JP2004290025A - 釣り情報管理システム、釣り情報管理方法、釣り情報管理用シート、および、釣り情報管理プログラム - Google Patents

釣り情報管理システム、釣り情報管理方法、釣り情報管理用シート、および、釣り情報管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】不正な釣果情報を排除し、釣り人であるユーザが安全に参加でき、広範囲な釣り競技会の開催を可能にすること。
【解決手段】船の位置により収集周期を可変にして位置情報を収集する位置情報収集手段と、釣果管理用シートを用いて撮影された釣果画像を含む釣果情報を収集する釣果情報収集手段と、釣果情報の有効性を判定して有効な釣果情報を保存する釣果情報判定手段と、有効な釣果情報に基づき競技情報を提供する競技会情報提供手段とを設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワークを利用した釣り情報の管理技術に係り、特に複数の地域に跨って開催可能な釣り競技会の競技データを管理するための釣り情報管理システム、釣り情報管理方法、釣り情報管理用シート、および、釣り情報管理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、釣り競技会は、限られた地域あるいはマリーナごとに行われていた。これは、遠隔の地域に跨って競技会を実施するとした場合、主催者がすべての開催地にスタッフを派遣するのは負担が大きく、競技参加者を本来的には信頼するにしても、釣果の不正申告に対して全く対処することができないと競技会そのものの信頼性が低下するという問題があるためである。さらに、参加者の安全を確認する必要もある。
【0003】
ところで、通信ネットワークを用いた釣り情報管理技術あるいは競技会のデータ管理技術として、たとえば、特開2002−189078号公報の「水中情報提供システム」では、魚群、水底、水温などの水中情報をその水中情報を取得した位置情報と共にデータベースへ登録しておき、ユーザの端末で入力された水中情報請求の位置情報に基づき、データベースに登録されているその位置情報に対応する水中情報をユーザへ提供するシステムが記載されている。競技データの管理技術に関しては、特開2002−253723号公報の「競技データ管理システム、競技データ管理方法及び競技データ管理プログラム」では、端末から入力された競技データを収集し蓄積しかつ集計して、結果を競技者に提供するためのシステム等が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術では、遠隔の地域に跨って釣り競技会を開催するときの上述の不正申告や競技者の安全の問題に対処することは困難である。
【0005】
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、不正な釣果情報を排除し、釣り人であるユーザが安全に釣り競技に参加できる釣り情報管理システム、釣り情報管理方法、釣り情報管理用シート、および、釣り情報管理プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明に係わる釣り情報管理システムは、ユーザの釣り情報を含む基本情報を登録するユーザ情報登録手段と、釣り人の位置情報を収集する位置情報収集手段と、釣果画像を含む釣果情報を収集する釣果情報収集手段と、釣果情報の有効性を判定し、有効な釣果情報を保存する釣果情報判定手段と、有効な釣果情報をユーザへ提供する情報提供手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項11の発明に係わる釣り情報管理方法は、釣り人であるユーザの基本情報を登録するステップと、ユーザの位置情報を収集するステップと、ユーザの携帯端末からの送られてくる釣果画像を含む釣果情報を収集するステップと、釣果画像をもとに釣果情報の有効性を判定するステップと、有効釣果情報を登録するステップと、有効釣果情報をユーザへ提供するステップと、を含むことを特徴とする。
【0008】
請求項15の発明に係わる釣り情報管理プログラムは、釣り人であるユーザの基本情報を登録する処理と、ユーザの位置情報を収集する処理と、ユーザからの送られてくる釣果画像を含む釣果情報を収集する処理と、釣果画像をもとに釣果情報の有効無効を判定する処理と、有効釣果情報を登録する処理と、有効釣果情報をユーザへ提供する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0009】
請求項1、請求項11および請求項15記載の発明では、釣り人の位置情報や釣果画像を含む釣果情報を収集すると共に収集した釣果情報の有効性を判定して、有効な釣果情報をユーザへ提供する。釣果画像に有効性を判定するための情報を持たせる。
【0010】
請求項2の発明に係わる釣り情報管理システムは、釣り競技会参加者の基本情報を登録する手段と、参加者と参加者の乗船する船とを関連付けて記憶する手段と、船の位置情報を収集する位置情報収集手段と、釣果画像を含む釣果情報を収集する釣果情報収集手段と、釣果情報の有効性を判定し、有効な釣果情報を保存する釣果情報判定手段と、有効な釣果情報に基づき競技情報を提供する競技情報提供手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
請求項12の発明に係わる釣り情報管理方法は、釣り競技者情報を登録するステップと、釣り競技者の乗船する船情報を登録するステップと、船の位置情報を収集するステップと、ユーザである釣り競技者の携帯端末からの送られてくる釣果画像を含む釣果情報を収集するステップと、釣果画像をもとに釣果情報の有効性を判定するステップと、有効釣果情報に基づき競技順位を演算するステップと、当該演算を釣り競技者へ送信するステップと、を備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項2および請求項12記載の発明では、釣り競技会参加者と参加者が乗船する船とを関連付けることにより船の位置情報を収集する。また、参加者から送られてくる釣果情報の有効性を判定して、有効な釣果情報に基づいて競技順位を演算する。
【0013】
請求項3の発明に係わる釣り情報管理システムでは、さらに、競技情報提供手段は、釣果情報判定手段により保存された釣果情報をもとに地域差による修正値を演算し、当該修正値を用いて競技順位を演算することを特徴とする。
請求項3記載の発明では、地域差により修正値を求め競技順位を演算する。
修正値の求め方としては、たとえば、魚種ごと地域(エリア)ごとに釣果数量の平均値を演算して、その値により修正値を決めるという方法がある。
【0014】
請求項4の発明に係わる釣り情報管理システムは、さらに、ユーザが仮想的に釣り競技会に参加するモードであって、少なくとも地域情報、季節情報および気候情報をもとに所定の優先順位で過去の釣果情報を時系列的に抽出し、競技参加者の入力する釣果情報と比較して順位情報を出力するシミュレーション手段を備えたことを特徴とする。
【0015】
請求項4記載の発明では、仮想的な競技モードにおいて、地域、季節、気候等の情報をもとに最も近いデータを取り出し、競技開始からの時間経過に沿って、時系列的にデータを抽出して、当該競技参加者から送られてくる釣果情報と比較して順位を決める。
【0016】
請求項5の発明に係わる釣り情報管理システムでは、さらに、位置情報は、海上を一または二以上に区分したエリア識別情報であって、位置情報収集手段は、当該エリア識別情報に基づき、位置情報の収集周期の変更および注意メッセージの出力を行うことを特徴とする。
【0017】
請求項5記載の発明では、エリア識別情報によって、位置情報の収集周期を可変にし、また、エリアによって注意メッセージを出力する。
【0018】
請求項6の発明に係わる釣り情報管理システムでは、さらに、位置情報収集手段は、エリア識別情報に加え、さらに詳細な位置情報を収集し、この詳細な位置情報の変化速度およびエリア識別情報に基づき位置情報の収集周期の変更および注意メッセージの出力を行うことを特徴とする。
【0019】
請求項7の発明に係わる釣り情報管理システムは、さらに、各ユーザに対応して少なくとも釣果画像識別情報と魚種識別情報を格納した釣果情報を保存する一または二以上の個別釣果情報保存エリアと当該エリアに保存されている魚種識別情報に基づいて所定の優先順位で抽出された当該エリアの識別情報を保存する共通情報保存エリアを含む釣果情報記憶手段を有することを特徴とする。
【0020】
請求項7記載の発明では、釣果情報を保存するエリアを2種類に分ける。第1のエリアにはユーザから送られてくる個々の釣果情報を保存し、第2のエリアには、共通情報や第1のエリア内の複数の釣果情報のうち、所定の優先順位、たとえば、最も大きな魚を釣ったときの情報が保存されているエリアのアドレス(エリア識別情報)を保存する。
【0021】
請求項8の発明に係わる釣り情報管理システムは、釣果情報とユーザの基本情報との相関を演算する相関演算手段を備えたことを特徴とする。
【0022】
請求項8記載の発明では、釣果情報とユーザの基本情報、たとえば、釣り道具、釣り方、あるいはユーザの所有する船などの情報との相関を演算する。
【0023】
請求項9の発明に係わる釣果管理用シートは、反射率の異なる材質の一定のサイズの素材片が交互に配置された釣果管理用シートであって、該シート上に魚および比較物を配置可能に構成されたことを特徴とする。
【0024】
請求項9記載の発明では、ユーザが魚を釣った際に、その魚を乗せて撮影するための釣果管理用シートを反射率の異なる材質の素材片を交互に配置することにより構成する。ここで、「素材片」とは、釣果管理用シートを作成するためのシートの一部となる材料を意味する。なお、素材片の代わりに、反射率あるいは色彩の異なるコーティング剤を一定の間隔で塗布するようにしてもよい。
【0025】
請求項10の発明に係わる釣果管理用シートは、さらに、素材片の少なくとも中央付近に目盛り線が記載されていることを特徴とする。
請求項10記載の発明では、素材片のほぼ中央に目盛り線を記載する。
【0026】
請求項13の発明に係わる釣り情報管理方法は、さらに、競技開催時の所定時間前に釣果の有効性判定のための比較物情報を送信するステップと、釣果画像として請求項9または10記載の釣果管理用シート上に釣果魚および比較物を配置して撮影された釣果画像を受信するステップとを含むことを特徴とする。
【0027】
請求項13記載の発明では、釣果管理用シートに魚および比較物、たとえば、ペットボトルを乗せて撮影した画像を受信して、その画像をもとに釣果情報の有効性を判定する。
【0028】
請求項14の発明に係わる釣り情報管理方法は、さらに、広告主より、広告配信対象者グループ情報を取得するステップと、ユーザの基本情報に基づいてユーザは一または二以上のグループに分類するステップと、広告主サーバから送られてくる広告情報をグループ情報に基づいて、そのグループに属するユーザへ送信するステップとを含むことを特徴とする。
請求項14記載の発明では、広告主の希望する配信対象の情報とユーザ情報との相関を演算して、相関の高いユーザをグループ分けすると共にそのユーザに広告情報を送信する。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態に係わる釣り情報管理システム1、ユーザの携帯端末2、および、広告主サーバ3の機能ブロック図である。図1において、携帯端末2と広告主サーバ3は、通信ネットワーク4を介して釣り情報管理システム1と繋がっている。
【0030】
ここで、釣り情報管理システム1は釣り情報管理サービスを提供する事業者により運営管理される。また、この事業者は、釣り競技会の主催者として、競技会の開催や運営を行う。以下、この事業者を主催者という。携帯端末2は、釣り情報管理システム1を通して、主催者の提供するサービスを受けるユーザの携帯端末である。広告主サーバ3は、広告情報を保存する広告主のサーバであり、釣り情報管理システム1を通して、ユーザ端末2への広告情報の送信やユーザ情報の受信などを行う。なお、広告主は、主催者に対して資金を提供するスポンサーである場合もある。
【0031】
ここで、釣り情報管理システム1は、通信ネットワーク4を介してデータの送受信を行うための送受信部13、送受信部13から受け取ったデータの処理を行う中央演算処理部14、データを記憶するための記憶部15、および、中央演算処理部14との間でデータの入出力を行う入力部11と表示部12から構成されている。
【0032】
さらに、中央演算処理部14は、送受信部13との間でデータの受け渡しを行う送受信処理手段(機能)52、入力部11あるいは表示部12とデータの受け渡しを行う入出力手段(機能)41、入力部11を介して入力された釣り競技会の主催者としての主催者情報登録手段(機能)42、広告主情報を登録する広告主情報登録手段(機能)43、送受信部13を介して受信されたユーザの会員情報を登録するユーザ情報登録手段(機能)44、釣果情報を登録する釣果情報登録手段(機能)45、ユーザから送られてくる釣果情報の有効性を判定する釣果情報判定手段(機能)46、ユーザまたはユーザの乗船する船の位置情報を収集する位置情報収集手段(機能)47、記憶部15に保存されているユーザ情報や釣果情報等の相関の演算をする相関演算手段(機能)48、ユーザに釣り情報や広告情報などを提供する情報提供手段(機能)49、釣り競技会などが開催されたときにその競技情報をユーザに提供する競技情報提供手段(機能)50、競技会のシミュレーションを実行するシミュレーション手段(機能)51、および、送受信処理を行う送受信処理手段(機能)52から構成される。
【0033】
また、記憶部15は、ユーザ会員に関する情報を保存するユーザ情報データベース(DB)61、広告主情報に関する情報を保存する広告主情報データベース(DB)62、主催者情報に関する情報を保存する主催者情報データベース(DB)63、釣果情報及び釣果環境情報に関する情報を保存する釣果情報データベース(DB)64、釣り競技会に関する情報を保存する競技情報データベース(DB)65、および、WEBを通して提供する情報を保存するWEBコンテンツデータベース(DB)66を有している。
【0034】
一方、携帯端末2は、通信ネットワーク4を介してデータの送受信を行うための送受信部23、送受信部23からのデータの処理を行う中央演算処理部24、中央演算処理部24との間でデータの入出力を行う入力部21および表示部21から構成されている。
【0035】
また、広告主サーバ3は、通信ネットワーク4を介してデータの送受信を行うための送受信部33、送受信部33からのデータの処理を行う中央演算処理部34、中央演算処理部34との間でデータの入出力を行う入力部31と表示部32、および、商品データベース(DB)35から構成されている。
【0036】
次に、図2を用いて、主催者、ユーザ会員、広告主の取引の流れを説明する。図2において、主催者は、まず釣りに関する情報や釣り競技会情報などの主催者情報を主催者情報DB63に登録しておく。広告主は主催者との契約により広告主の商品や種類、提供を望む情報を広告主情報DB62に登録しておく。
【0037】
ユーザから主催者への会員申込みがあると、ユーザの個人情報がユーザ情報DB61に登録される。そして、ユーザ会員の釣り競技会の申し込み(エントリー)により、主催者情報DB63にエントリー情報が登録される。なお、釣り競技会エントリーは、一般的にはユーザが携帯端末2によりインターネット等の通信ネットワーク4を介して、釣り情報管理システム1のWEBコンテンツDB66にアクセスしてエントリー入力することにより行われる。
【0038】
次に、主催者は釣り競技会が開催される期日までにエントリーを行った会員に向け釣果管理用シート(公式メジャー)を郵送する。
競技会の開始(スタートフィッシング)時刻になると、競技会エントリー時に登録された参加者の携帯端末2の電子メールアドレスに、スタートフィッシングの合図、競技会キーワードを送付する。
【0039】
競技会スタート後、予め気象情報や釣り道具情報などの釣果環境情報を登録しておき、参加者が魚を釣ることができたときに、携帯端末2から釣果情報を通信ネットワーク4を介して釣り情報管理システム1に送信する。参加者が送信した釣果情報及び釣果環境情報は釣果情報DB64に登録される。
参加者が登録した釣果情報、釣果環境情報は、リアルタイム競技会情報として一定時間別、地域別、カテゴリー別、数量別にWEBコンテンツDB66に保存され、ホームページ上で一般公開される。
【0040】
主催者は競技会の終了(ストップフィッシング)時刻に競技会参加者の携帯端末2に向け、競技会終了の合図を送信する。
その後、地域別、カテゴリー別、数量別の入賞者を確認し、ホームページ上で有料会員に対して公開する。
主催者側は釣果情報及び釣果環境情報の相関の演算を行いユーザ会員及び広告主に対し有益な情報を配信する。
以上は釣り競技を例に説明したが、その他の競技でも同様に実施できる。
【0041】
次に、釣り情報管理システム1の動作を説明する。
【0042】
[1.基本情報登録段階]
<1−1.主催者情報登録処理>
釣り情報管理システム1において、主催者情報および釣り競技(フィッシングトーナメント)を開催する上で必要な情報は、入力部11を介して入力され、入出力手段11を通して主催者情報登録手段42により記憶部15の主催者情報DB63に登録される。図3は、主催者情報DB63のデータ構成例である。
図3において、主催者情報DB63は、ユーザに提供する商品またはサービス(以下、商品等または単に商品という)ごとに商品名、商品識別コード、ユーザの会員登録の要否、および、その商品広告もしくは通知情報のURLが記憶されている。たとえば、商品識別コードA1の釣り場情報をユーザに提供する場合はユーザの会員登録が必要という情報や、商品識別コードF1の釣り競技会リアルタイム情報をユーザに提供する場合はユーザの会員登録は不要という情報などが保存されている。この場合、主催者は、釣り場情報の提供などの会員登録を要する商品等を提供することにより会費等で収益を上げることができ、一方、釣り競技会リアルタイム情報のように、会員登録が不要な商品等を提供することにより、会員でないユーザも所定のURLにアクセスすることにより、その商品等の提供の申し込みをすることができ、また他の商品等の情報に触れることにより将来の会員登録の可能性を上げることができる。なお、このユーザ登録要否を設定変更可能にすることにより、主催者は、季節など特定の条件により、その商品等のユーザ登録要否を変更することによって柔軟な対応が可能となる。
【0043】
また、主催者は、他の業者と提携してユーザに商品等を提供する場合は、この主催者情報DB63に提供する商品識別コードに関連付けて、その業者の識別情報(ID)やWEBサイトのURL情報を保存しておくようにしても良い。
【0044】
<1−2.広告主情報登録処理>
釣り情報管理ステム1の入力部から入力された広告主情報は、入出力手段11を通して広告主情報登録手段43により記憶部15の広告主情報DB62に登録される。図9に示す広告主情報DB62のデータ例を示す。
この図において、広告主情報DB62には、広告主ID、広告主名等の共通情報と、広告識別コード、その広告の格納されているURL、広告の配信タイミングあるいは配信条件、配信対象のグループ番号等の個別情報が広告主ごとに格納されている。ここで、広告識別コードとは、その広告を特定するためのコード情報であり、ある広告主が複数の広告について配信を希望する場合、広告主情報DB62における広告情報のデリミタとしての機能を有する。また、この広告情報は、通常広告主サーバ3の商品DB31に保存されており、広告主情報DB62に保存されているその広告情報のURLをユーザの端末2に表示することにより、ユーザは容易にその広告情報にアクセスすることができる。なお、URL情報をユーザ端末2に表示する代わりに、そのURLの広告情報をもとに電子メール本文を作成し、ユーザ端末2へ送信するようにしても良い。
【0045】
<1−3.ユーザ情報登録処理>
ユーザからの新規申込みにより、ユーザの個人情報は携帯端末2から通信ネットワーク4を介して釣り情報管理システム1の送受信部13および送受信処理手段52により受信処理され、ユーザ情報登録手段44により、記憶部15のユーザ情報DB61に記憶される。
【0046】
図4は、ユーザ情報DB61のデータ構成を示した図である。この図において、ユーザの識別用にユーザごとに識別番号(ID)が付され、氏名、住所等の情報が記憶されている。また、携帯端末2と通信を行うためパスワードや携帯端末電子メールアドレス、必要により汎用パーソナルコンピュータ用の電子メールアドレスも記憶される。その他、ユーザの嗜好情報、釣り歴などのユーザ属性情報、提供を希望した商品等の識別コードなどが保存されている。
【0047】
登録処理が完了すると、ユーザは、携帯端末2を通して主催者のホームページにアクセスすることにより、主催者が扱っている商品等に関する情報を入手することができる。
【0048】
商品等の詳細情報については、主催者情報DB63に保存されているその商品等に対応するURL情報をもとにその商品等の詳細情報がユーザ端末2に表示される。また、ユーザは、広告主情報DB62のURL情報をもとにその広告の詳細情報にアクセスすることも可能になる。
【0049】
なお、上記の説明では、ユーザ情報を携帯端末2を通して登録することとしたが、釣り情報管理システム1の入力部11から入力するようにしてもよい。また、ユーザ情報の登録は、携帯端末によらず汎用のパーソナルコンピュータ等の他の手段により登録するようにしてもよい。
【0050】
[2.釣り競技会実行段階]
<2−1.参加者情報登録処理>
ユーザは、携帯端末2から釣り競技会への参加申し込みを行い、その申し込み情報は、釣り情報管理システム1のユーザ情報登録手段により、記憶部15の競技情報DB65のエントリーテーブルに保存される。
【0051】
図5は、競技情報DB65に保存されている釣り競技会のエントリーテーブルの構成例である。参加申し込み(エントリー要求)ごとにエントリーコードが付与され、ユーザID、登録地域(競技参加地域)、エントリー部門、船舶名称、船検番号、携帯端末のメールアドレス、同行者ID等の釣り競技に必要な情報が格納される。また、チームで参加の場合は、チーム代表者の識別情報が保存される。なお、キャプテン(チーム代表者)は、乗船する船ごとに少なくとも1名は登録される。
【0052】
<2−2.位置情報収集処理>
ユーザの位置情報は、ユーザの携帯端末2から送られてくる位置情報をもとに釣り情報管理システム1の位置情報収集手段が記憶部15の競技情報DB65の位置情報テーブルを更新することにより管理される。
図13は、その位置情報テーブルの一例である。キャプテンIDごとにその位置が記憶されている。
【0053】
この図において、位置情報テーブルには、位置情報を収集した時刻と、予め配布された海上地図(エリアマップ)に基づいて送信されたエリアコード、詳細位置情報およびユーザの位置に基づく措置内容が保存されている。
図8にエリアマップの一例を示す。このマップは、競技会の開催日前にエントリーユーザへ送付され、この図をもとに、競技会時にユーザが定期定期に現在位置のエリアコードを携帯端末2経由で送信する。なお、ユーザが入力する代わりに、携帯端末2に搭載されているGPS機能、もしくは、基地局の位置情報を利用して収集するようにしてもよい。また、この競技会情報テーブルに登録された位置情報により、ユーザへの注意メッセージ等の出力も行われる。
例えば、ユーザの位置情報が主催者情報DB63の競技会情報テーブルに格納されたエリア識別情報上の競技会領域を外れた場合や危険領域に近づいた場合は、位置情報収集手段により携帯電話のメールアドレスへ指定領域への移動を促す電子メールが送られ、釣り情報管理システム1へ確認メールを返送するよう求められる。この確認メールが一定時間経ても送信されない場合、位置情報収集手段により競技会参加者の届け出携帯端末2へ安否確認の電話がかけられる。
【0054】
これにより、競技会参加者が危険領域に近づくことを防止でき、遭難時の位置が特定できるため、海上保安、警察、消防、などの関係各所及び近くを航行する船舶に速やかな救助を要請することが可能となり、競技会運営が安全に行われる。
【0055】
以下、図17を用いて位置情報収集手段の動作を詳述する。この図において、位置情報収集手段は、起動されると、ユーザの携帯端末2へ位置情報の送信要求を行う(S301)。この送信要求は、図5のエントリーテーブルを参照して、参加者の代表者(キャプテン)の携帯端末2へ送信する。代表者が存在しない場合は、各ユーザの携帯端末2へ送信する。この要求は、通常電子メール等で行い、ユーザは、そのレスポンスとして、エリアコードと詳細位置情報を入力して、釣り情報管理システム1へ返信する。
【0056】
位置情報の送信要求後、一定時間後(S302)、位置情報の受信があったか否かを判定する(S303)。受信がない場合は、予め定められた再送回数を超過しているかどうかを判定し(S308)、超過していない場合は、再度送信要求を行う。再送回数を超過している場合は、異常処理を実行する(S309)。異常処理は、安否情報の確認や救助対応なども含む。
【0057】
位置情報の受信があった場合は、その受信した位置情報を位置情報テーブルへ保存する(S304)。
【0058】
そして、位置情報のうち、エリアコード情報が許可エリア内かどうかを判定して(S305)、許可エリア内ならば次に注意エリアかどうかを判定する(S306)。ここで、注意エリアとは、許可エリア内と許可エリア外(禁止エリア)の境界に位置し、許可エリア内ではあるが、次回の問合せまでに禁止エリアに入る可能性のあるエリアである。
【0059】
ステップS306で注意エリアの場合は、注意メッセージを出力する(S307)。注意メッセージは、電子メールで行ってもよいが、電話や無線等で行うようにしてもよい。
【0060】
そして、エリア別位置情報収集周期テーブルを参照して、現在のエリアコードの周期時間をもとに次回起動時間をセットする(S310)
【0061】
一方、ステップS305で許可エリア外の場合は、異常処理(S309)を実行する。
【0062】
また、ステップS306で注意エリアではない場合は、ステップS307をスキップしてステップS310を実行する。
【0063】
以上の一連の処理をキャプテンIDごとに実行する。
なお、上記はユーザが携帯端末2から位置情報を入力することとしたが、これに代えて、携帯端末2に搭載されているGPS機能あるいは基地局経由の情報により位置情報を収集するようにしてもよい。この場合、ユーザが自ら位置情報を入力する必要なない。
【0064】
また、位置情報の収集周期をエリアに基づいて設定することとしたが、さらに、詳細位置情報の変化速度(船の移動速度)を演算して、その変化速度に応じて、位置情報の収集周期を設定するようにしてもよい。特に、エリア情報と変化速度を組み合わせるようにすれば、注意エリアにいても変化が少ないかほとんど変化していない場合は、収集周期を長くすることによりシステムの負荷を減らすことができる。
【0065】
また、季節、天候、潮の流れ、あるいは、船の種類に応じて収集周期を設定するようにすれば、より効果的な管理が可能となる。
【0066】
なお、上記は、エリアに基づいて定められた周期によって位置情報を収集することとしたが、リアルタイムで安否の確認を要しないような場合は、釣果情報を送信するとき、すなわち、魚が釣れたときに、ユーザの携帯端末2から詳細位置情報を送信するようにしてもよい。そして、釣り情報管理システム1で詳細位置情報からエリアを算出するようにすれば、ユーザの負担が軽減する。また、詳細位置情報の入力には手間がかかるため、釣り競技中に詳細位置情報を入力したユーザに対しては、ポイント加算するようにして入力の促進を図るようにしてもよい。
【0067】
また、エリアを自己申請するようにして、申請したエリアからはみ出した場合は、再申請するなど自己管理に任せることも可能である。
【0068】
なお、エリアマップの情報は、釣り情報管理システム1からユーザの携帯端末2を通してユーザに提供するようにして、エリア上に競技会の途中経過である釣果情報もユーザに提供可能である。
【0069】
<2−3.釣果情報登録処理>
釣り競技会に参加した会員は、一定時間毎または魚が釣れた際に随時、携帯端末2を用いて、釣り情報管理システム1へ釣果情報を送信する。
【0070】
この釣果情報は、釣り情報管理システム1の釣果情報登録手段15で処理され、釣果情報DB64に保存される。
【0071】
なお、この釣果情報の登録(釣果エントリー)は、事前に競技会参加者に送付されている図10に示すような釣り管理用シート(公式メジャー)上に釣れた魚を配置しデジタルカメラで撮影して、その画像を携帯端末2を通して釣り情報管理システム1へ送信することにより行われる。
以下、釣り管理用シートについて説明する。図10において、釣り管理用シートは、魚を配置するエリアと魚の全長など魚に関する情報を記載するエリア、および、シートの下側にはキーワードを記載するエリアを有している。
【0072】
そして、魚を配置するエリアは、透明な素材片111と不透明な素材片(着色部分)112が交互に配置された合成紙などの媒体でできている。さらに、各部分の中央付近には、測定用の基準線が付され(図中10〜70の数値を付した線)、魚の配置位置が表示されている。
【0073】
図12は、釣り管理用シートに魚を配置して、写真を撮ったときの図である。逆光などにより素材片111が全反射を起こし、両素材片の境界が不明瞭になったとき場合を表している。このような場合でも、透明な素材片111と不透明な素材片112の反射率の違いにより、一方の素材片は判読可能の可能性があり、また、両素材片が全反射を起こしても、全体として縞状となるため、判読可能となる。釣り情報管理システム1では、この縞の間隔を画像認識により算出することにより、魚の大きさを求めることができる。
【0074】
特に、透明または不透明な素材片のうち、いずれかが全反射した場合、素材片の境界線は不明瞭になる可能性があるが、このようなときでも、各素材片の中央付近に測定線を設けておけば、全反射を起こさない素材片については、その測定線が判読しやすく正確な測定が可能となる。なお、測定線が無くても、縞模様の間隔を測定することにより、魚の全長を推定することは可能である。また、両素材片で異なる色彩のものを使用することにより、より判読がしやすくなる。特に、補色関係にある色彩を使用すると効果が高い。
【0075】
なお、上記の説明では、素材片を透明、不透明としたが、反射率が異なれば足り、たとえば両片とも不透明でも可能である。さらに屈折率も異なれば、全反射するときの角度が異なるため、太陽が低い位置において有効である。
【0076】
また、通常、ユーザが写真を撮るときは船の甲板などにシートと魚を配置し、シートの下の方向から撮るため、魚の情報やキーワードの記載位置をシートの下部に設けることにより、カメラとの角度が魚を配置した位置に比べて鋭角になり全反射の可能性が低くなり、撮影ミスが減少する。
【0077】
上記の説明では、釣り管理用シートで素材片の配列を1次元(横方向のみ)にしたが、図11のごとく2次元的に交互に配列するようにしてもよい。また、図中A部に示すように、キーワード品を配置すべき位置を表示しておき、ユーザは、魚と共にペットボトル等のキーワード品を置き、写真を撮影してその画像を送るようにすれば、釣り情報管理システム1において、そのキーワード品のサイズとシートの比率よりそのシートが不正に作成されたものかどうかということを容易に判定することができる。なお、素材片の代わりに、反射率や色彩の異なるコーティング剤を一定の間隔で塗布することによって、同様の効果を持たせることも可能である。
【0078】
魚の大きさを測定する釣果管理用のツールとして、図18に示すように、メジャー72の一端に魚の一部を合わせるための固定物(固定手段)71を取り付けるようにしてもよい。このツールは、メジャーの基準点(零点)に固定物がくるようにしている。またメジャー72は、防水性のある柔軟な素材で作られており、一定間隔で反射率または色彩の異なるコーティングが施されている。このツールを用いれば、携帯性を保持しつつ、逆光等による撮影ミスの削減を図ることができる。
【0079】
次に釣果情報DB64に保存されている釣果情報テーブルの一例について図6を用いて説明する。この図において、釣果情報テーブルは、競技参加者であるユーザごとに釣果情報が格納されており、釣果識別コード、競技のエリア情報、ユーザのさお情報等の釣り用具に関する情報、天候、水温、風向きなどの気象条件に関する情報などを格納する共通エリアと、ユーザから送られてくる釣果画像の保存先である釣果画像ロケーション情報、釣った魚の魚種や、全長等の個々の釣果に関する情報、および、そのときのルアーアクションなどの個別情報、および、キーワードなど競技に特有な情報等、個々の釣果およびそれに伴う情報を釣果レコード単位で格納する変動エリアから構成されている。ここで、ルアーアクションとは、いわゆるショートジャークやデッドスローなどルアーやロッド操作に関する情報全般を意味する。
【0080】
固定エリアには、釣果識別コードが付されており、一方、変動エリア内の個々の釣果情報は、釣果識別サブコードが付され、固定エリアの釣果識別コードと対応可能になっている。また、変動エリアの釣果レコードは、釣果ごとに作成され、各釣果レコードには、次の釣果レコードのアドレス(ロケーション)を示す情報が格納されており、最後の釣果レコードの次アドレスは、エンドデリミタ(終了コード)、即ち、最後のレコードであることを示す情報となっている。
【0081】
また、固定エリアには、変動エリアにおける最初の釣果レコードのアドレス(先頭ロケーション)と、変動エリア内において所定の条件下で最大の釣果情報が保存されている釣果レコードのアドレス(最大釣果ロケーション)が記憶されている。所定の条件とは、たとえば、魚の大きさ(全長)などである。ただし、何を競うかにより最大釣果ロケーションの選択条件が異なってくる。
なお、釣果画像ロケーションで示される釣果画像の保存先には、図7に示す魚を釣ったときの写真画像や図12に示す釣り情報管理シート上に配置された魚の写真画像などが保存されている。
【0082】
変動エリアの情報は、基本的に携帯端末2から送られてくる情報を用いて保存される。ただし、ユーザが自ら端末に入力する必要はなく、たとえば、時刻情報は、ユーザから送られてくる電子メールまたはWEB画面に入力された時刻を用いるようにしてもよい。
【0083】
固定エリアの情報は、ユーザが予め登録しておくことが基本であるが、情報によっては釣り情報管理システム1で登録することも可能である。たとえば、天候や風向きなどの情報は、気象庁データを用い、水色などのデータは他のWEBサイトのデータを用いることも可能である。
次に、釣り情報登録手段15の動作を図15に基づいて説明する。
釣果情報登録手段15は、起動されると釣果情報の受信があったかどうかを判定し(S101)、受信がない場合は終了する。釣果情報の受信があったときは、固定エリア情報か否かを判定し(S102)、YESの場合は、受信情報を固定エリアに書き込む(S103)。次に、変動エリア情報か否かを判定して(S104)、YESの場合は、受信情報を変動エリアに書き込む(S105)。
【0084】
次に、釣果画像の添付があるか否かを判定し(S106)、YESの場合は、釣果画像を保存すると共にその保存先のアドレスを変動エリアの釣果レコード内の釣果画像ロケーションフィールドに書き込む(S107)。
【0085】
次に、魚種が有効かどうか、すなわち、競技会で定めた魚種か否かを魚種フィールドのデータにより判定して(S108)、有効な魚種の場合は、次に共通エリアの最大釣果ロケーションがセットされているか否かを判定して(S109)、YESの場合は、さらに受信釣果情報の全長データと共通エリアの最大釣果ロケーションの釣果レコードに保存されている全長データとを比較して(S110)、受信情報の全長データの方が大きい場合は(S111)、固定エリアの最大釣果ロケーションフィールドに今回受信の釣果情報の格納された釣果レコードのロケーション情報を書き込む(S112)。
【0086】
その後、次のレコード領域を確保可能かどうかを調べ(S113)、確保可能な場合は、その釣果レコードの次アドレスフィールドに次の釣果レコード領域のアドレスを書き込む(S114)。確保が不可能な場合は、エラーメッセージを出力する(S115)。
【0087】
なお、変動エリアのデータの保存の際、全長データやキーワードは、ユーザが携帯端末2を通して送信するようにしてもよいし、これらのデータが記載された釣果画像をもとに、釣り情報管理システム1側で読み取って保存するようにしてもよい。
【0088】
釣り競技中、競技情報提供手段は、この釣果情報テーブルの最大釣果ロケーションを参照して、定期的にユーザの順位を演算してWEBコンテンツDB66の内容を更新する。これにより、ユーザは携帯端末2を通して、随時状況を把握可能となる。
【0089】
<2−4.釣果情報判定処理>
釣り競技終了後、または、定期的に釣り情報判定手段20が起動され、釣果情報の有効、無効の判定が行われる。
以下、釣り情報判定手段20の動作を図16に基づいて説明する。
【0090】
釣り情報判定手段20は、起動されると、まず釣果情報テーブルの最大釣果ロケーション情報を抽出して(S201)、抽出したロケーションの釣果レコードに保存されている釣果画像ロケーション情報を抽出する(S202)。このロケーションに保存されている釣果画像を抽出して(S203)、釣果管理用シート(公式メジャー用シート)の不正の有無を判定する(S204)。
【0091】
この判定のしかたは、前述のごとく、キーワード品と釣果管理用シートの測定線の間隔との比率で判定する。この他、魚の特定の部位の全体に対する割合などで判定するようにしてもよい。たとえば、魚の目の大きさは魚の全長が大きくなってもそれほど変わらないという特性を利用して、魚の目のサイズを釣果管理用シートの測定線の間隔をもとに演算するようにしてもよい。
【0092】
次に、釣り管理用シートの測定線の間隔と魚の画像より魚のサイズを演算する(S205)。そして、この演算結果(推定値)と、釣果レコードの全長データとを比較して(S206)、その差が所定の範囲内か否かを判定する(S207)。所定の範囲内の場合は、釣果レコードの全長データは、有効なデータとし(S207)、所定の範囲外の場合は、全長データは無効として扱う(S209)。以上の処理を全エントリーについて実施する(S210)。
【0093】
<2−5.競技情報提供処理>
釣り競技会の終了後、競技情報提供手段50は、有効な全長データを用いて順位を算出し、競技結果と共に釣果情報テーブルを参照して、釣り用具情報やルアーアクション等の情報をWEBコンテンツDB66に保存して、ユーザ会員に提供する。
【0094】
[3.相関演算段階]
釣り競技会中、または通常時にユーザ会員より携帯端末2を通して入力され釣果情報登録手段15によって釣果情報DB64に登録された情報及び、その他の情報が相関演算手段17によって相関の演算が行われユーザ会員及び広告主に有益な情報が提供される。
【0095】
たとえば、釣果情報DB64に保存されている一魚種の釣れた数量あるいは全長と、エリア(ポイント)等の情報、天候、水温、水色、波情報等の気象情報、釣竿、リール、ルアー等の釣り用具情報、あるいはルアーアクション等の釣り技術情報との相関を演算し、ある魚種を色々なコンディション下で釣るのに最適な条件を抽出して情報提供手段49によりユーザ会員に提供する。
以下、相関演算手段48の動作を詳述する。
【0096】
相関演算手段48は、起動されると、まず相関の演算となる魚を抽出し、これが回遊性か否かを判定する。回遊性の場合は、対象となる魚ごとに天候、風向き、水温、水色などの気象条件と釣果の多いエリアとの相関を演算する。この相関演算結果を相関情報テーブルに保存する。
【0097】
一方、回遊性ではない居着きの魚については、エリアは、ほぼ固定のため、上記の手順は省略可能である。なお、気象条件と釣果数量との相関を演算するようにしてもよい。
【0098】
次に、相関情報テーブルの各条件に該当するデータを抽出し、これらと釣り道具との相関を演算する。なお、相関の演算のしかたとしては、有意差が一定値以上になるかどうかで判定する方法がある。まず、相関がある場合は、その相関の強いものから所定項目数分を相関情報テーブルに書き込み、一定以上の相関が無い場合は、使用割合の大きい釣り道具情報を当該テーブルに書き込む。
【0099】
続いて、これら道具とルアーアクションなど道具の使い方との相関を同様に演算して、当該テーブルに書き込む。
【0100】
相関演算の項目が多数存在すると、項目間の演算回数が増え、計算機の負荷が増大するが、少なくとも釣り情報に関しては、上記のような手順で相関を演算することにより、計算機に負荷をかけず実効的な相関結果を得ることができる。
【0101】
特に、相関を演算しながら、相関情報テーブルに演算結果を書き込み、その結果をもとに次の項目との相関を演算するため、いろいろな状況に柔軟に対応可能である。
【0102】
なお、気象条件、エリア条件と釣果結果との相関を求めておき、シミュレーション手段51を実行することにより、ユーザから送られてくる気象やエリアなどの情報を受信し、その情報から釣果結果を推定演算してその演算結果とユーザの釣果情報とを比較して仮想的に順位を決定するようにすれば、ユーザは、いつでも競技会に参加しているかの如く釣りを楽しむことができる。
【0103】
[4.情報提供段階]
情報提供手段49によって、WEBコンテンツDBの内容をユーザへ提供する。
図19ないし図21は、WEBコンテンツDB66のディレクトリ構造図である。このWEBコンテンツは、図19に示す非会員および会員向けのコンテンツ、図20に示す会員向けの一般の情報あるいはサービスに関するコンテンツ、図21に示す会員向けの競技会に関するコンテンツから構成されている。また、それぞれのコンテンツは互いにリンクしている。
たとえば、図19において、会員募集ページおよび会員認証ページから、記号Aで示した接続部を通って、会員向け一般コンテンツにアクセス可能になっている。また、会員向け競技会コンテンツからは、接続部Bを通って、リアルタイム情報が提供される。また、図21の会員向け競技会コンテンツは、図20の会員向け一般コンテンツの接続部Cを通って、アクセス可能になっている。
【0104】
図19において、最上位のディレクトリには、日本語、英語を選択する画面があり、選択することによりどちらかの言語でのサービスを受けることが可能である。
【0105】
次に、協会紹介、釣り競技会概要、釣り競技会ルール説明、釣り競技会リアルタイムサイト、スポンサー関係情報、会員募集など主催者及び広告主、会員募集に関する各種説明情報が保存されている。また、会員認証画面を通して、会員用のコンテンツが保存されている。
【0106】
会員用のコンテンツにアクセスするための準備段階として、まず、会員募集画面を経て登録画面で名前、英字入力、住所、PCアドレス、携帯アドレス、パスワード、登録地域、課金内容選択、生年月日を入力することにより、ユーザ登録を行う。
【0107】
そして、図20に示す会員認証画面でID、PassWord等を入力して、会費確認画面を経て、下位のディレクトリに保存されている会員用の一般コンテンツにアクセスすることができる。会員用のコンテンツとしては、釣り競技会に関するコンテンツ、釣り人が利用できる資源に関するコンテンツ、釣りに関するコンテンツ、釣果情報に関するコンテンツなどがある。
【0108】
以下、会員用のコンテンツについてその概要を説明する。
【0109】
(釣り競技会に関するコンテンツ)
大会申し込みに関するコンテンツとして、大会申し込み画面より、名前、英字入力、PCアドレス、携帯アドレス、登録地域、パスワード、船舶名称 、船検番号、同行予定者、課金内容選択、などの釣り競技会参加者の基本情報を登録することにより、釣り競技会へエントリーすることができる。
上記、基本情報を入力すると課金認証画面に移る。認証が完了すると登録済みのPCアドレス、携帯アドレスに釣り情報管理システムよりエントリー承認が送られる。
【0110】
このエントリー承認により、図21の大会用コンテンツにアクセスすることが可能になる。大会実行時のコンテンツとして、釣り競技会及び競技会以外でのスタートフィッシング、ストップフィッシングの確認や釣果情報の登録、定時地域別上位入賞者の釣果結果が閲覧可能に保存されている。
【0111】
(釣り人が利用できる資源に関するコンテンツ)
釣り人が利用できる資源に関するコンテンツとして、釣り場情報、ボートレンタル情報、クルー募集情報などが保存されている。
釣り場情報画面では国内、海外の地域及びポイントが選択でき、選択した場所の釣り場情報の投稿及び閲覧ができる。
ボートレンタル情報画面では国内、海外の地域及びポイントが選択でき、選択した場所のマリーナに関するボートレンタル情報の閲覧、レンタルの希望を行うことができる。
【0112】
クルー募集画面では国内、海外の地域選択及びクルーの募集、応募が選択でき、選択した地域での釣り競技に参加するクルーの募集情報の閲覧、募集に対しての応募ができる。
【0113】
(釣りに関するコンテンツ)
釣りに関するコンテンツとして、釣果情報及び過去の釣り競技会の大会結果、上位入賞者の仕掛け及び、釣りテクニックや、釣り場毎にどのような釣竿、リール、ルアーを使うとよく釣れるかなど、相関演算手段17により求めた相関結果が保存されている。
【0114】
上記の各コンテンツをそれぞれディレクトリ構成にすることにより釣り情報および釣り競技会に関する諸々の情報を整理し保守性のよいWEBコンテンツDBが構築できる。
【0115】
[5.広告配信段階]
相関演算によりユーザの実力や嗜好に適した釣り用具情報をユーザごとに求め、ユーザに提供すると共に、そのユーザにその釣り用具に関する広告情報を提供する。また、ユーザを釣果情報によりグループ分けをし、そのグループに属するユーザの釣り用具その他の情報、および、他のランクについての同様な情報を提供する。これによりユーザは、自分に適した釣り用具その他の情報を入手でき、また、釣り用具ごとに相関演算により得られたその用具の使い方等の技術情報も提供することにより、効果的な広告の配信が可能になる。
本実施の形態によれば、ユーザの携帯端末を利用して、釣り競技の情報の送受信および安全の確認を行うので、ユーザは、安全に釣り競技に参加でき、また、複数の遠隔の地域に跨った競技会の開催が可能となる。このため釣り情報の効果的な収集やマリーナの活性化を図ることが可能となる。
【0116】
以上、釣り競技に関して説明したが、たとえば、釣り道具をゴルフクラブなどのゴルフ道具、ルアーアクションをスイング方法に置き換えれば、本発明はゴルフ競技など他の競技にも適用可能である。
【0117】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては不正な釣果情報を排除でき、釣り人であるユーザが安全に釣り競技に参加することが可能となり、またユーザに効果的な釣り情報あるいは広告情報の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかわる釣り情報管理システム、および、これと通信を行うユーザの携帯端末と広告主サーバの機能ブロック図
【図2】本発明の実施の形態における釣り情報管理サービスの説明図
【図3】図1の主催者情報DBのデータ構造の説明図
【図4】図1のユーザ情報DBのデータ構造の説明図
【図5】図1の競技情報DB65に保存されている釣り競技会のエントリーテーブルのデータ構造の説明図
【図6】図1の釣果情報DBのデータ構造の説明図
【図7】本発明の実施の形態における釣り競技会参加者から送信される釣果画像例
【図8】本発明の実施の形態における釣り競技会参加者へ提供するエリアマップ
【図9】図1の広告主情報DBのデータ構造の説明図
【図10】本発明の実施の形態における釣果管理用シート
【図11】本発明の実施の形態における他の実施例の釣果管理用シート
【図12】図10の釣果管理用シートの使用時の説明図
【図13】図1の釣り競技会情報DBに保存されている位置情報テーブル
【図14】図1の釣り競技会情報DBに保存されているエリア別位置情報収集周期テーブル
【図15】図1の釣果情報登録手段の処理手順を示すフローチャート
【図16】図1の釣果情報判定手段の処理手順を示すフローチャート
【図17】図1の位置情報収集手段の処理手順を示すフローチャート
【図18】本発明の実施の形態における釣果管理用ツールの構成図
【図19】図1のWEBコンテンツDBの非会員/会員向けコンテンツに関するディレクトリ構造図
【図20】図1のWEBコンテンツDBの会員向け一般コンテンツに関するディレクトリ構造図
【図21】図1のWEBコンテンツDBの会員向け競技会コンテンツに関するディレクトリ構造図
【符号の説明】
1…釣り情報管理システム、2…携帯端末、3…広告主サーバ、4…通信ネットワーク、
11、21、31…入力部、12、22、32…表示部、
13、23、33…送受信部、14、24、34…中央演算処理部、
15…記憶部、35…商品DB、
41…入出力手段、42…主催者情報登録手段、43…広告主情報登録手段、
44…ユーザ情報登録手段、45…釣果情報登録手段、46…釣果情報判定手段、
47…位置情報収集手段、48…相関演算手段、49…情報提供手段、
50…競技情報提供手段、51…シミュレーション手段、
61…ユーザ情報DB、62…広告主情報DB、63…主催者情報DB、
64…釣果情報DB、65…競技情報DB、66…WEBコンテンツDB

Claims (15)

  1. ユーザの釣り情報を含む基本情報を登録するユーザ情報登録手段と、釣り人の位置情報を収集する位置情報収集手段と、釣果画像を含む釣果情報を収集する釣果情報収集手段と、前記釣果情報の有効性を判定し、有効な釣果情報を保存する釣果情報判定手段と、前記有効な釣果情報をユーザへ提供する情報提供手段と、を備えたことを特徴とする釣り情報管理システム。
  2. 釣り競技会参加者の基本情報を登録する手段と、前記参加者と参加者の乗船する船とを関連付けて記憶する手段と、前記船の位置情報を収集する位置情報収集手段と、釣果画像を含む釣果情報を収集する釣果情報収集手段と、前記釣果情報の有効性を判定し、有効な釣果情報を保存する釣果情報判定手段と、有効な釣果情報に基づき競技情報を提供する競技情報提供手段と、を備えたことを特徴とする釣り情報管理システム。
  3. 前記競技情報提供手段は、前記釣果情報判定手段により保存された釣果情報をもとに地域差による修正値を演算し、当該修正値を用いて競技順位を演算することを特徴とする請求項2記載の釣り情報管理システム。
  4. ユーザが仮想的に釣り競技会に参加するモードであって、少なくとも地域情報、季節情報および気候情報をもとに所定の優先順位で過去の釣果情報を時系列的に抽出し、競技参加者の入力する釣果情報と比較して順位情報を出力するシミュレーション手段を備えたことを特徴とする請求項2または3記載の釣り情報管理システム。
  5. 前記位置情報は、海上を一または二以上に区分したエリア識別情報であって、前記位置情報収集手段は、当該エリア識別情報に基づき、位置情報の収集周期の変更および注意メッセージの出力を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載の釣り情報管理システム。
  6. 前記位置情報収集手段は、前記エリア識別情報に加え、さらに詳細な位置情報を収集し、この詳細な位置情報の変化速度およびエリア識別情報に基づき位置情報の収集周期の変更および注意メッセージの出力を行うことを特徴とする請求項5記載の釣り情報管理システム。
  7. 各ユーザに対応して少なくとも釣果画像識別情報と魚種識別情報を格納した釣果情報を保存する一または二以上の個別釣果情報保存エリアと当該エリアに保存されている魚種識別情報に基づいて所定の優先順位で抽出された当該エリアの識別情報を保存する共通情報保存エリアを含む釣果情報記憶手段を有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一に記載の釣り情報管理システム。
  8. 前記釣果情報とユーザの基本情報との相関を演算する相関演算手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一に記載の釣り情報管理システム。
  9. 反射率の異なる材質の一定のサイズの素材片が交互に配置された釣果管理用シートであって、該シート上に魚および比較物を配置可能な釣果管理用シート。
  10. 前記素材片の少なくとも中央付近に目盛り線を記載した請求項9記載の釣果管理用シート。
  11. 釣り人であるユーザの基本情報を登録するステップと、ユーザの位置情報を収集するステップと、ユーザの携帯端末からの送られてくる釣果画像を含む釣果情報を収集するステップと、前記釣果画像をもとに釣果情報の有効性を判定するステップと、有効釣果情報を登録するステップと、前記有効釣果情報をユーザへ提供するステップと、を含むことを特徴とする釣り情報管理方法。
  12. 釣り競技者情報を登録するステップと、釣り競技者の乗船する船情報を登録するステップと、船の位置情報を収集するステップと、ユーザである釣り競技者の携帯端末からの送られてくる釣果画像を含む釣果情報を収集するステップと、前記釣果画像をもとに釣果情報の有効性を判定するステップと、有効釣果情報に基づき競技順位を演算するステップと、当該演算を前記釣り競技者へ送信するステップと、を備えたことを特徴とする釣り情報管理方法。
  13. 競技開催時の所定時間前に釣果の有効性判定のための比較物情報を送信するステップと、前記釣果画像として請求項9または10記載の釣果管理用シート上に釣果魚および前記比較物を配置して撮影された釣果画像を受信するステップと、を含むことを特徴とする請求項12記載の釣り情報管理方法。
  14. 広告主より、広告配信対象者グループ情報を取得するステップと、ユーザの基本情報に基づいてユーザは一または二以上のグループに分類するステップと、広告主サーバから送られてくる広告情報を前記グループ情報に基づいて、そのグループに属するユーザへ送信するステップと、を含むことを特徴とする請求項10ないし13のいずれか一に記載の釣り情報管理方法。
  15. 釣り人であるユーザの基本情報を登録する処理と、ユーザの位置情報を収集する処理と、ユーザからの送られてくる釣果画像を含む釣果情報を収集する処理と、前記釣果画像をもとに釣果情報の有効無効を判定する処理と、有効釣果情報を登録する処理と、前記有効釣果情報をユーザへ提供する処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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