JP2004291011A - スライドバルブの異常検知方法とそれに用いる異常検知装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】油圧シリンダ9を駆動する油圧ユニット10と、圧力発信機12と、データ収集処理装置13とアラーム14と、ディスプレイ装置15とを備え、圧力発信機12が、油圧ユニット10からスライドバルブ1のスライドプレート1aに連結した油圧シリンダ9への作動油の供給配管11に取り付けられ、検出したスライドプレート1aの摺動圧力PAをデータ収集処理装置13に取り込んで、予め設定した所定の摺動圧力と比較し、検出摺動圧力PAが設定摺動圧力を超えたときにアラーム14に出力するようにしたのである。それにより、簡便な装置構成でスライドバルブプレートの異常を確実に検知できる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、溶鋼などの溶融金属の連続鋳造工程または造塊工程の注入作業に使用されるスライドバルブ装置の異常検知方法とそれに用いる異常検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、製綱工程では、取鍋内の溶鋼は、連続鋳造用のタンディッシュまたは造塊鋳型内に注入される。この注入作業時の溶鋼の流動制御にスライドバルブが使用されている。このスライドバルブ1は、図4に、取鍋2内の溶鋼をタンディッシュに注入する場合を示すように、通常、取鍋2の底部のノズル受け煉瓦に設けた出鋼口3に装着されるインサートノズル4と、可動側のスライドプレート1a、固定側のボトムプレート1bおよび注入用のチェンジノズル5から構成されている。そして、スライドプレート1aおよびボトムプレート1bには、溶鋼の流出口6a、6bがそれぞれ設けられ、これらのノズルおよびプレートは耐火物で形成され、ボトムプレート1bは支持金物7、ハウジング18およびれんがセット金物19に、スライドプレート1aはスライドケース8およびれんがセット金物20にそれぞれ保持されている。このスライドプレート1aおよびボトムプレート1b間には、図示を省略したばね機構等により面圧が付与されている。前記スライドプレート1aは、このスライドバルブ1本体に近接して設けた油圧シリンダ9のピストンロッド9aの作動によってボトムプレート1bに対して摺動する。そして、スライドプレート1aを摺動させて、前記流出口6a、6bで形成される開口部の開度を調整することにより、溶鋼の流出量が制御されるようになっている。なお、タンディッシュ底部にも同様のスライドバルブが設けられ、鋳型内への溶鋼など溶融金属の流出量の制御に用いられる。
【0003】
前記スライドバルブは、高温の過酷な条件下で使用されるため、スライドプレートとボトムプレートの摺動面の、地金差込、異物噛み込み、面荒れ、焼付きなどの損傷や流出孔の溶損などによる損傷が生じやすい。これらの損傷による漏鋼などの事故回避のため、通常、取鍋使用毎の整備作業の段階で、スライドバルブの損傷状態が調査される。
【0004】
このスライドバルブの損傷状態の調査方法としては、例えば、スライドバルブ(摺動開閉装置)の摺動板と固定板、即ち前記スライドプレートとボトムプレートとの摺動面および湯道孔縁部の孔径の拡大状況等の寸法模様を、テレビカメラとズームレンズおよびモニターブラウン管からなる工業用テレビによってブラウン管に拡大映像し、新しい摺動板と固定板について、予め録画した画像の判定用基準寸法模様と比較して、損傷状況を定量的に把握し、使用可否を判定する方法が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、取鍋を横転させて、そのスライディングノズル装置の下スライド孔内に発煙物質を挿入し、上下プレートにそれぞれ設けたノズル孔が一致した溶鋼注入時の状態から、下プレート(スライドプレート)を徐々に移動させ、煙の流動方向が変化し始めるまでの下プレートの移動量に基づいて上プレートおよび下プレートの溶損状態を判定し、スライディングノズル装置の点検取替を適確に把握する方法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開昭51−74932号公報(第2頁〜第3頁)
【特許文献2】
特開平1−249256号公報(第2頁〜第3頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に開示された判定方法では、ブラウン管を通した映像で摺動面および湯道孔縁部等の寸法模様を、基準寸法模様と定性的に比較・判定するため、画像を拡大しても、前記耐火物の使用限度を精度よく把握するのに充分とはいえない。また、特許文献2に開示された使用方法では、取鍋を横転させて、下スライド孔内に発煙物質を挿入して発煙させる必要があるため、上下プレートの溶損状態の判定作業が煩雑となる。
【0008】
一方、図4に示したスライドバルブ1のスライドプレート1aとボトムプレート1bの取替えを、予め定めた取鍋の使用回数を基準として行なう方法や、取鍋整備後に、スライドプレート1aを油圧シリンダ9により摺動させ、バルブ開閉してその動作状況を確認し、かつ、油圧シリンダ9への作動油の供給配管に設けた圧力計による圧力指示値を予め定めた基準値と比較することにより、異常の有無を判断する方法がある。また、スライドバルブ1のクランプ21を開放し、スライドプレート1aとボトムプレート1bとの摺動面、およびチェンジノズル5等の損傷状況を確認する方法がある。
【0009】
しかし、プレートの使用回数をプレート取替基準とする方法では、鋳造鋼種以外に鋳造時間等の他の複数の要因により、使用回数は必ずしも一定でなく、また、油圧ユニットの圧力指示値を用いる方法では、目視による圧力計の読取り誤差や見逃しのおそれがある。さらに、スライドプレート1aとボトムプレート1bとの摺動面、およびチェンジノズル5等の損傷状況を確認後、スライドバルブ1のクランプ21を閉めて使用を再開する際に、前記摺動面の密着が不充分な場合、スライドプレート1aとボトムプレート1bの間から溶鋼漏れが発生するおそれがある。
【0010】
そこで、この発明の課題は、取鍋またはタンディッシュの整備時に、スライドバルブの異常有無を確実かつ簡便に検知し、操業安定化のため、プレートの取替え時期を適正に把握できる検知方法およびそれに用いる検知装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、この発明では以下の構成を採用したのである。
【0012】
即ち、溶融金属の流出口がそれぞれ設けられた可動側のスライドプレートおよび固定側のボトムプレートからなり、取鍋またはタンディッシュの出側開口部に装着されるインサートノズルと注入用のチェンジノズルとを備え、前記スライドプレートがボトムプレートに対して摺動し、溶融金属の流出量を制御するスライドバルブの異常検知方法で、取鍋またはタンディッシュ内の溶融金属を排出した状態で、前記スライドプレートを摺動させて摺動圧力を検出し、この摺動圧力が予め設定した摺動圧力を超えた場合に異常を検知できるようにしたのである。
【0013】
前記スライドバルブは、一般に、スライドプレートとボトムプレート間の摺動面への地金差込、異物噛み込み、および摺動面の荒れ、焼付き等の異常により、漏鋼事故などが発生する。スライドプレートとボトムプレート間にこのような異常を生じると、摺動抵抗、即ち前記摺動面におけるスライドプレートの摺動圧力が上昇するため、取鍋またはタンディッシュを鋳造ラインから取り外して、整備する段階で摺動圧力を検出し、この摺動過程で検出した摺動圧力を監視することにより、スライドバルブの異常を検知することができる。上記の異常検知方法によれば、前記プレートの使用回数によらず、また、測定値の読み取り誤差や見逃しもなく、確実に異常を検知できるため、前記プレートの取替え時期を適正かつ簡便に判定することができる。
【0014】
前記スライドプレートを油圧シリンダにより摺動させ、前記摺動圧力を、油圧シリンダへの作動油の供給路に設けた圧力検出機器により検出し、この検出摺動圧力をデータ収集処理装置に取り込んで前記設定摺動圧力と比較し、検出摺動圧力が設定摺動圧力を超えたときに警報を発するようにすることが望ましい。
【0015】
このようにすれば、スライドプレートの摺動圧力を簡便に検出することができ、検出摺動圧力と設定摺動圧力とを簡単に比較でき、警報により、確実に異常を検知できる。
【0016】
油圧シリンダを駆動する油圧ユニットと、圧力検出機器と、データ収集処理装置と報知手段とを備え、前記圧力検出機器が、前記油圧ユニットからスライドバルブのスライドプレート側に連結した油圧シリンダへの作動油の供給路に設けられ、検出したスライドプレートの摺動圧力を前記データ収集処理装置に取り込んで、予め設定した摺動圧力と比較し、検出摺動圧力が設定摺動圧力を超えたときに前記報知手段に出力し、警報を発するようにして、スライドバルブの異常検知装置を構成することができる。
【0017】
このようにすれば、簡単な装置構成で、取鍋の整備過程で、簡便かつ確実に異常を検知でき、整備不良をなくし、漏鋼などの事故発生を防止できる。なお、前記警報は、サイレンやブザー等聴覚的に知らせるものの他に、ライトや画面、および印字など視覚的に知らせるものを含む。
【0018】
前記データ収集処理装置がディスプレイ装置を備え、前記プレートの摺動圧力を表示することもできる。
【0019】
このようにすれば、スライドバルブの摺動過程でのスライドプレートの摺動圧力の推移を、整備作業現場で即刻把握できるため、スライドプレート1の摺動圧力が、予め設定した摺動圧力以下の場合でも、摺動圧力が高い箇所など局部的な損傷の有無を確認でき、より効果的な整備作業を行なうことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施形態を添付の図1から図3に基づいて説明する。
【0021】
図1は、実施形態のスライドバルブ1の異常検知装置の構成を示したものである。この異常検出装置は、可動側のスライドプレート1aにスライドケース8(図4参照)を介して連結された油圧シリンダ9を駆動する油圧ユニット10と、一端側が油圧シリンダ9への作動油の供給配管11に接続された圧力発信機12と、この圧力発信機12の他端側がデータ収集処理装置13の入力側に接続され、このデータ収集処理装置13は、圧力発信機12から伝送されるスライドプレート1aと固定側のボトムプレート1b間の摺動面での、スライドプレート1aの摺動圧力PAを取り込み、予め設定した前記摺動面での異常発生と見なす境界の摺動圧力PBと比較した結果を出力できるようになっている。そして、データ収集処理装置13には、この比較結果の報知手段として、警報ランプを備えたアラーム14およびディスプレイ15装置が組み込まれている。なお、このアラーム14およびディスプレイ装置15は、データ収集処理装置13の出力側に接続して外部に設けることもできる。
【0022】
次に、スライドバルブの異常検知方法について説明する。
【0023】
連続鋳造用のタンディッシュまたは造塊鋳型内に溶鋼の注入を終えた取鍋は、整備場に搬送され、整備位置に据え付けられて、前記油圧ユニット10に接続された供給配管11が、スライドプレート1aに連結した油圧シリンダ9に接続される。そして、油圧ユニット10から油圧シリンダ9に作動油を供給してピストンロッド9aを後退させ、スライドプレート1aを摺動させてスライドバルブ1を開状態とし、図4に示したインサートノズル4、チェンジノズル5や、スライドプレート1a、ボトムプレート1bの流出口6a、6bの洗浄作業等の整備作業が行なわれる。そして、この整備作業の終了後、作動油の供給方向を切り替えてピストンロッド9aを前進させてスライドプレート1aを摺動させ、スライドバルブ1を閉状態とする。そして、油圧シリンダ9から供給配管11に接続された油圧ホースを取り外して、主整備作業が終了する。
【0024】
図2は、上記整備作業時で、ピストンロッド9aを後退させてスライドバルブ1を開状態とする過程で、図1に示した圧力発信機12により検出し、データ収集処理装置13で記録したスライドプレート1aの摺動圧力PAの推移を、ディスプレイ装置15に出力した結果を示したものである。前記油圧ユニット10から供給配管11を経由して油圧シリンダ9に作動油を供給後、供給圧力は上昇し、符号Aで示すほぼ一定の供給圧力、即ち摺動圧力PAでスライドプレート1aがスライドしてスライドバルブ1が開状態に移行する。そして、摺動端、即ちピストンロッド9aのストロークエンドで、符号Bで示すように供給圧力が上昇し、スライドバルブ1の開動作が終了する。
【0025】
前記スライドプレート1aの摺動圧力PAは、開閉回数の増加とともにスライドプレート1aおよびボトムプレート1bのそれぞれの摺動面の荒れや地金の差込・付着などの損傷により上昇する。一方、図3に、スライドバルブ1の開閉動作を模式的に示す摺動部のモデル図を示したように、スライドケース8およびその保持用の固定金物16間の摺動圧力は、バルブ開閉回数が増加しても略一定であるため、2個の押付けばね17、17により面圧が付与された状態でのスライドプレート1aの摺動圧力PAのレベルを、面荒れや地金の差込・付着などの損傷によるスライドバルブ1の異常の検知指標とすることができる。
【0026】
表1は、▲1▼スライドプレート1aおよびボトムプレート1bを新品に取り替えた直後、▲2▼スライドバルブを複数回使用後、▲3▼面荒れ、地金の差込・付着などの異常発生時、のスライドプレート1aの摺動圧力PAをそれぞれ示す。▲1▼新品交換直後および▲2▼複数回使用後の摺動圧力PAは、1箇月間の平均値であり、▲3▼異常発生時の摺動圧力PAは、10発生頻度の平均値である。なお、前記押付けばね17による摺動面の押付け力は、ばね1個あたり430kgfである。
【0027】
【表1】
【0028】
表1に示した異常発生時の摺動圧力PAから、スライドバルブに異常が発生した状態にあると判断する境界の摺動圧力、即ち前記の設定摺動圧力を定めることができ、本実施形態の場合には、この設定摺動圧力は、概ね、130kg/cm2に設定するのが妥当である。このように、設定摺動圧力は、操業実績に基づいて決定することがわかる。
【0029】
前記データ収集処理装置13には、この異常発生と見なす摺動圧力130kg/cm2が警報を発する境界の摺動圧力として設定されており、このデータ収集処理装置13に取り込んだ、スライドバルブの整備作業でのバルブ開状態に移行させる過程のスライドプレート1aの摺動圧力PAと比較して、この摺動圧力PAが境界の摺動圧力を超えたときにアラーム14により警報が発せられるので、スライドバルブの異常発生を確実に検知でき、取替え時期を簡便に把握することができる。
【0030】
同様にして、前記整備作業で、ピストンロッド9aを前進させて、バルブ開状態からに閉状態へ移行させる過程のスライドプレート1aの摺動圧力PAをデータ収集処理装置13に取り込み、この摺動圧力PAが設定摺動圧力を超えたときにも警報が発せられる。このように、スライドバルブの開閉作業時に異常発生を確実かつ簡便に検知でき、取替え時期を適正に把握することができる。
【0031】
また、前記ディスプレイ装置15により、図2に示した摺動圧力PAの推移を、整備作業現場で作業者が直接、即時に確認することができるため、スライドプレート1aの摺動圧力PAが、設定摺動圧力以下で警報が発せられない場合でも、摺動圧力PAの変動により、局部的な損傷の有無を確認でき、より効果的な整備作業を行なうことができる。また、データ収集処理装置13に取り込んだ摺動圧力データを、記録用ディスクなどの外部記憶媒体に出力し、パソコンなどを用いて、データ解析を行なうことも可能である。
【0032】
なお、前記異常検出方法および異常検出装置は、取鍋のみならず、タンディッシュに取り付けられたスライドバルブについても適用することができる。また、スライドプレート1aを、モータを駆動源とした機械的方式により摺動させることも可能である。この場合には、摺動圧力の代わりにモータの電流値などを異常検知の基準として用いることができる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、この発明では、溶鋼など溶融金属の注入作業時に用いられるスライドバルブの摺動面の荒れなどの損傷による異常発生を、整備作業時のスライドプレートの摺動圧力PAと操業実績に基づいて予め定めた摺動圧力PBとを比較することにより、検知するようにしたので、簡便な装置構成で確実に異常検知でき、スライドバルブプレートの取替え時期を適正に把握して、安定操業を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態のスライドバルブの異常検知装置の構成を示す説明図
【図2】同上のスライドバルブの摺動圧力の推移を示す説明図
【図3】スライドバルブの開閉動作を示す模式図
【図4】スライドバルブの構成を示す断面図
【符号の説明】
1:スライドバルブ 1a:スライドプレート 1b:ボトムプレート
2:取鍋 3:出鋼口 4:インサートノズル
5:チェンジノズル 6a、6b:流出口 7:支持金物
8:スライドケース 9:油圧シリンダ 9a:ピストンロッド
10:油圧ユニット 11:供給配管 12:圧力発信機
13:データ収集処理装置 14:アラーム 15:ディスプレイ装置
16:固定金物 17:押付けばね 18:ハウジング
19、20:れんがセット金物 21:クランプ
Claims (4)
- 溶融金属の流出口がそれぞれ設けられた可動側のスライドプレートおよび固定側のボトムプレートからなり、取鍋またはタンディッシュの出側開口部に装着されるインサートノズルと注入用のチェンジノズルとを備え、前記スライドプレートがボトムプレートに対して摺動し、溶融金属の流出量を制御するスライドバルブの異常検知方法であって、取鍋またはタンディッシュ内の溶融金属を排出した状態で、前記スライドプレートを摺動させて摺動圧力を検出し、この摺動圧力が予め設定した摺動圧力を超えた場合に異常を検知できるようにしたことを特徴とするスライドバルブの異常検知方法。
- 前記スライドプレートを油圧シリンダにより摺動させ、前記摺動圧力が、油圧シリンダへの作動油の供給路に設けた圧力検出機器を用いて検出され、この検出摺動圧力をデータ収集処理装置に取り込んで前記の設定摺動圧力と比較し、検出摺動圧力が設定摺動圧力を超えたときに警報を発するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のスライドバルブの異常検知方法。
- 油圧シリンダを駆動する油圧ユニットと、圧力検出機器と、データ収集処理装置と報知手段とを備え、前記圧力検出機器が、前記油圧ユニットからスライドバルブのスライドプレート側に連結した油圧シリンダへの作動油の供給路に設けられ、検出したスライドプレートの摺動圧力をデータ収集処理装置に取り込んで、予め設定した摺動圧力と比較し、検出摺動圧力が設定摺動圧力を超えたときに前記報知手段に出力し、警報を発するようにしたスライドバルブの異常検知装置。
- 前記データ収集処理装置がディスプレイ装置を備え、前記プレートの摺動圧力を表示するようにした請求項3に記載のスライドバルブの異常検知装置。
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JP2003085725A JP2004291011A (ja) | 2003-03-26 | 2003-03-26 | スライドバルブの異常検知方法とそれに用いる異常検知装置 |
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KR100943818B1 (ko) | 2008-10-28 | 2010-02-25 | 현대제철 주식회사 | 플랩 밸브의 디스크 처짐량 모니터링 장치 |
KR20220146820A (ko) * | 2021-04-26 | 2022-11-02 | 현대제철 주식회사 | 래들 슬라이드 게이트 감시 장치 및 그 방법 |
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2003
- 2003-03-26 JP JP2003085725A patent/JP2004291011A/ja active Pending
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KR102515214B1 (ko) | 2021-04-26 | 2023-03-29 | 현대제철 주식회사 | 래들 슬라이드 게이트 감시 장치 및 그 방법 |
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