JP2004295321A - プロセス状態監視分析方式及び監視分析プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】監視の対象とするプロセス6の内部のプロセス情報を順次採取しプロセス情報テーブル8に記録するプロセス情報採取手段2と、システム全体の動作状況やステータスを定期的に採取しシステム情報テーブル7に記録するシステム情報採取手段1と、出力要求を検出すると両テーブルの各エントリの情報を時刻情報をキーとして対応付ける情報解析手段3と、対応付けられたプロセス情報とシステム情報を編集出力形式ファイル9の指定に従って選択、編集しファイルに出力する情報出力手段4とを有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はプロセス状態監視分析方式及び監視分析プログラムに関し、特に監視対象のプロセスやプロセス群のトレース情報の他関連するシステム情報も収集し、出力要求された時或いはプロセス異常発生時に収集情報を対応付け編集しファイル出力することでシステムを高負荷にすることなく、運用中にも適用できるプロセス状態監視分析方式及び監視分析プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、プログラムの処理の実行性能を監視及び分析する装置があり、例えば次の様なオンラインプログラム性能情報採取装置がある。
【0003】
利用者からのトランザクション処理要求を受け付け、監視や分析対象であるオンラインプログラムに制御を渡し、これより処理結果を受け取り要求元に通知する通信管理手段を通じて、トランザクション処理監視手段がオンラインプログラムの性能情報を採取する。
【0004】
トランザクション処理監視手段は、処理要求に対応するトランザクションの開始前及び終了時にトランザクションの性能情報を採取し、後者より前者を減算することにより、該トランザクションの性能情報を求める。
【0005】
性能情報加工手段は、該性能情報を、予め定められた性能情報加工条件に照合し、対応する手順にしたがった記録形式に加工する。性能情報記録手段は、該記録形式に加工された性能情報を性能情報蓄積領域に記録する(特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−244998号公報(第1頁、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のオンラインプログラム性能情報採取装置では、監視や分析対象であるオンラインプログラムの性能情報(処理時間が一定閾値を越える処理のトランザクション処理に要したCPU時間とIO発行回数、トランザクション処理時間及び処理時間が一定閾値以下の処理のCPU時間とトランザクション処理時間)が採取されるが、オペレーティングシステム(OS)の管理している情報まで採取されない。
【0008】
しかしながら、トランザクション処理に異常に時間が掛かかった、或いはトランザクション処理が異常終了した場合等の分析においては、同時間やその前におけるオンラインプログラム以外のプロセスも含めた全体的状況情報が必要である。
【0009】
というのは異常を検出したプログラムに原因はなく、OSを含めた他のプロセスに原因がある、或いは他プロセスとの競合に原因があることもよくあるためである。
【0010】
従って、従来の装置でプロセスの状態監視や性能分析を行うためには、プロセスの内部情報を出力させ、別途、同条件でプロセスを動作させオペレーティングシステムの管理している制御情報を採取し、有効と見なされる情報を人手で取捨選択し、両方の情報をタイムテーブルで見較べ、問題点やボトルネックを見つけ出す必要がある。
【0011】
又、監視対象プロセス側に組み込んだトレース、分析、記録機能(通信管理プログラムでの処理の開始及び終了時の時刻情報、資源使用量の採取、減算、加工条件との照合、記録の為のI/O)を常時実行することにより逆に監視対象プロセスの性能を劣化させる、システムを高負荷状態にする、ディスク容量を圧迫し、運用中のシステムには適用できないという問題もあった。
【0012】
又、トレース機能を異常時のみに限定する仕組みとした場合に、プロセスでは異常と認識できないシステムの動作状況(システム全体のCPU使用率、I/Oビジー率等)やプロセスステータス(プロセス毎のCPU使用率、メモリ使用量)上のボトルネック時に、トレース機能が働かないために情報を採取できなかった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1のプロセス状態監視分析方式は、監視の対象とするプロセス内部のプロセス情報を順次採取しプロセス情報テーブルに記録するプロセス情報採取手段と、システム全体の動作状況やステータスを定期的に採取しシステム情報テーブルに記録するシステム情報採取手段と、出力要求を検出すると前記両テーブルの各エントリの情報を時刻情報をキーとして対応付ける情報解析手段と、対応付けられたプロセス情報、システム情報を編集出力形式ファイルの指定に従って選択、編集しファイルに出力する情報出力手段とを有することを特徴とする。
【0014】
本発明の第2のプロセス状態監視分析方式は、監視対象の複数のプロセス毎に設けられ、各プロセス内部のプロセス情報を順次採取し自己のプロセス情報テーブルに記録する、複数のプロセス情報採取手段と、システム全体の動作状況、ステータス、実行プロセス情報を定期的に採取しシステム情報テーブルに記録するシステム情報採取手段と、監視対象のプロセスの内の少なくとも一つから出力要求を受けると前記各プロセス情報テーブルにシステム情報テーブルの情報を時刻情報、或いは前記実行プロセス情報をキーとして対応付ける第2の情報解析手段と、対応付けられたプロセス情報とシステム情報の組を、編集出力形式ファイルの指定に従って選択し編集しファイルに出力する情報出力手段とを有することを特徴とする。
【0015】
本発明の第3のプロセス状態監視分析方式は、前記第1、又は第2のプロセス状態監視分析方式に於いて、前記プロセス情報採取手段を、監視対象のプロセスに埋め込まれ、プロセス異常を含めたイベント発生時に記録手段を呼び出す手段と、イベントを記録する手段とすることを特徴とする。
【0016】
本発明の第4のプロセス状態監視分析方式は、前記第1、又は第2のプロセス状態監視分析方式に於いて、前記システム情報採取手段をオペレーティングシステムが出力するシステムアクティビティ情報エリアから、定期的にオペレーティングシステムやユーザプロセスのCPU稼働時間情報、I/O待ち時間情報を含むシステム情報を採取し記録する手段とすることを特徴とする。
【0017】
本発明の第5のプロセス状態監視分析方式は、前記第1、又は第2のプロセス状態監視分析方式に於いて、前記プロセス情報テーブル、システム情報テーブルをメモリ上のテーブルとし、プロセス情報採取手段やシステム情報採取手段が所定サイズのテーブルエリアを循環使用し記録することを特徴とする。
【0018】
本発明の第1のプロセス状態監視分析プログラムは、監視の対象とするプロセス内部のプロセス情報を順次採取しプロセス情報テーブルに記録するプロセス情報採取手順と、システム全体の動作状況やステータスを定期的に採取しシステム情報テーブルに記録するシステム情報採取手順と、出力要求を検出すると前記両テーブルの各エントリの情報を時刻情報をキーとして対応付ける情報解析手順と、対応付けられたプロセス情報とシステム情報を編集出力形式ファイルの指定に従って編集しファイルに出力する情報出力手順とを有することを特徴とする。
【0019】
本発明の第2のプロセス状態監視分析プログラムは、監視対象の複数のプロセス毎に設けられ、各プロセス内部のプロセス情報を順次採取し自己のプロセス情報テーブルに記録する、複数のプロセス情報採取手順と、システム全体の動作状況、ステータス、実行プロセス情報を定期的に採取しシステム情報テーブルに記録するシステム情報採取手順と、監視対象のプロセスの内の少なくとも一つから出力要求を受けると前記各プロセス情報テーブルにシステム情報テーブルの情報を時刻情報、或いは前記実行プロセス情報をキーとして対応付ける第2の情報解析手順と、対応付けられたプロセス情報とシステム情報の組を、編集出力形式ファイルの指定に従って選択し編集しファイルに出力する情報出力手順とを有することを特徴とする。
【0020】
本発明の第3のプロセス状態監視分析プログラムは、前記第1、又は第2のプロセス状態監視分析プログラムに於いて、前記プロセス情報採取手順を、監視対象のプロセスに埋め込まれ、プロセス異常を含めたイベント発生時に記録手段を呼び出す手順と、イベントを記録する手順とすることを特徴とする。
【0021】
本発明の第4のプロセス状態監視分析プログラムは、前記第1、又は第2のプロセス状態監視分析プログラムに於いて、前記システム情報採取手順をオペレーティングシステムが出力するシステムアクティビティ情報エリアから、定期的にオペレーティングシステムやユーザプロセスのCPU稼働時間情報、I/O待ち時間情報を含むシステム情報を採取し記録する手順とすることを特徴とする。
【0022】
本発明の第5のプロセス状態監視分析プログラムは、前記第1、又は第2のプロセス状態監視分析プログラムに於いて、前記プロセス情報採取手順がメモリ上の所定サイズのテーブルエリアを循環使用しプロセス情報テーブルを最新状態に更新し、前記システム情報採取手順がメモリ上の所定サイズのテーブルエリアを循環使用しシステム情報テーブルを最新状態に更新することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の説明で、システム全体のCPU使用率、I/Oビジー率、メモリ使用量といったシステム全体およびプロセスの動作状況をシステム情報、プロセスのエラーメッセージ、パラメータ値といったプロセス独自のトレース情報をプロセス情報と略記する。
【0024】
図1は本実施形態のプロセス状態監視分析方式の全体構成を示したブロック図である。ホストは、システム動作状況やプロセスステータスを採取するシステム情報採取手段1、プロセス内部のプロセス情報を採取するプロセス情報採取手段2、プロセスとシステムの情報を解析する情報解析手段3、各情報をファイルに出力する情報出力手段4、監視されるプロセス6、システム情報を格納するシステム情報テーブル7、プロセス情報を格納するプロセス情報テーブル8、状況のファイル出力形式を記述する編集出力形式ファイル9、システム情報、プロセス情報を編集した編集出力ファイル10、編集出力ファイル10に出力する契機を与える出力要求手段5を含んでいる。
【0025】
システム情報採取手段1は、定期的にシステム情報を採取しシステム情報テーブル7に出力する。例えば、1秒から数分等の一定間隔でタイマー割込を利用し起動されるデーモンプロセスとし、オペレーティングシステムのSAR(System Activity Reportor)等のメモリ上の出力エリアからシステム全体のCPU使用率、プロセス毎のCPU使用率、I/Oビジー率、メモリ使用量等のシステム情報を読出し、メモリ上のシステム情報テーブル7に格納する。
【0026】
このデーモンプロセスには、オペレーティングシステムの処理経過情報にアクセス可能とする為、ユーザプロセス(APプログラム等)よりも高い読出アクセス権を持たせておく。
【0027】
プロセス情報採取手段2は、プロセス6の要求に応じてプロセス内部情報を採取しプロセス情報テーブル8に出力する。
【0028】
監視されるプロセスにイベントやオペレーティングシステムのAPI(Aplycation Program Inteface)呼出の発生時にプロセス情報採取手段2の記録手段を呼び出すマクロ命令等を設定し、呼び出された記録手段がイベントやAPI呼出情報等を取得し、更に必要に応じその時の時刻を取得し、プロセス情報テーブル8に順次追記していく。
【0029】
出力要求手段5は、システム情報、プロセス情報の解析、編集、出力を指示する手段であり、キーボード等の入力手段或いは外部の監視プログラム等であり、シグナル割込等を利用し、出力要求を情報解析手段3に通知する。
【0030】
情報解析手段3は、出力要求を契機としてシステム情報テーブル7、プロセス情報テーブル8の情報データを情報出力手段4に送る。
【0031】
情報出力手段4は受けたデータを編集出力形式ファイル9の形式に従って、選択し、編集し、編集出力ファイル10に出力する。
【0032】
尚、プロセス情報採取手段2、システム情報採取手段1、情報解析手段3、情報出力手段4は監視されるプロセス6を含むホスト装置(サーバ、コンピュータ、端末等の情報処理装置)のプログラムで実現される。
【0033】
次に、本実施の形態の動作について図面を参照して説明する。図2は本実施形態のプロセス状態監視分析方式の動作を示したフローチャートである。
【0034】
システム情報採取手段1は、定期的にシステム情報を採取しシステム情報テーブル7に出力する。プロセス情報採取手段2は、プロセス6の要求に応じてプロセス内部情報を採取しプロセス情報テーブル8に出力する(ステップ1)。
【0035】
システム情報テーブル7には、例えば図3に示す様に、1秒ごとの処理状況情報として、時刻情報、CPUのユーザプロセス実行時間、システム(オペレーティングシステム)のプロセス実行時間、IO待ち時間、アイドル時間(空き時間)の割合(パーセンテージ)が、Time、usr、sys、wio、idle欄に格納される。
【0036】
プロセス情報テーブルには、例えば図4に示す様に、監視されるプロセスで発生したイベントやAPI呼出情報、それらの時刻がDescription、Time欄に逐次追記格納される。
【0037】
操作者或いは外部の監視プログラムが異常を検知した場合は、出力要求手段5により情報出力、或いはそれとトレース停止を要求し、情報解析手段3は出力要求を検出すると(ステップ2)、トレース停止指示が付随していれば(ステップ3)システム情報採取手段1とプロセス情報採取手段2に停止指示する(ステップ4)。
【0038】
システム情報テーブル7、プロセス情報テーブル8の情報を読出し引き取り、両者の各エントリの情報を対応付け情報出力手段4に送る。
【0039】
即ち、システム情報テーブル7、プロセス情報テーブル8はそれぞれ所定の限られたサイズのメモリエリアに作成されるが、エリアの末尾へ書き込むと先頭に戻り最古の情報に順次上書きする循環方式で作成されており、各採取手段の書き込みポインタ情報を参照し最古の情報が先頭になる様に整え、時刻情報をキーとしシステム情報、プロセス情報を対応付けてから送る。
【0040】
例えば図3のシステム情報テーブルの20:07:41、20:07:43、20:07:46の各エントリが図4のプロセス情報テーブルの同時刻のDescription情報に対応付けられる(ステップ5)。
【0041】
情報出力手段4は編集出力形式ファイル9を読み込み、情報解析手段3より受け取った情報を編集出力形式ファイル9の指定の形式に編集し、結果を編集出力ファイル10に出力する。
【0042】
例えば、編集出力形式ファイル9が図5に示す様にDescription、wioを指定していれば、対応付けられた両者の情報の内、Time、Description、wio欄の各行(エントリ)の情報が選択され、図6に示す情報に編集しファイルに出力する(ステップ6)。
【0043】
ステップ4の停止を行ってなければ(ステップ7)、同様のトレース動作が繰り返される。
【0044】
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図7は本実施形態のプロセス状態監視分析方式の全体構成を示したブロック図である。
【0045】
ホストは、システム情報を採取するシステム情報採取手段1、各プロセス内のプロセス情報を採取するプロセス情報採取手段2−1〜2−N、プロセス情報とシステム情報を監視し解析する情報解析手段3A、各情報をファイルに出力する情報出力手段4、監視されるプロセス6−1〜6−N、システム情報を格納するシステム情報テーブル7、プロセス情報を格納するプロセス情報テーブル8−1〜8−N、状況のファイル出力形式を記述する編集出力形式ファイル9、システム情報、プロセス情報を編集した編集出力ファイル10−1〜10−Nを含む。
【0046】
システム情報採取手段1は、定期的にシステム情報を採取しシステム情報テーブル7に出力する。例えば、オペレーティングシステムのSAR等のメモリ上の出力エリアからシステム全体のCPU使用率、プロセス毎のCPU使用率、I/Oビジー率、メモリ使用量の他、実行プロセス情報(実行したプロセス名の記録、或いは実行中のプロセス名)を読出し、メモリ上のシステム情報テーブル7に格納する。
【0047】
プロセス情報採取手段2−1〜2−Nは、プロセス6−1〜6−Nの要求に応じてプロセス内部情報を採取しそれぞれプロセス情報テーブル8−1〜8−Nに出力する。
【0048】
プロセス6−1〜6−Nは自分が異常を検知したときに、情報解析手段3Aに通知する(指示12−1、・・、12−N)。
【0049】
例えば、プロセス6−1〜6−Nの何れかのプロセスで図4に示す様なアクション結果ファイルのオープンに失敗した等の異常を検出すると情報解析手段3Aに通知する。
【0050】
情報解析手段3A(第2の情報解析手段)は、プロセス6−1〜6−Nの何れかより上記通知を受けるとシステム情報テーブル7の各エントリの情報、プロセス情報テーブル8−1〜8−Nの各エントリ情報を時刻情報、或いは実行プロセス情報をキーとして対応付け、情報出力手段4に送り、情報出力手段4が、システム情報とプロセス情報を編集出力形式ファイル9の形式に従って対応付けられたプロセス情報とシステム情報のN個の組から選択し、編集し、編集出力ファイル10−1〜10−Nに出力する。
【0051】
編集出力形式ファイル9はプロセス情報テーブル識別とそれの項目名、システム情報テーブルの項目名の形式で記述されている。
【0052】
上記の様に構成することにより、複数プロセスへの同時適用ができ、プロセス毎のトレース情報を参照することができる。
【0053】
尚、プロセス情報採取手段2−1〜2−N、システム情報採取手段1、情報解析手段3A、情報出力手段4は監視されるプロセス6−1〜6−Nを含むホスト装置(サーバやコンピュータ端末等の情報処理装置)のプログラムで実現される。
【0054】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明によれば、プロセス、システムの何れかで問題を検出した場合に、他方の情報も採取されており、出力した情報を用いて原因解析が確実に行える。
【0055】
また、システムおよびプロセスのトレース情報を関連付けてファイル出力できるため、プロセスでは異常と認識できないシステムの動作状況やプロセスステータス上のボトルネックの調査においても、解析時の手段として有効である。
【0056】
また、問題を検出した場合にのみ、トレース情報の解析、編集、ファイル出力を行っており、負荷を軽減したトレース情報ファイル出力を行える。
【0057】
即ち、通常は、メモリ領域内にトレース情報を確保し、異常を検出した場合および調査が必要な場合のみ、メモリ上のトレース情報をファイル出力する方式であり、問題が発生していない正常運用中に負荷をかけることなく、解析に必要なトレース情報の採取が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロセス状態監視分析方式の第1実施形態の全体構成を示したブロック図。
【図2】本発明のプロセス状態監視分析方式の第1実施形態の動作を示したフローチャート。
【図3】本発明の第1実施形態のシステム情報テーブル7の例を示した図。
【図4】本発明の第1実施形態のプロセス情報テーブル8の例を示した図。
【図5】本発明の第1実施形態の編集出力形式ファイル9の例を示した図。
【図6】本発明の第1実施形態の編集出力ファイル10の例を示した図。
【図7】本発明のプロセス状態監視分析方式の第2実施形態の全体構成を示したブロック図。
【符号の説明】
1 システム情報採取手段
2、2−1〜2−N プロセス情報採取手段
3、3A 情報解析手段
4 情報出力手段
5 出力要求手段
6、6−1〜6−N 監視されるプロセス
7 システム情報テーブル
8、8−1〜8−N プロセス情報テーブル
9 編集出力形式ファイル
10 編集出力ファイル
Claims (10)
- 監視の対象とするプロセス内部のプロセス情報を順次採取しプロセス情報テーブルに記録するプロセス情報採取手段と、システム全体の動作状況やステータスを定期的に採取しシステム情報テーブルに記録するシステム情報採取手段と、出力要求を検出すると前記両テーブルの各エントリの情報を時刻情報をキーとして対応付ける情報解析手段と、対応付けられたプロセス情報、システム情報を編集出力形式ファイルの指定に従って選択、編集しファイルに出力する情報出力手段とを有することを特徴とするプロセス状態監視分析方式。
- 監視対象の複数のプロセス毎に設けられ、各プロセス内部のプロセス情報を順次採取し自己のプロセス情報テーブルに記録する、複数のプロセス情報採取手段と、システム全体の動作状況、ステータス、実行プロセス情報を定期的に採取しシステム情報テーブルに記録するシステム情報採取手段と、監視対象のプロセスの内の少なくとも一つから出力要求を受けると前記各プロセス情報テーブルにシステム情報テーブルの情報を時刻情報、或いは前記実行プロセス情報をキーとして対応付ける第2の情報解析手段と、対応付けられたプロセス情報とシステム情報の組を、編集出力形式ファイルの指定に従って選択し編集しファイルに出力する情報出力手段とを有することを特徴とするプロセス状態監視分析方式。
- 前記プロセス情報採取手段を、監視対象のプロセスに埋め込まれ、プロセス異常を含めたイベント発生時に記録手段を呼び出す手段と、イベントを記録する手段とすることを特徴とする請求項1、又は2記載のプロセス状態監視分析方式。
- 前記システム情報採取手段をオペレーティングシステムが出力するシステムアクティビティ情報エリアから、定期的にオペレーティングシステムやユーザプロセスのCPU稼働時間情報、I/O待ち時間情報を含むシステム情報を採取し記録する手段とすることを特徴とする請求項1、又は2記載のプロセス状態監視分析方式。
- 前記プロセス情報テーブル、システム情報テーブルをメモリ上のテーブルとし、プロセス情報採取手段やシステム情報採取手段が所定サイズのテーブルエリアを循環使用し記録することを特徴とする請求項1、又は2記載のプロセス状態監視分析方式。
- 監視の対象とするプロセス内部のプロセス情報を順次採取しプロセス情報テーブルに記録するプロセス情報採取手順と、システム全体の動作状況やステータスを定期的に採取しシステム情報テーブルに記録するシステム情報採取手順と、出力要求を検出すると前記両テーブルの各エントリの情報を時刻情報をキーとして対応付ける情報解析手順と、対応付けられたプロセス情報とシステム情報を編集出力形式ファイルの指定に従って編集しファイルに出力する情報出力手順とを有することを特徴とするプロセス状態監視分析プログラム。
- 監視対象の複数のプロセス毎に設けられ、各プロセス内部のプロセス情報を順次採取し自己のプロセス情報テーブルに記録する、複数のプロセス情報採取手順と、システム全体の動作状況、ステータス、実行プロセス情報を定期的に採取しシステム情報テーブルに記録するシステム情報採取手順と、監視対象のプロセスの内の少なくとも一つから出力要求を受けると前記各プロセス情報テーブルにシステム情報テーブルの情報を時刻情報、或いは前記実行プロセス情報をキーとして対応付ける第2の情報解析手順と、対応付けられたプロセス情報とシステム情報の組を、編集出力形式ファイルの指定に従って選択し編集しファイルに出力する情報出力手順とを有することを特徴とするプロセス状態監視分析プログラム。
- 前記プロセス情報採取手順を、監視対象のプロセスに埋め込まれ、プロセス異常を含めたイベント発生時に記録手段を呼び出す手順と、イベントを記録する手順とすることを特徴とする請求項6、又は7記載のプロセス状態監視分析プログラム。
- 前記システム情報採取手順をオペレーティングシステムが出力するシステムアクティビティ情報エリアから、定期的にオペレーティングシステムやユーザプロセスのCPU稼働時間情報、I/O待ち時間情報を含むシステム情報を採取し記録する手順とすることを特徴とする請求項6、又は7記載のプロセス状態監視分析プログラム。
- 前記プロセス情報採取手順がメモリ上の所定サイズのテーブルエリアを循環使用しプロセス情報テーブルを最新状態に更新し、前記システム情報採取手順がメモリ上の所定サイズのテーブルエリアを循環使用しシステム情報テーブルを最新状態に更新することを特徴とする請求項6、又は7記載のプロセス状態監視分析プログラム。
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Cited By (2)
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JPWO2012046293A1 (ja) * | 2010-10-04 | 2014-02-24 | 富士通株式会社 | 障害監視装置、障害監視方法及びプログラム |
US9037744B2 (en) | 2005-06-30 | 2015-05-19 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing apparatus, information processing system, message control method, and program product, storage medium |
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2003
- 2003-03-26 JP JP2003084788A patent/JP2004295321A/ja active Pending
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