JP2004293590A

JP2004293590A - Valve device

Info

Publication number: JP2004293590A
Application number: JP2003083753A
Authority: JP
Inventors: Kenichi Nomura; 健一野村; Junichi Imai; 純一今井; Takumi Kimura; 巧木村; Ken Fushimi; 研伏見
Original assignee: Keihin Corp
Current assignee: Keihin Corp
Priority date: 2003-03-25
Filing date: 2003-03-25
Publication date: 2004-10-21

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To smoothly and surely displace a valve element by simply and surely connecting the drive part of a valve device to a valve stem. <P>SOLUTION: A first retainer 100 is provided to the lower surface of a flange 94 of a plunger 92 of a drive part 18. The first retainer 100 is inserted in a notch section 36 of a valve stem 14 through a guide-in hole 114. Then the first retainer 100 is displaced almost horizontally relative to the notch section 36 so that a first engagement hole 112 is fitted in the notch section 36. The first retainer 100 is displaced upward along the valve stem 14 so that the valve stem 14 is engaged with the inside of an insert hole 108 of the first retainer 100. Thus the valve shaft 14 is integrally connected to the first retainer 100. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バルブ装置に関し、一層詳細には、駆動源の作用下に変位する駆動軸と、弁座に着座・離間する弁軸とを簡便かつ確実に連結する連結部材を有するバルブ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来から、例えば、内燃機関から排出される有害成分を除去するために、バルブ装置が用いられている。このバルブ装置は、内燃機関から排出される排気ガスを吸気系に再循環させ、前記排気ガス中に含まれるＮＯｘ等の有害成分を減少させるために、前記内燃機関の吸気系と排気系とを連通させる機能を有する。
【０００３】
一般的に、バルブ装置は、内燃機関の吸気系と排気系とを連通させる再循環路が形成される弁本体部と、前記弁本体部に連結されるバルブステムを駆動して変位動作を行う駆動装置とから構成される。そして、駆動装置によるバルブステムの変位作用下に前記再循環路の内部を流通する排気ガスの連通状態を切り換えている。
【０００４】
例えば、このようなバルブ装置では、コイルの励磁作用下に軸線方向に沿って変位する駆動装置にアーマチュアが設けられ、前記アーマチュアにおける内周側に突出した突出部の上面に、スプリングワッシャを介して環状の平ワッシャが設けられている。そして、前記平ワッシャの上面にはクリップが配設され、前記クリップがバルブステムの溝部に対して係合されている。
【０００５】
このクリップは、略中央部に孔部を有する断面略Ｃ字状に形成され、前記クリップをバルブステムの軸線と略直交する方向から前記溝部に対してスライドさせるように係合させ、前記平ワッシャの上面側に装着されたクリップによって平ワッシャをバルブステムの溝部に固定している。その際、前記クリップおよび平ワッシャは、スプリングワッシャの弾発力によって上方へと押圧されている。
【０００６】
そして、バルブステムの溝部に保持された平ワッシャを介して、アーマチュアの突出部の下面側に設けられるリテーナとの間にアーマチュアの突出部を挟持し、前記バルブステムとアーマチュアとを一体的に連結している（例えば、特許文献１参照）。
【０００７】
また、弁軸に対してリテーナを一体的に連結する手段としては、前記リテーナの貫通孔を弁軸に挿通させ、前記リテーナを弁軸に対して略直交する方向にスライドさせる。そして、リテーナの貫通孔と連通し、かつ前記貫通孔より小径に形成される係合孔を弁軸の凹部に対して係合させて前記弁軸とリテーナとを一体的に連結している（例えば、特許文献２参照）。
【０００８】
【特許文献１】
特開２０００−２７４５４９号公報（段落［００３１］〜［００３５］、図３）
【特許文献２】
特開平１１−１４１７２４号公報（段落［００７３］〜［００７８］、図２）
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記の提案に関連してなされたものであり、弁軸に対して連結部材を簡便かつ確実に連結させ、前記弁軸を円滑かつ確実に変位させることが可能なバルブ装置を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明は、流体通路と弁座とを有する弁基部と、
前記弁座に離間・着座することにより前記流体通路を開閉する弁体と、
前記弁体に一端部が連結される弁軸と、
前記弁基部に連結されるハウジングと、
前記ハウジングの内部に配設され、電気信号により軸線方向に沿って駆動する可動部材と、
前記可動部材に対して弾発力を付勢するばね部材と、
前記ばね部材の弾発力によって前記弁軸と可動部材とを互いに半径方向に相対変位可能に連結するとともに、軸線方向に一体的に連結する連結部材と、
からなるバルブ装置において、
前記連結部材は、前記弁軸の小径部が嵌合される第１孔部と、前記第１孔部より大径に形成され、前記弁軸の大径部が係合される第２孔部と、前記第１孔部より半径外方向に偏心して形成されるとともに、前記第１孔部と貫通する第３孔部とを備えることを特徴とする。
【００１１】
本発明によれば、弁軸における小径部を連結部材の第１孔部に嵌合させた状態で、前記弁軸の大径部に対して第２孔部を係合させることにより、連結部材が弁軸に対して半径方向へ変位することを防止することができる。そのため、弁軸に対して連結部材を正確に位置決めすることができ、前記連結部材の位置ずれを防止することが可能となる。
【００１２】
従って、前記連結部材のみが半径方向に変位して可動部材と接触することが防止され、弁軸の軸心と前記弁軸に嵌合される連結部材の軸心とを簡便に一致させ、弁軸をずれることなく円滑かつ確実に変位させることができる。
【００１３】
また、弁軸の小径部と第１孔部との間に形成されるクリアランスを、前記第２孔部と前記弁軸の大径部との間に形成されるクリアランスより小さく形成することにより、弁軸の小径部を連結部材の第１孔部の内周面に当接させた状態において、連結部材を弁軸の大径部側へと変位させ、前記大径部を第２孔部の内部に係合させる際、第２孔部と前記弁軸の大径部との間に形成されるクリアランスによって前記連結部材を容易に係合させることができる。
【００１４】
さらに、弁軸の小径部と第１孔部との間に形成されるクリアランスを、前記第２孔部と前記弁軸の大径部との間に形成されるクリアランスより大きく設定するとともに、前記第２孔部の開口部に前記大径部を第２孔部の内部へとガイドする案内部を設けることにより、弁軸の小径部に連結部材の第１孔部の内周面を当接させ、前記弁軸の外周面が第２孔部の内周面に対して所定長だけオーバーラップしている場合においても、前記連結部材を弁軸の大径部に向かって変位させることにより、前記連結部材が前記大径部に対して第２孔部の開口部に形成された案内部に沿って徐々に変位する。その際、前記連結部材の軸心が案内部のガイド作用下に弁軸の軸心に接近する方向に変位する。その結果、前記弁軸を連結部材の第２孔部に好適に係合することができ、弁軸の軸心と連結部材の軸心とを簡便かつ確実に一致させることができる。
【００１５】
さらにまた、第２孔部は、前記連結部材の突出部に窪んで形成され、前記突出部と前記可動部材の内周面とを所定間隔離間して配設することにより、前記突出部が可動部材と接触することがなくなる。このため、弁体を円滑かつ確実に変位させることができるとともに、バルブ装置における可動部材の内部スペースを有効に活用することができる。
【００１６】
またさらに、連結部材は、第２孔部が開口する一側面を略平面状に形成することにより、前記連結部材の軸線方向に沿った高さ寸法を抑制することができる。そのため、連結部材の小型化を図ることができるとともに、バルブ装置の内部のスペースを有効に活用することができる。
【００１７】
また、流体通路に、内燃機関の内部に再循環される排気ガスを流通させることにより、前記排気ガスの流量を好適に調整することができる。
【００１８】
【発明の実施の形態】
本発明に係るバルブ装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【００１９】
図１において、参照符号１０は、内燃機関から排出される有害成分を除去する排気ガス再循環バルブとして適用されたバルブ装置を示す。このバルブ装置１０は、図示しない内燃機関の排気系から吸気系への排気ガスの循環を制御する弁部（弁基部）１２と、前記弁部１２における弁軸１４の軸線方向に沿った変位をガイドするガイド部１６と、前記弁部１２を駆動する駆動部１８と、前記弁部１２と駆動部１８とを連結する連結機構１９と、前記弁部１２の開閉状態を検出するセンサ部２０とから構成される。
【００２０】
弁部１２は弁ボディ２２を備え、この弁ボディ２２の下部には内燃機関の排気系と連結される入口ポート２４と、前記内燃機関の吸気系と連結される出口ポート２６とが形成されている。前記入口ポート２４および出口ポート２６は、該入口ポート２４の上部に形成された連通室２８と、前記弁ボディ２２内に形成された排気ガスの循環流路である再循環路３０によって連通される。
【００２１】
連通室２８は、入口ポート２４の上部から弁ボディ２２の上面に開口するように形成される。前記入口ポート２４には環状の弁座３２が配設され、この弁座３２には、入口ポート２４および連通室２８の内部を介して弁軸１４が挿通される。また、前記連通室２８は、その側部に接続される再循環路３０を介して出口ポート２６と連通している。
【００２２】
弁軸１４は長尺に形成され、その下端部には半径外方向に拡径した弁本体３４が形成されている。そして、前記弁本体３４が前記弁座３２に対して着座または離間することにより入口ポート２４の開閉を行う。なお、弁軸１４の上端部側は、センサ部２０における後述するセンサロッド１２６の下端部と連結されている。
【００２３】
また、弁軸１４の上端から所定長だけ下方側には、半径内方向に縮径した細軸状の切欠部（小径部）３６が形成されている。
【００２４】
前記弁ボディ２２の上部には、金属製材料からなる有底状のハウジング３８がねじ部材４０を介して連結され、前記ハウジング３８は、略円筒状に形成される側壁４２と、前記側壁４２の下端から一体的かつ略水平方向に延在する底壁４４とからなる。なお、前記弁ボディ２２の上面とハウジング３８の下面との間には、環状のシール部材４６が挟持されているため、弁ボディ２２の連通室２８の内部を流通する排気ガスが外部に漏出することが防止される。
【００２５】
この場合、前記ハウジング３８には、その側壁４２と底壁４４とに跨って窓部４８が形成され、前記窓部４８を介してハウジング３８の内部と外部（大気側）とが連通し、さらに、前記底壁４４の略中央部には孔部５０が形成され、この孔部５０の内部にはガイド部１６が配設されている。
【００２６】
一方、前記ハウジング３８の開口した上部には、センサ部２０が一体的に装着されている。
【００２７】
ガイド部１６は、弁ボディ２２とハウジング３８との間に配設され、このガイド部１６は、弁軸１４を保持する略円筒状の弁軸ガイド５２と、前記弁軸ガイド５２の外周側を囲繞するように孔部５０に装着される保持部材５４と、前記保持部材５４の下面と弁ボディ２２との間に挟持される薄板状のアンダーカバー５６とからなる。この弁軸ガイド５２は耐熱性材料（例えば、カーボン焼結体またはステンレス鋼）から形成され、その内部には弁軸１４が軸線方向に沿って変位自在に支持されている。なお、前記弁軸ガイド５２を囲繞する保持部材５４は、前記弁軸ガイド５２と同様に耐熱性材料から形成され、前記保持部材５４の下端部はアンダーカバー５６の周縁部を介して弁ボディ２２とハウジング３８との間に挟持されている。
【００２８】
アンダーカバー５６は耐熱性材料から略カップ状に形成され、開口された上端より半径外方向へと延在する周縁部が、弁ボディ２２の上面と保持部材５４との間に挟持されている。そして、前記アンダーカバー５６の略中央部には挿通孔６０が形成され、前記挿通孔６０に挿通される弁軸１４の外周面を囲繞している。そのため、前記アンダーカバー５６によって前記弁軸ガイド５２および保持部材５４が外部から遮蔽される。
【００２９】
駆動部１８はハウジング３８の内部に配設され、略円柱状の内孔を有する第１支持部材６２と第２支持部材６４とを備えている。この第１支持部材６２は、弁軸１４の軸線に略直交するように延在するとともに、ハウジング３８の上部にその端部が固定される第１周縁部６６と、前記弁軸１４に沿って延在する筒状の第１膨出部６８とからなる。
【００３０】
一方、第２支持部材６４は、弁軸１４の軸線に略直交するように延在するとともに、前記ハウジング３８の下部に端部が固定される第２周縁部７０と、前記弁軸１４に沿って延在し、かつ前記第１支持部材６２の第１膨出部６８と対向する筒状の第２膨出部７２とからなる。ここで、第２膨出部７２は、その外周が上方に向かって徐々に縮径するテーパ状に形成されている。
【００３１】
第１支持部材６２および第２支持部材６４は、各外周面に形成された第１周縁部６６および第２周縁部７０によって、それぞれハウジング３８における側壁４２の内面に固定され、前記第２周縁部７０の下面には、カバー部材７４の固着部７６が固着される。このカバー部材７４は略カップ状に形成され、その略中央部には保持部材５４が挿通されている。ここで、第２支持部材６４、ハウジング３８の側壁４２および底壁４４との間に空間７８が形成され、この空間７８は前記窓部４８を介して外部と連通されている。すなわち、ハウジング３８の内部に前記窓部４８を介して外気が導入されることにより、前記ハウジング３８の内部が好適に冷却される。
【００３２】
また、ハウジング３８の内部における第１支持部材６２と第２支持部材６４とによって囲繞された空間７８には、弁軸１４を駆動するためのコイル８０が配設される。前記コイル８０は非金属製材料からなるボビン８２に巻回され、このボビン８２は、第２支持部材６４上のスプリングワッシャ８４によって、第１支持部材６２に指向して弾性的に固定される。このコイル８０には、図示しない電源が接続される。
【００３３】
一方、第１支持部材６２および第２支持部材６４の内孔には、非磁性体材料で略カップ状に形成されたスリーブ部材８６がその底面を下にして挿入されている。そして、前記スリーブ部材８６の開口された上端は、外方向に湾曲して形成され、前記第１支持部材６２の上端に係止される。ここで、スリーブ部材８６の下部には、後述する第２ばね部材１１８のガイドとして機能する下に凸の略カップ状の突出部８８が形成され、その略中央部には、前記ハウジング３８内に挿入された弁軸１４が挿通される挿通孔９０が形成される。
【００３４】
さらに、スリーブ部材８６の内部には、磁性体からなる略円筒状のプランジャ（可動部材）９２が前記弁軸１４と同軸上かつ摺動自在に挿入される。そして、プランジャ９２の内周側には、その略中央部において半径内方向に所定長だけ突出したフランジ部９４が形成されている。前記フランジ部９４の内部には弁軸１４が挿通され、前記弁軸１４の外周面とフランジ部９４の内周面との間には所定間隔のクリアランスが設けられている。この場合、プランジャ９２のフランジ部９４と弁軸１４の切欠部３６との間には、前記プランジャ９２と弁軸１４とを連結する連結機構１９が設けられている。
【００３５】
この連結機構１９は、前記フランジ部９４の上面側に配設される環状の第１ばね受部材９８と、前記フランジ部９４の下面側に配設される第１リテーナ（連結部材）１００と、前記弁軸１４における第１リテーナ１００より下方に環状溝を介して装着される第２リテーナ１０２とからなる。
【００３６】
第１ばね受部材９８は環状に形成され、その内周端および外周端がそれぞれ上方に向かって折曲されている。そして、第１ばね受部材９８と後述する第２ばね受部材１４６との間に、第１ばね部材１０４が介装されている。前記第１ばね部材１０４は、プランジャ９２を下方に押圧する方向に付勢している。
【００３７】
第１リテーナ１００は、前記プランジャ９２の内周径より小径の略円盤状に形成され、その略中央部には上方に向かって所定長だけ突出した突部（突出部）１０６が形成されている。そして、前記突部１０６の内部には挿入穴（第２孔部）１０８が形成され、前記挿入穴１０８の直径は、弁軸１４の直径と略同等に形成されている。前記挿入穴１０８の開口部には、その上方に向かって徐々に拡径するテーパ面（案内部）１１０が形成されている。
【００３８】
図２〜図４に示されるように、前記第１リテーナ１００の略中央部には第１係着孔（第１孔部）１１２が形成され、この第１係着孔１１２はこれよりも大径に形成される導入孔（第３孔部）１１４と連通状態にある。前記導入孔１１４は弁軸１４の直径と略同等もしくは若干大きく形成されるとともに、第１係着孔１１２の直径は前記弁軸１４の切欠部３６（図４参照）の直径と略同等に形成されている。
【００３９】
そして、図３に示されるように、前記導入孔１１４は第１リテーナ１００の略中央部に形成される第１係着孔１１２より半径外方向に若干オフセット（偏心）して形成され、前記導入孔１１４と第１係着孔１１２とは、大径の導入孔１１４から小径の第１係着孔１１２に向かって徐々に幅狭となるテーパ状の長孔で接続されている。また、図１８に示されるように、導入孔１１４の代わりにスリット（スリット部）２０４を延在させてもよい。
【００４０】
一方、図２に示されるように、第１リテーナ１００の下面には、下方に向かって突出した環状壁部１１６が形成され、この環状壁部１１６の外周側にはスリーブ部材８６の突出部８８（図１参照）との間に第２ばね部材（ばね部材）１１８が介装されるとともに、前記第２ばね部材１１８の内周側には第２リテーナ１０２（図１参照）との間に第３ばね部材１２０が介装されている。
【００４１】
すなわち、プランジャ９２のフランジ部９４は、第１ばね部材１０４によって第１ばね受部材９８に対して付勢される下方への弾発力と、第２ばね部材１１８によって第１リテーナ１００の下面に対して付勢される上方への弾発力との作用下に挟持されるが、弁軸１４とプランジャ９２とを連結するのは、第２ばね部材１１８と第１リテーナ１００のみである。第１ばね部材１０４と第１ばね受部材９８は、プランジャ９２の振動を防止するために設けられ、前記弁軸１４とプランジャ９２とを連結・挟持するものではない。
【００４２】
なお、導入孔１１４および第１係着孔１１２は、第１リテーナ１００の突部１０６を貫通するように形成されるとともに、前記第１係着孔１１２は挿入穴１０８と連通し、互いの軸心が一致するように形成されている。
【００４３】
図１に示されるように、第２リテーナ１０２は略円盤状に形成され、その外周端が上方に向かって折曲されている。そして、前記第２リテーナ１０２の略中央部には第２係着孔１２２が形成され、前記第２係着孔１２２を弁軸１４の略中央部に形成された環状溝に嵌め込むことにより前記第２リテーナ１０２が弁軸１４に一体的に係着される。この場合、前記第２リテーナ１０２は、弁軸１４において第１リテーナ１００の下方となるように配設される。
【００４４】
センサ部２０は、ハウジング３８の上部に装着されるセンサケース１２４と、前記センサケース１２４の内部に軸線方向に沿って変位自在に設けられるセンサロッド１２６と、前記センサロッド１２６の変位量を検出する抵抗体１２８とからなる。前記センサケース１２４は、その下端部がハウジング３８の内部に挿入され、薄板状の固定カバー１３０を介してハウジング３８の上部に一体的に装着されている。その際、センサケース１２４の外周面に装着されたシール部材１３２によってハウジング３８の内部の気密が保持される。
【００４５】
また、センサケース１２４の側方には、所定長だけ突出したコネクタ部１３４が形成され、前記コネクタ部１３４には、その内部に配設された端子１３６を介して図示しない電源と接続されるリード線等が接続される。そして、前記コネクタ部１３４の端子１３６を介して前記電源からの電流がコイル８０へと供給される。また、前記端子１３６の一方は抵抗体１２８に接続され、前記抵抗体１２８で検出されたセンサロッド１２６の変位量を検出信号としてコネクタ部１３４より出力している。
【００４６】
さらに、センサケース１２４の略中央部には装着穴１３８が軸線方向に沿って形成され、センサロッド１２６が軸線方向に沿って変位自在に配設されている。この装着穴１３８の下方には薄板状のプレート部材１４０が装着され、前記装着穴１３８を閉塞している。前記プレート部材１４０の上面には、前記センサロッド１２６と略平行に抵抗体１２８が装着されている。
【００４７】
センサロッド１２６は、その上端部がセンサケース１２４の内部で下方に向かって突出した突起部１４２に挿入されるとともに、その下端部が前記プレート部材１４０の孔部を介して弁軸１４の上端部に連結されている。センサケース１２４とセンサロッド１２６との間には、リターンスプリング１４４が介装され、前記リターンスプリング１４４の弾発力によって前記センサロッド１２６が下方へと付勢されている。
【００４８】
プレート部材１４０の下面には第２ばね受部材１４６が固着され、前記第２ばね受部材１４６の略中央部に形成されるシャフト保持部１４８によって、センサロッド１２６が軸線方向に沿って変位自在にガイドされている。さらに、センサロッド１２６の外周面には、該プレート部材１４０の上面に設けられた抵抗体１２８と対向する位置にブラシ１５０が設けられ、前記ブラシ１５０の先端部が抵抗体１２８に接触している。
【００４９】
すなわち、前記ブラシ１５０が抵抗体１２８に接触する位置において、コネクタ部１３４の端子１３６間の抵抗値が変化するため、前記抵抗値の変化を検出することによりセンサロッド１２６の変位位置を検出することができる。換言すると、前記ブラシ１５０と抵抗体１２８とは、接触式のポジションセンサとして機能する。
【００５０】
そして、前記弁部１２における弁本体３４の開閉状態は、弁軸１４およびセンサロッド１２６の軸線方向に沿った変位作用下に生じる前記抵抗値の変化によって検出され、前記検出された検出信号がセンサケース１２４の側部に設けられたコネクタ部１３４の端子１３６を介して図示しない制御回路へと出力される。
【００５１】
本発明の実施の形態に係るバルブ装置１０は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。まず、弁軸１４に対して第１リテーナ１００を組み付ける場合について説明する。
【００５２】
図４に示されるように、弁軸１４に第１リテーナ１００の導入孔１１４を挿通させる。その際、前記導入孔１１４は、弁軸１４の直径と略同等もしくは若干大きく形成されているため、導入孔１１４を弁軸１４に対して好適に挿通させることができる。
【００５３】
図７に示されるようにクリアランスをＣ１＞Ｃ２に設定した場合、まず、図５に示されるように、弁軸１４に挿通された導入孔１１４に挿通された第１リテーナ１００を該弁軸１４の軸線方向に沿って変位させ、第１リテーナ１００の導入孔１１４を前記弁軸１４の切欠部３６と対向する位置とする。次に、第１リテーナ１００の第１係着孔１１２が弁軸１４に向かって接近する方向（矢印Ａ方向）、すなわち略水平方向へと前記第１リテーナ１００を変位させる。
【００５４】
そして、前記導入孔１１４の内部に挿通された弁軸１４の切欠部３６に対して、第１リテーナ１００の導入孔１１４から第１係着孔１１２へと移動させ（矢印Ａ方向）、前記第１係着孔１１２の内周面に対して切欠部３６の外周面を当接させる（図５参照）。その結果、前記第１係着孔１１２の直径は、切欠部３６の直径と略同等に形成されているため、前記切欠部３６が第１係着孔１１２に嵌合された状態となる。
【００５５】
最後に、図６に示されるように、前記第１係着孔１１２に切欠部３６が嵌合された状態において、前記第１リテーナ１００を軸線方向に沿って上方（矢印Ｂ方向）へと変位させる。その際、クリアランスがＣ１＞Ｃ２に設定されているため、切欠部３６が挿入穴１０８側に干渉することがなく挿入が容易となる。その結果、弁軸１４における切欠部３６の上部側が挿入穴１０８の内部に挿入され、前記挿入穴１０８の上面に当接した状態となる。
【００５６】
次に、クリアランスをＣ１＜Ｃ２に設定した場合について、図８〜図１０を参照して以下に説明する。
【００５７】
図８に示されるように、切欠部３６の外周面を第１リテーナ１００のスライド作用下に第１係着孔１１２の内周面に当接させた際、弁軸１４の外周面が挿入穴１０８の内周面に対して半径方向にオーバーラップする。
【００５８】
弁軸１４に導入孔１１４を介して挿通された第１リテーナ１００を軸線方向に沿って変位させ、前記第１リテーナ１００の導入孔１１４が切欠部３６と対向する位置とする。そして、第１リテーナ１００の第１係着孔１１２が弁軸１４に向かって接近する方向（矢印Ａ方向）、すなわち略水平方向へと前記第１リテーナ１００を変位させる。その際、弁軸１４の軸心Ｄと、第１リテーナ１００の軸心Ｅとはオフセットしている状態にある。
【００５９】
そして、図８に示されるように、前記導入孔１１４の内部に挿通された弁軸１４の切欠部３６に対して、第１リテーナ１００の導入孔１１４から第１係着孔１１２へと移動させ、前記第１係着孔１１２の内周面に対して切欠部３６の外周面を当接させる。その結果、前記第１係着孔１１２の直径は、切欠部３６の直径と略同等に形成されているため、前記切欠部３６が第１係着孔１１２に嵌合された状態となる。
【００６０】
そして、図９に示されるように、前記第１係着孔１１２に切欠部３６が嵌合された状態で前記第１リテーナ１００を軸線方向に沿って上方（矢印Ｂ方向）へと変位させる。その結果、弁軸１４における切欠部３６の上部側が、挿入穴１０８におけるテーパ面１１０に沿って該挿入穴１０８の内部に挿入され、挿入穴１０８の上面に当接した状態となる。その際、前記弁軸１４の外周面が挿入穴１０８の内周面の一部に当接した状態となるが、図１０に示されるように、クリアランスがＣ１＜Ｃ２であるため切欠部３６が第１係着孔１１２側と干渉することがない。
【００６１】
その結果、弁軸１４の切欠部３６が第１リテーナ１００の第１係着孔１１２に係合されるとともに、弁軸１４における切欠部３６の上部が第１リテーナ１００の挿入穴１０８の内部に挿入されて確実に嵌合されるため、弁軸１４に対して第１リテーナ１００が一体的に連結された状態となる。
【００６２】
次に、上記のように弁軸１４に対して第１リテーナ１００が一体的に組み付けられたバルブ装置１０の動作並びに作用効果について説明する。
【００６３】
図１は、弁本体３４が弁座３２に着座して、入口ポート２４と出口ポート２６との連通が遮断された弁閉状態を示している。
【００６４】
このような弁閉状態において、図示しない電源に接続されたコネクタ部１３４を介して駆動部１８のコイル８０に電流を供給する。そして、前記コイル８０に電流が供給されることにより弁部１２の開弁動作が行われ、前記コイル８０への電流の供給を停止することによって前記弁部１２の閉弁動作が行われる。
【００６５】
すなわち、図示しない制御回路の指示に基づいて、前記電源よりコイル８０に所定量の電流が供給されると、該コイル８０から磁界が発生し、プランジャ９２がスリーブ部材８６の内周面に沿って下方に移動するように電磁力を受ける。
【００６６】
また、第２支持部材６４の第２膨出部７２は、その外周が上方に向かって徐々に縮径するテーパ状に形成されているため、プランジャ９２に加わる軸線方向の電磁力が、該プランジャ９２の軸線方向に沿った位置に比例する。
【００６７】
そして、プランジャ９２が、そのフランジ部９４を介して第１リテーナ１００を押圧することにより、第２ばね部材１１８の弾発力に抗しながら前記プランジャ９２が下方向（矢印Ｚ１方向）に変位する。その際、前記第１リテーナ１００と連結された弁軸１４が、弁軸ガイド５２のガイド作用下に下方向に変位し、この弁軸１４の下端部に形成される弁本体３４が弁座３２から離間することによって、入口ポート２４と出口ポート２６の間が連通される（開弁状態）。
【００６８】
そして、このプランジャ９２は、前記電磁力と第２ばね部材１１８の弾発力がつり合う位置で停止する。すなわち、弁部１２の開閉量は、コイル８０に供給される電流の強弱によって決定される。
【００６９】
ここで、プランジャ９２は、第２リテーナ１０２によってその下限位置が規制されているため、プランジャ９２がスリーブ部材８６の底面に衝突し、損傷することが回避される。
【００７０】
次に、コイル８０への電流の供給を停止すると、第２ばね部材１１８の弾発力による上方向の付勢によってプランジャ９２が上昇し、これに伴って弁軸１４は、弁軸ガイド５２のガイド作用下に上方（矢印Ｚ２方向）に変位する。そして、この弁軸１４の弁本体３４が弁座３２に着座し、入口ポート２４が閉塞される（閉弁状態）。
【００７１】
ここで、第１ばね部材１０４は、第１ばね受部材９８を介してプランジャ９２を下方向（矢印Ｚ１方向）に付勢し、プランジャ９２のフランジ部９４が、第１リテーナ１００に常に当接されているため、振動の発生が阻止される。そして、プランジャ９２と第１リテーナ１００、弁軸１４および第１ばね受部材９８とは直接結合されていないため、閉弁動作時に前記プランジャ９２の慣性力が弁軸１４に加わることがない。そのため、弁本体３４の弁座３２への衝突時に、該弁本体３４または弁座３２が損傷することが回避される。
【００７２】
さらに、弁軸１４とプランジャ９２の突起部１４２との間には所定の隙間が設けられているため、前記プランジャ９２と前記弁軸１４との軸線に直交する方向の相対変位が許容され、前記プランジャ９２のミスアライメントまたは前記弁軸１４の前記軸線に直交する方向の変動に起因して前記弁軸１４の駆動が阻害されることがない。
【００７３】
このような弁本体３４による入口ポート２４の開閉状態は、弁軸１４の上端部に連結されたセンサロッド１２６を介して抵抗体１２８に伝達され、該抵抗体１２８の抵抗変化を出力信号として図示しない制御回路に出力することによりフィードバックされる。
【００７４】
以上のように、本実施の形態では、第１リテーナ１００の挿入穴１０８の直径が弁軸１４の直径と略同等に形成されている。そのため、弁軸１４における切欠部３６を第１リテーナ１００の第１係着孔１１２に係合させた状態で、弁軸１４の切欠部３６の上部側に対して挿入穴１０８を係合させることにより、第１リテーナ１００が弁軸１４に対して半径方向への変位を防止することができる。そのため、弁軸１４に対して第１リテーナ１００を正確に位置決めすることができ、第１リテーナ１００の位置ずれを防止することができる。
【００７５】
換言すると、弁軸１４と第１リテーナ１００とが連結されるプランジャ９２に対して半径方向に一体的に変位するため、第１リテーナ１００のみが半径方向に変位してプランジャ９２と接触することが防止されるとともに、前記第１リテーナ１００に一方の端部が装着された第２および第３ばね部材１１８、１２０が位置ずれして偏向することが防止される。その結果、弁軸１４の軸心Ｄと、前記弁軸１４に嵌合される第１リテーナ１００の軸心Ｅとが一致した状態とすることができるため、前記弁軸１４を円滑かつ確実に変位させることができる。
【００７６】
また、第１係着孔１１２および導入孔１１４が形成された第１リテーナ１００のみで、プランジャ９２と弁軸１４とを好適に連結することができる。そのため、バルブ装置１０の部品点数を削減してコストを低減することができるとともに、その構成を簡素化して組み付け性を向上させることができる。
【００７７】
さらに、第１リテーナ１００を弁軸１４の切欠部３６に対して半径方向にスライドさせるのみで簡便に嵌合し、弁軸１４と第１リテーナ１００とを一体化することができる。そのため、バルブ装置１０の組み付け作業性およびメンテナンス作業性を向上させることができる。
【００７８】
さらにまた、第１リテーナ１００の上面に突出して形成された突部１０６は、第１リテーナ１００が弁軸１４の切欠部３６に嵌合された際、略円筒状のプランジャ９２の内部に配設される。そして、前記突部１０６の外周面とプランジャ９２の内周面とは所定間隔離間して配設されているため、前記突部１０６がプランジャ９２と接触することがない。また、バルブ装置１０におけるプランジャ９２の内部のスペースを有効に活用することができる。
【００７９】
またさらに、弁軸１４の切欠部３６に第１リテーナ１００の第１係着孔１１２の内周面を当接させた状態において、前記弁軸１４の外周面と挿入穴１０８の内周面との間には、所定間隔離間したクリアランスが設けられている。そのため、第１リテーナ１００を上方に変位させ、前記弁軸１４における切欠部３６の上部側に挿入穴１０８を係合させる際、前記クリアランスによって第１リテーナ１００を容易に係合させることができる。
【００８０】
また、弁軸１４の切欠部３６に第１リテーナ１００の第１係着孔１１２の内周面を当接させた状態において、前記弁軸１４の外周面が挿入穴１０８の内周面に対して所定長だけオーバーラップしている、弁軸１４の外周面が挿入穴１０８の内周面より半径外方向に大きい場合においても、第１リテーナ１００を上方に変位させて係合させる際、弁軸１４における切欠部３６の上部側に、挿入穴１０８の開口部に形成されたテーパ面１１０を当接させながら変位させる。
【００８１】
その際、前記第１リテーナ１００はテーパ面１１０に沿って徐々に弁軸１４の軸心に接近する方向に変位しながら上方へと変位する。そして、弁軸１４の上部側が好適に挿入穴１０８の内部に係合される。そのため、弁軸１４の切欠部３６に第１リテーナ１００の第１係着孔１１２の内周面を当接させた状態において、弁軸１４の外周面がオーバーラップし略水平方向にた場合においても、前記弁軸１４に対して第１リテーナ１００の挿入穴１０８を好適に係合させることができ、第１リテーナ１００の上方への変位作用下に、弁軸１４の軸心と第１リテーナ１００の軸心とを一致させることができる。
【００８２】
なお、前記挿入穴１０８の上方側の開口部に形成されるテーパ面１１０の形状は、下方に向かって縮径する円弧状の円弧部や面取形状としてもよい。
【００８３】
次に、変形例に係る第１リテーナ２００ａ〜２００ｄについて説明する。
【００８４】
図１１および図１２に示されるように、第１リテーナ２００ａにおける外周部の下面には、その外周側に下方へと突出する環状の外周壁２０２が形成されている。
【００８５】
このような構造とすることにより、第１リテーナ２００ａを弁軸１４（図１参照）の切欠部３６（図１参照）に嵌合した際、外周側に介装される第２ばね部材１１８が、外周壁２０２によって好適に位置決めされるため、前記第２ばね部材１１８の半径方向への位置ずれが防止されるとともに、前記第２ばね部材１１８が第１リテーナ２００ａから脱抜することが防止される。
【００８６】
また、図１３および図１４に示されるように、第１リテーナ２００ｂの上面を略平面状として、該第１リテーナ２００ｂの上面より所定深さだけ窪んで弁軸１４（図１参照）が挿入される挿入穴１０８が形成されている。
【００８７】
このような構造とすることにより、第１リテーナ２００ｂの上面に所定長だけ突出した突部１０６（図２および図１１参照）を設ける必要がないため、前記第１リテーナ２００ｂの軸線方向に沿った高さを抑制することができる。そのため、第１リテーナ２００ｂの小型化を図ることができるとともに、バルブ装置１０の内部のスペースを有効に活用することができる。
【００８８】
さらに、図１５および図１６に示されるように、第１リテーナ２００ｃの上面を略平面状として、弁軸１４（図１参照）が挿入される挿入穴１０８を前記上面より所定深さだけ窪ませて形成するとともに、前記第１リテーナ２００ｃにおける外周部の下面に所定長だけ突出した外周壁２０２を形成している。
【００８９】
このような構造とすることにより、第１リテーナ２００ｃの上面に所定長だけ突出した突部１０６（図２および図１１参照）を設ける必要がないため、第１リテーナ２００ｃの軸線方向に沿った高さを抑制することができる。そのため、第１リテーナ２００ｃの小型化を図ることができるとともに、バルブ装置１０の内部のスペースを有効に活用することができる。
【００９０】
また、第１リテーナ２００ｃを弁軸１４（図１参照）の切欠部３６（図１参照）に嵌合した際、第２ばね部材１１８が外周壁２０２の内周側に配設されるため、前記第２ばね部材１１８が第１リテーナ２００ｃから脱抜することが防止される。
【００９１】
さらにまた、図１７および図１８に示されるように、第１リテーナ２００ｄの第１係着孔１１２から半径外方向に向かって所定幅を有するスリット２０４を延在するように形成している。なお、前記スリット２０４は第１係着孔１１２の直径と略同一幅に形成してもよいし、前記第１係着孔１１２に向かって徐々に幅狭となるテーパ状に形成してもよい。
【００９２】
このような構造とすることにより、第１リテーナ２００ｄの側方よりスリット２０４を介して弁軸１４の切欠部３６を第１係着孔１１２へと簡便に嵌合することができる。
【００９３】
すなわち、第１リテーナ１００における導入孔１１４（図２参照）の代わりにスリット２０４を延在させるようにしてもよい。また、連結部材として機能する第１リテーナ１００は、排気ガス再循環バルブに限定されず、バルブ装置全般に適用することが可能である。
【００９４】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【００９５】
すなわち、弁軸における小径部を連結部材の第１孔部に嵌合させた状態で、弁軸の大径部に対して第２孔部を係合させることにより、連結部材が弁軸に対して半径方向へ変位することを防止することができるため、弁軸に対して連結部材を正確に位置決めすることができ、前記連結部材の位置ずれを防止することができる。その結果、前記連結部材のみが半径方向に変位して可動部材と接触することが防止され、弁軸の軸心と連結部材の軸心とを一致させることができるため、弁軸と連結部材とが一体的に可動部材に対して半径方向に相対変位が可能であり、前記弁軸を円滑かつ確実に変位させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に係るバルブ装置の縦断面図である。
【図２】図１の第１リテーナの拡大縦断面図である。
【図３】図２の第１リテーナの平面図である。
【図４】第１リテーナと弁軸との一部省略分解斜視図である。
【図５】弁軸の切欠部に第１リテーナの第１係着孔の内周面を当接させた状態を示す組み付け説明図である。
【図６】図５の第１リテーナを上方へと変位させた状態を示す動作説明図である。
【図７】図６の弁軸の切欠部に第１リテーナを組み付けた状態を示す動作説明図である。
【図８】弁軸の切欠部に対して第１リテーナの第１係着孔の内周面を当接させた際、前記弁軸の外周面が挿入穴の内周面に対してオーバーラップした状態を示す動作説明図である。
【図９】図８の第１リテーナを上方に変位させた状態を示す動作説明図である。
【図１０】図９の弁軸の切欠部に第１リテーナを組み付けた状態を示す動作説明図である。
【図１１】第１の変形例に係る第１リテーナの縦断面図である。
【図１２】図１１の第１リテーナの平面図である。
【図１３】第２の変形例に係る第１リテーナの縦断面図である。
【図１４】図１３の第１リテーナの平面図である。
【図１５】第３の変形例に係る第１リテーナの縦断面図である。
【図１６】図１５の第１リテーナの平面図である。
【図１７】第４の変形例に係る第１リテーナの縦断面図である。
【図１８】図１７の第１リテーナの平面図である。
【符号の説明】
１０…バルブ装置１２…弁部
１４…弁軸１６…ガイド部
１８…駆動部１９…連結機構
２０…センサ部２２…弁ボディ
２４…入口ポート２６…出口ポート
３０…再循環路３２…弁座
３４…弁本体３６…切欠部
３８…ハウジング５２…弁軸ガイド
８０…コイル８２…ボビン
９２…プランジャ９４…フランジ部
１００、２００ａ〜２００ｄ…第１リテーナ
１０４…第１ばね部材１０６…突部
１０８…挿入穴１１２…第１係着孔
１１４…導入孔１１８…第２ばね部材
１２０…第３ばね部材１２６…センサロッド
１２８…抵抗体[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a valve device, and more particularly, to a valve device having a connecting member that simply and reliably connects a drive shaft that is displaced under the action of a drive source and a valve shaft that sits on and separates from a valve seat.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, for example, a valve device has been used to remove harmful components discharged from an internal combustion engine. The valve device recirculates exhaust gas discharged from the internal combustion engine to an intake system and reduces an intake system and an exhaust system of the internal combustion engine in order to reduce harmful components such as NOx contained in the exhaust gas. It has the function of communicating.
[0003]
In general, a valve device performs a displacement operation by driving a valve body that forms a recirculation path that connects an intake system and an exhaust system of an internal combustion engine, and a valve stem that is connected to the valve body. And a drive unit. Then, the communication state of the exhaust gas flowing through the inside of the recirculation path is switched under the displacement action of the valve stem by the driving device.
[0004]
For example, in such a valve device, an armature is provided in a drive device that is displaced along the axial direction under the exciting action of the coil, and an upper surface of a protruding portion of the armature that protrudes inward is provided with a spring washer. An annular flat washer is provided. A clip is disposed on the upper surface of the flat washer, and the clip is engaged with the groove of the valve stem.
[0005]
The clip is formed in a substantially C-shaped cross section having a hole in a substantially central portion, and the clip is engaged so as to slide in the groove from a direction substantially perpendicular to the axis of the valve stem, and the flat washer is provided. The flat washer is fixed to the groove of the valve stem by a clip mounted on the upper surface of the valve stem. At this time, the clip and the flat washer are pressed upward by the elastic force of the spring washer.
[0006]
Then, the armature protruding portion is sandwiched between a retainer provided on the lower surface side of the armature protruding portion via a flat washer held in a groove portion of the valve stem, and the valve stem and the armature are integrally connected. (For example, see Patent Document 1).
[0007]
As means for integrally connecting the retainer to the valve shaft, a through hole of the retainer is inserted into the valve shaft, and the retainer is slid in a direction substantially perpendicular to the valve shaft. An engaging hole communicating with the through hole of the retainer and having a smaller diameter than the through hole is engaged with the concave portion of the valve shaft to integrally connect the valve shaft and the retainer ( For example, see Patent Document 2).
[0008]
[Patent Document 1]
JP 2000-274549 A (paragraphs [0031] to [0035], FIG. 3)
[Patent Document 2]
JP-A-11-141724 (paragraphs [0073] to [0078], FIG. 2)
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in connection with the above-described proposal, and provides a valve device capable of easily and reliably connecting a connecting member to a valve shaft and displacing the valve shaft smoothly and reliably. The purpose is to do.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, the present invention provides a valve base having a fluid passage and a valve seat,
A valve body that opens and closes the fluid passage by separating and sitting on the valve seat;
A valve shaft having one end connected to the valve body,
A housing connected to the valve base;
A movable member disposed inside the housing and driven along an axial direction by an electric signal;
A spring member for urging a resilient force against the movable member,
A connecting member that connects the valve shaft and the movable member to each other so as to be relatively displaceable in a radial direction by an elastic force of the spring member, and that is integrally connected in an axial direction,
In the valve device consisting of
The connecting member is formed with a first hole in which the small diameter portion of the valve shaft is fitted, and a second hole formed with a larger diameter than the first hole, and in which the large diameter portion of the valve shaft is engaged. And a third hole penetrating the first hole and penetrating the first hole.
[0011]
According to the present invention, by connecting the second hole to the large diameter portion of the valve shaft while the small diameter portion of the valve shaft is fitted in the first hole of the connection member, Can be prevented from being displaced in the radial direction with respect to the valve shaft. Therefore, the connecting member can be accurately positioned with respect to the valve shaft, and the displacement of the connecting member can be prevented.
[0012]
Therefore, only the connecting member is prevented from being displaced in the radial direction and coming into contact with the movable member, and the axis of the valve shaft and the axis of the connecting member fitted to the valve shaft can be easily matched, and the valve The displacement can be performed smoothly and reliably without shifting the axis.
[0013]
Further, by forming the clearance formed between the small diameter portion of the valve shaft and the first hole portion smaller than the clearance formed between the second hole portion and the large diameter portion of the valve shaft, In a state where the small diameter portion of the valve shaft is in contact with the inner peripheral surface of the first hole portion of the connecting member, the connecting member is displaced toward the large diameter portion side of the valve shaft, and the large diameter portion is formed in the second hole portion. When engaging inside, the connecting member can be easily engaged by the clearance formed between the second hole and the large diameter portion of the valve shaft.
[0014]
Further, the clearance formed between the small diameter portion of the valve shaft and the first hole portion is set to be larger than the clearance formed between the second hole portion and the large diameter portion of the valve shaft, and By providing a guide portion for guiding the large diameter portion into the inside of the second hole portion at the opening of the second hole portion, the inner peripheral surface of the first hole portion of the connecting member abuts on the small diameter portion of the valve shaft. Even when the outer peripheral surface of the valve shaft overlaps the inner peripheral surface of the second hole by a predetermined length, by displacing the connecting member toward the large diameter portion of the valve shaft, The connecting member is gradually displaced with respect to the large-diameter portion along a guide formed at an opening of the second hole. At this time, the axis of the connecting member is displaced in a direction approaching the axis of the valve shaft under the guiding action of the guide portion. As a result, the valve shaft can be suitably engaged with the second hole of the connecting member, and the axis of the valve shaft and the axis of the connecting member can be simply and reliably matched.
[0015]
Furthermore, the second hole portion is formed to be recessed in the projecting portion of the connecting member, and the projecting portion is movable by disposing the projecting portion and the inner peripheral surface of the movable member at a predetermined interval. There is no contact with the member. Therefore, the valve body can be displaced smoothly and reliably, and the internal space of the movable member in the valve device can be effectively used.
[0016]
Further, the connecting member is formed such that one side surface where the second hole is opened is substantially flat, so that the height of the connecting member along the axial direction can be suppressed. Therefore, the size of the connecting member can be reduced, and the space inside the valve device can be effectively used.
[0017]
Further, by flowing exhaust gas recirculated inside the internal combustion engine through the fluid passage, the flow rate of the exhaust gas can be suitably adjusted.
[0018]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Preferred embodiments of the valve device according to the present invention will be described in detail below with reference to the accompanying drawings.
[0019]
In FIG. 1, reference numeral 10 indicates a valve device applied as an exhaust gas recirculation valve for removing harmful components discharged from an internal combustion engine. The valve device 10 includes a valve portion (valve base portion) 12 for controlling the circulation of exhaust gas from an exhaust system (not shown) of the internal combustion engine to an intake system, and a displacement of the valve portion 12 along an axial direction of a valve shaft 14. A guide portion 16 for guiding, a drive portion 18 for driving the valve portion 12, a connection mechanism 19 for connecting the valve portion 12 and the drive portion 18, and a sensor portion 20 for detecting an open / closed state of the valve portion 12. Consists of
[0020]
The valve section 12 includes a valve body 22. An inlet port 24 connected to an exhaust system of the internal combustion engine and an outlet port 26 connected to an intake system of the internal combustion engine are formed below the valve body 22. I have. The inlet port 24 and the outlet port 26 communicate with a communication chamber 28 formed above the inlet port 24 by a recirculation path 30 that is a circulation path of exhaust gas formed in the valve body 22. .
[0021]
The communication chamber 28 is formed to open from the upper part of the inlet port 24 to the upper surface of the valve body 22. An annular valve seat 32 is disposed in the inlet port 24, and the valve shaft 14 is inserted into the valve seat 32 through the inlet port 24 and the communication chamber 28. The communication chamber 28 communicates with the outlet port 26 via a recirculation path 30 connected to a side portion of the communication chamber 28.
[0022]
The valve shaft 14 is formed to be long, and a valve body 34 whose diameter is increased in a radially outward direction is formed at a lower end portion thereof. The inlet port 24 is opened and closed by the valve body 34 being seated or separated from the valve seat 32. The upper end of the valve shaft 14 is connected to a lower end of a sensor rod 126 of the sensor unit 20 which will be described later.
[0023]
A small shaft-shaped notch (small diameter portion) 36 whose diameter is reduced inward in the radial direction is formed below the upper end of the valve shaft 14 by a predetermined length.
[0024]
A bottomed housing 38 made of a metal material is connected to an upper portion of the valve body 22 via a screw member 40. The housing 38 has a substantially cylindrical side wall 42 and a side wall 42. And a bottom wall 44 integrally and substantially horizontally extending from the lower end. Since an annular seal member 46 is interposed between the upper surface of the valve body 22 and the lower surface of the housing 38, exhaust gas flowing through the communication chamber 28 of the valve body 22 leaks out. Is prevented.
[0025]
In this case, a window 48 is formed in the housing 38 so as to straddle the side wall 42 and the bottom wall 44, and the inside and the outside (atmosphere side) of the housing 38 communicate with each other through the window 48. A hole 50 is formed substantially at the center of the bottom wall 44, and the guide 16 is provided inside the hole 50.
[0026]
On the other hand, a sensor unit 20 is integrally mounted on an upper portion of the housing 38 where the housing 38 is opened.
[0027]
The guide portion 16 is disposed between the valve body 22 and the housing 38. The guide portion 16 has a substantially cylindrical valve shaft guide 52 for holding the valve shaft 14, and an outer peripheral side of the valve shaft guide 52. It comprises a holding member 54 attached to the hole 50 so as to surround it, and a thin plate-like undercover 56 sandwiched between the lower surface of the holding member 54 and the valve body 22. The valve shaft guide 52 is formed from a heat-resistant material (for example, carbon sintered body or stainless steel), and the valve shaft 14 is supported inside thereof so as to be displaceable in the axial direction. The holding member 54 surrounding the valve shaft guide 52 is formed of a heat-resistant material similarly to the valve shaft guide 52, and the lower end of the holding member 54 is connected to the valve body 22 through the peripheral edge of the under cover 56. And the housing 38.
[0028]
The undercover 56 is formed in a substantially cup shape from a heat-resistant material, and a peripheral portion extending radially outward from the opened upper end is sandwiched between the upper surface of the valve body 22 and the holding member 54. An insertion hole 60 is formed at a substantially central portion of the under cover 56, and surrounds the outer peripheral surface of the valve shaft 14 inserted through the insertion hole 60. Therefore, the valve shaft guide 52 and the holding member 54 are shielded from the outside by the under cover 56.
[0029]
The drive unit 18 is provided inside the housing 38 and includes a first support member 62 and a second support member 64 having a substantially cylindrical inner hole. The first support member 62 extends substantially perpendicular to the axis of the valve shaft 14, and has a first peripheral portion 66 whose end is fixed to an upper portion of the housing 38, and along the valve shaft 14. And a first tubular bulging portion 68 that extends.
[0030]
On the other hand, the second support member 64 extends substantially perpendicular to the axis of the valve shaft 14, and has a second peripheral portion 70 whose end is fixed to a lower portion of the housing 38, and the second support member 64 extends along the valve shaft 14. And comprises a cylindrical second bulging portion 72 facing the first bulging portion 68 of the first support member 62. Here, the outer periphery of the second bulging portion 72 is formed in a tapered shape whose diameter gradually decreases upward.
[0031]
The first support member 62 and the second support member 64 are fixed to the inner surface of the side wall 42 of the housing 38 by a first peripheral edge 66 and a second peripheral edge 70 formed on each outer peripheral surface, respectively. A fixing portion 76 of the cover member 74 is fixed to the lower surface of the cover 70. The cover member 74 is formed in a substantially cup shape, and the holding member 54 is inserted through a substantially central portion thereof. Here, a space 78 is formed between the second support member 64, the side wall 42 and the bottom wall 44 of the housing 38, and the space 78 communicates with the outside through the window 48. That is, the outside air is introduced into the inside of the housing 38 through the window portion 48, so that the inside of the housing 38 is appropriately cooled.
[0032]
Further, a coil 80 for driving the valve shaft 14 is disposed in a space 78 surrounded by the first support member 62 and the second support member 64 inside the housing 38. The coil 80 is wound around a bobbin 82 made of a non-metallic material. The bobbin 82 is elastically fixed to the first support member 62 by a spring washer 84 on the second support member 64. A power source (not shown) is connected to the coil 80.
[0033]
On the other hand, a sleeve member 86 made of a nonmagnetic material and formed in a substantially cup shape is inserted into the inner holes of the first support member 62 and the second support member 64 with their bottom surfaces facing down. The open upper end of the sleeve member 86 is formed to be curved outward, and is locked to the upper end of the first support member 62. Here, a lower cup-shaped substantially cup-shaped projection 88 functioning as a guide for a second spring member 118 described later is formed at a lower portion of the sleeve member 86, and a substantially central portion thereof is provided inside the housing 38. An insertion hole 90 through which the inserted valve shaft 14 is inserted is formed.
[0034]
A substantially cylindrical plunger (movable member) 92 made of a magnetic material is coaxially and slidably inserted into the sleeve member 86. A flange portion 94 is formed on the inner peripheral side of the plunger 92 at a substantially central portion thereof and protrudes by a predetermined length in a radially inward direction. The valve shaft 14 is inserted into the flange portion 94, and a clearance is provided at a predetermined interval between the outer peripheral surface of the valve shaft 14 and the inner peripheral surface of the flange portion 94. In this case, a connection mechanism 19 that connects the plunger 92 and the valve shaft 14 is provided between the flange portion 94 of the plunger 92 and the notch 36 of the valve shaft 14.
[0035]
The connecting mechanism 19 includes an annular first spring receiving member 98 disposed on the upper surface side of the flange portion 94, a first retainer (connecting member) 100 disposed on the lower surface side of the flange portion 94, A second retainer 102 is mounted below the first retainer 100 on the valve shaft 14 via an annular groove.
[0036]
The first spring receiving member 98 is formed in an annular shape, and the inner peripheral end and the outer peripheral end thereof are each bent upward. The first spring member 104 is interposed between the first spring receiving member 98 and a second spring receiving member 146 described later. The first spring member 104 urges the plunger 92 in a direction of pressing the plunger 92 downward.
[0037]
The first retainer 100 is formed in a substantially disk shape having a smaller diameter than the inner peripheral diameter of the plunger 92, and a protrusion (protrusion) 106 protruding upward by a predetermined length is formed at a substantially central portion thereof. . An insertion hole (second hole) 108 is formed inside the protrusion 106, and the diameter of the insertion hole 108 is substantially equal to the diameter of the valve shaft 14. The opening of the insertion hole 108 is formed with a tapered surface (guide portion) 110 whose diameter gradually increases upward.
[0038]
As shown in FIGS. 2 to 4, a first engagement hole (first hole) 112 is formed substantially at the center of the first retainer 100, and the first engagement hole 112 is larger than this. It is in communication with the introduction hole (third hole) 114 formed in the diameter. The introduction hole 114 is formed substantially equal to or slightly larger than the diameter of the valve shaft 14, and the diameter of the first engagement hole 112 is formed substantially equal to the diameter of the cutout portion 36 (see FIG. 4) of the valve shaft 14. Have been.
[0039]
As shown in FIG. 3, the introduction hole 114 is formed with a slight offset (eccentricity) in a radially outward direction from the first engagement hole 112 formed substantially in the center of the first retainer 100, and the introduction hole 114 is formed. The hole 114 and the first engagement hole 112 are connected by a tapered long hole that gradually narrows from the large-diameter introduction hole 114 to the small-diameter first engagement hole 112. Further, as shown in FIG. 18, a slit (slit portion) 204 may be extended instead of the introduction hole 114.
[0040]
On the other hand, as shown in FIG. 2, an annular wall 116 is formed on the lower surface of the first retainer 100 so as to protrude downward. A second spring member (spring member) 118 is interposed between the second spring member 118 (see FIG. 1) and a second retainer 102 (see FIG. 1) on the inner peripheral side of the second spring member 118. The third spring member 120 is interposed.
[0041]
That is, the flange portion 94 of the plunger 92 has a downward elastic force urged against the first spring receiving member 98 by the first spring member 104 and a lower spring surface of the first retainer 100 by the second spring member 118. Although it is sandwiched under the action of the upward elastic force urged against it, only the second spring member 118 and the first retainer 100 couple the valve shaft 14 and the plunger 92. The first spring member 104 and the first spring receiving member 98 are provided to prevent the vibration of the plunger 92, and do not connect and clamp the valve shaft 14 and the plunger 92.
[0042]
In addition, the introduction hole 114 and the first engagement hole 112 are formed so as to penetrate the protrusion 106 of the first retainer 100, and the first engagement hole 112 communicates with the insertion hole 108, and the shafts of the first and second engagement holes 112 and 112 are mutually connected. The hearts are formed to match.
[0043]
As shown in FIG. 1, the second retainer 102 is formed in a substantially disk shape, and the outer peripheral end thereof is bent upward. A second engaging hole 122 is formed at a substantially central portion of the second retainer 102, and the second engaging hole 122 is fitted into an annular groove formed at a substantially central portion of the valve shaft 14. The second retainer 102 is integrally fixed to the valve shaft 14. In this case, the second retainer 102 is disposed below the first retainer 100 on the valve shaft 14.
[0044]
The sensor section 20 detects a sensor case 124 mounted on an upper portion of the housing 38, a sensor rod 126 provided inside the sensor case 124 so as to be displaceable along an axial direction, and detects a displacement amount of the sensor rod 126. And a resistor 128. The lower end of the sensor case 124 is inserted into the housing 38 and is integrally mounted on the upper portion of the housing 38 via a thin plate-shaped fixed cover 130. At this time, the inside of the housing 38 is kept airtight by the seal member 132 attached to the outer peripheral surface of the sensor case 124.
[0045]
A connector portion 134 is formed on the side of the sensor case 124 so as to protrude by a predetermined length. The connector portion 134 has a lead connected to a power supply (not shown) via a terminal 136 provided therein. Lines and the like are connected. Then, the current from the power supply is supplied to the coil 80 via the terminal 136 of the connector section 134. One of the terminals 136 is connected to a resistor 128, and the displacement of the sensor rod 126 detected by the resistor 128 is output as a detection signal from the connector unit 134.
[0046]
Further, a mounting hole 138 is formed substantially in the center of the sensor case 124 along the axial direction, and the sensor rod 126 is disposed so as to be displaceable along the axial direction. Below this mounting hole 138, a thin plate member 140 is mounted to close the mounting hole 138. On the upper surface of the plate member 140, a resistor 128 is mounted substantially parallel to the sensor rod 126.
[0047]
The sensor rod 126 has an upper end inserted into a projection 142 projecting downward inside the sensor case 124, and a lower end connected to an upper end of the valve shaft 14 through a hole of the plate member 140. It is connected to. A return spring 144 is interposed between the sensor case 124 and the sensor rod 126, and the sensor rod 126 is urged downward by the elastic force of the return spring 144.
[0048]
A second spring receiving member 146 is fixed to the lower surface of the plate member 140, and the sensor rod 126 can be displaced along the axial direction by a shaft holding portion 148 formed substantially at the center of the second spring receiving member 146. Guided. Further, a brush 150 is provided on the outer peripheral surface of the sensor rod 126 at a position facing the resistor 128 provided on the upper surface of the plate member 140, and the tip of the brush 150 is in contact with the resistor 128. .
[0049]
That is, since the resistance value between the terminals 136 of the connector portion 134 changes at the position where the brush 150 contacts the resistor 128, the displacement position of the sensor rod 126 is detected by detecting the change in the resistance value. Can be. In other words, the brush 150 and the resistor 128 function as a contact type position sensor.
[0050]
The open / closed state of the valve body 34 in the valve section 12 is detected by a change in the resistance value caused by a displacement action along the axial direction of the valve shaft 14 and the sensor rod 126, and the detected detection signal is detected by the sensor. The signal is output to a control circuit (not shown) via a terminal 136 of a connector section 134 provided on the side of the case 124.
[0051]
The valve device 10 according to the embodiment of the present invention is basically configured as described above. Next, the operation and effect of the valve device 10 will be described. First, a case where the first retainer 100 is assembled to the valve shaft 14 will be described.
[0052]
As shown in FIG. 4, the introduction hole 114 of the first retainer 100 is inserted through the valve shaft 14. At this time, since the introduction hole 114 is formed to be substantially equal to or slightly larger than the diameter of the valve shaft 14, the introduction hole 114 can be suitably inserted into the valve shaft 14.
[0053]
When the clearance is set to C1> C2 as shown in FIG. 7, first, as shown in FIG. 5, the first retainer 100 inserted through the introduction hole 114 inserted into the valve shaft 14 is Is displaced along the axial direction of the valve shaft 14 so that the introduction hole 114 of the first retainer 100 is located at a position facing the cutout portion 36 of the valve shaft 14. Next, the first retainer 100 is displaced in a direction in which the first engagement hole 112 of the first retainer 100 approaches the valve shaft 14 (direction of arrow A), that is, in a substantially horizontal direction.
[0054]
Then, the notch 36 of the valve shaft 14 inserted into the introduction hole 114 is moved from the introduction hole 114 of the first retainer 100 to the first engagement hole 112 (in the direction of arrow A), The outer peripheral surface of the cutout portion 36 is brought into contact with the inner peripheral surface of the engagement hole 112 (see FIG. 5). As a result, the diameter of the first engagement hole 112 is substantially equal to the diameter of the notch 36, so that the notch 36 is fitted into the first engagement hole 112.
[0055]
Finally, as shown in FIG. 6, when the notch 36 is fitted in the first engagement hole 112, the first retainer 100 is displaced upward (along arrow B) along the axial direction. Let it. At this time, since the clearance is set to C1> C2, the notch 36 does not interfere with the insertion hole 108 side, and insertion becomes easy. As a result, the upper side of the notch 36 in the valve shaft 14 is inserted into the insertion hole 108, and comes into contact with the upper surface of the insertion hole 108.
[0056]
Next, a case where the clearance is set to C1 <C2 will be described below with reference to FIGS.
[0057]
As shown in FIG. 8, when the outer peripheral surface of the notch 36 is brought into contact with the inner peripheral surface of the first engagement hole 112 under the sliding action of the first retainer 100, the outer peripheral surface of the valve shaft 14 is inserted into the insertion hole. 108 radially overlaps with the inner peripheral surface.
[0058]
The first retainer 100 inserted through the valve shaft 14 via the introduction hole 114 is displaced in the axial direction so that the introduction hole 114 of the first retainer 100 faces the notch 36. Then, the first retainer 100 is displaced in a direction in which the first engagement hole 112 of the first retainer 100 approaches the valve shaft 14 (direction of arrow A), that is, in a substantially horizontal direction. At this time, the axis D of the valve shaft 14 and the axis E of the first retainer 100 are in an offset state.
[0059]
Then, as shown in FIG. 8, the notch 36 of the valve shaft 14 inserted into the introduction hole 114 is moved from the introduction hole 114 of the first retainer 100 to the first engagement hole 112. The outer peripheral surface of the notch 36 is brought into contact with the inner peripheral surface of the first engagement hole 112. As a result, the diameter of the first engagement hole 112 is substantially equal to the diameter of the notch 36, so that the notch 36 is fitted into the first engagement hole 112.
[0060]
Then, as shown in FIG. 9, the first retainer 100 is displaced upward (along arrow B) along the axial direction in a state where the notch 36 is fitted in the first engagement hole 112. As a result, the upper side of the notch 36 of the valve shaft 14 is inserted into the insertion hole 108 along the tapered surface 110 of the insertion hole 108, and comes into contact with the upper surface of the insertion hole 108. At this time, the outer peripheral surface of the valve shaft 14 comes into contact with a part of the inner peripheral surface of the insertion hole 108, but as shown in FIG. 10, since the clearance is C1 <C2, the notch 36 There is no interference with the first engagement hole 112 side.
[0061]
As a result, the notch 36 of the valve shaft 14 is engaged with the first engagement hole 112 of the first retainer 100, and the upper portion of the notch 36 of the valve shaft 14 is inserted into the insertion hole 108 of the first retainer 100. Since the first retainer 100 is inserted and securely fitted, the first retainer 100 is integrally connected to the valve shaft 14.
[0062]
Next, an operation and an effect of the valve device 10 in which the first retainer 100 is integrally attached to the valve shaft 14 as described above will be described.
[0063]
FIG. 1 shows a valve closed state in which the valve body 34 is seated on the valve seat 32 and communication between the inlet port 24 and the outlet port 26 is cut off.
[0064]
In such a valve closed state, a current is supplied to the coil 80 of the drive unit 18 via the connector unit 134 connected to a power supply (not shown). When the current is supplied to the coil 80, the valve opening operation of the valve portion 12 is performed, and when the supply of the current to the coil 80 is stopped, the valve closing operation of the valve portion 12 is performed.
[0065]
That is, when a predetermined amount of current is supplied from the power supply to the coil 80 based on an instruction from a control circuit (not shown), a magnetic field is generated from the coil 80 and the plunger 92 moves along the inner peripheral surface of the sleeve member 86. It receives electromagnetic force to move downward.
[0066]
Further, since the second bulging portion 72 of the second support member 64 is formed in a tapered shape whose outer periphery is gradually reduced in diameter upward, the axial electromagnetic force applied to the plunger 92 is reduced by the plunger 92. 92 is proportional to the position along the axial direction.
[0067]
Then, when the plunger 92 presses the first retainer 100 via the flange portion 94, the plunger 92 is displaced downward (in the direction of the arrow Z1) while resisting the elastic force of the second spring member 118. . At this time, the valve shaft 14 connected to the first retainer 100 is displaced downward under the guide action of the valve shaft guide 52, and the valve body 34 formed at the lower end of the valve shaft 14 is moved to the valve seat 32. , The communication between the inlet port 24 and the outlet port 26 is established (valve open state).
[0068]
Then, the plunger 92 stops at a position where the electromagnetic force and the elastic force of the second spring member 118 are balanced. That is, the opening / closing amount of the valve section 12 is determined by the strength of the current supplied to the coil 80.
[0069]
Here, since the lower limit position of the plunger 92 is regulated by the second retainer 102, the plunger 92 is prevented from colliding with the bottom surface of the sleeve member 86 and being damaged.
[0070]
Next, when the supply of the current to the coil 80 is stopped, the plunger 92 is raised by the upward urging force of the resilient force of the second spring member 118, and accordingly, the valve shaft 14 moves the valve shaft guide 52. It is displaced upward (in the direction of arrow Z2) under the guide action. Then, the valve body 34 of the valve shaft 14 is seated on the valve seat 32, and the inlet port 24 is closed (valve closed state).
[0071]
Here, the first spring member 104 urges the plunger 92 downward (in the direction of the arrow Z1) via the first spring receiving member 98, and the flange portion 94 of the plunger 92 always abuts on the first retainer 100. Therefore, generation of vibration is prevented. Since the plunger 92 is not directly connected to the first retainer 100, the valve shaft 14, and the first spring receiving member 98, the inertial force of the plunger 92 is not applied to the valve shaft 14 during the valve closing operation. Therefore, when the valve body 34 collides with the valve seat 32, the valve body 34 or the valve seat 32 is prevented from being damaged.
[0072]
Further, since a predetermined gap is provided between the valve shaft 14 and the projection 142 of the plunger 92, relative displacement in a direction perpendicular to the axis of the plunger 92 and the valve shaft 14 is allowed, The driving of the valve shaft 14 is not hindered due to the misalignment of the plunger 92 or the fluctuation of the valve shaft 14 in a direction perpendicular to the axis.
[0073]
The opening / closing state of the inlet port 24 by the valve body 34 is transmitted to the resistor 128 via the sensor rod 126 connected to the upper end of the valve shaft 14, and the change in resistance of the resistor 128 is shown as an output signal. Feedback is provided by outputting to a control circuit that does not.
[0074]
As described above, in the present embodiment, the diameter of the insertion hole 108 of the first retainer 100 is formed substantially equal to the diameter of the valve shaft 14. Therefore, the insertion hole 108 is engaged with the upper side of the notch 36 of the valve shaft 14 while the notch 36 of the valve shaft 14 is engaged with the first engagement hole 112 of the first retainer 100. Accordingly, the first retainer 100 can prevent the valve shaft 14 from being displaced in the radial direction. Therefore, the first retainer 100 can be accurately positioned with respect to the valve shaft 14, and the displacement of the first retainer 100 can be prevented.
[0075]
In other words, since the valve shaft 14 and the first retainer 100 are integrally displaced in the radial direction with respect to the plunger 92 connected thereto, only the first retainer 100 may be displaced in the radial direction and come into contact with the plunger 92. In addition to this, the second and third spring members 118, 120 each having one end mounted on the first retainer 100 are prevented from being displaced and deflected. As a result, the axis D of the valve shaft 14 and the axis E of the first retainer 100 fitted to the valve shaft 14 can be brought into a state of coincidence, so that the valve shaft 14 can be smoothly and reliably moved. Can be displaced.
[0076]
Further, the plunger 92 and the valve shaft 14 can be suitably connected only by the first retainer 100 in which the first engagement hole 112 and the introduction hole 114 are formed. Therefore, the number of parts of the valve device 10 can be reduced to reduce the cost, and the configuration can be simplified to improve the assemblability.
[0077]
Further, the first retainer 100 can be simply fitted into the cutout portion 36 of the valve shaft 14 only by sliding in the radial direction, and the valve shaft 14 and the first retainer 100 can be integrated. Therefore, the assembling workability and maintenance workability of the valve device 10 can be improved.
[0078]
Furthermore, the protrusion 106 formed on the upper surface of the first retainer 100 is disposed inside the substantially cylindrical plunger 92 when the first retainer 100 is fitted into the notch 36 of the valve shaft 14. Is done. Since the outer peripheral surface of the protrusion 106 and the inner peripheral surface of the plunger 92 are arranged with a predetermined space therebetween, the protrusion 106 does not contact the plunger 92. Further, the space inside the plunger 92 in the valve device 10 can be effectively used.
[0079]
Further, in a state where the inner peripheral surface of the first engagement hole 112 of the first retainer 100 is in contact with the notch portion 36 of the valve shaft 14, the outer peripheral surface of the valve shaft 14 and the inner peripheral surface of the insertion hole 108 are Between them, a clearance is provided at a predetermined interval. Therefore, when the first retainer 100 is displaced upward and the insertion hole 108 is engaged with the upper side of the cutout portion 36 in the valve shaft 14, the first retainer 100 can be easily engaged by the clearance.
[0080]
When the inner peripheral surface of the first retaining hole 112 of the first retainer 100 is in contact with the notch 36 of the valve shaft 14, the outer peripheral surface of the valve shaft 14 is in contact with the inner peripheral surface of the insertion hole 108. When the first retainer 100 is displaced upward to engage even when the outer peripheral surface of the valve shaft 14 is radially outwardly larger than the inner peripheral surface of the insertion hole The taper surface 110 formed in the opening of the insertion hole 108 is displaced while being in contact with the upper side of the cutout 36 in the shaft 14.
[0081]
At this time, the first retainer 100 is displaced upward while gradually displacing along the tapered surface 110 in a direction approaching the axis of the valve shaft 14. Then, the upper side of the valve shaft 14 is suitably engaged with the inside of the insertion hole 108. Therefore, when the inner peripheral surface of the first retaining hole 112 of the first retainer 100 is in contact with the notch portion 36 of the valve shaft 14 and the outer peripheral surface of the valve shaft 14 overlaps and is substantially horizontal. Also, the insertion hole 108 of the first retainer 100 can be suitably engaged with the valve shaft 14, and the axial center of the valve shaft 14 and the first retainer can be displaced by the upward displacement of the first retainer 100. 100 axes can be matched.
[0082]
The shape of the tapered surface 110 formed in the upper opening of the insertion hole 108 may be a circular arc portion or a chamfered shape having a diameter reduced downward.
[0083]
Next, first retainers 200a to 200d according to the modified example will be described.
[0084]
As shown in FIGS. 11 and 12, on the lower surface of the outer peripheral portion of the first retainer 200a, an annular outer peripheral wall 202 protruding downward is formed on the outer peripheral side.
[0085]
With such a structure, when the first retainer 200a is fitted into the cutout portion 36 (see FIG. 1) of the valve shaft 14 (see FIG. 1), the second spring member 118 interposed on the outer peripheral side is formed. , Is preferably positioned by the outer peripheral wall 202, so that the second spring member 118 is prevented from being displaced in the radial direction, and the second spring member 118 is prevented from being detached from the first retainer 200a. You.
[0086]
As shown in FIGS. 13 and 14, the upper surface of the first retainer 200b is made substantially flat, and the valve shaft 14 (see FIG. 1) is inserted into the upper surface of the first retainer 200b so as to be recessed by a predetermined depth. Insertion hole 108 is formed.
[0087]
With such a structure, it is not necessary to provide the protrusion 106 (see FIGS. 2 and 11) protruding by a predetermined length on the upper surface of the first retainer 200b, so that the first retainer 200b extends along the axial direction of the first retainer 200b. Height can be suppressed. Therefore, the size of the first retainer 200b can be reduced, and the space inside the valve device 10 can be effectively used.
[0088]
Further, as shown in FIGS. 15 and 16, the upper surface of the first retainer 200c is made substantially flat, and the insertion hole 108 into which the valve shaft 14 (see FIG. 1) is inserted is recessed by a predetermined depth from the upper surface. In addition, an outer peripheral wall 202 protruding by a predetermined length is formed on a lower surface of an outer peripheral portion of the first retainer 200c.
[0089]
With such a structure, it is not necessary to provide the protrusion 106 (see FIGS. 2 and 11) protruding by a predetermined length on the upper surface of the first retainer 200c, so that the height of the first retainer 200c along the axial direction is not required. Can be suppressed. Therefore, the size of the first retainer 200c can be reduced, and the space inside the valve device 10 can be effectively used.
[0090]
Further, when the first retainer 200c is fitted into the notch 36 (see FIG. 1) of the valve shaft 14 (see FIG. 1), the second spring member 118 is disposed on the inner peripheral side of the outer peripheral wall 202. The second spring member 118 is prevented from coming off the first retainer 200c.
[0091]
Further, as shown in FIGS. 17 and 18, a slit 204 having a predetermined width is formed to extend radially outward from the first engagement hole 112 of the first retainer 200d. The slit 204 may be formed to have substantially the same width as the diameter of the first engagement hole 112, or may be formed to have a tapered shape gradually narrowing toward the first engagement hole 112. .
[0092]
With such a structure, the notch 36 of the valve shaft 14 can be easily fitted into the first engagement hole 112 via the slit 204 from the side of the first retainer 200d.
[0093]
That is, the slit 204 may be extended in place of the introduction hole 114 (see FIG. 2) in the first retainer 100. Further, the first retainer 100 functioning as a connecting member is not limited to an exhaust gas recirculation valve, but can be applied to all valve devices.
[0094]
【The invention's effect】
According to the present invention, the following effects can be obtained.
[0095]
That is, by connecting the second hole to the large diameter portion of the valve shaft while the small diameter portion of the valve shaft is fitted in the first hole of the connection member, the connection member is As a result, the connecting member can be accurately positioned with respect to the valve shaft, and the displacement of the connecting member can be prevented. As a result, only the connecting member is prevented from being displaced in the radial direction and coming into contact with the movable member, and the axis of the valve shaft and the axis of the connecting member can be made to coincide with each other. Can be integrally displaced in the radial direction with respect to the movable member, and the valve shaft can be displaced smoothly and reliably.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a valve device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged longitudinal sectional view of a first retainer of FIG.
FIG. 3 is a plan view of a first retainer of FIG. 2;
FIG. 4 is a partially omitted exploded perspective view of a first retainer and a valve shaft.
FIG. 5 is an assembly explanatory view showing a state in which an inner peripheral surface of a first engagement hole of a first retainer is in contact with a notch of a valve shaft.
6 is an operation explanatory view showing a state where the first retainer of FIG. 5 is displaced upward.
FIG. 7 is an operation explanatory view showing a state where a first retainer is attached to a cutout portion of the valve shaft in FIG. 6;
FIG. 8 is a cross-sectional view showing the outer peripheral surface of the valve shaft overlapped with the inner peripheral surface of the insertion hole when the inner peripheral surface of the first engagement hole of the first retainer is brought into contact with the notch of the valve shaft; FIG. 7 is an operation explanatory diagram showing a state in which the operation is performed.
FIG. 9 is an operation explanatory view showing a state where the first retainer of FIG. 8 is displaced upward.
FIG. 10 is an operation explanatory view showing a state where a first retainer is attached to a cutout portion of the valve shaft in FIG. 9;
FIG. 11 is a longitudinal sectional view of a first retainer according to a first modification.
FIG. 12 is a plan view of a first retainer of FIG. 11;
FIG. 13 is a longitudinal sectional view of a first retainer according to a second modification.
FIG. 14 is a plan view of a first retainer of FIG.
FIG. 15 is a longitudinal sectional view of a first retainer according to a third modification.
FIG. 16 is a plan view of a first retainer of FIG.
FIG. 17 is a longitudinal sectional view of a first retainer according to a fourth modification.
18 is a plan view of a first retainer of FIG.
[Explanation of symbols]
10: Valve device 12: Valve section
14: Valve shaft 16: Guide part
18 Drive unit 19 Connection mechanism
20: Sensor part 22: Valve body
24 ... Inlet port 26 ... Outlet port
30 ... recirculation path 32 ... valve seat
34: Valve body 36: Notch
38: Housing 52: Valve shaft guide
80 ... coil 82 ... bobbin
92: Plunger 94: Flange
100, 200a to 200d ... 1st retainer
104: first spring member 106: protrusion
108: insertion hole 112: first engagement hole
114: introduction hole 118: second spring member
120: third spring member 126: sensor rod
128 ... resistor

Claims

A valve base having a fluid passage and a valve seat;
A valve body that opens and closes the fluid passage by separating and sitting on the valve seat;
A valve shaft having one end connected to the valve body,
A housing connected to the valve base;
A movable member disposed inside the housing and driven along an axial direction by an electric signal;
A spring member for urging a resilient force against the movable member,
A connecting member that connects the valve shaft and the movable member to each other so as to be relatively displaceable in a radial direction by an elastic force of the spring member, and that is integrally connected in an axial direction,
In the valve device consisting of
The connecting member is formed with a first hole in which the small diameter portion of the valve shaft is fitted, and a second hole formed with a larger diameter than the first hole, and in which the large diameter portion of the valve shaft is engaged. And a third hole formed eccentrically in a radially outward direction from the first hole and penetrating the first hole.

A valve base having a fluid passage and a valve seat;
A valve body that opens and closes the fluid passage by separating and sitting on the valve seat;
A valve shaft having one end connected to the valve body,
A housing connected to the valve base;
A movable member disposed inside the housing and driven along an axial direction by an electric signal;
A spring member for urging a resilient force against the movable member,
A connecting member that connects the valve shaft and the movable member to each other so as to be relatively displaceable in a radial direction by an elastic force of the spring member, and that is integrally connected in an axial direction,
In the valve device consisting of
The connecting member is formed with a first hole in which the small diameter portion of the valve shaft is fitted, and a second hole formed with a larger diameter than the first hole, and in which the large diameter portion of the valve shaft is engaged. And a slit portion formed eccentrically in a radially outward direction from the first hole portion and extending radially outward from the first hole portion.

The valve device according to claim 1 or 2,
The clearance formed between the small diameter portion of the valve shaft and the first hole portion is formed to be smaller than the clearance formed between the second hole portion and the large diameter portion of the valve shaft. Characteristic valve device.

The valve device according to claim 1 or 2,
The clearance formed between the small diameter portion of the valve shaft and the first hole portion is set larger than the clearance formed between the second hole portion and the large diameter portion of the valve shaft, A valve device, wherein a guide portion for guiding the large-diameter portion into the second hole portion is provided at an opening of the second hole portion.

The valve device according to claim 1 or 2,
The valve device according to claim 1, wherein the second hole is formed in the protrusion of the connecting member so as to be depressed, and the protrusion and the inner peripheral surface of the movable member are arranged at a predetermined interval.

The valve device according to claim 1 or 2,
The valve member is characterized in that one side of the connecting member where the second hole is opened is formed in a substantially planar shape.

The valve device according to claim 1 or 2,
An exhaust gas recirculated inside the internal combustion engine flows through the fluid passage.