JP2004287172A - 先球光ファイバ、コリメータ - Google Patents

先球光ファイバ、コリメータ Download PDF

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光康 古澤
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Abstract

【課題】先球部根元への屈折率整合剤の塗布が不要で、拡大する光ビームが光ビーム拡大部分内でケラレない構造を有する先球光ファイバを提供する。
【解決手段】光ファイバの端部に球面を有する部材を接続した先球光ファイバであって、前記球面を有した部材は、先球状部分と光ビーム拡大部分で構成され、前記光ビーム拡大部分は、軸対称形状で、その一端が前記光ファイバの端面と接続しており、他端が前記先球状部分と接続しており、前記先球状部分と接続する前記一端の径が前記光ファイバの端面と接続する前記一端の径よりも大きく、前記先球状部分に向かって拡がっていることを特徴とする先球光ファイバを用いる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光通信等において、低反射のコリメータとして用いられる光ファイバに関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信システムにおいて光の伝搬路として用いられる光ファイバは、その中心部に光を伝搬させるコアと、コアの周囲に形成されて且つコアよりも屈折率の小さいクラッド層を備える。この光ファイバの端部は発光素子、受光素子やフィルタ素子に対向させて配置される。光ファイバ中を伝搬してきた光が、端部では空気による屈折率差により、反射戻り光が発生して、半導体レーザ等の発光素子に戻るために発振状態が不安定となる問題があった。そのため、光ファイバの端部を斜めに切断すること、端部を球面化すること、あるいは空気との屈折率差を緩和する反射防止膜を端部に設けること等が、反射戻り光を抑制することを目的に行われている。
【0003】
また、光ファイバ間にミラーなどの素子を挿入するために、光ファイバからの出射光をレンズによりコリメートして再び光ファイバに結合することが行われている。レンズには屈折率分布型のGRINレンズなどが用いられている。しかし、GRINレンズは、光ファイバに比べて寸法が大きく、使い勝手が悪いという問題がある。
【0004】
光が伝搬する第1の光ファイバの端部に、この光ファイバのコア部と屈折率が等価で単一屈折率を持ち同一外径からなる第2の光ファイバを接続し、その第2の光ファイバの先端を球面化し、それら一対の球面化した先球光ファイバを対向させて高結合のコリメータとして使用できることが開示されている(例えば、特許文献1)。図5にその断面模式図を示す。第2の光ファイバは溶融して先球状部分3と光ビーム拡大部分2を形成する。光ビーム拡大部分2では第1の光ファイバ1を伝播してきた光ビーム4が拡がって先球球面に到達して曲げられ、コリメート光(平行光)となり空気中に出射する。このコリメート光を再び先球光ファイバで集光し、光ビーム4を光ファイバ中で伝搬させることができる。それゆえ、先球光ファイバを高結合のコリメータとして使用できる。ここで高結合とは、光ファイバと光素子間、もしくは光ファイバ同士間を高効率で結合し、光の漏れを抑制することをいう。先球光ファイバはGRINレンズに比べ小さく、光デバイスの小型化が可能である。また、レンズと光ファイバが一体となった構造であり、サブミクロンの精度が要求される調芯作業が不要となり、光デバイスの組み立て工数を低減することが可能である。
【0005】
【特許文献1】
特開平4−313711号公報(第2〜3頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に開示されている先球光ファイバは、先球状部分3の根元に屈折率整合剤を施して反射減衰量を低減している。しかし、屈折率整合剤の形状は不安定であり、剥がれ落ちてしまう問題があった。また、先球状部分3の根元に所定量の屈折率整合剤を塗布することは、作業上困難であり、量産には不適当であった。
【0007】
また、特許文献1に開示されている先球光ファイバは先球状部分3の曲率半径R、および先球部分3先端と第1の光ファイバ1の端面5との距離T(以下レンズ長と呼ぶ)を適切に設定することにより、先球光ファイバから出射する光ビーム4をコリメート光化(平行光化)させたり、集光させたりできる特徴がある。しかし、プラスティック光ファイバやマルチモード光ファイバを第1の光ファイバ1とした場合、そのNA(開口数)が大きいため、光ビーム拡大部分2で光ビーム4が急激に拡がって光ビーム拡大部分の外径に当たってしまうケラレが生じる。図6にケラレが生じる場合の先球ファイバの断面模式図を示す。この構造の場合、光ビーム4の一部が光ビーム拡大部分2から漏れるため、コリメータとしての結合効率が低下してしまう問題がある。また、第1の光ファイバ1のNAが小さい場合でも、レンズ長Tが長いと拡がった光ビーム4が光ビーム拡大部分の外径に当たってしまい、同様にコリメータとしての結合効率が低下してしまう問題があった。
【0008】
本発明はこのような課題を鑑みなされたもので、先球部根元への屈折率整合剤の塗布が不要で、拡大する光ビームが光ビーム拡大部分内でケラレない構造を有する先球光ファイバを提供することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
光ファイバの端部に球面を有する部材を接続した先球光ファイバであって、前記球面を有する部材は、先球状部分と光ビーム拡大部分で構成され、前記光ビーム拡大部分は、軸対称形状で、その一端が前記光ファイバの端面と接続しており、他端が前記先球状部分と接続しており、前記先球状部分と接続する前記他端の径が前記光ファイバの端面と接続する前記一端の径よりも大きく、前記先球状部分に向かって拡がっている形状とする。前記光ファイバの端面と接続する前記光ビーム拡大部分の前記一端の径を前記光ファイバの径よりも大きくする。前記光ファイバの開口数NA、コア径D1、前記光ファイバの端面と接続する前記光ビーム拡大部分の前記一端の径D2、前記光ビーム拡大部分の長さLとして、前記光ビーム拡大部分の拡がった形状の母線と光ファイバの光軸とのなす角θを規定する。
【0010】
[1] 本発明の先球光ファイバは、光ファイバの端部に球面を有する部材を接続した先球光ファイバであって、前記球面を有する部材は、先球状部分と光ビーム拡大部分で構成され、前記光ビーム拡大部分は、軸対称形状で、その一端が前記光ファイバの端面と接続しており、他端が前記先球状部分と接続しており、前記先球状部分と接続する前記他端の径が前記光ファイバの端面と接続する前記一端の径よりも大きく、前記先球状部分に向かって拡がっていることを特徴とする。
前記光ビーム拡大部分を前記先球状部分に向かって拡がっている形状とすることで、光ビームが前記光ビーム拡大部分内で拡がるときのケラレを防ぐことができる。また先球状部分の根元に屈折率整合剤を塗布しなくても反射減衰量を小さくできる。
【0011】
[2] 上記[1]本発明の先球光ファイバについて、前記光ファイバの端面と接続する前記光ビーム拡大部分の前記一端の径が、前記光ファイバの径よりも大きいことを特徴とする。
このため、両者が同径の場合よりも、前記光ビームが前記光ビーム拡大部分内で拡がるときのケラレが発生しにくく、高NAの光ファイバやレンズ長の長い構造にも対応可能である。
【0012】
[3] 上記[1]又は[2]本発明の先球光ファイバについて、前記光ファイバの開口数NA、コア径D1、前記光ファイバの端面と接続する前記光ビーム拡大部分の前記一端の径D2、前記光ビーム拡大部分の長さLとして、前記光ビーム拡大部分の拡がった形状の母線と光ファイバの光軸とのなす角θが数1を満たすことを特徴とする。
【0013】
〔数1〕
θ>tan−1{((D1−D2)/2L)+tan(sin―1(NA))}
【0014】
数1を満たす構造とすることで、前記光ビームが前記光ビーム拡大部分内で拡がるときのケラレを確実に防ぐことができる。
【0015】
[4] 本発明のコリメータは、上記[1]乃至[3]のいずれかに記載の先球光ファイバを用いることを特徴とする。例えば、一対の前記先球光ファイバを対向させて用いることを特徴とするコリメータである。より詳細には、上記本発明に係る光球光ファイバのいずれかを用いて、前記先球光ファイバ同士で光の出射および入射を行うか、または発光もしくは受光素子と前記先球光ファイバ間で光の伝達を行うことを特徴とする。要は、先球光ファイバにより光の伝達を高結合で行うコリメータを構成する。一方の先球光ファイバからコリメートした光(即ち平行光線化した光)を出射し、その平行光線を他方の先球光ファイバに入射させることにより、高結合のコリメータを構成することができる。 ここで、”コリメータ”という用語は、光ファイバのコア端部から出射された光が空気中で任意の向きに拡がらないように光を収束させる部材、光ファイバのコア端部から出射された光を平行光線に変換して空気中を伝播させる部材、光ファイバのコア端部から出射される光が対向する光ファイバの端面もしくはコリメータの受光面に入射される程度に光線を空気中で平行化するための部材等を含む用語として用いる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施例を説明する。ただし、これら実施例により本発明が限定されるものではない。なお、類似の部品については同じ符号で説明する。
(実施例1)
図1は本発明に適用する先球光ファイバの一実施例に係る断面模式図である。この先球光ファイバは光が伝搬するコア6とコアを囲むクラッド7を有する光ファイバ1と、光ファイバ1の端面から出た光ビーム4が拡がる光ビーム拡大部分2と、拡大した光ビーム4が到達し曲げられて空気中に出射する先球状部分3から構成されている。光ファイバ1、光ビーム拡大部分2、および先球状部分3は軸対称の形状であり、対称軸は光ファイバ1の光軸8である。光ビーム拡大部分2は円筒形状ではなく、先球状部分3に向かって拡がった形状となっている。拡がった形状の母線9と光軸8とがなす角をθとする。以後θを光ビーム拡大部分2の拡がり角度と呼ぶ。
【0017】
光ビーム拡大部分2の中で光ファイバ端面から出射した光ビーム4がケラれない条件について、詳細に説明する。光ファイバの開口数をNA、光ファイバ1のコア直径をD1、光ビーム拡大部分2が光ファイバ1と接続する箇所5の径をD2、光ビーム拡大部分2の長さをLとする。光ファイバ端面から出射した光ビーム4が光ビーム拡大部2の中で角度sin−1(NA)で拡がっているとすると、光ビーム拡大部分2でケラレないためには、光ビーム拡大部分2の拡がり角度θは数1を満たす必要がある。
【0018】
数1を満たす光ビーム拡大部分2の拡がり角度の下限値θminを計算した結果を図2のグラフに示す。光ファイバ1のコア径D1と、光ビーム拡大部分2が光ファイバ1と接続する箇所5の径D2との差で規格化した光ビーム拡大部分2の長さ2L/(D2−D1)を横軸にとり、光ファイバ1の開口数NAをパラメータに計算を行った。光ファイバ1の開口数NAが小さく、光ビーム拡大部分2の長さLが短い場合、光ビーム拡大部分2の拡がり角度がゼロであっても、拡がる光ビーム4がケラレることはない。すなわちこの場合、光ビーム拡大部分2は円筒形でよい。しかし、光ファイバのNAが大きくなると、光ビーム拡大部分2はある角度で先球部分に向かって拡がっている必要がある。また、光ビーム拡大部分2の長さLが長い場合も同様である。光ファイバ1のNAが大きいほど、また光ビーム拡大部分2の長さLが長いほど、数1を満たす光ビーム拡大部分2の拡がり角度の下限値θminは大きくなる。
【0019】
放電溶融方式によって、光ファイバ先端を先球化できることが知られている。放電溶融方式は、高電圧をかけた電極間に発生する高温の放電プラズマのなかに、光ファイバ先端を挿入して溶融させ、表面張力により先球部を形成させるものである。
【0020】
本発明の実施の一例として、放電溶融方式によって先球光ファイバを作製した。外径125μmでコア径9.3μmのシングルモード光ファイバの先端に、外径125μmでコア径50μmの光ファイバを接続し、コア径50μm光ファイバを所定の長さで切断した。シングルモード光ファイバとコア径50μm光ファイバの接続は市販の融着接続機を用いて実施することができる。コア径50μm光ファイバを接続したシングルモード光ファイバの先端を、放電プラズマの中に挿入して先球化した。その側面写真を図3に示す。先球状部分3および光ビーム拡大部分2はコア径50μm光ファイバを溶融して形成される。先球状部3の曲率半径Rは252μm、光ビーム拡大部分2の長さLは258μmであり、光ビーム拡大部分2の拡がり角度θは25.4°であった。
【0021】
拡大する光ビーム4はコア径50μm光ファイバのコアでケラレてしまうために、光ビーム拡大部分2が光ファイバ1と接続する箇所5の径D2を50μmとして計算する必要がある。シングルモード光ファイバのNAは0.13であるから、この場合の光ビーム拡大部分2の拡がり角度の下限値θminは2.8°となり、拡大する光ビームがケラレることはない。よって高結合のコリメータとして使用することができる。また反射減衰量を小さくすることができた。
【0022】
光ファイバ1として、シングルモード光ファイバの代わりに高NAのマルチモード光ファイバを用いることができる。図3の同形状の先球状部分3と光ビーム拡大部分2をコア径9.3μmのマルチモード光ファイバに接続するとすると、そのNAは最大0.58まで許される。
【0023】
(実施例2)
より高いNAのマルチモード光ファイバの先端に、より長い光ビーム拡大部分2を接続するためには、光ビーム拡大部分の拡がり角θを大きくするか、光ビーム拡大部分2が光ファイバ1と接続する箇所5の径D2を大きくする事が必要である。
【0024】
光ビーム拡大部分の拡がり角θは放電プラズマの強度によって制御できる。放電プラズマの強度が大きい場合、放電プラズマが大きくなり、光ビーム拡大部分2も加熱されるので、光ビーム拡大部2分の拡がり角θは大きくなる。逆に放電プラズマの強度が小さい場合、放電プラズマが小さくなり、光ファイバの先端だけが局所的に加熱されるので、光ビーム拡大部分2は加熱されず、光ビーム拡大部分2の拡がり角θは小さくなる。
【0025】
光ビーム拡大部分2が光ファイバ1と接続する箇所5の径D2を大きくするには、外径とコア径がより大きい光ファイバを用いればよい。コア径の大きい光ファイバにはコアの無い光ファイバも含まれる。コアの無い光ファイバを放電溶融して先球状部分3と光ビーム拡大部分2を形成する場合、光ビーム拡大部分2が光ファイバ1と接続する箇所5の径D2は、コアの無い光ファイバの外径となる。
【0026】
外径125μmでコア径9.3μmのシングルモード光ファイバの先端に、外径250μmでコアの無い光ファイバ接続し、コア径50μm光ファイバを所定の長さで切断した。シングルモード光ファイバと外径250μmでコアの無い光ファイバとの接続は実施例1と同様に市販の融着接続機を用いて実施することができる。コアの無い光ファイバを接続したシングルモード光ファイバの先端を、放電プラズマの中に挿入して先球化した。その側面写真を図4に示す。先球状部分3および光ビーム拡大部分2は外径250μmでコアの無い光ファイバを溶融して形成される。先球状部分3の曲率半径Rは241μm、光ビーム拡大部分2の長さLは306μmであり、光ビーム拡大部分2の拡がり角度θは20.5°であった。
【0027】
光ビーム拡大部分2が光ファイバ1と接続する箇所5の径D2を250μmとして計算すると、この場合の光ビーム拡大部分2の拡がり角度の下限値θminはゼロとなり、拡大する光ビーム4がケラレることはない。よってこの構成でも実施例1と同様に高結合のコリメータとして使用することができる。また反射減衰量も小さく抑えることができた。
【0028】
光ファイバ1として、シングルモード光ファイバの代わりにコア径が9.3μmで高NAのマルチモード光ファイバを用いる場合、NAの上限値はなく、どのようなNAの光ファイバも用いることができる。この場合も同様に高結合、低反射であった。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、先球光ファイバを構成する、光ファイバの開口数、コア径、光ファイバの端面と接続する光ビーム拡大部分の一端の径、光ビーム拡大部分の長さ、光ビーム拡大部分の拡がった形状の母線と光ファイバの光軸とのなす角を規定することによって、光ビームが光ビーム拡大部分内で拡がるときのケラレを確実に防ぐことができる。その結果、先球光ファイバを高効率・低反射のコリメータとして使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の先球光ファイバの断面模式図である。
【図2】本発明の光ビーム拡大部分の形状に対する条件を説明するグラフである。
【図3】本発明の一実施例の先球光ファイバの側面写真である。
【図4】本発明の一実施例の先球光ファイバの側面写真である。
【図5】従来の先球光ファイバを説明するための断面模式図である。
【図6】従来の先球光ファイバを説明するための断面模式図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ、
2 光ビーム拡大部分、
3 先球状部分、
4 光ビーム、
5 光ビーム拡大部分が光ファイバと接続する箇所、
6 コア、
7 クラッド、
8 光ファイバの光軸、
9 光ビーム拡大部分の母線、
10 屈折率整合剤、
11 ケラレ、

Claims (4)

  1. 光ファイバの端部に球面を有する部材を接続した先球光ファイバにおいて、前記球面を有する部材は、先球状部分と光ビーム拡大部分で構成され、前記光ビーム拡大部分は、軸対称形状で、その一端が前記光ファイバの端面と接続しており、他端が前記先球状部分と接続しており、前記先球状部分と接続する前記他端の径が前記光ファイバの端面と接続する前記一端の径よりも大きく、前記先球状部分に向かって拡がっていることを特徴とした先球光ファイバ。
  2. 前記光ファイバの端面と接続する前記光ビーム拡大部分の前記一端の径が、前記光ファイバの径よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の先球光ファイバ。
  3. 前記光ファイバの開口数NA、コア径D1、前記光ファイバの端面と接続する前記光ビーム拡大部分の前記一端の径D2、前記光ビーム拡大部分の長さLとして、前記光ビーム拡大部分の拡がった形状の母線と光ファイバの光軸とのなす角θが数1を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の先球光ファイバ。
    Figure 2004287172
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の先球光ファイバを用いることを特徴とするコリメータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013140690A1 (ja) * 2012-03-21 2013-09-26 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 測定プローブおよび生体光学測定システム

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