当該推定メータ指針値を各事業者の事業者端末に送信するように構成されているので、各事業者は各自設定した検針予定日における推定指針値が得られるので、その推定指針値を用いることにより、検針日の異なる実測データを使用する場合に比べて、検針予定日における実指針値を使用した場合のユーティリティ使用量に近い使用量が得られ、より正確な課金が行える。また、実検針日と検針予定日の差による使用量の差の方が、同じ検針予定日における推定指針値と実指針値との差より大きくなる可能性が大きいため、誤差の精算を定期的に行うとした場合の精算金額を小さくできるという利点もある。
【００３２】
同第九の特徴構成は、上記第一、第二または第八の特徴構成の多種検針受付システムであって、更に、前記指針値推定手段が算出した前記推定メータ指針値に基づいて、前記検針予定日におけるユーティリティ使用量を算出し、前記ユーティリティ使用量に基づいて、前記使用者及び前記ユーティリティ別のユーティリティ使用料金を計算する料金計算手段を備えている点にある。
【００３３】
上記多種検針受付システムの第九の特徴構成によれば、各ユーティリティ事業者に代わって、ユーティリティ使用料金を計算できるので、各ユーティリティ事業者が個別に行うより、共通のデータベースを利用して効率的に行える。この結果、課金処理コストの低減を図ることができる。
【００３４】
【発明の実施の形態】
本発明に係る多種検針受付システム（以下、夫々を「本発明システム」という。）の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
【００３５】
＜第１実施形態＞
本発明システム１は、複数の、例えば都市ガス、商用電力、水道といった各ユーティリティの検針値を、ユーティリティの各事業者に代って一括して受け付けて処理する多種検針受付システムであり、図１に示すように、検針データ受付手段２、指針値推定手段３、検針データ送信手段４、使用者検針登録者データベース５、検針データベース６を備えて構成している。
【００３６】
本発明システム１は、所定の通信ネットワーク７を介して、複数のユーティリティを使用する使用者Ｘ側に設置された使用者端末８とデータの送受信が可能となっているため、使用者Ｘ自らによってメータ検針を行うことを予め登録している一または複数のユーティリティのメータ指針値を、使用者端末８から検針データＤ１を受信することによって、受け付けることができる。また、本発明システム１は、所定の通信ネットワーク９を介して、複数のユーティリティの各事業者Ｙに設置された事業者端末１０とデータの送受信が可能になっているため、事業者Ｙが使用者Ｘに対して予定している検針予定日における推定メータ指針値を、検針データＤ１に基づいて算出した後、前記推定メータ指針値と使用者Ｘを識別可能にする管理番号を備えた補正検針データＤ２を、事業者端末１０に送信することができる。
【００３７】
ここで、通信ネットワーク７及び９としては、専用回線ネットワークやインターネットが想定され、使用者端末８としてはパーソナルコンピュータ、携帯電話、モバイルパソコンといった通信機能を備えた情報処理端末が想定され、事業者端末１０としてはパーソナルコンピュータといった通信機能を備えた情報処理端末が想定される。
【００３８】
検針データ受付手段２は、所定の通信ネットワーク７を介して検針データＤ１や、検針データ入力用画面データＤａといったデータを使用者端末８と集配信することが可能なＷｅｂサーバや、使用者検針登録者データベース５、検針データベース等に接続しデータ入力を行うデータベースサーバ等として機能するサーバコンピュータ上に構築されている。また、指針値推定手段３、検針データ送信手段４は、アプリケーションサーバとして機能する上記サーバコンピュータ上に構築されている。また、検針データ受付手段２、指針値推定手段３、検針データ送信手段４は、ソフトウェア等のプログラム処理によって、前記データベースサーバ上にある使用者検針登録者データベース５、及び検針データベース６との接続や、データの処理、加工を行うことが可能になっており、検針データ送信手段４は、所定の通信ネットワーク８を介して事業者端末１０へ補正検針データＤ２を送信することが可能になっている。尚、上述の各手段２、３、４は同一のコンピュータ上に形成されずに、複数のコンピュータ上に分散して形成されていても構わない。
【００３９】
使用者検針登録者データベース５には、一または複数のユーティリティのメータ検針を自らで行うことを予め登録している使用者Ｘの、個人情報からなる属性データや、使用者Ｘがメータ検針するユーティリティに関する情報が、予め登録されており、検針データベース６には、使用者Ｘがメータ検針した履歴情報が蓄積されている。これらのデータベースの他に、前記ユーティリティの事業者Ｙが使用者Ｘに対して予定している検針予定日は、予め事業者Ｙから本発明システム１に送信されており、使用者Ｘ毎に複数のユーティリティの検針予定日が登録されている。また、新規登録された使用者Ｘのユーティリティ毎の前月メータ指針値や、前月使用量、前年同月使用量といった情報は、使用者Ｘを新規登録する際に、事業者Ｙから本発明システム１に送信されており、本発明システム１と接続されている記憶領域に登録されている。
【００４０】
次に、本発明システム１の各手段及びデータベースの機能並びにそれらの動作について、本発明システム１を用いて実行される多種検針受付方法とともに、説明する。尚、本実施形態では、複数の事業者Ｙが取り扱うユーティリティがガス、電力、水道である場合の具体例について説明し、本発明システム１は、ガス、電力、水道といった複数のユーティリティの事業者からメータ検針を委託された代行業者上に設置されていることとする。また、ユーティリティのメータ検針は１ヶ月に１回のサイクルで行うこととし、使用者Ｘは、一または複数のユーティリティのメータ検針を自らで行うことを、予め登録していることとする。
【００４１】
初めに、検針データ受付手段２が行う、各ユーティリティのメータ指針値の受け付け方法について、図２、図５を用いて具体的に説明する。
【００４２】
先ず、使用者Ｘがユーティリティのメータ検針を行った際、使用者Ｘは、メータ指針値を代行業者に登録するために、使用者端末８から代行業者が管理するＷｅｂサーバにアクセスし、検針データＤ１の入力画面の表示要求を送信する。ここで、使用者端末８からの入力画面の表示要求は、例えば図２に示すようなログイン画面から、「使用者ＩＤ」と「パスワード」を、「１０００１」、「＊＊＊＊」といった具合に入力し、ログイン画面上にある「ログイン」ボタンを選択することによって行う。
【００４３】
検針データ受付手段２は、使用者端末８からの入力画面の表示要求を受信し、その後引き続き、例えば、受信した表示要求の「使用者ＩＤ」と「パスワード」といった内容を用いて、図５に示すような使用者検針登録データベース５に使用者Ｘの情報が予め登録されているかどうか検索し、使用者検針登録データベース５の使用者管理番号と「使用者ＩＤ」の「１０００１」といった入力内容と合致しているデータレコード（＃ａ１）を読み込む。
【００４４】
使用者検針登録データベース５には、使用者Ｘの、例えば、名称や、住所、電話番号、メールアドレスといった属性データや、使用者Ｘがメータ検針するユーティリティに関する、事業者名称、個別管理番号といった情報が、使用者Ｘの管理番号と同じデータレコードに登録されており、検針データ受付手段２は、使用者検針登録データベース５から読み込んだ使用者Ｘのデータレコードの内容から検針データ入力用画面データＤａを作成し、使用者端末８へ送信し、表示出力する。図３に、図２と図５に例示した内容に基づいた場合、使用者端末８に表示出力される検針データ入力用画面データＤａの表示例を示す。
【００４５】
図３に示すように、検針データ入力用画面データＤａは、使用者Ｘが自らメータ検針を行うことを登録している複数のユーティリティ全てについて、一画面上でメータ指針値を入力することが可能になっており、使用者Ｘの管理番号、名称とともに、ユーティリティ毎に、検針日、検針実施時間、指針値といった検針情報が、項目名、入力欄、予め表示してある単位（「ｍ３」、「ｋＷｈ」等）と並べて表示されており、各入力欄に値を入力するか、又は、候補として表示される値リストから選択入力して、検針情報を入力する仕組みになっている。図３では、使用者Ｘが自らメータ検針を行うことを登録しているユーティリティは「ガス」、「電力」、「水道」であり、前記ユーティリティの各事業者は、「○○ガス株式会社」、「××電力株式会社」、「▲▲水道局」である場合の、検針データ入力用画面データＤａの表示内容を具体的に示した内容である。
【００４６】
使用者端末８に検針データ入力用画面が表示された後、図４に例示するように、前記画面上から、複数のユーティリティの、検針日、検針実施時間、指針値といった入力欄全てに、例えば「ガス」の入力欄には「２００３年３月１日」、「１５時」、「３１００」ｍ３、「電力」には「２００３年３月１日」、「１５時」、「５５００」ｋＷｈ、「水道」には「２００３年３月１日」、「１５時」、「７０５０」ｍ３といった数値を入力し、「送信」ボタンを選択することで、複数あるユーティリティ毎のユーティリティ種別やメータ指針値、検針日、使用者Ｘを他の使用者と識別可能にする管理番号、を含む検針データＤ１が自動的に新規に作成され、本発明システム１に送信することができる。
【００４７】
ここで、検針データＤ１内の検針日、検針実施時間といった検針付帯情報を入力する際に、複数あるユーティリティの何れかの検針付帯情報に入力すれば、他の検針付帯情報にも同じ値が入力され、変更が必要であれば変更することも可能といった、入力を簡便化する仕組みが、検針データ入力用画面データＤａに備えられていても構わない。
【００４８】
更に、使用者端末８を使用している入力者が使用者Ｘであるかどうかを認証するために、検針データ入力用画面データＤａにパスワードやメータ番号といった情報を追加で入力させる仕組みを備えるのも好ましい実施の形態である。
【００４９】
本発明システム１に検針データＤ１が送信され、検針データ受付手段２が検針データＤ１を受信した後引き続き、検針データ受付手段２は受信した検針データＤ１を検針データベース６に登録する。検針データベース６には、例えば図６に示すように、ユーティリティ「ガス」、「電力」、「水道」毎の検針日、メータ指針値が、使用者Ｘの管理番号毎に、対象年月別に、同じデータレコード上に登録されており、図４に示した内容が使用者端末８上で入力された場合、図６の（＃ｂ１）に示すようなデータレコードが追加される。
【００５０】
次に、指針値推定手段３が、ユーティリティ事業者Ｙが使用者Ｘに対して予定している検針予定日における推定メータ指針値を算出する方法について、説明する。尚、メータ検針を行った月をＮ月、その１ヶ月前の月をＮ−１月とし、Ｎ月のメータ指針値をＢＮ、検針日をＤ（ＢＮ）、事業者Ｙが使用者Ｘに対して予定している検針予定日をＤ（ＦＮ）、検針予定日における推定メータ指針値をＦＮと表記する。
【００５１】
指針値推定手段３は、検針データ受付手段２が検針データＤ１を検針データベース６に登録した後から検針予定日Ｄ（ＦＮ）までの期間中に、予めユーティリティの事業者Ｙが指定したタイミングで、検針データＤ１に基づいて検針予定日Ｄ（ＦＮ）における推定メータ指針値ＦＮを算出する。推定メータ指針値ＦＮは、例えば、Ｎ月のメータ指針値ＢＮに、Ｎ月の検針日Ｄ（ＢＮ）から検針予定日Ｄ（ＦＮ）までの期間における推定使用量ＪＮを加算することで得られる。更に、Ｎ月の検針日Ｄ（ＢＮ）から検針予定日Ｄ（ＦＮ）までの期間における推定使用量ＪＮは、最寄りの期間、例えばＮ−１月の検針日Ｄ（ＢＮ−１）からＮ月の検針日Ｄ（ＢＮ）までの期間における単位（日）あたりの使用変化量に、期間を積算することで推定することができ、その結果、数１に示す方法で、検針予定日における推定メータ指針値ＦＮを算出することができる。
【００５２】
【数１】
ここで、Ｎ月の検針日Ｄ（ＢＮ）、メータ指針値ＢＮ、Ｎ−１月の検針日Ｄ（ＢＮ−１）、メータ指針値ＢＮ−１は、検針データベース６から管理者番号が使用者Ｘの管理番号と合致し、尚かつ、対象年月がＮ月、Ｎ−１月のデータレコードの、各ユーティリティの検針日、メータ指針値を、読み込むことで得られる。図４に示した内容に基づいて、図６に示す検針データベース６の具体例を用いて説明すると、先ず、指針値推定手段３は、検針データベース６から、管理番号が使用者Ｘの管理番号「１０００１」と合致するデータレコードを検索し（＃ｂ０）、更に、対象年月がＮ月「２００３年３月」であるデータレコード（＃ｂ１）と、Ｎ−１月「２００３年２月」であるデータレコード（＃ｂ２）を抽出する。抽出したデータレコードから各ユーティリティ「ガス」、「電力」、「水道」の検針日Ｄ（ＢＮ）、Ｄ（ＢＮ−１）、メータ指針値ＢＮ、ＢＮ−１を読み込み、読み込んだ数値と数１を用いて推定メータ指針値ＦＮを算出する。また、各ユーティリティの検針予定日Ｄ（ＦＮ）は、予めユーティリティの各事業者Ｙから本発明システム１へ送信され、本発明システム１に接続されている記憶領域に登録されており、推定メータ指針値ＦＮの算出にあたって、指針値推定手段３は記憶領域に使用者別に登録されている各ユーティリティの検針予定日Ｄ（ＦＮ）を読み込む。
【００５４】
ここで、推定メータ指針値ＦＮの算出にあたって、数１で用いられているＮ月の検針実施日Ｄ（ＢＮ）から検針予定日Ｄ（ＦＮ）までの期間における推定使用量Ｊ（Ｎ）は、Ｎ−１月の検針日Ｄ（ＢＮ−１）からＮ月の検針日Ｄ（ＢＮ）までの期間における単位（日）あたりの使用変化量を用いて算出するのではなく、前年同月の使用量や使用者Ｘ全体の平均値等を用いて推定してもよい。
【００５５】
指針値推定手段３が推定メータ指針値ＦＮを算出した後引き続き、検針データ送信手段４は、ユーティリティ毎に、前記推定メータ指針値ＦＮと使用者Ｘを識別する管理番号を含む補正検針データＤ２を作成し、補正検針データＤ２を該当ユーティリティの事業者Ｙに送信する。ユーティリティが「ガス」の場合を例に、補正検針データＤ２のデータレイアウトを図７に示す。
【００５６】
図７に示すように、補正検針データＤ２は、例えば、各ユーティリティのメータ検針を行った対象年月と、検針日、メータ指針値、検針予定日、推定メータ指針値が、使用者Ｘの管理番号と同じデータレコードに登録されており、図７では、図６に例示した検針データベース６の内容と数１に示した推定メータ指針値の算出方法を用いて得られた、管理者番号が「１０００１」である使用者Ｘの補正検針データＤ２の具体例を示している。
【００５７】
上記実施形態においては、検針データ受付手段２が使用者端末８に送信する検針データ入力用画面データＤａは、使用者Ｘがメータ検針を自ら行うことを登録している複数のユーティリティ全てについて、一画面上で、前記ユーティリティの検針情報が入力可能な入力画面を表示されているとしたが、検針データＤ１入力方法は、第１実施形態に限定されるものではなく、例えば、図８に示すように、検針データ入力用画面データＤａを、複数のユーティリティのメータ指針値を各別に入力可能な画面として表示してもよい。複数のユーティリティのメータ指針値を各別に入力可能な画面として表示することによって、使用者Ｘが検針対象に複数のユーティリティを登録しており、各ユーティリティの使用者Ｘによる検針日が異なっており、ユーティリティ毎の検針値の入力日も異なっている場合においても、誤入力が防止でき、入力作業の効率化が図れる。
【００５８】
上記第１実施形態において、図４に示すように、使用者端末８上に表示された検針データ入力用画面から入力する、各ユーティリティのメータ検針の検針実施日や検針実施時間といった検針付帯情報は同じ内容を入力していたが、ユーティリティ毎に異なった検針付帯情報を入力しても構わないし、また、複数あるユーティリティ毎に入力タイミングが異なっても構わない。
【００５９】
＜第２実施形態＞
次に、本発明システム１の第２実施形態について説明する。第２実施形態では、指針値推定手段３が算出した推定メータ指針値に基づいて、使用者Ｘのユーティリティ別ユーティリティ使用料金を計算する料金計算手段１２が追加されている。その結果、本発明システム１を設置している代行業者は、事業者Ｙに代わって、使用者Ｘが使用するユーティリティのメータ検針を受け付けるのみではなく、使用者Ｘが使用したユーティリティ料金の計算を行うことも可能になり、事業者Ｙのメータ検針にかかる負担が更に軽減される。
【００６０】
下記に料金計算手段１２が行う処理内容について説明するが、指針値推定手段３が推定メータ指針値を算出するまでの本発明システム１が行う処理内容については、第１実施形態で述べた内容と重複するので、説明を割愛する。尚、下記の説明で用いる記号は、前述と同様である。
【００６１】
先ず、料金計算手段１２は、指針値推定手段３が、事業者Ｙが指定したタイミングで推定メータ指針値ＦＮを算出した後引き続き、算出された推定メータ指針値ＦＮを使用して、使用者Ｘの検針予定日Ｄ（ＦＮ）におけるユーティリティ使用量ＧＮを算出する。ユーティリティ使用量ＧＮは、Ｎ−１月の検針予定日Ｄ（ＦＮ−１）からＮ月の検針予定日Ｄ（ＦＮ）までの総使用量であるため、ユーティリティ使用量ＧＮは数２に示す方法で算出することができる。
【００６２】
【数２】
ＧＮ＝ＦＮ−ＦＮ−１
【００６３】
ここで、Ｎ−１月のメータ指針値ＦＮ−１と、Ｎ月のメータ指針値ＦＮは、検針データベース６や、補正検針データＤ２を用いることで、求めることができる。
【００６４】
更に、ユーティリティ使用量ＧＮを算出した後、料金算出手段１２は登録されている料金表から、ユーティリティの各事業者Ｙが設定した例えば、基本料金や単位料金といった情報を読み込み、ユーティリティ使用料金を計算することができる。
【００６５】
以下に、別実施形態について説明する。
〈１〉上記第１実施形態において、使用者端末８に表示された検針データ入力用画面データＤａから、複数あるユーティリティの検針情報を入力する際、入力したデータの誤りを検出する誤入力検出用データＤａ１を、検針データ入力用画面データＤａに含めて、使用者端末８へ送信するのも、好ましい。
【００６６】
例えば、前月指針値等の誤入力検出用データＤａ１を、検針データ入力用画面上の当月指針値の入力枠の横に並べて表示することで、指針値の読み取りミスや入力ミスを事前に発見することができる。
【００６７】
また更に、誤入力検出用プログラムを誤入力検出用データＤａ１に含めておき、使用者端末８上でそのプログラムを実行することにより、より高度に誤入力の防止を図ることも可能である。誤入力検出用プログラムの内容としては、例えば、当月指針値から前月指針値を引いた値から当月使用量を求め、１）当月使用量がマイナスでないか、２）前月使用量が存在し、前月使用量と当月使用量の和が第１の規定使用量以上の場合に、当月使用量が前月使用量の第１規定数の逆数より少ないか、或いは、前月使用量の第１規定数倍より多くないか、３）前年同月使用量が存在し、前年同月使用量と当月使用量の和が前記第１の規定使用量以上の場合に、当月使用量が前年同月使用量の第２規定数の逆数より少ないか、或いは、前年同月使用量の第２規定数倍より多くないか、４）前月使用量、前年同月使用量が存在しない場合（ユーティリティ使用開始直後の検針時）に、当月使用量が第１の規定使用量より数倍大きい第２の規定使用量以上か、等の判定ロジックを実行して異常検出を行うものが考えられる。
【００６８】
また、誤入力検出用データＤａ１を使用者端末８に送信せず、使用者端末８から検針データＤ１を受信する際に、一旦、使用者端末８からメータ指針値を仮受信して、仮受信した前記メータ指針値に対して本発明システム１側で同格の判定を行って、その判定結果を使用者端末８に通知するようにしてもよい。
【００６９】
〈２〉上記第１実施形態において、使用者端末８から本発明システム１への検針データＤ１の送信は、使用者端末８からの検針データ入力画面表示の表示要求を本発明システム１へ行うことで処理が開始されるが、予め登録してある一定の条件を満たした際、使用者端末８に対して、ユーティリティのメータ検針の実施及び検針データＤ１の送信を促すメッセージを送信する検針催促手段１１を備えていれば、尚、好ましい。前記のある一定の条件の内容としては、例えば、予め使用者Ｘに決めてあるメータ検針実施日を所定日数超過しても、使用者端末８から検針データＤ１の送信がない場合や、事業者Ｙが使用者Ｘに対して予定している検針予定日に所定の日数近づいた場合といった内容が考えられる。検針催促手段１１を備えることによって、使用者端末８からの検針データＤ１送信の遅延を未然に防ぐことが可能となる。
【００７０】
〈３〉上記実施形態において、複数あるユーティリティの各々のメータ検針は１ヶ月に１回のサイクルで入力するとしたが、その限りではない。ユーティリティ毎にメータ検針のサイクルは異なっていても構わないし、月によってそのサイクルが変更されても構わない。その場合、本発明システム１は、各ユーティリティの事業者端末１０から、事業者Ｙが使用者Ｘに対して予定している検針予定日を備えたデータを、予め受信しておく必要がある。
【００７１】
〈４〉上記実施形態において、本発明システム１は複数のユーティリティ事業者Ｙからメータ検針を委託された代行業者上に設置されていることとしたが、本発明システム１は、複数のユーティリティ事業者のうちの一つの事業者Ｙ上に設置されていてもよい。この場合、当該一つの事業者Ｙが、その他の事業者に対して代行業者となる。
【００７２】
〈５〉上記実施形態において、検針データ受付手段２は、検針データＤ１としてユーティリティ種別やメータ指針値、検針日、使用者Ｘを他の使用者と識別可能にする管理番号等を受け付ける形態のものを例示したが、検針データＤ１として、ユーティリティ種別に応じて、上記以外にメータに関する付加情報を含むようにして、使用者Ｘがかかる付加情報の入力及び送信を行えるようにするのも好ましい。例えば、検針データ入力用画面上で、検針データＤ１として、メータ固有の管理番号や、ガスメータに設けられている表示ランプの点灯または点滅状態、或いは、その点滅パターン等を入力或いは選択入力できるようにしてもよい。尚、ガスメータには、保安上、ガス供給を強制遮断する機能があり、この機能の作動状態を示す表示ランプがガスメータの筐体表面に設けられている。
【００７３】
〈６〉一般に使用されているユーティリティの積算使用量を表示するメータの場合、メータの特性上、メータ指針値の全ての桁の表示が「９」となった後、継続してユーティリティが使用されると、メータ指針値は全ての桁が「０」にリセットされ、再度メータ指針値「０」からユーティリティ使用量が積算される。これをメータの回帰と称す。従って、このメータの回帰を考慮して、推定メータ指針値ＦＮ、ユーティリティ料金の計算用のユーティリティ使用量ＧＮ等の算出を行わなければならない。
【００７４】
具体的には、例えば、メータ指針値の桁数が４桁の場合、数１に示す計算において、メータ指針値をＢＮが、メータの回帰直前の値であれば、それより後の検針予定日の推定メータ指針値ＦＮはメータ回帰後の値となれば、計算上は「１００００」を超えてしまうので、通常の計算値から「１００００」を減算すればよい。更に、メータの回帰後の推定メータ指針値ＦＮについてメータの回帰を考慮する処理がなされているので、ユーティリティ使用量ＧＮの計算においても同様に、メータの回帰を考慮しなければ、負の値になるので、これに「１００００」を加算することで、正しいユーティリティ使用量ＧＮが得られる。
【００７５】
一般的に、メータ指針値の桁数がＷ桁（Ｗ：自然数）の場合、前記「１００００」の代わりに、それぞれ「１０のＷ乗」とすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る多種検針受付システムの一実施形態を示す回路ブロック図
【図２】ログイン画面の一例を示す図
【図３】検針データ入力用画面の表示の一例を示す図
【図４】検針データ入力用画面の入力の一例を示す図
【図５】使用者検針登録データベース５のデータレイアウトの一例を示す図
【図６】検針データベース６のデータレイアウトの一例を示す図
【図７】補正検針データＤ２のデータレイアウトの一例を示す図
【図８】検針データ入力用画面データＤａの別実施形態における表示の一例を示す図
【符号の説明】
１：本発明システム
２：検針データ受付手段
３：指針値推定手段
４：検針データ送信手段
５：使用者検針登録者データベース
６：検針データベース
７：通信ネットワーク
８：使用者端末
９：通信ネットワーク
１０：事業者端末
１１：検針催促手段
１２：料金計算手段[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a multimeter meter reading reception system that collectively receives and processes meter readings of utilities such as city gas, LP gas, commercial power, and water on behalf of a utility company.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, the usage fee for the supply of utilities such as city gas, LP gas, commercial power, and water is charged by each utility company individually using meter readers, for example, to each utility user (consumer) every month. Have a meter reading meter to measure the utility usage provided, determine the monthly utility usage based on the meter reading, and bill the customer for a predetermined usage fee for the usage. Was.
[0003]
Here, the meter reading method generally used by meter readers is such that each meter reader assigns a meter reading to a handy terminal (a portable small information processing terminal) for meter reading on the day of the meter reading day. Required data (user name, address, management number, scheduled meter reading date, previous month guideline, previous month usage, same month last year usage, meter number, etc.), and each user entered in the handy terminal The user reads the meter pointer value visually, inputs the meter pointer value to the handy terminal by operating an input key, and collects the meter pointer value of each house. Here, when the meter reader inputs the meter pointer value, in order to prevent erroneous input, the abnormality of the input pointer value is detected using the previous month's pointer value, the previous month's usage amount, and the same month's usage amount in the previous year.
[0004]
In addition, such a meter reading method by a meter reader has a problem that the labor and time required for meter reading are enormous, and the meter reading cost including labor costs is large. To solve this problem, each meter reading meter and the computer of the meter reading center are connected by a communication line such as a predetermined wireless line or a public telephone line, and the meter reading meter of each house is automatically read, and the communication line is connected. There is an automatic meter reading system that collects meter readings through the system.
[0005]
In this automatic meter reading system, the meter for meter reading of each house is replaced with a dedicated meter for automatic meter reading equipped with an automatic meter reading function and a communication function suitable for the automatic meter reading, or the meter reading meter for existing meter reading is replaced with an existing meter reading meter. A measure such as retrofitting a communication function must be performed for each user, and there is a problem that construction of an automatic meter reading system requires a large initial cost and a high maintenance cost. Also, the communication lines required for all users are not always available, and it is costly and technically difficult to spread the automatic meter reading system to all utility users. Must be solved.
[0006]
On the other hand, due to the rapid spread of the Internet and mobile phones in recent years and the advancement of communication technology, the users themselves have read meter reading meters installed at their homes and used personal computers and mobile phones owned by the users. , Input the meter pointer value, transmit the input pointer value to the meter reading center through the Internet or the mobile phone network, and, based on the meter pointer value transmitted by each user, A user meter reading system (also referred to as a customer meter reading system) which calculates a utility usage amount and charges a predetermined usage fee for the usage amount is also being studied.
[0007]
In such a user meter reading system, since the user himself / herself performs meter reading and self-reports the meter reading value, there is a high possibility of erroneous meter reading and erroneous input as compared with meter reading by meter readers. Also, a situation where meter reading cannot be performed due to a temporary absence of the user may occur. Furthermore, some users may intentionally make false declarations, and although the effect of reducing meter reading costs can be expected, there are many problems to be solved.
[0008]
The applicant of the present application has filed a patent application (unpublished) relating to the “user meter reading system” for the purpose of solving some problems of the user meter reading system (Japanese Patent Application No. 2002-087484, and See each specification of Japanese Patent Application No. 2002-087486).
[0009]
In addition, although the conventional meter reading method by meter readers, the same meter reading method is adopted by multiple utilities such as city gas, commercial power, water supply, etc. There has been proposed a multi-type meter reading reception system which aims to reduce the cost of meter reading by simultaneously reading a plurality of meter reading meters at home. For example, there is a joint meter reading system disclosed in Patent Document 1.
[0010]
[Patent Document 1]
JP-A-2002-49983
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
The above-mentioned user meter reading system usually uses a plurality of utilities such as city gas, commercial power, and water at the same time on the utility user side. It is more efficient to perform meter reading for all utilities at once, rather than for one utility. However, the conventional user metering system has been adapted for each company depending on the circumstances of the utility company, so a system is provided for utility users that can perform user metering for multiple utilities simultaneously. I didn't.
[0012]
In addition, the supply of utilities is performed independently for each utility company, and the customer management, billing method, and the like are also different from one another. For example, meter reading days are assigned different meter reading dates for each user depending on, for example, geographical attributes (addresses) or the like, depending on the circumstances of each business operator, and the load on the business operator side involved in meter reading is leveled. Therefore, even if the same user is used, a situation occurs in which the meter reading date differs for each utility. Therefore, there is also a problem that a meter reading date set by the utility user and a meter reading date set by the utility company do not necessarily coincide with each other.
[0013]
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to solve the above-mentioned problems and to provide a multi-type meter reading reception system capable of coping with different meter reading dates for different businesses. It is still another object of the present invention to provide a system for accepting various types of meter reading that is compatible with a user meter reading system.
[0014]
[Means for Solving the Problems]
To achieve this object, the first characteristic configuration of the multiple meter reading reception system according to the present invention is, for a user who uses one or more utilities, a utility type of the utility, a meter pointer value, a meter reading date, and the usage. Meter reading data receiving means for receiving meter reading data including a management number capable of identifying a user, based on the meter reading data received by the meter reading data receiving means, based on the meter reading data, each business operator of the utility to the user according to the meter reading data A pointer value estimating means for calculating an estimated meter pointer value on a scheduled meter reading scheduled date, and the estimated meter pointer value and the management number for each of the user and the utility calculated by the pointer value estimating means. The corrected meter reading data is stored in the business terminal of each business operator at the timing specified by each business operator. Lies in comprising and a meter reading data transmitting means for transmitting via a communication network.
[0015]
According to the first characteristic configuration of the above-mentioned various meter reading reception system, for each meter reading value for a plurality of utilities of the same user, which is read on the same meter reading date, a scheduled meter reading date set by each company for each utility. Is different, the pointer value estimating means calculates the estimated meter pointer value on the scheduled meter reading date based on the meter reading data received by the meter reading data receiving means, and the meter reading data transmitting means calculates the estimated meter pointer value as corrected meter reading data. Since the value is transmitted to the operator terminal of each operator, each operator can obtain the estimated guideline value on the scheduled meter reading date set by each operator, and by using the estimated guideline value, the meter reading date can be obtained. Compared to the case of using different actual measurement data, the usage amount close to the utility usage when using the actual pointer value on the scheduled meter reading date was obtained, Make billing can be performed. In addition, the difference in the amount of usage due to the difference between the actual meter reading date and the scheduled meter reading date is likely to be larger than the difference between the estimated guideline value and the actual guideline value on the same scheduled meter reading date. There is also an advantage that the settlement amount can be reduced in the case where the payment is performed in a short time.
[0016]
The first characteristic configuration has the above-mentioned effect in particular for a user who uses a plurality of utilities, but even for a user who uses one utility, the actual meter reading date and the scheduled meter reading date are different. If different, the same effect can be obtained by applying the multi-type meter reading reception system according to the present invention.
[0017]
In the case of the first characteristic configuration, the meter reading method is applicable to any of the conventional meter reading method by a meter reader, the automatic meter reading by an automatic meter reading system, or the user meter reading by a user meter reading system. .
[0018]
The second characteristic configuration is that all or a part of the meter reading data received by the meter reading data receiving unit is meter reading data transmitted from a user terminal of the user via a predetermined communication network. .
[0019]
According to the second characteristic configuration of the above-described multi-type meter reading reception system, it is possible to provide a multi-type meter reading reception system that can cope with different meter reading dates for each business and that can cope with a user meter reading system.
[0020]
The third characteristic configuration is that the user himself / herself registers attribute data of a user who performs meter reading of one or a plurality of utilities, an operator of the utility used by the user and an individual management number for each utility. A user meter registration registrant database provided, a meter reading value for each utility related to the meter reading performed by the user, a meter reading value, a meter reading database for storing meter reading data including a management number capable of identifying the user, and The user terminal of the user registered in the user meter registration registrant database is displayed on the user terminal via a predetermined communication network, and the meter reading data is input on the display screen. Transmitting possible meter reading data input screen data, receiving the meter reading data input on the display screen, There the meter reading data signal to a point in which a and a meter reading data receiving means for storing the meter reading database.
[0021]
According to the third characteristic configuration of the above-described multi-type meter reading reception system, the utility user registers one or more utilities for which the user wants to perform meter reading in the multi-type meter reading reception system of the present characteristic configuration. The meter reading of the utility that performs the user meter reading is performed at the same time, the meter reading values are input from the meter reading data input screen transmitted from the meter reading data receiving unit to the user terminal, and transmitted to the meter reading data receiving unit as the meter reading data. The meter reading data receiving means can store the received meter reading data in the meter reading database, thereby providing a multi-meter meter reading reception system capable of responding to a user who desires a user meter reading for a plurality of utilities.
[0022]
The fourth characteristic configuration is that, when the meter reading data input screen data is displayed and executed on the user terminal, an input screen on which all meter pointer values of the plurality of utilities can be input is displayed.
[0023]
According to the fourth characteristic configuration of the multiple meter reading reception system, the user can input all meter pointer values of a plurality of utilities on one input screen, so that the input operation can be made more efficient.
[0024]
The fifth characteristic configuration is that, when the meter reading data input screen data is displayed and executed on the user terminal, an input screen on which meter pointer values of the plurality of utilities can be individually input is displayed. .
[0025]
According to the fifth characteristic configuration of the above-described multiple meter reading reception system, when the type of the utility in which the user meter reading is registered is different for each user, an unnecessary utility is not erroneously input, thereby preventing erroneous input. it can. Also, even when a plurality of utilities are registered as a user's meter reading target, the user's meter reading dates are different from each other, and the reading date of meter reading values for each utility may be different accordingly. In this case, erroneous input can be prevented, and the efficiency of the input operation can be improved.
[0026]
The sixth characteristic configuration is that the meter reading data input screen data includes erroneous input detection data used for detecting an error in the input value of the meter reading data.
[0027]
According to the sixth characteristic configuration of the above various meter reading reception system, for example, erroneous input detection data such as the previous month's guideline value is displayed side by side with the input frame of the current month's guideline value on the meter reading data input screen. In addition, it is possible to detect in advance reading mistakes and input mistakes of the guideline value. Also, for example, comparing the current month guideline value and the previous month guideline value, which are input values to the erroneous input detection data, and if the current month guideline value is smaller than the previous month guideline value, the case where the meter goes around once and returns. However, since there is clearly a high possibility of reading errors or input errors of the guideline value, an error input detection program that detects this and notifies the user of the possibility of an error input on the input screen is included in the error input detection data. In addition, by executing the program on the user terminal, it is possible to prevent erroneous input at a higher level.
[0028]
The seventh characteristic configuration is that a meter reading prompting means is provided to the user terminal for transmitting a message prompting execution of the meter reading and transmission of the meter reading data.
[0029]
According to the seventh characteristic configuration of the above-described multiple meter reading reception system, it is possible to reduce a user's forgetting to read a meter. This is particularly effective when the meter reading interval differs depending on the utility, for example, when city gas and commercial electricity are metered every month while water is metered every other month.
[0030]
The eighth characteristic configuration is that, based on the meter reading data received by the meter reading data receiving unit, an estimation at a meter reading scheduled date scheduled by the respective utilities of the utility for the user related to the meter reading data. A pointer value estimating means for calculating a meter pointer value, and each business operator designates correction meter reading data including the estimated meter pointer value and the management number for each of the user and the utility calculated by the pointer value estimating means. Meter reading data transmission means for transmitting the data via a predetermined communication network to the business terminal of each business in accordance with the timing of the execution.
[0031]
According to the eighth characteristic configuration of the above-mentioned various meter reading reception system, for each meter reading value for a plurality of utilities of the same user, which is read on the same meter reading date, the scheduled meter reading date set by each company for each utility. Even in the case where the meter reading value is different, the pointer value estimating means calculates the estimated meter pointer value on the scheduled meter reading date based on the meter reading data received by the meter reading data receiving means, and the meter reading data transmitting means calculates the meter value as the corrected meter reading data. Since each guideline is configured to transmit the guideline value to the service terminal of each service provider, each service provider can obtain an estimated guideline value on the scheduled meter reading scheduled date. Compared to the case of using actual measurement data on different days, the usage amount close to the utility usage when using the actual pointer value on the scheduled meter reading date was obtained. , It can be carried out more accurate billing. In addition, the difference in the amount of usage due to the difference between the actual meter reading date and the scheduled meter reading date is likely to be larger than the difference between the estimated guideline value and the actual guideline value on the same scheduled meter reading date. There is also an advantage that the settlement amount can be reduced in the case where the payment is performed in a short time.
[0032]
The ninth characteristic configuration is the multimeter reading meter receiving system according to the first, second, or eighth characteristic configuration, further comprising: the meter reading based on the estimated meter pointer value calculated by the pointer value estimating means. There is provided a charge calculating means for calculating a utility usage amount on a scheduled date and calculating a utility usage fee for each of the user and the utility based on the utility usage amount.
[0033]
According to the ninth characteristic configuration of the above-described multiple meter reading reception system, the utility usage fee can be calculated on behalf of each utility company, so that each utility company can use a common database for efficient use, rather than performing it individually. Can be done. As a result, the billing processing cost can be reduced.
[0034]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
An embodiment of a multiple meter reading reception system according to the present invention (hereinafter, each of which is referred to as “the present invention system”) will be described with reference to the drawings.
[0035]
<First embodiment>
The present invention system 1 is a multimeter meter reading reception system that collectively receives and processes a plurality of meter reading values of each utility such as city gas, commercial power, and water supply on behalf of each utility company. As shown in FIG. 1, the apparatus is provided with a meter reading data receiving unit 2, a pointer value estimating unit 3, a meter reading
[0036]
Since the system 1 of the present invention can transmit and receive data to and from the user terminal 8 installed on the user X side using a plurality of utilities via the predetermined communication network 7, the user X himself / herself By reading meter reading data D1 from the user terminal 8, meter reading values of one or a plurality of utilities in which the meter reading is registered in advance can be accepted. In addition, the system 1 of the present invention can transmit and receive data to and from a
[0037]
Here, as the communication networks 7 and 9, a dedicated line network or the Internet is assumed, and as the user terminal 8, an information processing terminal having a communication function such as a personal computer, a mobile phone, or a mobile personal computer is assumed. As 10, an information processing terminal having a communication function such as a personal computer is assumed.
[0038]
The meter reading data receiving means 2 is a Web server capable of collecting and distributing data such as meter reading data D1 and meter reading data input screen data Da to and from the user terminal 8 via a predetermined communication network 7; It is built on a server computer that functions as a database server or the like that connects to the user database 5 and meter reading database and inputs data. The pointer value estimating means 3 and the meter reading data transmitting means 4 are constructed on the server computer functioning as an application server. The meter reading data receiving means 2, the guideline value estimating means 3, and the meter reading data transmitting means 4 are connected to the user meter reading registrant database 5 and the meter reading database 6 on the database server by program processing such as software. , Data processing and processing, and the meter reading data transmission means 4 can transmit the corrected meter reading data D2 to the
[0039]
The user meter reading registrant database 5 has attribute data composed of personal information of the user X who has registered in advance that the meter reading of one or a plurality of utilities is performed by himself, and a utility by which the user X performs meter reading. Is registered in advance, and the meter reading database 6 accumulates information on the history of meter reading by the user X. In addition to these databases, the scheduled meter reading date scheduled by the utility operator Y for the user X is transmitted from the operator Y to the system 1 of the present invention in advance. The scheduled meter reading date of the utility is registered. Also, information such as the previous month's meter guide value for each utility of the newly registered user X, the usage amount of the previous month, and the usage amount of the same month of the previous year for each utility of the user X is transmitted from the company Y to the system 1 of the present invention when the user X is newly registered. It has been transmitted and registered in the storage area connected to the system 1 of the present invention.
[0040]
Next, the functions of the respective means and the database of the present invention system 1 and the operations thereof will be described together with the multi-type meter reading acceptance method executed using the present invention system 1. Note that, in the present embodiment, a specific example in which utilities handled by a plurality of businesses Y are gas, electric power, and water will be described. The present invention system 1 is provided by a plurality of utilities such as gas, electric power, and water. It is assumed that the meter meter is installed on a contracted agent. It is assumed that the meter reading of the utility is performed once a month, and that the user X has registered in advance that the meter reading of one or more utilities is performed by himself.
[0041]
First, a method of receiving the meter pointer value of each utility performed by the meter reading data receiving means 2 will be specifically described with reference to FIGS.
[0042]
First, when the user X performs the meter reading of the utility, the user X accesses the Web server managed by the agent from the user terminal 8 to register the meter pointer value in the agent, and reads the meter reading data. The display request of the input screen of D1 is transmitted. Here, the display request of the input screen from the user terminal 8 is, for example, from the log-in screen as shown in FIG. 2, the “user ID” and the “password” are changed to “10001”, “****”, and the like. By clicking on the “Login” button on the login screen.
[0043]
The meter reading data receiving means 2 receives the display request of the input screen from the user terminal 8, and thereafter, for example, uses the contents such as “user ID” and “password” of the received display request as shown in FIG. A search is made as to whether the information of the user X is registered in advance in the user meter reading registration database 5 as shown, and the user management number of the user meter reading registration database 5 and the input contents such as "10001" of the "user ID" are obtained. The matching data record (# a1) is read.
[0044]
The user meter reading registration database 5 stores, for example, attribute data such as a name, an address, a telephone number, and an e-mail address of the user X, and information such as a company name and an individual management number regarding a utility by which the user X performs meter reading. Is registered in the same data record as the management number of the user X, and the meter reading data receiving means 2 reads the meter reading data input screen data Da from the contents of the user X data record read from the user meter reading registration database 5. Is created, transmitted to the user terminal 8, and displayed for output. FIG. 3 shows a display example of meter reading data input screen data Da displayed and output on the user terminal 8 based on the contents exemplified in FIGS. 2 and 5.
[0045]
As shown in FIG. 3, the meter reading data input screen data Da can be used to input a meter pointer value on one screen for all of a plurality of utilities in which the user X has registered that he / she performs meter reading by himself. In addition to the management number and name of the user X, meter reading information such as a meter reading date, meter reading execution time, and a pointer value is displayed for each utility in an item name, an input column, and a previously displayed unit (“m”).3, "KWh") are displayed side by side, and a mechanism is provided for inputting meter reading information by inputting a value in each input field or selecting and inputting from a value list displayed as a candidate. In FIG. 3, the utilities that the user X has registered to perform meter reading by himself are “gas”, “electric power”, and “water supply”, and each utility company is “XX Gas Co., Ltd.” , “XX Electric Power Co., Ltd.”, and “▲▲ Waterworks Bureau”, specifically showing the display contents of the meter reading data input screen data Da.
[0046]
After the screen for inputting meter reading data is displayed on the user terminal 8, as shown in FIG. 4, for example, from the screen, the input fields for a plurality of utilities, such as meter reading date, meter reading execution time, and pointer value, are displayed. "March 1, 2003", "15:00", "3100" m3, “Electricity” is “March 1, 2003”, “15:00”, “5500” kWh, and “Water” is “March 1, 2003”, “15:00”, “7050” m.3By inputting such numerical values as above and selecting the "Send" button, the meter reading including the utility type, meter pointer value, meter reading date, management number for enabling the user X to be distinguished from other users, for each of a plurality of utilities. The data D1 is automatically newly created, and can be transmitted to the system 1 of the present invention.
[0047]
Here, when the meter reading supplementary information such as the meter reading date and the meter reading execution time in the meter reading data D1 is input, if the information is input to any one of a plurality of utilities, the same value is input to other meter reading supplementary information. In addition, a mechanism for simplifying the input, such that the change can be made if necessary, may be provided in the meter reading data input screen data Da.
[0048]
Furthermore, in order to authenticate whether or not the input user using the user terminal 8 is the user X, a mechanism for additionally inputting information such as a password and a meter number into the meter reading data input screen data Da is provided. Is also a preferred embodiment.
[0049]
After the meter reading data D1 is transmitted to the system 1 of the present invention, and after the meter reading data receiving means 2 receives the meter reading data D1, the meter reading data receiving means 2 registers the received meter reading data D1 in the meter reading database 6. In the meter reading database 6, for example, as shown in FIG. 6, the meter reading date and the meter pointer value for each of the utilities "gas", "electric power", and "water supply" are displayed for each management number of the user X for each target year and month. When the content registered in the same data record is input on the user terminal 8 as shown in FIG. 4, a data record as shown in (# b1) of FIG. 6 is added.
[0050]
Next, a method in which the pointer value estimating means 3 calculates the estimated meter pointer value on the scheduled meter reading date scheduled for the user X by the utility company Y will be described. In addition, the month when the meter reading was performed is N month, the month one month before is N-1 month, and the meter pointer value of N month is BN, The meter reading date is D (BN), The business meter Y sets the scheduled meter reading date for the user X to D (FN), The estimated meter pointer value at the scheduled meter reading date is FNNotation.
[0051]
The pointer value estimating means 3 starts the meter reading scheduled date D (F) after the meter reading data receiving means 2 registers the meter reading data D1 in the meter reading database 6.N), The scheduled meter reading date D (FN) Estimated meter pointer value FNIs calculated. Estimated meter pointer value FNIs, for example, the meter pointer value B for N monthsNIn addition, the meter reading day D of N month (BN) To the scheduled meter reading date D (FNEstimated usage J in the period up to)NIs obtained by adding Furthermore, the meter reading date D (BN) To the scheduled meter reading date D (FNEstimated usage J in the period up to)NIs the closest period, for example, the meter reading date D (BN-1) To N months of meter reading date D (BN) Can be estimated by adding the period to the amount of change in use per unit (day) in the period up to).NCan be calculated.
[0052]
(Equation 1)
Here, the meter reading date D (BN), Meter pointer value BN, N-Month meter reading day D (BN-1), Meter pointer value BN-1Indicates the meter reading date and the meter pointer value of each utility in the data record of which the manager number matches the management number of the user X from the meter reading database 6 and the target year and month are N month and N-month. Obtained by reading. Referring to a specific example of the meter reading database 6 shown in FIG. 6 based on the contents shown in FIG. 4, first, the pointer value estimating unit 3 determines that the management number is the management number of the user X from the meter reading database 6. A data
[0054]
Here, the estimated meter pointer value FNIn the calculation of the meter reading date D (BN) To the scheduled meter reading date D (FN)), The estimated usage amount J (N) is the meter reading date D (BN-1) To N months of meter reading date D (BN), May be estimated using the usage amount in the same month of the previous year, the average value of the entire user X, and the like, instead of using the usage change amount per unit (day) in the period up to).
[0055]
The pointer value estimating means 3 calculates the estimated meter pointer value FNAfter the calculation, the meter reading
[0056]
As shown in FIG. 7, the corrected meter reading data D2 includes, for example, the target month and month when the meter reading of each utility is performed, the meter reading date, the meter pointer value, the scheduled meter reading date, and the estimated meter pointer value. In FIG. 7, the administrator number obtained by using the contents of the meter reading database 6 illustrated in FIG. 6 and the method of calculating the estimated meter pointer value shown in Equation 1 is registered in FIG. A specific example of the corrected meter reading data D2 of the user X which is “10001” is shown.
[0057]
In the above embodiment, the meter-reading data input screen data Da transmitted by the meter-reading data receiving means 2 to the user terminal 8 includes one screen for all of the utilities for which the user X is registered to perform meter reading by himself. Although the input screen on which the meter reading information of the utility can be input is displayed on the screen, the method of inputting the meter reading data D1 is not limited to the first embodiment. For example, as shown in FIG. Alternatively, the meter reading data input screen data Da may be displayed as a screen on which meter pointer values of a plurality of utilities can be individually input. By displaying the meter pointer values of a plurality of utilities as individually inputtable screens, the user X has registered a plurality of utilities for meter reading, and the meter reading date by the user X of each utility is different. Even if the input date of the meter reading value differs for each utility, erroneous input can be prevented, and the efficiency of the input operation can be improved.
[0058]
In the first embodiment, as shown in FIG. 4, the meter reading supplementary information such as the meter reading date and meter reading execution time of the meter reading of each utility, which is input from the meter reading data input screen displayed on the user terminal 8, Although the same contents have been input, different meter reading accompanying information may be input for each utility, or the input timing may be different for each of a plurality of utilities.
[0059]
<Second embodiment>
Next, a second embodiment of the present system 1 will be described. In the second embodiment, a charge calculation unit 12 that calculates a utility usage fee for each utility of the user X based on the estimated meter guide value calculated by the guide value estimation unit 3 is added. As a result, the agent installing the system 1 of the present invention not only accepts meter reading of the utility used by the user X on behalf of the operator Y, but also calculates the utility fee used by the user X. This can be performed, and the burden on the meter reading of the operator Y is further reduced.
[0060]
The processing performed by the fee calculating means 12 will be described below. The processing performed by the system 1 of the present invention until the pointer value estimating means 3 calculates the estimated meter pointer value is the same as the processing described in the first embodiment. The explanation is omitted because it is duplicated. The symbols used in the following description are the same as those described above.
[0061]
First, the fee calculating means 12 determines that the guideline value estimating means 3 uses the estimated meter guideline value F at the timing designated by the operator Y.NIs calculated, and then the calculated estimated meter pointer value F is calculated.NIs used, the scheduled date of meter reading D of user X (FNUtility usage G)NIs calculated. Utility usage GNIs the scheduled meter reading date D (FN-1) To the scheduled meter reading date of N months D (FN), The utility usage GNCan be calculated by the method shown in Expression 2.
[0062]
(Equation 2)
GN= FN-FN-1
[0063]
Here, the meter pointer value F for N-1 monthN-1And the meter pointer value F for N monthsNCan be obtained by using the meter reading database 6 and the corrected meter reading data D2.
[0064]
Furthermore, utility usage GNIs calculated, the fee calculating means 12 can read information such as a basic fee and a unit fee set by each utility Y from the registered fee table, and calculate the utility usage fee.
[0065]
Hereinafter, another embodiment will be described.
<1> In the first embodiment, when inputting the meter reading information of a plurality of utilities from the meter reading data input screen data Da displayed on the user terminal 8, an erroneous input detection for detecting an error in the input data is performed. It is also preferable that the data Da1 be included in the meter reading data input screen data Da and transmitted to the user terminal 8.
[0066]
For example, by displaying erroneous input detection data Da1 such as the previous month's guideline value next to the input frame of the current month's guideline value on the meter reading data input screen, a reading error or input mistake of the guideline value is found in advance. be able to.
[0067]
Furthermore, by including the erroneous input detection program in the erroneous input detection data Da1 and executing the program on the user terminal 8, it is possible to prevent erroneous input at a higher level. As the contents of the erroneous input detection program, for example, the usage amount for the current month is obtained from the value obtained by subtracting the previous month's guideline value from the current month's guideline value. If the sum of the usage and the current month's usage is greater than or equal to the first specified usage, the current month's usage is less than the reciprocal of the first specified number of the previous month's usage, or the first specified number times the previous month's usage 3) If the amount used in the same month last year exists and the sum of the usage in the same month last year and the usage in the current month is equal to or greater than the first specified usage, the usage in this month is the second specified number of the usage in the same month last year Is less than the reciprocal of the previous year, or is not more than the second specified multiple of the same month of the previous year. The second prescribed use, whose amount is several times greater than the first prescribed use Or amount or more, can be considered to perform abnormality detection by executing the determination logic and the like.
[0068]
In addition, when the erroneous input detection data Da1 is not transmitted to the user terminal 8 and the meter reading data D1 is received from the user terminal 8, the meter pointer value is temporarily received from the user terminal 8 temporarily and temporarily received. The system 1 of the present invention may perform a determination of equality with respect to the meter pointer value, and notify the user terminal 8 of the determination result.
[0069]
<2> In the first embodiment, transmission of the meter reading data D1 from the user terminal 8 to the system 1 of the present invention is performed by requesting the system 1 of the present invention to display a meter reading data input screen display from the user terminal 8. When a certain condition registered in advance is satisfied, a meter reading prompting means for transmitting a message prompting the user terminal 8 to execute the meter reading of the utility and to transmit the meter reading data D1. It is still more preferable that 11 is provided. The contents of the certain conditions include, for example, a case where the meter reading data D1 is not transmitted from the user terminal 8 even if the meter reading execution date predetermined for the user X exceeds a predetermined number of days, The case where Y approaches a predetermined number of days on the scheduled meter reading date for the user X may be considered. The provision of the meter reading prompting means 11 makes it possible to prevent a delay in the transmission of the meter reading data D1 from the user terminal 8 beforehand.
[0070]
<3> In the above embodiment, the meter reading of each of the plurality of utilities is input once a month, but this is not a limitation. The meter reading cycle may be different for each utility, and the cycle may be changed for each month. In this case, the system 1 of the present invention needs to receive, in advance, data from the
[0071]
<4> In the above-described embodiment, the system 1 of the present invention is installed on a subcontractor entrusted with meter reading by a plurality of utility companies Y. May be installed on one of the businesses Y. In this case, the one operator Y acts as an agent for the other operators.
[0072]
<5> In the above embodiment, the meter reading data receiving means 2 receives the utility type, the meter pointer value, the meter reading date, the management number for enabling the user X to be distinguished from other users, and the like as the meter reading data D1. However, it is also preferable that the meter X includes additional information on the meter in addition to the above as the meter reading data D1 according to the utility type so that the user X can input and transmit the additional information. For example, on the meter reading data input screen, as the meter reading data D1, a management number unique to the meter, a lighting or blinking state of a display lamp provided in the gas meter, or a blinking pattern thereof can be input or selected. May be. The gas meter has a function of forcibly shutting off the gas supply for security, and an indicator lamp indicating an operation state of this function is provided on the surface of the housing of the gas meter.
[0073]
<6> In the case of a meter that displays the accumulated usage of a commonly used utility, the utility is continuously used after all the digits of the meter pointer value become “9” due to the characteristics of the meter. Then, all digits of the meter pointer value are reset to “0”, and the utility usage is integrated again from the meter pointer value “0”. This is referred to as meter regression. Therefore, considering the regression of this meter, the estimated meter pointer value FN, Utility usage G for calculating utility chargesNEtc. must be calculated.
[0074]
Specifically, for example, when the number of digits of the meter pointer value is four, in the calculation shown in Equation 1, the meter pointer value is set to BNIs the value immediately before the return of the meter, the estimated meter pointer value FNIf the value after the meter regression exceeds “10000” in the calculation, “10000” may be subtracted from the normal calculated value. Further, the estimated meter pointer value F after the meter regressionNOf the utility usage GNSimilarly, if the regression of the meter is not taken into account, the value becomes a negative value. By adding “10000” to this value, the correct utility usage G can be calculated.NIs obtained.
[0075]
In general, when the number of digits of the meter pointer value is W digits (W: a natural number), “10 to the power of W” may be used instead of “10000”.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a circuit block diagram showing an embodiment of a multi-type meter reading reception system according to the present invention.
FIG. 2 shows an example of a login screen.
FIG. 3 is a diagram showing an example of a display of a meter reading data input screen.
FIG. 4 is a diagram showing an example of input on a meter reading data input screen;
FIG. 5 is a diagram showing an example of a data layout of a user meter reading registration database 5;
FIG. 6 is a diagram showing an example of a data layout of a meter reading database 6;
FIG. 7 is a diagram showing an example of a data layout of corrected meter reading data D2.
FIG. 8 is a diagram showing an example of display of the meter reading data input screen data Da in another embodiment.
[Explanation of symbols]
1: System of the present invention
2: Meter reading data receiving means
3: Guideline value estimation means
4: Meter reading data transmission means
5: User meter reading registrant database
6: Meter reading database
7: Communication network
8: User terminal
9: Communication network
10: Business terminal
11: Meter reading prompting means
12: Charge calculation means
Claims (9)
前記検針データ受付手段が受信した前記検針データに基づいて、前記ユーティリティの各事業者が前記検針データに係る前記使用者に対して予定している検針予定日における推定メータ指針値を算出する指針値推定手段と、
前記指針値推定手段が算出した前記使用者及び前記ユーティリティ別の前記推定メータ指針値と前記管理番号を含む補正検針データを、前記各事業者が指定するタイミングに合わせて前記各事業者の事業者端末に、所定の通信ネットワークを介して送信する検針データ送信手段と、を備えてなる多種検針受付システム。In a user using one or a plurality of utilities, a utility type of the utility, a meter pointer value, a meter reading date, meter reading data receiving means for receiving meter reading data including a management number capable of identifying the user,
Based on the meter reading data received by the meter reading data receiving means, a guide value for calculating an estimated meter guide value on a scheduled meter reading date scheduled for each user of the utility by the utility based on the meter reading data. Estimating means;
The correction meter reading data including the estimated meter pointer value and the management number for each of the user and the utility calculated by the guideline value estimating means is adjusted to the timing specified by each business operator, A meter reading reception system comprising: a terminal; and meter reading data transmitting means for transmitting the meter reading data via a predetermined communication network.
前記使用者の実施したメータ検針に係る前記ユーティリティ別のメータ指針値、検針日、使用者を識別可能な管理番号を含む検針データを保存する検針データベースと、
前記使用者検針登録者データベースに登録された前記使用者の使用者端末に対して、所定の通信ネットワークを介して、前記使用者端末上に画面表示させ前記検針データをその表示画面上で入力可能な検針データ入力用画面データを送信するとともに、前記表示画面上で入力された前記検針データを受信し、受信した前記検針データを前記検針データベースに保存する検針データ受付手段と、を備えてなる多種検針受付システム。User meter registrant comprising user attribute data registered to perform meter reading of one or more utilities by the user himself, a utility operator of the utility used by the user, and an individual management number for each utility. Database and
A meter reading database that stores meter reading values including a meter reading value for each utility related to the meter reading performed by the user, a meter reading date, and a management number capable of identifying the user.
For a user terminal of the user registered in the user meter reading registrant database, a screen is displayed on the user terminal via a predetermined communication network, and the meter reading data can be input on the display screen. Meter reading data input screen data, receives the meter reading data input on the display screen, and stores the received meter reading data in the meter reading database. Meter reading reception system.
前記指針値推定手段が算出した前記使用者及び前記ユーティリティ別の前記推定メータ指針値と前記管理番号を含む補正検針データを、前記各事業者が指定するタイミングに合わせて前記各事業者の事業者端末に、所定の通信ネットワークを介して送信する検針データ送信手段と、を備えていることを特徴とする請求項３〜７の何れか１項に記載の多種検針受付システム。Based on the meter reading data received by the meter reading data receiving means, a guide value for calculating an estimated meter guide value on a scheduled meter reading date scheduled for each user of the utility by the utility based on the meter reading data. Estimating means;
The correction meter reading data including the estimated meter pointer value and the management number for each of the user and the utility calculated by the guideline value estimating means is adjusted to the timing specified by each business operator, The meter reading reception system according to any one of claims 3 to 7, wherein the terminal includes a meter reading data transmitting unit that transmits the meter reading data via a predetermined communication network.
前記指針値推定手段が算出した前記推定メータ指針値に基づいて、前記検針予定日におけるユーティリティ使用量を算出し、前記ユーティリティ使用量に基づいて、前記使用者及び前記ユーティリティ別のユーティリティ使用料金を計算する料金計算手段を備えていることを特徴とする多種検針受付システム。It is a multi-type meter reading reception system according to claim 1, 2 or 8,
Based on the estimated meter pointer value calculated by the pointer value estimating means, a utility usage on the scheduled meter reading date is calculated, and a utility usage fee for each of the user and the utility is calculated based on the utility usage. A meter reading reception system, characterized by comprising a charge calculating means.
Priority Applications (1)
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| JP2003086014A JP2004295411A (en) | 2003-03-26 | 2003-03-26 | Various meter inspection reception system |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022073978A (en) * | 2020-10-29 | 2022-05-17 | 秀男 松野 | Electricity, gas, or water bill settlement system |
-
2003
- 2003-03-26 JP JP2003086014A patent/JP2004295411A/en not_active Withdrawn
Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
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