JP2004289712A - デジタル放送受信機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザーの使用形態に応じて快適なデコード信号を提示可能なデジタル放送受信機を提供する。
【解決手段】デジタル放送を受信するチューナー部及びこのチューナー部の信号を復調する復調部とを有するチューナーモジュールと、チューナーモジュールからの信号を映像処理する処理部及びこの処理部からの信号を表示する表示部とを有する汎用機器とを接続してデジタル放送を視聴可能とするデジタル放送受信機であって、表示部で提示される画面サイズが、設定されたサイズか或いはこれよりも大きい場合には汎用端末からチューナーモジュールに対し13セグメント放送を受信するように制御し、表示部で提示される画面サイズが、設定されたサイズよりも小さい場合には汎用端末からチューナーモジュールに対し1セグメント放送を受信するように制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】デジタル放送を受信するチューナー部及びこのチューナー部の信号を復調する復調部とを有するチューナーモジュールと、チューナーモジュールからの信号を映像処理する処理部及びこの処理部からの信号を表示する表示部とを有する汎用機器とを接続してデジタル放送を視聴可能とするデジタル放送受信機であって、表示部で提示される画面サイズが、設定されたサイズか或いはこれよりも大きい場合には汎用端末からチューナーモジュールに対し13セグメント放送を受信するように制御し、表示部で提示される画面サイズが、設定されたサイズよりも小さい場合には汎用端末からチューナーモジュールに対し1セグメント放送を受信するように制御する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
地上波デジタル放送は、主に据え置きTV受信機向けの高データレート放送(以下13セグメント放送)と主にモバイルTV受信機向けの処理能力が制限されている機器には低データレート放送(以下1セグメント放送)が規格化されている。この地上波デジタル放送では、同じ放送用のコンテンツを据え置きTV受信器向け及びモバイルTV受信器向けに13セグメント放送及び1セグメント放送の2つのデータレートで放送することが想定されている。
【0003】
また、携帯性を重視した個人用の情報端末で一般にPDAと呼ばれるパーソナルデジタルアシスタントや、パーソナルコンピュータ(以下PC)等の汎用機器を利用し、デジタル放送受信用のモジュールやデジタル放送受信用のカード等の後付機器を汎用機器に接続することにより、デジタル放送受信機として機能させることが提案されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、PCに後付の受信ユニットを接続し、TVを受信するシステムが開示されている。
【非特許文献1】
特開平10−39970号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、デジタル放送受信用のモジュールやカード等の後付機器を汎用機器に接続することにより、デジタル放送受信機として機能させるデジタル放送受信機では、デジタル放送受信用のモジュールやカード等の後付機器においてTV受信の一部機能(例えば選局、復調など)を行い、映像音声のデコード処理を汎用機器で行っている。
【0006】
上述したように、携帯性が優先される汎用機器では、一般に据え置きTVと比較して表示画面サイズが小さいこと、および処理能力が制限されるているために、デジタル放送を十分に映像音声にデコードする性能が得られないことから、1セグメント放送を受信するように想定されている。
【0007】
一方で携帯性が優先される汎用機器においても、画面を全表示画面にフルサイズで表示して、据え置きTV受信機並の視聴を行いたいとの要求も考えられる。さらに、この携帯用の汎用機器では、デジタル放送の表示を全表示画面の一部にし、残りの画面を利用して、別のアプリケーションを開いて処理を行いたいとの要求も考えられる。
【0008】
携帯用の汎用機器について、これらの使用方法をしたい要求があるにもかかわらず一律に1セグメント放送のみを受信させるのではユーザーの嗜好にそぐわない。
そこで本発明は、ユーザーの使用形態に応じて快適なデコード信号を提示可能なデジタル放送受信機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、デジタル放送を受信するチューナー部及びこのチューナー部の信号を復調する復調部とを有するチューナーモジュールと、
前記チューナーモジュールからの信号を映像処理する処理部及びこの処理部からの信号を表示する表示部とを有する汎用機器とを接続して、13セグメント放送及び1セグメント放送を放送するデジタル放送を視聴可能とするデジタル放送受信機であって、
【0010】
前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズか或いはこれよりも大きい場合には前記汎用機器から前記チューナーモジュールに対し前記13セグメント放送を受信するように制御し、前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズよりも小さい場合には前記汎用機器から前記チューナーモジュールに対し前記1セグメント放送を受信するように制御することを特徴とするデジタル放送受信機を提供する。
【0011】
また、本発明は、チューナーモジュールからの信号を映像処理する処理部と、
前記処理部からの信号を表示する表示部と、
前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズか或いはこれよりも大きい場合は前記チューナーモジュールに対し13セグメント放送のデジタル放送を受信するように通知信号を送信し、前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズよりも小さい場合は前記チューナーモジュールに対し1セグメント放送のデジタル放送を受信するように通知信号を送信する処理手段とを具備することを特徴とするデジタル放送受信機を提供する。
【0012】
このとき、前記予め設定されたサイズが、前記表示部のフル画面サイズであることが好ましい。
また、本発明は、デジタル放送を受信するチューナー部及びこのチューナー部の信号を復調する復調部とを有するチューナーモジュールと、
前記チューナーモジュールからの信号を映像処理する処理部及びこの処理部からの信号を表示する表示部とを有する汎用機器とを接続して、13セグメント放送及び1セグメント放送を放送するデジタル放送を視聴可能とするデジタル放送受信機であって、
【0013】
前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズよりも大きい場合には前記汎用機器から前記チューナーモジュールに対し前記13セグメント放送を受信するように制御し、前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズか或いはこれよりも小さい場合には前記汎用機器から前記チューナーモジュールに対し前記1セグメント放送を受信するように制御することを特徴とするデジタル放送受信機を提供する。
【0014】
また、本発明は、チューナーモジュールからの信号を映像処理する処理部と、
前記処理部からの信号を表示する表示部と、
前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズよりも大きい場合は前記チューナーモジュールに対し13セグメント放送のデジタル放送を受信するように通知信号を送信し、前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズか或いはこれよりも小さい場合は前記チューナーモジュールに対し1セグメント放送のデジタル放送を受信するように通知信号を送信する処理手段とを具備することを特徴とするデジタル放送受信機を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係わるデジタル放送受信機の概念図である。
図1に示すように、デジタル放送受信機は、チューナーモジュール1をPDAやPCといった汎用機器2に接続して使用する。
チューナーモジュール1は、アンテナ入力13から入力されるデジタル放送を受信し選局するための選局手段及びこれを復調(OFDM等)するための復調手段及びエラー訂正手段11と、MULTI2デスクランブル手段12とを具備している。デジタル放送は、13セグメント放送の高レートデジタル放送と、1セグメント放送の低レートデジタル放送が放送されている。
【0016】
汎用機器2は、映像を表示するための表示部21と本体22とから構成されている。本体22の内部には、チューナーモジュール1からの映像信号をMPEGデコードするMPEGデコーダ23と視聴可否判定を行う視聴可否判定部24とを具備している。
【0017】
アンテナから入力されたデジタル放送波は選局復調エラー訂正部11に入力され選局され、復調され、エラー訂正が行われる。これら処理が行われた信号はMULTI2デスクランブル12に入力され、有料放送や著作権保護のためのスクランブルを解くデスクランブル処理が行われる。このデスクランブル処理が行われた信号はチューナーモジュール1から汎用機器2の本体22内部に有るMPEGデコーダ23に入力される。
【0018】
このMPEGデコーダ23でMPEGデコードされた信号は、表示部21に入力される。こうしてデジタル放送を視聴できる。
本実施形態において、選局復調エラー訂正部11で選局、復調、エラー訂正を行う際には、PC等の汎用機器2からどのチャンネルを選局すべきかという指示が与えられるように接続されている。そして視聴者が望むチャンネルを選局復調エラー訂正部11が選局し、復調、エラー訂正処理を行った後、デスクランブル部12へ信号が伝送される。
【0019】
デスクランブル部12では、放送が有料放送や著作権保護のためのスクランブルが施されている場合に、デスクランブル処理をする。なおこの実施形態ではデスクランブル処理のためのスクランブル鍵は、汎用機器2に内蔵されている視聴可否判定手段24から与えるように接続されている。このスクランブル鍵は、デジタル放送では、放送信号に多重されて伝送されるECMと呼ばれるデータ内に多重され、伝送されるものであり、汎用機器2内に入力されたTV信号から視聴を希望する番組に関するECMを図示しない分離部で分離して視聴可否判定部24に入力し、この視聴可否判定部24でECMを使用して、視聴してよいかどうかの判定を行い、視聴可となった場合に、ECM内からスクランブル鍵を取り出して、モジュール1内のデスクランブル部12へ与えられるようになっている。
【0020】
なお、視聴可否判定処理は、汎用機器2自体で行っても良いし、図示はしないが汎用機器2に接続して使用するICカード等のモジュールで行っても良いものとする。また、視聴可否判定部24をモジュール1内に持っても良い。
【0021】
表示部21は例えば液晶表示装置や有機EL表示装置等の携帯用に適した薄型の表示装置を用いている。また、汎用機器2の本体22は、マイクロプロセッサを中心とするチップセットや、PCカード、USB、キーボード等の汎用インターフェースなどで構成される。
【0022】
チューナーモジュール1から入力した信号は、汎用機器2の本体22でMPEGデコード処理され、得られた映像信号は表示部21で表示されるほか、音声信号は図示しないスピーカから出力される。また、イヤホンジャックや音声出力端子から外部へ出力してもよい。
【0023】
なお、MPEGデコード処理は汎用機器2の本体22のマイクロプロセッサを中心とするチップセットでソフト処理によりデコードする。
また、視聴者からのチャンネル選択は、図示しないキーボードを通じ、汎用機器2の本体22に指示されるものとするが、本体22にリモコン受信部を設けることにより、図示しないリモコンで指示してもよい。
【0024】
次に、図2を用いて、以上のようなPC等の汎用機器を利用した受信機において、表示部21へTV信号を表示する例を示す。
図2の左側の表示部に示すように、予め設定した所定の画面サイズかこれよりも大きい表示の場合(ここでは設定された画面サイズはフル画面サイズ)に13セグメント放送の受信を行っている。
【0025】
また、図2の右側の表示部に示すように、予め設定した所定の画面サイズ(ここでは設定された画面サイズはフル画面サイズ)よりも小さい場合に1セグメント放送の受信を行っている。
【0026】
予め設定した所定の画面サイズとは、例えば、フル画面サイズであるものとし、フル画面サイズを表示する場合には、13セグメント放送の受信を行い、それより小さいサイズの画面を表示する場合には、1セグメント放送の受信を行うように制御する。この制御を行うのは汎用機器2の本体22に内蔵されているチップセットであり、このチップセットから制御信号がチューナーモジュール1内の選局手段11に送られる。
【0027】
汎用機器2はユーザーの設定や或いはデフォルトでこの表示画面サイズを任意に設定できるようにしている。上述したように、この設定サイズによって汎用機器2は、チューナーモジュール1に対して、13セグメントの放送を受信するように指示し、或いは1セグメントの放送を受信するように指示している。
【0028】
具体的には、視聴者からのキーボードやマウス等の入力装置を通じ、汎用機器2の本体22に画面サイズの指定があった場合、汎用機器2の本体22では指定のサイズの判定を行い、その指示がフル画面の場合には、13セグメント放送の受信を行うようにモジュール1の選局、復調、エラー訂正部11に指示を出し、それより小さい場合には、1セグメント放送の受信を行うようにモジュール1の選局、復調、エラー訂正部11に指示を出すようにする。
【0029】
このことにより、視聴者が小さい画面サイズを選択した場合、1セグメント放送の受信を行うことから、13セグメント放送と比較してMPEGデコード処理に必要な汎用機器2のリソースが少なくてすむ。また、13セグメント放送と比較して、汎用機器2とチューナーモジュール1間のデータ転送速度が低くてすむという効果がある。
【0030】
以上のような効果で、表示画面が例えばフル画面の1/4にした場合は1セグメント放送を自動的に受信するようになり、汎用機器2としてデジタル放送受信アプリケーション以外の、別のアプリケーション等の処理リソースを確保することが可能である。すなわち、視聴者が小さい画面サイズを選択したということは、残りの画面において別のアプリケーション等の実行が想定され、このように汎用機器2に対しデジタル放送受信アプリケーションとして必要なリソースを少なくすることで、別のアプリケーション等の処理リソースを確保するということである。
【0031】
一方、視聴者が大きい画面サイズ、例えばフル画面サイズを選択した場合13セグメント放送を自動的に受信するようになり、視聴者はデジタル放送をきれいな画像で視聴することができる。すなわち、視聴者がフル画面サイズを選択することは、デジタル放送のみを享受しようとする意思の表れであり、この場合には汎用機器2の処理リソースをすべてデジタル放送受信アプリケーションに適用し、受信処理を行うことができる。
【0032】
なお、上記説明では画面サイズの切り替え判断をフル画面サイズか否かで行っていたが、ユーザーが画面サイズと1セグメント放送と13セグメント放送の切り替えサイズの関連付けをできるようにしても良い。すなわち、どの程度の画面サイズまで小さくしていくと、テレビ映像として1セグメント放送を表示しても13セグメント放送を表示しても余り変わりがないか、という判断点は個人の嗜好に左右されるものであり、個人の嗜好に合わせて切り替えサイズを設定できるというものである。
【0033】
また、汎用機器2の能力に応じて切り替えてもよい。すなわち、デジタル放送受信アプリケーション以外の、別のアプリケーション等の処理を視聴者が要求した場合に、その別アプリケーションの処理に適当なリソースを汎用機器2が判定し、その別アプリケーションの処理のためには1セグメント放送に切り替える必要があると判定した場合に、切り替えるものである。このようにすれば、デジタル放送受信を受信し続けながら、別のアプリケーション等の処理リソースを確保し、実行することも可能となる。
【0034】
以上説明した実施形態では、デジタル放送のデコード処理を、汎用機器2の本体22のマイクロプロセッサを中心とするチップセットでソフト処理によりデコードするという前提で説明していたが、デコード処理の一部を専用のMPEGデコード処理ICで行ったり、デジタルシグナルプロセッサ(以下DSP)で行ったりすることもあり得る。MPEGデコード処理ICやDSPで処理する場合においても、汎用機器2とモジュール1間のデータ転送速度は切り替えることによって低下させることが可能であり、効果が見込まれる。
【0035】
また、以上の説明では、表示する画面サイズが、設定したサイズかこのサイズよりも大きい場合に13セグメント放送を受信するように制御し、設定したサイズよりも小さい場合に1セグメント放送を受信するように制御した例を説明したが、表示する画面サイズが、設定したサイズよりも大きい場合に13セグメント放送を受信するように制御し、設定したサイズかこのサイズよりも小さい場合に1セグメント放送を受信するように制御するように構成してもよい。
【0036】
また、以上説明した実施形態では、13セグメント放送と1セグメント放送で、同じ放送コンテンツを放送するものとして説明した。現在の運用規格ではこの通りであると思われるが、今後の可能性として、13セグメント放送と1セグメント放送で、異なる放送コンテンツを放送する場合もありうるのではないかと考えられる。
【0037】
その場合に、13セグメント放送と1セグメント放送で、同じ放送コンテンツを放送するのか、異なる放送コンテンツを放送するのかを示す情報を、放送信号に多重して伝送し、この情報を受信機で検知することができる汎用機器を利用したデジタル放送受信機を用いる。
【0038】
こうすることで例えば13セグメント放送と1セグメント放送で同じ放送コンテンツが伝送されていることを検知した場合には、上記実施形態で説明したように画面サイズに応じて、例えばフル画面の場合には、13セグメント放送の受信を行い、それより小さい場合には、1セグメント放送の受信を行う処理を施す。
【0039】
一方13セグメント放送と1セグメント放送で異なる放送コンテンツが放送されていることを検知した場合には、画面サイズに応じて、例えばフル画面の場合には、13セグメント放送の受信を行う。しかしながら設定されたサイズより小さい画面サイズを選択した場合において先ず13セグメント表示を選択し、さらに別アプリケーションの処理を要求された場合に、要求された別アプリケーションの処理が可能かどうかを判断し、不可である場合に警告を行う処理をするように制御してもよい。
【0040】
また、以上説明した実施形態では、MULTI2デスクランブル手段12をチューナーモジュール1に持つこととして説明したが、MULTI2デスクランブル手段12を汎用機器2内に持つ場合や、MULTI2デスクランブル手段12を必要しないチャンネル専用の受信のみとした場合も同様な効果がえられる。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、ユーザーの使用形態に応じて快適なデコード信号を提示可能なデジタル放送受信機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わるデジタル放送受信機の概念図。
【図2】本発明の実施形態に係わるデジタル放送受信機の表示画面を示した図。
【符号の説明】
1・・・チューナーモジュール
2・・・汎用機器
11・・・選局復調エラー訂正部
12・・・ULTI2デスクランブル部
13・・・アンテナ入力
21・・・表示部
22・・・本体
23・・・MPEGデコーダ
24・・・視聴可否判定部
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
地上波デジタル放送は、主に据え置きTV受信機向けの高データレート放送(以下13セグメント放送)と主にモバイルTV受信機向けの処理能力が制限されている機器には低データレート放送(以下1セグメント放送)が規格化されている。この地上波デジタル放送では、同じ放送用のコンテンツを据え置きTV受信器向け及びモバイルTV受信器向けに13セグメント放送及び1セグメント放送の2つのデータレートで放送することが想定されている。
【0003】
また、携帯性を重視した個人用の情報端末で一般にPDAと呼ばれるパーソナルデジタルアシスタントや、パーソナルコンピュータ(以下PC)等の汎用機器を利用し、デジタル放送受信用のモジュールやデジタル放送受信用のカード等の後付機器を汎用機器に接続することにより、デジタル放送受信機として機能させることが提案されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、PCに後付の受信ユニットを接続し、TVを受信するシステムが開示されている。
【非特許文献1】
特開平10−39970号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、デジタル放送受信用のモジュールやカード等の後付機器を汎用機器に接続することにより、デジタル放送受信機として機能させるデジタル放送受信機では、デジタル放送受信用のモジュールやカード等の後付機器においてTV受信の一部機能(例えば選局、復調など)を行い、映像音声のデコード処理を汎用機器で行っている。
【0006】
上述したように、携帯性が優先される汎用機器では、一般に据え置きTVと比較して表示画面サイズが小さいこと、および処理能力が制限されるているために、デジタル放送を十分に映像音声にデコードする性能が得られないことから、1セグメント放送を受信するように想定されている。
【0007】
一方で携帯性が優先される汎用機器においても、画面を全表示画面にフルサイズで表示して、据え置きTV受信機並の視聴を行いたいとの要求も考えられる。さらに、この携帯用の汎用機器では、デジタル放送の表示を全表示画面の一部にし、残りの画面を利用して、別のアプリケーションを開いて処理を行いたいとの要求も考えられる。
【0008】
携帯用の汎用機器について、これらの使用方法をしたい要求があるにもかかわらず一律に1セグメント放送のみを受信させるのではユーザーの嗜好にそぐわない。
そこで本発明は、ユーザーの使用形態に応じて快適なデコード信号を提示可能なデジタル放送受信機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、デジタル放送を受信するチューナー部及びこのチューナー部の信号を復調する復調部とを有するチューナーモジュールと、
前記チューナーモジュールからの信号を映像処理する処理部及びこの処理部からの信号を表示する表示部とを有する汎用機器とを接続して、13セグメント放送及び1セグメント放送を放送するデジタル放送を視聴可能とするデジタル放送受信機であって、
【0010】
前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズか或いはこれよりも大きい場合には前記汎用機器から前記チューナーモジュールに対し前記13セグメント放送を受信するように制御し、前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズよりも小さい場合には前記汎用機器から前記チューナーモジュールに対し前記1セグメント放送を受信するように制御することを特徴とするデジタル放送受信機を提供する。
【0011】
また、本発明は、チューナーモジュールからの信号を映像処理する処理部と、
前記処理部からの信号を表示する表示部と、
前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズか或いはこれよりも大きい場合は前記チューナーモジュールに対し13セグメント放送のデジタル放送を受信するように通知信号を送信し、前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズよりも小さい場合は前記チューナーモジュールに対し1セグメント放送のデジタル放送を受信するように通知信号を送信する処理手段とを具備することを特徴とするデジタル放送受信機を提供する。
【0012】
このとき、前記予め設定されたサイズが、前記表示部のフル画面サイズであることが好ましい。
また、本発明は、デジタル放送を受信するチューナー部及びこのチューナー部の信号を復調する復調部とを有するチューナーモジュールと、
前記チューナーモジュールからの信号を映像処理する処理部及びこの処理部からの信号を表示する表示部とを有する汎用機器とを接続して、13セグメント放送及び1セグメント放送を放送するデジタル放送を視聴可能とするデジタル放送受信機であって、
【0013】
前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズよりも大きい場合には前記汎用機器から前記チューナーモジュールに対し前記13セグメント放送を受信するように制御し、前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズか或いはこれよりも小さい場合には前記汎用機器から前記チューナーモジュールに対し前記1セグメント放送を受信するように制御することを特徴とするデジタル放送受信機を提供する。
【0014】
また、本発明は、チューナーモジュールからの信号を映像処理する処理部と、
前記処理部からの信号を表示する表示部と、
前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズよりも大きい場合は前記チューナーモジュールに対し13セグメント放送のデジタル放送を受信するように通知信号を送信し、前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズか或いはこれよりも小さい場合は前記チューナーモジュールに対し1セグメント放送のデジタル放送を受信するように通知信号を送信する処理手段とを具備することを特徴とするデジタル放送受信機を提供する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係わるデジタル放送受信機の概念図である。
図1に示すように、デジタル放送受信機は、チューナーモジュール1をPDAやPCといった汎用機器2に接続して使用する。
チューナーモジュール1は、アンテナ入力13から入力されるデジタル放送を受信し選局するための選局手段及びこれを復調(OFDM等)するための復調手段及びエラー訂正手段11と、MULTI2デスクランブル手段12とを具備している。デジタル放送は、13セグメント放送の高レートデジタル放送と、1セグメント放送の低レートデジタル放送が放送されている。
【0016】
汎用機器2は、映像を表示するための表示部21と本体22とから構成されている。本体22の内部には、チューナーモジュール1からの映像信号をMPEGデコードするMPEGデコーダ23と視聴可否判定を行う視聴可否判定部24とを具備している。
【0017】
アンテナから入力されたデジタル放送波は選局復調エラー訂正部11に入力され選局され、復調され、エラー訂正が行われる。これら処理が行われた信号はMULTI2デスクランブル12に入力され、有料放送や著作権保護のためのスクランブルを解くデスクランブル処理が行われる。このデスクランブル処理が行われた信号はチューナーモジュール1から汎用機器2の本体22内部に有るMPEGデコーダ23に入力される。
【0018】
このMPEGデコーダ23でMPEGデコードされた信号は、表示部21に入力される。こうしてデジタル放送を視聴できる。
本実施形態において、選局復調エラー訂正部11で選局、復調、エラー訂正を行う際には、PC等の汎用機器2からどのチャンネルを選局すべきかという指示が与えられるように接続されている。そして視聴者が望むチャンネルを選局復調エラー訂正部11が選局し、復調、エラー訂正処理を行った後、デスクランブル部12へ信号が伝送される。
【0019】
デスクランブル部12では、放送が有料放送や著作権保護のためのスクランブルが施されている場合に、デスクランブル処理をする。なおこの実施形態ではデスクランブル処理のためのスクランブル鍵は、汎用機器2に内蔵されている視聴可否判定手段24から与えるように接続されている。このスクランブル鍵は、デジタル放送では、放送信号に多重されて伝送されるECMと呼ばれるデータ内に多重され、伝送されるものであり、汎用機器2内に入力されたTV信号から視聴を希望する番組に関するECMを図示しない分離部で分離して視聴可否判定部24に入力し、この視聴可否判定部24でECMを使用して、視聴してよいかどうかの判定を行い、視聴可となった場合に、ECM内からスクランブル鍵を取り出して、モジュール1内のデスクランブル部12へ与えられるようになっている。
【0020】
なお、視聴可否判定処理は、汎用機器2自体で行っても良いし、図示はしないが汎用機器2に接続して使用するICカード等のモジュールで行っても良いものとする。また、視聴可否判定部24をモジュール1内に持っても良い。
【0021】
表示部21は例えば液晶表示装置や有機EL表示装置等の携帯用に適した薄型の表示装置を用いている。また、汎用機器2の本体22は、マイクロプロセッサを中心とするチップセットや、PCカード、USB、キーボード等の汎用インターフェースなどで構成される。
【0022】
チューナーモジュール1から入力した信号は、汎用機器2の本体22でMPEGデコード処理され、得られた映像信号は表示部21で表示されるほか、音声信号は図示しないスピーカから出力される。また、イヤホンジャックや音声出力端子から外部へ出力してもよい。
【0023】
なお、MPEGデコード処理は汎用機器2の本体22のマイクロプロセッサを中心とするチップセットでソフト処理によりデコードする。
また、視聴者からのチャンネル選択は、図示しないキーボードを通じ、汎用機器2の本体22に指示されるものとするが、本体22にリモコン受信部を設けることにより、図示しないリモコンで指示してもよい。
【0024】
次に、図2を用いて、以上のようなPC等の汎用機器を利用した受信機において、表示部21へTV信号を表示する例を示す。
図2の左側の表示部に示すように、予め設定した所定の画面サイズかこれよりも大きい表示の場合(ここでは設定された画面サイズはフル画面サイズ)に13セグメント放送の受信を行っている。
【0025】
また、図2の右側の表示部に示すように、予め設定した所定の画面サイズ(ここでは設定された画面サイズはフル画面サイズ)よりも小さい場合に1セグメント放送の受信を行っている。
【0026】
予め設定した所定の画面サイズとは、例えば、フル画面サイズであるものとし、フル画面サイズを表示する場合には、13セグメント放送の受信を行い、それより小さいサイズの画面を表示する場合には、1セグメント放送の受信を行うように制御する。この制御を行うのは汎用機器2の本体22に内蔵されているチップセットであり、このチップセットから制御信号がチューナーモジュール1内の選局手段11に送られる。
【0027】
汎用機器2はユーザーの設定や或いはデフォルトでこの表示画面サイズを任意に設定できるようにしている。上述したように、この設定サイズによって汎用機器2は、チューナーモジュール1に対して、13セグメントの放送を受信するように指示し、或いは1セグメントの放送を受信するように指示している。
【0028】
具体的には、視聴者からのキーボードやマウス等の入力装置を通じ、汎用機器2の本体22に画面サイズの指定があった場合、汎用機器2の本体22では指定のサイズの判定を行い、その指示がフル画面の場合には、13セグメント放送の受信を行うようにモジュール1の選局、復調、エラー訂正部11に指示を出し、それより小さい場合には、1セグメント放送の受信を行うようにモジュール1の選局、復調、エラー訂正部11に指示を出すようにする。
【0029】
このことにより、視聴者が小さい画面サイズを選択した場合、1セグメント放送の受信を行うことから、13セグメント放送と比較してMPEGデコード処理に必要な汎用機器2のリソースが少なくてすむ。また、13セグメント放送と比較して、汎用機器2とチューナーモジュール1間のデータ転送速度が低くてすむという効果がある。
【0030】
以上のような効果で、表示画面が例えばフル画面の1/4にした場合は1セグメント放送を自動的に受信するようになり、汎用機器2としてデジタル放送受信アプリケーション以外の、別のアプリケーション等の処理リソースを確保することが可能である。すなわち、視聴者が小さい画面サイズを選択したということは、残りの画面において別のアプリケーション等の実行が想定され、このように汎用機器2に対しデジタル放送受信アプリケーションとして必要なリソースを少なくすることで、別のアプリケーション等の処理リソースを確保するということである。
【0031】
一方、視聴者が大きい画面サイズ、例えばフル画面サイズを選択した場合13セグメント放送を自動的に受信するようになり、視聴者はデジタル放送をきれいな画像で視聴することができる。すなわち、視聴者がフル画面サイズを選択することは、デジタル放送のみを享受しようとする意思の表れであり、この場合には汎用機器2の処理リソースをすべてデジタル放送受信アプリケーションに適用し、受信処理を行うことができる。
【0032】
なお、上記説明では画面サイズの切り替え判断をフル画面サイズか否かで行っていたが、ユーザーが画面サイズと1セグメント放送と13セグメント放送の切り替えサイズの関連付けをできるようにしても良い。すなわち、どの程度の画面サイズまで小さくしていくと、テレビ映像として1セグメント放送を表示しても13セグメント放送を表示しても余り変わりがないか、という判断点は個人の嗜好に左右されるものであり、個人の嗜好に合わせて切り替えサイズを設定できるというものである。
【0033】
また、汎用機器2の能力に応じて切り替えてもよい。すなわち、デジタル放送受信アプリケーション以外の、別のアプリケーション等の処理を視聴者が要求した場合に、その別アプリケーションの処理に適当なリソースを汎用機器2が判定し、その別アプリケーションの処理のためには1セグメント放送に切り替える必要があると判定した場合に、切り替えるものである。このようにすれば、デジタル放送受信を受信し続けながら、別のアプリケーション等の処理リソースを確保し、実行することも可能となる。
【0034】
以上説明した実施形態では、デジタル放送のデコード処理を、汎用機器2の本体22のマイクロプロセッサを中心とするチップセットでソフト処理によりデコードするという前提で説明していたが、デコード処理の一部を専用のMPEGデコード処理ICで行ったり、デジタルシグナルプロセッサ(以下DSP)で行ったりすることもあり得る。MPEGデコード処理ICやDSPで処理する場合においても、汎用機器2とモジュール1間のデータ転送速度は切り替えることによって低下させることが可能であり、効果が見込まれる。
【0035】
また、以上の説明では、表示する画面サイズが、設定したサイズかこのサイズよりも大きい場合に13セグメント放送を受信するように制御し、設定したサイズよりも小さい場合に1セグメント放送を受信するように制御した例を説明したが、表示する画面サイズが、設定したサイズよりも大きい場合に13セグメント放送を受信するように制御し、設定したサイズかこのサイズよりも小さい場合に1セグメント放送を受信するように制御するように構成してもよい。
【0036】
また、以上説明した実施形態では、13セグメント放送と1セグメント放送で、同じ放送コンテンツを放送するものとして説明した。現在の運用規格ではこの通りであると思われるが、今後の可能性として、13セグメント放送と1セグメント放送で、異なる放送コンテンツを放送する場合もありうるのではないかと考えられる。
【0037】
その場合に、13セグメント放送と1セグメント放送で、同じ放送コンテンツを放送するのか、異なる放送コンテンツを放送するのかを示す情報を、放送信号に多重して伝送し、この情報を受信機で検知することができる汎用機器を利用したデジタル放送受信機を用いる。
【0038】
こうすることで例えば13セグメント放送と1セグメント放送で同じ放送コンテンツが伝送されていることを検知した場合には、上記実施形態で説明したように画面サイズに応じて、例えばフル画面の場合には、13セグメント放送の受信を行い、それより小さい場合には、1セグメント放送の受信を行う処理を施す。
【0039】
一方13セグメント放送と1セグメント放送で異なる放送コンテンツが放送されていることを検知した場合には、画面サイズに応じて、例えばフル画面の場合には、13セグメント放送の受信を行う。しかしながら設定されたサイズより小さい画面サイズを選択した場合において先ず13セグメント表示を選択し、さらに別アプリケーションの処理を要求された場合に、要求された別アプリケーションの処理が可能かどうかを判断し、不可である場合に警告を行う処理をするように制御してもよい。
【0040】
また、以上説明した実施形態では、MULTI2デスクランブル手段12をチューナーモジュール1に持つこととして説明したが、MULTI2デスクランブル手段12を汎用機器2内に持つ場合や、MULTI2デスクランブル手段12を必要しないチャンネル専用の受信のみとした場合も同様な効果がえられる。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、ユーザーの使用形態に応じて快適なデコード信号を提示可能なデジタル放送受信機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わるデジタル放送受信機の概念図。
【図2】本発明の実施形態に係わるデジタル放送受信機の表示画面を示した図。
【符号の説明】
1・・・チューナーモジュール
2・・・汎用機器
11・・・選局復調エラー訂正部
12・・・ULTI2デスクランブル部
13・・・アンテナ入力
21・・・表示部
22・・・本体
23・・・MPEGデコーダ
24・・・視聴可否判定部
Claims (5)
- デジタル放送を受信するチューナー部及びこのチューナー部の信号を復調する復調部とを有するチューナーモジュールと、
前記チューナーモジュールからの信号を映像処理する処理部及びこの処理部からの信号を表示する表示部とを有する汎用機器とを接続して、13セグメント放送及び1セグメント放送を放送するデジタル放送を視聴可能とするデジタル放送受信機であって、
前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズか或いはこれよりも大きい場合には前記汎用機器から前記チューナーモジュールに対し前記13セグメント放送を受信するように制御し、前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズよりも小さい場合には前記汎用機器から前記チューナーモジュールに対し前記1セグメント放送を受信するように制御することを特徴とするデジタル放送受信機。 - チューナーモジュールからの信号を映像処理する処理部と、
前記処理部からの信号を表示する表示部と、
前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズか或いはこれよりも大きい場合は前記チューナーモジュールに対し13セグメント放送のデジタル放送を受信するように通知信号を送信し、前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズよりも小さい場合は前記チューナーモジュールに対し1セグメント放送のデジタル放送を受信するように通知信号を送信する処理手段とを具備することを特徴とするデジタル放送受信機。 - 前記予め設定されたサイズが、前記表示部のフル画面サイズであることを特徴とする請求項1或いは請求項2記載のデジタル放送受信機。
- デジタル放送を受信するチューナー部及びこのチューナー部の信号を復調する復調部とを有するチューナーモジュールと、
前記チューナーモジュールからの信号を映像処理する処理部及びこの処理部からの信号を表示する表示部とを有する汎用機器とを接続して、13セグメント放送及び1セグメント放送を放送するデジタル放送を視聴可能とするデジタル放送受信機であって、
前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズよりも大きい場合には前記汎用機器から前記チューナーモジュールに対し前記13セグメント放送を受信するように制御し、前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズか或いはこれよりも小さい場合には前記汎用機器から前記チューナーモジュールに対し前記1セグメント放送を受信するように制御することを特徴とするデジタル放送受信機。 - チューナーモジュールからの信号を映像処理する処理部と、
前記処理部からの信号を表示する表示部と、
前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズよりも大きい場合は前記チューナーモジュールに対し13セグメント放送のデジタル放送を受信するように通知信号を送信し、前記表示部で表示される画面サイズが、設定されたサイズか或いはこれよりも小さい場合は前記チューナーモジュールに対し1セグメント放送のデジタル放送を受信するように通知信号を送信する処理手段とを具備することを特徴とするデジタル放送受信機。
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